世界中の“新しい音”を届ける1dayフェスティバル『Born CreativeFestival 2019(ボンクリ・フェス2019)』が、3年目となる今年も東京芸術劇場にて9月28日(土)に開催される。その記者懇親会が開かれ、本企画でアーティスティック・ディレクターを務める作曲家 藤倉大と、初回から藤倉と共に本企画を盛り上げた「アンサンブル・ノマド」の音楽監督 佐藤紀雄が出席した。「ボンクリ・フェス」は2017年にスタートした“東京芸術劇場が新しい音に満ち溢れる”音楽企画。赤ちゃんからシニアまで楽しめる内容で、音楽をより身近に感じ、音楽と戯れることのできるプログラムが毎年さまざまに用意されている。懇親会では藤倉が現時点で決定している今年の新プログラムを発表。今年は、坂本龍一とのコラボレーションなどでも知られるミュージシャン デヴィッド・シルヴィアンの、作曲家としての魅力にフィーチャーした「デヴィッド・シルヴィアンの部屋」が登場するという。藤倉は「デヴィッドにボンクリ・フェスで紹介したいと伝えたら、たくさんの未発表素材やボンクリ・フェスのための作品を送ってくれた」とファンにはたまらない内容になりそう。さらに引き続き登場する「ノマドの部屋」については佐藤が解説。「ボンクリはアットホームな感じがある。だからいっそのこと居間にしようと思って。ステージが居間のようになっていて、そこでメンバーが演奏する」と構想を語った。新登場の「トーンマイスター石丸の部屋」については、東京芸術劇場のトーンマイスター石丸が解説。子供たちと効果音づくりをし、即興で演奏を行うという。昨年までは夜に上演されていた「スペシャル・コンサート」は、今年は子供も参加しやすい14時公演に。コンサートでは「10月4日(金)公開の映画『蜜蜂と遠雷』で演奏される架空のコンクール課題曲を僕が作ったのですが、その曲を映画に先がけて発表します。ピアノは運のいいことに萩原麻未さんが弾いてくださることになりました!」と藤倉。他にもモートン・フェルドマンがある映画のために書いた曲を、ひょんなことから「ボンクリ・フェスだけなら演奏してもいい」と許可を得て演奏することになったり、大友良英が新曲を初披露したりと、ここでしか聴けない音が目白押しになりそう。そして夜は「大人ボンクリ」が新登場。演奏者はひとりもいない電子音楽コンサートで、さまざまなアーティストがキュレーションした録音作品を聴くというもの。出入りは自由で、ロビーではバーコーナーも営業し「打ち上げみたいな感じ」(藤倉)になるのだそう。他にも新プログラムが目白押しの『ボンクリ・フェス2019』の動向に今後も注目を!取材・文・撮影:中川實穗
2019年05月30日パスザバトン(PASS THE BATON)と「神保真珠商店」のコラボレーションによる「The origin of BIWAKO REAL PEARLS」が開催。2019年4月30日(火)から5月19日(日)まで、パスザバトン表参道店内のPASS THE BATON GALLERYにて展示販売される。滋賀県大津にて創業した「神保真珠商店」は、通常の真珠よりも層が厚く、経年劣化しにくい“びわ湖真珠”を取り扱うショップ。今回は、およそ40年前に浜揚げされたのちに、生産者のもとで保管されていた“ビンテージパール”と呼ばれる純白のびわ湖真珠を主役に、神保真珠商店とパスザバトンがコラボレーションしたアクセサリーを販売する。展開されるのは、うお座、オリオン座、さそり座、ふたご座…など7種類の星座のフォルムを立体化したシルバーパーツと、“ビンテージパール”を組み合わせたピアスと2連リング。ピアスの金具は、キャッチタイプとフックタイプの2種類を用意。いずれも18Kを使用した上質な仕上がりとなっている。【詳細】The origin of BIWAKO REAL PEARLS期間:2019年4月30日(火)~5月19日(日)会場:パスザバトン表参道店価格帯:・ピアス 33,000円+税~・リング 39,000円+税~【問い合わせ先】パスザバトン表参道店TEL:03-6447-0707
2019年04月25日パスザバトン表参道店内のパスザバトンギャラリー(PASS THE BATON GALLERY)にて、神保真珠商店とのコラボレーションによるイベント「The origin of BIWAKO REAL PEARLS」を4月30日から5月19日まで開催する。“びわ湖真珠”を扱うお店として、53年前に滋賀県大津にて創業した神保真珠商店。貝を育てるのに3年、真珠が巻くまでさらに3年以上もの時間を費やし作られる“びわ湖真珠”は、通常の真珠よりも真珠の層が厚く、経年劣化しにくいのが特徴。また、どれ一つとして同じ形のものがなく、時間が経つごとにやわらかな照りを放つ、他の真珠にはない個性を持っている。ピアス「はくちょう座」「はくちょう座 」コラージュ今回のイベントでは、約40年前に浜揚げされ、デッドストックとしてびわ湖周辺の生産者のもとで眠っていた「ビンテージパール」と呼ばれる純白の“びわ湖真珠”を使用した、パスザバトンオリジナルデザインのアクセサリー「PASS THE BATON Vintage BIWAKO REAL PEARLS Accessories」の展示販売が行われる。「PASS THE BATON Vintage BIWAKO REAL PEARLS Accessories」は、ジュエリーとフラワーのオーダーメイドショップ「PROOF OF GUILD」がデザインを担当し、7種類の星座の形を立体化し切り出したシルバーパーツと「ビンテージパール」を組み合わせたピアス(3万3,000円〜)と、2連リング(3万9,000円〜)を各7種ずつ展開。「manami miyamoto」による各星座をイメージして作られたコラージュにも注目だ。また、オリジナルデザインのアクセサリー展示販売と同時に、40〜50年の月日を持ち主の思い出と過ごしてきた、貴重な“びわ湖真珠”のアクセサリーコレクションも、持ち主のストーリーとともに展示(一部販売)される。時を経ても色褪せない“びわ湖真珠”の美しさを実感できる内容となっている。【イベント情報】The origin of BIWAKO REAL PEARLS会期:4月30日〜5月19日会場:PASS THE BATON GALLERY住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館B2F パスザバトン表参道店内時間:11:00~21:00(日曜祝日は20:00まで)
2019年04月22日韓国コスメのセレクトショップ銀座に登場上質かつリーズナブルな韓国コスメをセレクトしたショップ「CREE` MARE by DHOLIC(クリマレ バイ ディーホリック)」が有楽町マルイに登場。2019年4月3日(水)から4月24日(水)までの期間限定でオープンする。「CREE`MARE by DHOLIC」とは美容大国韓国のコスメは、日本でも幅広い年代から支持されている。「CREE`MARE by DHOLIC」では、定番のシートマスクはもちろん、今話題の新商品など1,000種類を超えるアイテムを扱っている。今回銀座エリアに初出店となる「CREE`MARE by DHOLIC 有楽町マルイ店」は、大人の女性をターゲットに落ち着いた雰囲気の店内に。オン・オフ問わず使えるアイテムが取り揃えられた。豊富な取扱商品取扱商品の一例をご紹介。「DHOLIC」のオリジナルコスメ「VAVI MELLO」の「バレンタインボックス3ローズモーメント」(税込2,700円)は、捨て色が無いと話題の12色がセットになったアイパレット。上品な輝きのグリッターが、ツヤと輝きに満ちた目元を叶えてくれる。コストパフォーマンスの良さに驚きなのが「CLIO」の「プリズムエアシャドウ」(税込1,749円)。鮮やかな発色とパール感で、美しくきらめく目元を演出する。他にも定番、話題の韓国コスメが勢揃い。気になるコスメを実際に手に取れるチャンスをお見逃し無く。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社DHOLIC FBLのプレスリリース※「CREE`MARE by DHOLIC」
2019年03月31日クリスマスにひとりきりで過ごす“クリぼっち”。クリぼっちの驚くべき割合や、理想のクリスマスの過ごし方、クリぼっち体験談など、クリぼっちのあれこれを紐解きます。「お一人様クリスマスの過ごし方診断」もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。クリスマスにひとり…「クリぼっち」が9割超え!?クリスマスの予定はお決まりですか?クリスマスをひとりで過ごす“クリぼっち”を貫く予定の方も多いのではないでしょうか。というのも、「株式会社リンクバル」が全国の20~50代の独身男女2,534名を対象に行った「平成最後のクリスマスの予定調査」で、男女ともにクリぼっち予備軍がなんと9割以上もいるということがわかったのです。クリスマスの予定は決まっていますか?「クリスマスの予定は決まっていますか?」という質問に対して、男性92.1%、女性91.8%と、9割以上の男女が「予定がない」と回答しました。平成最後のクリスマスは三連休ですが、まだ予定が決まっていないクリぼっち予備軍の男女は多いようです。男性の方がクリスマスに異性と過ごしたがっている!「クリスマスは誰と過ごしたいですか?」という質問に、「恋人」や「気になる異性」と過ごしたいと思っている人の割合は男性82.3%、女性67.3%と、男女ともに半数を上回る結果となりました。クリスマスは誰と過ごしたいですか?男性の5人に4人が「恋人や気になる異性と過ごしたい」と考えている一方で、女性は「友達や家族と過ごしたい」と考えている人が多いことも分かりました。女性よりも男性の方が、クリスマスに異性と過ごすことを意識しているんですね。クリスマスの理想の過ごし方は「デート」?「クリスマスはどのように過ごしたいですか?」という質問に、男性65.9%、女性52.4%が「デートをしたい」と回答しました。女性より男性の方が10%以上割合が高く、クリスマスに異性と過ごしたい男性が多いことがうかがえます。クリスマスはどのように過ごしたいですか?さらに「2018年のクリスマスは恋人と過ごしたいですか?」という質問に、男性92.9%、女性89.6%が「思う」と回答。男女共に約9割を占めました。平成最後の今年は、恋人とクリスマスを過ごしたいと思いますか?平成最後のクリスマスなのにクリぼっち予備軍が多い2018年ですが、内心「恋人や気になる異性と過ごしたい」と思っている人が多いのも事実。女性よりも異性と過ごすことを意識している肉食男子が、動き出すかもしれませんね。みんなの「クリぼっち」体験談クリぼっちで過ごす人には、さまざまな物語があります。はじめはクリスマスの約束があったもののドタキャンされるパターンや、はじめからクリぼっちを楽しむ気満々のパターンなど、クリぼっちの過ごし方も人それぞれ。思わず「あるある!」と言ってしまいそうな、クリぼっちの体験談のまとめ記事を読んで、クリぼっちに備えてみてはいかがでしょうか。お一人様クリスマスの過ごし方診断クリぼっちを存分に楽しむためのおでかけスポットや過ごし方を、ルトロンがご提案。自分に当てはまるものをチェックするだけで、やり方もとても簡単です。自分にぴったりのクリスマスの過ごし方を、ぜひ見つけてみてくださいね。クリぼっちを楽しもう!9割以上がクリぼっち予備軍の、平成最後のクリスマス。逆にいえば、誰かと過ごしたいと思っている人同士でマッチングする確率も高いといえます。クリぼっちを楽しみたいという方は、自分なりのクリスマスの過ごし方を楽しみましょう。クリスマスだけの特別な特典なども、見逃さないようにチェックしてみてくださいね。
