私は茉優。結婚して6年になりますが、いまだに義母が苦手です。なぜなら義母は友人もたくさんいて、オシャレで若々しい女性。反面、私は人間関係がうまくできなくて、幼稚園の保護者会でもいつも一人。家族ぐるみで一緒に遊んだり、息子・涼のお誕生日会に呼んだりできる友だちができたらいいのに、と思っているのに、なかなか行動に移せない自分に悩んでいました。ある日、義母に誘われて遊びに行くと…。義母はコンサルの仕事をしていて、とにかくエネルギッシュで、「いったい何歳なの?」と会うたびにため息がでます。いつも義母の家には誰かがいて賑やかに暮らしています。私にも優しく接してくれるのに、会うとどうしても緊張してしまうのです。そんなあまりにも自分とは違う義母に対して、憧れのような気持ちと妬ましい気持ちを私は抱えていました。そんな中、涼の保育参観があり、義母と一緒に行くことになっていましたが、なんとなく憂鬱で…。なぜなら義母は幼稚園では有名人だったのです…。義母が初めて参加した保育参観ですぐにママたちと打ち解け、帰る頃には「師匠」などと慕われるように。それからは保育参観に義母が現れるだけで取り巻きまでできるようになってしまったのです。一方その頃の私は、義母を見るたび「どうして自分は…」と凹み、自分自身を責めるという悪循環に陥っていました。→次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ぺぷり
2020年09月29日義父母と同居して9年、同居を始めてからずっと気にはなっているものの解決できなかった問題がありました。それは、食事のマナーです。義父母の食事マナーはお世辞にも良いとは言えません。しかし私からは注意もできず、夫は単身赴任中のため頼れず、子どもがまねしたらどうしょう……とひやひやしながら過ごしていたころもありました。そんなある日、義父母の食事マナー問題の解決策が思わぬところからやってきたのです。 食事のときの気になるポイント義父母と食事をしていて一番良くないなと思うところは、「いただきます」を言わないで食べ始めるところです。せめて私だけでも言うようにはしているのですが、なんとなく遠慮して小声になってしまいます。 さらに、義父は大皿の料理や鍋料理の際も取り箸ではなく、平気で自分の箸で取りますし、寄せ箸や肘をついて食べる常習犯でもあります。また、義母は食べ物を口に入れたまま話すので、少し残念な気持ちになってしまうことがありました。 マナーの本で子どもの理解が深まった図書館に行ったある日のことです。「食事のマナー」について書かれた本を子どもが持ってきて一緒に読みました。私自身も勉強になりましたし、良い本に出合えたなと思いました。 それだけではなく、特に長女が興味を持ってくれ、お箸に関するマナーをいくつか覚えて食事のときにも教えてくれるようになりました。まだ子ども自身が義父母に食事のマナーについて教えるという段階まではいってはいませんが、そのうち食事のマナーについて話したりするようになるといいな、と思っています。 食事中のテレビも消すことに成功少し前までは食事中もテレビがついていたので、子どもたちが集中できなかったり食事の手が止まったりすることもありました。加えて私はネガティブなニュースを見ながらだと食欲も失せるし、話題も暗くなり、おいしく食べられないと困っていました。 そこで「お母さんは怖いニュースが苦手」と子どもに話すと、義父にリモコンを握られる前に長女がぱっとテレビを消してくれるようになりました。テレビを見ながら、その話題をするご家庭もあるかと思いますが、わが家では食事中はテレビを消すことが習慣になりつつあります。 以上の体験から、長年染みついた義父母の習慣を変えるよりも、子どもたちに教えたほうが圧倒的に早いということがわかりました。「育てるべきは子ども」ということを忘れずに同居にも折り合いをつけていきたいと思っています。 イラストレーター/まっふ ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:仲本まゆこ自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年09月26日義父母と同居して約10年が経ちます。正直同居がいいと思ったことは一度もありませんが、あまり干渉しないタイプの義父母なので、自由にさせてもらってありがたいなとも思っていましたし、慣れもあり同居が不快とそこまで感じてはいませんでした。家のリフォームの予定がありますが、完全に分けていいものかと迷うくらい、私自身義父母に心を開きかけてはいたのです。ある時期までは……。義母が定年退職して状況が変化夫が単身赴任になっても、時には助けてくれる義父母への感謝とともに夫がいなくてもできると、自分に自信もついてきたころのことでした。4人きょうだいの育児を経験している義母が、フルタイムで働いていた職を定年退職して家にいるようになったのです。 義母は今までしてこなかった家の掃除や片付けをし始めました。家がきれいになるのはよかったのですが、だんだんと私や子どもたちが散らかすのも気になるようになったのか、今まで指摘されなかったことまで義母はあれこれ干渉してくるようになりました。 子どものしつけにまで干渉してくるように父親不在なので、父親代わりになるべきだと勝手に思ったらしい義父が、子どもに説教することは以前から気になることではありましたが、今度は義母までもが参戦してきたのです。 義母は子どもに説教をし、そして私にも「育て方が甘い」など、事あるごとに「昔のお父さんはもっと厳しかった」などと言うように。反論できない私は黙りこむしかありませんでした。 子どもへの影響と自信喪失もちろん、義父母がいることでいろいろな価値観が学べていいとは思います。しかしながら今の義父母を見ていると、上からの押しつけにすぎない気がします。私はもっとのびのびと安心して子どもに育ってほしいのに、私が義父母の顔色をうかがっているせいか長男も少しビクビクしていることがあり、少し心配になります。 私は思うように育児ができず、やっぱりここは自分の家ではないと思う気持ちが強くなったり、そんなことを考えてしまう自分に嫌悪感を抱いたりしてしまいました。 義父母とは適度な距離感が大切だと改めて感じた体験でした。だからといって今すぐ別に住むこともできません。甘えすぎないように気をつけながら、なるべく家の中でも距離を保つ工夫をしていきたいと思います。また、子どもにとっては大事な祖父母だということは忘れないようにしなければと、自分に言い聞かせています。 監修/助産師REIKO作画/はたこ著者:岡本花自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年09月24日■前回のあらすじ義父母の家のあまりの汚さとゴキブリ出現でパニックになり、逃げだすように帰ってきてしまいました。義両親の“汚宅”から帰省後、彩の体に発疹が。どうしても義実家が原因と思えてならないのですが、私からはなかなか理由がうまく伝えられず…。義母が、子どもが巣立ったあとの燃え尽き症候群になっていることは、なんとなく理解できました。義父はずっと単身赴任をしていて子どものことは義母任せ。その負い目があるのか義父も家については何も言い出さないのかもしれません。でも、彩のこともあって、やはり帰省するのには抵抗があり、義実家との交流が少し途切れがちになってしまったのです。そして彩の1歳の誕生日。義母からは「実家でお祝いをしましょう」と言われていたのですが、夫にお願いして我が家で行うことにして、義両親が私たちのマンションを訪ねてくることに。来訪した時から固い表情をしていた義父が、いきなり意外な行動に出たのです。次に帰省した時、ゴミが捨てられ、部屋もきれいに掃除されていました。また、カーテンも新調され、見違えるような実家になっていました。義父の「すまん」という一言は、まるで魔法の呪文のようで、すべてを解消してくれました。きっと義母は若い頃から、今で言うワンオペ育児状態で、しかも次男が病弱だったから、ずっと一人で枕を濡らしていたのでしょう。「すまん」には、義母への謝罪とともに、感謝とねぎらいが込められていたんだと、私は理解しました。また、私の夫が以前と打って変わって、積極的に家事を手伝うようになってくれたので、私にとっては一石二鳥の喜びとなりました。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ エェコ
