和三盆タピオカドリンク店「万福茶吉」が、東京・築地に2019年6月20日(木)第一号店をオープンする。「万福茶吉」は、日本生まれのタピオカドリンク店。健康と美しさを意識した“おもてなしドリンク”には、無着色のもっちり“和三盆タピオカ”を使用しているのが特徴。またベースとなるティーにもこだわり、ルイボスティーや冬瓜茶など、ヘルシーでおいしい茶葉を用意している。なおオープン当日は、日本を意識した“桜・侍・力士・忍者”の4種類の切り絵スリーブをプレゼント。先着600名限定の配布となっている。【詳細】和三盆タピオカ店「万福茶吉」オープン日:2019年6月20日(木)住所:東京都中央区築地4-7-5 築地KYビル一階営業時間:7:30~17:30ドリンク例:・冬瓜タピオカソイミルクティー Lサイズ 740円・和三盆タピオカ抹茶ミルク Lサイズ 770円
2019年06月13日「キングオブコント2018」(TBS系)で優勝したお笑いトリオのハナコ。メンバーの秋山寛貴(27)と岡部大(29)は築地市場内の大和寿司と細谷商店で働いていた。秋山の職場である細谷商店に優勝報告をすませた3人がめざすのは、岡部が働いていた大和寿司。道中、「水産仲卸売場棟」のコースに展示してある小型運搬車ターレーを見つけ大はしゃぎ。“豊洲市場コント”がいまにもはじまりそうだったが、時間がないので断念。岡部が働いていた「青果棟」にある大和寿司。ご挨拶と優勝報告に来たハナコが店内に入ると馴染みの店員さんから「お帰り!」「スター登場です!」と喝采を浴びる岡部。「スターはやめてください」と照れながらも満面の笑みを浮かべ嬉しそうだった。大和寿司の大将の入野さんは、ハナコが優勝した瞬間を自宅のテレビで見ていた。「本人は、『自信あります』と言っていましたが、まさか本当に優勝するとは…正直ビビりましたね。『もうバイトは入れないのかな?』と思いました。移転後も働けるように大ちゃん(岡部)の新しいユニホームも作ったのに(笑)」ホールの接客をやっていたという岡部。「働きぶりは真面目だった」と大将は話す。「出勤時間は午前6時でしたが遅刻は絶対ないし、こっちが声を掛けると大きな声でいい返事が返ってくるんですよ。」バイトをしていると思わぬ有名人とも出くわした。「元イングランド代表のベッカムが食べに来て握手してもらいました。有名人の方もよく来られますが、ベッカムが来たときは大騒ぎでしたね。ベッカムはめちゃくちゃ寿司食います!(笑)店にある全種類の寿司を食べてました。最後記念写真も撮ってもらいましたよ」築地時代からお客さんとしては来たことがなかったが、今回は豊洲の新店舗で客席に座る岡部。バイトの賄いでは海鮮丼を食べていたが、今日は大将がにぎってくれた寿司を特別な思いでほおばった。「う~ま~い。最高ですね!バリバリ売れて、どんどん食べに来て売り上げに貢献したいです。秋田にいる両親も連れてきたいし、事務所の先輩のサンシャイン池崎さんに普段ご飯をご馳走になってばかりなので、ここに連れてきてお寿司をご馳走したいです」写真の細巻は両端が鉄火巻で真ん中はイクラ。岡部さんのバイト時代の思い出のお寿司。「バイト中に大将が余った細巻をくれるんです。1個1個味わって食う時間はないので3つ一緒に食うんですけど、それが美味しいんですよ。ゆっくり食べてると他のバイトに食われちゃうんです。(笑)」賄いで出していた寿司を美味しそうにほおばる岡部を見て大将は「ここまでよく立派になったね。たいしたもんだよ。」と嬉しそうに目を細めていた。(取材:インタビューマン山下)【ハナコ PROFILE】キングオブコント2018の王者。2014年結成。左から秋山竜大、秋山寛貴、岡部大。
2018年11月29日「キングオブコント2018」(TBS系)で優勝したお笑いトリオのハナコ。メンバーの秋山寛貴(27)と岡部大(29)は、築地市場内の大和寿司と細谷商店で働いていた。そこで今回は、築地市場から豊洲市場へ移転した、それぞれが働いていた店舗への優勝報告に。移転した豊洲市場には初めて訪れるという秋山と岡部に加え、メンバーの菊田竜大(31)にも豊洲市場を紹介してもらった。「水産卸売場棟」見学者コースの入口付近に展示されているマグロのオブジェは、築地市場で取引された最大級のサイズの国産クロマグロ。豊洲市場スタッフによると、あまりのマグロの大きさに子供はみんな「サメだ!」と叫ぶという。大人の岡部さんまで、サメと勘違いしているのか、思わず食べられてしまいそうなリアクション。場内にあるこちらの見学者コースは無料で予約も不要で入れる。「水産卸売場棟」見学者通路では、早朝5時30分から6時30分に行われる、せりの風景も見下ろすことができる。ちなみにハナコが見ている時刻は午前10時30分頃。窓の向こう側は何も行われていないが、豊洲で見る新しい景色にこの表情。キングオブコントで見せた迫真の演技を披露してくれた。「水産卸売場棟」3階は飲食店街。4階の「豊洲市場内プロショップ魚がし横丁」には昆布やかつお節や海苔など70店舗以上が軒を連ねる。そして、この4階に秋山が働いていた「細谷商店」がある。秋山は2年半の間、細谷商店で塩の配達を中心に働いていた。お店のスタッフを見つけるやいなや、「おおおっ!」と叫ぶ秋山。すると仕事仲間に「優勝したの?」と、とぼけられてしまう。ここ豊洲市場は、王者もタジタジになってしまうほど口が達者な人が多いのだ。まだ市場が築地にあったキングオブコント2018放送当日。スタッフの足立さんは、築地の仕事仲間で集まってテレビの前でハナコを応援していたと話す。ハナコが優勝した瞬間、大喜びしたものの、みんなが思ったことは「秋山のシフトを、どうしよう」……。実際に秋山は優勝した三日後にシフトが入っていた。その日は芸人の仕事は休みだったが連日仕事がつながっていた疲れから寝てしまったそう。しかし、スタッフの足立さんがそれを見越して秋山の代わりにバイトに入ってくれたという。細谷商店の連携に、秋山も思わずしんみりしたのであった……。(取材:インタビューマン山下)【ハナコ PROFILE】「キングオブコント2018」王者。2014年結成。左から秋山竜大、秋山寛貴、岡部大。
2018年11月29日築地で老舗の海鮮丼専門店シャリの上にたっぷりの海鮮がトッピングされた「海鮮丼」。何故か無性に食べたくなることありませんか。都内で海の幸を味わうならやっぱり東京・築地。今回紹介するお店は、築地にお店を構える「築地 海鮮丼 大江戸」です。鮮度抜群のネタを使った自慢の海鮮丼をお店の魅力と合わせてご紹介します。新鮮さと種類の多さが自慢!場内ならではの活気づいた雰囲気のなか、極上の海鮮丼の数々を堪能できる「築地 海鮮丼 大江戸」。年季の入った老舗らしい空気感が漂うお店の入り口には、無数のメニューが。たくさんありすぎてどれにしようか迷ってしまいますね。じっくり考えて、どうしても決められなかったらお店のスタッフに相談してみてください。優柔不断の方はあらかじめメニューを決めておくといいかもしれません。お店に入ると、L字のカウンター席がお出迎え。店内にもびっしりとメニューが飾られています。ちなみに、海鮮丼の種類は60種以上もあるのだそう。たくさんある海鮮丼のなかから、お気に入りの一品を見つけてみてください。お店に来たら、絶対食べたい「うに盛り7点上丼」お店に足を運んだ際に、ぜひとも食べてほしいのが大江戸のロングセラー「うに盛り7点上丼(税込 3,800円)」です。ご飯を覆い隠すほどネタがのったこのメニューには、中とろ・うに・いくら・大えび・かに爪・ねぎとろ・いか・ほたてを贅沢にトッピング。色とりどりの豪華海鮮丼は、見ているだけでもお腹が空いてきます。わさび醬油を全体にかけたら、あとは無心で頬張るだけ。うにの独特な旨み、噛んだ瞬間弾けるプチプチのいくら、脂ののった中とろ。個性豊かなネタは口のなかで渾然一体となり、極上のハーモニーを奏でます。それぞれの具材の旨さを感じながら、召し上がれ。具材は単品での注文もできるので、物足りない場合は好きな具材を追加して、自分だけのメニューを楽しんでみてはいかがでしょうか。※単品のみのご注文は出来ません。身も心もホッと温まる「あら汁」数量限定メニューの「あら汁(税込 400円)」は大きいあらが贅沢に入っていて、魚のダシと旨みが染み出した味わい深い一品。一口食べれば身も心もほっこり気分に。海鮮丼を注文するとセットで付いてくる、味噌汁にプラス200円(税込)すると、あら汁に変更もできます。海鮮丼との相性は抜群なので、丼ものを注文される方はぜひ、あら汁と一緒に食べてみてください。あら汁は数量限定ですのでお早めに。ルトロン限定のオリジナルメニューも登場!さらにルトロン特典限定のオリジナルメニュー「ねぎとろ小鉢」も登場します!口のなかでとろけてなくなるねぎとろは、まさに逸品。ちょっと物足りないとき、もう少し食べたいときにぴったりの小鉢は一口食べると、もっと食べたくなるはず。ルトロン特典は、2018年10月6日(土)12:00まで有効で何回でも利用できます。この機会にぜひお店に足を運んでみてはいかがでしょうか。スポット情報スポット名:築地 海鮮丼 大江戸住所:東京都中央区築地5-2-18号館電話番号:03-3547-6727
2018年07月17日あの芸能人の実家としても有名な玉子焼き屋さん築地市場で80年続く老舗玉子焼き専門店「丸武(まるたけ)」は、演出家や評論家などで活躍するマルチタレント「テリー伊藤」さんの実家なんです。伝統の味を100円~というリーズナブルな値段で楽しめるこちらのお店では、玉子のふわっとした食感と、ホッとするようなやさしい甘さを味わえる「焼き玉」が人気メニュー。分厚い玉子焼きから伝わる奥深い味わいを堪能してみてください。ほかにも、ダシの利いた玉子焼き味のアイスが入った「玉子焼味シューアイス」や、魚のすり身を使った「伊達ロール」など、変わり種のメニューも充実しています。築地で愛される伝統の食を味わってみませんか。スポット情報スポット名:丸武住所:東京都中央区築地4-10-10 築地センタービル1F電話番号:03-3542-1919国産うにの魅力を堪能できる。うに専門店「うに虎」鮮魚を使ったお店が軒を連ねる築地で、うにを食べるならここ「築地虎杖 うに虎(つきじいたどり うにとら) 中通り店」がおすすめ。新鮮な国産うにを惜しげもなく、存分に使ったメニューが豊富に揃うこのお店では、和のイメージが強いうに丼の概念を覆す、フランス料理のような見た目をした「国産濃厚うに丼」がいただけます。生クリームをベースに卵黄と昆布だしを利かせたムースは、まろやかさと上品さが相まって、思わず「上手い! 」と口にしたくなるでしょう。ご飯とうにを絡めていただくと美味しさも倍増。おしゃれにうにを味わえる「国産濃厚うに丼」。うに好きの方は必見のメニューです。スポット情報スポット名:築地虎杖 うに虎 中通り店住所:東京都中央区築地4-10-5カネシン水産ビル1F電話番号:03-6327-5874もちもちorカリカリあなたはどっち派?たい焼きではなく“まぐろ焼き”を提供する「さのきや」。大ぶりのまぐろの型でつくられるまぐろ焼きには、どれも小倉あんがたっぷりと詰まっています。米粉を使い、もちっとした食感を表現した「中トロ」には、あんずをトッピング。あんずのさっぱりとした酸味がアクセントになり、小倉あんのしっとりとした甘さがより際立ちます。見た目よりもあっさりとした仕上がりなので、男性の方でもペロリといただけますよ。サクサク生地の「本マグロ」は、小倉あんのみとストレート勝負。あんの魅力をシンプルに楽しみたい方は「本マグロ」がおすすめ。そのまま食べるもよし、ミミの部分をあんに付けて食べてもよし。美味しい食べ方を見つけてみてください。スポット情報スポット名:さのきや住所:東京都中央区築地4-11-9 築地市場外電話番号:03-3543-3331鮮度抜群のマグロを味わえる「すし一番」新鮮な本マグロを提供する「すし一番」では、定期的にマグロの解体ショーを開催しています。100kg近くある本マグロが、職人さんの可憐な手捌きによって次々と解体されていくシーンは圧巻。楽しいおしゃべりも加わり、あっという間に、お寿司のネタへと変貌をとげます。さばかれたばかりの本マグロは、その場ですぐにいただくことも。新鮮な本マグロは口に入れた瞬間にとろけ、旨みが口いっぱいに広がります。噛む必要もないくらいやわらかい本マグロを味わえるのはこのお店だけ。“鮮度抜群”を五感で感じながら、本マグロを堪能してみてはいかがでしょうか。スポット情報スポット名:築地 すし一番 築地場外市場中央店住所:東京都中央区築地4-13-15電話番号:03-3524-7188築地食材を本格フレンチで楽しむ築地から仕入れた新鮮な食材をフレンチで楽しめる「Maison Michel(メゾン ミッシェル)」。オープンキッチンから聞こえる調理音が食欲をそそるこちらのお店では、シンプルで温かみのある料理を味わえます。なかでも魚介をふんだんに使った「築地の新鮮魚介を使ったブイヤベース」は、お店のイチ押しメニュー。ムール貝やホタテなどから出た濃厚な旨みが、香ばしく焼いた魚介と相まって上品な味わいに。特製ブイヤベースを絡めて食べれば、身も心も温まるホットなメニューになるでしょう。予算に応じて選べるコース料理や、100種類にも及ぶワインセラーなど、フレンチを思いっきり楽しむ要素がこのお店には揃っています。東京メトロ有楽町線「新富町駅」7番出口より徒歩2分の「Maison Michel」で、ぜひ、本格フレンチを満喫してみてください!スポット情報スポット名:Maison Michel住所:東京都中央区入船3-1-13 Centervillage築地2F電話番号:03-5244-9345
