どうもこんにちは! のばらです。ここ数ヶ月で生活様式が大きく変わりましたね。我が家も最近やっと慣れてきたところではありますが、それまでは小さなストレスが溜まって、巷でよく聞く「コロナ離婚」も他人事じゃないと感じていた時期もあったのです。結局私の夫への不満は、そばにいてほしい。そばで同じ想いを共有してほしい。ってことだったと思うんですが、でもまぁ夫も仕事な訳で、好きで帰りが遅い訳ではないし…とストレスの発散もできずに悪循環だった自粛期間。夫婦水入らずの時間。家族で過ごす幸せな時間。そういうのももちろん大切。ほんと宝。ですがね。ひとりで過ごす時間も絶対にはずせない大切な時間なんだと再認識したのです。夫への不満と矛盾するのでは? と思いますが、自分の時間があるからこそ家族との時間を大切に思い、笑顔で接することができるのだと思います。うちよりも幼い赤ちゃんを育てているママは、24時間ずっと一緒! って方も多いと思いますが、そんな方こそ精神面での周りのサポートが絶対必要!!パパに甘えて! 周囲に甘えて!こんな時だからこそ穏やかに育児楽しみましょう!
2020年07月03日どうもこんにちは、のばらです!さてズボラ生活最終話は「ヘアアレンジ」! これに関してはズボラながら努力してもがいてる部分です! 笑前回描いた通り、メイクはマスクがあればなんとかなるのですが、ほぼすっぴんだからこそ髪までボサボサだといよいよだらしなさがMAXなのですよ…!娘が2人いるのでヘアゴムはたっくさんあるんです。さすがに大きなリボンとかボンボンが付いたゴムは借りませんが、シンプルなカラーゴムとかつい借りて使ってしまうんですよ。そして「後れ毛」とか「程よいルーズさ」とか無視してぎゅうぎゅうに後ろでひとつにひっつめてしまうのです。オシャレママとの距離は広がるばかりさ。そんな自分から脱却すべく、ファッションチェックやヘアチェックかましてくる我が子をあっと驚かせるべく、自分にできる範囲で! 楽しく気分をあげているのです♪
2020年06月26日どうもこんにちは、のばらです!前回からご紹介している私のズボラ生活。第2回目は、ずばり「ズボラメイク」!そもそも最近はマスクが必須アイテムなので、ノーメイクの日も多い(なんならほぼ毎日)ですがさすがにドすっぴんはマズイかな…とかもう少しキチンとした感じを出したい…って日もありますよね。でもフルメイクするとマスク汚れるし。そもそもフルメイクするほどの用事がない。そんな日の私の一応の身だしなみがこちらです。そうです、眉!マスク必須の今、これだけで良いのです!必死にコンシーラーでシミを消したりガッサガサに乾ききった唇を念入りに保湿しなくても!だってマスクがあるから!!(いや唇は保湿しとけ)特に私は髪色が明るいので尚更ですが、真っ黒な地毛のままの眉と明るい髪の差がどうにもこうにも野暮ったいのです。若い頃は目力ばっかり意識してたもんですが…眉の印象、重要。ぜひお試しください!
2020年06月19日どうもこんにちは、のばらです!今回から全3回、ズボラな私の究極ズボラ生活を恥ずかしげもなく皆様に晒そうと思います…初回のテーマは「ズボランチ」!私の、めんどくさいことしたくない日のお昼ご飯です!……あの、準備はいいですか…?「手抜きだけどオシャレ!」とか「こんな簡単に栄養取れちゃう!」みたいな参考になる要素ゼロでお届けしますのでどうぞ覚悟してお読みください…!さあどうだ!参考にしたい要素ゼロでしょう!それでもいいのですよ…栄養とかは毎食考えるのではなく、1週間とか1ヵ月の単位で考えたって良いと(個人的には)思うのですよ…!さぁ私は言いましたよ! (ヤケ)あなたの(あんまり人に言えない)ズボラ飯はなんですか?
