自動販売機の設置・運営などをサポートしているアペックスは、9月1日「防災の日」をきっかけに、飲料や紙カップの無償提供ができる「災害対応型カップ自販機」の設置を推進していくと発表した。同カップ自販機は、有事の際、設置先に保管してある鍵ひとつで、飲料や紙カップの無償提供を行うことができる。宮城県多賀城市をはじめ、既に6つの自治体に設置されているという。また、同カップ自販機は、自治体・団体などの自動販売機設置先と「災害時における支援協力に関する協定書」を結ぶことにより設置されるとのこと。同協定には、飲料や紙カップのみならず、水、トイレットペーパーなどの支援提供も含まれている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月28日JR東日本ウォータービジネスは8月16日~9月14日、JR東日本のエキナカで展開している次世代自販機にて「朝の茶事500ml」(自動販売機での販売価格は140円)を対象としたプロモーション活動を実施。期間中にSuica(スイカ)等の交通系電子マネーを利用し、同製品を累計5本購入すると1本無料でプレゼントされるポイントプログラム機能を実施する。無料プレゼントの商品は、5本購入したその場でも後日でも、実施期間中に限りいつでももらえるという。実施期間を過ぎると、それまでの購入本数は無効となり、5本購入していても受け取りができなくなる。また、5本目を購入した場合でも、通信状況により無料受け取り画面に変わらない場合があるが、その場合、Suica等を事前にタッチすれば、その場で購入履歴が更新され、無料受け取り画面に切り替わるとのこと。なお、キャンペーン参加のために、WEB等での事前登録をする必要はない。同プロモーションではSuicaをはじめ、Kitaca(キタカ)、PASMO(パスモ)、TOICA(トイカ)、ICOCA(イコカ)、SUGOCA(スゴカ)、nimoca(ニモカ)、はやかけんといった交通系電子マネーを利用できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日JR東日本ウォータービジネスは8月16日~9月14日、JR東日本のエキナカで展開している次世代自販機にて「朝の茶事500ml」(自動販売機での販売価格は140円)を対象としたプロモーション活動を実施。期間中にSuica(スイカ)等の交通系電子マネーを利用し、同製品を累計5本購入すると1本無料でプレゼントされるポイントプログラム機能を実施する。無料プレゼントの商品は、5本購入したその場でも後日でも、実施期間中に限りいつでももらえるという。実施期間を過ぎると、それまでの購入本数は無効となり、5本購入していても受け取りができなくなる。また、5本目を購入した場合でも、通信状況により無料受け取り画面に変わらない場合があるが、その場合、Suica等を事前にタッチすれば、その場で購入履歴が更新され、無料受け取り画面に切り替わるとのこと。なお、キャンペーン参加のために、WEB等での事前登録をする必要はない。同プロモーションではSuicaをはじめ、Kitaca(キタカ)、PASMO(パスモ)、TOICA(トイカ)、ICOCA(イコカ)、SUGOCA(スゴカ)、nimoca(ニモカ)、はやかけんといった交通系電子マネーを利用できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月16日看板型自動販売機「BordStation(ボードステーション)」を展開するグッドライフOSは、日本女子プロ野球リーグに所属するチームと提携し、自動販売機での飲料売り上げの一部を球団の運営資金や支援金にあてる「日本女子プロ野球リーグ応援自販機プロジェクト」を発足させた。女子プロ野球リーグ応援自販機プロジェクトとは、各球団のロゴやマスコットを全面にあしらったデザインの自販機を設置。売り上げ1本につき5円~10円が各球団の運営資金や支援金にあてられるというもの。自販機上部のトップパネルには、設置場所提供などを行った企業名をはじめ、好きな名前を入れられる。また、自販機に取り付けられるリーフレットホルダーがサービスで付属。女子プロ野球リーグのチラシだけでなく、設置企業や商店のチラシを入れておくことも可能だ。設置費用などは不要なため、個人商店などでも協力できる。参加チームは「京都アストドリームス」「兵庫スイングスマイリーズ」「大阪ブレイビーハニーズ」の3チーム。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月12日小田急電鉄はこのほど、小田急線各駅へ災害時対応飲料自動販売機の設置を進めることを明らかにした。