ジャパネットたかたは7月13日18時、開催中の「夏のボーナスセール」において、ブランド腕時計の対象商品を追加した。期間は7月24日まで。なお、数量限定につき、なくなり次第終了する。夏のボーナスセールは、ジャパネットたかたが6月26日から開催している期間限定セール。iRobot社のロボット掃除機「ルンバ780」やブランド腕時計などを特別価格で販売している。7月13日18時に、オメガ「デビルクロノスコープコーアクシャル 422.53.41.52.13.001」や、エルメス「ホワイト・パープル CT1.710.130.WW9K」、ロンジン「コンクエスト L2.744.4.06.7」などを追加した。
2015年07月13日オリエント時計は6月27日、バロックジャパンリミテッドのファッションブランド「moussy」(マウジー)から、アクセサリー感覚で身に付けられる腕時計「moussy スタッズ」を発売した。全7モデルを用意し、税別価格は15,000円または20,000円。moussy スタッズは、ゆるやかなカーブを描く立体的なスタッズ(飾り鋲)や、スクエア型のカットガラスを採用し、スワロフスキー・エレメント入りのスクエア型りゅうずをアクセントにしている。ダイヤルはバーインデックスタイプだ。また、ホワイト、ブラック、ブラウン、ネイビーの4色から選べるレザータイプのバンドと、スタッズと同素材となるメタルタイプのバンドをそろえた。主な仕様は、風防がカットクリスタルガラス、防水性能が3気圧、ケースサイズが縦16mm×横16mm×厚さ7.6mm。ラインナップは、バンド素材が皮革+ステンレススチールで税別15,000円の「WM0011B4」「WM0021B4」「WM0031B4」「WM0041B4」と、バンド素材がステンレススチールで税別20,000円の「WM0051B4」「WM0061B4」「WM0071B4」。
2015年07月01日スウォッチ グループ ジャパンのスウォッチ事業本部は6月25日、2015年秋冬の腕時計コレクション第1弾として、「グルエッツィ オール!(GRUEZI ALL!)」「テック モード(TECH-MODE)」「スポーツ ミキサー(SPORT MIXER)」を発表した。3つのコレクションで全77モデルと多彩で、7月16日から順次発売する。税込価格は6,480円~36,180円。○グルエッツィ オール!(GRUEZI ALL!)スウォッチの生まれ故郷「スイス」を表現したコレクション。「GRUEZI ALL!」はスイスで「Hello」を意味し、国旗の十字架モチーフ、カウベル、チーズフォンデュといった、スイスらしいデザインの時計をそろえた。全6モデルで7月19日の発売予定。○テック モード(TECH-MODE)メカをイメージしたデザインや鉄板、ミラーなどからインスパイアされたというオリジナルのテクスチャーを採用し、クリーンかつ上品な雰囲気をまとう。シリコンストラップの3針モデル、メタルブレスレットのクロノグラフモデル、自動巻きモデルと、スウォッチらしい幅広いラインナップを用意した。全36モデル。○スポーツ ミキサー(SPORT MIXER)スポーツ、アウトドア、そしてそれを楽しむアクティブな気分からインスパイアされたというコレクション。さまざまなカラーやパターンを取り入れ、腕に着けるとアクティブに動き出したくなるようなウォッチに仕上げた。全35モデル。
2015年06月29日ジャパネットたかたは6月26日、「夏のボーナスセール」を開始した。iRobot社のロボット掃除機「ルンバ780」などの人気家電やブランド腕時計などが特別価格で販売される。期間は7月24日まで。夏のボーナスセールでは3つの企画を用意する。1つめは「人気商品一斉値引き!」、2つめは「憧れブランド腕時計&バッグ!」、3つめは「訳あり超特価」だ。人気商品一斉値引き! では、ジャパネットたかたオリジナルモデルの「ルンバ780」や、富士通のノートパソコン「FMV LIFEBOOK AH40/S FMVA40SJ」、NECのノートパソコン「LAVIE Note Standard PC-NS350AA-T」などを特別価格で販売する。憧れブランド腕時計&バッグ! では、オメガやフランク・ミュラーの腕時計、コーチやグッチなどのバッグ、財布といった小物を特別価格で販売。訳あり超特価では、梱包の箱に傷が付いたなどのワケあり商品を特別価格で販売する。なお、いずれの商品もなくなり次第終了する。
2015年06月26日NTTドコモが提供する子どもの見守りサービス専用の腕時計型端末「ドコッチ」をテーマにしたイベントが6月20日にイオンモール幕張新都心で開催された。同イベントには、第三子が誕生することを発表したタレント・モデルのユージさんが出席した。ドコッチは、ドコモの位置情報サービス「イマドコサーチ」を利用することで子供の居場所をパソコンやスマートフォン上で検索できるサービス。3G通信機能やGPS、Bluetooth、各種センサーを搭載した専用の腕時計型端末「ドコッチ01」を利用して位置情報を取得することができる。イベントの冒頭、司会担当者が昨今の子供の犯罪被害とその対策について説明した。法務省の発表の平成26年版犯罪白書によると、平成16年からの10年間で犯罪被害者にあった13歳未満の子供の数は減少してはいる。だが、全体の減少率にくらべて暴行事件や強制わいせつなどの犯罪の減少率は、他に比べて大きくないという。こういった状況を踏まえて、現在、小学一年生から三年生の子供たちを持つ保護者は、5割が防犯ブザーを、2割が携帯電話かスマートフォンを持たせているとのことだ。この事実について、すでに小学生高学年の長男と生まれたばかりの長女の子育てに奮闘中のユージさんは、次のように語る。「防犯ブザーや携帯は持っていても使えるとは限らないし、いたずらに利用されてしまう」「低学年に携帯電話やスマホを持たせると、危険サイトを見たり、ゲームなどで課金をしてしまったりと不安」。するとイベント担当者が"ドコッチの搭載する5つの機能"でこういった不安を解消できるとアピール。5つの機能は次の通りだ。ひとつ目の機能はGPSによる現在位置の確認できる「いまどこサーチ」。これは、スマートフォン側からドコッチを装着している子供の位置をGPSで地図上にリアルタイム表示できるというもの。同機能についてユージさんは、「こっそり、塾をサボっているか確認したい」と語り、安全確認以外の使い方についても言及。会場の笑いを誘った。続いて、センサーで周囲の温度や湿度を計測、装着している子供の現在の状態を確認できる「状態モニター」。この機能については、サッカーに夢中になり、水を飲まない長男が脱水症状にならないか心配していると語り、「これ(ドコッチ)で調べると現地の温度がすぐわかるし、連絡もできる。近ければ直接水をもっていってもいい」とコメント。このほか、ドコッチの「防塵防水」性能、ボタンを長押しすることで同時に登録してある6台のPC、スマートフォンにメールで緊急連絡がいく「SOSボタン」、子供が一定距離離れるとすぐアラートで通知する「見守りアラート」といった、計5つの機能についても紹介した。
2015年06月23日ICT総研は6月22日、2014年度のスマートデバイスの市場動向調査の結果を発表した。調査結果によると、2014年度のスマートデバイス出荷台数は、前年の3679万台から微増の3683万台にとどまった。出荷台数規模としては過去最多だが、急激な勢いで拡大していた2013年度までと比べると、市場規模の拡大ペースは鈍化する結果となった。同社は、鈍化の原因について、格安SIMカード市場が伸びたことでスマートフォンの販売台数が減少したことと分析している。スマートフォンの販売台数は前年比で93%、7%の減少となった。ただ、今後もスマートデバイスの出荷台数の増加は確実視しており、2018年度には2014年度比21%増の4470万台となる見込みだという。スマートデバイス以外の端末であるフィーチャーフォンとノートPCは依然として減少傾向が続いている。その理由としては、スマートデバイスへの乗り換えが挙げられている。タブレット端末は堅調な伸びを示していいる。スマートデバイスに占めるタブレット端末の割合は、2013年度が19.4%であったの対し、2014年度は24.9%となった。2015年度のタブレット端末の年間出荷台数は1054万台となる見込みで、同年のノートPCの出荷台数見込み(793万台)を逆転すると推測している。タブレット端末は、マイクロソフトの「Surface 3」など法人市場へのラインアップも充実し、セキュリティや運用コストに対する不安も徐々に解消されつつあるなど、法人向け市場も拡大傾向が続いている。2014年度はスマートデバイス全体の10.4%(383万台)が法人向け出荷となった。法人市場は、新規需要、ノートPCの代替需要ともに今後さらに増加していく見込みで、個人市場よりも伸び率が高いと見られる。そのため、法人市場への浸透が、今後のスマートデバイス市場拡大のカギになるという。○腕時計型端末を欲しい人が多い今回、ユーザーが現在所有している端末および1年後にどんな端末を所有したいのかについても調査を実施。インターネットユーザー1102人対し、Webアンケートの形式で質問した。その結果、現在1人当たり平均1.6台のモバイル端末を所有していることがわかった。端末は、スマートフォンが59.9%で最多となり、フィーチャーフォンが44.7%、タブレット端末(Wi-Fiモデル)が21.9%で続いた。タブレット端末の合計(回線付きモデルとWi-Fiモデルの合計)は29.7%で、モバイルノートPC(15.8%)の2倍近い割合となった。。1年後に所有していたい端末では、フィーチャーフォンが27.6%と大きく割合を落としているが、一方で「腕時計型端末」が7.4%と、現在所有から4.6倍のポイントを記録した。Apple Watchが4月に発売されたことで、腕時計型端末の市場は今後大きく成長していくことが期待されており、このアンケートでもその傾向が現れる結果となった。