2018年07月02日変わった場所に佇む和モダンなお店仕事や買い物途中にホッと一息つきたいときに、カフェを利用することは多いですよね。最近は、面白いコンセプトや変わった場所にお店を構えたりと、個性あふれるお店がたくさんあります。今回ご紹介するカフェも“少し変わった”場所にお店を構えています。観光の小休憩や仕事の打ち合わせなど、幅広い用途で利用できるお店の魅力と自慢のメニューに迫ります!境内のなかに誕生したおしゃれカフェ東京メトロ日比谷線「築地駅」から徒歩1分の「築地本願寺」。結婚式や葬儀など法事全般を執り行うこのお寺の別棟には、来院された方にさまざまな情報を提供するインフォメーションセンターがあります。オフィシャルショップやブックセンターなど、心安らぐひとときを過ごせる施設内に、今回紹介するカフェ「築地本願寺カフェ Tsumugi(つむぎ)」も併設されています。和をコンセプトに、仏教や浄土真宗(じょうどしんしゅう)にちなんだ食事を味わえるお店は、全面ガラス張りで明るく、開放感があふれ、心落ち着く時間が流れます。店内からは「築地本願寺」の敷地内を見渡すことができ、本堂を眺めながらゆったりと食事を楽しむ、なんてことも。由緒ある本堂や境内の景色とともに、美味しい食事を味わってみてはいかがでしょうか。ビジネスマンからも人気が高い理由国内に8店舗展開する和モダンカフェ「カフェ ソラーレ Tsumugi(つむぎ)」の朝食に特化したお店として誕生した「築地本願寺カフェ Tsumugi」。朝食を楽しめることはもちろん、老舗の日本茶専門店「袋布向春園(たふこうしゅんえん)」とコラボしたハーブティーなど、満足度の高いメニューが充実しています。お店のスタッフいわく、仕事の打ち合わせで利用される方も多いそうで、ソファ席やテーブル席、さらには充電ができる長テーブルも備え、オフィス以外のさまざまな場所で仕事をするノマドワーカーにも嬉しい設備が整っています。浄土真宗にちなんだユニークメニュー朝に嬉しいおかずを種類豊富に楽しめる「18品の朝ごはん(税込 1,944円)」は、阿弥陀如来の四十八願の根本の願「第18願」にちなんだユニークな一品。お盆に小鉢がぎっしりと並べられたおかずの種類はなんと16種類。お味噌汁もセットで付いてくる至れり尽くせりなメニューです。朝は和食派の人のわがままを全て叶えてくれるでしょう。玉子や梅干し、昆布の佃煮など、朝の定番ともいえるおかずは、まるで実家で出されるご飯のよう。見慣れたおかずに心もホッと落ち着きます。食べ比べしながらバリエーション豊富なおかずを味わってみてください!おかずは2口ほどで食べきれる量になっているので、「食べきれるか心配」という方もご安心を。また、粥のおかわりは自由。お腹いっぱい食べたい方にも嬉しいサービスですね。冷たいデザートの後は、ハーブティーでほっこり気分。天然水の削り氷 袋布向春園お抹茶&北海道あずき中央アルプスの天然水で作った氷を細かく削り、ふわふわな食感に仕上げた「天然水の削り氷 袋布向春園(たふこうしゅんえん)お抹茶&北海道あずき(税込 918円)」。緑と白色のコントラストが美しいかき氷には、ツヤツヤに輝く北海道あずきがたっぷり。見た目からも充分美味しさが伝わってきます。ふわふわな氷は噛むとシャクっとした食感を楽しめ、シロップのほどよい甘さが抹茶のほろ苦さと絶妙にマッチしています。まずは抹茶とあずきを別々で、最後に2種のマリアージュを楽しんでみてください。親鸞聖人ごのみの小豆&ほうじ茶ハーブティー「築地本願寺カフェ Tsumugi」限定の「親鸞聖人(しんらんしょうにん)好みの小豆&ほうじ茶ハーブティー(税込 648円)」は、浄土真宗の宗祖である「親鸞聖人」が小豆を好んだという逸話から、ハーブティーに小豆をブレンドした一品。小豆×ハーブティー、ちょっと珍しい組み合わせですが、ほうじ茶の香り豊かな風味と小豆のほのかな香りが上品な味わいに仕上がっています。ハーブティーや小豆が好きな方は注文してみてはいかがでしょうか。境内カフェで、お酒片手にホッと一息。食事やデザートを紹介してきましたが、16:00からはアルコール類の提供もされます。仕事中の利用もおすすめですが、仕事終わりの自分へのご褒美におしゃれなお店でお酒を楽しむのも悪くありませんよ。東京メトロ日比谷線「築地駅」出口1から徒歩1分と、駅からも近いのでゆったり過ごせます。朝、昼、夜とさまざまなシーンで活用できる「築地本願寺カフェ Tsumugi」で、まったりしてみませんか。休憩はもちろん、築地散策やお参りがてら立ち寄るのにもおすすめです。スポット情報スポット名:築地本願寺カフェ Tsumugi住所:東京都東京都中央区築地3-15-1 築地本願寺インフォメーションセンター電話番号:03-5565-5581
2018年06月29日築地でウニを味わうなら「うに虎」に決まり!東京・築地場外市場にある「築地虎杖 うに虎(つきじいたどり うにとら) 中通り店」は、毎朝築地で仕入れられた国内・海外問わずその時美味しい生ウニをふんだんに使用したメニューが多く揃う、ウニ好きにはたまらないウニ専門店。店内ではカウンター席で、職人の仕事を目の前で眺めながら食事を楽しむことができ、高級食材を扱うお店ながらも会話の弾むカジュアルな雰囲気があります。個室の席もあるので落ち着いた空間で食事を楽しみたい人にもおすすめです。数量限定「国産濃厚うに丼」今までのウニ丼の概念を覆す、まるでフランス料理みたいな上品な見た目のウニ丼。口に入れた瞬間、濃厚なクリームとウニの風味が広がります。周りの濃厚なクリームソースは卵黄と昆布だしがきいた深い味わい。ご飯とウニに絡めて食べると、よりウニのおいしさを味わうことができるおしゃれな一品です。数量限定「厳選五種食べ比べ丼 雅」ウニは個体差が大きい食材。人気ナンバーワンのメニュー「厳選五種食べ比べ丼 雅」では、産地によって異なる見た目や、甘みが強いもの、磯の香りが強いものなど、さまざまな風味を楽しむことができます。その日仕入れたウニのなかでも一番おいしいウニを使用しているため、毎日違う味を楽しむことができるウニ好きにはたまらない一品です。「うに丼 A」ウニを存分に味わえるシンプルなウニ丼。別注文でトッピングを追加することができます。お店おすすめの食べ方はいくらのトッピング。最初はウニだけで味わって、次にいくらをのせることでシンプルなウニ丼がウニいくら丼に変身。さらにトッピングを追加すればもっと豪華なウニ丼に。1つのメニューでたくさんの楽しみ方ができますよ。心ゆくまで新鮮なウニを楽しんで「築地虎杖 うに虎 中通り店」は、東京メトロ日比谷線「築地駅」から徒歩5分ほど。晴海通り沿いにある中通りへ入り、大きい蟹と鮪のオブジェがついた建物「虎杖マーケット」の向かいの路地を入った左手にあります。築地でウニを思う存分味わうならここで決まりです。新鮮なウニを心ゆくまで楽しんで。スポット情報スポット名:築地虎杖 うに虎 中通り店住所:東京都中央区築地4-10-5カネシン水産ビル1F電話番号:03-6327-5874
2018年06月29日テリー伊藤さんの実家としても有名な玉子焼き専門店東京・築地市場で、大正末期から100年近く続く玉子焼き専門店「丸武(まるたけ)」。演出家やタレントとしてマルチに活躍している、テリー伊藤さんの実家としても有名です。店先からは、奥で玉子を焼いている姿も見ることができ、職人の手さばきを間近で感じることができます。小腹空きにぴったり「焼き玉」お店の看板メニューである、新鮮で栄養たっぷりの卵を使った焼き立ての厚焼き玉子を、一切れ100円というお手頃価格で楽しめる人気メニュー「焼き玉」。ホッとするようなやさしい甘さが特徴です。焼きたての玉子焼きを味わえるのは築地店だけ! お店伝統の奥深く上品な味わいをぜひご堪能ください。新商品「玉子焼味シューアイス」「丸武」の玉子焼きをモチーフに、出汁感と濃厚な卵の味わいにこだわってつくられたお店の新商品。こんがりとしたクッキー生地の中に、出汁のきいた玉子焼き味のアイスが入った、新感覚スイーツです。スイーツみたい「伊達ロール」子どもでも食べやすいように、伊達巻をスイーツ風に仕上げた一品。チーズ、チョコレート、抹茶の3種類がラインナップ。チーズ味には魚のすり身にクリームチーズ・マスカルポーネの2種類のチーズを加えることで、味に深みを出しています。お惣菜のような、スイーツのような、ユニークな味わいをお楽しみください。おみやげにもぴったりですよ。※「伊達ロール」は、丸武の数件隣にある「つきじ丸武玉子焼スイーツ」にて販売されています。築地に訪れたなら、ぜひ立ち寄ってみて!「丸武」は、都営地下鉄大江戸線「築地市場駅」より徒歩3分、東京メトロ日比谷線「築地駅」より徒歩5分ほどのところにあります。素材の旨味と秘伝の出汁でつくられた、高級玉子焼きは、築地に訪れた際にぜひ味わっていただきたい一品。焼きたてをワンコインで手軽に楽しめる「丸武」へ、ぜひ足を運んでみてください。スポット情報スポット名:丸武住所:東京都中央区築地4-10-10 築地センタービル1F電話番号:03-3542-1919
2018年06月27日築地場外市場で一番マグロ解体ショーを行っているお店東京・築地場外市場にある「築地 すし一番 築地場外市場中央店」は、マグロの解体ショーを楽しめるお店です。年間約200本もの本マグロを解体しているそう。大迫力のマグロ解体ショーを楽しんだあとは、解体されたばかりの新鮮な本マグロをいただくことができます。職人の手さばきに圧倒される「マグロ解体ショー」100kg近くある大きな本マグロを、職人さんが楽しいおしゃべりを交えながら、熟練の綺麗な手さばきであっという間に解体してしまう姿に圧倒されること間違いなし。土日のみ開催されており、土曜11:00からは「すし一番 築地場外市場中央店」で、日曜10:00からは「すし一番 4丁目場外市場店」にて、マグロの解体ショーを楽しむことができます。口に入れた瞬間とろける。絶品新鮮マグロを堪能解体ショーでさばかれた本マグロは、店内ですぐに味わうことができます。今回は、お寿司を握っていただきました。新鮮な本マグロは、どの部位もやわらかく、あまり噛まなくても食べられるほど。口に入れた瞬間、舌の上でとろける本マグロの旨みをぜひ味わって。極上本マグロを存分に楽しんで「築地 すし一番 築地場外市場中央店」は、都営地下鉄大江戸線「築地市場駅」のA1番出口、または東京メトロ日比谷線「築地駅」より徒歩2分ほどのところにあります。大迫力の解体ショーと、新鮮で旨みたっぷりの本マグロを楽しめるお店にぜひ足を運んでみてはいかがですか。スポット情報スポット名:築地 すし一番 築地場外市場中央店住所:東京都中央区築地4-13-15電話番号:03-3524-7188