2020年09月12日■前回のあらすじ久しぶりに訪ねた義父母の家は汚部屋に!そして泊ったことを後悔することに…生後3ヶ月の娘を連れて帰省するには、ハードルが高すぎた義母宅。衛生観念が皆無としか思えない“汚宅”で、地獄のような時間を過ごすことに。今日1日だけでどっと疲れが出てしまった私。心を落ち着かせようと、キッチンに向かうと、絶叫の光景が広がっていたのです!なんと、電気をつけたら、キッチンの床でゴキブリの運動会が始まっていたのでした!もともとゴキブリが大の苦手な私。久しぶりにすごい数のゴキブリを見てパニック状態となり、思わず叫んでしまいました。彩も起きてギャン泣き状態となり、汚部屋への怒りと共に、ゴキブリごときで子どもを起こしてしまった自分自身のふがいなさも相まって、しばらく彩を抱きかかえたまま号泣してしまいました。そして一刻も早くこの家から逃げたかった私は、翌朝朝食も食べずに出てきてしまったのです。→次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ エェコ
2020年09月11日申し訳ないのですが、夫の実家への帰省が苦痛です。義母も義父も優しくていい人ですが、家がすごく汚いんです。義母は、もともと掃除や片付けがあまり得意ではないようで、結婚当初におじゃました時には、「ものが多いな」と思っていました。そんな義両親宅へ、生後3ヶ月の娘を連れて帰省することに。恐る恐るおじゃましたら、家がいわゆる “汚部屋”になっていました!これまで日帰りのみで泊ったことがなかったのですが、今回は義母から「せっかく来てくれたのに、帰っちゃうなんて寂しい。お布団も用意しているから泊まっていって」と言われていたので、断ることができず泊ることになっていました。ただ、その日一泊したことを、あとになって後悔することになったのです!義母が用意してくれたのは、夫の弟・洋平さんが幼少期に使っていたという布団でした。「洋平が使っていたものだからそんなに古くないよ」と義母は言いましたが、シーツは黄ばんでいて、シミらしきものも発見。しかし、義母の汚部屋騒動はこんなものでは終わらなかったのです…。→次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ エェコ
2020年09月10日■前回のあらすじ義父への嫌悪感が高まっていたころ、義父の一言でついに怒鳴ってしまい…■やってしまった…なんて失礼なことを言ってしまったんだと猛省し、気まずさでいっぱいでしたが何事もなかったように接してくれた義父母の優しさには本当に感謝しかありませんでした。■義父母が帰宅、ついに自由に! しかし…誰にも気を遣わず自由に行動できる開放感でいっぱいになると嬉しくなりましたが、賑やかだった同居生活が終わり、その静けさに寂しくもなりました…。次回に続きます。 【同じテーマの連載はこちら】 義父母がシンドイんです! この連載の全話を見る >>
2020年09月05日■前回のあらすじ義母に連れられ、初めて婦人会に参加した私。ところが郷土料理の作り方がわからず、みんなの前で恥をかかされてしまい…。郷土料理の作り方を習ったことがなかった私は、ご近所の皆さんの前で立ち尽くすしかありませんでした。そんな私をこき下ろそうと待ち構えていた義母だったのですが、そのとき…!なんとご近所の皆さんが、私に助け舟を出してくれたのです。私は、夫が大事にする田舎に早く馴染みたくて、ご近所さんとできるだけ接点をもとうとしていました。もちろん最初から打ち解けてもらえたわけではありませんが、こちらから線引きをしなければ、皆さんとても優しく触れあってくれたのです。その後、義母が私を“敵視する理由”を夫に探ってもらったところ、義母には若い頃、東京に行く夢があったことが発覚。しかし、代々続いてきた家業を守るために夢を断念し、義父とお見合い結婚をした過去があったのです。対して、何の障害もなく恋愛結婚し、東京から移住して尚、おしゃれを楽しみながら暮らす私…。義母からすると、少し妬ましく思えたのかもしれません。“息子を取られ、嫉妬してしまう女心”もちょっぴり理解できますし、私は私らしく、明るく生きていこうと思います!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ nakamura omame /イラスト・ エェコ
2020年08月21日■前回のあらすじ義母が、私のすることをすべて悪くとらえて、ご近所で言いふらすようになり…。同居当初は可愛がってくれた義母から、敵視されるようになってしまった私。ご近所さんへの悪口の次は、家庭内でも締め付けが厳しくなっていき…。家族が【義母の味方】に思える毎日に落ち込みながらも、明るく過ごすようにしていました。しかし義母は、そんな私の態度が気に食わなかったようで、毎日嫌味の連続…。そんな義母が誘う地域の集会は、悪い予感しかありませんでした。でも断ったら、さらに近所の方に何を言われるかわかったものではなく、必死で自分を奮い立たせて参加することにしたのですが…。ご近所の前でひたすら私をこき下ろし、叱りつけていた義母。いたたまれなくなっていたその時に、まさかの出来事が起こったのです!→次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ nakamura omame /イラスト・ エェコ
2020年08月20日結婚から2年。私は夫・貴之の家業を継ぐため、地方都市で義父母と同居することになりました。東京から引っ越してきた私たちを、義母は優しく迎え入れてくれたのですが…。義母は、息子である貴之に大事にされる私のことを 敵視するようになっていったのです。そして事あるごとにご近所さんに私のことを言いふらす姿を見かけるように…。ご近所さんと話をしているときに挨拶をすると、義母はとたんに貝のように黙り込みます。そして私がいなくなったと思ったとたんに…義母は、私の行動の何もかもを大げさにして、ご近所さんに悪口を言いふらすことが日常となっていったのです。先日は、生地から手作りしたピザを出したら、次の日には「夕食がパンだった」とご近所さんに触れまわっている姿を見かけました。ご近所さんの前ではピザについて散々文句を言った義母ですが、一番多い枚数を食べていたのも義母でした…。そして義母の私への嫌味はどんどんエスカレートしていきます。さらには私をご近所さんの前でこき下ろす目的で、あることを命じられてしまい…。→次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ nakamura omame /イラスト・ エェコ
