みなさんは日々、十分な睡眠をとれていますか?仕事や勉強、育児など、忙しい日々を送っている方が多いと思います。筆者も仕事や育児に追われてなかなか十分な睡眠をとれず、疲れがたまったまま日々をなんとかやりくりしていた時期があります。ですが、睡眠をおろそかにせず、質の高い睡眠を確保することは、日々のパフォーマンスを維持するために非常に重要です。そこで今回は、医師である筆者が実際に行っている、睡眠の質を高めるための具体的な方法を紹介していきます。睡眠の質を高めるために筆者が実践していること定時に床に就くまず大切なのは、睡眠の優先順位をあげるということ。「遅くなったからそろそろ寝ようかな」「この仕事が終わってから寝よう」などと、なんとなく床に就くような、睡眠を二の次にするのはやめておきましょう。朝7時に起きる必要があるから、睡眠時間を8時間確保するためには23時には布団に入るようにする、など睡眠時間が確保できるようなタイムスケジュールを作るようにしましょう。人の体内時計、すなわち生体リズムは一定の周期で動いています。このリズムを整えるためにも、毎日同じ時間に床につくことが重要です。筆者は毎晩、0時30分には布団に入るようにしています。これにより、体が睡眠モードに切り替えやすくなり、寝付きが良くなっていると感じています。スクリーンタイムの削減スマートフォンやパソコンの画面から発せられるブルーライトには、脳を覚醒させる作用があるとされます。そのため筆者は、就寝前の1時間はデジタルデバイスの使用を避けています。また、日が暮れたあとは部屋の照明を電球色に切り替える、TV・PCモニター・スマートフォンはブルーライトカットモードを活用するなどしています。これにより、脳がリラックスし、スムーズに眠りにつきやすくなるでしょう。リラクゼーションの時間を設ける就寝前には、リラクゼーションの時間を設けることもおすすめです。筆者はアロマテラピーを活用し、ラベンダーやカモミールの香りでリラックスすることが多いです。また、深呼吸や瞑想を行うこともあります。睡眠の質を損ねる習慣とその改善カフェインの摂取を控える以前は夜遅くまで仕事をするために、眠気覚ましにコーヒーを飲んだり栄養ドリンクを飲んだりして無理に覚醒させて仕事をすることもありました。ですが現在は、自律神経を整えて日々のパフォーマンスをあげるために、夜寝る前のカフェイン摂取は避けるようにしています。コーヒーや栄養ドリンクの代わりに、ノンカフェインのハーブティーを飲むことも。カモミールなどのハーブがおすすめです。運動のタイミングを見直す運動は健康に良い影響を与えますが、就寝前に行うと興奮状態が続き、寝付きにくくなることがあります。そのため筆者は、午前中もしくは午後早めの時間帯に運動を行うようにしています。日中に運動をすると、心地よい疲れにより、夜間もスムーズに入眠しやすくなったと感じています。寝る前しか時間がないという人は、ヨガなどの副交感神経が優位になるとされる運動を選ぶといいと思います。おわりに日々の健康管理のためには、良質な睡眠習慣を身につけることが非常に重要です。小さな生活習慣の見直しや改善を積み重ねることで、睡眠の質は確実に向上します。ぜひ、皆さんも質の高い睡眠を目指してみてくださいね。©naka/Adobe Stock ©Damir Khabirov/Adobe Stock筆者情報ママ女医ちえこ(産婦人科医)産婦人科専門医であり、プライベートでは4人の子どもを育てる母。2020年からはYouTuberとしても活躍し、性教育としての医学情報や健康情報を中心に、女性が自分の体について考えるきっかけになる専門性を生かした情報を発信。現在のチャンネル登録者数は15万人を超える。著書に『子宮にいいこと大全 産婦人科医が教える、オトナ女子のセルフケア』(KADOKAWA)、『医師がすすめる エビデンスベースの「体にいい」食習慣』(クロスメディア・パブリッシング(インプレス))がある。YouTube:女医ちえこ産婦人科専門医/ママ女医ちえこ
2024年04月28日睡眠不足を感じたり、日中に眠気が起こったりしたことはありませんか?質のいい睡眠は、私たちの心と体の健康を維持するために重要とされています。そして、睡眠の質を上げるうえで大切な要素の一つが、食生活の見直しです。そこで今回は管理栄養士の筆者が、睡眠の質を左右する晩ご飯の摂り方について解説します。睡眠不足はなぜよくないのか日本人は、世界の中でも睡眠時間が短いと言われています。慢性的な睡眠不足は、眠気による注意力や判断力の低下による作業効率の低下をまねき、思わぬ事故につながる可能性も。また、睡眠不足は肥満の要因にもなり、高血圧や糖尿病などの生活習慣病リスクも増加するとされているのです(※1)。睡眠は時間だけでなく質も大切であり、睡眠の問題を抱えていると精神にも影響を及ぼします。睡眠の質を上げ睡眠時間を確保することは、心と体の健康を維持し、生活の質を高めるために重要といえるでしょう。睡眠の質を下げる「NG晩ご飯習慣」寝る直前に食べる寝る直前に夕食を摂ると、寝ている間にも消化活動が行われ睡眠を妨げてしまいます。そのため、夕食はできるだけ寝る3時間前までに済ませられるとよいでしょう。また、夜遅くの食事で摂ったエネルギーは消費されにくいため体脂肪として蓄積されやすく、太りやすいとも言われています。夕食を食べすぎないように気を付けましょう(※2)。脂質が多い食事揚げ物や脂身の多い肉料理など、脂質が多い食事は消化に時間がかかり、睡眠の質を下げやすいと言われています。特に夕食の時間が遅くなる場合は、できる限り脂肪分が少なく、消化にいい食事を心がけましょう。うどん・白身魚・鮭・鶏むね肉・ささみ・繊維の少ない野菜などがおすすめ。また、よく噛んで食べることは消化をよくし、食べすぎ防止にもつながりますよ。カフェインが入った飲み物コーヒーや紅茶、緑茶やチョコレートなどに含まれているカフェインには覚醒作用があります。寝る前の3~4時間以内にカフェインを摂取すると、寝つきが悪くなったり、睡眠を浅くしたりする可能性があるため、控えたほうがよいでしょう。カフェインには利尿作用もあり、夜中に尿意で目覚めやすくもなります(※3)。また、昼寝は午後の眠気を解消しやすくし、昼寝の前にカフェインを摂取すると目覚めがすっきりしやすいと言われています。昼寝は15分程度で十分とされているため(※4)、カフェイン入りの飲み物を飲む習慣がある人は、夕方までに摂るといいでしょう。アルコールを毎晩飲む「飲まないと眠れない」と、毎晩のようにアルコールを飲む習慣がある人は要注意。アルコールは寝付きをよくすることもありますが、睡眠の質は下がってしまいます。アルコールを飲む場合の適量は、1日平均純アルコールで約20gまでが推奨されています(※5)。また、女性は男性に比べて一般的にアルコール分解速度が遅いため、男性よりも少ない量が適当と考えられています。アルコールを飲まないと眠れないという人は、日中に体を動かしたり規則正しい生活を心がけたりと、日ごろの生活習慣を見直してみましょう。どうしても改善されなければ睡眠の専門医への相談も検討してみてください。質のいい睡眠で生活の質を上げましょう睡眠の質を向上させるためには、適度な運動や規則正しい生活習慣を心がけることに加え、晩ご飯の内容を見直すことも重要です。夜遅くの食事やカフェイン・アルコールの摂取を避け、消化にいい食事を取り入れることで、質のいい睡眠につながります。日々の食事選びが健康的な睡眠習慣の基盤となりますので、今回お伝えしたような適切な食事を心がけてみてくださいね。【参考】※1 厚生労働省.e-ヘルスネット 睡眠と生活習慣病との深い関係※2 農林水産省.夜遅く食事をとるときは※3 厚生労働省健康局.健康づくりのための睡眠指針2014※4 厚生労働省.e-ヘルスネット 快眠と生活習慣※5 厚生労働省.アルコール©dodotone/Adobe Stock ©japolia/Adobe Stock筆者情報寺内麻美管理栄養士を取得後、病院での給食や栄養管理、クリニックで生活習慣病予防のための食事指導に携わる。現在はダイエットサポートやレシピ制作、根拠のあるデータをもとに食や健康コラムの執筆などを行なっている。文/管理栄養士・寺内麻美
2024年04月25日私が閉経したのは50歳のとき、その数年前から睡眠がちゃんと取れていないと思う日が増えてきました。寝付きは良いのですが、早朝に目が覚めてしまうのです。私は夫の仕事の都合で朝5時には起床しますが、ひどいときには目覚まし時計が鳴る1時間以上前から目が覚めるようになってしまいました。私が睡眠の悩み解消のためにおこなった生活習慣の見直しとその結果を紹介します。50歳前からしっかり睡眠が取れないように年齢とともに睡眠の質が下がり、睡眠時間も徐々に短くなると思っていました。ですが、同年代の友人に尋ねても、皆「そんなことはない」と言うばかり。たしかに50歳前から、睡眠が取れなくなるというのは私にとっても考えにくく、どこか自分はおかしいのではないかとまで考えるようになりました。昼間は眠くてたまらず、昼寝をする回数も増えていきました。諦めて早朝から起き出すと、今度は疲労が激しくなり、困った毎日が続きました。更年期の悩みにはさまざまな種類があるため、自分の症状が当てはまるのかがわからず、睡眠の悩みが更年期と結び付きませんでした。私が相談したのは同年代の友人だけ。母親や周りの年上の女性たちにちゃんと話を聞いておけば、もっと早く悩みが軽くなったかもしれないと残念に思っています。更年期と睡眠の関係について知り…当時、自分が更年期に突入しているのかどうかわからなかったため、閉経の前に婦人科で診察を受けました。そのとき医師にすでに更年期に入っていること、もうすぐ閉経を迎えることを教えてもらいました。いろいろな不調は出て来るけれど、自分で我慢ができるならそれほど心配はしなくても良いと言ってもらいました。自分の体の状態をわかっていると、睡眠の悩みについても心配し過ぎずに済みました。更年期に起こることに対して、前向きに対処できるようになったようです。そして、睡眠の悩みが更年期と関係あるのではないかと考えるようになったのは、閉経してから5年目のこと。だんだんとその悩みが気にならなくなってきたからです。ネットで調べてみると、女性ホルモンは睡眠中枢と大きな関係があり、更年期で女性ホルモンが減ることで、睡眠に影響が出る人もいるということがわかりました。これがわかったことで自分は異常ではない、ちょっと更年期で睡眠のリズムが乱れただけなんだと前向きに考えることができるようになりました。3つの対処法で睡眠が改善私が睡眠の悩み解消のためにおこなったことは3つありました。1つ目は、生活習慣の見直しです。まず、昼寝の習慣を見直しました。早朝から目が覚めてしまう私にとって昼寝は大切でしたが、寝付いたところに玄関でチャイムが鳴ったりして、昼寝ができないことがストレスになることもありました。そのため、昼寝は諦めて就寝時間を1時間早くして、起床時間もその分早めることにしました。結果として全体の睡眠時間は同じでも、夜早い時間に眠れていると、体の負担がかなり軽減されていると実感できました。 2つ目は、お酒を飲む日を減らしたことです。私はお酒を飲むと夜中にトイレに起きることもあったため、1週間の半分はお酒を飲まないようにしました。お酒を飲まないと眠れないと思っていましたが、実際は飲まないほうが翌朝にスッキリと起きられ、睡眠の質が良くなったように感じました。 3つ目は、寝る前の腹式呼吸です。寝る前におこなうとリラックスできると知人に勧められて始めましたが、本当にその通りでした。腹式呼吸をしていると呼吸することに集中するので、眠れるかどうかをあまり気にしなくなりました。結果的にそれが睡眠によかったのだと思います。まとめ私の周りでは年上の女性たちが集まると、更年期の悩みや睡眠の悩みについての話をしていました。よく聞いておけば、自分の更年期の悩みに対する知識がもっと早く得られたのにと今も残念です。 ただ私も生活習慣を見直すことや夜寝る前の腹式呼吸で、薬に頼ることもなく無事に生活ができています。地味で小さなことですが、毎日の生活は小さな積み重ねで良くできると実感しています。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。著者/ゆみこ(55歳)20年以上専業主婦をしており、成人した娘が2人。5年ほど前から、体のお悩みがいろいろと出て来るようになったが、自分なりにうまくやり過ごしている。
2024年04月16日若いころ母親に「今日も朝4時ごろに目が覚めて、眠れなくてつらい」と、私が朝出社する前によく聞かされていました。加齢とともに目覚まし時計をセットしておいても、その前に目が覚めてしまうという話も聞いたことがあります。ちょうど当時の母親と同じような年になった私が、毎朝4時前に目が覚めて眠れなくなり、早朝覚醒で心も体も苦しんだ体験談をお伝えします。気持ち良い目覚め?でも何か違うかも異変に気付いたのは5月の初旬から。最初はカーテンの隙間の朝日で早く目が覚めたのだろうと思っていました。ゴールデンウイークだし、出かけるには朝早いほうが気持ち良いよね! 1日を有効に使える! と最初は前向きに考えていた私。しかし気が付けば、毎日4時か4時半に目が覚めてしまい、それまでは6時までぐっすり眠っていたので、何かおかしいと思い始めました。朝、目が覚めて時計を必ず見るのですが、毎日針が4時台を指していることに不安になり、時計を見ることすら怖くなりました。朝起きそうになると今起きたら何時だろう、また今日も4時かな?と夢の中で自問自答している自分がいて、精神的に不安定になっていきました。これが早朝覚醒の始まりでした。睡眠不足を抱えたすさんだ生活今までは23時から23時半ごろに就寝して、朝6時ごろまでに起きる7時間弱の睡眠時間で、普通の人より多いくらいだったかもしれません。 それが1日5時間になり、とてもつらい日々でした。 何をしていても眠い。家事がだるい、常に横になってしまう。 友だちとランチの約束なんてもってのほかで、引きこもりの毎日。とにかく寝たい、寝たい、そのことばかり考えてしまい昼寝をしようとしても、たくさん寝すぎたらまた明日の朝4時に起きてしまうのではないかと思い、昼寝もできない状態になってしまいました。 夜寝るときも眠いのに翌日を考えると怖くて、すぐには眠れず、さまざまな要因が重なってさらにエスカレートして3時半に目が覚めてしまうことも。私は精神的にふさぎ込んでいてしまい、今思うとうつっぽくなっていたと思います。 夫に相談しても、「俺もそういうときあるよ!」と言うだけで、しょせんはひとごとのようでした。夫は私が4時に起きてしまうことも知らないはずです。 病院に行こうとも思いましたが、眠くて外出する気にもならず。 ただネットで何か良くなる方法はないかと必死で探していました。苦しい…どうしたらいいの?自分なりに調べた結果、行動的なアプローチとして、朝の太陽を浴びると体内時計がリセットするということを目にしたので、まずはどんなに短くてもお日様の光を浴びることをしました。朝、ごみを出すときにゆっくり時間をかけて歩いたり、ベランダに出てお日様を浴びたりしました。自律神経を整えるヨガもYouTubeでおこなってみました。精神的なアプローチとしては、人と比べないことを心がけました。友だちはイキイキしている、でも今の私はダメダメ、眠れなくて、怖くて、どこにも行けないダメな私という考え方をやめました。また完璧主義もやめ、家事の手を抜いたり、買い物も家族にお願いしたりしました。一番難しかったのは、早く起きてしまうことについてあまり気にしないようにすること。自分にたっぷりやさしくしました。その結果、少しずつ起床時間に変化が出てきました。4時が4時半、4時半が5時へ。少しずつ気持ちがラクになりました。5時半に起きたときに一度散歩に出かけてみました。コンビニに行くと、仕事のためにお弁当を買う人がたくさんいて、私だけが早起きではない、この時間に起きることはもう早朝覚醒ではないと気が付きました。まとめ約2カ月付き合った早朝覚醒。正直長かったです。眠ることは日々の生活にとってとても大切なことで、乱れると心にも体にも影響を与えるということに気が付きました。そして今の生活、頑張り過ぎてないか、ストレスをためていないか、自分とも向き合う良いきっかけにもなりました。まだ時々早く目が覚めてしまうときもあります。そんなときは、あまり気にし過ぎず、乗り越えたときの方法を繰り返し続けています。若いころ、母が私にこぼしていた悩みって、このことだったのだなと今になって思い出しました。でも私は一度よくなったのだから、もう大丈夫!と信じて、今後も早朝覚醒と向き合っていきます。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/SK(52歳)大学4年生の娘と大学2年生の息子を持つ母。毎日2km歩いて体の健康を維持しています。お年ごろの子どもたちの恋バナを聞いて心は若く! 年齢には逆らえませんが、心豊かで味わいある人間になることがモットー。
