ある日、3歳になる次男のイヤイヤが発動。「夜ごはんはいらない! お菓子を食べたい!」とグズり始めました。何を言っても納得してくれない次男に私のイライラも頂点に達し……。 窮地を救ってくれたのは、まさかの人物!?私は夜ごはん中にお菓子をねだり続ける次男に「ごはんを食べないなら、もう下げるね!」と言い放ち、次男の前から料理の入ったお皿を下げました。思い通りにいかない次男は腹を立て、さらに大声で泣きわめきます。私はもうどうしようもなく、疲労困ぱい……。 すると、その様子を見ていた6歳の長男が「僕が泣き止ませるから!」と私と次男の間に入ってきたのです。長男は、次男の頭をなでながら、やさしい口調で説得を始めました。「ママが頑張って作ったお料理、次男くんが食べてくれたらママはすごく喜ぶと思うよ! だからちゃんと食べようね」「ごはんを食べたら、お兄ちゃんとグミを食べようよ!」長男からやさしく声をかけられた次男は、パッと泣き止み「わかった! 食べる」と、素直にごはんを食べ始めたのです。 長男の次男に対する接し方を見て、私は次男に「どうしてごはんをしっかり食べてほしいのか」を伝えずに叱っていたことに気づきます。そして、“してほしい理由” をしっかりと話せば、幼い子どもでもきちんと納得してくれるということにも気づかされました。今後は子どもに「お菓子ばっかり食べていたら栄養がきちんととれなくて元気が出ないから、ごはんをしっかり食べてほしい」と理由を添えて冷静に話すよう心がけたいと思った出来事です。 作画/Pappayappa著者:内野みお
2024年02月22日現在、私には4歳の長男と2歳の長女がいます。2人とも保育園へ通っていて、毎月のように長男、長女のどちらかが体調を崩している日々です。そんなある日、長女が40度の熱を出し、検査を受けるとアデノウイルス感染症であることが判明。その後、長女が良くなったころ、長男がアデノウイルスに感染……。ブルブル震える長男を看病する日々になりました。ところがその後、まさかのことが起こったのです。 まずは長女がアデノウイルスに感染!ある日、「熱があるのでお迎えにきてください」と急きょ保育園から連絡が入りました。病院で検査を受けると、長女はアデノウイルス感染症であることが判明。特効薬がないようで、熱が下がるのを待つしかないと言われました。長女はその日の夜、40度まで熱が上がり、喉も痛かったようです。解熱剤で様子を見ていましたが、一時的に熱が下がるだけで再び熱が上がる毎日……。 ごはんもろくに食べられず、つらそうな長女を見ていると私もつらかったです。そんな中、長女の熱は5日ほどで下がり、その2日後にやっと登園ができるように。ようやく仕事に取りかかれるとホッとした矢先、今度は長男が熱を出してしまったのです。 長男に続いて私も高熱でダウン…検査を受けると、長男も案の定アデノウイルス感染症とのこと。長女と同じように解熱剤で様子を見ていましたが、なかなか熱は下がらず、いつも元気いっぱいな長男もつらそうな様子でした。「寒い寒い」とブルブル震えて寝つきも悪く、夜中も長男の看病が続きました。 ところが、長男がアデノウイルス感染症と診断されてから3日が経ったころ、母親の私も39度の熱を出してしまったのです。翌日病院へ行くと、なんと私までもがアデノウイルス感染症であることが判明! 勝手にアデノウイルス感染症は子どもがなる病気だと思い込んでいたので、「まさか大人も感染するなんて……」と驚きました。 高熱があっても母親は休めない…私はフリーランスなので基本的に在宅勤務。子どもがいつ体調を崩しても看病できるのは、在宅勤務の良いところです。とはいえ、すでに長女の看病で1週間ほど仕事が滞っていて、さらに長男の看病で思うように仕事が進まない日々。39度の熱があっても家事や長男の看病をしなくてはなりませんでした。 仕事再開のめどが立たず、「なんで私が……?」とイライラしたことも。夫は仕事の帰りが遅く、同居中の両親にはアデノウイルスを感染させるわけにもいかなかったので、長男の看病は極力私がおこなっていました。なんとか長男はアデノウイルス感染症と診断を受けてから1週間で熱が下がり、私も4日ほどで熱が下がりました。 私までもが体調を崩したことで、長男に対してしっかり寄り添った看病ができず、「私が元気だったら……」と思う瞬間がたくさんありました。子どもたちがつらいときには、私がしっかりとサポートをしてあげたいです。子どもたちが体調を崩したときは、大人にも感染する可能性があることを踏まえ、大人も体調管理の徹底を意識しなければならないと感じた出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/大福著者:華彩 あんず
2024年02月22日昼間は抱っこじゃないとほとんど寝てくれない生後8カ月の娘。哺乳びん拒否があり、完全母乳だったため、昼間も夜間も頻回授乳で、私は常に寝不足気味……。ある日の日中、珍しく添い乳のあと眠りに入ってくれたので、私も一緒に休息しようと思ったら、そのまま深い眠りについてしまいました。そのときに起こった、とても焦った出来事についてお話しします。昼間も夜間も頻回授乳で常に寝不足これは、私が第1子の娘を育てていたときのお話です。母乳の出こそ順調だったものの、頻回授乳がつらかったため、何度か育児用ミルクを試しましたが哺乳びん拒否でまったく飲んでくれず、完全母乳で娘を育てていました。 初めての育児ということもあり、毎日娘のお世話をするだけで精いっぱい。娘は日中も抱っこではないと寝てくれず、夜間も長く寝てくれて3時間程度だったので、日中にもなるべく休息を取るようにしていました。 日中に珍しく添い乳で入眠夜間授乳は起き上がるのがつらいので、ほとんど添い乳にしていました。日中の授乳はほとんど座ってしていたのですが、娘が生後8カ月のころ、あまりの眠気に起き上がることができず、ソファで添い乳を試してみることに。 背もたれ側に私が横になり、添い乳をするとそのまま娘は寝てしまいました。「ラッキー! 私も少し休もう」と授乳をやめて目をつむりました。その際、娘の体を自分にぴったりと寄せて腕枕をし、落ちないように反対の腕でガードしていたのですが……。 ドサッ! という音と娘の泣き声私はそのまま眠りについてしまったようで、ドサッ!という音と娘の泣き声で目が覚めました。慌ててソファの下に目を向けると、うつぶせになっている娘。すぐに抱きかかえ、外傷がないことを確認し、かかりつけの病院に電話しました。 小児科の看護師さんからは「すぐに泣いて、今泣き止んでいるなら大丈夫。嘔吐したりしないか気をつけて見てあげてね」と言われました。次の日までは心配しながら娘の様子を見ていましたが、体調に変化はありませんでした。 ちょっとの休息のつもりが、私が深い眠りに入ってしまい、娘にけがをさせてしまうところでした。幸い、娘は何ともなかったものの、あのときのドサッ! という音は、今も忘れられません。私のせいで娘に痛い思いをさせてしまったことを反省し、この件以降はいくら眠くても、日中も添い乳するときは布団に移動してからするようになりました。 ※赤ちゃんが窒息してしまう恐れがあるため、添い乳中に眠ってしまわないようご注意ください。また、転落の危険性があるため、赤ちゃんをソファに寝かせないようにしましょう。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:吉川 みきな15歳女の子と5歳と1歳の男の子の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。
2024年02月22日そんな長女が2歳のころ、育てにくさに悩んでいた私。言葉の遅れも気になっていました。そこで、市の広報で見つけた子育て相談に行ってみることに。しかし、専門家の言葉に私はひどく落ち込むことになってしまいました……。 子育ての悩みを相談すると…長女は生後10カ月ごろからかんしゃくが始まり、2歳ごろになると言葉の遅れが目立ち始めました。普段はほとんど話さない長女ですが、自動販売機やスーパーのロゴを見つけると指を差しながら唐突に話し出す長女に、私はネットでよく見る自閉症の特徴と似ているなと思っていました。 ある日、たまたま手にした市の広報誌で子育て相談があることを知り、すぐに予約。当日、長女と一緒に子育て支援センターへ行き、臨床心理士の先生に子育ての悩みを話しました。 すると……。 「でも、まだ2歳だしね。それにちゃんと理解力はありそうだけど」と言われ、私の思いや不安はあまり理解してもらえません……。それどころか、いたずらをし始めた長女に私が注意していたのを見て、「ダメって言っちゃダメよ。あなたの接し方が悪いんじゃない?」と言われてしまったのです。 後日、別の方に相談すると…指摘された言葉が頭に残り、私のせいかもしれないと、ひどく落ち込みました。ですが、夫や職場の託児の先生から励まされ、また、託児の先生が療育などに詳しかったこともあり、その後はたくさんの方からアドバイスをいただきました。 また、後日子育て相談の担当の方が変わると、その方のおかげで発達を専門に見ている医師と出会うことができたのです。そして長女は発達検査を経て、高機能自閉症と診断されました。 当時は心理や発達の専門家だからと、臨床心理士さんに言われたことを真に受けていた私。不安を理解してもらえず、ダメ出しをされたことは傷つきましたが、たった1時間で人を理解することは、専門家でも不可能なのかもしれません。今は割り切れるようになりました。子どもと一番近くにいるのは親である私なのだから、自分自身をもっと信じてみようと思えるようになるきっかけとなった出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/はたこ監修/助産師 松田玲子著者:なか さおり