2015年06月23日ファーウェイ・ジャパンは17日、スマートバンド「TalkBand B2」を発表した。ホワイト / ブラック / ゴールドの3色を用意。6月19日から発売する。価格(税別)はホワイトとブラックが15,980円、ゴールドが19,800円。同社初のスマートバンド「TalkBand B1」の後継機。タッチスクリーンがフレームの一部のようなデザインとなっており、ボディには航空機用のアルミ素材を使用。軽量ながら高い強度を備え、防水 / 防塵にも対応している。リストバンド部の素材は、ホワイトとブラックがTPU、ゴールドはレザーを使用。ヘッドセットとしても利用でき、ノイズキャンセル機能によりクリアな通話が行える。内部には6軸センサーを搭載。歩く / 走る / 自転車に乗る / 階段の昇降などの動きを自動判別可能。また、睡眠の深浅を判別したり、消費カロリーや歩数なども計測できるなど、日常生活のデータを細かく記録しておける。記録されたデータと連携する健康管理アプリ「Huawei Wear」は、androidとiOSの両方に対応。さらに、米Jawbone製のアプリ「UP Smart Coach」も利用できる。主な仕様は、画面サイズが0.73型のPMLED(タッチパネル)、通信規格がBluetooth 3.0。センサー類はAccelerator / Gyro sensorを内蔵。連続使用時間は約5日間で、連続通話時間は約6時間。充電用microUSBポートを備え、充電時間は約1.5時間。本体サイズはW20×D12×H250mm、重量は約33g。対応OSはAndroid 4.0以降 / iOS 7.0以降。
2015年06月18日時計ブランドのロードエルジン(LORD ELGIN)が、復刻第2弾として、機械式腕時計では世界初となる“レザー文字盤”を使用した「ナイトシリーズ」の本格発売を開始した。ロードエルジンは、1864年にアメリカで誕生し、1950年代に人気を博したもののその後姿を消してしまった時計ブランド「エルジン(ELGIN)」の高級ライン「ロードエルジン」を蘇らせることを目的に、13年に日本で設立された。同社では13年12月に第1弾として、ロードエルジンの「レクタンギュラーシリーズ」を復刻しており、今回の「ナイトシリーズ」はその第2弾となる。通称“黒騎士”と呼ばれる「ナイトシリーズ」は、ロードエルジンの歴史の中でも最も人気を博したモデルのひとつ。今回の復刻では、発売当時の洗練されたデザインはそのままに、同社が持つ技術を集結させてオリジナルモデルにもない世界初の“レザー文字盤”を実現させた。文字盤の革には、フランスの高級ブランドも使用するドイツのワインハイムレダー社製レザーを採用。加工を一切施していないナチュラルシュリンクで、天然のしわ模様をそのままデザインとして生かしている。ケースはゴールドとプラチナの2種類を用意。ゴールドはブラック、ブラウン、ワインの3カラー、プラチナはブラック、ブラウンの2カラーで展開する。価格はすべて29万5,000円。また、復刻第2弾の発売を記念して制作された、ロードエルジンの魅力を伝えるブランドムービーが公式サイト及びYouTubeで公開されている。
2015年06月17日スウォッチ グループ ジャパンのスウォッチ事業本部は6月12日、登山家・フリースキーヤーのサミュエル アンターマッテン氏とのコラボレーション腕時計「SWATCH THE ROUTE」(スウォッチ・ザ・ルート、品番:SUOZ199S)を発表した。6月20日に発売し、銀座、渋谷、大阪のスウォッチストア、およびスウォッチ公式オンラインストアのみで販売する。税別価格は13,000円。サミュエル アンターマッテン氏は、マッターホルンの新しいアルペンルートを確立した登山家。ネパールのJesemba South face初の登頂成功者としても知られている。今回のコラボレーションウォッチは、同氏の偉業を称えて発表されたものだ。また、発売数はマッターホルンの標高4,478mに合わせて全世界で4,478本。日本国内では限定60本となる。ベースモデルは「New Gent」(ニュー・ジェント)で、ダイアルにはマッターホルンのマップをあしらっている。1865年に初めて登頂が成功したルートを赤いラインでデザインし、時針と分針はアイスピックとフックで表現している。ケースはマットダークグレープラスティック、ストラップはグレーナチュラルレザーおよびダークグレープラスティックバックル、防水性能は3気圧、サイズは幅41×厚さ9.85×高さ47.4mm。
2015年06月12日輝きや煌きを女性らしいデザインや機能で表現するカシオの腕時計、「SHEEN(シーン)」。そのVoyage Seriesから、女性の腕にぴったりはまる幅25.4mmの小柄な電波ソーラーモデルが登場します。ワールドタイム機能付き電波ソーラーモデルとして世界最小・最薄(※2015年1月カシオ調べ)を実現しながら、10気圧防水を搭載。中でも気になる機能の一つが、シンプルワールドタイム。りゅうず(腕時計の側面にあるつまみ)を一段引き、都市コードに秒針を合わせるだけで、すばやく世界の時刻を表示します。サマータイムにも自動で切り替わるので、旅行や出張などに便利。また、磁気や衝撃の影響で秒針の示す位置が万一ずれた場合、秒針の位置を一定時間ごとに確認し、針を正しい位置に自動補正してくれる秒針位置自動補正機能も。そのほかにも、日付表示やタフソーラーなどが付いていて実用的です。デザイン面も女性の旅心を刺激するようなこだわりが細部に見られます。文字板グラデーションは、空と風の流れがイメージされているのだそう。秒針は飛行機をモチーフにしており、カッティングされてトップにクリスタルがあしらわれたりゅうずは太陽をイメージ。まるで、手元から旅へと誘われているかのようです。都市コードリングは手書き風のフォントで記載。また、ガラスは傷が付きにくく高い視認性を誇る高硬度の無反射コーティングサファイアガラスが採用されています。便利な機能と、上質感を備えたデザインの「SHEEN」のニューモデル。3つのカラーバリエーションで、6月19日に発売予定です。夏の旅のお供に、ぜひ手に入れてみては。・カシオ 「SHEEN」公式サイト
2015年06月12日大人になると、学校で習った数学って忘れがちですよね。でも、数学的センスって意外と大事。数学の問題って、実は人間関係と少し似ているものがあるんです。そこで今回は、そんな数学の問題を出題したいと思います。数学が苦手な人も、クイズだと思って軽い気持ちで挑戦してみてください!■数学的センスがわかるクイズ・問題編「時計の長針と短針は、一日に何回重なるでしょう?」これは、あのGoogleの入社試験に出たことで一躍有名になった問題です。アナログ式(針で時間を示す12時間表示タイプ)なら、腕時計でも壁時計でもかまいません。簡単そうでありながら、私たちの数学センスを鍛えるのには絶好な問題なので、ちょっと一緒に考えてみましょう。■数学的センスがわかるクイズ・回答編何回かわかりましたか?この問題の答えは、22回です。「1時間に1回重なるはずだから、24回じゃないの」と考えた方が多いと想像しますが、それは間違い。どうして2回少ないのでしょう。腕時計でも壁時計でもいいので、よくある12時間表示の時計を思い浮かべてみてください。例えば、1時台なら、いつころ長針と短針は重なりますか。そう最初の方の時間でいえば“1時5分”くらいの所で長針と短針は重なります。2時台なら、2時11分頃。3時台なら、3時16分頃。4時台なら、4時22分頃と徐々に後ろにずれていきます。それでも、10時台まではかろうじて重なる時があるのですが(10時55分頃)、問題は11時台です。ここで、11時ぴったりの時計を想像してみてください。その時点で、短針は11ちょうどを指し、長針は0の所です。一生懸命に長針(分)は遙か先の“11”にある短針(時)に追いつこうとするのですが、11時台に追いつく事は出来ずに、なんとか追いつくのは“12時ぴったり”の時です。つまり“11時台”にだけ、長針と短針は重なりません。一日に11時台は2回あるので、24−2=22となり、問題の答えは“一日に長針と短針が重なるのは22回”となります。■時計と人間関係はかなり似ている!時計は一日に何度も見るものだし、12時間表示の腕時計をしている方も多いでしょう。でも、改めて「長針と短針は毎時必ず重なるか」と問われると、ちょっと迷いますよね。まさか11時台にだけ穴があるなんて、なかなか思いつかない。実は、数学だけでなく人間関係でもそんな事はあるかもしれません。長時間一緒にいるし、よく知っているはずの相手。でも、実はあなたの知らない部分が、普通は1~2つはあるものです。別に隠しているわけでなく、普段見せているのに、たまたま気づかない特定の部分です。この数学の問題は、そんな部分もあるのだと改めて私達に気づかせてくれます。数学って、無味乾燥ではなくて、むしろ人間くさいことを沢山気づかせてくれるのでないかと思う今日この頃です。(文/シール坊)
