Tips1足を開いて手を広げる足を大きく開き、左足をまっすぐ前に向け、右足は横に向けます。左膝を曲げてかかとの真上にくるようにします。両手を開き、まっすぐ伸ばしましょう。肩甲骨を近づけるイメージで胸をしっかり開きます。目線は指先に向け、ゆっくり呼吸を続けましょう。Tips2左手を上にあげて、目線も上に右手を右脚の上に置いたら、左手を上後方に上げていきます。目線は天井に向けて、ゆっくり呼吸を続けます。最後にゆっくりと体勢を戻したらOKです。【特典】「ルトロンを見た!」で体験が半額以下に!ルトロン会員限定! 体験レッスンが3,240円→1,080円になる特典をご用意していただきました♪ご来店時の際にはぜひ特典を表示して、スタッフの方にお見せください!最近運動していない、リフレッシュしたい...そんな人はぜひ、ヨガ×ランの新融合を、ぜひ体験しに行ってみて!取材・文/萩原かおりスポット情報スポット名:YR CLUB HOUSE 国領店住所:東京都調布市国領町3-10-4電話番号:042-426-7711
2017年02月15日あなたは予防接種を受けているだろうか。または子供に受けさせているだろうか。ワクチンには病原体の感染を防いだり和らげたりする効果があるが、一般的にはあまり知られていない危険性もある。私たちはその危険性と、必要性を踏まえ、ワクチンというものをもう一度考えてみてもいいかもしれない。学校、病院、メディアなどで繰り返し宣伝される「ワクチン神話」(Photo by jacco de boer)日本は予防接種を推奨しているため、学校、病院、メディアでは大々的に予防接種の広告が打ち出されている。私たちは予防接種のメリットについて理解するチャンスは多いが、副作用などのデメリット、必要性などについての情報は自分で調べない限りなかなか手に入らない。予防接種が義務接種だった時代には、反対の市民運動が日本各地で起っていた。その結果、1994年に予防接種法が改定され、義務接種ではなく、全ての予防接種が任意となった。にもかかわらず、現在の分類の仕方は「定期接種」と「任意接種」とに別けられており、あたかも「定期接種」が「任意接種」ではないように見せられている。今もこのように、予防接種は半強制的に行われているのだ。全ての予防接種が任意接種である今の時代の私たちは、どれだけ予防接種の知識があるだろうか。ただ「打つのが当たり前」と思っているなら、一度予防接種について考え直してみた方がいいかもしれない。現代の日本はそんなに病気が蔓延している国?(Photo by David Shackelford)戦後の日本は衛生環境が現代に比べると悪かったため、たくさんの乳幼児が伝染病で命を落としていた。しかし、衛生環境の改善とワクチンの導入で、伝染病は激減。にもかかわらず、今ではほとんど存在しない病気のワクチンが推奨されているのをご存知だろうか。そんな中で私たちは、接種するワクチンが本当に必要なのか見極めなくてはならない。「新・予防接種へ行く前に(ジャパンマシニスト社)」は、予防接種についての本だ。モットーは、広告をとらない、スポンサーをおかない、専門家には平易な言葉と高みにたたない、つねに「弱い」もの・「少数」のものの視点を忘れない。この本には実に詳しく予防接種についての情報があらゆる視点から書かれている。下記は本書の一部。BCG・・・生後半年を過ぎたら必要なしポリオ・・・病気そのものがありません麻疹風疹混合(MR)・・・単独ワクチンという選択もDPT/DT・・・D、DTを選べないのが大問題日本脳炎・・・接種見合わせの間も患者は増えていませんインフルエンザ・・・厚生労働省も乳幼児にすすめていませんおたふくかぜ・・・自然感染の機会を待って水ぼうそう・・・重い病気を持つ子供だけ子宮頸がん・・・ワクチンで防げるのは16型と18型だけこの本を読めば、ポリオの国内の自然感染は30年前に終わっていることや、日本脳炎も現代では感染者は年間一桁程度でそのほとんどが高齢者であり、20歳未満であると0〜2人まで激減していることがわかる。このように、衰退、またはすでに国内ではなくなっている病気もある。それらの病気のための予防接種は本当に必要があるのだろうか。なぜそんなにワクチンの副作用を疑わなければならないのか?(Photo by Carlos Reusser Monsalvez)ワクチンはウイルスや細菌、また菌が作り出す毒素の病原性を弱めて作っている。病原菌を体に接種するのだから、抵抗力が弱っている時などに接種をすることは絶対に避けたい。しかもワクチンはウサギやニワトリやサルなどの動物の内臓の細胞などを使っているため、薬事法上「生物由来製品」であり「劇薬」扱いである。もしワクチンの中にアレルゲンとされるものが入っていた場合は、呼吸困難や失神を起こし、ひどい場合は死亡してしまう可能性もある。また製造される過程でアルミニウムやホルムアルデヒド、水銀などの添加物が使用されていることも副作用をもたらす原因だと考えられる。通常インフルエンザのワクチンでは卵を使い6ヶ月かけて培養するところを、最近は、蛾の幼虫の遺伝子を組み換える方法により、2ヶ月で培養できるようになった。(参照元:Wonderful World)日本ではまだ申請中であるが、アメリカではすでに実用化されている。効率を重視し遺伝子組み換えが行われた製品が、私たちの体にどのような問題を起こすかは分かっていない。それは接種する人の健康を本当に考えて作られているのだろうか。欧米で行われる「水ぼうそうパーティー」(Photo by Brooke Lark)なんと欧米では水ぼうそうになった子供の家に水ぼうそうになってない子供たちを集めて「水ぼうそうパーティ」を行うという。水ぼうそうは小さい頃にかかれば大した病気ではなく、実際にかかってしまえば強い免疫を得られることから、こういったパーティを開くのだとか。環境の向上した日本では、子供に多かった麻疹やおたふくかぜといった感染症の流行が少なく、体内で一度作られた免疫機能が、再度抗原に接触することによって、さらに高まる「ブースター効果」が得にくい。それに加えてワクチンで流行を抑えているため、自然感染の機会は減り、強い免疫を持った母親が少なくなってきているのだ。これでは赤ん坊にしっかりとした免疫を譲ることはできない。私たちはウイルスや細菌を恐れ、遠ざけすぎたために、小さな病気にも抵抗力を十分に発揮できなくなっているのだ。私たちは呼吸をしながら生きている。空気中には細菌やウイルスが常にいるため、病気にかからずに生きていくことはできない。しかし病気になることで、免疫がつき、強くなっているということも忘れてはいけない。メリット、デメリット両方を見比べる冒頭でも述べたように、予防注射のメリットの情報というのは私たちのまわりに溢れている。しかしデメリットの情報を踏まえてしっかりと考えることが大切だ。全ての予防接種を「打つ、打たない」と判断するのは私たち国民一人ひとりである。それには「予防接種を受けることが当たり前」「ワクチンは安全」といったワクチンに対しての姿勢を変える必要がある。しかし予防接種の副作用の訴訟問題は全国で起きているのが現状である。ワクチンに副作用の可能性がある以上、予防接種は決して安全なものだとは断言できない。そのリスクを念頭に入れ、たくさんある中のどの予防接種が自分や自分の子供に本当に必要なのかを判断することが大切と言えるだろう。—————Text by バンベニ 桃ーBe inspired!
2017年01月25日ママたちの悩みナンバーワンは腰痛!かわいい赤ちゃん♪何時間でも抱っこしていたい❤そんなママもいると思いますが、抱っこすればするほど出てくる悩みが「腰痛」です。そこで、パーソナルトレーナーの川合利幸さんに、腰痛を防ぐ抱っこ方法について聞いてきました。「実は僕も、子どもが生まれた後、抱っこしながらちょっと無理な姿勢を取ったときに、腰を痛めてしまったことがあるんです。赤ちゃんって、新生児でも3キロ。結構な重さがあるんですよね。そのため、身体の使い方に工夫が必要なんです。ちょっとしたコツを覚えておくだけで、ギックリ腰など腰を痛めるのを防げますよ」(川合さん)「実は、お腹が出ている人って腰痛になりやすいんです。お腹が前に出ていると、オットット~と前のめりになるでしょう?つまり、そうならないために常に腰でバランスを取っている状態なんです。抱っこはそういう状態なので、力学的に腰に負荷がかかっているんです。抱っこよりもおんぶのほうが腰痛になりにくいですよ」ただし、注意点が1つあるそう。それはおんぶをすると、自然と腰を屈めてしまうこと。これまた腰痛の原因となってしまいます。「前のめりになっておんぶをする場合は、ひざを少し曲げることで腰の負荷を減らせますよ」どういう風に抱っこしている?普段の抱っこを見直そうというわけで、いきなり抱っこからずれましたが、いよいよ抱っこです。まずは定番ではありますが、骨盤に赤ちゃんを乗せる抱っこスタイルは腰痛の原因に。「骨盤がズレることで、腰痛になりやすくなります。コレは避けましょう」①一番気をつけたいのは、赤ちゃんを下ろすときさて、いよいよ動きの実践です。「もっともギックリ腰になりやすいのが、赤ちゃんを置く時。エルゴから抱きかかえて出す時って、こういう姿勢になりますよね」「赤ちゃんを前方に置こうとするときに、ギクッといくことが多いんです。実は僕もこれで腰を痛めました。注意点は3つあります。まずは、赤ちゃんを床に置く際は、足を片方前方に出すと痛めずにすみますよ」②ベッドに寝かせるときは、スクワットの姿勢で「次はベッドに寝かせる際。この時も、前屈みになるのではなく、スクワットをするように足を曲げて上半身は起こした姿勢で寝かせるといいですよ。日々トレーニングだと思ってやるのがオススメ。スクワットってバーベルをもってやるでしょ?それでも腰はこわれません。それは、そういう構造になっているからなんです」ダイエットを兼ねて、スクワットスタイルで抱っこからベッドへ寝かせる動作をするといいかも!!「ちなみに、人前で恥ずかしいときは、ひざを曲げると軽減しますよ」③身体から離す・抱きかかえるときも、密着しながら…「最後に、赤ちゃんを床やベッドに置く際は、できるだけ赤ちゃんと自分の身体を離さないようにするのもコツです。身体からは慣れればはなれるほど腰に負担がくるので、身体に密着させるようにして抱きかかえるといいですよ」毎日の赤ちゃんのお世話は、身体に負担がありますが、ちょっとしたコツで負担を軽減できるなら、ぜひ取り入れていきたいものですよね♪ちなみに、なってしまった腰痛はストレッチで解消できるそう。腰痛持ちのママは、こちらのDVDも参考にするといいかも!!「 10秒で実感腰痛はストレッチで治しなさい」
