ヤフーは2月12日、「Yahoo! 地図」において全国の花粉飛散情報を地図上に反映する「花粉情報」の提供を開始した。配信期間は5月末までを予定。同コンテンツは、「Yahoo! 天気・災害」にて提供する情報と連携。日本国内の観測地点102カ所の花粉飛散情報をもとに、花粉量に応じた5段階の「花粉顔アイコン」を表示する。花粉量が多くなるにつれアイコンの表情が"怒り顔"になり色味や形も激しくなるなど、一目で花粉の飛散情報がわかるよう地図上に可視化しているという。朝と夕方の1日2回更新で、当日だけでなく2日後までの花粉量予測も地図上に反映する。なおスマートフォンアプリ版では、利用者が設定した地域の花粉量予測の通知機能を実装する(Android版は2月12日より、iOS版は2月中旬以降に実装)。これにより、毎週日曜日の夕食時間帯に翌月曜日の花粉量予測が自動で届くという。同コンテンツは、 PC版、アプリ版(iOS、Android)、スマートフォンブラウザ版に対応。
2015年02月13日一般財団法人日本気象協会とP&Gは2月9日、花粉飛散ピークとPM2.5に備えて共同開発した「部屋干し指数」の情報提供を開始。同日、共同記者発表会を行った。「部屋干し指数」とは、「天気」だけでなく、洗濯物に付着してしまう花粉やPM2.5といった大気の汚れも条件判断に含めて5段階で指数化したもの。算出方法は、日本気象協会の天気・風速・花粉の飛散量予測・PM2.5の分布予測と、アレルギー専門医の清益功浩氏が監修した洗濯物の花粉付着モデル実験の結果を掛け合わせている。これにより、洗濯物を乾かす際に、屋外干しよりも部屋干しがふさわしい環境であるかを判断できるという。○花粉対策の3原則日本気象協会が1月14日に発表した「2015年春の花粉飛散予測(第3報)」によると、スギ花粉は2月上旬から飛散を開始。北陸、関東・甲信、東北地方の花粉飛散量は前年の2~3倍となることが予測されている。清益氏は、花粉対策の3原則として「花粉症の症状を軽減すること」、「花粉の体内への侵入を防ぐこと」、「花粉を室内に持ち込まないこと」をあげた。まず花粉症の症状を軽減するためには、「抗ヒスタミン薬」「抗ロイコトリエン薬」などの内服薬をできるだけ早い時期に服用することだという。このほか、スギ花粉エキスを体内に吸収させる「皮下免疫療法」や「舌下免疫療法」なども有効とのこと。次に花粉の体内への侵入を防ぐ方法として、飛散量の多い日は外出を控えること、外出する場合にはマスクとメガネを装着することをあげている。そして、花粉を室内に持ち込まないためには、洗濯物などの衣服の扱い方がポイントとなる。具体的には、「花粉が付着した衣服をはたくことと、洗濯物を屋外干しから部屋干しに切り替えることがあげられます」と清益氏。実際に、清益氏が監修した花粉付着モデル実験では、花粉の飛散量が多いと「ウール」「綿」「ポリエステル」の3種類の衣服素材への付着量も多いことがわかっている。○正しい洗濯物の干し方とは?同発表会には、"洗濯王子"こと洗濯アドバイザーの中村祐一氏も登場。中村氏は、部屋干し特有の嫌なニオイの原因を「洗濯物の湿り気によって衣類に繁殖した雑菌」とし、それを防ぐための洗濯物の洗い方と乾かし方のポイントを伝授した。洗い方のポイントは、洗濯物を溜め込まず、できるだけこまめに洗濯することだという。そして、濡れた洗濯物を洗濯機に入れたまま長時間放置しないこと。さらに、洗浄力が高く雑菌臭に強いタイプの洗濯用洗剤を使用することだという。そして、乾かし方のポイントは2つ。エアコンや除湿機などで空気を循環させることと、洗濯物の空気に触れる表面積を増やすようにして干すことだという。具体的には、ジーンズなどの厚手のボトムスは裏返しにし、洗濯バサミなどを使って筒状(履いた時と同じような状態)にして干す。そうすることで、空気が通りやすくなり、型崩れも防ぐとのこと。また、フードのついたパーカーなどは、腰部分をハンガーにかける"逆バンザイ干し"にすると、空気に触れる表面積が広がって乾きやすくなるという。なお部屋干し指数は、日本気象協会が運営する天気予報専門サイト「tenki.jp」にて閲覧できる。8時と18時の1日2回更新。配信期間は5月末までを予定している。
2015年02月13日ウェザーニューズはこのほど、同社が提供するスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」(一部有料/月額・税別300円)にて「花粉対策info」の配信を開始した。同コンテンツは、当日の花粉飛散予想と、ユーザーの症状に合わせた対策を通知するサービス。受信時間は6時と7時から選択できる。「花粉症は症状のタイプや強さが一人ひとり違うため、症状に合わせた対策が必要」と同社。そこで、過去10年にわたって蓄積した全国のユーザーの症状報告をもとに花粉飛散量と症状の出方を検証し、症状別に16パターンの対策方法を割り出したという。まず、同アプリの「花粉Ch.」内にある「My カルテ」のチェックシートで症状に関する質問に回答すると、花粉症のタイプが自動判定される。花粉症のタイプは、鼻・目・肌・のどへの症状の出方によって16パターンに分類され、症状別に対策を通知する「花粉対策info」に活用されるという。「花粉対策info」では、「Myカルテ」で判定された花粉症のタイプ、ユーザーが日頃行っている主な対策、当日の花粉飛散予測をもとに対策を決定。「今日の対策」として、「マスク対策必須なレベル」「必要な対策は点鼻薬です」などのアドバイスが表示されるという。なお「臨時花粉対策info」を受信する設定にしておくと、昼や夜の時間帯に対策が必要なレベルの花粉が観測された場合にも臨時で通知される。
2015年02月12日東日本では今年も飛散量が多くなりそう2月10日、株式会社資生堂より花粉時期の肌ケアポイントが発表された。環境症から今年の花粉予測飛散予報(第2報)では、中国地方や近畿地方は昨年と同じくらいかやや多く、四国地方や九州地方では昨年よりもやや少なめ、その他の地方ではかなり多くなるとの予想。スギ・ヒノキ花粉の飛散量ピークは、九州地方では2月下旬、四国から関東・北陸地方では3月上旬から下旬、東北地方では3月下旬から4月上旬になると見られている。花粉を家に持ち込まないこれからの季節は、花粉を出来るだけ衣類や身体に付着させず家の中に持ち込まないための対策が必要。花粉症環境保健マニュアル2014や環境症の花粉情報サイトには、以下のような対策か効果的とされている。・ポリエステルや綿製品で起毛のない衣料を着用する。・洗濯物は室内干しに。・マスクや眼鏡を着用。マスクの内側にガーゼを入れると効果的。・部屋の換気時はレースのカーテンをしたまま、窓を10センチ程度開ける。・こまめに掃除し、掃除機だけでなく雑巾やモップも使用する。・うがい・手洗い・洗顔をきちんと行う。花粉時期の肌ケア花粉や黄砂、冷たい風などの刺激でこの時期はいつもよりも肌が過敏になっている。肌が荒れている状態でほこりや花粉が付着すると肌あれはさらにひどくなる場合が多い。洗顔の後は化粧水や乳液などで、水分・油分・保湿成分を補い、肌表面を健やかに保つ。目や鼻、頬がかゆくてもゴシゴシとこすらない。かゆい時は冷やして沈静させるのがベスト。スキンケア時に肌に違和感がある場合は、コットンを使用せず手のひらを使ってやさしくおさえるように化粧品をつける。(画像はプレスリリースより)【参考】株式会社資生堂プレスリリース
2015年02月12日花粉対策ミスト2015年2月6日、翠松堂製薬は、ミストをスプレーするだけで肌を花粉から守る「花粉対策ミスト ユッカ ウォーターヴェールn」をリニューアル発売すると発表した。2015年の花粉飛散予測日本気象協会の予測では、2月上旬から花粉シーズンがスタート。飛散数は、九州から近畿地方のほとんどの地域は例年より少ないまたはやや少なく、東海から東北地方は例年並みで、北海道は例年よりやや多くなると予測。前年(2014年)の花粉の飛散数が少なかった北陸・関東甲信・東北地方では、前年の2~3倍になる一方、前年の飛散数が例年よりも多かった九州・四国地方では、2015年春の飛散数は前年に比べて非常に少なくなる見込み。製品コンセプト花粉による肌が乾燥したり、かゆくなったりするのは、皮膚の角質層のバリア機能が低下し、花粉のアレルゲンが侵入するためといわれている。「花粉対策ミスト ユッカ ウォーターヴェールn」は肌にミストを吹きかけて、花粉を寄せ付けない肌バリアを形成する化粧水。花粉の季節より前に肌バリアを形成することで、花粉による肌のかゆみや乾燥を少なくなる可能性がある。製品特長天然由来成分ペクチンの働きにより、肌にスプレーしただけでバリアが形成、花粉を捕まえて、花粉を肌に直接触れさせないようにする。保湿成分アラントイン、グリチルリチン酸2カリウム、加酸分解ポリガンマ-グルタミン酸カリウムが角質層のバリア機能を守り、乾燥を防ぐ。赤ちゃんや敏感肌にも使うことができる。価格は40 ml 1,500円(税込1,620円)(画像はプレスリリースより)【参考】・翠松堂製薬プレスリリース(@Press)・ユッカホームページ