2020年08月19日■前回のあらすじお節介がエスカレートした義母はお宮参りの手配から下着の買い物までするようになり…また、いつものようにお義母さんが来ていた、ある日のこと…私が少しだけ寝た瞬間にいなくなった2人は1時間も帰ってこなかったのです…私はこの時、はじめて自分の意見をはっきり義母に伝えました。お義母さんは、親切のつもりだったけど私からは負担になっていたということに気付いてくれて、謝ってくれました。この事件の後、お義母さんとふたりで話し合いました。そして私も手伝ってほしいこと、やらないでほしいことを言えるようになりました。言いたいことを我慢しなくなり上手に頼れるようになったので、今はとてもいい関係です!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです脚本・高尾/イラスト・ 鈴木し乃 【同じテーマの連載はこちら】 うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年08月17日■前回のあらすじいい人だけどお節介な義母は、頻繁にうちに来るようになり、私の下着まで洗濯し始めて…。お義母さんのお節介は日を追うごとにさらにエスカレートしていきました。次回(8/17UP!)に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです脚本・高尾/イラスト・ 鈴木し乃 【同じテーマの連載はこちら】 うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年08月16日姑が意地悪で旦那の実家と距離をおきたい…という話はよく聞きます。うちのお義母さんは、そんなことはないのですが…。良い人なのですが…ちょっとお節介なところがあって困っています…なんとか出産の立ち会いは回避できましたが、娘が産まれてから、お義母さんはお手伝いということでかなり頻繁にうちに来るようになり…私や孫のため!というのがわかるので断ることもできず、本当はやって欲しくないのに、そんなことももちろん言えず…モヤッとした気持ちは募るばかりでした。次回(8/16UP!)に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです脚本・高尾/イラスト・ 鈴木し乃 【同じテーマの連載はこちら】 うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年08月15日■前回のあらすじ遊びに来た義母は、お土産もすべて私たちに支払いをさせ、さらには高額なネックレスまで要求し始めて…。デパートでまさかあんなに堂々とたかり始める義母を見て、逃げたい気持ちで一心だった私。そこを遮ったのは…その後、義母は、怒りの表情のままわが家を出て行きました。もちろんお土産はしっかりすべて持ち帰りましたが…。そして、私はこの後、義母からのLINEはブロックしました。夫には義母から今も連絡が来ているようですが、ほとんどスルーしているようです。夫がお義母さんと縁を切れないのは仕方のないことだし、そんな夫だから私も好きになったと思っています。ただ「私は義母とは二度と関わらない」と伝えてあり、夫も「それでいい!」と認めてくれています。子どもにかけたお金を取り戻そうとする…もしかしたら今後私にも子どもが産まれ、その子に期待をして、お金も時間もかけることになるかもしれません。そのときに「これだけお金をかけたんだから…」という言葉が出てしまわないように気をつけようと思っています。※この漫画は実話をべースにしたフィクションですイラスト・ ニタヨメ 【同じテーマの連載はこちら】 うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年08月12日■前回のあらすじ結婚式のご祝儀を持ち帰った義母は、その後も電話やLINEでのおねだりがエスカレートしていき…お義母さんから何度も家に遊びに来たいと連絡がありましたが、嫌な予感しかせず、毎回言い訳をして断ってきたのですが…。しびれを切らした義母は、夫に連絡し、とうとう遊びに来ることに。私には言いませんが、義母の交通費は夫が出したことはわかっていました。次回(8/12UP!)に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションですイラスト・ ニタヨメ 【同じテーマの連載はこちら】 うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年08月11日夫はもの静かで、どちらかというと優しすぎるぐらいの人です。お付き合いしているときは、お義母さんも同じようなタイプだと勝手に勘違いをしていました。しかし、義母の正体は、徐々にあきらかになっていったのです。結婚式は自分たちだけの貯金で、できる範囲のおもてなしを!と思っていました。しかし義母は、引き出物の金額や中身にとてもこだわって指定してきたのです。ただそれ以外の式の中身には口を出されなかったので、親戚づきあいをしっかりされているのだと思ってきました。しかし義母からは1円もお祝いをいただくことなく、夫側の友人のご祝儀まですべて持ち帰ってしまって…。たしかに彼あてにいただいたお祝いだから、私が口を出してはいけないのかもしれません。でも義母に対しての不信感が一気に高まりました。義父は夫が大学生の頃に亡くなりましたが、保険金や遺産、労災給付金などにより、義母は働くことなく生活ができていると聞いていました。夫に相談すると、困ったように笑って「俺が何とかするよ…」と答えるだけ。夫が義母に贈り物を送っているかはわかりませんが、毎月買っていた本を突然止めたり、スマホがガラケーになったりといった変化で、うすうす義母への援助をしていることは感づいていました。それでも夫にとっては、たった一人のお母さんだからこそ親孝行をしたいのか…そう考えると、あまり義母の悪口を言うこともできず、モヤモヤを抱えていました。次回(8/11UP!)に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションですイラスト・ ニタヨメ 【同じテーマの連載はこちら】 うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年08月10日■前回のあらすじ娘が生後3か月のとき、義実家に娘を見に行くと、義父はまだ「男の子が良かった」と言い続けていたのです…。このとき、私に味方してくれる人が…!私からも実の娘からもバシッと言われたことが効いたのか、義父はそれから男の子がいい、などと言ってくることはなくなりました。今は孫娘を溺愛するいいおじいちゃんです。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです脚本・高尾/イラスト・ 田辺ヒカリ