2024年02月21日夫は仕事が忙しく家事や育児の時間をとるのが難しいため、1人目の出産を機に私が仕事を辞めることになったわが家。しかし経済的な理由から、産後も仕事を継続してほしいという思いが夫にはあったのです。そして夫から度々投げかけられた言葉にモヤモヤしてしまい、ある日怒りが爆発してしまいました。夫の口から出た信じられない言葉「働くこと」に関する夫の言葉で強烈に印象に残っているのは、まず現在8歳の第1子が生後5カ月になるころに言われた言葉です。毎日、家事と慣れない育児を必死でワンオペでこなしている私に、「仕事っていつまでやらないつもりなの?」と言う夫。その後に続いたのは、「うちの経済状況的にいつまでも休まれては厳しい」。そして飛び出した耳を疑うような言葉は「働かざるもの食うべからず」でした。 産後5カ月といえば育休中の人でもまだ仕事復帰しない人も多く、仕事をしていなくて当たり前と私は思っていました。「なぜこの時期にそれを言う!?」と、衝撃しかありませんでした。子どもが生まれた当初、育児と家事にほとんどノータッチだった夫は、その大変さをまったく理解しておらず、毎日私のことを家でのんびりしている人のように思っていたようです。 働き始めると今度は夫は……その後、モヤモヤしながらも私は働いてほしいという夫の希望を背負い、1人目が1歳半になるころから一時保育を利用して少しずつ家でできる仕事を始めました。しかし、まず一時保育の空きが少なく、まとまった時間をとって思うように仕事をすることはできません。一方で受けた仕事は締め切りまでに完成させなければいけないため、仕事とワンオペ家事や育児でヒーヒーしていました。 ちょうどそのころは、周囲で新車を買ったりマイホームを買ったりといった話題が続いた時期。そういう話題が出るたびに夫の口から発せられていたのが、「あの家は共働きだから(そういうことができる)」というフレーズでした。 フルタイム以外は働いているに入らない!?夫の指す「共働き」とは、奥さんも正社員でフルタイム勤務で稼いでいるということ。「うちは共働きじゃないから家や新車を買うのは無理だよ」という意味合いが込められています。 その言葉を聞くたびに私は「こんなに日々いっぱいいっぱいで働いているのに、働いている人とはみなされていないのはおかしい」という怒りを覚えました。 そして、もっと稼いでほしいという願望を匂わせてくる夫と、夫の度重なる発言についにその怒りが爆発しました。 夫の変化私は夫に、「育児と家事でいっぱいいっぱいで、とても仕事を増やすことはできない。私に仕事をしてほしいなら、あなたが家事と育児をする時間を少しでも増やして。あなたにその覚悟がないなら現状を変えるのは難しい」と伝えました。夫は私の状況をまるで理解していなかったことに初めて気づいた様子。 その後は頻繁に言っていた、ほかの家の経済状況を羨むようなフレーズを言わなくなりました。そして今では、以前より家事や育児も手伝ってくれるように。とはいえ夫は仕事が忙しく、下の子が3歳になった今もなお、私の仕事の比率を劇的に増やすことはできていません。 夫婦で家事と育児の役割分担がきちんとできなければ、とてもフルタイムで働いて仕事、家事、育児のすべてを回していくことはできないと感じています。しかし、家事と育児の役割分担をするのは、夫の仕事時間が減らない限り難しいのが現状です。「夫の働き方が改善されれば、もっと子育てと仕事の両立がしやすくなるのに」と夫の会社や、ひいては日本社会の抱える課題を感じたりもしています。もっと夫婦で子育てしやすい社会になっていくといいなと思います。 著者:澤崎 凪1男1女の母。4歳差の姉弟の子育てに奮闘しながら、自身の体験をもとにした子育て関係記事を執筆するママライター。
2024年02月21日息子は幼稚園に通っており、クラスでは息子を含めた仲良し5人組で楽しく過ごしているようです。私がお迎えに行ったとき、息子より先に私にかけ寄ってきてお喋りをしてくれる男の子がいたのですが、のちに私はその男の子に悩まされることになりました――。 「今日は意地悪されて嫌だった!」そのお友だちは仲良し5人組の1人。お迎えのとき「今日は○○君(息子)に意地悪された」「今日は喧嘩したけど謝ってくれなかった」など、息子がお友だちに対して嫌な思いをさせている内容を伝えてきました。 最初は「ごめんね」と言いつつ、子ども同士のよくある喧嘩だろうと軽く考えていました。でもお迎えのたびに言われるため、私は息子が一方的にお友だちを傷つけているのではないかと不安になってきたのです。 言われた内容を息子に聞いても「何のことかわからない」と言います。担任の先生に相談したかったのですが、私がお友だちから声をかけられるのはお迎えの後だっため、降園後のことまで先生を関わらせていいのか判断できず迷っていました。でも1カ月ほど続いたため、思い切って相談することに……。すると先生は「そんなことがあったんですか!」と驚いて、すぐに対応してくださいました。後日、先生から「お友だちと話しました」と声をかけて頂きました。 「実は他のお母さんにも同じことをしていたみたいなんです。お母さんたちとお喋りをしたいという気持ちから、大げさに話したり、嘘を言ったりしていたようでした」と先生。この回答をいただき、納得できました。 息子が、一方的にお友だちに嫌な思いをさせたわけではなかった点は一安心。お友だちへは先生から「相手の気持ちを考えて話をしよう」ということをお話ししたそうです。先生から「気になることはすぐ仰ってくださいね」と言われました。お友だちのためにも何かあればすぐに先生に伝えるべきだったと反省し、これからは迷わず相談しようと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/はたこ著者:海原えめ
2024年02月20日私は1歳の娘、6歳と9歳の息子を持つワーキングママです。平日は仕事のあとに保育園のお迎えがあり、その後の家事・育児など考えると、子どもに習い事をさせる余裕なんて……。そんなとき、ぽっちゃり体型になってきた息子を見た夫が決断し、習い事を始めることになりました。夫の意欲に感動したものの、結果的に感謝するどころか呆れ返ることになった体験談です。子育てに意欲的な夫に感動コロナ禍などもあり、すっかり運動不足になった息子たち。公園へ遊びに誘うも行きたがらず、長男はぽっちゃり体型に。体も硬いので、ケガをしやすくなりました。 そんなとき、見かねた夫が「スポーツスクールに通わせよう」と提案。共働きで忙しいのに送迎までも……と気が乗らない私に、夫は「大丈夫、俺が送っていくから!」と男前に言うのです。夫の子どもを思う気持ちに感動し、長男と次男を通わせてみることにしました。 せっかく運動を始めたのに…スポーツスクールが終わり、帰宅時間は19時。私が夕飯の用意をしていたところ夫からLINEが届き、「子どもたちがおなかが空いたとうるさいから食べて帰る」と書いてありました。夫と子どもが帰宅してから何を食べたのか尋ねると、なんと牛丼! 私はすぐ、「せっかく運動したのに意味ないじゃん!」と夫にツッコミを入れました。そのとき夫は苦い顔をして「わかったよ」と呟いていましたが、結局、毎週習い事が終わったら外食するのが習慣になってしまったのです。当然、長男の体重は増える一方でした。 月曜の夜なのに義両親を誘って…呆れて夕飯を用意しなかった、ある日の習い事終わり。突然の電話で「今から母さんたちと夕飯食べるから、おまえも娘を連れてきて」と言う夫。もう車に義両親は乗っており、スピーカーで話している様子で、とても断れない状況でした。 習い事は月曜日の夜で、明日からの仕事や育児や家事を考えると、本当におっくうだった私。私が車に乗ると耳元で夫が「高級焼肉奢ってくれるって! 孫にも会わせられるし、一石二鳥だろ」とささやいたのでした。 子どもたちは限界、20時からの焼肉焼肉屋は長蛇の列。ようやく席に着いたのが、20時でした。夫は「いっぱい食べようぜ」と言い、一番太ってほしくない長男にたくさん食べさせていたのです。帰宅すると21時を超え、次男が疲れたと機嫌を悪くし暴れました。 そんなときに寝ようとする夫。私は「寝るのは私、あなたは子どもを寝かせて家事を終わらせてから寝て」と寝室にこもり、ドアの鍵をかけました。ドアの外ではテンションが上がって眠れない娘が走り回る音が聞こえました。 その日はドア越しに夫と話し、長男の運動不足のための習い事だから、終わったらすぐ帰ってくるようにと伝えました。しかし、いまいちピンときていない夫。私はいい機会だと思い、その日の子どもの世話は夫に任せることに。あとから反省した夫に、相当大変だったと聞きました。 現在も習い事は続いていますが、夫は仕事が多忙になってしまい、私が送迎をしています。最初は長男のためにと張り切った夫でしたが、結果、不要な外食が続き、夫の考えの甘さに振り回された体験でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 作画/森田家著者:巳村 糸9歳、6歳、1歳の子どもを持つアラフォーママ。子育てを両親に頼っていたが、コロナ禍で突然孤独なワンオペが始まる。趣味は断捨離。産休中に収納アドバイザー2級を取得。
