宮藤官九郎の3作目となる監督作『中学生円山』のブルーレイ&DVD発売記念イベントが15日、都内で行われ、タイトルロールの“円山”を演じた平岡拓真が出席し「冷静でクールな印象だったが、実際にご一緒すると熱血で『本気出せ!』とビシビシ厳しいご指導をしてくださった」と監督としてのクドカン像を語っていた。その他の写真団地を舞台に、日々妄想にふける中学生・円山と、上の階に越して来た謎のシングルファーザー・下井辰夫(草なぎ剛)の交流をコミカルに描いた青春妄想劇。主演の草なぎをはじめ、坂井真紀、仲村トオル、遠藤賢司、韓国のヤン・イクチュンと多彩な俳優陣が出演している。平岡は「緊張することもあったが、とにかく無我夢中。他のことが考えられないほど、打ち込んだ」と撮影を振り返り、「映画を観たうちの家族は『面白いね』って苦笑い。友達は“円山”と呼んでくれるが、みんな気を使って服を脱ぐシーンには触れないでいてくれる」と周囲の反応を明かした。また、共演した草なぎについては「現場に入った時から、下井の顔をしていて近寄れないオーラを感じた」。それでも宮藤の厳しい指導を受け、落ち込んでいる平岡に対し「草なぎさんが『僕が平岡君の歳だったら、こんなことできなかったな』と言ってくださった」といい、その優しい人柄に感謝していた。イベントには円山の“妄想”に登場するセクシーな美女・RIOが駆けつけ「平岡君は主人公だから、現場ではとてもりりしくて、私に話しかけてくれなかった」と述懐。平岡本人はRIOと会話する気満々だったそうだが、「実際には全然しゃべれなかった」と頬を赤らめ、うつむいていた。『中学生円山』ブルーレイ&DVD 発売中【ブルーレイ:デラックス・エディション】価格:6700円(税抜)※2枚組:本編ブルーレイ (音声特典あり)+特典DVD※封入特典:“俺のMYノート”【DVD:デラックス・エディション】価格:5700円(税抜)※2枚組:本編DVD (音声特典あり)+特典DVD※封入特典“俺のMYノート”【ブルーレイ/DVD:スタンダード・エディション】価格:ブルーレイ4800円(税抜)/DVD3800円(税抜)※1枚組 (音声特典あり)発売・販売元:ポニーキャニオン
2014年01月15日宮藤官九郎が草なぎ剛を主演に迎え手がけた『中学生円山』で描かれた劇中劇「愛そしてチャンジャ」のフルバージョンを、DVD&Blu-ray発売前にシネマカフェが先行して緊急鑑賞!その全貌が分かった。「愛そしてチャンジャ」は、主人公・円山克也(平岡拓真)の母(坂井真紀)が夢中になっている架空の韓流ドラマのタイトル。母はDVD-BOXを買うほどの熱心なファンで最終話近辺まで到達したものの、不具合が生じて映像がストップしてしまう。劇場公開時は「愛そしてチャンジャ」の全貌が知りたいという要望が出たほど、気になるインパクトだった。このほど判明した“「愛そしてチャンジャ」フルバージョン”は、ヤン・イクチュン演じる財閥一家に解雇された使用人・ヨンス、彼のチャンジャを食べて記憶が戻った貧しい村出身の娘・ミヨン、ミヨンとの生活に未練がある財閥の車椅子の御曹司が、一堂に会す緊迫した場面だ。真実を知ったミヨンがヨンスに想いをブチまけ、その時ヨンスは…というまるで本物の韓流ドラマのような展開で、「愛そしてチャンジャ」の結末も気になってしまう。この“「愛そしてチャンジャ」フルバージョン”は、デラックス・エディション(豪華版)の特典ディスクに収録予定。本編の世界観を補完する高いクオリティーをあなたも堪能してみて。『中学生円山』DVD&Blu-rayは2014年1月15日(水)より発売。※レンタル版同時リリース『中学生円山』DVD&Blu-rayリリース情報【セル】デラックス・エディション(豪華版)DVD デラックス・エディション¥5,985(税込)【本編DVD+特典DVD】 2枚組Blu-ray デラックス・エディション¥7,035(税込)【本編Blu-ray+特典DVD】 2枚組【セル】スタンダード・エディション(通常版)DVD スタンダード・エディション¥3,990(税込)【本編DVD】 1枚組Blu-ray スタンダード・エディション¥5,040(税込)【本編Blu-ray】 1枚組発売元・販売元:ポニーキャニオン(C) 2013 『中学生円山』製作委員会(text:cinemacafe.net)■関連作品:中学生円山 2013年5月18日より全国にて公開(C) 『中学生円山』製作委員会
