俳優の竹内涼真が、今年圧倒的に輝いた男性を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR 2018」に選出され21日、都内で行われた授賞式・記者発表会に出席した。男性向けファッション・カルチャー誌『GQ JAPAN』が選出する同賞は、生き方、仕事、スタイルにおいて、読者をインスパイアし、各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈る賞。今年で13回目となる。アクター・オブ・ザ・イヤー賞を受賞した竹内は「今年はたくさんの経験をさせていただいて、自分が20歳までやっていたサッカーのワールドカップも仕事で行かせていたのですが、自分が真剣にスポーツをやっていたということもあって、今は俳優としてやらせていただいているのでほかの仕事に抵抗があった」と葛藤を告白。その上で、「何事も自分の気持ちで選んで一生懸命やってできるなら、俳優だからとか自分を縛らずに、いろんなことをもっともっとやっていきたいという気持ちになりました」と心境の変化を明かし、「まだこの仕事を始めて5年経って、今6年目なんですが、画面を通してみなさんに楽しんでいただけるように、新しいものを自分で生み出して頑張っていきたいと思いました」と決意を語った。また、来年の目標を聞かれると「ありがたいことに最近お仕事忙しくやらせていただいているんですが、親戚がたくさんいて、だんだん会えなくなってきて、『なんで最近会いに来ないんだ』ってクレームが入る」と打ち明け、「竹内家大家族で旅行に連れていきたい。そろそろみんなでどっかに行きたいです」と、家族思いな目標を設定した。今年は、竹内のほか、俳優の田中圭、ダンスボーカルグループのDA PUMP、お笑いコンビ・千鳥の大悟とノブ、メイクアップアーティストの辻一弘、歌手・俳優・演出家の美輪明宏、俳優のリリー・フランキー、映画監督の是枝裕和、プロ車いすテニスプレーヤーの国枝慎吾が受賞した。
2018年11月22日今年、圧倒的に輝いた男性を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR 2018」の授賞式・記者発表会が21日、都内で行われ、俳優の竹内涼真、田中圭、ダンスボーカルグループのDA PUMPらが登場した。「GQ MEN OF THE YEAR」は生き方、仕事、スタイルにおいて、男性向けファッション・カルチャー誌『GQ JAPAN』読者をインスパイアし、各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈る賞。13回目となる今年は、竹内、田中、DA PUMP、お笑いコンビ・千鳥の大悟とノブ、メイクアップアーティストの辻一弘、歌手・俳優・演出家の美輪明宏、俳優のリリー・フランキー、映画監督の是枝裕和、プロ車いすテニスプレーヤーの国枝慎吾が受賞。さらに、プロフィギュアスケーターの浅田真央がGQ WOMEN OF THE YEARを受賞した。授賞式・記者発表会では、受賞者同士で質問をぶつける場面があり、浅田がDA PUMPに、大ヒット中の楽曲「U.S.A.」のダンスのコツを教えてほしいとお願い。浅田は「今日お会いするということで、実際に聞いてみたいなと思いまして」と目を輝かせた。そして、代表してISSAがサビの部分のダンスについて「(手は)引くのではなく叩きます」「叩くと同時に右足を蹴る」などとコツを伝授。浅田に加え、千鳥も一緒に教わり、すると後ろで見ていた竹内と田中も踊り出し、「U.S.A.」ダンスで盛り上がった。浅田は楽しそうに笑顔をはじけさせ、ISSAも「ヒールなのに飛んでいただいてありがとうございます。竹内さんも田中さんも」と喜んだ。
2018年11月21日毎年恒例となった美輪明宏の秋のコンサート。今年は『美輪明宏の世界~愛の大売り出し2018~』として開かれる。タイトルに込めたのは、とげとげとした今の世の中を愛で癒やしたいという思い。いつも以上に、会場には愛があふれそうだ。【チケット情報はコチラ】美輪のコンサートといえば、日本の抒情歌やオリジナル曲、シャンソンを歌うのがおなじみとなっているが、今年美輪が歌うのは、その多くがシャンソンになるという。「今や本場フランスでも、シャンソンの名曲、名歌手を知らない人がいる時代です。このまま埋もれていってしまうのは非常にもったいないと思うんです」。長年シャンソンを歌い続け、フランスやスペイン、ドイツにも招待されてコンサートを行ってきた美輪だからこその思いだ。また、シャンソンの魅力として、多種多様な形式を持ち、そこに必ずドラマがあることを挙げる。「たとえば、私がよく歌っている『人生は過ぎ行く』というのは、男に捨てられ最後に窓から飛び降りる女の歌ですが、ジャン・コクトーの一幕もののドラマのようなんです」なかでも今回美輪が作り上げたいのは、愛のあふれるロマンチックな世界観だ。「デジタル社会の今、子どもたちを含め、ナマの人間のため息、瞬き、肌触りといった、いわゆるアナログ的なものを、どこか生理的に憧れ求めているのではないかと思うんです。ところが、どうすればいいのかわからないから、みんなイライラしています。それを癒やすのに大きな力を発揮するのは、やはり芸術だと思います。人間がなぜ芸術を大事に育んできたかというと、それが精神を豊かにしてくれたからです。いわば、精神を正常に保つための自己防衛として、芸術を必要としてきたんです。だから歌い手や絵描きは、自分の持っている才能を活かして、みなさんに愛を与えて与えて与えていくことが使命だと思います」今年のサブタイトルは、『愛の讃歌』や『ヨイトマケの唄』といった数々の名曲にまつわるエピソードや思いを綴った最新刊『愛の大売り出し』にちなんでつけられた。歌の合間のおしゃべりも毎回のお楽しみだが、きっとそこでも美輪の愛を受け取ることができるだろう。取材のなかでもこんな言葉が飛び出した。「私はいつも、人生すべて腹六分と申し上げてますけど、ケチり過ぎては摩擦が起こります。感謝やねぎらいの言葉は気前よくおっしゃってください(笑)」。愛の歌と言葉に包まれたなら、自分自身も少しやさしくなれるかもしれない。公演は東京・東京芸術劇場プレイハウスにて9月16日(日)より。その後、全国を巡演。取材・文:大内弓子
2018年07月31日A型今期のあなたは、恋愛運が絶好調。何処に行っても何をやっても、好みの異性が言い寄ってきます。なので、ここは敢えて、全盛期のレギュラー西川君のような角刈りにしてみたり、額にアブラゼミのタトゥーを掘ったりしてみましょう。それでも尚、言い寄ってくる相手が運命の人です。頑張って! ラッキーアイテムは生ビールと偽って出してる発泡酒 B型今期のあなたは、仕事運が絶好調。なので、仕事を即座に辞めてバンドを組みましょう。そして、「夢は必ず叶う」とか「大好きなあの人を諦められない」みたいな歌ばっかり歌いましょう。メジャーデビュー確実です。 ラッキーアイテムはどんな病気でも治るという高い水 O型今期のあなたは、すべてが裏目に出る周期です。何をやっても上手くいかないでしょう。ですが、それを唯一救えるのがはビートきよしです。ビートきよしの言葉に全神経を集中させましょう。そうすれば必ず幸運の道は開けます。 ラッキーアイテムはビートきよしのブロマイド AB型今期のあなたは、恋愛運に翳りが。運気を上げるには、美輪明宏のコスプレをして全国にあるパワースポットに行き、片っ端から土下座しながら「我に力を、、。」と言うしかなそう。なので諦めて! ラッキーアイテムは金髪ロングのかつら 文:安達健太郎絵:ボンざわーるど
2018年06月21日「5月16日、『革命・改革』を意味する天王星が84年ぶりに、『お金』を象徴する牡牛座へと移動します。これにより、世の中すべての人に『収入革命』が起こるチャンスが到来するのです」 そう話すのは、引き寄せのカリスマで、月星座「ルナロジー協会」の代表理事を務めるKeikoさん。 天王星は、太陽系の中で内側から7番目の惑星で、84年かけて太陽の周りを公転している。西洋占星術では天球を12星座の領域に分けているので、天王星は一つの星座に7年間滞在することになる。 「天王星は別の星座に移動する前後、社会に大きな出来事を起こすといわれています。天王星が現在の牡羊座に移動したのは7年前の’11年3月12日。その前日には、東日本大震災がありました。また、天王星は滞在した星座が支配する分野に革命を起こします。牡羊座は“個人”を象徴する星座。牡牛座に天王星が入って以降、個人が情報を発信するSNSが発展、“個人の革命”が起きました。YouTubeやインスタグラムで一般の人からスターが生まれる時代になったのです」(Keikoさん・以下同) 牡羊座の一つ前、“スピリチュアル”を象徴する魚座に、天王星が入ったのは’03年3月。ちょうどそのころから、目に見えない世界への関心が高まり、美輪明宏と江原啓之が出演したスピリチュアルトーク番組『オーラの泉』(’05~’09年)が人気を博した。 さらに“通信”を意味する水瓶座に天王星が入った’95年は、インターネットや携帯電話が、世界的に普及し、通信の改革が起きている。 そして今年5月16日に、“お金と農業”を象徴する牡牛座に天王星が移動する。 「もともと農作物は、日本ではお米がそうであったように、貨幣の代わりの役目も持っていました。つまり、“生きるためのお金”。それを象徴する牡牛座に、“革命”を意味する天王星が入るということは、日々の生活に密着したお金や収入のシステムが大きく変わることを意味します。支払いや決済の仕方の変化、信頼できる仮想通貨の誕生など、経済システムが大きく変化するでしょう。お金の概念自体が変わるかもしれません。また、“個人の革命”の流れを受けて、個の力が収入に直結するようになります。今後は多くの企業で、個人の副業を認める流れも進んでいくでしょう」