2018年11月28日1人で行っても入りやすい、落ち着きのある店内東京・池上「Vert et Blanc(ヴェールエブラン)」はその店名通り、緑(フランス語でヴェール)の看板と、白(同・ブラン)抜きの文字が目印。店舗の外観も白、店内はテーブル席とカウンターで構成された、こぢんまりと温かみのある内装になっています。カウンターはワインバーのようにも使えて、1人でも気軽に入れる雰囲気があるのが魅力。落ち着いた空間でワインや食事が楽しめます。帝国ホテル仕込みのシェフが腕を振るうビストロ料理「居心地がよくアットホームでおいしいビストロ」を目指し、帝国ホテルで10年間腕を振るっていたシェフが、2009年に池上の商店街にオープンしたフレンチビストロ。開店以来、その確かな腕前と丁寧な仕事、そしてオーナーの温かな人柄に惹かれて自然と人は集まり、なかなか予約が取れない店になっています。契約農家からの直送野菜など、仕入れる食材へのこだわりは、料理にしっかりと反映されています。シンプルなのにコクがあるグラタン「ポテトグラタン」フランスの郷土料理「ドフィノワ」をこの店風にアレンジした、「ポテトグラタン」(1,080円)。オープン時から不動の人気を誇る定番メニューになっています。フランスから菌を取り寄せて栽培している農家さん直送の有機無農薬マッシュルームと、自家製シェリービネガーのオードブルとも相性がピッタリの一品です。本場ボルドー仕込みの人気スイーツ「オリジナルカヌレ」カヌレ発祥の地、フランス南西部ボルドー地方で研究を重ねてきたという「オリジナルカヌレ」(210円)は、「ヴェールエブラン」のオリジナルレシピで作られています。キャラメルの香ばしさが広がるカリッとした食感の表面と、中のもっちりとしたカスタードの風味とのコントラストが、このスイーツの醍醐味。カヌレを刻み、熊本阿蘇山麓 ジャージー牛乳と混ぜて作る「カヌレアイス・プレミアム」(350円)も絶品です。イチ押しスイーツ「カヌレ」をもっと広めていきたい料理もサービスも居心地も、そしてコスパの良さまで、訪れた人たちを必ず満足させてくれる「ヴェールエブラン」。今後は「オリジナルカヌレ」と「カヌレアイス・プレミアム」をもっと世に出すべく、専用の店舗やカフェスペースの設置、ネット販売の拡大なども検討しているのだそう。どちらも1個単位から店頭で購入できるので、ぜひお試しあれ。東急池上線「池上駅」より徒歩約3分。本門寺通り商店街に入った右手にあります。居心地のよい空間でオーナーの温かいおもてなしを受けながら、おいしい料理とワインを味わいに、池上まで出かけてみませんか。スポット情報スポット名:Vert et Blanc住所:東京都大田区池上4-28-10電話番号:03-3753-3439
2018年08月14日あの芸能人の実家としても有名な玉子焼き屋さん築地市場で80年続く老舗玉子焼き専門店「丸武(まるたけ)」は、演出家や評論家などで活躍するマルチタレント「テリー伊藤」さんの実家なんです。伝統の味を100円~というリーズナブルな値段で楽しめるこちらのお店では、玉子のふわっとした食感と、ホッとするようなやさしい甘さを味わえる「焼き玉」が人気メニュー。分厚い玉子焼きから伝わる奥深い味わいを堪能してみてください。ほかにも、ダシの利いた玉子焼き味のアイスが入った「玉子焼味シューアイス」や、魚のすり身を使った「伊達ロール」など、変わり種のメニューも充実しています。築地で愛される伝統の食を味わってみませんか。スポット情報スポット名:丸武住所:東京都中央区築地4-10-10 築地センタービル1F電話番号:03-3542-1919国産うにの魅力を堪能できる。うに専門店「うに虎」鮮魚を使ったお店が軒を連ねる築地で、うにを食べるならここ「築地虎杖 うに虎(つきじいたどり うにとら) 中通り店」がおすすめ。新鮮な国産うにを惜しげもなく、存分に使ったメニューが豊富に揃うこのお店では、和のイメージが強いうに丼の概念を覆す、フランス料理のような見た目をした「国産濃厚うに丼」がいただけます。生クリームをベースに卵黄と昆布だしを利かせたムースは、まろやかさと上品さが相まって、思わず「上手い! 」と口にしたくなるでしょう。ご飯とうにを絡めていただくと美味しさも倍増。おしゃれにうにを味わえる「国産濃厚うに丼」。うに好きの方は必見のメニューです。スポット情報スポット名:築地虎杖 うに虎 中通り店住所:東京都中央区築地4-10-5カネシン水産ビル1F電話番号:03-6327-5874もちもちorカリカリあなたはどっち派?たい焼きではなく“まぐろ焼き”を提供する「さのきや」。大ぶりのまぐろの型でつくられるまぐろ焼きには、どれも小倉あんがたっぷりと詰まっています。米粉を使い、もちっとした食感を表現した「中トロ」には、あんずをトッピング。あんずのさっぱりとした酸味がアクセントになり、小倉あんのしっとりとした甘さがより際立ちます。見た目よりもあっさりとした仕上がりなので、男性の方でもペロリといただけますよ。サクサク生地の「本マグロ」は、小倉あんのみとストレート勝負。あんの魅力をシンプルに楽しみたい方は「本マグロ」がおすすめ。そのまま食べるもよし、ミミの部分をあんに付けて食べてもよし。美味しい食べ方を見つけてみてください。スポット情報スポット名:さのきや住所:東京都中央区築地4-11-9 築地市場外電話番号:03-3543-3331鮮度抜群のマグロを味わえる「すし一番」新鮮な本マグロを提供する「すし一番」では、定期的にマグロの解体ショーを開催しています。100kg近くある本マグロが、職人さんの可憐な手捌きによって次々と解体されていくシーンは圧巻。楽しいおしゃべりも加わり、あっという間に、お寿司のネタへと変貌をとげます。さばかれたばかりの本マグロは、その場ですぐにいただくことも。新鮮な本マグロは口に入れた瞬間にとろけ、旨みが口いっぱいに広がります。噛む必要もないくらいやわらかい本マグロを味わえるのはこのお店だけ。“鮮度抜群”を五感で感じながら、本マグロを堪能してみてはいかがでしょうか。スポット情報スポット名:築地 すし一番 築地場外市場中央店住所:東京都中央区築地4-13-15電話番号:03-3524-7188築地食材を本格フレンチで楽しむ築地から仕入れた新鮮な食材をフレンチで楽しめる「Maison Michel(メゾン ミッシェル)」。オープンキッチンから聞こえる調理音が食欲をそそるこちらのお店では、シンプルで温かみのある料理を味わえます。なかでも魚介をふんだんに使った「築地の新鮮魚介を使ったブイヤベース」は、お店のイチ押しメニュー。ムール貝やホタテなどから出た濃厚な旨みが、香ばしく焼いた魚介と相まって上品な味わいに。特製ブイヤベースを絡めて食べれば、身も心も温まるホットなメニューになるでしょう。予算に応じて選べるコース料理や、100種類にも及ぶワインセラーなど、フレンチを思いっきり楽しむ要素がこのお店には揃っています。東京メトロ有楽町線「新富町駅」7番出口より徒歩2分の「Maison Michel」で、ぜひ、本格フレンチを満喫してみてください!スポット情報スポット名:Maison Michel住所:東京都中央区入船3-1-13 Centervillage築地2F電話番号:03-5244-9345
2018年07月02日変わった場所に佇む和モダンなお店仕事や買い物途中にホッと一息つきたいときに、カフェを利用することは多いですよね。最近は、面白いコンセプトや変わった場所にお店を構えたりと、個性あふれるお店がたくさんあります。今回ご紹介するカフェも“少し変わった”場所にお店を構えています。観光の小休憩や仕事の打ち合わせなど、幅広い用途で利用できるお店の魅力と自慢のメニューに迫ります!境内のなかに誕生したおしゃれカフェ東京メトロ日比谷線「築地駅」から徒歩1分の「築地本願寺」。結婚式や葬儀など法事全般を執り行うこのお寺の別棟には、来院された方にさまざまな情報を提供するインフォメーションセンターがあります。オフィシャルショップやブックセンターなど、心安らぐひとときを過ごせる施設内に、今回紹介するカフェ「築地本願寺カフェ Tsumugi(つむぎ)」も併設されています。和をコンセプトに、仏教や浄土真宗(じょうどしんしゅう)にちなんだ食事を味わえるお店は、全面ガラス張りで明るく、開放感があふれ、心落ち着く時間が流れます。店内からは「築地本願寺」の敷地内を見渡すことができ、本堂を眺めながらゆったりと食事を楽しむ、なんてことも。由緒ある本堂や境内の景色とともに、美味しい食事を味わってみてはいかがでしょうか。ビジネスマンからも人気が高い理由国内に8店舗展開する和モダンカフェ「カフェ ソラーレ Tsumugi(つむぎ)」の朝食に特化したお店として誕生した「築地本願寺カフェ Tsumugi」。朝食を楽しめることはもちろん、老舗の日本茶専門店「袋布向春園(たふこうしゅんえん)」とコラボしたハーブティーなど、満足度の高いメニューが充実しています。お店のスタッフいわく、仕事の打ち合わせで利用される方も多いそうで、ソファ席やテーブル席、さらには充電ができる長テーブルも備え、オフィス以外のさまざまな場所で仕事をするノマドワーカーにも嬉しい設備が整っています。浄土真宗にちなんだユニークメニュー朝に嬉しいおかずを種類豊富に楽しめる「18品の朝ごはん(税込 1,944円)」は、阿弥陀如来の四十八願の根本の願「第18願」にちなんだユニークな一品。お盆に小鉢がぎっしりと並べられたおかずの種類はなんと16種類。お味噌汁もセットで付いてくる至れり尽くせりなメニューです。朝は和食派の人のわがままを全て叶えてくれるでしょう。玉子や梅干し、昆布の佃煮など、朝の定番ともいえるおかずは、まるで実家で出されるご飯のよう。見慣れたおかずに心もホッと落ち着きます。食べ比べしながらバリエーション豊富なおかずを味わってみてください!おかずは2口ほどで食べきれる量になっているので、「食べきれるか心配」という方もご安心を。また、粥のおかわりは自由。お腹いっぱい食べたい方にも嬉しいサービスですね。冷たいデザートの後は、ハーブティーでほっこり気分。天然水の削り氷 袋布向春園お抹茶&北海道あずき中央アルプスの天然水で作った氷を細かく削り、ふわふわな食感に仕上げた「天然水の削り氷 袋布向春園(たふこうしゅんえん)お抹茶&北海道あずき(税込 918円)」。緑と白色のコントラストが美しいかき氷には、ツヤツヤに輝く北海道あずきがたっぷり。見た目からも充分美味しさが伝わってきます。ふわふわな氷は噛むとシャクっとした食感を楽しめ、シロップのほどよい甘さが抹茶のほろ苦さと絶妙にマッチしています。まずは抹茶とあずきを別々で、最後に2種のマリアージュを楽しんでみてください。親鸞聖人ごのみの小豆&ほうじ茶ハーブティー「築地本願寺カフェ Tsumugi」限定の「親鸞聖人(しんらんしょうにん)好みの小豆&ほうじ茶ハーブティー(税込 648円)」は、浄土真宗の宗祖である「親鸞聖人」が小豆を好んだという逸話から、ハーブティーに小豆をブレンドした一品。小豆×ハーブティー、ちょっと珍しい組み合わせですが、ほうじ茶の香り豊かな風味と小豆のほのかな香りが上品な味わいに仕上がっています。ハーブティーや小豆が好きな方は注文してみてはいかがでしょうか。境内カフェで、お酒片手にホッと一息。食事やデザートを紹介してきましたが、16:00からはアルコール類の提供もされます。仕事中の利用もおすすめですが、仕事終わりの自分へのご褒美におしゃれなお店でお酒を楽しむのも悪くありませんよ。東京メトロ日比谷線「築地駅」出口1から徒歩1分と、駅からも近いのでゆったり過ごせます。朝、昼、夜とさまざまなシーンで活用できる「築地本願寺カフェ Tsumugi」で、まったりしてみませんか。休憩はもちろん、築地散策やお参りがてら立ち寄るのにもおすすめです。スポット情報スポット名:築地本願寺カフェ Tsumugi住所:東京都東京都中央区築地3-15-1 築地本願寺インフォメーションセンター電話番号:03-5565-5581
