会社の文化によっては、バレンタインの時期になると、社員向けに義理チョコを配るところがあります。代表者が女性社員たちから集金し、購入するのが一般的なようですが、面倒さを感じている人もいるでしょう。男性側も、ホワイトデーのお返しを考え、気分よく受け取れない人がいるかもしれません。バレンタインデーにチョコをもらえる会社建機レンタルをしている新光重機株式会社のX(Twitter)アカウント(@shinkojuki)は、バレンタインデーに1枚の写真を投稿しました。かつて同社は、義理チョコを配らない方針だったとのこと。しかし、スタッフみんながチョコレートを好きなため、このような形に収まったそうです。働いたぶんだけご自由にお取りください!ハッピーバレンタイン!by社長スタッフたちにチョコレートを贈ったのは、社長だったのです!自分の仕事ぶりを過小評価している人は、遠慮してしまいそうですが…心配は無用でした。同社によると、みんな気兼ねすることなく、お菓子をモリモリと食べていたそうです。ホワイトデーを待つことなく、その日の働きぶりでお返しができるので、気兼ねなくお菓子をもらえそうですね。令和らしい義理チョコの配り方に、「めっちゃいいじゃん。箱ごともらいますね」「圧を感じるけど、自己肯定感は高めでいこう!」「画期的だ。来年やりたい」などのコメントが寄せられました。仕事がはかどり、会社もスタッフも嬉しい方法。イベントをしっかりと楽しむこともできて、みんな笑顔になったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年02月15日面倒見のよい社長の元で、コツコツと仕事を頑張ってきたパニ子。ところが最近、その社長が事故で逝去し、社長の二女が新しく社長に就任しました。2代目社長はわがまま放題&学歴重視のとんでもない人で、そんな2代目社長に振り回されていると業務が滞るようになってしまい……。スカッと系人気YouTubeチャンネル「パニコレ」から、「2代目社長が営業成績1位の私を解雇! 中卒はいらないと宣言した社長の望み通り退職した結果ww」を紹介します。★関連記事:「よかったな!」義母からの陰湿な嫁いびりを許容する夫→義母に隠された秘密はまさかの!社長の後を継いだのは…パニ子は中卒で働き始めてから10年以上、ずっと同じ会社で営業職をしています。家族経営の小さな会社ではあるものの、面倒見の良い社長と、社長の長女であり秘書でもあったサクラの元で日々頑張って働いていました。社長やサクラは若くから働き出したパニ子のことをとてもかわいがってくれたので、パニ子はその恩に応えようと努力を重ねました。その結果、なんと営業成績でトップを取り、現在は営業部のリーダーとして働いています。ところが、社長が不慮の事故で亡くなってしまいました。会社を引き継いだのは、長女のサクラではなく、次女のユミ。社長夫人とサクラは仲が悪く、社長夫人は昔から次女のユミばかりを溺愛していたんだとか。サクラとユミの姉妹仲も悪かったので、サクラはほどなくして会社を辞めることに……。新社長はわがまま放題のお嬢様!2代目社長となったユミは、わがままで自分勝手な性格。社員たちはユミに振り回されて、どんどん不満がたまっていきました。パニ子の同僚であるリサはユミの秘書になったのですが、毎日ユミのわがままに付き合わされるばかり。取引先との会食をキャンセルさせて、美容院の予約を入れさせようとするなど、自分本位で非常識な行動は目に余るほどのものでした。しかも、ユミはそれなりに良い学校を卒業しているため、自分より学歴が劣る人をすぐに見下してくるのだとか。パニ子は「私なんて中卒だし、いつ何を言われるかわかったもんじゃないわ……」とユミからばかにされる日が来ることを恐れていました。そんなある日、パニ子を含む営業部のリーダー4名とユミが会議をすることになりました。営業部の社員を見たユミはまず、名前と出身大学を教えて欲しいと言いだしたのでした。リサから社長との会議では1人ずつ出身大学を言わされることを聞いていたパニ子。