2020年08月06日■前回のあらすじ出産前も義父から「男の子がいいな~」と何度も言われていたのですが、娘を産んだ直後にも同じように言われ…、女の子はダメと言われているような気持ちになりました。また「男の子」発言…!さらに義父は…娘が生まれたら落ち着くかと思っていたのですが、義父はどうしても男の子が欲しいようです。次回に続きます。脚本・高尾/イラスト・ 田辺ヒカリ
2020年08月06日私の名前は綾音。今、おなかに赤ちゃんがいます。毎日、とっても幸せなんですが、ひとつだけ気になることが…。少し前、義両親に妊娠を報告したときのことです。夫も義母も、みんな大喜びしてくれたのですが…義父は娘のことも可愛いなぁ、と言ってくれるし、悪気はないのでしょう。でもこういったことが重なると、次第に義父に会うのが億劫になっていきました。次回に続きます。脚本・高尾/イラスト・ 田辺ヒカリ
2020年08月06日相手の都合を考えない自分勝手な義父母の行動。義父母の突然の来訪や急なお誘いについて見てきた前回に続き、今回もウーマンエキサイトアンケートに寄せられたエピソードを元に、お伝えしていきます!■「うちの産着を着て!」イベント時の義父母の自己中っぷり「お宮参り撮影で、夫の着た産着を着させたかった義母。遠方にいる一週間早く誕生した義兄夫婦の子が着ていて『(私たちの時に)間に合わないかな?』と言われたので『スタジオでも無料貸出があるので大丈夫ですよ』と答えると、後日夫を通して『うちの産着を着ないなら撮影には行きません』と怒りの連絡が!」「義母は裁縫が得意なため、勝手に『結婚式のドレスを2着作る!』と言い出した時は断ることもできず、目の前が真っ暗になりました。その道のプロなのでクオリティは申し分がないため、なおさら文句も言えず、結婚式の悲しい思い出になりました」「結婚式前に義父がレンタルするタキシードを選びたいと、風邪を引いてる私を無理やり呼び出して衣装合わせに付き合わせ、いよいよ体調が悪くてふらふらになった私に向かって『なんだ、結婚式をやるのが嫌なのか』と言い放った」「こどもの2歳の誕生日に勝手にディズニー1泊旅行を予約された。その後妊娠が発覚し、旅行当日はつわり真っただ中。さらに、ホテルはツインの部屋に義父母と一緒だった」「義母から『年始に初詣に連れていって』と言われ、旦那と時間通りに迎えに行ったが、1時間の遅刻。私たち夫婦だけではなく、生後4ヶ月の娘も一緒にいる事を知っているのに。待っている間、家に招き入れてくれるわけでもなく、年始のくそ寒い中、赤ちゃんを1時間待たせる」「戌の日詣りのこと。義父は仕事をしているので、私と夫だけで行くと話したら『親を出し抜いて行くとは何事だ!』と激怒。義父の都合を第一に日程が決まり、私の体調は二の次でした」結婚式やお宮参りなどの行事の際に、自分勝手な義父母の姿を見たというコメントが多く寄せられていました。大事なイベントだからこそ、自分勝手な態度が記憶に残りやすいという一面もあるのかもしれません。■子どものお世話でも自己中爆発!また、子どものお世話について、自分勝手な価値観を押し付けてくる義父母もいるようです。「子どもがけがすると『よく見ていないのが悪い』と責められましたが、義父が見ていた時に階段から落ちかけ手すりの角で娘が結構大きなけがをして、『誰が見ていてもけがする時はするんだよ』と私が言うと、その後うるさくいう事もなくなりました」「チャイルドシートに乗せようとしない! コロナで外出自粛しているのに、人混みのショッピングモールへ私に内緒で子どもを連れ出していた!」「『抱き癖がつくから抱っこしてはいけない』と言う義母でした。そのくせ、泣き止まないと自分が抱っこしていた」「私が作った保育園のパジャマ袋、1年たった頃に『もう柄が赤ちゃんっぽいでしょ』と言って、勝手に新しいのを作られました。新しい布も買って用意していたのに、楽しみを奪われて悲しかったです」さまざまなタイミングで、子どものお世話について義父母に自分勝手な態度を取られて、つらい思いをしているママたちがいるようです。 ■「アレルギーあるからやめて!」食卓での自己中行動子どものお世話の中でも、特に多くコメントが集まっていたのは、アレルギーやおやつを与えるタイミングなど、食事に関するエピソードです。「子どもが小さくてまだチョコを食べさせていない時期、義母の家に行くと『ママに内緒ね』と言って口の中にチョコを放り込まれていた。話のわかるお義母さんだったからはっきり言ったら、了解をとってくれるようになりました」「保育士の義母はミルク信者なのか、10ヶ月で断乳した息子に対して、『ミルクをあげろ。それが過ぎたらフォロミをあげろ』などとしつこく言ってくる。あげなければ私が虐待をしているかのような言い方をしてきます。すごく傷つくので早く離乳食の期間が終わってほしい」「アレルギーのことを理解しない。子どもに牛乳アレルギーがあると病院から診断を受けているため、除去したりしているのに、『これは〜〜牧場の濃厚な高級牛乳なのよ〜』と義母がパックの牛乳を与えようとしていた」 「義母の箸で勝手にカニを与えられた。初めて与えるものは平日の午前中の方が何かあっても病院に駆けつけられるのに。義母は何も考えず休日の夜に与えた。旦那にも伝えたら、義母に帰りの車の中で『神経質だ』と散々言われた」「義母は息子が生まれてから、ミルクを与えたがる。私にも『量が足りないのでは?』と言ってきて、『適量なので大丈夫』と返事をしていたが、ある時勝手に飲み終えた哺乳瓶に白湯を足して息子に飲ませていた。注意しても無視してやるので困る」命に関わるリスクのある食事の場面で自分勝手な行動を取られると、子どもを守りたいという気持ちから、さらに反発心を抱いてしまうのも無理はありません。コメントを読んでいると、「はっきりやめてほしいと言った」「疎遠になった」など、強目の対応をしている人も多いように感じました。確かに、自分勝手な行動ばかりとる義父母とは、できるだけ距離をおきたいと思うのも頷けます。ただ、義父母との関係も、たどってみれば人と人との関係ですよね。「親子」という関係性から、ついつい距離が近くなりすぎて、遠慮がなくなってしまいがちですが、そもそも世代や価値観、生活環境が全く異なる他人同士ですから、互いに理解し合うのは簡単なことではないでしょう。子育ての常識が変わっているという背景もあるので、こちら側も親世代の子育てについて理解を深めることができると良さそうです。すれ違いそうなところでは、義父母への理解を示した上で、自分たちのやり方を伝えるなど、ワンクッションがあると、モヤモヤを減らすことができたり、大きなトラブルを避けることにもつながりそうです。また、子育ての世代間ギャップを埋めるためには、祖父母と親の育児心得について書かれた 『祖父母手帳』 という書籍も活用できそうです。さりげなく義父母にプレゼントして、子育て情報のアップデートをしてもらといいかもしれません。 【同じテーマの連載はこちら】 義父母がシンドイんです! この連載の全話を見る >>