2017年01月06日多くの妊婦さんが悩まされている、妊娠中のつらい腰痛。症状がひどい場合には、腰が痛すぎて歩けない、眠ることができない、なんてこともあります。今回は、悩める妊婦さんのために、妊娠中に起こる腰痛の原因をしっかりと理解し、その原因にあった効果的な改善方法をご紹介します。妊娠中の腰痛の原因は?まず、妊娠中の腰痛のメカニズムを理解しておきましょう。妊娠時に起こる腰痛は、リラキシンという卵巣ホルモンが分泌され、出産しやすいように母体の骨盤を緩めることが原因で起こります。骨盤が緩むと、腰やおしりの筋肉で体を支えようとするため腰痛が起こるのです。また、ホルモンの分泌以外にも、母体の体重が増加することで、体型や姿勢にも変化が現れます。お腹が大きくなり重心が前方に移動すると、カラダは後方にバランスをとろうとします。腰回りの筋肉を使うため負荷になり、常に腰が張った状態になってしまうのです。妊娠中の腰痛の痛みを改善するためには、まずこの仕組みを理解したうえで、腰回りの筋肉にかかる負担を軽くしてあげることが重要です。それでは、どのような改善・対策方法があるのでしょうか。腰痛の改善方法は?体の変化と上手に付き合い、すこしでも快適なマタニティライフを過ごすことができるように、妊娠時に起こる腰痛の悩みもしっかりと改善していきましょう。今日からでも始められる簡単な対策方法を3つご紹介します。骨盤ベルトを使ってみよう腰痛で動くのも辛いというときは、骨盤ベルトを使用してみましょう。骨盤は骨格の中心にあり、動作をするときにカラダを支える以外にも内臓を守る役割や、妊娠時には赤ちゃんを守り、支えるといった非常に重要な役割を担っています。骨 盤の負担を少しでも軽減し整えるために、ベルトを着用することは手軽な手段の1つだと言えます。病院だけでなくドラッグストアなどでも購入することができますので、ご自身にあった骨盤ベルトを探し、無理のない範囲で正しく使うようにしましょう。つけるときは、必ず自分にあったサイズのベルトを正しい位置に着用し、きつく締め過ぎないように注意しましょう。ストレッチをしてみよう腰痛の改善・予防のために日頃から継続的に適度なストレッチを行うことは有効だとされています。心身のリラックスや血行促進、便秘改善の効果も期待できるので積極的に行うと良いでしょう。腰痛の改善に効果が期待できるストレッチ方法を一つご紹介します。まず、両足を肩幅程度に広げて四つん這いのポーズを取り、肘を伸ばした状態でゆっくりと上体を反らせ、息を吸いながら5秒間数えます。それから、息を吐きながら顔を下に向け、背中を天井方向へ突き上げるように丸めていきましょう。これだけで簡単に骨盤の運動ができるので、無理のない範囲で実践してみてはいかがでしょうか。反対に、妊娠中のストレッチで絶対にしてはいけないのは、お腹を圧迫してしまうような動作です。前屈やうつ伏せはもちろんのこと、腹部や肛門を締め付ける動きや、足、太ももをお腹に密着させるような動作はお腹の中の赤ちゃんに悪影響を及ぼしてしまう場合がありますので注意しましょう。何事も無理のない範囲で!今回は妊娠中の腰痛対策をご紹介しましたが、妊婦さんそれぞれの体にあった方法を、無理のない範囲で行うことが大切です。妊婦さんの体は赤ちゃんの体でもありますので、体の状態にあわせて腰痛対策を行いましょう。
2016年12月09日1、椅子に深く腰掛け両手をクロスさせて足首をつかみ、膝を抱え込むように前に倒れます。2、椅子に浅く座り直し、伸ばした脚のつま先を立てます。手は脚の付け根に置いて、体を前傾させます。反対側も行います。監修:日本ダイエット健康協会代表理事古谷暢基
2016年12月05日昼と朝晩の気温差が激しい季節。朝晩は気温がぐっと下がるため、体を冷やしやすい季節とも言えます。風邪にも注意が必要ですが、いまの時期に気をつけたいのは、「腰」のトラブルです。ある日突然ギックリこないように…。腰痛防止の日常ケアをご紹介します。■あなたにも来る!? 腰痛Xデー「たまに痛みを感じる」「何となく違和感がある」「曲がったまま元に戻らないことがある」このように、腰に悩みを抱えるママはたくさんいます。家事も育児も、カラダを酷使する肉体労働。その無理が腰にきて、ついにはギックリ! 病院のお世話になったママは少なくありません。重力に反して二足歩行する人間が、腰を患う可能性はそもそも高め。そのうえ、日々の無理が積み重なれば…。いつ何時、症状が現れてもおかしくない状態、まったく自覚がない人だって、決して油断してはならないのです。そんな、「腰痛予備軍」の私たちが心がけるべきことは、日々の負荷を最小限にとどめること。そしてそれらを、可能な限り解消すること。症状が出ないよう、たとえ出ても軽く済むよう、今日からメンテナンスを始めましょう。 ■腰痛を呼ぶ、5つの「ない」とは?腰痛予防のためまずやるべきことは、毎日どれほど負担をかけているのか、自身の現状を把握すること。腰によくない5つのシチュエーションをリストアップしました。一つでも当てはまれば要注意、該当数が多いほど、腰痛になる可能性が高いことを意味します。<チェックリスト>□ 腹、尻、足首…カラダが冷えていても気にしない□ サイズの合わない靴や高いヒールのせいでグラグラ、足首が安定していない□ どちらか一方の脚に体重をのせるなど、立つときに両脚を使っていない□ 長時間立ちっぱなし、もしくは座りっぱなし、同じ姿勢のまま動かない□ 睡眠時、子どもが横にいたりして、手足を伸ばしたり寝返りが打てない適度にカラダを温める、無理な姿勢を続けない、全身をバランスよく使う…。これが、基本的な腰の守り方。よくないクセをあらためて、少しでも負担を減らしましょう。 ■ちょこっとケアで不安解消!大事な腰のため、あれこれ試行錯誤するママたち。試したことのある方法を聞いてみました。「痛みや違和感をちょっとでも覚えたら、産後に使っていた骨盤ベルトを装着。腰が安定するせいか、すぐラクに。ただ、長時間の着用は、ムレたりトイレで手間取ったりと不便」(30代前半)「筋肉を鍛えれば腰痛対策になると聞いて、腹筋&背筋にチャレンジ。しかし、思ったよりもキツくて即、断念。無理して続けても、かえって腰を痛めそう」(40代前半)忙しい合間を縫って取り組むには、簡単かつ心地いい方法じゃないとムリ! そこで提案したいのが、目覚めてすぐに行う簡単ストレッチと、隙間時間で楽しむ足湯。どちらも多忙なママにおすすめです。●寝起き体操仰向けに寝たまま両ひざを立てます。両ひざをそろえたまま、左右交互に倒して腰をねじりましょう。その際、上体は動かさないでください。数回行い、腰の動きがなめらかになったと感じたら終了です。●ながら足首浴洗面器にお湯を張って足を浸し、足首を回したりふくらはぎをもんだりして温め&マッサージ。お茶をしながら、テレビを観ながらと、片手間に行ってもいいでしょう。「足浴をする時間が取れない」という人は、入浴時に湯船でやるのもOKです。足首の動きがしなやかになれば、腰への負担が減り、コリやゆがみの解消にもつながります。この2つを日課にして、日々蓄積されるゆがみをこまめにリセットしましょう。継続は力なり。毎日のちょこっとケアで、大事な腰をトラブルから守りたいですね。
2016年10月15日こんにちは。メンタルケア心理士の桜井涼です。10代の子ども、特にスポーツを一生懸命に頑張っている子どもたちが、腰痛を訴える例が多くなってきているのをご存じでしょうか。人によって症状も原因もさまざまですが、腰は大事にしないと年を重ねるごとに弊害が出てくる可能性が大きくなります。子どもの腰痛についての知識を持っておくと、いざというときに慌てずに済みます。目次子どもが腰痛を訴える理由4つ筋肉疲労の症状と対策疲労骨折の症状と対策背骨の異常の症状と対策とある水泳男子が起こした腰痛おわりに●子どもが腰痛を訴える理由4つ日常的にスポーツを行っている子どもが腰痛を訴えるのには理由があります。主に理由として挙げられるものは以下の4つです。●(1)筋肉疲労(筋・筋膜性腰痛など)過度の運動で筋肉を使いすぎてしまうことがあります。これが筋肉疲労です。●(2)疲労骨折(腰椎分離症・すべり症など)10代前半のうちは成長の途中にあるため、骨や筋肉がしっかり形成されていません。そのため、腰を使った運動をやりすぎてしまうと椎間板や関節に異常をきたします 。それが原因で筋肉に炎症が起こり痛みが出ます。●(3)背骨の異常(脊椎側湾症など)成長途中(10代)に骨が徐々に歪んでしまう状態 です。これは運動だけでなく、さまざまな要因が関わってきますので、親が背骨をみてあげる必要があります。現在、学校でもゆがみをみる検査項目がありますので、そこで発覚することが多いようです。●(4)ストレス大きなストレスを抱えた状態は、自律神経を乱します。そうなると、痛みを感じる神経が過剰に反応し、痛みを強く感じてしまう ということが起こります。●筋肉疲労の症状と対策●症状・鈍い痛み・腰部のだるさ・コリ・前屈みや中腰になったときに痛みが出やすい筋肉疲労の場合はこれらの症状が出ます。これは、腰部あたりの筋肉や筋膜が炎症を起こしているせいです。●対策腰を動かさないように安静にしていると痛みが引いてくることが多いです。横になって楽だと感じるときはそのようにしましょう。痛い部分を酷使するような動きは悪化を招きます。痛みがひどい場合は、市販のシップ薬などを使ってみるといいでしょう。筋肉疲労の場合は、数日~1週間程度で治まります 。しかし、痛みがかなり強い場合や、数日経っても痛みが和らがない場合は、重い筋肉障害になっていることが考えられますので、すぐに整形外科を受診することをおすすめします。●疲労骨折の症状と対策●症状・腰を後ろに反ると痛みが強まる・鈍い痛み・腰部のだるさや重い感じ・腰の真ん中辺りの骨を押すと痛いなどがあります。●対策自宅にいるときにこれらの症状がみられた場合は、すぐに整形外科を受診しましょう。疲労骨折や腰椎分離症、すべり症の可能性が高く、痛みもかなりの強さ です。完治するまでスポーツはできません。コルセットなどで固定をしないといけない場合もありますので、医師の指示に従うことが早く治す秘訣です。下手に伸ばしたり、揉んだりすると悪化してしまうことがありますので注意しましょう。●背骨の異常の症状と対策●症状・真っ直ぐ立ったとき、背骨がS字状・逆S字状に曲がっている・背中の痛み・呼吸困難などがあります。●対策学校の検診でこの背骨の異常をみる項目がありますので、早期に発見される可能性が高くなってきていますが、自宅でも確認をしましょう。肩の高さ・肩甲骨の高さの2か所は左右同じであるかどうか、骨盤の傾きがないかの3点で判断します。ゆがみがみられた場合は、早い段階で整形外科を受診しましょう。早ければ早いほど、軽い処置で治る可能性が高くなる からです。●とある水泳男子が起こした腰痛今回、中学1年男子に起こった腰痛とその怖さについてお話を聞いてきました。F君は、とあるスイミングクラブの選手クラスに所属しています。タイムも伸びてきて練習にも気合いが入っていた5月辺りから、バタフライで泳ぐと腰に違和感があったそうです。それでも大会が近いからと頑張って練習に励んでいました。そんな中で、練習後に腰部に強い痛みが走り、親には話さず、自宅でシップ薬を貼ってその日は休んだそうです。次の日、起きることができないほどの痛みで、母親に連れられて整形外科を受診しました。診断結果は、『腰椎分離症 』でした。コルセットをしなくてはいけなくなり、痛みの強い時期は学校にも行けなかったそうです。その間、水泳どころか学校の体育も休まなくてはならないとドクターストップがかかりました。9月に入ってから症状が改善してきたので、医師から練習の許可が出たそうです。それでも毎日1時間しか練習に参加することができない状態で、もちろん完治するまでは大会にも出られません。お話を聞いて、一生懸命にスポーツをしている子どもの体には“いつ何が起こるか分からない“ということを実感しました。●おわりに子どもは腰痛を感じても、「痛くても最初のうちは大丈夫」だと考えて黙っていることが多いです。よく腰に手を当てていたり、常備しているシップ薬が減りだしたりといった様子がみられたら、親から声をかけるようにしましょう。早く治すためには早期の治療が必要です。思春期真っ只中で反抗をするかもしれませんが、そこはちょっと目をつむって、体の支障を何とかしてあげることの方を優先してあげてください。【参考文献】・『ウイダー・トレーニング・バイブル 改訂版 1』ジョー・ウイダー(著)/高橋賢一、比佐仁(監修)●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)