2018年06月29日築地でウニを味わうなら「うに虎」に決まり!東京・築地場外市場にある「築地虎杖 うに虎(つきじいたどり うにとら) 中通り店」は、毎朝築地で仕入れられた国内・海外問わずその時美味しい生ウニをふんだんに使用したメニューが多く揃う、ウニ好きにはたまらないウニ専門店。店内ではカウンター席で、職人の仕事を目の前で眺めながら食事を楽しむことができ、高級食材を扱うお店ながらも会話の弾むカジュアルな雰囲気があります。個室の席もあるので落ち着いた空間で食事を楽しみたい人にもおすすめです。数量限定「国産濃厚うに丼」今までのウニ丼の概念を覆す、まるでフランス料理みたいな上品な見た目のウニ丼。口に入れた瞬間、濃厚なクリームとウニの風味が広がります。周りの濃厚なクリームソースは卵黄と昆布だしがきいた深い味わい。ご飯とウニに絡めて食べると、よりウニのおいしさを味わうことができるおしゃれな一品です。数量限定「厳選五種食べ比べ丼 雅」ウニは個体差が大きい食材。人気ナンバーワンのメニュー「厳選五種食べ比べ丼 雅」では、産地によって異なる見た目や、甘みが強いもの、磯の香りが強いものなど、さまざまな風味を楽しむことができます。その日仕入れたウニのなかでも一番おいしいウニを使用しているため、毎日違う味を楽しむことができるウニ好きにはたまらない一品です。「うに丼 A」ウニを存分に味わえるシンプルなウニ丼。別注文でトッピングを追加することができます。お店おすすめの食べ方はいくらのトッピング。最初はウニだけで味わって、次にいくらをのせることでシンプルなウニ丼がウニいくら丼に変身。さらにトッピングを追加すればもっと豪華なウニ丼に。1つのメニューでたくさんの楽しみ方ができますよ。心ゆくまで新鮮なウニを楽しんで「築地虎杖 うに虎 中通り店」は、東京メトロ日比谷線「築地駅」から徒歩5分ほど。晴海通り沿いにある中通りへ入り、大きい蟹と鮪のオブジェがついた建物「虎杖マーケット」の向かいの路地を入った左手にあります。築地でウニを思う存分味わうならここで決まりです。新鮮なウニを心ゆくまで楽しんで。スポット情報スポット名:築地虎杖 うに虎 中通り店住所:東京都中央区築地4-10-5カネシン水産ビル1F電話番号:03-6327-5874
2018年06月29日テリー伊藤さんの実家としても有名な玉子焼き専門店東京・築地市場で、大正末期から100年近く続く玉子焼き専門店「丸武(まるたけ)」。演出家やタレントとしてマルチに活躍している、テリー伊藤さんの実家としても有名です。店先からは、奥で玉子を焼いている姿も見ることができ、職人の手さばきを間近で感じることができます。小腹空きにぴったり「焼き玉」お店の看板メニューである、新鮮で栄養たっぷりの卵を使った焼き立ての厚焼き玉子を、一切れ100円というお手頃価格で楽しめる人気メニュー「焼き玉」。ホッとするようなやさしい甘さが特徴です。焼きたての玉子焼きを味わえるのは築地店だけ! お店伝統の奥深く上品な味わいをぜひご堪能ください。新商品「玉子焼味シューアイス」「丸武」の玉子焼きをモチーフに、出汁感と濃厚な卵の味わいにこだわってつくられたお店の新商品。こんがりとしたクッキー生地の中に、出汁のきいた玉子焼き味のアイスが入った、新感覚スイーツです。スイーツみたい「伊達ロール」子どもでも食べやすいように、伊達巻をスイーツ風に仕上げた一品。チーズ、チョコレート、抹茶の3種類がラインナップ。チーズ味には魚のすり身にクリームチーズ・マスカルポーネの2種類のチーズを加えることで、味に深みを出しています。お惣菜のような、スイーツのような、ユニークな味わいをお楽しみください。おみやげにもぴったりですよ。※「伊達ロール」は、丸武の数件隣にある「つきじ丸武玉子焼スイーツ」にて販売されています。築地に訪れたなら、ぜひ立ち寄ってみて!「丸武」は、都営地下鉄大江戸線「築地市場駅」より徒歩3分、東京メトロ日比谷線「築地駅」より徒歩5分ほどのところにあります。素材の旨味と秘伝の出汁でつくられた、高級玉子焼きは、築地に訪れた際にぜひ味わっていただきたい一品。焼きたてをワンコインで手軽に楽しめる「丸武」へ、ぜひ足を運んでみてください。スポット情報スポット名:丸武住所:東京都中央区築地4-10-10 築地センタービル1F電話番号:03-3542-1919
2018年06月27日築地場外市場で一番マグロ解体ショーを行っているお店東京・築地場外市場にある「築地 すし一番 築地場外市場中央店」は、マグロの解体ショーを楽しめるお店です。年間約200本もの本マグロを解体しているそう。大迫力のマグロ解体ショーを楽しんだあとは、解体されたばかりの新鮮な本マグロをいただくことができます。職人の手さばきに圧倒される「マグロ解体ショー」100kg近くある大きな本マグロを、職人さんが楽しいおしゃべりを交えながら、熟練の綺麗な手さばきであっという間に解体してしまう姿に圧倒されること間違いなし。土日のみ開催されており、土曜11:00からは「すし一番 築地場外市場中央店」で、日曜10:00からは「すし一番 4丁目場外市場店」にて、マグロの解体ショーを楽しむことができます。口に入れた瞬間とろける。絶品新鮮マグロを堪能解体ショーでさばかれた本マグロは、店内ですぐに味わうことができます。今回は、お寿司を握っていただきました。新鮮な本マグロは、どの部位もやわらかく、あまり噛まなくても食べられるほど。口に入れた瞬間、舌の上でとろける本マグロの旨みをぜひ味わって。極上本マグロを存分に楽しんで「築地 すし一番 築地場外市場中央店」は、都営地下鉄大江戸線「築地市場駅」のA1番出口、または東京メトロ日比谷線「築地駅」より徒歩2分ほどのところにあります。大迫力の解体ショーと、新鮮で旨みたっぷりの本マグロを楽しめるお店にぜひ足を運んでみてはいかがですか。スポット情報スポット名:築地 すし一番 築地場外市場中央店住所:東京都中央区築地4-13-15電話番号:03-3524-7188
2018年06月21日ここでしか出合えない“まぐろ焼き”とれたての鮮魚が集まる東京・築地市場。築地といえば、寿司や煮付けなどでも大活躍するマグロを想像される方も多いのではないでしょうか。今回は築地場外市場に佇む、大人から子どもまで老若男女問わず人気を集めるマグロをお菓子にしたお店「さのきや」をご紹介します。たい焼きならぬ“まぐろ焼き”を提供するこちらのお店では、外側がサクサクの生地に自慢の小倉あんをたっぷりと詰め込んだ「本マグロ」や、小倉あんとあんずの甘さが絶妙にマッチした「中トロ」など、味もさることながら、ユニークなメニューが揃います。食べ歩きにもぴったりなまぐろ焼きとともに築地散策を楽しんでみてはいかがですか。もちもち食感がたまらない「中トロ」真っ白いフォルムが特徴的な「中トロ(税込 220円)」には、米粉を使いもちもち感を出した生地に小倉あんとあんずをトッピング。あんの濃厚で優しい味わいと、あんずの甘酸っぱいフルーティーさが口の中で混ざり合い、軽やかなハーモニーを奏でます。酸味がアクセントになり全体的にすっきりとした味わいに仕上がるので、しつこくなくさっぱりとした味を楽しめるでしょう。皮の部分は時間が経つと固くなってしまうそうなので、もちっとした食感を楽しみたい方は、なるべく早く召し上がることをおすすめします。甘味ののった「本マグロ」「さのきや」の看板メニューでもある「本マグロ(税込 200円)」。「中トロ」のもちっとした生地とは異なり、サクサクの生地の中にたっぷりの小倉あんが入っています。薄皮の生地に、今にも破れそうなほどあんが詰め込まれたこのメニューは、そのままそのまま食べるのも、外側の皮を中のあんにつけて食べるのもおすすめ。サクサクの皮はしっとりとしたあんと絶妙にマッチし、上品な味わいを楽しめますよ。パリパリ食感がたまらない「まぐろ最中アイス」ミルク・抹茶・いちごみるくの3種のフレーバーから選べる「まぐろ最中アイス(税込 220円)」は、これからの暑い季節にぴったりな一品。甘さ控えめな抹茶のアイスと小倉あんを一緒に食べると、落ち着きのある味わいに。冷たいアイスとパリパリの最中の相性も抜群です。お好みのフレーバーで小倉あんとのコラボレーションを楽しんでみてください。※今回は抹茶のフレーバーをご紹介しています。まぐろ焼きをおともに築地散策へ出かけよう!独創性あふれるメニューを提供する「さきのや」には、“まぐろ焼き”のおともにぴったりな、自家製梅シロップで作る「梅スカッシュ」や、こだわりの酒粕を使用した「甘酒」など、飲み物も充実しています。東京メトロ日比谷線「築地駅」から徒歩5分ほどの場所にある、「さきのや」でまぐろ焼きを片手に築地散策へと出かけてみませんか。スポット情報スポット名:さのきや住所:東京都中央区築地4-11-9 築地市場外電話番号:03-3543-3331