2020年08月06日義父母の自分勝手な行動に悩まされた経験はありますか? 結婚してから付き合いが始まる義父母とは、距離感の取り方も付き合い方も難しいところではありますが、自己中行動にうんざりしている人もいるようです。今回は、ウーマンエキサイトアンケートに寄せられたエピソードの中から「自分勝手な義父母にうんざりしたエピソード」についてご紹介します!■「片付けておいてあげたから」勝手に自宅に上がり込む義母多数多く寄せられたのが、都合を聞かずに突然家に訪問してきたというエピソードです。「夫の実家の近くに住んでいます。そのため産後は義父母が頻回に訪問して来て大変でした。夜中は寝不足で、昼間にやっとの思いで寝ていても、突然ピンポーンとやってくるのです。寝ているフリをして無視すると、合鍵を使って入っていました。私は気を使ってしまうのでさらに眠れず、イライラで本当に絶望の日々でした」「隣同士で住んでいて、鍵を渡していたので、私のいない時に勝手に家に入っていたようで、置いてあったものの位置が変わっていたり、『片付けておいてあげたから』と恩着せがましい事を言われたりしました。人の気持ちは考えず、自分の意見を押し付けて来るのが重荷でした」「新居に引っ越してから、お義父さんがアポなしで週2~3回朝の9時頃に来るように。最初は夫宛の郵便が実家に届いたものなどを届けに来ていたが、『コロナウイルスがはやりだしどこにもいけないから』と暇潰しに来るように。私は妊娠8カ月。さすがに義姉に相談し来なくなった」「現在2歳と4歳の子供がいますが、週3回は家に義両親が来ます。コロナで自粛要請も出ているのにお構いなし。こないだ、スマホの電話に気づかずにいたら1時間に17件も着信。ドン引きした。最近『来るなら電話して』とお願いしたら、電話にでなくてもかってに来る」「義父はわりと優しく、こちらもあまり気を使わないのですが、KYです。勝手にこちらに遊びに来る日を決め、しかも仕事をしていないため、一回来ると、1週間は滞在します。孫の相手は一応してくれますが、外食が嫌いなため、私が三食を作らなければならず、片付けなども一切手伝ってくれないので、疲れます」自宅はプライベート空間だから、「誰にも入ってきてほしくない」という人は多いでしょう。義父母にとっては子どもの家という認識でつい遠慮がなくなってしまいがちなようですが、節度を持った行動を求めるママたちの声が多く集まっていました。 ■「今から行こう!」急な呼び出しはやめて!また、急な呼び出しに閉口しているというコメントも寄せられていました。「息子が1歳頃、義理実家から車で3分くらいのアパートに暮らしており、週に4~5回は義実家に『今から来れないか』と呼び出されていた」「うちの義父母は、自宅の庭でBBQやお墓参りなどお出掛けする時は、大概当日の朝に急に電話してきて、『今から~するからおいで』『今日~行くから一緒に行こう』などと誘ってくる。せめて前日にこっちの予定を聞いて」「ゴールデンウイークに、元夫の朝一の新幹線ゴルフ旅行を送って、私は昼まで寝る予定。しかし、東北に住む義両親が朝一の新幹線で事前連絡もなく来た。『今駅に着いてコロッケを買ったから一緒に食べよう』と、いきなりの午前の電話で飛び起きました」義父母によるお誘いが、楽しい計画だったとしても、いきなり声をかけられると戸惑ってしまいそうです。何より、こちらの予定を気にしてくれない自己中な行動に、ガッカリしてしまう人が多いようです。■まだまだある自己中エピソード「子どもが2歳頃のことです。義母と会う約束をしていた前日に、子どもの具合が悪くなりました。そこで私は義母に電話を掛け、子どもの体調次第では明日は会えないかもしれないと伝えました。すると、義母は『だったら車の中で待っていたらいい』と言われ唖然としたことがありました」「義父が納豆を半分だけ残しておくので、私たち親子は必ず1パック食べるから、お義父さんに『新しいのを開けないで食べかけの食べてください』と言ったら、『もう先が長くないから好きに食べたいし、いろいろ言われたくない』と言われました」つくづく、義父母との距離感を保つことの大切さを感じます。自宅に急に訪ねてきたり、いない間に勝手に入られたり、当日いきなり誘ってきたりと、どの行動も思いやりに欠けているように思えてしまいます。こちらの都合を気にしてくれないこと、それがママたちにとっての一番のネックなのかもしれませんね。どうやら義父母の自分勝手な一面は、お祝いなどのイベントや子どものお世話をする時にもよく見られるようで…。後編に続きます。8/6公開予定! 【同じテーマの連載はこちら】 義父母がシンドイんです! この連載の全話を見る >>
2020年08月05日孫の気を惹きたかったり、子育ての責任が直接的にはないため孫を存分に甘やかせる祖父母の存在。自分の親であれば、はっきり「やめて!」とも言えるけれど、なかなか義母や義父へは言いにくいということもあるでしょう。どうしてもやめてもらいたい場合、どのように断ればいいのでしょうか。 相手の好意を受け止めてみる家では虫歯予防などを考えて制限しているジュースやお菓子を子どものねだるままに与えてしまったり、おもちゃを子どものわがままに応えて買ったりと家庭での育児方針とはズレていることを義母や義父がやってしまうことはよくあります。 あまりに度がすぎると気になってしまいますが、まずは、相手は孫が憎くてやっているわけではなく、孫がかわいくてやっていることだということを受け止めましょう。かわいがってくれていることに感謝の気持ちを持つことが大切です。 やみくもに相手を批判する気でいると、やめてほしいというお願いする場合にも角が立ちやすくなります。 たまになら受け入れることも考慮に入れてみる義母や義父と会うのがそれほど頻繁でないのならば、義母や義父の思う通りにやってもらうのもありでしょう。一日くらいジュースやお菓子を食べすぎたり、おもちゃを買い与えられても長い目でみれば子どもの成長には影響はないといっても過言ではありません。むしろ、父母以外にも愛してくれる人がいると子どもが感じることのほうが重要です。また、子どもも満足していれば必要以上には欲しがらないことのほうが多いので、それほど神経質にならなくてもいいのではないでしょうか。 夏休みなどに1〜2週間ほど義母・義父と暮らすという場合でも、特別な時間であるということを子どもにしっかり伝えるように心がければ、義母や義父の好きなようにしてもらうことで、義母や義父も満たされる場合が多く、また、子どもがあまり会えない義母や義父に懐くきっかけをつくることができます。特別な時間であると親が割り切ることで、義母や義父に対する不満も減り、より良い関係が築ける可能性も高まります。 頻度が多い場合は専門家の声を使う一緒に住んでいるなど、義母・義父と孫の接触が多い場合は毎日のことになるので、ジュースやお菓子のあげすぎなどは気になるところです。そういった場合は、お医者さんから1日の量はこれだけだと言われているなど、専門家の力を借りましょう。ネットなどの情報であると「昔はこうだったから大丈夫よ」と押し切られてしまう可能性もあるので、通っている病院のお医者さんからの情報など、義母・義父にとっても身近な人の声を伝えることがポイントです。 子育てには正解がないとはよく言われることです。最も避けたいことは、親が神経質になって、義母・義父に対してピリピリしてしまい、それを子どもが感じとってしまうことです。義母・義父の対応を頭ごなしに否定せず、うまく受け入れながら一緒に子育てする気持ちで接してみてはいかがでしょうか。 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2020年08月02日■前回のあらすじ節約のためエアコンを使わない義両親宅で、娘が軽い熱中症に…。怒りで義母を怒鳴ってしまって…昼間に起こった子どもの熱中症騒動。子どもを危険にさらしてしまった罪悪感と義両親への信頼感がなくなった私は夫に涙ながらに訴えたのです。