2016年09月28日予防医学を食事から東京都千代田区に本社をおくアンファー株式会社は、「予防医学を食事から」を提案している。これを実現するために、2016年冬より新フーズブランド「Dr’sNaturalrecipe(ドクターズナチュラルレシピ)」を始動する予定だ。今回、同ブランドの始動に先駆け、期間限定で特別メニューを提供中。期間は2016年8月1日(月)~9月18日(日)、場所はRonHermanが展開中の「RHカフェ」(千駄ヶ谷店・二子玉川店)だ。1日限定各10食で「RHカフェ」とのスペシャルコラボメニューを提供する。提供するのは、「オーガニックマッシュグレーンと彩り野菜のパワーサラダ」「スパークレンズパスタココナッツ海老とホタテのクリームソース」「スーパークレンズパスタアサイーイチゴとミントの仕立て」の3種類。いずれも価格は税込み1,300円となっている。アンファーアンファーの企業理念は「いつまでも美しく・健やかに生きる」こと。このための低GIやアレルギー対応の「予防医学食」などを提案し、人々の健康を支えている。今回、RHカフェとのコラボレーションで実現したメニューは、デトックス・高栄養素・安心を念頭に開発したドクターズフードプログラム商品だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※アンファーxRHカフェスペシャルコラボメニューを期間限定販売~予防医学を食事から~
2016年09月01日子供から大人まで、現代人に激増している「浮き指」。下半身太り、腰痛、肩こり、頭痛、めまいなどにつながることがあります。原因と対策法をご紹介します。あまり聞かない「浮き指」とは一体?外反母趾とは違い、親指が曲がっておらず、上から見るとまっすぐなので、異常に気がつきにくい「浮き指」。子供から大人まで現代人に激増しています。特徴は歩行時に無意識に指を反らせていたり、足の指の力を抜いて親指を甲の方へ押した時に、90度以上反ってしまうのが浮き指です。 慢性的な肩こりや首こりの原因かも?この浮き指、両足全体で踏ん張る事が出来ないため、重心がかかとの方へ偏ってしまいます。その結果、足裏にタコができたり巻き爪の原因になったりととても厄介…更には骨の変形により膝や腰痛、肩こり、頭痛、めまいなどにも繋がる事があり、自律神経失調症やうつ状態の方に多く見られています。「浮き指」が招く恐ろしい肥満正しい姿勢や歩き方はそれだけでシェイプアップやダイエットに効果的ですが、その逆で不安定な歩き方では、ふくらはぎやふとももなど下半身の筋肉が不自然に発達してしまいます。更には正しくウォーキングできていない事が原因で、歩いても歩いてもなかなか脂肪が燃焼されずに痩せにくいのです。「浮き指」の解消法は…?まず大切なのが、使われなくて衰えてしまった指の筋肉を鍛えましょう!足の指でグー、チョキ、パーを繰り返します。ほとんどの方が難しい、無理!と思うかもしれませんが、初めは手を使ってサポートして形作ってあげても大丈夫なので、少しずつ慣らして行きましょう。他には、自分の足の形によく合った脱げにくい靴下を選ぶことも重要です。踏ん張りやすいように、インソールを使ってあげるのも効果的ですよ!少しづつ指の筋肉を鍛えたら、正しいウォーキングに挑戦してみてください♪
2016年08月26日【ママからのご相談】生後6か月になる娘がいます。先日小児科で、「日本脳炎の予防接種も打っていいよ」と先生に言われました。しかし予防接種の目安としてはいろいろな資料に3歳と書かれています。どういうことなのでしょうか?●A. 日本脳炎を確実に予防するためには生後6か月からのワクチンを。こんにちは。ご相談ありがとうございます。ママライターのmomoです。時代の変化により、予防接種の数や種類はどんどん変化しています。そして最近気になるのが『日本脳炎』の予防接種。今回は日本脳炎の予防接種について、小児科の先生に最新の情報を聞いてきましたのでご紹介します。●推奨年齢が変わったワケ『日本小児科学会』は2016年2月、日本脳炎流行地域に渡航・滞在する小児、最近日本脳炎が発生した地域・ブタの日本脳炎抗体保有率が高い地域に住んでいる小児に対し、生後6か月から日本脳炎ワクチンの接種をはじめる ことを推奨しました。「東京などはブタの抗体保有率が高くないのでは?」と先生に質問したところ、『以前都内の学童に日本脳炎抗体の有無を調べたところ、ワクチンを接種していなくても抗体が検出される場合が多くあったのです。つまり感染した人が運良く脳炎を発症しなかっただけ。東京でも日本脳炎にかかる可能性は十分ある のです』と回答されました。また、『近年日本脳炎を発症した子どもの年齢が3歳未満でも数例あることから、生後6か月から接種したほうがいいのでは、ということになりました』ということです。実際に2009年と2011年に1歳児、2015年に0歳児が発症しています。予防接種を受ける前の3歳未満でも注意が必要ということがわかりますね。●生後6か月で接種しても大丈夫なのかいままで3歳で接種していたものをそんなに早めて大丈夫なのかが心配ですよね。先生によると、『日本脳炎ワクチンを3歳未満で接種する場合、半量の0.25mL を接種します。3歳以上で接種するのと効果、副反応に差がないことは確認されています。余計な追加接種(2期接種の9〜13歳以外)も必要ありません。同時接種もできますのでワクチンスケジュールに影響を与えることもないでしょう』とのことです。ここまで確認されているなら安心ですね。早めに接種するほうがメリットは大きいのでしょう。●3歳未満で接種したい人はどうしたらいいのか現段階では、区や市などの自治体から日本脳炎の予診票が送られてくるのは3歳の誕生日前です。もし早めに接種したい、という人は自治体に電話をして早めに送ってもらう 必要があります。待っているだけでは送られてきませんので、こちらから要望を伝えてくださいね。予防接種を待っている3歳までのあいだに日本脳炎にかかってしまうかもしれないと思うと、恐ろしいですよね。ウイルスを媒介するのは蚊なので、夏は特に注意したい季節。小児科の先生や家族と相談し、接種時期を決めてみてはいかがでしょうか。●ライター/momo(ママライター、元モデル)
2016年07月17日こんにちは、栗生です。日頃、病院に行くのはもっぱら子どもの通院です。子どもの病院といえば、まず1ヶ月検診。その次に生後2ヶ月で初めて予防接種を受けに行ったという人も多いのではないでしょうか。この0歳児の予防接種、経験してみると、けっこう大変なんですよね。わが家は早めに集団生活(保育園入園)をさせる予定だったこともあり、定期接種・任意接種すべてをコンプリートすることにしました。でも、調べてみてびっくり。予防接種って種類が多い上に、同じ種類を「しばらく経ってから、もう一度追加接種してね〜」というのもあるじゃないですか。自分の仕事のスケジュール管理だって苦手なのに、それより多忙な赤子の予防接種スケジュールが私にコントロールできるのか?…と当初はあきらめ気味だったのですが、ありがたいことにかかりつけ医のほうでスケジュールを組んでくれることが判明。赤子の体調によっては予防接種ができない日もあり、スケジュール通りにいかないこともありましたが、なんとか無事に0歳のワクチンマラソンを終えることができました。これで少しは赤子のマネージャー業に自信がついたかな?…と息をつく間もなく、赤子は幼児へとステップアップし、また新たな業務がたっぷり発生するのでありました…。今日のカルタ「予防接種はもはや競技」
2016年06月29日子どもを抱っこした瞬間に、腰にビリッと痛みがはしった…。多くのママが経験しているのではないでしょうか。日本人の約80%が、人生のうち一度は腰痛を経験しているといわれています。腰痛大国である日本で、ママたちが腰痛に悩まない方法はあるのでしょうか。ママの腰痛の主な原因子どもの抱っこ、授乳のかたよった姿勢、添い寝しながら片ひじついてスマホ…。ママたちの腰痛の原因はたくさんあります。出産時に開いた骨盤が元に戻らないうちに、ゆがんでいる骨盤に無理な力がかかると、腰痛になりやすいのです。とくに子どもを抱っこするときは注意が必要。腰やひざを曲げずに手だけで持ち上げようとすると、ギックリ腰になってしまいます。立ち上がれないほどの痛みを感じ、完治するまで3~4カ月かかることも…。腰痛を防止するために、正しい姿勢や抱っこの仕方と、腰痛をやわらげるストレッチを紹介します。 腰痛にならないための正しい姿勢とは●子どもの抱っこのしかた子どもを抱きあげるため中腰になるときは、上半身を曲げるだけではなく、必ず“ひざ”を曲げましょう。子どもの高さになる場合も、膝の曲げ伸ばしでおこないます。自分から離れた位置にいる子どもを持ちあげようとすると、上半身の力だけで抱っこすることになりますので、ギックリ腰の原因に。ひざを曲げ、子どもと体を密着させてから抱きあげましょう。●授乳中は前かがみに注意背中を丸めて授乳すると、腰に大きな負担がかかります。つらいかもしれませんが、なるべく背筋を伸ばしておこないましょう。おすすめなのは、赤ちゃんを水平に抱っこできる授乳クッション。ママの背中や腕への負担がやわらぎます。腰痛を感じたら、簡単ストレッチで改善ストレッチは「気持ちいい」と感じる範囲でおこないましょう。強い痛みを感じたら、すぐにやめてください。1. 両手、両ひざを床につけて、はいはいの姿勢に2. 息を吐きながら、おへそを見るイメージでゆっくりと背中を丸める3. ゆっくりと息を吸いながら、1の姿勢に戻る1日3回が目安。これなら、眠っている赤ちゃんの横でもできますね。腰痛を防止するためにも出産直後の開ききった骨盤を、専用のベルトなどを使って早く締めるようにしましょう。もしひどい腰痛になってしまったら、かかりつけの産婦人科で相談してみてくださいね。
