「節電」について知りたいことや今話題の「節電」についての記事をチェック! (2/6)
厳しい残暑も終わりを迎え、だんだんと秋らしさを感じるようになりました。気温が下がってくると、そろそろ冬支度を始めようかと動き出す人も多いのではないでしょうか。ロシアによるウクライナ侵攻を背景に、世界的なエネルギー危機が起きています。日本においても、2023年6月に電気料金が改定されました。消費電力量の多い暖房器具を使う冬は、夏に比べ電気代が高くなるので、夏以上の節電対策が必要です。北海道を除く地域で店舗展開をしているホームセンター「コーナン」のInstagram公式アカウント(kohnan_official)では、家の中でできる節電・防寒対策を紹介しています。寒さが本格化する前に、少しずつ準備を始めましょう。1.カーテンを見直そう夏の節電対策になるカーテンは、冬の節電対策にも有効です。いくつかポイントがありますが、まずは「カーテンの長さ」に注目しましょう。床とカーテンに隙間がある場合は、そこから冷気が入ってきます。カーテンの裾が床から離れている場合は、カーテンを見直してみましょう。また、冷気をブロックする「断熱カーテン」もおすすめです。断熱カーテンは熱気を抑える効果もあるので、一年中活躍します。2.窓に工夫をしよう暖房をつけているのになかなか温まらないという場合は、窓から暖かい空気が逃げてしまっているかもしれません。そのような時におすすめなのが、窓に専用の断熱フィルムです。暖かい空気を逃がさないだけでなく、結露を防ぐ効果もあります。紫外線カット機能が付いていれば、カーテンをしていない時でも床や家具の劣化を防げるでしょう。断熱フィルムに加えて、隙間テープを使うとさらに効果的です。窓のレール(下側)やサッシと窓枠が当たる部分、窓ガラスとサッシの境目など、冷気が入りそうな場所に貼りましょう。3.シーリングファンを取り入れてみよう暖房をつけていても、なぜか足元が寒いということはありませんか。暖かい空気は上に上がる性質があるので、上にたまった空気を循環させることが大切です。空気の循環にはサーキュレーターも活躍しますが、部屋の雰囲気に合わない、置く場所がないということもあるでしょう。そのような場合におすすめなのが、天井に設置するシーリングファンです。部屋全体の空気をかき回して温度を均等にしてくれるので、必要以上に暖房を使わずに済みます。部屋の雰囲気を変えたい人にもおすすめです。4.湿度を管理しよう暖房を使っていると、それなりの温度に設定しているのになんだか寒いということがあります。寒さや暑さは、温度だけでなく湿度も関係していることを知っていますか。人が快適だと感じる湿度は「40%〜60%」といわれていますが、室温によっては不快に感じることもあります。快適な室温と湿度にするために、温度計に加え湿度計も部屋に置きましょう。冬の快適な室温と湿度は、室温が18℃〜22℃、湿度は40%〜60%です。エアコンの温度はこの温度を目安に調整し、部屋が乾燥している場合は加湿器を使いましょう。湿度計には、温度計がセットになった「温湿度計」もあります。また、デジタル式やアナログ式、時計とセットになったものなど種類もさまざまです。使いやすいものを選びましょう。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る コーナン公式|ホームセンター(@kohnan_official)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2023年10月09日朝食メニューやサラダのトッピングに、大活躍のゆで卵。お鍋にたっぷりのお湯を入れて作る方法が一般的ですが、実は少量の水でも問題なく作れることをご存知ですか。家事にまつわるさまざまなアイディアを発信中のライフハックまも(lifehack.mamo)さんのInstagram投稿から、お鍋に1cmのお湯でゆで卵を作る方法を紹介します。時短調理にもおすすめアイディアライフハックまもさんが紹介しているゆで卵の作り方は、以下のとおりです。まずはお鍋を用意して、1cm程度水を入れます。鍋に卵を入れてください。冷蔵庫から出してすぐの状態で大丈夫です。中火で温め、沸騰したらふたをします。そのまま4分待ちましょう。4分経過したら火を止めて、さらにそのまま3分待ちます。タイマーが鳴ったらゆで卵を氷水へと移しましょう。しっかり冷やして、殻を剥けば完成です。上手に作るためのコツ3つライフハックまもさんが紹介している方法でゆで卵を作る時、上手に作るためのポイントは3点です。まずは、加熱時間について。先ほど紹介した「4分+3分」という時間配分は、「やや半熟」に仕上げるための調理時間とのこと。固ゆでに仕上げたい場合は、火にかける時間をやや長めに設定してみてください。2つ目のポイントは、ゆであがった後の氷水についてです。できるだけ素早くしっかりと冷ますことで、ゆで卵の殻がはがれやすくなります。トッピングに使うゆで卵は、見た目の美しさも重要なポイントに。事前に氷水を用意して、素早く対応できるよう意識するのがおすすめです。3つ目はお鍋に合ったサイズのふたを使うこと。大きすぎたり小さすぎたりするふたは、熱をうまく閉じ込められません。うまくゆで卵にならない可能性もあるので、注意してください。まもさんの投稿ではお鍋を使って調理していますが、使用する水の量が少ないため、フライパンでも対応できます。面積の大きなフライパンなら、一度に大量のゆで卵を作ることも可能です。ゆで卵の消費量が多いご家庭は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。使用する水の量が少なく、加熱時間も短くて済むまもさんのライフハック。エコな生活にも時短調理にも役立つでしょう。「ゆで卵は好きだけど、作るのに時間がかかって面倒」と思っている人は意外に多いのではないでしょうか。まもさんの方法を取り入れて、手軽にタンパク質補給するのもおすすめです。※水が少なすぎたり火が強すぎたりすると、水が蒸発して空焚きになり鍋を傷める可能性があります。水を少し多めに入れたり、鍋の中が見える蓋を使って調理しましょう。※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。 この投稿をInstagramで見る ライフハック まも☻ ̖́-(@lifehack.mamo)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2023年09月18日女性たちが実際にやっている、身近なエコ活動をご紹介。107回目は、ecocoメンバーの山口 寧乃さん。今回はおうちでの節電方法についてご紹介します。消費電力量が多い家電1位は「冷蔵庫」【最近やってるエコなこと】vol.107さまざまな価格が高騰している昨今、少しでも節電を心掛けているという山口さん。節電は節約にもつながりますが、二酸化炭素の排出量を抑えるため地球温暖化対策にもなります。家庭で使う電化製品の消費電力量が多い家電を順番に並べると、冷蔵庫、照明器具、テレビ、エアコンとなります(※1)。そこで、山口さんに実際やっている節電方法を教えてもらいました。山口さん電気代が上がると話題になっていたころ、正直そんなに重く受け止めておらず、今まで通り電気を使っていました。すると電気の請求額が月額1万円以上になったことがあって、とても衝撃を受けました。何かしら策を打たないと本当にまずい!と感じて節電に意識を向けるようになりました。山口さんの持続可能な節電方法冷蔵庫1. 中身を少なくする冷蔵庫に食品を詰め込みすぎてしまうと、庫内の冷気の循環が悪くなってしまって余計に電気代がかかってしまうようなので、そこをまず意識しました。食品を入れすぎないことが無駄なものは買わないことにつながって、少し食費も抑えられました!2. 温度設定は「強」をやめる夏なので「強」の方がいいのかなと思っていたので設定を「強」にしていましたが、中身を減らすことで「中」でも問題なく冷やすことができました。設定温度を下げることで節電につながったと思います。3. 開閉時間を短くする当たり前ですが開けている時間が長ければ、その分冷やすのに電力を使うので電気代がかかります。なので、開けたら即閉める!をかなり意識しました。ただ、夫が冷えたお茶を注ぐときに冷蔵庫を開けたまま注ぐので、その意識を変えるために毎回注意することにかなり骨が折れました(笑)。エアコン1. 小まめに消すをやめて、あえて「つけっぱなし」外出するときはエアコンを切っていましたが、短時間の外出(30分程度)であればつけっぱなしの方が節電になると聞いたので、買い物に行くときなどは消さないでつけっぱなしにするようにしました。2. 夜間の温度設定を「高め」、風量は「自動」にするエアコンが付いていないとなかなか眠れないので致し方なくつけっぱなしに。電気代を考えて風量「弱」にして26度くらいの設定にしていました。しかし実は、風量は「自動」の方が節電できるということを聞き、さらに、エアコンは外気温と設定温度の温度差が少ない方が電力を使わないとのことだったので、思い切って28度設定の「自動」に変えました。3. 扇風機を使う2に付随して、設定温度を高くして扇風機を一緒に回すことで冷気が循環し、風が少し当たるだけで涼しく感じるので、【温度設定「高め」風量は「自動」】でも十分快適だとわかりました。今では温度29度でも問題なく過ごせます。「省エネモード」「節電モード」に注目!他にもある節電方法テレビは省エネモードにする食洗機は節電モードにする省エネ家電を使う使わない電気はすぐに消す利用しないコンセントは抜く山口さん節電はなるべく意識はしているけど、節電効果があると言われている「洗濯機の利用回数を減らす」は子どもがいるのでなかなかできておらず、「エアコンのフィルター掃除」も忙しさを理由になかなか着手できていません。これらの実施でさらに節電に取り組みたいのと、他にも節電対策があるのであれば、それをもっと知って実施していきたいと思っています。設定を見直すだけで、節電・節約・環境にもGOOD!いかがでしたか。実は設定温度を変えるだけで節電できるものや、意識することでできる節電方法はたくさんあります。節電することで節約にもつながり、環境にも配慮した取り組みができるので、皆さんも今一度見直してみてはいかがでしょうか。<教えてくれた人>山口 寧乃営業事務として勤務。静岡県出身。最近はアニメにハマっていて子どもが寝静まった夜に夜な夜な観ています。今のおすすめはリメイクされた「るろうに剣心」です。<筆者情報>ecoco代表平野絢子エコをテーマとし全国の女性を集めた団体「ecoco」を立ち上げ、身近にできるエコ活動、エコを通した地域活性とウーマンエンパワーメントを推進している。また岡山県の観光特使として東京を拠点に行き来するデュアルライフを行いながら、せとうちの農園や市場、工場などに自ら足を運び、創り手の‟想い”を伝えるため、商品開発、営業、PRなどを企業と一緒に行っている。(C)kazoka303030/Adobe Stock文・平野絢子 イラスト・宮本志保
2023年09月13日皆さんは節電を意識していますか? 今回は節電に励む家族のエピソードを紹介します!イラスト:モナ・リザの戯言電気代の節約を開始夫と義母と3人で暮らす主人公は、高騰が続く電気代に頭を抱えていました。その後、3人は協力して節電することに。ところが節電を心掛けた翌月も、電気代はさらに上がっており、なんと『8万円』超えました…。さらに節電…出典:モナ・リザの戯言焦った主人公と夫は、暖房を使わずお風呂も溜めずに節電に励みます。限度を越えた節電に2人は体調を崩してしまうほどでした。しかしそれでも一向に電気代は安くなりません。さすがにおかしいと思った主人公と夫が義母の部屋を覗いてみると…。なんと義母は、自室で好き放題に電気を使って過ごしていたのです。パソコンはつけたまま、さらに真冬なのに薄着で過ごせるほど暖房をつけて過ごす義母を見て、主人公と夫は激怒。主人公夫婦にこっぴどく叱られた義母は、電気の使い方を改めるのでした。義母が原因だった主人公と夫が必死に節電するなか、好き勝手に過ごしていた義母。そんな義母に呆れて改善を求めたエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年08月31日灼熱の日々と高騰する電気料金の兼ね合いに頭痛がする夏。節電したいと思っても、無理をして身体を壊してしまうと元も子もありません。そこで冷房効率を上げる方法を試してみませんか。どれも簡単なものばかりです。すぐに始められる上手なエアコン使用方法とにかく暑い近年の夏。エアコンを止めるタイミングがないほど続く暑さに、電気料金が心配になっている人も多いのではないでしょうか。エアコンを効率よく使う方法を取り入れれば、節電と節約が実現します。政府広報オンラインが発進したライフハックで夏を乗り切りましょう。カーテンを活用する窓から室内に入り込む熱気を遮断するために、カーテンを活用しましょう。カーテンは陽射しをカットするだけではなく、熱気が侵入も防いでくれます。また、冷えた室内の空気を外に出さないという嬉しい効果も。効率的なエアコン稼働に欠かせませんね。厚手のもの遮熱のカーテンがおすすめです。フィルター掃除はこまめにしようフィルターが汚れていると冷房効率が下がります。2週間に1度ほど掃除をしましょう。水洗いをしたり、掃除機で表面の汚れを吸い取るだけでも大きな効果が期待できます。政府広報オンラインによると、6畳用のエアコンフィルターを適切に掃除するだけでも、年間で約860円の節約になるそうですよ。室外機の周りにものを置かない庭やベランダにある室外機の周囲には、ものを置かないようにしましょう。カバーで覆うのもNGです。室外機の吹出口周辺が覆われると冷房効率が下がってしまいます。また、直射日光で温まるのもよいことではありません。植木やすだれなどを使い、無理のない範囲で日陰を確保しましょう。空気の循環を意識して暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へいく性質があります。そのため、同じ部屋でも冷えやすい場所、冷えづらい場所が生まれ、エアコンが適切に稼働できません。エアコンの風向きを調整したり、扇風機やサーキュレーターを使って空気を上から下に循環させることにより、むらなく部屋を冷やせます。帰宅したら換気を心がけて外出後、外よりも室内のほうが暑いと感じるかもしれません。そんな時にはエアコンのスイッチを入れる前に、窓を開けて換気しましょう。対角線上にある窓を2つ開けると効率的な換気ができます。窓が1つしかない部屋は、扇風機やサーキュレーターを窓の外に向けると効果的です。冷やしすぎに注意!冷やしすぎは身体にもよくありませんし、何より節電や節約の敵になります。扇風機やサーキュレーターを活用して、設定温度を下げすぎず、適切な温度でエアコンを稼働させましょう。冷蔵庫の節電方法もチェック夏はいつも以上に冷たい飲み物や食べ物が欲しくなる時期。また、食料品が傷みやすい時期でもあるので、冷蔵庫や冷凍庫を使うシーンはより増えるでしょう。冷蔵庫も、正しい使い方をすれば効率よく冷やしながら節電が可能です。置き場所は直射日光が当たらない場所にし、後ろと横は少し空間をあけることで、うまく放熱できるようにしましょう。また、きちんと閉まるよう、パッキンが劣化したり緩んでいないかも確認し、もし緩んでいる場合は、交換しましょう。節電のために冷蔵庫の設定温度を「弱」にしている人もいるかもしれませんが、夏場だと食品が傷む可能性があります。室温にもよりますが、中、もしくは強にしておいたほうがよいでしょう。冷蔵庫は、冷気が行き渡るようにしておかないと冷えが悪くなります。そのためぎゅうぎゅうに詰めず、7~8割にとどめておくのがベスト。対して冷凍庫は、お互いがお互いを冷やす作用があるため、9割以上入れておくのが正解です。しかし、せっかく冷気が効率よくまわっていても、しょっちゅう開け閉めをしたり、開ける時間が長ければ、どんどん冷気は逃げてしまいます。さっと開けて素早く中のものを取り出せるように、きちんと整理しておきましょう。また、お子さんが飲み物を取るために何度も冷蔵庫を開ける場合などは、保冷水筒に飲み物を入れて、テーブルの上などに出しておくのもおすすめ。冷蔵庫を開けることなく冷たい飲み物を飲むことができます。エアコンや冷蔵庫の使い方次第では、思わぬ節電効果が生まれます。すべて実行するのは難しくても、できるものから取り入れてみませんか。灼熱の夏と電気料金に負けず、快適な夏を過ごしましょう。[文・構成/grape編集部]
