「書は心画たり」という言葉があるように、字は書いた人の心を表すといわれています。筆を使い、文字で表現をする書道。集中し、紙に向き合いながら丁寧に字を書くと、心が洗われるような気持ちにもなりますよね。字の上達につながることもあり、日本の小学校や中学校では授業で習字を取り入れるほか、コンクールなども行っています。筆メーカーの『呼びかけ』に驚く声が続出2023年3月13日、書道用品を販売する株式会社あかしやがTwitterアカウントで呼びかけたのは、習字道具に関する豆知識。新学期を控えたこの時期に、同社は全国にいる『これから習字を始める子供を持つ親』に向けて、呼びかけをしました。書道にある程度詳しい人であれば常識ですが、意外と世間では知られていないもの…それは、新品の筆に付属した『サヤ』の役割でした。(聞こえますか…春からお習字を始めるお子様方…保護者の皆様…)(新しい筆をおろしたら、付属のサヤはすぐにお捨てください…)(ご使用後、サヤをして保管されますと、筆の穂が腐って使えなくなります…)(サヤはすぐにお捨てください…筆屋からのお願いです…) #サヤダメゼッタイ pic.twitter.com/LR0hTKIsUN — 株式会社あかしや【公式】 (@AkashiyaFude) March 13, 2023 新品の筆の筆先に、必ずといってもいいほど付属している、透明な筒のようなパーツがサヤ。この部分をペンのキャップのようなものと思い、使い終わるたびにサヤをはめる人は多いのですが…実は、筆をおろした後は捨てていいのです!サヤは、あくまでも新品の筆先を守るためのもの。保管用のキャップではないため、サヤをすることで湿気が逃げず、筆先が腐ってしまう可能性があるのだとか。また、カビの原因にもなるため、筆が臭くなってしまうなど、さまざまな悪影響が出てしまうといいます。「大事にしようと思ってサヤに収めた結果、かえって筆の寿命を縮めてしまうのは悲しい」とコメントしている、同社のTwitterアカウント。実際にサヤの役割を勘違いしていた人は多いようで、ネットからは驚く声や、呼びかけに感謝する声が相次ぎました。・マジか…ずっとサヤに入れなきゃいけないのかと思っていた…。・これ、知らない保護者がほとんどです。サヤに子供の名前を書く人も多い。・いい歳をした大人だけど知らなかった!収納ケースじゃなかったんかい!筆に限らず、物は大事に扱い、長く使いたいもの。株式会社あかしやの呼びかけは、多くの人の手元に渡る筆の寿命を伸ばしてくれたようです![文・構成/grape編集部]
2023年03月14日誰もが、小学生の頃、一度は授業で受けたことがあるであろう、書道。子供たちが授業で書く文字としては、『未来』『夢』などの言葉が一般的でしょう。小学生の娘さんを育てている、熊野由紀子(@kumagoya)さんがTwitterに投稿したエピソードをご紹介します。娘が、学校の授業で書いた『言葉』は…?ある日、熊野さんは、小学校から帰ってきた娘さんから、「書道の授業があった」という話を聞きました。その授業では、書く文字は指定されず、それぞれ『好きな言葉』を考えて書いたそうです。授業を受けた娘さんの感想は…。「みんな『努力』とか『未来』とか書いていて、そういうことなのか…って思った」そう語る娘さんが書いた、『好きな言葉』がコチラです…!※写真はイメージ小学生が今日は習字で「好きな言葉」を書いた、みんな努力とか未来とか書いててそういうことなのか…って思った、と語っていたので何を書いたか聞いたら「休日」「えっ」「休日…」って言ってました— 熊野友紀子 (@kumagoya) March 4, 2022 娘さんが好きな言葉として選んだのは、『休日』だったのです…!この投稿には、書道に関する、子供たちのさまざまなエピソードが寄せられています。・うちの子は『昼寝』と書いていました。本人は気に入って、しばらく自室に貼っていたようです。・我が子から聞いた話では、書道のお題が『好きな給食のメニュー』だったとのこと。教室にお品書きがずらりと並んだみたい。・うちの子、初めての書道の授業では、文字ではなく絵を描いていましたよ!・素直でかわいい!家で安心して過ごせる素敵な家庭環境なのだろうと、温かい気持ちになりました。ちなみに、娘さんは『休日』のほかに、『土日』『カルピス』と書こうか迷ったそうです。みんなが『未来』や『努力』などを書いたと知った後、「結果的に、一番セーフだったと思う」と、真剣な表情で語ったという、娘さん。候補までもかわいらしい、素直な娘さんの考えに笑みがこぼれますね。[文・構成/grape編集部]
2022年03月08日家で習字や絵の具を使うと、タオルにべっとり付いて取れない…。そんな悩みを解決してくれるのは、やっぱり100均グッズなのでした。■これで親も子も、ぐっとストレスが減る(ハズ)!手を拭くだけだから、触り心地は気にならないよ。断捨離でタオルの量を減らしたので、「全滅」って言ってもさほどの量じゃないんだけどもね。「付いた墨を落とす方法」ってのもググったんだけど、汚れるたびにやるのは面倒だな〜と思って(汗)(おい)。汚してしまって「あーもう!」ってイライラして、それが原因で娘たちが「お母さんが怒るから習字やらない」となるのもイヤなので(あれ、言ってなかったかも)、「少しでもストレスがなくなるといいな」と思って買ってみたけど、わが家には大正解だったと思う。100円ショップのタオル、ラクチンだよ。