2018年06月21日ディーン・フジオカ主演で世界的な復讐劇「モンテ・クリスト伯」をドラマ化した「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」が6月14日に最終回を迎えた。2時間SPで綴られた壮絶な復讐の結末に視聴者たちはそれぞれの想いをSNSにアップ、本作の終了を惜しんでいる。本作は愛、将来、自由、仕事、自尊心、すべてを奪われた主人公・柴門暖が異国の地で壮絶な日々を乗り越え、「モンテ・クリスト・真海」として帰国。実直な人間から“復讐鬼”と化し、自分を陥れた3人の男に復讐を果たしていく物語。暖/真海をディーンさんが、彼が復讐を誓う、かつて暖を陥れた男たちとして、南条幸男を大倉忠義が、神楽清を新井浩文が、入間公平を高橋克典がそれぞれ演じる。また元々暖と結婚するはずがその後幸男の妻となったすみれには山本美月を迎え、幸男のマネージャーだが暖と共に復讐に携わる江田愛梨に桜井ユキ、清の妻だが公平の愛人でもあった神楽留美に稲森いずみ、入間の妻・瑛理奈に山口紗弥加、公平の前妻の子・未蘭に岸井ゆきの、不遇な生い立ちの若き実業家・安藤完治に葉山奨之、未蘭の恋人・守尾信一朗に高杉真宙、暖が投獄される原因となった貞吉に伊武雅刀といったキャストが揃った。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回では信一朗が未蘭に飲ませた“毒”が解毒剤で、瑛理奈から未蘭を守るために真海が裏で手を回していたことがわかり、未蘭は無事生還。一方の瑛理奈は服毒自殺。完治は留美が実の母と知りショックを受け、そのうえ公平に刺され埋められるも、真海の秘書・土屋によって助けられる。留美は真海から渡されたDNA鑑定書を手に公平の悪事を告発。公平は妻・瑛理奈の死と留美の告発で精神を病み医療刑務所送りとなる。幸男、神楽にも復讐を果たした真海はすみれを呼び出し、2人の前ですみれに真海と「結婚します」と言わせると、自らの周囲に撒いた灯油に火をつける。そこに向かう愛梨と真海の秘書・土屋。ラストは真海が愛梨らしき女性と海辺でたたずむ場面で終わった。重厚感と緊迫感あふれる2時間が終わるとSNS上には「もっと見ていたい。華麗なる復讐だった…」「ラストがまた良かった!そしてディーン・フジオカの曲がまた合ってるんだよー」「俳優さん全員の演技力を圧倒されっぱなしのドラマでした」などの声があふれ、深夜には「モンテ・クリスト伯が終わってしまった辛さで、ねれない…」というツイートまで。多くの視聴者が本作の終了を惜しんでいた。(笠緒)
2018年06月15日主人公のモンテ・クリスト・真海が、自分をおとしめたかつての親友、先輩たちに容赦ない復讐を展開しているフジテレビのドラマ、木曜劇場「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」。明日14日(木)21時に最終回を迎える本作から、主演ディーン・フジオカよりスペシャルコメントが到着した。■第9話(最終話)あらすじ南条幸男(大倉忠義)、神楽清(新井浩文)、入間公平(高橋克典)へのモンテ・クリスト・真海(ディーンさん)の復讐は、彼らの家族たちも巻き込みながら結末を迎えようとしていた。真海が守尾信一朗(高杉真宙)に渡した薬を飲んだ未蘭(岸井ゆきの)は未だに昏睡したままで面会謝絶。未蘭を排除した瑛理奈(山口紗耶加)は、いよいよ貞吉(伊武雅刀)を殺害しようとするが…。一方、倉庫に閉じ込められた神楽は、国有地売却の件で議員と自分に闇献金疑惑がかけられ東京地検特捜部が捜査に動いたことを知る。そして、幸男とすみれ(山本美月)は真海に会いに行こうとするが、その途中で愛梨(桜井ユキ)から明日花(鎌田英怜奈)と一緒にいると連絡が入る…。その頃、真海は入間に留美(稲森いずみ)と安堂完治(葉山奨之)が一緒に逃げていると教える――。■「ハマリ役」の復讐鬼、真海に出会えて「本当にありがたい」復讐をするためなら、周囲を巻き込もうとも気にも留めない復讐鬼を「ハマリ役」と言われることについて、ディーンさんは「ハマリ役と言っていただける役に出会えるというのはめったにないことなので、うれしいです。俳優って自分がイニシアチブを取る(主導する)仕事ではないじゃないですか。だから、そういう役と巡り合わせていただけて本当にありがたい、光栄なことだなと思います」とコメント。真海について「実際に演じる前は、早口で一気に話していって、最後の一言二言だけすごくゆっくり言葉を置く、というようなイメージだったんです」と言い、その理由を「他の言語だと往々にして、一気に話して相手が返してこなかったら“最後の一言を取った方が勝ち”みたいなところがあるじゃないですか。でも日本語は逆で、相手を詰めるよりも、相手に言わせておいて一歩下がってすかす。それが日本語での社会の駆け引きの仕方だなと思っていたんですよ」と、日本語のみならず、英語、中国語などの多言語を話すディーンさんらしい分析で説明。「相手が反論できないくらい追い詰めて、最後の言葉を取ってしまうと“余裕がない人”と捉えられるというか…一言で必殺!というようなことが日本語の美学かなと思ったので、真海のセリフ、立ち振る舞いはそういうところを意識して演じました」と最終回を前にして改めて、役作りについて語ってくれた。■見どころは「絶望の向こう側」!そして、いよいよ24時間後に迫った最終回の見どころについては、「見ないと損ですよ、絶望の向こう側を(笑)」とブラックユーモアたっぷりにコメント。「絶望の後には希望しかないんじゃないかって思いたいですね。ドラマは一つの絵画のようなものですよね。最後の絵がどういう絵になるのかというのは…最後で皆さんがどう感じていただけるかというのは、一話から通して見ていただいた方が重みも違ってくると思うし、導き出す答えというのも変わってくると思うので…ぜひ最初から、“一番最後の絵”にたどり着くまで堪能していただきたいですね」と、真海さながらの気品あふれるコメントを残してくれた。木曜劇場「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」最終回2時間スペシャルは、6月14日(木)21:00~放送。(text:cinemacafe.net)
2018年06月13日復讐劇の決定版「モンテ・クリスト伯」を原作に、ディーン・フジオカが主演を務めるドラマ「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」が、6月14日ついに最終回を迎える。この度、放送を目前に控えた本作の出演者が、次々とクランクアップしたことが分かった。まず最初、ディーンさん演じる暖の元婚約者、南条(旧姓・目黒)すみれを演じた山本美月は、取り乱して大絶叫するシーンでアップ。「まだ終わった気がしなくて、明日からも来てしまうような感じ」とまだクランクアップの実感がわいていないと話す山本さんは、「母親役など初めての経験をさせていただいて…すみれの心もすごく揺れ動くので(役作りに)悩まされたんですけど、無事にクランクアップすることが出来ました」と笑顔で挨拶。暖を排除した神楽清役の新井浩文と俳優・南条幸男役の大倉忠義(「関ジャニ∞」)は、ボロボロの痛々しい姿でのクランクアップとなった様子。「久しぶりに西谷(弘)監督とご一緒させていただけて、とっても楽しかったです。いつかまた会えるようにがんばりたいです」(新井さん)、「すごい終わり方でしたけど、良い役をいただいて本当にありがとうございました」(大倉さん)とそれぞれ出演した感想を述べた。また入間公平役を怪演した高橋克典は、「お疲れ様でした。周りを見回しながら、回を追うごとに役作りを探っていく作業が非常に楽しかったです」と挨拶し、「視聴者のみなさんが〇〇してくれると思います。では、また!」と意味深なコメントを寄せている。果たして“〇〇”とは…?ぜひ、最終回で確認して欲しい。そしてオールアップの日、本当の収録最後のシーンでクランクアップを迎えたのは、主人公・真海=暖を演じたディーンさん。スタッフから花束が手渡されると、「ありがとうございました。本当にみなさんお疲れ様でした。楽しかったです」とまず挨拶。続けて「最初に“柴門暖からモンテ・クリスト・真海にキャラクターが生まれ変わる”と聞いたときに、大丈夫かな?と、不安な気持ちもありました。でも、役作りの過程で、僕自身もふり返ると日本に住んでいなかった期間があるので、(暖の)15年間の重みみたいなものを実感出来て真海というキャラクターの血となり肉となり、とすることが出来ました。真海とシンクロして行く日々が有意義で…」とふり返り、「本当に素敵な役に出会えたことを心から感謝しております」と言いながら笑みを浮かべ、ガッツポーズする場面もあった。最終話(第9話)あらすじ南条幸男(大倉忠義)、神楽清(新井浩文)、入間公平(高橋克典)へのモンテ・クリスト・真海(ディーン・フジオカ)の復讐は、彼らの家族たちも巻き込みながら結末を迎えようとしていた。真海が守尾信一朗(高杉真宙)に渡した薬を飲んだ未蘭(岸井ゆきの)は、未だに昏睡したままで面会謝絶。信一朗は入間からも促され、真海の別荘を訪ねる。詰め寄る信一朗に、真海はもうすぐ死んで償うと詫びた。未蘭を排除した瑛理奈(山口紗耶加)は、いよいよ貞吉(伊武雅刀)を殺害しようとするが、そこに入間が帰ってきてしまう。一方、倉庫に閉じ込められた神楽は、国有地売却の件で議員と自分に闇献金疑惑がかけられ東京地検特捜部が捜査に動いたことを知る。そこに天野満(柳俊太郎)が手下を連れて現れた。天野は神楽に拷問を始めるが、それはかつて柴門暖が受けたような過酷なものだった…。木曜劇場「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」最終回は6月14日(木)21時~フジテレビにて2時間スペシャルで放送。(cinemacafe.net)
2018年06月11日手づくりの祭典「クリーマクラフトパーティ2018」を開催。2018年1月20日(土)、21日(日)にインテックス大阪にて行われる。「クリーマクラフトパーティ」は、関西最大級のハンドクラフトの祭典。ハンドメイドの雑貨やアクセサリーを買ったり、自ら手作り体験をしたり、手作りフードを味わったり…と様々な”手づくり”に満たされた会場で、あたたかなクラフトの世界に癒されて。会場には、4つのエリアを設置。インテリアからファッション、アートまで、日本各地で活躍する約3,000名の作家が集結し、作品を販売する「マーケットエリア」、伝統工芸士や人気クリエイターに教わりながら手作り体験ができる「ワークショップエリア」、こだわりの焼き菓子やパン、ジャムなどを販売する「フードエリア」、そして音楽を楽しみながらほっと一息くつろげる「ミュージック&カフェエリア」だ。【詳細】クリーマクラフトパーティ 2018開催日時:2018年1月20日(土)・21日(日) 各日10:00〜17:00会場:インテックス大阪 6号館 C住所:大阪市住之江区南港北1-5-102入場料:前売り券 700円 / 当日券 900円 ※1日分購入方法:e+(イープラス)/セブンチケット/チケットぴあ/楽天チケット/ローチケ HMV出展者数:約3,000名 (見込み/2日間合計)※出演アーティスト、ワークショップ詳細については順次発表。
