「ヘルシア」“スパークリングシリーズ”の季節限定品花王は、茶カテキンの力で脂肪を消費しやすくする「ヘルシア」の“スパークリングシリーズ”から「ヘルシアスパークリングブラッドオレンジフレーバー」(500mL189円)を、春・夏の季節で、5月10日に新発売する。*画像はニュースリリースより炭酸飲料では初めての体脂肪関連の特定保健用食品「ヘルシアスパークリング」は、炭酸飲料として体脂肪への効果を有する初めての特定保健用食品として、幅広い層から支持を得る商品で現在「ヘルシアスパークリング レモン」が発売中。茶カテキンを豊富に含んでおり(540mg/1本当たり)、脂肪を消費しやすくするので、体脂肪が気になる人に適している。新発売の「ヘルシアスパークリングブラッドオレンジフレーバー」は、控えめな甘さにさわやかな柑橘系の風味を楽しめる、大人向けの炭酸飲料で、程よい炭酸の刺激を楽しみながら体脂肪対策ができるという。元の記事を読む
2012年04月20日多彩な春夏新商品脂肪を消費しやすくするドリンクとして「ヘルシア」ブランドを展開する花王。この好評のヘルシアシリーズから、今年の春夏は新商品を多彩にデビューさせる。ボディラインが気になる季節。体形変化の抑制をサポートし、美しいシルエットを維持する手助けをしてくれるものとして注目だ。まず、4月12日からは「ヘルシア五穀めぐみ茶」を発売する。こちらはハト麦、とうもろこし、発芽玄米、大豆、大麦の素材感や香ばしさ、健康感を加えたニュータイプの茶飲料で、食事とともに美味しく飲めるように工夫されている。さらに5月10日には「ヘルシアスパークリングブラッドオレンジフレーバー」を発売予定。こちらは炭酸飲料として唯一の特定保健用食品(体脂肪関連)に認定されているそうだ。控えめな甘さにさわやかな柑橘風味、爽快感のある炭酸の刺激で、美味しくリフレッシュしながら体脂肪対策ができる。カロリーオフタイプであることはもちろん、クエン酸、ビタミンCも配合しているので、こうした面での美容効果も期待できる。ポイントは茶カテキン!それぞれの商品に含まれる、ポイントとなっている素材は茶カテキンだ。この茶カテキンを継続的に摂取すると、食事の脂肪の燃焼量と、活動時の脂肪燃焼量の増加が見込める。基礎代謝が落ちてきた年代も、これを活用することで、脂肪が筋肉へとエネルギー源になって供給されやすくなるので、体力パフォーマンスも向上し、体内の脂質代謝が高まるという。毎日の食事バランスと運動にプラスすれば、かなりの効果が得られそう。登場していくヘルシアシリーズの新商品に期待だ。元の記事を読む
2012年04月05日特許分析を行う株式会社パテント・リザルトは、このほど燃焼装置の安全制御関連技術について競合分析を実施。参入企業に関する調査結果を発表した。集計の結果、トップ3はリンナイ、パナソニック、ノーリツという結果となった。同社は1993年から2012年1月末までに日本の特許庁から公開された関連特許3,534件を対象に、個別特許スコアリング指標「パテントスコア」による評価を実施。特許の質と量から総合的に見た「特許総合力ランキング」を集計した。集計の結果、トップ3は1位リンナイ、2位パナソニック、3位ノーリツという結果に。以下、4位東京ガス、5位パロマと続く。リンナイが1位となった理由としては、CO濃度検出センサの耐用寿命の事前報知に関する「不完全燃焼検出装置」や、部分不燃を早期検出するための「湯沸器」など注目度が高い特許を取得していることが考えられる。2位のパナソニックは2007年に家庭用ガス機器事業から撤退したが、同分野での出願を近年も継続して行っており、引き続き注目度の高い特許が開発されていることから。