2024年02月19日YouTuberのしゅくろーさんは、シングルマザーのみほさんと結婚。娘さんとの家族3人の日常を公開しているYouTubeチャンネル『僕はパパになれるかな』。今回紹介する動画では、しゅくろーさんとみほさんが結婚するまでに感じた不安や葛藤について、お互いに質問する様子をご紹介します。 しゅくろーさんは、妻・みほさんと保育園に通っている娘・みーちゃんの3人家族。2023年2月に結婚しました。 しゅくろーさんとみほさんはステップファミリーで、みーちゃんはみほさんの連れ子。みほさんとみーちゃんは、顔出しをしていません。 YouTuberとの結婚に不安はなかった? はじめに、しゅくろーさんはみほさんへ「YouTuberの自分と結婚することに不安はなかった?」と質問します。 みほさんは「不安がないわけではない」と言いながらも、「何とかなる精神」のしゅくろーさんといると、本当に何とかなるんじゃないかなと思えたと、ポジティブな発想。 「結婚するって支え合いだと思う。お給料面でも支えるから!」と頼れる様子のみほさん。 シングルマザーとの結婚「不安はなかった」みほさんからもしゅくろーさんへ「シングルマザーと結婚することに不安はなかった?」と質問が。 しゅくろーさんは「不安はなかった」と即答!みほさんは、思わず「すごいな」と返してしまいます。ですが、付き合うことに対しては「不安があった」そう。 飲み会で出会ったという2人。みほさんに対して「良い子だな」という思いはあったけど、「子どもがいて本当に付き合えるのか」という不安があったといいます。 その不安を確かめるため、しゅくろーさんは2回目のデートで「子どもを連れて来てほしい」とお願いしたそう。そこで、初めて会うみーちゃんに、クッキーをあげようとして自分が食べてしまうというギャグで笑わせようとしたところ、みーちゃんが泣いてしまったんだとか。 このとき、「子どもって面白いと思った! 初めて会ったときからかわいいと思った」と話すしゅくろーさんの言葉は、ママにとっては嬉しいですね。 別れたときのダメージが2倍!「最初は良いなと思って付き合っても、時間が経って嫌だと思うこともあると思う。でも、別れなかった理由は?」みほさんは質問を続けます。 「みほと別れるだけじゃなく、子どもとも別れなきゃいけない。2倍つらいから別れないように努力する。早い段階からみーちゃんのことを自分の子どものように感情移入していたかもしれない」と語るしゅくろーさんは、覚悟を持って交際していたようです。 子どもがいる中での交際は?同時に、「みーちゃんが懐き切っていないのでは?」という不安も抱えていたという、しゅくろーさん。はじめのころは、しゅくろーさんがみーちゃんに絡むと、すぐにみほさんの方へ逃げて行ってしまい、心を開いてくれないことに不安を感じていたそうです。 しかし、2人の様子を見ていたみほさんは、「大丈夫。ちゃんと懐いている」と感じ、見守っていたようです。 さらに、最初からしゅくろーさんとみーちゃんの関係が上手くいっていたと感じていたみほさんは、「私が好きになった人を、娘も受け入れてくれてラッキー!」と、思っていたそう。 みーちゃんを交えてデートを重ねた2人。「2人では片手で数えるくらいしかデートをしたことがないかもしれない。公園でもみーちゃんが楽しんでるから楽しい。最初から、家族のような安心感を求めていたのかもしれない」と話すしゅくろーさんに、みほさんは感謝を伝えます。 今後への不安もどちらかというと、最初から結婚を望んでいたのはしゅくろーさんだといいます。過去に対する不安は感じなかったようですが、今後への不安はあるようです。 「みーちゃんが『本当のお父さんじゃない』と認識したとき、どうなるのか不安」と、心の内を語ります。 対してみほさんは、「結婚前に時間をかけてみーちゃんの気持ちをほぐしてきたつもり。本当のパパじゃないこともわかっていると思う。今後、(本当のパパじゃないということを)普通に言える関係性を作っていきたい」と言います。 動画からは、しゅくろーさんとみほさんがお互いのことだけではなく、みーちゃんのことをとても大切に想っている様子が伝わってきました。2人の飾らない言葉は、ストレートに伝わってきて、観ていてほっこりします。普段、話し合わないようなことを言葉に伝え合える関係というのは素敵ですね。 著者:ライター 廣瀬尚子
2024年02月19日息子が2歳だったころ、まだおしゃべりがあまりじょうずではなく、成長度合いが少し気になっていました。市の健診でそのことを保健師さんに相談すると、予想もしていなかった言葉に、私は驚きショックを受けてしまったのです……。 姉に比べて発語がゆっくりな息子2人目の子どもである息子が2歳のころ、あまりおしゃべりをしないな……と気になっていました。4歳の娘が2歳だったころは複数の言葉を繋げて会話することができていたので、比べてしまうと少しゆっくりかなとは感じていたのです。 ただ、こちらから聞いた質問へ返答したり意思の疎通はできていたので「これが息子のペースなんだ」と、あまり深く気にしてはいませんでした。しかし同年齢の子でたくさん発語が出ている子も多かったので、2歳半健診のタイミングで保健師さんへ相談してみることに。 保健師さんの驚きの言葉2歳半健診で保健師さんに相談をお願いした私は、何か発語が増えるきっかけがもらえたらうれしいな、と思っていました。「上の子よりは話し出す月齢が遅いが、強く気にしているわけではないので、何か自宅でできるトレーニングや遊びはあるか?」と保健師さんへ質問したところ……。 私たちの普段の様子も聞かずに「母であるあなたが話しかけないことが良くない。常に話しかけて遊んであげなくてはダメ! このままではこの子はずっと喋らないよ」と言われてしまったのです。 突然強く言われた私は驚いてしまい、必死に普段の様子を伝えましたが、保健師さんからは療育へ行くようにすすめられました。突然の展開に警戒してしまった私はその場では決めず、療育へ行く場合にはこちらから連絡しますと伝えて退室しました。 その後予定が合わず療育へ通うことはありませんでしたが、そんな母の気持ちを知ってか知らずか、息子はどんどん発語が増え、小学生になった今では毎日騒がしいほどです。しっかりと対応できなかった私も良くなかったですが、相手へ気持ちを伝えることは簡単なことではないなと感じた出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/はたこ著者:高山ななみ
2024年02月19日ときどき、家の近くの公園で会うUちゃんとUちゃんママ。Uちゃんと5歳の娘は同い年です。最初は話しやすく、子どもと笑顔で遊ぶUちゃんママに好感を持っていたのですが、ある出来事をきっかけに一気に心の距離ができてしまった体験談です。子どもの喧嘩も丁寧に対応するママUちゃんママは子どもたちが喧嘩したとき、間に入って「○○ちゃん、痛かったみたいだからごめんねしよう?」と子どもと話をしながら仲裁をする人でした。最初は丁寧に対応していて素敵だなと思っていたのですが、だんだんと違和感を覚えるようになってきたのです。 あるとき、娘が男の子に追いかけまわされ、何度も嫌だと言ってもやめてくれず、ついには捕まってしまって、その手をはねのけました。すると男の子は転んでしまいました。男の子はすぐに謝ってくれたのですが、このとき、Uちゃんママがズズイと出てきて、「じゃあ、娘ちゃんもごめんなさいしようか」と怖い顔で言ったのです。 この「ごめんね」って必要?娘は言われるがまま、「ごめんね」と謝りましたが、私はモヤモヤ。確かに、男の子を転ばせてしまったことは申し訳ないと思いました。ただ、娘が何度も嫌だと主張しているのに追いかけられ、娘の意図しない形で男の子が転んでしまったという流れです。まるで娘が怒られているような雰囲気で謝罪をと言われたことに、疑問が残ってしまったのです。 また別の日、Uちゃんが「一緒に遊ぼう」と言ったのに、娘が「娘ちゃん、一緒に遊ばない」と言った日がありました。Uちゃんは「娘ちゃんが遊んでくれない!」と大泣き。 私は娘の気持ちを大事にしたいするとUちゃんママは「嫌だって言われて悲しかったって。ごめんねは?」と娘に言ってきました。私としては、子どもだってお友だちと遊びたくない日はあるものだと思います。そんな娘の気持ちを無視して「仲良く遊びなさい」とは言えません。 私は「今日はひとりで遊びたい気分みたい」と代わりに伝えました。そして娘には「ひとりで遊びたいならそれでもいいんだよ」と言いましたが、Uちゃんママは私の言葉をまるで聞いていないかのような態度で、「ごめんねしないと。楽しく遊べないよ」と言います。そのUちゃんママの言葉に娘は、ふてくされた顔のまま「ごめんね」と一言。それを聞いたUちゃんママは「これで仲良く遊べるね!」と満足そうに言いました。 このUちゃんママの、「必ずごめんねで終わらせて丸く収めよう」とする様子にモヤモヤした気持ちが残りました。娘自身はUちゃんのことが大好きなので、Uちゃん親子と疎遠になることはありませんが、Uちゃんママの言動が娘を傷つけることがないよう、注視しておこうと思いました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。