2017年11月10日緑豊富な奥沢にあるマグロ好きの聖地緑も多く、住みやすい街と言われている世田谷・奥沢。その一角に「入船寿司」はあります。飾らない店構えで落ち着いた雰囲気です。お寿司がメインですが、新鮮な海産物を使った丼物やちらし寿司なども人気で、予約なしでは入るのが困難。リピーターも多く、遠方から足を運ぶ人もいるほどです。厳選された最高級のマグロのみを使用し、さまざまな部位の味が贅沢に堪能できます。マグロ好きにはまさに天国ともいえる寿司店です。狙ったマグロは逃さない! 最高級のマグロに会える店「入船寿司」は創業40年以上の老舗で、テレビでも取り上げられるほどマグロで有名なお店です。「築地で水揚げされたその日一番のマグロは、この店に来れば出会える」と言われているほどで、店主のマグロへのこだわりの強さがわかります。妥協しない素材選びと、鍛え抜かれた職人の腕前が多くのファンを虜にしている理由です。まさに名前の通り! リッチな「マグロづくし寿司」脂が少なくヘルシーで女性にも人気の高い「赤身」や、うまみと脂身が特徴で高級部位の「大トロ」など、マグロのさまざまな部位が堪能できる「マグロづくし寿司(税込21,600円)」。ぜいたくという言葉がぴったりの逸品で、食べた人の印象に強く残ります。マグロの握りが12貫に巻物と玉子。それぞれの味がしっかりしていて、素材本来のうまみを感じることができ、「お寿司を食べた」というよりは、「マグロを食べた」というほうがしっくりくるでしょう。特別な日の贅沢を、こだわり空間で堪能多様なシーンで利用可能な「入船寿司」。予約制の完全プライベート個室、職人の熟練された技を間近で見ることができるカウンター席、家族団らんなどグループで過ごせるテーブル席の3つが用意されています。落ち着いた雰囲気の店内で、マグロ一筋の名物店主が腕を振るいます。そこはゆったりと時が流れる大人な空間です。昔ながらの雰囲気は海外からのゲストにも喜ばれています。人気店ゆえ、確実に入りたい場合には予約することをおすすめします。築地の一番マグロここにあり! 名物店主の熱いこだわり「日本一のマグロバカ」と言われるほどの名物店主。築地に入荷するその日の一番マグロは「入船寿司が来る」と伝説になっています。金額を問わず、よい物を提供したい一心で、最高級のマグロをセリ落とします。その熱い想いに引き寄せられるように、全国のマグロ通が「入船寿司」に集います。口の中でとろけるマグロはまさに絶品で言葉も出ません。マグロ好きの人にはぜひおすすめしたいお寿司屋さんです。東急目黒線「奥沢駅」から徒歩1分、東急東横線「自由ヶ丘駅」から徒歩10分の住宅街に「入船寿司」はあります。飾らない店構えはそこはかとない懐かしさを放ち、老舗ならではの雰囲気です。本物のマグロを味わいたい方、マグロ好きな方は必見です。スポット情報スポット名:入船寿司住所:東京都世田谷区奥沢3-31-7電話番号:03-3720-1212
2017年10月23日築地発祥の老舗お料理菓子屋「築地ちとせ」が、9月11日(月)より「ちとせのおいも餅」の販売を開始しました。まるでスイートポテトの様な秋の実りを感じる逸品「ちとせのおいも餅」は、種子島産の安納芋を使った芋あんと相性の良い北海道産バターを練り込んだクリームをやわらかなお餅で包んだ、まるでスイートポテトの様な秋の実りを感じる逸品です。◆詳細販売期間:9月11日(月)~無くなり次第終了価格:8個入896円(税込)築地ちとせ東京の台所、築地。大正元年、食にゆかりの深いこの地で「御菓子司ちとせ」を創業。宮内庁御用達を拝命する等、確かな技で歴史を刻んできました。「東京お料理菓子」は日本各地の選りすぐりの食材が集まる築地ならではの新たなお菓子。東京の食文化の粋をお菓子で楽しんでみてはいかが。築地ちとせの天ぷらせんべい春先に水揚げされ、甘い身が特徴の良質な天然えびをふんだんに使用しています。日本三大葱の一つ「岩津ねぎ」等、その他五種のこだわり食材でかき揚げを表現。サクサクの食感を楽しめます。6枚入648円(税込)12枚入1,306円(税込)18枚入1,900円(税込)30枚入3,229円(税込)店舗情報・羽田空港特選和菓子館店[羽田空港第1旅客ターミナル2F]営業時間6:00~20:00(無休)・羽田空港フードプラザ店[羽田空港第2旅客ターミナル3F]営業時間8:00~19:30(無休)・キッテグランシェ店[JPタワーB1F]営業時間平日/土曜10:00~21:00日祝10:00~20:00定休日キッテグランシェに準ずる・東北道パサール羽生店[東北自動車道下りパサール羽生]営業時間8:00~20:00(無休)・ルミネ新宿店[ルミネ新宿LUMINE1B2F]営業時間10:00~22:00定休日LUMINEに準ずる
2017年09月15日(撮影:加藤順子) 7月4日の正午前の東京・築地市場。すでに早朝のセリは終わっていたが、いまもターレと呼ばれる1人乗りの荷物運搬車が縦横無尽に行き交い、市場ならではの活気と喧騒は続いていた。 野菜などの段ボールが積み上げられ狭くなった通路を、そのターレを巧みによけながら、市場の少し奥まった場所にある古めかしいビルの会議室まで、緑色の自転車でやってきたのが山口タイさん(74)。老舗の鮮魚仲卸「樋徳商店」の女将さんだ。 東京都中央区の、銀座からも1キロほどという立地での開業以来、80年以上にわたり「日本の台所」役を担ってきた築地市場が、移転問題で揺れ続けている。 老朽化を主な理由として、江東区豊洲への移転が決定されたのが’01年。’16年11月には新規開業の予定だったが、直前に就任した小池百合子都知事(65)が、豊洲の安全性の確保が不十分であることなどを理由に移転延期を発表。これを受けて今年1月17日に、卸業者が陳列する魚介類などの食材を“セリ”で買い取る築地の仲卸業者を中心とした女性たちのグループ「築地女将さん会」が発足。タイさんは、周囲に推されて、その初代会長に就任した。 「私たちは、移転したら“食の安全”が守れないと、15年も前から汚染などについて勉強し、反対を訴えてきました。その後、盛り土がなされていなかったり、次々と有害物質の存在が明るみに出ましたので、移転してしまっていたらと考えるとゾッとします」 しかし、築地で暮らしてきた女将さんだから言えるそのよさを、どう伝えたらいいかを模索しているうちに、事態はどんどん進行していった。 今年6月20日。「築地は守る。豊洲は活かす」。小池都知事らしいキャッチーなフレーズで、築地市場は5年後をめどに「食のテーマパーク」を有する拠点として再開発すること、豊洲市場は冷凍冷蔵などの機能を強化した総合物流拠点とすることなどの基本方針が発表された。 7月2日の都議会議員選挙では、都知事率いる「都民ファーストの会」が圧勝。築地女将さん会の月1回の定例会が行われたのは、このわずか2日後だった。 市場内にある会議室には、定刻の12時までに、タイさんはじめ、旗揚げメンバーのほぼ全員の30人の女将さんたちが次々に集合した。仕事の途中で駆けつけたのか、前掛け姿のままの女将さんも。 「小池都知事の基本方針の発表で、市場移転問題が忘れ去られてしまわないよう、私たちは、ますます声をあげていかなければなりません」 会長の挨拶を口火に、さまざまな意見が飛び交った。 「都知事は、選挙で信頼を得られたと言っている。知事の基本方針を都民の6割が支持するというけれども、3割の反対意見も聞いてほしい」 「銀座あたりから流れてくるお客さまや、高齢の方も、豊洲では、やっぱり通えないと思うんですよ」 「都議会選挙が終わって、現実も見なきゃね……」 2時間の間、それぞれの話に眼鏡越しに相づちを打ちながら聞いていたタイさんが、最後にに再び口を開く。 「豊洲には『行けないんです』ということを、あらためてはっきり申し上げたい。汚染の問題もあるし、このままでは移転費用がまかなえなくて、廃業せざるをえない店も出てきます。そんな現状を、小池都知事に届けましょうね」 巻き起こる拍手を聞きながら、タイさんは、会の結成当初を思い出していた。 「もう男の人たちだけに任せてはおけない。その思いでみんな集まりました。男性ですと確執もあったりするんですが、女性たちはしがらみもなく、“女将さん”というキーワードでつながることができたんです」 築地を、食の文化を守ることは、命を守ること。消費者や業者との店先でのやり取りや、暮らしの声と密接に関わってきた女性だからこそ感じることがある。それを小池都知事に伝えたい、もっと広く世の中に届けたい。その思いは強くなる一方だった――。
2017年07月23日(撮影:加藤順子) 東京都中央区の、銀座からも1キロほどという立地での開業以来、80年以上にわたり「日本の台所」役を担ってきた築地市場が、移転問題で揺れ続けている。 老朽化を主な理由として、江東区豊洲への移転が決定されたのが’01年。’16年11月には新規開業の予定だったが、直前に就任した小池百合子都知事(65)が、豊洲の安全性の確保が不十分であることなどを理由に移転延期を発表。これを受けて今年1月17日に、卸業者が陳列する魚介類などの食材を“セリ”で買い取る築地の仲卸業者を中心とした女性たちのグループ「築地女将さん会」が発足。老舗の鮮魚仲卸「樋徳商店」の女将・山口タイさん(74)は、周囲に推されて、その初代会長に就任した。 今年6月20日。「築地は守る。豊洲は活かす」。小池都知事らしいキャッチーなフレーズで、築地市場は5年後をめどに「食のテーマパーク」を有する拠点として再開発すること、豊洲市場は冷凍冷蔵などの機能を強化した総合物流拠点とすることなどの基本方針が発表された。 7月2日の都議会議員選挙では、都知事率いる「都民ファーストの会」が圧勝。築地女将さん会の月1回の定例会が行われたのは、このわずか2日後だった。その定例会でタイさんは30人の女将さんを前に、こう宣言した。 「豊洲には『行けないんです』ということを、あらためてはっきり申し上げたい。汚染の問題もあるし、このままでは移転費用がまかなえなくて、廃業せざるをえない店も出てきます。そんな現状を、小池都知事に届けましょうね」 長年かけて育んできた顧客との関係、商売敵の壁を超えて支え合ってきた仲間。タイさんは女性のネットワークを生かして、築地でしか営めない生活を守ろうとしている――。 「樋徳商店さんとは、先代からのお付き合いです」。女将さん会メンバーで、実家の鮮魚仲卸「大仲」を35歳で継いで、社長も務めていた今井千鶴さん(65)が語る。 「魚河岸は、なにしろ“切った張った”の世界。築地の女将さんのなかには、朝3時半に三つ指ついて、『行ってらっしゃいませ』と、ご主人を送る方もいます。外から嫁いだタイさんが女将としてやっていくには、陰でご苦労もあったと思います。彼女はみんなをやわらかくおさめることができる人望の持ち主。先代のご夫婦も、“縁の下の力持ち”という存在でしたね」(今井さん) 同じくメンバーで、場内の飲食店「豊ちゃん」の女将だった長田光子さん(90)はこう話す。 「もう亡くなりましたが、築地の飲食業組合の役員をしていた主人のモットーは、『役員会の招集がかかればすぐに店を空けられるように、1人は従業員を余分に雇っておくんだ』。リストラばかりが言われる現在とは真逆の発想でした。タイさんは、またたく間にみんなの意見をまとめて、堂々としています」(長田さん) 証言に出てきた、樋徳商店の先代の“縁の下の力持ち”的なエピソードは、タイさん自身の口からも語られた。 「あるとき、ほかの店のお客さんがウチに来て言うんです。『ひいきにしている店主が具合が悪くて店を畳みそうだから、今度は樋徳さんから買いたい』と。すると、先代はこう話したんです。『そんなこと言わないで、あちらで買ってあげてくださいよ。私で手伝えることはしますから』」(タイさん) 築地には、つかず離れずながら、いざというときには、グッと相手の懐ろに入り込む人情が生きていた。もちろん、いまも受け継がれている。 「うちの息子も、お客さんがたとえば安い魚を買おうとしていると、はっきり言います。『これは昨日のものなので、煮物ならいいですが、生ならあっちのがいいですよ』と。