ゆりこは39歳のキャリアウーマン。今の職場に入社して17年、努力してキャリアを積み上げてきました。自由な人生を謳歌していたゆりこ。そこへ子持ちで時短勤務のけいこが入社してきます。けいこは仕事ができるものの、16時までの時短勤務。ゆりこはそんな彼女を採用したことが気に入らないため、けいこに仕事をふります。それを見ていた坂上課長は、無理に定時までに仕上げなくていいとけいこへ伝えました。なぜ自分がけいこの尻ぬぐいをしなければいけないのか、ゆりこは怒っていました。けいこに電話がかかってきて… 子どもが保育園で発熱したため、早退することになったけいこ。けいこの業務はゆりこが引継ぎます。 しかし、ゆりこは「明日は来れる?」とけいこを引きとめました。翌日は湯田が有給休暇の予定のため、けいこが来てくれないと困ると訴えたのです。けいこは「子どもの体調次第なのでわかりません」と答えます。夫の力を借りることも難しいそうです。 そこへ「私が許可したからいいんです」と坂上課長が会話に割って入ります。坂上課長は「まだお子さんが小さいから仕方ないの」とゆりこを注意。ゆりこが業務が回らなくなると反論しても、坂上課長は「それを何とかするのが責任者の仕事でしょう」「助け合わないとね」と受けあってくれません。 「一方的に助けてるだけだけど!?」 胸の内でイライラが止まらないゆりこ。その様子を見ていた湯田が、明日出勤することを申し出てくれたのでした。 子どもの発熱のタイミングや、回復がいつになるのかは予測できなくても仕方がないもの。 ただ、納得いかないゆりこの気持ちもわかります。同僚の急な欠勤をカバーしながら、仕事を進めないといけないのは大変です……。 お互いが気持ちよく仕事するために、会社には人手をもっと増やすなどの対策をとってほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年04月08日ゆりこは39歳のキャリアウーマン。今の職場に入社して17年、努力してキャリアを積み上げてきました。自由な人生を謳歌していたゆりこ。そこへ子持ちで時短勤務のけいこが入社してきます。けいこは仕事ができるものの、16時までの時短勤務。そんな彼女を採用したことが気に入らないゆりこは、不満を募らせていくのでした。けいこに子どもがいようが、自分には関係ないと言うゆりこ。「子持ちだからってラクさせてやらないんだから」と、けいこに仕事を振ることにしたのでした。これくらいの仕事できるよね? 出社したけいこにゆりこは早速仕事を振ります。「16時までにお願い」とけいこに山盛りの書類を手渡しました。 しかし、「無理に定時にあげなくていいからね」とけいこにやさしく声をかけた坂上課長。けいこが甘やかされていると感じ、ゆりこはイライラ……。 なぜ自分がけいこの尻ぬぐいをしなければいけないのか、とゆりこは怒っています。 「同じ女なのに不平等なんだよ」 口には出さないものの、ゆりこは不満を募らせていくのでした。 大量の仕事を振られたけいこに、坂上課長がすかさずフォローの言葉をかけます。坂上課長は、子持ちに対するゆりこの気持ちを見抜いていたのかもしれませんね。 とはいえ、けいこができなかった分の仕事はゆりこがしなくてはいけません。これでは「なぜ自分が尻ぬぐいしないといけないの!?」とゆりこの不満は溜まっていく一方……。 けいこもゆりこも一生懸命働いているのに、すれ違ってしまうのはどうしてなのでしょうか。 坂上課長には、子持ちであるけいこを気遣うと同時に、不満を募らせているゆりこのケアもしてほしいところですね。著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年04月07日男の子を育てながら在宅でマンガを描いている神谷もちさんが、友人の体験をもとに夫婦のすれ違いを描いたマンガ。夫・てつおさんと妻・キリコさんは、これまでの不満が爆発して大喧嘩。てつおさんが「俺に不機嫌をまき散らすことで、ストレスを発散しているのかなって思っていた。俺のことを軽んじてるんじゃないかって……」と言うのを聞き、キリコさんは「私もてつおの気持ちがわかっていなかった」と気付いたのです。その結果……。ま、人生はこんなもんかキリコさんもてつおさんに「私の頼みを真面目に聞いてくれず、私は軽んじられているって思っていた」と思っていたことを伝えました。気持ちをぶつけ合い、互いに謝り合った2人。そして、夫婦としてやり直すために、いくつかルールを決めることにしたのです。その結果……。2人でルールを決め、これできっと大丈夫と……そう思っていたのは最初の1カ月だけでした。はぁ……また靴下が裏返しだよ。人間はそんなに簡単には変われないんだな。私もだけど……。察して欲しい私と、察してくれない夫。こうして日々は過ぎていくのだ。ま、人生はこんなもんか。-----------------------結局決着はつきませんでしたが、2人は互いの悪いところを少し諦めることで、折り合いをつけたようです。相手が自分を軽んじていたわけではないことがわかったことで、少し寛容になれたのかもしれませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/神谷もち2019年、男の子を出産したアラフォーママ。現在育児をしながら在宅でイラストやマンガを描く仕事をしている。
2024年04月07日ゆりこは39歳のキャリアウーマン。今の職場に入社して17年、努力してキャリアを積み上げてきました。自由な人生を謳歌していたゆりこ。そこへ子持ちで時短勤務のけいこが入社してきます。「お疲れ様です」と16時に帰っていくけいこ。そんな彼女を見て「あんたみたいなのがいるから、女性の社会進出が難しくなるんだよ」とゆりこは腹を立てていました。子どもがいるから仕方ない…? 「今が一番いてほしい時間なんだけどな」と苛立つゆりこ。後輩の湯田はゆりこに賛同しつつも「子どもがいるから仕方ないですよね」と諦めているようです。 「保育園のお迎えとか、私たちに関係ある?」 しかし、ゆりこはけいこの事情を理解しようとしません。けいこに子どもがいることは自分たちには関係ないことだと苛立っています。 ゆりこは湯田に「(けいこに)やさしくしないでいいからね」と注意。さらに、ゆりこは「子持ちだからってラクさせてやるもんですか」とけいこに対して敵意をむき出しに……。 そんなゆりこと湯田の姿を、坂上課長が静かに見つめるのでした。 けいこの子育ては自分たちには関係ないと言い張るゆりこ。 ゆりこもけいこも、それぞれ一生懸命働いています。お互いの事情を理解し合って、時には支え合うことも大切なのではないでしょうか?同じ職場で働く仲間として、けいこの気持ちにゆりこが少しでも歩み寄れると良いですね。著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年04月06日ゆりこは39歳のキャリアウーマン。今の職場に入社して17年、努力してキャリアを積み上げてきました。自由な人生を謳歌していたゆりこ。しかし、ある女性が入社したことで環境が変わってしまい……。