2020年06月12日どうもこんにちは、のばらです!長い長い休校のあいだ、我が子もなんとか自分たちなりに工夫しておうち時間を楽しんでおりました。そんなある日、長女と次女がキャッキャと楽しそうにお絵描き。その手に握られていたのは色鉛筆やペンではなく、以前、アメリカ発の某会員制倉庫型スーパーで購入したグリッターグルー(ラメが入ったペン型の糊)でした。スライム作り、とっても楽しいですよ!普段はあまり聞きなれない「ホウ砂」もドラッグストア等で手軽に購入できます! 大人も懐かしさで夢中になるし、子どもも目を輝かせ大興奮!でもね奥さん…子どもは飽きるとすぐその辺に放置するから…!掃除サボってるのバレるから……!! しっかり収納方法まで考えてから作るのをオススメしますよ…!涙
2020年06月05日どうもこんにちは、のばらです!みなさんは家事の好き嫌いありますか?私は洗濯は好きなんです(ただ洗って干すだけで全然こだわりもありませんが)。でも掃除はとっても苦手です。子どものおもちゃで散らかってると思ったら、ほとんどが母のものだった…なんてしょっちゅうです。…むしろ毎度同じような調味料しか使っていないので、どんなメニューを作ったとしても全て似たような味付けになっている可能性の方が高いです。そろそろ…これが我が家の母の味! みたいな安定した料理を作れるよう頑張ります(遅い)
2020年05月22日どうもこんにちは、のばらです。突然ですがみなさん、アウトドアはお好きですか?はい! 私はキャンプが大好きですー!3歳にしてキャンプの醍醐味に気付き始めた息子。日中の虫捕りや花の観察、山や川で遊んだ時間より満天の星空のもと、焼きマシュマロ片手に焚火を眺めるその癒しのひとときに満たされた顔の息子でした(笑)そのうち日の出と共に目覚めて、澄んだ空気の中山を眺めながら、自分で挽いたコーヒーでも飲んでほしいわ。
2020年05月15日どうもこんにちは、のばらです!最近は面倒くさくて作る回数が激減してた、子どもたちの大好物のあの料理。最近時短レシピとかで、包まない餃子とか、通常よりも簡単にできるレシピがたくさんあると思うのですが…包まなきゃ包まないで、それはまた別の料理だと認識する我が子たち。かと言って包む作業を手伝ってもらうと、大きさも形もまばらな餃子ができあがっていたのです…が!!いつのまにやら成長した娘たち。手先も器用になって、母も顔負けの形の良い餃子を量産できるようになっていました…!今までは邪魔されるのも嫌で一人黙々とキッチンで包んで焼いて…と作っていましたが、少しお姉さんになった娘たちのおかげで思いがけず楽しい家族時間になったのでした♪あとは最後の洗い物を頼むぜ、パパ!
2020年05月08日どうもこんにちは、のばらです!今回は休校中に起こった出来事。ある朝起きると長女が先に起きて、何やらキッチンで準備をしていました。はやっ。夫は「手紙書く手間が減ったもん。悲しくなんかないもん。」と精一杯強がっておりました(笑)。パパがひそかに楽しみにしていたのに1週間で飽きてしまうとは! でも、短い時間とはいえ、父と娘たちの仲がますます深まったのでした♪
2020年05月01日どうもこんにちは、のばらです!前回、サラッと生理について話したら拒絶反応を示した娘たち…。生理が来るタイミングが家にいる時とは限らないので、学校で困ったら保健の先生に相談することや外出先でも慌てずトイレにいくことなど、なるべく娘の不安要素を取りのぞいていけたらと思います。色んなところから様々な情報が得られる時代だからこそ自分の体のことについて、正しい知識を身に付けてほしい。今はまだ娘も「うーーーん」と納得したようなしてないような複雑な心境のようですが(苦笑)心の準備ができていないからと言って体の成長は待ってくれない訳で…それでも少しでもいつかくるその日に、おめでとう! と笑い合えるように。母も娘の気持ちに寄り添ってそばでサポートできればと思います。
2020年04月24日どうもこんにちは、のばらです!早いもので娘たちも小学生。長女は小学校の折り返し地点に差し掛かりました。ほんの軽い気持ちで言ったつもりが、その時の娘たちの恐怖とも嫌悪とも取れる、ドン引いた表情ったらもう…!!スタートでちょっとつまずいてしまったけど(汗)このままにはしておけない!娘の為にも、安心してその日を迎える為にも、母もしっかり向き合わなければ!<次回に続く!>
2020年04月17日どうもこんにちは、のばらです!先日、背筋も凍る事件が我が家で発生しました…。母が普段愛用しているある物がこんな脅威になるなんて…っ!!息子が握っていたのは母がバッグにしまっていたはずの清涼菓子タブレット。 息子の様子から察するに「スースーするママのおかし、お鼻に入れちゃった!!」ということでした…!うそそぉぉぉぉぉ!!スコーーーン! と、それはそれは気持ち良いまでの摘出シーンでしたよ…鼻をかむ練習が、まさかこんなところで役に立つとは…「子どもはなんでも口に入れる」なんてよく言いますが、鼻にも入れてしまうみたいですよ…!バッグを子どもの手に届くところに置いてしまったのが、今回の私の反省点…涙こういったことは、一歩間違えば重大な事故につながりかねないですね…。ちょっと隠しただけでは案外見つけられてしまうものだということを実感。改めて、お菓子、アクセサリー、薬など、小さなものが子どもの手に届きそうな場所にないか再確認しました。参考: 「えっ?そんな小さいもので?」子供の窒息事故を防ぐ!/ 政府広報オンライン 皆さんもお気をつけくださいませ…!!