2024年03月20日近隣住民のせいで精神的不安があり、気になることがあると眠りが浅くなり夜中に起きたり、朝早く起きてしまったりします。安眠するために私が取り入れているのは瞑想で、YouTube動画を見始めてから、眠りが深くなったように感じています。眠りについての体験談をお話しします。「瞑想動画」に出合ったきっかけ気持ちが落ち着かないとどうしても眠りが浅くなり、夜中に起きたり、逆に朝早く起きてしまったりして悩んでいます。きっかけとしては厚かましい隣人がいることだとはっきりわかっていますが、相手の性格を変えることはできないため自分でなんとか落としどころを見つけないといけません。自分の不眠が病気なのかどうかは診断してもらっていないためわからないものの、夜中に起きてそのまま眠れないと目が腫れぼったく感じて気分的にすっきりしないのはたしかで、お昼に急に眠くなったりします。そのため、背中を温めてみたり、マッサージに行ってみたり、日々、努力しています。そんなときに知ったのが瞑想動画で、YouTubeのおすすめ動画にあるのを見つけて、なんとなく見てみました。瞑想とは心を鎮めて無心になること、リラックスすることとインターネットに書かれていて、集中力を高めるのにも良いらしいとのこと。ただ最初は、瞑想動画に「寝る前」や「考え過ぎているときの瞑想」の文字が見え、私が悩んでいる不眠に効果があるのではないかと思ったので取り入れてみました。お気に入りのチャンネルではいくつもの瞑想動画があります。動画によって長さが違い、「今日は簡単に10分の動画を見よう」、「今日はモヤモヤ感があるから30分の瞑想をしよう」といったように、日によって動画の長さや内容を選べます。好きな瞑想動画を見ると眠ってしまう不思議私が好きな瞑想の動画は、「ボディスキャン瞑想」と「コンパッション瞑想」の2つ。どちらも女性のナレーションが流れています。特に好きなのは「ボディスキャン瞑想」の動画で、ストレッチ後に布団に入ってできる睡眠導入の瞑想です。目を閉じながらゆっくりとした呼吸をするように言われ、ナレーションに従いながら深く呼吸をしているだけでリラックス効果があるような気がします。ボディスキャン瞑想とは、体の部位に集中して瞑想をおこなうことで、右手なら右手に意識を向け、次に右足、次に左手といったように順番に意識を向け、集中力を高めるもの。また、コンパッション瞑想とは、動画の声に耳を傾けることで自分が頑張っていることを認めて自己肯定感を高めるための瞑想です。布団の中で目を閉じながら呼吸をしていると、それだけで眠くなってきて、この瞑想の途中で眠ってしまったこともあります。「コンパッション瞑想」の動画では、ストレッチができるもので、肩凝りや首凝りなどがある私は、寝る前に筋肉をほぐすことができて、「ととのう」気分がします。どちらの動画も鼻からたっぷり息を吸い込むこと、口から息を吐くことを重視していて、呼吸法を基本としたリラックス法なのかと思いますが、穏やかな女性の声が落ち着き、肩のこわばりも緩ませることができます。動画で呼吸法を学ぶ瞑想動画を見て途中で自然に眠ってしまったことに驚きました。その後、瞑想動画をいくつか流して、使い分けをしています。例えば、「考え過ぎているときの瞑想」があるのですが、ここで教えてくれるのは「478呼吸法」で自律神経を整えていく内容です。これは4秒間かけて鼻から息を吸い、次に7秒間かけて息を止める、そして、8秒間かけて口から息を吐く方法。女性の声で最初は数をカウントしてくれ、その声に合わせて体の中の息を吐ききることに集中でき、そのとおりにしていくだけでモヤモヤ感が消えていきます。この「478呼吸法」ですが、腹式呼吸ができ、リラックス効果があること、不安感を軽くすることができる呼吸法とネットに書かれていました。最初はこの呼吸法で息を止めているのができないと思ったのですが、次第に慣れていきます。動画を見る前は「478呼吸法」を知らなかったのですが、動画で知り、日常でも取り入れるようになりました。朝の瞑想動画もあるのですが、朝よりも夜のほうがほういろいろなことを考えてモヤモヤしていることが多く、夜の時間にリセットできないと不眠につながるような気がして、寝る前に時間を取ってYouTube動画で瞑想の時間を取るようにしています。まとめ人間関係のトラブルなのか、原因ははっきりしましせんが、眠りが浅いのはたしか。「眠れないことによるストレス」を感じてしまっていましたが、瞑想動画を見始めてからは、意識的に肩の力を抜くことができるようになり、前と比較して眠れるようになりました。瞑想動画を見ることで呼吸法を学べて、40分の長めの瞑想動画を見ていると途中で知らないうちに寝てしまっていることもあり、私としては不眠対策として効果抜群でした。これからも動画を見る習慣をつけていき、安眠できるようになりたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/Kumiko3(43歳)夫と小学生2人の4人家族。Webライター。子育てしながらの仕事は想像以上に大変。アラサーよりも疲れやすく、美容院では肩凝りを指摘され、夕方にはエネルギー切れ。白髪も生えてきて、毎日イライラするのはもしかして更年期!?それでも身だしなみは整えて、目指せナチュラル若見えキラキラ美人!
2024年02月03日眠れない。夜中に目が覚める。眠っても疲れがとれない…。睡眠にまつわる悩みにはさまざまなものがありますよね。睡眠の質をもっと高めたいと思っている人は多くいるのではないでしょうか。そこで、中医学士で漢方薬剤師の大久保愛先生が、睡眠障害を防ぐ食薬習慣と、見直すべきNG習慣を教えてくれます!睡眠の質が低下していませんか?【カラダとメンタル整えます愛先生の今週食べるとよい食材!】vol. 251疲れているのに眠れない、寝ようと思って布団に入っても眠れない、たくさん寝たのに疲れが取れていない、朝起きると疲れているなどの睡眠に関する悩みを抱える人は多いのではないでしょうか。睡眠は、疲れた体を癒すだけではなく、細胞の修復や記憶の整理など体全体のメンテナンスとしての機能も兼ね揃えています。寝なくても十分元気だから、夜しか自由な時間が作れないから…などと理由をつけ、寝る間を惜しんで日々生活しているという人もいらっしゃると思います。ですが、タイパよく、そして、いつまでも若々しくいるためには、どうしても睡眠の質を落とさないようにする習慣が必要となります。最近では、ウェアラブルデバイスなどで睡眠のスコアを一定に保つように管理している人も増えてきていますよね。睡眠の重要性は年々広く浸透してきている印象です。ということで、今週は忙しかったり、ストレスが多かったりすると疎かにしてしまいがちな睡眠障害の対策となる食薬習慣を紹介していきます。今週は、睡眠障害の対策となる食薬習慣朝スッキリしていますか?寝ていただけなのに朝起きると肩が凝っていたり、疲れてはいませんか?『あー疲れた!』が口癖になっていたり、午前中はやる気がなく仕事の効率が悪かったり、楽しみたいときに気分が乗らなかったりと様々なジレンマに悩まされることがあるかもしれません。漢方医学では、睡眠の質を向上するためには、自律神経を整えるために役立つ『血』を補うことが必要で、そのためには、食べているものの内容も大切ですが、消化吸収能力を表す『脾』の働きが整っていることも大事だと考えます。そして、睡眠の質が向上すると『気』は充実し、『腎』の働きが強化され、老化防止や持久力の保持に役立つと考えられています。ということで、今週は『血』を補い、『脾』の働きを助ける食薬を取り入れていきましょう。今週食べると良い食薬は【イカのみぞれ煮】です。NG習慣は、新しい情報が次々と頭を巡り、睡眠を妨げる【寝る前のスマホ】です。食薬ごはん【イカのみぞれ煮】夕食には、イカや海老、ホタテ、カニなどに多く含まれている“グリシン”の摂取を心がけると『補血』につながり、体内時計が整いやすいといわれています。そして、魚介類と一緒に消化を促す大根おろしなどを夕食に一緒に食べることで『脾気』を補いましょう。また、朝食には、必須アミノ酸を摂取できるように玉子や納豆、肉などをとりいれ、睡眠に必要なセロトニンやメラトニンの材料を取り入れることも有効とされています。<材料>イカ1/2はい(一口大)大根5㎝(皮ごとすりおろす)人参1/3本(一口大)ニンニク1片(スライス)水200ml醤油小さじ2みりん小さじ1<作り方>人参、イカ、ニンニクと調味料を柔らかくなるまで煮込む。大根おろしと和えたら完成。NG行動【寝る前のスマホ】寝る前にスマホを見ていると、たくさんの情報や刺激的な情報が次々と目に入り、脳が興奮してしまうことで睡眠の質を阻害してしまうことがあります。寝る時間が近づくにつれて、なるべく部屋の明かりは暖色系のリラックスできる明かりにして、スマホを見る場合には、ブルーライトカット設定にしたり、癒し系の動画などリラックスできるものを選択するようにした方がよいでしょう。睡眠は単純に体を休めることだけではなく、生活習慣病や精神疾患、心疾患、肥満など様々なことへの予防として欠かせないものです。不調を感じるときには、睡眠の質に影響するものを一つずつ改善していくことも大切ですね。そのほかにも心と体を強くするレシピは、『不調がどんどん消えてゆく食薬ごはん便利帖』(世界文化社)で紹介しています。もっと詳しく知りたい方はぜひご覧ください。※食薬とは…『食薬』は、『漢方×腸活×栄養学×遺伝子』という古代と近代の予防医学が融合して出来た古くて新しい理論。経験則から成り立つ漢方医学は、現代の大きく変わる環境や学術レベルの向上など現代の経験も融合し進化し続ける必要があります。近年急成長する予防医学の分野は漢方医学と非常に親和性が高く、漢方医学の発展に大きく寄与します。漢方医学の良いところは、効果的だけどエビデンスに欠ける部分の可能性も完全否定せずに受け継がれているところです。ですが、古代とは違い現代ではさまざまな研究が進み明らかになっていることが増えています。『点』としてわかってきていることを『線』とするのが漢方医学だと考えることができます。そうすることで、より具体的な健康管理のためのアドバイスができるようになります。とくに日々選択肢が生じる食事としてアウトプットすることに特化したのが『食薬』です。Information<筆者情報>大久保 愛 先生漢方薬剤師、国際中医師。アイカ製薬株式会社代表取締役。秋田で薬草を採りながら育ち、漢方や薬膳に興味を持つ。薬剤師になり、北京中医薬大学で漢方・薬膳・美容を学び、日本人初の国際中医美容師を取得。漢方薬局、調剤薬局、エステなどの経営を経て、未病を治す専門家として活躍。年間2000人以上の漢方相談に応えてきた実績をもとにAIを活用したオンライン漢方・食薬相談システム『クラウドサロン®』の開発運営や『食薬アドバイザー』資格養成、食薬を手軽に楽しめる「あいかこまち®」シリーズの展開などを行う。著書『心がバテない食薬習慣(ディスカヴァー・トゥエンティワン)』は発売1か月で7万部突破のベストセラーに。『心と体が強くなる!食薬ごはん(宝島社)』、『食薬事典(KADOKAWA)』、「食薬ごはん便利帖(世界文化社)」、「組み合わせ食薬(WAVE出版)」、「食薬スープ(PHP)」など著書多数。公式LINEアカウント@aika『1週間に一つずつ心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー)。『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』(KADOKAWA)体質改善したい人、PMS、更年期など女性特有の悩みを抱える人へ。漢方×栄養学×腸活を使った「食薬」を“五感”を刺激しつつ楽しく取り入れられる。自分の不調や基礎体温から自分の悩みを検索して、自分にあった今食べるべき食薬がわかる。55の不調解消メソッドを大公開。©shima/Adobe Stock文・大久保愛
2024年02月02日毎日睡眠時間を確保して良い睡眠を取ろうと心がけているのに、寝つきが悪くて目が覚めてしまうことが……。若いときは一度眠れば朝までぐっすりだったのに、40代後半になってからは良い睡眠が取れずに常に睡眠不足状態。すると、子どもたちに対してもイライラしてしまうし、家事・育児・仕事がうまく回らずにストレスがたまるばかり。そこで若いときからの良くない生活習慣を変えようと試行錯誤した結果をお伝えします。入眠までに1時間以上もかかる!若いときと比べて入眠までの時間がすごく伸びました。若いときはベッドに横になればすぐに眠りにつけたのに、最近では30分〜1時間、ひどいときは2〜3時間たってしまうこともあります。さらに、入眠に時間がかかるだけでなく、夜中にも何度か目が覚めてしまい、朝起きても眠った気がしません。睡眠も細切れで眠りが浅いので頭が休まらず、疲れが取れないままです。睡眠不足で日中のイライラや疲労感がひどい睡眠不足は体の不調につながるので厄介なもの。疲れが取れないのでささいなことでイライラしてしまったり、子どもや家族への対応も悪くなるので反省する毎日です。また、仕事・家事・育児と毎日やることがたくさんあると、体力がついていきません。疲れが取れない、日常がうまく回らない負のループが続き、仕事や家事でミスをしてしまうこともあります。食生活の改善や運動で気持ちの良い睡眠が!若いときから脂っこいものが好きで食生活に偏りがありました。さらに、睡眠時間も不規則で夜遅くまで起きている日もあれば早く寝る日もあり、早く起きる日もあれば遅く起きる日もありました。運動はあまり好きではなく、仕事はデスクワークなので家事で動くくらいです。若いときはこのままでも健康でいられましたが、40代後半になるとそうはいきません。私には昔からお世話になっており、何か体の悩みがあると診てもらっている婦人科の先生がいます。当時、睡眠不足による体調不良や睡眠の悩みについても相談に乗ってもらっていました。かかりつけの婦人科の先生によると、更年期の女性の体は女性ホルモンが減り、ストレスがたまりやすい状態になるそうです。体を健康に保つには気・血・水など体の乱れを整えることが大事であり、より良い生活習慣を送るのが良いと言われました。ホットヨガを始め、寝る前には温かい飲み物を摂取気・血・水を整えるというのは漢方の考え方ですが、気は生命エネルギーであり元気の源と言われています。先生によると、気が乱れると肌のたるみや疲れやすさが増し、気を整えるには消化の良い食事と睡眠が大事だそうです。血は体中に栄養を届ける働きがあり、流れが悪いとイライラしやすくなります。そのため、体を温めるのが大事とのこと。水は血液以外の体液を指し、水分超過になると体のむくみや不調になるので、体の水分を整えるには運動して発汗させるのが良いそうです。私は先生に言われたとおりに、気・血・水を整えようと思い、今までのような良くない生活習慣を変えました。睡眠は決まった時間にし、食事は野菜たっぷりで消化に良くて体にやさしいバランスが良いものを取り入れました。また、血の巡りや水分バランスを整えるため、体を温めて発汗作用のあるホットヨガを始め、寝る前には温かい飲み物を飲むようにしました。これらの生活習慣改善で入眠時間が短くなり、朝まで目が覚めないなど睡眠の質が上がった気がします。まとめ睡眠の質は生活習慣に大きく関わるので、食事や運動など基本的なことから変えなければならないと思いました。若いころは何もしなくてもよく眠れましたが、アラフィフになると意識的に生活習慣を変えることが大事だとわかりました。ただ、毎日の生活で忙しいとバランスの取れた食事や運動を取り入れるのは難しいことだと思いました。しかし、朝昼晩のどれかで良いので野菜を取り入れる、週3~4回のホットヨガをおこなうなどできるところから始めてみることで疲れが取れやすくなったり、熟睡して睡眠が取れたり変化が見られました。よく眠れるようになったことでストレスが減り、日常生活にも余裕ができるようになりました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。著者/AI(46歳)大学生の長男と長女、小学生の次男を育てる母。昔から海外旅行が好きで、得意な英語を活かして家庭教師とwebライターをやってをいる。最近の悩みは次男出産から減らなくなった体重。この先も太ったままでは嫌なので、最近ホットヨガを始めた。