2018年06月21日ここでしか出合えない“まぐろ焼き”とれたての鮮魚が集まる東京・築地市場。築地といえば、寿司や煮付けなどでも大活躍するマグロを想像される方も多いのではないでしょうか。今回は築地場外市場に佇む、大人から子どもまで老若男女問わず人気を集めるマグロをお菓子にしたお店「さのきや」をご紹介します。たい焼きならぬ“まぐろ焼き”を提供するこちらのお店では、外側がサクサクの生地に自慢の小倉あんをたっぷりと詰め込んだ「本マグロ」や、小倉あんとあんずの甘さが絶妙にマッチした「中トロ」など、味もさることながら、ユニークなメニューが揃います。食べ歩きにもぴったりなまぐろ焼きとともに築地散策を楽しんでみてはいかがですか。もちもち食感がたまらない「中トロ」真っ白いフォルムが特徴的な「中トロ(税込 220円)」には、米粉を使いもちもち感を出した生地に小倉あんとあんずをトッピング。あんの濃厚で優しい味わいと、あんずの甘酸っぱいフルーティーさが口の中で混ざり合い、軽やかなハーモニーを奏でます。酸味がアクセントになり全体的にすっきりとした味わいに仕上がるので、しつこくなくさっぱりとした味を楽しめるでしょう。皮の部分は時間が経つと固くなってしまうそうなので、もちっとした食感を楽しみたい方は、なるべく早く召し上がることをおすすめします。甘味ののった「本マグロ」「さのきや」の看板メニューでもある「本マグロ(税込 200円)」。「中トロ」のもちっとした生地とは異なり、サクサクの生地の中にたっぷりの小倉あんが入っています。薄皮の生地に、今にも破れそうなほどあんが詰め込まれたこのメニューは、そのままそのまま食べるのも、外側の皮を中のあんにつけて食べるのもおすすめ。サクサクの皮はしっとりとしたあんと絶妙にマッチし、上品な味わいを楽しめますよ。パリパリ食感がたまらない「まぐろ最中アイス」ミルク・抹茶・いちごみるくの3種のフレーバーから選べる「まぐろ最中アイス(税込 220円)」は、これからの暑い季節にぴったりな一品。甘さ控えめな抹茶のアイスと小倉あんを一緒に食べると、落ち着きのある味わいに。冷たいアイスとパリパリの最中の相性も抜群です。お好みのフレーバーで小倉あんとのコラボレーションを楽しんでみてください。※今回は抹茶のフレーバーをご紹介しています。まぐろ焼きをおともに築地散策へ出かけよう!独創性あふれるメニューを提供する「さきのや」には、“まぐろ焼き”のおともにぴったりな、自家製梅シロップで作る「梅スカッシュ」や、こだわりの酒粕を使用した「甘酒」など、飲み物も充実しています。東京メトロ日比谷線「築地駅」から徒歩5分ほどの場所にある、「さきのや」でまぐろ焼きを片手に築地散策へと出かけてみませんか。スポット情報スポット名:さのきや住所:東京都中央区築地4-11-9 築地市場外電話番号:03-3543-3331
2018年06月21日こんにちはライターnaosunnyです。私は6~7年にわたり楽天市場をよく利用しています。その中でも、リピ買いしている物や買って良かったというおすすめ商品を今回はご紹介したいと思います!(1)マーナ おさかなスポンジこちらはずっとリピ買いしている物です(o^^o)色もカラフルで沢山あって可愛いし、楽天市場でまとめ買いする方が安くてお得にゲット出来ます。手にフィットするおさかなの形が、使いやすく、コップや細かい所もとても洗いやすいです。泡立ちも良いので、お皿洗いも楽しくなります。5個セットの他に、10個セットもあるので、お友達と分け合ったり、実家の母へも勧めたりしています(^^)(2)折りたたみハンガーラックナチュラルな木製のハンガーラックで、我が家では主にダイニングに置いています。雨の日には広げて、ピンチハンガーを掛けて、洗濯物干しに大活躍しています(o^^o)寒い季節も部屋干しにして、部屋の加湿にも役立ちます(o^^o)ナチュラルな色合いなので、お部屋に置いていても馴染むので、とても便利でお気に入りです(^^)(3)Tower タワー ポリ袋エコホルダーこちらのエコホルダーは、我が家ではゴミ入れとして利用しています。スーパーにある、ペラペラの薄い袋も、上部に付いている滑り止めのゴムのおかげでしっかり自立してくれます。我が家はキッチンで出る生ゴミや小さいゴミはここへ入れて、最後に結んで捨てているので、三角コーナーを置くことはなくなりました。グラスや、洗った牛乳パックを乾かして立て掛けておくのにも便利です(^^)使わない時には折り畳んでなおす事も出来ます。いかがでしたでしょうか。楽天市場のおすすめアイテム。良かったら一度チェックしてみて下さい(o^^o)
2018年03月04日緑豊富な奥沢にあるマグロ好きの聖地緑も多く、住みやすい街と言われている世田谷・奥沢。その一角に「入船寿司」はあります。飾らない店構えで落ち着いた雰囲気です。お寿司がメインですが、新鮮な海産物を使った丼物やちらし寿司なども人気で、予約なしでは入るのが困難。リピーターも多く、遠方から足を運ぶ人もいるほどです。厳選された最高級のマグロのみを使用し、さまざまな部位の味が贅沢に堪能できます。マグロ好きにはまさに天国ともいえる寿司店です。狙ったマグロは逃さない! 最高級のマグロに会える店「入船寿司」は創業40年以上の老舗で、テレビでも取り上げられるほどマグロで有名なお店です。「築地で水揚げされたその日一番のマグロは、この店に来れば出会える」と言われているほどで、店主のマグロへのこだわりの強さがわかります。妥協しない素材選びと、鍛え抜かれた職人の腕前が多くのファンを虜にしている理由です。まさに名前の通り! リッチな「マグロづくし寿司」脂が少なくヘルシーで女性にも人気の高い「赤身」や、うまみと脂身が特徴で高級部位の「大トロ」など、マグロのさまざまな部位が堪能できる「マグロづくし寿司(税込21,600円)」。ぜいたくという言葉がぴったりの逸品で、食べた人の印象に強く残ります。マグロの握りが12貫に巻物と玉子。それぞれの味がしっかりしていて、素材本来のうまみを感じることができ、「お寿司を食べた」というよりは、「マグロを食べた」というほうがしっくりくるでしょう。特別な日の贅沢を、こだわり空間で堪能多様なシーンで利用可能な「入船寿司」。予約制の完全プライベート個室、職人の熟練された技を間近で見ることができるカウンター席、家族団らんなどグループで過ごせるテーブル席の3つが用意されています。落ち着いた雰囲気の店内で、マグロ一筋の名物店主が腕を振るいます。そこはゆったりと時が流れる大人な空間です。昔ながらの雰囲気は海外からのゲストにも喜ばれています。人気店ゆえ、確実に入りたい場合には予約することをおすすめします。築地の一番マグロここにあり! 名物店主の熱いこだわり「日本一のマグロバカ」と言われるほどの名物店主。築地に入荷するその日の一番マグロは「入船寿司が来る」と伝説になっています。金額を問わず、よい物を提供したい一心で、最高級のマグロをセリ落とします。その熱い想いに引き寄せられるように、全国のマグロ通が「入船寿司」に集います。口の中でとろけるマグロはまさに絶品で言葉も出ません。マグロ好きの人にはぜひおすすめしたいお寿司屋さんです。東急目黒線「奥沢駅」から徒歩1分、東急東横線「自由ヶ丘駅」から徒歩10分の住宅街に「入船寿司」はあります。飾らない店構えはそこはかとない懐かしさを放ち、老舗ならではの雰囲気です。本物のマグロを味わいたい方、マグロ好きな方は必見です。スポット情報スポット名:入船寿司住所:東京都世田谷区奥沢3-31-7電話番号:03-3720-1212
2017年10月23日築地発祥の老舗お料理菓子屋「築地ちとせ」が、9月11日(月)より「ちとせのおいも餅」の販売を開始しました。まるでスイートポテトの様な秋の実りを感じる逸品「ちとせのおいも餅」は、種子島産の安納芋を使った芋あんと相性の良い北海道産バターを練り込んだクリームをやわらかなお餅で包んだ、まるでスイートポテトの様な秋の実りを感じる逸品です。◆詳細販売期間:9月11日(月)~無くなり次第終了価格:8個入896円(税込)築地ちとせ東京の台所、築地。大正元年、食にゆかりの深いこの地で「御菓子司ちとせ」を創業。宮内庁御用達を拝命する等、確かな技で歴史を刻んできました。「東京お料理菓子」は日本各地の選りすぐりの食材が集まる築地ならではの新たなお菓子。東京の食文化の粋をお菓子で楽しんでみてはいかが。築地ちとせの天ぷらせんべい春先に水揚げされ、甘い身が特徴の良質な天然えびをふんだんに使用しています。日本三大葱の一つ「岩津ねぎ」等、その他五種のこだわり食材でかき揚げを表現。サクサクの食感を楽しめます。6枚入648円(税込)12枚入1,306円(税込)18枚入1,900円(税込)30枚入3,229円(税込)店舗情報・羽田空港特選和菓子館店[羽田空港第1旅客ターミナル2F]営業時間6:00~20:00(無休)・羽田空港フードプラザ店[羽田空港第2旅客ターミナル3F]営業時間8:00~19:30(無休)・キッテグランシェ店[JPタワーB1F]営業時間平日/土曜10:00~21:00日祝10:00~20:00定休日キッテグランシェに準ずる・東北道パサール羽生店[東北自動車道下りパサール羽生]営業時間8:00~20:00(無休)・ルミネ新宿店[ルミネ新宿LUMINE1B2F]営業時間10:00~22:00定休日LUMINEに準ずる
2017年09月15日(撮影:加藤順子) 7月4日の正午前の東京・築地市場。すでに早朝のセリは終わっていたが、いまもターレと呼ばれる1人乗りの荷物運搬車が縦横無尽に行き交い、市場ならではの活気と喧騒は続いていた。 野菜などの段ボールが積み上げられ狭くなった通路を、そのターレを巧みによけながら、市場の少し奥まった場所にある古めかしいビルの会議室まで、緑色の自転車でやってきたのが山口タイさん(74)。老舗の鮮魚仲卸「樋徳商店」の女将さんだ。 東京都中央区の、銀座からも1キロほどという立地での開業以来、80年以上にわたり「日本の台所」役を担ってきた築地市場が、移転問題で揺れ続けている。 老朽化を主な理由として、江東区豊洲への移転が決定されたのが’01年。’16年11月には新規開業の予定だったが、直前に就任した小池百合子都知事(65)が、豊洲の安全性の確保が不十分であることなどを理由に移転延期を発表。これを受けて今年1月17日に、卸業者が陳列する魚介類などの食材を“セリ”で買い取る築地の仲卸業者を中心とした女性たちのグループ「築地女将さん会」が発足。タイさんは、周囲に推されて、その初代会長に就任した。 「私たちは、移転したら“食の安全”が守れないと、15年も前から汚染などについて勉強し、反対を訴えてきました。その後、盛り土がなされていなかったり、次々と有害物質の存在が明るみに出ましたので、移転してしまっていたらと考えるとゾッとします」 しかし、築地で暮らしてきた女将さんだから言えるそのよさを、どう伝えたらいいかを模索しているうちに、事態はどんどん進行していった。 今年6月20日。「築地は守る。豊洲は活かす」。小池都知事らしいキャッチーなフレーズで、築地市場は5年後をめどに「食のテーマパーク」を有する拠点として再開発すること、豊洲市場は冷凍冷蔵などの機能を強化した総合物流拠点とすることなどの基本方針が発表された。 7月2日の都議会議員選挙では、都知事率いる「都民ファーストの会」が圧勝。築地女将さん会の月1回の定例会が行われたのは、このわずか2日後だった。 市場内にある会議室には、定刻の12時までに、タイさんはじめ、旗揚げメンバーのほぼ全員の30人の女将さんたちが次々に集合した。仕事の途中で駆けつけたのか、前掛け姿のままの女将さんも。 「小池都知事の基本方針の発表で、市場移転問題が忘れ去られてしまわないよう、私たちは、ますます声をあげていかなければなりません」 会長の挨拶を口火に、さまざまな意見が飛び交った。 「都知事は、選挙で信頼を得られたと言っている。知事の基本方針を都民の6割が支持するというけれども、3割の反対意見も聞いてほしい」 「銀座あたりから流れてくるお客さまや、高齢の方も、豊洲では、やっぱり通えないと思うんですよ」 「都議会選挙が終わって、現実も見なきゃね……」 2時間の間、それぞれの話に眼鏡越しに相づちを打ちながら聞いていたタイさんが、最後にに再び口を開く。 「豊洲には『行けないんです』ということを、あらためてはっきり申し上げたい。汚染の問題もあるし、このままでは移転費用がまかなえなくて、廃業せざるをえない店も出てきます。そんな現状を、小池都知事に届けましょうね」 巻き起こる拍手を聞きながら、タイさんは、会の結成当初を思い出していた。 「もう男の人たちだけに任せてはおけない。その思いでみんな集まりました。男性ですと確執もあったりするんですが、女性たちはしがらみもなく、“女将さん”というキーワードでつながることができたんです」 築地を、食の文化を守ることは、命を守ること。消費者や業者との店先でのやり取りや、暮らしの声と密接に関わってきた女性だからこそ感じることがある。それを小池都知事に伝えたい、もっと広く世の中に届けたい。その思いは強くなる一方だった――。
