1日体験陶芸でリフレッシュdakota工房で開かれている陶芸教室には、定期的に工房へ通いながら学ぶことができるクラスから、まずは陶芸を試してみたいという方向けの1日体験陶芸や毎月1回土曜の夜に開かれるサタデー陶芸ナイトなどがあります。仕事帰りやお休みの日など、自分の生活スタイルに合わせて陶芸を楽しめるのが嬉しい。1日体験陶芸やサタデー陶芸ナイトでは、「紐作り」と言われる陶芸の中でも基本的な作り方を体験することができます。土に触れて心のメンテナンス紐作りは、作りたい器のイメージにあわせて土台をつくり、必要な高さを積み上げていくというシンプルな作業。電動ろくろとは違って、落ち着いて自分のペースで作業を進めることができるので、じっくりと考えて作ることができます。シンプルな作業とはいっても、大きさや形、深さなど色々とイメージしながら作るのはなかなかに奥が深い。作業をはじめると、一気に陶芸の世界へひきこまれます。ある程度の器の形ができたら、最後は、お好みでスタンプや貝殻でテクスチャーをつけたりふちをつけたりすれば完成。体験陶芸は、およそ2時間程度ですが本当にあっという間です。今度の週末は土を触って心のメンテナンスをしてみませんか?スポット情報店名dakota工房 TEL・予約03-6318-9920 住所東京都台東区寿4丁目6-11 アクセス田原町駅(銀座線)から徒歩5分URL
2016年09月07日子どもがおうちや学校でお絵描きしたり作ったりした作品。せっかく持って帰っても、置く場所がないと困っている人も多いはず。でも、すぐに片付けるのはもったいない! 子どもたちが一生懸命作った力作を、かわいく飾って、ポップなインテリアに仕上げてみませんか? 壁に穴を開けないから何度でも! マスキングテープフレーム子どもの絵を飾ろうと思った時、ピンで作品に穴を開けてしまうのは避けたいですよね。そんな時は、マスキングテープが強い味方に。今や、雑貨屋さんはもちろん100円均一でも、おしゃれなデザインのものをたくさん見かけるようになりました。お気に入りの柄で、ぐるっと囲んで壁に貼るだけで簡単にかわいくなります。額縁のデザインが施されたマスキングテープで飾れば、壁がトロンプルイユのように仕上がって、アートな雰囲気がグッと高まります。本物のギャラリーみたい! キャプションを付けてみようギャラリーに行くと、展示作品には「キャプション」と呼ばれる説明書きが添えられています。子どもたちの作品にも、このキャプションを付けてみましょう。すると、何だか本物のアーティストの作品に見えてくるのだから、不思議です。タイトルや名前をわざとアルファベットで表記し、パソコンできちんと打ち出したものを使うと、ますます本物っぽくなりますよ。画用紙に絵を描いたら紐を組み合わせて、作品タペストリー絵を描いた画用紙がたくさんあるなら、画用紙の裏面に紐を貼り付けて縦に並べてつなげていくと、大きな1枚のタペストリーになって迫力が出ます。子ども部屋や階段の壁面に掛けておくと、にぎやかになって空間が一気に楽しくなります。立体系の作品は、ガーラントと一緒に吊るそう立体の作品がある時は壁に貼り付けようと思っても、なかなかうまく貼れないもの。そんな時は、ガーラント(旗をつないだ飾り)と一緒に壁から壁へと吊るすのがおすすめです。殺風景になりがちな紐とクリップの組み合わせも、かわいい柄のガーラントが間に入ればカラフルな色合いがアップします。ポップなモビールのようにゆらゆらと揺れるのも素敵です。入れ替えのタイミングを決めて、飾りっぱなしを回避子どもの作品をせっかく飾っても、飾りっぱなしになるのはNG。できれば、子どもが新しい作品を持ち帰った時やイベントの時期が過ぎて季節はずれになってしまった時は、こまめに入れ替えをすると良いでしょう。入れ替えた古い作品は収納ファイルに順番に整理しておけば、思い出に後で見返すのも楽しいですよ。
2016年09月01日最近では、小学校就学前から何かしらの習いごとをしている子どもが多いそうです。私の周りでも、ハワイアンリトミックや体操、水泳、幼児教室、英会話など、さまざまな習いごとの話を聞きます。中には0歳から通っている赤ちゃんも。習いごとをさせているママに聞いたメリットと、実際にスクールでどんなことをするのか、また人気の習いごとの月謝相場などをご紹介します。■習いごとは何歳から?習いごとを始める年齢はさまざまですが、特に多いのが3・4歳で、幼稚園入園時期に始めることが多いそう。子どもが友達の影響を受け、いろいろなことに興味を抱く時期なのかもしれません。0歳~2歳までに習いごとを始める子どもの場合は、親が興味のあることや体力作り系の習いごとが多い印象。例えば、音楽好きなママはリトミックを習わせたり、体力をつけさせるために水泳を習わせているママが多いようです。友人の中には、0歳からハワイアンリトミックに通わせているハワイ好きのママもいます。その子の場合は、上の子も一緒に通っているのですが、0歳のときは音楽に合わせてマラカスをシャカシャカ鳴らしたり、ママと一緒にふれあう遊びが中心。大きくなるにつれてダンスをしたり、ハワイアン雑貨を作ったり、さまざまな体験をしていくようです。また、5歳以上で始める習いごとは勉強系が多く、小学校への入学準備のために、習字や塾などに通い始める子どもが多くなります。 ■人気の習いごとの月謝相場は?0歳~5歳の未就学児が始める人気の習いごと5つは、「リトミック」「体操」「幼児教室」「水泳」「英語」です。それぞれの月謝相場を調べました。●リトミック月謝5,000円~7,500円。低年齢の子どもを安く設定している教室が多いです。また、0歳児クラスは、月謝制ではなく、1回3,500円など1回ごとの価格設定になっている教室もあります。●体操月謝4,500円~6,000円。3歳くらいから受け入れている教室がありました。教室にもよると思いますが、小さいうちはマットの上など足場の悪い場所を歩くなど、バランス感覚を養う運動が多いそう。●幼児教室月謝5,000円~20,000円。幼稚園入園前の準備のために通う子どもが多いです。0歳から3歳までのスクールが主で、子育て相談にものってくれるため、育児に不安を抱くママに人気があります。●水泳月謝3,000円~20,000円。体力づくりのために通う子どもが多いようです。生後6カ月からのベビースイミングも人気。喘息など呼吸器に不安のある子どもに通わせるママが多い印象です。●英語月謝9,000円~15,000円。年齢や教室によって月謝や内容に大きく違いがあると感じました。ネイティブ講師の英語教室の場合は、ほかと比べて価格が高く設定されています。小学校で英語が必修科目になったことから通う子どもが増え、低年齢から通う子どもも多いです。■専業ママとワーママの習いごと選び調べてみたところ、低年齢で習いごとをさせているママは専業主婦が多い様子。ママ友づくりや、子どもの社交性を育てるなど、習いごとの内容以外にもさまざまなメリットを感じているようです。また、働いているママは、子どもからの要望で習いごとを始めさせている人がほとんどでした。そのため、4歳以上で習いごとを始めている人が多かったです。4歳ごろになると、仲の良い友達と一緒に習いごとに通っている子どもが多く、ママたちは当番制で送り迎えをするなど、時間のやりくりを工夫していました。習いごとを始める理由はそれぞれですが、共通しているのは「子どもの可能性を伸ばしたい」という親の思い。最近は、習字や日本舞踊を教えてくれる幼稚園や保育園も増えています。子どもの性格や、園での様子から、子どもに合った習いごとを見つけられるといいですね。
2016年07月31日スイミング、ピアノ、英語、バレエ… いろんな習い事があるものの、始めるタイミングや選び方に悩むママは多いもの。特に仕事をしながらとなると、週末しか通わせることはできず、家族で過ごす時間との兼ね合いも熟慮が必要です。そこで、子どもの習い事について、いつから何を選べばいいかを考えてみました。■習い事の目的を明確に「オムツもとれたし、とりあえずスイミングでも習わせようかな」「幼稚園のお友達がみんな習っているからピアノかな」という理由で習い事を始める人も多いと思います。けれど、せっかくならちゃんと目的や指針を持って取り組みたいものですよね。例えば、・基礎体力と体づくりに → 水泳・知的好奇心を刺激するため → 幼児教室・情操教育につながる経験を → リトミック・大人になっても楽しめる趣味を見つけるため → 楽器・チームワークや礼儀を学んでほしい → 団体スポーツ…といったように、目的がはっきりしていれば、おのずと選択肢は絞られてきます。また、・まずは浅く広くでいいからいろんな経験をさせてあげたい・何か一つのことをやり遂げてほしい…などの方向性によって、複数の習い事をするかどうか、なども決めやすくなってきます。 ■本人のやる気と親の覚悟幼児のうちは親の志向で決められますが、小学生などある程度の年齢になると本人の意思を尊重したいですよね。途中、やめたくなるほど辛いことがあるかもしれませんが、頑張った先にある景色を見せてあげるのも親の役目。モチベーションを刺激しながらサポートしていく覚悟も必要です。また、本人が夢中になったり、思いのほか才能が開花したりして、「プロを目指したい」「もっと専門的に習って、技術や技を磨きたい」となったときには時間とお金のサポートも必要になります。習い事をはじめたら先生にお任せ! ではなく、その経過と子どもの心の変化から目を離さないことが重要です。■習い事を始めるタイミングは?進級時や新学期など、環境がガラッと変わるタイミングで始める子どもが多いようです。けれど、子どもの成長は早く、突然興味を持ちだしたり、できることが増える場合もあるので、年度途中でも問題はないでしょう。また、「まだ年齢的に早いかな…」ということでも、先に挙げた目的や指針にマッチすることなら、躊躇せず教室や先生に相談してみましょう。ちなみにひどい運動オンチで黒歴史を持つ私は、わが子が幼い頃からその傾向がないか、かなり注意深く観察していました。結果、残念ながら私の遺伝子をそっくりそのまま受け継ぐわが子…。これはどうも同じ苦労をしそうだと悟り、保育園児のうちに水泳と体操(バランス運動)を習わせることに決めました。・どちらも一度会得すれば体が覚えて忘れないであろう・どちらも苦手意識が根づく前に克服すれば、コンプレックスを防げるだろう…という2点が決め手となり、「今習うことに意義がある」ということでスタートしました。本人も想像以上に楽しんでおり、できなかったことができるようになる喜びを経験できているようです。週末がつぶれるのはどうかな…という点も心配でしたが、これも午前中のクラスを選ぶなどすれば、思ったほど問題はありませんでした。ひとまずは卒園まで続けてみて、小学生になったら本人に継続かほかに習いたいことはないかの意思確認をするつもりです。いかがでしたか? お子さんの成長を一緒に感じられる、習い事選びの参考になればと思います。
