■前回のあらすじ【義母side Story】息子の奥さんの舞さんと出産準備の買い物に付き合うと、大量のブランドモノやベビーグッズを買うことになってしまい…。一人息子にも子どもができ、お正月にはうちに来てくれることに。そこで張り切ってご馳走と孫の分のお年玉も用意しました。家族が増えて賑やかなお正月になったと喜んでいたのもつかの間、舞さんの言葉が聞こえてきて…。息子夫婦が何か孫の分を買ってあげるときに使えれば…と思って渡したお年玉。まさか1万円では少ないとは思っておらず、「失敗しちゃった!」とがく然としました。息子との話を私が聞いていたとも知らず、舞さんは無邪気に声をかけてきたのですが、私は何とかしなきゃという気持ちでいっぱいでした。お正月に、弘樹に何か買ってあげたいとは思っていたのですが、舞さんの本音を聞いてしまった後では、自分の気まずい気持ちをなんとかしたい気持ちの方が強くなっていました。最近のお年玉事情を調べておけばよかった…と後悔しながら、舞さんのご機嫌を損ねないように気を使ってしまう自分に少し驚いていました。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 田辺ヒカリ
2021年01月15日【義母side Story】私の名前は幸江。息子の直樹が舞さんと結婚。その舞さんが妊娠し、とてもうれしく思っていました。舞さんのお母さんはすでに亡くなっていると聞いていたので、頼まれれば協力はしようと思っていたのですが…。初めての子ども、そしてカワイイ赤ちゃんアイテムばかりのお店。わくわくする舞さんの気持ちもわかります。私も少しぐらい買ってあげるつもりで買い物に付き合ったのですが…。赤ちゃんグッズを端から欲しそうに話す舞さん。「買ってあげる」と言った瞬間、「待ってました!」とばかりに買い物かごに大量のグッズが入れられました。それでも舞さんが息子の子どもを心待ちにしている姿はとても微笑ましく嬉しいものでした。しかし次第に舞さんの発言に私は翻弄(ほんろう)されていくのです。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 田辺ヒカリ
2021年01月14日アニメーション映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開日再延期が決定した。1月23日(土)に公開を予定していたシリーズ最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。当初、昨年6月27日に公開される予定だったが、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)拡大による国内外の未曾有の事態を受け、4月に公開延期を発表。そして秋には、特報映像と共に新たな公開日(1月23日)を発表していた。しかし先日、再び緊急事態宣言が発令、そして追加発令もされ、各映画館も時短営業を実施している。そんな中、今回発表された再延期。「この度、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の状況、並びに日本政府による緊急事態宣言の発出という事態を重く受け止め、慎重に検討を重ねて参りました。その結果、感染拡大の収束が最優先であると判断し、2021年1月23日(土)に向け進んでおりました、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』公開を自粛し、再延期を決定いたしました」と文書で経緯を説明。また、「新たな公開日は皆様が安心して本作をお楽しみいただける時期を、慎重に検討中」とし、決定次第、公式サイトや公式SNSにて発表されることになる。なお、すでにムビチケカードを購入した方へ、「延期した後の公開でもご使用いただけますので大切に保管ください」という呼びかけも。公開延期に伴い、映画の音楽集CDとして2月10日(水)にリリース予定だった「Shiro SAGISU Music from “SHIN EVANGELION”」もリリース延期となる。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は2021年公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・エヴァンゲリオン劇場版 2021年公開予定
2021年01月14日■前回のあらすじ義母に余計なことを言った夫のせいで関係は悪化して…。そして、私もはじめての子育てでどうしていいかわからなかったこと、可愛がってくれる気持ちは本当に嬉しいことを伝えました。義母はこれ以降、決めつけてくることが減り、子どもへのプレゼントも事前に私に相談してくれるようになりました。夫が余計なことを言って、義母を怒らせてしまった時はどうしようと思いましたが…結果的にとても付き合いやすくなりました。思い込みをなくし、私の意見にも寄り添ってくれるようになった義母は、とっても嬉しそうに今日も孫を可愛がってくれています♪※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 鈴木し乃
2021年01月13日■前回のあらすじ夫が義母に歩子の思っていることをストレートに伝えてしまい…。義母は、自分が知っている子育ての知識を私に教えてあげたこと、でもそれに対して感謝どころか文句を言われたことなど、ひとしきり私の愚痴を義妹の結衣さんに言ったそうです。妹の結衣ちゃんからこんなメッセージが届いたことで、夫は自分の無神経な行いをかなり反省したようでした。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 鈴木し乃
2021年01月12日■前回のあらすじ初めての育児に奮闘している歩子は、義母から昔の育児を押し付けられ困惑し…。私は夫に、「義母の子育ては昔の子育てなのでその通り従うのは難しいこと」、「いただくおもちゃや洋服が圭介にはまだ早く、そういったもので部屋の中が溢れていくことに困惑していること」を伝えました。そして何より、私から直接義母に言いづらくて、どうしたらいいか分からないと夫に告げると…。夫の信五は、さり気なくどころか、直球に物申してしまい、義母を怒らせてしまったのです。この後夫の無神経な発言に腹が立ち、小一時間ほどお説教してしまいました…。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 鈴木し乃
2021年01月11日私の名前は歩子。初産で息子の圭介を授かりました。育児初心者ながらも毎日必死に頑張っているのですが…。義母が「授乳は一歳になったらやめろ」だの「離乳食になる前に果汁を与えないとダメ」だの…。昔の育児を押し付けてきて困っています。息子のことを思ってくれているのはわかるし、愛情も感じる。だけど…自分自身はじめての子育てなので自信がなくて反論できず、なんとなくモヤモヤした日々を送っていました。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 鈴木し乃
