別居されてもなおSNSに勤しむM美さんの元へ、1通のDMが届きました。好条件、高単価でかなりいい内容のPR案件に、舞い上がるM美さんは即承諾。依頼主から指定されたアプリをダウンロードしようとすると……登録するのにクレジットカード情報を含む様々な個人情報の入力が必要でした。不審に思ったM美さんが依頼主に問い合わせると、身元確認のために必要だという返事。さらに「数に限りがある案件で、残り1枠になりました。この話はなかったことに……」焦るM美さんは、すべての情報を登録してアプリをダウンロードしたのですが……? 1週間経っても依頼主から連絡が来ず… 「やったー! 私が最後の1枠! 勝ちとったわ!」案件を引き受けられて喜ぶM美さん。 「それではお好きなプレゼントを考えておいてくださいね! ありがとうございました!」 「選べるプレゼントは何がいいだろう!?」ウキウキしながらプレゼントをどれにするか考えるM美さん。 しかし、喜んでいたのもつかの間。何日たっても依頼主から連絡は来ず、M美さんは不安に……。 1週間経っても連絡がこなかったため、M美さんは依頼主へ電話をしてみることに。 すると……「この電話番号は現在使われておりません」「……は?」「な、何? どういうこと!?」「倒産したの!? えっまさか?」まさかの事態に焦るM美さんは……? 最後の1枠を勝ち取ったM美さん。しかし、どういうわけか1週間経っても依頼主から連絡は来ません。電話をかけてみると、「この番号は現在使われておりません」と言うメッセージが……。アプリを登録する際、住所やクレジットカードの情報を登録しているため、詐欺であれば悪用される可能性が高いので心配ですね……。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年08月12日使ったことのない美容機器の口コミを量産する仕事をすることにしたM美さん。「若いときは私も騙されたけど……今は騙されない! 騙す側になってやる!」そんな仕事をしながらSNSにも勤しんでいると……PR案件の依頼DMが届きました。見てみると、好条件、高単価でかなりいい内容。「やります! ぜひ詳細を教えてください!」そう返信すると、すぐに詳細が送られて来ました。「ではこのアプリをダウンロードしてください」M美さんがアプリをダウンロードしようとすると……? 「あと1枠…」急かされた末に登録! 「あれ? 待ってこのアプリ……登録するのに住所や電話番号クレジットカード情報まで入力しなきゃいけないの?」 不審に思ったM美さんは……「クレカ情報なんて必要なんですか? なんか怪しいんですけど?」依頼主に問い合わせました。 すると……「はい。身元がしっかりされている方じゃないといけないので……」「それより、この案件は数に限りがございます。他の方に先に受けられてしまうと、できなくなってしまいますのでご了承ください」そう返信が来ました。 「待って待って、急かさないでよ!」 依頼主から枠が減り、残りあと1枠になったと連絡が来て、焦るM美さん。 「あー! 待ちなさいよ!」「もしこれを逃したら……この案件が他のインフルエンサーに取られる。うーそんなの許せない!」「恐れ入ります。今最後の1枠が埋まりそうなので、この話はなかったことに……」 依頼主からそんなメッセージが届き、さらに焦るM美さん。「あー! 待ちなさいよ! やらないなんて言ってないでしょ!」「絶対に私がやる! ほら入力完了! よし登録!」すべての情報を登録してアプリをダウンロードしたM美さんですが……? アプリを登録するため、住所やクレジットカードなどの個人情報をたくさん入力しなければならなかった今回のPR案件。「最後の1枠になったので……」という常套句で、考える時間をなくして正常な判断ができないようにするのは、詐欺の気がしてなりません。皆さんだったらこんな案件、引き受けますか? 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年08月11日「離婚はやめてもらえないかな……この通り!お願いしますからぁぁ!」土下座をして離婚を免れようとするM美さん。しかし、「離婚届を出すタイミングは俺が決めるから」そう言ってパパは出て行ってしまいました。嘆くM美さんがスマホで仕事探しをすると……美容機器の口コミを量産する仕事を発見。使ったことがないのに、偽の商品口コミを書きました。「若いときは私も騙されたけど……今は騙されない! 騙す側になってやる!」そう固く誓うM美さん。そんな仕事をしながらSNSにも勤しむM美さん。胡散臭いセレブの投稿が気になるものの、この日は「嘘だわ!」とスルーしたのですが……? 久しぶりの案件は好条件の高単価! 「偽口コミは単価が低いなぁ。あーお金が欲しい!」格安物件で別居生活がスタートして2週間、M美さんは相変わらず外で働くことはなく、SNSもまだ続けていました。 「ライターとして修行中! 応援よろしくお願いします!」SNSに投稿するM美さん。 「ライターって響きはかっこいいけど……フォロワーももっと欲しい!」 そんなある日、1通のDMが届きました。「お世話になります素敵な案件のご紹介です」 「これってもしかして……やっぱり! 久しぶりのPR案件依頼だわ! やったー!」「しかも好条件! 高単価! 受けたい! 絶対に受けたいわ!」アプリを紹介するだけで、15,000円もらえるうえに、豪華賞品をもらえるという依頼内容でした。 「やります! ぜひ詳細を教えてください!」そう返信すると、すぐに詳細が送られて来ました。 「引き受けていただきありがとうございます! ではこのアプリをダウンロードしてください」 M美さんはアプリをダウンロードしようとして……? 外へ働きに出るわけではなく、偽の口コミだけでお金を稼ごうとしているM美さん。そんなM美さんへ久しぶりに来たPR案件は、アプリを紹介するとお金がもらえて、さらに高額の人気商品がもらえるという内容でした。そんなおいしい話、なかなか転がっていないと思うのですが……M美さんは疑うことなく信じています。詐欺などの類ではないといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年08月10日パパに家から追い出され、カビ臭い格安の六畳一間に引っ越したM美さん。引っ越しを手伝ってくれたパパから離婚届の記入を迫られ、涙をボロボロ流しながら書きました。しかし、パパに渡そうとしたものの……「やっぱり離婚はやめてもらえないかな……この通り!お願いしますからぁぁ!」土下座をして離婚を免れようとするM美さん。「離婚届を出すタイミングは俺が決めるから」そう言ってパパは出て行ってしまいました。嘆きながらスマホで仕事探しをするM美さんですが……? 嘘をつき、騙す側になると宣言! 「これなら私でもできるんじゃない!?」M美さんが見つけたのは、美容機器の口コミを量産する仕事。使ったことがないのに、偽の商品口コミを書きました。 「PR案件の嘘感想といい、人を騙してばっかりだな」「ふ……。ネットやSNSなんて虚構ばっかりなのね。こんなのに騙されるのもバカだけど」「若いときは私も騙されたけど……今は騙されない! 騙す側になってやる!」そう固く誓うM美さん。 「休んでる時間はない。仕事もしつつ、投稿もしなきゃ。……ん、何? このセレブは……」 M美さんが見かけたのは、高級車を背景にブランドバッグを持ったセレブの投稿。「月収0円→年収7億の理由、暴露します。レクチャー希望の方はDMしてください」 「世の中お金があるところにはあるのね……うらやま腹立つ」よだれを垂らして見ていたのですが、「はっ! こんなの嘘よ嘘! 騙されない! 騙されない!」そう言ってセレブの投稿をスルーしようとするM美さんでしたが……? M美さんが見つけたのは、 WEBライターとは名ばかりの商品の口コミを量産する仕事でした。