2015年06月01日Googleは2015年5月28日から29日にかけて(米国時間)、デベロッパ向けのイベント「Google I/O 2015(」を開催した。Google I/Oは年に1回開催されているソフトウェアデベロッパ向けのカンファレンス。通常、Googleが開発者向けに提供しているソフトウェアや開発キットなどの新情報の発表などが行われることが多い。基調講演や各セッションの様子は公式サイトで動画が公開されており、誰でも閲覧できるようになっている。今年は新商品やプロジェクトの発表よりも、これまでの取り組みの成果をアピールしている印象を受けた。これまで発表してきた新サービスは着実に進歩しているようだ。以下、ソフトウェアに関連する注目すべき発表を紹介しよう。○M Developer Preview登場Android向けアプリやWebアプリの開発者向けに次期OSのプレビュー「M Developer Preview」が発表された。新機能の追加や機能改善などが取り込まれている。特に注目すべきポイントとしては、以下が紹介されていた。App Permissions - 新しいリソース保護メカニズム。マイクやカメラといったリソースへのアクセス制御を提供する。Chrome Custom Tabs - Chromeのタブをデベロッパがより柔軟にカスタマイズできるように変更。Webアプリでよりネイティブアプリに近いUIを実現App Links - アプリとアプリ、アプリとWebなどをよりシームレスに連携させるための機能。Android Pay - Android端末を支払いに使用するための機能。すでにいくつかの企業と提携しているFingerprint - 指紋認証機能を提供。認証機能として使用できるほか、デバイスのアンロック、支払時の認証機能として利用できる。Doze - ユーザのAndroid端末の使用状況をモニタリングし、利用頻度が低い時は同期処理を抑えるといった処理により、バッテリーの持ちを改善する機能。ソフトウェアの機能ではないが、今後出荷されるAndroid製品ではUSB Type Cが利用できるようになることなども言及されていた。○進化するAndroid Wear2014年6月に発表されたAndroid Wearに関する発表もあった。Android Wearは主に腕時計型のウェアラブル・デバイスを対象としたAndroid OSベースのオペレーティングシステム。これまでにSamsung Gear Live、LG G Watch、Moto 360、LG G Watch R、Sony Smartwatch 3、Asus Zen Watch、LG Watch Urbaneが販売されている。Android Wearで提供される新機能としては、以下が紹介されていた。常に時計画面(または任意のアプリの画面)を表示するモードの導入アプリの切替を手首のひねりで実施する機能絵文字を手書きで入力する機能アクセスリストを簡単に使用できるできる機能アプリを起動する方法を拡張ヘルスケア向けのモニタリング機能の強化Android Wear向けにはすでに4000を超えるアプリが提供されており、今後さらに発展が期待される。○BrilloとWeaveでさまざまなものをツナグGoogleはAndroid Wearの投入で、Androidが動作するデバイスをスマートフォンやタブレットデバイスから腕時計まで広げたが、同社はよりさまざまなデバイスでAndroid OS由来のソフトウェアを動作させ、さまざまなデバイス、サービス、人を結び付けることを計画しているようだ。そのかなめとなるソフトウェアとしてBrilloとWeaveが発表された。BrilloはAndroidの低レイヤを抜き出したような構成の必要最小限のオペレーティングシステム。カーネル、ハードウェア・アブストラクション・レイヤ、Wi-FiやBLEなどのコネクティビティ機能、アップデートやクラッシュレポートなどのデバイス管理機能など、最低限の機能が用意されている。必要最小限の機能に絞り混むことで、さまざまなシーンで動作できるようにすることを狙っている。Weaveはコミュニケーション・レイヤ。Brilloを搭載したデバイス間の通信や、Brilloデバイスとクラウド、クラウドとAndroidスマートション、AndroidスマートフォンとBrilloデバイスといったデバイスやサービスの間のコミュニケーションを担当する。Weaveという共通の通信が提供されることで、より多くのデバイスやサービスがシームレスに連携する効果が期待できる。○Android開発者向けの機能強化Android向けアプリやWebサービス開発者向けの新機能も発表された。いくつかピックアップすると次のとおり。Android Studio 1.3 Preview - C/C++向けデバッグ機能の導入Polymer 1.0発表Cocoapodsに対応Cloud Test Labの提供Cloud MessagingにおけるAndroid、iOS、Chromeのサポート機能面の強化のみならず、収益化を促進するための役立つ機能の導入なども発表された。○それ以外で注目される発表は?プログラマ向けの機能ではないが、ユーザ支援機能「Now on Tap」にも注目したい。Now on TapはMicrosoftのCortanaやAppleのSiriのようなユーザ支援機能。Now on Tapで適切な答えを得るにはかなり大規模なナレッジベースと推測エンジンが必要になるはずだが、Googleはこれを大幅に強化し、コンテキストを加味した適切な支援を実施するとしている。基調講演で日本語は使われていないため、この機能が日本の文脈で、かつ、日本語音声入力でどの程度実用的に利用できるかはわからないが、今後の発表が楽しみな機能であることは間違いないだろう。それ以外ではGoogle Photosのストレージ容量の無制限化が大きな注目ポイントだ。同様のサービスを提供しているベンダは上限を設けたり、使用料を定めたりしている。Google Photosはこの市場に大きな波紋を起こしたことになる。今後、競合するほかのベンダがどのような行動に出るのかが注目される。
2015年06月01日初対面の相手との名刺交換、デスクワーク時……職場で自然と目がいく部分といえば、手首の時計です。さっそくですが、あなたはどんな時計をしていますか?たとえば20代の頃になんとなく気に入って買った、2万円くらいの時計。あるいは、親からの就職祝いでもらった時計。時計の価値や思い出は、人それぞれでしょう。でも、ちょっと考えてみてください。その時計は、今のあなたに本当にふさわしいモノでしょうか?オンナが時計をつける意味とは?そもそも時計をつける意味とは何でしょう?時計は、単に時間を確認するためだけに身につけるではありません。かといって、大人の男性のように「ステイタスの象徴」とも、ちょっと違うような気がしますよね。その1つの答えとして、「時計を身につけることは、自信を身につけること」でしょう。上質な時計が持つ存在感や輝きは、自分をグレードアップさせてくれます。たとえ「今の自分にはまだちょっと早いかな」と思っていても、本物の時計にふさわしい人になるために努力することが、自信につながるもの。さらに、自分の内面だけでなく、人からの見られ方も変わります。本物の時計をつけていると、こだわりのある人、信頼できる・安心できる人という印象を相手に持ってもらえますよ。毎日がんばっているR30世代なら、自信も信頼感も手に入れたいですよね。あなたが選ぶべき時計とは?では、仕事も恋愛もがんばりたい30代女性は、どんな時計を選べばいいのでしょうか?まずは、心を満たしてくれるものを選びましょう。自分に自信が持てるような、本物の素材が使われている存在感のある時計。もちろん、デザイン性も大事です。どんな服にも合うシンプルで洗練されたデザイン。なおかつ女性らしい華やかさもあるものならベスト。そして、忙しい働く女性にとっては、機能性も兼ね備えていたら言うことなしですよね。ダイヤモンド、白蝶貝、そして自信Photo by CITIZENまさに30代女性にピッタリのポイントが詰めこまれた時計が、シチズンの「クロスシー ティタニア ライン」のハッピーフライト 限定モデルです。まずは、時計の顔ともいえる繊細な文字板に注目!夏だけに見られるという、湖面に映りこむ特別なオーロラを、さまざまな色がゆらめくグラデーションで表現した文字板は、なんと白蝶貝でできています。ずっと見ていたいくらい美しい仕上がりです。さらに、文字板とべゼルに施された9ポイントのダイヤモンドが、さりげなく存在感を放ちます。華やかさもありつつ洗練されたデザインは、普段のファッションを格上げしてくれそう!働く女性にピッタリの機能性もちろん、つけ心地も抜群!「美しさ」「軽さ(39g)」「硬さ」すべてを備えたシチズン独自のチタン素材「スーパーチタニウム」は、肌に優しく、キズに強いので、ずっと美しいまま。金属(ニッケル)アレルギーの人も安心の「耐ニッケルアレルギー対応」で、これからの汗をかく季節でも安心です。さらに、ワールドタイム操作が簡単な「ハッピーフライト」なので海外での時差修正もカンタンですし、定期的な電池交換も時刻修正もいらない光発電エコ・ドライブ電波時計なので、忙しい女性にはうれしい限り!仕事もプライベートも充実してきた30代は、自分にふさわしい時計を新たに手に入れるいいタイミングだと思います。本物の時計と一緒に、自分に対する本当の自信も身につけてみてはいかがでしょうか?