2016年06月26日ピアノやスポーツ、学習塾に代表される習い事。ニッセイがインターネットで行った調査によると、幼少期~中学生までの全年代で87.5%の子供がなんらかの習い事をやっています。習い事には様々な効果があり、何を習わせるかによって成長する部分も異なります。しかも、幼少期の習い事が子供さんに与える影響は少なくありません。そこで今回は上記の調査で上位10位に入った習い事と、その効果について解説します。■10位:武道柔道・空手・剣道などの武道は精神的な面を成長させてくれます。他のスポーツでもあいさつができるようになったりしますが、武道は身体だけでなく、心も鍛えるという考えが根付いているため、他のスポーツよりも礼儀を重視する傾向にあります。また、柔道等の受け身があるスポーツは、初めのうちは怪我の心配こそありますが、とっさに受け身がとれるようになれば怪我のリスクを減らすことができます。■9位:野球・ソフトボール野球やサッカー等のチームプレーのスポーツは、コミュニケーション能力や協調性を高めてくれます。同時に試合に出られる人数が限られているので競争心も養うことができます。サッカーと比べて、座っている時間が長い・試合に出られる人数が少ないという違いが挙げられます。そのため、サッカーより野球のほうが集中力を鍛えることが可能です。■8位:バレエ・ダンスバレエは姿勢をよくしたり、バランス感覚を鍛えることができるスポーツです。また、女の子がやる習い事としては練習がハードであり、忍耐力や諦めない心を得ることができます。さらに、大勢の前で自分のバレエを披露することにより、人前でもあがらずに自分を出せるようになれます。将来、プレゼン等で役に立つでしょう。■7位:体操教室様々な競技を行う体操は、運動神経はもちろん、動体視力や反射神経が鍛えられることができます。運動が苦手なお子さんに習わせている方が多いようです。また、学校での体育で行う跳び箱や平均台等を難なくこなせるというメリットもあります。■6位:サッカー・フットサル野球と同じくチームプレー特有のメリットを得ることができます。また、野球と比べた際、運動量が多いサッカーでは、とっさの判断力や体力が養われます。また、野球の試合にでられるメンバーが9人に対し、サッカーは11人。子供が試合に出られる可能性はサッカーの方が僅かに高いです。■5位:書道書道は字が綺麗に書ける子を育てます。これは将来、事務作業や履歴書を書く際に役に立ちます。パソコンが主流になりましたが、新卒の履歴書は未だに手書きです。また、正しい姿勢で筆と神に向き合うことは集中力を養ってくれます。さらに、字に頻繁に触れることで文字に対する抵抗が少なく、本や新聞等を読む力が上がります。■4位:英会話グローバル社会で重要な英語力を、子供のころから鍛えるために、英会話教室は人気です。英会話を習うことで、様々な人とコミュニケーションがとれる力を高め、社交性を培うことができます。また、英語に対する拒絶感を無くすことは、長い目で見ても重要なことです。■3位:音楽教室子供のころから音楽に触れることで、音楽が好きな子供になるのはもちろん、音感やリズム感も鍛えられます。また、楽器は脳にいいともいわれています。まず、楽譜を読むには読解力が、その通りに演奏するのには反射神経が、そして楽譜を覚えるのには記憶力が必要です。楽器を演奏することでこれらを総合的に鍛えることができます。また、繰り返し練習することで集中力や忍耐力も養われます。ピアノのような両手を使う楽器の場合、左右で違う動きをすることが脳の活性化にもつながります。■2位:水泳他のスポーツと違い身体を左右対称に使うので、全身をバランスよく鍛えられるのが水泳の特徴です。他にも浮力により体への負担が少ない。胸に水圧がかかるため心肺機能を向上させることができます。規則正しい呼吸が喘息にも効果があるとされ、喘息の子供に水泳を進めるお医者さんもいます。また、幼少期から水泳を行うことで脳の空間認知力を鍛え、頭の発達にいい効果があると言われています。■1位:学習塾受験のために学習塾に通わせるのは当たり前ですが、受験で成功することだけが塾のメリットではありません。自発的に勉強ができない子供を塾に通わせることは、子供の世界が広がるチャンスでもあります。勉強は受験のためだけでなく、人生を豊かにするためにあるということを、親御さんが教えることができれば、その子の可能性はより広がるでしょう。また、テストでいい点を取ったり、受験で成功することは勉強を好きになったり、自信をつけたりするきっかけにもなります。そして、塾には進学に関する多くの情報があり、子供が将来の目標を定める際に役に立つでしょう。*習い事によって効果は異なりますが、一番大事なのは子供さんがやりたいことを、自発的に行わせることではないでしょうか。習い事は嫌々やらせても効果が薄く、なにも身につかない可能性すらあります。しかし、本当に好きなことを習うことができれば、大きく成長してくれるかもしれませんよ。(文/堀江くらは) 【参考】※ニッセイ インターネットアンケート~5月:「こどもの日・こどもの習い事」について~-日本生命保険相互会社
2016年06月16日最近人気急上昇のボルダリング。2015年6月に行われた「東京オリンピック2020種目追加検討会議」で、ボルダリングを含むスポーツクライミングが候補に選ばれたことも人気を後押ししているのかもしれません。「今から始めたら、わが子もオリンピックを目指せるかも?」なんて。ところで、ボルダリングとはどんなスポーツなのでしょうか。ボルダリングの子ども専用スタジオPEKID’S(東京都渋谷区)をたずねました。岩登りが競技として確立されたボルダリングボルダリングとは、岩登りが競技として確立されたもので、ロープなどを使わず高さ数メートルの壁を自分の体だけで登るスポーツです。シンプルで手軽なボルダリングは、子どものスポーツとしても人気が高まっています。PEKID’Sでも、ボルダリングを含むスポーツクライミングがオリンピック競技になる可能性が発表されて以降、保護者からの問い合わせが増え、スタジオ利用者も昨年に比べて1~2割増えている実感があるそうです。要望を受けて、2015年にレッスンクラスも創設されました。一般的にボルダリングでは、クライミングシューズを履き、滑り止めの粉チョークを使いますが、PEKID’Sでは、衛生面を考えてチョークを使用せず、シューズもスクール上履きを使用するため、初期投資もほとんどありません。難易度が調整できるので、3歳からO.K.!ボルダリングは、ルートによって難易度を調整できるので、大人から子どもまで一緒に楽しめます。PEKID’Sでの対象年齢は、3歳から。親子教室も新設され、家族で楽しむ人も少なくないそうです。やみくもに壁を登っていくのではなく、規定のルートを通るのがボルダリングのルール。スタート前にルートを確認して覚え、シミュレーションを行ってからスタートするのが一般的です。ルートを効率よく進むために、ホールドの感覚と手足の動きなどを組み合わせ考えるので、パズル的な要素もあり、知育も期待できるスポーツです。小さい子はルールにとらわれず、大人に体を支えてもらって、登ってみるところからスタートします。7歳男児がボルダリングを初体験してみました!7歳の息子に挑戦させてみました。まずはマナー説明。下記が注意点です。・登っている人の近くには寄らない・ゴールからはジャンプしないでホールドを使って下りる・マットの上で遊ばないシンプルですね。PEKID’Sでは、コースは難易度によって8段階に分かれていて、ホールドの横に貼ってあるテープの色でルートが示されています。「オレンジのテープが貼ってあるホールドだけを使ってね」と説明を受け、スタート。20分ぐらいで2段階をクリアできました。やはり難しくなってくると、身動きが取れなくなり、壁に張り付いたまま固まってしまう息子。先生が、「左手でホールドをグッと押しながら、右足を…」とていねいにヒントをくれます。足の親指の向きや、体重のかけ方など、ちょっとした体の使い方で、できたりできなかったり。自分の身体をコントロールすることが求められるようです。運動神経の発達に良い影響がありそうな予感。プルプルと腕を振るわせながら、歯をくいしばって壁に張り付いている姿を見ると、精神力も鍛えられるに違いないと確信(笑)。実際に、1時間のキッズクラスでは、落ちても落ちても、何度も挑戦し続ける子どもたちの姿があるそうです。20分ほどの体験を終えた息子は、「また来たい」とポツリ。ボルダリングの効能とは?思った以上に奥が深そうなボルダリング。最後に、ボルダリングの効能を確認してみました。・最初にルートを覚えるので記憶力がつく・シミュレーションを行うときにパズル的要素があり、知育が期待できる・柔軟性と全身の筋肉、体幹が鍛えられる・運動神経の発達を促し、あらゆるスポーツに応用できる・忍耐力を養い、達成感を積み重ねられる・自分との闘いで根性がつく心身共に鍛えられそうですね。日差しがきつくなり、公園遊びが厳しくなるこれからの季節、家族で楽しめる屋内スポーツとしてもお勧めです。全国でボルダリングスタジオが増加中とのことなので、ぜひ近くのスタジオを探してみてくださいね。取材協力:PEKID’SSHIBUYA<文:フリーランス記者鯰美紀>
2016年06月09日夏休みに短期間の留学体験ができるサマースクールやサマーキャンプが、人気を集めています。前回の「 サイパン&グアム編 」に引き続き、今回も日本から近い国で参加できるサマースクール&キャンプをご紹介します。■4時間ちょっとのフライトで到着! 香港は英語を学ぶのにピッタリの場所今回のディスティネーションは日本からの飛行時間が4時間ちょっとで到着でき、時差もほとんどない香港。1997年までイギリス領だったため、2009年までイギリス教育システムを取り込んでおり、現在も英語を学ぶにはピッタリの場所のひとつです。■サマースクールに参加するのは地元っ子が多い夏休み期間、香港のサマースクールに参加する子どもの大半は、地元の学校に通学している子どもたちだそうです。インターナショナルスクールで学んでいる子どもたちは、母国への帰省や長期旅行などでサマースクールに参加する子どもは少ないのだとか。地元の子が多いとは言っても、中国へ返還される前まで、香港の公用語は英語と広東語でした。そのため、家庭でも両親とは英語と広東語の2ヶ国語を使用していることが多く、英語力はかなり高いです。「ネイティブの子どもが参加しないのなら、サマースクール参加する意味がないのでは?」と心配している親御さんもこれなら安心ですね。■「香港インターナショナルスクール」でみっちりアメリカン英語を学ぼう150年の間イギリスの統治下にあった香港ですが、現在、香港では「将来の就職に有利」という理由からアメリカ英語を学ぶのが流行中なのだそう。そんな人気のアメリカ英語が学べる学校がアメリカ合衆国ミズーリ州のルーテル教会が経営するミッションスクール、「香港インターナショナルスクール」です。緑豊かな香港南部に位置していて、勉強に適した環境で英語を学べるはずです。香港インターナショナルスクールのサマースクールは、コースだけでも10以上あり、7月11日~29日に開催される「セッション2」への参加締め切りが迫っているので(申込書締切り6月10日まで)、興味のある方はすぐに学校へ直接問い合わせてみましょう。・ 香港インターナショナルスクール 開催時間:9:00~(コースによって異なる)対象年齢:4歳~17歳(コースによって異なる)料金:コースによって異なるお申込み・お問い合わせ(※英語推奨):summerprogram@hkis.edu.hk tel.(852)3149-7837 ■生後3ヶ月から体験できるサマーキャンプ「Baby Buddies, Alison's Letterland」幼い子どものサマースクールやキャンプ参加で困るのが「まだ幼稚園には入れない下の子はスクールの間どうしょう。」ということ。できれば下の子もサマースクールに参加させたいところですが、年齢制限で受け入れてくれる学校や施設はなかなかありません。しかし、1996年オープンの老舗チャイルドセンター「Baby Buddies, Alison's Letterland」に、生後3ヶ月の乳幼児から受け入れてくれるサマーコースを見つけました。イギリス英語を教えてくれる同スクールは、親御さんを対象にしたワークショップなども頻繁に開催している教育熱心なスクール。こちらのサマースクールは参加期間も午前、午後の半日、もしくは終日…と時間も選べるだけでなく、最短1日もしくは半日から(生後3ヶ月~3歳児のクラスを除く)の短期参加も可能なようなので、長期滞在は難しいという方にもおすすめです。・ Baby Buddies, Alison's Letterland 開催時間:(午前の部)9:00~12:00/(午後の部)14:00~17:00(7月11日~8月12日)※年齢や期間によって異なりますので、詳細は直接お問い合わせください。対象年齢:生後3ヶ月~8歳料金:コースによって異なるため、直接お問い合わせください。お申込み・お問い合わせ(※英語推奨):Hotline.(852)2504 1978SMS/WhatsApp.(852)5188 0671もしくは コンタクトフォーム から ■体を動かしながら英語を覚える「ESF Sports Camps」通常の語学キャンプのほかに、スポーツをしながら英語を覚える英語キャンプや各種特化スポーツのクリニックコースがあるのが「ESF Sports and ESF Language & Learning」が主催するESFスポーツキャンプ&クリニックです。体操、水泳、サッカー、テニスなど、特定のスポーツに特化したクラスもあり、「机に座って勉強をするのは実は苦手」というお子さんにはピッタリのコースかもしれません。・ ESF Sports and ESF Language & Learning 開催時間:午前クラス 9:00~12:00/午後クラス 14:00~16:00対象年齢:2才~11才(マルチスポーツキャンプコース)※コースによって参加対象年齢が変わります。料金:HK$2,250~お申込み・お問い合わせ(※英語推奨):sports@esf.org.hktel.(852)2711 1280/fax.(852)2711 8007 教育熱心な親御さんが多いと言われる香港。今年の夏は、日本からも近い香港で英語と家族旅行を同時に満喫してみませんか?