2024年01月11日私は毎日夜中と明け方の2度目覚めてしまう睡眠障害があります。これは更年期の症状の1つであると43歳のときに医師から告げられました。寝不足が続くと日常生活にも支障が出るので、以後5年間、改善に努めています。ですが、今までに漢方薬やサプリメント、枕の買い替えなどいろいろと試しましたが、どれもいまひとつ。そんなある日、話題となっていた「ヤクルト1000」を飲んでみることに。その結果をお伝えします。更年期の睡眠障害対策の5年間の取り組み5年前、43歳で医師から更年期と診断されました。眠れないのも更年期症状の1つと説明を受けて以来、中途覚醒による睡眠障害に今も悩んでいます。婦人科に行った5年前は起床した瞬間から二日酔いかと思うほどの頭痛とめまい、吐き気に毎日苦しんでいました。仕事が休みの日は、ほぼ寝たきり。毎朝の通勤がつらくて仕事を辞めて在宅ワークを始めました。日中猛烈な眠気が襲うので、15分から30分の細切れ睡眠を取りながら仕事をしました。医師から処方された漢方薬を3カ月服用したものの、私には合わず効果なし。その後、睡眠の質を改善するためのサプリメントを服用しましたが、そちらも私には効果がありませんでした。そこでネットや書籍で更年期や睡眠に関する情報収集をして、質の良い睡眠を取るために環境と生活を整えることを決意。温湿度計を買いエアコンを設置して部屋の温度を管理し、枕を買い換えました。起床時に朝日を浴びて自律神経を整えることも試しました。すると起床時の頭痛やめまい、吐き気は、今では月に8日ほどに減少。昨年から気功整体にも通い始め、日中も起きていられるように。週2日パートに行けるまでに改善しました。でも、夜中と明け方の中途覚醒は変わらず、万年寝不足という状況です。人気の「ヤクルト1000」の効果とは?更年期症状でよく眠れていないという話を友人にしたところ、「ヤクルト1000」をすすめられました。友人は元ヤクルトレディで、芸能人のおすすめで世間の話題になる前から、宅配で「ヤクルト1000」を飲んでいます。公式サイトによると、「ヤクルト1000」の効果はストレスの緩和と睡眠の質の向上で、「乳酸菌シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)」が含まれるので、一時的な精神的ストレスがかかる状況でのストレスを和らげ、また睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)を高める機能」があるそうです。さらに、「乳酸菌シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)」には、腸内環境を改善する機能があることが報告されているのだそうです。友人は、「ヤクルト1000」には、1mlあたり乳酸菌シロタ株が10億個含まれているので、腸活として始めたとのことでした。なぜ「ヤクルト1000」で睡眠の質が上がるのか聞いたところ、医師の意見が掲載された記事を送ってくれました。その記事によると、乳酸菌が腸に達すると、精神を安定させる作用があるセロトニンというホルモンの分泌が活性化され、そのセロトニンを材料にして睡眠のリズムなどを調節するメラトニンが作られるので、ストレス緩和や眠りの質の向上に役立つのだそうです。「ヤクルト1000」には、従来の製品と比べて高密度の乳酸菌シロタ株が含まれているため、腸に効果的に働きかけるのだろうと考察されていました。「ヤクルト1000」を飲んで2日目に感じたことは私は宅配で「ヤクルト1000」を購入することにしました。夜の入浴前に飲んで、初日は普段通り23時台に床に就きました。すると夜中の2時ごろと明け方4時ごろに目が覚めてしまい、友人から「改善が感じられなくても、最低8週間は飲み続けてね」と言われたことを思い出しました。ところが2日目の夜、夜中にふと目が覚めかけたのですがウトウトしているうちにまた眠りに就き、朝まで眠ることができたのです。目覚めの頭も体もいつもより元気だったので、「ヤクルト1000ってすごい!」と思いました。3日目も同様に、夜中に目が覚めかけても眠気が勝り、完全に目が覚めることはありませんでした。4日目はついに中途覚醒をせず、朝まで眠ることができました。ただ、その代わり4時に目覚めてしまい、睡眠時間は5時間でした。5日目も4日目同様で、私は「あと2時間眠って7時間睡眠を取りたい。6時に目覚めたい」と思いました。そこで就寝時間を1時間遅くして0時台に寝ましたが、6日目の朝も4時に目覚めてしまいました。ネットで「ヤクルト1000」の効果があった人の記事を読むと、多くの人の睡眠時間が長くなっていました。なぜ私は睡眠時間が長くならないのだろうと思いましたが、中途覚醒がなくなっただけ良しとしなければと思い直しました。まとめ「ヤクルト1000」を飲み始めて現在3週間目になります。以前は夕方に睡魔に襲われていましたが、今では夕方も起きていられるようになりました。でも睡眠時間は4時間から5時間睡眠のままです。「ヤクルト1000」を飲むと悪夢を見るといううわさがありますが、私はまだ見たことがありません。ヤクルトの公式サイトによると、悪夢はストレス改善の一因であるかもしれないということです。悪夢でストレスを解消できたら、私の睡眠時間も長くなるかもしれないと、悪夢を心待ちにしながら毎日「ヤクルト1000」を飲んでいます。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。【駒形先生からのアドバイス】「ヤクルト1000」は糖質を多く含んでいるので、飲み過ぎには注意しましょう。著者/しばこ(48歳)主婦ライター。更年期で不眠気味。毎日が不調。
2024年01月03日寒い季節は、温かい布団にくるまって眠りにつくのが楽しみでもありますよね。でも、寒さのせいで睡眠の質が低下してしまい、リラックスできるはずの睡眠によって、逆に疲労感を感じてしまうこともあります。そこで今回は、女医の筆者が実践する「冬の快眠方法」についてお話していきます。睡眠の質とは?寒さで血行が悪くなりやすい冬は、肉体的にも精神的にもパフォーマンスが落ちやすい季節と言えます。寒くなると、体から熱を逃さないようにするために無意識に力が入ってしまい、筋肉が緊張しがち。そのため寒いだけで疲れやすくなり、血行も悪くなってしまうと考えられるのです。良質な睡眠をとることができれば効率よく疲労を回復できるほか、日中のパフォーマンス向上に直結し、健康の維持にもつながるでしょう。寒い冬に起こる睡眠の問題点寒いとき、体は熱を保とうとするため、睡眠中の体温調節が難しくなります。これが、寝つきが悪くなったり、夜中に何度も目が覚めたりする原因と考えられます。また、冬は日照時間の短さが自律神経の乱れを引き起こすことも。人は光を浴びることで体内時計を調整するようにできていますが(※1)、冬は日照時間が短くなるので、朝起きて十分な日光を浴びることができない場合もあります。そのため、なるべく朝はカーテンを開けて部屋に日光をとり入れるようにしています。日中にお散歩するのもいいですね。日中にどうしてもお部屋が明るくなりにくい場合は、明るい照明を使用するなど工夫してみてください。冬の快眠のための具体的な方法適切な室温と湿度の確保寝室を温めるために暖房器具を使うと思いますが、暖房器具によって乾燥が進んでしまう場合があります。そもそも冬は乾燥しやすい季節でもあり、睡眠環境を整えるために湿度を保つことも大切です。筆者も加湿器を使用し、適切な湿度を維持するように意識しています。加湿器を使う際は、内部にカビが生えないようこまめに掃除することも大切なポイント。また、起床時に気温が低すぎると快適に目覚めるのが難しくなります。寒い日の朝に布団から出るのが辛い人は、起床時間の1時間前に暖房がつくようにタイマーを設定しておくのもいいでしょう。暖かい飲み物の活用就寝前にホットミルクやカモミールティーを飲み、体を内側から温めるのもおすすめです。温かい飲み物を飲むことで体がリラックスし、副交感神経が優位な状態に導きやすくなることも。冷えが気になる人は、生姜湯など温め作用があるものもいいですね。お酒は一時的に入眠しやすくなりますが、眠りの質を下げてしまうため避けたほうがいいでしょう。厚着を避ける冬季は手足が冷えやすくなるため、体を温めようとして厚手の布団を使ったり、厚着をしたりする人も多くいるでしょう。こうした寒さ対策は大切ですが、着込みすぎると熱がこもりやすくなり、睡眠の質の低下につながってしまうことも。また、厚着しすぎると体の動きが妨げられるため、スムーズに寝返りをうつのが難しくなることも考えられます。入眠前は、入浴で体温を温めて眠りやすいようにコンディションを整えるといいでしょう。パジャマや寝具は暖かさだけを重視するのではなく、パジャマは湿気がこもりにくい速乾性素材、寝具は吸湿性のあるものを選ぶと、寝汗をかいても不快になりにくいのでおすすめですよ。睡眠の質を高めるためのライフスタイルの工夫【日中の適度な運動】日中に適度な運動をするとほどよい疲労を感じることができ、夜の睡眠の質が向上するとされています。特に冬は寒さで血行が悪くなりやすいため、運動により血行を促進することは、疲労回復にも冷えの予防にも効果が期待できるでしょう。【リラックスタイムの確保】ストレスは睡眠の質を低下させる原因の一つと言えます。日中もストレスをためすぎないようにしつつ、寝る前にはリラックスできる時間を持つことが大切です。寝る前の時間はスマホやPC、テレビなどの強い光を避けて、音楽を聴いたり、ヨガやストレッチ、アロマ、読書などを楽しんだりと、ゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。睡眠環境の最適化【寝具をより快適にする工夫】冷えにくいようにするためには、寝る前に寝具を温めておくのもいいですね。布団乾燥機や湯たんぽ、電気毛布などを使って、布団に入る20~30分前から温めておくようにしています。布団乾燥機を使用すると、布団が暖まる上に湿気がとび、睡眠中の湿気をよく吸ってくれるなどのメリットもあり、おすすめですよ。ただし、一晩中暖房器具を使用すると必要以上に熱くなってしまうことがあるため、入眠時だけ使用するなど、気温に合わせて調整してみてください。適切な光環境冬に限らず、睡眠時にはできる限り目に届く光を遮断するといいですね。遮光カーテンやアイマスクなどを活用して就寝前は暗い環境を作り、体内時計を調整しましょう。おわりに寒い冬も、これらの方法を取り入れることで質の高い睡眠が目指せるはず。日々の疲れをとるためにも快適な睡眠環境を整えて、健康的なライフスタイルを心がけましょう。【参考】※1 厚生労働省.e-ヘルスネット 体内時計©edward_indy/Adobe Stock ©buritora/Adobe Stock ©lielos/Adobe Stock筆者情報ママ女医ちえこ(産婦人科医)産婦人科専門医であり、プライベートでは4人の子どもを育てる母。2020年からはYouTuberとしても活躍し、性教育としての医学情報や健康情報を中心に、女性が自分の体について考えるきっかけになる専門性を生かした情報を発信。現在のチャンネル登録者数は15万人を超える。著書に『子宮にいいこと大全 産婦人科医が教える、オトナ女子のセルフケア』(KADOKAWA)、『医師がすすめる エビデンスベースの「体にいい」食習慣』(クロスメディア・パブリッシング(インプレス))がある。YouTube:女医ちえこ産婦人科専門医/ママ女医ちえこ
2023年12月21日「NeNe Night」限定の香りは“サクラ”“美しい髪は、良い睡眠から”をコンセプトに、睡眠時の摩擦や乾燥ダメージに着目した「スリープテック美容」を提案するヘアケアブランド「NeNe Night (ネネナイト)」。そんな同ブランドより、サクラアロマの限定フレグランス「NeNe Night SAKURA(ネネ ナイトサクラ)」シリーズが2023年11月25日に発売される。ラインナップはシャンプー、トリートメント、ヘアパックがセットになった「ネネナイトスリープテックサクラトリプルセット」(税込3,080円)および「ネネナイトスリープテックサクラヘアオイル」(税込1,540円)だ。睡眠の質を高めてダメージケア「NeNe Night」は、睡眠中に髪と地肌を整える美髪成分と、心地良い香りで睡眠環境の質を高めることで、美しい髪へ導くナイトケアブランド。製品の90%が美容液成分と保湿成分というリッチな処方で、ナイト発酵リペア成分が毛髪内部に浸透してダメージを集中補修してくれる。またカンナビジオールやローズマリー葉エキスなどの保湿成分が、眠っている間の乾燥を軽減。寝ぐせを抑え、まとまりやすい髪へ導く。夜桜を想わせる幻想的な香り今回限定発売される「サクラアロマの香り」は、まるで夜桜の下にいるような甘く可憐な香り。快眠セラピスト監修の元調合された心地良い香りが、上質な睡眠をサポートする。ピンクを基調にした夜桜デザインも目を引く。(画像はプレスリリースより)【参考】※「NeNe Night」公式サイト
2023年11月28日睡眠の質が注目され、睡眠市場が拡大しています。寝具の販売を行う株式会社LIMNE(リムネ)(本社:東京都渋谷区、代表:合谷 賢幸)のマットレスの売上が前年同月比の10倍になっています。2023年11月よりマットレスの製造を日本に切り替えました。Limne(リムネ)マットレス1【日本人の5人に1人が悩んでいる】世界屈指の不眠大国の日本。5人に1人が睡眠に問題を抱えると言われています。「なかなか寝付けない」「朝早く目覚めてしまう」「なかなか起きられない」「朝起きた時に疲れが残っている」「日中何度も眠くなる」など多くの悩みがあります。睡眠の時間を簡単に増やせない中、睡眠の質が注目され睡眠市場が拡大しています。中でも睡眠の質を良くするために寝具にこだわってお金をかける人は多く、特にマットレスを買い替える人が増えています。【爆売れの理由はマシュマロの上で眠れるから】寝具の販売を行うLimne(リムネ)では、マットレスの注文が殺到し一時は生産が追い付かないほどでした。今年10月の売上は前年同月比10倍になっています。「マシュマロの上で眠る」ことを突き詰めて誕生したのが新素材Souffair(スフエアー)です。日本睡眠学会前理事の神山医師に参画していただき、二年をかけ国内素材メーカーの睡眠ラボにて開発、浮いているような脱力感のとろけてしまうような寝心地を実現しました。Limne(リムネ)マットレス3独自の3層構造は、身体の各部をしっかり支えて負担を軽減させ、柔らかいのに体が痛くなることがなく疲れません。上層のスフエアーと下の二層の体圧分散性に優れたウレタン密度と溝加工で、卵をマットレスの上で思い切り押してもつぶれないと話題になっています。またウレタンマットレスの難点である通気性に関してもトップクラスの機能品質をもっています。たまご【体験すると思わず出てしまう言葉とは】ショールームで寝心地を体験した人の第一声は決まって「ヤバ~い!」。一人でも思わず出てしまったり、連呼する方もいてすぐに違いを感じていただいているようです。ご購入者からは、「マットレス難民で今まで何個も試してきたが、やっと理想のマットレスに出会えた。」「ママ友から子供がすぐ寝ると薦められて購入した。子供がすぐ寝室に行くようになり、ベッドに顔をすりすりしながらあっという間に寝るので助かる。」との声をいただいています。これまで海外で製造していましたが2023年11月より全て日本製造に切り替えました。高品質はもちろん、安定的な調達と発注から納品に至るまでの生産や輸送にかかる時間の短縮が可能になりました。代表のコメント「以前自分が体調を崩した経験から眠りや心の休息の大切さを実感し寝具ブランドLimneを立ち上げました。とろけるような気持ちよさも、しっかり身体が休まる構造も、快適な眠りのための通気性も、毎日のための衛生も、睡眠に大切な全てを諦めないマットレスを目指しました。