2015年05月28日Apple Watchが発売されてはや1カ月、すでにお手元に届いている人も多くいるのではないでしょうか。ご存知のように、Apple WatchはApple社が満を持して発表したウェアラブルデバイスで、発売前の予約数だけで300万台を超えたともいわれており、順調な滑り出しを見せているようです。しかしその一方で「結局Apple Watchは何ができるの? iPhoneじゃダメなの?」ということを聞かれることも多く、話題が先行している割に、その実体が知られていないのが現状のように思います。そこでハードウェアとしてのレビューはほかの記事におまかせして、本連載ではApple Watchアプリ開発のヒントとなるよう、Apple Watchを身に付けることによって得られる体験をはじめ、操作性と現状の問題点、今後どのように進化していくのか、というところを数回に分けてお伝えしていきます。○Apple Watchは腕時計なのか?Apple “Watch”というからには、もちろん時計の機能を持っているのですが、正確な位置づけとしては、「時計型ウェアラブルデバイス」といったところでしょうか。腕時計という誰もが一度は手にしたことがある馴染みのある形を模倣したデジタルデバイスであり、「時計という機能が主軸にある」というよりは、「多機能なウェアラブルデバイスのなかのひとつの機能が時計である」といったほうがよいかもしれません。たとえばApple Watchの特徴の一つといえるデジタルクラウン。これはクラウン(日本語ではリューズ/竜頭)を模倣した入力デバイスですが、そもそも本来のクラウンは、ゼンマイ式時計のゼンマイを巻くためにあるもので、クォーツ式のデジタル時計が主流となっている今では、時刻合わせにしか使われません。そうなると、クラウンは月に1度でも触れればよいという頻度でしか使用されないものであり、日常的に操作する入力デバイスとしてはあまり馴染みのないものといえるでしょう。Appleとしてもそれを意識したうえで、デジタル表示のメリットを活かし、時計を上下逆さまに付けることで、クラウンの向きを逆に持ってくることができるようにしています。これにより、右手に付けてもデジタルクラウンを外側に持ってくることができるため、「つまむ」という操作もしやすくなっています。もちろん既存の“クラウン”という形に拘らなければ、もっと使いやすい操作ができる入力デバイスもできたのかもしれませんが、そこはある種の宝飾品としての意味合いを持たせたいAppleの意図が強く出ているものと考えられます。標準の状態では時計が表示されているので、iPhoneのようなホーム画面は、デジタルクラウンを押さない限り表示されません(設定により変更することも可能です)。これもまた“時計”というこだわりを持たせたいがゆえでしょう。ただし腕時計は、時間を確認するだけのものですので、一瞬チラッと見るだけで、じーっと時計盤を見るような使いかたはあまり想定されていません。しかし、Apple Watchにはさまざまな機能があり、メールやLINEのメッセージも表示させることが可能です。そうなると、必然的に腕を持ち上げたままの格好が続くことになりますので、Apple Watchを手に入れた日は腕が痛くなることでしょう(笑)。腕時計の形をしていますが、その使いかたは腕時計と大きく異なります。しかし、それは腕時計として見てしまうからこその違和感であり、Apple Watchの本質はそこにはありません。多機能型ウェアラブルデバイスを周りからの違和感なく身に付けていられることに本当の価値があります。やはり、Google Glassのようなものを絶えず身に付けるのには多少勇気がいりますよね? そういった違和感なしに、むしろラグジュアリーなアクセサリーとして身に付けられることにApple Watchの意味があるのだと思います。○結局、Apple Watchで何ができるの?これは非常に難しい質問です。iPhoneも登場時には、こういった話が多くありました。とくに、発売されたばかりのApple Watchは、使うユーザーにとっても開発をするデベロッパーにとっても未知の領域であるため、なおさら説明が難しい部分が多くあります。Apple Watchは基本的に、Googleが先行して発売したAndroid Wearと同じように、iPhoneを親機としてそのサブセットのような動き方をします。iPhoneと連携して使うことを大前提として考えられていますので、iPhoneなしではインターネットからの通信を受け取ることもできません。単体で動かせる機能はミュージックプレイヤーなど、ごく一部の機能に限られています。しかし、そもそも腕時計型という形自体、あまり複雑な操作をするのには向いていませんので、多機能すぎても逆に使いにくくなってしまいます。そういった意味では、ポケットやカバンにしまった状態のiPhoneを取り出すのが面倒くさい、というようなシチュエーションに限定した機能を持たせるのが一番わかりやすいでしょう。それを代表するのは、やはり通知機能です。基本的にはiPhoneの通知機能と変わりないのですが、iPhoneの場合、ポケットのなかで震えるだけでは、通知内容の重要度はわかりません。とくに最近は、アプリの通知が非常に多くなってきていますので、とても大事なメールの通知も、通勤時間に楽しんでいるゲームの通知も、区別を付けることはできません。ポケットからiPhoneを取り出して、「なんだこの通知か」と思った体験は、みなさんあるのではないでしょうか。Apple Watchであれば、打ち合わせの最中でもiPhoneを取り出すことなく自然に、その通知の重要度を判断することができます。また、Apple Watchに通知される内容やアプリは取捨選択できますので、筆者はある程度リアルタイム性のあるメールやメッセージ系のものを通知させ、そのほかは空いた時間で閲覧すればよいものに仕分けてiPhoneで確認するようにしています。電話の着信通知も、Apple Watchで確認することができます。仕事中に今でるべき電話なのかどうかといったことがiPhoneを取り出さずに判断できますし、そのままApple Watchで電話に出ることまでも可能です(スピーカーフォンでの通話になってしまうのでシチュエーションはかなり限られそうですが……)。一方でApple Watchは、何らかの操作をすることにはあまり向いていません。デジタルクラウンのおかげで、かなり操作しやすくなってはいますが、それでも腕を持ち上げたまま長時間その体勢を保たなければならないのは、お世辞にも使いやすいとはいえませんし、そこまでするならばiPhoneを取り出したほうが快適でしょう。音声入力なども可能ですが、やはりすべての要求を満たすものにはなりえません。Apple Watchで何ができるのかがわからない、というのはこのように“発信”が苦手であることに起因していると筆者は考えています。すでにある情報を腕で見るだけの“受信”は、ある程度満足が得られているものを補完をする「あると便利」な機能として受け取ってしまいます。ユーザーの「◯◯をしたい」という欲求をかなえるためのものではなく、受け身の機能であるからです。そのため、実際に体験をしてみないと、その満足度がわかりにくいものになってしまうのです。一方、“発信”を進んでできるデバイスは、「これがしたい」というユーザーの欲求に応えることができるので、使い手としては、能動的なアクションを起こす必要があり、体験としても記憶に残りやすいものになります。現在のApple Watchは、まだそのあたりが模索段階にあるのですが、そういった要望に応えられるようになることではじめて、「Apple Watchって便利だね!」と共感を得られるデバイスになるのだと思います。○iPhoneとの親和性が生む体験先に書いたように、Apple Watch単体では、できることが非常に限られています。しかし、そのぶんiPhoneとの連携については非常によく考えられており、その親和性の高さに驚かされることがたくさんあります。たとえば、Apple Watchは時計といえど、iPhoneと同様にたくさんのパーソナルデータが表示されます。メールもそうですし、予定表や連絡先、何よりもApple Payと呼ばれる決済まで(米国のみ、日本国内では未対応)、Apple Watchでは可能です。そうなるとどうしてもセキュリティ的な問題が出てきてしまいます。iPhoneとは違い、身に付ける頻度が非常に高いものではありますが、それでも外したままになっていることも当然あります。そのため、Apple Watchはパスワードをかけることができるのですが、残念ながら画面の大きさの関係で、お世辞にも入力しやすいとはいえません。そこでApple Watchには、iPhoneとの連携を活かし「iPhoneでロックを解除」という機能が付いています。これはApple Watchを装着している状態でiPhoneを操作(ロック解除)をすると、Apple Watchのロックも合わせて解除される機能です。Apple Watchは装着しているかどうかをセンサーで計測しており、一度ロックが解除されるとApple Watchを次に外すまで、ロックは解除されたままになります。この機能のおかげで、筆者はほとんどApple Watchのロックを解除する操作をすることはありませんでした。また、先に書いた各種の通知機能もiPhoneと併用することを前提に考えられているため、Apple Watchを付けているときはApple Watchだけに、付けていないときにはiPhoneだけに通知がくるようになっており、さらにiPhoneの利用中には、Apple Watchを付けていてもiPhoneだけに通知がきます。これにより、Apple Watchで一度見た通知がiPhoneに延々と貯まってしまっていたり、腕とポケットの両方に通知が来てしまったりということがありません。ほかにもiPhoneでお馴染みの機内モードやおやすみモードなどもiPhoneの設定に連動させることができるので、どちらか一方を操作するだけでまるでひとつのデバイスのように設定することが可能です。これらは非常に地味な連携ではありますが、日常的に使うデバイスとしては、ストレスを限りなく減らしてくれる、とても有用な機能といえるでしょう。さて、今回はiPhoneがもたらしてくれる体験についての話題をメインにお届けしました。まだ未成熟なデバイスではありますが、これからが楽しみなものであることも間違いありません。次回は少し深掘りして、Apple Watch自体の操作性とその可能性についてお話できればと思います。