2016年06月08日お子さんに習い事、させていますか? 今やおけいこ事は、ピアノやスイミングにサッカー、習字に英会話などバラエティに富んでいます。学校では経験できないことや、+αの経験をさせてあげたい、と思うのは親なら自然なこと。でも、そんなおけいこ事について悩みを抱えている人も多くいるようです。ある調査機関が行ったアンケート結果をもとに「悩めるおけいこ事情」について紹介しましょう!■子どもの習い事に関する悩み1位は「費用」アクサダイレクト生命がおこなった「第3回子どものおけいこ事に関する調査」(※)によれば、子どものおけいこ事に関する悩みとして57.9%の人が「費用がかさむ」ことをあげています。次いで「付き添いや送迎が面倒」が48.9%、「車がないと送迎が難しい」が17.9%と続き、「親同士の付き合いが面倒」と感じる人も13.6%と4位につけています。ひとつのおけいこ代だけで5,000~7,000円程度かかってしまうのでわが家も「1つは習わせてあげたいけど、2つは難しいなぁ」というのが本音です。「子どもが好きなこと」ではなく、「入会金や手数料が少ないもの」「発表会や自宅で購入する必要がないもの」などを親目線ですすめてしまう… という人も少なくないのではないでしょうか。 ■おけいこ費用、どうやりくりする?毎月必ず必要になるおけいこ費用、どうやりくりしている人が多いのでしょうか?「お子さまのおけいこ費をねん出するための工夫」として最も多かったのは「食費の切り詰め」で39.3%、次いで「レジャー費の見直し」が18.6%という結果に。驚くべきは「自分の小遣い減額」という人が18.3%、「自分がパートに出る」という人が14.6%も…! 自分が働く、あるいは自由になるお金を減らしてもいいから子どもの教育に力を注ぎたい、と考える妻が多いことが明らかになりました。一方、「夫にお弁当を持たせる」は12.1%、「夫の小遣い減額」は7.3%と控えめ。大黒柱である夫に無理を強いることは極力避けている人が多いことが伺え、妻から夫への愛情も感じられる結果となりました。■子どものおけいこ、見直すきっかけは? 「お子さまのおけいこ事を継続する・しないを見直すきっかけ」で最も多かったのは「費用」で63.4%、次いで「お子さま自身の興味・関心の有無」が60.3%、「送迎にかかる時間」が38.7%、「お子さまへの適性」が35.3%と続いています。継続して通わせるかどうかは、子どもの「続けたい」という気持ちを確認することと同じくらい、費用の面も重視している人が多いようです。また少数ではありますが「お子さまの時間のなさ、疲労感」をあげる人や「お子さまのお友達との関係」という意見もあり、見直しの理由は様々のようです。わが家では風邪をひきやすい息子に、この春からスイミングに通わせはじめました。「泳ぐのは好きでも嫌いでもない」という本人の言葉に心配していましたが、スタートしてみると意外と楽しんでいるよう。親の誘導で決定した習い事もやってみて好きになることもあるようです。もっと上手になりたいと思えれば、学校とはまた違う世界が広がるのかもしれませんね。参考/・「第3回子どものおけいこ事に関する調査」(アクサダイレクト生命)
2016年06月03日幼稚園入園ごろの年齢になってくると気になる「習い事」。2歳ごろまでは、ママと遊びながらいろいろな経験をする「育児サークル」のような習い事も多くありますが、3歳を過ぎると、ママと離れて、子どもだけで行う習い事が増えてきますよね。「なるべく多くの経験をさせてあげたいけれど、母子分離でわが子がきちんとやれるか不安…」「みんなは何歳ごろから母子分離の習い事をさせているの?」そんな疑問を、あんふぁん読者のママたちにアンケート形式で聞いてみました(196人が回答)。約半数が3歳までに母子分離の習い事を体験母子分離の習い事を体験した年齢は、3歳未満が24%、3歳は29%、4歳では23%、5歳以上は14%という結果に。約半数のママが、3歳までに母子分離の習い事を子どもに経験させていることがわかりました。体験をした教室の内容は、「めばえ」や「公文」などの幼児教育や英語教室などの学習系や、体操、スイミング、ダンスなどの運動系、工作教室や美術教室などの芸術系など様々。そのときの子どもの興味や関心に合わせてママが選んでいたり、友だちとおでかけ感覚で体験を楽しんでいるケースもあるようでした。しかし、まだまだ甘えたい時期の子どもたち。慣れない環境での習い事に、きちんと参加できるか不安なママも多いのではないでしょうか?実際に体験した子どもたちの反応を聞いてみました。最初から楽しめたのは過半数初めて母子分離の習い事体験をした子どものうち、最初から楽しんでいたのは35%、最初は様子を見ていたが、途中から楽しめた子は20%と、楽しめたと答えたのは過半数を占めました。ほか、表情は硬いが泣かずに参加したのは25%、ママと一緒なら大丈夫でも、離れると泣いてしまったのは13%、ママがいても環境の変化で泣いてしまった子は6%でした。やはり、初めての場所で体験する初めてのこと。子どもの中にも戸惑いはあるようですね。では、子どもが泣いてしまったとき、ママはどのような対応をすればよいのでしょうか?体験したママの、実際の対応を聞いてみました。「明るく励ます」「厳しく諭す」が半数ずつに割れ、一部は「あきらめる」子どもが泣いてしまったとき、明るく励ますママは45%、厳しく諭すと答えたママも45%。意見が2つに割れる結果になりました。その他、あきらめて退出したというママも5%いました。(残り5%は「まだ習い事をさせていない」と、未回答)わが子が泣いているとき、明るく励ますとやる気が出るタイプなのか、厳しく諭した方が奮起するタイプなのかにもよりますが、ママの対応はどちらが正解、ということではないようです。最終的には8割が「泣き止んだ」習い事の体験で泣いてしまった子(63人)のうち、約40%の子はすぐに泣き止み、41%の子は最後には泣き止んでいたそう。最初は戸惑いもあり涙が出てしまった子どもたちも、最後には習い事の内容に興味が出たり、楽しさを感じられるようになったようですね。しかし、約1割強の子どもたちは、最後まで涙が止まらず…。3%のママは、あきらめて退出したのだそうです。その場に慣れるまでの時間は子どもにより個人差がありますよね。体験した習い事に入会したのは約7割母子分離の習い事を体験させたママのうち、入会を決めたのは約74%。しないと答えたのは18%、検討中は8%という結果になりました。「体操教室の見学後、絶対やる!と言うので入会」(くるみさん3歳)という力強い子どもの感想を聞いて入会させたママもいますが、実際には子どもの体験の様子を見て慎重に判断するママが多い結果でした。子どもが体験を楽しめた場合は、ママも前向きに考えられるケースが多いようですが、最後まで泣いていたり、本人が行きたくないと言う場合には、体験はしても入会はしないという選択をするママもいます。「5日間のスイミング体験。結局5日間とも始めはぐずぐずで、あまり楽しんでいるように見えなかった。本人にやる気がないなら今無理矢理やらせる必要はないかな…と入会をやめた」(ゆかさん4歳)という声も。親が気になる習い事と、子どもの性格に合う・合わないはギャップがあるもの。また、本人がやりたいと言った習い事でも、行ってみると本人のイメージとギャップがあることもあり、習い事は、体験をしてから決定するのがベストなようです。入会後は8割が「楽しんでいる」と回答また、入会後の感想として「子どもが楽しんでいる」と答えたママは80%。楽しんでいない・どちらとも言えないと答えたのが20%でした。最初に泣いていたと答えた人の中にも「英語の体験で、ママから離れられず、みんなの輪に入れず…。でも私が英語をやらせたかったので、入会させました。入会後は楽しく通ってます!」(ななさん3歳)という、入会後に楽しめるようになったという体験談もありました。母子分離での習い事は、子どもにとってはもちろん大きな経験ですが、見守る親にとっても「入会させるのか」「本人は楽しめるのか」を見極めることは大きな課題。わが子にとって良い経験になり、本人が大きくなってからも「やっていて良かった」「楽しかった」と思える習い事を、一緒に選んでいきたいですね。<文・写真:フリーランス記者宮澤初恵>
2016年05月23日今は小さな子どもたちも、いつかは大人になり、社会へ出て行かなくてはなりません。しかし、子どもを取り巻く環境は大きく変化し、社会的・職業的な自立のためには、必要な能力・態度を育てる「キャリア教育」が必要ではないか…という考えが広まっています。この「キャリア教育」とは、一体どういうものなのでしょうか?■キャリア教育とは?文部科学省・中央教育審議会答申において、キャリア教育は以下のように定義されています。「一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育」この定義だけを見るとなにやら難しそうですが、子どもたちが将来社会に出て、しっかり働いて、自立してやっていけるように、子どものうちから「仕事をすること」「仕事に必要な能力」を学ばせようという取り組みが「キャリア教育」だと考えて良いでしょう。■キャリア教育はなぜ必要?家庭内には便利な製品がたくさんあり、地域のつながりも希薄になった現代社会において、子どもたちが「仕事」というものに触れる機会が減ってきました。また、情報化社会となり、組織や、そこで働く大人たちが起こす不祥事などの情報は、昔よりもずっと多く子どもたちの耳に入るようになっています。こういった状況下では、子どもたちの仕事に対するあこがれが育ちにくく、働くことに対する意欲の低下が危惧されるということで、今「キャリア教育」が必要だと考えられるようになりました。 ■具体的な取り組み・活動は?文部科学省ではキャリア教育の指針を定め、企業と学校が連携して専門分野に特化した授業を展開するなど、幼児期教育から高等教育に至るまでの体系的なキャリア教育推進に取り組んでいます。また、多くの企業やNPO法人などが、学校と連携しながら子どもたちのキャリア教育に関わり、さまざまなキャリア教育のためのプログラムを提案しています。自治体によっては「家庭でのキャリア教育」のためのパンフレットなどを作成し、保護者に配布しているところも。現在、学校が主なキャリア教育の場となっていますが、その土台となるのはやはり各家庭です。両親が積極的に仕事の話を子どもに聞かせるなど、ちょっとした工夫で家庭をキャリア教育の場にすることも可能。また、お手伝いをしてもらうときに、たとえば掃除なら「清掃会社の仕事」について話すというように、仕事につながる会話を日常に取り入れるのもキャリア教育だと言えるでしょう。子どものうちから具体的に将来について考えさせることは難しいですが、将来の選択肢を広げ、学びたい・働きたいという意欲を育てるために、「キャリア教育」について家庭でもしっかりと考え、実践できると良いですね。
2016年05月19日海外で開催されるサマースクールは、英語を学べるだけでなく、その国の文化に触れられたり、現地の子どもたちとも交流が持てたりすることから、近年とても人気があります。就学前の小さなお子さんと一緒にプログラムに参加しようと検討しているお母さんやお父さんの中には、日本からの移動時間も短く、家族で旅行もできて半日もしくは1日から気軽に参加できるサマースクール&サマーキャンプに体験感覚で参加したいという方も多いのではないでしょうか。今回は、日本から飛行時間が4時間以内のリゾート地、「サイパン」&「グアム」で最短半日~短期でも受講できるサマースクール&サマーキャンプを紹介します。■日本から一番近いアメリカ「グアム」で、お手軽&リーズナブルに学ぶ日本からたった3時間40分で到着できるグアム。グアムといえば、各有名ホテルの敷地内で年間を通して開催される「キッズキャンプ」が有名です。最短で半日から受け入れてくれるほか、日本人スタッフが常任している場合も多いので、「英語では、まだコミュニケーションがとれないので心配」、そんなお子さんも安心して参加できそうです。アクティビティも豊富で、ホテルの敷地内のプールで遊んだり、工作や簡単なクッキングスクールを体験したりと、とにかくドキドキ、ワクワクすることばかり。すでに英語に十分に親しんでいるというお子さんは、1週間ほどの長さで開催しているサマーキャンプに参加してみてもよいでしょう。現在開催予定が確認できているのは、「ヒルトン・キッズキャンプ」。日程はまだ、6月分までしか出ていないようなので、詳細は直接ホテル側に問い合わせてみましょう(参加するには、24時間前までにホテルに直接申込む必要があります)。2016年は、毎年恒例であったグアム政府認可保育園「ハーモニーキッズ」主催のウェスティンキッズ・サマーキャンプが開催されないのが残念ですが、ホテルでの開催ではなく、ハーモニーキッズ独自のサマープログラムを現在検討中だそうなので、興味がある方は直接連絡をしてみては? なお、お問い合わせは日本語でOKです。・ヒルトン・キッズキャンプ(Hilton Kid's Camp)2016期間:2016年5月23日(月)~時間: 8:00~17:00(月)~(金)対象:5歳~12歳費用:$200/1セッション※料金にはランチとおやつが含まれます。お申し込み先:ヒルトンウェルネスセンターお申込み・お問い合わせ:671-646-1835 ext.5885 ヒルトン グアム リゾート&スパ(Hilton Guam Resort & Spa) ・ハーモニーキッズ(Harmony Kids)ウェスティン リゾート グアム内に位置する日系の託児所です。お問い合わせ: こちらのページ にあるEメールアドレスへ(日本語でOK) ■本格的に英語に親しみたいのであれば「グアム大学」「ちょっと長めにスポーツやドラマを通してしっかりと英語を学ばせたい!」という方には、グアム大学が開催している「アドベンチャースポーツキャンプ」にお子さんを参加させてみてもよいでしょう。年齢によってクラスは異なりますが、5歳~15歳まで参加が可能。一番早いセッションは6月上旬から始まりますが、セッション4は、日本の夏休みが始まる少し前の7月18日~29日まで、スペシャルセッションは、8月1日~5日まで開催されるようです。参加費もランチ、スナック、交通費そして遠出費を含めてなんと$500(別途登録費 25USD)と、とってもリーズナブルなところもおススメです。・ グアム大学「アドベンチャースポーツキャンプ2016」 開催時間:9:00~15:00対象年齢:5歳~15歳お申込み:直接大学にお問い合わせください(※英語推奨)料金:1セッション$500(ランチ、スナック、交通費そして遠出費込み)※別途登録費:$25 ■自然とのふれあいを大切にする「サイパン」東京からおおよそ3時間35分で到着するサイパンは、グアムに続く人気のリゾート地。ファミリートラベラーが多いサイパンでは年間を通して、宿泊客を対象に、各ホテルのキッズプログラムが開催されています。中でもアクティビティが豊富なPICサイパン「キッズクラブ」は、毎日営業中。言葉が通じなくても、心配は無用のようです。・ ハイアットリージェンシーサイパン「キャンプ・ハイアット」 ※参加の24時間前までにホテルへ申込み。開催時間:9:00~15:00対象年齢:3歳~12歳料金:1日コース $45(ランチ付き)半日コース(9:00~12:00/12:00~15:00) $25(ランチ付き)・ PICサイパン「キッズクラブ」 開催時間:午前コース 9:00~12:00/午後コース 13:00~17:00/1日コース 9:00~17:00対象年齢:4歳~12歳 ※3歳以下は保護者同伴料金:無料(ただし、PICサイパン宿泊者のみが対象)持ち物:着替え、水着、日焼け止めクリーム、帽子、ビーチサンダルまたは、スニーカー・ サイパンワールドリゾート「キッズカレッジ」 開催時間:午前の部 9:00~11:30/午後の部 13:00~17:00 対象年齢:5歳~11歳 料金:無料(宿泊客のみ)※1日参加の場合、ランチ代金別途$10 ほかのホテルとは一線を画す、自然に親しむオリジナルエコサマーキャンプを開催しているのが、島の最北端に位置し、自然溢れるエリアにたたずむマリアナリゾート&スパ。「エコサマーキャンプ」と呼ばれるキッズキャンプは、外国人インストラクターと地元の子供たちとサイパンならではの様々な体験をすることができます。・ マリアナリゾート&スパ「エコアドベンチャーキャンプ」 日曜日&繁忙期は中止になる場合があるそうなので、すでに日程が決まっている、もしくは参加を検討している方は、マリアナリゾート日本事務所に、直接日本語で問い合わせてみましょう。開催時間:8:30~15:00 (月)~(土)対象年齢:4歳~12歳 (おむつが取れない子どもは不可)料金:1日コース ホテルゲスト$45.00(8:30~15:00)半日コース ホテルゲスト$35.00(8:30~12:00 または 11:30~15:00)※ランチ、ホテル間送迎込み持ち物:日焼け止め、帽子、運動靴、水着、タオル、(水筒) 気軽に参加できそうなサマーキャンプ&スクール。お母さんやお父さんたちもこの期間にのんびりと大人のリゾート滞在時間を楽しんでみてはいかがでしょうか?
