私たちはよく「美肌になりたい」「肌が綺麗な人に憧れる」と思うことが多いですが、身近にある皮膚はどのように役割があるのでしょうか? 今回は、基本的なことですが、私たちの皮膚の役割についてご紹介いたします。皮膚の役割1:保護膜私たちは体は皮膚で覆われています。皮膚の大きな役割の一つに保護膜があります。太陽から降り注ぐ紫外線をブロックしたり、細菌や化学物質などの生体外からの侵入をブロックし、未然にトラブルなどを防ぎます。また、体内に蓄えてある水分を外に逃がさない働きもしています。皮膚の役割2:環境の変化を捉える熱い、冷たい、痛い、寒いなどの様々な感覚を司る役割もあります。各感覚受容器の働きにより体への安全を確認し、また、気持ちよさや痛さなどの感覚を伝える大切な役割もあります。皮膚の役割3:熱交換器人間の体は37度近くになると、体温調整の為に毛穴が開き体外へ熱を発していきます。それでも体温調整が間に合わない場合は、発汗を行いその際の気化熱で効果的に体温調整を行います。逆に、寒くなると、皮膚の毛細血管が収縮して毛穴が締まり、熱が体外に逃げない様にします。皮膚の役割4:体の変化を表す健康状態が悪い場合に、肌の色も悪くなることがあります。みなさんも風邪をひいた時に顔色が悪くなったり、寝不足で目の下にクマができてしまったりと、肌から感じる健康状態はあるとおもいます。肌は、体のコンディションを移す鏡でもあります。このように、皮膚には4つの大きな役割があります。私たちに皮膚がなければ生命維持をすることができません。肌が綺麗である前に健康でなければ美しさは無いということです。毎日規則正しい生活を送りながら、体をいたわりながら美肌作りを目指すことはとても大切なことなのです。
2013年11月14日(画像はプレスリリースより)美容クリニック来院の男女にアンケート都内主要エリアおよび新潟で展開されている美容外科・美容皮膚科「東京イセアクリニック」にて、【年代別・男女別「肌の悩みについて」のアンケート調査】が実施されました。2013年3月1日~8月31日(春夏6か月間)の期間で「東京イセアクリニック」に来院した、20代以上の日本人男女1185名の調査協力により、現代人の「肌の悩み」の傾向が見えてきました。年代ごとに変わる「肌の悩み」今回の調査結果では、20代の男女ではともに「ニキビ・毛穴」といった肌トラブルに対する悩みが最も多く挙げられていますが、30代以降は「シミ・しわ・たるみ」といった肌老化に関する悩みが増えるという傾向が見られます。また、肌老化の中でも多くの人が悩みとして挙げたのが「たるみ」や「シミ」でした。特に女性では、40代の65%以上、50代では75%もの人が加齢に伴う「肌のたるみ」で悩まされているとの結果になりました。「肌の悩み」は女性だけが抱えるもののように思われがちですが、最近は男性の意識も高まっているようです。男性の「肌の悩み」としては年齢による「シミ」が挙げられており、抗加齢に対する意識も高いことがわかります。男女ともに肌老化は避けては通れないものです。「肌の悩み」を減らすためには、できるだけ肌老化を抑え美肌を守ることが大切であると言えそうです。【参考】「肌の悩みについて」のアンケート調査(PR TIMES)くっさ~い●●に、彼は萎えてる!まだまだ蒸すこの季節にケアが必須な部位とは?(9月23日)9月中なら「月額2,980円」であなたも今日からスベスベ芸能人ボディになれます!(9月16日)30代女性に向けたブログメディア、「ANGIE」が登場。仕事や恋愛で悩みが多いこの世代に、楽しく生きるためのヒントを提案。(7月29日)元の記事を読む
2013年09月27日※画像は、『美容外科・皮膚科の口コミ広場』サイトより一般的になった美容医療も、初めての時には不安永久脱毛やプチ整形など、美容外科や皮膚科を美容のために利用をすることが一般的になってきた。しかし、初めて利用するときには、金額や施術内容の不安、そしてそもそもどのクリニックでお願いをするのがいいか、など気になる点も多い。株式会社クインテットが運営する『美容外科・皮膚科の口コミ広場』では、2013年7月23日には、美容医療に関する消費者の疑問・お悩みに対してオンラインで医師が応える『ドクター相談室』を公開し始めた。事前の情報収集も抜かりなく!『美容外科・皮膚科の口コミ広場』では、『口コミ広場』の名前の通り、利用者の口コミは公開がされていた。