この自動販売機は、大規模地震などの自然災害により帰宅困難者が発生した場合に、販売機内の飲料を無償で提供するというもの。すでに5月から一部の自動販売機を災害時対応型のものに置き換えており、新宿駅に4台、町田駅に1台がそれぞれ設置済み。同社は今後、飲料メーカーの協力を得ながら全駅への設置をめざすとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月27日アイウエアショップのJINS(ジンズ)を運営するジェイアイエヌは7月2日、日本初となる”メガネの自動販売機”として、パソコン用メガネ「JINS PC」専用の次世代自動型新店舗「JINS Self Shop」(ジンズセルフショップ)を設置し、販売開始する。「JINS Self Shop」はテナント店舗に比べ、省スペースで高効率、かつ宣伝効果も高い新たなショップだ。自動販売機型であることで、ショップスタッフの人件費を必要とせず、24時間常時販売が可能。商業施設側にとっても、本来施設内のテナントスペースではないエリアの一角を有効活用することができる。7月2日より設置、稼動するのは、「ららぽーとTOKYO BAY」(千葉県船橋市)と「イオンモール名取」(宮城県名取市)の2カ所。現在、販売本数が累計25万本を超え、発売から半年で歴代シリーズNo.1となっているパソコン用メガネ「JINS PC」(度なし)のシリーズ計4種類(3,990~5,990円)を販売する。商品の購入については、タッチパネルでアイテムを選び、クレジットカードを通し暗証番号を入力することで、商品が出てくるしくみになっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月26日株式会社ゼットエムピーは、当社で開発した1~2人乗り超小型車用ステアバイワイヤユニットと、自動ブレーキユニットの販売を開始した。6月6日より受注開始している。このほど発売するステアバイワイヤユニットと自動ブレーキユニットは、同社が開発した1~2人乗りの小型EV RoboCarに搭載されたもの。これら2種類のユニットを、取付可能車両(超小型車)に搭載すると、歩行者が車に近づくとユニットのセンサーが検知。自動でステアリングとブレーキが操作され、衝突を回避することができるという。同ユニットの取り付けには、事前にユーザの車両との適合性を確認することが必要となる。ステアバイワイヤユニット取り付け可能な車両重量は350kg以下、タイヤ幅145mm以下、自動ブレーキユニットは踏力50kgf程度で目標とする減速が出ることが必要。価格は、ステアバイワイヤユニットが210万円(税別)、自動ブレーキユニットが190万円(税別)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月11日本田技研工業は7日、大型自動二輪「NC700X」シリーズに、有段式自動変速機のデュアル・クラッチ・トランスミッションを搭載した「NC700X Dual Clutch Transmission<ABS>」を追加するとともに、「NC700X」シリーズのシート高を低くして足着き性を高めた「NC700X TypeLD」3モデル追加して、14日に発売すると発表した。NC700X Dual Clutch Transmission<ABS>は、同社が二輪車用として開発した変速機構「デュアル・クラッチ・トランスミッション」と、アンチロックブレーキシステムを採用。走行モードは、マニュアルモードとオートマチックモードが選択でき、オートマチックモードには一般走行に適した「Dモード」と、スポーティーな走行に適した「Sモード」が用意されている。価格は75万2,850円。NC700X TypeLDは、「NC700X」と「NC700X<ABS>」、そして今回追加される「NC700X Dual Clutch Transmission<ABS>」の3モデルをベースに、前後サスペンションの変更によるローダウン化によって、シート高を30mm低くして足着き性を高めたタイプ。受注生産車となっており、価格は64万9,950円から75万2,850円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月07日セイコーインスツルは30日、ウオッチブランド「J.SPRINGS(ジェイ・スプリングス)」より、国産自動巻メカニカルムーブメントを搭載した新作5モデルを発売した。