女の敵は女…? ゆりこの職場に松村けいこという女性が入社してきました。けいこは2児の母で子どももまだ小さいため、16時までの時短勤務。 ゆりこの働く業界は慢性的な人手不足のため、即戦力になるけいこが採用されたようです。採用を決めたのは坂上課長でしたが、ゆりこは納得できません。 ゆりこはあいさつするけいこの姿を見て「この部署に子持ちの時短なんていらない」と思ったのでした。 前職でも同じ業界にいたため、仕事ができるけいこ。しかし、けいこが16時に退社する姿を見たゆりこは「忙しくなる時間に帰るなんていいご身分ね」と腹を立てます。 「あんたみたいなのがいるから、女性の社会進出が難しくなるんだよ」 ゆりこは胸の内に怒りを募らせるのでした。 子育て中のけいこを、入社早々敵視するゆりこ。家庭の事情があるとはいえ、けいこの勤務形態がゆりこには許せないようです。 女性が社会進出できる世の中になるためには、子どもがいても働きやすい環境を整えることが大切です。子どもがいてもいなくても、女性が働きやく活躍できるような社会になると良いですね。著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年04月05日男の子を育てながら在宅でマンガを描いている神谷もちさんが、友人の体験をもとに夫婦のすれ違いを描いたマンガ。夫・てつおさんと妻・キリコさんは、これまでの不満が爆発して大喧嘩。そこに娘が来て「大人なんだから仲直りして」と言われました。冷静になったキリコさんは「小さなことの尻拭いは全部私がしているの。それくらいって言うならあんたがやりなさいよ!」とはっきり言ったのです。てつおさんは……。不機嫌になることで怒りをぶつけていたのかも「ごめん。自分の中で重要じゃないから、つい忘れちゃうんだ」と謝るてつおさん。そして「むしろ俺に不機嫌をまき散らすことで、ストレスを発散しているのかなって思っていた。俺のことを軽んじてるんじゃないかって……」とうつむいたのです。キリコさんは「私もてつおの気持ちがまるでわかっていなかった」と知りました。「軽んじてなんかいないよ!」とキリコさんは……。てつおに「俺のことを軽んじてるんじゃないかって……」と言われ、「軽んじてなんかいないよ! 私の頼みを真面目に聞いてくれないのが嫌だった。私は軽んじられているって思っていたよ」と正直に伝えました。てつおは「俺も軽んじているわけじゃないんだ……。でも、心のどこかでそう思っていたかもしれない」と。私も、不機嫌になることでてつおに怒りをぶつけていたのかも……と思いました。お互いに気持ちをぶつけ合った私たちは、夫婦としてやり直す方法を模索しました。そして、いくつかルールを決めることにしたのです。-----------------------てつおさんもキリコさんも、意地を張らずに正直に気持ちを話し、素直に謝ることができたところがすてきですね。大切なのは「お互いさま」という思いなのかもしれません。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/神谷もち2019年、男の子を出産したアラフォーママ。現在育児をしながら在宅でイラストやマンガを描く仕事をしている。
2024年04月05日すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。かすみはすぐるの態度に我慢の限界がきて実家へ帰り、離婚届を送ります。離婚届を見たすぐるはかすみの実家へ行き、頭を下げて謝罪。かすみは心を動かされ一緒に家へ帰るのですが、すぐるに叩かれてしまいます。かすみは離婚の話し合いをするため両家の親を家に呼び、再びすぐるに離婚を言い渡しました。さらにはすぐるから暴力をふるわれたときの録音も流して……。「あとは代理人を通してください」と、両親と一緒に実家へ帰ったかすみ。すぐるは自分の両親からも責められますが、自分の非を認めませんでした。 かすみは実家に帰ったあと、娘たちにパパと離れて暮らすことを話します。娘たちから父親を奪ってしまうつらい決断でしたが、これからの人生のためにもかすみは改めて離婚を決意したのでした。 その後… その後、弁護士をたてたかすみ。すぐるは離婚しないの一点張りで、おそらく離婚調停になるでしょう。 しかし、かすみには証拠があったため、前向きに考えていました。今は実家でテレワークをしながら、娘たちの転園先を探すなど大忙し。 「もう誰にも脅されず生きていくんだから」と今の幸せな生活を噛みしめていました。 一方、すぐるは汚れて散らかった家でひとりコーヒーを飲んでいました。絶対に離婚しないと決め、かすみたちが帰ってくることを願い続けていたのです。 最近まともに寝れていない様子のすぐるは、生気のないまま出社するのでした。その後、義両親から代理人に「すぐるが憔悴しきってまともに生活できていない」と連絡が……。 しかし、もうかすみは気にしません。これから先の明るい未来に向かって、娘たちと共に歩き出したのでした。 新たな一歩を踏み出したかすみと、いまだ自分の非を認められずとどまっているすぐる。すぐるには何度も自分の考えを改めるチャンスがあったのに、考えを変えることはできませんでした。 今まで苦しんできたかすみ。娘たちとの、これからの未来が明るく楽しいものであるよう願いたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年04月04日男の子を育てながら在宅でマンガを描いている神谷もちさんが、友人の体験をもとに夫婦のすれ違いを描いたマンガ。夫・てつおさんと妻・キリコさんはこれまでの不満が爆発し、激しい言い合いに。すると娘から「大人なんだから仲直りして」と言われてしまいました。「仕事が早く終わるのだから家のことくらいやってほしい」と言うてつおさんに、キリコさんは「私が家事も育児もしているから、あんたは仕事に集中できるの」と反論したのでした。「本当にわからないんだ」と……キリコさんはてつおさんに「靴下を裏返しにしない、靴をそろえる、麦茶やトイレットペーパーをちゃんと換える。そんな小さなことって言うけど、その尻拭いは全部私がしているの。それくらい察して欲しかった!」と伝えました。そして「それくらいって言うならあんたがやりなさいよ!」とハッキリ言ったのです。てつおさんは「ごめん。そんなつもりじゃ……」と……。「ごめん。そんなつもりじゃ……。自分の中で重要じゃないから、つい忘れちゃうんだ。だからキリコがどうして不機嫌なのかわからないんだ。察してくれって言われても本当にわからないんだ」と言うてつお。そして「むしろ俺に不機嫌をまき散らすことで、ストレスを発散しているのかなって思っていた。キリコはいつも自分ばかり大変みたいな顔をして、俺のことを軽んじてるんじゃないかって……」とうつむいたのです。キリコもてつおの気持ちがまるでわかっていなかったのだと知りました。-----------------------やっと本音を伝え合えた2人。本音をぶちまけるという作業は勇気とパワーが必要で、とても疲れることだけど、やはりとても大切なことだとわかりますね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/神谷もち2019年、男の子を出産したアラフォーママ。現在育児をしながら在宅でイラストやマンガを描く仕事をしている。