3位のノーリツは組み込みシステムの異常に対する制御の2重化に関する「燃焼制御装置」などが評価された形となった。また、注目すべき企業としては、パーパス(旧高木産業)が上位にランクイン。同社は有効特許件数が13件と少ないものの、注目度の面でポイントを上げている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月25日驚きの効果「イマーク」ニッスイの「イマーク」が人気だ。臨床試験では、1日1本、2か月飲むことによって、なんと中性脂肪値が「平均20%」も低下することが認められたという。(注:効果には個人差があるとので注意)青魚成分を定期的に摂取しよう「イマーク」とは、青魚に含まれる「EPA(エイコサペンタエン酸)」「DHA(ドコヘキサエン酸)」といった成分を含むドリンクで、「特定保健用食品(トクホ)」の認定も受けている。この「EPA」や「DHA」といった成分は脂肪の燃焼に効果があるらしいのだが、近年日本の食事が「魚」から「肉」中心に変わりつつある中で、日常生活での摂取の場が減っているという。そこで、この「イマーク」で継続的に青魚成分を摂取することで、中性脂肪を低下させる作用がみられたというのだ。キャンペーンを利用しよう現在利用者17万人突破記念として、特別価格キャンペーンも行っている。10本お試しセット、通常価格税込み3150円のところが170名限定で1050円だそうだ。中性脂肪が気になる方は、是非この機会に「イマーク」を試してみてはどうだろうか?(詳細はこちらから)編集部 鈴木真美【関連記事】ツイート「女は大学院行くより整形の方が幸せに」が波紋を広げるほんまかいな?ミスユニバース出場者「おっぱい丸出しで犬と散歩し逮捕2012の花粉症対策はこれで決まり元の記事を読む
2012年02月26日脂肪増加を抑制!美容にもうれしい栄養がいっぱいのトマト。ヘルシーにさわやかな甘みと酸味のあるうまみを感じられるところも魅力だ。そんなトマトに、なんと血液中の脂肪増加を抑える新成分が発見されたという。これは、京都大大学院の河田照雄教授(食品機能学)らの研究グル―王が発見したもので、マウスを使った実験により、トマトの成分が血液中の中性脂肪量を抑制することが確認されたそうだ。研究の成果は10日付の米科学誌「PLoS one」(プロス・ワン)で発表された。メタボ対策に、スタイルキープに!研究グループは、トマトの実とジュースの成分を精密に分析し、結果、そのなかから脂肪の燃焼を活性化させる成分として、不飽和脂肪酸のリノール酸によく似た物質を発見、特定したという。この物質を肥満のマウスに与えた結果、4週間で血液や肝臓の中性脂肪が約3割減少したそうだ。一方、脂肪燃焼にかかわるたんぱく質や、エネルギー代謝は増加し、血糖値は低下したという。これならトマトを摂取することで、効果的に脂肪を燃焼できる、痩せやすい身体になることができそうだ。とくに加熱処理されていると効果が望みやすいそうで、毎食コップ1杯のトマトジュースを飲むと、実験と同様の効果が人間でも得られるという。新たな美容食、ヘルシーフードとしてトマトが注目されそうだ。元の記事を読む
2012年02月11日ヘルシアシリーズ、初のブレンド茶花王が4月12日から新商品として、健康ブレンド茶「ヘルシア五穀めぐみ茶」を発売することが分かった。脂肪を消費しやすくする飲料として好評の「ヘルシア」シリーズで、初のブレンド茶となる。「ヘルシア」シリーズは、2003年の「ヘルシア緑茶」登場以来、体脂肪が気になる人の健康機能性飲料として、幅広く支持されている。現在もなお人気商品だ。シリーズ商品として、多彩な展開を遂げてきたが、今回はここにブレンド茶を投入する。香ばしくて飲みやすい!食事のおともに「ヘルシア五穀めぐみ茶」は、ハト麦、とうもろこし、発芽玄米、大豆、大麦の五穀の素材感を出したブレンド茶だそうで、すっきりとした味わいと香ばしさが魅力となっている。苦みや渋みはおさえられているから、幅広い層にとって飲みやすい、美味しい味わいに仕上がっているといえるだろう。クセがなく香ばしい味わいは、さまざまな食事とも合わせやすい。生活習慣病予防のため、またダイエットのため、脂肪が気になるなら、日々の食事に採りいれてみるといいかもしれない。元の記事を読む