利用前の状況や施術に関して、その後のフォローに関してなど、クリニックを選ぶ際の参考になる内容が投稿されており、わかりやすい。しかし、実際の状況も受け取り方も人それぞれで、参考にしても簡単に決めきれない部分も多い。最近では、農作物も生産者の顔が見える販売方法をしているブランドが多くなってきた。実際に作っている人の顔や想いがわかると、購入の際に選ぶ基準にもなる。それと同様に、実際に施術をする医師が質問に答えている内容を読むことで、クリニック選択の基準を持つことが出来る。これからの新しい美容医療を選ぶポイントとなりえるだろう。【参考】▼『美容外科・皮膚科の口コミ広場』▼株式会社クインテットプレスリリース矢田亜希子の美しい歯の秘訣? 芸能人愛用のホワイトニング剤がスゴイ!(8月8日)一年の美肌力は夏に決まる!ヒアルロン酸の「130%」の保湿力を誇る美肌成分で徹底ケア!(8月4日)累計30万枚突破!中西モナさんも愛用中の“履くだけで痩せる”魔法のショーツとは!?(7月28日)元の記事を読む
2013年08月08日世界市場規模は昨年に続く拡大の見込み1日のロイターが伝えたところによると、整形外科医や皮膚科医らによる国際的な美容・アンチエイジング学会で、パリに本部を置く「IMCAS」(International Master Course on Aging Skin)は、世界の美容整形市場について、年々その規模は拡大しているが、今年もさらなる拡大が見込まれるとしたそうだ。IMCASによると、昨年美容整形市場規模は10%の拡大を遂げたという。今年においても、同様のペースでの拡大が予測されるそうだ。2012年に世界各国で行われた脂肪吸引や豊胸などの美容手術、医療レーザーや注射などを用いた美容目的の処置は、総額にして44億ユーロ(日本円で約5500億円)だったといい、今年はさらに増えて49億ユーロにも達するのではないかとしている。(画像は参考イメージ)各国で伸びるも、とくにアジアのニーズがけん引世界各国で美容医療に対するニーズは高く、成長が予測されるも、やはりとくに市場の伸びが見込まれるのは、アジア地域だそうだ。同学会では、アジア市場で14%の拡大を見込んでいる。施術内容としては、まぶたや鼻の整形の人気が高いという。一方、欧州市場では6.6%の伸びと予測し、経済危機の影響から、美容にかける金額が減り、利用額および利用者の減少が考えられるものの、50歳以上のアンチエイジングに対するニーズは大きく、全体としての一定の伸びはあるとみている。技術も日々進化していく美容整形。今年もより美しくなりたいという人々のニーズをうけ、さらなる市場拡大が続いていくだろう。元の記事を読む
2013年02月05日常に再生続ける皮膚それを見逃さないことがカギ1月21日、Web Wire では医療従事者による皮膚の再生についての記事が掲載された。(画像はイメージです。)21歳以上大多数の人が自分の皮膚に何らかの不満があり、より若い肌に戻りたいと感じているという。そして、皮膚のダメージは化粧品やメイクの方法で改善されると多くの人が考えている。自分に合った高品質の化粧品を日々の手入れに使うことによって、表面的な解決は見られるだろう。しかし多くの人々は化粧品にそこまで多くの投資をできないのが現実だ。もっとシンプルで、実践可能な方法はないだろうか。中央フロリダメディカルセンターのジェニー・ユン・ブキャナン氏は、皮膚の再生についての研究を続けている。肌の若さを保つためには正常な再生リズムを整えることが重要だと言う。皮膚は遺伝の法則に従って定期的に良い状態に生まれ変わっている。しかし、どんなに最高な皮膚が生まれたとしても、当の本人がそれを見逃していては素晴らしい肌を手に入れることはできず、肌はすぐにまた衰えてしまう。日焼けを防ぐことが最もシンプルなスキンケアブキャナン氏はこのような皮膚再生のチャンスを逃さないスキンケアの手法について「Anti-Aging Skin Care Simplified(シンプルなアンチエイジング・スキンケア)」と題してまとめた。本論では絶えず再生を続ける皮膚のシステムを詳しく説明している。人は誰でも27日おきに再生している。体のどの部分の皮膚も再生し続けている。古くなった細胞は老廃物となって表面に表れ、それをうまく処理することで肌は生まれ変わる。氏は肌を美しく保つ最善の方法は皮膚を日焼けから守ることとしており、日焼けが皮膚に与える数々のダメージやそれによって起こる皮膚がんについても言及している。元の記事を読む