2021年01月10日■前回のあらすじ義妹の相談にのるうちに、突然始まった同居生活が楽しくなってきて…。義母と義妹の突然の来襲からもうすぐ3ヶ月が経とうとしていました。義母の家事サポートもありがたく、姉気分が味わえる生活にも慣れてきたころ…。「自分は何になりたいのか」を悩んでいた美咲ちゃんは目標を見つけたようで、アルバイトをしながら資格を取るために毎日図書館通いを開始したのです。以前美咲ちゃんが交際を断られた人と偶然再開して…なんと交際がスタートしたのです!「幸せは誰かが運んでくれる」…なんてことを今どき信じてきた美咲ちゃんですが、自分の人生を一歩ずつ進み始めたことで、とてもしっかりしてきました。そして…。義妹は素直で猪突猛進タイプ。「婚活」を頑張ろうとするあまり、ちょっとズレた行動をしてしまってましたが、そのパワーを勉強や仕事に振り向けて頑張る姿は私から見ても素敵でした。もともと素直で甘え上手な義妹はとってもいい子なので、いずれ合う人と出会えるのではと思っていたので、すごく嬉しかったです。あとはもう私たちから自立するだけ。それは義母も同じでした。ついに義母と義妹が私たちのマンションから出て新たにアパートを借りることになったのです。同居は解消できましたが、2人は自分たちだけで解決できなくなると、相談の電話をかけてくることは度々あって…。それでも、これまで2人が努力してきた姿を知っている私は、以前なら感じたであろうもどかしい気持ちにはなりません。その代わり2人に伝えるのは…。2人からは今も相談を受けますが力を合わせて頑張っているようです。美咲ちゃんは、アルバイトをしながら就職活動を頑張っていましたが、ようやく決まったと報告がありました。夫の困った人の手を差し伸べる優しさや家族を大事にしているところは好き。でも義母義妹に関してはそれが悪いほうに働いていたのかなと思います。2人とも精神的にも夫を頼りすぎていたようですが、義母も義妹も今とても生き生きしています。今後、たとえ義妹が結婚しても、今の前向きな義母なら落ち込んだりせずに大丈夫な気がしています。今回のことで、他人と生活をする大変さと楽しさを私も学びました。3ヶ月で同居も解消できて結果オーライでしたが、話しづらいことを先延ばしにしてしまうのは夫の悪い癖。同居を私に黙ってOKするなんて信頼関係を壊すことに他ならないと夫には強く念押ししておきました。義母義妹との関係もグッと近くなったので、これからも適度な距離でお互い助け合って仲良くしていければと思います。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ まるこ /イラスト・イラスト・ 由愛乃ナカ(ゆめのなか)
2021年01月01日■前回のあらすじ同居ルールを作った日、義妹から「どうして私はうまくいかないのかな?」と相談されてしまい…。お兄ちゃんが大好きで、同じように優しい人と結婚したいと思った義妹の美咲ちゃん。そして大好きなお兄ちゃんが選んだ妻にも興味があったようで、美咲ちゃんの方から思いを打ち明けてくれました。思わず学生時代に戻ったかのような相談に、ちょっと恥ずかしい気持ちになりながらも、いつしか真剣に美咲ちゃんの話を聞くようになっていました。話ながらどんどん素直に自分のことを考え始める美咲ちゃん。こういった純粋で人の話に真剣に耳を傾けられる才能は、兄である夫にソックリ。ついそんな似ているところを見つけて、同居の怒りも薄れていくのを感じていました。そして大好きな兄に本気で怒られたのが効いたのか、美咲ちゃんはさっそくアルバイトをはじめ家事も積極的にやるようになりました。ありえない!と夫に対して怒り、義母と義妹の図々しさに辟易していた私ですが、いつの間にか4人での同居が楽しくなっていることに気づきました。しかし同居の期限は刻々と近づいてきて…。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ まるこ /イラスト・イラスト・ 由愛乃ナカ(ゆめのなか)
2020年12月31日■前回のあらすじ突然義母と義妹との同居が開始してしまうが、2人とも家事を何もやらず…。何もしない義母と義妹、それをオロオロしながらも彼らの分の家事をこなそうとする夫に堪忍袋の緒が切れた私。すると夫は、どうして義妹が上京して結婚相手をさがすことになったのかを話し始めました。たしかにこれまでの美咲ちゃんの言動を見ていれば、想像がつく話。妹を大事にしてきた夫が頼まれたら嫌といえなかった気持ちを私の最大限の広い心で受け止めようとしましたが、怒りは収まりませんでした。誰にでも良い顔をして人の良い夫は、ある意味とても弱い。でもそんな弱さを含めて好きになった私は、謝り続ける夫を見て腹をくくることにしました。しかし、ただの同居は絶対許せない!そこで同居期間は3ヶ月を死守してもらうことを条件に、夫に同居のルールを決めてもらいました。「婚活のために同居する」なんて馬鹿げたことをする美咲ちゃんに呆れていたのですが、同居ルールを伝えた日、意外な告白をされてしまい…。美咲ちゃんの告白により、怒りで始まった同居生活が意外な方向へと進みだしてしまうのです…。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ まるこ /イラスト・イラスト・ 由愛乃ナカ(ゆめのなか)
2020年12月30日私は愛。仕事好きでどちらかというと隠し事が嫌いで思ったことは口にすぐ出てしまうタイプ。夫は私とは逆で、人の面倒をみるのが好きで、頼まれると断れず自分で抱え込んでしまうところがあります。それでも優しい性格の夫と気が強い私とでは相性が良く結婚生活はとても満足していました。そう、あの日までは…。私が何も知らないままに決まっていた3ヶ月間の同居。義母と義妹とはこれまでも何度か会ったことはあり、良好な関係を築いてきましたが、一緒に住むのは話が別!しかし…義父はすでに亡くなっていて、今まで住んでいたマンションも処分予定とのことで…追い返すこともできなくなってしまいました。お客さんのように何もしない義母と義妹。人が増えた分大変になった家事を仕事から帰ってきた私がやることに…。夫も一緒に家事をしますが、なんで仕事でヘトヘトの私が義母と義妹の世話をしなきゃいけないの!?夫の優しい性格に癒やされることが多かったのですが、まさか義妹にもこんなに甘いなんて…。義母と義妹に断れず妻への裏切りのように感じた私は夫にもイライラが爆発してしまいました。…そして突然の襲来から1ヶ月、もう限界でした。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ まるこ /イラスト・イラスト・ 由愛乃ナカ(ゆめのなか)