ごまかして売ることはしないというのは、私には頼もしく見えます」(タイさん) ここに仲卸の“目利き”の存在価値があり、それこそが築地の文化だと言う。もう一つ、築地が培ってきたもの。それが、“横のつながり”である。 「水産仲卸のいちばん端っこにある店はなかなか売れないけど、奥がいちばん面積は広い。だから、不公平にならないよう、4年に1度、抽選で場所替えをやるんです。引っ越しのときには、各店舗でネズミ駆除をやり、ときには、その店に合った備品を置いていったり。そんな譲り合いの精神があるんです。移転が言われだしてからは、いずれいなくなるんだからということで場所替えの抽選も10年ほど行われていませんが……」(タイさん) 譲り合いは、互いを思いやる気持ちから生まれる。タイさんには、忘れられない出来事がある。 「もう20年以上前でしたが、親しい人が病気になって、私はすごく落ち込んでしまって。そのとき場外のスーパーを経営する奥さんに、『近所にはみんないるんだよ。なんかあったら、声をかけてね』と言ってもらえて。それで、すごく明るくなれたんです」(タイさん) 家族や一緒に働く人たちと半世紀以上を築地で過ごしてきたタイさんだからこそ、見えている景色がある。 「壁がないんです。ほら、うちの周囲を見てもわかりますが、お店が仕切られていなくてつながっている。ふだんから、『氷、ちょうだいね』とか、『もらうわよ』と声をかけながら、パッと手を伸ばして隣の青い包み紙を借りたりね」(タイさん) その遠慮のなさも、先代の義母から自然に受け継いだ、ふだんのほどよい距離感があってこそ生きるもの。 「豊洲に行くと1軒ずつ、壁で仕切られた設計です。移転で、単に壁ができるだけではなく、それは綿々と受け継がれてきた、築地の文化がなくなってしまうことなんです。そのよさも小池都知事にお伝えしていきたいですね」(タイさん)
2017年07月23日「5月24日、市場問題プロジェクトチーム(以下「PT」)で提案された『第1次報告書案(案)』中の『築地改修案』に、築地市場敷地内にレストランや見学コースなどのレジャー施設を設け、さらに“ツインタワー”を建設するというプランがありました。これは“築地市場のテーマパーク化”。築地を売却せず、市場を自立させる大胆な“ウルトラC”案といえます」 こう話すのは、市場問題を取材しつづけ10年になるジャーナリストの池上正樹さん。6月23日の告示まで3週間を切った東京都議会議員選挙の公約として、都議会自民党は「早期の豊洲移転」を明言。これに対し、小池都知事の会派・都民ファーストの会は「総合的な判断」と明言を避けている。 そんななか、築地、豊洲、両市場の事業の見直しや、今後の市場のあり方などについて検討し、その結果を都知事に報告するPT(座長は小島敏郎氏)の会議が開かれた。そこで提案された“築地テーマパーク化”とは一体どのようなものなのだろうか。 「開場したら毎年100億円もの赤字が出ると試算された豊洲市場に移転せず、老朽化している築地市場を敷地内の空いている土地を利用し運営、もしくは一時的にどこかに移転して改修する、という案です。案に盛り込まれている“ツインタワー”とは、テナント用の高層ビルで賃料を確保する選択肢です」 さらに隅田川沿いに眺望のいいレストランなどをオープンして築地のブランド力をアップさせ、日本中、ひいては全世界からの集客も狙っているという。“汚染”が危惧される豊洲市場。“移転中止”への秘策ともいえるこの案は、さながら都知事側から都議会自民党に対しての“先制パンチ”のようにも映る−−。 このプランをどう捉えているのか、26日の会見で、本誌記者が都知事を直撃質問すると、小池都知事はこう答えた。 「築地のブランド力というのは、国内外で誰もが認めるところで、先日も『シャネル』社長のリシャール・コラスさんが《築地のブランド力のすごさ》に言及されたことを知りました。一方で、老朽化していることも事実で、環境の『安心・安全』について科学的、法的に調査を進めていこうと思います」 さらに、築地を「東京湾に面した非常に夢のある地域」としたうえで、こう続けた。 「船旅などでも水辺をもっと活用すべきではないかと。PT案は、『今後の築地の展開にはいろいろな考え方がありますよ』とご提示いただいたものだと思います。築地ブランドをどう生かしていくのかは、市場のあり方の戦略そのもののひとつ。『市場の持続可能性』について、さまざまな観点から進めているところですので、いろいろな案を私は歓迎したいと思っております」 これまで豊洲移転か築地改修かを、PTや専門家会議からの報告を受けたうえで「総合的に判断する」と言ってきた都知事。今回も言葉を選んで明言は避けたものの、「築地テーマパーク化」案に関しては“好感触”の姿勢を見せた。 築地存続に加え、ブランド力を生かした一大レジャー施設化。実現可能性はどれほどなのだろうか−−。都の財政事情に詳しい経済評論家の加谷珪一さんが、次のように分析する。 「豊洲市場に移転した場合、毎年の赤字が100億〜140億円と試算されています。仮に140億円の場合、都民1世帯あたりに換算すると毎年2,100円ずつの負担となります。一方、築地市場は毎年1億〜20億円の赤字と試算されますから、年間20億円として、1世帯300円ずつ。豊洲の『7分の1』の負担ですみます」 さらに、ツインタワーやレストラン、レジャー施設などのオープンによる収入も含めて試算してもらった。 「ツインタワーでのテナント運営による収入や、規模の大きな飲食街がオープンしたときの収入を合わせて、試算されている赤字の『20億』は楽々クリアできるでしょう。すると都民の実質負担は『0円』になるんです。ミシュラン店や一流ブランドが出店して結集したら、大きな利益が見込めるブランド力が築地にはあります。築地改修と豊洲開場の費用を比較してみると、築地に分があるように見えます」 築地仲卸業の女性グループ「築地女将さん会」(山口タイ代表)は「都知事にはご理解いただき、豊洲移転を中止し、築地改修の判断を」と強く要望している。果たして都知事の「総合的な判断」は都議選前か、後か、いつになるのだろうか−−。
2017年06月02日銀座千疋屋のスイーツショップ築地店にて、2017年2月1日(水)よりバレンタイン限定スイーツが発売される。「彩り」と題されたショコラは、日本の四季をモチーフに4種類のショコラそれぞれに旬の果物を使用した。四季のモチーフを描いた毬のような見た目も美しい。春は苺、夏は桃、秋は栗、冬は金柑の味わい。フランスで毎年行われる「サロン・デュ・ショコラ・パリ 2016」の品評会において最高位の金賞を受賞し、国内の先行販売では1時間で完売するなど、注目のショコラとなっている。また、果物専門店ならではの、フルーツを使用したボンボンショコラ「銀座千疋屋ショコラ2017」が新登場する。メロンとキウイ、タイベリーとライチなど、異なる2種類のフルーツによるマリアージュを楽しめる。ほかに、チョコレートの土台に苺を丸ごと乗せた「銀座まるごとチョコいちご」や、フリーズドライした苺にホワイトチョコレートをじっくり染み込ませた「いちごのチョコレート」など、旬の苺を贅沢に使用したスイーツもラインナップする。「彩り」、「銀座千疋屋ショコラ2017」、「いちごのチョコレート」は、有楽町で開催の「サロン・デュ・ショコラ 2017」でも販売される。【詳細】銀座千疋屋 築地店のバレンタイン発売日:2017年2月1日(水)アイテム一例:・彩り 4個入り 1,944円(税込)・銀座千疋屋ショコラ2017 4個入り 1,728円(税込)・いちごのチョコレート 70g 1,620円(税込)・銀座まるごとチョコいちご 3個入り 1,620円(税込)販売店舗:銀座千疋屋 築地店住所:東京都中央区築地3-7-2 築地スカイビル1F営業時間:10:30~18:30定休日:日・祝日・年末年始※2月6日(月)~2017年2月14日(火)の期間は休まず営業【問い合わせ先】株式会社銀座千疋屋 築地店TEL:03-6264-7440
2017年01月27日街はイルミネーションやクリスマスソングに溢れ、恋人たちにとっては1年で一番盛り上がるシーズンが到来しました。でも「一緒にロマンチックなクリスマスを過ごす相手がいない」という寂しい大人女子だって、「クリスマスイブももちろん仕事!」という頑張る大人女子だって、せっかくのクリスマスは楽しみたいものですよね!今回は、そんなクリぼっち(クリスマスにひとりぼっち)女子のために、ひとりでも楽しめるクリスマスの過ごし方について伝授しましょう!「私へのクリスマスプレゼント」を!1年頑張った自分へのご褒美をあげましょう!恋人がいる女子は、恋人とクリスマスプレゼントを交換しますよね。彼氏がいないあなたは、その分の予算も浮いているわけですから、1年間、仕事や家事、恋愛や婚活に頑張ったご褒美として、あなた自身へのクリスマスプレゼントを贈ってみてはいかがでしょうか。普段は行かないようなリッチなエステやネイルサロン、マッサージなどに行って、美に磨きをかけながら、ゆっくり癒されるのもよいでしょう。クリスマスイブやクリスマス当日であれば、予約が取りやすかったりもするかも?!わざわざどこかにでかけたくないという場合は、普段は絶対に購入しないような高級な入浴剤や良い香りのするボディクリームを買って帰って、自宅でゆっくり堪能するのもおすすめ!ボーナスも出る時期ですので、思いきって、一生もののジュエリーや時計などをクリスマスに買いにいくのもよいでしょう。身につけるものや美容にお金をかけると、なんだか気分が上がって「よし!また頑張るぞ!」と思えるようになるものですし、その前向きな気持ちが、あなたに幸運を引き寄せてくれるかもしれません。その他にも、「読みたかったマンガを全巻大人買い!」「食べてみたかったケーキをホールで食べてみる!」など、あなた自身が「ご褒美」と感じることであれば、何でもよいのです。新しい年を迎える前に、あなた自身のテンションがあがるようなご褒美を考えてみましょう。来年の手帳を開いて、未来を想像する時間にしよう最近流行りの手帳術。デジタルの時代ではありますが、ノートや手帳に自分の目標を書き出すことで、頭の中を整理したり、やるべきことを明確化したりできるという点が人気のようです。その人気を反映して、夢をかなえるための手帳や、趣味の記録がつけられる手帳などさまざまな手帳がお店に並んでいます。周りが浮き足立っているクリスマスの夜こそ、ゆったり自分自身に向き合い、お気に入りの来年の手帳を探しにいってみましょう。そして、クリスマスの夜に、真新しい手帳にあなたの計画や夢を書き込んでみてはいかがでしょうか。まっさらの手帳に、あなたの目標や夢、抱負を次々に書き込んでいるうちに、「クリぼっち=憂鬱」という方程式が消えさり、なんだかわくわく楽しい気持ちになってくるはずです。来年こそはおひとり様のクリスマスを脱してやる!と思うなら、来年はどうやって婚活を進めるのか、誰に紹介を頼むのかなど、細かく計画を立ててみましょう。恋愛以外でも、ダイエットや貯金、資格取得などの目標を立てて、来年からのモチベーション作りをするのもおすすめです。ちょっと早めの大掃除で、あなたの来年の運気をUP!友達や同僚が、クリスマスに恋人とデートしていると考えると、どうしても落ちこんでしまうというあなたには、何も考えなくてもよいように、ひたすら何かの「作業」をすることをおすすめします。