2017年07月23日(撮影:加藤順子) 東京都中央区の、銀座からも1キロほどという立地での開業以来、80年以上にわたり「日本の台所」役を担ってきた築地市場が、移転問題で揺れ続けている。 老朽化を主な理由として、江東区豊洲への移転が決定されたのが’01年。’16年11月には新規開業の予定だったが、直前に就任した小池百合子都知事(65)が、豊洲の安全性の確保が不十分であることなどを理由に移転延期を発表。これを受けて今年1月17日に、卸業者が陳列する魚介類などの食材を“セリ”で買い取る築地の仲卸業者を中心とした女性たちのグループ「築地女将さん会」が発足。老舗の鮮魚仲卸「樋徳商店」の女将・山口タイさん(74)は、周囲に推されて、その初代会長に就任した。 今年6月20日。「築地は守る。豊洲は活かす」。小池都知事らしいキャッチーなフレーズで、築地市場は5年後をめどに「食のテーマパーク」を有する拠点として再開発すること、豊洲市場は冷凍冷蔵などの機能を強化した総合物流拠点とすることなどの基本方針が発表された。 7月2日の都議会議員選挙では、都知事率いる「都民ファーストの会」が圧勝。築地女将さん会の月1回の定例会が行われたのは、このわずか2日後だった。その定例会でタイさんは30人の女将さんを前に、こう宣言した。 「豊洲には『行けないんです』ということを、あらためてはっきり申し上げたい。汚染の問題もあるし、このままでは移転費用がまかなえなくて、廃業せざるをえない店も出てきます。そんな現状を、小池都知事に届けましょうね」 長年かけて育んできた顧客との関係、商売敵の壁を超えて支え合ってきた仲間。タイさんは女性のネットワークを生かして、築地でしか営めない生活を守ろうとしている――。 「樋徳商店さんとは、先代からのお付き合いです」。女将さん会メンバーで、実家の鮮魚仲卸「大仲」を35歳で継いで、社長も務めていた今井千鶴さん(65)が語る。 「魚河岸は、なにしろ“切った張った”の世界。築地の女将さんのなかには、朝3時半に三つ指ついて、『行ってらっしゃいませ』と、ご主人を送る方もいます。外から嫁いだタイさんが女将としてやっていくには、陰でご苦労もあったと思います。彼女はみんなをやわらかくおさめることができる人望の持ち主。先代のご夫婦も、“縁の下の力持ち”という存在でしたね」(今井さん) 同じくメンバーで、場内の飲食店「豊ちゃん」の女将だった長田光子さん(90)はこう話す。 「もう亡くなりましたが、築地の飲食業組合の役員をしていた主人のモットーは、『役員会の招集がかかればすぐに店を空けられるように、1人は従業員を余分に雇っておくんだ』。リストラばかりが言われる現在とは真逆の発想でした。タイさんは、またたく間にみんなの意見をまとめて、堂々としています」(長田さん) 証言に出てきた、樋徳商店の先代の“縁の下の力持ち”的なエピソードは、タイさん自身の口からも語られた。 「あるとき、ほかの店のお客さんがウチに来て言うんです。『ひいきにしている店主が具合が悪くて店を畳みそうだから、今度は樋徳さんから買いたい』と。すると、先代はこう話したんです。『そんなこと言わないで、あちらで買ってあげてくださいよ。私で手伝えることはしますから』」(タイさん) 築地には、つかず離れずながら、いざというときには、グッと相手の懐ろに入り込む人情が生きていた。もちろん、いまも受け継がれている。 「うちの息子も、お客さんがたとえば安い魚を買おうとしていると、はっきり言います。『これは昨日のものなので、煮物ならいいですが、生ならあっちのがいいですよ』と。ごまかして売ることはしないというのは、私には頼もしく見えます」(タイさん) ここに仲卸の“目利き”の存在価値があり、それこそが築地の文化だと言う。もう一つ、築地が培ってきたもの。それが、“横のつながり”である。 「水産仲卸のいちばん端っこにある店はなかなか売れないけど、奥がいちばん面積は広い。だから、不公平にならないよう、4年に1度、抽選で場所替えをやるんです。引っ越しのときには、各店舗でネズミ駆除をやり、ときには、その店に合った備品を置いていったり。そんな譲り合いの精神があるんです。移転が言われだしてからは、いずれいなくなるんだからということで場所替えの抽選も10年ほど行われていませんが……」(タイさん) 譲り合いは、互いを思いやる気持ちから生まれる。タイさんには、忘れられない出来事がある。 「もう20年以上前でしたが、親しい人が病気になって、私はすごく落ち込んでしまって。そのとき場外のスーパーを経営する奥さんに、『近所にはみんないるんだよ。なんかあったら、声をかけてね』と言ってもらえて。それで、すごく明るくなれたんです」(タイさん) 家族や一緒に働く人たちと半世紀以上を築地で過ごしてきたタイさんだからこそ、見えている景色がある。 「壁がないんです。ほら、うちの周囲を見てもわかりますが、お店が仕切られていなくてつながっている。ふだんから、『氷、ちょうだいね』とか、『もらうわよ』と声をかけながら、パッと手を伸ばして隣の青い包み紙を借りたりね」(タイさん) その遠慮のなさも、先代の義母から自然に受け継いだ、ふだんのほどよい距離感があってこそ生きるもの。 「豊洲に行くと1軒ずつ、壁で仕切られた設計です。移転で、単に壁ができるだけではなく、それは綿々と受け継がれてきた、築地の文化がなくなってしまうことなんです。そのよさも小池都知事にお伝えしていきたいですね」(タイさん)
2017年07月23日「築地は守る、豊洲を活かす。これを基本方針の【1】とさせていただきますーー」 6月20日、100人以上の報道陣が詰めかけた都庁での緊急会見で、小池百合子都知事(64)は、築地市場の豊洲移転問題について「3つの基本方針」を発表(次は要点)した。 【1】築地市場を5年後を目途に再開発。2020年東京オリンピック・パラリンピックでは輸送拠点として活用し、その後、「食のテーマパーク」機能を有する拠点に。【2】豊洲市場は冷凍冷蔵などの機能を強化し総合物流拠点に。【3】築地・豊洲の利用具体案を広く情報公開して検討、失った信頼回復に徹底努力する。 都知事の口から初めて方向性が示された発表だったが、《二兎追う小池プラン》《具体性なし》などとネガティブな報道も一部ではあった。また、築地市場の業界団体からは「近距離で2つの市場はありえない」「築地か豊洲かの二者択一を求めていたのに」と批判の声も。そもそも、都知事がかねて公言してきた「食の安全・安心」は守られるのか。本誌が都知事に独占直撃した。 ーー「近距離で2つの市場はありえない」という批判も一部ではありますが。 「築地と豊洲とで性質、性格が違ってきますので、私は“共存共栄できる”と。むしろ呼応し合って、東京の“食”が支えられると考えています。まず、築地の土地は売却せずに、民間で活用して、“食のテーマパーク化”などで収入を増やしていきます。一方、豊洲はこのまま開場してもフツーに赤字(年間約100億円と試算)。よほどテコ入れしないといけない。むしろ『豊洲に移転ありき』だけの方たちには、『どういう対策をお持ちですか?』とお聞きしたいですね」 ーー築地のある仲卸業者さんは、お客さんから「豊洲に行ったら買わないよ」と言われることがかなりあるそうです。そんな業者の不安に対して、どう答えますか? 「豊洲市場が中央卸売市場という冠をうたうためには、“安全宣言”が必要です。そのために、例の“盛り土がなかった”地下空間に蓋をしたり、まだ十分機能していない地下水管理システムを機能強化してフルに動かし、安定化を図ります。これらの対策を施すのに約8カ月かかり、その後、環境アセスメント(公害などの防止のための事前調査・評価)で確認して、農水省に許可をお願いする流れになります」 ーー都知事は、移転には「安全のうえに安心が必要」とおっしゃってきましたが、“無害化できない”状態でも移転するのでしょうか? 「“無害化”を約束したのはかつての都知事や都ですが、“無害=ゼロリスク”という設定がそもそも無理です。ですので、私が求めるのは“環境基準以下を達成する”ということです」 ーー環境基準以下に抑えられなければ移転はしないということでよろしいですか? 「それを基本的に確保するために、今回の追加対策をするわけです。そのうえで調査と情報公開をつづけます。物事を隠そうとするから、みなさんが不安になるんです。隠さず情報公開し続けることで“不安”を裏返し、総合的な“安心”にしなければいけないと思っています」 ーー「築地を守る」という基本方針に安心した業者も多いと思いますが、もし“市場がない築地”だったら“築地ブランド”にならないのでは? 「私は『市場機能を持たせるべきだ』と言っています。そのうえで、築地と豊洲の共存共栄が大事だと。根本的な話になりますが、卸売市場法がいま改正の対象になっています。流通が多様化している昨今ですが、卸売市場はあまりにも規制が多い。もっと機動的なものにしようという流れがあるんです。“市場を残す”だけではなく“市場を機能させて存続する”ことを目的にしなければいけません」 ーーそのための具体的なプランはあるのでしょうか? 「豊洲でいえば、脱フロン対応の冷凍冷蔵倉庫があります。’20年にフロン規制が厳しくなり、冷凍冷蔵倉庫は脱フロン対応が必要となりますが、多くが老朽化し、建て替えも追いつかない。豊洲はその受け皿となりうるんです」 ーー’20年には東京オリ・パラもありますし、大きな転換期になりそうですね。 「冷凍技術とオリ・パラにも関係があります。以前、私は一流ホテルのシェフたちに話をうかがったんですが、冷凍食品の技術は’64年の東京オリンピックで進んだと。限られた期間に大量の食材が必要ですが、天候によって品薄になるリスクを分散するために一気に進歩したんですね。つまり、“’64年のレガシー=冷凍技術”だと聞いて、『なるほど!』と思いました。’20年以降、高齢化、単身世帯化がさらに進むと“レンチン”需要も増すはずです」 批判も悲観もあった「市場問題の基本方針発表」だったが、インタビューでの都知事の回答は明瞭で、“視える化”への期待も信頼も抱かせた。そして「築地の守り方」と「豊洲の活かし方」プランが想像以上に積極的であったことが、リーダーとしての都知事の“本気度”を、あらためてうかがわせてくれたーー。
2017年06月29日「築地市場の豊洲移転問題で移転を延期したまではよかったのですが、その後『移転』か『中止』かの判断をせず、『総合的な判断をする』と述べるにとどめた小池都知事。東京オリンピック・パラリンピックの費用分担の問題においても、各自治体分の350億円の割振り先については先送りになりました。“決められない都知事”というレッテルを一部で貼られ、『進退伺』を出していた自民党からも『離党できないだろう』というのが、大筋の見方でした」(全国紙政治部記者) 6月1日、自民党の二階俊博幹事長に「離党届」を提出し、そんな大方の予想を覆した小池百合子都知事(64)。さらに同日、自身が最高顧問を務める会派「都民ファーストの会」の代表に就任することを発表。同会の総決起大会が行われた東京都目黒区の「ホテル雅叙園東京」は、2,000人近い支持者と報道陣でごった返した。 都知事はこの日に自民党から“独立宣言”することを、かねて決めていたようだ。同日の午後に都庁で行われた定例記者会見でも、小池都知事はこう語った。 「総決起大会の開かれる6月1日を、(自民党を離れる)節目として前々から決めておりました」 これを受け、「都知事は昔から変わらず、つねに一貫性がある」と説くのは、社会福祉法人恩賜財団済生会理事長の炭谷茂さん。 「20年以上に及ぶお付き合いのなかで、私は小池さんが嘘をついたのを一度も見たことがありません。前言撤回もないし、答えにくい質問にも逃げたりしないんです」(炭谷さん) 炭谷さんは、自身が総務庁の官僚だった’93年に小池議員(当時)と出会い、’03年からの彼女の環境大臣時代に“事務方トップ”である事務次官として支えた人物だ。 「環境大臣時代の’05年、地球温暖化対策の軽装化キャンペーン“クールビズ”の構想を、小池さんに『どうかしら?』と相談されました。『面白い!』と思ったんですが、同時に、私には『世のビジネスマンがすんなりノーネクタイを受け入れられるかな!?』という不安も正直あったんです……」(炭谷さん) ところが、彼女は炭谷さんに何度も言い聞かせるようにこう語ったという。 