蒼井優主演で一人の女性の旅路を描いた『百万円と苦虫女』で日本映画監督協会新人賞を受賞した女流監督・タナダユキの4年ぶりとなる長編作品『ふがいない僕は空を見た』が、今冬より公開される。W主演を務める永山絢斗と田畑智子の濃密かつ衝撃的なラブシーンも見どころの一つである本作の最新予告編とポスター・ビジュアルが解禁となった。赤裸々に“性”と“生”を描き出し、女性読者を中心に高い人気を集め、2011年本屋大賞2位、第24回山本周五郎賞を受賞した窪美澄の同名小説を原作とする本作。やり場のない思いと現実から逃げるようにコスプレをして体を重ね合う高校生の卓巳とアニメオタクの主婦・あんずを主人公に、彼らの苦悩や葛藤、一筋の光を見つけて再生するまでの軌跡を描く。高校生・卓巳を演じるのは、『悪人』や『ハードロマンチッカー』、『ぱいかじ南海作戦』など次々と話題作へ出演する人気急上昇中の俳優・永山絢斗。もう一人の主人公、主婦のあんずを『血と骨』や『鈴木先生』など、映画、TV、舞台と幅広い活躍を見せる田畑智子が演じる。爽やかなイメージを放つ永山さんと田畑さんだが、本作ではそのイメージを覆すベッドシーンを体当たりで披露しており、ポスターにも裸で抱き合う2人の姿が写し出されている。さらに、予告編映像では銀髪のカツラを被った永山さんとロリータ風のコスチュームに身を包んだ田畑さんの姿が!手書きの台本を読みながらコスプレに興じる、完全に“イタい”2人の姿が映し出される。だが、お互いの穴を埋め合うようにして抱き合う2人は、それぞれに噛み合わない思いを抱えている様子。家庭をもつあんずは「旦那が帰ってくるから…」と言いながらお金を差し出し、ただの高校生でしかない卓巳は何も言えないままにそれを受け取る。そして、この特殊な関係に終止符を打つ出来事が起こる――。2人のほかにも、『僕たちは世界を変えることができない。』や『るろうに剣心』などに出演する若手人気俳優、窪田正孝や三浦貴大、原田美枝子など脇を固めるキャストにも注目。タナダユキ監督自らが監修を務めたこの予告編で、痛みを抱えたまま必死にもがいて生きる人々の姿を切なく綴る世界観を覗いてみて。『ふがいない僕は空を見た』は11月17日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ふがいない僕は空を見た 2012年11月17日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2012「ふがいない僕は空を見た」製作委員会
2012年08月07日5月5日(土・祝)に東京・Shibuya O-Nestで2マンライブを行う岡野宏典と大知正紘が、Ustreamで生ライブを配信する。大知正紘ライブ情報大知正紘は小林武史プロデュース初の男性ソロアーティストとして、2010年『さくら』でデビュー。昨年は大型フェスに数多く出演し話題の新人アーティストとして注目を集めた。そんな彼が同じストリートライブ出身の岡野宏典と企画したのが、2マンライブ「大知正紘の全力企画「岡野と大知」」。今回、その直前スペシャルと銘打ってUstream 生配信プレライブを行う。配信は4月23日(月)21時より。Ustreamだけの演奏楽曲もあり、プレミアムな内容になるという。■大知正紘の全力企画「岡野と大知」【日程】2012年5月5日(土・祝)【時間】開場17:30/開演18:00【会場】Shibuya O-Nest【出演】岡野宏典/大知正紘
2012年04月20日シンガーソング・ライター大知正紘が5月5日(土・祝)に東京・Shibuya O-Nestで岡野宏典と2マンライブ『大知正紘の全力企画「岡野と大知」』を開催する。大知正紘公演情報大知は2010年春『さくら』(Produced by 小林武史)でデビュー。2011年夏にはapbankfesやSETSTOCK、SWEET LOVE SHOWER、ベリテンライブなど多数の大型フェスやイベントに出演、話題の新人アーティストとして注目を集めた。 そんな彼が企画する岡野宏典との2マンライブ。ともにストリートライブ出身のふたりがどんな熱いステージを繰り広げるか、ご注目を。チケットの一般発売は4月1日(日)午前10時より。一般発売に先がけて現在オフィシャルサイト先行販売も実施中。3月29日(木)午後11時59分まで受付。■大知正紘の全力企画「岡野と大知」【日程】2012年5月5日(土・祝)【時間】開場17:30/開演18:00【会場】Shibuya O-Nest【出演】岡野宏典/大知正紘