2014年01月07日大島優子(AKB48)の昭和ファッションに注目だ。関西テレビ・フジテレビ系で今秋放送のドラマ、関西テレビ放送 開局55周年記念ドラマ「神様のベレー帽~手塚治虫のブラック・ジャック創作秘話~」に、大島さんがヒロインとして出演する。主役の天才漫画家・手塚治虫を草なぎ剛が、「週刊少年チャンピオン」編集長を佐藤浩市が演じる。この2人に加えて今回、大島さん、田中圭、岡田義徳、眞島秀和、小日向文世らの出演が発表された。併せて放送日時も、9月24日(火)となることが発表された。大島さんが演じるのは、漫画に興味を持てない新米編集部員・小田町咲良役だ。昭和48年へタイムスリップしてしまい手塚の身近で仕事をする。“漫画の神様”と言われた手塚が努力家だったと知り、咲良の心情に変化が訪れる…。大島さんは、役作りのために髪色を茶色から黒色へ、前髪も短く揃えた。衣装も裾の幅が広いワイドパンツ、柄物のベストに柄物のスカートやシャツを合わせるなど、昭和ルックで登場する。大島さんは、本作での昭和ファッションを気にいっているという。「最近もハイウエスト、ワイドパンツ、太いヒール、柄オン柄などが流行っているので、時代はこうやって巡っていくんだなと感じています。黒髪は周りに少ないせいか好評です。逆に目立つのでたまにはいいかな」。大島さんと草なぎさんはドラマ初共演。草なぎさんは大島さんを、役を掴むのが早いと評価する。「優子ちゃんの役はドラマ・オリジナルなので、のびのびと演じていただきたい。この番組がうまくいくか、いかないかは優子ちゃん次第」と期待を寄せている。この期待に対して大島さんは、「ストーリーを繋げていくのは咲良ですが、やはり手塚さんのカリスマ性があってのドラマですので、草なぎさんに引っ張って頂きたいと思っています」と笑う。大島さん自身、手塚について「作品に強いこだわりを持ち粘り強く努力する人だと改めて知りました」という。「ブラック・ジャック」は、小学校時代に読んで大好きだったという。大人になってからは、役者をやるのだったらと「七色インコ」をすすめられて読んだこともあるそうだ。撮影時に、草なぎさんがブラック・ジャックの絵を大島さんのために描いたのだが、「顔に線の入った、ただ普通の男性で…。すごく面白かったです」だったとか。関西テレビ放送開局55周年記念ドラマ「神様のベレー帽~手塚治虫のブラック・ジャック創作秘話~」は、9月24日(火)21時00分~関西テレビ・フジテレビ系列全国ネット放送。(text:cinemacafe.net)
2013年08月22日公開中の映画『中学生円山』主演の草なぎ剛とドラマ「幽かな彼女」に生徒役で出演している若手俳優陣による“特別授業”が6月2日、都内劇場で開催され、草なぎは学生服&セーラー服姿の後輩たちから繰り出される質問にユーモアたっぷりに回答した。その他の写真『中学生円山』は宮藤官九郎の監督第3作。10代ならではの妄想に取りつかれた中学生と彼が済む団地に越してきた謎のシングルファーザーの交流を軸に様々な人間模様が描き出される。大歓声の中迎えられた草なぎは「マスコミが入っているので今日の僕はつまらないですからね。マスコミの方がいるとハジけたトークができない自分にビックリしています」と自虐的に語りつつも、言葉と裏腹にノリノリで報道陣のカメラ、そして観客に向かってピース! すでに本作での舞台あいさつは約20回にもなるが「たくさんの方に観ていただくのはいうれしい」とニッコリ。「スマスマで楽屋が同じ」という稲垣吾郎から「『中学生』サイコーだよって言われたんですが、本当に観たのか分かんない。稲垣くんは空気読める方なので…」と猜疑心たっぷりに語り笑いを誘った。フジテレビで放送中の香取慎吾主演の「幽かな彼女」からは、草なぎの後輩であるジャニーズ事務所所属の森本慎太郎、神宮寺勇太、岩橋玄樹をはじめ、松井健太、森迫永依、山本舞香、飯豊まりえ、関柴優、田辺桃子が制服姿で登場。草なぎは教師になりきって「先生、毎週『幽かな彼女』観てますよ!」とノリノリ。