2018年04月28日こんにちは。沙木貴咲です。かつて、『鈍感力』(渡辺淳一/集英社)という本が流行りましたが、鈍感さは恋愛にも生かせるんです。というのも、男性は鈍感力に優れた女性を彼女に選びやすい傾向があるため。「鈍いからセフレにキープ」「浮気相手に最適」ではなく、本命彼女に選ぶことが多いんですよ。■■浮気を見抜けるのは、勘の良い女子勘が良い女子は、彼氏の浮気を疑いやすいはず。いつもとは違う行動、ファッションにいち早く気づけたなら、恋愛では痛い目に遭いにくいんでしょうか・・・・・・?実はそうじゃありません。勘が鋭いということは、見て見ぬふりができず、重箱の隅をつつくようなことをしがちだという意味。実際には浮気なんてなくってもちょっとした彼の行動に口出ししてしまったり、束縛したりするかもしれません。「小さなことも見逃さずに恋を守りたい」と思うあまり、彼氏にウザがられる可能性も。そして、彼の一瞬の「面倒だな」という気持ちも、感じ取ってしまうかもしれません。勘が鋭いほど、嫌なことも経験しやすくなってしまうんですね。■■繊細な女子は、自信が持てない男性の気持ちを汲める繊細な女子は、彼氏の喜怒哀楽を敏感に察することができます。けれど、彼の色に染まりすぎて自分を見失ったり、少し素っ気なくされただけでも「もしかして、遊ばれてる?」と、不安になったりすることが多くなるはず。いつもビクビクして、相手の言動に一喜一憂して、恋愛依存に陥るケースもあるでしょう。幸せな恋をしているはずなのに、彼氏に「私のこと、本当に好き?」「浮気してないよね?」と確認しがちになり、不安から自滅する場合もあるかもしれません。■■鈍感力が優れた女子は、天真爛漫で大らか鈍感力が優れた女子は、細かいことを気にせず、マイナス感情にとらわれたりもしません。不安を感じても「ま、いっか。どうにかなる」と深刻に捉えず、「それより楽しいことをしよう」と楽観的に考えられるんです。そうした性格、思考は表情や行動にも表れて、男性からは大らかな人、明るい天真爛漫なタイプと思われるはず。小さなことをチクチク言わない、疑いや不安より楽しさを重視するという点が、男性にとっては魅力的に映ります。「居心地が良い」「一緒にいると安心する」と、本命彼女に選ばれやすいでしょう。仕事や人間関係でイヤなことがあっても、楽観的で前向きな彼女がニコニコしていれば、男性はホッとするもの。細かいタイプや不安が多いタイプよりは、ほのぼのした天然タイプの方が、やっぱり男性から好かれやすいんです。■■多少のことはスルーした方が幸せ美輪明宏さんは、人間関係は腹6分で付き合うのが理想的とおっしゃっています。これは、恋愛にも当てはまることでしょう。恋人だから彼のすべてを知る権利がある、彼女だから私の全部を知ってほしい、というのはなかなか難しいはず。恋人同士という親密な仲だからこそ、多少のことはスルーした方が幸せなんです。人間は誰だって完璧ではありませんから、付き合っていてカチンと来ることは多々あるはず。それをいちいち気にしていたらキリがないですし、恋人だから相手のすべてを把握するべき、自分の自由にできるというのは間違い。触れずにほうっておく部分があって良いんです。好きな人のことはどうしても気になってしまいますが、適当にしていた方が、意外にも恋はうまくいくもの。その点、鈍感力に優れた女子は、彼氏に対する関心度がちょうど良いといえるでしょう。(沙木貴咲/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年04月25日「過去に“美輪明宏さん(82)の写真を待ち受けにすると金運があがる”という迷信が流行りましたが、いま芸能界でいちばんキテいるのは、タモリさん。タモリさんの写真を携帯の待ち受けにすると“出世運”や“仕事運”がアップするそうです」(テレビ局関係者) 近年、“女子アナ育成力がすごい”と話題になっている、タレントのタモリ(72)。冠番組の『ブラタモリ』(NHK総合)では、初代アシスタントの久保田祐佳アナ(35)や3代目の桑子真帆アナ(30)などが続々とブレークしている。 「3月に同番組を卒業したばかりの4代目アシスタント・近江友里恵アナ(29)は、NHKを退社した有働由美子アナ(49)の後を継いで名物番組『あさイチ』の司会に大抜擢されました。タモリさんと仕事をしたアナウンサーはほぼ100%、みんな出世してるんです。いまや『ブラタモリ』は“看板アナになるための登竜門”のような番組になっています」(NHK関係者) それゆえ、タモリとの共演は女子アナたちの憧れの的。前述した“タモさん待ち受け”も、女子アナの間で大流行しているという。 「ただ、どの画像でもいいというわけではなく特定ものでなくてはならないのです。有名なのは、薄いサングラスをかけている画像。少し瞳が見えているものだそうです。さらにレアなのが、『おそ松くん』バージョン。タモさんが、登場人物であるイヤミの“シェー”ポーズをとっているものがあると聞きました。どちらもなかなか手に入るものではありません。“ブラタモリ枠”を狙う女子アナの間では、“タモさん画像”をめぐって争奪戦状態だといいます(笑)」(前出・テレビ局関係者) まるでタモリが出演する『世にも奇妙な物語』みたいな不思議な話!?
2018年04月11日美輪明宏の春の舞台公演に、4年ぶりとなる『愛の讃歌~エディット・ピアフ物語~』の上演が決まった。世界的シャンソン歌手ピアフの一生を描くこの舞台は、美輪が自ら作・演出・美術・衣裳・主演を手がけて作り上げてきたものだ。ピアフの生き方に、そしてピアフの歌に、どんな思いを込めるのか。美輪の慈愛が見えてくる。2018美輪明宏版「愛の讃歌~エディット・ピアフ物語~」チケット情報美輪が描くエディット・ピアフの物語は、劇中で歌われる「愛の讃歌」にその魅力が表れている。2014年の朝ドラ『花子とアン』で流れ、紅白歌合戦でも歌われた、美輪の訳詞によるあの歌だ。「エディット自身が作詞した原詞に書かれているのは、“恋”ではなく“愛”です。その違いは、恋は自分本位で、愛は相手本位であるということです。『あなたのためなら命がなくなったって平気よ』という無私の精神で人を愛することを歌っているのが、『愛の讃歌』なのです。そして、そんな詞が書けたのは、エディット自身がそのように人を愛し、愛されたからだと思います。エディットを通して、人を愛するとはこういうことなのだと、両手でしっかりと受け止めていただけたらと思っています」。美輪版が、ピアフを最後に支えたテオ・サラポという人物に強く光を当てているのはそのためだ。20歳下の男性との互いを与え合うような純粋な愛は、きっと、心救われる思いになるはずである。「水に流して」という歌にも、ピアフの生き方は表れる。貧しい生まれから一躍才能を認められ、幾度も奈落に突き落とされながらも自分を高める努力をして這い上がっていった彼女が、良かったことも悪かったこともすべて水に流して再出発しようと歌うその力強さは、大いに励みとなる。「地獄を見た人は強いわけです。それでも今ここに存在しているということは、生きる力があったという証拠なのです。それは私自身にも言えることです。上京して音楽を始めたものの家が破産してホームレスになったり、『ヨイトマケの唄』で素顔で歌えば商品価値がなくなったと干されたり、死にものぐるいでここまできました。だから、エディットの心象風景が手に取るようにわかります」。美輪が演じるピアフが鬼気迫るのは当然なのである。テオ・サラポに木村彰吾、妹シモーヌにYOUと、前回に続くキャストも揃う。「デジタルにシフトしているこの時代、精神は安らぎを求めています。この『愛の讃歌』がみなさんの心の栄養になればと思っています」とよりよきものを目指す。人が、世界が、混迷を続けている今、愛とは何か、生きるとはどういうことか、美輪ピアフは全身で訴える。公演は3月31日(土)から4月15日(日)まで、東京・新国立劇場 中劇場、4月20日(金)愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホールにて。取材・文:大内弓子
2018年01月31日(撮影:御堂義乘) ’17年は、よくも悪くも“女性の品格”が明暗を分けた一年だった。とくにニュースの主役になった女性たちの言動、資質、教養が問われた騒動が目立った。 政界では「排除します」発言で失墜した小池百合子都知事(65)をはじめ、「このハゲ~ッ!」で世を騒がせた豊田真由子元議員(43)。そして政治家としての資質が問われたのが、週4回のW不倫疑惑をスクープされた山尾志桜里議員(43)。また芸能界では、松居一代(60)の一連の騒動――など。いずれも、彼女たちの立ち振舞いが、そのまま世の中の評価につながった、そんな年だったような気もする……。 そこで、毎年恒例の美輪明宏さんによる“愛の説法”、今回のテーマは、「尊敬される女性の立ち振舞い」とは何か?美輪さんに語っていただきました。 ■自分をいたわり、努力を続ければ周りから尊敬される 素敵な振舞いを身につけるためには、まず、自分をいかに大事にするか。これは自分を甘やかすという意味ではありません。自分自身をいたわりながら、日一日と育てていく気持ちを持つということです。そうするといずれ立派な実が育ちます。 最近、言葉遣いが汚なくなっていないか。人相が悪くなっていないか。常日ごろから自分自身をチェックすること。努力なしでは身につきません。 せっかくこの世に生まれてきたのです。人から愛され尊敬されない人生なんて、自分自身に対して申し訳ない、そう思うこと。自分自身をいたわりながら、日々の努力を続けていけば、周りの人たちからも、自然と尊敬されていくでしょう。 ただ、自分を鏡に映して見ているつもりでも、そう簡単には気づかないことも多いでしょう。ご自分の顔のシワを点検するぐらい、立ち振舞いを冷静にチェックができる人なら話は別ですけど(笑)。 次から次へと目まぐるしく変化する時代だけに、自分の心の乱れ、ふだんの情緒的な発想や発言まで、なかなか点検が及ばない場合のほうが多いです。しかし、そうならないためのヒントはあります。 私がよく使うたとえに、“見ざる、聞かざる、云わざる、思わざる”という言葉があります。人の悪口やスキャンダル、汚ない噂などばかりを見聞きして、勝手な想像をしながらしゃべっていると、自分の心の乱れを見逃してしまいます。そうすると、悪相になっていく自分に気づかないのです。自分にとって重要ではない情報に惑わされることをやめること。そうすれば、ネガティブな話題や、スキャンダラスなものを見たり、聞いたりしても、理性的に物事を判断できるようになる。 たとえば不倫問題でも、“あの人はきっとこうして、ああしたのよ”と、すぐにやじ馬的な低次元の話はしなくなる。“不倫”と聞けば、『源氏物語』やトルストイの『アンナ・カレーニナ』の話を読めば、客観的に考えられるようになるでしょう。どちらも不倫だらけの話ですからね。 つまり、昔から不倫の話は山ほどあって、いまに始まったことではないのです。だから不倫ぐらいで驚くことも、大騒ぎすることもないわけです。そういった歴史を踏まえたうえで冷静な判断ができれば、下賤な噂話に気を取られないですむでしょう。常に冷静でつつましやかな“麗人”でいること。それが尊敬される女性の条件です。 ’18年は、ぜひご自分の姿を見つめ直し、日一日と新たな自分を育てて、素晴らしい一年になさってください!