2016年05月15日通信講座のチラシを見て、ちょっと習い事でもしてみようかなと思っても、なかなか実行するキッカケがなくて……なんてことありませんか? 試験日の決まった資格検定を利用すると、目標ができて励みになる上、キャリアアップにもつながります。今回はママの女っぷりを上げるのにぴったりの資格試験をご紹介します。■連絡帳もお手紙もサラサラと! →「ペン字検定」(硬筆書写技能検定)独身時代には何でもパソコンやスマホでこなしていた、という人も、子育てをするようになると「手書き」の必要に迫られる機会がぐっと増えますよね。学生のとき流行っていたかわいい文字もいいけれど、ペン字でサラリと大人っぽく書きたい場面も。硬筆書写技能検定は、全国の都道府県で、県庁所在地での試験を実施しています。検定料も、入門編の5級はなんと¥1,100とリーズナブル。通信講座や自主練はいつでも始められるばっかりにかえって始めにくい……という人には、受験日からスタート時期を決めてみるのもオススメです。■あこがれの編み物上手なママになる! →「毛糸編物技能検定」初歩の腕試しから、講師への道につながる上級編まで、編物のスキルに合わせて受験できる検定です。試験はどの級でも、実技と筆記の両方で行われます。筆記試験に向けては、編み図の読み書きについても勉強することに。編物に興味はあるけど図とにらめっこするのが苦手で……という人は、この検定をチャンスに得意分野にしてしまえば、趣味の世界がぐっと広がるかもしれません。試験は多くの都道府県で実施され、受験者に向けた講習会も各地の支部ごとに催されています。5級は受験料¥2,100(税抜)。子どもや学生はおトクに¥1,100(税抜)で受験できるので、親子でチャレンジするのもオススメです。 ■インテリア・家族の服選びもセンスUP! →「カラーコーディネーター検定」色の合わせ方が上手でオシャレな人がうらやましい、カーテンやベッドカバーの色を選ぶときに決め手がなくて悩む、いつも似た感じの色合いで服を選んでしまう、料理をもっとおいしそうに盛り付けたい……カラーコーディネーターの勉強は、じつはそんな日常的なニーズにも応えてくれるんです。配色には、学べば誰でもコツをつかめる法則が存在します。レインボーカラーを輪にした「色相環(しきそうかん)」を見れば一目瞭然な色の相性、モノトーンとカラフルな原色とが混ざった微妙なニュアンスを分かりやすく分類した「トーン」、色彩がもたらす心理効果をはじめ、知っていると生活をより豊かに楽しめそうな知恵がいっぱい。試験は各都道府県にて実施、複数会場のあるところも。3級は受験料¥5,250(税込)。習い事や資格がちょっと気になっていた背景には、何かでちょっと自分を成長させてみたい気持ちが隠れているのかもしれません。スキマ時間でマイペースに、スキルアップを楽しんでみてはいかがでしょうか。 (鈴木麻里)
2016年04月26日【ママからのご相談】2歳の子どものママです。最近周りでは、習い事をしているお友達が増えてきました。専業ママのおうちだけではなく、私と同じように平日は仕事をしているおうちでも、土曜に通わせている人もいます。やはり子どもには、 何かしらの習い事をさせてあげなければかわいそうでしょうか……?●A. 子どもにも親にも無理のない範囲で、まずは“楽しむこと”が大事。こんにちは、ライターの佐原チハルです。子どもの教育・養育環境については、どれだけ考えても“答え”なんて見つからない!というくらい、迷うことも多いですよね。特に3歳が近づいてくると習い事をしている人も増えてきて、迷いはますます大きくなることかと思います。●習い事をさせていないのは“ダメ”じゃない結論から言えば、“習い事をさせていないこと=ダメ”ということはありません。「みんな何かしら習い事をしている」ように感じられるかもしれませんが、そんなこともありません。ベネッセの教育情報サイトによると、「Yahoo!クラウドソーシング」でのWebアンケートでは、「習い事をさせていない」家庭の割合は27% となっています。4人に1人以上の子どもが、特に習い事はしていないということです。習い事をしていないのは、決して“珍しい”ことではないのですね。また習い事は、「何かを“続ける”力がつく」というメリットがあげられることがあるのに対し、リスクとして「やめてしまうと、やめぐせがついてしまう可能性がある 」と言われることもあります。「えっ、じゃあどうしたらいいの!?」という感じですよね。習い事をする・しないことによって、誰にとってもメリットになる・デメリットになる、というようなポイントは存在しないのかもしれません。●子どもの興味関心には、可能な限り応える準備はしよう子どもは、いろいろなものに興味を持つことがあります。「あれがやってみたい」「これもやってみたい」と、際限なくリクエストされる保護者さんもいらっしゃることでしょう。その全てを、“習い事としてやらせてあげる”という形で叶えることは、残念ながらできません。しかし、せっかく子どもが興味・関心を持ったのであれば、その好奇心が存在しているうちにいろいろと体験させてあげたいですよね。“好奇心が満たされる”というのは、子どもにとって大切な経験です。習い事という形でなくとも、地域のクラブチームへの参加や、試合の観戦に行ってみるなど、好奇心に応えてあげる方法はさまざまあります 。できる範囲で、検討してみてあげたいですね。●“習い事をしない・できない”理由を明確化して、クリアできるものを探してみる習い事をしない・できない背景には、さまざまな理由があります。「お金の余裕がない」「時間の余裕がない」「近くにその習い事を教えてくれる場所がない」などです。「教えてくれる場所がない」となると解決は難しいですが、お金と時間に関しては、活動主体を“地域のボランティアサークル”に切り替えて探してみると、案外解決できる場合もあります。地域のサークルであれば、参加費が安価 だったり、主体が同じく“ママさん・パパさん”たちだったりするため、活動日が土日 であることも少なくありません。----------習い事をしているか否かは、大きな問題ではありません。しかし、保護者が子どもの興味・関心・好奇心に対して“無関心である”という姿勢が子ども自身に伝わってしまうのでは、ネグレクトの一種ともなりかねません。“習い事”という形にこだわる必要はありませんが、子どもの“気持ち”にはできる範囲で応えてあげられるようにしたいですね。【参考リンク】・初めての習い事。何歳から始めるとスムーズ? | ベネッセ教育情報サイト()●ライター/佐原チハル(フリーライター)●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)
2016年03月30日「受験」というシステムがないアメリカでは、勉強ではなく、スポーツの習い事が人気。受験や仕事で将来役に立つから習い事をするというより、楽しむために、その子に合った習い事をする傾向があります。アメリカでは、季節ごとに習い事を変えるアメリカの学校にはクラブ活動はありません。放課後に個人の習い事をする家庭もあれば、特に何もしない家庭もあります。人気の習い事は男女ともにスポーツ。日本と違う点はひとつのスポーツをずっと続けるのではなく、シーズンごとに違うスポーツをすることです。春は野球、秋はサッカー、冬はバスケットボール、というのがアメリカの定番。住んでいる地域にスポーツクラブがあり、シーズンごとに参加費を払うことがほとんどです。最近では女子にサッカーが人気です。アメリカの女子サッカーチームが活躍している影響とも言えるでしょう。習い事スタイルのアフタースクールプログラムが充実夫婦共働きが非常に多いアメリカでは、放課後のプログラムも充実しています。アートや読書タイムなど、子どもたちが退屈しないようにさまざまなアクティビティが用意されています。 また、学校によっては習い事スタイルのアフタースクールプログラムが提供されているところもあります。値段は高くなりますが、サッカーやスイミング、テニスなどのスポーツに参加することができます。「習い事をさせたいけれど仕事があるので送迎ができない」という、そんな忙しい親たちにとってはありがたいプログラムとなっています。ただし、日本の学童のような無料のプログラムはありません。それなりの金額を払わなくてはいけませんが、それによってサービスの質が担保されていると考えるようです。子ども自身がやりたい習い事で、とにかく個性を伸ばす日本では親がやらせたい習い事を子どもにさせるケースが多いですが、アメリカでは子ども自身がやりたい習い事をさせることがほとんどです。小さいときから自立心を尊重し、ひとりの個人として扱います。子どもの自主性を尊重し、個性を伸ばす環境をつくってあげる努力をします。親が決めて習い事をさせるという概念ではなく、子どもが自分で何がしたいのかを決めて、親がその意見に耳を傾けるのです。個性を伸ばす環境をつくってあげる文化は、見習いたいところですね。習い事は子どもの個性を伸ばすチャンス。親が勝手に決めてやらせるのでなく、まず子どもに何をやりたいのか聞いてみることから始めましょう。(フレシュラスともみ<フォークラス>)
2016年03月20日意外とバカにならない、子どもの習い事の送迎や月謝などの負担。何となくダラダラ続けるのは時間やお金の無駄というものです。子どもの習い事とスッキリ無駄なくつき合う方法について考えてみましょう。習い事を通して身につけられること音楽系の習い事なら「芸術性を養わせたい」、スポーツ系なら「体力をつけさせたい」など、直接的に身につく能力に期待して習い事を始める方は多いはず。または「その道のプロにしたい」と希望して始める場合もあるでしょう。ただし、子どもの習い事では「心の能力を伸ばす」ことにも注目したいもの。自我を抑える自制心や周囲との協調性、物事を最後までやり抜く持続力などの心の能力は、社会で生きていく上で「学力より大切」と言われています。コーチや異なる年齢の子どもなど、普段の生活だけでは深く関わりにくい年代と接する機会が多く持てる習い事や、発表会など頑張る目標が定めやすい習い事は、子どもの心を鍛えるいい機会になります。まずは「何のために習い事をするのか?」という目的を、自分や子どものなかではっきりさせましょう。そうすることで習い事との適切な距離が見えてきます。スッキリと区切りがつけられる習い事の始め方・やめ方「子どもが『やりたい!』というから始めたのに、すぐに『やめたい』と言い出して困っている」という場合は、やめさせてもよいと思います。「すぐやめさせたら飽きっぽい子どもに育つのでは?」という心配は必要ありません。子ども本人も、自分に合うかどうかは実際にやってみないとわからないのです。どんな子どもでも、本当に自分に合うものに出会えれば、それまでどれだけの習い事遍歴があったとしても関係なく、意欲的に続けられることでしょう。しかし、親としては用具など初期費用のこともありますし、できればあまり安々とやめて欲しくないですよね。これを防ぐには、習い事を始める前に考える期間を置くこと。あらかじめやめ時を決めてから始めることをおすすめします。子どもが「これやりたい!」と言ってきたら、まずはその情熱がどれほどのものか1週間~1ヶ月ほど様子を見ましょう。それでもやりたい気持ちが衰えないようなら、「とりあえず3ヶ月は続けよう」、または「検定で〇級が取れたらやめてもいい」など、やめるタイミングをあらかじめ決めてから始めるのです。そして、そのタイミングが訪れたときに改めて続けるかどうかを考え、特に続ける理由がなければスッパリとやめてしまってよいかもしれません。こうすれば、やりたくもない習い事をダラダラと続けてしまうことを防げるし、続かなかった負い目を子どもに感じさせずに済む、ポジティブなやめ方ができます。小さい頃の習い事は、無理にさせなくても大丈夫「周囲のお友だちはほとんど習い事をしているから、わが子にも何かさせないと不安」と、とりあえず習い事をさせている方は、もしそれが負担なら一度やめることを考えてみては。子ども自身がやりたいと望んでいるのならぜひ、続けさせて欲しいですが、なんとなく続けても技術は身につかないものです。「親が行けっていうからピアノを幼稚園から習い続けたけど、大人になった今では弾ける曲は何もない。もしかしてピアノを習ったことはムダだったかも…」と、ぼやく声を時折耳にします。子どもがもっと成長して小学校高学年頃になると、習い事を自ら選び、自発的に取り組めるようになります。プロを目指すなど特殊な事情がなければ、習い事を始めて技術を身につけるのは、それからでも遅くありません。小さい子どもの習い事は、子どもにとってプラスになる続け方、やめ方を意識して、上手につき合いたいですね。(あとりゆうか<フォークラス>)