2024年02月19日お菓子もおもちゃもあまり欲しがらない息子が2歳のときに起こったエピソードです。本当に欲しいの!?たった1回だけお店で大泣きしたことがありました。スーパーのお魚コーナーでサケの切り身の前で。これといって魚好きということでも、サケが大好物というわけでもないのに「さぁぁちぇえぇ」と泣く息子。79円均一で渋ることでもないですが、「本当に食べたいの?」と何度も聞いてしまいました。袋にいれてあげるとしっかり自分で持ち、カラスの視覚からも上手に隠し大事そうに持ち帰っていました。サケで泣かれたのはこの1回きりでした。 ◇◇◇ 大泣きしている中でも「本当に食べたいの?」と聞き、すぐに購入せず息子さんと向き合うママの姿勢は素晴らしいですよね。きっと息子さんはどうしても欲しかったのでしょうね。ママは大変だったと思いますが、息子さんの姿を想像するとほっこりします。何かが欲しいと泣くことがあると思いますが、これからも息子さんの気持ちを汲み取り優しく向き合って欲しいですね。 作画/いずのすずみ著者:内田あや
2024年02月18日2人目の妊娠が判明したのは産後4カ月のときでした。順調にいけば、12、3カ月差の年子になります。思いのほか早く妊娠したことで、現実的にワンオペでの妊娠、出産、育児が可能なのか悩み、葛藤した話をお伝えします。2人目妊娠はいつでもよいと思っていた私は1人目を出産するときに、以前勤めていた職場を退職しました。そのときは専業主婦となり2カ月ほどで1人目を出産し、育児に専念中でした。 私も夫も2人目の妊娠については、子どもは授かりものだから妊娠したときが良い時期なのだと、楽観的に考えていました。さらにそのときは仕事に縛られないことや周りにも年子が多くいたこともあり、2人目は早くてもいいのかなと思っていた産後4カ月目……妊娠が判明したのです。 このまま出産して本当に大丈夫なのか出産予定日は上の子の誕生日の1カ月後でした。周りに年子が多くいたとはいえ、さすがにこの年齢差の年子の知り合いはいません。妊娠が現実となり、2人目の妊娠時期を楽観的に考えすぎていたのかなと思い始めました。つわりや臨月になっても上の子のお世話をちゃんとできるのか、出産したあとに2人の育児をできるのか真剣に悩みました。 年子は子どもが小さいうちはすごく大変でも、大きくなったら一緒に遊ぶようになって一気にラクになるとも聞きます。私は、少なくとも子どもが小さいうちはワンオペで育児をしなければならないので、自分が耐えられるのかたくさん考えました。 結論、産むことに最終的には産む決心がつきました。私は以前から婦人科系の疾患で妊娠しにくい可能性があると言われていたこともあり、順調に2人目を自然妊娠で授かったということは奇跡なのではないかと思いました。 さらにそのときは仕事もしていませんでしたので、縛られることもないタイミングで良い時期だったと感じます。産む決心がついてからはインスタなどを通じて同じ境遇のママさんの投稿を見て励まされたり情報を得たりして、今も育児の参考にしています。 わが家では思っていたよりも早く2人目を妊娠・出産しましたが、年子を産めてよかったと思っています。たしかに産後1年間は壮絶な日々が続きました。今は1歳と2歳になり、喧嘩もよくしますが、それ以上に一緒に遊ぶ姿をみる機会も増え、微笑ましい光景がみられます。あっという間に時が過ぎていってしまうので、日々噛みしめて2人の成長を見守っていきたいです。 ※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:雨宮春季13カ月差の年子姉妹、1歳児と2歳児の母。前職の看護師を辞めて現在は育児に専念中。次女が重くなってきて2人を連れての外出に限界を感じてきた今日この頃。最近は家に引きこもりがち。
2024年02月18日3児のママ小児科医で、高円寺こどもクリニック院長の保田典子先生に、子どもの自己肯定感を上げる方法について、教えてもらいました。こんにちは。小児科医の保田典子です。ちょっとした親の言動で子どもの脳が傷つけられるというデータが出てきています。子どもには前向きに、自分の能力や才能をいかんなく発揮してくれる子になってほしいですよね。 子どもたちを褒めることで、自己肯定感を育むことができます。今回はその方法についてお話したいと思います。 そもそも「叱る」と「怒る」は違う「叱る」というのは、冷静に話して言い聞かせることを言います。「怒鳴る」というのは、「自分は怒っている」という感情を子どもにぶつけている状態のことを指します。 その場の感情をぶつけてしまうと、子どもは怒られた内容(何が悪かったのか)よりも、「怒られた! ママが怖かった!」という気持ちが先にたってしまい、結局言い聞かせたいことがかえって伝わらなかったりします。 感情的になって子どもに怒鳴り続けると、子どもは次第に「何をやってもママは怒る」「自分は何もできない」と覚えてしまいます。何をしても過激に怒鳴られると、常に大人の顔色を見て動くようになり、子どもの自由さ、豊かな発想は潰されてしまいます。 すると自己肯定感は低くなり、子どもにとって悪影響を及ぼすのです。頻繁に怒鳴られると、子どもの脳が傷つくという研究結果もあります。 ポジティブな声掛けや褒めることで、自己肯定感を育てようここ何十年かの研究で、「怒られるから〇〇をする」という、嫌なことを回避するための行動より、「うれしいから、やりたいから〇〇をする」という行動の方が長続きして効果的である、とわかってきています。前向きに良い行動ができるようになるためのには、ポジティブな声かけがおすすめです。 ポジティブ声掛けのコツ1:スモールステップで褒めるまずは、褒める回数を増やして、たくさん褒めましょう!親御さんたちは、ついつい「全部できたこと」を褒めがちなのですが、やってほしいことを細分化して、こまめに褒めるのがコツです。片づけが全部終わった後に「お片付けできてえらいね」ではなく、片付けをするそれまでの過程一つ一つを褒めてみてください。 例えば、お片づけをしてほしい場合、お片づけをしようと動き出したときに1回褒める、実際に片づけの行動をしはじめた時にまた褒める、片づけの方法を自分で試行錯誤してやっていたらまた褒める……などです。1回のタスクで5~10回褒めるのを最終目標にしましょう。 ポジティブ声掛けのコツ2:笑顔で大げさに褒めるマスク時代になってしまって、人前で顔を見せることが少なくなりましたが、子どもにとって大人の表情を見て会話をすることは、発達の上でとても大事です。親が自分の行動で喜んでいるかどうかを表情で敏感に感じます。ぜひ、良いことをしたら笑顔で、大げさに褒めてあげてください。 たくさん褒めてあげましょう!子育ては、「叱らない」「指導しない」ことが大切なわけではありません。良くない言動は適切に叱って、良い行動はしっかり褒める。これを繰り返していれば、きっとお子さんの良い行動が引き出されるはずです。なかなか地道な作業ですが、コツコツ積み重ねていければいいなと思います。 監修者・著者:医師 高円寺こどもクリニック院長 保田典子 先生
2024年02月17日生後10カ月の子どもを育てる私。妊娠前から夫は激務で、朝から晩まで出勤が週6以上、近くに頼れる親族もいないため、ほぼひとりで子育てをすることに。まだ言葉も通じず目の離せない子どもの世話と家事をこなす日々。それでも私が楽しく子育てできるのは、ある目標のおかげなのです!仕事に行かないで!仕事人間で、毎日朝早くから夜遅くまで家を空ける夫。せっかくの休みも職場に呼ばれるなど、プライベートがまったくない状態でした。そんな中、私の妊娠が判明。初めての子どもにうれしい気持ちと、ひとりで子育てができるのか大きな不安がありました。 実際子どもが生まれたあとも夫は仕事が忙しく、ほぼひとりで子育てをすることに。日々の夜泣き対応や気軽に買い物へ行けないことにストレスを感じていました。仕事に行かないで! 早く帰ってきて!と何度もお願いしても、夫は「仕事だから」の一点張りです。 私は良いママになれない?洗濯物も溜まっている、掃除もしなければならないと思ってはいるけれど、子どもを抱っこしたり授乳や離乳食などのお世話をしたりしていると、気づけばやりたかったことが何もできずに1日が終わることも。 夫にコンビニ弁当を買って食べてもらう日や、家事に夢中になり子どものおむつ交換が遅れたこともありました。周りのママは育児も家事も両立させているのに、自分は良いママになれない……と落ち込むことが多くなりました。 新しく立てた目標で自分を褒めるできなかったことを悔やんで落ち込んでも仕方ないと、私は自分自身の目標を立てることにしました。その目標とは「毎日生きること」。家事ができていなくても、子どもが泣きやまなくても、生きていればOK! 当たり前にも思えることですが、あえて目標にすることで家事や育児が思うようにいかなくても自分を褒めることができたのです。その結果、「今日は掃除ができなかったけど、子どもと遊べたから良し!」と、できなかったことを並べて落ち込むよりも、自分を褒める習慣ができました。 ひとりでも子どもをちゃんと育てなければ!と完璧を目指していましたが、目標を最低限に下げました。すると、毎日目標を達成できるので自信にも繋がり、子育てが楽しくなりました! 掃除や洗濯は生活する上で不可欠の家事ですが、毎日しなくても生きていけます。ほぼひとりで生後10カ月の赤ちゃんを育てる私が毎日楽しく過ごせるのは、この目標のおかげです! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/大福著者:鮫島彩美