質素倹約もいいけど、いくらなんでも限度があると。夫は「おふくろからは口止めされているんだけど」と言いながらも、義母が節約する理由を初めて私に打ち明けてくれました。義母は、昔から節約家でしたが、ここまで極端ではなかったそうです。義両親宅は、もともと家が貧しく、夫は頭が良かったのに希望の進路を諦めたそうです。高卒の夫の収入のことも心配した義母は、「せめて私たちには同じつらさを味わってほしくない」と、娘(孫)の学費に使えればと必死にお金を貯めるようになったそうです――。私は「夫の収入が少なくても、家が買えなくても、自分たちは十分に幸せ」だということ。そして、「私も働いているのだから、子どもの学費は、親の責任として考えていく」ということを義母に伝えました。そしてお義母さんとお義父さんが、健康で幸せに過ごしてもらうことが何よりも一番うれしいということも。このことがあっても、義母は慎ましやかな生活を送っています。先日も義両親宅におじゃました時、パンの耳を揚げて砂糖をまぶしたおやつが登場しました。ただ、猛暑日は、エアコンを入れてくれるようになったそうで、少しほっとしました。脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ ぺぷり
2020年08月02日■前回のあらすじ超節約派の義母。スーパーでは捨てられたキャベツの葉も持ち帰り…正直、義母の節約行為はあまり気持ちが良いものではなく、足も遠のいてました。ですが曾祖父の七回忌ということで、仕方なく夏休みに義両親宅を訪問することに。自宅で七回忌を行うということで、夫に車を出してもらい、義母とショッピングモールへ出かけたのですが…。何かを察したのか夫は別行動、そしてそこでやはり義母が驚くべき行動に出ました。幸い、子どもの容体は大したことはなく、すぐに回復しました。しかし連日、熱中症の危険についてニュースで騒いでいる中に起きた出来事。子どもを義父に預けて出かけてしまった自分への怒りも加わり、怒鳴る自分を止めることができませんでした。徹底した節約生活をする義両親への嫌悪もあり、夫に抗議したら、そこで考えもしなかったある事実が発覚したのです!次回(8/2UP!)に続きます。脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ ぺぷり
2020年08月01日義母は、良くいえば倹約家、悪くいえばドケチです。例えば、帰省すると家庭菜園で義父が作った野菜の水炊きをふるまってくれますが、肉はほとんど見当たらず、さらに翌日はその残り物がでてきます。娘の1歳の誕生日は、紅白のそうめん1束のみでした。使わなかったコーヒーミルク、砂糖、お手拭きなどをあっという間に自分の鞄にしまうお義母さん。その早さと行動に目が点に。節約することはけっして悪いことではありません。でもさすがに度をこしてないか…という気がします。そして、さらにお義母さんは驚く行動を…!スーパーの野菜売り場で…どうやらスーパーでキャベツの葉の持ち帰りはOKのようで、「うさぎ用にください」と言っている人などもいるようです。しかし私としてはそこまで節約しなくても…という気持ちが強くて、正直義母のことを「みっともない」と思ってしまい…そして、義母から曾祖父の七回忌に呼ばれた時も、そのドケチぶりに開いた口がふさがりませんでした。次回(8/1UP!)に続きます。脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ ぺぷり
2020年07月31日【今週の悩めるマダム】コロナ禍のなか、同居している要介護1〜2の義父母(主人の両親)の介護に明け暮れる日々です。近くに住んでいるのに両親と仲の悪い主人の2人の妹たちは、訪問はおろか電話1本ありません。私の都合の悪いときくらい、手伝ってくれてもいいのにと思ってしまいます。唯一の救いは主人からの感謝の言葉です。(愛知県在住・50代主婦)これは切実な話ですね。奥様の立場になって、いろいろと考えてみました。結論から申し上げますと、奥様はとっても優しい方です。だから、断れないのですね。少しきつい言い方をしますが、お許しください。綺麗事を言っていても解決できません。奥様がこの問題で離婚するとか、不幸になることは絶対にあってはいけませんから、多少は心を鬼にして挑んでもらいたい。奥様も生きているんですよ。ご自身の幸せを大事にしないと生きていることが辛くなりますよね。僕が暮らすフランスでは、子どもたちが親の介護をすることはほとんどありません。親がそれを望まないからです。ましてや嫁がやることではありません。フランスの親は子どもに頼らない。そういう国もあるんだ、と思ってください。これが日本の価値観に当てはまるとは思っていませんが、でも、実際にそういう世界もあるんです。奥様は優しくて、またご主人を愛しているし、ご主人のご両親にも情が湧いているのがよくわかります。しかし、これを続けていくと、奥様ご自身の人生が死んでしまいます。それはダメだ。絶対、ダメです。僕がもし奥様の立場だったら、まず、ご主人とご主人の妹さんたちにはっきりと言います。血の繋がったあなたたちが何もやらないで血の繋がってない自分がすべて引き受けるのは不条理だ、と。ストライキというのは人間の権利です。奴隷じゃないんです。実の娘が2人も近所にいて何もやらないっておかしいです。鬼ですよ。妹さんたちとご両親が仲が悪いということは奥様にはまったく関係ない話です。もし奥様が病気になったら、誰かがこの代わりをすることになるわけです。そういうことは起こりえます。まず、ご主人と妹さんたちと話をし、なんなら妹さんたちのご主人たちも含めてみんなで話し合い、自分にも時間が欲しいと訴えてください。そういう話し合いの場を持つべきでしょう。その上での解決策ですが、デイサービスや介護施設などを利用することに持っていければいいですね。まずは時間の確保が必要です。費用は3家族で割りましょう。そして、その判断をご主人と妹さんたちにやってもらうのがいいでしょう。こうすれば、これまでのようなハードな毎日からは多少解放されるはずです。それをしなければ、奥様はずっと自分を犠牲にして生きていかないとならなくなるのです。奥様にだってご両親がいますね。自分の親の面倒もそのうち看ないとならなくなるでしょう。奥様の優しさはわかりますが、ここはご自身が死なないためにはっきりと訴えましょう。「赤ん坊は泣かないとミルクを与えてもらえない」のです。我慢せず、演技でもいいので、号泣してください。「あなたたちの親でしょ、私にだって親がいるんですから」と主張してください。【JINSEIの格言】僕が暮らすフランスでは、子どもたちが親の介護をすることはほとんどありません。親がそれを望まないからです。ましてや嫁がやることではありません。そういう国もあるんです。この連載では辻さんが恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日ごろの悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】(@jinseinospice)、またはお便り(〒112-0811 東京都文京区音羽1-16-6「女性自身」編集部宛)にて絶賛募集中。※性別と年齢を明記のうえ、お送りください。以前の連載「ムスコ飯」はこちらで写真付きレシピを毎週火曜日に更新中!