2024年04月04日男の子を育てながら在宅でマンガを描いている神谷もちさんが、友人の体験をもとに夫婦のすれ違いを描いたマンガ夫・てつおさんに不満を感じ、つい不機嫌な態度で接してしまう妻・キリコさん。それに腹を立てたてつおさんが怒りだし、激しい言い合いが勃発。そこへ娘が現れ「いいかげんにしなよ! 大人なんだから仲直りして」と。キリコさんもてつおさんも、「はい……」としか言えませんでした。そして……。嫌な気持ちで暮らしたくない「俺も悪かったよ」と謝りつつ、「でもキリコは仕事が終わるのも早いから、家のことくらいやってくれてもいいだろ?」と言うてつおさん。キリコさんは「私がやらなきゃどうにもならないから、仕事を早く終えているの」と反論し、「私が家事も育児もしているから、あんたは仕事に集中できるの」と冷静に伝えたのです。さらに妻は「靴下を裏返しにしない……」と続けて……。靴下を裏返しにしない、靴をそろえる、麦茶やトイレットペーパーをちゃんと換える。あなたはそんな小さなことって言うけど、その尻拭いは全部私がしているの。それくらい察して欲しかった! 私の言っていること、ちゃんと考えて欲しかった!」と、これまでの思いをてつおに伝えました。小さなことでイライラ……こんなふうに嫌な気持ちで暮らしたくないのに……。「それくらいって言うならあんたがやりなさいよ! 私にやらせないで!」とハッキリ言ったのです。-----------------------キリコさんの言い分に「ごもっとも!」と共感した人も多いのではないでしょうか。結局てつおさんは「それくらい」と言いつつ、キリコさんに甘えていたのかもしれませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/神谷もち2019年、男の子を出産したアラフォーママ。現在育児をしながら在宅でイラストやマンガを描く仕事をしている。
2024年04月04日すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。かすみはすぐるの態度に我慢の限界がきて実家へ帰り、離婚届を送ります。離婚届を見たすぐるはかすみの実家へ行き、頭を下げて謝罪。かすみは心を動かされ一緒に家へ帰るのですが、すぐるに叩かれてしまいました。かすみは離婚の話し合いをするため両家の親を家に呼び、再びすぐるに離婚を言い渡します。話し合いは平行線のままでしたが、かすみがすぐるから暴力を受けたときの録音を聞かせたことで状況は一変。 しかし、すぐるだけは自分は間違ってないと言い続けます。すぐるの父が亭主関白で、その父に尽くしてきた母の姿を見てきたからでした。 「あとは代理人を通してください」と、両親と一緒に実家へ帰ったかすみ。すぐるは自分の両親からも責められて……。 僕の何が悪かったんだ… かすみの実家に帰宅後。 「みんなして僕のことを馬鹿にして!」とひとり暴れるすぐる。すぐるは「なんでこんなことに……」と部屋で絶望するのでした。 一方、実家へ帰っていたかすみ。娘たちに「家に帰ったら大事な話があるからね」と伝えます。 実家へ帰宅後、娘たちにこれからのことを話すかすみ。すると長女のあやみは「パパはどこで暮らすの?」と聞いてきました。 「パパはおうちにいて、離れていてもまた会えるよ」と伝えます。「寂しくならないようにママ頑張るから……」と話すかすみ。 あやみは「大丈夫だよ」と答えてくれ、かすみはお礼を言います。 娘たちから父親を奪ってしまうことが苦しいかすみ。しかし、娘たちを絶対に幸せにすることを心に決め、一歩踏み出すのでした。 娘にこれからのことを話したかすみ。娘たちのことを考えると胸が締め付けられるような思いだったことでしょう。 しかし、かすみの人生はかすみのものです。きっと娘たちも、母親が笑顔で過ごせるほうが幸せでしょう。かすみの前向きな一歩を心から応援したいですね! >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年04月03日すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。すぐるの極論被害妄想に我慢の限界がきて実家へ帰っていたかすみ。電話してきたすぐるに離婚を言い渡して着信拒否をした後、離婚届を送ります。離婚届を見たすぐるは、かすみの実家へ行き、頭を下げて謝罪。かすみは心を動かされ一緒に家へ帰るのですが、すぐるに叩かれてしまい、離婚の話し合いをするため両家の親を家に呼んだのでした。今まで苦しめられてきたすぐるの言動について話をしたかすみ。しかし、すぐるの父は「そんなことで離婚だなんて馬鹿げている」と言います。 すぐるが手をあげたことも棚に上げ始めたすぐるの父に、かすみは暴力を受けたときの録音を聞かせました。焦って言い訳するすぐるに、かすみは「あなたにとって私たちって何?」と問います。 最後まで変わらない夫の態度に… かすみからの問いに「僕の家は役割を果たすことが当たり前だった!」と話すすぐる。亭主関白の父と、その父に尽くしてきた母の姿を見てきたからです。 すぐるの意見を聞いて、再度離婚を告げたかすみ。 するとすぐるは「もし僕を捨てるなら〇んでやる!」と、ここにきてもなお脅し文句を言いました。 そんなすぐるに動じず、実家へ帰ることにしたかすみ。かすみの両親は「後は代理人を通してください」と責任を取ってもらうことを告げて帰っていきました。 「お前は何をしてるんだ!」と叱責するすぐるの父。妻を殴るなんておかしいと言い、これからを想像して絶望してしまいます。 すぐるの母は「お父さんは亭主関白だけど、私を大切にしてくれているから尽くそうと思えるの」と伝えました。 すぐるの両親は「もう手遅れかもしれないけど、反省して誠心誠意謝りなさい」と伝え帰って行くのでした。 両親に怒られたすぐる。すぐるが歪んだ考え方になってしまったのは、両親の姿を間違って解釈して見てきたからでした。亭主関白な父と、その父に尽くす母を見てきたすぐるは「専業主婦は尽くして当たり前」と思っていたのかもしれません。 しかし夫婦は支え合わなければ成立しません。すぐるはそこに気づけなかったのでしょう。 両親から喝を入れられたすぐる。今までの自分の言動を反省して、誠心誠意かすみに謝罪してほしいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年04月02日男の子を育てながら在宅でマンガを描いている神谷もちさんが、友人の体験をもとに夫婦のすれ違いを描いたマンガ。夫・てつおさんに不満を感じ、つい不機嫌な態度で接してしまう妻・キリコさん。それに腹を立てたてつおさんが怒りだし、ついに両者の不満が爆発。激しい言い合いになりました。そこへ「いいかげんにしなよ!」と現れたのは……。仕事だけしていればいいってすごく幸せなこと娘から「いいかげんにしなよ。