2020年12月29日1歳半になる息子は、いつになっても義父母に会うと怖がって泣いてしまいます。その理由の1つが義父母の息子への対応だと気づいた私たち夫婦は、息子への対応の仕方を変えてもらうように義父母へお願いしてみたのですが……。そんななか姉の助言で私自身も学んだ体験談を紹介します。 義父母に怖がる息子義父母はとても個性的なキャラクターの持ち主だと私は感じていました。 小さな子どもは両親以外の大人に慣れていない可能性もあるので、静かに落ち着いて話しかけてくれたり息子の反応を待ってくれたりする方もいるなか、義父母は息子の気持ちなどお構いなし。大きな声で話しかけたり、嫌がっているのに無理やり抱っこしたりするので、息子はいつも義父母に会うと大泣きなのです。 親の私たちも「またか……」と息子を泣き止ませるのが大変でした。 夫が義父母へ注意しても…あるとき、夫が義父母に「息子には静かに声をかけてやってよ。怖がって泣くから」と注意しました。しかし、義父は「そんなの幼稚園に行ったらどうするんだ! 大声にも慣れないと入園時大変だぞ!」とまったく聞き耳を持たず。義母も相変わらず息子の人見知りも気にせず、「ほら! おいで! おばあちゃんとおもちゃ探しに行こ!」と嫌がる息子の手を引いて、最後に息子は泣く始末です。 普段、平日は私と2人きりで静かに過ごしている息子には義父母の対応は刺激が強いのかいつも泣いてしまうため、義父母に会うのがおっくうになってきました。 私の考え方を変えてみる「もうちょっと息子寄りになって対応してくれたらいいのに……」と思い、姉に相談してみると、「世のなかにはいろいろな人がいるし、○○(息子)の刺激になっていいんじゃない? 成長とともに慣れてくるよ!」と意外な言葉が返ってきたのです。 義父母に会うたび泣く息子に気を取られて「もうやめてよ」と思っていた私も、姉の言葉で「息子の成長のためにもさまざまな環境や人に慣れさせることも大事だ」と考え直し、これも1つの社会勉強なんだなと思えるようになりました。 人に会う回数を増やしてみると…平日は家で仕事をしているため、息子と外に出て人に会う機会がないことも義父母を怖がる1つの原因だと思いました。そこで私は、週末の子どもサークルに参加することに。 最初のうちは、誰かが叫んだり大きな笑い声がしたりすると怖がっていた息子。しかし、10分ほど経つと他の子どもとおもちゃで遊ぶようになったのです。今ではたくさんの人に触れることで義父母にも慣れてくれるといいなと期待しています。 義父母を怖がって泣く息子に疲れていた私。「もう少しやさしく息子に対応できないのかな」と困っていましたが、今では義父母も多少やわらかい感じで息子をかわいがってくれているので、見守っていこうと思えるようになりました。息子も成長とともにいろいろな人がいて、さまざまな環境があるということを少しずつ学んでくれたらいいなと思います。 著者:岩見 エリ1男の母。看護師歴12年、現在はフランスで出産し子育て中。
2020年12月21日みなさんは、義実家での授乳ってどうしていますか? 「義父母の前でも気にしない」という人もいれば、「恥ずかしくて見られたくない」という人もいると思います。私もどちらかというと後者のタイプでしたが、出産後、初めて義実家にお邪魔したときに義母との価値観の違いでちょっぴり困ってしまいました。 義家族の前で授乳すればと言われ…赤ちゃんが生まれて初めて義実家へお披露目に行ったときのこと。義両親とみんなで赤ちゃんを囲んでなごやかに話をしていたときに、「授乳がしたいのでお部屋を借りてもいいですか?」と切り出すと、義母から「ここですればいいじゃない」と驚きの発言が。 当時は出産したばかりで、まだ授乳ケープを準備していませんでした。それに授乳ケープがあったとしても、人前で授乳をするということに、どうしても抵抗がありました。 恥ずかしいと思う私がおかしい?こうした義母の発言に悩まされたというママが身近にも何人かいますが、ほとんどの場合はなんの他意もなく、“義母の時代は人前で授乳するのが普通だった”という価値観の違いだったり、純粋に“赤ちゃんがおっぱいを飲んでいる姿が見たい”という孫かわいさだったりするようです。 そう、私のおっぱいにはなんの興味もない。それはわかってはいても、やっぱり義家族に授乳を見られるのは恥ずかしい。だけど、そう思うことが自意識過剰なのだろうか……とモヤモヤしてしまいました。 夫には気持ちを伝えておくべし!義実家で話の続きですが、私が授乳できずに困っていると、空気を読んだ義父が「ここじゃあしにくいだろう」と助け舟を出してくれて、別室を借りることができました。ちなみに、夫はというと義母と一緒になって「家族しかいないんだから、ここでいいじゃん」などと発言していました。私が恥ずかしいと思っているなど、まったく考えもつかなかったようです。 こういう困ったことにならないために、夫には事前に「授乳は別室でしたい」と意思表明をしておくべきだと思いました。そうすれば義母から授乳を促されても、夫から「まだ授乳に慣れてないから部屋を貸して」など、角が立たないようにフォローしてもらうことができます。 ただ、義実家の住宅事情によっては、いきなり別の部屋を貸してほしいと言われても困るかもしれません。訪問前に夫から「授乳のための部屋を借りたい」と伝えておいてもらえば、義実家側も受け入れの準備ができると思いました。 イラスト/imasaku著者:高橋じゅんこ一児の男の子を育てるワーキングマザー。病気ネタやママ友ネタなど、ペンネームでリアルな体験談を執筆中。
2020年12月18日■前回のあらすじいつも私に気を使ってくれる義両親。そんなある日、一緒に手巻き寿司を食べることになったのですが、そこには義父の好物がなくて。その理由には1つだけ思い当たることがあって…。実母のトラウマから、子どもを持つことに積極的にもなれず義父母にも気後れしていた私。そしてある日曜日、義実家で出してもらった手巻き寿司に義父の大好物のエビやカニがなかったことに気がついたのですが…お義母さんの言葉を聞いて涙が…。私の母は、私がアレルギーだと何度言っても覚えてくれませんでした。それどころか食べないと怒り出す始末。それなのにたった一度だけ私が言ったことを覚えていてくれた義母…。実母に対しては「私に興味がないんだな」とあきらめていましたが、義両親の優しさにようやく素直に笑顔を浮かべることができたのでした。 そして、帰宅後、私はある言葉を思い出したのです。義両親との食事後、結婚前に通っていたカウンセリングで言われた言葉を思い出しました。カウンセリングで言われたときはピンとこなかったけれど、義母と出会い、そしてこの日、「私の“理想のお母さん”はこの人なんだ」と思いました。このエピソードは、私の義両親との付き合い方を変えただけでなく、母への黒くて固いしこりのような負の感情をも少しだけ解きほぐしてくれるように感じました。 そしてこの人たちとなら新しい家族…子どもを迎えたいと初めて思ったのです。もちろん理想のお母さんになれるかはわからないけれど、過去は乗り越えられると思えたのでした。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ ニタヨメ