うわさ通りの展開に戸惑いながらも、パニ子は自分は中卒だと正直に言いました。「中卒なんて信じられない!」パニ子が中卒であることを聞いたユミは「信じられない……誰!? 中卒を営業リーダーにしたやつは!?」とヒステリックに叫びました。驚いたパニ子が言葉を失っていると、他の3名のリーダーが一斉にユミに抗議し始めました。パニ子は営業成績がトップであることや、パニ子から営業のノウハウを学んで成績を上げてきたことなど、どれだけぱにこが優秀な人材なのかをアピール。しかし、それを聞いたユミは「なんなの、あなたたち!? 社長の私に逆らう気っ!?」とさらに激高!リサが仲裁してくれ、ユミと社員たちが喧嘩になる前に会議がスタートしたのですが……パニ子がプロジェクトの予算案の見直しをユミに提言すると「なんですって?」と不機嫌な声でひと言。他の社員たちからも見直しを求める声が上がり、ユミの案ではなくパニ子の案で進めようとすると「超エリート大学を卒業した私より、そこの中卒の言うことを採用するなんて! あんたらで勝手にやればいいじゃない!」と捨て台詞を吐いて会議室から出て行ってしまいました。その様子にドン引きする社員たち。リサもわがままなユミにこれ以上は耐えられないと精神的に追い詰められていたようでした。社員たちが社長に差し出したものは会議から数日後、パニ子が出勤すると珍しくユミが営業課にやってきました。ユミはパニ子の姿を見るなり「あんた、中卒なのに生意気なのよ! 明日から会社に来るな!」と言いました。パニ子があっけに取られているとユミは「中卒って頭だけじゃなくて、察しも悪いのね!」「早く自分の荷物をまとめなさい!」「あなたはクビなんだから……」と好き放題言いだす始末。そのとき、それを見ていた営業課の社員たちが次々と「俺も辞めます!」「私も!」と退職届をユミに差し出したのです! ユミはギョッとして辞めるのは中卒のパニ子だけだと言ったのですが、誰も退職届を取り下げる様子はありません。社員たちがユミのような人の元では働けないと言うと、ユミは怒り狂って「再就職先が見つからなくて泣きついたって、二度と雇ってやらないからね!」とひと言。すると「心配ご無用です」と社員たちは余裕の笑顔!拍子抜けしてしまった様子のユミにパニ子たちはサクラが立ち上げた会社で働くから再就職先には困っていないと宣言したのでした。泣きついてきたのは社長のほうでユミの元を離れ、サクラの会社で働き始めてから2週間後。パニ子のスマホに前の会社から何度も着信がありました。電話をかけてきた人物はユミ。どうやらパニ子たちが辞めた後、続々と人が辞めてしまい営業部の人間がほとんどいなくなってしまったとか。さらに、主要取引先からは契約の打ち切りを言い渡されるたのだそう。学歴で人を見下すユミのような人と仕事をしたいと思う会社などあるはずもなく、こうなることがパニ子にはわかっていたようでした。ユミは「私の会社がつぶれないように協力して!」「戻って来てくれたら、給料を倍以上あげる! 昇格も望み通りにして……」とパニ子に交渉しました。しかしパニ子の返事はNO!自分がピンチになったら手のひらを返すようなユミの人間性をパニ子は受け入れられませんでした。その後、ユミの会社はサクラによって買収され、社長の座はサクラのものに。サクラは2つの会社の社長となり、パ二子もサクラさんの元で営業職のリーダーとして活躍しています。一方無職となったユミは今までのぜいたくな生活を忘れられず、収入が激減しても生活水準を下げることができませんでした。そのためみるみるうちに借金まみれとなり……元々住んでいた家と土地を売り、今は母親と一緒に住み込みで働いているそうです。--------------わがまま放題で偏見の塊であるユミは社長の器ではありませんね。サクラのような人が社長となってパニ子もホッとひと安心。以前のようにバリバリ仕事に精を出して、頑張って欲しいものですよね。★パニコレの記事をイッキ読みするならこちらから!著者/パニコレスカッと系YouTubeチャンネル【パニコレ!(=PANIC COLLECTION)】で投稿されたエピソードを紹介!