2016年03月11日こんにちは。保育士でライターのyossyです。皆さんのお子さんは、いくつ習い事をしていますか?なかには平日すべてを使って、5つの習い事をしているケースもあると聞きます。「子どもの才能を見つけて開花させてあげたい」「子どもがやりたいと言ったから……」「今やっておけば、将来苦労しない」など、習い事をさせる理由はさまざまでしょう。しかし、習い事が多すぎてしまうと、子どもらしく外で遊ぶ時間が減ってしまうことも事実 です。また、親が冷静さを失い、子どもが練習で失敗するたびに怒鳴ってしまう……なんてことはありませんか?今回は、有識者の意見も参考にしながら、親として子どもの習い事とどう付き合うべきか、考えていきましょう。●習い事をしすぎると、当然自由遊びの時間が減るウィメンズパークとソニー生命の調査によれば、習い事をしている子どもはおよそ54%。習い事をしている子に限っていえば、半数以上の子どもが複数の習い事を掛け持ちしています。4つ以上の習い事をしている子も5.5%いる という状況です。確かに、子どもにとって習い事が有意義なケースは多いでしょう。しかし、習い事を掛け持ちして忙しく過ごす家庭があることに対し、なかには批判の声もあります。習い事をしているということは、通う時間はもちろん、それ以外にも家庭での練習時間や学習時間などを確保しなければいけません。予定がびっしり詰まっていて、子どもが友達と遊ぶ暇もないのは問題だといえるでしょう。自由に遊ぶことは、発想力や創造力、コミュニケーション力などの発達を促し、子どもにとって非常に大切なのです。過剰に習い事をさせることは、子どもの自由で大切な時間を奪うことにもなりかねません……。では、子どもの習い事問題に関して、有識者はどのように考えているのでしょうか。●本当にやりたいのか、何が目標なのかを定めることが大切育児教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏は、『東洋経済Online』(2015年5月6日)のなかでこう述べています。**********「やりたいのね、じゃあすぐやりましょう」というのではなく、少し考える時間を与えるのも必要かな、と思います。習い事を始めるときに、「どういう状態になったらやめるか」ということまで決めておくといいと思います。**********子どもがさまざまなことに興味津々なのは当然のこと。子どもの性格によっては、「あれもやりたい、これもやりたい」と収集がつかなくなることもあるでしょう。でも、それらを全てやったらどんな生活が待っているのか。子どもは想像せずに言っているケースが多いのではないでしょうか。お友達と遊ぶ時間が減るとは、思っていないかもしれませんね。親としては、本心から子どもがやりたいと思っているのかを見極めること 。そして、習うことによって生活がどのように変わるのかを伝えることが大切です。少し時間を置いて子どもの熱が冷めてしまうようなら、それほどの情熱はなかったのでしょう。また、はじめると決めた場合も、「○○ができるまでやろうね」といったように、目標を定めておけば、それに向かって前向きに頑張ることができますね。●「お金をかけているのに…」「あの子はできているのに…」は禁物青山学院大学教授の樋田大二郎氏は、『Benesse発2010年「子どもの教育を考える」』のインタビューのなかで、以下のように提言しています。**********子どもが「辞めたい」と言ってきたときには、どうか許してあげてください。むしろ、辞める勇気、断る勇気が育っているので将来が安心だと思うくらいがいいのではないでしょうか。保護者の方は、熱いハートと冷めた頭を持って、いろいろ迷うけれど「たかが習い事なのだ」という気持ちを忘れないでください。**********子どもは、親の気持ちを敏感に察します。「習い事を頑張ったら親が喜んでくれる」と思うと、本心ではもうやりたくないのに、その気持ちを隠して無理に続けるケースもあるのです。習い事をするのはあくまで子ども自身 。冷静さを失い、人と比較して一喜一憂したり、「お金をかけたんだから成果がほしい」と焦って子どもを叱責したりするのは、よくありませんね。親は、一歩引いたところであたたかく見守っていきたいものです。また、子どもが本心から辞めたいと言っているなら、それを受け入れる用意もしておきましょう。----------「周りがやっているから」「子どもがやりたがっているから」と、ついつい数が増えてしまいがちな習い事。でも、幼いころの自由な時間は貴重です。ぜひ、習い事を増やす際は慎重に判断しましょう。また、ときには辞める勇気を持つことも大切なのではないでしょうか。【参考リンク】・いくつ習い事をしている?費用はいくら?家計のやりくりは? | ソニー生命()●ライター/yossy(フリーライター)
2016年03月03日【パパからのご相談】小学4年生の娘がいます。本人の希望で、習い事に週に3日通っています。しかし、最近もっと増やしたいと言うようになりました。よく聞いてみると週5日習い事をしているお友達がいて、自分もたくさんやりたいと思ったとのこと。本人のやりたいことはなるべくやらせてあげたい気持ちはありますが、さすがに多すぎるのではと思います。習い事はどのぐらいを目安にしたらよいのでしょうか。●A. 週3日までを目安に考えましょう!こんにちは。現役塾講師の福嶺美優です。ご相談いただきありがとうございます。子どもの習い事は、週3日までを目安に考えることをおすすめします。塾講師をしておりますと、習い事に週にいくつも通う生徒も多く見受けられます。周りのお友達に影響を受け、「お友達がやっているから、自分もやりたい」と言うお子様もいらっしゃるのではないでしょうか。またそろそろ習い事をさせようかと検討しているけれど、「どのぐらいやらせるのが適切なのか」と考えるパパやママもいらっしゃるのでは。そこで今回は、習い事を週3日までを目安に考える理由と、習い事を始めるときの注意点を合わせてご紹介します。●習い事が多すぎると疲れ切ってしまう子どもたちは、平日は学校に朝から夕方まで通い、その後に習い事に通っています。時には土日の学校が休みの日にまで通うことも。しかし当然、学校からは毎日宿題が出され、時には習い事の宿題もこなす必要があります。そのため、あまりに習い事が多すぎてしまうと、子どもたちはときに睡眠時間まで削ることも 。隂山英男さんは著書『学力は家庭で伸びる』の中でこう述べています。**********私の経験から言っても、習い事は週3日が限度でしょう。それ以上増えると、子どもが心身共に疲れてしまいます。**********お子様の健康を考えると、習い事は多くても週3日を目安 にするといいようです。●“本当にやりたいもの”を選ばせるお子様がたくさんの習い事をしたがる場合は、本当にやりたい習い事は何かを本人に選ばせましょう。なかなかお子様本人が自分の容量を見極めるのは難しいため、多すぎる場合は親が止める必要も。隂山さんは同著の中でさらにこう述べています。**********本当に自分が好きなことをひとつ決めて、それをやりとげるほうがずっと大事だと教えてあげてください。**********あれこれ手を出して『浅く広く』習うよりも、ひとつのことを最後までやりとげること が、子どもの“やりきった”という自信になり、成長につながるのかも。----------いかがでしたか。習い事は本人が希望したからとたくさんやらせるのではなく、週3日を目安に選び、とことんまでやりとげさせる経験をさせてみてはいかがでしょうか。ぜひ参考にしてみてください。【参考文献】・『学力は家庭で伸びる』隂山英男・著●ライター/福嶺美優(現役塾講師)
2016年02月27日子どもにたくさんの経験をさせてあげたいという気持ちから、小学校に入学する前からお子さんにさまざまな習い事をさせるのが一般的になっているかもしれません。日本でも英語、ピアノ、水泳など、たくさんの習い事がありますが、世界の子どもたちはどんな習い事をしているのでしょうか?今回は、各国の子どもの習い事事情をご紹介します。韓国の子どもたちは、習い事よりお勉強!教育熱心な親御さんが多い韓国では、バレエ、ピアノといった子どもに教養をつけさせる習い事よりも学問重視という考えから、「ハグォン」と呼ばれる塾がアフタースクールの一番人気の習い事となっています。そのため、小学校に入れば学校が終わるとすぐに塾、という子も多いそう。なお、幼稚園児には、ピアノやテコンドーなども人気があるそうです。塾以外の習い事は、「子どもがやりたいと言えばやらせてみる」という方針のお母さんが多いようですね。タイではKUMONが流行中東南アジアを代表する経済大国・タイでは、子どもたちは学校が終わればのびやかに外で遊ぶイメージがありますが、都心ではやはり、学校が終わると中学、高校受験のために塾に通わせることが定着しつつあるようです。タイでは学校の先生の副業が認められているために、学校の先生をやりながら放課後は自宅で学習塾を開く先生も多いのだとか。そして、その学習塾でも手軽に始められることから人気なのが、日本に発祥の「KUMON(くもん)」です。都心ではあちらこちらに「KUMON」を教える教室があり、2010年にはタイ全国の生徒数が10万人を突破。この勢いはまだまだ続きそうです。リーズナブルに習い事ができるフランスフランスの小学校には、音楽の時間はもとより工作の時間もないため、「スポーツやアートは学校外で習い事として習うもの」という認識が強いようです。ただ、この習い事については市町村からの援助があり、誰もがリーズナブルな料金で習えるのが、フランスの素晴らしいところと言えるでしょう。音楽、絵画、テニス、海の近くであればヨットまで、ありとあらゆる習い事がありますが、意外に人気が高いのが柔道。フランスの柔道人口は日本よりも圧倒的に多く、人気の秘密はスポーツと作法を同時に学べるからだそう。国際大会やオリンピックでフランス人が柔道でメダルを獲得する理由は、ここにあったのかもしれません。そのほか、習い事としては、サッカーよりもラグビーのほうが人気が高いというのもおもしろいところですね。イタリアの一番の習い事は「友達と遊ぶこと!」学校が終わると習い事ではなくて、公園に行って友だちと遊ぶのが大切な習い事、というイタリア。フランスのように公的援助がないので、習い事が普及しないのかもしれません。それでも週末には教室に通うこともあり、女の子にはバレエなどのダンス、男の子にはサッカーがダントツ人気です! 国によって流行している習い事はさまざまなようですが、「親がやらせたいものよりも、子どもがやりたいと言うことをさせるのが一番」と考えるのは、どこの国にも共通した考え方なのかもしれませんね。(徳武加奈子)
2015年12月13日子どもになにか習い事をさせたいな…と思うものの、費用がネックとなっていることはありませんか? 習い事の相場は内容にもよりますが、1ヵ月5,000~10,000円程度のものが多く「2つは無理かな…」と感じていた私。そんな時、低料金で内容充実の身近な「習い事スポット」を見つけたのでご紹介します!区や市町村が運営するスポーツセンター子どもの習いごとを探す過程で偶然見つけたのが、地域住民の健康やスポーツの振興を目的としたスポーツセンターでした。地域によって呼び名は違いますが、ここでは体育館や筋トレが可能なトレーニング室、会議室などが併設されており、申し込みを行うことで個人での利用が可能です。「自治体のスポーツセンター」というと、運動不足な大人向けの低料金でスポーツ・運動ができる施設と思い込んでいた私ですが、実は子ども・親子向けのスポーツ教室もたくさん開催されていたのです。赤ちゃん向け、幼児向け、小学生向けとバラエティに富んだ教室私の住んでいる地域にあるスポーツセンターには、赤ちゃん向けに英語で行うリトミック、幼児向けにはキッズサッカーやバレエ、小学生向けには空手やヒップホップダンスなど、さまざまな教室が開催されています。週に1度、全10~15回のものが多く、費用は総額5,000~10,000円程度と一般的な相場よりかなり低めです。教室はワンシーズンでいったん終了、新たに定員を募集するシステムなので、継続することも辞めることも気軽にできるところが魅力です。「楽しく」がモットーの雰囲気は子供もなじみやすいわが家では、幼稚園年長の息子をスポーツセンターのキッズサッカー教室に通わせています。ほかのサッカークラブを体験した時は、「厳しい雰囲気が子どもに合わないかな?」と感じたこともありましたが、センターの教室は「みんなで楽しく、サッカーを好きになる」という、おおらかな雰囲気で子どもの性格に合い、とても楽しく通うことができています。ちなみにこうした施設は公に宣伝しないので、見つけるのに苦労することも…。そんなときにはママ友の口コミに頼ってみたり、自分が住んでいる区や市のホームページで調べてみたりしましょう。意外な「習い事スポット」が見つかるかもしれません!