2023年08月31日節電にトライするといっても、無理な方法では生活で苦痛を感じてしまいかねません。ほどよく、快適性を保ったままの節電が理想です。いつも使う家電や生活習慣を見直すと、無理なくできる節電方法が見えてくるでしょう。家電の使い方や生活習慣の工夫だけでも大きな効果節電を意識する時代、毎日の生活のなかでも消費電力が気になりますよね。とはいえ「エアコンを極限まで使わない」「絶対テレビをつけない」などの方法では、毎日の生活で苦痛を感じてしまったり、時には健康を損ねてしまったりする可能性があります。無理なく、続けやすい方法がおすすめです。そこで意識してみたいのが、家電の使い方や生活習慣を見直し、工夫してみることです。政府広報オンラインでは、テレビ、洗濯、トイレ、ライフスタイルでできる工夫のコツを発信しています。1.【テレビ】省エネモードと電源を意識テレビは省エネモードで使いましょう。省エネモードにすると画面の輝度が下がり、消費電力が少なくなります。また、必要な時間以外は消す、本体の主電源を切る、長時間使わない時にはコンセントプラグを抜くこともおすすめです。2.【洗濯】一度に洗う量をコントロール「洗濯回数を少なくしたい!」と考え、1度の洗濯量を多くしているかもしれません。その場合、洗濯機の容量80%を目安にすると効率的な洗い方ができるようになり、洗濯機に負担をかけず、節電につながります。また、乾燥機を使っているのなら、使用時間を短くする工夫も取り入れましょう。部屋干しと併用すると効果的です。最近は部屋干し用の洗剤も売っていますので、ぜひ参考にしてみてください。3.【トイレ】温水洗浄便座の使い方を工夫する夏のように気温が高く、冷たい便座にならない時期は、できるだけ温水洗浄便座の利用頻度を下げましょう。温水オフ機能やタイマーを使うと、状況に応じて使い分けられます。そのような機能がなければ、プラグを抜いてしまうのもよい方法です。4.【ライフスタイル】家族で集まるのもおすすめ家族が多いご家庭では、それぞれの部屋があるかもしれません。そのぶん、使用電力も増加します。スケジュールの都合にもよりますが、家族そろってリビングで過ごす時間を増やし、使わない部屋の照明やエアコンを消してみるなどの工夫をしてみましょう。みなさんでボードゲームやトランプなど、日頃はあまりしない遊びを楽しむのもよさそうですね。工夫次第で大幅な節電が実現できる家電の使い方やライフスタイルの見直しをするだけでも、使う電力を大幅に節約しやすくなります。また、古い家電を新しい家電に変えることもおすすめです。10年前のモデルを最新タイプに変えるだけでも、約17%もの節電ができるのだそう。もし買い換えの機会があれば、ぜひ検討してみてください。節電方法はいろいろありますが、無理のない範囲で進めていきましょう。「こんなことで?」と思うような小さなことでも、積み重なれば大きな結果につながります。できることから始めてみてください。入浴方法で節水もできる夏は、水道の使用量が増える季節です。特にお子さんのいるご家庭では、お家でビニールプールをすることもあるでしょう。また、汗をかいて1日に2度シャワーを浴びるなんてこともあるかもしれません。節電だけでなく、節水も意識したいところです。節水を意識するなら、入浴方法に注目してみましょう。夏はシャワーで済ませてしまうことも多いですが、シャワーを15分程度使うと、その湯量は湯船1杯ぶんの湯量相当となります。家族みんながシャワーを浴びるよりも、浴槽にお湯を溜め、浸かる前に髪や体を洗って、すすぎには浴槽に溜めたきれいなお湯を使い、浸かる時は半身浴にしたり、少なくなったぶんを少し足したほうが、節水になります。また、残り湯は洗濯のほか、植物の水やりなどにも利用できるため、こういった使いまわしをすれば、より節水が実現できるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年08月31日節電したいと思っても、一体どこから始めればいいのか悩んでいませんか。毎日使うものだからこそ見直したいのが冷蔵庫です。政府広報がおすすめする節電ポイントを意識すれば、適切な節電をしやすくなります。庫内を温めずに上手に節電する冷蔵庫の使い方エアコンの調節や小まめな消灯のほか、節電でできることがあればもう少しやってみたい、と考えている人も多いでしょう。そんな時には冷蔵庫の使い方を工夫してみるのがおすすめです。冷蔵庫の節電と聞くと、「庫内が温まってしまったら食材が心配」と思うかもしれません。確かに、むやみやたらと節電すると日常生活の質が下がりがちです。そこでおすすめしたいのが、政府広報オンラインが提案する、冷蔵庫の節電方法です。1.設定温度を控えめにして扉の開閉数を少なくするほとんどの冷蔵庫では、庫内の設定温度が調節できるようになっています。夏場は「中」、冬場は「弱」に設定しましょう。この設定なら消費電力を抑えられます。22℃の室温で「中」に設定すると、「強」よりも年間で約1千670円の節約になるそうですよ。また、扉を開閉する頻度も下げましょう。扉を開けると庫内の冷気が逃げ、冷蔵庫はまた庫内を冷やし直すために電力を使います。扉の開閉が少なければ少ないほど節電効果が高くなります。2.入れる食材の量はほどほどに庫内にものを詰め込みすると、庫内で冷気が循環しづらくなり、均一に冷えづらくなってしまいます。また、庫内温度の上昇の原因にもなるため、ここでも余計な電力が消費されることに。できるだけ庫内を整頓して、均一に冷えるようにしましょう。詰め込まれた冷蔵庫と半分にした冷蔵庫の電気料金を比較すると、約1千880円の差が出るそうです。冷気が出る吹き出し口の場所が分かるのなら、近くをできるだけ空けておき、冷気の循環をよくする工夫もおすすめです。3.飲み物や料理は冷やしてから入れるまだ冷えていないお茶や料理を冷蔵庫に入れると、庫内の温度が上昇し、余計な電力が消費されます。また、周囲の食品が熱で傷んでしまう可能性も。できるだけ粗熱を取ったり、完全に冷ましてから庫内で保存しましょう。4.壁から離して放熱スペースを作る冷却機能により、冷蔵庫は周囲に熱を放ちます。もしも冷蔵庫が壁などに密接していると、効率よく放熱できないため、冷蔵庫そのものが熱を持ってしまいかねません。その冷却で電力が消費されてしまうので、もったいないですよね。上手にスペースを作れば放熱がうまくいき、余分な電力を使わずにすむため、冷蔵庫の設置場所を確認してみてください。冷蔵庫の側面は0.5~2cm、上部は5~30cm離すことが一般的です。ただ、冷蔵庫によっては背面もスペースが必要なことがあるため、取扱説明書で確認しておきましょう。このように、庫内の温度を適切にキープしながら節電する方法はいくつもあります。食材の衛生と安全性を保ちながら節電できる方法を取り入れて、上手に電気料金の高騰に対応していきましょう。簡単にできる節水も意識してみよう日々の生活で水を使うシーンは多いですが、キッチンでいえば洗い物がもっとも水を使う作業でしょう。節水のためには、洗う前の準備から重要です。まず、汚れた食器は重ねないこと。重ねることで汚れがほかの食器にも移ってしまうのを防ぎます。また、カレーやパスタソースなどのような油汚れなどがひどいものは、事前に新聞紙などでふき取ってしまうのもおすすめ。手間に感じるかもしれませんが、ほかの洗い物に汚れが移ることもなく、その後の洗い物がうんと楽になり、節水につながります。洗う際は、コップなど、汚れの軽いものから順に洗っていきましょう。これで、スポンジを通して汚れを移してしまうことを防げます。すすぎは、もっとも水を使うシーン。洗い終わったら1枚1枚すすいでいくのではなく、最後にまとめてすすぎます。すすぎに使った水がほかの食器にもかかっていくので、結果として少ない水ですすぎを完了させることができるのです。これらのちょっとした工夫で、節水と洗剤の節約にもつながります。ぜひ、試してみてくださいね。[文・構成/grape編集部]
2023年08月31日快適な生活には電気は必要不可欠。しかし、電気料金の高騰も気になるところです。室内の照明をコントロールして、上手な節電をしてみませんか。政府広報がおすすめする照明の節電ポイントを紹介します。ちょっとした工夫で照明の節電はできる高騰する電気料金に、できる限りの節電を考えている人は多いでしょう。無理な節電は快適な生活に支障が出てしまいかねませんが、上手な節電ができるポイントがあればぜひ取り入れてみたいと思いませんか。節電できるものはたくさんあります。とくに家電、照明など、身近なもので簡単にできる節電方法を取り入れてみましょう。政府広報オンラインが発信する、上手な照明の使い方を参考に紹介します。1.照明器具はこまめに掃除する照明器具に汚れが溜まると、せっかく電気を使っていても明るさが保ちづらくなります。ランプ、かさ、電球など、できるだけ小まめに掃除しましょう。とくにダイニングキッチンは汚れやすいため、気付いたらキュッと拭く習慣を付けてみてはいかがでしょうか。2.点灯時間を短縮する照明は必要な時だけ使うようにしましょう。当然の話ですが、点灯している時間が長ければ長いほど電力を使うため、電気料金もアップしてしまいます。家や部屋を長時間空ける時があれば、消しても支障のない電気を消してから出かけましょう。ただ、蛍光ランプは頻繁な点滅によって寿命が縮むそうです。頻繁に消す照明、機会がある時だけ消す照明など、分けて考えながらコントロールするとよさそうですね。3.白熱電球から電球形蛍光ランプに替える白熱電球から電球形蛍光ランプに交換するのもおすすめの節電方法です。白熱電球はあたたかみのある光が美しいのですが、消費電力が多いことがネックになります。節電を考えるのなら、より消費電力が少ない電球形蛍光ランプに取り替えましょう。年間で約2千270円の節約になるそうですよ。4.白熱電球から電球形LEDランプに替える電球形LEDも白熱電球より消費電力が少ないため、おすすめの節電方法です。年間で約2千430円の節約が実現します。前述の電球形蛍光ランプも電球形LEDランプも、年間2千時間使用できます。白熱電球の使用時間は1千時間~2千時間のため、同等か、それ以上のコストパフォーマンスが期待できるのも嬉しいポイントですね。「照明で節電」というと、部屋が暗くなってしまうのでは、と心配になるかもしれません。でも、この方法ならそんな心配はなさそうですね。政府広報がおすすめする4つの節電ポイントは、どれも簡単に取り入れられるものばかりです。もっと節電をしたい!と考えているのなら、ぜひライフスタイルで上手に使ってみてください。照明の掃除の方法も知っておこう節電を意識して照明を見たり、軽く拭いてみたりすると、「意外と汚れているな…」と気になるものです。これを機に、しっかり掃除してみるのもいいかもしれません。まずは、シェードの掃除です。ハンディモップなどでほこりを取ったら、拭き掃除をしましょう。アクリル製やガラス製、金属製のシェードの場合は水拭きもできますが、メッキや紙製、木製、竹製などの場合は乾拭きしましょう。水拭きでも油汚れなどが落ちなかった場合は、スポンジに中性洗剤を付けて優しくこすり、その後に水拭き、乾拭きするときれいになります。シーリングライトのようなシェードが完全に電球を覆っているものの場合、説明書に従ってシェードを取り外しての掃除が可能です。電球自体も汚れている場合は、取り外して拭き掃除ができます。この時、口金部分が濡れると漏電につながる恐れがあるため、濡らさないように注意しましょう。もし濡れてしまった場合は、しっかり乾かしてから取り付けるようにしてください。なお、照明を掃除する際は、電源を落とし、熱が冷めるのを待ってから行いましょう。[文・構成/grape編集部]