心も身体もとろけて癒され、幸福な睡眠を楽しんでもらえたら嬉しいです」Limne ホームページ: Limne 楽天市場店 : Amazon : 《マットレス Limne the Mattress》定価 :79,900円(税込)~サイズ:シングル97×195×22cm、セミダブル120×195×22cm、ダブル140×195×22cm重量 :シングル約12kg、セミダブル約14.3kg、ダブル約16.7kg素材 :本体=オリジナルウレタンフォーム、カバー表地=レーヨン100%カバー裏地=メッシュ生地 ポリエステル100%、ボックスシーツ=ポリエステル100%生産国:日本その他:120日間トライアルサービス・10年間保証《Limneショールーム情報》場所 : 恵比寿ガーデンプレイス所在地 : 東京都渋谷区恵比寿4-20-7恵比寿ガーデンプレイス・センタープラザ棟B1営業時間: 11:00~17:00(土日祝日のみ専任スタッフ常駐)URL : 《会社概要》会社名 : 株式会社LIMNE(代表:合谷 賢幸)本社 : 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-20-7恵比寿ガーデンプレイス・センタープラザ棟B1事業内容: 寝具の通信販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月28日私にとって睡眠は、心や体の健康に影響する大事な要素の1つ。そんな大切な睡眠がうまく取れずに悩まされるようになったのが、40歳を過ぎたころでした。看護師として不規則な生活をしていたので、多少の睡眠不足は平気でした。しかし、原因もわからず規則的な生活をしているのに寝付きが悪くなったり、熟睡した感じがなくなってしまったりすると、体にもこたえました。睡眠の悩みに対処している体験談を紹介します。40歳で急に夜眠れなくなった!私が「夜、あまりよく眠れなくなった」と感じるようになったのは40歳のころです。これまで看護師として病院に勤め、夜勤もこなしていたので、多少の睡眠リズムの変化があっても平気だったのに、ちょうど40歳を過ぎたころから急に夜の睡眠の質が下がり始めました。一番感じたのは眠りが浅く、朝起きても「よく寝た!」と感じることが少なくなったことです。熟睡したという感覚がないと日中もどこか眠気があり、仕事も思うように進まないことも多くなりました。早く眠るようにしたり、夜間にトイレで起きないよう夕方から水分をほどほどに摂取するようにしたりしても、なかなか改善できずにいたころ、ネットで「プレ更年期」についての記事を見ました。そこには「ぐっすり眠れない」こともプレ更年期の症状の1つとして書かれていたのです。そこでやっと「眠りにくかったのは、もしかしたらプレ更年期かも…….」と気付くことになりました。看護師として更年期症状の知識はあったものの、まさか自分がプレ更年期症状が出ているとは思いませんでした。ですが、40歳を過ぎて眠りにくくなったのがプレ更年期と関係しているのかもしれないとわかり、ホッとしたのを覚えています。原因を理解したら気持ちもラクに夜、なぜ深い眠りが取れなくなったのか、その原因の1つにプレ更年期に起こるホルモンの分泌の変化があるのかもしれないと気付いたら、急に気持ちがラクになったのを覚えています。更年期には女性ホルモンの増減の幅が大きくなり、それがスムーズな睡眠を促す「セロトニン 」というホルモンの増減や調整にも影響を及ぼすと言われています。私の場合も40歳になり、これまでとは異なる女性ホルモンの分泌の変化から、睡眠を促すセロトニンの分泌にも影響して、睡眠の悩みが起こりやすくなっていたのだと思うと、なんだか安心しました。原因がわかれば、あとはそれに対処するだけです。そこで私は睡眠の悩みを改善する生活の工夫に取り組み始めました。夜間眠れず苦しんだ私が実践した睡眠改善法私が実践した対処法は次のとおりです。・夕方以降カフェインを摂取しないカフェインが含まれているコーヒーや紅茶、緑茶などを午後2時以降に摂取するのをやめました。なぜならカフェインは睡眠を邪魔する成分としてよく知られており、一度カフェインをとると体の中で摂取した半分の量まで代謝されるまで4〜6時間かかると言われているからです。それ以降も体内に多少残ることを考えて、カフェインが睡眠を邪魔しないように夕方以降はとらないようにしています。すると、少なくともなかなか寝付けないということは少なくなってきました。・寝る前にスマホやパソコンを触らないスマホやパソコン画面から出るブルーライトは体内時計を狂わせてしまうことでも知られています。そのため、寝る前の1〜2時間前からスマホやパソコン画面を見ずに過ごして、頭に余計な刺激を入れないようにしています。なかなか難しいですが、これをするだけでも夜間の睡眠の質はだいぶ変わってきたと感じています。以上が、私が睡眠の悩みを改善するために試していることです。夜間の眠りも深くなり、朝の目覚めも良くなってきたと思います。まとめ夜間うまく眠れないことを経験したことで、睡眠の大切さにも気付くことができ、今では睡眠の悩みを改善する工夫をしてだいぶよく眠れるようになりました。心配なことや不安なことがあると時々よく眠れないこともありますが、眠れないことに焦ることなく、良い睡眠が取れるよう工夫を続けていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。著者/ゆき(41歳)40代に入りイライラすることが多くなったことで、プレ更年期を感じ始めた。現在は、看護師の経験をもとにプレ更年期の対処法を模索中。
2023年11月23日今だけ限定夜桜香る「NeNe Night」睡眠中の毛髪ダメージと睡眠環境に着目したナイトケアブランド「NeNe Night (ネネナイト)」より、春の夜桜をイメージした限定の香り「NeNe Night SAKURA(ネネ ナイトサクラ)」シリーズが新登場。2023年11月25日、シャンプー、トリートメント、ヘアパックがセットになった「ネネナイトスリープテックサクラトリプルセット」(税込3,080円)および「ネネナイトスリープテックサクラヘアオイル」(税込1,540円)が、全国のドラッグストアやバラエティショップなどで発売されます。眠っている間にダメージ補修「NeNe Night (ネネナイト)」は、厳選した美髪成分、ナイトCBD処方、快眠セラピストと共同開発したナイトアロマの香りで、睡眠中の摩擦ダメージから髪を守り上質な睡眠環境へ導くヘアケアブランドです。90%が美容成分と保湿成分で構成され、睡眠中に髪と地肌にうるおいを与えてダメージを補修。寝ぐせのつきにくいまとまりのある髪へ導きます。またサルフェート・パラベン・鉱物油・動物実験フリー処方で、髪にも環境にも配慮した商品です。(画像はプレスリリースより)【参考】※「NeNe Night」公式サイト
2023年11月23日更年期症状で、私が一番悩んでいるのが睡眠。毎日、夜中と明け方の2度目覚めてしまうので、朝起きたときから頭がぼんやりして、1日だるくてやる気が出ません。睡眠時間の確保や睡眠の質を上げようと試行錯誤しても効果なし。ある日、整体院で勧められるままに吸い玉(カッピング)を施術してもらったところ、5年ぶりに朝までぐっすり眠れました。私の睡眠改善についての体験談を紹介します。睡眠時間の確保と質の改善に試行錯誤私は現在48歳ですが、5年前から中途覚醒に悩んでいます。当時、医師に更年期による症状だと診断を受けて漢方薬を処方されましたが、結局改善には至りませんでした。毎日夜中と明け方に2度目覚め、その後しばらく眠れず、万年睡眠不足です。朝から眠くてだるいけれど、気力だけで動くという状態が続いていました。そこで、就寝時間を早めれば、中途覚醒を含めても夜に合計7時間は眠れるのではないかと考えました。就寝時間を1時間ずつ早めて午後8時に眠ったこともありましたが、どんなに早く床に就いても2時間後には中途覚醒してしまいました。次に眠りの質を上げようと、私が注目したのは枕です。3回枕を変えました。1回目は頭ほぐしの専門店で作られた枕です。予約3カ月待ちで入手しましたが、私の頭皮には痛くて慣れる前にギブアップしてしまいました。2回目は枕専門店のセミオーダー枕です。店頭で簡単な採寸をして私に合った枕の高さを選んでくれましたが、使うと微妙に高いので次第に使わなくなりました。3回目はネットで購入したホテルにあるような羽毛枕です。この枕は愛用していますが、結局枕を変えても中途覚醒は続きました。怖いと思っていた吸い玉に挑戦肩凝りも腰痛もひどかったので、ネット検索で見つけた気功整体院に行ってみました。すると2回目の施術で中国人の先生が、「うちはハリウッドセレブにも人気の吸い玉もできるよ」と勧めてくれました。以前吸い玉を体験した方の丸くて紫色の内出血だらけの背中の写真を見たことで、吸い玉には得体の知れない恐怖がありました。先生の説明によると、吸い玉はカッピングともいい、真空状態にしたガラスのカップを体に付けて、於血(おけつ)というドロドロの血液を吸着することで、血流を良くする施術とのことでした。「吸い玉した人は皆、朝までぐっすり深く眠れると言うよ」という先生の言葉で試してみることにしました。直径4.5cmのガラスの真空のカップを首、肩、背中、腕、膝の裏などに付けていきました。皮膚が引っ張られますが、痛みはありません。全身に30個ほどのカップをつけられました。慣れると気持ちが良くて寝てしまう人もいるそうです。10分後にカップを外すとき、膝裏など皮膚の薄いところに痛みを感じました。先生に「あなたは内出血が濃いから、1週間じゃ消えない。10日はかかる」と言われました。施術後は心地良い疲労感を覚え、全身がポカポカと温かくなりました。吸い玉で中途覚醒が改善できたと思ったら吸い玉をした当日の夜は、入浴後には眠くて仕方がなく、午後11時には床に就きました。そしてそのまま1度も目覚めることなく、朝5時までぐっすり眠ることができました。何年も中途覚醒に悩んでいたので、吸い玉ってすごいと感動。朝から目覚めが良いってなんて素晴らしいんだろうと思いました。翌日も、朝まで眠ることができました。これって睡眠の質を改善できたということかしら?と思っていたら、3日目、夜中にトイレに起きました。それ以降は朝までぐっすり眠れることはなく、再び夜中と明け方に中途覚醒してしまうように。そこで整体院に行き、整体とセットで吸い玉をすると、その日も翌日も朝まで眠れました。私の場合、吸い玉をすると、少なくとも2日間は朝まで眠れるという効果があるので、吸い玉は続けていこうと思い、先生にその旨を伝えました。先生は内出血の痕が残っていても、毎日でも吸い玉の施術をして大丈夫だと言うのですが、私は予算の関係と吸い玉の痕が消えたタイミングで、今は1カ月に1度か2度、吸い玉の施術を受けています。まとめ吸い玉の効果が一時的になっている原因について、整体の先生から私の日々の生活にあると3つ指摘を受けました。1つ目は運動習慣がないこと。2つ目は体質によっては腸内環境を悪化させる小麦を使ったお菓子やパンを毎日食べていること。3つ目は1日1リットル以上の水分をとっていないこと。そして「更年期で睡眠が良くないのは仕方ない。でも、いくら吸い玉をしてもこの生活では血がドロドロ。まず水分飲んで」と言われました。更年期だからこそ今までの悪い生活習慣を改めて、吸い玉の助けを借りながら睡眠の質を上げていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。著者/しばこ(48歳)主婦ライター。更年期で不眠気味。毎日が不調。
2023年10月31日平日いつも寝不足気味だからといってお休みの日に遅くまで寝ていることはありませんか。もしかしたら睡眠負債が溜まっているのかも!東京都江戸川区で個人の睡眠カウンセリングも行っている睡眠のプロ、松浦志野さんにうかがいました。実は、春夏よりも秋冬は睡眠時間が長い秋から冬は気温も低く、布団からなかなか出たくなくなる時期ですよね。「もう少し眠りたい」と思うことや「夏よりも睡眠時間が長くなった」と感じることはありませんか?実は春から夏よりも、秋から冬は睡眠時間が約30分ほど長くなる傾向があることがわかっています。これは、冬眠する動物と同じように、ヒトのカラダにも季節に応じて睡眠のリズムを調整する機能が備わっていると考えられているからです。また、気温の変化だけでなく、日の短さも影響していると考えられます。つまり私たちの体内時計は日の出、日の入りの時刻に大きく影響を受けており、秋から冬は本能的に睡眠時間を増やす必要があるということなのです。睡眠を制するものは、すべてを手に入れる!毎日「よく寝た~」と朝を迎えられるくらい熟睡感があれば、健康になり、自然とお肌や髪のツヤもよくなり、情緒の安定にも繋がります。さらには仕事のパフォーマンスアップや、食欲の安定、ダイエットにも。まさに睡眠を制するものは人生を制すると言っても過言ではありません。睡眠中に分泌される成長ホルモンは、子どもだけでなく大人にも必要なホルモンです。日中にさまざまな刺激やストレスなどでダメージを受けた細胞の修復や再生、体の機能回復に役立っています。そのため、夏の暑さに耐えてきたカラダは知らず知らずのうちに疲れも溜まっています。良質な睡眠が疲れを癒すカギとなるのです。まずは自分に必要な睡眠時間を知ることから最近では睡眠に関する情報がたくさん出ています。「長く眠らないとダメだ」「ショートスリーパーになりたい」と考えている方も多いですが、睡眠には個人差があります。一般的には7時間程度の睡眠が必要とされていますが、6時間ですっきり目覚める人や8時間必要としている人もいます。ご自身にとって最適な睡眠時間がどのくらいなのかをまずは知る必要があります。平日と休日の睡眠時間を比べてみましょう。休日に平日よりも2時間以上多く眠る場合は、睡眠負債という状態に陥っています。睡眠負債とは睡眠不足が何日も重なり、数日から数週間睡眠不足状態が慢性的に続いていることをいいます。平日と休日に睡眠時間の差が大きくなければ、普段から最適な睡眠時間を取れているということになります! 休日を利用して自分の睡眠負債をチェックし、就寝時間と起床時間を記録してみましょう。休日の前日にアラームをセットせずに就寝平日と休日同時刻に就寝翌日自然に目が覚めた時刻が平日と2時間以上差があるか確認2日目以降も同様に行い、2週間ほど継続少しずつ自身の適切な睡眠時間がわかってくる休日の寝だめで睡眠負債は返済できない休日に遅くまで寝て、平日の疲れを取り戻そうとする人も多いと思います。しかし、2~3日だけ長く眠っても、睡眠不足は解消できないという研究結果があります。これは「社会的時差ボケ」と呼ばれる状態で、体内時計がずれてしまうことで、月曜日になるとまた眠気やだるさを感じるという現象です。そしてパフォーマンスが上がってくるのが木曜日ごろ、そしてまた週末になります。睡眠負債を抱えている人は、この繰り返しになってしまいます。自分に最適な睡眠時間を知って、睡眠の質と量のバランスをとることが、毎日快適な朝を迎えるコツです。正確に睡眠評価するなら、脳波測定が必要睡眠の状態を客観的に測るには脳波測定が必要です。しかし、正確な脳波測定には入院して電極をたくさんつける必要があり、大変な検査です。現在は自宅でも簡易的に脳波測定できる機械もあり、眠れていると思っていても実は眠れていなかったということを客観的にたった2日ほどで確認できます。私自身は脳波をもとに生活習慣のヒアリングや自律神経の調整方法、入浴方法、呼吸法、睡眠環境などを提案して、睡眠のサポートを行っています。睡眠は個人差があるものです。睡眠をないがしろにせず、毎日素敵な人生を送りたいものですね。【参考資料】『不美人習慣を3日で整える熟睡の練習帳』小林麻利子著(株式会社G.B)『ニュートン超図解新書 最強に面白い 睡眠』(株式会社ニュートンプレス)筆者情報松浦志野健康と眠りのスペシャリスト。眠りとお風呂の専門家・小林麻利子さんに師事している。埼玉県出身。看護師、ベビーマッサージ講師。SleepLIVE公認カウンセラーとしてひだまり by SleepLIVE主催。1児の母。看護師として総合病院、訪問看護を経験。不規則な生活や睡眠不足といった自身の経験から、同じような悩みを持つ人を助けたいという思いで小林に師事。現在は日本初のマンツーマン&対面の睡眠改善カウンセリングを行い、赤ちゃんから大人までの熟睡を導くサポートをしている。(C)ramustagram/AdobeStock文・ 松浦志野