お母さん、私には言うのに、なんでお父さんには言わないの? お父さんは、なんで言われたことをやらないの?」と言われたキリコさんとてつおさん。娘はさらに「大人なんだから、ちゃんと仲直りしてよ!」と言い、部屋へ戻って行ったのです。キリコさんもてつおさんも、「はい……」としか言えませんでした。「子どもに言われるなんて情けない……」と……。てつおが「子どもに言われるなんて情けない……」と言うので、思わずまたキレそうになりましたが、「ごめん。落ち着こう」と言われ、私も冷静になりました。「俺も悪かったよ」と謝りつつ、「でもキリコは仕事が終わるのも早いから、家のことくらいやってくれてもいいだろ?」と言うてつお。「勘違いしていない? 私がやらなきゃどうにもならないから、仕事を早く終えているの」と反論しました。私だって何も考えず働きたい。でも、てつおはそれが当然って顔をして、協力してくれない……。「私が家事も育児もしているから、あんたは仕事に集中できるの。全然わかってないでしょ?」と冷静に伝えました。-----------------------「家のことくらい」とサラッと言うてつおさん。でも、仕事をしながらひとりで家事と子育てをやるのは、本当に大変なことですよね。せめててつおさんがそれをわかってくれていたら、キリコさんもここまで怒りはしなかったかもしれませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/神谷もち2019年、男の子を出産したアラフォーママ。現在育児をしながら在宅でイラストやマンガを描く仕事をしている。
2024年04月02日すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。すぐるの極論被害妄想に我慢の限界がきて実家へ帰っていたかすみ。電話してきたすぐるに離婚を言い渡して着信拒否をした後、離婚届を送ります。離婚届を見たすぐるは、かすみの実家へ行き、頭を下げて謝罪。心を動かされたかすみは一緒に家へ帰るのですが、すぐるに叩かれてしまいます。「もう揺るがない」と離婚の決意を固めたかすみ。両家の親に来てもらい、話し合いを始めました。 しかし、今までの話を聞くとすぐるの父は「そんなことで離婚だなんて馬鹿げている」と言い出します。さらには、すぐるが手をあげたことも棚に上げ始めて……。 証明できます! ボイスレコーダーを取り出して、昨日の夜の録音を流したかすみ。 そこにはすぐるの怒った声や長女・あやみの泣き声、叩かれた音などが録音されていました。 これを聞いてすぐるの父も「話が違うじゃないか!」とすぐるを責めます。 しかし焦ったすぐるは「これはかすみの演技だ!」と言ったり、「仮に殴っていても愛のムチだ」と言ったり、無理な言い訳を続けます。 そんなすぐるに「娘たちが将来結婚して、夫に叩かれても仕方がないって思うの?」と聞いたかすみ。 すぐるは「そんなの無理に決まってるだろ」と肩を震わせて答えます。 続けてかすみは「すぐるにとって私たちって何? 役割を果たせないと家族ではいられないの?」とすぐるに問うのでした。 録音を聞いても、まだ言い訳するすぐる。あくまで自分は悪くないという思いを貫くようですが、娘たちに置き換えて考えるとどうやら違って見えてきたよう……。 わが子が傷ついて平気な親なんていません。すぐるにも娘たちを大切に思う気持ちがあるなら、今までかすみにしてきた自分の言動をしっかり反省してほしいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年04月01日男の子を育てながら在宅でマンガを描いている神谷もちさんが、友人の体験をもとに夫婦のすれ違いを描いたマンガ。夫・てつおさんに不満を感じ、つい不機嫌な態度で接してしまう妻・キリコさん。それに腹を立てたてつおさんが「何を怒っているんだよ」と怒鳴り、ついに両者の不満が爆発。激しい言い合いとなりました。ずっとこのままなの?キリコさんが「娘の面倒は私が見ている」と言うと、「大黒柱は俺なんだから仕方ない」とてつおさん。「こんなくだらないことで不機嫌になって『察して』を続けるのか!?」と言われて、キリコさんは「それくらい察してよ!」と叫びました。そのとき「いいかげんにしなよ。さっきからずっと同じ話だよ」と娘が……。「お母さんは『察して』しすぎ」と……。「お母さんは『察して』しすぎ。お父さんは察しなさすぎ」と言う娘のはるか。そして「お母さん、私には言うのになんでお父さんには言わないの? お父さんは、なんで言われたことをやらないの?」と聞いてきました。私とてつおが言い訳をしていると、「じゃあずっとこのままの? 私、嫌だよ。しっかりしてよ、大人なんだから。ちゃんと仲直りしてよ!」と言い、自分の部屋へ戻って行きました。私もてつおも「はい……」としか言えませんでした。-----------------------お母さんが「察して」と求めすぎ、お父さんは察しなさすぎと指摘するあたり、子どもは親が思っている以上に親のことをよく見ているのがわかります。娘のはるかさんが、一番大人だったようですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/神谷もち2019年、男の子を出産したアラフォーママ。現在育児をしながら在宅でイラストやマンガを描く仕事をしている。
2024年04月01日男の子を育てながら在宅でマンガを描いている神谷もちさんが、友人の体験をもとに夫婦のすれ違いを描いたマンガ。夫・てつおさんに不満を感じ、つい不機嫌な態度で接してしまう妻・キリコさん。その様子にてつおさんが怒り、「何を怒っているんだよ。言えよ!」と怒鳴りました。両者ともずっと我慢してきた不満が爆発。大喧嘩が始まったのです。「察してよ」を続けるのか?キリコさんが「私のお願いなんて全然聞いてくれない!」と言うと、「キリコより働いている時間が長いんだから仕方ない」とてつおさん。「それは私がはるかのことを見ているから。私の犠牲の上で成り立っている」と反論すると、「はるかをそんなふうに思っているのか」と言われ、キリコさんは「てつおに思っているの」と叫んだのです。てつおさんは「大黒柱は俺なんだから」と……。娘のはるかの面倒を私が見ていると言うと、「大黒柱は俺なんだから仕方ない」と言うてつお。さらに、「俺は俺なりに家のことはやってるつもり」と言うのです。「靴下を直すのがそんなに嫌!? 私がどれだけお願いしたって、これくらいいいやって思うの!?」と聞くと「そうだよ」という返事が!「こんなくだらないことで不機嫌なままで『察してよ』って続けるのか!?」と聞かれて、「それくらい察してよ!」と叫びました。そのとき、「いいかげんにしなよ。さっきからずっと同じ話だよ」と娘が……。-----------------------キリコさんとてつおさんの言い分はまったくの平行線で、解決方法が見えません。娘のはるかさんが思わず口を挟みたくなった気持ちがわかりますね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/神谷もち2019年、男の子を出産したアラフォーママ。現在育児をしながら在宅でイラストやマンガを描く仕事をしている。