2023年08月30日エアコンを多く使う夏。電気代節約のためには、定期的な掃除が欠かせません。フィルターを始めとする室内機の掃除はこまめに行っていても、見落としてしまいがちなのが室外機です。室外機を掃除しないまま放置するとどうなるのか、『激落ちくん』でおなじみのレック株式会社の公式Instagram(lec_official_jp)より紹介します。室外機が汚れるとエアコン効率はダウンエアコンの室外機は、室内機(エアコン本体)とセットで動きます。外部から空気を取り入れ、取り除かれた熱を排出するのが室外機の役割です。屋外に設置されているエアコン室外機は、紫外線や雨、埃など、さまざまな汚れにさらされています。レック株式会社によると、「室外機に汚れが溜まってしまうと、冷却・排熱の機能を損ねてしまう」とのこと。つまりエアコン効率が悪くなり、部屋を冷やすために余分なエネルギーを使ってしまいます。また、このほかにも以下のようなトラブルの原因になる可能性も。・異音が聞こえうるさくなる・エアコンが故障する長く快適にエアコンを使い続けるためにも、室外機は定期的にお手入れするようにしましょう。エアコン室外機のお手入れ方法レック株式会社の投稿では、室外機のお手入れ方法を具体的に紹介しています。以下の手順を参考にして、実際にお手入れしてみてください。1.ほうきやブラシを使って、室外機の外側の汚れを落とす2.雑巾で水拭き、乾拭きをする3.掃除機を使って、フィンに付いた埃やちりを取り除く(目詰まりしている汚れはブラシで優しくかき出す)4.ドレンホースの汚れを落とす(詰まっている場合は割り箸などでかき出す)5.室外機周りのゴミを取り除くレック株式会社によると、「汚れが落としにくい場合は、水につけたマイクロファイバーで細かい汚れをかきとるように拭いていきましょう」とのこと。室外機がきれいになると、家周りもすっきり見えます。室外機の機能を低下させないためには、20〜30cm以内にものを置かないことが大切です。周囲を掃除する時には、邪魔になっているものがないかどうかも、ぜひ確認してみてください。レック株式会社の投稿では、室外機のお掃除タイミングについて「季節の変わり目のエアコンお掃除のタイミングと合わせて、タイミングを決めるのがおすすめ」と解説しています。エアコンの室内機を掃除するタイミングで、ぜひ室外機の汚れにも注目してみましょう。エアコン本体はフィルターを掃除しよう室内機(エアコン本体)の自宅でできる掃除は、エアコンの外装部分とフィルター部分です。外装部分は、ハンディモップなどで埃を取り、固く絞ったぞうきんなどで水拭きが可能です。機種によって取り外せるパーツ、掃除できるパーツは違うため、説明書を読んで確認しましょう。エアコンのパネル部分を開くとフィルターがあるので、外す前にざっと掃除機で埃を吸い取ってしまいましょう。あらかた取れたらフィルターを取り外し、フィルターの表側から再度、しっかりと埃を吸い取ります。その後は、浴室にフィルターを持っていき、フィルターの裏側からシャワーを当てると、水の勢いで埃が取れます。埃が取れたら、タオルなどで表面と裏面から挟み込むように水気を取り、しっかり乾燥させてから、再度エアコンに取り付けて完了です。また、市販のエアコンクリーナーなどは洗浄液が内部に残ってしまうと故障などの原因になるため、使用する際は注意しましょう。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る レック株式会社(@lec_official_jp)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2023年08月30日夏の時期は電気代が上がりがちです。「なんとか少しでも安くしたい…」と思ったら、ぜひ積極的に節電行動を心掛けてみてはいかがでしょうか。「1分でマネできる手抜き掃除術」をInstagram上で紹介中のあさひ(asahi_simplelife)さんの投稿から、「電気代が高くなるNG行動」を3つ紹介します。気付かないうちにやってしまっていないかどうか、ぜひ自身の行動を振り返ってみてください。エアコン&トイレの使い方まずは夏場に欠かせないエアコンの使い方についてです。エアコンの電気代を安くするため、「弱」設定で使っていませんか。実はこれが、NG行動なのだそう。あさひさんによると、「エアコンは室温を設定温度まで下げることにもっとも多くの電力を消費する」とのこと。つまり「弱」設定でエアコンを使用し、温度が下がり切るまでの時間が長くなると、そのぶん電気代が上がってしまうのだそうです。おすすめは「自動」設定で使うこと。室温を低くしすぎると多くのエネルギーを消費してしまうので、26~28℃に設定するのがおすすめです。続いてはトイレの節電について。便座のふたを開けっぱなしにするのもNG行動です。開けっぱなしにすれば、せっかく温めた熱が逃げてしまいます。再度温め直すのに、余分なエネルギーを使ってしまうでしょう。冷蔵庫の使い方最後は冷蔵庫の使い方についてです。共働き家庭では、「1週間分の食料をまとめ買いして、冷蔵庫がパンパン」というケースも多いのではないでしょうか。しかし実は、これこそがNG行動です。あさひさんによると「冷蔵庫にものを詰め込みすぎると冷気がうまく循環せず、庫内を冷やすためにより多くの電力を消費する」とのこと。家電メーカーであるPanasonicも、同社公式サイトにて同様の注意をうながしています。重要なのは、食品を詰め込みすぎず適度な隙間を作ることです。この隙間を使って、冷たい空気が循環するよう意識してみてください。一方で、冷凍庫はパンパンに詰め込んだほうが節電につながります。完全に凍った冷凍食品や食材が保冷剤のように働き、お互いを冷やし合ってくれるためです。まとめ買いをするなら、冷凍庫をうまく使える食材を意識するとよいでしょう。あさひさんが紹介する3つのNG行動は、どれも無意識でやってしまいがちなもの。意識して避けるだけでも、節電につなげられるでしょう。エアコン・トイレ・冷蔵庫は、どれも私たちにとって身近な家電です。ぜひ使い方について、見直してみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年08月30日電気代やガス代が徐々に値上げされ、光熱費の高騰に悩んでいるご家庭も多いのではないでしょうか。Instagramの投稿から、暑い夏ならではの節電・節ガステクニックを紹介します。暑い夏ならでは!今だからできる節電・節ガス対策夏にできる節電・節ガス対策を紹介しているのは、株式会社ライオンが運営している生活情報Webメディア「Lidea」の公式Instagramアカウント(lidea_lion)です。毎日の家事に役立つお洗濯やお掃除のコツや簡単で時短になるレシピ、食材を無駄にしないための適切な保存方法など、さまざまな情報を発信しています。Lidea公式Instagramアカウントの投稿によると、夏だからこそできる節電・節ガステクニックがあるとのこと。早速チェックしていきましょう。今日からはじめられる、簡単な節電・節ガスのテクニックお風呂ではお湯の温度をぬるめに、量は少なめに毎日暑く、汗をかく季節。お風呂に入ってすっきりしたいものですが、毎日湯船にお湯をはるとなると水道代やガス代が気になる人も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、温度はぬるめ、水量は少なめでお湯をわかすこと。寒い時期には熱めのお湯に肩まで浸かって温まりたいところですが、夏にはむしろぬるめのお湯の方が心地いいはず。水道代やガス代の節約にもつながります。トイレでは便座や洗浄水の温度を低めに設定トイレの便座や洗浄水も、夏場は温かくなくても大丈夫。むしろ温度が低くひんやりしている方が心地いいかもしれません。冷たくてもOKという場合には、電源をオフにしてしまうのもおすすめです。エアコンはこまめなフィルター掃除が大切エアコンのフィルターにほこりがたまっていると目詰まりを起こし、風の通りが悪くなって部屋を効率的に冷やせなくなり、余計に電気代がかかってしまいます。2週間に1回くらいの頻度でフィルターを外し、掃除機でほこりを吸いとるだけで電気代の節約になります。記録的な猛暑の日も多い今年の夏ですが、できるだけ涼しく過ごすためにはエアコン以外の工夫も大切です。日差しが強い日中には遮光カーテンやすだれを活用して日を遮ったり、エアコンだけでなく扇風機やサーキュレーターを使って風通しをよくしたりすることでより涼しく感じられるようになります。さわやかなミントの香りのルームスプレーやアロマ、涼しげな印象の風鈴の音を楽しむのも効果的。ルームウェアやパジャマ、寝具を夏仕様のアイテムにするのもおすすめです。吸水速乾効果のあるインナーを身につけ、手や腕・足を露出し襟元もゆったりと余裕のある服装にすると体感温度を下げられます。手足を水につけたり冷たいおしぼりでからだを拭いたりするほか、冷却効果のあるボディシートを首筋や脇の下、足のつけ根などに貼り付けるとさらに「ひんやり」を感じられるはず。暑さを我慢することなく涼しく過ごすため、ちょっとずつ工夫してみましょう!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る ライオン Lidea - リディア(@lidea_lion)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2023年08月19日家電の中でも消費電力が特に多いといわれている冷蔵庫。毎日電源をつけたままにしておく必要があるため、なかなか節約するのも難しそうに思えますが、ちょっとした工夫で節電を心がけることができます。Instagramの投稿から、冷蔵庫の節電のコツを紹介します。ちょっとしたコツが冷蔵庫の節電につながる冷蔵庫の節電のコツを紹介しているのは、花王の公式Instagramアカウント(kao_official_jp)です。サステナブルな暮らしに役立つ情報を発信している花王の公式Instagramでは、家計はもちろん地球環境にもやさしい節電につながるテクニックも多数紹介しています。冷蔵庫の節電のコツを、早速見ていきましょう!冷蔵庫の節電につながる3つのコツ冷蔵庫は、常に電源を入れている必要があります。そのため、ほかの電化製品のようにこまめにオン・オフをすることはできませんよね。節約の鍵は、その使い方にあります。冷風の吹き出し口をふさがないようゆったり収納冷蔵庫は、吹き出し口から出てくる冷風によって冷やされています。冷蔵庫内の吹き出し口をふさがないよう、ゆったりと余裕を持って食材を保存するようにすると、効率よく庫内を冷やせて節電につながります。定位置を決めて扉の開閉時間を短縮冷蔵庫は、扉を開けていると中の温度が上がってしまい、また冷たい温度に戻すのに電力が必要になってしまいます。つまり、できるだけ扉が開いている時間を短くすれば節電につながるということ。常にストックしている食材や調味料は定位置を決めることで、冷蔵庫を開けてから「どこにあったっけ?」と探す時間をなくすことができます。取り出す動作もスムースになるので、扉の開閉にかかる時間や回数を最小限に抑えられます。冷凍室には隙間なくぴっちり収納冷蔵庫内はゆったりと余裕を持って収納すると節電につながると紹介しましたが、実は冷凍庫はその反対。物がたくさん入っているほうが、それぞれがお互いに保冷しあって効率的に冷え、消費電力を抑えることにつながります。空いているスペースがある場合には、氷や保冷剤を詰めて隙間を埋めておくのがおすすめです。冷蔵庫本体の機能も見直してみて冷蔵庫の設定温度は弱、中、強と調節が可能なものが一般的です。強よりも中、弱のほうが使用電力は少なく済みますが、室温が高い夏の時期に弱にすると、食べ物が痛む原因にもなります。そこで活用したいのが、冷蔵庫のエコモードです。冷蔵庫によってはエコモードや節電モードなどといった名前の、消費電力を抑えて効率よく冷やすモードが搭載されているものがあります。普段はあまりモード変更などはしないかもしれませんが、これを機に1度確認してみるのもいいかもしれません。また、冷蔵庫の置き場所も節電に関わっています。冷蔵庫の後ろ、左右には適度な隙間がないとうまく放熱できず、効率よく冷やすことができなくなってしまいます。冷蔵庫横にぴったりと物を置いてしまっているという人は気を付けましょう。そのほか、古い冷蔵庫を使っているとパッキンが傷んでしまっている可能性があります。ぴったりと閉じることができず、庫内をうまく冷やせない恐れもあるので、パッキンが痛んで緩んでいるようであれば、パッキンの交換や冷蔵庫の買い替えを検討してもいいでしょう。毎日の暮らしに欠かせない家電である冷蔵庫。ほんのちょっとしたコツで消費電力を抑えることができます。ぜひ3つのコツを試して、節電を心がけてみてください。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 花王(Kao Corporation)(@kao_official_jp)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2023年08月10日夏に気になるのが、「節電」。エアコンの影響で、どうしても電力消費量が増える時期だからこそ「本当に効果的な節電・節約方法を知りたい!」と思う人も多いはずです。家電量販店のエディオンの公式アカウント「エディオン【公式】EDION 」(official_edion)が教える、正しい節電・節約方法を紹介します。電気屋が教える「今すぐできる節電技」安定したエネルギー供給のため、そして家計への負担軽減のために、積極的に取り組みたいのが「節電」です。とはいえ、「具体的に何をすればいいのか分からない」「しているつもりだけど、本当に効果があるのか分からない」という人も多いのではないでしょうか。せっかく努力するなら、「簡単で効果が高い節電方法」を取り入れたいもの。このような場合には、エディオン公式が教える「電気屋が教える本気の節約術」を参考にしてみてください。紹介されているアイディアは、全部で6つ。できるものからスタートしましょう。冷蔵庫まずは冷蔵庫の温度設定について。購入時のまま使いがちですが、節電のためには「弱」設定がおすすめです。弱でもしっかり冷えますから、ぜひ切り替えてみてください。テレビ2つ目はテレビについてです。オン・オフをついリモコンで操作しがちですが、お出かけ時には「主電源」を落とすようにしましょう。待機電力をカットすることで、電気代節約につながります。炊飯器3つ目は炊飯器です。ご飯を炊いたら、長時間の保温はやめましょう。炊き立てをすぐに冷凍保存すれば、電気代を節約できます。また炊き立てそのままの風味をキープできるので、常においしいご飯を楽しめるはずです。食品保存4つ目は食品保存について。真空パック機がある家庭はあまり多くはありませんが、食材を手軽に真空パックできれば、食費の節約につながるでしょう。これを機に、購入を検討してみてもいいかもしれませんね。エアコン5つ目はエアコンについてです。節電のためこまめにオン・オフする人もいますが、20~30分程度のお出かけであれば、実は「つけっぱなし」のほうが節電できるそう。帰宅時の不快感も和らげられるでしょう。洗濯機最後は洗濯機について。洗濯物はできるだけまとめて、使用回数を減らすのがコツ。電気代だけでなく水道代も上手に節約できるはずです。