2013年01月25日美容外科・美容皮膚科の東京イセアクリニックは、「肌の悩みについて」のアンケート調査を実施。調査は3月1日~8月31日までの期間に、同院を利用した20代以上の初診患者の男女1,660名を対象に行った。調査結果によると、女性の肌の悩み1位は、20代は「ニキビ(跡)」、30代は「シミ」、40代と50代以上は「たるみ」だった。男性の肌の悩み1位は、20代と30代は「ニキビ(跡)」、40代・50代以上は「シミ」という結果になった。男女ともに20代は「ニキビ・毛穴」といった肌トラブルに悩みを持つ人が多いが、30代以上は「シミ・しわ・たるみ」など、加齢に伴う肌の悩みが増えている。男性の場合は30代に入るとシミに悩む人が徐々に増え、40~50代以上の肌の悩みではトップ。同年代男性の半数以上が「シミ」に悩んでいるようだ。また、同クリニックでは「2012年春夏人気スキンケア治療」についての調査結果も発表。4月1日~8月31までの期間に、同クリニックで施術を行った20代以上の患者を対象に行った。女性の1位は20代では「ニキビ(跡)」、30代では「シミ」、40代・50代以上は「しわ」だった。男性の1位は20代・30代では「ニキビ(跡)」、40代・50代以上は「しわ」だった。男女とも40代以上の男女ともに肌の悩みで関心が高かった「シミ・たるみ」治療ではなく、「しわ・小じわ解消」の治療がトップだった。しわ改善における関心の高さがうかがえる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月02日開院18年目となる、主にアンチエイジング美容皮膚科事業を展開するシロノクリニックは、関東在住の25歳から50歳までの100名の女性を対象に、「背中ケア」に関する意識調査を実施。その結果、すべての女性が「背中の悩み」を抱えていることが明らかになった。調査期間は7月20日から7月23日。まず、「現在、背中の悩みはありますか?」と質問をしたところ、100%の女性が背中に悩みを抱えていることがわかった。悩みとして、「ムダ毛(24%)」、「シミ(18%)」、「ニキビ跡(18%)」、「ブツブツ毛穴(18%)」、「くすみ(12%)」、「毛穴の黒ずみ(10%)」が挙げられている。上記に対し、「自分でケアできていますか?」と質問を重ねたところ、「できていない」と答えた女性が87%。そのうち「25歳から29歳」が7%、「30歳から39歳」が30%、「40歳から49歳」が22%、「50歳以上」が41%という結果となっている。また具体的な「できていない理由」については、どのようにケアしていいかわからない人がほとんどで、「ケア専門の情報が欲しい」、「自分で薬がぬれないからニキビができてもそのままにしてしまう」、「シミは消えないものと思っている」など、諦めの意見も見られた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月11日皮膚科処方薬の効果に迫り開発された美容液、クリニークの「イーブン ベター ブライト セラム」は、肌色を美しく見せる“肌色ケア”のブームを巻き起こした。この秋「イーブン ベター」から、顔色を美しく見せるファンデーションとコンシーラーが発売される。イーブン ベター メークアップ 15 / SPF15/PA++ 全10色 各30ml ¥4,725素肌にとけこみ、健やかな顔色に仕上げる全10色のカラーは、アジア人女性の肌を徹底的に分析して導き出したラインナップとなっている。ミネラル成分配合でオイルフリー、アレルギーテスト済みの、医科水準のファンデーション。使用の際はファンデーション ブラシ、スポンジ、もしくは指で、少量を顔の中心から外側に向かってなじませる。カバーしたい部分に重ね塗りすることで、カバー力を調整することも可能。ファンデーション ブラシ ¥4,200簡単にムラ無くつけられるリキッド、クリーム用ブラシ。顔の広い部分には側面を、狭い部分にはエッジ部分を使用し、手を汚すことなくベースメークを仕上げることができる。