2016年05月11日腰痛はすべての妊娠期において、多くの妊婦さんが経験すると言われています。原因は妊娠による体の変化や、お腹の赤ちゃんの成長によるものがほとんどです。・体形や姿勢の変化妊婦さん個人への体重指導の内容にもよりますが、妊娠すると臨月までに約7~12kg前後体重が増える傾向があります。体重が増加することで体の重心が前に移動し、背骨を反らせ、お腹を突き出した姿勢となり、腰への負担が大きくなるために起こります。・下半身の血行不良胎内の赤ちゃんが成長し大きくなった子宮が、お腹や骨盤内で血管を圧迫するようになり、血行不良になりやすくなります。血流が悪くなることで腰や足などが冷え、むくみや痛みなどが発生するために起こります。・ホルモンの作用妊娠初期から、ママの体内では卵巣や子宮、胎盤などからリラキシンというホルモンが分泌されます。リラキシンは妊娠していなくても生理期間中前後に分泌されますが、生理期間中前後または妊娠中どちらでも、骨盤を開きやすくするはたらきがあります。妊娠期間中では、お産に備えて赤ちゃんが狭い骨盤を通れるようにするために分泌がなされ、そのはたらきにより骨盤が体を支える力が弱まるため、腰や背中へ負担がかかり、痛みが発生すると考えられています。妊娠後期の腰痛はいつからいつまで続くの?妊娠後期に入ると赤ちゃんの成長も進み、お腹の大きさそのものが目立ってきます。このため妊娠28週~32週頃には、体形の変化や下半身の血行不良が関係する腰痛に悩むママも増加するようです。お産と同時に治る人もいますが、約1割のママが産後も腰の痛みを訴え、数年にわたって症状が続く場合もあります。またリラキシンのはたらきによる骨盤のゆるみの影響で、産後も腰痛が起きやすくなるケースもあります。妊娠中、腰痛が現れる時期はいつ?妊娠する前から腰痛が出やすい姿勢であったかどうかにも関係しますが、妊娠中は、初期からリラキシンの分泌が始まります。そのため、妊娠4週~15週頃の早い時期から腰痛が起き、分泌が減少する20週以降に消えていく傾向があると言われます。赤ちゃんの成長に伴い、お腹が大きくなることを原因とした体形の変化による腰痛は、お産直前まで続くことが多いようです。妊娠中の腰痛発症時に注意したいこと妊娠症状における腰痛は、あらかじめ、腰回りの筋肉がついているかどうかで痛みの強さが異なります。立つときも座るときも良い姿勢を心掛けたり、同じ姿勢をとり続けないようにするなどのほか、負担のかからない範囲で軽いストレッチを行うことも効果的です。症状がひどい場合でも、自己判断で市販薬の利用することは控えましょう。妊婦さんが市販薬を服用または使用するには、市販薬に含まれている薬の成分(痛み止めや、非ステロイド性抗炎症薬と分類される薬の成分(アスピリン、アセチルサリチル酸、インドメタシン、イブプロフェン、ロキソプロフェンナトリウムなど))について、飲み薬と同様、外皮薬の使用にも注意が必要なことがあります。これらの成分は、胎内の赤ちゃんに届き発育に影響を及ぼす可能性がありものもあります。赤ちゃんの心臓の近くにあり、胎児の血液を全身へ送る通り道として重要な役割を持つ動脈管と呼ばれる血管が収縮したり、閉鎖したりする可能性があるためです。そのため、脈が遅くなる不整脈や、羊水が少なくなる羊水過少などという症状が引き起こされる場合もあります。市販薬を使用する前に健診医や分娩医に相談し、妊婦さんでも使用できる薬を処方してもらいましょう。妊娠後期の腰痛予防と対策妊娠中の腰痛はつきものですが、ひどい症状の場合、慢性化する恐れがあります。腰痛の原因を知り、しっかりと予防や対策をしておくことが大切です・運動をする体を動かすことはストレスの発散、体力の維持、血液循環の回復につながり痛みが緩和されます。また、妊娠前からの体作りは腰痛予防はもちろん、健やかな妊娠生活のために良いとされています。妊娠中であれば、マタニティスイミングや散歩、ストレッチなど腰に負担が少ない運動がオススメです。しかし、切迫早産などの診断をされている方は注意が必要ですので、必ず、健診医や分娩医に確認しましょう。・体重管理を行う急激な体重増加は、腰への負担はもちろん、お腹の赤ちゃんの健康やママの妊娠生活にも影響がある場合があります。健診医や分娩医が妊婦さん一人一人に指導する適正な体重指導に基づき、健やかな食生活を送りましょう。・腹帯やマタニティーガードルを使うお腹を支えることによって、腰へかかる負担を減らすことができます。巻く位置や使い方は助産師からの指導が必要な場合もあるので、使用前には助産師や健診医、分娩医に相談しましょう。・体を温める体調により、シャワーだけではなく、ぬるめのお湯を張った湯船に浸かってゆっくり入浴したり、夏でもできるだけ温かい飲み物を摂るなど、体全体を温めましょう。温まることで血流がよくなり、腰痛の痛みが改善されることがあります。
2016年04月04日今まで腰痛がなかった人でも、妊娠初期には子宮が大きくなりはじめ、骨盤内の充血が起こるために、腰痛が起こりやすくなります。腰痛は、妊娠初期だけでなく、妊娠中期も、妊娠後期(妊娠末期)にも起こるトラブルです。だんだんおなかが大きくなるにつれ、姿勢性の腰痛の症状がでてきます。これは、ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン、リラキシン)の影響によって、背骨の間接や靱帯がゆるみ、骨盤が不安定になり、姿勢の維持や矯正が難しくなることや、妊娠による体の重心の変化によって、おなかを前につきだし、腰をそらせた姿勢となることなどが原因とされています。他に大きくなった子宮による周辺組織への圧迫、便秘、運動不足なども考えられます。妊娠初期の腰痛予防には、正しい姿勢をこころがけること、冷やさないことなどが有効です。腰痛が辛いときには、ベッド、布団などは身体の沈まないものにし、身体を丸めたシムスの体位が楽にできるよう抱きまくらなどを使用します。骨盤ベルトや腹帯を正しく巻くことで緩和されることもあります。みんなどうだった? 妊娠初期の「腰痛」の体験談・マタニティの腰ベルトをしていなかったのですが腰痛予防にしておけばよかったと思いました。・妊娠初期からのつわりですが、私は座った姿勢で仕事をしていたせいか腰痛に悩まされました。横になることもできず、仕事をしているときはつらかったです。・腰痛がひどくなる前に、骨盤ベルトのことを知っておきたかったです。妊娠初期から使うといいことを、痛み出した中期に知りました。・腰痛や頭痛など、つわり以外にも色々体に不調が出てくるとは知りませんでした。・腰痛対策の知識があればよかったと思います。骨盤ベルトの存在をもっと早く知りたかったです。妊娠初期から付けるのがいいなんて知りませんでした。・初期の頃、妊娠以前と同じようにストレッチをしていたら、靭帯を伸ばしすぎてしまい、骨盤周辺を痛めてしまってひどい腰痛になりました。安定期に入ってマッサージに行ってもなかなか骨盤まわりのケアをしてくれるところは少なく、とても困りました。(28歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日【男性からのご相談】40代になったころから腰痛に悩まされています。周りの友人たちもみんな、何かしらの腰痛があると話していますが、それぞれ痛みの感じなどに違いがあります。腰痛もいろいろと種類があると思うのですが、何か特徴的な症状とか痛みとかあれば教えてください。●A. 代表的な腰痛は大きく4つの疾患に分けられます。ご相談ありがとうございます。理学療法士のOHSAWAです。腰痛と一言で言っても、痛みの程度や場所、しびれの有無などさまざまな症状が現れます。そこで今回は急性的なぎっくり腰は別として、慢性的な腰痛の4つの疾患をご紹介させていただきますね。●慢性的な腰痛4つ●(1)腰椎椎間板ヘルニア椎間板ヘルニアとは、脊柱を構成している椎骨と椎骨の間に挟まってクッションの役目をしている椎間板が変形して、隙間から脊髄側にはみ出してしまう症状のことをいいます。はみ出した椎間板が神経を圧迫するため、腰痛や足の痛みやしびれ などを引き起こします。症状の特徴としてはくしゃみや咳でも痛みが生じたり、前かがみになると激痛が生じることがあります。比較的背中をまっすぐにしていると症状は緩和されるようです。また、最大の特徴は腰部だけでなく、左右どちらかの足にも痛みが伴う ことが挙げられます。●ー原因椎間板の変性というと、高齢になって生じるものと思いがちですが、実際は若い方の方が椎間板ヘルニアになる方は多くいます。発症の原因としては、腰に多くの負担をかけること で椎間板に亀裂が生じて飛び出してしまいます。特に働き盛りの男性では腰に負担がかかるような重い物を持つ仕事や長時間のデスクワーク、長時間立ちっぱなしや歩きっぱなしの仕事をすることで発病してしまうことが多くあります。また、激しいスポーツをする方も発病の可能性は高いようです。●ー治療基本的に痛みがある場合は安静と鎮痛剤 などの薬を使用していきます。それでも良くならない場合は腰部の神経にブロック注射をし、それでも症状が改善しない場合は手術を選択し、神経を圧迫しているヘルニアを取り除く治療をします。●(2)腰部脊柱管狭さく症背骨の中には空間があり、そこを脊髄神経の束が通っています。その空間が管のようになっていることから脊柱管と呼ばれています。脊柱管狭さく症は何らかの原因で脊柱管が狭くなり、神経や血管が圧迫されて痛みやしびれを感じる 病気です。特徴としては歩いていると痛みますが、しばらく休憩すると痛みが緩和させます。また、前かがみの姿勢になると痛みが和らぐ のも特徴の一つです。●ー原因脊柱管が狭まる原因は、変性による骨きょく形成(骨のトゲができてしまう)や椎間板の変形、靭帯が肥厚してしまうことや椎骨がズレるなどさまざまです。基本的には高齢になるほど発症 しやすくなります。●ー治療消炎鎮痛剤を使用しながら、患部を温める治療から開始し、同時に脊椎の痛みを生じさせる動きを制限させる目的でコルセットを装着します。それでも症状が改善していかなければ、手術を選択することになることがあります、●(3)腰椎分離症・分離すべり症この疾患は椎骨同士をつなぐ椎間関節が緩んで外れたような状態になり、椎骨が前方へ滑って神経を圧迫させてしまいます。特徴として他の疾患との違いは、足の親指の力が入らなくなる ことがあります。●ー原因成長期に体操や水泳など、反復する動作が多い運動をしていると発症しやすくなります。これは脊柱の曲げ伸ばしを繰り返すことにより、耐え切れず疲労骨折をしてしまうこと が原因と考えられています。また、もともと椎間関節が変形しやすく、脊椎が安定しにくい人に多く起こるともいわれています。●ー治療初期であれば、患部を固定して安静にしていると数か月で治るといわれています。しかし、安静にしていても症状が改善しない場合は、やはり手術をしなくてはならないかもしれません。●(4)変形性腰椎症脊椎が加齢や長時間の運動、疲労により椎骨が変形し、 痛みや運動障害を起こす 病気です。特徴としては朝起きたときに腰のこわばりや痛みを感じます。そして起きてしばらくすると痛みは緩和され、また夕方になると痛みが増してきます。●ー原因椎骨や椎間板が加齢や疲労により柔軟性を失っていき、腰椎にかかる圧力を緩和できなくなってしまいます。椎骨はこれに対抗してトゲ状に出っ張っていってしまいます。これを骨きょく形成といい、それ自体は病気ではありませんが、さらに靭帯の緩みや筋力の低下など複合的に老化現象が加わる ことで、変形性腰痛症と診断されます。●ー治療やはり安静と消炎鎮痛剤から始まり、症状が改善しなければブロック注射や手術へと進んでいきます。しかし、根本の治療や改善は困難な病気であるため、主な原因は変形ですので、まずはそうならないような生活を心掛けることが大切です。----------紹介させていただいた病気以外にも、内臓や精神疾患などさまざまな原因が由来となり腰痛は引き起こされます。中には大きな病気の兆候で腰痛が生じている場合もあるため、まずはしっかり医師に診断してもらい治療を進めていきましょう。【参考文献】・『スーパー図解腰・ひざの痛み』星川吉光・著●ライター/OHSAWA(理学療法士)