SNSでも過去にPR案件の嘘口コミを投稿していたM美さん……。SNSではフォロワーが増えると、報酬を得られるさまざまな案件の依頼が舞い込んできます。しかし、健全な依頼内容できちんと報酬を支払ってくれる案件がある一方、詐欺まがいのものも多く混在しています。PR案件の依頼元の企業やその案件の内容、今回のバイト募集のサイトに書かれていた業務内容も、しっかり見極める必要があります。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年08月09日「もう出て行ってよ。正直言って今は顔も見たくないんだよ」M美さんに家から出て行くように詰め寄ったパパ。急な展開に混乱するM美さんへ、「働けば? なるべく早く出てってね」と言いながら、格安物件のチラシをパパが渡してM美さん夫婦は別居することになり……M美さんはカビ臭い格安の六畳一間に引っ越しました。そんな状況になっても、“インフルエンサー”の肩書きにすがりつき、投稿ネタを探すM美さん。引っ越しを手伝ってくれたパパが、最後に離婚届をM美さんに渡すと……? 涙を流しながら、ついに離婚届に記入 「うっうっ……これからどうしたらいいのよ」涙をボロボロ流しながら離婚届に記入するM美さん。 パパに渡そうとしたそのとき……「ねぇ、やっぱり離婚はやめてもらえないかな。ひとりは不安でしょうがないよ」「この通り! お願いしますからぁぁ!」土下座をして離婚を免れようとするM美さん。 「やめなよ。離婚届を出すタイミングは俺が決めるから」離婚届を取り、呆れ顔のパパはM美さんの新しい部屋から出て行ってしまいました。 「う、うぅ……これでもダメなの?」「最悪だよ。いよいよ仕事を探さないといけない。貯金なんてほとんどないし、どうするの……」嘆きながらスマホを見るM美さんですが……? ついに離婚届を書いたM美さん。出すタイミングはパパ次第とのことで、これからのM美さんの態度次第では猶予がありそうです。ただ、土下座をして許してもらえないと「これでもダメなの?」と言っているあたり、まだまだ心からの反省・謝罪はできていません。スマホで新しい仕事を探していますが、SNSだけに頼っていないといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年08月08日M美さんの投稿のせいで、プロジェクトリーダーに選ばれないどころか、チームから外され、自分の仕事の夢を断たれたと話したパパ。「どういうつもりであんな投稿したんだよ! おかげで俺の仕事はめちゃくちゃだよ!」とブチ切れするパパは……「もう出て行ってよ。正直言って今は顔も見たくないんだよ」M美さんに家から出て行くように詰め寄りました。急な展開に混乱するM美さんへ、「働けば? なるべく早く出てってね」と言いながら、格安物件のチラシを渡しました。こうしてM美さん夫婦は、別居することになったのですが……? カビ臭い格安の六畳一間で別居生活がスタート 娘ちゃんも私なんかに育てられるより、義母さんに見てもらう方がはるかに良い。パパに連れて行かれる娘ちゃんを見送りながらそう思うM美さん。 歓迎ムードのなか、娘ちゃんは義実家へ預けられました。 一方、M美さんはカビ臭い格安の六畳一間に引っ越していました。 「こんなところに住んでるインフルエンサーなんていないわよね、普通」「酷すぎてネタにもならない」こんな状況になっても“インフルエンサー”と言う肩書きにすがりつくM美さん。 引っ越しを手伝ってくれたパパは最後に……「じゃあこれ……」「こ、これって……」「離婚届だよ、書いて」離婚届をM美さんに渡しました。するとM美さんは……? 娘ちゃんが義実家へ連れて行かれても、“義母に見てもらう方がいい”と思うM美さん。カビ臭い格安物件に移り住んでも、インフルエンサーの肩書きにすがりつき、まだSNSへの投稿ネタを探しています。こんな状況でも辞められないなんて、信じられませんね。さらにパパから離婚届の記入を促されてしまいました。これまでの育児放棄やリボ払いの借金、パパの仕事に迷惑をかけてしまったことを考えると、離婚することになっても仕方ないのかもしれませんね……。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年08月07日帰ってきたパパに平謝りしたM美さん。しかし、パパは「今すぐ出て行って」と昨日の態度から急に変わってしまい、M美さんは理解が追いつきません。仕事で叶えたい夢を話したパパは……「今日それが全部ダメになったんだ。つまらない投稿のせいで」と言って、プロジェクトリーダーに選ばれず、チームから外され、その原因はM美さんの給与明細の投稿であることを話しました。 「俺が何をしたの? 何の罪でこんな思いをしなきゃいけないの?」パパはM美さんに対して怒りの感情が溢れ出し……!? ついに家庭崩壊が始まってしまい… 「どういうつもりであんな投稿したんだよ!」「おかげで俺の仕事はめちゃくちゃだよ!」M美さんにブチ切れし続けるパパ。 「ね、もう出て行ってよ。正直言って今は顔も見たくないんだよ」 「そんなの急に言われても困るよ。生きていけないわよ。どうしたらいいのかわかんないよぉ」急な展開に混乱するM美さん。「え? 働けば? 家賃格安物件もあるよ。風呂トイレ共用だけど」これならM美さんにも払えるという格安物件のチラシを渡しながら、「なるべく早く出てってね」と言うパパ。 M美さん夫婦は、パパによって半ば強引に別居することになったのでした……。 M美さんのことが許せないパパの意思は固く、格安物件のチラシをM美さんに渡して別居することに。M美さんは「ひどいよぉ」と言っていますが、パパの言う通り「どっちがだよ」と思ってしまいますね。働ける自信がないと言っていたM美さんですが、どうするのでしょうか……。別居して地に足がついた生活ができるようになるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年08月06日パパの噂が広まって、人事部で緊急会議が開かれた結果、新規プロジェクトのリーダーは後輩の男性社員が選ばれました。人事部の会議を知らないパパは愕然として、選ばれなかった理由を聞いても「後で人事部に行きなさい」と言われてしまいました……。帰ってきたパパに平謝りすると、「出て行ってくれないかなぁ? 今すぐ」と言われてしまったM美さん。「は? え? 急に出られるわけないじゃん……」とパパの急な態度の変化にM美さんは理解が追いつきません。そんなM美さんをよそに、パパがうつろな目で自分の仕事の夢を語り始め……? つまらない投稿で仕事の夢がダメに… 仕事で叶えたい夢を話したパパは……「子どもっぽいって思う? 俺にとっては本気だったんだよね」「今日それが全部ダメになったんだ。つまらない投稿のせいで」笑顔とは裏腹に、言葉には怒りの感情が詰まっていました。 「つまらない投稿って……給与明細の?」「ダメになったってどういう意味?」何が何だかわからないM美さん。そんなM美さんへプロジェクトリーダーに選ばれなかったことと、チームから外されたこと、その原因はM美さんの給与明細の投稿であることを話しました。 その話を聞いても、M美さんはパパが喜んで報告していたときのことをぼんやりとしか思い出せません。さらにパパは話を続け、チームリーダーに選ばれた後輩社員から“自分が狙っていた案件ではなかった”と正直な気持ちを聞いて、やりきれない悔しさでいっぱいに……。 「なぁ、俺が何をしたの? 何の罪でこんな思いをしなきゃいけないの?」パパはM美さんに対して勢いが止まらなくなり……!? ただ夢に向かって仕事を頑張っていただけなのに、身内であるM美さんに足を引っ張られてしまったパパ。自分のミスではないのに会社からの処分を受け入れなければいけないのは、悔しくてたまらないはず……。