2020年04月10日どうもこんにちは、のばらです!先月から思いがけず学校が長期休校になり、親も子どももイレギュラーな日々を過ごしました。母がイライラを表に出してしまってたんでしょうね。子どもはけっこう大人の心の変化を敏感に感じとったりするので、今回もそうだったのか、本当にたまたまだったのか… 真意の程はわかりませんが、息子からの目には見えないハートの贈りものは母には効果絶大!ハートを催促すると、小さかったり量が多かったり、その時によって色んなハートを持ってきてくれるようになりました(笑)息子からのハートをいっぱいチャージして母ちゃんまた頑張るよ!!
2020年04月03日どうもこんにちは! のばらです。我が家でも上の子2人がついにお小遣い制度になりました。姉妹の性格を考えるときっとお小遣いはこう使うんだろうな~と夫と話していた内容とは裏腹に、長女は意外と豪快に使ってしまい、次女は地道に(?)貯め込むという結果になりました。ちなみに我が家は毎日のおやつや学校で使う文房具、漫画含む本なども親が買ってあげる約束なので基本的にお小遣いで買うものといえば「絶対に必要ではないけれど、自分が欲しいモノ」という枠です。ただお小遣いを何に使うか勉強にもなると思うので、よっぽどのことではない限り親が口を出さないようにしています。足し算引き算はもちろん先を見据えたお金の使い方などお小遣い帳とにらめっこしながら日々お金について勉強中の姉妹です!
2020年03月27日どうもこんにちは! のばらです。そろそろはじめなきゃな~と思うこと数年…今まで目を背け続けてきましたが、ついにこの時がやってきました!!お小遣いの渡し方やルールは家庭によってさまざまだと思います。我が家はまず子ども達の「やりくり力」を伸ばし、今後の成長と共にお手伝いや成績、習い事の結果などのポイント制にも柔軟に対応していこう、という結果になりました。子どもに教えられるほど自分で管理できてる自信はありませんが(笑)親子で一緒にマネー教育! 一緒にしっかり向き合っていきたいと思います。
2020年03月20日どうもこんにちは! のばらです。今回は我が家で最近はじめた娘たちの新しい「習慣」についてお話しします。そもそも自分の気持ちを言葉で表現することが苦手な長女。私が何より心配だったのは「何か困ったときに助けを求めず隠してしまうのではないか」ということでした。他の兄弟がいない時に話す聞き方を変えてみる色々な方法を試してみましたがなかなかうまくいかず…この日記を書くということは相手を気にせず、ゆっくりと言葉を選んで頭の中を整理できるので、長女には良い方法だったのかと思います。今は「かけたよ!」と見せてくれる姉妹ですが、いずれ見せてくれなくなる時がくるかもしれませんね…自分の気持ちを表に出す。言葉にする。そういう面では良い練習になっているのかなと思います。なんでも自由に書いていいよ、と約束したのでたとえ給食の献立表みたいな日記になっても母は文句言わないよ、次女…っ!! 笑
2020年03月13日どうもこんにちは、のばらです!今回は先日行った子連れ旅のおはなし。面倒見の良い姉にすっかり懐いていた末っ子モモ。体を洗って、いざ! という時に突然入浴拒否。姉は冷たい風から甥っ子を守りつつ極寒の中耐えるという荒行を強いられたのでした…。なんかほんとごめん。子連れ旅ってハプニングがいっぱいですよね。大人が良かれと思って計画したことでも、子どもにとっては「うれしい」ことではなかったり…。だから旅行前にいろんなことを想定したり、旅行先で思うようにいかなくてもそれ自体を楽しんじゃえばいいんだろうと思っています。近い年齢の子どもを抱える姉と私。お互い可愛い甥っ子姪っ子なので、旅行もワンチームで助け合って楽しんできました。今後の私たちの毎年恒例行事になりそうです♪