2017年12月31日(撮影:御堂義乘) ’17年は、よくも悪くも“女性の品格”が明暗を分けた一年だった。とくにニュースの主役になった女性たちの言動、資質、教養が問われた騒動が目立った。政界では「排除します」発言で失墜した小池百合子都知事(65)をはじめ、「このハゲ~ッ!」で世を騒がせた豊田真由子元議員(43)。そして政治家としての資質が問われたのが、週4回のW不倫疑惑をスクープされた山尾志桜里議員(43)――。 いっぽう、スポーツ界では、フィギュアスケートの浅田真央(27)やプロゴルファーの宮里藍(32)といった、多くの国民から愛されたアスリートの引退も大きな話題に。 いずれも、彼女たちの立ち振舞いが、そのまま世の中の評価につながった、そんな年だったような気もする……。そこで、毎年恒例の美輪明宏さんによる“愛の説法”、今回のテーマは、「尊敬される女性の立ち振舞い」とは何か?’17年のスポーツ界を振り返りながら、語っていただきました。 ■恥じらいのある女性は好感を持たれる! 立ち振舞い、言葉遣いひとつで、人の見る目は変わります。 最近、女性のスポーツ選手のなかで、感情を抑えながらちょっと恥じらいを込めてインタビューに答えたりする人が増えましたね。そういう姿を見ると、“だんだん古きよき時代に戻ってきているな”という感じがして、ホッとします。 浅田真央さん(27)やスキージャンプの高梨沙羅さん(21)は、いかにも恥じらいがあって、その恥じらいを含みながら受け答えをされている。まさに“麗人”という感じがしますね。 芸能界でも、最近の女優さんや歌手は、みんな同じような顔立ちが多いのですが、奇麗でスタイルもよく、育ちのいい感じの人たちが増えました。鈴木京香さん、小雪ちゃん、檀れいさんあたりから、少しずつ増えてきたように思います。 そういう、大和撫子のにおいがするような人が、ポツポツと出てきています。だから日本の若い人たちもまんざら捨てたもんじゃない。ただし、なかには行儀が悪くて“何これ?”っていう人もいますけどね(笑)。 ■理性的で、謙虚、上品な“麗人”的生き方とは…… 麗人とは「美しい女の人」という意味がありますが、私はそれに理性的で、謙虚、上品であることが、とても大切なことだと考えております。そしてそれが’18年に尊敬される女性になるために必要なこと。 理想は柳原白蓮、江木欣々らと共に、“大正三美人”といわれた九条武子夫人でしょうね。彼女は教育者であり、歌人としても有名です。着る物の趣味がよく、知識、教養も豊富。そして何よりも上品であること。敬語をきちんと使い分け、歩き方から座り方、指使いからお皿やお箸の持ち方まで気品がある。日本舞踊ではないけれど、ちょっとしたしぐさがエレガントで絵になる女性です。 知識、教養においても、政治経済の分野にも詳しいのですが、そういうことを自らひけらかそうとはしません。他人から聞かれれば答えるような控えめな性格だったそうです。品格のない方は、聞かれもしないのに自分から知ったかぶりをして、しゃしゃり出てきます。そして相手を説き伏せようとする。そんなはしたないことをするようでは、だれからも尊敬されません。 自分の感情や本能を理性で制御できる人。これは男女共に、いちばん難しいことであり、それが麗人になるための条件でもあるのです。 九条武子夫人のような立ち振舞いができれば、誰からも慕われ、尊敬されます。そういう女性は、たとえ一緒になった男性が貧しくなっても、何ひとつ文句を言わないで家計を支えるでしょう。 いまの奥さんたちのなかには、夫を責めたり、プレッシャーをかけたり、ご近所のママ友に夫の愚痴をこぼしたりとか(笑)。なかなか自分の感情をコントロールできない人が多いですよ。もちろん、これは我慢が必要なことだからとても難しいです。でも、それができる女性こそが、幸せを手に入れることができるのです。
2017年12月31日(撮影:御堂義乘) ’17年は、よくも悪くも“女性の品格”が明暗を分けた一年だった。とくにニュースの主役になった女性たちの言動、資質、教養が問われた騒動が目立った。政界では「排除します」発言で失墜した小池百合子都知事(65)をはじめ、「このハゲ~ッ!」で世を騒がせた豊田真由子元議員(43)。そして政治家としての資質が問われたのが、週4回のW不倫疑惑をスクープされた山尾志桜里議員(43)――。 いずれも、彼女たちの立ち振舞いが、そのまま世の中の評価につながった、そんな年だったような気もする……。そこで、毎年恒例の美輪明宏さんによる“愛の説法”、今回のテーマは、「尊敬される女性の立ち振舞い」とは何か?’17年の政界を振り返りながら、語っていただきました。 ■いまさら、女性のリーダーを珍しがるのはおかしい! “女性の都知事”とか“女性の総理”だとか、この時代にまだそんなことを言っているのかと思いますね。日本は、天照大神の昔から、“女ならでは夜の明けぬ国”といわれていたのです。持統天皇、孝謙天皇という女性天皇もいました。北条政子や日野富子なども女性のリーダーですよ。 昭和には婦人参政権運動を主導した市川房枝さんなど、いろいろいました。 そういう事例がいっぱいあるのに、歴史を振り返ることをしないのです。日本という国が、これまでどういう国だったのか?みなさん、すでに歴史で習っているはずです。ところが、それをスポイルして(損なって)、まるでそういう人たちがいなかったように、すぐに“女性初の○○”と珍しがる。まるでこれまでの歴史が、すべて男性社会だったかのように……。 たしかに女性の都知事ははじめてですが、そういう権力者の位置に女性が就いたのは、何も小池さんがはじめてではないわけですから。 一般家庭においても、昔からいちばん権力を持っていたのはおばあちゃんです。おじいちゃんは老年になるとおとなしくなっちゃう。 男性は中年を過ぎて老年になると、段々と権力を失って、おばあちゃんが刀自といわれて、一家の中でいちばん権力を持っていました。日本はそういう国なのです。だから女性リーダーになることなんて、別に驚くことでも何でもないのですよ。 ■「排除します」発言によって、緑色の印象まで悪くなってしまった 私は10月の総選挙の前から、(小池)都知事の言動を“何か危ないんじゃないか”という目で見ていました。 昔のことわざに『女賢しゅうして牛売り損なう』という言葉があります。牛の売買で女性の売り主が売りに来ると、かけ引きをしすぎて牛を売り損なってしまう、そういうことわざです。選挙公示日が近づくと、やはりその予感は現実のものとなりましたね。 『排除します』のひと言が決定的でした。まるで独裁者にでもなったおつもりだったのでしょう。築地市場の移転問題も解決できていないなど、まだ都知事としての仕事を何もしていないのに……。 ただ今回の選挙で、私がもっともあきれたのは、彼女に群がった男たち。みんなお追従でペコペコしながら群がりました。都知事の顔色をうかがって気に入られようと。ところが、大船だと思って乗ったその船が泥船だったわけです。 それとあの“排除”発言によって、緑色の印象まで悪くなってしまいました。 緑というのは健康の象徴で、私の大好きな色でもあります。濃き緑、薄き緑、いろんな色の緑があるのですが、その緑に変な先入観ができてしまった。困りましたね。おかげで緑の服が着られなくなりました(笑)。
2017年12月31日東京湾を遠望し、羽田空港を離着陸する飛行機も見える高層マンション20階の1日限定2人の施術をする自宅エステティックサロン。この日は、20年以上、佐伯チズさん(74)の施術を受けている女性が来訪していた。 「先生がディオール勤務時代、帝国ホテルでサロンをされていたときから、月に必ず1回、お願いしています。お肌だけでなく、心も元気にさせてくださいます」 ’03年、クリスチャン・ディオールを定年退職したその年、佐伯さんは「水とコットンと化粧水があれば十分」という佐伯式スキンケアを提唱し、初の著書で大ブレーク。美容関係だけでなく、テレビの情報番組のコメンテーターとしても活躍してきた。だが最近、見かけなくなったと感じる人も少なくないだろう。 じつは佐伯さんは、実質10年ほどマネジメントをまかせていた女性「Aさん」に会社を乗っ取られかけ、個人資金2億円を使途不明金のまま失う苦境に陥っていたのだ。 「’15年の暮れにAが辞めたあとで知ったんですけど、Aが勝手に、『佐伯は高齢ですから』と仕事の依頼を断っていたんです。私のあずかり知らないところで新製品の開発もしていました。新規事業は失敗し、経費ばかりがかさむ。縮小するかじ取りをしたときは、後の祭りでした。登録商標の大部分、顧客情報も奪われ、すべてを失いました」(佐伯さん・以下同) そんなどん底にいたときに励まされたのは、32年前に逝った夫・有教さん(享年52)の“声”だったという。ふいに彼の“声”が聞こえたのは、Aさんの裏切りに、後ろ向きのことばかりをぐるぐると考えていた夜だった。 《恨んでもしょうがない。あなたが信じたのだから、それはあなたの責任でもあるんだよ。こういう経験が、気づかせてくれることもあるから》 それはかつて、佐伯さんが知人の500万円の借用書に裏書きをして借金を負ったときの、有教さんの言葉だった。 「同じことを言っていたんです。『がんばれ。きっと乗り切れる』って」 まるで闇の向こうから光が差し込んだようだった。 「前を向いて生きなければと思いました。そのためには、ご迷惑をおかけしたお客さまにまず謝って、許していただけるなら仕事を続けたいと」 そして、あらためて自分の原点を見つめ直した。 「私は、人さまをきれいにしてさしあげたい。その一心で施術をしてきました。お金のためでも、名前を売るためでもない。真心を尽くせば、それは必ず自分にも返ってくるんです」 ’16年春、佐伯さんは鹿児島県鹿児島市の小高い丘に広がるフラワーガーデンを訪れていた。その高貴な香りからバラの女王と呼ばれ、化粧品の原料としても素晴らしい効能を持つ「ダマスクローズ」。このバラ園では、有機無農薬栽培をしているのだ。 今年6月23日。74歳の誕生日に佐伯さんは、新ブランド「チズ・サエキジャパン・ラ・サロン・コスメ」を発表。その鹿児島のダマスクローズの花水をふんだんに使った商品である。 「肌なじみにすぐれた最新技術『ラメラテクノロジー(R)』を取り入れています。これは、基礎化粧品の研究家の鈴木喬先生が開発した世界特許で、『チズさんなら』と使用許可をくださったんです」 佐伯さんが真心をこめて人との関係を大事にしてきたからこそ、このブランドは誕生した。74歳にして新たなスタートを切り、佐伯さんは見事に返り咲いたのだ。 「『佐伯先生』とかいう呼び方はいりません。『チズさん』と呼んでください。そのほうが若返りますから」 明るく快活な口調に、会場から笑いが起こる。この日の佐伯さんは、大阪のセミナーに登壇。豪華客船の旅、プリンセス・クルーズのプロジェクト・アンバサダーとしての仕事だ。クルーズ旅行の思い出を語り、愛する夫の話もする。 「大好きな美輪明宏先生とお会いする機会があったんですけど、そのとき私の背後に、主人が見えると言ってくださったんです。私、あまりにも感激して、美輪先生にハグまでしてもらいました」 さらに参加者たちに、こう呼びかけた。 「みなさん、ハグしましょう。女性ホルモンが活性化して、若返りますよ!」 佐伯さんが会場をハグして回ると歓声が上がった。セミナー後も、写真撮影とハグの順番待ちの列ができ、誰もがほっこりと幸せな表情だ。大阪から東京にとんぼ返りする佐伯さんに休みはない。翌日は福岡、長野をまわり、また大阪へ。12月には中国・北京出張も予定されている。佐伯さんは、ふと両手を開き、ねぎらうように見つめた。 「どの指もしわが刻まれていて、左手の小指は外に反ってしまっている。でも、この手があれば生きていけるし、みなさんと一緒にいられます」 柔らかくて温かく、触れられるだけで思わず泣けてくる――人生経験と愛が詰まった魔法の手。この手があるかぎり、佐伯さんは何度でも甦る。