2016年03月01日現代人の多くが悩まされている、腰痛。とくに寒さが厳しいこの時期は、血流がとどこおり、体が凝りかたまってしまいがち。腰の痛みをいつも以上に感じている人も多いのではないでしょうか。腰痛の原因とされるものはさまざまですが、根本には「姿勢の悪さ」があるのだそう。そこで、正しい姿勢のつくりかたから腰痛をやわらげるセルフケア方法を、腰痛治療のスペシャリストへの取材経験をもとに、ご紹介します。■「正しい姿勢」のキープこそ、腰痛知らずへの近道!腰痛の本当の原因は、ずばり「ラクチン姿勢」。電車の座席に座ると必ず背もたれに寄りかかっていたり、オフィスでパソコンに向かっていると、知らず知らず前へ身を乗りだす姿勢になっていたりすること、ありませんか?そんな、無意識のうちにしているラクチン姿勢が、じつは腰に負担をかけるNGな姿勢なのです。では、腰に負担をかけない「正しい姿勢」とはどういうものでしょうか?正しい座り姿勢体の力をぬき、いつもどおりの姿勢でイスに座る背もたれから体を離しておもいっきり背筋を伸ばし、腰のカーブをできるだけ反らすその姿勢から、腰のカーブを1割程度ゆるめる実際にやってみると、この状態をキープするのは案外キツく、気をつけていないとすぐにラクチン姿勢にもどってしまいがち。そこで、イスの背もたれと腰の間に丸めたバスタオルなどを挟むと、正しい姿勢をキープしやすくなります。正しい立ち姿勢体の力をぬき、いつもどおりの姿勢で立つ頭のてっぺんを糸でつりあげられているようなイメージで、背筋をスッと伸ばす両肩をできるだけ上げ、肩甲骨を中央によせるようにぐるっと後ろに回し、両肩をストンと落とすこちらも慣れていないとすぐにどちらか一方の足に重心をかけたり、猫背になったりしやすいもの。そんなときは、ハイヒールの出番です。ハイヒールなんて、余計腰痛がひどくなりそう! と思うかもしれません。たしかに、楽チン姿勢のままハイヒールで一日過ごすのは腰によくないですが、正しい姿勢を心がければ、腰に負担をかけることなく履けるのです。まずは、ハイヒールを履いてもフラフラすることなくまっすぐ立っていられる姿勢をキープするところからはじめてみましょう。ぺたんこ靴よりも美しく正しい姿勢を意識しやすいハイヒールは、じつは腰痛改善アイテムといえるのです。■座ったまま&寝転んだままでOK! いますぐできる腰痛セルフケアいま感じている腰の痛みをなんとかしたい! そんな人は、簡単にできるストレッチで腰の痛みをやわらげましょう。まずはオフィスで座ったままできる方法からご紹介します。イスに座ったままできるストレッチ体の力をぬき、背中と肩をややまるめた姿勢でイスに座るその姿勢から、おもいっきり胸を前につきだすように背中を反らせ、数秒間キープする再度体の力をぬき、最初の姿勢に。これをリズミカルに10~15回くりかえす帰宅後のリラックスタイムには、寝ながらできるストレッチで腰を休めてあげます。うつぶせ寝でできるストレッチうつぶせに寝転ぶ。両手は体に沿わせるようにし、顔は横に向ける体の力をぬき、深呼吸をしながら2~3分このままの体勢でリラックス両ひじを曲げて両手を顔のあたりにくるようにし、両腕で床を押しながら上半身を引きあげる腰から下、おしり、ふくらはぎの力をぬき、深呼吸をしながら2~3分間キープするどちらも5分程度、ちょっと体を動かすだけで腰の痛みがやわらぐのを実感できるはずです。ぜひ、お試しください。
2016年02月05日整体師のりょうです。腰痛改善としていろいろなストレッチをご紹介してきましたが、今回はとっておきをお教えしましょう!ストレッチには静かにゆっくり動かす「静的ストレッチ」と、強めに動かしながら行う「動的ストレッチ」があります。今回のスペシャルは後者ですが、布団の上でもテレビを見ながらでも、いつでもできます。部屋でゴロンと横になったときに習慣化できるようになれば、最高です。○まず足だけ動かしてみましょう動きのある映像をコマ送りした感じで、写真を順に並べました。最初の写真はリビングでテレビを見るとき。こんな姿の人はきっといるはずです。だったら好都合! ついでにストレッチしちゃいましょう!!最初に足だけ動かす練習をしましょう。上の写真は始める前です。左手を枕にして横向きに寝転んだ状態です。右手は最初動かしませんので、床で支えてください。まず、動かし方を紹介しますので写真をよく見てくださいね。右膝を胸に付けるイメージでグッと引き寄せます。そこから足を蹴るように振ると、足先が後ろへいきます。右股関節にグッとアプローチする気持ちで、一番気にしてほしいのは骨盤です。右骨盤がグッと後ろへひねられるように感じればOKです。右骨盤が後ろへグッといきましたら、足先をそのまま元へ戻してきます。「膝を胸に付けるようなイメージで戻してくる」という一連の流れを確認してください。今は右足だけの動きをやってみました。最初はゆっくり動作を確認して、要領がわかりましたら、スピードを少し速めてやってみましょう。○足と手を連動させてみようでは次に手を加えて一緒に動かしてみましょう。下に写真7枚並べました。右足は先ほどの動きと同じです。そこに手を加えます。まず、右膝を胸に付けるイメージでしたね。このときに右手は肘を後ろへ引くようにします。そこから右足が伸びながら後ろへ向かいますので、同時に右手も伸びながら上へ向かいます。写真4枚目では、しっかり身体が伸びた状態になっています。ただ、最も意識してほしいのは右骨盤ですので、くれぐれも忘れないようにしてくださいね。伸びきったら縮む方向へ、行きと逆の動きで最初に戻ります。○呼吸を合わせてリズミカルに動きましょう!「伸びて~縮んで~伸びて~縮んで~……」という要領です。リズミカルに動けるようになると楽しくなってくるはずです。片側を20回も行いますと、身体もポカポカしてくるでしょう。ストレッチは、どこにアプローチしているのかを意識すると効果が上がります。骨盤に意識しているのに、太もも前側が伸びるという人もあるはずです。それはそれでOKです。何度か行っていると、少しずつ違うところが伸びるようにもなります。あと呼吸は伸びるときに吐くよう、意識してください。すると、テンポ良くリズミカルに動くようになるはずです。同様に反対側も行ってくださいね。○著者プロフィール鮎川 良奈良県の学園前にて「RYO整体院」を営む整体師ランナー。整体師だからこそ分かる身体のメカニズムを基に、ストレッチの重要性を説き、クリニックも開催する。ストイックにタイムを追求するよりも、健康で楽しいマラソンライフを提案。筋肉痛になりにくい身体作りや疲労回復のケア方法、自身が提唱する疲れにくいランニングフォーム「エンジョイラン走法」で、フルマラソン走破を目指す人のサポートをしている。著書に『がんばらないで楽に長く走る』(学研パブリッシング)がある。また、累計300万アクセス超の人気ブログ「整体師に学ぶ~マラソンによる筋肉痛改善方法と、フル完走ノウハウ」も執筆している。
2016年02月05日グンゼは1月6日、日本電気(NEC)の技術協力のもと、着るだけで姿勢や消費カロリー、心拍などの生体情報を計測できる衣料型ウェアラブルシステムを開発したと発表した。1月13日から開催の「第2回ウェアラブルEXPO」に出展される。2016年度中に腰痛予防や姿勢改善などのサービスにおいて導入する予定だ。このたび発表された衣料型ウェアラブルシステムは、肌着として日常的に着用できるのが特徴だ。グンゼのニット(編み)技術によって導電性繊維をインナーに加工し、姿勢センサーや配線として活用している。センサー部分や配線も伸縮するため、ユーザーの体にフィットしやすい。通気性も確保しているほか、洗濯できるため清潔に着用できる。身体の動きによる皮膚の伸縮を計測したデータにもとづいて生体情報を取得する。また、グンゼの連結子会社であるグンゼスポーツのノウハウを生かし、着用中の姿勢を測定できるデザインを実現したという。胸部分にはNECのウェアラブル端末を配置。消費カロリー(活動量)や心拍を計測するほか、通信機能を内蔵しており、取得した生体情報はスマートフォンなどを通じてクラウド上で管理できる。ゆがみや癖など姿勢を見える化し、姿勢改善、肩こり予防のためのアドバイスを行う。スポーツ施設などの事業者は、蓄積されたユーザーのデータを比較・傾向分析し、サービスやアドバイスの提供に役立てられる。
2016年01月07日そんなに太ってるわけじゃないのに、なんで下っ腹だけ出てるの~? なんて悩みをお持ちの方にぜひ試していただきたいのがこのエクササイズ。下っ腹がゆるんでくると、鏡に映る自分の姿にガッカリするだけではなく、だんだんとボディを隠す服装をするように。そして、隠す服装がラクになってしまって下っ腹が気にならず、気付けばおばさん体型に……なんてことにならないよう、ポッコリお腹は早めに撃退しておきましょう!○コルセットの役割を果たす腹横筋の機能を強化!お腹まわりには、まるでコルセットのようになって正しい姿勢を守ってくれる筋肉、腹横筋があります。実はこれ、コルセットのような……ではなく、実際にコルセットの役割をしているのです。腰痛の防止にもなるので、しっかりと鍛えたいところです。このエクササイズをする時に、息を思いっきり吐いて、お腹をへこめると腹横筋がしまります。そうすると、このエクササイズもラクにできますよ! では、やってみましょう。【1】仰向けに寝転がります。【2】寝転がったら、股関節とひざが90度の角度になるように両ひざを上げましょう。【3】両手を頭の後ろに組んで、おへそを覗き込むような姿勢をとってください。もうキツい……と言ってる場合じゃありませんよ!【4】左足をゆっくりと (床につけないで浮かした状態で) 水平に伸ばしましょう。そして、左右を入れ替えて右足を伸ばします。お腹に効いてきましたか?この動作を5~10回繰り返しましょう。足を下げすぎたり、床から腰が浮いてしまうと腰が痛くなるので気を付けてくださいね。筋肉痛が激しくなった日にはお休みするなど、ご自身で調整しながらチャレンジしてみてください。○教えてくれたのは……フィットネスインストラクター 牧勢 海 (まきせ かい) さん元宝塚歌劇団雪組所属。1997年宝塚歌劇団入団。退団後、ニューヨークへダンス留学。