2015年05月19日シチズン時計は5月11日、同社のブランドを代表する腕時計である5つのコレクションから、黒とゴールドのカラーリングを採用した限定モデル「LIGHT in BLACK」を発表した。光発電エコ・ドライブを象徴する「光と時」をテーマにしており、時の記念日である6月10日に数量限定で発売する。税別価格は50,000円~250,000円。選ばれたコレクション(限定数/税別価格)は、「エコ・ドライブ サテライト ウエーブ F100」(2,000個/200,000円)、「シチズン アテッサ」(2,000個/140,000円)、「シチズン エクシード」(850個/250,000円)、「シチズンコレクション」(3,000個/50,000円)、そして女性向けに「シチズン クロスシー」(1,000個/100,000円)。シチズンが創り出す様々な時を、「エコ・ドライブ搭載」を軸に、機能も表情も異なる個性あふれる5モデルで表現したとしている。○5つのコレクションがクインテットを奏でる今回の「LIGHT in BLACK」コレクションを、個性豊かなジャズミュージシャンたちによるクインテットに見立て、「光」と「時」を表現。シチズンは、日本を代表するフリューゲルホーンプレーヤーでヴォーカリストのTOKU氏へ楽曲提供を依頼し、『Shine On』が完成した。オリジナル映像も制作され、TOKU氏プロデュースによる演奏とともに、シチズンが取り組む「光」と「時」の表現として世界でも高い評価を得ている最新のインスタレーションを紹介している。スペシャルサイト、またはYouTubeでご覧いただきたい。
2015年05月14日●デジタル時計はファッション性に限界があるここ数年で、腕時計業界には大きなパラダイムシフトが起きている。日本メーカー各社が力を入れるGPS受信機能付き時計の認知拡大はもとより、複数のスイスブランドからもスマートフォンリンク機能付き製品が発表されている。そして、Android Wearや話題のApple Watchに代表されるスマートウオッチ(リストデバイス)勢の登場。技術やアプローチはさまざまだが、いわゆる"腕時計"の多機能化は、ここへきて生物進化におけるカンブリア紀の大爆発な様相を呈しつつある。そんな中、いち早くBluetoothによるスマートフォン連携機能を持つ腕時計をリリースし、GPSウオッチにおいては位置情報と時刻情報、そして標準電波のハイブリッド受信が可能な製品を唯一実現したカシオは、どのような戦略のもとで2015年の時計事業を推進していくのだろうか。同社時計事業部長 増田裕一氏にお話をうかがった。○デジタル時計はファッション性に限界があるカシオ計算機の時計事業における2014年度実績は、過去最高となる1530億に達した。これを2017年には2,000億円に押し上げたいと増田氏は語る。増田氏「私たちは、2004年に時計事業の方向性を見直し、製品の主軸をアナログ、それも、それまで30年間培ってきたデジタル技術を活かしたアナログウオッチへとシフトして、事業の拡大を図ってきました。その過程では、マルチモータードライブやスマートアクセス(電子式リューズスイッチによる針操作)、徹底した省電力化とソーラー発電効率の向上、またOCEANUS(オシアナス)に代表される高価格帯製品にも参入しました。それが直近の10年間でやってきたことです」デジタル制御による高機能化を行いつつ、「針」というアナログ表現への転換。それは、金額ベースで時計市場(全世界)のわずか1割にしか満たないデジタルウオッチの市場規模を考えれば必然といえた。そして、ファッション性から言っても、デジタルには限界があると増田氏はいう。増田氏「時計は身に付けるものなので、デザインがきわめて重要です。私たちもデジタルウオッチのさまざまなデザインに挑戦してきて、どうしてもアナログウォッチを超えられない表現の限界というものを感じました。だからアナログ表現を取り入れたんです。しかしそれは、機能と一体化した意味のあるものでなければなりません」○国内時計メーカーの主戦場はエレクトロニクスへスマートアクセスなどは、分かりやすい例だろう。りゅうずという昔ながらのインタフェースで針を操作して、例えばホームタイムを設定する(秒針を都市コードリング上の任意の都市名に合わせる)と、時分針が同時に回転を始める。基本的にそれぞれの針がもっとも少ない移動距離になるよう回転するため、針によっては逆回転することもある。これはデジタル制御だからこそ可能な機能であり、「針の回転」はアナログ表現だ。そして、2014年のBASELWORLD(スイスのバーゼルで行われる世界有数の時計見本市)で、世界初のGPSハイブリッド電波時計G-SHOCK「GPW-1000」と、同社アナログウオッチ初のスマートフォン連携機能を持つEDIFICE「EQB-500」が参考出品される。トピックとなりやすい「GPS」「スマートフォン」というキーワードが注目を集めたが、それは結果的に世界最小モーターや高密度集積回路など、カシオのアナログムーブメント技術をアピールすることにもつながった。同年9月に国内で行われた秋冬の新製品発表会では、OCEANUS「OCW-G1000」を発表。GPS受信機能搭載メタルアナログウオッチという新興カテゴリーで、すでに競合製品を発表していた国内大手時計メーカーと同じ土俵に上がることとなる。増田氏「私たちは、デジタルを超えた表現を求めてアナログムーブメントを開発し、その高機能化を目指して、持ち前のエレクトロニクス技術でGPSウオッチを開発しました。日本の時計の歴史として、クウォーツ革命以降、安価で高性能なクウォーツムーブメントを外販してきました。それが逆に差別化を難しくしてしまった面もあり、その差別化を改めて可能にするのが、日本メーカーならではの高度なエレクトロニクス技術によるGPSウオッチなのかもしれません。スイスブランドのような機械式時計は別としても、高機能クォーツに関しては、今年(2015年)以降、各メーカーともエレクトロニクスを活用した進化を辿らざるを得ないと私は考えています。したがって、競合性がより強くなっていく市場において、いかに突出する存在になれるかがポイントでしょう。幸い、カシオにはBluetoothやセンサー、制御系といった技術があります。いわば得意分野です。今年は、ここでイノベイターとしての存在感を示していきたいですね」●GPSウオッチとスマートフォン連携で世界市場へ○GPSウオッチとスマートフォン連携で世界市場へ一方、日本のメーカーはもう国内市場で争っていても仕方がない、と増田氏はいう。ジャパンブランドを武器として、世界市場へ今まで以上に積極的に乗り出していくべきだ、と。電波時計は「標準電波」を使用して時刻を合わせるが、この標準電波が使える地域は限られている。例えば、カシオの電波時計が多く搭載している「マルチバンド6」は、日本(福島局/九州局)、アメリカ、イギリス、ドイツ、中国の周波数帯(40kHz~77.5kHz)への対応となっており、世界中どこでも使えるわけではない。したがって、最新の電波ソーラーモデルも海外では売りにくいという現実があった。しかし、GPS電波受信やスマートフォンリンク機能を持った時計なら、その地域は飛躍的に広がる。GPSは基本的に空の下であれば受信できるし、スマートフォンリンクは電話さえつながれば屋内でも使える。いわば世界中の国々が市場なのだ。増田氏「この3月から(編注:2015年3月)、世界各国の空港と機内誌でGPW-1000、OCW-G1000、EQB-500のプロモーションを展開しています。特に空港は、ポスターの掲出だけでなく、免税店フロアにポップアップストア(出店風の展示・販売スペース)を開設するなどしています。シャルルドゴール(フランス)やフランクフルト(ドイツ)、ヒースロー(イギリス)、トルコをはじめ、アジアでは虹橋(中国)、香港、チャンギ(シンガポール)、仁川(韓国)、スワンナプーム(タイ)、マレーシア、フィリピン。インドはムンバイ、ベンガル、デリー。ほかにも、レバノン、ニュージーランド、ドバイ、コロンビア、パナマ、エクアドル、エルサルバドルでもやっています」ポップアップストアの店頭ではデモンストレーションも行っており、特にスマートフォンと連携するEDIFICEは反応も上々で、実際に良く売れているという。2014年には、高度なエレクトロニクス技術とデザインを見事に両立させた製品をリリースしてみせたカシオ。2015年は、それらを世界に向けて強力にアピールしていく年になりそうだ。●スマートウオッチには参入するのか!?○スマートウオッチには参入するのか!?ここ数年ですっかりひとつのカテゴリーを形成した感のある「スマートウオッチ」。Apple Watchの発売も大きな話題となった。40年以上のデジタル時計製造経験を持ち、エレクトロニクス技術を得意とするカシオも「いつ参入するのか」と聞かれることが多いという。増田氏「現在のリストデバイス系のいわゆる"スマートウオッチ"は、過渡期的な商品だと思っています。カシオでも時計事業とは別の部門でリストデバイスの研究開発を進めていますが、ビジネスとしての市場評価は、まだ何ともいえません。アップルさんは、OSもクラウドサービスもハードウェアも自社で囲い込めるので、製品開発や進化の舵もとれるし、ビジネスモデルの構築もしやすい。一方、現状のAndroid Wearはスマートフォンの周辺機器、あるいは機能拡張としての性格が強いと思います。スマートフォン本体を発売していないカシオがそれをやっても、(ビジネスとして)あまり意味がないのではと個人的には思います。アップルさんのようにOSを含めて提供できないと、ただの箱屋になってしまいかねないので…。とはいえ、それは現実的に難しいでしょうね」確かにその通りだ。それに、筆者も大ヒットしたAndroid Wear端末というものを寡聞にして知らない。カシオも企業である以上、市場参入への見極めにはそれなりの判断があって然るべきだろう。増田氏「どんな製品をどのように位置付け、どう伝えていくかがはっきりしないまま焦って製品をリリースしても、お客様には特徴のある製品として認知してもらえません。ですから今は、動向を興味深く見守っているというところですね」その上で、カシオが現在考える「スマートウオッチに近いアプローチ」は、EQB-500やEQB-510のようなスマートフォン連携のスタイルだと、増田氏は語る。増田氏「スマートフォン連携には、まだまだ多機能化とそれに裏打ちされた表現の可能性が残されていると思います。そのひとつは、冒頭でも触れたアナログならではの表現力。ちょっと具体的にお話しすると、針というアナログ時計ならではのインタフェースをどう活用できるかがポイントです。この動きをさらにリッチにして、より使う人の肌に馴染むものにしていく。私は近頃、"表現から表情へ"という言い方をするんですが、時計の動きに豊かな表情を与えたいと思うんです。もちろん、ただ面白く動けばいいのではなく、しっかりした機能を物語る表情でなくてはなりません。それをどこまで実現できるかはエンジニアの腕次第、というところもありますが、カシオのエレクトロニクス技術とマルチドライブモーターだから実現できる、高度な機能、そして、それを表現する針のリッチな表情。今はそんな時計を目指して開発を行っています」インタビュー中、増田氏はスマートウオッチを「様子見」としながらも、Apple Watchの画面を動かすときの滑らかさ、人間の五感に馴染みやすい演出、そしてケースの質感の高さや装着感の快適さなどに、非常に感心したと語るシーンもあった。「コアテクノロジーがデジタルという共通点はあれど、カシオの時計とスマートウオッチはアプローチが別」と語る増田氏だが、ことデザインに関しては、カシオが時計に見る未来と袖が触れる部分もありそうだ。「使う人の肌に馴染むリッチな針の表情」とは、スイープ針のようなシームレスな動きか、レトログラード(針が扇形に往復動作する機能)のような変化球か、あるいは針の動作速度が変化するのか、そのどれもが見当違いなのか、想像は膨らむ。世界のステージにおけるジャパンブランドの躍進と、デジタルがドライブするアナログウオッチの次なる一手に、大いに期待したい。