2024年02月17日娘は2歳のとき、髪の毛を洗うのがとても嫌いでした。お風呂に入るのは嫌がらないものの、髪を洗うとなると「ヤダ!」。仮に洗うことができても今度は流すときになって「ヤダ!」。そんな娘にうんざりしてママ友に相談したところ、予期せぬ提案が返ってきました。お風呂の時間は娘との格闘娘は2歳のとき、一度シャンプーが目に入って痛い思いをしてから、髪の毛を洗うのが嫌いになってしまいました。毎回お風呂の時間は、髪を洗いたくない娘と何とかして髪を洗い終えたい私の格闘。 あまりにも毎回嫌がるので、歌を歌ったり、私が楽しそうに髪の毛を洗ってみたり、思いつく限りの対策を試みましたが、どれも効果は1回限り。翌日にはリセットされて、やはり髪を洗いたくない娘との格闘の日々でした。 ママ友からの予期せぬ提案お風呂タイムを思うだけで「今日も髪の毛洗うの嫌がられるのかぁ……」と気持ちが沈む毎日だった私。解決策が見つからないでいたとき、公園で一緒に遊んでいた同い年のMちゃんのママに、「Mちゃんって髪の毛洗うの嫌がらない?」と聞いてみました。すると「うちは大丈夫かなぁ」との返事。「そうだよねぇ」となんとなく肩を落とすと、「娘ちゃん洗うの嫌がるの? じゃあ毎日洗わなくてもいいんじゃない?」とMちゃんのママが言うのです。 予想外の提案に、「えぇ?!」と驚く私。Mちゃんママは「さすがに夏は毎日のほうがいいと思うけど、今は冬だし、そんなに嫌がるなら1日おきでもいいんじゃないかな……ってテレビでやってた気がするよ」と言います。 目から鱗…Mちゃんママの提案を受けて、さっそくその日から娘の髪を洗う頻度を2日に1回に変えてみました。娘には「今日は洗わなくてもいいけど、明日は髪の毛を洗うからね」と説明。髪を洗う日は相変わらず嫌がりましたし、洗わなければいけない日に「今日も髪の毛洗わない!」と駄々をこねることがあったものの、毎日洗っていたときよりもずいぶん私の気持ちはラクに。 冬の間はずっと2日に1回で済ませていましたが、フケやかゆみといったトラブルはありませんでした。あのときママ友に相談してよかったと心から思いました。 髪を洗うのは毎日のことだったので、お風呂の時間を思うだけで憂うつでした。ずっと毎日洗わなくてはと思っていましたが、場合によっては無理をしないということも必要なのだと今回感じました。相談したことで自分では見つけられなかった改善方法が見つかり、ママ友には感謝しかありません。夏を迎えるころには娘も少し髪を洗うことに慣れ、日々のお風呂も随分ラクになりました。 監修/助産師 松田玲子著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。
2024年02月16日長男の2歳児健康診査のときでした。当時夫の転勤で引っ越したばかりだったため、家の中で引きこもりがちな生活をしていました。保健師さんの言葉にショック当時2歳でしたが長男は授乳が大好きで、まだ乳離れができていませんでした。保健師さんとの面談のときに、子連れであまり外出していないこと、そして家の中で機嫌が悪くなるとおっぱいを欲しがることを話したところ、「ぐずついてすぐおっぱいをあげてしまうのは、退屈だからって飴玉をあげてしまっているのと同じ。外出して遊ぶ機会を作ってあげてください」と言われました。保健師さんの言うことに納得しながらも、「飴玉をあげてしまっているのと同じ」という言葉に驚きとショックを受けました。 保健師さんが言っていたように、外遊びの時間がなかったり、他のお友だちと触れ合う機会がなかったと感じていました。なので長女のママ友からリトミック教室を紹介してもらい、毎週リトミックに通ったり、近所の公園に外出するようになりました。そして、2歳半前に無事卒乳することができました。 作画/てる子著者:中村幸子
2024年02月15日2歳半の娘は、保育園が好きでいつもなかなか帰ろうとしません。私がいろいろな方法で「帰ろう」と誘っても、保育園を出るまでに時間がかかります。そんなある日、見かねた保育園の先生が、娘の手を取り玄関まで送ってくれることに。 まさかの方法で問題解決!?保育園の先生に手を引かれて玄関まで送ってもらっても、娘は頑なに帰ろうとしません……。するとちょうど、隣のクラスのAちゃんがお母さんと一緒に帰ろうとしいるところに遭遇しました。先生はすかさず「Aちゃんと一緒に手をつないで帰ったら?」と娘に提案。すると、娘はAちゃんと手をつなぎ、うれしそうに玄関の外へ向っていったのです! Aちゃんのママも、Aちゃんから抱っこをせがまれて困っていたようで、ちょうどよかったと喜んでくれました。娘は友だちと手をつないで帰ったことがよっぽどうれしかったのか、次の日から友だちを見つけると「〇〇ちゃん、一緒に帰ろう!」と自分から手をつないで帰るように。 時にはうまくいかないこともありますが、それでも以前に比べると早く帰れる日が増えました。私の気持ちもラクになり、娘も機嫌良く帰ってくれるので万々歳!あれこれと考えていましたが、思わぬ方法であっさり解決したことにどこか拍子抜けしました。難しく考えすぎず、もう少しラクに構えていても良いのかなと思えた出来事です。 作画/Pappayappa著者:井上なお
2024年02月15日現在7歳になった息子がまだ3歳だったころのお話です。義実家に息子と2人で遊びに行っていたとき、息子から少し目を離す時間がありました。すると、そのタイミングを見計らって、義父がまだ3歳の息子に無理やりお餅を食べさせたのです。息子をつれて義実家へ息子が3歳だったころ、自宅の隣にある義実家へ息子を連れて遊びに行くことに。義実家には義父、義母、義祖母が住んでおり、私たちが遊びに行ったときは義母と義祖母がよく息子と遊んでくれていました。 義父は基本的に物静かな人ですが、お酒を飲むと明るくなるので、酔っているときは息子にもよく話しかけてくれていました。 お餅を持ち出す義父義実家で義祖母が息子と遊んでくれている間、私は義母と一緒にキッチンでお昼ごはんを作ることに。すると義父が自室から出てきて、キッチンに置いてあったお餅を焼き、「和室で食べてくる」とキッチンを出て行こうとしました。私は幼児食インストラクターの資格を保有していることもあり、息子の食事に関しては人よりも敏感なところがあります。 そんな私の性格を知ってくれている義母は、「〇〇君(息子の名前)にはお餅を食べさせたらダメだよ」と義父に声をかけてくれました。すると義父は「はいはい、わかってる」と適当な返答。私は少し不安になりつつも、義母が義父に注意してくれたので、そのまま義母と料理を続けていました。 息子からの申告に衝撃!キッチンでお昼ごはんを作り終えた私たちは、和室にいる息子、義父、義祖母を呼んで、リビングで一緒に食事をしました。その後、特に何ごともなく息子とともに帰宅したときのこと。 急に息子が「じーじ(義父のこと)に、ママには内緒って言われたんだけどね」。と言い出したので話を聞くと、「僕はまだお餅食べちゃダメなんだよって言ってるのに、じーじが無理やり僕のお口を開けて、お餅を入れてきたの」と、衝撃の申告をしてきたのです。喉に詰まらなかったかと聞くと、息子は「よく噛んで食べたから大丈夫」と言っていたので、ホッとしたのと同時に、義母に注意されていたにもかかわらず、息子にお餅を食べさせた義父へ怒りが湧いてきました。 私が義母へお餅のことを伝えると、義父に注意してくれました。しかし、義父からは謝罪なし。もともと義父は私の食への考え方を「ただの神経質」としか思っていないようで、なぜお餅を食べさせただけで注意されなければいけないのか理解できないようでした。なので今後は義父と話し合いを設けて、しっかりとこちらの意図を伝える予定です。また、勝手に食べ物を食べさせるかもしれないので、義父から目を離さないようにしようと思います。 ※子どもにお餅を食べさせても良い年齢の目安は3歳以降です。小さく切って食べやすい大きさにし、ひと口の量は無理なく食べられる量にしましょう。また、お茶や汁物などで喉を潤してから食べ、ゆっくりとよく噛んでから飲み込むようにしましょう。子どもがお餅を食べるときには大人が注意を払い、見守るようにしてください。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:森井さやか小学生と幼稚園児の男児2人を子育て中。育児の経験やアパレル販売員をしていた経験を生かして、子育て体験談やファッション記事を執筆している。
2024年02月15日1歳の息子は、普段から食べても食べても、もっともっとと要求します。終わりがないので、普段はこちらが強制的に食事を終了させ、遊びに誘ったりしています。もう食べさせないでー!!お正月に義実家へお邪魔したときのことです。案の定、自分の分を食べ終わっても、机の上に広がるご馳走に、まだ食べるまだ食べると興奮気味の息子。今日は仕方ないなと、食べられそうな物やフルーツなどを少しずつあげていました。しかし、あまりにも食べ続けるので「もうおなか痛くなっちゃうから……」と強制終了。しかし、ご馳走が広がっているので終わりにできるはずもなく、泣き叫ぶ息子。すると義母が「あらあら……欲しがるんだから欲しがるだけあげて大丈夫よ」と、どんどん食べ物を持ってきて食べさせるのでした。 案の定、家に帰って嘔吐してしまった息子。「もうあげないでください」と言えなかったことを後悔しました。 作画/てる子著者:蛯沼みな