同商品は文字盤の9時位置にある丸型の窓から、光沢仕上げテンプの動きが楽しめるセミスケルトン仕様。裏ぶたもムーブメントの動きが見えるスクリューシースルー。手巻き / 秒規制(秒針停止機能)の付いた自社製自動巻ムーブメントを採用し、現代的なデザインの中にもかつての国産機械式時計に見られたモチーフやギミックをさりげなく取り入れた。その他、シンプルで洗練されたケースに機械式ならではの大きく太い針、視認性の良い立体的なアラビア数字をあしらった文字板など、機能とデザインを融合させたオーセンティックなモデルになっている。ケースとバンドの素材はステンレスチール。ケース径は42.0mm、厚さは13.1mm。文字盤の色は、ブラック、ホワイト、ブルー、ブラック&レッド、ブラック&ゴールドの5種類。価格はブラック&レッドとブラック&ゴールドの2モデルが2万5,200円、それ以外の3モデルは2万3,100円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月31日JR東日本の子会社であるJR東日本ウォータービジネスは24日、Suicaなどの交通系電子マネーに対応した自動販売機の設置についてサッポロ飲料と提携したと発表した。同社は自動販売機を運営する各社との連携を進めており、電子マネー対応自販機の設置を従来の「エキナカ」から「マチナカ」に広げる取り組みを進めている。サッポロ飲料はこれまで、試験的に電子マネー対応自販機を設置してきたが、今回の提携により、設置場所を「マチナカ」各所へさらに拡大するという。電子マネー対応自販機は、SuicaのほかにKitaca、PASMO、TOICA、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけんの各電子マネーが使用可能となる。なお、JR東日本ウォータービジネスが設置する自動販売機のうち、サッポロ飲料のほかにアサヒ飲料、伊藤園、大塚食品、キリンビバレッジ、サントリーフーズ、ジャパンビバレッジホールディングス、ダイドードリンコ、ナショナル・ベンディング、ネオス、八洋、ポッカコーポレーション、ユカも電子マネー対応自販機を採用している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月25日夜になると自動で灯るやさしい光、電源不要でエコな「ソーラーライト」を、夏に向けて発売中のディノス。お庭やベランダ、玄関先などにさりげなく置ける雑貨として、また、癒しの空間を演出するライトとして、さらに“エコ”の観点からも注目のアイテムだ。注目は「ソーラーライトお菓子の家」。内側から点灯し、まるで物語の世界へ誘われるようなデザインが特長。ほかにも、ウサギや天使などをモチーフにしたものから、人感センサーなどの付いた機能的なタイプまで幅広く揃っている。お問い合わせ: 販売サイト
2012年04月15日立体面洗浄機の製造・販売を行うウェルストリームは、これまで業務用で販売していた、さまざまな立体面を水をこぼすことなく、手軽に洗浄できる世界初の3次元面洗浄機「カイザーウォッシュ」を、3月より家庭用として発売する。ペットを飼っている家庭の一番の悩みは、おしっこや抜け毛、そしてペットに付着したダニ。通常、ペットのいる家庭での洗浄対策は、ぞうきんや粘着性ローラー、掃除機などが一般的だが、手間がかかるばかりか「汚れが残留してないか」「ニオイは残ってないか」が気になるところ。カイザーウォッシュ」はじゅうたんやソファ、衣類などを傷めることなく、また手を汚さずにふん尿や毛、ペットに付着したダニ除去ができ、室内を清潔でほぼ無臭にすることが可能になっている。業務用では大手自動車メーカーのシート洗浄や、ホテルでの室内清掃などで既に多数の実績があるが、この年3月に、初めて家庭用として発売することが決定した。「カイザーウォッシュ」の水噴射のon-offは、ノズルを洗浄面に「当てる―離す」だけで操作でき、洗浄と同時に洗浄液を自動回収し外に水を漏らさない。また、水平面のほか、立体面(たて面・天面・曲面等)のどこを洗っても水漏れしない。石造・カーペット文化で洗浄機先進国である欧米など、海外特許(30カ国以上)も取得済みの、世界初の技術となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月27日コンビから、世界で初めて(※)コンビが開発した自動切替キャスター搭載の大人気ベビーカー「コンビ ホワイトレーベル ディアクラッセ」の限定モデル「コンビ ホワイトレーベル ディアクラッセ オート 4キャス XA-500リミテッドエディション」が9月中旬より発売される。