生徒たちもすでに『中学生円山』を鑑賞しており「かわいい妄想かと思ってたら、結構キツイ妄想だったけど観てる内に応援したくなった」(森本)、「中学男子ってああいうこと考えてるんだ? とちょっと引きました(笑)」(山本)など様々な感想が寄せられた。本作を含め、これまで出演した数々の作品の思い出を尋ねられると草なぎは「『円山』は夏の撮影ですごく気持ちよかったし、実はこの映画が一番、苦労が少なかった作品。台本も1回しか読んでない。逆に竹内結子さんと共演した『僕と妻の1778の物語』は100回以上読んだかも。でも撮影はいつも楽しいですよ」と語った。ラブシーンを演じるときの心構えに関しては「みんな見てるから恥ずかしい(笑)。いつも緊張してます」と素直な心情を吐露。その上で芝居に関して「カメラの前でうまくやらなくていい。ある先輩に言われたのは『お前の中に芝居の神様がいてそれが芝居をするんだ』ということ。素直な自分を出せばいい。高倉健さんにもそう言われました」と大先輩からのアドバイスを交えて告白。憧れのスターの言葉に若い俳優陣は目を輝かせて聞き入っていた。『中学生円山』公開中
2013年06月03日映画『中学生円山』の完成披露試写会が3月24日(月)に都内で開催され、宮藤官九郎監督を始め主演の草なぎ剛(SMAP)、平岡拓真、遠藤賢司、仲村トオル、坂井真紀が出席した。ある団地を舞台にした妄想と青春が交錯するヒーローアクション。家族4人で団地に暮らす中学生の円山はある目的のために“自主トレ”を繰り返していたが、ある日、団地に引っ越してきた謎のシングルファーザーの男に誰にも話していないはずの恥ずかしい自主トレについて見抜かれ…。草なぎさんは初めての宮藤作品となるが、これまでにも宮藤監督が「SMAP」の楽曲に詞を提供したり、草なぎさんが宮藤監督の舞台を見に行ったりと縁があったそうで「以前から一緒にお仕事をしたいと思ってました。心の中に引っかかりがあり、気になっていた」と明かす。改めて現場を体験してみて「琴線の触れる部分や熱くなるところとか方向性が僕と似ていると思います。新しい一面をひっぱり出してもらえました」と充実した表情を見せた。中学時代の妄想や恋の話題になると草なぎさんは「僕は中2の頃にはSMAPだったので、TVに出るのが恥ずかしかった」と述懐。さぞや学校では女子からモテていただろうと思いきや「好きな子はいましたが、かっこいい男の子と付き合っていて悔しい思いをしました。(自分よりも)カッコよくてスポーツも万能な男の子たちがいました」とほろ苦い思い出を明かしてくれた。仲村さんは小学生の頃、初恋の相手を親友によってクラス全員にばらされた経験があるそうで「中学校の林間学校でもそれがトラウマで『おれは本当に(好きな女の子が)いねえよ』と言い張ってました(苦笑)」とこれまた哀しいエピソードを明かす。だが、中学時代の思い出話でやはりというべきか際立っていたのが宮藤監督。好きだったアイドルの斉藤由貴の等身大パネルを近所の電気屋からくすねてきて「部屋に飾って朝、起きたら本物になってないかなと思ってた」。さらに「当時は好きな女の子が4人いて、自分の中で毎日ベスト4の順位を入れ替えていた」など劇中の円山に劣らない、聞くだに恥ずかしいエピソードを次々と語り、会場は笑いに包まれた。そんな大人たちの告白に、現役中学生の平岡くんは思わず「大人も大変ですね」。劇中では宮藤監督の命令でこれでもかと恥ずかしい妄想を爆発させており、さらに裸での演技も見せているが「公園でパンツ一丁で大勢の女性たちの前で踊るのは恥ずかしかったけど、そこから脱ぐことに抵抗がなくなりました」と成長(?)を明かす。だが「演じているときは気にしなかったけど、完成した映画を観たら『自分、何やってるんだろう?』って思った」と本音を漏らし笑いを誘っていた。そんな平岡くんについて草なぎさんは「この年で女の子の前で前貼り一枚。僕が彼の年だったら絶対にできなかったと思う」とその勇気と俳優魂に称賛を送っていた。『中学生円山』は5月18日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:中学生円山 2013年5月18日より全国にて公開(C) 『中学生円山』製作委員会