2015年05月14日本を選ぶ楽しみのひとつに、書店でのそぞろ歩きがあります。芸人さんとして初めてananの表紙を飾ったピースのお二人が老舗大型書店を訪問。どんな本に興味を持ち、どんな本を選ぶのか。その人となりが表れた一部始終をレポートします。 「落ち着きがないんで、文字いっぱいの本なんて読めませんよ~」とにべもない返事の綾部祐二さん。さて、綾部さんはどんな本に興味を持ち、どんな本を選ぶのでしょうか。今回は「綾部編」です。 ■綾部さんの「本選びポイント」 「すいませんね、本特集って言ってるのに写真集ばっかりで(笑)。もともと、僕は茨城のいなかもんなんで、精一杯背伸びしてオシャレを追いかけてるんすよ。もう、背伸びしすぎてアキレス腱が切れそうですわ。でも、こんな素敵な写真集は、見てるだけで気分良くなっちゃいますから。家帰って風呂に入ったら、間接照明をつけて、ビンテージのグラスとかにコーラ入れて…。あ、僕全然酒飲めないんで。で、こんな写真集を眺める。たまんないっすね。アホみたい?いいです、いいです。そんな男を演じている自分が好きなんですから、ほっといてください(笑)」(綾部さん) ■綾部さんの「これ、気になった!」 『八千草薫』文藝春秋 「八千草薫さんは、ま~品がありますね。女性はやっぱり品ですよ。彼女の美に対しての意識の高さ、写真からもバンバン感じさせられますね。見てるだけで癒されるでしょ」。出演映画100本以上、テレビドラマ70タイトル以上と、昭和から平成にかけ、常に清らかな輝きを放ち続ける女優・八千草薫の魅力満載の写真集。文藝春秋3700円 『Yves Saint Laurent By Roxanne Lowit』Roxanne Lowit 「今年の正月に、NYでサン=ローランの肖像画を買って、自宅に飾ってるところだったんでね。この写真集も飾りたいな、と」。20世紀のファッション界で「モードの帝王」と謳われたイヴ・サン=ローランの美しいコレクションの数々、サン=ローラン自身やモデルのオフショットなど、見応えたっぷりの写真集。RCS Mediagroup5990円 ■綾部さんの「相方に読ませたい本」 『BIGMANスペシャル 時計Begin特別編集高級腕時計大全』時計Begin特別編集 「もともと時計をする習慣がないヤツだけど、小説も相当売れてるっぽいし、大人なんだから、良い時計を買いなさいよ、と。大先生らしい、すんごいヤツをね(笑)」。“腕時計は、身につける資産である”をコンセプトに、オーバー1000万円の複雑時計から、100万円台の定番モデルまで、世界の高級腕時計を一挙掲載。世界文化社2400円 ◇ピース綾部祐二(あやべ・ゆうじ)、又吉直樹(またよし・なおき)BSテレビDlifeのトークバラエティ『ラジオな2人』金曜23:00~レギュラー放送中。又吉さんの著書『火花』がベストセラー快進撃中。 写真・白川青史 ※『anan』2015年5月13日号より
2015年05月07日オリエント時計は4月25日、同社の女性スタッフだけで立ち上げた女性向けブランド「iO」(イオ)から、香水をモチーフとしたアクセサリー感覚の腕時計「iO Perfumeソーラー」を発売した。3モデルを用意し、税別価格はいずれも27,000円。iO Perfumeソーラーは、香水瓶をイメージした柔らかい印象の楕円ケースと、華奢なハーフバングルを組み合わせている。香水の淡い色彩を表現したピンクグラデーションやピンクの文字板は、12時位置にスワロフスキー・クリスタルをあしらったモデルと、ガーリーなローマ数字のモデルを用意。また、スワロフスキー・クリスタル入りのりゅうずがジュエリー感を演出している。ラインナップは、文字板がピンクグラデーションの「WI0351WD」、ピンクの「WI0361WD」、シャンパンの「WI0371WD」という3モデル。共通の仕様として、ケース素材がステンレススチール+ゴールド色メッキ、ケースサイズが縦33.5×横18.6×厚さ8.4mm、風防が球面クリスタルガラス、バンドがプッシュ三つ折式(中留)。防水性能は日常生活用防水(3気圧)。
2015年04月30日Fitbitは23日、フィットネス用腕時計「Fitbit Surge」を発表した。発売日は未定で、店頭予想価格は税別40,000円前後。Fitbit Surgeは日々のエクササイズを助けるフィットネス用腕時計。GPSやデジタルコンパスなど8つのセンサー・テクノロジーを搭載し、ランニングペース、距離、高度、スプリットタイムをディスプレイに表示する。「マルチスポーツモード」では活動内容の管理、エクササイズ記録の閲覧が可能。「bike sport mode」機能では運動距離や時間、燃焼カロリーや心拍数を正確かつリアルタイムに計測する。着信を知らせる機能を備えるほか、メッセージの通知や音楽端末操作が可能。電源はリチウムポリマーバッテリーで、最長7日間持続。本体メモリには日々のエクササイズ記録を30日間分記録できる。ベルト部分には柔軟で耐久性のあるエラストマー素材を採用。カラーはブラック、ブルー、タンジェリンの3色。サイズはS、Lの2種類をそろえる。ベルトの長さはSサイズが140mmから160mm、Lサイズが160mmから198mmに対応。リストバンド幅はS、Lともに24.36mm。ディスプレイのサイズは20.88×24.36mm。充電ケーブルとUSBハードウェアキーが付属する。計測データはスマートフォン向けアプリとPC向けWebサービス「fitbit」にて管理する。アプリの対応OSはiOS 7.0以降、Windows Phone 8.1。Android用件は端末によって異なる。Webサービス「fitbit」の対応OSはMac OS X 10.5以降、Windows XP以降。スマートフォンやPCとはBluetoothで接続する。
2015年04月27日●真っ白い正方形の箱の中にApple Watchが24日から販売が開始されたApple Watchだが、一体箱や包装はどのようになっているのだろうか、筆者が手に入れた「Apple Watch」42mmモデルで開封の儀を執り行なおうと思う。○「AirMac Express」にそっくりの箱「Apple Watch」が収まる箱は正方形で、高級腕時計やジュエリーを思わせる形状になっている。箱の上面にはApple Watchのロゴマークが刻印され、側面にはモデルの仕様が記載されている。箱は上ブタ部分を上に持ち上げることで開けることができる。密閉されているため、パッと開けることはできない。じれったく感じるかもしれないが、ゆっくり慎重に開けよう。フタを開けると、何やら薄い紙に包まれた白い箱が。その白い箱を取り出し、包み紙を開くと、アップルのロゴマークが刻印されたプラスチック製の箱が出現する。コーナー部分が丸くなっているその姿は、「AirMac Express」にそっくりだ。この中にApple Watchが入っているのだろうか。●触るのをためらうほど美しいステンレス○時計としては珍しく横向きに鎮座早くApple Watchとご対面したい気持ちを抑えつつ、AirMac似の箱を開けると……。ついにApple Watchが登場!端末は横向きに鎮座していることに加え、箱の中が起毛になっていることで、より一層の高級感が演出されている。横向きに収められているのは、腕時計としては珍しい気もするが、普通の腕時計とは違うという独自性を感じる。早速、装着すべく内側の輪っかからApple Watchを外す。するとバンドの内側に装着方法が描かれた、薄い紙がついていた。文字はなく、イラストだけで描かれており、国籍や年齢を問わず理解できる。薄い紙を剥がすと、いよいよ装着できるようになる。剥がすとわかるのはステンレスの美しさ。当たり前だが、指紋や汚れが一切なく触るのをためらってしまうほど美しい。●その他の同梱品をチェック○ロゴステッカーはなしさて、実際に装着するのはまだ早い。Apple Watchが入っていた箱の下には何やら付属品が入っていた。次はそっちをチェックしよう。AirMac風の箱の下には「Designed by Apple in California」と書かれた封筒が。中を取り出すと、Apple Watchのマニュアルや、予備のバンドが入っていた。マニュアルはiPhoneのものよりも丁寧に作られている印象だ。なお、iPhoneには同梱されているアップルロゴのステッカーは入っていなかった。封筒の下には、充電用のケーブル類。Apple Watchの充電は、丸い部分を本体の裏ブタに装着して行う。バッテリー持ちが心配されるApple Watchだけに、充電ケーブルはいくつか持っておくと良いかもしれない。これでひと通り、箱の中身を紹介したことになる。アップル製品らしく、シンプルなパッケージではあるが、iPhoneなどにはない高級感がApple Watchのパッケージにはあった。筆者はこれから早速iPhoneとペアリングして、Apple Watchライフを満喫したいと思う。
2015年04月24日ポラール・エレクトロ・ジャパンは2015年5月9日より、日々のトレーニングをサポートする腕時計型ウェアラブルデバイス「Polar A300」を発売する。店頭予想価格は心拍センサー「Polar H7」付きモデルが税別22,000円、心拍センサーなしのモデルが税別16,800円。Polar A300はフィットネス愛好家のモチベーションを高める目的で製作されたウェアラブルデバイス。一日に必要な運動量を表示する「アクティビティガイド」機能、一日の活動を記録し健康増進への効果を伝える「アクティビティ効果」機能、消費カロリー数を正確に算出する「スマートカロリー」機能を標準搭載。Polar H7心拍センサーと合わせて装着することで、トレーニングの進捗を把握する「フィットネステスト」機能、トレーニングの効果を視覚的に表示する「エナジーポインター」機能を利用できる。計測データは、スマートフォン向けアプリとPCにて利用可能な専用サービス「Polar Flow」で管理する。Polar Flowを利用すると、トレーニング直後にフィードバックの提供を受ける機能「トレーニング効果」が利用可能になるほか、他のユーザーとトレーニング状況を共有できる。アプリの対応OSはAndroid 4.3以降、iOS 7.0以降。Webサービス「Polar Flow」の対応OSはWindows XP/7/8/8.1、Mac OS X 10.6以降。Polar A300とスマートフォンはBluetooth Smartで接続する。電源は68mAhリチウムポリマー電池。1回の充電24時間駆動し、トレーニングデータは本体に4週間分まで記録できる。本体メモリは4MB。画面には68×48ピクセルのFSTNディスプレイを採用する。30m防水性能を持ち、着用しながらの水泳も可能だ。本体部分の厚さは12.7mm、重量は48g。カラーはブラック、ホワイト、ピンク、グレー、ブルー、イエローの6色を展開し、交換用リストバンドは別途購入できる(税別各3,000円)。