2024年04月01日すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。すぐるの極論被害妄想に我慢の限界がきて実家へ帰っていたかすみ。電話してきたすぐるに離婚を言い渡して着信拒否をした後、離婚届を送ります。離婚届を見たすぐるは、かすみの実家へ行き、頭を下げて謝罪。これに心を動かされたかすみは一緒に家へ帰るのですが、家にいなかった間にすぐるがためこんだ家事をしろと言われ、離婚したら一生後悔させてやる!と脅されて……。すぐるに手をあげられたかすみ。その一部始終はかすみが用意していたボイスレコーダーに録音されていました。 「もう揺るがない」と離婚の決意を固めたかすみは、両家の親に連絡。話し合いをすることにしたのです。 駆けつけた両親にすぐるは… かすみに駆け寄るかすみの両親。そして「昨日の今日でよくも……」とすぐるに憎しみの目を向けます。しかし、すぐるはあくまでも手が当たっただけだと主張。 そこへ、すぐるの両親もやってきました。何があったのか説明するかすみ。それに対してすぐるは「都合のいいように言うな!」と反論します。 今までされてきたことを話したかすみ。しかし、すぐるの父は「それのどこがひどいことなんでしょう」と言いました。 「そんなことで離婚だなんて馬鹿げている」と話すすぐるの父。 かすみの母は「でも娘は殴られたんですよ!」と反論しますが、双方の意見がすれ違っている以上、手をあげたことの証明はできないと言われてしまいます。 そんな中、かすみは「証明できます」と声をあげるのでした。 かすみの話を聞いて、開き直るすぐるの父。家庭によって考え方はさまざまですが、かすみが叩かれたのにこの態度はもやっとしてしまいますね……。 そしてかすみの両親は、自分の娘が傷つけられてどれだけ心が痛んだことでしょう。親としてわが子が傷つけられることは許せませんよね。真実を明らかにして、しっかり話し合ってほしいものです。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年03月31日すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。すぐるの極論被害妄想に我慢の限界がきて実家へ帰っていたかすみ。怒って電話してきたすぐるに今までのつらかった思いを伝えますが、すぐるの態度は変わりません。かすみは離婚を言い渡し、着信拒否します。数日後、離婚届が届いたためすぐるはかすみの実家へ。すぐるが頭を下げて謝罪したことで気持ちが動いたかすみは、一緒に家に帰ったのですが……。家に帰るなり、いなかった間の家事をしろと言われたかすみ。それどころかすぐるは、離婚したらどうなるのか脅してきました。 かすみが反抗的な目ですぐるを見ていると……。 もう気持ちは揺るがない… すぐるに叩かれたかすみ。ボイスレコーダーを買っておいてよかったと、離婚に有利になる証拠をとれたことに少しホッとします。 しかし、叩かれるところを長女のあやみに見られてしまったことが気がかりでした。 両親には連絡し、次の日に迎えに来てくれることに。かすみは「もう絶対揺るがない」と離婚の決意を固め、義母にも来るように連絡します。 次の日、気持ちよく起きたすぐる。かすみは娘たちを一時保育に預け、話し合いのために準備するようすぐるに伝えます。 「すぐるの両親にも殴られたことを言ってある」と言うと、すぐるはたまたま手が当たっただけの事故だと主張。すぐるはかすみの言い分に腹を立てます。そんな中、家のインターホンが鳴るのでした。 離婚を決意したかすみ。どんな理由があったとしても、家族に手をあげてはいけませんよね。 「離婚に有利な証拠が手に入った」と前向きに考えるかすみですが、すぐるに叩かれてさぞつらかったことでしょう。叩かれた頬もですが、心も傷つけられたはず……。 かすみや娘たちが脅されることなく、安心して暮らせるようになることを願いたいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年03月30日すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。すぐるの極論被害妄想に我慢の限界がきて実家へ帰ったかすみ。怒って電話してきたすぐるに今までのつらかった思いを伝えますが、すぐるの態度は変わりませんでした。かすみは離婚を言い渡し、着信拒否します。数日後、離婚届が届くと、すぐるは腹を立ててかすみの実家へ向かったのでした。実家に来たすぐるは自分のペースで話を進めます。そして、かすみに頭を下げて謝罪しました。 予想外のすぐるの行動に、気持ちが動いたかすみ。娘たちを連れて、家に帰ることに……。 もう一度やり直そうと思ったら… 家に帰るとき、かすみの父が「娘を大切にしてやってください」と声をかけます。それに対して「もう二度とかすみさんを悲しませません!」と約束するすぐる。 その日は、そのまま遊園地へ行って家に帰りました。家に帰った途端、すぐるは「じゃあかすみがいなかった間の家事よろしく」と言います。 シンクには使った食器がたまっていて、生ごみも放置されていました。それを指摘すると「それはかすみの仕事だろ!」と激怒。 さらには「離婚なんて絶対しない! 僕から娘たちを奪ったら一生後悔させてやる」と言うのです。自分の友だちには弁護士もいると言ったり、養育費も払わないと言ったり、すぐるは大暴走。 かすみを脅したうえで、さっさと家事をするように促すすぐる。反抗的な目をしたかすみに腹を立て、叩いてしまいます。それはボイスレコーダーによって、すべて録音されていたのでした。 家に帰ってくると、家事をするように脅すすぐる。やはり人はそう簡単には変われません。自分は悪くないと思っている間は変わることはできないでしょう。 かすみの父に誓った言葉は偽りだったのでしょうか……。なんでも「相手がするべき」と思わずに、もっと相手を思いやる気持ちをもってほしいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年03月29日すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。すぐるの極論被害妄想に我慢の限界がきて実家へ帰ったかすみ。怒って電話してきたすぐるに今までのつらかった思いを伝えますが、すぐるの態度は変わりませんでした。かすみは離婚を言い渡し、着信拒否します。焦ったすぐるでしたが、友人に自分目線の話を聞いてもらい開き直ってしまうのでした。しかし、すぐるの元へ離婚届が届いて……。離婚届が届いたことに腹を立てたすぐるは、かすみの実家へ向かいました。 すぐるはかすみの実家に着くなり、娘たちをてなずけて連れ帰ろうとします。 どうしよう… すぐるに「娘たちを連れていかれるかもしれない」と絶望するかすみ。SNSでつぶやくと、「帰らないほうがいい」というコメントがたくさん来ました。 