2020年03月06日どうもこんにちは!のばらです。前回の夫婦ゲンカ話の続きですー。当たり前にできてるようで実は全然できていなかった夫婦での会話。私自身、仕事から帰ってきた夫にわざわざグチを言うのもめんどくさい…とあまり自分から1日の出来事を話さなくなっていました。なので夫に話すときにはすでに切羽詰まった状態だったり…それで自分の思った反応が返ってこないと不満に思ってまた話さなくなるまさに悪循環でした。話をすることで私のストレスも減って夫にも優しくできて子どもの悩みも一緒に考えてくれる相手がいて自分の態度ひとつでこれだけ良いことがあるなら…少しずつでも、子どもたちのためにも、変わっていきたいと思うのです。
2020年02月28日どうもこんにちは! のばらです。さて、今回は小さなことから起こってしまった夫婦喧嘩のお話を少々。うーんじゃねえよ!他に言うことないんかい!しかも今テレビ観てただろ!!…すみません取り乱しました。他のことならまだしも、よりによって我が子のことについて相談してるときにテレビを観たまま適当な返事をする夫に、普段のストレスが重なり私の中でなにかが切れてしまったのでした。<次回に続く>
2020年02月21日前回からのあらすじ幼稚園のママ友の逆鱗に触れ、怒りとともにどうしていいかわからなくなる友里。さらに夫の不穏な行動で不安になる。そんなとき同級生だったイナガキの誘いで出かけたのだが…。 「ママ友の逆鱗、夫の不穏な行動…心折れた私が頼ったのは」 ●登場人物●友里:都会で就職し結婚したが、夫・亮の転勤で地元の街に戻ってくる亮:友里の夫。友里から告白してつきあうように。息子の悠斗を妊娠して以来、夜の生活がないイナガキ:友里の幼なじみ。小学校~高校まで一緒だった。現在は人気デザイナー。上田:悠斗と同じ幼稚園に通うママで、うさぎ組のクラス委員長カオル:悠斗と同じ幼稚園に通うママ友で、友里を配下に置こうと考えてる※このお話はフィクションです■意外なダメ出し。私は変わった…?レストランに着いた私は、店の外観にたじろいでしまった。子どもがいては到底利用できないラグジュアリー感。それは雰囲気的な問題もあるけれど、頭を掠めるのはやっぱりお金のこと。(これ、ランチだけで2000円超えてくるよね……)夫に食べさせてもらっている立場で、こんなところに行けるはずもなく思わず後ずさりしてしまう。「どうしたの? 入ろうよ」「うん……でも……」「いいからっ!」イナガキ君は私の後ろに回ると、背中をぐいっと押して無理やり店に入らせようとする。「わかったわかった、入る。入るからやめて」席に案内されると、イナガキ君はいきなり笑い出した。「だってさ~、友里ちゃんおかしかったんだもん。覚えてる? 高校3年のときの文化祭で隣のクラスがお化け屋敷やってて、怖がって入ろうとしなくて背中押したの」「うん、なんとなく」「あのときとなんか一緒の顔してたんだよなあ。もしかして、値段とか気にしてた?」図星を突かれて私は押し黙ってしまう。「大丈夫だよ。ここはランチだけはお得なんだ。ディナーに使うとそれなりにとられちゃうけど、メニュー見てみて。ランチセットはみんな千円札でおつり来ちゃうから」イナガキ君のそのセリフに店員さんが苦笑いした。「さ、好きなもの頼んでよ」そう言われてメニューを見ても、私は何も選べなかった。結局、イナガキ君がハンバーグステーキセットを頼んだので同じものを頼むことにした。*「で、どうしたの? さっきすごく浮かない顔してたよ」私はことの顛末を話した。すると――。「友里ちゃんってさ、いつからそんなに人の顔色窺うようになっちゃったの? 高校のときは、そんなんじゃなかった気がするよ」イナガキ君に私のよくない変化を指摘されて、口をつぐんだ。「あのさ、文化祭でコスプレ衣装作ったじゃない。そのときにどうしてもセルリアンブルーの布地が欲しいって電車で1時間半もかけて県庁近くの手芸用品店行ったじゃない。んで、めちゃくちゃかっこいいもの作るんだってクラスのみんな巻き込んでさ。すっごく大変だったんだけど、あのときの友里ちゃんはかわいかった」「えっ……」かわいかったとはっきり言われ、あっという間に耳まで真っ赤になる。「もう、褒められなれないコはすぐそうなっちゃうんだから。