2020年12月14日■前回のあらすじ勇気を出して親から離れた私はある男性と出会います。でも私は結婚して子どもを持つ自信がありませんでした。実母と離れ、初めて恋人もでき、自分の人生を謳歌しはじめた私。嫌われるのが怖くて友人にも言えなかった母と私の関係を、恋人の尚人には初めて話すことができました。「子どもは欲しくない」…そんな私の気持ちを受け止めてくれた尚人。そんな私にとって唯一無二の存在である尚人と結婚し幸せの絶頂とも言える時期に、再び私の心がざわざわすることが…。それは義両親の存在でした。私は母の影響で、どうしても子どもを持つというイメージができずにいました。母のように、子どもを追い詰めてしまうかもしれない…と。どうしても怖かったのです。 きっと義両親は孫がほしいだろうに…。でも、私の気持ちを大切にしてくれているんだと思い、それにまた戸惑ってしまうのです。そして夕方、ゴルフを終えた義父と尚人が義実家に帰ってきました――。義母はとてもやさしくて、いつも私を気遣ってくれます。そして明るくて冗談好きな義父に夫は似ていて、おおらかで…。そんな義父母に嫌われるのが怖くて、ぎこちない笑顔になってしまう私。しんどい…。でも、好き…、大切…。そんな気持ちに押しつぶされそうになっていました。 その日の夜は、義両親の家で手巻き寿司を食べることに。しかしそこには、エビやカニの姿はありませんでした。たしか以前、義父はエビが大好物だと話していたはずなのに…。でも私には、もしかしたらと思いあたることがあって…。次回へ続く※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ ニタヨメ
2020年12月13日■前回のあらすじ義両親はとてもいい人たちなのに、実母に否定され続けた私は、嫌われることが怖くて、うまく笑うことができません。子ども心に、祖母との関係が母を「怖いお母さん」にしているのだとわかっていた私。高校生になり祖母が他界すると、母を苦しめていたものがなくなり、もしかしたら「やさしいお母さんになってくれるかも」と期待もしました。しかし、母は何も変わりませんでした…。学生時代は、ずっと「私は存在してはいけない」「女の子に生まれたから、ダメなんだ」「幸せになってはいけない」と思い込んでいて、いつも自分の居場所はここではない気がしていて、毎日苦しい気持ちを抱えていました。そんな私でしたが、短大を卒業すると同時に就職が決まり、社会人生活をスタート。そのころ友人の結婚式に出席する機会があり、そこで友人の親への感謝の手紙や、それを受けて幸せそうな家族を目の当たりにしたのですが…。私はドラマの中ではなく幸せな家族が普通に存在していることに衝撃を受けました。「自分を変えたい」そう強く思った私は…。自分が育ってきた環境で、自分の考え方も歪んでしまったことに気づき、カウンセリングに通うようになりました。“幸せになる許可”を自分に出せるようになった私は、親から離れることを決意。ひとり暮らしに踏み切ったことで、私の世界はぐんと広がったように思いました。そして、運命の人…、尚人と出会ったのです。もし自分に子どもが産まれたら、どう接していいかわからない…子どもを持つことが怖い…そんな私が結婚していいのか、悩みに悩んだのです。次回へ続く※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ ニタヨメ
2020年12月12日私は実の母親と仲が良くありません。社会人になり実家を出てから絶縁状態になっていますが、1ヶ月前に入籍した夫とお付き合いをしはじめた頃から、あらためて母の存在が私自身の性格や生き方に大きな影響を与えていることに気付き、落ち込むことが多いです。 私が幼い頃、父は単身赴任で家におらず、父方の祖母と母と私の3人暮らし。母は、祖母と折り合いが悪く、その矛先が私に向かっていたのです。そして小学生になっても…。祖母はよく母に「男の子が産めない母親なんて失格だ」と言い、そのたびに私は「自分が母を苦しめている」と申し訳ない気持ちに…。いつからか祖母の言動で傷ついた母が、私に暴言やときには暴力を向けることで八つ当たりをしていることがわかってきました。でも、「私が男の子じゃなかったら悪いんだ」と仕方なく思っていたし、いつも母から否定されていたので自分は何をやってもダメなんだと思っていました。だから結婚しても…。 結婚後、とくに義母に会うと、緊張して何も言えなくなります。否定されたり、拒絶されたりするんではないかと怖くなって、どうしたらいいのかわからなくなるのです。義両親はとてもいい人たちで、よく家にご飯を食べに行かせてもらうのですが…。いつもあたたかく迎えてくれる義両親。でも、もし私が下手な対応をしたら、すぐに嫌われてしまうだろう…。そう思うと、顔も固まって笑顔にもなれない。私の育ちを知っている夫は、「うちの両親は佳純を大事に思っているよ」と言ってくれますが、どうしても信じられず、私はまた落ち込むのでした…。次回へ続く※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ ニタヨメ
2020年12月11日行きすぎた節約生活や、お金を無心してくる義父母に悩んでいる人もいるかもしれません。ドケチな義父母との間で発生したさまざまな金銭トラブルについて見てきた前編に続いて、今回はそんなトラブルの収め方や義父母との付き合い方について考えてみたいと思います。■<ドケチ対策1>嫌なことははっきり「NO」と伝える!お金のトラブルを避けるために、どのような対応ができるのでしょうか。義父母に対して、「嫌なことははっきりと伝える」というコメントが寄せられていました。「ケチな義母。正月の真冬なのに暖房を入れません。当時まだ8ヶ月の娘と旦那と私でお宅にお邪魔した時、さすがに寒いので旦那が義母に断りを入れて暖房をつけた」「よく言えば物持ちがいい、悪く言えば『捨てられネーゼ』な義母。帰省した際、義母が食器棚の奥の方から、旦那の姉がおそらく就学前に使っていた名入りのお箸を持ってきた。いやそれ、30年以上前の箸ですよね? 丁重にお断りしました」「うちの義母もケチです。息子が産まれてお食い初めの時も、『●●(夫)が使った食器、立派できれいだから』と送ってきました。頭にきたので食器は使わずに送り返しました」「義実家の米代も払っていたし、エアコンを『どうせ帰省して使うのはあなたたちだから』と買わさせられた時は、『じゃあ、帰る時は外して持ち帰りますね』と言いそうになった。とにかくひとつひとつを断る。悪い嫁になることを恐れるな。自分を守れるのは自分だけ!」義父母に対して、自分の思いを素直に伝えるのはとても難しいものです。しかし我慢を続けてしまうと、「平気なんだ」と思われてしまい、それが定着してしまう恐れもありますよね。義父母の考えややり方を押しつけられて嫌な思いをした場合は、はっきりと「NO」と伝えることも、時に重要かもしれません。■<ドケチ対策2>「義父母は頼らない!」割り切った態度が大事!また、「割り切っていい距離感で付き合う」というコメントも多くみられました。「うちの義母は『子どもの五月人形は自分が用意する』と言いながらせず、入学祝いは『机とベッド代をを出してあげる』と息巻いて、一万円だった。