もちろん、洗濯機には洗濯機ごとに洗える重量の目安があります。その規定内で洗えるように量は調節してくださいね。エアコンは使い方が大切この時期は朝から夜まで、寝ている時もエアコンが欠かせません。熱中症の恐れもあるため、節約のためといっても我慢は禁物です。エアコンを使って涼しく過ごしやすい環境を作りつつも節約をするには、ちょっとした工夫が大切です。例えば、外から帰ってきて暑い室内でエアコンをつける際は、まずは窓を開けて扇風機で室内の熱い空気を外に出してからエアコンをつけたほうが、より早く効率的に室温が下がるため、電気代も節約できます。また、一般的にエアコンは室内を設定温度まで下げようとするものなので、室内の温度にムラがあると、冷やしすぎたり、逆になかなか冷えないといった状況になってしまいます。そのため、扇風機を使って室内の空気をかき混ぜたり、カーテンやブラインドを調節して日光による熱を遮断したりして、室温のムラをなくすことも効果的です。そのほか、エアコンのフィルターも定期的に掃除をすることで、効率的に室温を冷やせるようになります。「無理をしない」のが最大のコツ夏の節電は、無理をしすぎないことが大切です。普段の生活の中でできる小さな工夫を、ごく自然に継続していける状態が理想。エディオン公式が紹介する節電アイディアも、ぜひ無理のない状態で取り入れてみてください。どれもほんの少し生活スタイルを変えるだけで対応できるポイントですから、実践しやすいのではないでしょうか。電気代がアップしやすい夏の時期。「少しでも抑えられれば…」とさまざまな工夫を取り入れている人も多いのではないでしょうか。家電量販店だからこそ分かる本当に効果的な節電方法にも、ぜひ注目してみてください。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る エディオン【公式】EDION 家電 新商品 お得情報 豆知識 イベント企画など…ご紹介(@official_edion)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2023年08月09日冷蔵庫は食品を保管する性質上、なかなか思い切った節電をしづらいものです。でも、少し気を付けるだけでしっかり節電できる、手軽な方法がありました。すぐに試せる冷蔵庫の節電のコツ3選をご紹介します。花王が教える3つの節電テク電気代の高騰や環境問題を考えると、節電が欠かせない時代です。家や職場で賢く節電をしている人も多いでしょう。ただ、「冷蔵庫の節電は少し怖いかも」と思うかもしれません。もし節電で冷蔵効率が落ちたら、保管している食品の鮮度が…と心配になりますよね。でも、コツを知っていれば冷蔵効率を保ったまま節電しやすくなります。花王(kao_official_jp)がすぐに取り入れられる、手軽な節電テク3選を教えてくれました。1.冷蔵庫の掃除は「冬」冷蔵庫の清潔を保つためには掃除が必須。その掃除のタイミングが節電に大きく関わっていました。冷蔵庫の掃除は「冬」がおすすめなのだそう。掃除中は扉を開いたままにするため、庫内の気温が上がります。掃除が終わってから再度冷やすことになりますが、その際に消費される電力は多いのだそう。冬は庫内の温度が上がりにくいため、掃除によいタイミングになりますね。2.劣化したドアパッキンを交換するドアパッキンが劣化していると、庫内と扉の間に隙間が空き、冷蔵効率が落ちてしまいます。扉に名刺やハガキなど薄い紙を挟み、落ちるようなら冷気が逃げているかもしれません。ドアパッキンをチェックして、劣化しているようなら交換を検討しましょう。3.アルミホイルで冷凍スピードをアップさせる冷凍が完了する時間を節約するのも節電のコツ。そこで活用できるのがアルミホイルです。熱伝導性が高いため、冷凍庫に敷くとスピーディーに冷凍できるのだそう。汚れ防止のためにシートを敷いている人が多いかもしれませんが、これからはアルミホイルに変えると節電がはかどりそうですね。「かしこく、たのしく」「かしこく、たのしく、省エネしましょう」という花王。節電をはじめ、省エネは大切なことですが、無理をしすぎると生活が窮屈になってしまうかもしれません。無理をしすぎず、できる範囲で続けられそうなことを取り入れていきましょう。節電テクニックのほか、花王のアカウントは生活に取り入れやすいライフハックを数多く発信しています。賢く楽しい省エネライフをエンジョイできそうなものばかりです。ぜひ参考にしてみてください。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 花王(Kao Corporation)(@kao_official_jp)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2023年08月05日暑い夏を快適に乗り切るため、欠かせないのが電気やガスといったエネルギーです。とはいえ、エネルギー代の高騰が叫ばれる今、「少しでも節約したい…」と感じている人も多いのではないでしょうか。ライオンの公式Instagramアカウント「ライオンLideaーリディア(lidea_lion)」より、夏の節電・節ガス対策3選を紹介します。お風呂・トイレ・エアコンで毎日コツコツと電気やガスは、私たちの生活に欠かせないもの。だからこそ、「無理をしてでも頑張る」のではなく、日常生活の中で自然に取り組める内容を意識するのがおすすめです。まずは1つ目。お風呂のお湯は温度を低め、量は少なめに設定しましょう。夏に熱いお湯につかろうとすると、身体への負担も大きくなってしまいます。低めの温度、少ないお湯の量でも、十分快適に過ごせるはずです。給湯パネルを操作して、適温・適量を心掛けてみてください。2つ目はトイレの便座や洗浄水の温度について。年中同じ設定で使う人も多いですが、夏場は温度を低めにしても大丈夫です。タイマー機能や節電機能が搭載されたトイレも増えているので、使える機能は最大限に活用しましょう。3つ目はエアコンです。猛暑の中、エアコンなしで何とかしようと頑張りすぎるのはおすすめできません。フィルターの埃をこまめに取り除き、冷房効率を高めることで節電しましょう。フィルター掃除は、2週間に1度程度が目安です。エネルギーなしでできる室内の工夫もライオンの公式アカウントでは、3つの対策以外にも、エネルギーを使わない形でのさまざまな工夫を紹介しています。例えば、遮光カーテンやすだれを使って直射日光を防げれば、室内の温度が上昇するのを避けられるでしょう。エアコン効率もよくなるはずです。扇風機やサーキュレーターで風の流れを作ることで、より快適に過ごしやすくなります。衣類や寝具にも、吸水速乾効果のある素材を取り入れることで、熱がこもりにくくなるでしょう。腕や足を露出したり、襟元を少し緩めたりするだけでも、暑さを和らげられます。手足を水に浸けたり、冷却シートを使ったりするのも効果的です。状況に応じて、涼しく感じるための工夫を取り入れたいところ。まずは自分の生活にどれを取り入れられそうか、検討してみてはいかがでしょうか。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る ライオン Lidea - リディア(@lidea_lion)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2023年08月04日anan Beauty+ clubに所属する女性約100人に、「エアコン」に関するアンケートを実施。エアコンの設定温度や、寝ている時にタイマーをつけているかなど、エアコンに関するさまざまな疑問を調査してみました。猛暑を乗り切るために、エアコンの取扱いについて見直してみませんか?エアコンの設定温度は何度にしてる?※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。まずは、anan Beauty+ clubのメンバーに「エアコンの設定温度」についてアンケート。結果はグラフの通りで、もっとも多い回答は26℃となりました。とはいえ部屋の広さやエアコンの設定によって、適した設定温度は変わってきます。ぜひご自身の環境にもっとも合った設定温度を探してみてください。ちなみに環境省では、夏の室温の目安を28℃と定めています。室温が28℃に保たれるにはどのような設定がいいのか、という基準で設定温度を決めてみるのもいいかもしれませんね。部屋を涼しくするテクニックエアコンを切って出かけた場合、帰ってきた時の暑さにやられることも。また、部屋が広くなかなか冷えないという家庭もあることでしょう。そんな時、効率的に部屋が涼しくなるようなテクニックがあると便利ですよね。そこで、女性たちにおすすめのテクニックを聞いたところ、2種類のアドバイスが得られました。カーテンを閉める「カーテンを閉める。開けっぱなしだと冷えが悪い」(39歳・専門職)「カーテンは開けない」(37歳・主婦)扇風機、サーキュレーターを併用する「扇風機かサーキュレーターを使いつつ、エアコンを27度に設定する」(37歳・主婦)「暑い日は扇風機も併用する」(31歳・自営業)冷気が逃げるのを防げるため、カーテンを閉めると効率的に部屋を冷やすことができるとのこと。また、冷気は下に溜まってしまう性質があることから、サーキュレーターや扇風機で部屋の空気を循環させることで、部屋全体を冷やすことが可能です。ぜひ試してみてくださいね。こんな使い方はやめました!エアコンの使い方について、これまでやっていたけれどやめたことについても聞いてみました。「節電モードは使わなくなった。結局冷えないし、直接カラダに風が当たり過ぎて頭が痛くなるので」(39歳・専門職)節電モードとは、メーカーが定めた最低温度で自動運転するモードのこと。最低温度がどの程度なのかはメーカーによりますが、自分にとって快適な温度とは限らないのかも…。「以前は25度くらいでキンキンに冷やしていたけれど、節電のためにしなくなった。28度で程よく冷やすようにしています」(31歳・会社員)炎天下から帰ってくるとキンキンに冷えた部屋で涼みたくなるのですが、それも一瞬のこと。過ごしやすい温度を一定に保つ方が、節約にも健康にも良さそうです。短時間の外出、つけっぱなしにするのか都度消すのかについてはこのような意見が。「短時間の外出時はつけたままにするのをやめた」(34歳・会社員)この方はつけっぱなしをやめたとのことですが、反対の意見もあるようで…。「消したりつけたりするのはやめました!」(37歳・主婦)こちらの方は、消したりつけたりをやめ、つけっぱなしにしているとのこと。これにより電気代がどのように変化したのか気になるところです。「以前は3時間以上の外出時にはエアコンを切っていたけど、食品や生花が傷むのが早くなるし、湿度も上がって服などのカビも心配なので一日中つけっぱなしにすることにしました」(31歳・専門職)エアコンをつけておく目的がはっきりしていると、つけっぱなしにするか都度消すのか悩まずにすみそう。ペットがいたり、観葉植物が多かったりすると、室温が上がりすぎるのは避けたいですよね。夜間帯はどうしてる?最近は夜も気温が高く、寝苦しい日も。そんな暑い日のエアコン事情についても調査してみました。つけっぱなし派とタイマー派で、それぞれコメントをご紹介します。エアコンはつけっぱなし派「26.5度。つけっぱなし」(36歳・専門職)「電気料は上がるとよく聞きますが、それでもドライが好きでドライで朝までつけっぱなしにしてしまっています」(37歳・主婦)「設定温度を28度にして朝までつけっぱなし」(35歳・会社員)エアコンはタイマー派「2時間タイマーにして、扇風機。暑くて起きた際はまた同じことを繰り返す」(26歳・会社員)「エアコンは1時間後に消えるようにタイマー設定」(35歳・会社員)割合は、つけっぱなし派の方が少し多め。タイマー設定にすると暑くて起きてしまうという意見が多く見られました。寝苦しい夜は、部屋が冷え過ぎない程度の温度設定でつけっぱなしにしてみてはいかがでしょうか。エアコンが寒すぎる時の対処法自宅であれば設定温度を自由に調整できますが、外出先ではそうもいかないものですよね。場所によってはエアコンが効き過ぎていて、カラダがキンキンに冷えてしまうことも…。そこで、エアコンが効き過ぎていると感じる場所や、そうした時の対処法について聞いてみました。「カフェなどでは、食後の飲み物はホットにする」(37歳・主婦)お店に入った時点ではアイスドリンクを飲みたくても、食後にはエアコンでカラダが冷えてホットドリンクを欲している時、ありますよね…!何度もその経験をしてきているので、筆者もやっと夏にホットドリンクを頼むという行為を覚えました。「ショッピングセンターや映画館に行くときは、羽織をカバンに入れておく」(26歳・会社員)かさばらない薄手の羽織を1枚持っておくと安心。特に映画館は長時間動けないため、寒いと集中できなくなってしまいそうです。「レストランで、店員さんにブランケットをもらう。温かい飲み物をオーダーする」(31歳・専門職)お店によってはブランケットを用意している場合も。冷えを感じる場合は、一度聞いてみるといいでしょう。エアコンとうまく付き合って、快適な夏を!猛暑日が続いている今日この頃。毎日を健康的に過ごすために、エアコンは欠かせない存在であるといえるでしょう。自分にとって快適な使い方を見つけて、夏を快適に過ごしたいものですね。筆者情報比嘉桃子1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。(C)Dima Berlin/Getty Images文・比嘉桃子