2015年04月23日ジャパネットたかたは、輸入元の希望小売価格から最大59%オフの特別価格でブランド腕時計を販売する「ブランド腕時計大特価市」において、4月17日18時から20日12時までの期間限定で特別価格商品を追加する。ジャパネットたかたが開催している「ブランド腕時計大特価市」において、17日18時から20日12時までの期間限定で特別価格商品が追加される。数量限定で、売り切れ次第終了となる。追加される商品は以下の通り。なお、価格はすべて税別で、4月17日時点のものとなる。フランク・ミュラー ロングアイランド ピンク <902 QZ PNK>(389,000円)オメガ デビル プレステージ ホワイト <4375.71>(278,000円)エルメス クリッパー ホワイト <CP1.310.220.4966>(246,800円)エルメス ケープコッドトノー ホワイト <CT1210.130.VBA1>(152,250円)エルメス クリッパー クロノ メカニック ダイバーズ<CP2941.435.4963>(348,000円)
2015年04月17日フランスのスマートデバイスメーカーであるWithingsは4月16日、秋葉原の3331 ARTS CHIYODAにて「日本ローンチイベント」を開催。Withingsブランドで手がけるスマートデバイスを日本で展開することを発表した。WithingsはCedric Hutchings(セドリック・ハッチングス)氏とEric Carreel(エリック・カレル)氏が2008年に設立したメーカーだ。健康でありたいと願うすべての人々を応援・サポートする製品やサービスの提供を目的に、さまざまなデバイスを発売している。いち早くデジタルヘルスケア市場で存在感を示し、「CESイノベーションアワード」を5年連続で受賞した経歴も持つ。発表会には、WithingsのAPAC地域セールスマネージャーであるAntoine Robiliard(アントワン・ロビヤール)氏が登壇。「近い将来、すべて人たちがスマートデバイスを利用して自分自身の健康を常に管理することになるだろう。我々はそれを『コネクテッドデバイス革命』と呼んでおり、Withings社のエコシステムが革命の第一線になると信じている」と語った。Withingsの製品はすべて、スマートフォン用アプリ「Health Mate」と連携できる。各デバイスがモニタリングした全データをこのアプリで見ることができると、Antoine氏はそのメリットを解説した。○ヘルスケアに主眼を置くスマートウオッチWithingsの日本上陸で最も注目したいのが、ヘルスケアウオッチだ。今話題のスマートウオッチよりもヘルスケアに重点が置かれている。「Withings Activite(ウィジングズ・アクティビテ)」は、米ラスベガスで開催された「2015 International CES」で注目を集めていたアクティビティトラッカー機能付きの腕時計型デバイス。時計の本場、スイスで製造されているのが特徴で、アナログ時計のデザインを採用しながらも、各種センサーを内蔵しており、歩数・走行距離・水泳距離・睡眠をトラッキングできる。ダイヤルはスイス製で、風防にはサファイアガラスを採用。この小さなケースの中に、各種センサーと一体化した「コネクテッド・ムーブメント」を収納している。腕時計型デバイスはもう一つある。それが「Withings Activite Pop(ウィジングズ・アクティビテ・ポップ)」だ。歩数などのトラッキング機能はそのままに、よりポップなデザインを採用。こちらはスイス製ではないが、低価格で購入できるという。日本国内での発売日と価格はともに未定だが、北米市場では149ドルで発売されており、「Withings Activite」と比べてより手軽に購入できるのが魅力だ。そのほかにもオモシロイ新製品が登場した。まずは手首に装着する「Withings Pulse O2(ウィジングズ・パルス・オーツー)」だ。活動データや睡眠時の身体情報をトラッキングできるウェアラブルデバイスで、各種センサーを内蔵する。心拍計を搭載し、ディスプレイには過去10日分のデータを表示可能だ。リストバンドとしてだけでなく、クリップで衣服などに取り付けるといった使い方もできる。○ヘルスケアウオッチ以外にもオモシロ製品が室内を撮影できるスマートHDカメラ「Withings Home(ウィジングズ・ホーム)」も4月に発売される。135°の画角を持つカメラを採用し、モーションセンサーと音声センサーも内蔵。室内の異変を感知すると、ユーザーのスマートフォンに通知を送る機能も持つ。Withings Homeは環境センサーも搭載し、室内の空気の汚れ具合などをモニタリングしてグラフ化することも可能だ。セキュリティ対策だけでなく、録画したデータを時系列で再生することもでき、子どもたちの様子を後から見返したり、不在時にペットがどのように過ごしているかをチェックできたり、ユーザー次第で使い方が広がる。最大30日分の記録を再生できるクラウドビデオ・レコーディングプラン(有償)も用意する。個人的に興味深かったのが睡眠情報を詳しくトラッキングするデバイス「Withings Aura(ウィジングズ・オーラ)」だ。誘眠効果のあるライトを点灯して音楽を再生するユニット部と、ベッドのシーツ下にセットする専用マットの2つで構成。眠っている時の動きや姿勢など細かく管理することができるのだ。もちろん、睡眠時の呼吸や心拍数なども常時計測し、睡眠パターンを記録。計測データをもとに、より質の高い眠りを目指せる。発売済みのWi-Fi対応の体重計「Withings Smart Body Analyzer」も展示されていた。体重やBMI値、体脂肪率などを計測できるほか、体重計なのに心拍数や室内のニ酸化酸素濃度などを計測する機能も持つ。最大8人のデータを保存できる。これまで北米とヨーロッパを中心に展開してきたWithings。2014年の売り上げは、90%を北米とヨーロッパが占めているという。そこで2015年はアジア市場での販売強化を掲げ、第一弾として日本市場への本格参入を決めたという。Withings製品は、国内代理店のソフトバンクコマース&サービスが取り扱う。大手量販店やオンラインショップにおいて販売していく。
2015年04月17日ディーゼル ブラック ゴールド(DIESEL BLACK GOLD)が、ブランド初の腕時計(10万円)を発売した。スイス製のこのウォッチは、ドーム型のサファイアクリスタルケースによる、ミニマルかつエレガントなラウンドフェイスが印象的。機能美と美学が融合したロックシックなデザインが、ブランドのコンテンポラリーかつ不遜なイメージが伝えている。その他、文字盤の3の位置に似付けカレンダーを据え付け、ストラップにはブラックの型押しレザーを使用。ケースバックにはエンボス加工で「時のみぞ知る(Only Time Will Tell)」の刻印が施された。取り扱いはディーゼル ブラック ゴールド西武渋谷店の他、銀座、渋谷、原宿、六本木ヒルズ、クレアーレ、大阪、福岡の各ディーゼルショップ。
2015年04月13日オリエント時計は4月11日、クラシックスタイルの機械式腕時計「オリエントスター エレガントクラシック」を発売した。3アイテムをラインナップし、税別価格は70,000円または74,000円。同時に「オリエントスター エレガントクラシック プレステージショップ限定モデル」も発売し、こちらは税別74,000円。オリエントスターは、オリエント時計の創業当時(1951年)に輝ける星をイメージに開発された機械式時計で、60年以上の歴史を持つ。今回のオリエントスター エレガントクラシックは、「オリエントスター クラシック」シリーズに属する。新モデルは「違いの分かる大人」がターゲット。現代版クラシックをデザインテーマとし、さりげないこだわりで細部までディテールを作り込んだという。文字板にはクラシカルな時分針を採用し、光沢感かつしっとり仕上げの専用型打ちダイヤルに、ローマン・インデックスを配置している。ラインナップと税別価格は、文字板がウォームホワイトでケースがステンレススチール+ゴールド色メッキの「WZ0321EL」が74,000円、文字板がネイビーでケースがステンレススチールの「WZ03321EL」が70,000円、文字板がウォームホワイトでケースがステンレススチールの「WZ0341EL」が70,000円。そのほか共通の仕様は、風防が両球面サファイアガラス(無反射コーティング)、ケース裏がクリスタルガラスのシースルーバック、サイズが縦46.0×横38.7×厚さ12.9mm、バンドがカーフ(ワニ型押し)および美錠(中留)。防水性能が5気圧、耐磁性能が耐磁1種、最大巻き上げ時の駆動時間が40時間以上。○オリエントスター エレガントクラシック プレステージショップ限定モデルまた、オリエントスターに注力している取り扱い店舗「オリエントスタープレステージショップ」の限定モデルも4月11日に発売した。税別価格は74,000円。ケースデザインに丸みを帯びた猫足形状を採用し、緩やかな球面ガラスと組み合わせることで、上品なイメージに仕上げた。ケースカラーを落ち着いたピンクゴールドとすることで、クラシックな印象を引き立たせている。文字板にはピンクゴールドと相性の良いシルバーを採用しつつ、視認性が高い青針を組み合わせた。現代版クラシックウオッチとして、本物を志向する大人の男性にぴったりのモデルとしている。
2015年04月13日オリエント時計は8日、独特の文字盤カレンダー機能を搭載した機械式(自動巻き)の腕時計「オリエントスタイリッシュ&スマート STYLISH MULTI YEAR CALENDAR」を発売した。全4モデルを用意し、税別価格は26,000円または29,000円。今回の新モデルは、オリエント時計のDNAを表現するモデルのひとつとする「マルチイヤーカレンダーモデル」が、2015年で発売50周年となることを記念して開発された。内装回転リングを回して知りたい年と月を合わせると、連動して曜日が回転し、その月のカレンダーが表示される仕組み。この独自機構はそのままに、7色のレインボーカラーで表示されたカレンダーをデジタル風のフォントと組み合わせ、ポップな印象に仕上げた。ケースの裏面にはブルーカラーガラスのシースルーバックを採用し、機械式ムーブメントの駆動を見ることができる。共通の仕様として、ケース素材はステンレススチール(WV0861ERはブラック色メッキ)、ケースサイズは縦49.2×横42.0×厚さ11.4mm、風防はクリスタルガラス、バンドはプッシュ三つ折り式中留。防水性能は5気圧、耐磁性能は耐磁1種となっている。