2024年02月14日現在6歳の長男が2歳半のころに2人目の妊娠が判明しました。2人目はもう少しあとでも良いと思っていた私は心の準備ができていませんでした。妊娠中は自分が思うように動けず、長男にキツく当たってしまうことが増えてしまいました。長男は怒られてもケロッとしているため、長男の気持ちをあまり考えていなかった私。しかし、出産を終えて退院したとき、ようやく長男の気持ちに気がつきました……。思うように育児ができず苛立つ毎日妊娠4カ月ごろからつわりが始まりました。1日中体調が悪く、寝込んでしまう日が多くありました。長男はまだ未就園児で毎日家にいたため、2人きりで過ごすときはテレビを見せ続けてしまうことも。 長男に「遊んで」と言われても相手をしてあげられない私。これではいけないとわかっているのにどうすることもできない状況に、イライラしてしまいました。そしてその苛立ちが長男に向かってしまうことも……。妊娠前には感じることのなかったイライラや気分の落ち込みに自分自身でも戸惑ってしまいました。 妊娠と長男のイヤイヤ期が重なって……当時長男はイヤイヤ期真っ最中。抱っこをせがまれることが多かったのですが、「おなかに赤ちゃんがいるからできないよ!」と強く言ってしまうことがありました。また、おなかめがけて飛びついてくる長男を叱ることもありました。私は申し訳ない気持ちがありながらも、自分に余裕がなかったのでやさしく伝えることができなかったのです。 長男は泣いたりいじけたりすることなく、怒られてもケロっとしていたので、私は長男の気持ちを考えずに強く言ってしまうことが増えていきました。 2人目を出産。退院後、長男の元へ向かうと出産による入院中の7日間、長男は夫や私の両親と過ごすことに。長男はママに会いたいと泣くことはほとんどなかったようで、面会で私に会いにきた帰り際もニコニコしていました。出産を終えた私は退院してすぐに実家で待っていた長男の元へ向かいました。そして、遊んでいた長男に「ただいま、よく頑張ったね」と伝えました。 すると、長男は急に泣き出してしまったのです。それを見て私も思わず長男を抱きしめて泣いてしまいました。そしてこのとき初めて私は、長男にたくさんの我慢やつらい思いをさせてしまっていたことに気づいたのでした。 妊娠中や入院の間、長男が不満を言ったり泣いたりすることがほとんどなかったので、私は勝手に長男はつらくないんだと思い込んでしまっていたのです。でも退院後の長男の涙を見て、ずっとつらい思いを我慢していたことに気づき、深く反省しました。おしゃべりができても自分の思いを言葉にするのは子どもにとって難しいことだと思います。しっかりと親が汲み取って理解してあげなくてはいけないなと思いました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:水沢 雫6歳男の子と3歳女の子の2児の母で、夜勤ありの夫と4人暮らし。アパレル販売員の経験があり、ファッションやショッピングが趣味。
2024年02月14日2024年2月6日、少子化対策の財源を確保するために、国民から1人あたり平均月500円弱の負担金を徴収する「子育て支援金」の導入を発表しました。この発表はSNSなどで大きな波紋を呼び、著名人をはじめとしたたくさんの人の苦言が集まっています。 子育て支援金とは「子育て支援金」は、医療保険料に上乗せする形で徴収されるとのこと。平均して1人あたり月500円弱を見込んでいると言いますが、あくまで粗い試算によるもので、現役世代はこの額以上の負担となる可能性も否めません。実際の負担額は、加入する医療保険や所得によって変わります。 子育て支援金の徴収は2026年4月から始まり、その規模は段階的に引き上げられる予定です。今は「500円くらいなら……」と思えるかもしれませんが、数年後の負担額はわからないのです。 これにはたくさんの批判の声があがり、青汁王子・三崎優太さんも『これで変わるとは思えない。日本はもう子ども産んでくださいって、土下座するレベルだと思う』と苦言を呈していました。 国民負担、本当に必要?これに対し、元明石市の市長として数々の子育て政策を遂げた泉房穂さんは「市民負担を増やさなくともできること」と明言しています。 子育て支援金の行方ベビーカレンダーが2022年におこなった調査では、「経済的な負担を軽減する制度が第1子を考える際に実際にあったとしたら、持ちたいと思う子どもの人数は増えたか」という質問に対し、「増えた」(67.52%)「増えない(変わらない)」(32.48%)という結果になりました。 この結果から、国民負担が増えることで出生数が減ってしまうことは容易に想像できます。多くの批判が集まる「子育て支援金」。今後の行方も注視したいと思います。
2024年02月13日私は不妊治療で、やっと1人息子を授かることができました。心無いひと言にショック母は4人をほぼワンオペで育て上げた自負が凄くて、私が育児が大変で体がボロボロだと話したときに「あなたがやってることなんておむつ替えてミルクあげるだけのおままごとと一緒よ。本当の子育ての大変さは反抗期やきょうだいのスケジュールが埋め尽くされたときとかよ!」と言われ、すごく悲しくなりました。 「そうだね」と寄り添ってほしかっただけなのに、価値観が違うなぁと付き合う距離をしばらく置こうと思った出来事でした。 作画/さくら著者:かたやまよしこ
2024年02月12日5歳の上の子が1歳の下の子と遊んでくれているからと、安心して料理をしていたときに起こった出来事です。上の子に子守りを任せた結果次の瞬間、ドスンという音とギャア!という激しい泣き声が……。振り返ると上の子がソファにのぼっていて、そのかたわらには顔面を床にうちつけて泣いている下の子がいました。どうやら弟を抱っこしてソファに座っていたところ、落としてしまったようです。5歳児のしたことなので怒るに怒れず……。大人が目を離すときは小さい子任せにしてはいけないと学びました。 ◇ ◇ ◇仲良く遊ぶ2人の姿を見て、安心するママの気持ちもわかります。また、1歳と5歳を比べると、とても立派に見えるので頼りにしてしまうかもしれません。しかし、中身はまだまだ好奇心旺盛な子どもです。少しなら大丈夫とは思わずに、こまめに確認しながら家事をするように心がけたいですね。 作画/さくら著者:月野ぷんこ
2024年02月11日3歳になった次女が幼稚園に通い始めました。次女にとって2歳年上のお兄ちゃんはライバル! 何でも同じことをしたがるので、お兄ちゃんと同じようにリュックを背負って幼稚園に行くことを楽しみにしていました。とはいえ、母と離れて過ごすのもほぼ初めてのこと。息子には「幼稚園で〇〇ちゃん(妹)のことよろしく頼むね! 」と入園前から話していたのですが……。幼稚園に通い始めた次女の様子入園して最初の週、先生からの手紙によると、次女はやはり寂しくなって「△△(兄の名前)が良い!」と大泣き。年中の教室から息子が呼ばれてお世話を手伝ってくれたとのこと。私も夫もこの手紙を見て笑ってしまいました。 お兄ちゃん好きな次女らしいし、兄妹仲良くてほほえましいなぁと考えていたのです。そして息子にはお礼を伝え、「また頼むね」とお願い。息子も「いいよ! 〇〇ちゃん、お兄ちゃんがいるからね」と頼もしく返事をしてくれました。 妹のお世話がつらい……ところが、10日ほど経つと息子が「〇〇ちゃんのお世話するのつらいから、幼稚園に行きたくない」と言い出したのです。詳しく聞くと、「登園時に妹を教室まで連れて行ってあげることで、朝の遊び時間が少なくなって嫌」「午後の外遊びの時間も妹がくっついてくるので、自分の友だちと遊べなくて嫌」とのこと。 息子の気持ちを聞いてハッとしました。妹のお世話をお願いすることで、息子の幼稚園での楽しい時間を奪うことになってしまっていたのです。最初はお世話に意欲的だった息子にも、限界が来たのでした。 無理のない範囲で妹を助けてくれるように私から先生に息子の気持ちを伝えると、先生から息子に「お手伝いしなくていいよ」と話があったそうです。妹が泣いても息子が呼ばれることはなくなり、息子はまたお友だちと遊べるようになりました。 でも「心配だからちょっとお手伝いした」と自主的に妹のことを気にかけてくれているようです。次女はと言うと、迎えに行ったとき、兄から離れて同じクラスのお友だちと遊んでいるところを目にするようにもなりました。 「お兄ちゃんなんだから」という表現こそ使わなかったものの、当然のように上の子に妹のお世話を頼んでしまったこと、息子がお友だちと遊ぶ時間を奪ってしまっていたことを夫婦で反省しました。これから先も兄妹で助け合ってほしいなという気持ちはありますが、無理やり押しつけることになってはいけないなと考えを改めた出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:青倉みゆ小2長女、年中長男、3歳次女の3児の母。趣味の文房具集めと宅トレで自分を癒やしつつ、実家から離れた土地で子育て中。450gで生まれた長女は、現在元気な小学生。