そうやって20年あまりを過ごしたが、今は別にそういう人だと思って付き合っている」「海沿いの高台にある義父母宅。真冬、雪が降っても暖房をいれてくれません。風呂上りが地獄です。なので帰省は一泊までと決めている。それ以上は無理です」「住宅の購入と子どもの教育については、自分たちだけで出すことにして、一切口出しさせないようにしました」「大学費用は、祖父母などからもらうことは、一切考えないで、基本的に夫婦の収入だけで用意した方がいい。費用が心配ならば、子どもに私立大学はあきらめてもらい、国立大のみしか受験できない、と言い聞かせる。わが家は、子どもが中学生の時からそのように言ってきたので、国立大しか受験しませんでした」確かに、最初から義父母に対して金銭的に頼らず、こちらも援助しないと決めておけば、トラブルは回避できそうですよね。義父母と自分たちの家庭が、それぞれの生活に干渉しすぎることなく、適度な距離感を保っておくことで、割り切った関係性を築くことができそうです。■<ドケチ対策3>連絡をとるのをやめる!また、「義父母と連絡を取るのをやめた」というコメントも。「旦那の借金について義父母に相談したら、『子どもを産まなきゃよかったのに』と言われ、私も旦那も、一切義実家とは連絡をとるのをやめた。連絡をとらなくなってから旦那はしっかりして、今はとても頑張ってくれている」「言うことは偉そうで威張りますが、子どもの本もおもちゃも買ってくれません。今は私は付き合いを断りました」「田舎の家長制度の名残のもと、妻が稼いだお金も家のお金として回収されたため、世帯分離届を提出。するとそれに対し義父は、同居している分の『家賃を払え』と言ってきました。生活費費用分担や家事の仕事分担の話し合いにも応じてくれないので、最後に大げんかをして同居解消しました」「お土産をたくさん買ったり、自分たちはブランド物を着ていたりしますが、孫には本一つなかなか買ってくれず外食もほとんど連れて行かないし、払いません。用事があると夫を呼び出し、子どもの誕生日もお構いなし。非常識だしそれには付き合いきれないと言いました。私への連絡も禁止にしました」ドケチな義父母に対して、「もう我慢できない」と、連絡を取らない選択をしている人もいるようです。金銭感覚の違いは、生活の中で常に感じてしまう大きな壁になりがちですよね。頻繁にそうした壁の高さを感じてしまうと、「もう連絡をとりたくない」と思うのも無理はないのかも。心の平穏を保つため、自らを守るために、ママたちがとっている対策のように思えます。■大切なのは相手の金銭感覚を尊重することここまで、ドケチな義父母のエピソードの数々と、その改善策を考えてきました。お金についての考え方は、その人の価値観そのものが表れることも多いように思います。そうした価値観の違いから、義父母との関係がうまく行かない人が多いのかもしれません。自分が育ってきた環境や、育ててくれた実親と比較して、その違いに驚き嘆いている人も多いように感じます。そんな中で、なんとか我慢しながら付き合い続ける人、本音をしっかり伝える人、連絡を断つ人など、対応方法はさまざまですが、正解はありませんよね。大切なのは、自分がどんなお金の使い方をしていきたいか、自分たちの子どもにどんなお金の使い方をしてもらいたいかどうか…。義父母の考えには左右されず、自分の家庭では自分らしいお金との付き合い方をしていきたいところですよね。また、中には経済的な事情で援助ができないという義父母もいるでしょう。そうした場合には、初めから相手にばかり期待するのではなく、私たち自身が自分で準備できることはする、大きな害がなければ良しとするなど、寛容な気持ちでいることも、自分がストレスをためないひとつの方法かもしれません。最後に、こんなコメントもご紹介したいと思います。「世の中には『倹約が悪で豪遊が善』のような風潮がありますが、つつましい生活で十分幸せを感じる人がいること、その感性を軽蔑しないでいただきたいと思います」「無駄を省くのは節約、必要な物まで削るのはケチと聞きました。ケチは友人をなくします。自分が節約するのは構いませんが、周りにまで強いるのは間違いでは?」節約や倹約自体は決して悪いことではなく、むしろ素晴らしい家計管理術ですよね。ただ、自分がしていることを他人に強要したり、相手の気持ちを考えずに押しつけたりしてしまうと、迷惑な行為になってしまうのが難しいところ。あらためて、相手の立場に立った振る舞いができているか、考えてみるのもいいかもしれません。前編はこちら 【同じテーマの連載はこちら】 義父母がシンドイんです! この連載の全話を見る >>
2020年12月10日義父母との金銭感覚の違いやお金のトラブルで悩んだ経験のある人もいるかもしれません。特に、ケチな義父母との付き合い方は難しいですよね。今回は、ウーマンエキサイトアンケートに寄せられたエピソードの中から「ドケチな義父母」についてご紹介します!■「義母が私のお下がり着てる!?」衝撃のドケチエピソードお金の管理を行い、財布のひもをしっかりと締めるのは重要なことですよね。しかし、やりすぎた倹約行動は、時に「ドケチな行動」として、周りを戸惑わせてしまうでしょう。そんな義父母のドケチ行動についての体験談が多く寄せられました。「義母はものすごいドケチ。20代前半の頃に私が服の整理をしていたところ、『ボランティアで海外に送るからいらないのは袋に詰めてちょうだい』と言われ、何も疑うことなく渡しました。数日後、少しくたびれた妙に若者向けの服を着ている義母が…。『まだまだ着られる服よ! もったいない!』と言われめまいがしました」「うちのお姑さんは何かとケチです。柔軟剤は高いから使わない、みそ汁に使うみそももったいない、バスタオルを毎回洗うのなんて洗剤の無駄。挙げたらキリがありません」「消費期限の過ぎたジュースをもったいないからと2歳の子どもにあげられそうになった。注意すると『もう何もあげない!』と極端な義母には毎回困ります…」「夏に帰省してもエアコンもつけてくれず、暑いから扇風機にあたっているのに『直接の風はよくないから』と扇風機も遠ざけられ、代わりにうちわを手渡されます。そのうちわもボロくて、カレンダーを貼りつけた再生うちわ」「義母と義祖母(義母の実母)の節約癖に困っています。息子にどうぞと義実家の収納箱から出されたのは、夫が乳児だった頃の服や離乳食の本、ガラガラやぬいぐるみ。本は黄ばんでシミだらけ、ぬいぐるみはギシギシした手触り、ガラガラはさびて鳴らず」家計をうまく回すために、節約は重要ですが、相手にまで押しつけてしまうことの罪深さを実感します。一方的な態度に対しては、こちらの意見を聞いてくれればいいのにとついつい感じてしまいますよね。■「ボロボロの中古品ばかり…」義父母からのプレゼントまた、プレゼントやお祝いをくれない、出し惜しみされるなどのコメントも寄せられていました。「義父母はよく言えば倹約家で、悪く言えばケチです。そのため、おもちゃやベビーチェアなど、義実家の近所の方たちからもらってきます。それも20年程前の使い古したものばかり。落書きだらけだったり、シールが貼られまくっていたり、ボロボロだったり…。