皆さんがパパの立場だったら、M美さんを許せますか? 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年08月05日離婚するかSNSを辞めるか迷っているM美さんは、シンママインフルエンサーさんに相談。すると、「(離婚して)すっきりしたよ。応援コメントももらえるし、励まされることが多い」と返事が来て、悩むM美さん。一方パパの会社では……パパの噂話が人事課長の耳に入り、人事部で緊急会議が開かれることに。その結果、新規プロジェクトのリーダーに選ばれたのは後輩の男性社員。人事部での会議のことを知らないパパは愕然として、「次のリーダーは私だと思っていたのですが、何か至らない点があったのでしょうか?」と質問するのですが……? もう一度話し合いたい妻、しかし夫は… プロジェクトリーダーになれなかった理由を聞いても、「後で人事部に行きなさい」と言われてしまったパパ。 一方M美さんは離婚後に自分ができる仕事を探していました。しかし……「できる気がしない……やっぱりもう一度話し合おう」M美さんがそう決心すると、パパが帰ってきました。 「あっあなた! 私とっても反省したの。それで、今まで通り……」「あのさ、M美。出て行ってくれないかなぁ? 今すぐ」M美さんの言葉を遮って話すパパ。 「は? え? 何言って……そんな急に出られるわけないじゃん。第一離婚かSNSを辞めるか選べって……」パパの急な態度の変化に理解が追いつかないM美さん。 そんなM美さんをよそに、パパがうつろな目で自分の仕事の夢を話はじめ……? 帰宅早々に「今すぐ出て行って」とM美さんに言い放ったパパ。突然のことにM美さんも「離婚かSNSを辞めるか選べって……」と戸惑っています。しかし、パパの様子がいつもと違って、うつろな目で仕事の夢を語り始めました……。“今すぐ出て行って”ということは、SNSを辞めても関係なく “即離婚”ということなのかもしれませんね……。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年08月04日離婚するかSNSを辞めるかの2択を迫られ、「考える時間をちょうだい」と、即答できなかったM美さん。SNSが基準となり、正常な判断ができなくなったM美さんを見て、「正直見損ったよ……」と落胆するパパ。その翌日、パパが出勤すると……会社全体が異様な雰囲気に包まれていました。どこからか給与明細の投稿やモラハラ投稿の噂が聞こえて、焦るパパ。一方、離婚するかSNSを辞めるか迷っているM美さんは、シンママインフルエンサーさんに相談すると「(離婚して)すっきりしたよ。応援コメントももらえるし、励まされることが多い」との返事が。悩むM美さんの決断は……? 給与明細の投稿が人事部で問題になり… 朝からT男さん(パパ)の噂話をする女子社員。その噂は人事課長の耳にも入り、人事部で緊急会議が開かれることに……。 会議の結果、パパが新規プロジェクトのリーダーになる話は無くなってしまいました。 パパが出席する営業部の会議でも、プロジェクトリーダーは後輩の男性社員に決定。突然のことに愕然とするパパ……。 人事部の会議のことを知らないパパは、「次のリーダーは私だと思っていたのですが、何か至らない点があったのでしょうか?」と質問するのですが……? 給与明細の投稿のことが人事部にも広がり、「次期プロジェクトリーダーに」と言われていた話が無くなってしまったパパ。やはりM美さんの投稿で仕事を頑張っているパパの足を引っ張ってしまいました……。帰宅するなり早々に「リーダー候補になった」と報告するほどうれしそうにしていたので、パパのショックは計り知れません。M美さんにどんな顔をしてリーダーになれなかった報告をするのか……心配ですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年08月03日「これから婚姻関係を続けていくならSNSは辞めるんだ。意地でも続けると言うなら、もう離婚だ! 娘ちゃんは俺が育てる!」決意が固いパパ。その言葉を聞いてうろたえるM美さんは……「考える時間をちょうだい」と答えました。即答できないM美さんに「M美にとって家族って何なんだよ」と落胆するパパ。離婚したらどうなる? フォロワーの反応は? 何を投稿したらいいの?M美さんのなかでSNSが基準となり、正常な判断ができなくなっていました……。 会社の空気に違和感が…? 「正直見損ったよ……」そんなこと言われても仕方ないじゃない。わからないんだもの。 離婚するか、SNSを辞めるか、保留のまま迎えた翌日。パパが出勤すると……異様な雰囲気になる社内。ぶつかってしまった女性社員に睨まれてしまったパパ。 すると……給与明細の投稿やモラハラ投稿の噂をする声がどこからか聞こえてきました。 一方、離婚するかSNSを辞めるか迷っているM美さんは、インフルエンサー仲間へ相談してみることに。シンママインフルエンサーさんに相談すると……「私は相手の有責だからすっきりしたよ。応援コメントももらえるし、励まされることが多い」そう返事が返ってきました。「フォロワーから応援してもらえるのはいいけど……生活しているかいけるか不安だ」悩むM美さんの決断は……? 会社では給与明細のことやモラハラの噂がさらに広まっていました。パパの仕事に悪影響が出ないか心配ですね……。一方のM美さんは、SNSを辞めるか、離婚するか自分で決められず、インフルエンサー仲間へ相談しています。相談相手は“元夫の有責だから応援コメントをもらえた”と言っていますが、M美さんの場合は自業自得……。さらに、離婚するか悩んでいる要素のなかに娘ちゃんのことが入っていないのが、とても悲しいですね……。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年08月02日皆さんは不思議な体験をしたことはありますか…?原因がよくわからない何かに巻き込まれた、なんて経験した方も中にはいらっしゃるようです…。今回は実際に募集した「奇妙な体験エピソード」をご紹介します。どこでその情報を…?SNSで出会った女性との話です。その方とは直接の面識もなく、SNSのみでの関係で、とくにメッセージなどで話す事もなく、お互い「女性」という情報しか無かったはずなのですが…ある時、「さすが長女ですね」や、「おじいさま亡くされているからこそ、おばあさまを大切にされているのですね」など、SNSにも書いておらず、家族しか知らないことをさらっとそもそも知っていたかのようにコメントしてきました。「なぜ知っているのか?」怖くて一切聞けていないのですが、今でもSNSの中だけで仲良しにしています。ちなみにお相手の女性がたまにご自身を載せていますがまったく見覚えがありません。(女性/自由業)迷った道で辿り着いたのは…?息子を預けていた保育園は自宅から4キロの距離。園と自宅の往復にマイカーを使っていました。ある日、いつも使う道路が工事で通行止めに…。迂回したため帰り道で迷ってしまったのです。土地勘はなく、当時はクルマにナビもありませんでした。雨の日だったため、道を聞こうにも通行人は見当たらず、途方に暮れながら自宅に戻るべくひたすらクルマを走らせていました。すると、いつのまにか同じ道をぐるぐる回っており、どういうわけか何度も「死亡事故発生場所」の看板がある交差点にたどり着くのです。なんとか広い道路に出て、案内標識を頼りに見つけた駅は自宅の最寄り駅から3つも離れたところでした。交番を見つけて道を教えてもらったのですが、巡査が言うには「ああ、あそこね。この間ひき逃げ事故があった場所ですよ」と…。その時は会社に大遅刻の連絡をするのが先でしたから、お礼を言って大急ぎで自宅に戻り、出社しましたが、なんと2時間遅れの出社でした。