2015年02月12日くしゃみや鼻水が止まらず、さらに頭がボーッとしてくると、「風邪を引いたかな?」と思いますよね。しかし、じつは花粉症の初期にも、似たような症状が見られるのだとか。2月から3月にかけて花粉が飛散する時期にこれらの症状に見舞われたら、もしかしたら風邪ではなく花粉症かもしれません。そこで今回は、花粉症と風邪の見分け方をご紹介。さらに2015年春の花粉情報もお届けします!○熱っぽいと思ったら花粉症だった!花粉症に悩むマイナビニュースの読者300人に、花粉症と風邪、どちらか迷ったことがあるか尋ねたところ、「はい」と答えたのは15.0%とやや少なめ。もしかしたら、花粉症の初期症状が風邪と似ていることに気付いていない可能性もあるかもしれませんね。どちらか迷ったことがある人たちにその顛末を聞いてみると、「ついに自分も花粉症になってしまったかと思ったけど単なる風邪でした」(25歳女性/不動産/事務系専門職)という「風邪」派はごくわずか。ほとんどの人が「花粉症」だったことがわかりました。・「最近鼻水が止まらないと思っていていくら鼻炎カプセル飲んでも効果ないと思ったら花粉症でした」(35歳男性/機械・精密機器/技術職)・「初めて花粉症になったとき、のども痛いし熱は出るしでわからなかったから」(28歳女性/人材派遣・人材教育/事務系専門職)・「風邪で絶対花粉症じゃないと意地を張っていたけれど、アレルギー検査であっさり発覚」(27歳女性/金融・証券/事務系専門職)・「喉が痛くて鼻が出たり詰まったりするし、熱っぽい感じがしたので、風邪だと思ったが、耳鼻科に行ったら花粉症と言われ、鼻が詰まるせいで夜に口を開けて寝ることによる乾燥による喉の腫れなどで、風邪ではなかった」(26歳女性/金融・証券/専門職)まさに風邪の症状と似ていますね。「そもそも、花粉症という病名を知る前、ずっと風邪だと思っていました」(50歳以上男性/電機/技術職)という意見も見受けられました。症状から風邪だと思ってしまう人は多いようですが、中には「花粉症だと思ったら、花粉症と風邪の両方だった」(35歳男性/情報・IT/技術職)という意見もあり、ますますどちらかわからなくなってしまいそうです……。○「目」の症状もチェック!アンケートによれば、本当は花粉症だったのに、勘違いして風邪薬を飲み続けていた人がチラホラ。そこで、花粉症対策の専門家である、ベストメガネコンタクト武蔵浦和店の高木香乃(たかぎ かの)さんに見分け方を教えてもらいました。――風邪と花粉症、どちらも症状が似ていますが、見分ける方法はありますか?高木さん「くしゃみが立て続けに何度も出る場合は、花粉症の可能性大。風邪だったらそこまで連続しないものです。また、透明でさらさらの鼻水が出ることも、花粉症の特徴です」――風邪のときにも、さらさらの鼻水が出ることがありますが……。高木さん「風邪の場合は、最初はさらさらしていても、だんだん黄色っぽく粘着質な感じに変わっていきます。風邪と比べるとひどい鼻づまりに悩まされるのも特徴で、鼻の通りが一度よくなったと思っても、すぐにつまってしまいます」――鼻水の状態をチェックすることもポイントになりそうですね。ほかにも、花粉症の特徴があれば教えてください。高木さん「目のかゆみや充血、涙、異物感といった、目にも症状があらわれます」○花粉の飛散時期&量は例年以上!――今年の花粉は、いつごろから飛び始めるのでしょうか?高木さん「北日本は例年並みですが、西日本・東日本は2月下旬から。例年より早く花粉の飛散が始まると予測されています」――例年より飛散時期が早いということは、花粉の量も多くなるのでしょうか?高木さん「花粉飛散量は平年の1割増、東日本は3割増とやや多い予想です。もっとも飛散量が多いのは関東で、平年より5割と増加する見込みです」――ありがとうございました。高木さんによれば、「関東では例年より早く、例年以上の花粉が飛散する」とのこと。ある日突然、花粉症が発症することも珍しくないそうです。読者アンケートでは花粉が飛散する「2月(20.7%)」「3月(17.7%)」に花粉症対策を行う人は約4割でしたが、メガネやマスクなどを使って早めに対策することで症状をやわらげることができるといわれています。つらい目にあわないためにも、これからやってくる本格的な花粉シーズンに早めに備えたいですね。
2015年02月10日MSDはこのほど、花粉症・アレルギー性鼻炎情報サイト「花粉なう」において、期間限定コンテンツ「花粉飛散予報」をオープンした。「花粉なう」は、花粉症に悩む人へ向けて、花粉症対策に役立つ情報を提供するウェブサイト。花粉症の知識をゲーム感覚で習得できる「花粉症道場」と「花粉症の基礎知識」をはじめ、さまざまなコンテンツをそろえている。今回オープンした「花粉飛散予報」では、毎日更新される全国132地域の1週間分の花粉飛散量を5段階で表示する。また、スギやヒノキなど飛散している花粉情報を7パターンで提供。自分の地域における花粉量と飛散している花粉の種類を一目で確認することができるという。同コンテンツの掲載期間は5月末までとなり、パソコンおよびスマートフォンで閲覧できる。
2015年02月07日日本調剤は2月5日、「花粉症の実態と対策」の調査結果を発表した。同調査は1月16日~19日、これまでに花粉症と自覚・診断されたことがある全国の20~70代以上の男女1,198人を対象に、インターネット上で実施したもの。まず「花粉症の症状がひどい季節」について聞いたところ、「春(3月~5月)」と回答した人が85.1%と圧倒的に多かった。また、花粉症で起こる症状のトップ3には「目のかゆみ」(80.6%)、「くしゃみ」(72.6%)、「鼻づまり」(66.4%)があがった。次に「花粉症の治療で病院に行くか」を聞いたところ、「病院に必ず行く / 行く場合もある」と回答した人は約6割を占めた。「病院に行く」割合が最も高いのは、女性70代以上の層であることがわかった。一方で「病院に行かない」人も約4割おり、その理由としては「我慢できる程度だから」(44.6%)、「面倒だから」(33.5%)が上位にあがっている。また、病院に行く人に「1回の診察費や治療薬費でかかった費用」を聞いたところ、「1,000~2,000円未満」が最も多く、36.2%を占めた。男女ともに70代以上の後期高齢者では、「1,000円未満」が最も多いことがわかった。続いて「花粉症の治療薬を使用するタイミング」を聞いたところ、内服薬、外用薬ともに「花粉症の症状が出てから使用する」(内服薬: 29.6%、外用薬: 38.0%)、「症状がひどい時だけ使用する」(内服薬: 24.1%、外用薬: 23.5%)が上位にあがった。これらを合わせると、半数以上の人は花粉症が発症してから治療薬を使用していることがわかる。花粉症の治療薬を使用している人の満足度を調査したところ、「満足している」人が10.0%、「やや満足している」人が44.5%を占めたものの、半数近くの人は治療薬に満足感を得ていないことがわかった。さらに、「花粉症の治療薬の影響」について聞いたところ、内服薬は「特に影響はない」との回答が最も多く、42.8%を占めた。次いで「眠気」(36.8%)、「口や目の渇き」(26.6%)、「ボーッとする・集中力の低下」(24.7%)があがっている。そこで、「治療薬の影響が出た場合は医師や薬剤師に相談するか」を聞いたところ、約7割の人が「必ず相談する / 相談することもある」と回答した。最も相談する人が多いのは、女性40代で83.0%を占めている。
2015年02月06日いよいよ花粉症の本番シーズン。できれば薬に頼ることなく快適でヘルシーな日々を過ごしたいアラフォー女子に、今回はナチュラルレメディ(自然療法)の視点から注目のケア法をご紹介します。炎症を悪化させない “抗酸化ケア”体内に抗体ができてしまうことで起こるアレルギー症状。完治は難しいものの、ケア次第で皮膚や粘膜で起こってしまう炎症をできるだけ小さくすることは可能です。炎症が起きた体内には活性酸素が増えるため、食事や良質なサプリメントで抗酸化力を高めましょう。ポリフェノールが豊富な甜茶、天然のマルチビタミンといわれるネトル(イラクサ)など、抗酸化力の高いハーブはこれまでにも花粉症対策において注目されてきました。また、アレルギーは免疫反応のひとつなので、免疫細胞の60〜70%が集まっているという腸内環境を良い状態に保つことも、症状を軽くする重要キーのひとつ。小学生の頃から花粉症に悩まされてきた私も、腸内美化をできるだけ意識しながら、毎年ひとつ気になるナチュラルレメディを試した結果、症状をかなり軽くすることに成功しています。注目の花粉症対策ハーブ“春ウコン”そして、近年になって注目が高まっているのが春ウコン。ウコンの別名はターメリック。すぐにカレーに入れるスパイスが思い浮かぶ方もいると思いますが、日本でよくカレーに使われるのは、二日酔い防止に効くといわれる秋ウコンです。秋ウコンは、肝臓に良いとされるクルクミンという成分が非常に豊富。しかし春ウコンは、フラボノイドやカンファーといった精油成分、ミネラルが豊富です。約1000種類におよぶ薬効成分を含んでいるそうで、活性酸素による炎症の鎮静や、体全体の免疫機能のサポートに役立ってくれます。春ウコンもカレーやスープ、ターメリックライスなど、スパイスとして料理に使うこともできますが、やや苦みが気になるかもしれません。摂取する場合は、オブラートに包んで摂る方法がおすすめです(1日あたり3〜5gくらいが有効な摂取量といわれています)。ムズムズ感がはやく鎮まる“鼻うがい”それでも風が強く花粉が大量に舞う日などは、どうにも鼻がムズムズ…。そんな時には、ヨガを習慣にしている人の間ではおなじみ、小さな水さしのような形をしたネティポットを使った“鼻うがい”を試してみるのも手です。▼鼻うがいのやり方1)まずは洗浄液の準備を。