2017年11月25日この世に意味のないことなんて、なにひとつとしてありません――たとえば美輪明宏さんはこう言います。占い師のなかにも、こういうことを言う人がいますよね。でも失恋の真っただ中にいる人は、その意味に気づかず、ただただ苦しいのだろうと思います。が、失恋の意味がわかる日って、ある日突然やってきます。わかる、というか、改めて別れの理由が認識できる、というか。■■わかっていることが改めて「わかる」日その瞬間は、ホントにある日突然やってきます。わたしと彼が別れた理由は、こういうことだったんだ、というのが理解できる瞬間は、おどろくほど突然にやってきます。たとえば、24歳の彼女と28歳の彼がつきあっていて、彼が穏やかな優しい性格で、「わたしは彼のことが好きだけど、なんとなく彼に満足していない、もっと激しい性格の男子と遊んでみたい」と思って、じぶんから彼に別れを切り出したケース。こういうケースって、彼女は別れの理由をじぶんでわかっているわけです。「わたしが、彼より激しい性格の男子と遊びたかったと思った」というのが、別れの理由です。ほかにどんな理由もない。でも別れたあと、彼女は泣きます。不思議なことですが、彼女は涙にくれて「やっぱりあの優しい彼より、いい彼氏はいない」なんて言います。そして「どうしてわたしはあんなにいい彼氏をふってしまったのだろう」と言います。どうしてもなにも、理由は明確なのに。**で、何年か時が経って、ある日突然、別れの理由を彼女は理解します。「あのとき、わたしが、ほかの男子ともっと遊びたいと思ったのが別れの理由だ」と、誰もがわかっていることを、彼女は改めて理解し、認識するわけです。■■別れた元カレが、あなたの幸せを遠くで祈っているからおそらく多くの別れって、じぶんでその理由がホントはわかっているけど、それをじぶんなりに理解・認識できるようになるまで時間がかかる、ということだろうと思います。彼に好きな人ができたのが別れの理由だとか、わたしの浮気が原因だとか、彼とすれ違いの生活が続いたのが理由とか、なんらか、みなさんわかっているはずなんです。でもそのわかっていることを、主観的に見ているうちは、理由が「わからない」。客観的に見れるようになってはじめて理由が「わかった」となるでしょ?**恋は時間を味方につけたほうがいい、というのは、たとえばこういうことです。失恋して、その失恋の意味を、じぶんで十分理解するには、時間が必要。時間は失恋の痛い心に、もれなく理由をもたらします。理由がわかれば、「別れはつらいものだけど、世の中には無駄な別れもなければ、無駄に傷つくこともない、すべてに意味がある」と思えてきて、その時点であなたは救われます。それはきっと、別れた元カレが、あなたの幸せを遠くで祈っているから。別れた相手もあなたもともに、幸せになってはじめて、ひとつの恋の物語が完結するから。(ひとみしょう/文筆家)(ハウコレ編集部)
2017年11月25日ミュージカル『ブロードウェイと銃弾』の制作発表が10日、都内で行われ、浦井健治、城田優、平野綾、保坂知寿、愛加あゆ、ブラザートム、鈴木壮麻、前田美波里、演出の福田雄一が登場した。同作はウディ・アレンによって1994年公開の映画を2014年にミュージカル化。劇作家のデビッド(浦井)だが、プロデューサーが見つけてきた出演者がマフィアの親玉だったためにハチャメチャな状況に。実は舞台を愛するマフィアの部下・チーチ(城田優)とともに作品を成功させるために苦労する。ジョークを飛ばすことの多いメンバーに、福田が「2人がちゃんとやってくれるかなという不安が……」と心境を明かすと、城田は「日本語ガワカリマセン……」と返し、波乱を感じさせるスタートに。それぞれが意気込みを語る中、前田が「どうも浦井さんとキス・シーンがございます! どうぞよろしくお願いします」と主張すると会場からは拍手が起こったが、前田は「言ったら赤くなっちゃった」と照れた様子を見せた。キンキン声のマフィアの愛人を演じる平野は福田から「『レディ・ベス』は大変だけどこれはそのまま出来るね」と言われたことを暴露すると、福田は「あんまりそういうこと言わないで!! ダメ!!」と大慌て。また、デビッドの恋人を演じる愛加は「前回『王家の紋章』で(浦井と)共演させて頂いた時に片思いして全く報われず、お姉さんに燃やされてしまう役で」と恋人役となったことに喜ぶと、福田が「ずっと黒焦げでしたよね!?」つっこみ、会場も笑いに包まれていた。作中のナンバーから、浦井による「I’m Sitting on Top oh the World」、城田による「Up a Lazy River」の披露も行われ、大盛況の制作発表だったが、最後に浦井が一発芸をやる流れに。『もののけ姫』に声で出演していた美輪明宏のモノマネを披露すると、共演者陣も「すごい似てるね!!」と驚いていた。製作発表終了後の取材では、互いの歌声を褒めあった浦井と城田。浦井は城田について「喉が違う。高音の最後シのフラットまで出て」と専門的に語り、城田は「安定している。健ちゃんは必ず決めてくる」と称賛した。さらにコメディセンスがある方は? と聞かれると、浦井は「優です」と即答。城田が「狙って笑わせるのは僕です。でも天然で面白いのはこっちです」と浦井を指すと、浦井は「意図的にできません」と苦笑した。しかし、先ほどのモノマネを褒められた浦井は「もう一つやります」とやる気に。『ハウルの動く城』の美輪明宏の「その呪いは解けないよ」というセリフを披露し、城田は「これは本編に入れましょう」と絶賛した。取材終わりには、城田がレポーターに「大丈夫ですか? もっとやばい質問とか。最近恋愛はどうですか? とか」と尋ね、周囲が慌てる一幕もあったが、浦井が強引に「ありがとうございました!」と頭を下げ、場を終わらせた。東京公演は日生劇場にて2018年2月7日から28にち。また、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて3月5日~20日、福岡公演は博多座にて3月24日~4月1日。
2017年11月10日お盆シーズンに突入。年末年始と並ぶ帰省シーズンということで、里帰りの予定がある人も多いでしょう。実家ってくつろげるし、黙っていてもご飯が出てきたり、お風呂の用意ができていたり。至れり尽くせりで本当にありがたいですよね。ですが、それなりの年になると「帰りたくない」と思うこともあるかも?親や親せきからのシングルハラスメントって結構めんどくさいし…。■シングルハラスメントって?シングルハラスメント、略してシンハラとは、独身者に対して結婚を急かすような発言をし、傷つけること。30を過ぎてうん年経つと、親は諦めるのか、あまりうるさく言わなくなったりする場合もあるそうです。でも、たまにしか会わない親戚のおじさん・おばさんは、何かとプレッシャーをかけてくるもの。「結婚まだなの?」「誰かいい人いないの?」あたりは序の口で、「うちの子(いとこ)は2人め産まれたよ」「〇〇ちゃんも、早く親に孫の顔見せてあげなよ」「いつまでも1人でいるのは親不孝だよ」etc.こういうことを言われ続けると、相手に悪気がないとわかっていても、笑顔が引きつっちゃいますよね。『もののけ姫』の山犬(美輪明宏さん)の声色で「黙れ小僧」とか言えたらいいんだけど、そうもいかないし…。あの「独身=不幸」「結婚してない人=落伍者」みたいな価値観って何なんでしょう?独身でも人生を謳歌している女性はたーくさんいるのに!■妥協せずに結婚できるのは32歳まで?ただ、「余計なお世話」「お前に関係ないわ」と心の中で叫んでいても、実際、結婚したくないわけでもなかったりするから、悩ましいっていう。今すぐには結婚したくなくても、いつかは…2~3年のうちには…などと思っている人は少なくないでしょう。で、現在、相手がいないor今の恋人とは結婚の可能性ゼロという場合は、「もしかしたら一生結婚できないかも」という不安に夜も眠れなくなったり。恋愛カウンセラーのぐっどうぃる博士いわく「妥協せずに結婚できるのは32歳まで」。結婚紹介所では34歳がギリギリで、35歳を過ぎると結婚相手としての価値が暴落するのだそうです。そういうのを聞いちゃうと、より「結婚かぁ…」なんて溜息が出ちゃう?結婚に近づくには、いったい何をすればいいのでしょうか!?■「婚活の女神」と二人三脚で結婚へ“おひとりさま”を抜け出すためには、結婚のプロに頼るのが一番。といっても、お見合いおばさんとかではありません。おすすめは「婚活の女神」ことイリヤさん。鑑定歴25年、占ってもらうと3年以内に結婚できると口コミで話題!人気女優と人気ダンスグループのリーダーの年の差婚を的中させたことでも知られる占い師さんです。そんなイリヤさん監修のモバイルサイト『婚活の女神イリヤ 結婚の夢叶えましょ』には、5万人以上を鑑定した彼女ならではの、幸せな結婚を引き寄せるエッセンスが凝縮されています。このサイトでは、「あなたを待つ運命的な出会い」から「結婚相手としての自分の魅力」「彼の今の結婚願望」「玉の輿の可能性」などまで、結婚にまつわる“知りたい”をマルっと占えちゃうんですよ。中でも手軽に試せるのは、今の状況をチェックできるタロット占い。どんなことを占えるかというと…。タロットで現状を占ってみた◎今、私に好意を持っている人親兄弟と距離が近くて、ひょっとしたら面倒をみていることもあるかもしれません。(中略)こういう人とだと、家族ぐるみの温かいおつき合いができるでしょう!◎私のことをどう思っていますか?正義(正位置)私さんを心から信用しているみたい。つまり、自分の仲間や味方だと思われているということです。それに、正しい思考を持っている人だと感じてもいるわ。だから、何かを相談するなら私さんだと思っているんじゃないかしら?(中略)しばらくは、いい関係が続くかもしれません。こんな感じで、今知りたいことがサクッとわかります!他にも「今日の出会いは発展しますか?」「今、連絡してもいいですか?」「彼は私とどうなっていきたい?」など、様々なメニューが。どっちなのかな?どうすればいいのかな?と悩んでいることがあるなら、とりあえず占ってみるとモヤモヤが晴れるかも。結婚の夢、叶えましょ!結婚するために自分の魅力や弱みを理解することに重きを置いた占いメニューとタロット。そして、イリヤさんがこれまでの鑑定で得た、結婚にまつわる知恵やメソッドをアドバイスする占術とコラムを掛け合わせたコーナーなど、とにかく強力に結婚を引き寄せるためのコンテンツが盛りだくさん!一刻も早く幸福な未来に近づくため、今すぐ『婚活の女神イリヤ 結婚の夢叶えましょ』をチェックしてみてはいかがでしょうか。楽しみながら、いろいろ占っているうちに、結婚の夢が叶っちゃうかもしれませんよ!イリヤ鑑定歴25年、5万人以上を鑑定。2009年「くちこみっ」出演。鑑定を受けると3年以内に結婚できると話題になり、「婚活のカリスマ」「婚活の女神」と呼ばれる。