出典:lamireあの交差点はそんな悲劇があった場所なのか…。道が分かったので、後日、交差点の近くに行って掌を合わせてきましたが、悲しみがまだ近くに漂っている感じがしました。なぜ、2時間近くも道に迷ってしまったのか?私が体験した不思議な話でした。(女性/主婦)不思議な出来事が偶然なのか、はたまた“何か別のもの”なのかはわかりませんが…。誰かが実際に体験した話には、何か奇妙な説得力がありますよね。以上、奇妙な体験エピソードでした。次回の「体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年08月01日帰宅早々に給与明細の投稿についてパパがM美さんを非難しました。焦りながら言い訳するM美さんに、「“くれぐれもネットに上げたりしないで”って言ったよね!?」とパパがブチ切れると……「それくらい良いと思ったのよ」と泣きながら言い訳をするM美さん。しかし、今回ばかりは泣いても許さないパパ。M美さんからスマホを奪い取って給与明細の投稿に加え、今までのモラハラ夫に仕立て上げられていた嘘投稿も削除しました。 さらに、パパから「離婚するか、SNSを辞めるか」と究極の選択を迫られたM美さんは……!? 辞めるのは家族か、SNSか… 「これから婚姻関係を続けていくならSNSはスッパリ辞めるんだ」「意地でも続けると言うなら、もう離婚だ! 娘ちゃんは俺が育てる!」パパの決意は固いようです。「り、離婚……! そんな……!」うろたえるM美さん。 「俺だってこんなこと言いたくないよ。子どもじゃないんだから、クレカやスマホだって自分で管理くらいできると思ってたし……」 このままSNSを続けるなら離婚しなくちゃいけない……どうしよう……迷ったM美さんは、「考える時間をちょうだい」と答えました。 「え? 即答できないの? M美にとって家族って何なんだよ」SNSを辞めると言えないM美さんに落胆するパパ……。 離婚したらどうなる?フォロワーの反応は? 何を投稿したらいいの?M美さんのなかでSNSが基準となり、正常な判断ができなくなっていました……。 “SNSを辞めなければ離婚だ”と迫られているのに、M美さんは即答することができませんでした。そんなM美さんを見て落胆するパパ。M美さんにとってSNSは家族より大切なのでしょうか……。皆さんがパパ側の立場でこんな反応をされたら、どう思いますか? 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年08月01日M美さんはパパにバレた可能性を感じて一度は給与明細の投稿を消そうと思ったのですが、結局消すことはできませんでした。一方、パパは給与明細の投稿に加えて自分のことをとんでもないモラハラ夫に仕立て上げられている投稿を見て、急遽早退することに!帰宅早々に給与明細の投稿について、「どういうことか説明しろよ!」とM美さんを非難するパパ。「私のアカウントを勝手に見たの!? 今時皆やってるわよ!」焦りながらも言い訳するM美さん。 「“くれぐれもネットに上げたりしないで”って言ったよね!? どうして簡単に人を裏切るんだ!?」とブチ切れするパパに、M美さんは……? ママの泣き落としもむなしく… 「だって……それくらい良いと思ったのよ。特定されないように加工はしてるし……」「ウゥゥ〜! だってまさかわかっちゃう人がいるなんて普通思わないじゃない〜」パパのやさしい性格を利用して泣き落としに入るM美さん。「ごまかすな! もうそんな馬鹿げた涙に騙されない! 貸して!」M美さんからスマホを奪い取るパパ。「削除ボタン……これか!」「アァァ! 折角バズってたのに〜!」絶叫するM美さん……。 「嘘投稿も消したよ! 何がバズっただよ。これが家族を裏切ってまですることか!?」パパは給与明細の投稿に加え、今までのモラハラ夫に仕立て上げられていた嘘投稿も削除しました。「SNSくらい気軽にやりたいだろうから今まで干渉しなかったけど、もうこんなの普通じゃない。帰り道でずっと考えてたんだ」「決めてよ。離婚するか、SNSを辞めるか」パパから究極の選択を迫られたM美さんは……!? M美さんが泣いても、この日のパパはごまかされません。スマホを取り上げ、給与明細の投稿に加えてモラハラ夫の投稿を削除しました。ショックを受けるM美さんへ、さらに追い討ちをかける究極の二択“離婚するか、SNSを辞めるか”の選択を迫りました。パパが電車の中でずっと考えていたのはこのことでした。果たしてM美さんは即答できるのでしょうか? これを機にSNSをすっぱり辞められると良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年07月31日M美さんがSNSに投稿した給与明細がパパの会社の女子社員の間で噂になり始め、ついにパパにもバレてしまいました。M美さんは、勤務中のパパから電話がかかってきたため、バレた可能性を感じて給与明細の投稿を消そうと思ったのですが……いいねやコメントなどの反応があり、結局消すことはできませんでした。一方、会社にいるパパは給与明細の投稿で裏切られただけではなく、パパのことをとんでもないモラハラ夫に仕立て上げられていることを知り、ショックを通り越して怒りに震え、急遽早退することにしたのですが……? 詰め寄るパパにママは… パパの突然の帰宅に驚くM美さん。するとパパは……「早退して来たんだよ。これを見たから!」「M美、これどういうことか説明しろよ! 給与明細を断りもなく投稿するなんて、どうかしてるんじゃないか!?」M美さんにブチ切れするパパ。 「私のアカウントを勝手に見たの!?」「今時皆やってるわよ! それくらい!」予想していたものの、パパに詰められて焦るM美さん。 「俺言ったよね!? “くれぐれもネットに上げたりしないで”って! どうしてそんなに簡単に人を裏切るんだ!?」ブチ切れするパパに、M美さんは……? やさしかったパパも、もう怒りが抑えられません。帰るなり早々にM美さんへ投稿の件について説明を求めました。M美さんは自分で誰でも見られるようにSNSへ投稿したのに、「勝手に見たの!?」と逆ギレして言い訳しています。勝手に投稿したことを謝って、投稿を削除して……なんとかパパに許してもらえると良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年07月30日M美さんがSNSに投稿した給与明細がパパの会社の女子社員の間で噂になり始めていました。「この給与明細ってうちのフォーマットと似てるよね」それを聞きつけたパパが投稿を確認し、「まだ詳細がよくわからないから……誰にも話さないでくれるかな……」噂をしていた女子社員に口止めしたのですが……人の口に戸は立てられず、噂は少しずつ広がってもう止められそうにありません……。一方パパはM美さんに電話しますが、なかなか出ないため、とりあえずアプリをダウンロードして、M美さんのアカウントを見ることに。 そのころM美さんは、勤務中のパパから電話がかかってきたため、「まさかバレてないよね?」と怯えつつ、念のため給与明細の投稿を消すか……と思ったのですが……? 嘘のモラハラ夫投稿を見たパパは… 「いいねもコメントもそこそこついてる……やっぱり消せない!」M美さんはパパの給与明細の投稿を消すことができませんでした。 一方、会社にいるパパは……「何だよこれは!」「嘘ばっかりじゃないか! ……こんなモラハラ夫に仕立てあげられて、さすがにこれは許せない!」M美さんの投稿を確認し、給与明細の投稿で裏切られただけではなく、自分のことをとんでもないモラハラ夫に仕立て上げられていることを知ってしまいました……。 そこでパパは上司にお願いして午後から半休をもらい、急遽帰宅することに。帰宅途中の電車内でもM美さんの投稿内容を確認し、パパはある決意が生まれたようで……? SNSに依存してしまっているM美さんには、投稿を削除することはできませんでした。