2006年より舞台に復帰。主な作品に、NHKおかあさんと一緒「ぐーチョコランタン小劇場」うたのおねえさん舞台版、「チャングムの誓い」「愛と青春の宝塚」「サイドショウ」「Victor Victria」「大江戸緋鳥808」「渇いた太陽」など。最近ではブロードウェイミュージカル「CHICAGO」。現在は、舞台出演や某大手テーマパークでのダンストレーナーでの経験を生かし、指導者としての知識や経験の幅を広げている。フジテレビ「モトジェン」サイト連載中。KOBA式体幹トレーニング、IHTAヨガインストラクター修了。東京・目白の「デサントフィットネスラウンジ」にて「YOGA FOR HIPS&BACKS」「かんたんストレッチ」などのレッスンを開講中。・撮影協力:NESTA JAPAN (全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会) は、アメリカ・カリフォルニアに本拠地を置く、パーソナルトレーナーの資格認定団体です。現在世界20カ国でNESTAの資格を持ったトレーナーが活躍しています。モデル:東 奈々さん (NESTA JAPAN)執筆:Honuフリーランスのライターです。サッカーをする息子を応援しながら音楽と踊りをこよなく愛し趣味に生きる母。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年12月09日毎年冬になると流行し、学校や職場などで感染拡大が叫ばれる「インフルエンザ」。重症化すると死にいたることもあり、予防が欠かせない病気だ。ワクチンの予防接種が有効とされているが、接種しても感染することがあると聞く。では、どのような対策が適切なのだろうか。そこで今回は、インフルエンザウイルスの特徴とワクチンの有効性、適切な予防法などについて、順天堂大学大学院 医学研究科感染制御科学講座 山本典生准教授にお聞きした。○インフルエンザと風邪の違いインフルエンザとは、インフルエンザウイルスによって起こる急性感染症の一種で、通常の風邪とは異なる病気のこと。ここで、風邪とインフルエンザの違いからおさらいしてみよう。主な違いは次のとおり。■風邪(普通感冒)病原体: ライノウイルス、アデノウイルス、コロナウイルス、RSウイルス、パラインフルエンザウイルス、インフルエンザウイルスC主な症状: 鼻水、くしゃみ、咳(せき)悪寒: 軽度、極めて短期熱: 37.5度前後合併症: まれ■インフルエンザ病原体: インフルエンザウイルスA、インフルエンザウイルスB主な症状: 発熱、筋肉痛、関節痛悪寒: 高度熱: 38~40度合併症: 気管支炎、肺炎、脳症高熱などの症状のつらさに加え、合併症リスクが高いこともインフルエンザの怖いところだ。厚生労働省の発表(「平成27年我が国の人口動態」)によると、日本人の死因は、1位「悪性新生物(がん)」、2位「心疾患」に次いで、3位に「肺炎」が入る。高齢者の肺炎は特に深刻な問題とされているが、肺炎には細菌感染(肺炎球菌など)やウイルス感染(インフルエンザウイルスなど)が関与するといわれている。肺炎による死を防ぐという点においても、インフルエンザの予防は重要だ。一般に、"インフルエンザのワクチンを接種すれば大丈夫"と思う人も多いだろう。しかし、ワクチンを打ってもインフルエンザに感染する場合がある。「残念ながら、ワクチンを打っても感染してしまうことはあります。というのも、予防接種は注射によるものなので血液中には抗体が上がってくるのですが、鼻の粘膜などには上がってきません。その点から、感染を防ぐものというよりは、重症化を防ぐものと捉えられています。ただ感染はしたとしても、血液中の抗体によって全身に広がらずに重症化を抑えることができるので、大きな意味があることだと思いますね」。○潜伏期間は検査で「陰性」と出ることもインフルエンザは「学校保健安全施行規則」に定められている伝染病であり、感染が確定すると5日間の出席停止になる。会社の場合は対応がさまざまだが、医師の許可が下りるまでは出勤停止としているところが多いようだ。「例えば高感度の検査キッドを使って検査をすれば、感染後5日を過ぎた場合でもウイルスが検出される可能性はありますし、周りに感染させてしまうリスクはゼロとは言えません。一方で休みが長引くと支障が出ますので、ウイルスの量が少なければ現実的に感染の広がりは防げるだろう、という考えに基づいて5日間と設定されているのでしょう」。なお、インフルエンザをはじめとするウイルス感染症には潜伏期間があるため、その段階で病院に行くと「陰性」で出る可能性も否定はできないという。「潜伏期間はウイルスの増殖が十分でなく、"感染はしつつあっても症状は出ていない"という期間。そのときに検査をすれば、感染していても陰性で出る可能性はあるでしょう。そもそも検査キッドには検出限界値があり、限界値に達していないと検出はできません。ただ通常は、ウイルスの増殖と比例して症状が出ますし、症状が出てから"何かが起きている"と感じて病院に行くと思いますので、感染の場合は陽性で出ることのほうが多いとは思います」。最後に、今年の傾向をお聞きした。「まだ検出報告数が少ないので傾向はつかめませんが、何が起きてもおかしくない状況でしょう。例年にならうと、年明けから注意が必要です。学校の新学期が始まるとともに集団感染が起きて、感染数が伸びてくるのではないかと個人的には思います」。お話を聞いて、インフルエンザはワクチンの予防接種をしていても油断ならないものだと痛感した。厚生労働省では、ワクチン接種のほか、咳エチケット、外出後の手洗い、適度な湿度の保持、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取などを推奨している。少しでも感染リスクを減らすために、ワクチンの予防接種と日常でできる対策との"合わせワザ"でこの冬を元気に乗り切りたいものだ。
2015年11月27日イッティはこのほど、履くだけで「尿もれ」「腰痛」などを予防するガードル「締めきゅっと」(5,481円・税込)を発売した。現在、「尿もれ」に悩んでいる女性は多く、中でも30~50代の産後の女性によくみられるという。その原因は、出産時に産道を赤ちゃんが通ることで、子宮や膀胱(ぼうこう)、直腸などの腹部臓器を支える筋肉「骨盤底筋」が緩んでしまうことと言われている。厚生労働省の人口動態統計によるデータを見ると、昭和50年は25.7歳だった初産平均年齢が、平成25年には30.4歳まで上昇。出産が高年齢化すると、体への負担も大きくなり、骨盤の戻りも遅くなる。30代~50代の産後の女性に尿もれが多いのは、出産年齢の高齢化も影響しているようだ。尿もれは、重い物を持ったときや、せきをしたときなど、腹部に力が入った時に生じやすい。日本人女性の多くは「年だから仕方ない」「相談するのも恥ずかしい」と症状を放置してしまう傾向があるが、欧米では、妊娠・出産後には緩んでしまった骨盤底筋群のトレーニングは大切という認識が非常に高いという。同商品は、骨盤底筋を鍛え、産後の回復機能を早めるガードル。宋美玄(そんみひょん)医師が監修した。履くだけでふとした瞬間の尿もれや、デリケートゾーンのゆるみを防止する働きがあるという。販売はショッピングサイト「一番星オンラインショップ」で行っている。
2015年11月18日整体師のりょうです。これまで肩こりや首こりについて書いてきましたが、今回から年齢・性別問わずお困りの方が多い「腰痛」をテーマにお伝えしていきます。ぎっくり腰予防にも役立つ今回のストレッチは、布団の中でもできます。目が覚めたら、まずこのストレッチをしてから起き上がるよう心がけましょう。特に寒い朝は必須です。ぎっくり腰になる人は、重い荷物を持ったときだけではなく、朝の歯磨き中になることも多いです。ひと事ではなく、誰にでも起こりうる出来事として予防を習慣化させましょう!○ちょっとしたコツで効果倍増ぎっくり腰予防として、最初にオーソドックスなストレッチを紹介します。ただ、ちょっとしたコツを知っておくのと知らないのとでは大違いなので、写真を見ただけで知った気にならずぜひお試しください。両手を広げてあおむけに寝転びます。片方ずつストレッチを行いますので、まず写真のように左足の膝を立ててください。そこからすぐに身体をひねる人が多いのですが、実はその前にひとつコツがあります。このコツで効果が大きく変わりますので、ぜひ覚えてほしいと思います。○腰をしっかり回転させる準備をします左膝を立てたら、下の写真のように一度お尻を浮かせて骨盤を右側へ倒します。この際、腰の右側が床につくようになりますが、上体はまだあおむけになったままです。こうすることによって、腰がしっかり回転しやすくなります。これが今回のコツです! このコツを行わずに腰をひねっても、満足な効果が得られにくいです。○ギューっと腰に効いたらOK!その後は左足を右側へ動かして、下の写真のように腰をひねります。肩、腕はできるだけ床から離さないようにします。この写真でよく分かるように、骨盤の右側が床に密着していますが、この状態こそしっかり腰をひねることができた証拠です。一連の動作で腰の左側がストレッチできていますので、どこが伸びているか意識をしてください。また、絶対に呼吸を止めてはいけません。この状態を保ったまま、20~30秒キープしてください。左が終わりましたら、同様に右側も行います。○足を組んで倒すと違うところが伸びるでは次に同じように見えるストレッチですが、やってみると少しアプローチする箇所が変わりますので併せてやってみましょう。両手を広げ、両膝を立ててあおむけに寝転びます。左足を右足に乗せて組みます。そのまま床につくまでゆっくり右側へ倒します。先ほどと同様で、肩、腕はできるだけ床から離さないようにし、呼吸を止めてはいけません。この状態を保ったまま、20~30秒キープしてください。左が終わりましたら、同様に右側も行います。○背中と腰は一体だから難しい腰痛も筋肉痛の一種と考えれば、対策としてはストレッチがいいはずです。しかし腰は、腕や足のように細かく動きません。それに医学的には背中と腰の境目があっても、実際には一体と考えるのが自然です。背中から腰を「大きな面」と捉えてストレッチしますが、意識としては右側、左側、上側、下側というくらいに分けてイメージするとストレッチしやすく、また効果も現れやすいです。○著者プロフィール鮎川 良奈良県の学園前にて「RYO整体院」を営む整体師ランナー。整体師だからこそ分かる身体のメカニズムを基に、ストレッチの重要性を説き、クリニックも開催する。ストイックにタイムを追求するよりも、健康で楽しいマラソンライフを提案。筋肉痛になりにくい身体作りや疲労回復のケア方法、自身が提唱する疲れにくいランニングフォーム「エンジョイラン走法」で、フルマラソン走破を目指す人のサポートをしている。著書に『がんばらないで楽に長く走る』(学研パブリッシング)がある。また、累計300万アクセス超の人気ブログ「整体師に学ぶ~マラソンによる筋肉痛改善方法と、フル完走ノウハウ」も執筆している。