イーブン ベター コンシーラー / 全4色 各3.5g ¥2,940シミや色ムラ、ニキビ跡やクマなどのトラブルを瞬時にカバーし、自然な仕上がりに演出する。カラーバリエーションは、色ムラを中和する3段階のベージュトーンに加えて、目元を明るく整えるアジア限定色のピーチトーンを揃えた全4色が登場する。ファンデーションをつける前後はもちろんのこと、単独での使用も可能。コンシーラー ブラシ、または指先で気になる部分をカバーし、なじませて使用する。コンシーラー ブラシ ¥2,940平たい先細のコンシーラー用ブラシ。細かい部分のカバーには先端を、広範囲のカバーには側面を使用して、シミやクマをカバーする。スキンケアとメークアップを融合させた「イーブン ベター」には、色素沈着に働きかける活性型ビタミンC誘導体やビタミンEなどのブライトニング成分が含まれている。さらに、なめらかさをもたらすエクスフォリエーション成分や、潤いを与えるモイスチャライジング成分が配合されており、4~6週間継続使用した臨床結果では、肌の透明感やなめらかさが向上し、シミやニキビ跡の印象を3分の1軽減させる結果を得ている。「イーブン ベター メークアップ 15」は2012年9月7日発売。また「イーブン ベター コンシーラー」は2012年9月21日に発売される。クリニークの「イーブン ベター」で、均一な肌色と健やかな顔色を手に入れて、美白を超えた“素肌美”を体感してみよう。お問い合わせ:クリニーク tel:03-5251-3541(お客様相談室) 公式サイト
2012年08月31日開院18年目となる、主にアンチエイジング美容皮膚科事業を展開するシロノクリニックは、たるみに関するあらゆる知識を伝導すべく、たるみ専門医療情報サイト「たるみ向上↑クリニック」を開設。それにともない、関東在住の18歳から44歳までの女性100名に「たるみ」に関する意識調査を実施した。調査日は7月20日。「頭・顔・身体のたるみに関心がありますか?」という質問をしたところ、「ある」と答えた女性は84%だった。年代別にみると30歳から39歳が22名、40歳から49歳が37名、50歳以上が19名という結果になっている。また、関心があると回答した女性に「たるみに効果的な食事やケアを行っていますか?」という質問をしたところ、「したいけれどしていない」という女性が86%を占め、サプリメントを摂取している女性は14%だった。さらに、「たるみケアについて情報を得るとしたら誰からの情報に関心がありますか?」という質問では、「ドクターからの情報」と答えた女性が50%となり、「エステティシャン(35%)」、「美容ライター・ジャーナリスト(25%)」、「美容部員(16%)」、「ジムトレーナー(13%)」と続いている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月08日女性向けマーケティングを展開するトレンダーズ株式会社は、メディカル美容(美容皮膚科、審美歯科)に特化した美容情報サイト「キレナビ」を運営している。同サイトでは2012年3月1日より総額1億円相当の最新美容があたる「日本女子美人化計画」を実施中。歯を白く美しくするための無料体験クーポンが続々と登場しているという。「日本女子美人化計画」とは、同サイトが2012年3月1日より実施しているキャンペーンのこと。10万人に総額1億円相当の最新メディカル美容体験が当たるプレゼントキャンペーンを行っている。5000人に美容体験のプレゼント、10万人にキレナビでクーポンを購入する際に利用できる「キレナビポイント」500円分のプレゼントを実施している。同社が20~30代の男女1000名を対象に行った調査によると、「歯の美しさに自信がある」と答えた人はわずか16%。8割以上の人が自分の歯の美しさに自信を持てないと感じているという。そのような結果を受けて、「キレナビ」では「日本女子美人化計画」において、クリニックで歯を白く美しくするための施術メニューをプレゼントしている。プレゼントメニューは、歯科医院で施術する「オフィスホワイトニング」、歯科医院で歯形に合わせた専用のトレーをつくり自宅で行う「ホームホワイトニング」、歯に付いた汚れや着色物を落とし、歯の輝きを増して虫歯の予防、歯周病予防にもなる「PMTC」など。