そしてモラハラ夫に仕立て上げた嘘投稿も、ついにパパに見られてしまいました。パパは裏切られたショック、怒り、悲しさ……いろんな感情がないまぜになって、正気ではいられないかもしれません……。皆さんはパートナーからこんなひどい裏切りを受けたら、どうしますか? 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年07月29日友だちが心配してかけてくれる言葉を妬みとして受け取り、「私がインフルエンサーになって羨ましいだけでしょ!?」と、とんでもない発言を繰り返すばかりのM美さん。いくら友だちが忠告しても、M美さんは「私はアンチに負けない!」と言って、電話を切ってしまいました。一方パパの会社では、M美さんがSNSに投稿したパパの給与明細が一部の女子社員の目に止まり、噂になり始めていました。「この給与明細ってうちのフォーマットと似てるよね」噂を聞きつけたパパが投稿を確認し、「このこと、誰かに話したりした?」とバツが悪そうに女子社員へ聞くと「まだ話してませんけど……」と言われ……? 口止めしても噂は広がり… 「まだ詳細がよくわからないから……誰にも話さないでくれるかな……」「は〜い……」焦りを悟られないようにしつつ、女子社員に口止めするパパ。しかし、ランチに出かけた女子社員の会話の話題は、やはりM美さんがSNSに投稿したパパの給与明細でした。そんな話題で盛り上がっていると、先輩社員も加わって噂は広がるばかり……。 一方パパはM美さんに電話しますが、なかなか出ません。とりあえずアプリをダウンロードし、女子社員に送ってもらったM美さんのアカウントを見ることに……。 M美さんはというと、勤務中のはずなのにパパから電話がかかってきたため、「もしかして何かやばい? まさかバレてないよね?」念のため給与明細の投稿を消すか……そんな考えもよぎったのですが? パパが口止めしたものの、女子社員の間ではM美さんの投稿(給与明細)のことが広まりつつあります。一方M美さんは、パパからの電話に「バレたのかも」と思い、給与明細の投稿を消すか悩んでいる様子……。M美さんのアカウントがパパにバレてしまったので、投稿を遡れば過去にモラハラ夫に仕立て上げた嘘投稿も見られてしまう可能性があります。給与明細の投稿だけでもショックなのに、他の投稿も見てしまったらひどい裏切りで立ち直れないかもしれません……。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年07月28日リアルな友人たちがM美さんのSNSを見て、給与明細の投稿にドン引き……。心配した友達子がM美さんに「旦那さんの給与明細なんてアップして大丈夫? ちゃんと許可を得たの?」と電話すると、M美さんは……妬みとして受け取り、「お陰様で順調にバズっているわよ」と答えました。友達子が心配していると伝えても、「私がインフルエンサーになって羨ましいだけでしょ!?」と、とんでもない発言を繰り返すばかりのM美さん。いくら友達子さんが忠告しても、M美さんは「お生憎様! 私はアンチに負けない!」と言って、電話を切ってしまいました……。 給与明細の投稿が噂になり始め… 「やっぱり何言っても無駄だよこの子……」マウント発言や一方的に電話を切るなど、酷い態度をとったM美さんは再び友人から見放されてしまいました。 一方パパの会社では、M美さんがSNSに投稿したパパの給与明細が一部の社員の目に止まり、噂になり始めていました。「さっきやばいもの見つけたんだー」「ほらこれ、この給与明細ってうちのフォーマットと似てるよね」 噂を聞きつけたパパが投稿を確認……。「このこと、誰かに話したりした?」 噂していた女性社員へ、バツが悪そうに聞くパパですが……? ついにパパの会社の女子社員にも、給与明細の投稿を見られてしまいました。パパも投稿を確認して、どうやらSNSにあげられている給与明細は自分のもので、アップしたのはM美さんだと確信している様子……。せっかく娘ちゃんが戻ってきたのに、パパに対する裏切り行為がバレて、家庭崩壊の危機が訪れるのも時間の問題かもしれません……。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年07月27日「社外秘だから絶対にネットにあげないでよ」と釘を刺し、パパは約束していた給与明細をM美さんに渡しました。すると、「いちいち言わないで!マウントばっかりとって!」M美さんはまさかの逆ギレ。「またバカなことしないか心配してるだけだよ」と、ムッとしながらパパが反論すると……「確かに私が悪かったけど、いつまでもネチネチ言って……」と、またもや言い返すM美さん。しかし、給与明細をもらった翌日には、「加工したらわからなくなるし、大丈夫だよね?」と、給与明細の写真をSNSへ投稿してしまいました。「これはバズる予感がする!!」 一方そのころ、もうほとんど連絡を取らなくなってしまったM美さんのリアルな友人たちがM美さんの噂話をしていて……? 友人の忠告も受け入れられず… 「インフルエンサーだからあなたとは違うみたいなこと言われたんだよね」その言葉に驚く友人たち。そんな話の流れから、みんなでM美さんのSNSアカウントを見てみると……パパの給与明細の投稿を見て、ドン引きする友人一同。 心配して友達子がM美さんに連絡することに。「旦那さんの給与明細なんてアップして大丈夫? ちゃんと許可を得たの?」 するとM美さんは……あぁなんだ妬みか。「お陰様で順調にバズっているわよ」 「いやそう話じゃなくて、知り合いに見られたらどうするの? 皆も心配して……」 「はぁ!? 心配!? 私がインフルエンサーになって羨ましいだけでしょ!?」「前も言ったけど、私もうあなたたちとは違うのよ! 陥れるのはやめて!」友達子にマウントを取るM美さん。 「いや、羨ましいとかじゃなくて、皆引いてるよ? 旦那さんの給与を晒してまでいいねがほしいの?」「どうしてそんなにインフルエンサーに固執するの? 正直言って病的だよ!」「誰が病気ですって!?」友達子の発言に憤慨するM美さん。 「病気じゃなくて“病的だ”って言ったの! 投稿だってどこかで見たことあるような他人の真似ばっかりでしょ? とにかく一度考え直す方がいいよ」M美さんのことを思って忠告する友達子さん。 しかし……「お生憎様! 私はあなたたちみたいなアンチに負けない!」そう言って一方的に電話を切ってしまうM美さんなのでした。 M美さんのことを心配して、わざわざ電話をかけてくれた友達子さん。しかし、その言葉はM美さんに届かず、妬みやアンチと受け取り、罵倒してしまいました。SNSのフォロワーやいいねを増やすために、クレジットカードで散財したり、絶対ダメと言われていた給与明細をアップしたり……友達子さんの言う通り、M美さんは病的で異常な状態です。こんなやりとりをしている間も、パパの給与明細はネットで晒され続けているので心配ですね……。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年07月26日上司から別室に呼ばれたパパが話を聞くと、「次のプロジェクトリーダーに名前が挙がっているんだ」といううれしい内容でした。もし本当に選ばれて、プロジェクトが成功したら、昇進に繋がる! 帰宅早々にM美さんに報告すると……「へぇ〜そうなんだ。で、それより給与明細は?」お祝いの言葉もありませんでした。そんなM美さんの態度に戸惑いつつ、約束していた給与明細を渡すパパ。 「ありがとう」と手を伸ばすM美さんに、パパは「社外秘だから絶対にネットにあげないでよ」と釘を刺しました。それでもM美さんは「わかってるわよ!」と給与明細に手を伸ばし……!? 夫の忠告を無視して妻は… 「いちいち言わないで! マウントばっかりとって!」