中でも、時期的におすすめなのが、「大掃除」です。どうせ年末にする大掃除ですから、この時期に済ませてしまいましょう!お風呂や、トイレ、キッチンはもちろん、普段あまり掃除をしないような、窓ガラスやクローゼットの中、食器棚や冷蔵庫など、すみずみまできれいにするのです。使わなくなったものや、賞味期限がきれているものなどは、迷わずさっさと処分してしまいましょう。洋服も1年着ていないものや、年齢やテイストに合わなくなっているものは、まとめて処分しましょう。生活空間が散らかったり、汚れていたりするということは、あなたの心の中も散らかってしまっているということを意味します。あるべきところにあるべきものが片付けられ、すみずみまで掃除が行き届いていて、すっきりと風通しのよい部屋にいると、不思議と心も落ち着き、前向きな思考になると言われています。きれいになったお部屋は、あなたにきっと良い運気を運んでくれるでしょう。家族とのんびり過ごすクリスマスこそが正統派!イギリスやアメリカでは、クリスマスは基本的に自宅で家族と過ごすものであり、クリスマスに外出をするといえば、ミサに参加するために教会に行くくらいだそうです。確かに海外ドラマや映画では、そういったシーンがよく出てきますよね。つまり、日本のように恋人同士で高級ホテルやレストランで過ごすというほうが「邪道」なのかもしれませんね。それなら、恋人のいないクリぼっち女子は、堂々と正統派のクリスマスを過ごしてみてはいかがでしょうか。ひとり暮らしなら、両親や兄弟へのプレゼントを持って、実家に帰ってもよいでしょう。家族と同居しているなら、あなたが両親や兄弟に手料理やケーキをふるまってあげてもよいと思います。もしかしたら、来年はあなたも恋人がいたり、結婚したりしているかもしれません。そう考えると、家族とゆっくりクリスマスを過ごせるのは、あと何回かしかないかもしれないのです。恋人がいないから仕方なく家族と過ごす…というネガティブな考えは捨てて、大切な家族とゆっくり過ごすクリスマスは、実はとても幸せで、かけがえのない時間であることを覚えておきましょうね!クリスマスは「○○すべき!」を捨てて、あなたなりの時間を有意義に過ごそう!「クリスマスイブは恋人と過ごすべき!」「恋人がいないときは、女友達とわいわいパーティーするべき!」などと、固定概念にしばられてしまうと、恋人や、一緒にすごすシングル女子仲間がいないあなたは、孤独で憂鬱なクリスマスを過ごすことになってしまいます。世界各国でクリスマスの過ごし方が違うように、あなたも周りの友達や同僚たちと同じクリスマスを過ごす必要はありません。周りの人に合わせず、あなたが楽しい!幸せ!リラックスできる!というクリスマスを過ごせばよいのではないでしょうか。あなたが今年のクリスマスを有意義に過ごされることをお祈りしています!
2016年12月14日Q.あなたは旅先で写真を撮ることにしました。撮ったのは何の写真ですか。1.人物2.動物3.物4.風景写真は撮る時に対象へ意識を集中させるもの。深層心理において「周囲との関係性」を示します。つまり、何を撮るかであなたと周囲の人との関係性=あなたの社交性がわかるのです。それではそれぞれ結果を見ていきましょう。■1.人物・・・クリぼっち度20パーセント以下「人物」を被写体に選んだあなたのクリぼっち度は、20パーセント以下。あなたはさみしがり屋なところがあるので、自分からいろいろな人が集まる場所へ出掛けていけるでしょう。そんなあなたは今年のクリスマスもしっかり予定を入れているでしょう。普段はあまり付き合いがない人も誘ってみると、新しい世界が広がるかもしれませんよ。■2.動物・・・クリぼっち度45パーセントくらい「動物」を被写体に選んだあなたのクリぼっち度は、45パーセントくらい。あなたは人見知りなところがあるので、誰か知っている人と一緒に行動したいと感じるタイプ。今年のクリスマスは誰かに誘われて過ごすよりも、落ち着いた場所で親しい友だちとゆったり過ごすのがいいかもしれませんね。■3.物・・・クリぼっち度65パーセントくらい「物」を被写体に選んだあなたのクリぼっち度は、65パーセントくらい。あなたは個性的なところがあるので、人の輪に入りたいと思いながらも周囲に馴染めないと感じてしまうタイプ。そんなあなたにとってクリスマスのにぎやかさは、自分とは別世界のものと感じてしまうかもしれません。クリスマスの雰囲気に乗って勇気を出し、誰かに声をかけてみてはいかがでしょうか■4.風景・・・クリぼっち度80パーセント以上「風景」を被写体に選んだあなたのクリぼっち度は、80パーセント以上。あなたは孤独でも平気なところがあります。自分の世界を大切にしているうえに、数は少なくとも心を許せる友だちだってちゃんといるはずです。そんなあなたは、クリスマスだからといって特別なことをする必要性を感じていないでしょう。そのため、普段通りの生活を過ごすことになりそうですが、もし誰かに誘われたら、一緒に過ごしてみると何か発見があるかもしれませんよ。■おわりにあなたの診断結果はいかがだったでしょうか。イベントは普段と違った行動をする良いチャンスを与えてくれます。もし自分自身を変えたいと思うのであれば、このチャンスを利用してみてはいかがでしょうか。行動してみて初めてわかることもありますよ。(藤間丈司/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年12月03日関西最大級のハンドメイドフェス「クリーマクラフトパーティ 2017」が、2017年1月21日(土)・22日(日)の2日間、大阪府大阪市の「インテックス大阪」にて開催される。開催に先立ち、2016年11月9日(水)より、各種チケット販売サイトにて前売りチケットの販売がスタート予定だ。「ハンドメイドインジャパンフェス」を主催する「クリーマ」による「クリーマクラフトパーティ」は、丁寧であたたかなクラフトの世界が感じられる空間で、クリエイターの感性と技術、そして日本のものづくり文化を発信するイベントだ。第3回目となる今回の開催テーマは“こだわりが出会う場所”。会場は、クリエイターによるファッション・インテリア・アクセサリー・アートなどの様々なオリジナル作品を販売する「マーケットエリア」、手作りにこだわった焼き菓子やケーキ、パン、ジャムなどを販売する「フードエリア」、30組の人気クリエイターによるもの作り体験ができる「ワークショップエリア」、実力派アーティストのライブパフォーマンスが楽しめる「ミュージック&カフェエリア」の4エリアで構成。それぞれのエリアで、作り手一人ひとりが作品に込めた“こだわり”を感じてみてはいかがだろう。【開催概要】クリーマクラフトパーティ2017(Creema Craft Party 2017)日時:2017年1月21日(土)・22日(日) 各日 10:00~17:00会場:インテックス大阪6号館C(大阪市住之江区南港北1-5-102)入場料:前売券 700円(1日券)/当日券 900円(1日券)チケット購入:イープラス/セブンチケット/チケットぴあ/パスマーケット/楽天チケット/ローチケHMV)※2016年11月9日(水)より販売予定。出展者:約3,000名(2日間合計)
2016年11月12日景観を変貌させる大規模なプロジェクトで有名なニューヨーク在住のアーティスト、クリストとジャンヌ=クロードの作品「アンブレラ」のドキュメンテーション展が、茨城県の水戸芸術館にて12月4日まで開催されている。クリストとジャンヌ=クロードによる「アンブレラ」は、1991年秋にアメリカ・カリフォルニア州南部と茨城県北部で実施された“一時的なアート作品”。カリフォルニアの丘陵地帯に1,760本の黄色の傘を、茨城県の水田地帯に1,340本の青色の傘を同時に配置した壮大な作品で、18日間の会期中に日本で50万人、アメリカで200万人が鑑賞した。同展では、クリストによるドローイングやコラージュ作品、写真、傘本体の他、実際に使用された資材、スケールモデルなどが展示され、1991年の「アンブレラ」を振り返る。また、同展と同時期に「アンブレラ」の日本側舞台となった常陸太田市、日立市、旧里美村を含む茨城県北6市町で茨城県初の国際芸術祭が開催中。国内外の優れたアーティストが県北地域の歴史や文化、食、伝統工芸といった創造的な地域資源と出会うことで誕生した約100の作品やプロジェクトが楽しめる。【展覧会情報】「クリストとジャンヌ=クロードアンブレラ日本=アメリカ合衆国1984-91」会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8会期:10月1日~12月4日時間:9:30~18:00休館日:月曜日入場料:一般800円、団体(20名以上)600円中学生以下・65歳以上・障害者手帳を持つ方と付き添いの方1名は無料【芸術祭情報】「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」開催地:日立市、高萩市、北茨城市、常陸太田市、常陸大宮市、大子町会期:9月17日~11月20日
2016年10月29日「築地という場所は、ある意味日本人が忘れかけている“昭和”が残っている。人間と人間の触れ合いの場所で、ひとがひとを見て魚を売る。昔、町の魚屋に魚を買いに行ったり、肉屋に買いに行ったりした時のような、触れ合いがいちばん残ってる場所かな」。力強い語りで、近いうちに失われてしまうかもしれない築地市場への愛を、鮨職人である中澤圭二さんは語る。2016年11月に80年の歴史に幕を下ろし、豊洲へと移転されることが予定していた築地市場だが、先日の小池百合子都知事による延期発表を受け、今後の動向にも大きな注目が集まっている。1年4か月にもわたる築地市場初の長期撮影を経て制作された『TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)』は、築地市場で働く約150人の人々のインタビューを収録したドキュメンタリー作品だ。劇中では、築地市場で働く人々をはじめ、ドキュメンタリー『二郎は鮨の夢を見る』にも出演する銀座「すきやばし次郎」の小野二郎・小野禎一などの鮨職人や、料理人、料理評論家、フードスタイリスト、“世界一のレストラン”と称されるコペンハーゲンの「noma」のシェフ、レネ・レゼピなど、食に関わる様々なプロフェッショナルが出演し、築地市場がいかに特別で、ほかにはない唯一の場所であるのかを語っている。その中のひとりとして、四谷「すし匠」の創業者である中澤さんも出演している。シネマカフェでは、現在ハワイにて鮨職人としての挑戦を続ける中澤さんに、帰国のタイミングでインタビューを実施。『TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)』が描き出す築地の魅力について語ってもらった。「豊洲移転を前に、どれだけ築地がすごい場所だったかということを、最後に映像として残せたということが素晴らしい。これだけ築地を写したのはこの映画がいままでで初めてだし、これからやろうと思ってもできないんですよ。なくなってしまうから」。