2017年08月11日原作・江戸川乱歩、脚本・三島由紀夫の『黒蜥蜴』。美輪明宏の映画や舞台はもとより、何度も上演されてきた名作だ。“美”に執着する女盗賊・黒蜥蜴と名探偵・明智小五郎が繰り広げるスリリングな勝負の中、ふたりの惹かれあう想いと共に繰り広げる耽美と闇の世界の物語。今回の演出はデヴィッド・ルヴォー。歌舞伎と三島由紀夫を敬愛し、初来日から30年を経た彼が、長年夢に描いてきた演出プランでついにその舞台を実現させる。「黒蜥蜴」チケット情報出演は、黒蜥蜴に中谷美紀、明智小五郎に井上芳雄ほか実力派が出演。井上は2012年に上演された『ルドルフ・ザ・ラストキス』でルヴォーと出会って以来、その演出に魅了され、再度やりたいと言い続けてきた。今回の機会を知り、過密なスケジュールの中で「是が非でも出たい!」と事務所に訴え、出演を叶えた。7月、ミュージカル『グレート・ギャツビー』の主演で来阪中の井上が、その熱い想いと作品への魅力を語った。「ルヴォーは大好きな演出家です。『ルドルフ・ザ・ラストキス』でしかご一緒していないんですけど、その印象が強烈で。日本だと、演出家の要求するところに自分を高めていくというイメージですが、彼は気づいたらそこに連れて行ってくれるような、まるで魔法をかけられてるような感じの導き方なんです」。井上の語り口に、いつもとは違う熱さがこもる。「どんな作品のどんな役でも一緒にやりたいと思って来て、それが今回形になって、ほんとにうれしいです」。明智小五郎は「ハードボイルドな役」とルヴォー。井上は「ハードボイルドには疎くて。どういう方向かまだ分からないけど、喜んでそこに飛び込みたい」。『黒蜥蜴』は、1968年公開の美輪明宏(当時は丸山明宏)主演の映画を見て、戯曲も読んだ。「映画を見て、日本であって日本でないようなにおいがあるなと。すごく屈折したラブ・ストーリーだと思う。黒蜥蜴も明智小五郎も、美しさを純粋すぎるほどに追い求めている人たち。だから惹かれ合うのは必然だけど、立場が真逆で結ばれない。だからこそとても悲しいし、だからこそ美しい。魅力的な作品ですね」。初めての三島作品は「確かに日本語が美しい。セリフなのか詩なのか、リアルだけじゃないところに惹かれますね、とても演劇的でもあるし。でも、ルヴォーは誰にも負けないぐらい三島作品が好きで詳しいから、教えてもらおうと思っています。ものすごく楽しみです」。井上にとって、この舞台は超特別なのだ。「全作品、同じ熱量で一生懸命やっています。でもこれは、何年かに1度、ごくたまにあるご褒美みたいな作品。ひと公演5000円ずつ払えって言われても出るかなというぐらい(笑)。他の作品には申し訳ないけど、もうほんとに、ご褒美を一生懸命楽しませてもらいます!」。公演は、2018年1月9日(火)から28日(日)まで東京・日生劇場、2月1日(木)から5日(月)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて。チケットは9月30日(土)10時より発売。一般発売に先駆け、8月3日(木)11時まで最速抽選先行(いち早プレリザーブ)を受付中。取材・文:高橋晴代
2017年07月31日今年のコンサートは、『美輪明宏の世界~シャンソンとおしゃべり~』と題して開かれる。フランス生まれのシャンソンは、これまでも、自作の曲、日本の抒情歌などとともに長く歌ってきたもの。しかし、今こそ、その歌が持つ魅力を届けたいのだという。新しいプログラムに込めた思いを美輪明宏に聞いた。美輪明宏の世界 チケット情報美輪が今年のコンサートで全面的にシャンソンを取り上げたいと思ったのは、危機感が発端だった。「最近は若い方の中に“シャンソン”という言葉自体がわからないという人がいらして、化粧品か何かのことだと思っていたとおっしゃるので(笑)、私、シャンソンはそこまで衰退しているのかと唖然としたんです」。国立音楽大学付属高校を中退後、16歳にしてプロの歌手として活動を始めたときから、クラシック、タンゴ、ラテン、ジャズと、様々な音楽を歌ってきた美輪だが、中でもシャンソンは得意とするところ。甘い愛を歌う魅惑的なもの、失恋を歌うセンチメンタルなもの、人生の現実的な問題を歌うリアリスティックなものなど、シャンソンはいくつものジャンルに分かれており、歌われるその世界の豊かさに、美輪の表現力が活かされるのだ。「私のコンサートに来ると映画を何本も観たような気分になると言ってくださる方もいらっしゃいます。お芝居のようにいろんな物語や感情が描かれた、こういうドラマチックな大人の歌もあるのよと、聞いたことのない方にもぜひ知っていただきたいんです」さらに美輪には、かつて自身が歌ってきた場所の熱を届けたいという思いもある。たとえば、江戸川乱歩や三島由紀夫、川端康成などが集った伝説のライブハウス“銀巴里”。「ジャン=ポール・サルトルやボーヴォワール、ジャン・コクトーが集まったパリのカフェのように、銀巴里を文化の発信地にしていったんです。その後の渋谷の“ジァンジァン”もそうでしたが、そういう大人のロマンを楽しめる場所と時間を、せめてこのコンサートで再現できたらなと思っています」。原曲の壮大さを伝える美輪ならではの「愛の讃歌」ももちろん歌われる。ほか、最初の大ヒットとなった「メケメケ」、美輪の訳詞がより深く人間の生き方を問う「愛する権利」など、珠玉のシャンソンが並ぶ予定だ。合間のおしゃべりでは、シャンソンにまつわる話も聞ける。「いろんなケースの人生の歌がありますから、身の上相談をするつもりで来ていただければなと思います(笑)」と冗談めかしたが、美輪は歌でもまた、生きる力をくれる。公演は9月8日(金)から24日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウス、10月13日(金)愛知県芸術劇場 大ホールにて。チケット発売中。取材・文:大内弓子※曲目は変更になる場合がございます。ご了承くださいませ。
2017年07月05日3月26日、近代能楽集より『葵上・卒塔婆小町』が東京で幕を開けた。三島由紀夫作、美輪明宏が、演出・美術・衣裳・音楽・振付・主演を担うこの舞台。7年ぶりとなる上演には、その才がすべて注ぎ込まれ、時空を超えたドラマが、妖しくも確かな手応えを持って届けられた。近代能楽集より『葵上・卒塔婆小町』チケット情報<葵上>の幕が上がると、まず目に飛び込んでくるのは、シュール・リアリズムを代表する画家、サルバドール・ダリの絵画が飛び出してきたようなセットだ。中央には、尾形光琳の筆を思わせるカバーのかかったベッドが置かれ、その奥には室町風の巨大な着物がかかる。そこは病院なのだが、どこかこの世ならざる気配を漂わせ、観客は一瞬にして異界に入り込む。しかも時は深夜。美貌の青年・若林光(木村彰吾)が病に伏せる妻の葵を見舞うと、そこに、かつて恋仲にあった六条康子(美輪)が現れ、ふたりが心を通わせた過去へと連れて行く。長い黒髪に、黒のイブニングドレスとコートを纏って登場する美輪は、立っているだけで妖しく恐ろしい。が、再び光を取り戻そうとすがる姿に、女の情念が生々しく表れたりもする。『源氏物語』を元にした能から三島が描きたかったであろう、生霊となってまでも執着せずにはいられない人間の愚かさと愛おしさが、全身から伝わってくる。<卒塔婆小町>が描くのは、小野小町を題材にした能・謡曲を元にした物語である。夜の公園。酔っ払った詩人(木村)がみすぼらしい老婆(美輪)に話しかけると、自分はかつて小町と呼ばれていたと言う。やがて、公園は明治時代の鹿鳴館の庭となり、詩人は深草少将に、そして老婆は美しい小町に変わり、ワルツを踊り始めるのだが、まずは美輪のその変身ぶりに驚かされることだろう。詩人も目の前いるのが本当は老婆だということを忘れその美しさに心奪われる。そして、小野小町と深草少将の百夜通い伝説を下敷きにしたこの物語は、美しい女を自分のものにしようとした途端、男に死を与えるのである。美を表現できる美輪だからこそ、美の空虚さがリアリティを持つ。難解なイメージのある三島作品だが、美輪の力がその意味を紐解いてくれるのだ。三島の真髄と美輪の真髄の両方を、この舞台は感じさせてくれるだろう。また、客席がずっと、やわらかな香の匂いに包まれていたことも印象的だった。観る人への美輪の思いは、隅々にまで行き渡っている。公演は4月16日(日)まで、新国立劇場 中劇場にて。その後、宮城、静岡、愛知、長野、福岡、大阪、神奈川を巡演。取材・文:大内弓子
2017年04月06日「私が北海道の浦河町に別荘を建てたのが’75年で、それから10年以上たったころでした。あの当時は本当に大変で……」 そう語るのは、女丈夫として知られる人気作家・佐藤愛子さん(93)。最近では『九十歳。何がめでたい』(小学館)が56万部を突破、『それでもこの世は悪くなかった』(文春新書)も発売早々ベストセラーになっている。 ’69年に『戦いすんで日が暮れて』で直木賞を受賞して以来、ずっと文壇の第一線で活躍し続けている彼女を怪奇現象が襲ったのは’75年のことだった。佐藤さんと、協力して苦難を乗り越えた名古屋市内でつるた小児科を開業していた鶴田光敏医師(62)が、当時のことを語り合ってくれました。 佐藤「別荘に滞在中、誰もいないはずなのに屋根の上をノッシノッシと人が歩く音がしたり、シーツや段ボール箱がなくなってしまったり。後でわかったのですが、私が別荘を建てた土地のあたりで昔、大勢のアイヌの人たちが虐殺されていたんです。でも、当時は心霊現象などいっさい信じていませんでしたから、何が起こっているのかわからなくて途方にくれるばかりでした」 鶴田「美輪明宏さんに相談されましたよね」 佐藤「美輪さんの霊視力は本当にすごかったです。知り合いに勧められてお電話したら、『あなた、とんでもないところに家を建てたわね』と、言われて……」 心霊現象は、その後ますますエスカレートしていき、佐藤さんが東京に帰ってきても、発生するようになった。一連の現象が解決へと向かうきっかけになったのが、鶴田医師との出会いだった。 鶴田「佐藤先生の『こんなふうに死にたい』(新潮文庫)を読んで、先生が心霊現象に苦しめられていることを知りました。