人肌よりややぬるめ(33℃程度に)に冷ました白湯に天然塩を入れて0.9%の生理食塩水をつくり、ポットの7分目まで入れます。2)洗面台などで少し前かがみになり、首を軽くかしげて口をやや開けた状態で上側の鼻の穴から洗浄液を少しずつ注ぎます。少しずつ頭全体を傾け、反対側の鼻の穴から洗浄液を流しだします。3)口を閉じると、食塩水が喉に入って流れ込んでしまうため必ず口を開けて行います。お湯の量が半分になったら、反対側に顔を向けて同様に。鼻うがい後は、ティッシュで片鼻を押さえながら鼻をそっとかむ要領で洗浄液と空気を出します。鼻の粘膜がクリーニングされると、気になっていたムズムズやグズグズ感が速やかにすっきり。ただし、間違った使い方をしてしまうと別の炎症を招いてしまうことがあるので以下の点に注意して行ってください。“鼻うがい”時に気をつけたいこと・わずかでも細菌などを含んでいる可能性のある水道水は使わない。・一度湧かしてぬるめに冷ました白湯を使う。・使用する白湯は清潔な容器に保存、24時間以内に使い切る。・手や器具は洗って乾いた状態から行う。・鼻うがい後は、粘膜や鼓膜を傷めないよう思いきり鼻をかまない。・就寝2時間前には洗浄を行わない。・蓄膿症などの耳鼻疾患がある方は行う前に専門医に相談を。水道水に含まれるわずかな細菌は、飲用の場合は胃酸で死滅しますが、湿度のある鼻腔に入るとそのまま残って大きな炎症を招いてしまうことがあるそう。また、鼻うがい後すぐに横になってしまうと、洗浄液が完全に排出されずやはり鼻腔内に残ってトラブルの素になるため、ベッドに入る直前は避けましょう。ナチュラルレメディ(自然療法)はあくまで自分の体に本来備わっている治癒力を応援するもの。自己流で行って炎症を悪化させてしまっては台無しなので、作法をふまえ、体の声を聞きながら取り入れたいですね。
2015年02月06日MSDの「花粉なう」2015年2月2日、MDSは同日、花粉症・アレルギー性鼻炎情報サイト「花粉なう」において、期間限定コンテンツ「花粉飛散予報」を開設したことを発表した。花粉飛散予報毎日更新される全国132地域の1週間分の花粉量を5段階で、飛散している花粉の種類(スギやヒノキなど)を7パターンで提供。自分の住居や出かける際での花粉量と飛散している花粉の種類を一目で確認することが可能。掲載期間は2015年2月~5月。パソコンあるいはスマートフォンで閲覧可能となっている。花粉なう「花粉なう」はMSDが提供する花粉症・アレルギー性鼻炎に関する情報提供サイト。コンテンツには、「花粉症 症状ちぇっく」、「花粉症道場」と「花粉症の基礎知識」、「花粉飛散予報」、「花粉温度なう!」、「病医院検索」がある。「花粉症 症状ちぇっく」は自分自身の症状を確認することにより、医療機関で医師と相談するときに役立つ。「花粉症道場」ではクイズに答えることで、ゲーム感覚で知識が得られ、「花粉症の基礎知識」はその解説。「花粉飛散予報」が今回オープンしたもの。「花粉温度なう!」花粉飛散の開始を1月1日の累積気温で推計。累積気温が摂氏400度が飛散開始の目安といわれている。2015年2月1日までの累積温度は摂氏330度。「病医院検索」では花粉症について相談できる医療機関の情報を住所、最寄り駅名、郵便番号などから検索可能。(画像はプレスリリースより)【参考】・MSDプレスリリース
2015年02月05日東京都などはこのほど、東京都健康安全研究センターにて「第9回 花粉症予防・治療シンポジウム」を開催。同シンポジウムでは、日本医科大学大学院医学研究科 眼科学分野の高橋浩教授が「眼科からの花粉症予防と対策」との題で講演し、目のアレルギーや治療薬、花粉症患者の目のケア方法などについて解説した。○花粉症とは季節性アレルギー性結膜炎のことそもそも花粉症とは、スギ花粉やヒノキ花粉などの花粉によって起こるアレルギー疾患のことであり、特にそのアレルギー症状は目と鼻で起こりやすい。目のアレルギーには、即座に反応が出るものに「季節性アレルギー性結膜炎」と「通年性アレルギー性結膜炎」があり、やや時間をおいてから反応が出るものに「アトピー性角結膜炎」「春季カタル」などがある。いわゆる花粉症は、「季節性アレルギー性結膜炎」に該当する。その症状はかゆみや充血、流涙などがあるが、花粉症シーズンにこれらの症状が出ているからといって、自分で季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)と決めつけるのは危険だと高橋教授は話す。「花粉症はいろいろなアレルギー性結膜炎の一つにすぎません。(発症の)原因はダニ(による通年性アレルギー性結膜炎)で、それがたまたま時期が(花粉シーズンと)重なっただけかもしれません。これらの(かゆみ、充血などの)症状を見て花粉症と決め付けるのは早いです」。高橋教授によると、季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)と同じような症状を呈する結膜炎が他にもあるそうで、その代表的なものが『ウイルス性結膜炎』、いわゆる『はやり目』だという。花粉症だと思い込んで生活していると、周囲に感染させてしまうなど、思わぬ"被害"を与える可能性もある。季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)かウイルス性結膜炎かはっきりと判明するまで、注意が必要だと高橋教授は警鐘を鳴らした。○万全の予防策をしても、すべての花粉は防げない少しでも花粉症の症状を和らげるためには、予防やセルフケアが大切だ。■帽子を着用する■めがね、または花粉症用ゴーグル型めがねを着用する■マスクを着用する■スカーフを着用する■髪をまとめる■凹凸のない素材の衣服を着用するこれらの予防策をとるのが好ましいが、高橋教授は花粉による曝露(ばくろ)を100%防ぐことはできないと指摘。どれだけ予防策を講じても、すべての花粉をシャットアウトすることは不可能だと覚えておこう。治療に関しても解説してくれた。眼科では季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)の治療には、肥満細胞安定薬と抗ヒスタミン薬を用いるのが通例。それでもどうしてもかゆみが治まらない場合は、ステロイドを使用することもある。肥満細胞安定薬は効果が出るまでに時間がかかるため、「花粉が飛び始めたら点眼するのが良い」と話した。一方の抗ヒスタミン薬は、かゆみへの即効性に優れるのが特徴だ。最近はこの2つの要素を備えたものも多いので、点眼薬選びの参考にするのもいいだろう。○過度の洗眼・点眼がさらなる危険を招く恐れも最後に、高橋教授は季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)に悩む人に知っておいてほしいことについても言及した。ドライアイは花粉症を悪化させるアレルギー性結膜炎に負けないくらい患者が多いと言われているドライアイ。ドライアイとアレルギー性結膜炎は似たような症状が出るが、両者は互いに「負の相互作用」がある。すなわち、ドライアイがアレルギー性結膜炎を悪化させ、アレルギー性結膜炎がドライアイを悪化させる。どちらにも該当するという人は注意が必要だろう。過度の洗眼・点眼は危険過度の目洗いは、目を閉じた状態からパッと目を開いた際に目元に現れる「涙の膜」の維持機能を低下させる恐れがある。この涙の膜の維持機能が低下していくと、涙の量は普通でもドライアイの症状が出てくる。「曝露(ばくろ)されてしまった目の花粉を取り除くという考え方は正しいですが、やりすぎはよくないです」。洗う際には防腐剤なしの人口涙液がお薦めだという。同じく過度の点眼にも注意が必要で、使用する点眼薬は防腐剤なしのものがいいとのこと。2weekなどのソフトコンタクトレンズの上から点眼をしないコンタクトレンズはさまざまな成分を吸着する。花粉が吸着されていることもあるし、点眼薬が吸着されていることもある。1dayタイプやハードコンタクトの上から点眼しても大丈夫だが、2weekなどのソフトコンタクトレンズの上から点眼するのは避けるようにしよう。○花粉シーズンを快適に過ごすための努力を花粉症の症状がひどくなると、意識が目や鼻にばかりいってしまい仕事や家事に集中できなかったり、倦怠(けんたい)感やだるさに悩まされたりする。ただ、高橋教授が解説してくれたように、点眼や洗眼など「目のために良いだろう」と花粉症患者が思ってやっていることが、実は自身の目をさらなる危険にさらしている可能性もある。それでは元も子もない。自身の目のケア方法に不安や疑問がある場合は、しっかりと医師に相談した上で、少しでも花粉シーズンに快適に過ごせるよう、努めてもらいたい。