2015年04月13日オリエント時計は4月4日、オートマチック(自動巻き)の腕時計「オリエント ワールドステージコレクション オートマチック」シリーズとして、3種類(計9モデル)を発売した。税別価格は27,000円から。オリエント ワールドステージコレクションは、長く愛されるデザインをテーマとして、流行にとらわれないデザインと伝統の技術を融合させている。今回の新製品では、曜日表示付きモデルを3モデル、三針デイトモデル(2種類、各3モデル)の計9モデルをそろえた。曜日表示付きモデルはシンプルなデザインながら、11時・12時・1時位置にかけて配された曜日表示がアクセント。三針デイトモデルはベーシックなデザインをベースに、ローマ数字のインデックスと細めのベゼルを組み合わせている。
2015年04月10日4月に入って新社会人になったばかりの人も多いだろう。そんな新社会人を含む、20代の社会人は給与やお金の使い方をどのように考えているのだろうか。そこでマイナビニュースでは今回20代の社会人300人を対象に「お金に関するアンケート」を行った。今回アンケートに答えた人の現在の年収で最も多かったのが「300万円以下」で53.3%。次いで「500万円以下」で40.7%となった。これに対し、希望年収では「500万円以下」が59.7%で最多となり、「300万円以下」が16.7%、「800万円以下」が16%、「1000万円以上」は7.7%に留まった。そんな20代社会人が今まで自分の給料で購入した一番高いものの金額では、「10万円以下」が56.7%でトップ。次いで「30万円以下」が29.3%となり、最高30万円までで全体の86%を占めた。一方、「将来何でも購入できるなら何が欲しいか?」の質問には、「高級マンション」が42%で最多。そのほか、「高級自動車」(18.7%)や「高級腕時計」(18.3%)、「自家用ジェット」(7%)、「自家用クルーザー」(4%)が並ぶなか、「何も欲しくない」と答えた人が27%と2番目に多い回答になった。こうした結果を見る限り、現代の20代社会人のお金に対する願望は割と現実的であることが見て取れる。最多となった「高級マンション」というのは不動産という比較的実用的な買い物とも言える。こうした20代社会人の堅実的な消費志向の背景にはやはり将来に対する不安や現実的な問題があるようだ。お金に関する将来の悩みを訊ねた質問では、「年金がもらえるかどうか」が69.3%と圧倒多数を占める。その他、「両親の介護費」(39.3%)、「子どもの養育費」(39%)、「家のローン」(25.3%)といった回答が続き、目の前の道楽よりも将来に対する備えという現実を意識している20代社会人が多いことが垣間見える。かつて80年代のバブルの時代には、富裕層のシンボリックな象徴でもあった高級マンションや高級自動車、高級腕時計、自家用ジェット・クルーザーといった代物。今回の調査でも明らかなように、年収500万円以下が9割以上を占める20代社会人では、すぐに買うことは難しい商品。しかし、30代、40代で仮に右肩上がりに収入が増えたとしても、今度は子どもの養育費や両親の介護費用、老後への備えといった問題に直面し、現実的にこうしたいわゆる贅沢品への志向は向かないようだ。そんな現実のなか、将来的な資金への現実的な備えとして、もちろんコツコツ貯金をする人もいれば、投資・資産運用を早くから考える若者も昨今は多いだろう。しかし、常に堅実に将来のことを考えるのも大変だ。そんなときは運試しとして“高額当せんくじ”にチャレンジするという選択もある。例えば、サッカーの試合結果をコンピュータがランダムに予想する「BIG」の場合、1等当せん金は最大6億円。理論上の当せん確率は約478万分の1だ。たまには"運試し"として、こういったものをやってみるのもひとつの手かもしれない。
2015年04月10日●Apple Watch登場の噂 - 2014年8月Appleの腕時計型ウェアラブルデバイス、Apple Watchが4月10日に予約受付を開始する。発売日は4月24日だ。Watch OSという独自のOSを載せたApple Watchは、iOS 8.2以降を搭載する「5」以降のiPhoneと連携し、時計や活動量の計測、着信やメッセージの受信などが行える。これら基本機能に加え、公開されている開発ツールにより、デベロッパが制作したアプリの追加も可能だ。着信やメッセージ受信はもとより、負荷のかかる処理や、アプリのインストールなどもiPhone経由で行われる。ラインナップは「Apple Watch Sport」「Apple Watch」「Apple Watch Edition」の3種類。いずれも「ケース」と呼ばれる本体に、「デジタルクラウン」(りゅうず部分)を搭載し、回転によるズームやスクロール、押してホーム画面の表示、長押しで「Siri」の起動など、iOSデバイスを彷彿とさせる操作感がうたわれている。バンドは好みのデザインを選ぶことができ、価格は4万円代前半から、上は200万円超(!)まで揃えられる。これがApple Watchの概要だ。長いことApple Watchの情報はWeb上で公開されてきており、購入希望者にとっては、ようやくの予約開始と言っていいだろう。本稿では、Apple Watchを取り巻く流れを記事で振り返ってみたい。○Apple Watch登場の噂 - 2014年8月Apple Watchの登場が広く知られるようになったのは、2014年8月。Appleによる"腕時計型デバイス"に関する特許が、米特許商標局(USPTO)で公開されたことから始まった。米IT系情報サイトRe/Codeなどが2014年8月27日に腕時計型デバイスの存在を報じた。申請日は2011年7月で、今から約4年前となる。その頃日本のアップルではiPad 2を発表したり(2011年3月)、「Apple Thuderbolt Display」を発表したり(2011年7月)していた。なお、この年の10月に米Apple共同創業者で元CEOのスティーブ・ジョブズ氏が逝去している。その後、米国時間9月9日にスペシャルイベントを開催されることが明らかになり、「iWatch」の呼称で噂が広まっていたApple Watchも、このタイミングで披露されると見られた。米Apple、9月9日イベントの招待状を送付 - iOS 8/iPhone 6/iWatchを発表か?○Apple Watch正式発表 - 2014年9月2014年9月に開催された実際の発表会では、「iPhone 6」や「iPhone 6 Plus」とともに、Apple Watchの名称で製品が登場。ティム・クックCEOによる"One more thing"で披露されたApple Watchは、2015年初頭という発売時期と簡単な価格が明かされたのみで、詳細はまだ不明だった。【速報】3分でわかるApple新製品まとめ - iPhone 6からApple Watchまで実際にApple Watchを触ってみた! - これは「時計」を超えた「時計」である!!米Appleがスマートウォッチ「Apple Watch」を発表 - 2サイズ・3モデル展開○開発ツール「WatchKit」公開 - 2014年11月2014年10月に発表されたAppleのスペシャルイベントでは、「iPad Air 2」や「OS X Yosemite」のほか、Apple WatchのSDKが11月に登場することが明かされた。その後予定通り、11月には、Apple Watch用の開発ツールセット「WatchKit」が提供される。【速報】90秒でわかるApple新製品まとめ - iPad Air 2からiMac with Retina 5K Displayまで米Apple、Apple Watch用の開発ツールセット「WatchKit」の提供開始を発表●3月のスペシャルイベントで発売日が明らかに○3月のスペシャルイベントで発売日が明らかに2015年に入ると、3月9日に開催されるAppleのスペシャルイベントで、Apple Watch発売発表への期待が高まった。すでにティム・クックCEOが1月27日の決算カンファレンスコールで、4月の発売をコメント。このため、イベントでは発売日がいつになるかが注目された。Apple、3月9日に特別イベント開催 - 「Apple Watch」 発売日発表か○価格と発売日決定 - 2015年3月米国時間3月9日に開催されたスペシャルイベントでは、医療研究アプリ「ResearchKit」「新しいMacBook」とともに、Apple Watchの発売日が4月24日であることが発表された(予約開始は4月10日)。Apple Watchをサポートする「iOS 8.2」も同時にリリース。iOS 8.2では、iPhoneとのペアリングや設定が行える「Apple Watch」アプリが追加された。【速報】60秒でわかるApple新製品まとめ - Apple TV値下げからApple Watch詳細まで「Apple Watch」の価格と発売日が決定 - 4月10日に予約受付を開始アップル、Apple Watchをサポートする「iOS 8.2」をリリース「Apple Watch」「MacBook」、近未来を見せたAppleのスペシャルイベント○発売に向けた流れ - 2015年3月~4月4月10日の予約開始日に向け、取り扱い店舗ではさまざまな準備が進んでいる。予約はWebサイト「Apple Online Store」、全国の「Apple Store」8店舗、新宿伊勢丹にオープンするApple Watch専門店「Apple Watch at Isetan Shinjuku」にて受け付ける。伊勢丹新宿店に白い壁が出現 - Apple Watch展示準備進む米Apple、Apple Watchアプリのストア登録受付を開始Apple Watch、使い方ビデオを公式Webサイトにて公開
2015年04月09日ソフトバンクモバイルは8日、アップルの腕時計型デバイス「Apple Watch」をソフトバンク表参道および、ソフトバンク銀座にて取扱うと発表した。同店舗では10日午前9時より試着および購入の予約受付を開始する。なお、予約の際にはクレジットカードと本人確認書類が必要になる。また、通信事業者としてApple Watchを取扱うのは世界でも同社のみだという。同社が取扱うのは、「Apple Watch Sport」と「Apple Watch」の2モデルで、「Apple Watch Edition」は取扱わない。価格については未定としているが、ソフトバンクの「iPhone 5」以降のiPhoneを持っていれば、一括払いのほか割賦払いでも購入できる。実際にApple Watchを購入する際には、現金払いも可能だが、購入の予約にはクレジットカードと本人確認書類が必要となる。これは、転売の防止を目的とした措置だと思われる。試着の予約は、店頭のほか同社公式サイトでも受付けるが、購入の予約は店頭のみ。予約受付の開始日は、Apple Storeと同様に10日の午前9時からで、発売日は24日となっている。
2015年04月08日