「まずは“大義”が重要です。そして、国民の“共感”が得られれば成功します。絶対に成功させましょう!」 炭谷さんは懐かしそうに目を細めて振り返る。 「あのとき小池さんの発想があったからこそ、いまこの時期に街を歩くビジネスマンは胸元のボタンを外して通勤することができているんです。その成功体験が、“退路を断つ”という今回の彼女の決意に隠れた自信の裏付けでしょうね」(炭谷さん) 都知事が環境大臣を務めていた時代、抵抗勢力の存在に苦労もしたという。 「小池大臣と事務次官の私だけが同じ意見で、ほかは省庁の内外すべてが『反対』というような事案も、かなりありました。そんなとき、小池さんはいつも役所の論理より国民の利益優先で行動していたんです」(炭谷さん) そして炭谷さんは、今回の離党の決意に、都知事の「総理大臣就任への希望がある」と強く語る。 「政界はつねに激変しますから、いまの情勢が明日にはまた変化するかもしれない。小池さんは自民党を出ることで、新しい支持層も得て新基盤を築けると思います。東京都で『都民ファースト』を掲げてやっていることを、日本全国に拡大すればいいのですから」(炭谷さん) 炭谷さんは、小池都知事の姿を“鉄の女”と呼ばれたイギリスの名宰相、マーガレット・サッチャーに重ねる。 「サッチャーは、選挙区を変わったり、厳しい状況下で結果を出したりして、“孤軍奮闘”で国民の支持を得た。そして、イギリス初の女性首相となったんです。小池さんにも険しい道が待っているとは思いますが、彼女の政治的力量を考えても、彼女にとっての最終キャリアが都知事であるとは思えません」(炭谷さん) 幾多の劣勢を切り抜け、一国のトップに立つのがサッチャー流――。小池都知事の目指す先は、そんな総理大臣なのかもしれない。 「いま世界を見渡せば、トランプ米国大統領が世界の平均気温上昇を防ぐための『パリ協定』から脱退することを表明するなど、小池さんと私が尽力してきた地球温暖化対策の取り組みが、危機に陥っていく恐れがあります。本人の口からは出ませんけれども、都政で『都民ファースト』の公約を遂行した先には――、彼女の視野には、地球規模の問題解決まで入っていると思うんです」(炭谷さん) 4月、都民ファーストの会の事務所にて、小池都知事と話したという炭谷さん。近況報告から未来についてまで、会話は1時間に及んだ。 「小池都知事は、都政の真の問題点をつかみかけているようです。『いよいよそれを解決していく時期が来る。環境大臣は3年務めて成果がやっと出た。都政改革も一朝一夕にはできないし、半端で終わらせたら、都民に申し訳ない』と語る彼女には強いやる気を感じました」(炭谷さん) 「国民ファースト」を実現する“鉄の女”になるためには、7月2日の都議選の戦局を、小池都知事は冷静に見つめなければならないだろう。
2017年06月08日「5月24日、市場問題プロジェクトチーム(以下「PT」)で提案された『第1次報告書案(案)』中の『築地改修案』に、築地市場敷地内にレストランや見学コースなどのレジャー施設を設け、さらに“ツインタワー”を建設するというプランがありました。これは“築地市場のテーマパーク化”。築地を売却せず、市場を自立させる大胆な“ウルトラC”案といえます」 こう話すのは、市場問題を取材しつづけ10年になるジャーナリストの池上正樹さん。6月23日の告示まで3週間を切った東京都議会議員選挙の公約として、都議会自民党は「早期の豊洲移転」を明言。これに対し、小池都知事の会派・都民ファーストの会は「総合的な判断」と明言を避けている。 そんななか、築地、豊洲、両市場の事業の見直しや、今後の市場のあり方などについて検討し、その結果を都知事に報告するPT(座長は小島敏郎氏)の会議が開かれた。そこで提案された“築地テーマパーク化”とは一体どのようなものなのだろうか。 「開場したら毎年100億円もの赤字が出ると試算された豊洲市場に移転せず、老朽化している築地市場を敷地内の空いている土地を利用し運営、もしくは一時的にどこかに移転して改修する、という案です。案に盛り込まれている“ツインタワー”とは、テナント用の高層ビルで賃料を確保する選択肢です」 さらに隅田川沿いに眺望のいいレストランなどをオープンして築地のブランド力をアップさせ、日本中、ひいては全世界からの集客も狙っているという。“汚染”が危惧される豊洲市場。“移転中止”への秘策ともいえるこの案は、さながら都知事側から都議会自民党に対しての“先制パンチ”のようにも映る−−。 このプランをどう捉えているのか、26日の会見で、本誌記者が都知事を直撃質問すると、小池都知事はこう答えた。 「築地のブランド力というのは、国内外で誰もが認めるところで、先日も『シャネル』社長のリシャール・コラスさんが《築地のブランド力のすごさ》に言及されたことを知りました。一方で、老朽化していることも事実で、環境の『安心・安全』について科学的、法的に調査を進めていこうと思います」 さらに、築地を「東京湾に面した非常に夢のある地域」としたうえで、こう続けた。 「船旅などでも水辺をもっと活用すべきではないかと。PT案は、『今後の築地の展開にはいろいろな考え方がありますよ』とご提示いただいたものだと思います。築地ブランドをどう生かしていくのかは、市場のあり方の戦略そのもののひとつ。『市場の持続可能性』について、さまざまな観点から進めているところですので、いろいろな案を私は歓迎したいと思っております」 これまで豊洲移転か築地改修かを、PTや専門家会議からの報告を受けたうえで「総合的に判断する」と言ってきた都知事。今回も言葉を選んで明言は避けたものの、「築地テーマパーク化」案に関しては“好感触”の姿勢を見せた。 築地存続に加え、ブランド力を生かした一大レジャー施設化。実現可能性はどれほどなのだろうか−−。都の財政事情に詳しい経済評論家の加谷珪一さんが、次のように分析する。 「豊洲市場に移転した場合、毎年の赤字が100億〜140億円と試算されています。仮に140億円の場合、都民1世帯あたりに換算すると毎年2,100円ずつの負担となります。一方、築地市場は毎年1億〜20億円の赤字と試算されますから、年間20億円として、1世帯300円ずつ。豊洲の『7分の1』の負担ですみます」 さらに、ツインタワーやレストラン、レジャー施設などのオープンによる収入も含めて試算してもらった。 「ツインタワーでのテナント運営による収入や、規模の大きな飲食街がオープンしたときの収入を合わせて、試算されている赤字の『20億』は楽々クリアできるでしょう。すると都民の実質負担は『0円』になるんです。ミシュラン店や一流ブランドが出店して結集したら、大きな利益が見込めるブランド力が築地にはあります。築地改修と豊洲開場の費用を比較してみると、築地に分があるように見えます」 築地仲卸業の女性グループ「築地女将さん会」(山口タイ代表)は「都知事にはご理解いただき、豊洲移転を中止し、築地改修の判断を」と強く要望している。果たして都知事の「総合的な判断」は都議選前か、後か、いつになるのだろうか−−。
2017年06月02日銀座千疋屋のスイーツショップ築地店にて、2017年2月1日(水)よりバレンタイン限定スイーツが発売される。「彩り」と題されたショコラは、日本の四季をモチーフに4種類のショコラそれぞれに旬の果物を使用した。四季のモチーフを描いた毬のような見た目も美しい。春は苺、夏は桃、秋は栗、冬は金柑の味わい。フランスで毎年行われる「サロン・デュ・ショコラ・パリ 2016」の品評会において最高位の金賞を受賞し、国内の先行販売では1時間で完売するなど、注目のショコラとなっている。また、果物専門店ならではの、フルーツを使用したボンボンショコラ「銀座千疋屋ショコラ2017」が新登場する。メロンとキウイ、タイベリーとライチなど、異なる2種類のフルーツによるマリアージュを楽しめる。ほかに、チョコレートの土台に苺を丸ごと乗せた「銀座まるごとチョコいちご」や、フリーズドライした苺にホワイトチョコレートをじっくり染み込ませた「いちごのチョコレート」など、旬の苺を贅沢に使用したスイーツもラインナップする。「彩り」、「銀座千疋屋ショコラ2017」、「いちごのチョコレート」は、有楽町で開催の「サロン・デュ・ショコラ 2017」でも販売される。【詳細】銀座千疋屋 築地店のバレンタイン発売日:2017年2月1日(水)アイテム一例:・彩り 4個入り 1,944円(税込)・銀座千疋屋ショコラ2017 4個入り 1,728円(税込)・いちごのチョコレート 70g 1,620円(税込)・銀座まるごとチョコいちご 3個入り 1,620円(税込)販売店舗:銀座千疋屋 築地店住所:東京都中央区築地3-7-2 築地スカイビル1F営業時間:10:30~18:30定休日:日・祝日・年末年始※2月6日(月)~2017年2月14日(火)の期間は休まず営業【問い合わせ先】株式会社銀座千疋屋 築地店TEL:03-6264-7440
2017年01月27日©TRIPPING!ショッピングだけでなく、現地の人の生活ぶりを垣間見ることができるのが市場の魅力。今回はホーチミンに数ある市場の中から5ヶ所をピックアップ!特徴や見どころなどを簡単にまとめてみました。ベトナムの熱気と活気を感じに、市場へ出かけてみましょう! 1.ベンタイン市場■ 特徴 : ホーチミン最大の市場■ 見どころ : お土産売場、食堂街、ナイトマーケット■ こんな人におすすめ : 雑貨をまとめ買いしたい人、ローカルグルメを楽しみたい人著者撮影ホーチミン観光のハイライトとして、必ず訪れたい市場。地元客も多いですが、観光客向けの市場なので英語が通じます。全体的に値段は高めで値引き交渉が必要ですが、まとめ買いすると安くしてくれます。疲れたら食堂街でチェーやバインフランを食べてみては。©TRIPPING!毎晩、市場が閉まる19時頃から外でナイトマーケットが開かれます。夜風に吹かれながら屋台でビールを飲んで、ベトナム料理を食べるのも、楽しい旅の思い出となるでしょう。著者撮影————————————ベンタイン市場(Cho Ben Thanh)営業時間:7:00~19:00頃住所:Le Loi , District1 , Ho Chi Minh 2.タイビン市場■ 特徴 : 庶民的な雰囲気■ 見どころ : 外の生鮮食品売場、食堂街■ こんな人におすすめ : バックパッカー街を訪れる人、ローカル体験をしたい人著者撮影バックパッカー街のファングーラオ通りの西端にあるローカル市場。ベンタイン市場から徒歩10~15分ほどの距離にあり、横に細長い9月23日公園に沿って西へ進むと着きます。お土産らしいものは少ないですが、生鮮食品から普段使いの日用品まで揃っています。著者撮影おすすめは外に並んでいる屋台。地元の人に混じって、安くておいしいローカルグルメが楽しめますよ。19時頃からは正面入口の前にも屋台が数軒並びます。————————————タイビン市場(Cho Thai Binh)営業時間:6:00~17:00頃住所:Pham Ngu Lao , District1 , Ho Chi Minh 3.タンディン市場■ 特徴 : 布が多い■ 見どころ : 布売場、ナッツ売場■ こんな人におすすめ : 手芸が好きな人著者撮影1区中心部から北へタクシーで約10分の距離にある市場。別名「布市場」といわれるほど様々な布が売られていて、1mあたり60,000VND(約300円)ぐらいから買えます。著者撮影ここで布を買い、お店に持ち込んでオーダーメイドで洋服を作るという方法も(持込可能かどうかはお店に要確認)。市場の外、向かいの通り沿いにも布屋さんが並んでいますので、見てみましょう。一時帰国のお土産に、ここでナッツ類を買う在住者も多いです。————————————タンディン市場(Cho Tan Dinh)営業時間:6:00~18:00頃住所48 Ma Lo , District1 , Ho Chi Minh 4.アンドン市場■ 特徴 : 中国語が飛び交っている■ 見どころ : 乾物、ナッツ売場■ こんな人におすすめ : 中華街の雰囲気を感じたい人著者撮影1区中心部とチョロン(中華街)の中間に位置する市場。ベンタイン市場からタクシーで約15分で行けます。デパートのような近代的なつくりで、中央にエスカレーターがあります。地下では食料品と貴金属、1~3階では衣料品・靴・布などを売っています。著者撮影山積みの乾物が所狭しと並べられている光景は圧巻!干しエビだけでも8種類ぐらいあったり、生の蓮の実をひとつとってみても、中部産と南部産があったりと、いろいろな発見があって、見るだけでもおもしろいです。チョロン最大の市場・ビンタイ市場まで行くにはちょっと遠いけど、ホーチミンで中華文化を感じてみたい…という人は訪れてみては?————————————アンドン市場(Cho An Dong)営業時間:6:00~18:00頃住所:34-36 An Duong Vuong , District5 , Ho Chi Minh 5.ソンチウ市場■ 特徴 : 観光客がいない■ 見どころ : ベンタイン市場規模の広い食堂街■ こんな人におすすめ : ローカル体験をしたい人著者撮影4区にあるローカル感満載の市場。1区中心部からタクシーで約5分と意外と近く、行きやすいです。ガイドブックや旅行サイトで紹介されることの少ない、穴場な市場です。著者撮影市場は2階建て。1階の中央が食堂街になっていて、食堂街を囲むように食料品店や雑貨店がずらりと並んでいます。2階には靴や洋服など服飾雑貨のお店が並んでいますよ。————————————ソンチウ市場(Cho Xom Chieu)営業時間:6:00~18:00頃住所:Le Quoc Hung , District4 , Ho Chi Minh 尚、閉店時間は同じ市場内でも各店舗によって異なるので、時間に余裕をもって訪れることをおすすめします。 (text & photo:グッチ) ぐるりホーチミン歩き〜美味しいと可愛いを探して〜その他の記事を読む>