「コンビ ホワイトレーベル ディアクラッセ」は自動切替キャスターを搭載し、対面でも背面でも小回りが利いて押しやすいことで大人気のベビーカーだ。今回はその「コンビ ホワイトレーベル ディアクラッセ」に新しいカラーが限定モデルで2色新発売されることになった。デザインはイクメンにもぴったりなリミテッドネイビーとクールなリミテッドブラック。また限定モデルのリミテッドエディションだけの特典として、ホイールキャップが標準装備されている。【製品特徴】(1)コンビが開発した「自動切替キャスター」を搭載し、常に進行方向前方の車輪がフリーとなるので、対面時でも小回りが利いて押しやすく、ママも赤ちゃんも安心して走行できる。(2)UVカット率99%の「マルチビッグサンシェード」で強い日差しも安心。(3)卵を落としても割れないほどの超衝撃吸収素材「エッグショック」と、大型車輪・ソフトサスペンションで路面からの振動を和らげている。(4)シートの綿重量がアップした「ふわふわクッション」と快適な姿勢を保持する「ダッコシートα」で赤ちゃんも快適。(5)「ハンドルアジャスター」搭載なので、パパとママでハンドルの高さを変えることができる。赤ちゃんのご機嫌次第で向かい合わせにしたり、景色を見せたり、使い方のバリエーションが広がる1台。また、限定品なので人とかぶらないのもおすすめポイントだ。コンビ ホワイトレーベル ディアクラッセ オート 4キャス XA-500リミテッドエディション価格:¥50,000(税込¥52,500)対象月齢:生後1ヵ月~36ヵ月頃(体重15kg以下)カラー:リミテッドネイビー、リミテッドブラックサイズ:W479×D860~1010×H843~1075mm重量:本体重量5.7kg(フル装備重量6.6kg)プレスリリース提供元: 日経プレスリリース
2011年09月06日ネクターを自動販売機で見かけるとつい買ってしまうんです。とろりとした口当たりといい、濃厚な桃の風味といい……。高価な桃を食べたときとまでは言わないまでも、ここまでお手軽に「桃欲」を満たせる飲みものもないなあと思ってます。1964年の発売開始から今年で46周年を迎えたネクター。製造元の不二家さんに思いの丈をぶつけてみました。――ネクター好きっす(回し者じゃないですよ……)「ありがとうございます。桃を丸ごと裏ごししているからこそ作り出せるトロトロの果肉感はネクター独特のもの。いまだに多くのファンの方々からお便りをいただきます。特に30代40代には根強いネクターファンが多く、"思い出の味"と言ってくださる方もいるんです(広報担当者、以下同)」――思い出の味、なんだかいい響きですね「炭酸飲料や果汁の少ない清涼飲料が多かった時代に、果汁30%以上を含むネクターの味は斬新でした(注釈:当時は缶切りもついていた!)。また、巨人入団ですったもんだがあった江川投手を初めてCMで起用したのもネクターでした。ちなみに名前の由来はギリシャ語のネクタル。『神々の飲みもの』という意味で、ギリシャ神話でも不老不死の飲みものとして登場するんですよ」――ほー。まさか、ご長寿県での売れ行きが好調だったりということは?「特にないですね(笑)。ただ、昨年秋に実施したキャンペーンの応募率だと、多い方から関東(東京、神奈川、千葉、埼玉)→大阪→北海道→愛知→兵庫→広島→福岡の順でした。不思議だったのは、各都道府県から多かれ少なかれ応募があったにも関わらず、福井県だけは応募者が一人……。理由はわかりませんが」――うーん、なんででしょうね。福井県の皆さま、もしよければなぜネクターをあまり飲まないのか教えてください。――そのほか、各地方独特の違いはありますか?「関西ではネクターではなく、ネクターミックスがよく売れます。もともと、関西はミックスジュースの人気が高いですし、文化的背景も影響しているようです。また、最近ではテレビで芸人さんが紹介したことから、料理の隠し味としても人気が高まっています。宮藤官九郎さんが脚本した映画『なくもんか』でも、作中に登場する『秘伝のハムカツソース』にネクターが使われました。居酒屋チェーンのカクテルにもよく使われていますよ」――知らないことばかりでした。ありがとうございました!ちなみに缶に入ったネクターは自動販売機などで見かけるものの、ペットボトルに入ったものはなかなか見かけない。もしやペットボトルバージョンは生産が少ないのか?と思ったら、確かに缶に比べて数は少ないが、ちょっとだけ高価な「ネクタープレミアム」というラインナップを中心に販売を行っているそうだ。ちなみにネクターはサッポロ飲料と販売委託契約を交わしているため、サッポロ系の自動販売機で売られていることが多い。