2023年08月18日就職活動中は、気を付けることだらけ。会社によっては、面接室に入る以前の態度から採点されているといわれています。一説によると、清掃員などの姿に扮して、就活生の接し方を見る方法もあるとか。伊東(@ito_44_3)さんは、そんな方法を取り入れた社長が登場する創作漫画を描きました。『言い訳が適当な社長』言い訳が適当な社長 pic.twitter.com/EJronoet0O — 伊東 (@ito_44_3) February 11, 2023 ワクワクしながら、就活生の抜き打ちチェックに自ら乗り出した社長。しかし、清掃業者に事情を説明していなかったため、社長が紛れているとは思われず、持ち場を離れたことを怒られてしまいます。そこへ現れた就活生は、優しい人柄から社長をかばうとともに、有益なアドバイスをしました。社長は面接室で、再び就活生と対面するのですが…何食わぬ顔で「スピード出世した」というではありませんか!真実を伏せた適当すぎるいいわけに、「スピード出世がすぎる」とツッコミを入れずにはいられませんね。出世のためには、社会人の基礎は必要不可欠だと思えなくもない展開。いいことをしたにもかかわらず、動揺する状況に直面してしまった就活生の合否がちょっぴり心配になりますが、この社長ならきちんと判断してくれるのではないでしょうか…![文・構成/grape編集部]
2023年02月12日総合建設業の株式会社リンクロノヴァで、代表取締役を務める、ながの社長(lincronova)。オフィスで働いていると、1人の部下が、ながの社長の前でパンを切り始めました。何ができるのかが気になる、ながの社長。すると…。@lincronova こーゆーパターンのG.A.C.Fもあるのね#リンクロノヴァ #上司と部下 #社長と部下 #会社で料理 #料理する部下 #料理男子 #会社メシ#ハニートースト#宮城 #仙台 #tiktok動画コンテスト2022 #LincM ♬ オリジナル楽曲 - ながの社長部下がパンの耳を切り落としたり、切り込みを入れたりしてでき上がったのは、ハニートースト!ながの社長は、途中からパソコンの画面を見るのを止めて、部下が調理する風景に夢中になっているのが分かります。「会社でハニートーストはダメだって」と部下を注意したながの社長。怒るのかと思ったら、「早めに食べなきゃ」と、ハニートーストを待ちわびていたのです!ながの社長はひと口食べると、「めちゃくちゃおいしい」と大満足の表情を浮かべました。ながの社長がハニートーストを食べる様子に、「今か今かと、待ち始める姿に吹いた」「めっちゃ人柄がよさそうな社長」と反響が上がっています。中には、「こんな会社で働いてみたい」という声も。社長が笑顔を浮かべると、部下も頬がゆるみそうですね![文・構成/grape編集部]
2022年06月15日デルは7月7日、代表取締役社長の郡信一郎氏が退任し、8月1日付で平手智行氏(前ベライゾンジャパン合同会社 執行役員社長)が、新たに代表取締役社長に就任する人事を発表したが、7月24日、同社は新社長就任に関する記者説明会を都内のホテルで開催した。○やリ残したことはない最初に登壇した郡氏は2011年からの約4年間の社長業を振り返り、「2011年の社長就任時には、デルがソリューションを提供できる信頼できるパートナーだということを多くのお客様に知ってもらいたいと述べた。それ以降、総合ITカンパニーを目指し、パソコンのデルからソリューションプロバイダーのデルへ、さらに直販のデルから直間両輪のデルにするべく、組織や社員のマインドを変えてきた。結果、お客様をサポートする領域も広がり、幅広いソリューションを提供できるようになった」「デルはこれまで18億ドルの投資を行い、30以上の企業を買収してきた。そして、これらをいち早く日本の市場に投入すべく、デル・ソフトウェアの設立やSecureWorksの事業を日本で開始した。SecureWorksは直近で200%近い成長を遂げている。これにより、これまで弊社が得意としていたハードウェアに加えて、ソリューションも提供できるようになり、End to Endでセキュリティソリューションを提供できようになった」「直間両輪の面では、パートナーと組みやすくするべく、人員を倍にする強化や自営保守の導入、型番のパートナーとの共通化による簡素化を図ってきた。これにより、これまでデルを競合と考えてきた企業も、協業パートナーとしてとらえてもらえるようになった」と、ソリューションプロバイダーとして順調に成長してきた実績を強調。その上で、「やり残したと感じるものはない」と、満足感を示した。