2023年08月02日暑い夏に欠かせないエアコン。正しく活用できていると思っていても、実は電気代のムダにつながっていたり、非効率な使い方をしてしまったりしているかもしれません。そこで今回は、エアコンの活用方法やNGな使い方を解説します。また、20代~30代の女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人が実践する節電方法などもご紹介しましょう。Q.実際にしたことがある(している)電気代の節約方法と感想を教えてください。まずは、anan Beauty+ clubメンバーに、電気代の節約方法と感想を聞いてみました。※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。短時間の外出なら冷暖房は切らない!在宅ワークが増えた今、電気代が高くなった人も多いですよね。会社によって補助が出るところもあるけれど、少しでも抑えたい電気代!「2~3時間の外出のときは冷暖房は切らない!立ち上がりに一番エネルギーがかかるので」(38歳・専門職)「電気はこまめに消す。エアコンはこまめに消さない」(31歳・無職)「昼間は、問題ないならリビングの電気はつけずに仕事。他の部屋は使用していないなら電気は消す。今までマンションでは1万を超えたことは1度もないです。無駄についている電気は消す、これを徹底すると良いと思います」(35歳・専門職)「滅多に使わない家電のコンセントは抜いておく」(28歳・主婦)「使っていない部屋は電気を消す。夜更かしの時は照明を落として、間接照明で過ごします。リラックスできて心地よいです」(45歳・専門職)「エアコンはこまめにオン・オフしない」「使っていない部屋の電気は消す」「使用していない家電のコンセントは抜く」この3つに回答が集中。家にいるときは毎日こまめに電気の状態を気にすると、電気代節約になるので忘れずに行って!※ 文・玉絵ゆきの※ 2022年5月19日配信エアコンの適切な設定温度は? サーキュレーターも併用すべき?エアコンの設定温度は?夏には欠かせないエアコンですが、みなさんの設定温度も気になるところ。普段何度にしているのか、anan Beauty+ clubのメンバーに教えてもらいました。「25度前後」(33歳・自営業)「26~28度」(31歳・会社員)「節電を意識して、基本は28度」(39歳・無職)最も低い人で22度、高い人で28度という結果になりました。平均的には、26~27度に設定している人が多い印象でした。私も、実家で「エアコンの設定温度は28度」と言われて育ってきたので、夏の始めは28度にしているのですが、真夏は26度くらいにすることが多いです。室温を28度に保つことは、あくまで推奨ということなので、熱中症にならないよう、上手に活用したいですね。サーキュレーターでお得に涼しく続いて聞いたのは、「サーキュレーター」について。エアコンと併用することによって、電気代が節約できるとも言われていますが、どれくらいの人が使用しているのでしょうか。サーキュレーターを併用することがあるか聞いたところ、29%の人が「YES」、71%の人が「NO」と回答しました。みんなが使う「定番アイテム」と言うにはもう少し、といったところでしょうか。それぞれの理由も見てみましょう。まずは、「YES」と回答した人から。「サーキュレーターがないと暑い! 少しでも涼しくしたいので」(32歳・会社員)「涼しく感じる気がする。冷房をつけるほどでもない時に、サーキュレーターを使う」(33歳・自営業)「部屋干しの洗濯のために買ったけど、意外と涼しいことに気づいた」(39歳・無職)サーキュレーターを活用している人の多くは、しっかりと涼しさを実感しているようですね。室内の冷たい空気が循環しやすくなるので、エアコンの設定温度もあまり低くしなくて済みそうなのもメリットですね。私も、もともとは、梅雨時期の室内干しを助けるために、サーキュレーターを購入したのですが、今では扇風機代わりとして使うこともあります。続いて、サーキュレーターを使っていない、「NO」と回答した人たちのコメントも見てみましょう。「エアコンでも十分涼しくなるので」(35歳・会社員)「基本的に寒がりなので、エアコンだけで足りないことはあまりないため」(31歳・会社員)「持っていないので、使っていない」(36歳・専門職)エアコンで十分涼しくなるので、サーキュレーターの必要性を感じていないという声が目立ち、そもそも持っていないという人も多くいました。なかには、サーキュレーターがどんなものか知らないという人もいて、ほかの家電やグッズに比べると知名度もまだまだなのかもしれません。※ 文・高橋あやか※ 2023年5月30日配信やってはいけないエアコンの使い方エアコンを活用する際、早く室内を涼しくするためにやっていたことが、実は無駄な電力消費や非効率な室温調整の原因になっていることも…。ここからは、「節電や節約になるエアコンの使い方」をご紹介します。1.帰宅後すぐにエアコンをつける家に帰ったら、熱気や湿気で室内が蒸し暑いなんてこともありますよね。早く涼しくしたくて、窓を閉め切ったまま、すぐにエアコンをつけてはいませんか?実は、エアコンは室内温度を維持するときよりも、室内温度と設定温度に差があるときの方が消費電力が大きい傾向にあると言われています。蒸し暑い空気がこもった部屋を一気に冷やそうとすると、エアコンの運転に負荷がかかって電気代が余計にかかってしまう恐れも。そのため、まずは窓を開けるとともに、扇風機を利用して部屋を換気しましょう。室内の蒸し暑い空気を素早く排出するポイントは、3つあります。・対角方向にある窓を2か所以上開ける・窓が1か所だけの場合は、扇風機を外に向けてまわす・室内上部に溜まった熱気は、扇風機を上に向けて循環させる帰宅して部屋が暑かった場合、最初に部屋にこもった熱気を外に出したあとにエアコンをつけるほうが、設定温度まで素早く冷やせるとともに、省エネにもつながるでしょう。2.節電のためにエアコンを弱運転にするエアコンの電気代節約のために、弱運転で少しずつ冷やそうとするのも効率がよくないと筆者は考えます。先ほど触れた、室内温度と設定温度に差があるときの方が消費電力が大きいと言われているのがその理由。弱運転では設定温度になるまで時間がかかりやすく、なかなか涼しくならない上に節電効果も低くなってしまうでしょう。また、室内が涼しくなったらエアコンを切って、暑くなったらまたつけるというように、こまめにオンオフを繰り返すのもNG。何度も室温を下げる分消費電力も増え、電気代が余計にかかってしまう可能性があります。効率よくエアコンを使用するなら、最初から自動運転にするのがおすすめ。自動運転では、設定温度まで一気に下げたあと弱運転で室内の気温を維持するので、効率よく快適に保ってくれます。さらに、筆者宅で実践しているのが扇風機も併用して部屋全体に空気を循環させること。それによって室内の温度ムラを減らしているので、エアコンの設定温度が28度でも十分涼しく感じられています。効率よく快適な室温で過ごせるよう、エアコンと扇風機を上手に利用してみましょう。※ 文・のぞみ※ 2022年7月7日配信エアコンをつけても寝苦しいときの「快眠のコツ」暑い夏の夜は、エアコンをつけても寝苦しい状態が続き、夜中に起きてしまうことも。快眠するためには、脳と体の深部体温をいかに下げるかが大切です。ここでは、深部体温を下げる方法を6つご紹介します。1.お風呂で一時的に温度上昇させる40度の湯船に15分、または温熱作用の高い、炭酸ガス系の入浴剤を入れて10分入浴を行ってみましょう。一時的に深部体温が上昇すると、その反動で、入浴後、深部体温がしっかりと急降下することがわかっています。シャワー浴や半身浴、39度未満のお風呂では、深部体温が上昇しにくいです。可能であれば、ぷかぷか浮くタイプの水温計を用いて、きっちり水温を測りながら浸かればより良いです!汗がにじみ出ていなければ、深部体温が上昇していない可能性があるので、めまい、ふらつき等に気をつけながら、5分延長してみてください。水分を適宜摂りながら行ってみましょう。入浴後、汗がしっかりひいたら、ベッドに寝転んでOKです。2.就寝時刻の15分前からうっとり美容を行う寝る前の15分間に、自律神経の副交感神経を優位にする習慣を取り入れていきます。これを私はうっとり美容と名付け、スマホやテレビを見てだらだらリラックスすることと区別させています。副交感神経が優位になれば、手足などの末梢血管の血流が良くなります。血管が開けば、体の熱を持った血液が末端へ移動し、うまく熱を放出させてくれます。方法は、今後いくつかご紹介していきたいと考えていますが、あなたの身近にある、いわゆるリラックスグッズやツールでOK!あくびが出たり、心臓の鼓動が遅くなってきたら、それはあなたにとって、副交感神経が優位になった証拠です。キャンドル、頭皮マッサージ、ストレッチ…など。これを行えば、いつでも心が落ち着くという方法を用意しておくことが大切です。3.脳の深部体温低下のための頭皮マッサージすっと気持ちよく寝つくためには、体だけでなく脳の深部体温を低下させることが大切です。脳の深部体温を低下させるには、頭皮の血管を拡張し血流を良くすることが大切です。そうすると、内側の熱い血液が末端へ移行し放熱しやすくなります。頭皮血流を良くする簡単な方法は頭皮マッサージです。ベッドの枕元に頭皮マッサージ用のコームやブラシを予め置いておけば、寝る前に必ず頭皮マッサージを行うという習慣にもつながりやすいです。もちろん、グッズを用意せずに、両手を使って揉みほぐすのでもOK。特に、毎日のマスク装着で凝りやすい耳周りを中心に行ってみてください。4.濡れタオルで拭いたり、直接冷やすお風呂やマッサージなどでケアはしたけど、なんだか頭が重かったり、考えごとで頭がいっぱいになっている場合は、直接頭を冷やすのもいいでしょう。おでこに直接貼れる冷却シートや、枕の上に乗せる薄いシートなどもおすすめです。保冷剤は、直接お肌に触れさせると皮膚が冷えすぎてしまいますので、タオルで巻いてご使用ください。本来寝る前は、手足はポカポカとなる必要があります。そのおかげで、深部体温が放熱しやすくなるのですが、睡眠リズムが崩れてしまった時などは、足先が熱くなりすぎて寝苦しく感じることがあります。その場合は、濡れたタオルで足全体を湿らせてみてください。気化熱といって、水分の蒸発過程で熱を奪ってくれます。5.日中の体温を上昇させておく日中のケアも大切です。日中は活動的に行動して体温を上昇させておくことで、その反動で夜体温が下がりやすくなります。テレワークなどで1日中ずっと家の中にいる予定のときも、仕事前にコーヒーを買いに外に出たり、スーパーへの買い出しの際に早歩きをしながら向かったりと、できる範囲で日中の活動量を増やしましょう。6.温度や湿度の調整も行うここまで深部体温のコントロールをご紹介してきましたが、寝室の温度や湿度が睡眠に適した状態でなければ、適切に深部体温が下がっていきません。睡眠に適した温度は26度、湿度は50%台です。温度においては、個人差はありますので、目安にしてみてください。ただ、重要なことは、エアコンのリモコン設定ではなく、実際の温湿度計を確認することです。リモコンで設定した温度と実際の室温はイコールではないことも多いからです。安くてもいいので温湿度計を寝室に1つご用意ください。※ 文・小林麻利子※ 2021年8月18日配信エアコンを正しく使って暑い夏を快適に過ごそうエアコンの使い方を見直すことで、より効率的に部屋を冷やせたり、電気代の節約につながったりします。暑くて寝苦しくなる時期は、夜間にエアコンを使いつつ、快眠のためのコツを実践してみるのもおすすめです。エアコンの正しい使い方を知り、暑い夏を乗り切りましょう。©Witthaya Prasongsin/mbbirdy/fizkes/Aja Koska/gettyimages文・玉絵ゆきの/高橋あやか/のぞみ/小林麻利子 再編集・Natsu
2023年07月29日電気やガスなど、相次ぐ値上げが家計を直撃し、頭を悩ませている家庭も多いのではないでしょうか。しかし、真夏にエアコンを切るなどの無理な節電は、熱中症の恐れがあり大変危険です。そんな暑い夏ならではの節電、節ガス対策を、ライオン株式会社のInstagramアカウント『ライオン Lidea - リディア』が紹介しています。夏の節電・節ガス対策同アカウントが紹介したのは、『お風呂』、『トイレ』、『エアコン』の3つの節約方法。どれも簡単なものばかりなので、今日から実践できますよ。1.お風呂のお湯の温度は低め&少なめにお風呂のお湯の温度は『低め』、量を『少なめ』に設定しましょう。夏は、少ない量のぬるめのお湯でも快適に入ることができます。※写真はイメージ2.トイレの設定温度を低めかOFFにトイレの便座や洗浄水の設定温度を低めかOFFにすることも、節電になるといいます。タイマー機能や節電機能を活用してもいいですね。3.エアコンのフィルターは2週間に1回掃除エアコンのフィルターが目詰まりを起こすと、稼働効率が悪くなり余計に電気を使ってしまいます。2週間に1回程度はフィルターを外し、掃除機でホコリを吸い取るといいでしょう。また、室内では遮光カーテンやすだれを活用することや、衣類を吸水速乾効果のあるものにするなど、涼しく感じる工夫を取り入れることも大切です。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る ライオン Lidea - リディア(@lidea_lion)がシェアした投稿 たとえ少しの工夫でも、毎日積み重ねることで大きな節約効果につながります。快適に過ごしながら実践できる、夏の節約方法。気になる人は、試してみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年07月21日皆さんは、普段の生活で節電を意識していますか?今回は、2人暮らしでの節電エピソードを漫画で紹介します。イラスト:人魚真珠電気代は抑えたいブレーカーがすぐに落ちる少し不便…20アンペアは大失敗一度に使う容量によって、すぐにブレーカーが落ちてしまうと不便ですよね…。節電を意識することは大切ですが、生活にあった方法を考えていきたいものです。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年07月18日しくみがわかれば賢く使える「節電に役立つエアコンのしくみ」サイトと動画公開ダイキン工業株式会社は、電気代の値上げが気になる2023年の夏本番を前に、全国527名の20歳~59歳までの男女を対象に「エアコンの節電に関する実態調査」を実施しました。昨年から続くエネルギー価格や原材料の高騰等により、様々な製品・サービスの値上げが続いています。電気代においても同様で、6月に大手電力7社による電力料金の値上げが実施され、約1ヵ月半が経ちました。電気代が高止まりする中、家庭の消費電力の多くを占めるエアコンは、節電の取り組みにおいて無視できない存在です。これらを背景に、このたび生活者が取り組むエアコンの節電の実態を調査しました。今回の調査は、6月中旬に東京で最高気温が30℃を超える中で実施しました。まず明らかになったのは、すでにエアコンが必要な暑さにもかかわらず、電気代高騰を背景に「エアコンの使用を控える」という人が約7割にのぼったことです。夏本番を前に、役立つ節電情報の重要性はさらに増していることが伺えます。効果的な節電の重要性が高まる中、調査では、約6割(59.2%)の人がエアコンの節電方法について何らかの誤解をしていることが判明しました。