2015年09月18日株式会社キッズスターが、 2015年3月に発表した調査 によると、子どもに習い事をさせている家庭は約3割だそうです。皆さんも、すでに習い事をさせたり、見学に行ったりしているのではないでしょうか。習い事をやるからには、親としては「続けて欲しい」「身につけて欲しい」と願うもの。しかし、そういう思いだからこそ、悩みのタネも尽きないようです。そこで今回は、子どもの習い事に関する親の悩みの上位を紹介しつつ、そうした悩みに親としてどのように対応していくのがよいのかについてまとめました。子どもの習い事に関する親の悩み(1) 今の習い事がわが子に本当に向いているか否かがわからないもっとも多い悩みは「習い事をやらせてみたものの、それが子どもに向いているのかどうかわからない」というもの。たしかに悩みますね。しかし、そもそも、未就学児の子どもは白黒はっきりする世界に生きていません。「好き」「嫌い」の基準があいまいだったり、本人もよくわかっていなかったりする場合がほとんどです。ですから日によって楽しかったり、嫌だったり気分で左右されることも少なくありません。1年やそこらで向き不向き、好き嫌いを判断するのは正直難しいものです。重要なのは、子ども自身がその習い事を「楽しんでやっているか」ということです。特に未就学児の子どもにとっては、習い事も遊びの一部。そこに境界線はありません。大前提として、嫌がらずに通っていれば問題ないでしょう。「楽しい」という気持ちが、時間の経過と共にだんだんと「面白くなる」→「もっとうまくなりたい」→「続ける」につながっていくのです。子どもの習い事に関する親の悩み(2) 本人が「辞めたがっている」先ほども言ったように子ども、特に未就学児の気持ちは日によって変わりますから、「辞めたい」という言葉をどこまで信用していいのか難しいところではあります。また、習い事の中には少なからず、パパやママが子どもにやらせたいと思っているものが入っているはずで、そうしたやらせたい習い事を子どもが「辞めたい」と言いだしたら、なんとか続けなさい!と言いたくなることもあるでしょう。そのため、子どもが習い事を「辞めたい」と言ってもすぐに決断せず、少し様子を見たり、可能であればお休みして少し期間をおいてまた通ってみたり…といった時間が必要かもしれません。無理強いすると、その習い事を本当に嫌いになってしまうこともあるので、少し距離をおいてみましょう。事実、ある程度の年齢(小学生くらい)になると、楽しむようになったり、向上心が生まれてのめり込んだり、ということも、しばしばあるようです。そこから、本当に辞めるかどうかを判断しても遅くないでしょう。子どもの習い事に関する親の悩み(3) とにかく何でもやりたがる「〇〇も習いたい」「●●も習いたい」と何種類もの習い事をやりたがる子どももいます。親としては正直、全部は無理!と思ってしまいますが、まずはそれだけ興味、関心を持ったことを褒めてあげてください。もし、お金と時間に余裕があるご家庭は、子どもが「やりたい」と言った習い事を、一度全部やらせてみるのもひとつの手でしょう。とりあえずやってみれば、子どもも「全部は無理だな」とわかるかもしれませんし、逆に「全部やっていきたい」となるかもしれません。それは、やってみないとわからないことです。とは言え、もちろん「子どもがやりたいと言う習い事を全部やらせるなんて、とても無理」というご家庭も多いはず。その場合は、「どの習い事をやるか」ということを、子どもも交えて話し合ってみてください。子どものやる気を削がないよう注意しながら、優先順位をつけて、納得して選んでいきましょう。親として習い事を決める基準を持とうそもそも大切なのは、「子どもに習い事をさせるかどうか」を決める時点で、ママやパパが「習い事を通じてどんなことを目標にするか」「どんな子どもになって欲しいか?」をきちんと話し合っておくことです。周りがやっているからうちも…といった理由ではなく、きちんと子どもと向き合って、「わが家の習い事のルール」を決めておくこと、それが習い事を続けるために一番大切な軸になるのではないでしょうか。(ライター:遠藤光恵)
2015年08月31日よくお母さまたちから「どんな習い事をすればよいか」という質問をされます。実はこれ、子どもの年齢によっては正直困ってしまう質問だったりします。ワーキングマザーを母親に持つ子どもは、愛着を何よりも求めています。そのため、土日は習い事を入れるのではなく、その時間めいっぱい一緒に遊んでほしいと思うからです。しかし一方で、お母さんたちも数十分・数時間、自分の時間を求めているのだろうなと感じます。子ども・お母さん、それぞれの視点に立つと真逆の答えが出てしまいます。そこで今回は、親子の時間を作りながら生活習慣を正すことが、習い事に変わるほどのメリットがあるということをお伝えしたいと思います。そもそも生活習慣ってなんだろう育児をはじめてから、よく「生活習慣」という単語を耳にしませんか? ざっくばらんに「生活習慣を大切に!」なんて言われても、少し曖昧で実際に何をどうするのかが提示されていません。では、具体的に生活習慣は何かというと、下記の項目があげられます。・起床、睡眠時間(俗に言われる「生活のリズム」)・洋服の着脱・排泄リズム・食事(食べ方、食べる量、食事にかかる時間など)・整理整頓(おもちゃのお片づけ、洋服のお片づけ)この生活習慣を身につけることで、習い事に負けないほど子どもの能力が伸びることを皆さんに知っていただきたいのです。生活習慣は全てに通じている例えば、さきほど紹介した生活習慣のなかでも整理整頓はいろいろなところにつながっています。■おもちゃの片付けおもちゃのお片づけは知育でいう「仲間集め」です。「お片づけして!」なんて一言で終わらせるなんてもったいない! 同じ種類・色・形を見分け、ひとつの場所に集めるということ。そのため、「黄色いブロックからお片づけしようか」や「これと同じ形のブロックからお片づけしよう」など、条件をつけることによりゲーム感覚でお片づけを楽しむことができます。これは楽しいだけでなく、かたちを理解する力・判断力、そして理解力を使います。「よーしママも負けないぞ」なんて一声で親子の楽しい時間に切り替わります。■洋服の片付け洋服の片付けは実は奥が深いもの。「なぜ、洋服を片付けなければいけないのか」という基本中の基本から教えてあげることが大切です。朝起きたときに子どもの目の前で「ママ、上手にたためるんだ~」なんて言いながら、脱いだパジャマを綺麗にたたんであげましょう。キラキラした目で食い入るようにみるはずです(寝起きが悪い子は少し落ち着いてからやってあげましょう)。綺麗にたたんだものはしまわず、寝室など目の届くところに置いておきます。ここまでがいわゆる導入です。時間をすすめます、夜お風呂に入るときにまた服を脱ぎます。そのときも「みてみて~、ママ綺麗にたためるんだ~」と言ってたたむ姿を見せてあげます、こうすることで朝のパジャマの存在を思い出します。お風呂に入ってパジャマを着るとき、いつもよりオーバーリアクションで「朝ママが綺麗にたたんだんだよね!」と言ってたたまれたパジャマを見せてあげましょう。そして「綺麗にたたんであると着るときラクチンだね」と決め台詞を輝く笑顔で投げかけます。すると、子どもの頭のなかで一つのサイクルが出来上がります。脱ぐ→たたむ→着る→ラクチン→ママの笑顔→脱ぐ→たたむ→着る…。ここまでできたらもうこっちのもの。「明日一緒にやってみる?」と輝く笑顔で聞いてあげてください。たたみ方を教えるコツは4つ・まずは半分に畳むことから始める・はじとはじを合わせられるようにする・ぐしゃぐしゃになりそうだったら気づかれない程度に手をだす・オーバーリアクションで褒めるまずは後ろから手をとって半分に畳むことから。ズボンが一番良い導入になると思います。「こことここ、はじっことはじっこをくっつける。はんぶんこ~」なんて声をかけてあげると良いと思います。ちなみにこの洋服を畳むという行為は「折り紙」に繋がるのです。指先の運動を繰り返すことで頭はどんどん回転し、折り紙は子どもの創造性を高めます。一枚の紙からいろいろなものができあがる喜びと達成感は大きなものです。生活習慣を見直しながら、親子の時間を過ごせるなんて一石二鳥。お子さんとの毎日の暮らしを楽しんでくださいね!
2015年08月02日こんにちは!きゆひろがペナンで出来る新しい習い事をご紹介したいと思います。mon-cher ポーセラーツサロン日本人インストラクターによる、ポーセラーツ体験しました。「ポーセラーツ」とは、何かというと、ポーセリン(磁器)とアート(芸術)を合わせた造語だとか。白い磁器をキャンバス見立てて作品を作ります。磁器に絵付をするとなると、やっぱり絵心が必要だったり・・・。でも、特殊な転写紙を使うと誰でも簡単にマイセン風のテーブルウエアを作ることができるのです!キュートな模様からオリエンタルな模様まで転写紙のデザインも豊富!写真以外にもたくさんのデザインがあり、好きなものをチョイスします。あとは、真っ白なカップやプレートに貼りつけるだけ!私が選んだのは、華やかな色味が印象的な花柄の模様。イニシャルもバッチリ入れて、あとは焼成をして頂き、約1週間弱で完成します!自分のオリジナルマグカップが完成!完成品は、こちら!内側にも好きな位置に転写紙を貼りつける事も出来ますよ。どうですか?こんな素敵なテーブルウエアに囲まれて、おしゃれなティータイムを過ごすのも夢じゃない!また、白磁であればシャンプーボトルなどもオリジナルでデザインできますよ!mon-cher ポーセラーツサロン in Malaysia、オープン記念として特別レッスンを実施中です!小さな子供さんと親子で体験できる「親子ペアマグ&プレート作り」のイベントも予定しているそうです。また、カフェなどでランチ付きのワークショップも行っていますので1Day体験をしてみてはいかがですか?個人レッスンは、タンジュンブンガエリアにて行われていて、インストラクターは日本人ミヤさんです。クアラルンプールでも特別レッスンを実施することがあるとのことですのでブログやFacebookを小まめにチェックするのをお勧めします!