2020年07月28日■前回のあらすじ夫の弟が結婚することになり、親戚でお披露目会が開かれたときのこと、和やかな雰囲気の中、突然義母が無神経爆弾を投下してきて義妹はついに泣き出してしまいました…夫の親戚たちの中には、気の強い義母に意見を言う人がいなかったので義母も言いたい放題だったようです。この一件で、私はなぜか夫の親戚中からありがたがられる存在に。そして義母は少し反省したのか、以前よりは考えて発言をしてくれるようになりました。脚本・高尾/イラスト・ 鈴木し乃
2020年07月23日出産前後に子どもをまつわる言動から起こりがちな義父母とのトラブル。妊娠中について見てきた前回に引き続き、今回は産後に義父母からかけられたつらい言動について、ウーマンエキサイトアンケートに寄せられたエピソードを元に、お伝えしていきたいと思います!■トラブルは病院で起きている?!「産後、義父母が病院に来ているタイミングで助産師さんが部屋に来て、なかなか出ないおっぱいをしぼってくれると言いました。そこには夫もいましたが、誰も義父に出ていくように言ってくれませんでした。私からも言いづらく、結局義父母がいるところでおっぱいをしぼってもらうハメになりました」「『出産当日は義母には病院に来ないでほしい』と言っていたのに、『生まれるまでここでついてるよ、義姉も来ると言ってたから』と、夫よりも早く産院に義母が現れました。現れた直後に私の目の前で夫から義母に電話があり、『来ないでほしいって言ってたよー』と。ブチ切れました」「第一子の出産時、陣痛で苦しく横になっていると義父母が病室に。私は義父母の手前キツい体を起こして椅子に座りました。苦しくて顔をしかめてる私に義母はどんどんくだらない話ばかりしてきました。そして最後に笑顔でこう言ったんです。『話して少しは気が紛れたでしょ』。マジでドン引きしました」「長男が産まれた時、帝王切開だったこともあり、動けずお風呂も入ってない状態にもかかわらず、連絡もなしに義父母が来た。一度、入院3日目くらいに『疲れてるので面会を控えてほしい』とお願いしたのに、その次の日にも『疲れてるみたいやけど大丈夫か?』と連絡なしに来た」出産したときの病院で、義父母の振る舞いにショックを受けたという声が多く寄せられていました。命がけで行う出産だからこそ、その時の義父母の行動が特にママたちの心に残ってしまうとも言えそうです。「赤ちゃんは私が見るから」産後のお世話にまつわるトラブル「妊娠中、義母が『産後は私が面倒をみたい』と言ってきた。遠方のためあまり会う機会がなく、義母の事を理解していなかった私は、せっかくの申し出だから受ける事にした。そしたら、義母は『私が赤ちゃんの面倒をみるから。そしたらあなたは家事できるでしょ?』と言ってきてすぐに帰ってもらった」「出産時、義母が15日ほど泊りがけで来た。産後の手伝いという名目だったが、実際にしてくれたのは母乳のあとのミルクをあげることだけ。食事の支度や掃除は全て私。せめて休む時間がほしくて『息子さんと日帰りのバス旅行でも』と提案したが、『手伝いに来ているんだから』という理由で拒否。ツラかった」「産後義母が手伝いに来てくれたのですが、『母乳にいいのが地鶏』と言って、キューキューに筋肉の引き締まったゆでただけで味のない地鶏肉を毎食どんぶりいっぱい出された。ゴムの塊みたいでかみ切れず食べられず、食欲も減り、母乳の出が悪いと『おかしいわね』とガシガシ乳をもまれ『母乳製造機』扱いで不愉快でした」「私は夫の実家の近くに住んでいます。そのため産後は義父母が頻回に訪問して来て大変でした。夜中は寝不足で昼間やっとの思いで寝ていても、突然ピンポーンとやってくるのです。寝ているフリをして無視すると、合鍵を使って勝手に入ってきました。私は気を使ってしまうのでさらに眠れず、イライラで本当に絶望の日々でした」産後すぐに始まる赤ちゃんのお世話に、それでなくとも疲れている最中に、義父母が自分勝手な行動をとってしまうと、ママは疲弊してしまうのも無理はなさそうです。精神的に追い込まれてしまう人も少なくないようですね。「母親失格です!」耳を疑うような驚き発言も「2人目出産後、2日目に病院へ連絡もなしに来た義父母。義母が出産後の私と初めて会って言った言葉は『〜〜さん、痩せなだめやなぁ〜』でした。前日に命がけで出産したのに」「産後、病院に来た義母。名前を自分たちが付けるものと思い込み、勝手に考えた名前を呼んでいた。生後1カ月、オムツかぶれができた息子を見て、親戚の前でわざと『母親失格です!』と怒鳴られた」「義母にとって、長男も次男も私にまったく似ていないそうです。『手の指が長いところだけはママに似たね』と何回も言います。『誰の子かわからないね。ママに全然似てないね!』と言っています。本当に不愉快です」「産後、隠れて息子に自分のおっぱいを飲ませようとしたり好き勝手する義母になんとか耐えていました。ある日、寝られずグズっていた息子が、泣き疲れてやっと寝たタイミングで、『抱っこさせて』と言われて断ったら、『前の彼女の方が良かった、仲良くしていた』と。以降、最低限のお付き合いのみです」「『泣いても抱くな! 抱き癖がつく!』が口癖の義母。助産師から『抱き癖は昔の話。今はたくさん抱いて』と言われ、私と夫から何度も話すが無視。1歳になり義実家を訪問して子が泣くと、『抱き癖のせいでこんな風に育っちゃったね。苦労するけど仕方ないね』と勝ち誇った笑みをされ、疎遠決定!」「産後、腰痛に悩み整体に通っていた頃、義母が4カ月の息子の面倒をみにうちにきてくれました。その時に『お母さんはおっぱい以外いらないから大丈夫よ!』と何気なく言われた言葉。でも傷つきました。おっぱいだけがお母さんなの?と」寄せられたエピソードの中には外見を批判したり、人格をも否定したりするような、ひどい発言が多くて、胸が締め付けられます。出産前までは、自分と相手だけだった義父母との関係。そこに子どもの存在が増えることで、関係性は少なからず変わってきますよね。そんな中で、価値観の違いが浮き彫りになる場合もあるのかもしれません。義父母とのトラブルをきっかけに、「連絡を取らなくなった」とか「距離を置いた」などというエピソードも多く見られました。義父母の言動が、大きな傷になることもあるため、場合によっては親子が健やかに暮らすために、離れることも必要な手段なのだと感じました。また、義父母自身には悪気がない発言も多いように思います。例えば、自分が望まないような話をされたら話題を変えたり、時にははっきりと拒否したりと、関係を続けながら、ちょうどいい付き合い方を模索することもできるといいかもしれません。自分がされたことを将来自分の子どもやそのパートナーにしないように、義父母を反面教師だと考え、お互いが心穏やかに過ごせるよう、相手の立場に立った発言、行動を心がけていきたいものですね。