プレゼントの応募最終締切は2012年4月2日まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月26日11月12日は「皮膚の日」。日本臨床皮膚科医会によって1989年に定められたもので、皮膚についての正しい知識の普及と、皮膚科専門医療に対する理解を促進するための啓発活動を行われている。11月10日(木)には渋谷マークシティのイベントスクエアで「ひふ診断」などのイベントも行われ、渋谷エクセルホテル東急では、「皮膚の日」目前スペシャルトークショーも開催された。秋野さんは保湿を一番に考えて、朝と晩の2回、30分のスキンケアを毎日欠かさず行っている。ローションパック、ビタミン化粧水でお肌を整え、乳液、美容液、クリームをじっくり浸透するよう、3分という間隔にて適用。ローションパック時には、家庭用のイオン導入器を使っている。佐藤さんは、仕事柄、化粧をしている時間が長いことから、クレンジングに力を入れている。オイルクレンジングした後、オイルを洗い流す前に水をつけた手でオイルを乳化してお肌の奥の汚れまでしっかりと落としている。その他、お風呂上りに化粧水をつける前、オイルで肌を柔らかくし、リンパマッサージなどを行ってから化粧水をつけていく。ローションパックを3分おきに化粧水をかけるケアをしている。更には、内側からのケアとして、豆乳や野菜を多く取り入れるように心掛けているとのこと。先生方はお二人のスキンケアを高く評価。しかし、見落としがちなのが全身の皮膚。江藤先生は、「全身の皮膚を伸ばすと畳一枚分、手のひら100枚分に相当する。そのうちの手のひら2枚分のスキンケアだけでなく、その他の98%のケアも大事」と説明。適度な肌のバリアは20ミクロン=0.02ミリと非常に薄いもので、冬場は特に壊れやすい。乾燥にとって大切なのは、『水分保護バリア』。乾燥するとアレルギー症状が引き起こされやすいようだ。お風呂で体を洗う際、ナイロンタオルでこするのも、皮膚に適さないのでNG。ちなみに、お肌の皮膚が生まれ変わる周期は45日間。アカすりタオルなどで肌に傷をつけてしまうと、肌は無防備な状態になってしまう。肌が荒れると細菌やウイルスが入りやすくなり、様々な感染症やアレルギーになりやすい。あまりこすりすぎず、必要な分だけ汚れを取るように心がけることが大事だ。秋野さんは、石けんを使わず手のひらでなでるように洗っているとのこと。佐藤さんは、お風呂上りにまだ水分が残った状態でオイルを塗り、その後にタオルで拭いているそう。実は、そのやり方が一番入浴後に水分を封じ込めておくのに最適な方法らしい。温泉などに入りすぎるのもお肌の乾燥の原因になるので、入浴後15分以内のケアが大切。皮膚を乾燥したままにすると、粉がふいたようになることもあり、さらに悪化すると、かゆみが襲ってくる「アトピースキン」という状態になる。かゆみ神経が皮膚の上に上がってくるので、汗をかいたり風が当たっただけで痒くなってしまうんだとか。そうなる前に、お肌の手入れを心掛けたい。日頃のケアの積み重ねが、健康な肌には重要。皮膚のことで悩んだら皮膚科に相談だ。
2011年12月01日夏の日焼けや忘年会のツケが・・・。最近、美容のために美容皮膚科に通う男女が増えているそうだ。化粧品だけに頼っていた時代は終わったのだろう。メスを使わずにできる美容施術が増えてきたことも理由のひとつになる。美容外科・皮フ科『東京イセアクリニック』も、アンチエイジングなどのプランを豊富に用意し、今から駆け込んでくるであろう男女のお肌のSOSを受け付ける準備を万端にしている。これからを乗り切るのは、お肌も大変です。東京イセアクリニックは、仕事や宴会の疲れや二日酔いに、にんにく/プラセンタ注射もあり、忙しい働く男女が今年を乗り切るのを手助けしてくれる。医療業界初になるTポイント・Tカードサービスを2011年10月から開始しているのも、東京イセアクリニックだ。スキンケア施術などを受けると、100円に付き1ポイントが付与される。元の記事を読む