2015年02月05日『ネムジム食堂』の夜ごはん担当、薬剤師で料理研究家のヨシダです。毎回ひとつずつ、体内時計を整え、快眠につながる栄養素を紹介しながら、手軽でおいしいレシピをお届けいたします。今回は、春先に重だるく私たちを悩ます花粉症対策のレシピをご紹介いたします。この時期、春の足音はうれしいものの、私たちの多くを悩ます「花粉症」。「鼻が詰まって眠れない」「夜になっても眼の痒みやくしゃみが止まらない」など、ゆっくり眠れない人も多いのではないでしょうか。「ネムジム食堂」では、食事面のサポートで少しでも花粉症のつらさが軽減し、皆さんがゆっくり眠れるようサポートをしていきたいと思います。アレルギー症状の原因は、活性酸素!?花粉症のようなアレルギー反応が起こっている時、私たちの体の中では活性酸素が大量に発生しているといわれています。この大量発生が、症状の増悪にもつながっているそうです。この活性酸素の働きを抑制する作用が、「抗酸化作用」といわれるものです。抗酸化作用のある酵素は、20歳をピークに減少!一般的に抗酸化作用を持つといわれているのは、ビタミンA、C、Eやβ‐カロテン、リコピンなどのカロテノイド、アントシアニン、イソフラボンなどのポリフェノール類が挙げられます。私たち自身も、もともと抗酸化作用のある酵素を持っていますし、前回までにたびたび登場している“睡眠ホルモン”メラトニンも強い抗酸化作用あることが知られています。こういった酵素やホルモンの量は20歳をピークに減少し40代からは加速度的に減少するそうですから、食品で補給してゆくのは重要なことかもしれません。ビタミンA、C、Eを一緒に摂ると効果的ビタミンA、C、Eはその文字並びの通り、ビタミンACE(エース)と呼ばれていたりもします。粘膜を強化する働きがあるビタミンA、活性酸素を減らすのに効果が高いビタミンC、不飽和脂肪酸が参加してできる過酸化脂質の生成を抑える働きがあるビタミンE。これらを一緒に摂ると相乗効果があるといわれています。今回は、ビタミンA、C、Eがたっぷり含まれているレシピをご紹介します。「カラフル野菜のくるみ和え」≪材料≫(2人分)・にんじん80g・ブロッコリー80g・カリフラワー100g・くるみ60g(生で無添加のものを選んで下さい)・砂糖大さじ1・薄口醤油大さじ1・水20㏄・塩少々・くるみオイル(なければオリーブオイル)小さじ1≪作り方≫1.にんじんは食べやすい大きさに切り、ブロッコリー、カリフラワーは小房に分け、下茹でしておく。2.くるみはフライパンで乾煎りし、包丁で粗く刻んでから、すり鉢にうつし、砂糖を加えすりつぶす。続けて、薄口醤油、水、塩、くるみオイルを加え、滑らかになるまで擂る。3.よく水気をとった1.を3.に加え、よく和え、器に盛る。※お野菜の水気をしっかりとっておかないと、全体に水っぽい仕上がりになってしまうので、注意しましょう。☆ビタミンA、C、Eが含まれている食材をご紹介・ビタミンAが多い食材:緑黄色野菜、シソ、パセリ、うなぎ、レバーなど・ビタミンCが多い食材:いちご、キウイフルーツ、ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツなど・ビタミンEが多い食材:植物油、ナッツ類、かぼちゃ、うなぎなどこのレシピではにんじん、ブロッコリー、カリフラワー、くるみを使いましたが、ビタミンACEの入った他の食材を組み合わせて、いろいろな「くるみ和え」を試してみるのもいいですね!夜ごはん担当:ヨシダさん「ネムジム食堂夜ごはん担当のヨシダです。よろしくお願いします。ネムジム食堂夜ごはんは、体内時計を整え、心地よい眠りを届けてくれるその名も「快眠夜ごはん」です。快眠夜ごはんを食べて、よく眠った翌日は頭も、肌も、気持ちもスッキリ。カラダもココロも若返ります。ヨシダがつくる快眠夜ごはん、よい眠りでよい明日をお迎えください!」ヨシダさん(本名:吉田三和子)プロフィール:薬剤師で料理研究家。『なごみごはん』という簡単家庭料理・パーティー料理の教室を開催。著書 「食べたいものを食べやすくデイサービスで人気の介護食83」講談社刊。食のコミュニティ「andparty」マイスター。食コミュニティ「andparty」はこちら『ネムジム食堂』とは『食で眠りを鍛える!』をモットーに「今日を元気に過ごす朝ごはんレシピ」、「快眠を約束する夜ごはんレシピ」など、毎回様々な情報をご紹介していきます。『ネムジム食堂』その他の記事はこちら
2015年02月05日そろそろ花粉症が気になるシーズンですね。花粉症の人にとっては、憂鬱な日が続きます。少しでも楽に過ごせるように、今から対策を考えたいものです。室内の花粉症対策には、空気清浄機が注目されがちです。けれども、床はもちろん、ソファや家具の隙間、棚の上などあらゆるところに花粉は存在し、一度落ちてしまうと空気清浄機では取り除けないのです。そこで、花粉対策にこそ是非使ってほしいと名乗りを上げているのがミーレの紙パック式掃除機。AllAbout家電ガイドの滝田勝紀さんもまさに「花粉対策には掃除!」の提唱者。滝田さんも指南するミーレの紙パック式掃除機の注目すべき3つのポイントとは?■床だけではなく空気もきれいにできること掃除機で床をきれいにするのはもちろんですが、きれいな排気を送り出すことで、空気もきれいにできる掃除機を選びましょう。ミーレの紙パック式掃除機なら、合計11層のエアクリーンシステムによって、0.3μm以上の微粒子の集塵率99.999%以上(ASTM F1977に準拠したテスト結果)の排気性能を誇ります。空気清浄機にも負けないほどのクリーンな排気を送り出すことで、床だけでなく、空気もきれいにしてくれるのです。■吸引力がすぐれていること室内の花粉を確実に取り除くには、床やカーペットから花粉を確実に取り除く力強い吸引力が必要です。排気性能とともに、高い吸引力を持つ掃除機を選びましょう。ミーレの紙パック式掃除機なら、ゴミをしっかり集めるノズル、心臓部である高効率なモーター、さらには吸引力を最大化する空気の流れの三位一体の吸引力によって、強力なダストピックアップ率を誇ります。だから、床やカーペットから花粉をしっかり取り除いてくれるのです。■床以外にもたまった花粉を取り除けること花粉は、空気中や床だけでなく、ありとあらゆるところにたまっています。例えば、ソファ、家具の隙間、棚の上、テレビ、パソコンの電子機器など。帰宅した際の洋服にも花粉はたくさんついています。さまざまなところに対応できる掃除機を選べば、お部屋の花粉症対策はバッチリです。ミーレの紙パック式掃除機なら、ホコリ取用ノズル、すきま用ノズル、家具用ノズルの3点のノズルが備わっているので、家中のあらゆる場所に対応できます。今なら、対象のミーレ掃除機を買った人に抽選で、HEPAエアクリーンフィルターを10個プレゼントする 「きれいな空気を最大10年分プレゼントキャンペーン」 も実施中。さらに応募した全員にHEPAエアクリーンフィルター(税抜¥5,940相当)がプレゼントされるので、この機会にぜひ応募しては?(キャンペーンは4月30日まで。応募受付は5月18日まで)本格的に花粉の季節がくる前に、しっかり花粉対策ができる掃除機を準備しておくことをオススメします。ミーレ紙パック式掃除機で、ツライ花粉の季節を少しでも快適に過ごしたいですね。・ミーレ・ジャパン 公式サイト
2015年02月03日東京都などは2月1日、東京都健康安全研究センターにて「第9回 花粉症予防・治療シンポジウム」を開催。同シンポジウムでは、気象業務支援センターの専任主任技師・村山貢司気象予報士が「今春の花粉飛散予測について」との題で講演し、花粉の飛散量や飛散開始日などについて解説した。○花粉は日中に100キロ先から飛んでくるまず村山さんは花粉の飛散方法について説明。花粉の代表格の一つであるスギ花粉は、大気の渦(乱流)が発達しやすい日中に飛散しやすい。その距離は100キロメートルにも及ぶ一方で、夜間はほとんど移動せずにおおよそ10キロ以内の飛散にとどまる。○花粉量を決める要素そんな遠方よりわざわざ飛来してきて私たちを悩ます花粉だが、毎年の花粉飛散量はどのように決まるのだろうか。村山さんは、花粉は前年の夏の気象と関連性があると話す。具体的には■7月中旬~下旬の気温と7月中旬~8月中旬の日照時間が影響する■ヒノキは気温、雨量の影響が大きい■スギは雨量の影響が小さいこれらが花粉の多寡を決める要素となってくる。「2014年の関東地方の日照時間は、平年に比べて110%でした。この気象条件だけで見ると、今年は花粉が例年よりも多くなると考えられます。ただ、これだけでは(花粉量は)決まりません」。そう話す村山さんがもう1点強調した要素は、「前年に花粉が多いと次の花粉シーズンは花粉が少ない」。すなわち、2015年シーズンでいえば、2014年シーズンの花粉量が多いか少ないかが関係してくるということだ。これらの条件を鑑みると、関東地方は例年並みかやはり例年よりも多いと予想されると、村山さんは解説した。関東地方の中でも東京23区に限定すると、2015年シーズンの花粉量は例年並みかやや少なくなると予想される。だが、油断はできない。「23区内では過去10年の平均値と同じか、若干少なくなると思われます。ただ、静岡県からどれぐらい花粉が飛んでくるかによって、23区は最大で(1平方センチメートルあたり)5,200個ぐらいになる。それがなければ、(1平方センチメートルあたり)4,000個かもうすこし少なくなるでしょう」。○30年で都内の飛散量は3倍に1平方センチメートルあたりの花粉が4,000個、5,000個と言われてもピンとこない人もいるだろう。では、過去の数字と比較してみるとどうだろうか。都内在住の人にとっては悲しい事実だろうが、都内の平均花粉量は年々増加しているのだ。「昭和60年代から平成はじめまでの頃の平均値は(1平方センチメートルあたり)2,000個台だったのですが、今の都内全体の平均値は6,000個台です。この30年くらいの間に、花粉がおよそ3倍に増えています」。すなわち、報道などで「今年の花粉は例年の半分ほどです」と言われても、30年前の時代では例年の1.5倍量に該当するというわけだ。村山さんは、直近20年における1平方センチメートルあたりの花粉量は毎年200個増えていると話した。○花粉が飛び始めたらすぐに予防策をそして最後に、2015年シーズンの花粉飛散開始日についても解説してくれた。スギの雄花は「11月~12月が低温」「1月~2月初めが高温」だと、開花が早くなる。今冬は1月が平年並みの気温で、2月以降も平年並みの予想がされているため、「飛散開始時期はほぼ例年並み」(村山さん)とのこと。飛散開始日は「1平方センチメートルの花粉が連続して1個になった最初の日」と定義されている。例えば、2月3日に1平方センチメートルあたり1個の花粉が確認され、翌4日にも確認された場合、2月3日が「飛散開始日」となる。村山さんは、例年1月下旬には1平方センチメートルあたり、0.3個とか0.6個の花粉が確認されるようになると話す。「早い時期に花粉症を発症される方は、やはり少ない花粉で症状が出てしまうので、飛散開始日より少し前から予防策を取るようにしましょう」。さらに、一昔前と比べて花粉の飛散量が急激に増えるようになったことについても言及。「花粉が飛び始めて2、3日で(1平方センチメートル)1個だったのが30個とか50個も飛ぶ時代になってきています。花粉が飛び始めたら、すぐに予防策を取ってください」と結んだ。