2024年02月11日娘が1歳半のころ、共働きでドタバタな生活に私は疲れ果てていました。どうにかしなければと、ファミリーサポート制度を利用してみることに。ところが、サポーターの方に娘を見てもらうはずが、私の悩み相談になってしまい……。大号泣の初対面!自治体が主体となって運営している子育て支援の1つ、ファミリー・サポート・センター事業。研修を受けたサポーターの方に育児を手伝ってもらうことができます。当時1歳半の娘は、少し人見知りをするので心配でしたが、近くに頼れる親族がいない私たちにとってはありがたい制度だと思い、利用してみることにしました。 まずはサポーターの方に家に来てもらって、一緒に遊びながら慣らしていくことに。依頼日当日、70歳のベテランサポーターの女性が家に来ました。ドキドキの初対面でしたが、娘は泣いてしまいママから離れず、泣きつかれた娘はそのまま寝てしまいました。 いつの間にか悩み相談に…時間を余らせてしまった私とサポーターの方は、少し話をする流れに。近くに頼れる親族がいないため、共働きでやっていくには限界があることや、自分が仕事を続けたい気持ちが捨てきれないことなど、私は自分の心のモヤモヤを初対面のサポーターの方に打ち明けてしまいました。 サポーターの方は、「あなたのしたいようにしなさい。子どもはどんな環境にも順応していくものだから、まずは自分の気持ちを大切に行動しなさい」と、そっとひと言。そのやさしい言葉に、私は涙が止まらなくなり、大号泣してしまったのです。 そんな私をそっと見守るように、サポーターの方はそばにいてくれました。短い時間でしたが、サポーターの方のやさしさがとてもありがたく、その後も定期的にサポートを依頼しました。そして、サポーターの方の言葉がきっかけで、私は働き方を変えることに。今は在宅ワークで子育てと仕事の両立を目指しています。 初対面の人の前で大号泣してしまった経験は、これが初めてです。このときは、自分の気持ちがいっぱいいっぱいになっていたのだと思います。この体験から、知らない人のほうが話しやすいこともあるものだと感じました。ただ、知らない人の前で大号泣しないように、自分の気持ちがつらくなる前に吐き出せる環境を作ることが大切だと思えた出来事でした。 監修/助産師 松田玲子イラスト/ななぎ著者:相原るか
2024年02月10日料理の注文に失敗!●子どもがどれをきちんと食べてくれるのかわからず、あれもこれもと頼みすぎてしまったこと。(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)●子どもがあまり食べないと思って、自分の分は量が少ないものを注文。なのに子どもが完食したため物足りなくなった。(34歳/食品・飲料/技術職)●はりきってお子様ランチを頼んだけれど、デザートのゼリーしか食べなかった。(36歳/建設・土木/技術職)子どもの食欲にはムラがあります。家でリラックスしているときはよく食べる子も、外出先では緊張したり、にぎやかな場所に興奮したりして、ほとんど食べられないことがあります。逆に、楽しい雰囲気でテンションが上がり、普段よりよく食べるようになる子もいるので、ちょうどいい分量を頼むのは大変!親の食事を取り分けるつもりが足りなくなった人もいれば、我が子の残したものも含めて、2人前を食べるはめになった人もいました。はじめての外食の際は、子どもが食べられなかったときの保険として、おやつやおにぎりを別に用意しておいて、家で食べさせるのもいいかもしれませんね。食べた気がしなかった●あまり食べられるものがなかったため、娘とシェアするために私はうどんを頼みました。旦那は自分の好きな激辛料理を頼んでいて、途中からお腹が痛いと言ってトイレに行ってしまい、私がひとりで娘に食べさせ、片づけまで全部。私はのびたうどんをかきこんだだけで、全然食べた気がしませんでした。(28歳/内職)●食事に行くと子どもに必死で、だいたい自分が何を食べたのかわからなくなる。(33歳/飲食店/販売職・サービス系)●子どもがぐずってしまい、周りの目が気になって食べた気がしなかったです。その後から外食をすることが億劫になりました。(26歳/医療・福祉/専門職)うまく注文できたとして、次に待ち受ける関門は食事の介助とマナーの問題です。スプーンやフォークがうまく使えない月齢の子には、大人が食べさせてあげなくてはなりません。自宅では手づかみで食べたり、スプーンやフォークを投げてしまったりしてもかまいませんが、外食時は周囲にほかのお客さんがいます。親は周りに気を使いながらなるべくきれいにごはんを食べさせ、満足したら遊びだす子どもを取り押さえることで精一杯。自分は食べた気がしなかった、という回答がいくつもありました。せっかくの外食も息抜きにならず、かえって疲れる原因になってしまって残念ですね。好きなものを食べられない……●子どもが小さくて食べきれないため、子どもの食べたいメニューを選んで、自分は頼まず子どもの残り物を食べる。(40歳/医療・福祉/医療事務)●子どもがお子様ランチを嫌がったので、私のものと交換して食べることになった。(42歳/学校・教育関連/事務系専門職)●ラーメン屋に行ったが、確実にラーメンがのびるのでチャーハンを頼んだ。(24歳/機械・精密機器/技術職)子どもはお腹が減ると機嫌が悪くなるもの。まずは子どもの食欲を満たしてあげることが最優先です。その結果、親の希望は後回しになりがち。外食自体が家族の楽しみになるのは、子どもが自分ひとりでしっかりごはんを食べられる年齢にならないと難しいかもしれません。はじめての外食は、セットメニューではなく、単品メニューを頼みやすい飲食店でチャレンジするのがオススメです。冷たい料理に涙●食べさせるものの種類が少なく、うどん一択。うどんを小さく切ったり口に運んだりした後、自分は冷たくなった料理をかきこみました。(38歳/医療・福祉/専門職)●カフェでお茶をしたが、大泣きしてお茶どころではなく、テイクアウトに切り替えた。外で寒空の下、アイスドリンクを飲む羽目になった。(39歳/マスコミ・広告/営業職)●近所のイタリアンレストラン。子どもに食べさせるのに必死で、くっついたパスタを食べた。(44歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)子どもにご飯を食べさせて、やっと自分の番になったと思ったらすっかり料理が冷めていた……。子ども同伴の外食あるあるですね。火傷などの心配もあり、子どもが小さいうちはホットドリンクや鉄板にのせられた料理などは避けたほうが無難です。冷めた料理だと思うと悲しいですが、もともと冷たいほうがおいしいものなら問題なし!ただ、満足して遊びだしてしまい、座っていられなくなった子どもを抱えての早食いは悲しいです。「はじめての外食は母子のみ」という答えが散見されましたが、できれば手助けを頼める大人をもうひとり確保しましょう。場所を選んで大成功!●初の外食はファミレスです。夫婦喧嘩をしてプチ家出したときに、子ども3人連れてファミレスに行きました。はじめて食べたポテトに当時2歳の娘は大興奮。口の回りをケチャップだらけにしてかわいかったです。(41歳/飲食/専門職)●実家近くの昔から家族で行っていた洋食店。子連れで行ったらお店のご主人がとても喜んでくれ、子どももうれしそうだった。(36歳/金融・証券/営業職)●回転寿司に行って、パパが子どもに食べさせてくれたおかげで、久々にゆっくりと食事できた。(35歳/税理士法人/事務系専門職)アンケートの回答で目立った外食場所は「うどん屋さん」「ファミレス」「ファストフード店」「回転寿司」でした。うどんは離乳食をはじめた子どもにも食べやすく、低年齢でもチャレンジしやすいメニューです。ファミレスは、まさしくファミリーのためのレストラン。子どもが多少動いても大丈夫なボックス席や、専用の子どもイスが準備されていて過ごしやすいでしょう。ファストフードでは、子どもたちはポテトに夢中になるようです。「子ども連れ歓迎!」という空気のあるお店や、オープンカフェなど、子どもの初外食は場所選びも重要なポイントになりますね。まとめ子ども同伴のはじめての外食は、乗り越えなければならないハードルがいくつかあります。なかには、一度失敗して外食が怖くなった方もいるようですが、最初はうまくいかなくて当たり前。あまり落ち込まないでください。場所やメニュー、時間帯、同伴者など、事前の準備を見直してぜひ再チャレンジを!みなさんの体験談を参考にして、楽しみましょう。子連れにやさしいお店もたくさんありますよ。マイナビ子育て調べ調査日時:2023年4月8日調査人数:111人(22歳~40代までのママ)(マイナビ子育て編集部)