2015年02月21日かわいい子供には、好きなことをトコトンやらせてあげたいと望むママは多いことでしょう。よそのご家庭がどれだけ習い事にお金をかけているのかも気になるところです。そこで、各家庭では習い事にひと月あたりどれくらいの金額をかけているのか、調査結果をみていくとともに、習い事費を節約できるお得な方法についても紹介していきます。■子供の習い事にかける月平均額は?ベネッセ教育総合研究所「学校外教育活動に関する調査2013」によると、習い事にかける月平均額は15,000円との結果でした。幼児6,950円、小学生17,050円、中学生23,700円、高校生18,300円と、年齢が上がるにつれ上昇していき、中学生でピークを迎えます。きょうだいのいる子より一人っ子のほうが、たくさん習い事をしているイメージがありますが、子どもの人数による平均額の大きな差は見られませんでした。ただし、世帯年収には比例して平均額が上がっています。実際のモデルケースで試算してみましょう。<幼稚園年長の女の子の場合>ピアノ7,000円プール8,000円――――――――――――計15,000円<小学1年生 男の子の場合>サッカー1,500円通信講座5,000円――――――――――――計6,500円<小学3年生 女の子の場合>ピアノ7,000円プール8,000円通信講座5,000円――――――――――――計20,000円■やりたいことをやらせて、習い事の費用を節約できる方法3つ習い事の費用はをかければかけるだけ、上達するわけでもありませんし、受講料の高い塾に通ったからといって必ず成果が出るわけでもありません。子どもとちゃんと向き合っていなければ、支払ったお金がただの浪費になってしまう可能性だって高いでしょう。最初に親が自覚しなければいけないのは、「子どもに成果を求めすぎてはいけない」という点です。習い事にお金をかける行為は、親の自己満足が大きく占めているケースも多いのです。子どものやりたいことをやらせながら習い事の費用を節約するには、以下の3つの方法を試してみるとよいでしょう。1.子供の本音を聞く元々は子どもがやりたいと言って始めた習い事だったとしても、現在も情熱や興味が続いているとは限りません。家での過ごし方を観察したり、さりげなく話を聞いたりすることで、これからも続けていくべきかどうかを見極めましょう。いきなり辞めるのではなく、先生や通う教室を変えて、様子を見るのもいいかもしれません。2.ITを活用する今やITの進化で、学ぼうと思えば何でもインターネットで学べる時代です。ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学など世界中の有名校の講義が無料で視聴できるサイトや、誰でも無料で受験勉強対策ができるサイトもあります。また、オンラインで、英語圏であるフィリピン在住の講師に月2,800円で英語を学べるというサービス「 エキサイトスカイプ英会話 for キッズ 」などもあります。これからは、経済や地域による学びの格差が、加速度的に減少していくと予測されます。3.地域の支援団体を探してみる「NPO法人キッズドア」など、経済的理由などで学ぶ機会を失っている子どもたちの学習支援を行っている団体があります。お住まいの近くに支援団体や社会起業家がいないか、市区町村の窓口に相談してみてください。今やりたいことのための習い事費と将来の夢のための教育資金、どちらかに大きく偏ることなくバランスを取っていきたいですね。家族で話し合える場を持ちましょう。参考リンク ベネッセ教育総合研究所 edX manavee エキサイトスカイプ英会話 for キッズ NPO法人キッズドア
2014年09月12日子供が2~3歳になると、習い事を始めようと考える人も多いのではないでしょうか。中には、すでに始めているという人もいるかもしれません。昔と違い、いまは習い事にもさまざまなバリエーションがあります。さらに、関連する情報も多いため、選択肢の幅が広がり過ぎて、逆にわからなくなることもあるでしょう。そこで、今回は親子カフェの保育士スタッフとして働いた経験があり、ハワイアンリトミックやベビーマッサージ、ボディージュエリー、リンパドレナージュの資格をとって、イベントで出張講師をしたりしているmimiさんに、子どもが習い事をする意味と、親が気をつけておくべきポイントについて聞いてみました。mimiさんによると、習い事によって子供には、成長に必要な4つの力が育まれるそうです。■習い事によって育まれる、子供にとって必要な4つの力 と親が気をつけるポイント1.子供の持つ「潜在的な能力」が引き出される最近のお教室はそれぞれ魅力的な特性があり、子供の持つ可能性を引き出す工夫をしています。ただ、入園など環境の変化が大きい時に新しい習い事をスタートしたり、まだ体力が充分でない時期に毎日のように習いごとをしたりすることは、かえってストレスとなってしまい本末転倒です。まずは親子の時間や落ち着ける生活習慣をベースにすることが一番。なるべく小さいうちからと、へんに焦らず、子供のペースを見て始めるようにしましょう。2.「個性や自己肯定感」が育つ最初のうちは、習い事に苦手意識を持たないよう、なるべくお子さんの興味のある習い事をさせるとよいでしょう。親の心情としては、昔あこがれていたことや楽しかった習い事を子供にさせてあげたいと考えがちですが、親と子どもは別人格です。好きなことや得意なことが違うかもしれません。まずは子供の意志を優先しましょう。小さい頃から親が子供の意志や個性を尊重することは、子供にとって安心感につながります。自分の好きなこと・得意なことが上達したり、身内以外の人に対して表現したりすることは大きな自信にもつながり、自己肯定感が育ってきます。3.「コミュニケーション力」が育つ子どもにとって、習い事の場は今までの家や幼稚園、保育園などとは別の「コミュニティ」です。当初は緊張したとしても案外あっという間になじむもの。新しい居場所ができることは、コミュニケーション力の向上にもつながります。それに、いろいろな居場所を持つことは視野を広げるきっかけにもなりますし、学校などでちょっといやな事があった時の癒しの場になるかもしれません。もし、この先進学して環境が変わっても、そこでのお友達や先生とはずっとお付き合いが続くこともあります。だからこそ、最初の教室選びの時には仲良しの友達が習っているからということだけではなく、お子さまとその教室の相性を見極めることも大切です。無料体験や見学が可能なら積極的に活用し、数ヵ所を見比べてみましょう。4.「自立心」が育つ小さいうちは親子で参加できる習い事も多くあります。一緒にいるとついつい口や手を出したくなりますがそこはグッとこらえてください。マイペースな子もいれば、親がいると甘えてしまう子もいます。傍で見ていると注意力散漫に見えることもあるかもしれませんが、そこで焦らず「最初のうちはそんなもの。成長にしたがってその個性が活きる」くらいの気持ちで構えておきましょう。工作やお習字、絵などの作品やレッスンの様子にダメだしするのも考え物です。親としてはひとこと言いたくても、まずは「今日はどうだった?」と声がけをして、それに対する返答に子ども自身の満足感あるいは向上心があれば、それを尊重しましょう。持ち物の準備や、製作したものの管理なども親がしてあげるだけではなく、だんだん子供に任せていくことで、自立心を育てることにもつながります。これも習い事の副次的効果といえるでしょう。■まとめ幼少時の習い事にあせりや親のエゴは禁物。客観的な視点を忘れず、人間的な成長につながる力を伸ばしてあげましょう!
2014年08月26日世の中には様々な習い事がありますが、様々な男性に、過去に付き合った女性がやっていた習い事を聞いた結果、モテる女性は主に5つの習い事に集中していることがわかりました。そこで、今回はその5つを解説付きでご紹介したいと思います。■1.料理「彼女も今通っているらしいんですけど、料理教室に通っているというだけで、女性らしいなと思います。もし今あまり上手くないとしても、将来のために頑張っているのかなと思うと、可愛いなと思います。」(22歳/学生)やはりいつの時代でも、男性は料理上手な女性を求めているようです。食事は日々欠かせないものなので、美味しいものを作れるというポイントが高いですね。■2.ゴルフ「前の彼女はゴルフスクールで知り合いました。生徒の中にはおじさんも結構いるんですけど、そういう人たちともうまくコミュニケーションをとっている彼女を見て、優しい子だなと思ったのを覚えています。」(28歳/商社)最近では、アウトドア合コンや登山合コンなど、出会いの場もカラダを動かす場が増えてきています。その中でもゴルフは、年代問わず楽しむことができ、まだまだ男性が多いので、出会いのチャンスとしては大きいようです。■3.スポーツクラブ・ヨガ「今までの彼女は、スポーツジムとかヨガに通っていた子が多い気がします。カラダを大切に考え、体型を気にしているというのもポイントが高いし、ヨガに通っている子は他の子に比べても美意識が高い気がします。」(25歳/金融)自分を大切にしている、自分のカラダに気を使っている、時間的な余裕を持っていると言ったポイントは高いようです。スポーツクラブはゴルフと同様に、男性が多い環境なので、その中に身を置くことで人目を意識する習慣やモテる要素が身に付くようです。■4.フラワーアレンジメント・生け花「今一緒に暮らしている彼女は生け花を習っているみたいですが、いつも部屋に旬な花を飾ってくれていて、部屋が華やかになっています。俺、全然花に詳しくないので、自分にできないことをできる人って尊敬します。」(26歳/広告)"花"は生活をするのに必需品ではないですが、あれば生活が華やぐもの。必需品ではない花を愛でる心を持っている余裕や教養がポイントが高いようです。また、男性にとって花は縁遠いものなので、自分の知らない分野に詳しいという点も魅力の一つのようです。■5.ペン字・習字「字がキレイな女性は、それだけで素敵です。字がキレイというだけで、頭がイイのかなとか、教養が高いのかなと思うこともあるので、そういう字が書ける人はイイですね。」(27歳/出版)PCが当たり前になっている現代では、以前に比べて文字を書く機会は減りましたが、だからこそ手紙を書くという行為が見直され、有り難みを持たれることも多くあります。そんな時に、キレイな文字が書ける女性は、それだけで印象が上がるんですね。■おわりに健康を意識したものであったり、インテリアとして活かされる花であったり、将来的に役立ちそうなものが多いように思います。スポーツクラブやゴルフなどは出会いにもつながるので、出会いを探している方にもオススメです。(栢原陽子/ハウコレ)
2014年07月31日ベビーマッサージやベビーサイン、リトミックなど今や0歳から習い事ができる時代。本格的な習い事は、いつから? 何がよいの? と疑問に思うママたちも少なくありません。一般的には、小学校に上がる前、幼稚園に通い始めた3~4歳からはじめるケースが多いようです。 『失敗しないための子どもの習い事選び! ポイントは?』 の続編として、今回は具体的な習い事の種類に着目してみましょう。■幼児期の習い事ランキング1位は?・習い事ランキング1位は「水泳」『ママ400人に聞いた!習っているランキング』(株式会社リクルートライフスタイル 「ケイコとマナブ.net」調べ)によると、「水泳」が圧倒的な人気を誇っています。水泳は、水圧が胸にかかるため心肺機能を強くする、冷たい水が皮膚や免疫力を強くして風邪ひきにくい丈夫な体をつくるなど身体面によい影響を及ぼすこと、小学校入れば必ずプールがあるのでそれまでにある程度泳げるように! という理由が多く考えられます。・習い事ランキング2位は「ピアノ」続いて、「ピアノ」。小さいうちから音楽に触れさせ、音感をつけさせたい! 手先を器用にさせたい! 楽器の1つぐらいできるようにさせたい! という親の願望が大きく反映されていますが、この時期急激に発達する聴感覚によい刺激を与えることや両手を細かく動かすことや少し前の音を保ちながら先の音も読んだりするので独創性や創造性が養われる、という専門家もいます。・習い事ランキング3位は「英会話・英語」3位は、「英会話・英語」と続きます。将来必ず必要になるので言葉をたくさん覚える小さいうちから自然に身に着けさせたい。受験や学校英語でなく、話せる英語を身に着けさせたい。という親の思いが大きく、『親が習わせたい!』ランキングでは、1位という結果に。最近では、小学校高学年になると英語の授業を取り入れている学校も多くなってきて、中には小学校中学年からというところも増えてきているようです。■どんな習い事でも、大切にしたいポイント!習い事をはじめたきっかけをママたちに聞いてみると、「周りのお友達がやっているから」という意見も案外多くあります。先ずは、体験に行って自分のお子さんが楽しく通うことができそうか? という部分をジャッジして欲しいものです。そして、他のお子さんと比べないこと。最初から最後まできちんと楽しんで参加しているお子さんもいますが、そうでないお子さんの方が多い年齢。1時間という時間の中で、5分でも楽しく参加しているところがあればよしとしよう! という余裕持った気持ちで見守ることが大切です。決して、ママが熱くなって厳しく注意したり、叱ったりすることはお子さんの意欲を削いでしまいかえって逆効果。お子さんにとって「楽しい!」と思える経験をどんどん増やしていく、サポートをしてあげてください。「幼稚園時代に培われた性格は大人になっても基本は変わらない」ということを提唱する専門家や先生がいます。この時期に習い事を通して、目標を達成する喜びを遊びながら、楽しみながら体験していくことこそ人格形成によい影響を及ぼすのではないでしょうか?
2014年07月24日ベビーマッサージやベビーサイン、リトミックなど、0歳から始められる習い事もたくさんあります。3歳頃からは、人気のスイミングや英語、ピアノを始め、サッカーやリトミックなど、たくさんの習い事が名を連ねます。最近の習い事事情を見ると1人のお子さんが掛け持ちでいくつもの習い事をするというケースが年々増加。ママの「才能を開花させたい」「いろんなことにチャレンジさせたい」という思いの反面で、大切なことを見失っている傾向もあります。■1番大切なことは? ママの気持ちが主体になってない?習い事をしている子どもを見ていると、ママの意志でどんな習い事をさせるのかを決めているケースが多いようです。また、周りからの影響も大きく、「●●ちゃんがやっているからうちも…」という感覚になってしまっている部分もあります。そのため、子どもが何をやりたいかよりも、ママやパパ、またはおじいちゃんやおばあちゃんがやらせたいことをさせている傾向もあります。習い事を始める上で1番大切なのは、子どもの性格や性質に合っているかどうか。向き不向きを軸にして決めることを重要視しておきましょう。「その道のプロにさせたい」という強い思いがないのなら、子どもに習い事を通して得られる楽しさや達成感を味わってもらうことを大事にすることが重要です。習い事を長く続ける秘訣は、ママも子どもと一緒に楽しんだり取り組むことだそうです。先生にまかせっきりではなく、共有することで子どものやる気を引き出し、自信を付けてあげることができますよ。ママの一言は子どもにとって大きな原動力となります。「なんでちゃんとやらないの!」「●●ちゃんはできているのに、なんであなたはできないの?」という言葉では、劣等感を覚えたり、習い事=怒られるという認識になったりします。まずは子どもに「習い事は楽しい!」というイメージを与えるためにも、「今日はこんなことをして楽しんでいたね」と魔法の言葉で褒めてあげましょう!■習い事を決める前に知っておきたいことまず習い事を始めるときに見学に行くこともありますが、そのときにはできるだけママ友と体験に行くのは控えたほうが良いようです。余計な意見を聞いて冷静な判断が出来なくなったり、雰囲気や意見に流されてしまい、本当はさせたくないと感じた習い事でもスタートさせてしまうというケースも少なくないとのこと。子どもに合いそうな習い事をピックアップして、その中から自宅との距離や、掛け持ちをするなら子どもの精神面、家計への負担はないかなどを考慮してみてください。これらをベースにして考えた上で、体験で子どもの様子を見て判断すると、子どもに合った、楽しく続けられる習い事を始められますよ。実際に習い事の講師からは「最近は3~4歳の子どもに対する親の要求が多すぎる」という意見もあり、望むハードルが高すぎてしまい、子どもが楽しめる余裕がないように感じているようです。子どもに負担をかける習い事では意味がないので、親や祖父母の考え方も少し整理しておく必要がありそう。また、同じ習い事でも子どもによって「始める時期」が違うということも知っておいてほしいポイント。能力や性質、性格を見極めた上で、楽しませてあげられる環境を用意してあげましょう!