そして、新社長となる平手氏を「グローバルで抱負な経験を持っており、真のソリューションプバイダとしてデルを新たな時代に切り開く上で、最適な人材だ」と紹介。「平手はグローバルの視点で、大きな実績を残しており、行動力、決断力などのリーダーシップを高く評価している。また、われわれがさらに大きなソリューションを提供していく上で必要な、直間(販売)での豊富な経験を持っている」と、新社長に選ばれた理由を説明した。なお、郡氏は8月から米デル 日本アジア太平洋地域担当 副社長 グローバルセールスオペレーションに就き、営業の計画、戦略、リソースの配分など、アジア各国の営業支援を行うという。郡氏は今回の人事について、「私の希望であり、今後は国境を越えた経営の力を蓄えていきたいと思っている。デルには国籍を問わずグローバルで活躍できる風土がある。今回の私の人事が、日本の社員がグローバルで活躍したいと思うきっかけになればうれしいことだ」と述べた○デルはソリューションプロバイダとしていい品揃えになってきた続いて登壇した新社長となる平手氏は、「私は約25年、IBMを中心に製造、流通、金融、通信などIT業界でさまざまな役割を担ってきた。デルは、ソリューションプロバイダとして、いい品揃えになってきた。会長のマイケル・デルはお客様に必要なものを、お客様が必要な形で届けるため、株の非公開化を行うなど、ブレない経営をしている。IBMはプロダクトからソリューションに大きく転換したが、それをIBMで先導した立場、お客様の業務に役立てる視点で、お客様に足りないものをパートナーとともに、ソリューションに仕立て提供していきたい」と抱負を語った。同氏は具体的な戦略については、「デルについてはまだ勉強中で、具体的な戦略はこれからだ」と、今回発表は行わなかったが、「お客様が経営視点で求めるものは、スピード、フレキシビリティ、コストが共通の課題だ。デルが提供できるソリューションはアプリの下のプラットフォームレイヤにあると思うが、以前はアプリケーションレイヤで提供していたものが、最近はその下のインフラで提供されるようになっている。これにより、コスト、スピード、フレキシビリティ、コネクティビティをお客様に提供できる。これがお客様の経営にメリットをもたらす価値だ。インフラは、インテグレートした形で提供していかないと、お客様に価値を見出してもらえない」と、インテグレートされたインフラソリューションを提供することがデルの役割であるという認識を示した。そして、同氏は今回社長を引き受けた理由を、「マイケル・デルの志が、常にお客様、市場のためにというところにある点に魅力を感じた。また、デルが持っているソリューションで、お客様にいい化学反応を起こすことができると思ったからだ」と説明した。郡氏は平手氏対する要望については、「デルが持っているグローバルでの組織の力を使って、日本のお客様にはまだまだやれることがあると思っている。われわれは、お客さまの本業にインパクトを与えるソリューションを提供していかなればならない。それが、現在のデルの目標だ。平手には、変化するお客様のニーズに対応していってほしいと思っている」と述べた。
2015年07月27日TBI JAPANは、2016年3月卒業予定の新卒採用において、学生が面接官を自由に選ぶことのできる「選べる社長面接制度」及び「面接官全員社長制度」を実施する。○求める人材は「未来の社長」「社員全員社長」を目指し、10年で100人の経営者を輩出することをビジョンに掲げている同グループ。新卒採用においても"未来の社長"以外は求めていないという。同社がこのたび実施する「選べる社長面接制度」は、採用面接時のミスマッチの解消と、採用時の学生の自主性を促すことを目的として実施するもの。学生は、各社長のプロフィールをもとに、面接官を選択。グループ面接となる一次面接、個別の二次面接を受けることができる。また「面接官全員社長制度」として、一次選考から最終面接まで全ての面接は、同グループ全23社のCEOやCOO等が直接実施。学生の自主性を主体的に引き出す採用フローを目指し、学生とのミスマッチを減らしていくという。