初孫なんだから、せめておまるくらいは新品で用意してほしかったです」「結婚のあいさつに義実家へ行った時、『あんたらが勝手に結婚するのだからお金は出さない』と開口一番に言われて、『結婚のあいさつに来たのに、なぜ金の話?』とモヤモヤ。結婚式もお祝いは全くなしでタダ飯を食い、引き出物を持って帰った」「息子は義理両親にとって初孫なのに、誕生日祝いは2歳以降祝ってもらったことがありません。夫の実家では誕生日やクリスマス、父の日や母の日の行事習慣がないようです。結婚のあいさつに行った時『お金の援助は一切しないから』とお義母さんに言われました」「義実家は、結婚式にご祝儀0円で参加した。すでに結婚していた義妹などは、家族5人で出席して1円も払わず」お祝いの習慣などは、家庭ごとに異なるのだなとあらためて感じます。ただ、身近な家族から「お金は出さない」などと、ピシャリと言い切られてしまうと、戸惑ったり悲しい気持ちになったりしてしまいそうです。また、思いやりが感じられない言動に、傷ついている人もいるようです。■義実家からお金の無心をされる!?さらに、ドケチを超えて、お金やプレゼントを要求されるという驚きのエピソードまで、寄せられていました。「会食しても、さりげなく会計のレシートをこちらの方へ移動させる。いつの間にワープしたの?って感じ。うちの両親はいつも払ってくれるからびっくりしました」「義父母と外食しても財布を持ってこない。夫の実家近くのお好み焼き屋さんに行った際も、支払いをするのかと思ったら、自分のポイントカードを出し、『これにつけといて』と言って先にお店を出たので、ビックリした」「旦那のクレジットカードから無断でキャッシングされて、満額を引き出した揚げ句、『払えないから』と丸投げされた」「お中元、お歳暮を強要され、贈ると金額を調べられ、自分たちの気持ちのよい金額でないとキレる。毎回食べきれずに捨てているのを知っているので、二人で食べきれる量を考えて贈っているのに、安くケチったと言われる」「年3回の帰省を強制され、帰省中は温泉旅館に必ず連れて行けと強制されている。姑と一緒の部屋でとてもいや」「私も結婚してから『息子を育てた分だから毎月給料日後に1万円持ってきなさい』と義父母に言われ、そういうものかと思ってお渡ししていました」どのコメントからも、義父母からの要求への戸惑いがうかがえました。また、戸惑いながらも要求を受け入れているママも多いようで、その胸のうちには一体どれだけの苦しみと怒りがこみ上げているだろうと想像してしまいます。特に、「息子を育てた分として、毎月金銭を要求される」というコメントからは、親としてのあり方について深く考えさせられます。距離が近いからこそ、義父母からの要求に際限がなくなってしまうのかもしれませんが、そのせいで自分たちの生活ができなくなってしまうのでは、本末転倒です。後編では、ケチな義父母への対策について、引き続きアンケート結果から考えてみたいと思います。後編に続く 【同じテーマの連載はこちら】 義父母がシンドイんです! この連載の全話を見る >>
2020年12月08日この記事では、ママが体験した、孫を溺愛する義父母の至れり尽くせりエピソードを紹介しています。どんなことに気をつけて義父母と良い関係を築いているのか、どんな風に孫を溺愛しているのかなどについて教えてくれました。 息子が生後10カ月ころから、私が仕事に行くときは義実家で預かってもらっていました。その義実家では、孫を溺愛する義父母がさまざまな神対応をしてくれたんです。周りのママ友からもいつも羨ましがられるほどだったので、今回はそのエピソードを紹介します。 おむつも離乳食もお任せ!最初に義実家で息子を預かってもらうことが決まったとき、「おむつを用意して離乳食も作って渡しておけば良いのかな?」なんて考え連絡すると、義母が「仕事もあるんだから何も用意しなくていいわよ」と言ってくれて驚きました。さらに「おむつはどのメーカー? サイズは?」「離乳食は何が好き?」と聞いてくれて、事前にいろいろと準備してくれていました。そして、息子を車で送り迎えしてくれていたのですが、何も言わずに専用のチャイルドシートも用意してくれていました。本当に私は見送るだけで、申し訳ないくらいでした。 キッズスペースは私よりも詳しい 最初は泣いていた息子も、快適な義実家の暮らしに慣れて、じいじ・ばあば大好きっ子になっていきました。義父母は、自らスマホで子連れスポット情報を検索し、毎日いろいろなキッズスペースなどに連れて行ってくれました。私も息子とお出かけするのが好きでしたが、知らなかったキッズスペースなど、逆に学ばせてもらうほどでした。「今度は新しくできたキッズコーナーのあるカフェに行ってくるね~」なんてメールがくることもあって、いつも息子を喜ばせようと考えてくれているのが伝わってきてうれしかったです。 義実家に専用服コーナー着替えを持たせようと思っていたら、「手ぶらでいいのよ~」と言ってくれたため、いつもお言葉に甘えてそのまま預けていました。肌寒くなってきた時期に、そろそろコートを持たせようかなと思って聞いてみると、「もう公園へ行くための専用アウターを用意してあるわよ」とすでに準備済み! 私としては、義父母にも楽しんでもらいたいという想いもあったので、あえて義父母の方針には口を出さず、着替えやアウターまですべてにおいてお任せ状態でした。それがよかったのか、とても良好な関係を築けています。あるときは、「アウターは元気が出る赤いカラーを選んでみたの! また公園で着ている写真を送るからね」と服選びをとても楽しんでくれている様子のメールが届き、私も安心していつもお任せすることができました。 「こんなに私は任せっきりで良いのかな?」とも思いましたが、すべてをお任せしたことで、義父母も孫育てを楽しんでくれました。現在、息子は保育園に通っていますが、たまに義実家に預けるときは大喜びで出かけて行くほどです。 イラスト/sawawa著者:横田みお3歳と1歳の男の子の母。美容師の資格を取得後、ヘアカラーリスト・アイリストとして活動。結婚と出産を経てライターに転向し、主に美容の専門知識や子育ての記事を中心に執筆。
2020年12月05日■前回のあらすじ保育園の園長に「この子はたくさん風邪を引いている分成長したら丈夫になる」と言われて、ようやく息子が風邪を引くのは自分のせいではないと思えた私は、夫にあることを告げる。保育園の園長先生と話をした夜、私は夫に気持ちを伝えました。今までお義母さんに言われてつらかったこと、それを真に受け自分を責めて「ダメな母親」だと思い込んでしまったこと、そして何よりそんな余裕のない状態の母親と過ごす奏もかわいそうだと気付いたこと…。 夫は、私の追い詰められていた気持ちを理解してくれ、そして自分の態度も謝ってくれました。しかし、お義母さんがそんなひどい嫌味を言うのか、信じられなかったようです。 そして次の土曜日に、お義母さんがいつものとおりアポなしで訪ねてきて…実は、夫はある提案をしてくれていたのです…自分がいない時に、お義母さんがどんなことを言っているのか、聞いた夫は…お義母さんには鍵を返してもらって、突然の訪問はやめてもらいました。そして夫は…奏の体調不良で私が追い詰められていたことも理解してくれて、交代で仕事を休んだりなど協力してくれるようになりました。 今回、お義母さんをだますようなことは申し訳なかったと思います。でも、まずは「夫婦間の溝をなくすこと」が一番重要なことだと思い決意しました。 また、夫と息子の気持ちを理解して私が幸せにしたい、私も自分を否定せず私らしく生きていきたい…。そのためにも私自身がもっと強くなりたい…と思えた出来事でした。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /作画・ タキノユキ