2023年10月15日私は睡眠薬を飲んでも布団に入ってから2時間以上寝るのに時間がかかることが多く、さらに寝ても2時間ごとに目が覚める状態の睡眠障害を持っていました。現在も2時間ごとに目は覚めますが、今はスッと眠りに入り起床後にスッキリした感じが得られるようになったのと、布団に入ってから15分ほどで寝られるようになりました。それは薬によるものではなく、睡眠についての情報を集めていろいろ試していった結果です。私が試してみてよかったものを紹介したいと思います。睡眠障害を患った理由睡眠障害を患った理由は、大切に思っていた妹が自ら命を絶ってしまったのがきっかけです。私が33歳のときでした。私は頭の中にあった「もっとこうできたはず」「なぜあんなことを言ってしまったのだろう」といった思いなど、あらゆる角度から自分を責め立てました。 そして、毎晩怖い夢を見るようになりました。それは戦争の場面だったり妹が黒い衣装を着て出てきたりするさまざまな怖いシーンで、非現実なことなのに私には悪いことが起こる前触れのように思え、目が覚めても恐怖感が続き、ほとんど睡眠が取れない状態になってしまったのです。あまりに不安定な日が続いたので、私は自分の意思で精神科を受診しました。 四十九日も済んでないころでしたので、妹の死で両親が憔悴(しょうすい)しきっていたこともあり、「私がしっかりしないと」と、そんな思いからでした。 案の定、医師の診断は「睡眠障害」でした。特に大きな驚きはなく、自分が寝られない理由がわかり、薬も処方されたので安心した記憶があります。ちなみに最初に処方されたのは「ロヒプノール」という強めの睡眠薬でした。その効果ははっきり覚えていませんが、薬を飲む前より寝られていた程度には記憶しています。39歳ごろから睡眠障害の状態が悪化さらに私が35~36歳のころ、病院を変えるのをきっかけに睡眠薬の処方も「ロヒプノール」から「マイスリー」に変わりました。そのころの私の状態はというと、怖い夢を見ることもほとんどなくなり、睡眠薬を飲んで30分ほどで寝られるようになっていました。薬を飲んでいれば普通の生活が送れる状態だったと思います。しかし39歳ごろから徐々に睡眠の質が悪くなり、44歳の現在では睡眠薬を飲んでも寝るのに2時間以上かかり、また、寝られても2時間おきに目が覚めることがほとんど。まとまった睡眠が取れない状態にまでなっていました。 朝起きても体は重く、頭もぼーっとしている状態。「しんどくて何もできない」の繰り返しで1日を無駄にするような日々が続いていました。睡眠の質が悪くなったきっかけはこれといって思い当たらなかったので、「長年、薬を飲んでいるから効きにくくなった」「年齢から来るもの」だと私は解釈しています。 寝られない日が続いたので、医師に相談して「マイスリー」のほかに「ベルソムラ」という睡眠薬も去年ぐらいから処方してもらっていますが、あまり効果は感じられず……。寝られないことが当たり前のようになっていました。 そんなとき、知り合いに寝られないことを話すと「寝る何時間前にお風呂に入っている?」と聞かれたのです。私は心の中で「えっ? お風呂に入る時間で睡眠が変わるの?」と半信半疑でした。ただ、ちゃんと睡眠を取るには朝に日光に当たったほうが良いなど睡眠と生活習慣に関する情報をよく耳にするのはたしかです。 よし、何か試してみよう。やっと私は重い腰を上げることができました。それから睡眠についてネットやYouTubeで調べ、いろいろ試してみることに。「あれっ、こんなことで本当に睡眠が良くなるんだ」。そんな驚きを感じたこともありました。睡眠障害を改善させた3つの行動私の睡眠改善への取り組みは朝から始まります。午前中に日光を浴びながらウォーキングするようにしました。太陽を浴びるのは体内時計をリセットするのに良いのだとか。人間は体内時計が狂うと寝つきが悪くなるとのこと。ウォーキングは日光も浴びられ、また適度な疲れも得られることから睡眠を良くしてくれるらしいです。 次にお昼寝は30分以上しないようにしました。眠いと感じたら30分のタイマーをかけて眠ります。なぜ30分以内かというと、30分を超える睡眠はノンレム睡眠(深い眠り)に入ってしまい、これが夜の睡眠にも影響を及ぼすといわれているからです。 そして、肝心の布団に入ってからですが、私はこの時間にYouTubeの動画を見ながら「寝るための瞑想」「寝る前のストレッチ」をおこなうようになりました。ストレッチは筋肉を緩めることで血流が良くなり、リラックスの効果があるのだとか。瞑想は考え過ぎる頭を休めてくれる効果があるようです。 私は「夜、眠い」という感覚があまりなかったのですが、瞑想やストレッチをしているうちに夜の11時ころには眠いという感覚が得られるようになり、またストレッチが終わると15分もせず自然と寝ていることが多くなったのです。今も同じ睡眠薬を服用しておりますが、薬が増えたわけではないのに効果を感じられました。多少夜に目は覚めますが、朝、熟睡していた感覚があるようになりました。それによって少し活動的にもなった気がします。まとめ睡眠がましになって感じたことは「知らない」ということは損だということ。睡眠を自分で改善する方法を知ることで、生活がこんなに変わるんだとわかりました。人それぞれではありますが、私の場合は知ろうという気持ちが睡眠改善にプラスに動いた気がします。前より睡眠が取れることで1日のだるさも頭のぼーっとした感じもだいぶましになりました。体調の良い時間が増えたので好きなドラマを見たり、家事に使ったりすることができるようになりました。こうしたことで1日の張り合いもでき、物事に前向きに取り込むことができるようになった気がします。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。イラスト/サトウユカ著者/山田今日子(44歳)子どもなしの更年期に悩む主婦。目の疲れや腰痛と戦いながら、日々WEBライターの技術向上を目指し、頑張っている。
2023年10月07日10月30日発売ノエビアグループの常盤薬品工業株式会社は10月30日に、睡眠の質向上をサポートする機能性表示食品「すや睡眠」の粉末タイプを発売する。5人に1人が「睡眠の質に満足できない」と訴える中、「すや睡眠」は睡眠の質向上をサポートする錠剤タイプのサプリメントとして2021年10月に発売され、好評を得ている。同商品は、天然ハーブから抽出された「ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン」配合により、眠りの深さや起床時の睡眠に対する満足感の向上をサポートする。また、「メラトニン」(睡眠・覚醒リズムを調節)の元である「セロトニン」を増加させることによる睡眠の質向上も期待できる。就寝前にほっと一息、温かい飲み物として今回、「すや睡眠」に登場した粉末タイプは、就寝前の温かい飲み物として飲めるよう、お湯で溶かすタイプ。インドの伝統的ドリンク「ムーンミルク」(ホットミルクにスパイスやハーブ等を混ぜた飲み物)をイメージしたアーモンドミルク風味だ。個包装で持ち運びしやすいため、外出先でも手軽に飲むことができる。機能性表示食品「すや睡眠」粉末タイプは、5g×21袋、2,160円(税込)。(画像はプレスリリースより)【参考】※常盤薬品工業株式会社 プレスリリース
2023年10月04日スマートフォンユーザー向けアプリ情報メディア「Appliv(アプリヴ)」は、10代~60代の男女559人を対象に、睡眠改善アプリの利用状況に関するアンケート調査を実施しました。■スリープテックがいま、世界的な注目領域に近年、世界的に市場拡大が予測されている分野として注目を集めているスリープテック領域。2022年には「睡眠改善アプリ」がApplivの急上昇ジャンルで年間4位に選ばれており、その関心の高さがうかがえます。今回、Applivでは睡眠改善に関するアンケートを実施し、睡眠に関する世代別の悩みや改善方法、睡眠改善アプリの利用経験などを調査しています。■5人に1人が「疲労感が取れない」と回答10代~60代の男女に「睡眠についてどのような悩みを抱えているか?」と尋ねたところ、最も多かったのは「疲労感が取れない」で20.2%に。続いて「途中で目が覚める」、「深い睡眠ができない」が14.1%、「寝付きが悪い」が14.0%となっており、睡眠の質に関する悩みを抱えている人が全体の8割近くを占めていることがわかりました。回答数が多かった上位4項目を年代別に見てみると、10代では「寝付きが悪い」、20代~40代では「疲労感が取れない」、50代~60代では「途中で目が覚める」が最も多く、年代によって睡眠に対する悩みがやや異なるようです。■睡眠改善に取り組んだ経験がある人は全体の約8割睡眠を改善するために取り組んだことがある人は559人中420人という結果でした。約8割の人が何らかの方法を試していることから、多くの人にとって、睡眠が個人の健康や生活の質に与えるものとして、その重要性を理解し関心を持っていると言えそうです。取り組んだことを聞いてみたところ、最も回答数が多かったのは「入浴やストレッチ、瞑想(191人)」。次いで「寝室の環境を改善した(185人)」、3位「高品質なマットレスや枕などの寝具を購入した(138人)」でした。ヘルスケアや睡眠改善のアプリを使用した人は114人で4番目に多い結果となりました。アプリで睡眠改善を試した114人にアプリを選んだ理由を聞いてみると、最多は「自分の睡眠パターンを知るため(24.6%)」、続いて「睡眠に役立つBGMを探すため(21.9%)」となりました。■最も効果を実感できた睡眠改善方法1位は「アプリ」、続いて「専門家に相談」睡眠を改善するために試した方法の中で最も効果を実感できた方法は、1位「アプリの使用」、2位「医療専門家への相談(48.0%)」、3位「睡眠サプリメントや漢方の使用(42.5%)」でした。試した方法では4位だった「アプリ」ですが、実際に効果を実感できたと回答した割合は最も高く、「専門家に相談」を上回り、半数以上の結果となりました。また、睡眠時にリラックスできる環境を整えることは睡眠の質に直結する要素であることから、多くの人にとって効果が実感できる方法として選ばれているようです。■よく使うアプリの機能は「睡眠リズムの計測・フィードバック機能」と「睡眠導入BGM」睡眠改善アプリでよく使う機能を尋ねたところ、TOP3は「睡眠リズムの計測・フィードバック機能」、「睡眠導入BGM」、続いて「瞑想ガイド」でした。アプリを利用した理由で上位に選ばれていた「自分の睡眠パターンを知るため」、「リラックスして眠りにつくため」といった、睡眠の質を高めることに役立つ機能が使われているようです。スヌーズやアラーム、二度寝防止など、目覚めをサポートする機能をメインに利用している人もいることから、自分の目的にあわせたアプリを見つけて利用していることがわかります。■利用したことがあるアプリ、話題の新作「ポケモンスリープ」もランクインアプリを試したことがあると回答した114人に、利用したことがある睡眠改善アプリを聞いた結果、心拍数や睡眠時の動きをトラッキングしたり、睡眠サイクルを分析し視覚的に表示したりと、睡眠の質を分析しサポートしてくれる機能を持つアプリが選ばれているようです。◇試したことがある睡眠改善アプリ・Pillow(40人)・Sleep Meister Lite(38人)・いびきラボ(37人)・熟睡アラーム(36人)・Sleep Cycle(35人)・Sleep Recorder(31人)・Pokémon Sleep(ポケモンスリープ)(25人)・Sleep as Android Unlock(19人)・Prime Sleep Recorder(19人)・Somnus(16人)・睡眠日誌(15人)・その他のアプリ(16人)アプリは、スマホがあれば試すことができる手軽な手段です。睡眠改善に取り組みたいと考えている人はぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか。■調査概要調査対象:全国の10代~60代の男女559人調査機関:ジャストシステム調査方法:インターネット調査調査期間:2023年8月2日~8月7日有効回答数:559人(男性 279人/女性 280人)性別:男性 279人/女性 280人年齢:・15歳~19歳 111人・20歳~29歳 112人・30歳~39歳 112人・40歳~49歳 112人・50歳~59歳 56人・60歳以上 56人出典元:(エボル)
2023年09月27日2017年に「睡眠負債」という言葉が誕生して以来、年々高まっている睡眠への関心。睡眠の質向上にアプローチする快眠グッズをはじめとする「睡眠関連ビジネス市場」も拡大傾向にあります。そんな睡眠について、意識と実態の調査を行ったのが一般社団法人ウェルネス総合研究所。9月3日の「睡眠の日」を前に、睡眠コンサルタントの友野なお先生監修のもと、全国の10〜60代男女1200名を対象に「睡眠に関する意識と実態調査」を実施しました。本記事では、友野なお先生を講師にファーイーストビレッジホテル東京有明で行われた調査結果報告会の内容をお届けします。現代人の約7割が、「睡眠バランス」が乱れている可能性あり!全国の10〜60代の男女を対象に、睡眠に関する悩みについて質問したところ、全体の約7割が何かしら悩みがあると回答。最も多い悩みは「日中眠たくなる」(26.8%)、次いで「眠りが浅く、熟睡感が得られない」(24.1%)、「寝ても疲れが取れない」(23.0%)でした。(※睡眠に関する意識と実態調査(2023年/一般社団法人ウェルネス総合研究所))この結果について、友野先生は以下のように考察。「睡眠の“質”に影響を与える悩みを抱えている人が多いことが分かります。とくに1位から3位の悩みは『ノンレム睡眠の中でも深い睡眠である深睡眠とレム睡眠、この2つのバランスが乱れる』ことによって睡眠の質を低下させます」また、悩みの種類の項目が1つでも当てはまる人は「睡眠バランスの乱れ予備軍」であると忠告する友野先生。「2〜4つの人は要改善軍、5つ以上の場合は一度睡眠外来などで専門医に相談してみてほしいです」と続けました。続いて、睡眠に対して悩みがあると回答した人(817名)に「睡眠の質を高めるために過去・現在行ったことがある対策方法」を聞いたところ、対策したことがあると回答した人は全体の約半数(56.4%)でした。残りの半数の人は自覚があるにも関わらず、とくに対策を行っておらず、「見て見ぬふり」をしている状態だということがうかがえます。また、対策経験がある人(460名)に「対策を行った結果、睡眠の質は上がったか」と質問したところ、2人に1人以上が「効果を実感していない」と回答。有効な対策をとれていないことも分かりました。(※睡眠に関する意識と実態調査(2023年/一般社団法人ウェルネス総合研究所))深い眠りだけでは不十分!質の高い睡眠にはレム睡眠も重要近年、多くの人が睡眠の重要性を感じるようになっていますが、一方で「質の高い睡眠=深く眠ること」だと認識している人が多い現代。友野先生いわく、「睡眠はバランスが大事であり、深い眠りだけでは不十分であることも知ってほしい」と訴えます。では、「睡眠バランス」とはどのようなものなのでしょうか?睡眠バランスとは、ノンレム睡眠(深睡眠)とレム睡眠、2つのバランスのこと。それぞれに役割分担があり、大きく分けるとノンレム睡眠は身体機能や脳の回復、レム睡眠は記憶や感情などの心の部分を担当しています。この睡眠バランスが乱れると、睡眠の質は低下することに。眠りが浅く熟睡感が得られなかったり、夜中に何度も目が覚めたり、朝すっきり起きられなかったりします。ノンレム睡眠とレム睡眠はおよそ90分のサイクルで交互に出現。どちらの睡眠にも重要な働きがあるので、2つのサイクルにメリハリがあり、両方の睡眠をバランスよく確保することが大切なのです。一見、ぐっすり眠るノンレム睡眠が取れていれば良いように思いますが、翌朝すっきり起きるためにはレム睡眠の時間が確保されていることがポイント。「深い睡眠をしっかり取れているはずなのに、翌朝すっきり起きられない……」という人は、レム睡眠が足りていない可能性があります。自身の睡眠を“正しく知る”ことが睡眠の質向上への第一歩説明会では、参加者の睡眠タイプに合わせて友野先生からアドバイスを実施。筆者も、事前にHUAWEI Band8で測定した睡眠の質をチェックしていただきました。(※暗い紫:深い睡眠、明るい紫:浅い睡眠、オレンジ:レム睡眠、黄色:目覚めている時間)この日はノンレム睡眠とレム睡眠が交互にあり、波型にはなっているものの、2回も目が覚めてしばらく眠れない状態が続いています。このように「夜中何度も目覚める人のサイクル」は、不規則な生活や気になっていることがある人に多く見られると言う、友野先生。筆者自身、まさに両方とも当てはまります。▼理想の睡眠サイクルはこのような波型改善策として友野先生がおすすめしてくださったのは、寝具環境の見直しです。昼間の体を靴が支えてくれているように、寝具は睡眠中に全身を支えるための大切なアイテム。寝心地が悪かったり、体に合っていない寝具を使っていたりすると肩や腰、首などに痛みが出ることもあるのだそう!マットレスは10年、枕は2〜3年で寿命と言われているそうなので、定期的に見直す必要があることを知りました。今回初めて睡眠を測定した筆者。睡眠バランスが乱れているとはあまり感じていませんでしたが、こうして視覚化することで生活を振り返り、睡眠の質を高める準備ができたように思います。大切なのは、自分の睡眠を正しく知ることなのですね!みなさんも、まずは自身の睡眠状態を測るところからはじめて、睡眠の質向上を目指してみてはいかがでしょうか。【参考】※一般社団法人ウェルネス総合研究所睡眠バランス研究プロジェクト