いくらでも言ってあげるよ。キミはかわいいって」その後もハンバーグをひとくち口に運ぶたびにかわいいとかステキとか連呼され、食べ終わるころには身体中が熱くてかなわなかった。「あー、おもしろかった。やっぱり友里ちゃんはからかいがいがあるなぁ」「もう、そういうところ小学生のときから変わってない」「でも……話戻しちゃうけど、顔色うかがうようになっちゃったのいつからなの? ママになってから? それより前あたり?」そう尋ねられて私は言葉に詰まってしまう。「まあいいや。そろそろ出ないと、幼稚園のお迎え間に合わないんじゃないの?」言われて時計を見ると、2時半近くになっていた。今日は延長保育を頼んであるから大丈夫と告げると、イナガキ君はじゃあ行きたいところがあるからと店を出て歩き出した。■人の顔色ばかりうかがうようになったのはナゼ?歩き始めてすぐに、高校近くの並木道ということに気がついた。「懐かしいよね……」私はそう水を向けるも、イナガキ君はさっきまでの様子とは打って変わって神妙な顔つきになっていく。互いに無言のままどれくらい歩いただろうか。そして、イナガキくんが不意に立ち止まるとこう切り出してきた。「あのさ、友里ちゃん。今日僕は友里ちゃんに伝えたいことがあって呼び出したんだけど、今のキミにとても話すことはできないって思った」「え……?」「キミは、いつの間にか顔色をうかがうことを覚えて正当なことと理不尽なことの区別がつかなくなってる。僕はまだしばらくホテルにいるから、できればこっちにいる間に……」そこまで言って、イナガキ君は口ごもり、少し俯いた。すぐに顔を上げると、さっきまでの明るい表情に戻っていた。「今日は僕が時間切れ。ホテルに戻ったらさっきの香水渡すから」ホテルに戻ると、イナガキくんは香水を取りに部屋に向かった。(正当なことと理不尽なことの区別……か)そんなこと考えたこともなかったなと思っているところに、イナガキ君が戻ってきた。「さっきはちょっとひどいこと言っちゃったけど、できればまた近いうちに会ってほしい。そのときは、この香水の感想を聞かせてね」わかったとうなずいて、私はホテルを後にした。■抜け出せない地獄と思っているのは、私だけ?イナガキ君の指摘を引きずりながら幼稚園に迎えに行くと、ちょうど上田さんと鉢合わせる格好になった。上田さんは、建築パースの仕事をしていて、ときどき延長保育を使っていることを保護者会の席で話していた。「あ、立花さん。今日は延長したんですね」「はい、ちょっと人に会う用事があって。個人的な用事で制度を使うのってあんまりよくはないんでしょうけど」「ちょっと待って、よくないって誰が決めたの?」「誰がってことはないですけど……先生方の負担を考えると申し訳なくて」私はとっさに言葉を濁す。脳裏に浮かんでいるのはカオルさんたちの姿で、しきりと園に甘えるのはよくない、母親なんだから自分のことは後回しにすべきだと言われたことが頭のなかで響いている。「あのね、制度として存在しているものに対して、“本当は使ってほしくないんじゃないか”と遠慮するの、自分の首を絞めるだけだと思うのね。だって、その制度をうたっているんだから、それを利用することのどこが悪いの? ルール違反はだめだけど、規約の範囲内なら罪悪感を持つ必要はないと思うわ」「……」「もし、もしもね、それに対して裏でグチグチいうような園だったら、私はここに入れていないと思うの。それに、『本当は嫌なんだけどね』なんて言い出すくらいなら、最初から制度化しなきゃいいだけの話だと思わない?」私は、ただ黙って上田さんの話を聞いていた。園の門にさしかかったとき、上田さんは一呼吸おいて私と向き合った。「ねえ、言いたくなかったら別に言わなくてもいいけど。もしかしたら園ママの誰かに“良妻賢母とは”みたいな感じの話をされた?」私はぎくりとした。まさにカオルさんにその説教を繰り返し言われているところだったから。「いえ、あの…。確かに、言われたこと、あります。でも、それがなにか……?」