2015年03月10日ヴイエムウェアは3月3日、副社長を務めていたジョン T. ロバートソン氏が代表取締役社長に、2005年10月から代表取締役社長を務めていた三木泰雄氏が代表取締役会長に就任すると発表した。三木氏は、「ジョンは2007年に入社したのだが、当時の従業員は30名弱。当時から、2人でヴイエムウェアを成長させるべく、奮闘してきた。社内でも『次の社長はジョン』と見られており、ようやくその時が来たことになる」と、今回の社長交代が規定路線だったことを明らかにした。三木氏の会長就任後のミッションは、「新規事業の開拓とパートナーとのリレーションシップの強化」となる。「パートナーの数はますます増えている一方、リレーションシップの強化が重要になってきている。こうした業務と社長としての任務を一人でこなすことは難しい」と、会長職への就任理由を説明した。ロバートソン氏は、2007年に入社後、5年にわたりエリア バイスプレジデントを務める。その後、2012年にVMware ASEANのバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャに就任し、シンガポールを拠点にアジア地域のビジネスを開拓してきた。2014年にヴイエムウェアの副社長に就き、今回、社長に就任する運びとなった。ロバートソン氏は20年以上、日本で生活しているとのことで、日本語が堪能。発表も流暢な日本語で行われた。同氏は、2015年度の事業戦略について、「モバイルとクラウドへの対応が迫られる顧客の成功に向け、"One Cloud, Any application, Any Device”を実現する」と説明した。同社が目指すOne Cloud, Any application, Any Deviceとは、あらゆるデバイスからあらゆるアプリを企業のプライベートクラウドとパブリッククラウドから構成されるハイブリッドクラウドで利用することを可能にすることを意味する。また、ロバートソン氏はヴイエムウェア自身が「Japanese Heart」と「外資系mind」を兼ね備える「ハイブリッド企業」だと語った。「Japanese Heartは、例えば、チームワークのよさや顧客のための奉仕をいとわないところに表れており、また、外資系mindはグローバルのベストプラクティスを利用できるところにある」と同氏。今後は、社長として、「三木氏とのコンビネーションを続けていく」「vCloud AirやAirWatchといった新規事業への投資を積極的に行っていく」「これまで以上に離職率を抑えるため、女性活用を進め、ワークライフバランスを強化していく」といった3つの点に注力していくという。マイクロソフトも前日に社長交代を発表したが、現社長が会長に就任し、社長がカバーしきれない業務をサポートしていくという同様の内容の社長交代劇となった。ヴイエムウェアは、昨年、国内でパブリッククラウド「vCloud Air」を提供開始したが、それ以来、サービスプロバイダーとの付き合い方も変わってきているという。これまではサービスプロバイダーに対しソフトウェアを提供するのみだったのが、一緒になってクラウドサービスを開発する方向に向かっているとのことだ。ヴイエムウェアのほかにも、日本IBMやマイクロソフトも企業のハイブリッドクラウド活用の推進に力を入れており、競争はますます激化している。各社の社長交代が、今後どのような形でビジネスに影響を及ぼすのか、興味深い。
2015年03月04日ジャパネットたかたは16日、創業者の高田明社長が退任し、長男であり副社長を務めていた高田旭人氏が新社長に就任すると発表した。同日、都内にて両氏が出席し、新社長の就任および新体制に関する説明会を行った。なお、高田明・前社長は経営者としては完全に引退するが、テレビやラジオのMCは今後1年ほど続ける予定だという。○すっきりした心境でバトンタッチ冒頭、挨拶に立った高田明・前社長は、「今、すっきりした心境でここに立っている。60歳を過ぎてからの6年間、どうやって若い世代にバトンタッチするかをずっと考えてきた。長男の旭人とも妥協せずに議論を戦わせながらやってきたが、彼だったら後を託せるかなと思い、決断したものだ。35歳でまだ若いが、私がお客様目線で足りなかったことを一段と充実させながら、皆さんから本当に必要と言ってもらえる企業になれるよう、ますます精進してほしい」と語った。続いて、高田旭人・新社長が抱負を次のように語った。「(社長就任は)意識はしていたものの、思っていたよりは早いタイミングで引き継ぐこととなり、身が引き締まる思いだ。当社は、世の中にある隠れた良いものを見つけてきて、それをしっかり伝える会社。お客様が求めているものをしっかり目利きして、ジャパネットなりに整えて伝えることで成長してきた。今回、社長交代に伴ってホールディング体制としたが、これまでの理念は何も変わらない」。○理念を込めたキーワード「今を生きる楽しさ」社長交代に伴い、既に旭人氏の下で新体制がスタートしている。