2015年11月11日デスクワークの人を中心に腰痛に悩む人は多い。改善したいと思う一方で、知らず知らずのうちに腰痛を悪化させるような姿勢をしてはいないだろうか。今回はライオンのヘルスケアマイスター・山岸理恵子さんに、腰痛が悪化してしまう姿勢とはどのようなものかを教えてもらった。○スマホ姿勢は腰痛の元!電車などでスマートフォンを見て移動時間をつぶしているときに、背中を丸めてうつむいて操作していることに気づくことはないだろうか。腰痛の原因にはさまざまなものがあるが、このような普段の姿勢や動作が原因になる場合も多いという。「スマートフォンを使っているとどうしても前のめりの姿勢になりがちですが、これは背中や腰に大きな負担になります。背骨の生理的カーブを崩すような姿勢は腰痛の原因になるんです」と山岸さん。スマートフォンの利用世代から考えると、腰痛は若い世代でも気をつけたい症状だ。実際にライオンのアンケート調査(2014年)によると、20代から70代以上までの幅広い世代で腰痛の自覚があることがわかった。特に30・40代のワーキング世代で腰痛に悩む人は多く、仕事や家事、子育てなどハードな日常が腰に負担をかけていることがうかがえる。このほか、デスクワークや運転などで同じ姿勢を続けてしまうことが腰痛を悪化させてしまうという。「PCに向かうとつい長時間同じ姿勢を続けてしまいますが、1時間に1回くらいを目安に、伸びをしたり、ストレッチをしたりするとよいでしょう」。さらに、運動もポイントに。「現代人は慢性的に運動不足の傾向があり、中でも肥満の方は腰痛になりやすいといわれます。適度に運動をして、筋肉をつけることも腰痛の予防になります」。○正しい姿勢が腰痛解消の近道それでは、腰痛を予防できるような正しい姿勢とはどのようなものだろうか。まずは、正しい「立ち方」ができているかどうかをチェックしてみてほしい。立ち姿は、横から見たときに、耳・肩・股関節・膝・くるぶしを結んだ線が直線になっていればOKだという。「背骨を横から見たときに、ゆるやかなS字になっているのが正しい姿勢になります。横から見るのは難しいので、目安としては壁を背にして立ったときに、後頭部、背中、おしり、かかとが軽く触れているような感じで壁についているとよいでしょう」。座り姿勢でも、この背骨の形を維持することが大切だ。基本姿勢として、イスには深く腰掛け、背筋を伸ばしてお腹を少し引き締め、軽くあごを引いて座る。膝がおしりよりもわずかに高くなるのが理想的とのこと。もしイスが高すぎる場合は、足元に台を置くなどして調整し、うつむくような姿勢にならないようにPCモニターなどの高さも変えるとよいという。「普段のクセで座りながら足を組む人も多いと思いますが、背骨のカーブを崩してしまうので注意しましょう」。また、床や畳などに座るときは、背筋を伸ばして座ることができる正座がベスト。あぐらや足を投げ出して座る姿勢は腰に負担をかけてしまうので注意だ。ただし、膝に痛みがある人は無理をしないこと。「正座は膝に負担がかかるので、痛みがある場合は避けて、正座イスを使うなど工夫をしてみましょう」。つらい腰痛を解消するには、普段の姿勢を正しくするのが一番。腰が痛くなるような姿勢になっていないか、日常の動作から気をつけてみてほしい。○取材協力: ライオン ヘルスケアマイスター・山岸理恵子さんボディーソープほか、スキンケア商品の開発に長年携わった後、現在のヘルスケアマイスターとなる。商品開発の経験を生かし、主にライオン快適生活研究所にて健康で快適な暮らしのための情報発信に尽力している。
2015年11月03日デスクワークをしている人の共通の悩みと言える「腰痛」。長時間同じ態勢でいると腰に負担がかかってしまい、姿勢が悪くなったり下腹が出たりと、スタイルにも影響が出てしまいます。美しいスタイルを維持するために、姿勢をキープが重要です。そして腰痛を緩和するには、コルセットを上手に使うことをオススメします。今回は腰痛を抑えてくれる腰痛コルセットの選び方のポイントを紹介していきましょう。腰痛コルセットにもいろいろな種類がある腰痛コルセットと言っても、実はいろいろな種類があります。自分の腰痛レベルや使用するシーンに合わせて腰痛コルセットを選ぶことが大切です。腰痛コルセットは、次のようなタイプがあります。・腰痛急性期用(重度の腰痛)・腰痛慢性期用(中度の腰痛)・腰痛慢性期再発予防用(軽度の腰痛)・骨盤固定用(骨盤を安定させる)・スポーツタイプ用(動きやすさ優先)以上のように、腰痛コルセットは腰痛のレベルに合わせて分類することができるのです。自分の腰痛のレベルに合わせたコルセットを選ぶようにしましょう。固定力をチェック腰痛コルセットで特に重要なのが、固定力です。腰をしっかりと固定してくれるコルセットでなければ意味がありません。固定力があり、且つ腰の動きに合わせてサポートしてくれるものが良いでしょう。固定力があるだけで、動きに柔軟に対応してくれないコルセットでは自然な動きを妨げることになります。着け心地の良いものを腰痛コルセットを選ぶときは、実際にコルセットを手に取ってみるのがベストです。コルセットを付けたときの着用感に注目してみてください。特に今の時期は腰痛コルセットを着用していると蒸れてしまう可能性もあります。蒸れにくい素材を使っているもの、速乾力に優れているもの、汗の吸収率が高い素材を使っているものなどを選んでみましょう。体型に合ったコルセットを選ぶそして、自分の体型に合った腰痛コルセットを選ぶことが大切です。大抵のコルセットは調節できるようになっていますが、サイズ感があっていないものだと腰を固定できなかったり、コルセットがずれて皮膚を傷めてしまったりする可能性もあるでしょう。腰痛コルセットの商品説明をきちんと確認し、自分のウエスト周りのサイズに合っているかをチェックしてみてくださいね。デスクワークをこなすためにも、腰痛コルセットは上手に活用するべき! 自分に合ったコルセットを選んで、快適に仕事に臨めるといいですね。
2015年07月27日風邪の予防や対策のために、マスクをして寝るという方は少なくありません。しかし「マスクをしたまま寝るのって本当に大丈夫なのかな?」と体への負担が気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。寝るときのマスクって睡眠にはOK?風邪の主な感染経路は、鼻や口を通してウイルスが体内に入リ込むことです。そのため、それらの部分をガードしてくれるマスクは、風邪予防に効果的な方法として考えられています。そして、問題の「寝るときにマスクをしていてもよいか」という点ですが、結論からいうと、就寝時は鼻やのどが乾燥しやすいので、それを防ぐうえでとても効果的だそうです。鼻やのどが乾燥してしまうと、免疫力が低下し、ウイルスの繁殖が増長されてしまうからです。ただし、息苦しさを感じるのであれば、睡眠が妨げられてしまうので、注意が必要です。もし、寝ている最中にマスクが原因で目が覚めるようでしたら、マスクのサイズを変えるか使用をやめるようにしてください。夏風邪と冬の風邪は違うので要注意!風邪の予防にマスクは効果的ですが、「夏風邪」については注意が必要です。夏風邪とは、単に夏にひく風邪ではなく、夏風邪特有のエンテロ(腸)ウイルスや、アデノ(のど)ウイルスによる感染症のことを指します。これら夏風邪の原因となるウイルスは、湿気が多く、不潔な環境を好むと言われており、就寝時のマスクがかえって逆効果になってしまうケースもあるのです。だからといってマスクをはずしなさいというわけではありません。大事なのは、定期的にマスクを交換し、きちんと清潔な状態に保つこと。ウイルスが好む環境を作らないことです。夏風邪にかかっているときは普段よりもマスクの管理をきちんと行うようにしましょう。より予防効果を上げるには?寝るときにマスクをして、保湿効果を高めることは風邪予防の第一歩です。さらに効果を高めるためにマスクと並行した風邪対策もご紹介します。風邪予防で大切なのは、乾燥をさせないこと。そのためにも加湿器の使用は有効です。もし、加湿器がない場合は水を入れたコップなどを枕元に置くだけでも違うと言われています。加湿による結露が気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は結露が起きるくらいのほうが風邪の予防には適しているのだそうです。このように、適切なマスクの使用は風邪予防に有効であり、他の対処法と組み合わせることでさらなる効果が期待できます。自身の症状に合わせた方法で取り入れてみてはいかがでしょうか。photo by pixabay
2015年06月15日腰痛に悩まされている方のなかには、椎間板ヘルニアの疑いがある方もいるのではないでしょうか? 椎間板ヘルニアは、日常の些細なことでなってしまうもの。一度なると長い間付き合っていかなければなりません。そうならないためにもその原因と予防策についてご紹介します。椎間板ヘルニアの症状とは?腰が痛くても、それが椎間板ヘルニアによるものなのか、よくわからないという方も多いでしょう。そもそも椎間板がなんだかご存知ですか?椎間板とは、背骨の間にあるクッションの役目を果たす組織のこと。線維輪(せんいりん)という固い組織のなかに、髄核(ずいかく)と呼ばれる柔らかな組織が入った構造をしているのですが、何らかの原因によって髄核が線維輪を突き破ってしまうことがあります。これが、椎間板ヘルニアです。ぎっくり腰のような痛みが主な症状ですが、悪化すると足に痛みが走ることも。立っているのがつらいくらい腰が痛い、足にまで痛みが及んでいるといった方は、もしかしたら椎間板ヘルニアかもしれません。主な原因について椎間板ヘルニアの主な原因として、精神的なストレス、睡眠不足、過労、体の歪みなどが挙げられます。一見、腰の痛みとは無関係に思われるストレスですが、全身の筋肉を緊張させてしまうため、体の疲労や内臓への負担につながり、結果として、ヘルニアを引き起こすこともあるのだそう。また、体が歪んでいると、内臓が圧迫されるので血行不良の原因になります。血行が悪くなると、体の機能が低下して疲労の回復が遅れたり新陳代謝が乱れたり……。そこに睡眠不足や疲労が重なると症状がどんどん悪化し、結果としてヘルニアを誘発してしまうのです。ひどい場合は、腰が痛いだけでなく内臓機能が低下して、いくら寝ても疲れが取れないなんてことにも。そうならないためにも早めの対策が必要です。椎間板ヘルニア予防のために睡眠時間を意識しよう!ヘルニアを予防するためには、体の歪みを改善することも大切ですが、それ以上にストレスを溜めない生活を送ることが重要です。昼間は適度に体を動かし、夜はゆっくり眠るという生活を習慣化するだけでも、予防になるでしょう。また、1日ずっと立ったり座ったりしていると、腰に負担がかかってしまいます。その負担を少しでも軽減するために、横になる時間を長くすることも大切です。椎間板を休ませるために必要な時間は、連続7時間程度。毎日そのくらいの睡眠をとれると、椎間板だけでなく心身ともに疲れを癒してあげることもできます。あとでつらい思いをしないためにも、夜はしっかりと睡眠を取って体を休ませてあげましょう!