2020年09月05日こんにちは。保育士でライターのyossyです。小学生は夏休みに習字の宿題があったという子も多いのでしょう。しかし、左利きの子が習字に悩むケースをよく聞きます。過去には、日本テレビ『人生が変わる1分間の深イイ話』で、書道家の武田双雲氏が左利きの書道・習字問題に言及したことも(2011年放送)。左利きの生徒から、「右手で書かなきゃダメか?」と質問されたことに対して、「右でなくてはダメということはないが、両手で書けたほうがかっこいい 」という趣旨の指導をしたことが紹介され、話題になりました。では、そもそも左利きの子が習字をやりづらいのはなぜなのでしょうか?目次1 右手で書く前提で作られている書道・習字2 本人の意思に反して矯正するのはNG、という意見も3 一番は本人の意思●右手で書く前提で作られている書道・習字武田氏はブログのなかで、『書道の筆法そのものが、右利き用に作られてる』(原文ママ)と述べています。“とめ”や“はね”、“はらい”といった筆法が右手で書く前提で作られたもののため、左手で行うとやりづらいのです。武田氏自身も実は左利き。幼いころに右手で書けるように練習したため、現在は両手で書けるのだそうです。●本人の意思に反して矯正するのはNG、という意見もかつては幼いころに左利きから右利きに矯正された、という人も多かったものですが、近年は減少傾向にあります。無理な矯正は子どもがストレスを感じやすく、なかには「無理な矯正によって吃音になりやすい」といった意見も聞かれるようになったためです。自分自身を否定されているように感じ、子どもの自己肯定感が低くなってしまう 可能性もあります。学校で習字の授業を行う際も、無理に「右手で書きなさい」と強制する教師は減っているようです。ただし、習字の特性をふまえたうえで、「右手で書いたほうがいい」と指導する教師がいるのも事実。習字のことで本人が悩んでいる場合は、1人で抱え込まないようによく話を聞き、教師と相談するなど親も積極的にサポートしていきたいですね。●一番は本人の意思習字が右手で書きやすいような筆法になっていることをふまえたうえで、「子ども自身がどうしたいのか 」が一番大切。左手で上手に毛筆を書く人もいれば、左利きだけれど毛筆は右手のほうがきれいに書ける、という人もいます。どちらかが正しいというわけではありませんが、どちらにしても両方で書くことを試してみないと判断がつかないかもしれませんね。冒頭の武田氏の指導も、子どものやる気を引き出す前向きな発言でした。結局その後、その生徒は右手で書くようになり、驚くほど上達したそうです。本人が率先して右手で書こうとする分には、あまりストレスはかかりません。両方で書くことにチャレンジしてみて、そのうえで子どもが判断していくのも手でしょう。ただし、“左利き”と一口に言ってもいろんなタイプの子がいますので、くれぐれも無理強いはしたくないものです。----------左利きの子は習字の授業で困ることが多いですが、子どもの意思や性格を尊重したうえで、親子で壁を乗り越えていきたいですね。【参考文献】・『悲しくも笑える左利きの人々』渡瀬けん・著●ライター/yossy(フリーライター)
2016年09月18日女優の綾瀬はるかが12月14日(日)、東京都内で行われた「おつかれさまです!ジャイアントコーン」贈賞式に出席。綾瀬さんは「小学校以来」という習字でしたためた2015年の抱負を発表した。サンタ衣裳に身を包んだ綾瀬さんは「小学校の頃に習っていたけれど、それ以来筆を持っていない。バランスがおかしかったかもしれません、文字の」と久々の習字にドギマギしながらも、紙に向かって「楽」と一筆。「日々色々あると思うけれど、仕事も遊びもなるべく楽しんで出来たらいいなという思いと、後はたまに楽にしようという息抜き的な感じで」とその一字の理由を説明し、「大変だと思うと大変になっていくので、気持ちを切り替えながら来年も楽しんでいけたら」と抱負を語った。同賞は、綾瀬さんのメッセージカード付きジャイアントコーンがプレゼントされる“#おつかれさまですジャイアントコーンTwitterキャンペーン”の企画によるもので、9月1日から10月31日の期間中に“頑張ったこと”をツイートした応募者の中から5名の受賞者が、綾瀬さん本人から受け取った。綾瀬さんは「この1年も健康で楽しんで日々を送れたと思う。今年は風邪をひかなかったですね。だんだん大人になるにつれて、風邪をひきそうになるときに前触れで分かるようになってきた」とふり返りながら、「テレビドラマの撮影をしていて、そこに出てくる犬が疲れたときの癒しに。感謝しています」と放送中のドラマ「きょうは会社休みます。」の“共演者”であるブルドッグがお気に入りの様子。疲れた時のリフレッシュ方法を聞かれると「湯船に浸かる、好きな香りをかぐ、なんでも話せる友達と話して馬鹿笑いをする、好きなものを沢山食べる」と大量に挙げていた。(text:cinemacafe.net)
2014年12月15日