私自身も17歳のころに父を亡くしてから一時期、人や自分のオーラが見えたりなどの霊的体験があり、心霊現象には強い興味がありました。それで自著『飛騨の超人』にファンレターを添えてお送りしたところ、すぐにお返事があったので驚きました」 佐藤「鶴田先生に心霊現象を相談するようになって、急速に親しくなったのです。実はそれには理由があったんですよね」 鶴田「美輪明宏さんの霊視によれば、私たちには前世からの因縁があるそうで、こんなビジョンが見えたそうです。前世で私は、落ち武者となって集落をさまよい、一軒の家にたどりついた。そこで白髪の老婦人から一膳のおかゆを恵んでいただいた」 佐藤「その老婦人が前世の私なのだそうです。落ち武者は、おかゆを食べた後、切腹して果てましたが、鶴田先生には生まれたときから、おなかに傷痕があるのよね」 鶴田「私の母親も、ずっと不思議に思っていたそうです。でも、美輪さんのお話を聞いて納得しました。佐藤先生と出会ってから、日本有数の霊能者と次々に出会うことができたのですが、まさに運命に導かれているようでした」 佐藤「私にとって鶴田先生は心霊世界の道案内人でした。20年もの間、本当に大変な思いをしましたが、振り返ってみると、すべてが“天上界のはからい”だったような気がします」 鶴田「私もそう思います。たとえば、最終的に現象を鎮めてくださったのは神道家の相曽誠治先生です。でも私が努力したからお目にかかれたわけではありませんでした。東京から名古屋に帰る新幹線で偶然隣り合わせて、佐藤先生の件を相談させていただいたのです。不思議な出会いが続いたのも、きっと天上界のはからいがあったのでしょう」 佐藤「私が北海道の何もない不便な山に、わざわざ苦労して別荘を建てたのも、実はアイヌたちの霊を鎮めるという使命があったからなんですね。当時は、自分がおっちょこちょいだからだと思っていたのですが(笑)」 鶴田「実はこの対談の依頼を受けたとき、編集部から『佐藤先生が元気な理由を、医師として解説してください』と、言われたのですが、非常に困っています(笑)。佐藤先生は、健康法には全然関心がありませんから……」 佐藤「何を食べたほうがいいとか、食べてはいけないとか、まったく無視しています。一昨日は、朝に牛乳を1本飲みました。パンを食べようと思ったのですが、午後に歯科医の予約を入れていたんです。パンを食べると、また歯を磨かなくてはならないのが面倒くさくて、そのまま出かけました。受診後に、万年筆を買うために銀座三越に行って、とりあえず夕飯のお総菜とかを選んでいたら、空腹でフラフラになって……」 鶴田「佐藤先生、それは脱水と低血糖の症状ですよ!」 佐藤「どこの喫茶店もいっぱいで、ついに倒れそうになったので、トイレで水を飲んだんです(笑)」 鶴田「それで具合はよくなりましたか?」 佐藤「回復しました。そこが素晴らしいでしょう?そんなことで自信がつくの。タクシー乗り場が遠かったので、地下鉄に乗って帰宅したら夕方5時でしたね」 鶴田「佐藤先生は本当に医者泣かせですよ(笑)」 佐藤「でも、そのせいで肝心の万年筆を買い忘れてしまいました」 鶴田「では、佐藤先生の元気の秘訣は“ありのままに生きているから”ということで……」 佐藤「そういうことで、いいんじゃないですか(笑)」
2017年03月09日「最初に記事を見たときは、怒るも何も呆れました。まさしく“フェイク・ニュース”ですからね。トランプさんのお気持ちが、よ〜くわかりました(笑)」 こう笑いながら本誌の直撃取材に答えてくれたのは、麗人・美輪明宏さん(81)。2月20日付の『サンケイスポーツ(以下、サンスポ)』の、《美輪明宏、舞台引退を示唆〜》の記事を読んで、多くの人は驚いたはず。 美輪さんが、「肉体的にも節という節が曲がってきて、キーが下がって音域も変わりましてダミ声になって、肺活量も少なくなって。それでものを言いますから時々震えがきます」と苦労を吐露。「今度のお芝居でひょっとすると、おしまいになるかもしれません」と、覚悟を語ったという内容であった。この記事はネット上でも大きく取り上げられ、たちまち“美輪さん引退か!?”と、大騒ぎとなる事態に−−。 ことの発端は前日の19日、美輪さん自身が演出・主演する舞台『葵上・卒塔婆小町』大阪公演の記者会見でのこと。美輪さんが語る。 「大阪のホテルで、20人ぐらいのジャーナリストに集まっていただき、舞台内容、演出などについてお話をしました。『卒塔婆小町』は100歳の老婆と20代の美女・小野小町を早変わりで演じます。肉体的にも大変で、その演技の難しさについて、ご説明したのです。老婆の役では関節の節々を曲げて演じます」 美輪さんは取材陣の前でその姿を演じてみせたという。 「背中を曲げて、手足を震わせながら演じる。それをみなさんの前でもお見せしました。背中を曲げると横隔膜が動きづらくなるので、呼吸が苦しくなり、しわがれ声になるんですよ、と。そして20代の小町の役では、背筋を伸ばし、声の質もハイトーンに変わる。私は10代のころから(出せる)音域が変わっていない、というお話もしました。ところが、翌日のサンスポさんの記事では、そういう舞台演出上の話がすべてカットされ、あたかも今の私が老いぼれて舞台を引退するような話にすり替わっていた。だから、ビックリしたのです」 ビックリしたのは、ご本人だけではない。ファンをはじめ、仕事関係者らにとっても寝耳に水のニュースだったことから、事務所への問い合わせが相次いだ。だが数時間後、話は急展開する。20日の午後、サンスポはネット配信で《美輪明宏さん、舞台引退を示唆は誤りでした》と以下の訂正記事を掲載したのである。 《美輪さんの発言はあくまで今回の演目に関してのもので、舞台からの引退ではありません。また美輪さんの歌唱のキーが下がっているというわけでもございません》−−。 サンスポに訂正記事掲載に至った経緯を聞いたところ、「記事に書いてあるとおりです」(広報室)。これで美輪さんが舞台引退を示唆したという記事は完全に撤回されたわけだが、今回ばかりは、さすがにオカンムリになられたのでは……? 「私が“怒っている!”という記事を書きたいんでしょ?そうはいきませんよ(笑)。最初から呆れて笑っちゃったぐらいです。それよりも今は音楽会や舞台の稽古で大忙しなので、終わったことを気にしている暇なんてありません」 美輪さんが現在稽古中だと語る舞台『葵上・卒塔婆小町』は、今回で5回目の公演となる人気のお芝居。 「台本を3〜4回読み直したら、完全にセリフが頭の中に入っていました。稽古も順調です。みなさん、ぜひご覧になってください。見ないと一生の損ですから(笑)」 美輪さんの辞書に“引退”の2文字はなさそうだ。
2017年03月02日毎年上演される美輪明宏演出・主演による舞台が、今年は、三島由紀夫作、近代能楽集より『葵上・卒塔婆小町』に決まった。美輪×三島の幽玄的な世界が7年ぶりに立ち上がるとあって早くも期待が膨らむ。しかも、この演目の上演はこれが最後になるかもしれないと美輪は言う。その覚悟と作品への思いを聞いた。【チケット情報はこちら】美輪による『葵上・卒塔婆小町』を、三島は切望していたのだという。実現したのは、三島が亡くなった後の1996年。今度で5度目、7年ぶりの上演となる。不思議なことに、上演を決めた途端、未発表だった三島の肉声テープが見つかるというどこか因縁めいた出来事もあった。「それが亡くなられる9か月前のインタビューを録音したもので、演技論や小説のことなど、私によくおっしゃっていた話がそのまま入っていたんです。この舞台の宣伝のために出てきたとしか思えません(笑)」。そもそも三島が自身の作品を美輪に託したのは、その行間までをも表現し得る稀有な存在として認めたからだ。当初、なかなか当たらなかった三島の芝居は、美輪が『黒蜥蜴』に主演して、大評判を取るようになった。そこで次に三島が美輪に望んだのが、「近代能楽集」である。その短編戯曲集の中から、嫉妬心にかられて生霊となって不倫相手のもとに現れる女を描いた、小野小町と深草少将の伝説をもとに100歳の老婆の哀しい運命を描いた、この2作ならと美輪は答えた。「近代能楽集の中でも、このふたつはいちばん普遍性があると思ったからです。の描く不倫なんて、ギリシャ悲劇の時代から変わりません。美しく生まれついたがゆえに自分を美しいと言った男は死に、100年ごとに生まれ変わるという運命を背負うことになるはまさに“正負の法則”です。両方とも、愛、美、死、無常といったこの世の法則に則ったことが描かれているんです」。では、100歳の老婆から美しい小町へと早替りする美輪の演技術にも驚かされるはずだ。が、「腰を曲げて、歯の抜けたしゃべり方をする老婆からスッと美女になるのは、体力的にも大変なんです。これが最後になるかもしれないと思っています」と美輪。だからこそ、「三島という天才から託されたものを伝えていきたいと思います」と気持ちも募る。恐ろしくも切なく美しくドラマティックに。天才に信頼された美輪だから描けるエンターテインメントである。近代能楽集より『葵上・卒塔婆小町』は、3月26日(日)東京・新国立劇場中劇場より上演。その後各地を周る。取材・文:大内弓子
2017年02月02日美容家のIKKOが16日、フジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)で、タレントのGENKINGが過去に「平成の美輪明宏」と発言したことについて、「言っちゃいけない」と本人に指摘した。今回、ネットでの誹謗中傷に悩んでいるGENKINGがゲスト出演し、現状を告白。IKKOは、「SNSで反感を買ったものがあったり、テレビの発言が納得いかなかったことがあったりとかの積み重ねが、そうなってきたんじゃないか」と推測し、GENKINGも「その通りだなと思っている」と反省した。また、IKKOは「友達だったら言ってあげたいなと思ったことがあった」と切り出し、「『平成の美輪明宏』って自分で言った。あれは言っちゃいけないんじゃないかな」と指摘。「私たちが尊敬する大先輩だし、そこと比べるね…そこはちょっと、私たち仲間からもどうなのかなと思われたところだよね」と苦言を呈し、GENKINGもうなずいて受け止めた。
2017年01月16日お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーが、あす27日(23:20~24:20)に放送されるテレビ朝日系単発バラエティ番組『メイプルマナミの極めびと人生相談』で、歌手で俳優の美輪明宏と熱く語り合う。この番組は、常人には計り知れない才能を持つ"極めびと"の悩みを、カズレーザーが解決していくというもの。ナースを束ねる看護師長として相方の安藤なつ、クリニックの実権を握る院長の愛人ナースとして橋本マナミが共演する。今回来院するのは、三島由紀夫や江戸川乱歩など数多くの文化人との交友関係を持つ美輪。「言葉遣いが乱れている」と悩みを打ち明け、「タメ口文化」や「日本語の省略化」が、「人間関係の乱れ」、ひいては世の乱れの原因になっていると主張する。さらに、若者や、テレビに出ている芸能人の言葉遣いなどについて見解を示すが、これに対してカズレーザーは「言葉は進化するもの」だと反論する。また、美輪は「洋服が、黒やグレーなど暗い色づかいのものが主流となっている」ことが、世の中を乱している原因なのではないかとの考えも披露。全身真っ赤なドレスで登場した美輪と、学生時代から赤い服を着ることをポリシーとしているカズレーザーが、色に対するこだわりについて、熱く語り合う。同番組には、巨大ネット掲示板・2ちゃんねるの創設者・西村博之氏も出演。「ネットにウソがはびこっている。ウソをつけば儲かる仕組みになってしまっている」と悩みを相談する。