2015年06月06日マキノ出版はこのほど、新刊「腰痛はヤンキー座りで治る」(戸田佳孝/著)を発売した。2010年の国民基礎調査によると、有訴者率が最も多い疾患は「腰痛」で、全国に約1,329万人もいると推定されている。しかし、医療機関を訪れても、レントゲン検査で異常が見つからない場合は、湿布薬や痛み止めを処方されるだけというケースが多い。異常が見つかり手術となっても、腰の周辺には神経が密集しているため、大きな危険を伴う場合もある。同書は、明石家さんまさんが司会を務めるフジテレビ系の人気番組「ホンマでっか!? TV」のコメンテーターでもある医師・戸田佳孝さんが「腰痛を自分で治す方法」を紹介した書籍。テレビでも評判となった「戸田式トリック・ストレッチ」を公開している。ストレッチの中でも中核をなすのが、タイトルにもなっている「ヤンキー座り」を用いたストレッチ。ヤンキー座りの姿勢から腰をこぶしでこすれば、脊柱の背側に位置する「脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)」のこわばりが伸ばされ、腰痛がやわらぐという。そのほか、中殿筋(ちゅうでんきん)に効く「太ももかいかいストレッチ」、大腿直筋(だいたいちょっきん)に効く「ズボンのシワ伸ばしストレッチ」、腹圧を高める「パンスト呼吸」など、ユニークなセルフケアを紹介している。価格は1,404円(税込)。
2015年05月19日ベッドと布団、あなたはどっち派ですか?どちらも快適な睡眠を実現できる物ですが、好みは人によって分かれます。しかし腰痛が気になる場合には、布団を選ぶことがおすすめという意見も。でも、どうして布団がよいのでしょうか?ベッドvs布団はベッド派の勝利?あなたは、布団とベッドのどちらで寝ていますか?実は、ベッドで寝ている人のほうが多数派というデータがあります。「家に帰ってすぐに寝られるから便利」「床に溜まったホコリが気にならない」など、さまざまなメリットからベッドを選んでいるようです。一方、布団は、「部屋のスペースを活用しやすい」「すぐに干せる」といった理由で選ばれています。ほかにも、「引越しするときにラク」という声もあるのだとか。ベッドに比べると少数派ですが、一定の支持を得ているようです。ベッドと布団、どちらもメリットがあるので、一概にどちらがよいとは断言できません。でも、少数派の布団ならではの強みもあるんです。腰痛が気になる人は布団がおすすめ!?もし、あなたが腰痛で悩まされているなら、ベッドよりも布団のほうがおすすめ。その理由は、布団のほうが硬いからだそうです。ベッドは、身体の重みが分散されやすく、一見すると腰への負担が軽くなると感じるかもしれません。しかし、身体に合わないと深く沈み込んでしまうため、骨盤が変形してしまうということも。そのため、ベッドを選ぶときは、慎重に決めなければなりません。一方、布団は背筋がまっすぐになりやすく、腰への負担がかかりづらいことが強みという専門家の声も。寝心地はフカフカのベッドに負けるかもしれませんが、腰痛の人にはおすすめなんです。適度に硬い寝具で腰痛を防ごう腰痛が気になるというあなた。ベッドと布団を選ぶとき、適度な硬さがあればどちらでも構いませんが、ベッドの場合は購入時に硬さにこだわる必要があります。そのため、布団を選んだほうがよいとも考えられます。特に、おすすめなのは畳の上に布団を敷いて寝ること。背筋もまっすぐ伸びますし、日本人の身体に合うので、しっかり眠れると思います。なお、畳で寝るときは、布団の下にすのこを敷いておくと、寝ているときの汗や湿気が逃げるのでよいでしょう。疲れを取るために寝るのに、腰痛で悩まされたら元も子もないですよね。寝具選びにこだわって、ぐっすり眠るようにしましょう。Photo by lauren rushing
2015年05月16日冬は風邪や感染症が気になるシーズン。皆さん、どんな対策をしていますか?実は、普段からやっている「あること」を見直すだけでも予防効果が期待できるとか。ウィルス性の病気にかかってしまう理由が分かると、予防もしやすくなると思います。ウィルスが活発な冬は感染対策が必要冬は乾燥する季節。さらに、空気は温めると乾燥するので、暖房をつけている部屋のなかは特に湿度が低くなっています。また、冬はインフルエンザやノロウィルス、ロタウィルスなど、感染症が流行しやすいです。これは、ウィルスが飛散しやすいことや、乾燥していることからノドが炎症を起こしやすく、ウィルスに対する抵抗力がなくなってしまうからです。感染症はマスクや予防接種で対策するのもひとつの手です。でも、人間が持っている免疫力を高めて対策する方法もあります。そのためには、どんなことをすればいいのでしょうか?免疫力を強化するのは睡眠!睡眠は免疫機能を高めて、ウィルスから身体を守るために役立つと言われています。また、ストレスを軽減する作用もあるのだとか。「病は気から」という言葉がありますが、ストレスや不安を抱えていると免疫力が低下してしまうと考えられています。そのため、睡眠を取ればインフルエンザやノロウィルス等の病気にかかりにくくなると言えるでしょう。ただし、睡眠の質が悪いと効果が薄くなってしまいます。J-STAGE(科学技術振興機構)によると、深いノンレム睡眠は免疫力の強化に役立つと言われています。ぐっすり眠ることが感染症対策の予防につながるでしょう。ぐっすり眠って元気な身体をキープしよう誰しもインフルエンザやノロウィルスにはなりたくないもの。乾燥する冬場は感染症の予防が欠かせません。でも、どんな対策をすればいいのかと考えていた方もいると思います。人間の免疫力はさまざまなウィルスをやっつけることができます。その力を最大限に発揮するには睡眠がポイント。免疫力の強化とストレス解消ができるからです。ウィルスに感染しないためには、万全の対策を立てる必要があります。そのなかでも、よい睡眠は効果的な予防のひとつになるはず。できるだけぐっすり眠れるサイクルを作って元気な身体をキープしましょう。Photo by Drew Leavy
2014年12月19日アッヴィはこのほど、腰痛に関する調査結果を発表した。同調査は10月、全国の20~40 代の若手ビジネスマン8,745名を対象にオンライン調査を実施したもの。また、そのうち3 カ月以上続く腰痛を訴える1,236名より、日常の対処や仕事への影響について回答を得た。3カ月以上長引く体の不調について聞いたところ、働き盛りのビジネスマンの29.9%が腰痛を抱えていることがわかった。「長引く腰痛」を抱える人のうち、一般的な腰痛とは異なる痛みがある「炎症性腰背部痛」(以下IBP)を有する人は25.9%にものぼった。その診断基準は、「腰痛の発症が40歳以前」「発症が緩徐」「運動で軽快する」「安静では軽快しない」「夜間痛(起き上がると軽快)」の5つのうち4つ以上にあてはまる場合に疑われるとのこと。「強直性脊椎炎」は、初期ではIBPが現れ、長期では脊椎の硬直などが生じることもある難病だが、「名前も知らなかった(初めて聞いた)」と回答した人が81.5%にも及んだ。実際に、10~20代から発症するものの確定診断に至りづらく、単なる腰痛症や坐骨神経痛と間違われることも少なくないそう。また、初期症状とされるIBPが現れている人でも、強直性脊椎炎については約6割が知らないことが判明。さらに実際に、強直性脊椎炎と診断されたことのある人は40人もいることがわかった。「長引く腰痛」の痛み程度(つらさ)を聞いたところ、全体の76.5%が「かなりつらい/つらい」と訴え、痛みに悩まされる日々が続いていることが示唆された。また、IBPの疑いがある人では、86.8%にのぼった。「『長引く腰痛』の診断・治療のために医療機関を受診したことがあるか」を聞いたところ、ビジネスマンの38.5%は未受診ということが判明。「かなりつらい/つらい」状況の人でも33.1%が未受診ということがわかった。腰痛の中には進行すると深刻な状態をもたらすものもあるため、適切な対処の遅れが懸念されるという。「長引く腰痛」の診断・治療のために現在、医療機関を受診している人は1割(10.1%)のみだった。未受診理由は、「我慢しようと思えば我慢できるから」(46.0%)「お金がかかるから」(43.1%)「面倒だから」(36.8%)の順に多くあがった。腰痛のイメージを聞いたところ、「姿勢など生活習慣により生じる病気」(79.0%)が最多。続いて「職業病」(66.2%)「年寄りくさい」(30.4%)の順に回答が多かった。「長引く腰痛」が日常生活に及ぼす影響について聞いたところ、最多支障は「長時間座っていること」(48.0%)だった。仕事への影響において「大幅に低下/低下」することは「スピード感」(23.9%)「モチベーション」(22.5%)「集中力」(21.9%)という結果に。また、「長引く腰痛」が原因で、仕事を休んだことのある人は29.4%となり、休みたいと思ったことのある人を含めると約7割にのぼった。「長引く腰痛」に関しての相談相手を聞いたところ、「家族」が55.3%で最多だったのに対し、3人に1人(31.8%)は「相談相手は特にいない」と回答した。同様に、「長引く腰痛」を心配・指摘してくれる人も「家族」が最も多かった一方で、36.2%は「特にそういう存在がいない」と回答した。同調査結果を受けて、東京大学医学部整形外科・脊椎外科講師の門野夕峰氏は、「今回、強直性脊椎炎のスクリーニングポイントとなる、一般的な腰痛と異なる痛み(炎症性腰背部痛)を有する方は意外にも多く出現したことから、強直性脊椎炎は日本でもわれわれの想像以上に潜在している可能性があります。詳しい診断は、整形外科やリウマチ科で受けることができます。治療は、『NSAIDs』などの鎮痛薬が基本となりますが、最近では、生物学的製剤と呼ばれる新しい種類の治療薬も使えるようになっています。長引く腰痛がある場合には、適切な専門医に相談していただき、これからのご自身のパフォーマンス向上に生かしていただければと思います」とコメントした。
2014年12月08日