2023年09月07日私たちが毎日とる睡眠には、実は未解明の謎がたくさん!そんな睡眠を研究する筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構長の柳沢正史さんに、眠りに関する疑問をぶつけてみました。睡眠学の世界的権威であり、話題の睡眠ゲームアプリ「Pokemon Sleep」の監修も務める柳沢正史さん。これまで睡眠にまつわる多くの謎の解明に貢献しており、そのなかでも特に力を入れているのが、眠気の正体を突き止めること。「実は眠気の脳内での実態は、まだよくわかっていないんです。それを最先端の神経科学やモデル動物を使った基礎的研究を通じて解明しようとしています。そもそもなぜ動物が睡眠をとるのかも、どう睡眠を調節しているのかもまだわかっていません。眠気の研究は、そうした謎を解き明かすために必要不可欠なものなんです」もうひとつ柳沢さんが力を入れているのが、多くの人に自分の睡眠について知り、改善するための機会を広めること。柳沢さんが創業した株式会社S’UIMINは、睡眠を正確に計測する唯一の方法である脳波を測定して解析する、睡眠計測サービス「InSomnograf(インソムノグラフ)」を実用化している。「睡眠の質は、自分ではわかりません。それを見える化し、改善のためのヒントを提供できればと思っています」睡眠は誤解されていることが多いと語る柳沢さん。睡眠にまつわる6つの疑問に、最新科学で答えていただきました。Q1、そもそも睡眠ってどういう状態?A、PCに例えれば、脳のオフライン状態。「脳の休息」というのは誤りです。睡眠を「脳の休息」と捉えている人も多いのですが、実は眠っている間も脳は活動を続けているんです。ただ、その活動内容が覚醒中(起きているとき)とは異なります。PCに例えるならば、覚醒中は脳が外から情報を得たり、話したり動いたりすることで外に情報を伝えたりできる「オンライン状態」。一方、睡眠中はよほど大きな刺激がなければ五感も働かず、動いたり、他者とコミュニケーションをとったりすることもできない「オフライン状態」といえるでしょう。とはいえ、オフライン状態の間も脳はメンテナンス活動を続けているので、休息とはいえないのです。実際、睡眠中も脳の「燃費」は下がりません。Q2、ちゃんと眠れているかってどうすればわかる?A、自分の感覚は当てにならないことも。正確に知るためには、脳波の計測を。実は、自分が考えている主観的な「よく眠れた」と、データで見たときの客観的な「よく眠れた」には大きな違いがあるんです。そして「途中で起きなかった」「朝すっきり起きられた」といった主観的な指標は、あまり当てになりません。実際に「4時まで眠れなかった。2時、3時、4時に時計を見たから間違いない」と主張した人の脳波を見ると、その間くらいにぐっすり眠っていたという例もあるんです。最近では、手軽に睡眠記録をつけられるスマートウォッチやリングもあります。ただ、こうしたデバイスは使用環境によって精度に差があることに注意しましょう。よく眠れているかを知るには、脳波を測るのがいちばん正確です。Q3、「不眠」と「睡眠不足」の違いは?A、眠れないのが「不眠」、眠らないのが「睡眠不足」です。専門用語における「不眠」は、眠ろうとしているのに眠れないこと。一方の「睡眠不足」は眠らないこと、つまり、その人にとって必要な睡眠時間を確保しないことを指します。特に自覚のない睡眠不足は「行動誘発性睡眠不足症候群」という名前の立派な病気です。たまに「寝ても寝ても昼間に眠くなる。過眠症かもしれない」と心配される方がいますが、話をよく聞いてみると実は5時間しか寝る時間を確保していなかったということもあります。睡眠が足りていないのですから、眠いのは当たり前ですよね。また、睡眠不足の自覚があっても眠ろうとしない人も多いです。現代の睡眠不足は「覚醒に対する依存症」ともいえるでしょう。Q4、ショートスリーパーって本当に健全なの?A、ショートスリーパーは極めてまれ。健康に被害がないかはわかっていません。大人の98%は平均して6~8時間の睡眠が必要です。1日4~5時間の睡眠で足りるとされるショートスリーパーは極めて珍しく、数百人に一人。生まれつきの体質で、後天的になることはできません。自称ショートスリーパーの人もいますが、それは睡眠不足に対する自覚症状が出にくい人。逆に言えば、十分に眠ったときの心身のパフォーマンスを発揮できていない人ともいえます。しかし、睡眠不足が続くにつれ、メンタルの不調や認知症、がんなどのリスクは上昇します。また、ショートスリーパーは極めて少なく、不調を訴えることもないので研究ができません。それゆえ、実際に健康被害がないのかはわからないのです。Q5、大人に昼寝はいらない?A、基本的には必要ありません。昼間に眠くなるのは「異常」です。昼寝が必要とされるのは、基本的に4歳くらいまで。それ以上の子どもに昼寝をさせると、夜に眠れなくなるので逆効果です。実は、大人が昼間に眠くなるというのも異常なこと。日本は世界でも特に睡眠が不足している国で、昼間に眠くなるのは当たり前だと思っている人も多いのですが、国際標準からしたらおかしいのです。子どものときから睡眠不足が続くので、慣れてしまっているだけなんですよね。とはいえ、眠いけれど起きてなくてはならない状況もあります。そういう場合は、ガムを噛んだり、ディナータイム以前ならコーヒーを飲んだりするのがよいでしょう。また、昼過ぎまでに20分くらいの仮眠も有効です。Q6、睡眠不足の美容への悪影響は?A、睡眠不足はダイエットの敵。肌のバリア機能も落ちてしまいます。睡眠不足が慢性的に続くと、それだけで内臓脂肪が増え、摂取カロリーも増えがちになることが医学的に証明されているほか、肥満や高血圧などのリスクも上がります。いくら食事や運動を頑張っても、睡眠を十分にとれていなければ効果が上がりません。また、睡眠不足は肌のバリア機能や肌ダメージからの回復力を弱めてしまいます。そのほかにも、睡眠不足はうつ病などのメンタルの不調につながることも知られています。そもそも健康な人が「寝すぎる」ことは不可能なんです。「12時間寝てしまった」という場合は、それまでの睡眠不足という借金を一部返しただけ。本当に睡眠が足りていれば、それ以上は眠れなくなります。柳沢正史さん筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)機構長・教授。株式会社S’UIMIN代表取締役社長。睡眠学の世界的権威であり、科学界のアカデミー賞ともいわれる「ブレイクスルー賞」(2023年)など国内外で賞を多数受賞。※『anan』2023年9月6日号より。イラスト・ビオレッティ・アレッサンドロ取材、文・川鍋明日香(by anan編集部)
2023年09月02日意外と知らない、睡眠の話。睡眠のことを詳しく知るために、10のポイントに分けて解説。取り入れやすいので、ぜひ今日から実践を!教えてくれたのは、スリープコーチ・角谷リョウさんです。1、ノンレム睡眠3を、1時間30分以上とれると。「質」の高い睡眠とは、「ノンレム睡眠3が十分とれていること。3は体の回復を司るので、朝起きて疲れが取れていればクリアのサイン。私たちの調査では、3を1時間30分以上とると多くの人が疲れが取れている実感があるというデータもあります。中途覚醒の回数が少ないことも大事」2、最適な睡眠時間は人や条件によりそれぞれ違う。睡眠の最適時間に関しては、「人によって違います。それを知るには睡眠の『質』を担保できるようになったら、目覚ましをかけずに起きてください。その時間が自分に必要な睡眠時間です。そして、日中眠くならなければOK。6~9時間が目安となりますが、季節などによっても前後します」3、快眠の秘訣は朝にあり!セロトニンの活性化がキモ。朝エンジンをかけるとよい理由は?「起床とともに心の安定などを司るセロトニンというホルモンが分泌しますが、夕方になるとそれが眠りを誘うメラトニンに変化。朝シャキッと起きるほどセロトニンは活性化し、メラトニンもしっかり分泌されます。つまり、夜の快眠に繋がるのです」4、朝日や照明など“光”の力でしっかり目を覚まそう。朝シャキッと起きる工夫として、“光”を活用。「朝日を浴びるとセロトニンの分泌が促されるうえ、光の強さが目覚ましにもなり一石二鳥。ただ、日の出は季節によって時間にバラつきが。起床時間は、基本的には一定にした方がいいので、調光できるタイマー付き照明などを活用するのも手」5、起き抜けの白湯(さゆ)や朝シャワーで体温アップ。人には、朝になると体温が上がるという仕組みがあるそう。「その高まりとともに、目が覚めてきます。つまり、朝体温を上げれば、目覚めもスッキリ。おすすめの方法は、白湯を飲むこと。胃腸が動くと体温アップ。白湯なら起き抜けの内臓にも負担がありません。朝シャワーもいいでしょう」6、朝ごはんを食べて体温も脳の働きも上げていこう!朝食にも目覚めのポイントが。「胃腸が動くので体温が上がるうえ、脳腸相関といって脳も動き出すため、日中の活動に向けたスイッチがオンに。朝から食欲がないという人は、胃腸に負担の少ない果物やスープ、ゆで卵だけでもOK。午前中の集中力アップには、タンパク質の摂取が効果的です」7、昼食後に眠気が…。そんな時は目を5分間つぶる。「食事を摂ると血糖値が上がりますが、それが下がる時に眠気を感じやすい。昼食後は午前の疲れも相まって、なおさらです」。その対処法としてパワーナップ(昼寝)という手もあるが、「職場でやるのはハードルが高いかと。目を5分間つぶるだけでも脳が休まり、スッキリするはずです」8、夕方の時間帯は運動で体温を上げておくのが正解。とにかく夕方以降は、体温を下げないように気をつけること。「帰りの電車の中で寝るなど、夕方のうたた寝は最もNG。体温が下がり、夜の快眠を妨げてしまう。むしろ夕方は運動に充てて、体温アップ。ハードなことではなく、1日分の最低限の運動量として、20分ほど歩く程度でOKです」9、夜は体への負担軽減と、再び体温アップを心がけて。夜のポイントは夕食の時間。「消化の途中で寝ると睡眠の質がダウン。最低限、寝る2時間前までには済ませておきましょう」。また、夜も体温を上げる工夫を。「できれば入浴は毎日した方がいい。ぬるめのお湯に10分ほど全身つかると。寝る前に温かいハーブティーを飲むのも効果的です」10、寝る前は照明を落とし、SNSを見るのはやめよう。入浴後、寝る前の時間帯はできるだけリラックスできるように。「照明はシーリングライトではなく、LEDのランタンなどに切り替えるといいでしょう。また、スマホは見てもいいのですが、SNSなど刺激になりそうなコンテンツはNG。推しやお笑いなど、自分がリラックスできるものなら」角谷リョウさんスリープコーチ。2018年に、個々のパフォーマンス向上を支援するコンサルティングサービス「Lifree」を共同創業。著書に『働くあなたの快眠地図』(フォレスト出版)など。※『anan』2023年9月6日号より。監修・サトウ未来(Lifree)漫画・サヲリブラウン取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2023年08月31日日々当たり前のように行っている睡眠ですが、実は多方面で重要な役割を担っています。改めて、基本のメカニズムと理想の過ごし方を知って、より良い睡眠ライフを送りましょう!まずは押さえたい!理想の就寝リズム。睡眠には大きく分けて、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の2種類ある。ノンレム睡眠は眠りの深さによって3段階。「2つのバランスが良いと。下の図のようなリズムを目指しましょう」(スリープコーチ・角谷リョウさん)レム睡眠:体は弛緩状態だけど、脳は活発に活動。ここで行われるのは、ストレスの緩和や、心の疲れの回復。脳は活発に働いているものの、全身の筋肉の緊張は緩んでいるので、睡眠の中でも体が一番休まっている状態。夢を見るのもレム睡眠中。ノンレム睡眠1:覚醒と睡眠の切り替えのタイミング。ノンレム睡眠1~3は眠りの深さを表し、ノンレム睡眠1は睡眠の中でも最も浅い睡眠。寝入る時や、目覚める直前の状態。全体の睡眠の約5%にあたり、覚醒と睡眠の切り替えに不可欠。ノンレム睡眠2:運動神経の育成や、学習と記憶の定着を行う。このゾーンで運動神経を育成。また、起きている時に学習したことや記憶したことを、ここで定着させている。睡眠の中でもまだ浅く、ノンレム睡眠3がしっかりとれてこそ、2の機能が発揮される。ノンレム睡眠3:一番深い睡眠。体と脳のスーパー回復。深い睡眠といわれるこのゾーンに入ると、成長ホルモンが分泌される。代謝調節に関わるホルモンのため、3が充実すると肌質がアップ。免疫機能にも作用する。体と脳の回復に大きく寄与。今の睡眠状況をチェック!自分の睡眠の「質」と「量」が足りているのか…?日中の眠気を測る国際的な指標の、下の「エプワース眠気尺度」でチェック。眠ってはいけない場面でつい寝てしまうなど、点数が高い=日中の眠気が強いほど睡眠不足の可能性あり。Q. 座って読書をしている時眠くなることが多い…3点、時々眠くなる…2点、まれに眠くなる…1点、決して眠くならない…0点Q. テレビを見ている時眠くなることが多い…3点、時々眠くなる…2点、まれに眠くなる…1点、決して眠くならない…0点Q. 人の大勢いる場所(例えば会議中や劇場など)で座っている時眠くなることが多い…3点、時々眠くなる…2点、まれに眠くなる…1点、決して眠くならない…0点Q. 他の人の運転する車に、休憩なしで1時間以上乗っている時眠くなることが多い…3点、時々眠くなる…2点、まれに眠くなる…1点、決して眠くならない…0点Q. 午後に、横になって休憩をとっている時眠くなることが多い…3点、時々眠くなる…2点、まれに眠くなる…1点、決して眠くならない…0点Q. 座って人と話している時眠くなることが多い…3点、時々眠くなる…2点、まれに眠くなる…1点、決して眠くならない…0点Q. 飲酒をせずに昼食後、静かに座っている時眠くなることが多い…3点、時々眠くなる…2点、まれに眠くなる…1点、決して眠くならない…0点Q. 自分で車を運転中に、渋滞や信号で数分間、止まっている時眠くなることが多い…3点、時々眠くなる…2点、まれに眠くなる…1点、決して眠くならない…0点あなたの点数は合計何点?・5点未満…日中の眠気は少ない。現状の睡眠状況のキープを目標にしよう。・5~10点…日中の軽度の眠気あり。睡眠不足なので、改善の必要あり。・11点以上…日中の強い眠気あり。激しい睡眠不足なので、場合によっては専門家の診察も必要。角谷リョウさんスリープコーチ。2018年に、個々のパフォーマンス向上を支援するコンサルティングサービス「Lifree」を共同創業。著書に『働くあなたの快眠地図』(フォレスト出版)など。※『anan』2023年9月6日号より。監修・サトウ未来(Lifree)漫画・サヲリブラウン取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2023年08月31日9月3日(日)の秋の「睡眠の日」にあわせ、パナソニック株式会社が20~50代の女性500名を対象に、「睡眠前の準備」に関する調査を実施。その結果、睡眠前の準備にこだわっているかどうかで、“朝の元気度”や“毎日の元気度”に違いが出ることがわかった。