2020年12月02日■前回のあらすじ風邪を引きやすい息子について義母は嫌味ばかり。夫には「母さんの言うとおりにしてみなよ」と言われ、次第に自分の育児に自信が持てなくなってきて…。息子の奏が頻繁に体調を壊すことで、お義母さんに小言を言われ続けている私。追い打ちをかけるかのように、この日も朝起きると奏が発熱していました。奏は、熱があっても元気に飛び回っているのですが、保育園には連れていくことができません。昨日も会社を休んだ私としては、今日は夫に休んでほしかったのですが…。仕方なく奏を病児保育に頼み、出社した私。心配しながらも仕事を何とか早く片付け、奏と自宅に帰ってきたとき、電話がかかってきました。相手は、今一番話したくないお義母さんだったのです…。奏は体調が悪いのに、私は一緒にいてあげられない。もしかして私のせいで奏は熱を出すと言うお義母さんの言葉も、本当なのかもしれない。奏を守ってあげられず、夫にも理解してもらえず、会社でも迷惑をかけている。すべてに中途半端な私が悪いんだ…そうして次第に自分を責めるようになっていったのです。お義母さんの言葉が脳裏から離れず、暗い顔をしていた私。そんな私に気が付いた園長先生。園長先生の言葉に、私は本当に救われました。奏が風邪を引くのは私のせいではない、子どもなら普通のことなのだと。 私は、このままでは良くないと自分も夫も変わるために行動することにしました。まずはお義母さんにひどい嫌味を言われていることを夫に伝えてみたのですが、夫は信じられないようでした。そこで私は…※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /作画・ タキノユキ
2020年12月01日私の名前は梨穂子。夫の隆志と2歳の息子・奏との3人暮らしで、仕事に復帰して半年が経ちました。奏は小さく生まれたということもありますが、体が弱いようで保育園に入ってからは毎月のように小児科に通っています。 近所で暮らすお義母さんは、事前連絡もなく我が家に押しかけては、息子の様子を見て小言を言ってきます。そしてその小言は「夫がいると言わない」のです…。夫から合鍵をもらったお義母さんは、いつもアポなしで当然のように家の中に入ってきます。そしてお義母さんは、子どもの病気や看護の方法なども昔とは変わっていることなどを話しても、聞く耳を持ってくれず…困っていました。 私からはできるだけお義母さんに息子の状況を伝えないようにしているのですが、夫は聞かれるがままに答えてしまい、そして結果的に私に火の粉が飛んできます。子どもが風邪を引いているときは、普段よりさらに家事に時間をかけられないので料理をいただけるのはありがたいのですが、お義母さんに料理までダメ出しされている気がして正直いただいても嬉しくはありません。お義母さんも心配してくれてなのはわかるのですが、私のせいで奏が「風邪をひいている」というような話し方なので、「私がダメだ」と言われているように感じて落ち込みました。意を決して夫に話してみたのですが、夫から出てきた言葉は、「母さんの言うとおりにしてみなよ」。もしかしたら本当に私の育児が間違っていて子どもが風邪を引きやすいのか…私は自分の育児に自信が持てなくなっていました。次に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /作画・ タキノユキ
2020年11月30日■前回のあらすじ口が悪くて苦手だったお義父さん。しかし優しい側面も少しずつわかってきて…お義母さんから聞いたお義父さんの優しい一面について、夫の将太にも聞いてみました。夫にとっては知っている話だったようで、そこまで意外ではなかったようです。お義父さんは、妊娠中の私の体をとても心配してくれていたのです…そんな出来事があったなら、もっと早く私にも話してくれても良かったのに…!と思いましたが、でも当時、お義父さんに苦手意識を持っていた私は、素直に受け取れなかったかもしれません。お義父さんの口調はいまだに苦手ですが、でも、お義父さんのいいところを見ようとしなかった私も悪かったのかもと思うようになり…そこで私がとった行動は…お義父さんのことをもっと知ろうと積極的に夫に話を聞くようにしました。すると、読書家で私と同じファンタジー小説が好きなことや、お義母さんが熱を出すと慌てて会社から帰ってきてくれるなど、思っても見なかった一面が次々に見えてきました。そして…私もお義父さんの優しい部分などが見えたことで、乱暴な口調にもそこまで嫌悪感がなくなりました。とはいえ、まったく気にならないということは難しく…今後はスルーしたり、うまく言い返したりできるようになりたいと思ってます。息子への影響は、まずは親が丁寧な言葉を使うことを息子には見せていこうと思っています。お義父さんや私が心配していた息子の身長も、少しずつ伸びてきて安心しているところです。ただ私がお義父さんを苦手と決めつけて知ろうとしなかったことは、よくなかった。これから子どもを育てていく中で気を付けていきたいと思っています。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/作画・マスハタ
2020年11月25日■前回のあらすじお義父さんが息子のことを「チビだ」と言った瞬間、思わず怒鳴ってしまった私。なぜなら息子の成長のことで私は気にしていて…。せっかくの誕生日のお祝いの席を台無しにしてしまった私。だけれどもどうしてもお義父さんに謝りに行く気にはなれませんでした。そして家に帰ってきてから、夫にも正直に気持ちを伝えたところ…。自分の体型を気にして、それを打ち克とうと言葉が悪くなったお義父さん。そして孫が小さいのも自分のせいじゃないかと気になりつつも、ついいつもの感じで口から出ちゃったんじゃないか…とのことでした。それから私はお義母さんとは外で幾度かお茶をする機会を設けました。まだお義父さんに会う勇気はなかったし、私自身お義母さんの話に少し戸惑っていたからです。その席でお義母さんは、少しずつ私の知らなかったお義父さんの一面を教えてくれるようになったのです。お義母さんからは、お義父さんのいろんなエピソードを聞きました。仕事がどんなに大変でも愚痴をお義母さんや子どもだった夫に言ったことはなかったこと、ご自身の会社が危ない状態だった時も愚痴ひとつ吐かなかったそうです。私が見てきたお義父さんと本当のお義父さん…私は今後どうすればいいのか心がぐらぐら揺れていました。次に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/作画・マスハタ