2016年12月26日誰かを好きになったとき、恋が上手くいかないとき、失恋したとき…そっと背中を押してくれる名言や格言はたくさんあります。でも、偉人の格言を集めた本を手に取っても、映画や漫画の名台詞を読んでも、しっくりこないなと感じることもあるのでは?そこで今回、20~40代の男女に、心に響いた「恋愛の格言」を教えてもらいました。恋に悩む人々がリアルにパワーをもらい、涙した格言たち…ここには、あなたにフィットする言葉があるかも?◆追うより追われる恋をしろまずはこちら。その昔、KinKi Kidsは「愛されるより愛したい」と歌いましたが、現代人は追うより追われたい人が多いようです。・「追ったら負け、追われるように己を磨け。どこで聞いたか、自己体験から得た教訓か忘れた。今の自分は…できていない」(40代男性)・「追いかけるより追いかけられる恋をする。そのほうがベールに包まれた神秘的な謎感があり、ときめきがあるから」(40代女性)“追われる恋をするほうが幸せになれる”と言うし、その気持ちすごくわかります。ただ、男女共に追われることを望んでいたら、いつまで経っても恋が始まらない気も…。受容と供給が合えばいいんだけど。◆男(女)は一人だけじゃないこっちは恋に破れ、傷ついた人を励ますときの常套句といったところでしょうか。・「女は星の数ほどいるんだから。失恋で落ち込んだ時に友人から言われて吹っ切れた」(20代男性)・「男は一人だけじゃない。失恋したとき友達が言ってくれた言葉です」(20代女性)「一人だけじゃない」と言われたところで「彼ほどの男はいないもん!」と叫びたくなりそうだけど、実際に吹っ切れた人がいるってことは、かなり効き目のある言葉なのでしょう。要はそれを言う人との関係性やタイミングの問題?◆男とは…女とは…男女それぞれから、異性にはこんなふうに見えている…ということがわかる好例をいただきました。・「“語る男に当たりナシ”自慢話や武勇伝を説くオトコにはロクな奴はいない」(40代女性)・「女は猫と同じだ。呼んでも来ず、呼ばないときにやって来る」(40代男性)“語る男に当たりナシ”って言い得て妙だなと思いました。このように「男とは…」「女とは…」的な格言を自分で作ってみるのも面白いかも。◆愛と恋の違いって何?「恋は下心 愛は真心」なんて言いますが…実際、恋と愛の違いは?・「愛は深く、恋は手当り次第」(40代男性)手当たり次第ってちょっとアレだけど…。それでは、恋愛と結婚の違いは何でしょうか。・「恋愛は片目を、結婚は両目を開けて見る」(30代女性)「恋愛は夢。結婚は現実。結婚式は夢との決別式。そう覚悟しておけば、乗り切れます」という美輪明宏さんの言葉を思い出しました。結婚に夢を見ちゃダメなのね…。◆結婚って結局、どういうもの?結婚の話が出たので、こちらもお届けします。・「二番目に好きな人と結婚すれば、幸せになれる。まぁ、そうなのかも?と思います。何かあっても目をつぶれるというか、諦めながらだと変に期待が大きくなりすぎず、お互いに良いので」(30代女性)よく聞く言葉だけど、こっちもまた結婚に夢を見るなと言われているような。・「あなたとなら幸せになれるからと結婚したのではない。あなたとならどんな不幸も乗り越えられると思ったから結婚した、というようなことを武田鉄矢さんの奥様が言っていた気がします。すごい」(40代女性)全てを男性任せにして受け身でいるのではなく、自ら幸せをつかみにいくってかっこいい!「この人とだったら、何があってもずっと一緒にいたい」と思える相手と結婚できた人は、誰よりも幸せになれそうですよね。◆終わりにいかがでしたか?著名人の名言とかではないのでスマートさはないけど、その分、心にスッと沁み込んでくる言葉もあったかもしれませんね。ちなみに、上では紹介しませんでしたが、筆者が一番「そうそう」と思ったのは、40代の女性によるこの格言でした。「募集中の時には出会いはなく、相手はいなくてもいいかと思う時ほど出会いはある」これ不思議ですよね…。共感する方、少なくないのでは?ライタープロフィールKawauso紙媒体とWeb媒体を行ったり来たり。お酒、本、映画、旅をこよなく愛する独女。次に行きたい所はチリとペルー。あとブータン。
2016年11月08日“恋を成就させるためのおまじない”…女性なら一度くらいは試したことがあるのではないでしょうか?小学生の頃にクラスで流行った定番のものから、「携帯の待ち受け画面を○○にすると…」みたいな、大人でもさりげなくできるものまで。みなさんはどんなおまじないをしましたか?そしてそれは効き目がありましたか?20~40代の女性にリサーチしてみました!「○○を使い切ると…」例の謎のおまじないまずは誰が言いだしたのかわからない、あのおまじないの数々。・「消しゴムに相手の名前を書いてバレずに使い切ると両想いになれる」・「好きな人の名前をびっしり書いた折り紙で鶴を折って持ち歩く」・「好きな人の名前の文字数だけシャンプーをプッシュ。“福山雅治”だったら“ふくやままさはる”で8回押す、っていう…」・「緑のペンで2人の名前を紙に書き、それをピンクのペンで相合傘で囲う」みなさん、様々なおまじないを教えてくれましたが、どれもなんだか懐かしいというか、ピュアだったあの頃を思い出して甘酸っぱい気分に。消しゴムを使い切ったりシャンプーを大量に出したりしたところで、どこに何の効果があるのかさっぱりわかりません。が、おまじないを実行している時の気分って完全に恋愛モードですから、想いを強める効果は確実なのかも。「○○を身につける」系は大人も実践中?お次は、小学生にはちょっとハードルの高いアイテムによるおまじないを4つばかり。・「ミサンガをつけるの、流行りましたよね?」・「恋愛成就のお守りの中に好きな人の名前を書いた紙を入れ、肌身離さず持ち歩く」・「パワーストーンを身につける」・「携帯の待ち受け画像を美輪明宏にする、ハート型の雲の画像にする」どちらかと言えば「ゲン担ぎ」に近いのが、大人の恋のおまじない。消しゴムにはもう頼れないからこそ、「うまくいったらいいな」という淡い期待を乗せて、縁起の良いお守り的なものを身につける人が多いよう。お金をかけてゲットするところが大人!って感じですよね。恋が成就する携帯の待ち受け画像も人気のコンテンツ。美輪明宏さんの画像は恋の成就のみならず、悪運も退散してくれそう!(筆者の勝手なイメージです)他にも、ピンク色の画像、蝶や花の画像、山崎邦正(月亭方正)さんの画像なども良いと言われているし、「好きな人からLINEやメールが来る」「復縁できる」など、効果別の画像もあるようなので、ぜひご活用を。ところで、効果はどうだった?さて、何だかんだ言いながらも気になるのは効果の部分。「これをやったら恋が実った!」という経験がある人に、詳しく聞いてみました。・「友達が好きな人の名前を書いた消しゴムをなくし、本人にバレた末に付き合うに至ったので、バカにできない話だと思った」消しゴムのおまじないは定番ですが、狙いは結局ここなんじゃないか、とも思えるようなエピソードですね!消しゴムが自分の代わりに告白してくれた、みたいな…。ラブコメ的な恋の始まり方でちょっといいかも。・「ローズクォーツを持ち歩いていました。それが効いたのかどうかはわかりませんが、告白されました」ローズクォーツは恋愛運を高めるパワーストーンの代表格。筆者の周りにも天然石を身につけていて願いを叶えた人が何人かいます。想いの強さを、石がお手伝いしてくれるんでしょうか?・「東京大神宮に行った直後に今の彼と出会った」・「出雲大社に恋愛成就のお参り行った後、ご縁が整ったという友人は結構います」やっぱり最後は神頼みですよね!真摯なお願いなら、きっと神様だって聞いてくれる…はず。お守りを買って携帯していれば、さらに良縁が舞い込んできそうです。いただいた回答の中で、筆者が「これだ!」と思ったのは、・「おまじないとは違うけど、願掛けを兼ねて5㎏痩せたら告白しよう、と思ってダイエットに励んでいたら、目標達成してすぐに告白された」という30代女性のお答えでした。いろいろなおまじないを散々試し、やがて「恋の成就には行動あるのみ」ってことに気づく、というプロセスを踏んで大人になった私たち。それでも、想いをより強くするためのお手伝いをしてくれるおまじない的な行動やグッズがあると、モチベーションは大きく変わります。そういった意味では、いい大人が消しゴムに好きな人の名前を書いてみるのも、悪くはないのかもしれませんね。それくらいラフな気持ちで、できることから試してみてはいかがでしょうか?ライタープロフィール石村佐和子エディター・Webディレクターを経て、結婚、出産後、フリーライターに。微妙に偏った恋愛経験を持つ、アラフォー二児の母。好きなことはモノ作り、工場見学、カフェ巡り。将来は陶芸などしながら優雅に暮らしたいと目論んでいます。
2016年10月17日歌手で俳優の美輪明宏が、きょう17日に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺』(19:00~21:48の『ぶっちゃけ寺&Qさま!! 豪華2本立て3時間SP』内)に登場。この世で一番怖いことは「自分自身」であると明かす。MCの爆笑問題・太田光は、美輪が登場するなり、「今日はやりにくいと思いますよ~」「これ(=美輪の姿)、僕だけに見えてるの!?」と、毒舌を交えて歓迎。美輪も負けじと「あなた、ちっとも成長しないのね」と反撃し、スタジオの笑いを誘う。美輪のオーラに、スタジオのお坊さんたちも緊張。さまざまな質問が飛ぶは、「美輪さんがこの世で一番怖いことは?」という疑問に対し、美輪は「自分自身ですよ」と答える。同番組をよく見ているという美輪は、仏教のほか、キリスト教にも造詣が深いといい、今回の番組は、戦国時代のキリシタン・細川ガラシャの生涯に迫る。"悲劇の美女"として知られる彼女だが、ロケゲストとして登場する、大河ドラマ『真田丸』でガラシャを演じた橋本マナミも思わず号泣した"死を前にしたガラシャの心境"も明らかになる。