ネットにあげないよう釘を刺したパパに逆ギレするM美さん。「またバカなことしないか心配してるだけだよ」ムッとしながらパパが反論すると…… 「確かに私が悪かったけど、いつまでもネチネチ言って……結局そうやって人を見下したいだけじゃない」 またもや言い返すM美さんにパパは……「馬鹿げていて話し合いにもならないよ。ちょっと頭を冷やしたら!?」 このころから顔を合わせれば喧嘩になることが増えたM美さん夫婦。M美さんは「自分が劣っている」という思いが拭えず、卑屈になりすぎていました。 しかし、給与明細をもらった翌日。 ネットにはあげるなって言われたけど……加工したらわからなくなるし、大丈夫だよね? バレるはずがないとふんだM美さんは、いざとなったら消せばいいという思いで給与明細の写真を撮り、トリミングやモザイクなどの加工をしてSNSへ投稿してしまいました。 「これはバズる! 予感がする!!」 一方そのころ、もう連絡を取らなくなってしまったM美さんのリアルな友達がM美さんの噂話をしていて……? クレジットカードのリボ払いで迷惑をかけたのに、給与明細をネットにあげないよう忠告しただけで逆ギレするM美さん。とても反省している態度とは思えません……。さらに忠告を無視してパパの給与明細をSNSへ投稿してしまいました。誰が見ているかわからないSNS。一度アップしてしまったら、拡散されることもあるため、周りの人やパパの会社の人に見られてしまう可能性も否定できません。投稿をなかったことにはできませんが、たくさんの人に見られる前にM美さんが思い直して投稿を削除できると良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年07月25日私は事務職をしている38歳の正社員です。ある日、夫が「仕事を辞める」と言いました。私は呆然とし、やがて激怒したのですが、夫は本当に会社を辞めて無職に。その後、夫は職探しをしていますが、「いい仕事がない」と言って現在も無職のままです。仕方なく私は夫を扶養に入れ、また、副業を始めることにしました……。 ベビーカレンダーは、多様化している家族のあり方=“新しい家族のカタチ”について発信する取り組みを開始しました。当事者のリアルな声をご紹介していきます。多様な幸せを実現できる社会、そして、もっと「家族を持ちたい」「赤ちゃんを産みたい」と思う人が増える世の中づくりの一助となりますように。 ある日「俺、仕事を辞める」と言われて結婚して1年経ったある日、夫が放ったひと言に、私は呆然としました。彼は「仕事を辞める」と言うのです。夫は残業が多く帰りがいつも遅いのに安月給。また、お昼休みは車のなかでひとりでお弁当を食べているという話を聞いていたので、少し心配はしていました。しかし、結婚式に彼の職場の方を招待したとき、上司と部下の隔たりもあまりなく、職場関係はうまくいっているように見えました。私は、「だめ! また無職なんて」と激怒しました。 夫は結婚前にも無職だった経験があります。職探しの末に、ようやく就けた仕事だったのです。しかし、どれほど説得しても夫の気持ちは変わりません。最終的に、私は渋りながらも承諾してしまいました。 お金は減ってストレスは溜まった夫が仕事を辞めて5年。この間、私は家計の足しになればと思い、夫を扶養に入れました。会社からは月10,000円ほどですが、扶養手当をもらっています。 彼が仕事を辞めた原因は「割に合わない仕事だったから」と言います。私が「早く仕事を探してよ」と声を掛けても、夫は「良い仕事がない」と言うばかり。世の中にはラクな仕事、待遇の良い仕事ばかりではありません。怒りながら伝えたことがありますが、夫には響きませんでした。 そして私がもう1つ不満に思っていたことは、彼は1日中家にいながら家事を手伝ってくれなかったことです。お金は減ってストレスは溜まるばかりで、離婚も考えたことがあります。しかし、そうしなかったのは思わぬ環境の変化があったからです。 専業主夫と扶養者の私コロナ禍になり、私に大きな環境の変化がありました。会社がコロナ禍を受け、在宅ワークの日々を送ることになったのです。私は本業の仕事時間が終わった20時~23時と土日祝日に、Webライターを始めることにしました。副業と扶養手当は私を金銭的に支えてくれるので、私は始めてよかったと思っています。 そして驚いたことに、私が副業を始めるのと同時に、夫が家事を積極的にしてくれるようになりました。さらに、夫の両親が倒れたのもこの時期。今は夫は車で片道40分の実家に通い、買い物や家の手伝いを積極的にして両親を支えています。頑張る私を見て、「自分もしっかりしなければ」と前進してくれたようです。 前進したと言っても、「まだ働いていないだろう」と思われる人もいるでしょう。夫が働かないのは、甘えによるものかもしれません。しかし、夫が家事をしてくれるようになったこと、義理の両親を支えてくれるようになったことは、私にとってうれしい変化でした。今では夫に感謝をしています。家のことが彼のおかげでまわり、私は仕事に集中しやすくなりました。責めるだけではなく、自分も変わらなければ、相手も変わらないと感じました。今は彼が主夫、私が大黒柱として、お互い助け合っています。 著者:Een082子どもなし、無職の夫あり。大黒柱として家計を支えるため、兼業Webライターとして活動中!
2022年07月25日2週間と少しの間面倒を見てもらった義両親たちと、涙のお別れをして自宅に戻ってきた娘ちゃん。M美さんは久しぶりに帰宅した娘ちゃんの成長ぶりに驚き……義母からもらった手紙を読むと、娘ちゃんお気に入りのにんじん蒸しぱんのレシピが書かれていました。「お義母さんがいれば、私なんていらないじゃん」親切を受け、逆に惨めな気分になるM美さん。その一方、パパは会社で上司から話があると言われて……? パパのうれしい報告にママは… 「話がある」と上司に別室に呼ばれたパパ。「実はね、次のプロジェクトリーダーに君の名前が挙がっているんだ」「わ、私が! 本当ですか! ありがとうございます!」プロジェクトリーダーの候補者になったと知り、喜ぶパパ。「まあまだ確定ではないけど、しっかり頑張りたまえ」 もしプロジェクトリーダーに選ばれてプロジェクトがうまく進んだら、大きなキャリアアップになるぞ! 「だだいまー。ねぇ聞いてよ、会社からいい話がもらえそうなんだ」「うまくいけば昇進に繋がるかも!」うれしくて帰宅早々に報告を始めるパパ。 しかし、M美さんは……「へぇ〜そうなんだ。で、それより給与明細は?」お祝いの言葉もなく、そっけない態度で自分のほしいものを要求するM美さん。そんなM美さんに少し戸惑いつつ、パパは約束していた給与明細を渡しました。 「あ、ありがとう……!」M美さんが受け取ろうとすると……「待った。これ社外秘だからね。くれぐれも外でなくしたり、人に言ったりしないでね。ましてやネットにあげたり絶対しないでよ」パパからの注意されても「わかってるわよ!」と給与明細に手を伸ばし……!? パパの仕事は順調で、うまくいけば昇進のチャンスがありそうです。そんな報告を受けても、「そうなんだ。それより……」と褒めもせず、お祝いの言葉もかけないM美さん。頭の中はSNSのバズる節約投稿のことで頭がいっぱい。パパから「社外秘だからネットにあげないで」と注意され、「わかってるわよ!」と言っていますが、本当に理解できているのでしょうか? パパが勤務する会社では給与に関して社外秘となっているため、社内規則に給与等の守秘義務があれば、M美さんがSNS等で公開した場合には処分の対象になってしまう可能性があります。パパの足を引っ張るような真似はしてほしくないですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年07月24日お金をかけない投稿でM美さんが思いついたのは、節約アカウント。