2024年02月10日ある日、「幼稚園へ行きたくない」と泣き出した4歳の息子。息子は泣きながら理由を説明してくれて、お友だちに言われた言葉に傷ついていることが分かりました。しかし、同時にその原因は息子にあることが分かったのです……!!友だちから遊ばないと言われた理由は……!夏休み中、突然息子が「幼稚園へ行きたくない」と泣き始めました。夏休みは息子と一緒に自宅で過ごしていたのですが、急にそんなふうに泣き出すなんて、何か理由があるに違いないと私は思いました。 理由を聞くと「△△くんから、よだれが出てるから〇〇とはもう遊ばない、ごめんねって言われたんだ」と涙ながらに訴える息子。夏休みに入ってから約2週間、息子はずっとこんな悲しい気持を抱えていたのかと考えると、私も思わず涙が出てきました。 4歳でもよだれが出続けている息子たしかに、息子は4歳でも集中したり、笑いすぎたりすると口が大きく開いてしまってよだれが出てきてしまうタイプです。これまで、「よだれゴックンしようね~」と声かけはしてきましたが、なかなか直すことができずにいました。 コロナ禍で飛沫に気を遣っている家庭の子どもからしたら、とても不潔なものに思えたのかもしれません。どのように対応すればよいのか、考えました。 よだれを出さない練習をすることに親子でしっかり向き合うことで、息子は「よだれを出さないよう意識すること」と「友だちに嫌なことを言われたときの対応」を学ぶ良い機会だと感じました。 「よだれが出てるから遊ばないって言われたなら、よだれを出さない練習をしよう、遊べない理由がなくなるでしょ?」と息子に言うと「わかった!」と息子本人もよだれを出さないように意識することに前向きな反応を見せました。 息子に起きた変化は……前向きになったとはいえ、実際には「よだれを出さないように意識すること」は、息子にとってはとても難しいことのようでした。息子はテレビやブロック遊び、本を読んでいるときなど、なにかに集中しているとどうしても口が開いてしまって、よだれが出てしまいます。 よだれを出さないように意識させるために、私が息子を見てよだれが出そうなタイミングで「よだれ、ゴックンしようね」と、その都度息子に伝えるという地道なトレーニングを続けました。そして徐々にですが、息子は集中しているときでもよだれを飲み込めるようになってきたのです。 「友だちに嫌なことを言われたときの対応」に関しては、自分の気持ちと相手にどうしてほしいのかを言葉で伝える練習をしました。始業式の日は、息子に「△△くんに、遊んでくれるか自分で聞いてきてね、応援してる」と伝えました。 始業式の日、私は息子が自分で問題に対処できたかドキドキしながら自宅で待ちました。息子は帰宅すると「△△くん、これからずっと一緒に遊んでくれるって!」と満面の笑みで私に教えてくれました。ひとつのつらい経験を自分で乗り越えられた自信が表情に出ているような気がして、私も誇らしい気持ちになりました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:石垣 まり5歳男児のママ。大学病院で4年間助産師として勤務し、現在は筆耕業務をおこなっている。副業として、妊娠・出産・育児・芸能などの記事を執筆中。
2024年02月10日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、育児中に使う便利グッズについて教えてくれました。育児がラクになるような便利なグッズが増えていますが、正しい使用方法で使わないと危険なことも……!? ぜひ参考にしてくださいね。育児中に使うさまざまなグッズは、とても便利なものがあります。しかし、使用方法によっては危険があり注意が必要です。今回は3つの育児グッズを例にお話しします。 前向き抱っこ紐赤ちゃんが前向きの抱っこができるタイプの抱っこ紐は、通常のママと対面している抱っこ紐に比べて、周りの様子がよく見えるので赤ちゃんの機嫌が良くなったり、動物園や水族館などで周りが見やすくお出かけで活躍します。 しかし、赤ちゃんにとっては、周りから入る刺激が多く、脳に入った情報量が処理できずに夕方のぐずりや夜泣きの原因になることもあります。 また、前向き抱っこは、赤ちゃんがしがみついたり、つかまるところがなく、踏ん張りがきかずに抱っこしている大人の動きで揺らされるので体勢によっては、赤ちゃんの身体の負担になることがあります。 前向きタイプの抱っこ紐を使用する際には以下のことに注意点しましょう。 ・長時間は避ける・赤ちゃんの様子に注意する・寝てしまったら通常の対面の抱っこに戻す・抱っこしている人の腰に負担がかかりやすいので、腰の悪い方や筋力の弱い女性などは避けた方が良い・メーカーが推奨している使用可能時期(月齢)をしっかりと守る 寝返り防止クッション、ベビーベッドの柵カバー寝返りをし始めたころは、うつ伏せ寝になってしまうことがあり、寝返り防止クッションを使用することがあります。寝返り防止クッションは、それを越えて寝返りをする場合があり、顔を塞いだ体勢になってしまうと自力で戻れなくなることがあります。寝返り防止クッションを使用する場合は、赤ちゃんから目を離さないようにすることを心がけましょう。 また、ベビーベッドの柵の間に手や足、頭が入り込まないように、柵に布製のカバーをすることがあります。ベビーベッドの柵カバーは、外側から赤ちゃんの様子を見ることができないので、顔を塞いでしまったときに気づかない危険性があります。 寝ているときは、赤ちゃんの周りに出来るだけものをおかないようにするのが基本です。硬めのマットにして、寝返りしてうつ伏せになっても口を塞がない工夫をしていきましょう。 ハイローチェアやバウンサーハイローチェアやバウンサーは、日中リビングで過ごすときに、目が届くところに寝かせておけたり、揺れることで機嫌が良くなる赤ちゃんも多く、活用しているママやパパも多いかと思います。 しかし、少しの間と思ってベルト固定をしていないと、寝返りができていない時期であっても、からだを元気に動かしていると反動で落ちてしまうことがあります。固定ベルトは必ず使用し、手が届くところにおいていけないときには高さを一番低くしておくと安全です。 まとめ育児グッズを使用する前には、使用上の注意について説明書をよく読んで正しく使用することが大切です。どのグッズもメリットやデメリットを理解して、上手に活用してくださいね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2024年02月09日義母は固定概念が強く、自分勝手な解釈とルールがあり、それにいつも折り合いが合わず私は距離を置いていました。忘れられない出産に…里帰り出産をすると決まったとき、嫁いだから義実家でという話が出ましたが全力で拒否し、なんとか自分の実家で4カ月お世話になりました。出産する日と出産方法が決まる日、実母より先に病院にスタンバイしていた義両親。そして、帝王切開と聞いた瞬間に「この子から生まれるってだけであれなのに、帝王切開ならきっと愛情もらえないわ」と発言し、母を驚愕させました。そして2日後の朝方、破水し急きょ出産に。待合室では、痛みに弱い私を心配する母と妹と夫。出産後実母から聞いた話では、義母と義父は私がどうなろうと知ったこっちゃない様子だったそうです。しかも、帝王切開で生まれる赤ちゃんが心配だと発言したり、看護師さんが随時報告している傍らで、夕飯どうしようとかスーパーのチラシ見ていたそう。嫁の体の心配が一切ないことで待合室では、親同士のトラブルが起きていたようです。 その後、私は初めての子育てと夜泣きに心底疲れていました。それなのに、毎日アポなしで9時になったらピンポンを連打しやってくる義母。すぐ夫に相談し、3回ほど親子喧嘩をしたあとに訪問はストップしました。常識が通用しないことを知ったので、子育ての相談も一切せず用事以外は連絡をしないことにしました。 作画/さくら著者:わんぐれー
2024年02月08日息子が転園したため、新しいママ友ができました。中でもAさんは人見知りの私に気さくに話しかけてくれたうえ、家が近いこともあり、徐々に仲良しに。しかし、話していくうちに驚きの事実が判明!私は次第にモヤモヤしていきました。新たなママ友との出会い年少の2学期に、保育園から認定こども園に転園した息子。新しい環境に馴染めるか、息子以上に緊張していた私ですが、そこでできた新しいママ友はみんなとても気さくでやさしい方ばかりでした。 特に最初に話しかけてくれたAさんは、家が近いため登園ルートがまったく同じ。家を出る時間もほとんど一緒だったので、自然と毎朝子どもたちを送りながら仕事やプライベートの話をするのが日課になっていました。 大量に飛び出すほかのママさん情報そんなある日、私が園の近くに新しくできるマンションを買おうとしている話に。地域情報に詳しいAさんに、小学校情報や学区のことなどを教えてもらったのですが……。 「〇〇さんはあそこの一軒家に住んでいるから子どもは××小学校」「〇〇さんはあそこのマンションの手付金を払ったものの、やっぱりやめて別の家を買うか悩んでいるらしい」などの情報や、さらには、「〇〇さんはコロナ禍で正社員ではなくなってしまいローン返済に困っている」など、次々に園児の家族情報が飛び出してきてびっくり。「これは聞いていいのか……?」と、プライベートな内容にこちらが慌ててしまいました。 私の情報もほかのママ友に筒抜けだった!そして案の定、次の日にお迎えが重なった他のママ友に「新しくできるマンション買うんだって?」と話しかけられた私。Aさんに相談したのは前日の朝だったのに、すでに周りのママ友にも伝わっていたのでした。 家を買うことは隠しているわけではないのでその場は笑ってやり過ごしましたが、ちょっとモヤモヤしたのも本音。悪気はないにせよ、なんでもかんでも勝手に話してしまうのは考えものだなと感じた出来事でした。 自分の口から伝えたかったことも先に言われてしまいしばらくモヤモヤしましたが、Aさん自身に悪気は一切ありません。教えてくれる情報に助かっていたのも事実なので、それからは広められたくないことは話さないことにしました。来年には新しいマンションに引っ越すので、今後は少し疎遠になるのが残念なようなほっとするような、複雑な気持ちです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/ねね著者:大瀬木あさみ
2024年02月08日