2011年11月26日3月3日は耳の日、8月7日は鼻の日、10月10日は目の日……。では、11月12日は?正解はいい(11)皮膚(12)の日だそう。その記念日にちなみ、都内にて、秋野暢子さん、佐藤かよさん、日本臨床皮膚科医会の若林先生、江藤先生によるトークセッションがあったので潜入してきました。■皮膚は乾布摩擦では鍛えられない司会「秋野さん、佐藤さんは普段どういった肌のお手入れをされているのでしょうか?」秋野さん「まず、お風呂に入るときはタオルで体をこすらず、手で洗ってます。その後、時間をきっちり計って化粧水をつけてケアしてますね」佐藤さん「私は、タオルでゴシゴシこすっちゃいます。でも、入浴後は、保湿系のオイルをたっぷり体に塗ってますね」司会「先生、お二人の肌ケアを評価するといかがでしょうか」江藤先生「そうですね。秋野さんの手で洗うというのはとても良いです。皮膚は例えるなら高価な革カバンのようなもの。例えば、バーキンのカバンをごしごしとは洗わないですよね?」江藤先生「また、勘違いされている方がいるのですが、皮膚を削ると、新しい皮膚が再生したと思いがちですが、そうではありません。皮膚が生まれ変わる周期は45日と決まっています。それよりも前に皮膚を削ると皮膚の下層が丸裸の状態にさらされてしまいます」若林先生「そうですね。もっと言うと、皮膚の一番外側の表皮で水分保護バリアと呼ばれる部分の厚さは0.02mmしかないんです。1mmの50分の1。とても繊細なので、メガネふきくらい細かい目のもので大切に洗うようにしてください。また、肌を鍛えたい言われる方がよくいるのですが、皮膚は鍛えられるものではないので、誤解されないようにしてください」■お風呂上がり15分以内のケアが重要江藤先生「あと、佐藤さんがお風呂上がりにオイルでケアしているのは良いですね。肌の水分量を計る実験データがあるのですが、それによると、入浴して10分後は水分量が高く、20分後にほぼ入浴前と同じ水分量になり、1時間後には、入浴前より水分量が落ちてしまいます。つまり、入浴後15分~20分以内に保湿ケアすることが肌にとっては重要です」若林先生「さらに言うと、温泉で3回、4回と入浴される方がいるのですが、肌にとっては危険なので、先ほどの20分以内の保湿ケアを留意しながら入浴してください」司会「ありがとうございました。最後に感想などお願いします」秋野さん「乾燥は特にこれからの時期ケアが必要なので、気をつけていきたいです」佐藤さん「肌が繊細ということが分かりました。今後も十分ケアしたいです」若林先生「肌に関する間違った理解が多いので、イベントや講演など参加してください」江藤先生「皮膚に関しては皮膚科に来てもらえると、一人ひとりに合ったアドバイスができるので、気軽に訪れてください」肌については、勘違いも多いので、意識しながら正しい知識を身に付けたいですよね。ちなみに、肌全体の表面積は畳1畳分(1.6平方メートル)くらいで、総重量は8kgと体の器官では一番の重さだそうです。(COBS ONLINE編集部)【関連リンク】【コラム】1日2回シャンプーOK?皮膚科医に聞く間違いだらけの清潔習慣【コラム】虫刺され、シミ。皮膚科医に聞く。肌に跡を残さない方法とは【コラム】皮膚科医に聞く。水虫が治りにくい人の特徴とは
2011年11月10日日焼け、虫刺され、にきびなど、気が付けば肌にトラブルの跡がシミのように……。肌に残るさまざまなトラブルの跡を解決する方法はないのでしょうか。皮膚科医で、はざの皮膚科(大阪市都島区)院長のはざの比呂江先生にお話をうかがいました。■肌のトラブル跡はどれも同じ「シミ」ではない――日焼けや虫刺され、にきびなどの跡がシミのように残るのはなぜでしょうか。はざの先生「日焼けや虫刺され、にきびなどは、日常的に起こるために軽く見られがちですが、肌にとっては大きなダメージでどれも『皮膚の異変』です。シミのように残った跡は、それぞれの傷が正常に治ったときに見られる皮膚反応の一種ですから、あって当たり前。これらのトラブル跡は、どれも同じようなシミに見えますが、原因も対処方法もそれぞれ違います」――では、日焼けの跡が残るメカニズムについて教えてください。はざの先生「日焼けには2種類あります。一つは、紫外線UV-A波による『サンタン』です。紫外線を受けた皮膚が防御反応を起こし、シミの原因といわれるメラニン色素を過剰に作り出すために起こる現象で、日光を浴びてから24~72時間の間、メラニン色素の沈着が進み、皮膚が褐色から黒ずみへと変化します。もう一つは、紫外線UV-B波による『サンバーン』です。紫外線によって皮膚が赤く炎症を起こす現象で、日光を浴びてから6~48時間後にヒリヒリとした痛みが最もひどくなります。