2016年11月21日「築地という場所は、ある意味日本人が忘れかけている“昭和”が残っている。人間と人間の触れ合いの場所で、ひとがひとを見て魚を売る。昔、町の魚屋に魚を買いに行ったり、肉屋に買いに行ったりした時のような、触れ合いがいちばん残ってる場所かな」。力強い語りで、近いうちに失われてしまうかもしれない築地市場への愛を、鮨職人である中澤圭二さんは語る。2016年11月に80年の歴史に幕を下ろし、豊洲へと移転されることが予定していた築地市場だが、先日の小池百合子都知事による延期発表を受け、今後の動向にも大きな注目が集まっている。1年4か月にもわたる築地市場初の長期撮影を経て制作された『TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)』は、築地市場で働く約150人の人々のインタビューを収録したドキュメンタリー作品だ。劇中では、築地市場で働く人々をはじめ、ドキュメンタリー『二郎は鮨の夢を見る』にも出演する銀座「すきやばし次郎」の小野二郎・小野禎一などの鮨職人や、料理人、料理評論家、フードスタイリスト、“世界一のレストラン”と称されるコペンハーゲンの「noma」のシェフ、レネ・レゼピなど、食に関わる様々なプロフェッショナルが出演し、築地市場がいかに特別で、ほかにはない唯一の場所であるのかを語っている。その中のひとりとして、四谷「すし匠」の創業者である中澤さんも出演している。シネマカフェでは、現在ハワイにて鮨職人としての挑戦を続ける中澤さんに、帰国のタイミングでインタビューを実施。『TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)』が描き出す築地の魅力について語ってもらった。「豊洲移転を前に、どれだけ築地がすごい場所だったかということを、最後に映像として残せたということが素晴らしい。これだけ築地を写したのはこの映画がいままでで初めてだし、これからやろうと思ってもできないんですよ。なくなってしまうから」。築地市場という場所、そしてそこで働くひとびとの姿を、ここまで克明に捉えた映画が出来たことの喜びを語る中澤氏。それと同時に、なくなってしまうことがわかっているからこそ、これが最後になってしまうということへの寂しさが表情にあらわれる。観光名所としても知られる築地市場だが、私たち日本人にとっては、身近なようで漠然としたイメージしか持っていない人がほとんどなのかもしれない。映画の冒頭、やわらい光の中進んでいくカメラに導かれるように築地の中へと入り込むと、そこで働く人々のリアルな存在感とライブな雰囲気に、圧倒されてしまう思いがする。そこで交わされる言葉や、卸売が始まるときの緊張感は、新鮮な驚きとともに観るものの目に映る。映画の中でとても印象的なのは、仲卸をはじめとする築地市場の人々が度々口にする「信頼」という言葉だ。魚を釣る漁師、そして魚を売る仲卸の人々、さらにそこに魚を買い求める鮨職人をはじめとする料理人達、それぞれが職人としてのプライドを持ちながら、互いに信頼関係を築いていくことで、まるでバトンのように新鮮で良質な魚を繋いでいく。劇中で「一蓮托生」という表現もされるその信頼関係は、人と人とのつながりを大事にする築地市場が持つ大きな魅力だ。「お客さんが幸せになったときに全部のやってきたことが報われるんです。これは一人じゃできないんですよね。漁師さん、築地があって、我々があるんですよ。そういうみんなのキャッチボールの中で、お客さんが幸せにならなかったら、みんなの共同作業が報われないんですよね」。劇中に登場する、文化人類学者であり、「築地」の著者であるテオドル・ベスターは、築地で働く人々の姿を、“old-fashion”な労働倫理に溢れていると表現する。築地市場で働いたことがない観客にとっては、そこで働く人々の仕事は、まるで別世界のことのように思えるかもしれないが、築地市場の人たちの仕事に対するまっすぐな姿勢と、そこから発せられる真摯な言葉は、観るものはっとさせるほど普遍的な“働くことの美しさ”に溢れている。「極端に言ったら、私は寿司しか知らないんですよ。勉強嫌いだから寿司屋になったんです。築地にはそういう人いっぱいいますよ。だから、穴子だけは誰にも負けないように頑張ろう、エビだけは誰にも負けないよう頑張ろうって、そういう危機感が人をプロフェッショナルにするんです」。職人によって握られる一つの寿司に至るまでのドラマが描かれる本作だが、同時にファーストフード化する食に対する危機感も語られる。食に向き合い続けてきた中澤氏は、食の本当の意味が失われつつある東京への危惧を語る。「多分東京っていうところは戦場なんですよ。みんな戦っていて、余裕がない。だから、お腹はとりあえず満たすだけで、仕事をこなさないといけない。食というものを楽しんだり、そういう余裕が一番ないのが東京かもしれない。でも、お医者さんに行くより、食っていうのは体を治してくれるんです。おいしいものを食べて幸せを感じたときに、明日も頑張ろうという気持ちにさせてくれるっていうのが食の良さで、満腹感にするだけじゃなくて、その幸福感が明日の原動力になる」。自身の著書「鮨屋の人間力」の中で、人前に晒され、生身のコミュニケーションを通した鮨職人の仕事を「さらし」と表現する中澤氏だが、映画を通して感じるのは、鮨職人に限らず、築地市場で働くすべての人が「さらし」の仕事をしているということだ。コンビニやスーパー、ファミレスに行けば、それなりの味の料理を簡単に口にすることができるようになってしまった私たちは、本作を通して、人間的な営みとしての食について改めて考えざるをえないだろう。「料理ができるまでの行程で、魚の価値や、丁寧に扱うこと、感謝すること、そういうことを築地は教えてくれる場所かな。やっぱり寒いときに手を真っ赤にしている魚屋さんの姿を見たら、背筋が伸びるじゃないですか。やっぱりそれが触れ合い、ライブ感ですよ。それがなかったらつまらない」。移転先の豊洲についてのニュースが現在も頻繁に取りざたされているが、中澤氏はそこでの“システム化”への懸念を口にする。「ちょっと豊洲は心配だね。一見清潔で、温度管理とか、冷蔵庫みたいに便利なんだろうけど、完全にシステム化がされてしまうのが怖い。多分、あと5年もしたら、築地で行われていたことが信じられないと言われてしまうような時代が来る。でも、この現代にそれを当たり前にやっていた築地がどれだけすごかったか。それが5年後10年後にもっともっとわかってくる、非常に価値のある貴重な映像だと思います」。『TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)』というタイトル通り、築地市場という“不思議の国”を体験することができる本作。「ここにいる人は妄想癖があるんです」と劇中で語られるように、築地市場で働く人々は、自らの仕事の先にいる、その魚を口にする誰かのことを思いながら働いている。そんな“Wonder”に溢れたこの場所は、日々の仕事に追われる私たちにとって、まさに“Wonderland”なのかもしれない。「日本人の粋っていうのかな。やせ我慢もあるし、築地市場らしく、築地の魚屋らしく、っていう顔をみんなしてるんですよ。貧弱ではないんです。それがあの空気に入ったらそういう風になるんですよ。それが築地の凄さです」。築地市場で働く人々の眩しい姿を、本作を通して感じてみてほしい。(text:cinemacafe.net)
2016年10月16日「ぴあ」調査による2016年9月30日、10月1日のぴあ映画初日満足度ランキングは、豊洲新市場への移転も話題となっている築地市場で働く人々を追ったドキュメンタリー『TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)』がトップに輝いた。その他の画像本作は、80年の歴史を持つ築地市場の舞台裏に迫った作品。1年4カ月の長期に渡る取材により、仲卸業者の日々の営みや、彼らを取り巻く人間模様が築地の四季と共に紡がれる。映画には“知られざる築地”の姿がたくさん描かれており、出口調査では「築地全体での仕事の役割分担がわかりやすかった」「魚を獲る人、卸す人、料理する人。すべてのつながりが伝統を受け継いでいく。その流れが見えてきた」といった声が寄せられた。また、寿司屋経営者や料理人など“食”に関わる仕事をしている観客からも好評で、「築地の深い部分を見ることができた」「専門の人間でも気付かなかったような部分も描かれていた」などの声が聞かれた。さらに本作には、そこで働く人々の“想い”も丁寧に映し出されていたようで、観客からは「働く人の本音がきちんと描かれていた」「築地をいかに愛しているかが伝わり感動した」「ひとつひとつの言葉が深く響いてきた」「“築地”の情熱が伝わってきた」「職人としての意識とプライドが印象的。業界を盛り上げたいという職人の心意気に共感」といったコメントが集まった。なお、満足度ランキングは、イーサン・ホークが老ピアニスト、シーモア・バーンスタインにカメラを向けたドキュメンタリー『シーモアさんと、大人のための人生入門』が2位に、比嘉愛未、ミムラ、佐々木希が3姉妹に扮したヒューマン・ドラマ『カノン』が3位に入っている。(本ランキングは、9/30(金)、10/1(土)に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)』公開中
2016年10月03日女優の剛力彩芽が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『グ・ラ・メ! ~総理の料理番~』(毎週金曜23:15~24:15 ※一部地域は異なる)では毎回、東京・築地周辺の人気グルメが登場する。このドラマは、吉田茂政権以来、70年ぶりとなる「官邸料理人」に抜てきされた、主演の剛力彩芽演じる天才シェフ・一木くるみが、その腕一本で数々の要人・政治家たちを虜にしていく姿を描くもの。そんなくるみと、彼女の面倒を見る官邸食堂の料理人・田村友和(三宅弘城)は、ある定食屋に黙って座れば、店主の「かなさん」が特別ルートで調達してきた、築地で話題の絶品グルメがなぜか食べられる、という設定になっている。22日放送の第1話では、築地市場の名店「とんかつ八千代」で限定提供される「チャーシューエッグ定食」が登場して話題に。この定食屋は、2人がアイデアを練る重要な場になっており、今後も、ビーフシチューやカレーなど、築地周辺で食べられる有名グルメが毎週登場する予定だという。