「あなたが言われた『理想のママ』というものが苦しかったのなら、それはスルーしちゃっていいと思うのよ」上田さんの凛とした、でもなぜだかもっと聞いていたくなる言い方に、わずかに心が動く。そんなふうに振る舞えたら、どんなにか楽だろう。周りの声を気にするがゆえに、クモの糸が絡みついたように身動きが取れなくなっているいまの自分を思い、にわかに焦りを感じ始めた。早くこの状況を抜け出さなければ……。イラスト・ ぺぷり 【わたしの糸をたぐりよせて】 連載 「第1話」から読む ≫ 夫とは口喧嘩ばかり…幸せな家庭が壊れかけていく 前回「第7話」のお話 ≫ ママ友の逆鱗、夫の不穏な行動…心折れた私が頼ったのは \「うちのダメ夫」連載が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年02月18日どうもこんにちは、のばらです!今回はお恥ずかしながら、私から見た、夫の良いところについて。昔から変わらず好きなところでもあり、日々感謝している部分でもあるのです。朝の挨拶って、すごく大切だと思うんですよ。朝から笑顔になれると「今日もがんばるか!」って自然とパワーが湧くんですよね。…そしてそうとわかっていても、つい朝はバタバタしてイライラしがちな母。そんな私をフォローするかのように子どもたちと笑顔で接する夫。毎日朝から深夜まで仕事で忙しいのに、そんなこと見せずに「行ってきます!」と笑って出勤してくれます。夫の明るさと子どもたちの笑顔で、私も不思議と笑ってたりしてそんな空気を作り出してくれる夫に毎朝惚れ直す母と子(とくに娘たち)なのです…!
2020年02月14日どうもこんにちは! のばらです。さていよいよやって来ました!バレンタイン!!子どもたちがお世話になってる方やおともだちに配る用習いごとに持っていく用など気付くと結構な量が必要になるバレンタイン。この方法にしてからはオーブンやケーキ型なども必要ないし可愛らしいデザインにするより男の子からの評判も良かったりで、助けられております。みなさんはどんなバレンタインを過ごしますか?オススメ簡単レシピなどがあれば是非教えてくださいませ♪
2020年02月07日どうもこんにちは、のばらです!突然ですが我が家の次女と末っ子、安定の野菜嫌いでございます。2人目3人目ともなると「食べムラは通過点だしまぁいつか食べるでしょ」くらいのお気楽母さんになってしまってる訳ですが夕飯をほんのちょっと工夫することで、自らすすんで野菜を食べてくれました…!ポイントは「いつもと違う特別感」校外学習など楽しい日に持っていく=お弁当! という図式が出来上がっているのかお弁当は残さず食べる! という幼稚園からのイメージが残っているのかなにはともあれ美味しく楽しく完食してくれるお弁当ディナー!小皿などを使うより洗い物も少なくて済むのでなかなかオススメです♪
2020年01月24日どうもこんにちは、のばらです!我が家の長女&次女は根っからのパパっ子! 乗り物に乗る時や寝る時など、「私がパパのとなりー!」とパパの争奪戦を繰り広げてきた姉妹ですが…髪が上手に洗えているかチェックするのは母。タオルを忘れた時に準備してー! と呼ばれるのも母。唯一のママっ子、末っ子をお風呂にいれるのも母。あれ…?仲良くパパの争奪戦しながら一緒にフロとか入ってくれてた時の方が、母もっとゆっくりできてた気がするんですが…!?成長を喜んだつもりが、なぜかなおさら手がかかるという複雑な状況の母なのでした…。
2020年01月17日どうもこんにちは、のばらです!皆さんはおやつなどの「わけっこ」、どうしてますか?大きさも均等で数がわかるものなら良いのですが、例えばケーキだったりメロンだったり、均等に分けるのが難しい時ってありますよね。そんな時の対処法。友人に教えてもらって参考になったので、皆さんにもご紹介させていただきます!本当なら…仲良く譲り合ってくれるのが一番なのですがね…!涙いまだに食べ物が絡むと壮絶なバトルを繰り広げる我が家の3姉弟には、しばらくこの方法にお世話になろうと思います…!