2020年07月23日■前回のあらすじ私の義母は尊敬するところもたくさんあるのですが、思ったことをすぐに口に出してしまう無神経なところがあり…まあ義母の言うことはできるだけ気にしないようにしよう…と私は半ば諦めていたのですが、先日そうも言っていられないできごとが起きてしまったのです。夫の弟が結婚することになり、式はあげないとのことで夫の親戚でお披露目会が開かれたときのことでした。しかし、こんな和やかな空気の中、義母が突然、爆弾を投下したのです。義妹は病気を患ってしまい、仕事を辞めるしかなかったという事情を聞いていた私は、黙っていられなくなりました。次回、ついに我慢の限界が…!脚本・高尾/イラスト・ 鈴木し乃
2020年07月22日妊娠中や産後すぐは、体調が崩れやすかったり、生まれてきた子どものお世話で休む暇がなかったりと、幸せな中でも大変な状況が続きますよね。そんなただでさえしんどい出産前後に義父母とのトラブルを経験したという人は多くいるようです。今回はウーマンエキサイトアンケートに寄せられたエピソードの中から「出産前後にママたちが経験した義父母とのトラブル」についてご紹介します!■「また男の子?」性別にまつわるNG発言最初に出会うトラブルは妊娠中だったと言うママも多いようです。つわりやホルモンバランスの変化により、それでなくともつらい思いをしがちな妊娠期。体験談からは、そんな大変な状況のママたちに追い打ちをかけるような、義父母からの辛らつな発言が見えてきました!「妊娠がわかった時、既に男の子の孫が2人いた義両親は『次は女の子!』と言いたい放題。結局一人目は男の子だった。その後、2人目を妊娠中に男の子だとわかると『また男の子? みんなガッカリ』と言われた」「両家ともに初孫だった長女。『次は絶対に男の子!』と両家から期待され、2人目不妊でなかなかできなかったところに来てくれた次女。性別が女の子と分かった途端、両家から『え、女の子?』と言われました。無事に産まれてくれるだけでも奇跡でありがたい事なのに…。一生根に持つと思います」「2人目妊娠中、医者から『9割がた女の子』と言われていたのに、『産まれてくるまでわからない』と言い張った義父。予定通り女の子が産まれたら、今度は『男の子を産んだら100万円やる』と言ってきた義父と夫。こんな家、滅んでしまえばいいと本気で思った」「次男を妊娠中、義父が何度も義母経由で性別を聞いてきました。なかなか性別がわからなかったのですが、妊娠後期に入り男の子と判明。すぐに性別は伝えたものの、希望は女の子だったのか、直接性別を聞いてくるように。臨月にはひな祭りの予定を組もうとしてきてあきれました」男女を問わず、妊娠中にどちらかを希望されてつらい思いをしたという声が多く寄せられていました。子どもの性別は自分では選択できるものではないため、ママにとっては大きな負担ですよね。■「妊娠は病気じゃない!」それは確かにそうだけど…「母の出来事です。妊娠したときのこと。姑は『妊娠は病気じゃない!』と近くに住んでる母に買い物させたり、近所の人が来たから菓子を買ってこいなどコキ使い、その無理がたたり流産。見舞いにきて謝ると思いきや『家事もできないとは思ってたけど子どももろくにできないのね』と言ったそうです」「第二子を妊娠した当初、吐きづわりで毎日ゲーゲー、寝たきりだった。そんな中、迎えたお正月。全く配慮もされず、正月なのだから訪問するのは当たり前という雰囲気の義実家。義父に体調を聞かれ、食べられないしずっと吐いていることを話すと、『変な子にするなよ』と言われた。変な子って何?」「私が双子を妊娠中、医師から自宅安静を指示されているにも関わらず、強引に泊まりに来て何も手伝わず、まるでお客様。散歩に出かけて、迷子になったら『迎えに来い』と連絡」「第一子妊娠中に医者から早産の危険があるからと散々脅されたので必要最低限しか動かずにいたら、義父から『お姫様じゃないんだから』と言われました。仕事でほとんど家にいない主人にも頼らず、同居して家事も私がほとんどしていたのに」妊娠自体は確かに病気ではありませんが、つわりや貧血、切迫早産など、その体には多くの負担がかかりますよね。そんな大切な体を大切にしてもらえないその態度には、傷つくのも無理はありません。■「一人っ子はかわいそう。2人目は?」デリカシーのない発言!「結婚後も働いていた私がはじめての妊娠。義母に出産後も産休、育休をとりながら、継続して会社に勤めることを伝えた。でも、その後切迫流産で入院して、流産してしまった。ショックを受けている私に、義母は『子どもを放っておいて働きたいなんていう母親が嫌で、赤ちゃんは生まれてこなかったんだね』と言い放った」「2人目を流産し、手術からまだ半年もたってない時期に帰省した際に、2人目について何度も聞かれてつらかったです。『2人目はまだ? 一人っ子はかわいそう。兄弟は絶対に必要』と、帰省中何度も何度も言われて、お風呂の中で泣きました。主人に伝えてもらい、マシにはなりましたが、まだ親戚の妊娠などで遠回しに伝えてきて困ります」「妊娠中、食べづわりで吐くのが怖くて食べるのがやめられず、太ってしまった私に対して義父母が『貫禄があるよね』とデリカシーのない事を言ってきた」「妊娠中、心配性な義母が毎日訪問しては、『妊娠中火事を見ると赤ちゃんの顔にあざができる』、『羊水検査をしてダウン症なら産むか考えろ』、『〜〜さんはこうして流産したらしいけど、そうならないように』などと、私に毎日ネガティブな事を言いに来て、毎晩義母が夢に出てくるように」「夫の父方の親戚が田舎の集落の人たちで、考え方が古いのか、第一子妊娠中に会ったときには『子どもは2人産んで一人前っていうんだよ』と言ってきた。そのときは気にしませんでしたが、後から考えてイライラ! しかも男性に言われたのが余計に気持ち悪く、『おまえが産んでみれば?!』と思いました』妊娠中の女性を追い込む義父母の発言、どれも胸が締め付けられるようなつらいものでしたね。どうか相手の立場に立って声をかけてもらえるように、願いたいものです。ただ、つらいのは妊娠中だけではなく、産後にも義父母とのトラブルが待ち受けているようです…。後編に続く
2020年07月22日