中でも最も誤解が多かったのは「風量はできるだけ『弱』で使う」でした。また「室外機をカバーで覆う」や、「こまめにスイッチを切る」などの方法も挙げられました。一見すると正しそうに思えますが、実はエアコンのしくみ上、どれも消費電力の増加につながりやすい行動です。電気代高騰と熱中症リスクの狭間で、効果的な節電情報の必要性が増しているにも関わらず、エアコンのしくみがあまり知られていないことが、このような誤解を生んでいる可能性が伺えます。こうしたことから、ダイキンは、エアコンのしくみや上手な節電方法を解説したWEBコンテンツ「エアコンの『冷やすしくみ』と電気代の関係」を7月12日に公開しました。また、コンテンツ内には動画「エアコンの『冷やすしくみ』がわかれば、賢く使える」も用意し、エアコンのしくみや効果的な節電につながる理由を分かりやすくご紹介しています。◆WEBコンテンツ「エアコンの『冷やすしくみ』と電気代の関係」URL: 約6割の人が誤解している!?良かれと思ってやってしまいがちな “勘違い節電術” 第1位は「風量をできるだけ『弱』で使う」大手電力7社による電気代値上げから約1ヶ月半が経過し、気温は大きく上昇しています。そのような中で気になるエアコンの節電方法ですが、節電につながりそうな方法でも、実は逆効果になってしまうこともあります。今回の調査では、効果的な節電方法と逆効果になりかねない方法をそれぞれ4つずつ挙げ、「夏場にエアコンを使う際、節電になると思うものはなんですか」と複数回答形式で尋ねました。その結果、効果的な節電方法が多く選ばれた一方で、約6割の人が逆効果になる方法を効果的なものとして選んでしまう結果となりました。逆効果になりかねないにもかかわらず効果的な節電方法として選ばれたものは、いわば“勘違い節電術”と言えるのではないでしょうか。今回の選択肢のうち、効果的な節電方法として最も知られていたのは「空気清浄機や扇風機、サーキュレーターをエアコンとセットで使う」(56.9%)でした。一方、逆効果になりかねないにもかかわらず、節電効果が期待できる方法として最も票を集めたのは「風量はできるだけ『弱』で使う」(26.5%)でした。風量を抑えるとファンの回転音が小さくなるため、消費電力が抑えられていると思いがちですが、エアコンのしくみ上、室内が涼しくなるまでに時間がかかり、その分、消費電力量が増加する場合があります。エアコンのしくみを知ることが、こうした誤解を避けることにも繋がると考えています。お部屋の冷やし方や電力を多く使う場所など 知っているようで知らないエアコンのしくみエアコンは、室内の暖かい空気から集めた熱を屋外に追い出すことで部屋を涼しくしています。空気から熱を集めるのが「室内機」、熱を屋外に追い出すのが「室外機」です。室内機と室外機にはそれぞれ「熱交換器」が内蔵され、それらを結ぶ配管には、「冷媒」と呼ばれるガスが温度や圧力を変化させながら循環し、室内機から室外機へ熱を運ぶとともに、熱交換器を通じて空気との間で熱の受け渡しをしています。また、室外機には、冷媒が熱の受け渡しをするために必要な温度や圧力をコントロールするとともに、冷媒を循環させる役割を担う「圧縮機」が内蔵されており、エアコンを構成する部品の中で最も電力を消費しています。今回の調査では、こうしたエアコンのしくみに関する認知度についても調査しました。まず、「エアコンは室内にある熱を屋外に移動させることで涼しくしているのを知っていますか」と尋ねたところ、49.2%が「知らなかった」と回答し、2人に1人が知らないという結果になりました。さらに、エアコンが最も電力を使う場所について「エアコン全体の消費電力のうち、室外機が占める割合はどのくらいだと思いますか」という質問をしたところ、正解である「80%以上」と回答した人は1割に留まる結果となりました。エアコンの節電における大切なポイントは、室内機、室外機ともにスムーズに空気を吸い込んだり吹き出したりできる状態を保つことです。そのため、フィルターの定期的な掃除や、室外機周辺の整理整頓はとても重要です。また、熱を運ぶ量によって圧縮機にかかる負荷が変わるため、負担を減らす使い方への意識も大切です。例えば、冷房運転のスイッチを入れると室温を下げるため圧縮機が勢いよく働きます。冷房時に設定温度を下げれば、それも圧縮機の負荷になります。エアコンの消費電力の多くを占める圧縮機への負荷を抑えることも節電のポイントで、「こまめなスイッチのON/OFFを避ける」ことや「設定温度を下げるより風量を強める」ことなども工夫のひとつです。エアコンのしくみを知らないと、こうしたポイントを見落としてしまうかもしれません。電気代高騰によるエアコンの使用控え7割強 夏が近づくにつれ高まるエアコンの使用控え「電気代高騰により、エアコンの使用自体を控えようと思いますか」という質問に対して、7割以上(71.1%)の人が「とても思う」「やや思う」と回答しました。これは、5月に行った調査(※1)結果(エアコンの使用自体を控えようと思っている人:61.7%)と比べて約10ポイント上昇した結果となり、気温が高い日が増えてくる中で、エアコンや電気代への意識が高まってきた可能性が考えられます。夏のピーク時間帯にご家庭の電力消費の多くを占めるとされるエアコンですが、厳しい暑さの中、節電のために無理に使用を控えると、熱中症を引き起こすリスクも考えられます。そのため暑さ対策として、エアコンを適切に使用することが重要となります。エアコンのしくみを知って節電しながら上手に使用することが、エアコンの積極的な使用につながるのではないでしょうか。※1電気代値上げとエアコンの節電に関する意識調査 年々深刻になる猛暑や熱中症リスクに備えたり、健康的で快適な生活を送ったりする上で欠かせないエアコンですが、家庭でもっとも電気を使う家電製品でもあります。エアコンは、日頃の使い方の工夫で快適性を保ちながら電力消費も抑えられます。今回の調査結果を見ると、効果的な節電に取り組んだり、無駄な電力消費につながる使い方に気づいたりするには、エアコンのしくみを理解しておくことも大切であると言えそうです。ダイキンは、エアコンのしくみや上手な節電方法を解説したWEBコンテンツ「エアコンの『冷やすしくみ』と電気代の関係」を7月12日に公開しました。また、コンテンツ内には動画「エアコンの『冷やすしくみ』がわかれば、賢く使える」も用意し、エアコンのしくみや効果的な節電につながる理由を分かりやすくご紹介しています。◆WEBコンテンツ「エアコンの『冷やすしくみ』と電気代の関係」URL: <調査概要>調査名:節電に関する実態調査調査期間:2023年6月17日(金)~6月19日(日)調査対象:全国の男女527名調査方法:スマートフォンリサーチ<参考ページ>ダイキンエアコンの「冷やすしくみ」と電気代の関係: ダイキンエアコンの電気代を節約する方法: ダイキン 空気の困りごとラボ: ダイキン エアコン節電情報: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月13日現代の日本の夏は、『灼熱地獄』という言葉がぴったりなほどの猛暑です。外出時に日傘や水筒を持ち歩いて熱中症対策を心掛けるほか、自宅にいる際は、常にエアコンを使って室温を調整している人がほとんどでしょう。エアコンを稼働させていると、どうしても電気代がかさみます。そのため、本格的に夏が訪れるたびに、電気代の明細を見て頭を抱えてしまいますよね。窓を開けている最中の『エアコンつけっぱなし』は得?損?近年ネット上で広まっている、「少しでも電気代を抑えるには、エアコンはつけっぱなしのほうがいい」という言説。空調事業や化学事業を展開している、ダイキン工業株式会社(以下、ダイキン)は検証を行った上で、「24時間つけっぱなしは必ずしも得ではないが、気温や低い時間帯や、外出時間が短い場合はつけっぱなしのほうがいい」というデータを発表しています。同社は、ネットで飛び交う『つけっぱなしは得か否か』の論争について、さらなる検証を実施。「換気をする場合、エアコンをつけっぱなしにしたほうが消費電力は少なく済むか?」という実験も行いました。真夏の日中に、換気をしながら『エアコンつけっぱなし』をすると…ダイキンが行った実験は、気温が高い真夏の7~19時に、30分に一度、窓を5分間開けることで換気を行い、こまめに電源を入り切りした場合と消費電力を比較する…というもの。換気に限らず、洗濯物を干したり、取り込んだりする際などに、窓を開けることがあるでしょう。その際、たったの数分でもエアコンの涼しい風が外に出てしまうことが気になってしまいませんか。当然、窓を開けている間にエアコンを稼働させていると、熱気が外から入ってくることで稼働量が増え、電気代はかさんでしまいます。しかしダイキンによると、5分間ほど窓を開けて換気をする場合なら、エアコンをつけっぱなしにしたほうが消費電力量が少なくなり、電気代が1日で約45.7円下がったのだとか!今回の調査では、日中に換気をするたびにエアコンの電源をオフにするよりも“つけっぱなし”にした方が、電気代が1日で約45.7円(1カ月換算で約1,371円)低く、室温の上昇も抑えられるという結果となりました。窓開け換気時のエアコンは“つけっぱなし”が正解といえそうです。ダイキン工業ーより引用窓を開けている際、エアコンの電源を入れっぱなしにしておくべきか、少しでも稼働を止めるべきか…そんな悩みを解決する、ダイキンの実験結果。同社は「換気時のエアコンは、つけっぱなしにしたほうが省エネ性と快適性の両面から正解」とコメントをしています。もちろん、その日の気温や住宅にもよりますが、ダイキンの実験によると、数分程度であればいちいち電源の入り切りを行わないほうがいいようです。前述した『24時間つけっぱなしは得か』の実験でも、外気温の高い時間帯にこまめに入り切りをすると、外気温の温度差が大きくなり起動時の消費電力量がかさむことが判明しています。節電を心掛けていると、つい「こまめに入り切りをしないと」と思ってしまいますが、日中であれば数分程度ならつけっぱなしにしておいたほうがいいのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年07月10日この夏、電気代が一気に上がることを懸念している方も多いのではないでしょうか。夏の電気使用量が大きいものと言えば、エアコンです。間違った設定方法や掃除の仕方を改善すれば、エアコンの電気代はある程度削減できるはずですよ。コツコツと節電対策を積み重ねるために、エアコンのNG活用方法を確認しておきましょう。今から始めるエアコンの節電対策電気料金の値上げが話題になっている昨今。たとえば、2023年5月に東京電力が発表した値上げ率は平均15.9%(※1)、北陸電力では平均39.7%(※2)にもなるそうです。光熱費アップが見込まれるなか、全消費電力のなかでもエアコンは大きな割合を占めるでしょう。経済産業省のデータによると、夏の19時ごろ、多くの地域においてエアコンが電気使用量の約38%を占め、消費電力がもっとも多くなるのです(※3)。猛暑で暑い日が続くとエアコンの使用時間も長くなり、電気代を削減するのは難しそうと感じるかもしれません。今のうちに、間違ったエアコンの使い方をしていないか見直して、コツコツと続けられる節電対策を押さえておきましょう。エアコンの「NG使い方」3つ(1)エアコンをつけても暑いと感じたときに、設定温度を下げるエアコンをつけてもまだ暑いとき、むやみに設定温度を下げるのはおすすめできません。設定温度を下げると、消費電力がぐんとアップしてしまいます。夏の冷房時の室温目安である28℃に設定し、“まだ暑い!”というときは、設定温度を下げるよりも「風量」を変更しましょう。風量がアップすることで体感温度が下がり、涼しく感じやすくなるはずです。なお、温度設定を1℃高くすると約13%(約70W)の節電になるといわれています(※4)。まずは風量を変えてみて、その後は自動運転にしておくことが、効率的かつ必要以上の電力を使用しないためのポイントです。(2)エアコンの風を下向きに固定したままエアコンを使用していると、足元は冷えているのに、体の上部はまだ暑いと感じることはありませんか?冷たい空気は、下の方に溜まりやすくなります。エアコンの風向きを下に向けたままだと、部屋の温度にムラができやすく、冷房効率が悪くなってしまうのです。部屋全体に涼しい空気がいきわたるように、エアコンの風向きはスイングか水平に設定しておきましょう。扇風機やサーキュレーターを併用して冷たい空気を循環させると、設定温度を低くしなくても部屋全体がまんべんなく涼しく感じられます。(3)エアコンの掃除をサボりがちエアコンの高いところまでは手が届きにくく、ついついフィルター掃除を後回しにしてしまいがち、という方も多いかもしれません。フィルターにホコリが溜まると、性能が下がって余計な電力を使用してしまいます。さらにエアコン内にカビが繁殖すると、アレルギー症状の原因となったり、嫌なニオイが発生したりすることも。節電面でも健康面でも、フィルター掃除は定期的に行うことが大切です。環境省が推奨するエアコン掃除の目安は、2週間に1回程度。フィルター掃除をすると効率がアップして、冷房時で約4%の電力削減に繋がるとされています(※4)。掃除を忘れず定期的に行えるようにスケジュールを立てておくと良いですよ。節電キャンペーンを利用して、省エネ対策のモチベーションアップ光熱費削減のためには、エアコンだけでなく電気の使い方全体の見直しが必須といえます。しかし、実際に節電対策をするのは難しそうと感じている方も多いのではないでしょうか。・毎日我慢ばかりでは辛くなりそう・どれだけ使用量を下げればいいかわからない・使用時間にメリハリをつけたいそれなら、各電力会社の節電キャンペーンを利用してみるのもおすすめです。たとえば、筆者が利用している東京ガスでは、節電チャンス時間に目標値を達成するとポイントがもらえます。「東京都の節電プログラム」にも自動で参加でき、5日以上の節電達成で1,000円相当のデジタルギフト券が進呈されます(※5)。各電力会社によって条件や特典は異なるため、公式ホームページで確認してみてくださいね。電力会社の契約者向けページでは、日別の電気使用実績が確認できます。時間ごとにグラフで表示され、標準的な使用量と実際の使用量の比較ができることも。具体的な数値を見ることで、使いすぎている時間帯がわかり、節電のヒントになりますよ。電力会社、料金プランの見直しのきっかけにもなるので、契約者向けページをぜひチェックしてみてください。エアコンの設定や掃除を意識して、無理なく節電対策しよう節電は一気にできるものではなく、一つひとつのポイントを押さえて実践することが光熱費削減に繋がります。猛暑の中でも効率よく快適に過ごせるよう、エアコンの設定方法や電気使用量の見直しなどを、コツコツと積み重ねていきましょう。【参考】※1 東京電力エナジーパートナー.規制料金値上げの認可等について※2 北陸電力.規制料金の認可等について※3 経済産業省.どうやったら節電できる?明日からすぐに役立つ節電・省エネのヒント※4 環境省.家庭でできる節電アクション | 3.エアコンで節電!※5 東京ガス.夏の節電キャンペーン2023筆者情報のぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。クリンネスト1級。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani文/のぞみ