2016年10月17日東京では2年ぶりとなる美輪明宏の「音楽会」が9月から始まる。その間、全国で歌いながら、あるいは、子ども番組などのテレビに出演しながら感じ取ってきたことが、今度のプログラムには盛り込まれる予定だ。それぞれの選曲への思いを語る美輪の根底には、人をやさしく見つめる眼差しがあった。【チケット情報はこちら】「今、各地で歌っていて感じるのは、みなさん、心の安寧を求めていらっしゃるということです。目先の欲にかられていると言われようとも、生きるために必要なことを選び取るしかない生きづらい世の中で、みんな生きることに精いっぱいなんだなと感じます。ですから、少しでもみなさんのお役に立てる、心の栄養補給になるような歌をお届けできたらと思っているんです」。2016年の音楽会について、まずそんなふうに語った美輪。ここのところずっと、“生きる”というテーマが自身のなかにあるそうで、今回は、生きる力になる歌を選んでいくつもりだ。たとえばそのひとつは、美しいメロディを持つ曲。「日本にはかつてきれいな曲がたくさんありました。そういった聴くだけで心が穏やかになるような曲を求めていらっしゃるのがわかるので、古臭いと言われても、歌っていこうと思っているんです」。今年の春から、監修を務める齋藤孝氏に請われて『にほんごであそぼ』(Eテレ)に出演していることも、その志を後押しした。「むずかしい和歌や俳句を理解する子どもたちに感心するとともに、ユーモアたっぷりの演出もすばらしいと思ったんです。そこで、昔よく歌われた明治時代の歌で、ほんわかした気持ちになっていただければなと思っています」。ほかにも、第一部には、今のお父さん・お母さんの悲哀を歌ったオリジナル曲も登場。そして、『ヨイトマケの唄』でそれでも力強く生きていこうと励ましてくれる。ラテンやシャンソンの大人の歌で愛の深淵を見せる第二部は、「悲劇の歌もたくさん出てきます。それを聴けば、つらいのは自分だけじゃないとわかるはずです。劣等感や悩み、苦しみ、痛みを持っていない人間はこの世にひとりもいません」と、こちらにも力づける歌を揃える。第二部の舞台美術には星空を用意した。「宇宙に同じ星がないように、人間もさまざまでいいんです。その自然の法則も感じていただければと思っています」。誰にも生きる価値がある。美輪明宏の歌にはそんな懐深い愛が込められている。美輪明宏/ロマンティック音楽会2016は9月10日(土)から25日(日)まで、東京・東京芸術劇場プレイハウスで上演。その後、全国を周る。取材・文:大内弓子
2016年08月02日今やテレビで見ない日はないほど活躍している“オネエタレント”。一昔前は同性愛者というだけで偏見を持たれていましたが、今ではそれが逆に武器となっていますね。オネエの凄さは男女両方の視点から物事を考えられるところにありますが、時には女性のようにおしとやかに振る舞い、時には暴漢のごとく太い怒鳴り声をあげるギャップも一つの持ち味です。そんなオネエタレントですが、やはり一人ひとり違う魅力を持っていますよね。そこで今回は、パピマミ読者の皆さんに「好感が持てるオネエタレント」について聞いてみました!●好感が持てるオネエタレントは?・1位:マツコ・デラックス……57%(260人)・2位:IKKO……11%(50人)・3位:はるな愛……7%(33人)・4位:ミッツ・マングローブ……6%(29人)・5位:美輪明宏……4%(17人)・6位:GENKING……2%(10人)・7位:ピーター……2%(9人)・同率8位:植松晃士……2%(8人)・同率8位:KABA.ちゃん……2%(8人)※10位以下は省略※有効回答者数:456人/集計期間:2016年6月30日〜2016年7月4日(パピマミ調べ)●1位:マツコ・デラックス『ダントツでマツコさん!言いたいことをズバズバ言ってて気持ちいいし、嘘がないから好き』(20代女性)『マツコかなぁ。オネエタレントって男から見るとイライラするものだけど、マツコには嫌悪感がない』(30代男性)好感の持てるオネエタレント第1位は、『マツコ・デラックス』さんで57%(260人)となりました!圧倒的です……。歯に衣着せぬ物言いで老若男女を虜にしているマツコさん。その発言力には定評があり、マツコさんが紹介した商品は即日完売する“マツコ売れ” という現象もたびたび起こります。マツコさんの凄いところは皆が求める最大公約数的な意見ではなく、独自の視点で切り込んで共感を獲得することにあります。井戸を深く掘れば巨大な地下水脈にたどり着くように、マツコさんは一個人としての意見を掘り下げて皆の共感性に訴えかけるんですよね。オネエタレントの代表格として活躍し続けているマツコさんがダントツ1位という結果になりました。●2位:IKKO『バラエティ番組ではバカにされているけど本当はすごい人。尊敬してます』(30代女性)『あそこまで振り切ってるオネエは他にいないでしょ 』(40代男性)第2位は『IKKO』さんで11%(50人)となりました。「どんだけ〜」で有名なIKKOさんですが、ヘアスタイリストやメイクアップアーティストとして活躍し、“美容界のカリスマ”と呼ばれる凄い人なんですよね。普段テレビで見る限りは全然そんな感じしませんが……(汗)。しかし、波瀾万丈な人生を歩んできたIKKOさんの深い言葉に感銘を受ける人たちは多いようで、とくに女性から根強い人気を誇っています。あのマツコさんにすら「あの人には絶対敵わない」と言わしめた、稀代の美容家IKKOさんが2位という結果になりました。●3位:はるな愛『オネエタレントで初めて面白いと思ったのははるな愛だったと思う。バラエティでの面白さはピカイチ 』(30代男性)『あややのモノマネ好きだった!はるな愛は振り切ってて好き』(30代女性)第3位は『はるな愛』さんで7%(33人)となりました。はるな愛さんと言えば“エアあやや”で一躍ブレイクしたオネエタレントですが、全身の整形に6,000万円もかけたことで有名ですよね。『ミスインターナショナルクイーン2009』という世界一美しいニューハーフを決めるコンテストで優勝したことでも話題となりました。プライベートでは実業家や国生さゆりさんの元夫と付き合うなど、恋愛面でも充実した生活を送っているようです。これからもオネエタレントを引っ張る存在として頑張ってほしいですね。----------いかがでしたか?オネエタレントには普通の人では出せない独特のセンスがあるので見ていて面白く、感銘を受けることもありますよね。これからもたくさんのオネエタレントが芸能界で活躍していってほしいですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜16位)】好感が持てるオネエタレントは?()●文/パピマミ編集部
2016年07月07日アイドルグループ・関ジャニ∞が、テレビ東京系大型音楽番組『テレ東音楽祭(3)』(29日18:25~22:48)で、歌手・俳優の美輪明宏とコラボすることがわかった。同番組は2014年に『テレ東音楽祭(初)』として放送、今年で3年目の放送となる。総合司会は3年連続でTOKIO 国分太一が務め、テーマは「思わず歌いたくなる! 最強ヒットソング100連発」。テレビ東京の人気番組とのコラボレーションを多数企画している。関ジャニ∞は、出演するバラエティ番組『ありえへん∞世界』(毎週火曜19:00~)の企画として、美輪明宏と歌のコラボを行う。また、『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』(毎週金曜21:00~)では、清水ミチコがものまねメドレーを披露する。『THE★カラオケバトル』(毎週水曜18:55~)の企画では、歌手の城南海が生放送でカラオケ採点に挑戦。『世界ナゼそこに? 日本人~知られざる波乱万丈伝~』(毎週月曜21:00~)からはユースケ・サンタマリアが登場し、世界で最も歌われている日本の歌を紹介する。さらに、『出没! アド街ック天国』(毎週土曜21:00~)からは薬丸裕英とV6・井ノ原快彦が登場。『テレ東音楽祭(3)』総合司会のTOKIO・国分太一と3人で、薬丸が28年前に在籍していたジャニーズのアイドルグループ・シブがき隊の楽曲「100%…SOかもね!」を歌うことが決定している。■発表済みの出演アーティストTOKIO、KinKi Kids、V6、NEWS、関ジャニ∞、Hey! Say! JUMP、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、EXILE THE SECOND、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE、E-girls、GENERATIONS from EXILE TRIBE、AKB48、SKE48、NMB48、乃木坂46、欅坂 46、髙橋真梨子、平井堅、 globe(小室哲哉&Marc Panther)×神田沙也加(TRUSTRICK)、華原朋美、PUFFY、鈴木 亜美、Kiroro、コブクロ、一青窈、ORANGE RANGE、スキマスイッチ、DAIGO、西野カナ、 城南海、SEKAI NO OWARI、モーニング娘。’16、きゃりーぱみゅぱみゅ、大原櫻子(順不同)
2016年06月25日女優の中谷美紀が4月1日(金)、東京・渋谷のパルコ劇場で舞台「猟銃」のゲネプロを実施。共演するロドリーグ・プロトー、演出を手がけるフランソワ・ジラールとともに2011年以来の再演に意欲を燃やした。日本の誇る文豪・井上靖の名作小説を原作に2011年、中谷さんが初舞台を踏んだ「猟銃」を5年ぶりに再演。ある男の13年間にわたる不倫の恋を、妻、愛人、愛人の娘から届いた三通の手紙によって浮き彫りにする。中谷さんは1人3役に挑み、初演に続きプロトーが台詞のない“フィジカル・アクター”として、抜群の身体能力で“男”を象徴的に演じる。「(初演から)5年を経て、さまざまな経験をし、少しは人間的にも成長したいま、改めて魂をこめて大切に3役を演じたい」と中谷さん。印象に残る台詞は「あなたは、愛することを望みますか。それとも愛されることを望みますか?」だといい、「人間にとって、永遠のテーマであり、いまだに答えを探している。愛とは何かを問いかける舞台」と語っていた。舞台は90分間ほぼ中谷さんの独白スタイルで進み「台詞量も膨大ですし、挫折しそうになったことも。『延期してもらおうかな』『舞台を美輪明宏さんにお譲りしようかしら』と思ったほどですが、プロデューサーから『じゃあ、別の女優で再演する』と言われてしまい…」と苦労を明かした。共演するプロトーは「すばらしいアーティスト。おかげでいい芝居をさせてもらっている」と中谷さんを絶賛。国際的な演出家であり、映画監督として中谷さんが出演した『シルク』、ダスティン・ホフマン主演の<a href="">『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』</a>などで知られるジラール氏も「女優として次のステップに進んだ中谷さんと一緒に、限りない深みがある『猟銃』の終わりなき探究を続けられるのがうれしい」と再タッグの喜びを語った。舞台「猟銃」は4月2日(土)からパルコ劇場で上演。(text:cinemacafe.net)
2016年04月01日