2016年07月29日●テレビ東京の決断に驚いた、ドラマ『ヤッさん』テレビ東京系の金曜20時ドラマ『ヤッさん~築地発!おいしい事件簿』(7月22日スタート)。伊原剛志がテレ東初主演と話題となっているが、実はドラマ通が注目した話題がもうひとつあった。古くは『木曜の怪談/怪奇倶楽部』『いいひと。』、近年は『アンフェア』『リーガル・ハイ』シリーズなどで名を知られる稲田秀樹プロデューサーが、テレビ東京社員としてプロデュースに関わっているという点だ。制作プロダクションである共同テレビジョンで、多くのドラマを生み出してきたプロデューサーが、テレビ局に移籍。しかも、テレビ東京! ということで注目を集めた今回の件、気になる真相や、新たな作品『ヤッさん』にかける思い、そしてテレビ東京の印象について話を伺った。○生活が一変するような移籍――かなり業界的というか、個人的な話から伺ってしまうのですが、共同テレビジョンからテレビ東京に移籍(転職)されたのはどのような経緯があったんですか?私は52歳になるんですが、まさかこんなに生活が一変するような転職をするとは、これまで想像すらしたこともありませんでした(笑)。以前の会社では管理職に就いていたのですが、どうしても現場でのモノづくりの最前線に復帰したくて、光栄にも熱心にお誘い頂いたご縁もあって、熟考を重ねた上で、新しい場所でトライすることになりました。――これまで、テレビ東京さんとは作品をつくられてなかったと思うのですが、いきなり入社されるというのもすごいですね。これまでも何度か一緒にやりましょうとご提案をいただいていたんですが、スケジュールの関係もあって、なかなか実現には至りませんでした。実は、今回も当初は別の企画でお話を受けていたんです。たまたま管理職という立場上、スケジュールが空いていたので、会社とも相談の結果、お引き受けすることになりました。その後、長く準備をしてきた当初の企画が頓挫するアクシデントがあって、私の転職だけが残るという事態に陥ってしまったんですが……。――それは大変ですね……。すぐさま別の企画を立ち上げなきゃ、ということで、初仕事から大ピンチです(笑)。そこで最終的に形になったのが『ヤッさん~築地発!おいしい事件簿』でした。結果としては、自分の企画で初仕事を迎えることができたので、とてもラッキーでした。――管理職になった方が、現場が恋しくなるという話は色々な会社で話を聞きます。テレビ局にしても制作会社にしても、ヒット作を生み出して結果を残した人材が管理職になる傾向がありますが、そういう人ってそもそも現場でのクリエイティブが好きな場合が多いですよね。マネージメントというと違うステージになりますし、成功体験があればあるほど、他の人の作品にも口出ししたくなっちゃうところもあると思うんですが、現場の若い世代にとって決して良いことではないですからね。フラストレーションがたまることも多いと思います。○制作者に寄り添う大英断――そういった経緯があって、テレビ東京に入られたわけですが、『ヤッさん』はどのようにお話が進んだんですか?企画を考える時は、僕の恒例行事なんですけど、だいたい大きな書店に行って、あえて膨大な情報の中で溺れるような感覚に自分を置くようにしています。そうすると最終的に何か自分に引っ掛かるモノが見えてくることがあるんです。今回もなぜか『ヤッさん』の原作がバーンと目に飛び込んできました。「80%の人が電車を乗り過ごすほどの面白さ」という大胆な帯も気になったのかもしれませんが(笑)。即座に買って読んだら本当に面白かったし、テーマも興味深くて、ぜひドラマにしたいと思いました。――今までの作品とはまた雰囲気が違うのかな、とも思いましたが。そもそも飽きっぽい性格なので、同じような作品が続くのはあまり好まないんですよね。以前はヒューマンなものも手掛けてますが、ここのところは毒っ気の多いダーク系の作品が続いていたので、思い切って真逆なものをやりたいという気持ちはありました。笑って泣けて、ドラマの王道に戻ったものを、テレビ東京の金曜20時枠でトライできるのは、幸せなことだと思います。――そこで『ヤッさん』がぴったりだったんですね。でも最初は、企画会議でも反応が悪くて。主人公がホームレスという設定は、さすがに視聴者にネガティブに捉えられるんじゃないかと、出した直後に却下されました(笑)。他局でも、それが理由で実現に至らなかったと出版社から聞いていたので、さもありなんと。その後、他の企画もいろいろと出したんですがなかなか決め手がなくて。タイムリミットが迫った最後の会議で提出した数本の企画の中に、リベンジと思って練り直した『ヤッさん』を加えてプレゼンに臨んだんです。そうしたら、すべてを説明し終えた後、最終的な決断をする立場の方に「制作する人間としては、正直どれが一番やりたいの?」と質問されたんです。「『ヤッさん』です」と答えたら「わかった、じゃあそれで行こう!」と言ってくれました。最終的には制作側の想いに寄り添って決めるんだ、というのは新鮮な驚きでした。――それは、テレ東の良さと言えるでしょうか。クリエイターを大事にする社風は感じています。みなさん、純粋に作品に向かい合っている。特に深夜帯で、独特な番組を生み出しているのは、クリエイターの自由度が高いからだと、入社して改めてつよく実感しています。●難航する築地市場の撮影許可に、思いもよらぬ奇跡が!○築地の苦労話――そこまでして『ヤッさん』をやりたかった理由は。メインの舞台が築地ということも大きいですね。市場の移転が迫るタイムリーな時期でもありますし、世間も注目している。どうにかドラマという形で、映像に残せないかなという思いはありました。――築地市場で撮影をするのは、難しいものですか?生鮮の仕事に真剣に向き合われている方々が集まる場ですから、衛生面なども考えて、撮影そのものの受け入れが厳しいんです。特にドラマは撮影隊が大所帯になりますし、交渉は想像以上に困難でした。それこそ途中で諦めかけたこともありました。どこかに築地に見立てたセットを作ってやるしかないかなどと考えることもありましたが、どうしてもここはホンモノの築地市場で撮りたいと、粘り強く交渉した結果、撮影ギリギリの段階でご理解を得ることができました。最後は築地人の粋を感じました。本当に有難かったです。――最後は熱意が伝わったんですね。幸運もありました。主演の伊原剛志さんのマネージャーさんのご実家が、築地の大手の仲卸だったんです(笑)。今はお兄様がお店を継いでいらしていて、ご協力をいただけたのは大きかったですね。もちろん、伊原さんにオファーしたときは全く知りませんし、奇跡としか言いようがありません。成功する作品には、図らずもこのような運命的なことが起こることが多いので、視聴率的にもきっときっと成功できる予感がします(笑)。○築地にぴったりな旬で新鮮なキャストたち――出演される方々について、印象はいかがですか?伊原さんを筆頭に、全員が適材適所、ぴったりなキャスティングだと自信をもっています。ヤッさん役は、江戸風のべらんめえ調で威勢がよく、うまいもん食ってニカっと笑う顔が似合うのを一番大切に考えていたんですが、普段のイメージとは違う伊原さんの姿が思い浮かんで…。でも、今撮影しながらも、まさにイメージ通りで本当によかったなあと思っています。柄本佑くんは若手男優の中でも注目していた方で、ぜひ一度ご一緒してみたいと前々から思っていました。タカオに求められる高い演技力もみごとクリアして頂いてます。そして、里見浩太朗さんの存在感も大きい! 『リーガルハイ』からのお付き合いになりますが、ご快諾頂いたときはとても嬉しかったです。――テレビ東京のドラマ『侠飯~おとこめし~』には、柄本さんの弟さん・柄本時生さんが出演されますが、それは事前にご存知だったんですか?実は一緒にプロデュースしている濱谷君がかけもちで担当しているんですが、まったく意図はしていませんでした。双方、決まってみたら、同じ曜日に、どちらも食というテーマで、年配の男性と若い男性のバディという設定で、それぞれ柄本ブラザーズが出ているという(笑)。これはネタとして使っていくしかないかなとは思いました。美味しいフライデーとして、ぜひ両方見ていただければ。『侠飯~おとこめし~』の生瀬さんとは長いお付き合いで、先日撮影の陣中見舞いに行ったら「なんで移籍したの?」ってすごくしつこく聞かれました(笑)。――築地の光景や、人情話の他に、実はこんなところも見どころ……という部分を教えてください。個人的にはテレ東移籍記念ドラマと思っているので、できるかぎりテレビ東京の名物番組を感じさせる小ネタを入れていきたいと思っています。ちょっとマニアックですけど、ぜひ注目してください。
2016年07月21日著者撮影バンコク旅行で訪れる定番の市場と言えばチャトチャックウィークエンドマーケットですが、その近くに生鮮食品専門の市場、オートーコー市場があるのをご存知ですか? オートーコー市場は、タイの農業協同組合の経営のもとでタイ各地の選りすぐりの農産物が集まっている、ちょっと高級路線の市場です。お値段は高めですが、他のローカルな市場と比べると清潔で、商品の見た目もキレイなので旅行者もトライしやすいのが魅力。今回は、そんなオートーコー市場を紹介します。 南国ならではのフルーツにトライ6月になり雨季に入ってタイはフルーツが美味しい季節です。オートーコー市場にもたくさんの種類のフルーツが並んでいました。その中でも私が最もおすすめするフルーツは、断然マンゴスチン!著者撮影甘味と酸味が調和していて、しっとりとした口当たりが良く美味しいんです。その美味しさからなのか、フルーツの女王と呼ばれています。著者撮影お店の方にお願いすれば味見もさせてくれます。こちらの市場は外国人も多く訪れるためか、お店の方も英語を話せる方が多くコミニュケーションがとりやすいのもいいですね。赤紫色の皮にふっくらとした白い果肉が美味しさの証です。マンゴスチンは1キロあたりの価格が表示されていますが、少量からも販売してくれます。今回私は500g(小さいものが12個くらい)購入して50バーツ(約145円)でした。 マンゴスチンの他には、フルーツの王様といわれ、その香りで良くも悪くも有名なドリアンも立派なものが並んでいます。著者撮影ドリアンは当たり外れが大きいので、初めてトライするなら最高級品が並ぶオートーコー市場がベストでしょう。いきなり購入するのが不安なら、味見もさせてもらうこともできます。なお、値段は100g単位の表示になっていることが多いので注意してくださいね。今回私は一番小さいものを買って70バーツ(約200円)でした。実はドリアンは初挑戦でおそるおそる食べてみたのですが、意外にも臭いは気にならずクリーミーでなかなかの味わいでした。なお、ドリアンは地下鉄やホテルに持込禁止のところが多いので、購入したらその場で食べてしまいましょう。オートーコー市場では、他に野菜や乾物、肉、魚なども販売しています。日本では見かけない珍しいものがたくさんあるので、ぐるっと回るだけで面白いですよ。 ローカルなフードコートでランチ著者撮影オートーコー市場にはフードコートが併設されています。ショッピングセンターのフードコートとは違ったローカルな雰囲気のなかでランチはいかがでしょうか?たくさんのお店の中からどれを選ぶのか迷ってしまいますが、そんな時に参考にしたいのが、“緑のどんぶりマーク”です。著者撮影緑のどんぶりマークは、タイの有名な料理評論家の方が実際に食べて美味しかった料理を認定した証で、美味しいお店を見分ける目印になります。オートーコー市場にはこの緑のどんぶりマークに認定されているお店がいくつかあるのですが、今回私が選んだのはこちらのクイッティアオ(米麺)のお店です。著者撮影いくつかのメニューの中から、ちょっと冒険してピンク色のスープのイェンターフォー(50バーツ:約145円)をチョイス。著者撮影スープは唐辛子の辛さはないけど、ちょっとだけピリっとする感じもあって美味しい。お魚の練り物(ルークチン)がぷりぷりしています。こちらのお店では、このイェンターフォーの他にも全く辛くない澄んだスープ(ナムサイ)も選べます。お店に貼ってある写真を指差して注文すれば間違いないです。今回は緑のどんぶりマークのお店をチョイスしましたが、他のお店も美味しそうな店がたくさんありました。隣の人が食べているものって気になりますよね。アヒルのバミー(タイのラーメンみたいなヌードル)も美味しそうでした。皆さんも自分の美味しいものへの嗅覚を信じて、ぜひ色んなお店に挑戦してみてくださいね。 ※日本円表示は1バーツ≒2.9円(2016年6月現在)で計算