2014年07月04日小さい頃から「習い事」をさせて、子供の可能性を引き出してあげたいと思う親は多いもの。健康な体作りのためにスイミング、感性を磨かせるために音楽教室など、親の想いも様々だ。今回は、子供の習い事が家計に与える影響について、ファイナンシャル・プランナーの中島啓子さんに解説していただく。○習い事の費用、高校までの累計は……習い事は、お友達が習い始めたなどの理由で子供から「習いたい」と言い出し、始めるケースも少なくありません。そして、どうせ始めるのであれば、親としては「長く続けて欲しい」と思うのは当然のことでしょう。次に、習い事に関するデータを見ていきましょう。文部科学省「平成24年度子どもの学習費調査」によると、学校外活動費のうち習い事にかかる「その他の学校外活動費」は、幼稚園の公立で平均5万2,947円・私立で8万2,229円、小学校では公立で12万1,157円・私立で25万8,167円となっています。上記は塾などの「補助学習費」は含まれていません。公立では小学校6年生から、私立では小学校4年生から、この補助学習費の割合が習い事の費用を上回るようになります。この調査結果で小学校から高校までの習い事にかかる費用の平均を累積すると、公立でおよそ120万・私立では230万円程になります。さらに補助学習費を加えると、公立で280万円・私立では540万円近くになるのです。「月に5000円くらいなら」とスタートさせた習い事も、将来的には前述のような額になるのです。あくまでも、この額は子供1人に対する費用であり、他に「学校教育費」「学校給食費」などが必要になることは言うまでもありません。お金を理由に子供ものやりたいことをあきらめさせたくないと思うのが親心です。子供が習い事を続けられるかどうかを心配するより、教育費が将来の家計を圧迫しないかどうか、試算してみてはいかがでしょうか。写真は本文と関係ありません。
2014年03月29日Amazon.co.jp(以下Amazon)は、「Amazon大人の習い事アイテムストア」を1月8日にオープンした。○学習に役立つ様々なグッズも販売同ストアでは、数々の技術の習得やスキルアップ、資格取得を目指す人のためのアイテムを「語学・スキルアップ系」「アート系」「スポーツ系」「生活教養系」「ユニーク系」と5つのカテゴリーに分けて取りそろえた。ジャンルは、外国語、パソコン、ビジネス系資格、カメラ、音楽、和文化、絵画、ネイル、ヨガ、野外スポーツ、フィットネスジム、ダイビング、ダンス、クッキング、製菓、ペン字、園芸、手芸、アロマ、落語の20種。多忙な人でもすぐに習い事に必要なものをそろえられるよう、迅速に配送を行う。通常配送料は無料(※)。また、学習教材だけではなく、学習に役立つ様々なグッズも販売する。例えば「外国語」の場合、CDやDVDといった学習教材とともに、浴室でも使える防水スピーカーや防水タブレットケースなども用意。生活の様々なシーンで便利に使えるアイテムを紹介している。特集記事では、注目の習い事についても紹介。第一弾は「カメラ」を特集し、カメラを趣味とする女性のインタビュー記事を掲載している。そのほか、習い事に関して自由に情報交換できる「クチコミ」機能も利用することができる。サイトオープンを記念して、「Nikon一眼レフカメラと本のまとめ買いで500円OFF!」キャンペーンを1月31日(23時59分まで)まで実施している。対象期間中に、対象のNikonの一眼レフとNikonの「カメラ・ビデオ」の書籍を同時に購入すると、500円OFFになる。キャンペーン詳細はAmazonで案内している。※Amazon.co.jpが国内に発送する商品の場合、「通常配送」及び「コンビニ受取」の配送料は無料。Amazonマーケットプレイスの出品者が発送する商品の場合や国外に配送する場合は、別途配送料が必要。
2014年01月09日お子さまの将来を考えて、習い事や幼児教育、塾への加入を検討されているパパ、ママによく聞かれるのが「教育費の目安」。現状の家計では問題なく払っていけるけれど、5年後、10年後の生活は大丈夫なのか、長期的な視点でアドバイスをしてほしいというものです。相談現場では各家庭の状況に応じたキャッシュフローを作って確認するのですが、「ざっくりと、いますぐ知りたい!」という人のために要点をまとめてみました。習い事等をスタートする前に、親として押さえておきたいお金のチェックポイントです。家計に占める教育費は15%以下にする日々の相談現場等をもとに私が独自に検証したところ、家計のやりくりに無理がなく、コンスタントに貯蓄を続けられている家計支出は下記の表1の通りです。年収500万円であれば教育費を75万円までかけてよいというのは、金額が高すぎるのではないかと思う人もいるかもしれませんね。子どもが生まれたばかりの家庭だとピンとこないかもしれませんが、教育費には大きな波(家計への負担が重くなる時期)と小さな波(そうでもない時期)があります。小さな波の時期(0歳~幼稚園に通うまでと、小学1~4年生くらいまで)にビッグウェイブに備えて基礎体力(資産)を蓄えておき、大きな波がやってきたときにそれまでの備えと知恵で華麗に乗り切る。それができるかどうかが、将来のゆとりにかかっています。幼稚園時代をいかに乗り切るかが鍵第一の波は「幼稚園」に通うタイミングです。幼稚園には公立と私立がありますが、公立幼稚園がほとんどない地域も少なくありません。多くのご家庭では、幼児1人あたり月額3万円程度の負担を強いられることが多いようです(表2)。(単位:円)資料:文部科学省「平成22年度 子どもの学習費調査」より執筆者作成資料:文部科学省「平成23年度私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額の調査結果について」、国立学校の標準授業料(平成25年度)、日本政策金融公庫「平成24年度教育費負担の実態調査」(仕送りの平均値使用)より執筆者作成この時期に「仲良しの●●ちゃんが通っているから、同じ教室に…」等と安易に習い事を増やしてしまってはいけません。幼児のうちに才能を伸ばしたい親心はわかりますが、子どもの習い事は一度やり始めると経済的な理由ではやめにくくなります。また、2人目、3人目のお子さまを予定されている場合は、その子どもたちも同じ習い事を始める可能性が高くなることも覚悟する必要があるでしょう。対策は大きく2つじゃあ、どうしたらいいの?というところですが、家計に占める教育費負担を軽減する方法は大きく2つあります。1つは、収入を上げる方法です。幼稚園ではなく保育園に預けて、ママが働く(または働く時間を延ばす)ことで世帯年収を上げ、家計に占める教育費割合を抑えます。実例を紹介しましょう。神奈川県横浜市在住のAさん一家(年収500万円※前年度に納めた所得税額11万7,500円)は4人家族。パパ35歳、ママ32歳、長男5歳、次男3歳です。専業主婦だったママが年収100万円程度のパートを開始して、2人の子どもを保育園に預けた場合の収支の変化は次の通りです(保育園は平成25年度の保育料を、幼稚園はAさんが実際に通っていた幼稚園の保育料を記載しています)。家計収入:(Before)年収500万円(パパ500万円+ママ0円)→(After)年収600万円(パパ500万円+ママ100万円)学校教育費:(Before) 長男月2万4,000円+次男月2万9,000円=月5万3,000円→(After)長男月2万6,800円+次男月9,400円=月3万6,200円世帯年収が100万円アップするので、教育費のボーダーラインが年75万円から90万円に増えます。一方、学校教育費は年63万6,000円から43万4,400円に下がるので、1人あたり月1万9,400円の習い事に通っても、年収の15%以下の範囲で収まるようになりました。喜んだAさんは、夫婦の希望であったアクティブイングリッシュを学べる教室に子どもたちを週2日通わせることができるようになりました。積立も年収の10%以上のペースで続けられています。保育園は居住地域、子どもの年齢、世帯が納めた前年度の所得税、預かり時間(延長保育の有無)、その保育園に通っている子どもの人数等によって料金が異なります。一方、幼稚園は学校と子どもの年齢、スクールバス利用の有無等によって料金が変わります。ママの年収を100万円以下にすれば、世帯が納める住民税・所得税、社会保険料は変わりません。ママが働くことで外食や衣服費等の出費が少し増えましたが、それを上回る余裕を生み出すことができました。もう1つの方法は「お金をかけずに子どもの能力を伸ばす工夫をする」。習い事は小学生になってから、と決めてしまうのです。お金がかかる幼稚園時代は第三者の指導ではなく、親主導で本人の能力を伸ばしていくことになります。絵本の読み聞かせやお買い物ごっこ等の遊びを通じて、さまざまな情緒を育てることができます。テレビやラジオの子ども英会話を親子で聞くのもいいですね。ママも英語が上達して一石二鳥です。私のお客さまの中には、インターネットで幼児向けのプリントを無料ダウンロードしたり、通信教育の会社から送られてくる無料DMを使ったりして勉強ごっこをしているご家庭もありました。教育費を年収の15%以下に抑えると決めると、さまざまな工夫が生まれます。収入を増やす道もお金をかけずに子育てをする道も、いずれも尊い行為です。あなたの教育方針にあった方法で第一の波を乗り切ってください。そして、公立校に通っている期間にしっかりと教育資金を貯めましょう。10歳までにどれだけ貯蓄を増やすことができるかが、将来のゆとりの1つのバロメーターになります。私立受験を検討しているときは表2でわかるように、小・中・高校・大学の学校教育費は公立と私立で大きな格差があります。小学校から私立に入れたい場合は、表2の年間学習費総額(学校教育費+給食費+学校外教育費)が子育て期間中ずっと年収の15%以下になっているかがポイントになります。その際、塾の費用も織り込むことと、子どもが複数いる場合はいずれも私立に行くと仮定して確認することが重要です。第二子、第三子は、第一子が歩む道を歩もうとする傾向が高いからです。学費がかかるすべての期間を通じて年収の15%以下に収まっていて、貯蓄もできていれば、受験に挑める家計状況といえます。キビシイ場合は中学受験に照準を変え、中学、高校、大学時の貯蓄取り崩し部分を10歳までに貯めるマネープランをつくる、または将来の教育費負担に備えて年収アップの道を探る取り組みを行っていきましょう。教育費を理由に子どもに進路を選択させてみよう余談ですが、友人B子の長女で、私立中学に通うか、幼い頃から続けてきたバイオリンをとるかの二択を迫られたCちゃんがいました。Cちゃんは悩んだ末「バイオリン」と答え、年1回の海外演奏旅行に出かけるために、費用の安価な通信教育中心に受験を乗り切り、有名公立進学校に入学しました。大学入試も一発で決め、いまや素敵な女子大生です。小学校の高学年位になると、適切な情報を与えさえすれば、彼女のように将来を左右する決断ができるようになります。「わが家で負担できる教育費はここまで」とはっきり打ち出すことによって、子ども自身が工夫して生活するようになります。そういった経験なしに親に言われるがままに奨学金を借り、社会人になって返済の通知が届いて事の重大さに気付く人が後を絶ちません。結婚・出産を経てなお奨学金の返済を続けるのは、想像以上にたいへんなことです。夫婦で奨学金を借りていた友人は、貯金がなかなかできないと嘆いていました。教育費のボーダーラインを設け、習い事や塾の費用を親子で話し合うことは、将来のゆとりの面からも、子どもの金銭感覚を育てる意味でも価値のある行為です。将来の教育費負担を見据えながら、計画的に習い事・塾の費用をコントロールしてくださいね。コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。家計アイデア工房 代表※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2013年11月14日