2012年02月06日食後の気になる脂肪に…特定保健用食品!脂肪は気になるけれど、美味しく食べたい、ときにはがっつりも……そんな現代人にうれしい健康茶が新たに誕生だ。アサヒ飲料からおなじみの「十六茶」ブランドの新製品として、特定保健用食品「アサヒ十六茶プラス」が2月7日より発売される。250ml入りのペットボトルと、2L入りペットボトルの2種がラインナップされるそうだ。「アサヒ十六茶」オリジナルのブレンド技術で生み出された、香ばしくすっきりと、飲みやすい味わいは保ちながら、新たに配合した食物繊維(難消化性デキストリン)の働きにより、脂肪の吸収がおさえられるという。健康サポートに、ダイエットに食事と一緒に飲めば、食後の脂肪吸収を穏やかにし、血中中性脂肪の上昇を抑制することができるそうだ。すっきり飲みやすいお茶のフレーバーで、この機能性が得られるのはうれしい。日々の健康サポートに、ダイエット中の食事の供に、理想的なお茶飲料となるだろう。アサヒ飲料では、今後も「十六素材の健康ブレンド茶」という「十六茶」の価値をベースに、消費者のニーズに応え、健康をサポートするような商品展開を図っていくという。元の記事を読む
2012年01月25日冬の燃焼系焼きそば!エースコックが1月16日から新製品として、カップ焼そば「燃え麺四川式焼そば」を発売開始する。手軽に楽しめる、寒い冬の時期にぴったりな燃焼系麺として注目だ。このカップ焼そばでは、豆板醤や唐辛子などをたっぷり使用し、本格的な中国四川の辛さを再現。燃焼系として、現地料理さながらの燃えるような辛さに仕上げたという。粗挽きの山椒と唐辛子の別添えスパイスも付いている。四川地方は激辛の料理で知られることはもちろん、そんな料理を生んだ背景として、寒さも厳しい地域だ。本格的な辛みの味わいは、芯から身体を温めてくれる。代謝改善、燃焼効果も期待!寒い冬に身体を温めてくれることはもちろん、代謝をアップさせるなど、文字通り燃焼効果が期待できるとして、唐辛子のもつカプサイシンはボディメイクにも有効。細くて歯切れのよい麺も食べやすくて美味しくいただける。肉そぼろや青梗菜も入って。インスタントながら、なかなかに充実した焼そばだ。がっつり食べたい、温まりたい、そんなときに試してみてはどうだろうか。元の記事を読む
2011年12月16日2つの健康強調表示許可の機能飲料!伊藤園が5日、体脂肪とコレステロールをおさえる働きがあるという特定保健用食品「2つの働きカテキン烏龍茶」を発売した。体脂肪とコレステロールという2つの健康機能について強調表示することを許可されたのは、烏龍茶飲料としては初となる。この「2つの働きカテキン烏龍茶」では、お茶に含まれるカテキンのなかでも、とくに脂肪やコレステロールの吸収を抑える働きのある成分とされている「ガレート型カテキン」を90%含んでいるそうだ。そのため、体脂肪およびコレステロールが気になる人に適した飲料として、消費者庁から表示許可を得た、特定保健用食品となっている。効果は保証済み!味も飲みやすく!効果は保証されていても、飲みづらい味では毎日続けにくい。そこで、美味しく飲めるよう、伊藤園では、より苦みをおさえ、飲みやすい烏龍茶の味わいに仕上げたそうだ。ボトルも特殊なバリアボトルで、お茶の美味しさと成分を安定的に保つものとしている。美容や健康への意識の高い消費者に、食生活改善のため活かしてほしいとのこと。もちろん商品はノンカロリー・脂肪分ゼロだ。毎日のお茶系飲料として、一度試してみては。元の記事を読む