また、コンビニでの露出は少な目だが、理由はいろいろと大人の事情が絡んでいる、とでもお伝えしておきます。なんにせよ、ファンとしてはもっといろんなところで、ネクターが買えたらいいのになあと思うだけなんだけど!(根岸達朗/プレスラボ)不二家ネクターって人によって好き嫌いが分かれる飲みものでもありますよね【関連リンク】ミニストップの「イートイン」スペースがなんか気になる気になりませんか、あのスペース同じ商品なのに150円から80円まで。自動販売機の値段の謎に迫るこちらは自販機の謎を明かしますファミレスのドリンクバー、どれだけ飲めば元を取れるの?大人のたしなみ講座ワインレッスン毎日のことだからうれしいワンコインランチ
2010年04月05日数年前には110円だったものが120円になり、ジワジワと値段が上がっている自動販売機の飲み物。その一方で、すべて100円で売られている“格安自販機”なるものも存在します。都内における“格安”王者は100円自販機だと思っていたのですが、先日ついに80円自販機(一部100円もあり)を発見しました。自販機で売ってる飲み物の値段は場所によってまちまち。これは一体誰が決めているのでしょうか?そして、値段の表示に使われているものも、機械のプラスチック自体に「120円」と印字されていたり、上から「130円」などのシールがはられていたり、とさまざまです。上記のような格安自販機ではほかではお目にかかれない個性的な値段プレートがつけられています。この値段表記も誰がどうやって作っているのでしょう?一度気になりだしたら止まりません。コブス横丁ライター陣きっての雑学マニアとして確かめてきました!お話を伺ったのは、一般社団法人 日本自動販売機工業会(Japan Vending Machine Manufacturers Association、略称JVMA)の方。JVMAでは自動販売機やATMなどの普及促進・取り締まり等を行っています。――自動販売機の値段は場所によって違いますが、誰がどのようにして決めているのでしょうか?「まず、自動販売機の機械を購入するお客さまは飲料メーカーか、個人経営のたばこ店のような小売店のどちらかです。前者の飲料メーカーの場合、機械を出荷する前日までに場所や何の飲み物を入れるかを決め、あらかじめ値段シールをはりつけて出荷しています。後者の小売店の場合は、自販機に入れる中身が決まっていない状態で機械を出荷しますので、120円・130円・140円など、さまざまな値段のシールを一式セットで、機械と一緒にお送りしています」――値段のシール一式をセットで……?ということは、自販機の値段表記はすべてシールではられているものなのですか?機械のプラスチックに印字されているものがあった気がしていたのですが。「値段の部分は、プラスチックに印字されているように見えますが、実はすべてシールをはりつけているんですよ」――そうなんですか。でも、100円や80円などの格安自販機は明らかにシールではないことが多く、しかも場所によって値段表記にかなり個性がありますよね。「そうですね。値段表記には決まった規定は特にないんです。自販機本体を購入したお客さまが、それぞれ思い思いの値段表記シールなどを発注しているのだと思います。格安自販機の値段に関しても、機械を購入された飲料メーカーさんや小売店の方が、それぞれ自分たちで決めています」格安自販機の個性豊かな値段表記は、安さをアピールするためのこだわりだったんですね。ちなみに、飲料メーカー最大手のひとつ、日本コカ・コーラでは1962年の4月に国内初のびん自動販売機(V-63型)を導入。そのころの自動販売機での購入価格は40円(一般市場価格35円)(190ml)だったそうです。当時の値段には到底敵わないものの、80円や100円の格安自販機はこの不況時代の強い味方。のども潤って、財布も潤う、そんな格安自販機を見つけた際には、値段表記に対するこだわりに思いをはせつつ購入したいと思います。(朝井麻由美/プレスラボ)【関連リンク】日本コカ・コーラ株式会社言わずと知れた飲料メーカー。ホームページは、コカ・コーラの歴史を知れたり、ゲームができたり、お楽しみコンテンツまである盛りだくさんな作り。一般社団法人 日本自動販売機工業会自動販売機に関することなら何でもござれ。自販機界の親玉的存在です。「自動販売機」を販売するってどんな仕事ですか?知られざる「自動販売機」販売の仕事。それは悲喜こもごもな職人の世界。自販機テレビあらゆる自販機情報を集めた珍サイト。略して「自テレ」。ロゴが何かによく似ている。
2009年07月16日