商品のバイイング等を担う「ジャパネットたかた」を中心に、広告代理店・クリエイティブ機能を持つ「ジャパネットメディアクリエーション」、物流部門を担当する「ジャパネットロジスティクス」、使い方や修理など商品購入後の対応を受け持つ「ジャパネットサービスパートナーズ」を新たに設立、そしてコールセンター機能を持つ既存会社「ジャパネットコミュニケーションズ」を加えた5事業会社体制とし、これらを統括するジャパネットホールディングスを設立したものだ(計6社)。「あくまで、ジャパネットたかたがグループの中心。売上を増やすために子会社化したものではなく、お客様がいろいろなタイミングでいろいろな感動をしてもらえる会社にするため、それぞれをプロ集団化した。父がそうであったように私も、売り上げをいくら目指す、という考えはない。お客様が幸せになった結果、売り上げが伸びるのであって、売り上げありきで戦略を立てることはない」(旭人新社長)また、同時に企業ロゴを一新した。「ロゴに添えたコピーの“今を生きる楽しさ”には当社の理念、思いを込めた。私自身ついつい先を見据えて、今が楽しくなく、きつかったりすることがある。一方、父は今の瞬間を精一杯やろうという考え。これからも創業理念を忘れない、ジャパネットはこういう会社であるべきという思いを込めた。最高の会社を作って世の中に貢献していきたい」と旭人氏は熱く語る。ジャパネットたかたの2014年の売上高は約1,538億円、経常利益は174億円程度となる見通し。2015年は売上高1,650億円、経常利益180億円の増収増益を目指す。なお、株式上場に関して旭人新社長は「全く考えていない。それが足枷となり、ジャパネットとして信念を貫きたいこと、世の中に価値を見出すことができなくなるリスクのほうが大きいからだ」とした。○前社長の今後の去就は?明氏の今後の去就だが、「AandLIVE(アライブ)」という個人事務所を設立し、ジャパネットのサポートをしていくとしている。「会社の名前は、アキラは生きているという意味(笑)。会社を離れたところで応援できることがあるのかなと考えている。具体的には、全国を歩いて隠れた良い製品を発掘し、その良さを伝えていくことでジャパネットを補佐していきたい。ショッピングは伝えるということが最も重要。伝えるってなんだろうということを、社を離れたところでもう一度原点に帰って考えてみたいと思っている」。明氏が保有していた株式は数年前に旭人氏に譲渡済みで、既に旭人氏が過半数を握る筆頭株主となっている。名実ともに明氏はジャパネットの経営から離れることとなる。
2015年01月16日学校法人産業能率大学は11日、毎年恒例となっている「社長が選ぶ今年の社長」アンケートの結果を発表した。同調査は、2008年から実施。従業員数が10人以上の企業経営者(経営トップ)を対象に、「2012年の最優秀経営者は誰だと思うか」を尋ね、その結果を「社長が選ぶ今年の社長」としてまとめたもの。調査は、11月22日から12月4日までの13日間、インタ ーネット調査会社を通じて565人の経営者を対象に行った。有効回答数は445。なお、現任でなくても、2012年内に会長・社長・CEOなどに就いていれば有効としてる。「2012年の最優秀経営者が誰だと思うか」を自由回答で尋ねたところ、もっとも多く名前が挙がり「今年の社長」の椅子に座ったのは、日本航空の再建の手腕が評価された「稲盛和夫」氏。113票を集め、一昨年、昨年と2年連続で1位だった孫正義氏を僅差で上回った。コメントとして、「JALのV字回復を牽引した」「非常に困難と思われた企業再建を予想外の短期間で達成した」などの声が挙った。2位は、108票でソフトバンク社長「孫正義」氏。「常に攻めの姿勢で経営している」「数々の企業買収を進め通信企業の牽引的な仕事をしており、最優秀経営者にふさわしい」とのコメントが寄せられた。3位は、ファーストリテイリング会長兼社長「柳井正」氏で47票を集めた。「コラボ店の開店など、着目するところが他の人と違う」という意見や、「最先端の考え方と実行力」などが評価された。以下、4位「豊田章男」氏(トヨタ自動車社長・45票)、5位「ティム・クック」氏(米アップルCEO・25票)、6位「根津嘉澄」氏(東武鉄道社長・10票)、7位「津賀一宏」氏(パナソニック社長・5票)、7位「村上太一」氏(リブセンス社長・5票)、9位「平井一夫」氏(ソニー社長兼CEO・4票)、9位「井上慎一」氏(ピーチ・アビエーションCEO・4票)となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月13日