2011年12月07日運動した後のストレッチはつい忘れがち。そこで、今回は、 ピラティスインストラクターの小森先生に「運動後の身体のケア」についてお伺いしました。(以下、小森先生)有酸素運動で脂肪燃焼がうまくいった後の身体のケアも大切です。緊張した筋肉をそのままにしておくと、筋肉の収縮運動はスムーズに行われなくなり、血液の循環もよくありません。また、関節周辺の組織も柔軟性を失い、けがの原因や姿勢のアンバランスさにもつながります。その逆に、しなやかで柔軟な身体は見た目の若さも引き立ててくれます。運動後の身体のケアの一つとして、ストレッチはおすすめです。ストレッチには、大きくわけて2種類あります。ひとつは運動前に行う動的(ダイナミック)ストレッチ。動きが大きく反動をつかって行うものです。もうひとつは静的(スタティック)ストレッチで、一つの動きを反動をつけずに静止させたままで行うものです。運動後は、静的ストレッチを行いましょう。運動後のケア不足は筋肉痛や足が腫れるなど招くことがあります。乳酸という疲労物質が血液中でうまく除去されていない状態です。ここちよい伸びを感じられる静的ストレッチを行うことで、血行を促進することができ、疲労回復へとつながることができるのです。では、ウォーキングを例に、歩くことで使われた主な部位のストレッチのやり方のポイントをお伝えします。<ふくらはぎ>脚を前後に大きく開いて、前ひざをまげていきます。後ろの踵(かかと)は地面から離さず、両手は太ももの上に置きます。呼吸は、息を吸って、はきながら前に重心を移動しましょう。<ハムストリングス>脚を前後に歩幅くらいに開きます。前脚は軽くひざをゆるめ、後ろのひざを曲げながら座骨を伸ばしましょう。身体を股(こ)関節からくの字に曲げるようにし、呼吸は吸って、はきながら後ろに重心をもっていきます。<もも前>まっすぐ立ち、片足を曲げて踵(かかと)をお尻の方へと近づけます。息をすって、吐きながら後ろへ。この際、腰が返らないように気をつけましょう。またバランスが難しければ、片手を壁などについて安定した状態で行ってください。また、有酸素運動後にストレッチを行うことで、脂肪燃焼している状態を長く保持させることが可能です。脂肪は燃焼するとエクササイズをやめてすぐには燃えなくなるということはなく30分~1時間くらいは燃えたままでいられるからです。Cool-Downをしながら楽に燃焼させることができてお得です。最後に、静的ストレッチを行う上でのポイントをお伝えします。● ウォーキングやお風呂上がりなど身体が温まった状態で行うと筋肉も伸びやすい。● 反動をつけずにゆっくりと伸ばす。● 痛みを感じない範囲で気持ちがよいところで10~30秒保つ。● 息を止めずに自然な呼吸をする。● 柔軟性は個人差があるので他人と競わない。● どの部分を伸ばしているのが意識して行う。運動後はどうしても面倒くさい静的ストレッチですが、脂肪燃焼をキープできると思えば、できるはずです。ぜひ、お試しください。(小森 聡子)●著書プロフィールPilatesStudioKiraru 主宰。大学で生涯スポーツ科を専攻し、その後フィットネス業界へ進む。ピラティスIR,健康運動指導士として、健康的なカラダとココロを身につけるためのサポートをしている。【関連リンク】【コラム】心療内科医に聞く。否定されたときの心の持ちよう【コラム】赤でパワーオン、紫で若返り。色を食べて元気になる!【コラム】危険?楽で儲かる?治験バイトってなに?