かすみは「離婚するにしても合意がなければ裁判になる」というコメントに、自分の考えが甘かったと反省するのでした。 娘を寝かしつけて、嫌々ながらもリビングへ戻ると、楽しそうにかすみの父と話すすぐる。 すると急に「母親って偉大ですよね」と話し始めました。そして、頭を下げて「家に帰ってきてほしい」と謝ったのです! すぐるの予想外の行動に、心を動かされたかすみ。かすみは悩みながらも家に帰ることを決めます。そして、すぐるは抱き合った裏でひっそりと笑みを浮かべるのでした。 家に帰って、すぐると再構築することを選んだかすみ。不安は残りますが、かすみの選択を応援したいです。 人はすぐに変われないかもしれませんが、すぐるには自分の言葉に責任をもって、かすみや娘たちのために変わってほしいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年03月28日すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。すぐるの極論被害妄想に我慢の限界がきたかすみは、子どもたちを連れて実家へ帰ります。怒って電話してきたすぐるに対して、今まで苦しんできた思いを伝えるかすみ。かすみは離婚を言い渡し、言いたいことがあるなら3日以内に手紙を送るように告げ、着信拒否をします。焦ったすぐるでしたが、友人に自分目線の話を聞いてもらい開き直ってしまいます。結局、かすみへ手紙も送らず、生活費も振り込まなかったすぐる。 するとかすみから、離婚届が送られてきました。腹を立てたすぐるは、すぐにかすみの実家へ向かって……。 まさか実家に来るなんて… 実家に来て早々、かすみの両親に謝罪するすぐる。かすみの母はすぐるを家にあげてしまいました。 かすみが誰が来たのかと玄関を覗くと、すぐるの姿がありびっくり……。長女のあやみはすぐるに会えて大喜びでした。 そして「明日遊園地行こうか」とあやみに話すすぐる。「家族みんなでおうちに帰ろう」とあやみに話し続けました。 その様子を見て「やられた……」と呟くかすみ。子どもたちを連れていかれるかもしれないと、絶望してしまうのでした。 あやみと遊園地へ行く約束をしたすぐる。これでは完全にすぐるのペースですね……。 なんとかして子どもたちを連れていかれるのは阻止したいところですが、かすみはどうしたらいいのでしょう?離婚には、お互いの同意が必要です。すぐるとの話し合いは一筋縄ではいかないと思いますが、かすみが納得できる結果になるよう願いたいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年03月27日すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。すぐるの極論被害妄想に我慢の限界がきたかすみは、子どもたちを連れて実家へ帰ります。怒って電話してきたすぐるに対して、今まで苦しんできた思いを伝えるかすみ。かすみは離婚を言い渡し、言いたいことがあるなら3日以内に手紙を送るように告げ、着信拒否をします。焦ったすぐるは手紙を送ろうとしますが、すぐに開き直って友人に話を聞いてもらうことに……。すぐる目線の一方的な話を聞いた友人に味方してもらい、自分が悪くないと再認識したすぐる。結局、かすみへ手紙も送らず、生活費も振り込みませんでした。 妻たちが帰ってこない… 郵便受けに、かすみからの手紙が入っていることに気づいたすぐる。中には離婚届が入っており、すぐるは激怒します。 怒ったすぐるは車に乗り込み、かすみの実家へ。移動中、娘たちに思いを寄せ「娘たちから僕を奪ってるんだぞ」とかすみへの怒りを増幅させます。 そのころ、かすみは娘たちを寝かしつけていました。すると玄関チャイムが鳴ります。 かすみの父がインターホンに出ると、そこにはすぐるが立っていたのです。「かすみたちを迎えに来ました」というすぐるに、かすみの両親は困惑しながらもドアを開けるのでした。 離婚届が送られてきたことに腹を立て、かすみの実家へ来たすぐる。かすみがすべて悪いと決めつける前に、自分の言動について反省してほしいものですね……。娘たちのためにも、今一度自分の態度を見直すときなのではないでしょうか。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年03月26日すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。すぐるの極論被害妄想に我慢の限界がきたかすみは、子どもたちを連れて実家へ帰ります。怒って電話してきたすぐるに対して、今まで苦しんできた思いを伝えるかすみ。しかし、すぐるはここにきてもまだ極論で脅そうとしました。何も変わらないすぐるに、かすみは離婚を言い渡し、言いたいことがあるなら3日以内に手紙を送ってくるように告げ、着信拒否をします。離婚を告げられて焦ったすぐるは、かすみに言われたとおりすぐに手紙を書こうとします。 しかし、いざ手紙を書こうとしたとき「本当に僕が悪いのか?」と開き直ってしまったすぐる。友人2人を呼び出し、すぐる目線の一方的な話をします。 話を聞いた友人は、すぐるの味方をして… 友人たちに相談して、自分は悪くないと再認識したすぐる。結局、かすみに手紙は送りませんでした。 そして手紙のリミットの3日が過ぎてしまいます。すぐるは「かすみは今ごろ焦っているに違いない」と思いながら出社の準備をしていました。 部屋に溜まった洗濯物を見て、いらつくすぐる。かすみたちの写真を見ながら「早く帰ってこい」と文句を言います。自分のありがたみをわからせるために、生活費も振り込まないことを決めました。 一方、働き始めたかすみは、給与明細を見てにっこり。自分でも稼げたことに喜び、自立に向けて頑張ろうと決意します。 すぐるから生活費が振り込まれなかったことは、予想済だったよう……。結局手紙も来なかったことに失望し、かすみは離婚届をポストに入れるのでした。 開き直って、かすみたちとやり直すチャンスを自ら潰してしまったすぐる。誰しも「自分は悪くない」と思いたいことはあるでしょう。 しかし、家族を失ってから気づくのでは遅いのです。自分のプライドよりも、家族の気持ちを優先してほしかったですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年03月25日すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。ある週末、すぐるの提案で遊園地へ。しかしその日は休園日で、すぐるは予想外のことに取り乱し、泣く長女・あやみにまで八つ当たりしてしまいます。かすみは近くの広場でお弁当を食べようと提案しますが、すぐるはひとりで帰宅。帰ってこないかすみに連絡すると、実家に帰っていました。かすみは、すぐるの極論被害妄想のせいでこれまでずっと伝えられず我慢していた気持ちをすぐるに告げます。離婚が頭をよぎったすぐるは、「じゃあ僕が〇ねばいいんでしょ」と言い始めます。 それを聞いたかすみは激怒!「もう何も話すことはない。 