2015年02月03日女子がバッグのなかに入れて持ち歩くアイテムといえば、ハンカチとティッシュは王道。特に駅前や街中で配られているポケットティッシュを可愛らしいケースに入れて持ち歩いている女子力の高い子もいるのではないでしょうか? ところが最近は、女子力があまりにも高すぎる(?)せいか、ポケットタイプの小さいティッシュではなく、日常生活で使う箱ティッシュを鞄のなかに入れて持ち歩く女子も多いという噂を耳にしました。というわけでイマドキ女子の「バッグin箱ティッシュ」事情についてサーチしてみました!イマドキ女子は箱ティッシュを持ち歩いていた!▽「花粉症がひどいから春になると箱ティッシュをバッグに入れて持ち歩いてる」 ▽「ポケットティッシュは小さすぎて足りないから箱ティッシュ持っていく」 聞いてみてびっくりしたのは、日本人で増えている花粉症を理由に時期になるとマスクや箱ティッシュをつねに鞄に入れて持ち歩いている女子の多さ……!ハンカチは持っていないけど箱ティッシュは持ち歩いている、という子もいました。さらに聞いてみたところ……。▽「女優さんが洗顔後はタオルではなくティッシュで顔を拭くって言ってたからハンカチは必要ないと思う」 と言うではありませんか。恐るべきティッシュの支持率の高さ。確かに、一度汚れると洗わなければならないハンカチと比べて、ティッシュは捨ててしまえる消耗品。現代では使いやすいのかもしれません。人気の箱ティッシュランキング3位:ネピア鼻セレブティッシュ出典元:シャディギフトショッピング うさぎやハムスター、羊などパッケージの動物が愛くるしい「鼻セレブ」で有名なネピアの箱ティッシュ。天然由来のスクワランオイルが配合されているため、やわらかい鼻ざわりがします。「なめると甘い!」と有名なように、保湿成分のグリセリンが含まれています。触り心地がよく、鼻をうずめるとまるで花畑に顔をうずめたような幸福感にひたれるそう。商品名の通り、ちょっぴりセレブ気分を味わえる品質です。花粉症の人に強く支持され、ファンが多く「なくてはならない愛用品!」との声も多いです。2位:エリエールプラスウォーター出典元:ブログ「子育て・懸賞DAYS」 シンプルな水色のパッケージが印象的な「エリエール+Water」。通常品と比べて170%の水分量を誇り、やさしくてなめらかに仕上がっています。保湿成分をたっぷりと配合したことで、繊維が見ずを吸収し、表面性のなめらかさがアップ!破れにくく丈夫なのも嬉しいですね。また、ふたは切り取らずに開閉式になっているので、ふたのごみが出ないのもポイントが高いです。1位:ネピアネピネピティッシュ(¥253・5個パック)出典元:コジマ そしてもっとも支持を集めたのが、ネピアネピネピティッシュ。なんといっても価格が安い!消耗品なので毎日使う人にはこれくらいの価格がベストなのでしょう。コスパもばっちりです。カラフルで大振りなお花のパッケージにはインパクトがあり、デザイン性も優れています。3位や2位のティッシュと比べると柔かさは少ない者の、品質は十分。また、通常より20%ほど容量が少ないこともあり、薄い箱型になっています。そうです、箱ティッシュのなかではとってもスマートなので持ち運びに便利!可愛さと便利さを重視するならこれがベストですね。注目ティッシュは「エリエールのローションティッシュUfu」(¥589・3個パック)出典元:amazon そして今女子のなかでもっとも注目を集めているのが、女性視点の「カワイイ」を徹底的にデザインしたエリエールのローションティッシュ、ウフ。「かわいいデザインだから洗面所に置きたくなる」とお洒落女子も太鼓判。お部屋に置いてもインテリアになりそうですね。また、パルプ100%で作られ、肌へのダメージも軽減。ほどよくしっとり感のある品質もお墨付きの箱ティッシュです。というわけで、みなさんも箱ティッシュを持ち歩いてはいかがでしょうか?
2015年01月30日ロート製薬はこのほど、「子どもの花粉症」に関する調査結果を発表した。同調査は2014年12月2日~8日、0~16歳の子どもを持つ父母を対象にインターネットで実施したもの。父母1,522人の有効回答をもとに、その子ども2,452人の症状や実態などについて集計・分析を行った。はじめに「自分の子どもが花粉症であるか」を聞いたところ、親が「花粉症である」と実感している子どもは32.7%(「花粉症」「花粉症も通年性アレルギー性鼻炎も両方」の合算)を占めた。過去に行った同様のアンケートによると、2012年は「花粉症の子ども」の占める割合が25.7%、2013年は28.8%だった。2012年と比較すると2014年は7ポイントも増加していることになる。次に「現在、子どもが該当するアレルギー症状」について聞いたところ、「アトピー性皮膚炎」の子どもが10.6%なのに対し、「花粉症」の子どもは32.7%と3倍以上いることがわかった。そこで、子どもの花粉症を実感している親にその発症年齢を聞いたところ、「3歳」「5歳」と答えた人が12.3%(同率)で最も多かった。さらに「5歳までに発症」した子どもは43.8%(2012年:36.6%、2013年:41.8%)、「10歳までに発症」した子どもは80.4%(2012年:69.3%、2013年:78.6%)を占め、過去3年間で花粉症の発症年齢が低くなっていることがわかる。続いて「子どもが目をこすったり、かいたりすることはあるか」を聞いたところ、「充血やかゆみがあり、目をかいている」子どもが最多で21.3%を占めた。「充血はなく、目の周りの皮膚をかいている」(9.2%)、それらの症状が「両方ある」(3.5%)という回答と合わせると、34.0%の親が子どもの目元に何らかの症状を感じ取っていることがわかった。さらに「子どもに目の充血やかゆみがあり、目をかいている」と回答した親に、「症状が出た時に目薬を使っているか」を聞いたところ、73.4%の親が「目薬を使っている」と回答した。その一方で、「目薬は使っていない」という親も19.0%おり、約5人に1人の子どもは、充血やかゆみなどの目の症状がありながら目薬を使っていないことが明らかとなった。調査結果を受けて、小児アレルギー専門医の末廣豊氏(大阪府済生会中津病院小児科 免疫・アレルギーセンター/日本小児アレルギー学会評議員・理事)は、「花粉症の子どもの症状は大人と同様に、目のかゆみ、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどが起こります。特に目のかゆみに関しては、我慢できずに目の周りや目の粘膜を手でかいたり、こすったりしてしまいます。目のかゆみは手でかいたり、こすったりしても良くならず、粘膜が傷ついたり炎症が悪化する恐れがあるため、目薬でかゆみを抑えることが有効です」とコメントしている。
2015年01月28日一般財団法人日本気象協会はこのほど、全国・都道府県別の「2015年春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)飛散予測(第3報)」を発表した。第3報では、全国8都市のスギ・ヒノキ花粉飛散のピーク時期について予測。また、最新の長期予報や花芽調査などに基づいて、前回予測(2014年12月3日発表・第2報)に一部修正を加えた。○飛散開始時期&ピークは?2015年春のスギ花粉の飛散開始は、例年並みか早くなる予想となり、2月上旬に九州、四国、東海地方から花粉シーズンが始まる見込みだという。気温の点から見ると、1月下旬は全国的に概ね平年並みとのこと。2月から3月にかけては、西日本と東日本では平年並みか高く、北日本は平年並みだという。この時期の気温が平年より高いとスギ花粉の飛散開始は早くなる傾向にあるため、スギ花粉の飛散開始は、西日本と東日本は例年より早く、北日本は例年並みと予測されている。ただし、寒い日が続いていても急に気温が高くなる日があると、予測よりも早く飛び始めることもあるという。そこで、天気予報専門サイト「tenki.jp」では、全国各地の飛散情報を公開している。スギ・ヒノキ花粉の飛散数がピークになる時期は、花粉シーズン中の気温や予想される総飛散数と関係があるとされている。2~3月の気温は全国的に平年並みや高い予想だが、ピークを早めるほどではない見込み。このため、スギ・ヒノキ花粉それぞれのピークは例年並みだという。スギ花粉のピークは、福岡(福岡県)は2月下旬から3月上旬、高松(香川県)、広島(広島県)、大阪(大阪府)、名古屋(愛知県)、東京都は3月上旬から中旬の見込み。