2023年07月07日本格的に夏が始まるたびに、多くの人が抱く悩み…それは、電気代。電力不足や、液化天然ガスの輸入価格の高騰によって電気代の値上げが続き、多くの家庭が金銭的にひっ迫しているようです。中でも、夏の電気使用量が多いとされている家電が、エアコン。在宅中、常にエアコンをつけている家庭も多いのではないでしょうか。誰もが節電を気にする夏、ネット上ではこういった噂が飛び交います。「エアコンはずっとつけっぱなしにしたほうが、電気代が安くなるらしい」在宅中だけでなく、外出している時間帯もエアコンをずっと起動しておくことで、エアコンの電気代が抑えられる…という、この言説。エアコンは、室内機と室外機の間を冷媒ガスが循環することで、熱を移動させる仕組みです。確かに、室内の温度の上下を抑えれば、稼働量を少なくできるでしょう。しかし、この「つけっぱなしのほうがいい」というのは、あくまで噂話。実際のところは、どうなのでしょうか。「『エアコンつけっぱなし』のほうが電気代が安い」は本当?空調事業や化学事業を展開している、ダイキン工業株式会社(以下、ダイキン)は、『エアコンはつけっぱなしがお得』という説について検証。36.9℃の日にエアコンを26℃の設定で稼働させ、こまめに入り切りをした場合と、1日中稼働させた場合を比較し、その結果をウェブサイトで公開しています。こまめに入り切りをした場合は、家庭での1日を想定して外出時などにエアコンをオフ。つけっぱなしの場合は、一切オフにせずに稼働させ続けます。その結果、外出する時刻や時間の長さを考慮せずにつけっぱなしにすると、こまめに入り切りをするよりも消費電力量は多くなったのだとか!同社は今回の実験について、このように詳細をつづっています。1日の消費電力量は「つけっぱなし」が5.7kWh、「こまめに入り切り」が4.4kWhで「つけっぱなし」の方が大きくなりました。電気代に換算すると「つけっぱなし」が153.9円、「こまめに入り切り」が118.8円となり、「つけっぱなし」の方が1日で35.1円高くなります。 「つけっぱなし」と「こまめに入り切り」の消費電力に差が生まれた最大の要因は、「こまめに入り切り」したエアコンを停止させた外出時間の長さにあると言えそうです。消費電力量の推移を見てみると、「こまめに入り切り」したエアコンの運転をOFFにした11:00~12:00の買い物の時間、18:00~20:00の外食の時間に大きく差がついています。ダイキン工業ーより引用ダイキンは同時に、『9~23時の間、つけっぱなしと30分ごとに入り切りで比較』という実験も実施。前述の実験では『24時間つけっぱなし』のほうが消費電力が大きかったものの、9~23時にこまめに入り切りをするよりは、つけっぱなしのほうが電気代が抑えられるという結果が出ています。9~18時は外気温が高く、こまめに入り切りをすると外気温の温度差が大きくなるため、起動時の消費電力量が大きくなったようです。とにかく『つけっぱなし』ならいいわけではないネットでは「つけっぱなしのほうがお得」という噂が広まっていました。しかし、ダイキンが行った実験によると、必ずしもお得というわけではないようです。ダイキンによると、30分程度の外出であれば、つけっぱなしにしたほうが消費電力を抑えられる模様。長時間自宅を空ける場合は、オフにしたほうがよさそうですね。外気温の高い9~18時は比較的つけっぱなしのほうがお得で、涼しくなる18~23時はこまめに入り切りをしたほうがいいとのこと。単に『エアコンはつけっぱなしがお得』と考えるのではなく、気温や外出時間を踏まえた上で、エアコンの使い方を判断するのがオススメです![文・構成/grape編集部]
2023年07月07日毎夏襲い来る日本の猛暑で、エアコンは生命維持装置といっても過言ではありません。『暑い日中に稼働する家電』だったのは、昔の話。今や、夏本番になると自宅にいる間、ずっとエアコンを稼働させている家庭は少なくないでしょう。そこで気になるのが、電気代。夏が訪れるたびに、エアコンをずっと稼働させることで電気代がかさみ、家計にダメージを受けてしまいますよね。電気代の明細書に記載された金額を見た時のショックは、できるだけ軽減したいもの。エアコンを稼働させる時期になると、節電を心掛けている人は多いのではないでしょうか。エアコン代節電のために、帰宅したらまずやっておきたいこと外出を終え、汗をかきながら暑い場所から帰宅したら、すぐさまエアコンの起動ボタンを押したいところ。そんな行動に「待った」をかけたのは、空調事業や化学事業を展開している、ダイキン工業株式会社(以下、ダイキン)。節電につながる『帰宅したらまず取るべき行動』について、ウェブサイトで紹介しています。エアコンの起動ボタンを押す前に、まずはやっておきたいこと…それは、部屋の窓を開けての換気でした。帰宅したら、まずお部屋を換気して熱を逃がしましょう。外から帰ってきて、部屋の中の空気が外よりも暑いと感じたときは、すぐにエアコンのスイッチを入れるのではなく、まずは、窓を開けて部屋の換気を行いましょう。猛烈な熱気を部屋の外に逃がしてからエアコンをかけると無駄な電気を使わず、すばやく効率的に部屋を冷やすことができます。窓を開けて換気をする時は、1か所の窓だけでなく、2カ所の窓を開けることで空気の通り道ができて効率的に熱を出すことができます。2つの窓は対角線上にあるとさらに効率的です。ダイキン工業株式会社ーより引用帰宅した際、部屋には熱気がこもっています。このままエアコンを稼働しても、熱気を外へ逃すために大量の電力を消費してしまうだけ。まずは、換気をして少しでも部屋の室温を下げることが重要なのです。同社によると、自宅の対角線上に窓がある場合は、両方を開けて『風の通り道』を作ってあげるとより効率的なのだとか。※写真はイメージエアコンは、室内機と室外機の間を冷媒ガスが循環することで、熱を移動させています。その稼働が多いほど、電気代はかさんでしまうもの。部屋の熱気を逃したり、フィルターの掃除を行ったりすることで、エアコンの稼働量を減らすことができるのです。ちょっとした工夫を毎日コツコツと続けることが、節約につながるはず。すぐにエアコンを起動したい気持ちは分かりますが、帰宅したらまずは窓を開けてくださいね。[文・構成/grape編集部]
2023年07月07日暑さが増すこの季節、すでにエアコンを使っている人も多いでしょう。電気代の高騰に溜息をつきたくなる今日この頃ですが、電気代の削減で乗り切りましょう。今すぐできる電気代削減対策をご紹介します。無理なくできる電気代削減方法電気代の高騰は家計の一大事。無駄な電気代をカットして乗り切りたいものです。とはいえ、無理な対策は健康にも関わるため、できる範囲で効果的な対策をしていきましょう。そこで、さとぷー夫婦(satopu_fufu_kurashi)さんが無理なくできる電気代削減方法を教えてくれました。どれも今すぐできるものばかりですので、ぜひ参考にしてください。1.エアコンのフィルター掃除2週間に一度を目安にエアコンフィルターを掃除しましょう。フィルターがゴミや汚れで目詰まりしていると、冷暖房の効率が悪くなり、無駄な電気を使ってしまいます。水洗いをしたり掃除機で吸い取ったりすると効果的です。環境省の指針の通り、フィルター掃除後は掃除前に比べて6.8%電力量が削減されています。電気代に換算すると、たった7時間で7円(0.26kWh)も電気代を少なくすることができています。エネチェンジより引用エネルギー企業・エネチェンジが環境省の指針にしたがって検証したところ、エアコンのフィルター掃除をするだけで電気代を約7%も削減できるのだそう。実行しない手はありませんね。2.室外機の吹出口に物を置かない家の外にあるエアコンの室外機周辺には物を置かないようにしましょう。特に吹出口を塞がないように気を付けてください。吹出口の塞がりも冷房の効率を下げる原因です。また、室外機が温まりすぎるのもNGです。直射日光が当たらないよう、植木やすだれなどで日陰を作るのもおすすめですよ。室外機カバーは逆に室外機を温めてしまうため、使わないようにしてくださいね。3.冷蔵庫のムダな開閉はしない冷蔵庫の扉を開けると冷気が逃げてしまい、余計な電力消費の原因になります。できるだけ開閉する回数を減らしましょう。4.冷蔵庫の温度設定を控えめにする冷蔵庫の温度設定は控えめのほうが消費電力を削減できます。夏は「中」、冬は「弱」がおすすめです。環境省によると、設定温度を「強」から「中」にしただけで年間61.7kWhの節電になるとのこと。電気代の価格にもよりますが、1kWhあたりの料金を仮に27円として計算すれば、61.7kWhの節電で約1,700円の節約になります。ほかの対策で節約できる分を合わせればかなりの金額になりそうですよね。どの方法も今すぐできるものばかりです。本格的な暑さが到来する前に、できることから無理なく取り入れてみませんか。[文・構成/grape編集部]
2023年07月03日三菱電機 霧ヶ峰PR事務局は東京・大阪に住んでいる20~40代の男女600名に対して最近の電気代事情とエアコン冷房の節電に関する理解度調査(全5問)を実施しました。その結果、1年半以上電気代が高騰し続け、電気代の節約に関心がある人が多いものの、理解度調査の全問正解者の割合は7.3%と少なく、エアコン節電への理解度はまだまだ低い実態が明らかになりました。電気代節約の意志はあるが、正しい節約方法を理解している人は少数最初に、「大手電力会社が今後に向けて更なる電気料金の値上げを申請していることをご存知でしたか」という質問に対し「知っていた」と回答した方は76.3%にのぼりました。また、「今年の夏、電気代を抑えるための工夫をしようと思いますか」という質問に対しては「必ず工夫する」方が23.5%、「簡単にできる工夫があればする」方が65.5%と、89.0%の方が「電気代を抑えるための工夫をしたい」と回答する結果となりました。ところが、同じく20~40代の男女600名に実施した理解度調査によると、全問正解した方の割合はわずか7.3%にとどまり、73.5%の方が正解数3問以下となっています。節電対策への関心は高まっているものの、節電につながる正しいエアコンの使い方を知っている方は少ないようです。最も正解率が低かった質問は「エアコンメーカーが推奨するエアコンのフィルター掃除の実施頻度として正しいものはどれだと思いますか」で正解率31.3%と、特にフィルター掃除への理解が深まっていないことも分かりました。【エアコン節電理解度調査】設問と回答一覧エアコン節電理解度調査で行った質問と正しい回答を紹介します。①エアコンメーカーが推奨するエアコンのフィルター掃除の実施頻度として、正しいものは?≪正解≫2週間に1回/正解率:31.3%実は、エアコンのフィルターはホコリがたまりやすく、汚れやすい部分です。そのため、毎日使っている場合は2週間に1回を目安に掃除しましょう。三菱電機の実験によると、フィルターを約半年間(1日8時間の使用を想定)お手入れしなかった場合、新品の状態のフィルターを使用している場合と比較して、消費電力が約12%も悪化することが分かっています。②エアコン冷房の設定温度を1℃上げると、一般的に約何%の節電になる?≪正解≫約10%/正解率:52.3%設定温度を1℃上げると約10.1%消費電力量節約になります。外気温が35℃で30分間運転を行うとき、設定温度が28℃の場合に比べ、29℃の場合は消費電力量が、約10.1%低くなることが分かっています。③夏場、エアコンの室外機について、節電につながる対策として正しいものは?≪正解≫室外機のまわりを整理整頓し、ものを置かない/正解率:56.0%室外機は風通しのいいところに設置し、周囲を整理整頓してものを置かないようにしましょう。④エアコン冷房運転時、節電のための風量(風速)設定として推奨されているものは?≪正解≫自動/正解率:58.0%風量(風速)を「自動」に設定すると、部屋が冷えるまでは「強めの風」でその後は「弱めの風」というように、効率よく、部屋にいる人が快適に感じるように風量(風速)を調整してくれます。⑤夏季、家庭における家電製品の1日での電力消費割合のうち、最も多くの割合を占めている家電製品は?≪正解≫エアコン/正解率:63.5%エアコンを買い替えることで電気代が節約できる場合もあります。エアコンに記載されている型式から、買い替えた場合との電気代は、環境省のサイトでシミュレーションできます。古いエアコンを使っている人はぜひチェックしてみてください。暑い夏に欠かせない、ほぼ毎日使う家電がエアコンですが、フィルターの掃除や設定温度を見直すことで、電気代が節約できます。さっそくエアコンの使い方を確認し、電気代を節約しましょう。【参考】※公式サイト