2020年11月24日■前回のあらすじ汚い言葉遣いを聞くとまるで自分が言われたかのようにびくっとする私。しかしお義父さんの口の悪さのせいで一緒にいたくなくて…。お義父さんにとって口の悪い言葉は日常のもので、それをあまりに気にする私がおかしい。そう思ってきたのですが、内心では穏やかではなくて…。しかし、私にとって一番恐れていた事態が起こってしまったのです。今、言葉をどんどん吸収していってる息子。できれば息子には優しくて他人を思いやれる人に育ってほしい。そう思っているのに、お義父さんが言葉を教えるのだけは絶対許せませんでした。夫の将太は、小さいころからお義父さんの言葉を聞いて育っているので気にならないのか、「話半分で聞いておいて」と私の悩みにまったく耳を傾けてはくれませんでした。そして私にはもう一つ悩みがあって…。私のもう一つの悩み。それは義父ではなく、息子の巧の成長度合いについて。小児科でも気にすることはないと言われるのですが、それでも他のお子さんと比べてどうしても気になっていることがあって…。いつもならこんなに感情的になることはないのですが…。昨日、たまたま検診があって同じ年の子がたくさん集まる機会があり、そこで息子の身長が低いことが気になってしまいました。先生からは「気にすることはないよ」と言われたのですが、ずっと気にかかっていたことをお義父さんにあんな言い方をされて、爆発してしまったのです。次に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/作画・マスハタ
2020年11月23日私は、真紀。夫の将太とは結婚して3年目で、子どもは息子の巧が一人います。私たちが住んでいる家は夫の実家からも近く、たまにお邪魔するのですが、じつは毎回ドギマギとしています。なぜなら…。お義父さんは、とても口が悪く、私は毎回聞いているだけでつらくなってきます。というのも、私の実家では家族間でも怒鳴り口調や命令口調などは使わず、また職場などでもお義父さんのような言い方をする人には会ったことがなかったからです。お義父さんが誰かを、それが例えテレビの中の人だったとしても、言葉悪く言うたびに、私はまるで自分が言われたかのようにビクッとしてしまいます。できるだけ笑ってスルーしたいと思いながらも、少しずつ積もった嫌悪感で、だんだんと苦笑いもできなくなってきてしまいました。次に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/作画・マスハタ
2020年11月22日■前回のあらすじ義母は近所でも行きつけのお店でも自慢話を繰り返し、さすがの私もとうとう我慢できなくなって夫に相談したのですが…。体調を崩して入院することになった義母。とはいえ、あいかわらずの調子で「病院へのお土産を10箱持ってくるように」と電話がありました。 私は「病院への心づけは不要では?」と話しましたが、義母が「田舎では絶対必要」と言うので、仕方なく持っていくことにしたのです。 私は確かに仕事で海外の映画関連も携わることがありますが、俳優さんとご一緒したことはありません。「大げさに言わないで」と恥ずかしく思っていましたが、そんな私の気持ちはお構いなし。義母は、満足そうに同室の人に、お土産を配りまくっていました。義母の自慢話に付き合わされた挙げ句、看護師から注意を受けた私は、ますますイライラが募っていきました。そして、義母の検査入院が終了。食欲もあるし、医師からも「心配ない」と言われましたが、少し弱気になった義母は、私たち夫婦に「田舎に帰ってきてほしい」と言い始めたのです。入院しても同室の人に自慢話をするぐらいだった義母の発言にビックリしたのですが…。夫が実家に帰って住むことになったら、夫と私は今の仕事を辞めなければいけないこと、そうなったら今までのように稼ぐのは難しいこと、東京で活躍している息子夫婦という設定が難しくなることを説明して…夫が「自慢話ができなくなる」と話すと、あっさり田舎に戻るという話はナシになりました。そして今回のことで、自慢話をすることは義母の“エネルギー源”なんだということがしみじみ理解できました。疲れることもあるけれど自慢話を聞けるのは義母が元気な証拠。人のことを悪く言うより全然良いと思い直すことにしました。とはいえ、義母の自慢話を聞き続けているのはつらいので…「すごいですね」「さすがですね」「いいですね」と相槌のバリエーションを用意しながら聞き流しつつ、心の中で「今日も元気ですね。よかったです」と話を真正面から受け止めないようにしました。これからも義母と良い距離感を保って付き合っていけたらと思います。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/ エェコ
2020年11月21日■前回のあらすじ毎回、義母の家に行くと夜中まで自慢話に付き合わされます。夫は、「お袋の自慢魔のせいで俺がどれだけ苦労したか…」とため息をつくのですが…。身内だけならまだしも、義母は次第に私のことも自慢するようになっていきました。私はときどき海外での仕事もあるのですが、いつもお土産のお菓子は余分に買ってくるように言われています。 そしてそのお土産を持って義母の家を訪れると…。また別の日には、義母から指定された店で食事をしたのですが…。お店でも、私たち夫婦を巻き込んだ自慢ばかりを繰り返す義母。悪口を言われるよりましとはいえ、マンションは賃貸だし、夫の給料はそれほど高くありません。あまりにすごい息子と嫁になっていて、恥ずかしくて食事どころではありませんでした。 度を越えた自慢話にとうとう我慢できなくなった私は、帰宅後、夫に相談することにしたのです。義母に自慢話をやめるよう話してくれることを期待していましたが、夫からは気にせず聞き流すように言われてしまいました。 ところがある日、義母が入院することになったのです…!!次に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/ エェコ
2020年11月20日うちの義母は自慢したい症候群です。帰省するたび、過去の自慢話が絶えません。義母の自慢話はとどまることをしらず、何度も何度も同じ話を聞かされました。そして、私の反応が鈍くなっていることに気づくと、今度ターゲットになるのは…。義母は、息子であり、私の夫・翔の自慢話を始めたのです。じつは、義母が自慢話をするのは昔からみたいで…。そんな義母を喜ばせようと、夫は小さい頃から“良い息子”を演じてきたといいます。その反動もあってか、大人になった今は、義母の自慢話が始まると部屋からいなくなってしまいます。一方の私は、毎回毎回、夜中まで自慢話に付き合わされるのでした。しかし私もすぐに夫の苦労が骨身にしみてわかるようになるのです…。次に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/ エェコ
2020年11月19日