また、金沢(石川県)と仙台(宮城県)は3月中旬から下旬にピークを迎えるという。そして、スギ花粉のピークが終わった後は、金沢と仙台を除く各地でヒノキ花粉がピークを迎える見込み。金沢と仙台は4月にヒノキ花粉が飛散するものの、飛散数が比較的少なく、はっきりとしたピークはないという。○飛散数は?2015年春のスギおよびヒノキ花粉(北海道はシラカバ)の総飛散数は、九州から近畿地方のほとんどの地域は例年より少ないかやや少なく、東海から東北地方は例年並みとのこと。ただし、北海道は例年よりやや多くなる見込みだという。2014年の花粉の飛散数が少なかった北陸、関東甲信、東北地方では、2015年春の飛散数は前年の2~3倍になるとのこと。一方、前年の飛散数が例年よりも多かった九州や四国地方では、2015年春の飛散数は前年に比べて非常に少なくなる見込みだというまた、花粉の飛散数は前年の夏の気象条件が大きく影響し、一般に気温が高く、日照時間が多く、雨の少ない夏は、花芽が多く形成され、翌春の花粉の飛散数は多くなるとのこと。2014年の夏は、北陸、関東甲信、東北地方では気温が高い所が多く、九州や四国地方では「低温」「少照」「多雨」という花芽が形成されにくい気象条件となった。このため、2015年春の花粉飛散数は、西日本では例年より少ない所が多く、東日本と北日本では例年並みかやや多いと予測されている。
2015年01月26日「JINS 花粉CUT(ジンズカフンカット)」を販売するジェイアイエヌはこのほど、"正しい花粉対策"についてまとめたニュースレター第1弾を発行した。○関東の飛散量は昨年比180%以上の予測環境省の「平成27年春の花粉総飛散量及び飛散開始時期の予測(第1報)」(2014年12月25日発表)によると、花粉シーズンの本格到来は2月上旬となる見込みだという。2015年春のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、東北、関東、甲信、北陸、東海の各地方で昨年に比べ「かなり多くなる」(前年比180%以上)見通し。また、近畿地方および中国地方でも「並」(前年比80%以上~120%未満)か「やや多くなる」(前年比120%以上~150%未満)と予測されており、昨年よりも万全な対策が必要とのこと。なおスギ花粉の飛散開始時期については、関東、東海地方の太平洋側、四国、九州の各地方では遅くなり、その他の地方は昨年と同様かやや早くなる見通しとなっている。○ドクターが教える花粉対策のポイントそこで、眼のアレルギーの専門家である「両国眼科クリニック」院長の深川和己氏に対策のポイントを聞いた。まず、「スギ花粉は飛散開始と認められる前からわずかな量が飛び始めるので、花粉前線が到達する2週間程度前から早めの花粉対策を行うことをおすすめします」と深川氏。そして最も効果的な花粉対策として、「体内に花粉が入ることを可能な限り防ぐこと」をあげた。花粉対策として多くの人がマスクを着用しているが、それに比べて無防備になっているのが防衛機能の弱い「眼」だという。「仮に眼の症状が軽かったとしても、眼から入った花粉が涙に溶けて鼻涙管(眼と鼻をつなぐ管)を伝い鼻や口に侵入して症状を引き起こす可能性があります。このことから、花粉対策メガネのようなアイテムをマスクと組み合わせて使用することは非常に効果的な対策になります」と深川氏。○注目を集める「舌下免疫療法」とは?花粉症の治療法のひとつに、アレルギーの原因物質(アレルゲン)を少しずつ体内に吸収させ、アレルギー反応を弱めることで完治させる「免疫療法」がある。特に、2014年10月に保険適用の新薬が発売され注目を集めているのが「舌下免疫療法」だという。これまではアレルゲンを入れる方法は注射療法のみだったが、新たに「スギ花粉エキス」を浸したパンを舌下に入れる舌下療法が開発された。これにより、自宅でも安全に取り組みながら根治が期待できる治療法として、治療を受ける人の増加が予想されるという。深川氏は注意点として、「舌下免疫療法は毎日の投与が必要だったり、最低でも2年程度の期間を要するなど、長期間にわたり根気よく治療に取り組む必要があるので、治療中はできるだけ体内に花粉を入れないようにすることが大切です。治療の成果が見られるまでは、マスクや花粉対策メガネでしっかりと対策することをおすすめします」とコメントしている。
2015年01月24日花粉対策メガネ「JINS 花粉CUT」などを展開するジェイアイエヌはこのほど、「2015年の花粉動向」について明らかにした。環境省の発表(2014年12月25日)によると、花粉シーズンの本格到来は2月上旬となる見込みだという。2015年春のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、東北、関東、甲信、北陸、東海の各地方で昨年に比べ「かなり多くなる」見通しで、前年比180%以上(※)と予測している。近畿地方および中国地方でも並かやや多くなると予測されており、昨年よりも万全な対策が必要とのこと。また、スギ花粉の飛散開始時期については、関東、東海地方の太平洋側、四国、九州の各地方では遅くなり、その他の地方は昨年と同様かやや早くなるという。同社では、本格的な花粉シーズンの到来に先駆け、花粉対策メガネ「JINS 花粉 CUT」シリーズのハイエンドモデルを販売している。シリーズ過去最高値の最大98.7%の花粉カット率を実現。また、花粉よりも細かい微粒子PM2.5(微小粒子状物質)も最大97.9%カットする。さらに顔の形に合わせてフィットする「フレックスカバー」を採用したことで、よりフィット感が高まり、花粉から目を守ることができるという。価格は度なし5,900円、度付き7,900円(いずれも税別)。※前シーズン比が、50%未満は少ない、50%以上~80%未満はやや少ない、80%以上~120%未満は並、120%以上~150%未満はやや多い、150%以上~180%未満は多い、180%以上はかなり多い、としている
2015年01月23日資生堂はこのほど、花粉、PM2.5を肌と髪に寄せ付けないスプレー「イハダ アレルスクリーン」(50g/税込972円)を全国のドラッグストアにて発売した。同商品は、資生堂独自の特許技術「反発イオン技術」(特許第4562585号:花粉吸着防止剤に関する特許)により、花粉の反発と吸着を防止するスプレー。でかける前にひとふきするだけで、湿疹、皮膚炎の原因のひとつである「アレル物質(花粉、PM2.5)」を肌と髪に寄せ付けないという。天然温泉水も配合。なおエアゾール容器を採用し、ミクロの霧でメークの上からでも使うことができる。約4時間おきに1日3~5回の使用が目安となる。
2015年01月16日名古屋眼鏡は1月下旬、子ども用の花粉防止メガネ「スカッシーセーフティー」(キッズサイズ・ジュニアサイズ/税別3,000円)を発売する。2014年の花粉飛散シーズン、同シリーズの出荷状況はキッズ用サイズが全体の20%を占めたという。また各機関の調べでも、子どもの花粉症の発症が年々増えていることが発表されている。一方で、メガネの使用方法の誤りや不慮の事故により、目の周りをケガするなどの事故も発生しているという。そうした状況から、同社では子ども向けに特化した、安全性の高い花粉防止メガネを発売するに至ったとのこと。同商品は、花粉の侵入を防ぐためのフード部分にシリコンを採用し、すき間が少なく、肌にやさしくフィットするのが特徴。万一の衝撃などで、フードが押し当てられてしまった場合の危険も軽減されるとのこと。また、シリコンフードは簡単に取り外せるため、手入れもしやすく、清潔に保つことができるという。フレーム部分の素材には、柔軟性に富んだ「TR90」を使用。また、耳に掛ける部分が調節できるソフトアームを採用し、子どもの顔にも合う仕上がりに。なお、レンズは度付レンズに交換が可能とのこと。
2015年01月07日日本バナナ輸入組合はこのほど、花粉症に関する調査結果を発表した。同調査は11月11日~14日、全国の20歳~49歳までの花粉症に悩んでいる女性500名を対象に、インターネットで実施したもの。「花粉症の自覚症状がどの程度か」を聞くと、最多は「中度」で54.2%を占めた。また「重度」の悩みを抱えている人の9.0%と合わせると、6割以上の人は毎年の花粉症対策に手が抜けないことがうかがえる。「花粉症でもっともつらいこと」を聞いたところ、最多は「鼻水が垂れる」で52.8%。続いて、「くしゃみ・かゆみで眠れない」(18.2%)「ものごとに集中できない」(16.0%)があがった。「花粉症はあなたの仕事の効率・成果・内容に影響を及ぼしているか」を聞いたところ、「とても影響している」「影響している」「少し影響している」と回答した人の合計は80.0%を超えた。ほとんどの人にとって、花粉症が仕事に影響を及ぼしていることがわかった。花粉症対策で行っていることを質問したところ、最多は「マスクをする」で81.4%を占めた。続いて「薬を服用する」(59.4%)「うがいをする」(34.8%)「点鼻薬を注す」(31.8%)が上位にあがった。「花粉症対策は毎年、自覚症状が出るどのくらい前からしているか」を聞いたところ、最多は「自覚症状が出てから」で62.2%だった。このことから、花粉症の症状に苦しんでいる人が多いものの、多くの人が日頃からの予防は行っていない実態が明らかとなった。「普段、花粉症に効く食べ物を意識して食べているか」を聞いたところ、意識して食べている人は18.8%にとどまった。「食事に気を使っている」と回答した人に、「どういったものを花粉症対策として食べているか」を質問したところ、94.7%もの人が「ヨーグルト」と回答。続いて「お茶」(41.5%)「トマト」(21.3%)が続いた。一方で、花粉症対策として食べているものを摂取した結果については、「とくに変化はない」と感じている人が64.9%と半数を超えた。