反省の弁を述べ、「給料明細を見せて。全部把握して家計簿をつけたいの」とお願いすると、パパはあっさり快諾してくれました。M美さんは、すぐにSNSでどんな節約アカウントが人気か研究を始め……気づいたのは“ガチの給料明細を晒している人がいる”ということ。“簡単で自分にもできる”と思案するM美さん。一方義実家ではパパがそろそろ娘ちゃんを連れて家に戻ると言うと、「えっ!」と驚く声が聞こえ……? 娘の成長に驚き、義母の手紙に落ち込んで… 「じいじのかわいい天使ちゃん……帰っちゃうの……」パパの娘ちゃんを連れて帰る発言にショックを受ける義父。 数日の間の予定が、最終的には2週間と少し娘ちゃんの面倒を見てもらい、みんなで涙のお別れとなりました。そして娘ちゃんが帰宅すると……「こえくらちゃーい。いいでちゅよお」格段に言葉が増えていることに驚くM美さん。 お気に入りのばあば手作りのにんじん蒸しぱんを頬張る娘ちゃん。義母からの手紙には、そのにんじん蒸しぱんのレシピが書かれていました。 「完璧だなこの人。お義母さんがいれば、私なんていらないじゃん」親切を受け、逆に惨めな気分になるM美さん。さらに、方向性を変えて節約アカウントにしたSNSでも悩みが……。 一方のパパは会社で上司から話があると言われて……? 義実家で2週間ほどかわいがられて、娘ちゃんが自宅に戻ってきました。ところが、義母が親切心で書いた娘ちゃんお気に入りのパンのレシピを見て、惨めな気持ちになるM美さん。以前離乳食がうまく作れなかったため、娘ちゃんがすすんで食べるパンを作れる義母に劣等感を抱いているのかもしれません。誰にでも得手不得手があるので、落ち込みすぎずに娘ちゃんのために頑張ってあげてほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年07月23日バラバラになったクレジットカードをM美さんが元の形に戻そうとしていると、浴室から泣いているパパの嗚咽が聞こえてきました。さすがにM美さんも反省したのですが、すぐに“お金もフォロワーも取り戻したい!”と気持ちはSNSへ向き……お金をかけない投稿を考え、浮かんだのは節約アカウント。初心を思い出し、“ありのまま”をさらけだした方がウケると思ったM美さんは、パパに反省の弁を述べ、「給料明細を見せて。全部把握して家計簿をつけたいの」とお願いしました。パパが快諾してくれたおかげでやる気になったM美さんは、すぐにSNSでどんな節約アカウントが人気か研究を始め……? 簡単なのに人気の投稿内容は… M美さんが節約アカウントを研究し、気づいたのは“ガチの給料明細を晒している人がいる”ということ。「こんなのアリなの!? めちゃくちゃ簡単じゃん!」「どの投稿も人気だ……みんな他人の給料に興味があるんだな」「これなら……私にもできるんじゃない?」 M美さんがそんな思いを巡らせる一方、パパの実家では……「M美さんの体調はどう? 良くなってきた?」義母がM美さんを心配していました。 「そうだね、最近はマシかな。それでそろそろ娘ちゃんをおうちに連れて帰ろうかと思うんだよね」パパがそう言うと、「えっ!」と驚く声が聞こえ……? たしかに、数年前から給料明細をSNSにアップすることが流行り始めました。しかし、M美さんが「私にもできる」と言いますが、今は働いていないので、もし公開するならパパの給料明細ということになります。これには悪い予感しかありません……。一方義実家では、義母がM美さんの体調を気づかってくれています。そんな義母や娘ちゃんのことを思い出して、M美さんがSNSを続けるなら普通の節約の投稿で頑張ってほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年07月22日M美さんのクレジットカードをパパがハサミでバラバラに切り刻みました。「スマホじゃなくて、娘ちゃんと向き合って。SNSなんて卒業して。娘ちゃんが帰ってこられないよ」そう言い残してパパがお風呂へ行ったのですが……一方のM美さんはバラバラになったクレジットカードを元の形に戻そうとしていました。すると、浴室から泣いているパパの嗚咽が……。M美さんも、このときはさすがに反省……と思ったのもつかの間。すぐに“お金もフォロワーも取り戻したい!”と気持ちはSNSへ。M美さんが考える、お金を使わないSNSの投稿内容は……!? 初心に戻って“ありのまま”を! お金をかけずに……そうだ、節約アカウントにするのはどうだろう?そうだよ! 初心を思い出すんだ!“ありのまま”をさらけだした方がきっとウケる! 「あなた、私反省したわ。本当にごめんなさい」「これからは心を入れ替えて節約するわ」M美さんがお風呂上がりのパパに謝罪しました。 「え……それ本当!? 信じて良いの?」驚くパパにM美さんは気持ちも吹っ切れたから頑張ると宣言。さらに……「給与明細を見せてくれないかなぁ? この際、全部把握して家計簿をつけたいの」そうパパにお願いをすると、快諾してくれました。 節約記事なら人気も高いし、バズりやすい!我ながらナイスアイディア! M美さんはすぐにSNSでどんな節約アカウントが人気か調べ始めました。良い所は真似して、悪い所は絶対同じ失敗をしない! “今度こそ”という思いで節約アカウントの研究に熱中するM美さんですが……? パパに「心を入れ替えて節約する」と約束したM美さん。しかし、その背景には“節約アカウントが人気だから”という、“SNS”の存在が……。本当に節約するなら、節約アカウントの投稿を参考に生活費等の見直しをした方が良いのですが、間違った方向で研究を頑張っています。研究するうちに本当に上手な節約の仕方を身につけられると良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年07月21日M美さんに財布を持って来させ、ハサミを持ち出したパパ。驚くM美さんにパパは、「無駄な買い物はやめて、娘ちゃんのことを考えて」と訴え、M美さんのクレジットカードを受け取ると……ハサミでバラバラに切り刻みました。「ビデオ通話で娘ちゃんが泣いてたでしょ。スマホじゃなくて、娘ちゃんと向き合ってよ。SNSなんて卒業して。それがダメなら一緒に病院へ行こう」パパがそう言うと、「病院は絶対に嫌ッ!」とM美さんは相変わらず病院の受診を断固拒否! するとパパが「自覚しないと、娘ちゃんが帰ってこられない」と言い残してお風呂へ行ったのですが……? 浴室の夫がひとりで… 「あぁ〜まさか本当に切るとは……。意外に頑固なところがあるからなぁ〜」そう言いながらバラバラになったクレジットカードをかき集め、パズルの要領で元の形に戻そうとするM美さん。 どうしよう、どうにかしないと……。M美さんが思案していると、何か声が聞こえました。 声がする方へ行くと……聞こえたのは浴室で泣いているパパの嗚咽。 パパが泣いているところを見たことがなかったM美さんも、このときはさすがに反省……。 しかし想いはすぐSNSへ。取り返したい……お金も……フォロワーも! 「でももう買い物はできない。お金をかけずに面白い投稿をしないと……!」M美さんが考える、次なるSNSの投稿内容は……!? 情けなさか、悔しさか、悲しさか……パパはこっそり浴室で泣いていました。反省したM美さんですが、やはり一瞬でSNSの方に気持ちが向いてしまっています。取り返すべきは、お金でもフォロワーでもなく、パパの信頼と娘ちゃんと過ごす大切な時間のはずなのですが……。パパの願いが通じる日は、まだまだ遠そうです。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年07月20日SNSの収益化を必死に説明するM美さんに、「娘ちゃんを預けて何やってんだよ」と嘆くパパ。