2012年03月27日映画『僕たちは世界を変えることができない。』が9月23日(金・祝)、公開を迎え、都内劇場で行われた舞台挨拶に向井理、松坂桃李、柄本佑、窪田正孝が登壇した。満員の観客のスタンディングオベーションとこの日は欠席した深作健太監督からのメッセージに向井さんは感激し、言葉をつまらせる一幕も。「グッときちゃいました」と思いを明かした。実話に基づき、偶然目にしたパンフレットがきっかけでカンボジアに学校を建てるための活動を開始した学生たちの奮闘、青春を瑞々しく描き出した本作。エンドロールが終わると、劇場は拍手で包まれ、観客は総立ちに。そこに向井さんら4人が登場すると割れんばかりの大歓声がわき起こった。めったに見られない映画館でのスタンディングオベーションに向井さんも驚いた様子。「想像していませんでした。多くの人の心に届いてほしいという思いでしたので嬉しいです」と笑顔を見せた。松坂さんもこの光景に「鳥肌が立った」と語り、「この映画に出られて本当に良かったと心から思います」とホッとした表情を見せた。深作監督は新作の撮影でマレーシアにいるため、舞台挨拶は欠席したが、代わりに事前に録音された生声のメッセージが流された。キャスト一人一人に対しての思いが込められたメッセージに会場は深い感動に包まれた。特に「いままでに見たことのない熱さとリーダーとしての責任感を見せてくれた」と讃えられた向井さんは、マイクを手に絶句。「僕たちは前に立たせてもらう仕事をしてますが、カメラの後ろにはもっと多くのスタッフがいる」と言葉をつまらせながら仲間たちへの感謝を口にした。松坂さんも「監督に『おつかれさまでした』と言ってもらえて、この作品が僕にとって代表作なんだという思いがわいてきた。またみなさんと一緒に仕事ができるように頑張りたいと思います」と思いを語った。柄本さんも「深作監督の作品が好きだったので声を掛けていただいたとき、すぐに『やりたい』と言った」と明かし、改めて監督への感謝の思いを語った。窪田さんも「監督の声を聞いて、向こう(カンボジア)で辛かったことや4人でワイワイやったこと、歌ったことなどが鮮明に甦ってきました。“運命”という言葉で片付けてはいけないけど、縁のようなものを感じます」と語った。向井さんは「俳優部部長」(深作監督)として「よくやってこれたな、と思います。みんな真面目で、誰にも負けないくらい(作品に)向き合ってきた」とここにはいないキャストも含め、改めて苦楽を共にした仲間たちをねぎらった。『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』は全国にて公開中。『僕たちは世界を変えることができない。』3連続インタビュー■関連作品:僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. 2011年9月23日より全国にて公開© 2011「僕たち」フィルムパートナーズ■関連記事:向井理インタビュー引き算の演技で魅せた“ヒーローじゃない主人公”向井理、思わず本音が!?「パルテノン神殿は汚いところだった」松坂桃李インタビュー照れ屋な22歳が見つけた“熱いもの”向井理、流暢な英語でスピーチ!海外オファーは「なきにしもあらず」?NHK来年の朝ドラの堀北真希の共演陣に南果歩、ミムラ、小出恵介、松坂桃李ら
2011年09月24日向井理の初主演映画『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』のプレミア試写会が7日に明治大学駿河台キャンパス(東京都千代田区)で開催され、向井をはじめ、松坂桃李、柄本佑、窪田正孝、村川絵梨、原作者の葉田甲太が“特別授業”と題した舞台あいさつを行った。舞台あいさつの模様ひょんなことからボランティア活動を始めた医大生のコータ(向井)が、カンボジアに学校を設立するため、仲間たちを集めて資金集めに奔走。さまざまな困難や葛藤、さらにはカンボジアが抱える厳しい現実と向き合いながら、自分自身を見つめ直す姿が瑞々しく描かれる。監督は『バトル・ロワイアル II/鎮魂歌〈レクイエム〉』『同じ月を見ている』など、多彩なジャンルを手がける深作健太。向井は明治大学農学部を卒業した“同窓生”で、「イマドキの大学生を描いた作品なので、実際の学生さんがこうした話に、何を感じてくれるのか気になっている」と緊張した面持ち。学生たちから拍手が沸き起こると、安どの表情を見せ「単にメッセージだけの映画にはしたくなかった。みなさんにとって、これから何をする原動力になってくれれば」と先輩としてアピールにも熱がこもった。昨年11月にカンボジアで行われたロケを振り返り「現地の人たちと共演し、役者じゃないリアリティーに触れて『役者として負けたな』って思いました」。ハードな撮影にあって、食事は唯一の楽しみだったといい「ご飯がとにかく、おいしいんですよ。あちらもお米が主食なので、ご飯に合う料理も多くって」とニッコリ。ただ共演した柄本が連日、トムヤムクンを食べたがったそうで「トムヤムクンがない店だと嫌がるんですよ。嫌いじゃないけど、たまには他のものを食べたい日もあるだろ(笑)」と呆れ顔だった。松坂は「初海外で見るものすべてが新鮮。アンコールワットの朝焼けに、思わず涙が出てしまった」。窪田も初めての海外で「毎日、みんなでプールで遊んでいた」と無邪気に振り返った。舞台あいさつには明治大学のチアリーダーと応援団も登場し「六大学野球の応援によく行っていたので懐かしい。伝統が受け継がれるのはうれしい」(向井)と目を細めていた。『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』9月23日(金・祝)より全国ロードショー
2011年09月07日