築地市場という場所、そしてそこで働くひとびとの姿を、ここまで克明に捉えた映画が出来たことの喜びを語る中澤氏。それと同時に、なくなってしまうことがわかっているからこそ、これが最後になってしまうということへの寂しさが表情にあらわれる。観光名所としても知られる築地市場だが、私たち日本人にとっては、身近なようで漠然としたイメージしか持っていない人がほとんどなのかもしれない。映画の冒頭、やわらい光の中進んでいくカメラに導かれるように築地の中へと入り込むと、そこで働く人々のリアルな存在感とライブな雰囲気に、圧倒されてしまう思いがする。そこで交わされる言葉や、卸売が始まるときの緊張感は、新鮮な驚きとともに観るものの目に映る。映画の中でとても印象的なのは、仲卸をはじめとする築地市場の人々が度々口にする「信頼」という言葉だ。魚を釣る漁師、そして魚を売る仲卸の人々、さらにそこに魚を買い求める鮨職人をはじめとする料理人達、それぞれが職人としてのプライドを持ちながら、互いに信頼関係を築いていくことで、まるでバトンのように新鮮で良質な魚を繋いでいく。劇中で「一蓮托生」という表現もされるその信頼関係は、人と人とのつながりを大事にする築地市場が持つ大きな魅力だ。「お客さんが幸せになったときに全部のやってきたことが報われるんです。これは一人じゃできないんですよね。漁師さん、築地があって、我々があるんですよ。そういうみんなのキャッチボールの中で、お客さんが幸せにならなかったら、みんなの共同作業が報われないんですよね」。劇中に登場する、文化人類学者であり、「築地」の著者であるテオドル・ベスターは、築地で働く人々の姿を、“old-fashion”な労働倫理に溢れていると表現する。築地市場で働いたことがない観客にとっては、そこで働く人々の仕事は、まるで別世界のことのように思えるかもしれないが、築地市場の人たちの仕事に対するまっすぐな姿勢と、そこから発せられる真摯な言葉は、観るものはっとさせるほど普遍的な“働くことの美しさ”に溢れている。「極端に言ったら、私は寿司しか知らないんですよ。勉強嫌いだから寿司屋になったんです。築地にはそういう人いっぱいいますよ。だから、穴子だけは誰にも負けないように頑張ろう、エビだけは誰にも負けないよう頑張ろうって、そういう危機感が人をプロフェッショナルにするんです」。職人によって握られる一つの寿司に至るまでのドラマが描かれる本作だが、同時にファーストフード化する食に対する危機感も語られる。食に向き合い続けてきた中澤氏は、食の本当の意味が失われつつある東京への危惧を語る。「多分東京っていうところは戦場なんですよ。みんな戦っていて、余裕がない。だから、お腹はとりあえず満たすだけで、仕事をこなさないといけない。食というものを楽しんだり、そういう余裕が一番ないのが東京かもしれない。でも、お医者さんに行くより、食っていうのは体を治してくれるんです。おいしいものを食べて幸せを感じたときに、明日も頑張ろうという気持ちにさせてくれるっていうのが食の良さで、満腹感にするだけじゃなくて、その幸福感が明日の原動力になる」。自身の著書「鮨屋の人間力」の中で、人前に晒され、生身のコミュニケーションを通した鮨職人の仕事を「さらし」と表現する中澤氏だが、映画を通して感じるのは、鮨職人に限らず、築地市場で働くすべての人が「さらし」の仕事をしているということだ。コンビニやスーパー、ファミレスに行けば、それなりの味の料理を簡単に口にすることができるようになってしまった私たちは、本作を通して、人間的な営みとしての食について改めて考えざるをえないだろう。「料理ができるまでの行程で、魚の価値や、丁寧に扱うこと、感謝すること、そういうことを築地は教えてくれる場所かな。やっぱり寒いときに手を真っ赤にしている魚屋さんの姿を見たら、背筋が伸びるじゃないですか。やっぱりそれが触れ合い、ライブ感ですよ。それがなかったらつまらない」。移転先の豊洲についてのニュースが現在も頻繁に取りざたされているが、中澤氏はそこでの“システム化”への懸念を口にする。「ちょっと豊洲は心配だね。一見清潔で、温度管理とか、冷蔵庫みたいに便利なんだろうけど、完全にシステム化がされてしまうのが怖い。多分、あと5年もしたら、築地で行われていたことが信じられないと言われてしまうような時代が来る。でも、この現代にそれを当たり前にやっていた築地がどれだけすごかったか。それが5年後10年後にもっともっとわかってくる、非常に価値のある貴重な映像だと思います」。『TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)』というタイトル通り、築地市場という“不思議の国”を体験することができる本作。「ここにいる人は妄想癖があるんです」と劇中で語られるように、築地市場で働く人々は、自らの仕事の先にいる、その魚を口にする誰かのことを思いながら働いている。そんな“Wonder”に溢れたこの場所は、日々の仕事に追われる私たちにとって、まさに“Wonderland”なのかもしれない。「日本人の粋っていうのかな。やせ我慢もあるし、築地市場らしく、築地の魚屋らしく、っていう顔をみんなしてるんですよ。貧弱ではないんです。それがあの空気に入ったらそういう風になるんですよ。それが築地の凄さです」。築地市場で働く人々の眩しい姿を、本作を通して感じてみてほしい。(text:cinemacafe.net)
2016年10月16日「ぴあ」調査による2016年9月30日、10月1日のぴあ映画初日満足度ランキングは、豊洲新市場への移転も話題となっている築地市場で働く人々を追ったドキュメンタリー『TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)』がトップに輝いた。その他の画像本作は、80年の歴史を持つ築地市場の舞台裏に迫った作品。1年4カ月の長期に渡る取材により、仲卸業者の日々の営みや、彼らを取り巻く人間模様が築地の四季と共に紡がれる。映画には“知られざる築地”の姿がたくさん描かれており、出口調査では「築地全体での仕事の役割分担がわかりやすかった」「魚を獲る人、卸す人、料理する人。すべてのつながりが伝統を受け継いでいく。その流れが見えてきた」といった声が寄せられた。また、寿司屋経営者や料理人など“食”に関わる仕事をしている観客からも好評で、「築地の深い部分を見ることができた」「専門の人間でも気付かなかったような部分も描かれていた」などの声が聞かれた。さらに本作には、そこで働く人々の“想い”も丁寧に映し出されていたようで、観客からは「働く人の本音がきちんと描かれていた」「築地をいかに愛しているかが伝わり感動した」「ひとつひとつの言葉が深く響いてきた」「“築地”の情熱が伝わってきた」「職人としての意識とプライドが印象的。業界を盛り上げたいという職人の心意気に共感」といったコメントが集まった。なお、満足度ランキングは、イーサン・ホークが老ピアニスト、シーモア・バーンスタインにカメラを向けたドキュメンタリー『シーモアさんと、大人のための人生入門』が2位に、比嘉愛未、ミムラ、佐々木希が3姉妹に扮したヒューマン・ドラマ『カノン』が3位に入っている。(本ランキングは、9/30(金)、10/1(土)に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)』公開中
2016年10月03日大阪・なんばウォークでホラーゲーム「闇商店街」が2016年11月5日(土)深夜25:00より開催される。「闇商店街」は、閉館したあとのなんばウォークで行う招待制のミッション型ホラーゲーム。ゲームの内容は、母親との買い物の最中にはぐれてしまった少女の物語。遊びたいざかりの少女は買い物に夢中の母親の気を引くためかくれんぼを始めたという。しかし、いつの間にか人目に触れることのない倉庫前扉に辿り着く。そこは闇の世界に続く入口…。少女は二度と戻ることはなく「地下を彷徨う呪われた迷子」として“闇の商店街”に囚われてしまう。そして、少女は遊び相手もなく寂しい思いから、人々に呪いの招待状を送り闇の世界に誘っていた。その呪いを説くには、闇の世界に足を踏み入れなければならない。あなたは少女の呪いを断ち切り、無事に現実世界に生きて帰れるか―。地下を彷徨う少女と、深夜の絶望遊戯。少女の囁きが、暗闇の商店街にこだまする。【詳細】「闇商店街」開催日:2016年11月5日(土)深夜25:00~応募期間:2016年9月12日(月)~10月10日(月・祝)当選者人数:ペア80組160名応募方法:応募期間中、なんばウォーク利用3,000円(税込)以上のレシート(合算可)を貼付し、必要事項を記入のうえ、クジラパーク・ニュースパーク・アートパークに設置の応募箱に投函。期間中は何度でも応募可能。当選者の発表は招待券(はがき)の発送をもって発表。【注意事項】・ペア(2名1組)での参加可能者のみ。・終電後に行うため、18歳以上限定。(高校生不可)・当日、参加者の方には年齢確認の為、身分証提示をしてもらう場合有り。・イベント中は、1チーム(2組4名様)での行動。・なんばウォーク隣接のビルに集合後、チームごとに順番に回遊。チームごとに開始・終了時間は異なる。最終組は27:30頃スタート予定。一部待ち時間が発生する恐れあり。・イベント終了後、始発までは控室にての待機も可能。・会場から自宅までの交通費は各自負担。・次に該当する方は参加不可:心臓疾患、血圧異常、背中・首・腰・脊椎の疾患、妊娠中、めまい、閉所恐怖症など体調に不安のある方。
2016年09月19日漫画『ドラえもん』と奈良の老舗「中川政七商店」のコラボレーション商品が登場。2016年8月17日(水)より、全国の「中川政七商店」ブランド直営店および公式オンラインショップにて発売する。「のび太くんのメガネ」は30本限定のアイテム。『ドラえもん』の連載が始まった1970年に用いられていたメガネの製造加工で作り上げることで、作品が誕生した時代を切り取り、現代に伝えることに挑戦した。のび太のかけている丸メガネを再現したようなデザインだ。「しずかちゃんのバスソルト」は、彼女が憧れる牛乳風呂をイメージした、牛乳由来成分配合のバスソルト。海塩が溶けたあとは、メッシュ袋をやさしく揉むとラベンダーの香りが楽しめる。さらに、ドラえもんのひみつ道具の一つ、タイムふろしきを和風の色調にデザインした「お弁当のためのタイムふろしき」も登場。他にも、陶製のドラえもんフィギュアの中に、名言集が入っている「ドラえもんしるべ」が展開される。名言は全5種のうち、いずれか1種が入っている。【詳細】ドラえもん×奈良の老舗 中川政七商店発売日:2016年8月17日(水)価格:・のび太くんのメガネ 45,000円+税<30本限定>・しずかちゃんのバスソルト 1,400円+税・お弁当のためのタイムふろしき 3,000円+税・ドラえもんしるべ 450円+税取り扱い:全国の「中川政七商店」ブランド直営店、公式オンラインショップ※「のび太くんのメガネ」展示販売店舗東京本店、表参道店、札幌ステラプレイス店、エスパル仙台店、東京ミッドタウン店(中川政七商店街)、ルミネ新宿店、LACHIC店、ラクエ四条烏丸店、ルクアイーレ店、アミュプラザ博多店
2016年08月07日