2016年06月27日2016年11月、80年の歴史に幕を下ろし移転する築地市場を、1年以上も密着し初映画化する『TSUKIJI WONDERLAND (築地ワンダーランド)』。この度、5月19日(現地時間)より開催されている「第42回シアトル国際映画祭」にて、本作の監督である遠藤尚太郎が登壇した。世界一の魚市場<TSUKIJI>。初めて1年4か月にわたる長期撮影が許され、カメラが捉えた知られざる市場の姿、そして人々の息づかいと心揺さぶる生き様を捉えた築地市場初の映画が本作。使命感を持って働く魚のプロフェッショナル<仲卸>の日々の営みや彼らを取り巻く人間模様を、築地の四季と共に美しい映像で紡ぐ。世界中の料理人から旅行者まで魅了してやまない“TSUKIJI”の真の姿が初めて浮き彫りになる――。今回本作が出品されている「シアトル国際映画祭」は、世界85か国から長編&短編映画、合計421本が集まり上映。北米最大かつ最高の動員数を誇る映画祭だ。現地時間の5月19日~6月12日の25日間行われ、今年で42回を迎える。5月31日、SIFF Cinema Uptownにて本作のワールドプレミア上映が行われた。そこは、シアトル市中心街にほど近いオシャレな街、クイーンアンの目抜き通りに立地する昔ながらの映画館。いまや世界遺産となった和食の全米でのブームをけん引するシアトルとあって、この日のチケットはすでに完売。それにもかかわらず、観客は開場前から席の確保に角をひとつ曲がるほど長い列を作っていた。観客は老若男女幅広い層で、地元メディア、レストラン関係者、日本への旅行あるいは滞在経験者、高齢の日系人などの姿も見られ、220席ある会場は満員となり、大きな熱気に包まれた。上映前には遠藤監督が登壇し、同じシーフードの街であるシアトルで世界初公開となった縁を喜び、感謝の言葉と共に同作の記録的価値、そして単なるドキュメンタリーに終わらない映画としての厚みなど作品への思いを熱く語った。そして上映が始まると、満員の会場からは、日本らしい四季折々の風景や美しい魚料理に感嘆の溜息が漏れ、市場で働くプロフェッショナル達の粋な会話やユーモアに、関心や笑い声が上がり、市場ならではのマグロを扱うシーンや、せりのシーンでは大きな反応が。また、エンドクレジットが流れ始める前から沸き起こった大きな拍手と共にスタンディングオベーションが沸き起こっていた。さらに観客の間では、「素晴らしかった」の声が重なり、異国の地・アメリカで多くの人に本作が認められたことを示していたようだ。上映後の質疑応答には、監督やプロデューサー陣のほか、この日のためにボストンから駆け付けた映画にも出演する文化人類学者でハーバード大学のテオドール・ベスター博士も参加。一番難しかったことは? という質問に遠藤監督は「すべてのことが大変でした。まず、パソコンにある約600時間を私が編集したのでまとめる作業が大変でした」と語った。また、テオドール博士の本に感動し、連絡をとることを決めたと話す遠藤監督の言葉を受け、テオドール博士は「私の本を楽しんで読んでくださって満足しています。奥田プロデューサーからの1通のメールがきっかけで繋がりました」と出会うきっかけを明かしていた。なぜ築地市場は閉鎖されるのか?という問いには「移転する理由は色々あります。まず老朽化、時代遅れになってしまった設備、新しい時代に求められている物流により適しているなどの理由が挙げられます。個人的には悲しいですし、移転して欲しくないんですけど、時代のニーズの面に際して仕方がないことかなと思っています。新しい市場が楽しみです」と語り、テオドール博士は「映画では触れていないのですが移転に関してはいくつかの抗議もありました。しかし築地市場が移転を決定した大きな理由のひとつに2020年の東京オリンピック開催に向けて東京の街を再構築するプロジェクトの一部に築地も入っている事も挙げられると思います」と海外の人たちに向けて分かりやすく説明していた。今回の上映を観た観客は「アメリカにいる日本人として誇りに思う。自分がまさに和食を通してアメリカ人に知ってもらいたいと思っていることがたくさん詰まっている映画。築地市場に深く入り込んで撮影していることに感動した」(俵裕和「懐石料理人/WA’S Kitchen」)。「すべての五感を刺激する映像で楽しませてくれた。匂いだけがなくて残念(笑)」「築地市場における魚のクオリティーの追求には頭が下がる。感動した」などと絶賛の声が挙げられていた。『TSUKIJI WONDERLAND (築地ワンダーランド)』は10月1日(土)より築地東劇先行公開、10月15日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月02日市場移転後も場外が残ることが決定し、平日休日問わずにぎわっている築地。築地というと、どうしても魚をイメージしがちです。しかし、築地には行列のできる食べあるきスイーツがあるのをご存じですか? ■サクサクのつくりたてシュークリームをパクリ築地本願寺から徒歩約3分、路地を一本入ったところにある「CELI SWEETS FACTORY」です。お店の近くにいくと行列ができているので、すぐにわかります。そしてここで味わえるのが、絶品のシュークリーム。うれしいのは、「すぐ食べます」と言うと焼きたてが食べられるところ。あたたかくてサクサクのシューに、甘さ控えめのとろーりクリームが! しかも、クリームがたっぷり入っているのに重たくないんです。シューには、幻のバターといわれるカルピスバターを使用。クリームにも使われる卵は契約農家から直送の「赤玉」と厳選された食材でつくられています。持ちかえりの場合は瞬間冷凍してくれるので、家に帰ってオーブンで温めると…まるでお店でできたてを食べているようなサクサクが味わえます。■おさえておきたい コーヒーとフィナンシェほかにもチェックしたいアイテムがいっぱい。オススメはこちらです。・限定味も楽しめる抹茶やチョコレートなど、期間限定商品も登場します。何度も足を運びたくなりますよね。・コーヒーがお得!お店で販売しているコーヒーは、京都の名店・小川珈琲のもの。小川珈琲の直営店は東京にはないので、これはコーヒー好きにもうれしいですよね。しかもお値段は1杯150円。・フィナンシェの焼きたても味わえるシュークリームのほかに、手みやげにもぴったりなスイーツがたくさんそろっています。なかでもフィナンシェは1日3回、焼きたてが味わえるのです。焼きあがり時間は10時、12時、15時。その時間を狙っていけば、焼きたてを味わえます。はかり売りのため、好きな量を買えるのもポイントです。行列ができない時間はほぼないほどの人気なのですが、定員さんが手際よく注文を取ってくれるので、思ったほど待ち時間は長くありません。銀座からも徒歩圏内の築地。ショッピングも兼ねて足を運んでみることをオススメします。
2016年04月15日ミック経済研究所は3月22日、国内のデータセンター(DC)市場と消費電力量に関する調査「データセンタ市場と消費電力・省エネ対策の実態調査」を発刊したと発表した。調査期間は2015年12月~2016年2月。今回の調査は、日本国内のDC市場の売上高やDCの消費電力量、延床面積、省エネ対策などについて、主要DC事業者31社の面接取材による個別実態調査とデスクワーク調査14社のデータにより全体を推計したという。同調査において、「DC市場」とは「ハウジング、ホスティング、クラウド(SaaS・ASP、PaaS、IaaS)サービス関連売上」としている。また、「DCの消費電力量」は、「IT機器系消費電力量」としてDC内のサーバ、ストレージ、ネットワーク機器などの消費電力量、「ファシリティ系消費電力量」としてDC内の空調機、電源設備(UPSほか)、照明、そのほか設備の消費電力量となっている。同調査によると、2015年度の国内DC市場規模は2014年度に対して8.0%増の1兆8,394億円、国内商用DCの消費電力量は同7.6%増の150.8億kWhとなる見込みであり、市場規模の成長率と比較すると消費電力量の伸びは0.4ポイント低くなるという。DCの市場規模は、今後もユーザ企業のIT環境においてクラウドと物理サーバを統合したシステム構築により利用が拡張することで、年平均成長率4.4%増で成長すると見込んでおり、2020年度には2兆2,807億円になると同社は予測する。消費電力量については、IT機器はクラウドや仮想化技術により集約化が進んでおり、ラックあたりの実効消費電力はわずかだが上昇傾向にあるという。DCの利用が増えると共に稼働ラック数も増えるため、売上に準じてIT機器系の消費電力量はアップする。ファシリティはラック稼働増加に対応するため、空調や電源系の消費電力量もアップする。ただし、継続的に行ってきた省エネ対策の効果や省エネ効率が高い新型DCの稼働率が上がったことにより、ファシリティ系消費電力量のアップを抑えることができていると同社は見ている。消費電力量は年平均2.7%増と売上高の成長性を下回りつつも増えていき、2020年度には171.9億kWhになると同社は予測する。ここ数年間で新設されたDCでは、消費電力の大きな削減効果を期待した対策として、外気冷却の導入が進んでいるという。調査対象事業者が保有する主要DC110拠点のうち、36%にあたる40拠点が外気冷却を利用し、さらに19%にあたる21拠点が外気を直接的にサーバルームに採り入れる方式を採用しているという。直接外気冷却システムを利用するDCでは、部分的であるが、一定の省エネ効果が得られているとのことだ。ただし、年間の温湿度の差が激しい日本では、直接外気冷却は温度や湿度のコントロールに一定のノウハウが必要となること、また外気取入の設備設置には通常のDC建築に追加投資が必要なことなどが課題になるという。今後の新設DCにおいては、現在までにノウハウを蓄積したDC事業者の空調方式の一選択肢となることも想定されるとのこと。
2016年03月23日写真提供:タイ国政府観光庁「オートーコー市場」はタイの高級生鮮品が揃うマーケット。農業協同組合(オートーコー)が経営する市場で、国内各地から選りすぐりの生産物が提供される。高品質で新鮮な食材を求め、いつでも買物客で賑わう。写真提供:タイ国政府観光庁タイの一般的な“市場”のイメージとは違い、明るく清潔な建物の中には、間口2メートルほどの間隔で約200軒、野菜や果物、お肉に魚、乾物、お米、お菓子などを扱う店舗がずらりと並ぶ。特に果物が充実していて、日本ではあまり見かけない東南アジアフルーツを見て回るだけでも楽しい。写真提供:タイ国政府観光庁どの商品もお値段は少し高めで高級スーパー並みだが、その高いクオリティから、バンコクのセレブ御用達とか。生鮮食品のほか、観光客に人気のお惣菜コーナーや、お菓子コーナーもある。市場内のフードコートは、市場の新鮮な食材を使った定番タイ料理が食べられるというだけあって、お昼時はいつも大賑わい。一皿35~50バーツで、もちろんテイクアウトもOKだ。写真提供:タイ国政府観光庁アクセスの良さも人気の理由で、MRT(地下鉄)「カムペーンペット」駅のすぐ目の前。滞在中一度はのぞきたいマーケット。ここならオープンエアで比較的涼しく、雨が降っていても濡れずに買い物をすることが出来るので、観光客でも行きやすい。写真提供:タイ国政府観光庁また道路の向かい側には、規模の大きさで有名な「チャトチャック・ウィークエンド・マーケット」があるので、土日ならば両方のマーケット巡りを楽しんでみては。 オートーコー市場(Or Tor Kor Market)・住所:101 Kamphaengphet Rd, Chatuchak, Bangkok 10900・利用時間:6:00~20:00
2016年03月19日IDTは3月2日(米国時間)、RFポートフォリオの拡充として、ブロードバンド市場やCATV市場に最適化された75Ωのデジタルステップアッテネータ(DSA)ファミリ「F1975/1977」を発表した。同ファミリは、同社が独自開発した「Glitch-Freeテクノロジー」を採用。これにより、MSBの遷移時に発生するオーバーシュートやリンギングが抑えられ、75Ωのインピーダンスにより、ターゲットアプリケーションの統合性を容易に高めることが可能となった。また、F1977は、モノリシックシリコン75Ω Glitch-Free 7ビットDSAで、0.25dBのゲインコントロールを実現する。なお、2製品はともに、すでに出荷を開始しており、F1975は4mm×4mm 20ピンTQFNパッケージで、F1977は5mm×5mm 32ピンQFNパッケージでそれぞれ提供される。参考価格はF1975が1.16ドル(1万個購入時)、F1977が1.45ドル(同)となっている。
2016年03月08日