言いたいことがあるなら3日以内に手紙を送って」と電話を切るのでした。 離婚を告げられてパニックになった夫は… 連絡手段を断たれてしまったすぐる。かすみに言われた通り焦って手紙を書こうとします。 しかし、ふと「これって僕が悪いの?」と思い、友人に相談することに。 友人2人に「妻が実家に帰っちゃって……」と話すすぐる。すぐる目線の話を聞いた友人は、すぐるの味方をします。 共感してもらったすぐるの愚痴はさらに加速。「許してほしけりゃ手紙よこせってありえないだろ!」と言うと、友人たちはかすみに対して大ブーイング……。 改めて自分は悪くないと思うすぐるなのでした。 友人を味方につけたすぐる。しかし、すぐるの話は事実と少し違うようです……。 一方からしか話を聞いていないため、善悪の判断は偏りますよね。すぐるは味方を作って開き直るのではなく、自分の過去の言動に目を背けず向き合ってほしいものです。 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年03月23日すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。ある週末、すぐるの提案で遊園地へ。しかしその日は休園日で、すぐるは予想外のことに取り乱し、泣く長女・あやみにまで八つ当たりしてしまいます。かすみは近くの広場でお弁当を食べようと提案しますが、すぐるはひとりで帰宅。帰ってこないかすみに連絡すると、実家に帰っていて……。かすみが「家事育児を助けてほしかった」「労いの言葉がほしかった」と気持ちを打ち明けるも、逆上して文句を言い続けるすぐる。 そんなすぐるに対して「もう我慢しない」とかすみは告げます。 妻からの言葉を聞いて… もう生きる意味がないと言い出したすぐる。「かすみの望み通り〇ぬから」と告げます。 それを聞いたかすみはブチ切れ!「被害妄想も大概にしろ! あなたは加害者!!」と電話越しに怒鳴りました。 「ここまできても、その態度ならもう話すことはない」と言い、離婚届けを送ることを伝えます。 「本気で言ってる?」と戸惑うすぐるに、本気だと伝えるかすみ。最後に言いたいことがあるなら、3日以内に手紙を送るように伝え、電話を切るのでした。 電話を切ったかすみは、スッキリした様子。「よく頑張ったね」と母に抱きしめられ、開放感を味わうのでした。 最終手段で、自分の命を無下にする発言をしたすぐる。相手を自分の思い通りにしたいからといって、言っていいことと悪いことがありますよね。 かすみにハッキリ言われたことで、すぐるの目が覚めることを祈りたいですね。そして、今までの自分の言動について誠心誠意謝ってほしいものです。 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年03月22日すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。ある週末、すぐるはかすみたちを遊園地へ連れて行きます。しかしその日は休園日。すぐるは予想外のことに取り乱し、泣く長女・あやみにまで八つ当たりしてしまいます。かすみは近くの広場でお弁当を食べようと提案しますが、すぐるはひとりで帰宅。かすみたちがなかなか帰ってこないので、怒って連絡すると……。かすみは子どもたちを連れて、実家に帰っていました。これに腹を立てたすぐるは、電話越しに文句を言いますが、かすみの両親にも聞かれていました。 かすみは今までの不満を口にするのでした。 妻の本音を聞いても… かすみの思いを聞いても、考えを変えないすぐる。あくまでも自分のおかげでいい生活ができていることを主張します。 昔の女性は文句を言わず育児も家事もしてきたと言い、「怠け者の専業主婦が!!」と逆上。 それに対してかすみは、今は時代が違うことを伝えます。孤独でつらかったため「大変だったね」と一言でも声をかけてほしかったのです。 すぐるに不満はあったものの、すぐるが働いてくれているおかげで生活できていたのは事実。そのため、かすみは毎日欠かさずすぐるに感謝の気持ちを伝えていたのです。 しかし、もうそれも我慢の限界。心の底からすぐるのことがきらいになってしまいました。 子どもたちのために思いとどまっていたのですが、遊園地の件であやみに八つ当たりするすぐるを見て心を決めます。 そして、これからのお金を計算するとなんとかなることが判明。かすみは「だからもう我慢しない」とすぐるに伝えるのでした。 かすみが自分の思いを伝えても、逆上して反論するすぐる。挙げ句の果てには、かすみの両親の前で「怠け者の専業主婦」と言ってしまいます。 「後悔先に立たず」という言葉があるように、失ってから気づいてももう遅いのです。今のすぐるにできることは、自分の意見を通すことではなく、かすみの気持ちを理解して謝罪することでしょう。 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年03月21日すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。ある週末、すぐるはかすみたちを遊園地へ連れて行きます。しかしその日は休園日。すぐるは予想外のことに取り乱し、泣く長女・あやみにまで八つ当たりしてしまいます。かすみは近くの広場でお弁当を食べようと提案しますが、すぐるは帰るの一点張り。我慢の限界がきたかすみは、すぐるにひとりで帰るように告げて……。ひとりで家に帰ってきたすぐる。しかし、いつまで経ってもかすみたちが帰ってきません。 かすみに連絡をすると、実家に帰っているとのこと。腹を立てたすぐるはすぐに電話して文句を言いますが……。 妻が今までの不満を口にするも… 「結婚してから自由なんてなかった」と話し始めたかすみ。 長女のあやみを生んですぐ、寝不足でヘトヘトだったかすみは、すぐるに助けを求めました。しかし「育児はかすみの仕事でしょ」と断られてしまいます。 かすみが懇願すると「じゃあ仕事やめてきてもいいのね?」と言ったすぐる。必死で振り絞って出したSOSを無視され、絶望したもののかすみはなんとか踏ん張りました。 あやみが大きくなると、少し面倒を見てくれるようになったすぐる。しかし、次女のななみが生まれてからは、かすみを怠け者扱いします。 かすみが何か言えば、脅して黙らせてきたすぐる。今までの不満をかすみが言うと「育児と家事が妻の仕事なのは当たり前だろう」と言います。 すぐるは、自分が外で大変な思いをして働いていることを主張。「家でぬくぬくと、育児と家事だけしているかすみと一緒にしないでくれ!」と訴えるのでした。 今までの不満を口にしたかすみ。「産後の恨みは一生の恨み」という言葉がありますが、大変なときに助けてくれなかった経験は、信頼を失うことにつながりますよね。 夫婦の在り方はさまざまです。しかしすぐるのように自分の意見だけを押しつけようとすれば、関係は壊れてしまいます。お互いを思いやってこそ、夫婦生活がうまくいくのではないでしょうか。すぐるには一旦自分の気持ちを封印して、かすみの意見をしっかり受け止めてほしいですね。