“朝の元気度”や“毎日の元気度”は睡眠前のこだわりが関係今回の調査では、「寝る前の行動」に注目して、回答者のグループ分けを実施。「睡眠前の準備」にこだわっている人(「こだわり有り」のグループ:n=250)と、こだわっていない人(「こだわり無し」のグループ:n=250)に分けて、違いを比較した。その結果、睡眠前の準備にこだわっているかどうかによって、“元気度”に差があることが判明した。「こだわり有り」のグループでは「朝から元気に動けている」と思う人が62.0%にのぼっているのに対して、「こだわり無し」のグループで同じ回答をした人は46.4%にとどまり、実に15.6ポイントもの差が生じたのだ。また、「毎日元気に動けている」と思う人の割合も、「こだわり有り」のグループでは65.2%、「こだわり無し」のグループでは51.2%で、14.0ポイントの差がみられる。睡眠前の準備にこだわっている人は、こだわっていない人に比べて、“朝の元気度”や“毎日の元気度”が高い傾向があると言えるだろう。そこで、あらためて「睡眠前の時間を充実させる(睡眠前の準備にこだわる)ことで、翌日の“元気度”には違いがでると思いますか?」と聞いたところ、「こだわり有り」のグループでは93.6%、「こだわり無し」のグループでも81.6%が「そう思う」と回答する結果に。どちらのグループも、大多数の人が「睡眠前の時間を充実させることで、翌日を元気に過ごせる」という認識を持っていることがわかる。その一方で、「こだわり無し」のグループのうち、前問で「毎日元気に動けていると思わない」と答えた人(n=122)は「気持ちの余裕がない」(45.9%)、「時間の余裕がない」(37.7%)という理由から、睡眠前の準備にこだわることができないことも判明した。さらに、「睡眠前の時間の充実につながると思う行動」を聞くと、「マッサージ・ストレッチをする」が61.8%でトップに。また、「こだわり有り」のグループに、「普段、寝る前におこなっていること」を聞いた質問でも、「マッサージ・ストレッチ」の回答が最多(53.6%)となった。パナソニックの「エアーマッサージャーEW-RA150」(ねるまえほっとリフレ)で手軽にこだわりタイムをパナソニックの「エアーマッサージャーEW-RA150」(ねるまえほっとリフレ)は、1日の終わり・おやすみ前を、ほっとできるマッサージ時間にする、新発想の「リフレ」シリーズだ。寝転んだまま本体に脚を入れるだけですぐに使用できるため、気持ちや時間に余裕がない人でも使いやすい。脚の疲れをリフレッシュして元気な毎日をおくるため、「寝る前の過ごし方にこだわりたいけれども、面倒なことをする気力がない」という人には理想的なアイテムだと言えよう。足首からふくらはぎまで心地よいマッサージを実現する、ねるまえほっとリフレ。これがあれば、毎日高い元気度を維持できそうだ。【参考】※公式サイト
2023年08月31日9月3日(日)は、秋の「睡眠の日」。良質な睡眠環境を改めて整えるきっかけにしたい日ですが、「寝付けない」「目覚めが悪い」という人も多いのではないでしょうか。快適に目覚めることができないと、朝から元気も出ませんよね。パナソニック株式会社が20~50代の女性500名を対象に行った「睡眠前の準備」に関する調査によると、睡眠前の準備にこだわっているかどうかで、“朝の元気度”や“毎日の元気度”に違いがあることがわかりました。「寝る前の行動」にこだわったほうが、朝から元気&毎日元気今回の調査では、「寝る前の行動」に注目して、回答者のグループ分けを実施。「睡眠前の準備」にこだわっている人(「こだわり有り」のグループ:n=250)と、こだわっていない人(「こだわり無し」のグループ:n=250)に分けて、違いを比較しました。すると、「朝から元気に動けていると思いますか」「毎日元気に動けていると思いますか」という質問に対し、いずれも「寝る前の行動にこだわっている」と答えた人のほうが、「はい」と答えた割合が高いことがわかりました。そこで、あらためて「睡眠前の時間を充実させる(睡眠前の準備にこだわる)ことで、翌日の“元気度”には違いがでると思いますか?」と聞いたところ、「こだわり有り」のグループでは93.6%、「こだわり無し」のグループでも81.6%が「そう思う」と回答する結果に。どちらのグループも、大多数の人が「睡眠前の時間を充実させることで、翌日を元気に過ごせる」という認識を持っていることがわかります。睡眠前の時間の充実につながると思う行動、1位は「マッサージ・ストレッチ」「睡眠前の時間の充実につながると思う行動」を聞くと、「マッサージ・ストレッチをする」が61.8%でトップに。続く、「リラックスできる音楽を聴く」(47.0%)、「アロマなどで香りを楽しむ」(37.2%)、「リラックスできる飲み物を楽しむ」(30.8%)、「ヨガをする」(22.2%)などを大きく上回りました。また、「こだわり有り」のグループに、「普段、寝る前におこなっていること」を聞いた質問でも、「マッサージ・ストレッチ」の回答が最多(53.6%)となっています。マッサージやストレッチで体をいたわる時間を作ることが、翌朝の、そして毎日の元気の秘訣だと言えそうです。パナソニックの「エアーマッサージャーEW-RA150」(ねるまえほっとリフレ)で気軽にリフレパナソニックの「エアーマッサージャーEW-RA150」(ねるまえほっとリフレ)は、1日の終わり・おやすみ前を、ほっとできるマッサージ時間にする、新発想の「リフレ」シリーズです。面倒な装着が不要で、寝転んだまま本体に脚を入れるだけですぐに使用できるため、気持ちや時間に余裕がない人でも、気負わずに使うことができます。プロに学んだ手技を追求した手のひらで包み込むような全周エアーバッグと、片足ずつ上下に動くゆらぎ揉みによって、足首からふくらはぎまで、心地よいマッサージを実現。脚の入れ方を変えると、足先や足裏のストレッチも可能です。60分の自動オフ機能も搭載しているので、切り忘れも防げますよ。朝から毎日元気に過ごしたいけれど、家に帰ると疲れ果てて何もする気になれないという方。睡眠前に簡単お手軽なリラックスタイムを作り、睡眠環境を改善すれば、そのお悩みも解決するかもしれません!【参考】※公式サイト
2023年08月31日厳しい残暑が続き、寝苦しさによる睡眠不足に注意が必要です。寝具の通信販売を行う株式会社LIMNE(本社:東京都渋谷区、代表:合谷 賢幸)が、睡眠体験型ショールームを2023年8月1日(火)、恵比寿ガーデンプレイスにグランドオープンしました。その一角にある仮眠室に予約が殺到しています。ショールーム1【厳しすぎる残暑、寝不足による体調不良に要注意!】日本は寝不足大国です。経済協力開発機構(OECD)が33ヵ国を対象に行った調査では、日本人の一日の睡眠時間は7時間22分と最下位でした。全体の平均である8時間28分より1時間以上短いことが報告されています。また、一向に収まらない厳しい残暑で「毎日暑くて寝苦しい」「エアコンをつけていると寝冷えして途中で起きてしまう」など気付かないうちに寝不足になっている可能性があります。倦怠感・意欲低下・集中力低下・抑うつ・頭重・めまい・食欲不振などの症状がある人は注意が必要です。放置すると睡眠不足による産業事故、慢性不眠によるうつ病や生活習慣病の悪化など、日中の心身の調子にも支障をもたらします。【寝落ちできるショールームが人気】寝具の通信販売を行う株式会社LIMNEは、睡眠体験型ショールームを8月1日(火)恵比寿ガーデンプレイスにグランドオープンしました。ショールームでは、商品の持つやわらかな触感を最大限に感じていただけるよう、「4感(触覚・視覚・聴覚・嗅覚)で感じるリラックス」をテーマに設計しています。仕事やショッピングで疲れた方がゆっくりできるチル寝(休憩/くつろぎ)スペースとして自由に利用できます。その一角を「予約ができる仮眠室」にしたところ、常に1~2週間先まで予約が埋まっている状態が続いています。仮眠室は、自由に体験できるスペースの奥にあり、扉で仕切られていて心ゆくまでゆっくり体験することができます。公式サイト内のショールームページから予約し、1日最大4組、好きな時間を1時間無料で利用できます。仮眠室を始めたきっかけは、ショールームで30分近く爆睡されたお客様の「疲れがたまっていたし気持ちよくて寝落ちしてしまった。また来たいけど予約できる?」という一言でした。仮眠室を利用した人からは「買い物のついでにふわふわベッドで仮眠ができるのが最高。気持ちよすぎて帰りたくなくなる」「外回りから戻るタイミングに合わせて予約してみた。思った以上に気持ちよくてあっという間に寝落ちしていた。短時間でもしっかり休めたのでこの後の仕事も頑張れそう。」と好評です。ショールームグランドオープン【マシュマロのようにやわらかいのに沈まない】株式会社LIMNEはマットレスや枕などの寝具の素材を独自開発し、2020年8月よりインターネット販売を行ってきました。体験したほぼ全員が思わず声を出してしまう、まるでマシュマロの上にいるようなマットレスには、新素材「Souffair(スフエアー)」が使われています。日本睡眠学会前理事の神山医師に参画していただき、2年の開発期間をかけ国内素材メーカーの睡眠ラボにて開発を行いました。スフエアーのやわらかさを緻密な計算に入れ込んだ独自の3層構造は、気持ちいいだけではなく身体の各部をしっかり支えて負担を軽減させています。上層のスフエアーと下の二層の体圧分散性に優れたウレタン密度と溝加工で、卵をマットレスの上で思い切り押してもつぶれません。また、ウレタンマットレスの難点である通気性に関してもトップクラスの機能品質をもっています。代表の合谷は「一日の終わりが楽しみになるようなマットレスを作るのに試行錯誤し2年かかりました。ベッドに入った瞬間に活動モードのスイッチがOFFになり、体の疲れが取れるだけでなく目覚めた時に少しでも優しい気持ちになっていただけたら嬉しいです。」と述べています。予約制の仮眠室は土日祝日に30分単位で1時間まで無料で利用が可能です。Limneホームページ: 《Limneショールーム情報》場所 : 恵比寿ガーデンプレイス所在地 : 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-20-7恵比寿ガーデンプレイス・センタープラザ棟B1営業時間 : 11:00~17:00(土日祝日のみ専任スタッフ常駐)URL : 予約ページ: ※仮眠室以外のマットレスは予約なしで利用できます。ショールーム2《会社概要》会社名 : 株式会社LIMNE(代表:合谷 賢幸)本社 : 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-20-7恵比寿ガーデンプレイス・センタープラザ棟B1事業内容: 寝具の通信販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月30日ポーションタイプで睡眠と肌のWケアを気軽に開始株式会社ナリス化粧品のナリスアップブランドは、睡眠と美肌の二つの機能を叶える機能性表示食品「コラーゲン+GABA」を、9月11日からドラッグストアにて発売する。水なしで飲めるポーションタイプの容器で、睡眠ケアと肌ケアの両方を気軽に始めることができ、1袋14個入りで2週間じっくり眠りケアと肌ケアに取り組むことができる。コラーゲンの最小ユニット「コラーゲントリペプチド」を配合同社が全国の20歳~59歳の女性2,003名を対象に行った意識調査では、睡眠の質と肌のコンディションは明らかに関連することが判明。そこで今回の「コラーゲン+GABA」には、肌の潤いと弾力を維持する「コラーゲントリペプチド(GPHyp)」と、睡眠の質向上をサポートする「GABA」をWで配合した。コラーゲンを酵素などで分解して低分子化したものは「コラーゲンペプチド」と呼ばれている。この「コラーゲンペプチド」を更に低分子化したコラーゲンの最小ユニットが「コラーゲントリペプチド」だ。これを食品として腸管から直接吸収することで、コラーゲンとGABAのスムーズな吸収が期待されている。「コラーゲン+GABA」は、ピーチ風味のポーション8.5mlが14個入り。価格は1,512円(税込)。(画像はプレスリリースより)【参考】※ナリス化粧品 ニュースリリース
2023年08月29日寝相が悪い人は、熟睡できているのでしょうか。子どもの場合は?睡眠の質と寝相について、東京都江戸川区で個人の睡眠カウンセリングも行っている松浦志野さんにうかがいました。寝相に関わる、寝返りはどうしてするの?寝返りは、同一箇所の圧迫の防止、痛みの緩和、寝床内の温湿度調節、体温調節、睡眠段階の移行が円滑、睡眠時無呼吸症候群を防ぐといった役割があります。寝ている時は無意識だからこそ、自分の寝姿勢がどうなっているのか気になる方も多いですよね。一晩のうちに20〜30回は寝返りするという研究報告もあります。しかし同じ寝具で眠っていても、その日の疲労度、気温や湿度によっても回数は変動します。寝返りの回数と睡眠感に関係はないと言われていますが、あまりよく眠れていない人に寝返りや体動が多いという報告もあります。ただ、大切なことは寝ている間の姿勢よりも、眠りにつくときの姿勢による寝心地の良さが睡眠の満足度を高めることがわかっています。横向きで寝る人が6割男女700名を対象とした調査によると、主な寝姿勢として仰向け32.6%、うつ伏せ4.4%、横向き63%という報告もあります。仰向けで眠る時は体圧分散が全身でバランスよく行われます。しかし、横向き寝では肩や腰への負担が大きくなるため、抱き枕を使うことで体圧分散することをオススメしています。どの寝姿勢でもうまく体圧分散がされていないと、カラダの一部に負担がかかり、朝起きた時の首や肩、背中の痛みにつながってきます。同じ調査の中で、起床時のカラダの痛みは順に首、肩、腰と合わせて6割を占めています。過度な寝返りにはこんな原因が!?眠りが浅い時に寝返りが多くなることや、連続して体動があることがわかっています。通常成人では平均して20〜30回は寝返りをしていますが、 ご自身の感覚でより多く感じているのであれば以下のような原因が考えられます。1.マットレスや枕が合っていない2.カラダの放熱がうまくできていない3.自律神経が乱れている4.メンタル面の課題(ストレス、疲労感、悩みごと)があるこのような理由で眠りが浅くなり、寝返りの多さ、熟睡感につながっていない可能性があります。子どもの寝相は悪くていい大人は寝相や寝返りが多いと浅い眠りであることをお伝えしました。では子どもの寝相はどうでしょうか?子どもの寝相の悪さは「脳がしっかり休めている証拠」です。人の睡眠は「ノンレム睡眠」「レム睡眠」とありますが、ノンレム睡眠の中で最も深い眠りが「徐波睡眠(じょはすいみん)」と言われ、大脳が休んでいる状態です。子どもはこの徐波睡眠が長く、睡眠中の姿勢を維持する機能が未熟なため寝相が悪くなります。つまり寝相がいい時はあまり眠れていない、体調を崩す前の可能性があり、寝相が悪い時はよく眠れています。年齢が上がるとともに寝相は次第によくなってくる人が多いです。寝相、歯ぎしり、起床時のカラダの痛さ、睡眠時無呼吸といった睡眠中のお悩みはさまざまな課題も潜んでいる可能性があります。お一人で悩まず、それぞれに合わせたカウンセリングが必要となります。本日もみなさまがよく眠れて、最高な1日を過ごせますように。【参考資料】横向き寝やうつ伏せ寝あなたの寝相について男女700名にアンケート調査「良い睡眠」の秘密「寝姿勢保持」と「体圧分散」不美人週間を3日で整える熟睡の練習帳/小林麻利子著株式会社G.B筆者情報松浦志野健康と眠りのスペシャリスト。眠りとお風呂の専門家・小林麻利子さんに師事している。埼玉県出身。看護師、ベビーマッサージ講師。SleepLIVE公認カウンセラーとしてひだまり by SleepLIVE主催。1児の母。看護師として総合病院、訪問看護を経験。不規則な生活や睡眠不足といった自身の経験から、同じような悩みを持つ人を助けたいという思いで小林に師事。現在は日本初のマンツーマン&対面の睡眠改善カウンセリングを行い、赤ちゃんから大人までの熟睡を導くサポートをしている。(C)stcook/Getty Images文・松浦志野