2011年11月02日体脂肪を効果的に燃やそう!ハウス食品は2日、ウコンやニンニクなどを配合したCMでもおなじみの“力”シリーズの新商品として「唐辛子の力」を26日から発売すると発表した。体脂肪を効率よく燃焼させる効果があり、ダイエッターには注目の商品となりそうだ。「唐辛子の力」には、唐辛子の辛み成分であるカプサイシンを0.2mg配合。1本わずか9kcalというカロリーオフで、ウォーキングや運動と組み合わせると、より効果的に体脂肪を燃やすことができる。唐辛子なのに辛くない?!この商品の一番驚くべきポイントは、唐辛子配合なのに辛くなく、すっきりとしたレモン味でごくごく飲めてしまうところだ。独自の技術で、唐辛子特有の辛みを感じにくくしているのだという。辛み成分は、一種の“カプセル状態”で閉じ込められていて、味・刺激としては感じづらいのだそう。かわりに、運動後にすっきりと飲みやすいよう、レモン風味で仕上げたのだそうだ。これなら燃焼作用は取り入れたいけれど、辛いものが苦手…という人でも安心。ぜひ一度試してみたい。ハウス食品では、今後も「ウコンの力」「ニンニクの力」にとどまらず、健康を意識した人向けの各種商品を開発・販売展開していくことを目指すという。健康美の面からも注目したい。元の記事を読む
2011年09月04日脂肪燃焼やダイエットについて、「『おなかやせ』を目指すにはひたすら腹筋だ」、「運動は20分以上継続しないと効果がない」、「いつもの2倍の運動をすると2倍食べても大丈夫」……などとよく言われますが、実はこれは全部マチガイ。では、いったい何がどう間違っているのでしょうか。実際、どのようなエクササイズをすればいいのでしょうか。大阪府内科医会会長で糖尿病専門医の福田正博先生にお話しをうかがいました。■腹筋だけをしてもおなかはやせない――「おなかやせ」には、腹筋運動が一番効果があるのでしょうか?福田先生おなかやせというとすぐに腹筋をイメージしやすいのですが、結論から言って、毎日腹筋だけを100回続けたからといって、おなかやせは実現できません。「おなかやせとは、内臓脂肪を燃やすこと」です。体につく脂肪には「内臓脂肪」と「皮下脂肪」の二種類があります。見分け方は、おなかの脂肪をつまんでみること。つまめる場合は皮下脂肪です。女性に多いですね。男性は、つまむことができない「太鼓腹」が多く、こちらが「内臓脂肪」でいわゆる生活習慣病のもとになる脂肪です。内臓脂肪を減らすには、ウォーキング、ジョギング、水泳、エアロビクス、自転車などの有酸素運動を行って初めて可能になります。そして、生活習慣を見直して食事を改めたうえで、ダンベル体操や腹筋などの筋肉運動を試みる場合は、おなかをしぼる効果も望めるでしょう。内臓脂肪はつきやすく燃やすい性質があります。皮下脂肪は徐々についてきて、いったんたまると燃えにくいので、これらの運動を気長に続けるようにしましょう。――ウォーキングやジョギングでは、20分以上を続けないと脂肪は燃焼しないのですよね?福田先生いいえ、誤解です。ウォーキングなどの有酸素運動を行うと、血糖と脂肪が燃焼します。まず血糖のほうが燃え始め、運動開始から15~20分後に脂肪が燃焼し始めるのです。つまり、「運動を開始してから15~20分間は、脂肪より血糖が燃える比率が高い」わけです。このことを指して、よく20分以上歩き続けないと脂肪は燃えないというような間違った解釈がされているのではないでしょうか。わずか5分のウォーキングを行ったとしても、その間、脂肪も少しずつは燃えています。20分以上のまとまった時間がとれない人は、通勤時間を使って「1回5分のこまぎれウォーキング」を1日に数回、繰り返してください。■「まとめ運動、まとめ食べ」はNG――ウォーキングをよくします。1日休んだ場合、翌日に「歩きだめ」をすると脂肪燃焼の効果はあるのでしょうか?