神谷もちさんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年03月20日すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。ある週末、すぐるは家族サービスだと言い、かすみたちを遊園地へ連れて行きます。しかし到着後にその日は休園日であることが判明。すぐるは予想外のことにパニックになってしまい、泣く長女・あやみにまで八つ当たりする始末。そんなすぐるの姿にかすみは我慢の限界がきて……。遊園地が休園だったため帰ると言って聞かないすぐる。近くに広場や遊具があったため、そこで遊んでお弁当を食べよう、とかすみはすぐるをなだめますがダメでした。 かすみは「すぐるにもう振り回されるのはウンザリ!」と、帰りたいならひとりで帰るようすぐるに伝えます。かすみたちは文句を言うすぐるを無視して、広場へ向かうのでした。 ひとりで帰ってきた夫。妻たちの帰宅を待つも… かすみたちがなかなか帰ってこないことを不満に思っていたすぐる。腹が立ち連絡を入れると、かすみたちは実家に帰っていました。 それに対して「僕のごはんはどうするんだ!」と激怒。すぐにかすみに電話し、文句を言います。 電話は暴走したすぐるが一方的に話しており、その内容をかすみの両親も聞いていました。 「あまりにもその言い方は乱暴じゃないか」と話すかすみの父。かすみは、今までのことをすべて両親に話したと伝えました。 すぐるは「何不自由なく生活させてるのに、何が不満なんだ!」と言います。これに対して「結婚してから私に自由なんてなかった」と、かすみは思いを吐露するのでした。 実家に帰っていたかすみたち。それを知ったすぐるの第一声が自分のご飯の心配だなんて……。自分のことしか考えてないことがわかりますね。 夫婦であっても、お互い納得のいかないことはたくさんあるでしょう。しかし、相手の気持ちも聞かず自分の意見ばかり通していると関係は破綻してしまいます。 すぐるにはご飯の心配をする前に、かすみたちの気持ちに寄り添う努力をしてほしいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年03月19日すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。ある日、働くことにしたとすぐるに報告したかすみ。最初は反対されたものの、すぐるを尊敬していると話したことで許可をもらいました。褒められて機嫌がいいすぐるは週末に家族サービスで遊園地へ行くことにしたのですが……。遊園地につくと、なんと休園の看板が。予想外のハプニングに、すぐるはヒステリックを起こしてしまいなぜ休園日の確認をしなかったのかとかすみを追及し……。 夫の暴走が止まらない…! 泣き出した長女・あやみにまで八つ当たりするすぐる。かすみは「責めてるわけじゃないから、怒らないで」となだめますが、すぐるの暴走は止まりません。 もう帰ると言い出したすぐる。しかし、かすみは周りに広場や遊具があるため、帰る必要はないと伝えます。泣いていたあやみにも声をかけると、泣き止んで納得しました。 ただ、すぐるは断固として自分の意見を通そうとします。 我慢の限界がきたかすみは「そんなに帰りたいならひとりで帰って」と言います。自分たちは残ることを伝え、すぐるに振り回されるのはウンザリだと言い放ったかすみ。 すぐるは「謝るまで家にあげてやらないからな……!」とひとりたたずんで、怒るのでした。 帰ると言って暴走したすぐる。そもそも休園日の確認をしてなかったのはすぐるです。自分の非を認めず、かすみやあやみに八つ当たりするのはいかがなものでしょう。かすみからの言葉を受けて、自分の今までの言動を反省してほしいものです。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年03月18日すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。すぐるの理不尽な言動に我慢の限界がきていたかすみ。しかし子どものことを考え悩んでいました。そんなある日、働くことにしたとすぐるに報告。すぐるは自分がコケにされていると暴走しますが……。「優秀なすぐるに相応しい妻になりたいの」と言われ、かすみが働くことを許可したすぐる。 機嫌がいいすぐるは、週末に家族サービスで遊園地に行こうと考えます。 夫からの提案に喜ぶ子どもたちでしたが… すぐるからの提案に大喜びの娘たち。週末になり、楽しみに遊園地へ向かいます。 しかし、到着するとなんと休園日……。楽しみにしていた長女のあやみは駄々をこねてしまいました。 予想だにしていなかったハプニングに、パニックになったすぐる。「なぜ確認しなかった!」とかすみを責めます。 しかし「昨日すぐるが時間調べてたから……」と言われ、すぐるは暴走。「もう二度と遊園地には連れてくるなってことね!?」とヒステリックを起こしてしまうのでした。 再び、暴走してしまったすぐる。「僕が確認してなかったのが悪かったのね」と言ってますが、これは反省ではなく開き直りですよね。 かすみは一言もすぐるを責めるようなことは言っていません。休園日なのは仕方ないのですから、自分で自分の機嫌を悪くせず、子どものためにも臨機応変に対応してほしいものです。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年03月17日すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。ある日、家族サービスだと料理を作ることにしたすぐる。急遽かすみに買い出しをお願いしていたのですが、材料がひとつ足りませんでした。これにヒステリックを起こしたすぐる。かすみが謝罪し、なんとか落ち着きました。しかし食事後、すぐるは片付けもせず自室に戻ってしまい……。すぐるの理不尽な言動に、我慢の限界がきていたかすみ。しかし、子どもたちのことを考えると思いとどまってしまうのでした。 妻からの申し出に夫は… ある朝、「私働くことにしたの」と話すかすみ。前の職場の人から声をかけてもらったと言い、好条件だと笑顔で話します。 すると「僕だけの稼ぎじゃ足りないってこと!?」と言い出すすぐる。ヒステリックをおこし、かすみを責め立てますが「私すぐるのこと尊敬しているの」となだめられます。 かすみはすぐるを褒めたうえで「優秀なすぐるに相応しい妻になりたいの」と働きたいことをアピール。これを聞いたすぐるは、すんなり快諾しました。 かすみに笑顔で送り出され、気分がいいすぐる。週末に家族サービスで遊園地に行こうと考えるのでした。 働きたいと言い出したかすみ。すぐるの前では笑顔でしたが、将来のことをいろいろと考えてのことでしょう。 子どもを抱えながら、仕事を始めるのは不安もあると思います。それでも新しい一歩を踏み出したかすみに、尊敬の念を覚えますね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年03月16日