SNSに疎いパパは「何言ってるか全然わからないよ」と、M美さんと話してもラチがあかないと思って席を立ち……M美さんに「自分の財布持って来て」と言いながら、ハサミを持ち出しました。驚くM美さんにパパは、同じ過ちを繰り返さないためにカードにハサミを入れると宣言。「無駄な買い物はやめるんだ! 娘ちゃんのことをもっと考えて」そう言って、パパがM美さんからクレジットカードを受け取ると……!? カードを刻んだ夫の願いは… ガリッ! ガリィ!「ああぁぁ〜!」パパによって、M美さんのクレジットカードはバラバラに切り刻まれました。 「ビデオ通話で娘ちゃんが泣いてたでしょ。スマホじゃなくて、娘ちゃんともっと向き合ってあげてよ。これを機会にSNSなんて卒業してさ」「それがダメなら一緒に病院へ行こう」 “病院”という言葉を聞いて、「病院は嫌ッ! 絶対に嫌!」M美さんは相変わらず病院の受診を断固拒否! 「それならちゃんと自覚しないと。このままだと娘ちゃんが帰ってこられないじゃないか」そう言い残してお風呂へ行くパパ。 M美さんは黙って下を向き……!? ついにクレジットカードをバラバラに刻んでしまいました。パパが「スマホじゃなくて娘ちゃんに向き合って、SNSを卒業して。それがダメなら病院へ……」と言っても、M美さんはSNS卒業を明言せず、娘ちゃんへの謝罪やもっと向き合うという言葉もなく、出てきたのは「病院は嫌ッ!」のみ……。パパも悲しそうな表情になって、依存症になると周りの人を巻き込んで不幸になってしまう……ということがよくわかりますね。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年07月19日パパが借金の返済に充てようと言ったのは、結婚祝いや出産祝いなどのお金を貯めた、娘ちゃんの学費にする予定の定期預金100万円でした。一瞬で大切なお金が消えてしまうことにやりきれないパパ。一方M美さんは「フォロワーを集めたいのよ」と言い訳をして……それを聞いて、「娘ちゃんを預けて何やってんだよ」と嘆くパパ。するとM美さんはSNSの収益化のためにフォロワーが必要なのだと必死に説明。しかし、SNSに疎いパパは「何言ってるか全然わからないよ」と怒りが抑えられなくなり、M美さんと話してもラチがあかないと思ってついに……!? やさしかった夫もついに本気になり… ダメだ、アプリをやってない人に説明しても伝わらない!SNSの収益化について必死に説明していたM美さんでしたが、パパには伝わらないと断念しました。 すると突然パパが席を立ち……「M美……自分の財布持って来て」そう言いながらハサミを持ち出しました。 「ひっ! 何する気なのよ」驚くM美さんにパパは……「これから同じことが起きないとも限らない。そうなる前にクレジットカードを使えなくしておくんだよ」いつもはやさしいパパも、このときはいつになく本気の様子。 困るというM美さんにパパは、「こうでもしないとわからないでしょ。本当に反省してるなら、それくらいできるはずだよ」と訴えました。 「これを機会に無駄な買い物はやめるんだ! 娘ちゃんのことをもっと考えてあげないと」そう言って、パパがM美さんからクレジットカードを受け取ると……!? M美さんの必死の訴えはパパには届かず、ついにクレジットカードにハサミを入れるかも……という事態にまで発展してしまいました。M美さんにとっては耐え難いかもしれませんが、SNSのために散財してこれ以上借金を作らないためには、パパの言う通りにした方が良さそうですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年07月18日「リボ払いで買い物したら、永遠に借金はなくならない」と怒りを抑えながらM美さんに訴えたパパ。M美さんもようやく自分の過ちで80万の借金を作ったことを理解し、支払えないと困惑……。するとパパが思いついたのは……結婚祝いや出産祝い、義両親たちにもらったお金を貯めた定期預金の100万円でした。それは娘ちゃんの学費に充てようとしていたお金。それがM美さんのせいで一瞬で消えてしまうことに悔しさや悲しさでやりきれないパパ。しかし、借金を作った当の本人であるM美さんは、「だってフォロワーを集めたいのよ」と言い訳をして……!? 妻は夫へ必死にSNSの説明を始め… 「何がフォロワーだよ。娘ちゃんを預けて何やってんだよ」嘆くパパにM美さんは……「え? だってあなたも言ったじゃない。“マネタイズにつながるのか?”って」まっすぐ向いて答えました。 「は?」何を言い出すのかと驚くパパ。 「私頑張ってるんだから! フォロワーを増やして収益化したいのよ」 そんなことを言った覚えがない……と思ったパパですが、ようやく思い出し……「は? え? そんなくだらない理由で80万も使ったの?」呆れつつ静かに怒るパパ。 「だからくだらないとかじゃなくて大事なことなんだってば!フォロワーがついたらPR案件だってもっと依頼がくるし、企業から紹介料だって入る!」 「PR案件!? 紹介料!? 何の話だよそれ! 何言ってるか全然わからないよ」M美さんと話してもラチがあかないと思ったパパは……!? “SNSの収益化のために買い物をしている”とパパへ訴えるM美さん。「そんなくだらないことで……」とパパが呆れても、フォロワーが増えることがいかに収益化につながるか、必死にアピールしました。しかし、SNSに疎く、娘ちゃんのための定期預金をそんなことのために使うかと思うと、パパも納得できずに怒りが収まりません。「もう後に引けない」と言っているM美さんですが、ここで踏みとどまらなければ、本当に大切なものも失ってしまうかもしれません……。 前のお話:「一瞬で消えるんだよ…」妻が作った莫大の借金。夫が返済に充てようとしたお金はまさかの…!? #私がSNSを辞めた理由 79著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年07月17日リボ払いの仕組みを、M美さんがわかるよう丁寧に説明したパパ。しかし、M美さんは「ポイントとか特典がたくさん付くって……」と言って、まだ損をしていることが信じられない様子。するとパパが……「そんなもの(ポイントや特典)は全部金利手数料で吹っ飛ぶんだ! リボ払いで買い物したら、永遠に借金はなくならない」と、怒りを抑えながら一生懸命M美さんに訴えました。するとM美さんもようやく自分の過ちで借金を作ったことを理解し、「80万なんて払えない」と困惑……。するとパパが「……あれがある」と言い出して……!? 大切なお金が一瞬で消える… 「えっ……あれって何?」検討がつかないM美さん。 「定期預金……100万円」 「えぇ……それって結婚祝いとか出産祝いにお義母さんたちにおらったお金も入ってるんだよねぇ?」「そうだよ。娘ちゃんの学費に充てようとしていたお金だよ。それが消えるんだ。一瞬で」M美さんを睨むように答えるパパ。「それをちゃんと自覚してる!?」 「そりゃもちろん悪かったと思ってるわよ……」 「80万あったら何ができたと思う? どうしてこんなつまらない買い物をしたんだよ」頭を抱えるパパにM美さんは……「だってフォロワーを集めたいのよ。新しいものをどんどん出さなきゃ飽きられちゃうじゃない」と言い訳をして……!? パパが借金の一括返済に使うと言ったお金は、娘ちゃんのための定期預金でした。娘ちゃんのために使うお金を、M美さんの爆買いで作った借金の返済に回さなければいけない悔しさ……。パパの気持ちはじゅうぶん理解できます。一方のM美さんは、“悪かったと思っている”や“だってフォロワーを集めたいの”など、まだ反省している姿にはほど遠いように思えますが……この借金を機会にSNSを辞められると良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年07月16日