2023年06月28日ひと昔前は「涼しい風が出ればOK」だった夏家電ですが、今では求められる役割が広がり、それに合わせて選べるバリエーションも増えました。涼感、節電、エコ、部屋干し…、機能はいろいろあるけれど、「結局わが家にはどれがいいの?」そこで! 今回は夏のお悩み別に、おすすめの扇風機&サーキュレーターをご紹介。定番から次世代型まで、今年注目の7アイテムです。ではテンポよくいってみましょう。【1】厚さ2.5cm、風が欲しいところに「家中どこでもファン」★こんなお悩み解消します・夏は汗だくになりながらキッチンに立っている・お風呂上りにいったんクールダウンしたい・冷房をつけるほどじゃないけど暑い冷房が届きにくいキッチンや、そもそも冷房のないサニタリーなどで大活躍!マグネットでピタッとくっつくパーソナル扇風機です。◎小さくても風量はしっかり◎コードレスで◎壁掛け・卓上どちらも対応本体の厚さはわずか2.5cmなので、使わない時は本棚などにコンパクトに収納できます。これでもう、暑いのをガマンする必要ナシ。キッチン、デスク、トイレにアウトドア、どこでも自分だけの風をお楽しみください。 【ご紹介したアイテム】スリムな卓上扇風機。マグネットで冷蔵庫などに貼り付けられるので、暑い日のキッチンやサニタリーでも活躍。乾電池とUSB電源が使えるので、コードレスでの使用や持ち運びもOK。⇒ マグネット付 スリムコンパクトファン Multi FSY-109U 4電源対応 【2】夏も冬も梅雨時期も、365日のサーキュレーター★こんなお悩み解消します・サーキュレーターをオールシーズン使いたい・和室洋室どちらにも使いたい・手狭なスペースを有効活用したいシンプル・パワフル・コンパクト、3拍子揃った±0のサーキュレーター。迷ったらコレ!という定番の1台です。<梅雨時期>部屋干しの時短やクローゼットの風通しに<夏場>こもった熱気を解消し、エアコンの涼風を均一に<冬場>窓のそばで換気して風邪予防離れた場所にいても空気の循環を感じられるほどのパワフルさ。なのに音や電気代が控えめなのが嬉しいポイント。デザインも機能もどちらも妥協したくない、そんな方にピッタリです。 【ご紹介したアイテム】従来モデル(Z310)と比べ風音が静かに。外観の美しさはそのままだから、リビングや寝室、どこに置いても心地よく馴染み、静かな風音が就寝時にも使いやすくなりました。⇒ ±0 サーキュレーター G311/プラスマイナスゼロ 【扇風機/サーキュレーター】 【3】自然のそよ風をそっくり再現する扇風機★こんなお悩み解消します・扇風機の風は疲れる・広い部屋で使いたい・節電対策をしっかりしたいBALMUDA(バルミューダ)のグリーンファン、その最大の特徴は、まるで外から吹き込んでくるような、自然のまんまの優しいそよ風。「ほんとそよ風~。こっちに窓あったっけ??と思ってしまいます。」「そよ風で寝ると寒すぎず、暑すぎず、ぐっすり眠れた。音も静か。」「初期投資は大きくても、ジャパンブランドの良さをひしひしと実感中。」(商品レビューより)気になる電気代は、ひと夏使ってもたったの約29円(最弱運転時)。最大モードでは15m先まで風が届き、心地よい風を部屋中にたっぷり&優しく運びます。 【ご紹介したアイテム】気持ちいい自然界と同じ風を再現した扇風機、GreenFanJapan。⇒ BALMUDA The GreenFan/バルミューダ グリーンファン EGF-1700 【4】3Dで風を操る次世代サーキュレーター★こんなお悩み解消します・サーキュレーターをいろんな場所で使いたい・こだわりのインテリアに合わせたい・手狭なスペースを有効活用したいスイス人デザイナーによる洗練フォルム+レザー調の持ち手で、インテリアとしても存在感を発揮。上下左右にぐるぐる空気をかき混ぜる「3D首振り」を搭載した次世代サーキュレーターです。「リビングで、洗面所で、キッチンで、寝室でと持って回って使っています。エアコンつけてても、夫との体感さがあるため私はプラスこれ!」(ご購入者様)最大8m先まで風を送るパワーがありながらも、女性が片手で運べる軽量設計。エアコン効率アップ、お部屋の換気、梅雨や花粉時期の部屋干しなど、シーズンレスで活躍します。 【ご紹介したアイテム】出しっぱなしも美しいStadler Form Leoサーキュレーター。デザイン性の高さとDCモーターを採用し上下左右に自在に動く首振りなど機能性も十分に備わっています。⇒ スタドラフォーム レオ サーキュレーター/Stadler Form Leo 【5】送風・温風・衣類乾燥、小さくても働きモノ★こんなお悩み解消します・部屋干しがなかなか乾かない・扇風機とヒーターの入れ替えが面倒夏は扇風機代わりにしたりサーキュレーターとしてエアコンの効率を助け、冬は1200Wのパワフル暖房として活躍する「ヒート&クール」。これ1台あれば、季節に合わせて家電を入れ替える手間も、片付けるための収納スペースも不要です。さらに衣類乾燥モードを使えば、乾燥時間が約60%も短縮に。空気の循環からヒーター、生乾き臭対策まで、マルチに活躍してくれますよ。 【ご紹介したアイテム】温風も出るサーキュレーターだから、冬は暖房として、そして通年の衣類乾燥にも活躍。もちろん夏はエアコンと併用で冷房の空気循環。扇風機としても使えます。⇒ 扇風機 サーキュレーター 衣類乾燥機能付 HEAT&COOL HC-T2209 WH 暖房 ヒーター 【6】パワフルファンでエアコン効率大幅アップ★こんなお悩み解消します・室内の温度ムラが大きい・冷房・暖房代を節約したいGREEN FANの自然のそよ風はそのままに、風を集約して空気循環のパワーに変えたGreenFan Cirq(グリーンファンサーキュ)。冷暖房の効率を高めるサーキュレーターとして開発された高スペックモデルです。「さすがバルミューダ。すごい威力で、この省エネ」(商品レビューより)最大15m先まで風が届き、吹き抜けなど天井にこもった熱気をグワンと拡散。なのに消費電力はサーキュレーター史上最小の3~20W。つけっぱなしにしてもお財布に優しく、節電にも貢献できますよ。 【ご紹介したアイテム】省エネ性能、超低騒音機能を誇るGreenFan(グリーンファン)から、サーキュレーターCirqが登場です。⇒ BALMUDA GreenFan Cirq(グリーンファンサーキュ)/バルミューダ サーキュレーター EGF-3400-WK 【7】ありそうでなかった「扇風機とサーキュレーターの一台二役」★こんなお悩み解消します・家電をいくつも買いたくない・家のニオイが気になる・コンセントのない場所で使いたい扇風機をサーキュレーターとして使うと「物足りない」。サーキュレーターを扇風機として使うと「風が強い」。そんな不満を解消するのが、BALMUDA(バルミューダ)GreenFanC2。似ているようで異なる扇風機とサーキュレーターを、1台でしっかり切り替えられる進化系の夏家電です。別売りのドックを使えばコードレスになるほか、背面には活性炭脱臭フィルターがついていて、気になるニオイを素早く除去。「ええ、今から来客!?(生活臭大丈夫かな)」「暑くて窓を開けたくない」そんな時も、部屋にこもったニオイを気にせず快適に過ごせます。 【ご紹介したアイテム】自由な風を届ける、GreenFanC2。サーキュレーターとして、また扇風機として1年中活躍。⇒ BALMUDA GreenFan C2(サーキュレーター)/バルミューダ A02A-WK いかがでしたか?暑い日を快適に過ごすコツは、風を味方にすること。涼をとる扇風機、エアコン効率UPや換気に役立つサーキュレーター、お部屋の環境や節電をふまえつつベストな選択をしてくださいね。 池田奈未好きなものは、まち歩き、カメラ、淹れたてコーヒー。収納の少ない家で3人暮らし。すっきり心地よい暮らしを目指しています。
2023年06月18日皆さんは節電に苦しんだことはありますか?今回は節電しなかった義母の末路を紹介します。イラスト:モナ・リザの戯言節電していなかった義母夫と義母と3人で暮らす主人公は、電気代の値上がりに頭を悩ませていました。電気代のあまりの高騰に、主人公夫婦は過剰な節電を始めましたが、電気代の請求額はなぜか上がります。過激な節電を続け疲弊していく主人公夫婦に対し、なぜか元気そうな義母。義母の不審な挙動を怪しく思った主人公夫婦は、義母の部屋を覗き見ることにしました。なんと義母は真冬に半袖で過ごせるほど自室を暖め、ゲームもつけっぱなしという生活を送っていたのです。申し出を焦って拒否出典:モナ・リザの戯言義母を問い詰めた主人公夫婦は、電気代の管理アカウントを義母から自分たちに切り替えてほしいと伝えます。すると義母は不自然なまでに、切り替えようとしません。主人公夫婦が義母からこれまでの電気代明細を奪い取ると、節電の効果があり電気代は抑えられていたのです。その後、義母が電気代を主人公夫婦へ過剰請求して、残ったお金を利用していたことが発覚したのでした…。見破られた作戦辛い節電を頑張っている中、好き放題に電気を使う家族がいたらモヤモヤしますよね。義母のずるい作戦を見破った夫婦に、拍手したくなるエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年06月13日夏の暑い季節、外から帰ってきた時に、こんなことを感じた経験はありませんか。「部屋の中、外よりも暑いんじゃないか!?」部屋の中に熱がこもり、まるでサウナのようになっていて、「一刻も早くエアコンをつけなければ」と思うことがあるでしょう。しかし、そのまますぐにエアコンをつけると、電気代が上がってしまう可能性があります…!上手に節電して、快適な夏を過ごしたい!2023年6月より、大手電力7社の電気料金が値上げされることになりました。これを受けて、空調事業や化学事業を展開している、ダイキン工業株式会社(以下、ダイキン)は同年、『電気代値上げとエアコンの節電に関する意識調査』※を全国で実施。調査の結果、電気代の値上げによって家計への負担の高まりを感じている人が、8割以上もいることが分かりました。電気代の値上げを受けて、『節電』に取り組みたいと考えている人は9割以上と多い模様。ですが、上手な節電方法が分からないという人もたくさんいるようです。帰宅後、即冷房はNG!無駄な電気を使わないためには…調査の結果を受けてダイキンは、上手な節電方法を紹介。その中の1つに、エアコンをつける際に「したほうがいいこと」をあげています。夏の季節、室内が外よりも暑く感じる時に、何もせずエアコンをつける行為は『NG』だとご存じですか。実は、一度窓を開けて換気をしてからエアコンをつけたほうが、無駄な電気を使わずに済み、より効率的に部屋を冷やすことができるというのです!※写真はイメージ外から帰宅したら、すぐに涼みたい気持ちから、真っ先にエアコンのリモコンを手に取ってしまう人は多いはず。ですが、部屋に熱気がこもったまま、換気をせずにエアコンをつけると多くの電力を使ってしまいます。部屋の中が、外よりも暑いと感じた時は、先に窓を開けて、こもった熱を逃がしましょう。窓を開ける時は、1か所ではなく2か所以上を開けて、空気の通り道を作ると、より効率的に熱を逃がすことができますよ。たったこれだけで冷房効率が上がり、節電にもなるなら、「何をすればいいか分からなかった」という人でも、気軽にやってみようという気持ちになりますね。ほかにも、ダイキンはさまざまな節電方法を紹介していました。・2週間に1回、フィルター掃除をする。・室外機周辺の空気の流れを確保し、高温になることを避ける。・エアコンの風向や扇風機を使って、温度ムラを抑える。・エアコンの風量を自動運転にする。・短時間の外出や換気時であれば、エアコンはつけっぱなしにする。エアコンのフィルター掃除も、節電には非常に効果があるとのことなので、注意してみてくださいね。エアコンのフィルター掃除、1年サボるとどうなる?ダイキンが教える節電術に「が、がんばる…」節電はもちろん大切ですが、夏を元気に過ごすためには、『快適さ』も譲れません。無理をせずに、上手な節電対策をして、夏を乗り切りましょう!(※)調査概要調査名:電気代値上げとエアコンの節電に関する意識調査調査期間:2023 年 5 月 24 日~ 26 日調査対象:全国の男女 528 名調査方法:スマートフォンリサーチ[文・構成/grape編集部]
2023年06月12日「エアコンが必須な夏は、電気代が心配…」2023年6月8日現在、エアコンの使用が欠かせない夏本番を控え、電気代が膨大にならないかと不安を募らせている人は少なくないでしょう。特に今年の夏は、大手電力7社で最大4割以上の電気代値上げが実施され、より『節電』を意識している人が増えています。電気代高騰で「エアコン使用控える人」が6割空調事業や化学事業を展開している、ダイキン工業株式会社(以下、ダイキン)は、全国で『電気代値上げとエアコンの節電に関する意識調査』を実施。調査の結果、電気代の値上げを受けて7割以上の人がエアコンを使用することにためらいを感じていることが分かりました。さらに、エアコンの使用自体を控えようと思っている人が過半数の6割以上もいるとのことです。電気代が家計への大打撃になると考えると、気持ちは理解できます。しかし、夏にエアコンの使用を無理に控える行為は、熱中症を引き起こす危険性もあり、おすすめできません…。実際のところ、多くの人が「快適さを優先したい」とも考えている様子。「節電はしたいけれど我慢するのは難しい」とジレンマを抱えている人は多いのかもしれません。また「上手な節電方法や効果が分からない」といった声も多くあがっているようです。超効果的なエアコンの節電対策ダイキンは、非常に効果的な節電対策の1つとして『フィルター掃除』をあげていました。エアコンの冷房運転は、室内機が部屋の中の空気を吸い込み、室内機の中で冷やしてから戻すことで室温をコントロールしています。フィルターは、室内機が取り込む空気の中に含まれたホコリを中に入れないよう防ぐもの。フィルターにホコリがつまると、室内機を通って冷やされる空気の量が減ってしまいます。すると、室温が設定温度に到達するまでに時間がかかり、そのぶん無駄な電力消費につながるのだとか。例えば、フィルターを1年間掃除しないと、約25%も電気代が上がってしまう可能性があるそうです…!定期的にフィルター掃除をすることが大事といえそうですね。※写真はイメージフィルター掃除の正しい頻度は?『定期的』に掃除するといっても、具体的にはどれくらいの頻度がいいのか、みなさんはご存知でしょうか。ダイキンの調査によると、フィルター掃除は「夏、冬などの季節ごとに一度、実施している」という人がもっとも多い様子。しかし、これだと少ないかもしれません…。実は、エアコンのフィルター掃除は2週間に1回が推奨されているのです!正しい頻度を認知している人は、意外にも少ないのだとか。これまで数か月に1回程度で掃除をしていた人にとって『2週間に1回』は、頻度が高く感じられそうですが、ホコリが目詰まりする前に掃除ができるので、かかる時間は短く済みそうです。情報を知ったネットユーザーは「フィルター掃除、見て見ぬふりをしていた。反省」「2週間に1回か…頑張らなきゃ」といった声が上がっていました。ダイキンはほかにも、「風量を自動にする」「扇風機やサーキュレーターと併用する」といった節電方法も紹介しています。エアコンの正しい手入れ方法を知れば、快適性を保ちながら電力消費を抑えることができるとのこと。この夏は無理をしすぎることなく、上手に節電に取り組んでいきたいですね![文・構成/grape編集部]
2023年06月08日