発熱、水ぶくれなどの症状が起こることもあり、こうなると単なる日焼けではなく皮膚炎の一種ですから、病院での治療が必要となります」――虫刺されの跡はどうして残るのでしょう?はざの先生「虫に刺されると、かゆみや痛み、赤くなって腫れるなどの症状が起こります。この段階で正しくケアすれば、トラブルの跡はあまり残りません。一方、刺されたところをつめなどで掻(か)き、そこに細菌が入ると、症状が悪化して『二次感染』を起こします。この段階になると、傷が治っても虫刺されの跡が残ります。つまり、虫刺されの跡は『二次感染』を治療せず、放置したためにできるといえます」――肌トラブルの跡を早くきれいに治すには、病院で治療したほうがよいのでしょうか。はざの先生「シミになりやすい体質だと自覚している人は、すぐに皮膚科に来られます。皮膚反応の一種であるトラブルの跡、シミを消すとなると、その跡が何によってできたものなのか、シミになってからどれくらい時間がたっているのか、さらに個人的な体質なども含めると、個々に解決方法が違います。自宅で簡単にできる、万人に効果的な解決方法というのは、残念ながらないんですね。市販薬より皮膚科で処方した薬のほうが効果はあります」■トラブルの跡を予防する、シミを残さない方法――では、トラブルの跡を予防する方法はあるのでしょうか。はざの先生「基本はトラブルを回避する方法を考えることです。日焼け予防では、日焼け止めを塗るだけでは不十分です。日焼け跡を作りたくないなら、日傘、帽子、サングラス、長袖長ズボン、できるならマスクも着けたほうがいいですね。日焼け止めはむらなく薄く塗り、汗や水で流れるようならこまめに塗り直します」――日焼けしてしまった後の有効な対処方法はありますか?はざの先生「日焼けの直後に冷やすこと。保冷材や冷却パック、冷却ジェルなど、体の部位に合わせて使いやすいものを選んですぐに冷やしてください。赤みがある部分に冷やしたタオルを当てるだけでも症状は緩和されます。サンバーンは48時間まで悪化しますから、その前に手当てをすることが肝心です。また、赤くなるのは皮膚の炎症反応なので、その前に冷やして炎症を抑えること。これにより、シミになるのをある程度防げます」■虫刺されはできるだけ早くケアをする――虫に刺された跡を残さない方法はあるのでしょうか。はざの先生「まずはトラブルの回避です。虫刺されのひどい方は、肌の露出が少ない服装を心がけ、虫よけスプレーを携帯するといいでしょう。虫よけスプレーは目、鼻、口から吸い込まないように注意し、露出している部分にだけスプレーします。顔や首につける場合は、一度手のひらにとって塗ってください」――それでも刺されてしまったら、どうすればいいのでしょう?はざの先生「どの虫に刺された場合でもそうなのですが、早く対応すると、比較的跡が残りません。一例ですが、先日、山へ行って蚊に刺され、ひどく腫れたために診察を受けた方がいました。やぶ蚊に刺されて足が腫れていましたが、刺された翌日だったので、ステロイド剤の入ったテープを処方しただけで、2~3日できれいに治りました。もし、数日放置していたら二次感染を起こす確率が高く、熱が出るなど体調不良も現れて、皮膚はさらにひどい状態になって、跡は残っていたでしょう。この段階になると、抗生物質で治療しなければなりませんから、皮膚科を訪れてください。こういう患者さんはとても多いのですよ。また、肌トラブルの跡がいつ消えるのかは個人差があり、消えないこともあります。トラブルが起きたら、肌のダメージが最小限ですむように早めの対応を心がけてください」二次感染後も治療を受けず放置していると、ほとんどの場合、トラブルの跡が残り、「加齢とともに、シミ跡に変化する確率が高い」とはざの先生。まずは肌トラブルに至らない生活習慣を考えること。できてしまったシミや虫刺され跡は、瞬時に冷やし、放っておかないことを心がけたいものです。監修:はざの比呂江氏。皮膚科医。はざの皮膚科院長。はざの皮膚科(大阪市都島区。JR・京阪電鉄京橋駅徒歩5分。TEL:06-6354-6877)院長。大阪市都島区医師会副会長。レーザーによる抗加齢治療に定評がある。(近藤雪江/ユンブル)【関連リンク】【コラム】睡眠直前の熱風呂はNG。内科医が教える生体リズムとは?【コラム】思わずペロリと食べたくなる!?お砂糖を使ったコスメ!【コラム】クセーと言われて心底傷ついた。あなたの体臭対策は?
2011年11月03日