2014年12月19日ねむログが運営する女性専用「おひるねカフェcorne(コロネ)」は2015年1月6日より、花粉症対策として「ブルーエア空気清浄機」を設置する。2015年のスギ・ヒノキ花粉シーズンの花粉飛散量は、北~東日本ほど多く、関東では平年(2008~2014年平均)の110~150%と非常に多くの花粉が飛散する予想だという。また、室内に入った花粉は浮遊しながら落下し、割れた中から0.5~1マイクロメートルアレル物質を拡散させるため、室内に舞い込む花粉を床に落ちるまでに効率よくかつ速く除去することが大事とのこと。仮眠スペースを設ける同店では、花粉症がピークとなる2月から4月は、世界基準No.1(※)の「ブルーエア空気清浄機」を仮眠ルームとカフェスペースに常設することを決定。花粉を気にせずにゆっくり休める空間を提供するという。※米国家電製品協会(AHAM)が定める「CADR」の全項目で最高値を取得。設置する商品は、一般的な空気清浄機と比べ2.5倍のハイスピード清浄と、空気中に漂う0.1マイクロメートルの物質を99.97%除去する高い性能をもつブルーエアシリーズの「ブルーエア センス」「ブルーエア 650E」「ブルーエアミニ 空気清浄機」。
2014年12月11日セールス・オンデマンドは、東京都・神保町にある「おひるねカフェ corne(コロネ)」とコラボした「NO! 花粉ルーム」を2015年1月6日から実施する。カフェ内に「ブルーエア空気清浄機」を設置して、花粉症による睡眠不足の女性をサポートするのが目的だ。おひるねカフェ corneは、昼休みなどの休憩時間に短時間の仮眠とリフレッシュできる場を提供する女性専用のカフェ。このたび、セールス・オンデマンドとcorneがコラボして、「ブルーエア空気清浄機」をカフェ内に設置した「NO! 花粉ルーム」を花粉症シーズンに先がけて提供する。設置されるのは、セールス・オンデマンドが日本総代理店を務めているブルーエアの空気清浄機「ブルーエア 650E」「ブルーエア センス」「ブルーエア ミニ」。ブルーエアの空気清浄機は0.1μm以上の微粒子を99.97%除去する性能を持つ。
2014年12月09日花粉問題対策事業者協議会はこのほど、来春の花粉飛散の本格シーズンを前に、同協議会の取り組みを紹介する「秋季フォーラム」を開催した。同イベントでは、日本医科大学武蔵小杉病院耳鼻咽喉科・松根彰志医師が「身近な花粉症対策の考え方」をテーマに発表した。花粉症・アレルギー性鼻炎とは、スギなどの花粉(季節性)、ダニ(通年性)の成分の一部を吸入することにより感作され、即時型アレルギー反応を介して、くしゃみ、鼻水、鼻づまり(3主徴)などの鼻症状が現れる。時には目のかゆみなどの目症状、のどのイガイガ感などの異常感を引き起こすことも。なお、原因は吸入抗原であり、卵白や乳製品などの食餌性アレルギー疾患とは異なるという。患者数は世界的に先進国を中心に増加傾向にあり、世界中で推定6億人の患者(世界人口は約70億人)がいるという。「鼻アレルギー診療ガイドライン 2013」によると、日本だけでも、1998年と比べて2008年は花粉症・アレルギー性鼻炎が増加傾向に。また、若い世代への影響が極めて大きいとのこと。花粉症・アレルギー性鼻炎による悪影響として、仕事能率の低下、成人睡眠時無呼吸、生活習慣病(高血圧、血管障害、糖尿病)の発症や増悪、治療抵抗性などがあげられる。また鼻呼吸障害により、小児睡眠時無呼吸、学校生活や学習効果への弊害などが起きるという。同ガイドラインによると、花粉症・アレルギー性鼻炎の治療法は大きく2つ(広義・狭義)に分けられる。広義の治療としては、患者とのコミュニケーション、花粉抗原の除去と回避がある。また、狭義の治療としては、薬物療法、アレルゲン免疫療法、手術療法があげられる。中でも免疫療法は、舌下免疫療法がスタートするなど注目を集めているという。これについて松根医師は、「複数の治療法を組み合わせて治療していくことが大事です」とコメントした。
2014年12月09日花粉問題対策事業者協議会はこのほど、来春の花粉飛散の本格シーズンを前に、同協議会の取り組みを紹介する「秋季フォーラム」を開催した。同協議会は、花粉問題に取り組む企業や研究機関が中心となり、その取り組みを多様な角度から検討し、より効果的かつ効率的な対策を進めるために結成されたという。同協議会専門家理事の妹尾堅一郎氏は、「花粉問題対策の"合わせ技"ができるように、産学官の皆さんにお声掛けをして結成した。現状では、市販の花粉対策品は統一表示になっていないため、一般消費者に分かりやすいように標準化を目指していきたい」と述べた。まずはスギ花粉に着目し、飛散する過程で破断して小さくなった花粉を「花粉片」と名づけたとのこと。そして、花粉と花粉片の対策を示した「花粉問題対策イメージ図」が今回初のお披露目に。「生成」「飛散」「曝露(屋外/屋内)」「発症」の各段階に分けて、対策前(現状)と対策後をチャートで表した。なお同協議会には、幹事会員(サントリーホールディングス、ダイキン工業、武田薬品工業、日油、三菱電機、ユニ・チャーム)、一般会員(ADEKA、ウェザーニューズ、NTTドコモ、塩野義製薬、田辺三菱製薬、帝人ファーマ、名古屋眼鏡、ロート製薬)、アドバイザー(独立行政法人産業技術総合研究所、独立行政法人森林総合研究所、独立行政法人農業生物資源研究所、独立行政法人理化学研究所)、オブザーバー(文部科学省、林野庁、経済産業省、山形県鶴岡市)が参加している(2014年12月時点)。
2014年12月09日花粉問題対策事業者協議会はこのほど、来春の花粉飛散の本格シーズンを前に、同協議会の取り組みを紹介する「秋季フォーラム」を開催。同イベントでは、ウェザーニューズが2015年春の花粉飛散予測について発表した。2015年のスギ・ヒノキ花粉は、2月上旬から関東や九州を中心に飛散が始まる予想とのこと。2月上旬~中旬には東海や近畿でも飛散が始まり、3月中旬にかけて東北へ拡大していく見込みだという。飛散開始後、7~10日間前後で飛散が本格化し、3月中には西~東日本の広いエリアで飛散のピークを迎える見通しに。関東地方のスギ花粉のピークは3月中旬、ヒノキ花粉のピークは4月中旬の予想だという。なお、マスクや処方薬などの花粉症対策は、飛散開始の2週間前までを目安に準備する必要があるとのこと。2015年のスギ・ヒノキ花粉シーズンの花粉飛散量は、北~東日本ほど多く、東北や関東、中部では平年(2008~2014年平均)の110~150%、東北や中部でも110~150%と多くの花粉が飛散する予想だという。近畿では平年と同程度~130%となる見込みとのこと。一方、その他の西日本エリアの飛散量は平年より少ない所が多く、中四国では平年の80~90%程度、九州では平年の70~90%程度となる見通し。また、2014年シーズンと比べると、東北~近畿は飛散量が多く、特に関東を中心に2~3倍(200~300%)となる見通しに。一方、中四国以西では、四国(太平洋側)~九州を中心に今夏の天候不順の影響が大きく2014年シーズンの70~90%となる地域が多く、中でも高知県、徳島県、佐賀県、大分県、宮崎県、長崎県では、2014年と比べて少なく50~60%程度となるそう。スギ・ヒノキ林の活性度については、全国の森林における雄花の成長状況を衛星データを利用して把握したとのこと。今回用いたのは、千葉大学環境リモートセンシング研究センターと共同研究してきた「光合成有効放射吸収率(植物が光合成に有効な波長の光を吸収する割合:FPAR)」から解析したもので、この値が高いほど植物は光合成を活発に行い、スギの雄花の量が多くなると考えられるという。地域別に見ると、関東、甲信越、東北、北海道では2013年夏よりもFPARが高いか同程度となり、北陸西部や東海(静岡県を除く)、西日本各地では、2013年夏よりもFPARが低くなった。このことから、2015年の花粉飛散量が、西日本を中心に2014年より少なくなり、東~北日本では2014年並みか多くなることが示唆されるという。一般的に、天候の良い夏ほど植物の光合成が盛んになり、雄花の生産量が多くなるという理由から、スギ・ヒノキ花粉の発生源となる雄花生産量は前年の夏の天候との相関が高いと言われている(北海道のシラカバ花粉も同様)。2014年の夏の天候は、北海道や関東を中心とする東日本(太平洋側)で、晴れて暑い日が多くなり、西日本では中国・四国~九州を中心として曇りや雨の日が多かった。このため、北~東日本では、北海道や関東を中心に雄花の生育に適した夏となり、西日本では特に九州など西のエリアほど雄花の生育に不向きな夏となったという。加えて、花粉が多く飛散した翌年は飛散量が少なくなったり(裏年)、少ない年の翌年は多くなったり(表年)と、花粉の飛散量は交互に増減する傾向があるそう。2015年の花粉シーズンは、東北~中国や四国(瀬戸内側)では表年となり、前年よりも飛散量が多くなる傾向に。一方、北海道や九州、四国(太平洋側)では裏年となり、前年よりも飛散量が少なくなる予想だが、近年は表年・裏年による増減がやや不明瞭になる傾向があり、東日本エリアと比べると、夏の天候の影響が大きいと考えられるという。このほか、全国のウェザーリポーター(同社モバイルコンテンツ会員)の報告を元にした「雄花リポート」を加味して、花粉の飛散量を予想しているとのこと。