2023年08月26日自分の睡眠の質に疑問を抱き始めた30代美容ライターが、良質な睡眠のために「やめてよかった」と感じる夜のルーティンを紹介。睡眠の質には意外な部分が影響しているもの。眠りに不満がある方は要チェックです!30代、寝ても疲れがとれない問題が発生…!筆者が眠りの浅さを感じたのは、30代になってから。疲れているのに寝つけなかったり、長時間寝ても疲れがとれていなかったり。「これってもしかして睡眠の質が良くないのかも?」と思い、夜行っていたルーティンを見直してみることにしました。いろいろと試行錯誤してきた中で、やめてよかったと思えたルーティンを3つピックアップ。どれもとても簡単なことなので、睡眠の質を上げたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。NG1.長くお風呂に浸かる筆者は長風呂が大好きで、寝る直前に2時間ほどお風呂に入ることも。リラックスできる香りの入浴剤を入れたり、照明を暗くしたりと、眠りにつきやすい環境を整えていたつもりだったのですが、これがあまり良くなかったのかもと気がついたのです。寝る前の入浴は、たしかに良質な睡眠に効果のある行為。入浴でいったん体温を上げ、寝る時間に近づくにつれてその体温が下がっていくことで、深い眠りに入りやすくなるそうです。しかし、お風呂に長く浸かりすぎるのはNG。体温が上がり過ぎてしまい、脳の覚醒につながってしまうんです。正しい知識を得てからは、寝る1時間ほど前に、10〜15分程度の入浴を心がけています。この入浴法を実践できた日は、自然と寝る時間にうとうとし始め、スッと眠りにつけるように!実践した中で最も効果実感のある方法でした。NG2.寝る前の考えごと寝る前の考えごとは、学生時代からのルーティン。電気を消してベッドに入ると、自然と考えごとモードに入るようになっていました。次の日の予定や仕事のことなどを考えているうちに、脳が疲れて眠りにつける…と勝手に考えていたのですが、これがNG行動だったんです。ベッドで目を閉じると、不安が頭の中でぐるぐるしたことがある方は少なくないのではないでしょうか。こうして不安が滞留していると、脳の疲労につながり、睡眠の質を下げてしまうんだそうです。そこで筆者は、寝る前に日記を書くという新たなルーティンを開始。不安なことがあれば日記に書き出し、その日はそれ以上考えるのをやめることにしました。いきなり考えごとをまったくしない、というのは難しいのですが、最近は少しずつ実践できるように。その日にあった楽しいことだけを考えて寝るようにすると、寝つきが良くなりますよ。NG3.起床時間のばらつき仕事の日は早起きできても、休みの日は昼まで寝てしまうなど、筆者の起床時間はバラバラ。寝るのが大好きなので、午前中に予定がない日は寝られるだけ寝るというスタイルが当たり前になっていました。しかし、起きる時間がバラバラだと体内リズムが狂う原因に。寝つきが悪くなる、スッキリ起きられなくなるといった現象が起きてしまうのだそうです。そこで、仕事も休みも関係なく同じ時間にアラームを設定することに。毎日まったく同じ時間に起きるのは難しいものの、少しずつリズムが整ってきました。起床時間を揃えることで、起きづらさが軽減した気がしています。質のいい睡眠で、質のいい毎日を!疲労感や起きられないことにずっと悩んでいたのですが、その原因の1つが睡眠の質の悪さだったのだなと実感。良質な睡眠を阻害していたルーティンをやめていくことで、少しずつ朝が苦手という意識が薄れていきました。とはいえ理想の過ごし方はまだできていない筆者。これからも睡眠と向き合いながら、質のいい毎日を築いていきたいです。筆者情報比嘉桃子1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。(C)Aleksei Morozov/Getty Images文・比嘉桃子
2023年08月22日睡眠の質を高めるために環境を整える人が急増〜「STトーンハーモニー おやすみナイトスプレー」 「STトーンハーモニー おやすみナイトツボテープ」8月17日(木)発売 〜睡眠時間は十分なのに睡眠の質に満足できていない人急増。近年、不眠や深い睡眠の妨げ、朝すっきり目覚めることが難しいという悩みが増加しています。厚生労働省の「健康実態調査結果の報告」でも、十分に睡眠時間をとれているのに約3割の人が「睡眠の質に満足できない」「日中眠くなる」という調査結果になっています。そのような状況で、人々の睡眠に対する関心が高まっています。快適な就寝環境の整備や規則的な就寝時間の確保などに課題を見出しています。店頭でも睡眠グッズの販売が拡大しており、睡眠への関心の高さを感じます。そこで、ビューティーワールドは穏やかな睡眠をサポートする「トーンハーモニー」というブランドを立ち上げました。薬に頼るのではなく、自然とリラックスして眠れる環境づくりのお手伝いになればと思っています。トーンハーモニーより、ピローアロマとツボテープを販売トーンハーモニーは、ピローアロマである「STトーンハーモニー おやすみナイトスプレー」や、睡眠前のリラックスやストレッチに使える「STトーンハーモニー おやすみナイトツボテープ」という快適な就寝環境をサポートするグッズを販売いたします。優しい香りに癒やされたり、軽く体を動かすことで穏やかな入眠をサポートします。ピローアロマは枕にスプレーするだけで嫌な匂いなどをカットしてすっきり爽やかな気分にしてくれます。ツボテープはなにかをしながらでもツボ押しができるので、ストレッチや軽いヨガなどをしながらご使用いただけます。● 品名:STトーンハーモニー おやすみナイトスプレー● 希望小売価格:¥990● 発売日:2023年8月17日(木)● 主な販売店:ロフト、東急ハンズなど● 品名:STトーンハーモニー おやすみナイトツボテープ● 希望小売価格:¥1,430● 発売日:2023年8月17日(木)● 主な販売店:ロフト、東急ハンズなど【連絡先・お問い合わせ先】株式会社ビューティーワールド〒542-0081大阪市中央区南船場4-4-10辰野心斎橋ビル6階Tel:06-6244-8781Fax:06-6244-8785HP: お問い合わせフォーム: ※商品のサンプルのご依頼は、FAX・メールにてお受けしております。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月17日読者の皆さんは「いびき」や「歯ぎしり」の悩みはありませんか?自分がいびきや歯ぎしりをしなくても、パートナーや家族が激しくてなかなか寝つけない…そんなお悩みもあるかもしれません。今回は、anan Beauty+ clubのメンバー約100人にいびき、歯ぎしりについてのエピソード、解決法をアンケート。三者三様に抱えている悩み、不快感を解消し、ぐっすり眠る具体的なヒントなど豊富なアンケート内容をまとめました!Q.あなたはいびきをかきますか?最初に「Q.あなたはいびきをかきますか?」と聞くと「はい」が「いいえ」を少し上回る結果となり、「わからない」と回答した人は少数でした。「はい」と回答した人は、どうして自分がいびきをかいている、かいていたということがわかりましたか?家族に指摘された「月に2回ほど、眠りに入るときに小さい音でかくことはあります。あと花粉症などで鼻が詰まっているとき。もともと『寝言がすごくて面白い』って家族や友達、彼氏に言われていて、気になったので寝言を聞くために“いびき対策アプリ”を入れたら判明しました」(31歳・専門職)「家族に言われた。深夜に、自分のいびきで目覚めたこともある。うるさいなーって起きたら自分1人しかいなかった」(40歳・専門職)「家族や彼に言われたから」(26歳・会社員)「夫にうるさかったと言われた」(33歳・主婦)「疲れていた時に、『今日はいびきかいてたよ』と、パートナーに言われた」(39歳・専門職)「毎日ではないようなのですが、たまにいびきをかいていると夫に指摘されます」(31歳・会社員)自分のいびきで起きたことがある「エステでぐっすり寝てしまったが、自分のいびきで起きた」(29歳・会社員)「自分のいびきで目が覚めたことが何度もあるから」(39歳・無職)自分がいびきをかいているかを知るきっかけは、家族からの指摘が多く、次に自分で気づく人がいました。付き合いたてのパートナーと一緒にいるときや、エステなどのお店で寝ているときに自分が大きないびきをかいていたら恥ずかしいけれど、寝ているときの状態をコントロールするのは難しいですよね。そこで、anan Beauty+ clubのメンバーが実際に行っている改善法はどんなことなのか具体的に聞きました!いびきを改善するためにしたこと、その効果を教えてください「お風呂でリラックスして、その後スマホを使用せず、間髪いれずに目元用のめぐりズムをして寝る」(40歳・専門職)「花粉症シーズンは鼻詰まりにならないための漢方を飲む!」(31歳・専門職)「仰向けだとイビキをかきやすく、横向きで寝るとイビキをかきにくいとテレビで見たので、横向きで寝るようにしている。寝てるうちに寝返りしちゃうので効果は謎です」(39歳・無職)いびき解消のポイントは、「リラックス」、「鼻づまりを解消しておく」、「横向きに寝る」でした。入浴後スマホを触らずに入眠、横向きに寝るは、今すぐできることなので、いびきを解消したい人はぜひトライしてみましょう!Q.これまで、同室で一緒に寝る人のいびきに悩まされたことはありますか?YESの人に伺います。相手にいびきを指摘したことがありますか?次に、自分以外のいびきに悩まされたことがあるかと聞くと、6割以上が「YES」と回答。さらに、YESと回答した人の9割以上がいびきをかいていた本人に指摘したことがあることがわかりました。理由を教えてください。「あまりにうるさいと、指摘することもあります。どうしようもないのですが、伝えるだけ伝えたいので(笑)」(31歳・会社員)「うるさくて中途覚醒してしまったので」(35歳・会社員)「家族と旅行に行った時に、父親のいびきがうるさすぎて眠れず、ロビーのソファで寝たことがあり、そこから先に寝ないでと頼んでいる」(39歳・無職)「小さい頃は家族全員で寝ていて、父親のいびきがひどくて伝えた」(35歳・会社員)「夫のいびきがうるさくて、生活に支障が出るレベルだったから」(39歳・専門職)「父親のいびきがうるさくて、旅行のとき部屋を分けても地響きレベルのため眠れず……どうにかして!とお願い。睡眠時無呼吸症候群もあったのでCPAPを使うようなり、旅行にも持参してくれるように。父も日中の疲労感や眠気が明らかに改善したとのことで、家族みんなhappyです!」(31歳・専門職)「友人の家に泊まりに行ったら、大きなイビキで眠れなかった。けれど一泊だけだったし、伝えませんでした」(46歳・自営業)回答にもあったように男性は「睡眠時無呼吸症候群」を患う人も多く、いびきが途切れるなどの変化があった場合、家族が気づくことで病気が判明するきっかけになります。大きないびき改善にもつながるので、日頃から家族が気にかけてあげると安心ですね。Q.あなたは歯ぎしりをしますか?次に「歯ぎしり」についてアンケートを行いました。anan Beauty+ clubのメンバーに「Q.あなたは歯ぎしりをしますか?」と聞くと最も多い回答が「いいえ」で、次に「わからない」「はい」「過去に悩んでいた」と続きます。では、いびき同様に自分が歯ぎしりをしていると知ったきっかけを深掘りリサーチ!「はい」「過去歯ぎしりに悩んでいた」という人に伺います。どうして自分が歯ぎしりをしている、していたということがわかったのですか?「歯医者で言われた。歯ぎしりや頬の内側を噛むクセによる化膿が多発していた」(40歳・専門職)「歯医者で指摘された」(29歳・会社員)「歯ぎしりかはわからないけれど、噛み合わせが強過ぎて歯が4本ほどかけた。歯医者さんに行った時に指摘されて気づいた」(39歳・専門職)「歯医者の定期検診で、1本の歯だけすり減っていることがわかり、歯ぎしりを指摘されました」(27歳・会社員)歯ぎしりをしているかは、歯医者の定期健診時に歯のすり減り具合のチェックで判明することが多いようです。歯ぎしりを改善するためにしたこと、その効果を教えてください。「マウスピースを作り、就寝時につけている」(29歳・会社員)「病院でマウスピースを作りました。今も就寝時はつけています。朝、頭痛がなくなり、今のところ快適です!」(27歳・会社員)「マウスピースも投げちゃうのでやはり寝る前のリラックスとストレッチくらいしかない」(40歳・専門職)「強く噛んでしまう時に、脱力して口を開ける」(39歳・専門職)歯ぎしりの改善法を聞くと「マウスピース」が基本のよう。煩わしくてマウスピースを外してしまう人は、いびき同様にリラックスすると良いようです。しかし、リラックスを心掛けても「寝ているときに歯ぎしりしないようにする」と意識してしまうこともあるでしょうし、かえって自分にストレスを与えることにつながるのでマウスピース以外の改善法は、心の持ちようになるので難しいですね。Q.これまで、同室で一緒に寝る人の歯ぎしりに悩まされたことはありますか?YESの人は、相手に歯ぎしりのことを指摘したことがありますか?理由YES「翌朝本人に伝えた」(40歳・専門職)「彼がすごい音で歯ぎしりをして、その音で起きてしまったので翌日伝えた」(39歳・無職)「歯が削れたらもう戻らないので指摘した」(39歳・専門職)「友達とお泊りをしたら歯ぎしりがすごくて、その子は元々エラの張りに悩んでいたので歯ぎしりのせいじゃないかと伝えました!」(31歳・専門職)「食いしばる癖があると、肩こりなどの弊害があるので、それの改善ができればいいなと思って」(33歳・主婦)NO「いびきよりセンシティブだと思ったので」(35歳・会社員)「これまで、同室で一緒に寝る人の歯ぎしりに悩まされたことはありますか?」と聞くと、半分以下が「YES」と回答。さらにYESと回答した人のなかで8割以上が、相手の歯ぎしりを指摘したことがあるということがわかりました。指摘した理由、指摘しなかった理由それぞれ三者三様ですが、歯は、歯ぎしりによってすり減ると元に戻らないので、割れてしまう前に声をかけてあげるほうが親切かもしれません。その他睡眠にまつわる悩みがあれば教えてください。足、肩、腕、首がだるい&痛い「この時期クーラーで冷えすぎて足や腕がだるくて寝られない時があります。着圧ソックスを履いてもしんどい時もあります」(46歳・自営業)「首や肩の痛みで眠れないことがあります。毎晩マッサージしてから寝るようにしています」(27歳・会社員)口をあけて寝てしまう「寝る時に口を開けて寝てしまうので、マヌケに見えるし、口も乾燥して喉が痛くなる」(33歳・主婦)悪夢を見る、眠りが浅い「逃げてる夢を見て朝から疲れた状態で起きる。暗いと寝れないのと、睡眠時無呼吸症候群のきらいもあり、同室で寝ている人からすると突然苦しむから驚くらしい。毎日ではないのでそんなに深刻には捉えていません」(40歳・専門職)「眠りが浅く、少しの物音でも起きてしまう」(39歳・無職)難病と言える、特発性過眠症「特発性過眠症という病気で、日中の眠気が病的に強く出てしまいます。学生のときは授業中寝てしまうのが悩みで、ありえない場面(例えば卒業式の練習中立って歌いながら寝落ちするなど)で大変でした。今は、診断も降りて頓用の覚醒のための薬をもらったのと、睡眠時間をしっかり確保できる仕事に変えて日中の寝落ちに悩まされることはなりました。私はこの症状の一番古い記憶は小学生なのですが、大学卒業するまでまさか病気だとは思わず『自分は堪え性がないんだ、やる気があるつもりなのになぜか寝てしまう』と思っていたし、周りからもこれで怒られることが多かったです。同じ悩みを持っている人がきっといるので、このことが広まって悩みから救われる人がいると嬉しいです」(31歳・専門職)「特発性過眠症」は、突然眠気に襲われる「ナルコレプシー」とは違う病気で、現在患者も少なく、また治療法も確立されていない難病指定と言える病気。もし同じような症状で心当たりがある人は、ひとりで抱え込まず、かかりつけ医に相談から初めてみましょう。以上がアンケート結果でした。酷暑で寝苦しい以外にも、いびきや歯ぎしりなど睡眠に関するお悩みは多岐にわたります。今回の記事を参考にぐっすり眠れますように!<筆者情報>玉絵ゆきの(たまえ・ゆきの)anan等Webメディアの記事執筆&書籍制作を手掛ける美容ライター。タレント、美容家、医師等のインタビュー実績も多数。書籍実績はこれまで5冊。現在は目下6冊目校了に向けて日々健闘中。(C)andresr/Getty Images文・玉絵ゆきの
2023年08月15日