2020年01月10日あけましておめでとうございますー! のばらでございまーす!!また今年もあまり参考にはならないネタを満載にお届けしてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします!!さて今回は姉妹のお片付けのおはなし。我が家は2階に子供部屋があります。ですが、1階のリビングと行ったり来たりしながら遊ぶので、当然リビングにもオモチャが増えていくのです…。幸い我が家の間取り的に階段横でもあまり邪魔にはならなかったので、そこを子どもたちのカゴの定位置にしたのです。とくに分類はせず、ひとまずカゴの中にオモチャを避難させることで、楽しく部屋が片付くようになりました。下に落ちているものをカゴにしまうだけで、かなり整頓された印象にはなりますよね!(根本的な解決にはなっていませんが…!笑)カゴは100円ショップの物です。使わない時は重ねて収納もできるし、子どもたちの動線上にあるので、娘が2階に行くときに「カゴ!」と一声かけるだけでお片付けをしてくれる。ズボラな我が家にはピッタリな方法のご紹介でした!
2020年01月03日どうもこんにちは、のばらです!さて、突然ですがうちの3姉弟は人見知り知らず。今回はその代表、長女のおはなしです。友だちになりたい! と思って声をかけるのは悪いことではないと思うので頭ごなしに止めたりすることはないのですが相手の子が人見知りだったりもともとのお友達どうしで夢中になって遊んでいたりサクが思うような返事が返ってこないこともしょっちゅうある訳で。相手にとっては「突然知らない子が話しかけてきた!」のですから驚くのは当たり前で仕方のないことだと思います。それでも、「仲良くなれなかった…」と勇気をだしたのにフラれて肩を落とす我が子を見るのはやっぱりちょっと切ないのです。なのでなるべく難しそうな空気の時は母が早めに声をかけるようにしていたのですが…相手の子も仲良くなるタイミングを見計らってるのかもしれない人見知りでも、サクを受け入れようと頑張ってくれてるのかもしれない。ダメだったからすぐ次にいこう! というのは簡単だけど相手がどう思ってるのかも大切でやっぱり子ども同士の仲良くなれるパワーってすごいな! と嬉しくなる出来事でした。
2019年12月27日どうもこんにちは、のばらです。先日、保育園で開いていただいた末っ子のお誕生日会に行ってきました。お祝いの歌をうたってもらったりインタビューをされたりメダルをいただいたり末っ子も恥ずかしがりながらも終始ゴキゲン。そして母にはこの日もうひとつの目的があったのです。末っ子がかぶっていたネコはそれはそれは大きなものでした…笑なんだ! そんなことも自分でできるの!?靴なんて自分で履いてるのはじめて見た…! と母には驚きの連続でした。母がやる方が早く済むから、と家では息子をつい甘やかしすぎていたのかもしれない…と反省。息子の成長をしっかり感じ大満足のお誕生日会になりました。
2019年12月20日どうもこんにちは、のばらです!さて前回、家で学校ごっこをして遊ぶ姉妹の様子をお伝えしましたが、母も予想だにしていなかった、意外なところにその影響がでていたのです…!そう…まだ若干3歳の末っ子が3の段を少し言えるようになっていたのです…! 笑どうにか妹に掛け算を覚えさせようと叫び続けた長女の叫びは次女をあっさり通り越し末っ子長男にしっかりと届いていたのです…!3歳児に掛け算を教わる羽目にならぬよう、少しでも次女の頭の片隅に長女の声が届いているよう願わずにいられない母なのでした。
2019年12月13日どうもこんにちは、のばらです!今年小学校に入学した我が家の次女。学校には毎日そりゃもう楽しく通ってるわけですが、宿題や家庭学習などは「身に付いている」と言うには程遠く…母に何度も何度も言われて、しぶしぶ机に向かう毎日。そんな次女がどうすれば勉強に前向きに取り組めるのか、母も色々と考えてみました。そうです。我が家の作戦A…それは「学校ごっこ」!!とくに自分が先生役の時なんかは張り切ってどんどん問題出してくれるので、答え合わせと称して本人にもしっかり計算させるのです。次女としてはあくまで遊びのつもりなので、気付かないうちに二桁の計算や繰り上がり、繰り下がりの計算などが手を使わずできるようになっていたりして、母はありがたい限りです。…まぁおそらく姉妹を動かすのは「妹になんて負けない」「お姉ちゃんに絶対勝つ」というライバル心だったりするのでお互い相乗効果で高みを目指してがんばってくれ…っ!
2019年12月06日