2014年12月08日「おうちデート」ってとても素敵ですよね。周りの目を気にせずに二人で仲良く出来るので、これほど楽しいことはないです。彼も彼女を呼んでどきどきしているはず。それなのに彼女がドン引き行動をとっていた・・・なんてことがあるみたい。そこで今回は、彼が部屋に来た彼女にドン引きしたことを紹介します。■1.ゴミ箱をティッシュだらけにされる「俺の彼女がこの前遊びにきたんだ。花粉症とか言ってたからしょうがないことは分かるんだけど、ゴミ箱をティッシュだらけにされてちょっと萎えたかな。あと入りきらなくて押し込んでたのにも萎えましたね。」(28才/メーカー)花粉症の人あるあるなこの「ゴミ箱がティッシュだらけ」になってしまう現象。たしかに例え愛する彼女だとしても、他の人の鼻水がゴミ箱にあふれていると考えると恐ろしいものですよね。花粉症が凄い方は「ちょっとビニール袋借りていい?」と彼に聞いて、そこを自分専用のゴミ箱にして最後は持ち帰るのが無難かもしれません。■2.勝手に片付ける「来た瞬間に『○○の家汚いから片付けてあげる!』って言われて、頼んでもないのに片付けられたときはイラっとしたな。『汚いなりに使いやすさがあるんだよ!』って言いたかったけど何も言えなかった・・・」(21才/学生)彼女の方は「片付けてあげてるわたし!良い女!」みたいな感じで勘違いしてそうですが、彼はそんなこと思ってないみたい。ほんとに片付けたくってしょうがないなら、相手にちゃんと確認してからにしましょうね。■3.愛犬にポテチを与えていた「俺の家は犬を飼ってるんです。ある日俺がトイレから戻ってくると彼女が愛犬にポテチあげてて・・・。『なにしてんの!?』ってびっくりしたら『ウチの犬は良く食べるのに・・・』って言っててもう何も言えませんでした。」(27才/出版)ポテチって体に悪そうですし、大切な愛犬に与えてほしくないですよね。動物によって食べちゃダメなものがあるのはもちろんですが、アレルギーがあるとか、1回あげると次から欲しがって困るとかいろんな都合があるので、人の家のペットには勝手に何かしない。これが鉄則です!■4.狭いと文句を言う「彼女が俺の家に来た第一声が『狭っ』だった時は傷ついたな。俺にもプライドがあるから、そう思ってても言って欲しくなかったのに・・・」(22才/学生)男の人はプライドが高い生き物なよう。彼の部屋が「せまい」と思っても言わないであげてください。「こじんまりして落ち着く」と褒めてあげると彼は喜んでくれるかもしれませんよ。なにごともポジティブにとらえましょう!■5.リセッシュ持参「俺が一番がっかりしたことは彼女がリセッシュを持ってきてたとき。俺がトイレ行ってる隙に『シュッシュッ』って聞こえてきたときは本当に泣くかと思いました。」(20才/学生)相手の部屋の匂いが気に入らないことは少なからずあると思います。しかし、無断でリセッシュを振りかけるなんて彼が可哀相すぎますよね。だからといって彼に「リセッシュしてもいい?」と聞くのもNGです。彼の部屋の匂いが受け入れられなかったときはおしゃれなアロマなどを買っていって「プレゼントだよ~」と言って飾っちゃうのがベターかもしれません。■おわりにいかがでしたか?彼が彼女にして欲しくないことはたくさんあるみたい。以上のことに気をつけて、彼が「また呼びたい」と思うような行動を心がけましょうね。(霧島はるか/ハウコレ)
2014年11月28日日本気象協会はこのほど、全国・都道府県別の2015年春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)飛散予測(第1報)を発表した。2015年春のスギおよびヒノキ花粉(北海度はシラカバ)の総飛散数は、九州と中国・四国のほとんどの地域では例年を下回ることが予想され、近畿から北海道にかけては例年並みの所が多い見込みとなっている。前年(2014年)の飛散数と比較すると、九州と中国・四国は少ない所がほとんどであるという。しかし、近畿から東北にかけては前年より多く、特に関東や東北では非常に多くなる所があることが見込まれるとのこと。北海道は、前年並みの飛散数になると予想している。花粉の飛散数は夏の気象条件が大きく影響する。一般には、「気温が高い」「日照時間が多い」「雨が少ない」と花芽が多く形成され、翌春の花粉の飛散数が多くなるとされている。2014年の夏は、太平洋高気圧の西への張り出しが弱く「平成26年8月豪雨」の影響を受けたことにより「北暑西冷」となった。気温は北海道から中国・四国にかけては平年並みか高く、四国や九州では低め。日照時間は、北海道から関東では平年並みが多く、東海から西は少ない傾向が見られた。降水量は、平年を上回った所が多く、特に北海道や西日本の太平洋側では顕著となった。また、花粉の飛散数の多い年と少ない年は、交互に現れる傾向がある。2014年は、西日本の一部を除き全国的に花粉の飛散数は例年並みか例年より少なかったが、高温・多照・少雨などの花芽が多く形成される夏の気象条件がそろった所も少なかった。そのため、特に九州や中国、四国は花芽の形成にとっては悪条件となり、例年を大幅に上回ることはない見込みだという。ただし、東京では2倍以上、大阪は、およそ1.5倍になると予想している。
2014年10月14日「鏡を見ると、まぶたが重たくどんよりしている」「アイメークをしているのにパッチリした目元に見えない」……。印象的な目にしようと励んでいるものの、うまくいかずに悩んでいる女性は少なくないかもしれない。特に元来一重というわけではなく、「以前はもう少しパッチリとした目元だったはずなのに、最近まぶたが重たく感じる」という人は、日々のちょっとしたクセやメーク習慣が影響している可能性が考えられる。○まぶたを引っ張ったり、こすったりする動作はNGまぶたが重たく下がって、視野がせまくなってしまう症状に「眼瞼下垂(がんけんかすい)」というものがある。先天的になっている人もいるが、多くは年齢とともに次第にまぶたを持ち上げる腱(けん)が弱くなり、まぶたが落ちてくる症状をいう。症状が出るのは主に50代以上なので、20~30代でこの眼瞼下垂になるというケースはまれだ。ただ、若い世代でもこの眼瞼下垂のような症状が出るのが、ハードコンタクトレンズを使っている人だ。ハードコンタクトレンズの場合、まぶたを引っ張ってレンズの装着をすることが多い。そのため、まぶたの皮膚が伸びてたるむことなどで、ぼんやりとした目元になることがある。また、引っ張るだけでなく、目をこする動作もまぶたの皮膚にダメージを加えてしまうためによくない。○まぶたに負担をかけすぎると、下垂状態が早く訪れるまぶたに負担がかかる生活をしていると、今は自分にしかわからない程度のまぶたのたるみでも、将来的に眼瞼下垂の時期を早めてしまうことも考えられる。年齢とともにまぶたは次第にたるむため、誰しもがまぶたは下垂状態になるが、その時期が早くなったり、大きな症状として現れてしまったりすることがあるというわけだ。これは女性だけでなく、男性も同様に起きるのでまぶたに負荷をかけないことが重要になってくる。まぶたに負担がかかる生活は日常で無意識に行っていることが多いので、自分はしていないか意識的にチェックして、必要ならば生活改善に努めてみてはいかがだろうか。対策1 コンタクトレンズの装着はまぶたを強く引っ張らないように意識ハードコンタクトを使用している人は、装着時にまぶたを引っ張り過ぎないようにしよう。1日で考えれば朝晩のわずかな時間ですむ動作だが、365日積み重ねると結構な時間となり、まぶたへの負担も相当なものになるだろう。休日や家にいる日はメガネを着用する時間を作るなど、負担を減らすようにしよう。対策2 アレルギーは早めの治療をまぶたがたるむ大きな要因として、こする動作がある。花粉症などのアレルギーで目がかゆくなる人は、ゴシゴシとこするたびにまぶたに負担をかけることになる。花粉症などのアレルギー症状が出そうというときには、早めに治療して目のかゆみが出ないように調節しよう。対策3 過度なアイメークも負担につけまつげやまつげのエクステそのものが、まぶたをたるませるわけではない。だが、毎日つけまつげをして、外すときに強く引っ張ったり、刺激が強い接着剤などを使ったりすると、まぶたに必要以上のダメージを与えてしまうことになる。つけまつげを外すときには、強く引っ張り過ぎず、手を添えてやさしくはがすようにしよう。対策4 アイメークをゴシゴシこすって落とさないパッチリ目元に見せたくて、アイラインをかなり濃く書いている人も多いはず。アイラインそのものは悪くはないが、クレンジングでゴシゴシと目をこするように洗ったり、コットンで強くふき取ったりすると、まぶたは悲鳴をあげる。コットンにアイリムーバーをたっぷりと含んでまぶたに軽く押し当てて、2~3秒おいてからやさしくふき取るようにしよう。また最近は、目に負担をかけず、アイケアもしてくれるアイライナーなども出ているので、そういうものを使用するのもいいかもしれない。対策5 しっかりと保湿をし、睡眠もたっぷり保湿と睡眠も大事だ。目元の皮膚は薄いので目元用のアイケアアイテムでしっかりと保湿し、目をいたわるためにも睡眠時間をたっぷり取るようにしよう。からだエイジング
2014年10月02日