福田先生歩けば歩くほどカロリーは消費しますが、極端なことをすると疲れてしまい、運動の継続がいやになるし、足腰をいためる場合もあります。「1週間で6万~7万歩を歩く」、「1週間で5時間歩く」「1万歩の日と5000歩の日を交互につくる」など、1週間単位での目標を決めた方が継続の意味で効果的です。また、普段より多めに歩くときは体調と相談しながら、水分補給を忘れないでください。運動時の水分補給には、スポーツドリンクの中でも体に必要な必須アミノ酸などを含んだアミノ酸飲料なども有用でしょう。糖尿病の予備群や肥満傾向の方は糖の少ない低カロリーのものを選びましょう。――いつもの2倍、運動をした日は、いつもの2倍食べても太りませんよね?福田先生いいえ、太ります。このような習慣をつけると、多くの場合は食べ過ぎによっていずれは太ってしまいます。1時間以上のウォーキングをしてもその消費カロリーは食パン1枚、ドーナツなら半個分にもなりません。運動の消費カロリーは意外と低いので、その点によく注意してください。ウォーキングなどの有酸素運動はインスリン(すい臓から出るホルモン。糖分を分解する役割がある)の働きをよくしてメタボや糖尿病を予防し、血管の老化を防ぎます。また、心臓や肺の能力をも高めます。エネルギー燃焼効果だけではなく、長期的な肉体ケアの効果を考えることが重要です。「よく食べてよく動く」と、平均的に25歳ぐらいまでは基礎代謝量、いいかえると体のエネルギー燃焼効率が高いので体形もキープができていますが、誰しも年齢とともに徐々に脂肪燃焼効率が低下してくるので、どんどん余分な脂肪が蓄積して太ってきます。2倍の運動をした場合でも、いつもより1割程度多めまでの食事にとどめておきましょう。それに、くれぐれも運動後にあせって早食いにならないようにしてください。特に、どんぶりやめん類を一気食いというのはいけません。ゆっくりかみながら、できれば、「野菜など食物繊維→肉や魚などたんぱく質→ご飯やめん類などの炭水化物」の順に食べましょう。食後の血糖値の上昇が緩やかになるので、この逆順に食べたときよりも脂肪蓄積を防ぐことができます。■ドリンク摂取のタイミングとは?――ジョギングや筋トレ時、水やアミノ酸飲料を飲むタイミングは運動前後がいいのですよね?福田先生いいえ、運動の途中でも、のどが渇いたなと思う前にこまめに飲んでください。30分以上の運動を継続するためには、スタミナが必要です。運動前や運動中には、エネルギー源である糖と筋肉の材料になるアミノ酸が含まれた飲料を飲むと、筋肉疲労の予防にもなるでしょう。筋肉量を増やしたいと思われる方は、ダンベルなどの運動を行った後に補給するのもよいですね。スポーツをする、体をしぼるに際に、多くの誤解・思い込みがあることがわかりました。おなかなど部分的に体をしぼるにも、全身の脂肪燃焼を促す有酸素運動とセットでの動きが必要であり、「まとめ運動」に「まとめ食べ」はゆくゆくの肥満のもと。そして、運動前や運動中には水分摂取を心がける、それにはアミノ酸飲料を飲むのもよいということ――。これらの誤解ポイントを正しく理解し、少しでも効率よく脂肪燃焼といきたいものです。監修:福田正博氏。糖尿病専門医、大阪府内科医会会長。「ふくだ内科クリニック」(大阪市西淀川区。新大阪駅すぐ。院長。名医として数々のメディアで紹介され、著書の『糖尿病は「腹やせ」で治せ!』(アスキー新書780円)、『専門医が教える 糖尿病ウォーキング!』(扶桑社新書756円) はどちらも話題です。(阪河朝美/ユンブル)【関連リンク】【特集】脂肪を燃やしたい!運動する時のおすすめアイテム【コラム】専門医の教え。重要なのは「順番」食べ順変えるだけダイエット!【コラム】ストレス、精神的不安に効く「短時間&屋内ウォーキング」
2011年04月27日