2013年03月25日11・12月に東京、大阪で上演された、草なぎ剛主演の日韓合作舞台『ぼくに炎の戦車を』の韓国公演が来年1月30日から、ソウル・国立劇場 ヘオルム劇場で開催される。韓国公演に向けて、草なぎからメッセージが寄せられた。草なぎ剛「舞台『ぼくに炎の戦車を』を、韓国でも上演できることを嬉しく思います。韓国映画をきっかけに韓国に興味を持ち、ハングルを一生懸命に勉強してきましたが、そのハングルを生かして韓国の舞台に立つことは大きな夢であり、目標でもありました。まさに僕にとっては新しい挑戦ですし、僕の人生の中でもとても大きな意味を持つ舞台になると思います。僕が演じる主人公・柳原直輝という存在は、純粋でまっすぐな人間です。その力は国境や立場、身分の違いといった、あらゆる壁を少しずつ崩していきます。そんな柳原直輝が登場する舞台『ぼくに炎の戦車を』は、人間の持つやさしさや、暖かさが込められた作品ですし、劇中同様にチャ・スンウォンさんとも強い友情を育むことができました。韓国のみなさんにも、一生懸命生きている人々の姿から、何か感じていただければと思います」作品は、2008年に『焼肉ドラゴン』で数々の演劇賞に輝いた鄭義信の新作。およそ100年前、日本統治下の朝鮮が舞台。朝鮮文化に高い関心を寄せる青年教師・柳原直輝と放浪芸人・淳雨(スンウ)の友情を軸に、ふたりを取り巻く人々の人間模様をダイナミックに描いて好評を博した。作品の故郷での“凱旋公演”に注目が集まる。公演は、韓国・ヘオルム劇場にて2013年1月30日(水)から2月3日(日)まで。チケットは発売中。インターネットでの販売はなく、電話、コンビニでの取り扱いのみ。
2012年12月14日「ぴあ」調査による11月17日公開の映画・満足度ランキングは、介護問題を描いた草なぎ剛主演の『任侠ヘルパー』がトップに輝いた。2位に船戸与一の短編小説を映画化した『EDEN』が、3位に永山絢斗と田畑智子が主演を務めた『ふがいない僕は空を見た』が入った。その他の写真1位の『任侠ヘルパー』は、2009年に放映された連続テレビドラマを映画化した作品。元極道の主人公が直面する現実を通して、日本社会が抱える介護問題を浮き彫りにしていく。観客からは「物語、演技、配役、ファッションなどすべてに満足」「不器用ながらも奮闘する主人公の姿に胸を打たれた」「自分にとっても身近な問題であり、考えさせられた」「草なぎ剛の抑制された男気に高倉健の姿をみた」「社会福祉が反社会的な勢力の資金源になるなど、今日的な問題に踏み込んでいて斬新だった」などの声が聞かれ、20代から70代までの観客から高い満足度を獲得した。2位の『EDEN』は、ショーパブ“エデン”で働く人々の人間模様を描いた山本太郎主演作。出口調査では「家族に会いたくなった」「現代が抱えるいろいろな問題を明るく楽しく、ちょっぴり泣ける感じで描いていて、元気をもらえた」「“自分らしく生きる”というメッセージを感じた」「内容は深刻だけれど、登場人物が明るいのでポジティブにとらえることができた」などのコメントが寄せられた。(本ランキングは、2012年11月17日(土)に公開された新作映画7本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)(C)2012フジテレビジョンジェイ・ドリーム東宝WOWOWFNS27社
2012年11月19日“クドカン”こと宮藤官九郎の4年ぶりの監督作にして、主演を務める「SMAP」の草なぎ剛が謎のシングルファーザーを演じる異色のアクション映画『中学生円山』。先日、草なぎさんを含む個性豊かなキャスト陣が発表され話題を集めたが、このほどさらなる個性派俳優の参加が明らかに!さらに、この決定を祝福するかのように、大型イベントが開催されることも決定した。団地と学校の往復が日常の中学2年生、思春期真っ盛りの円山克也(平岡拓真)は毎日毎日、あるエロい目的のため、身体を柔らかくする「自主トレ」に精を出していた。やがて、限界まで背骨を折り曲げると妄想の世界にトリップしてしまうことに気づく。そんなある日、団地の上の階に下井辰夫(草なぎさん)というシングルファーザーが引っ越してくる。妙に団地の主婦の輪に溶け込み、仕事をしている様子もない謎の男だったが、偶然、道端で彼と会った克也は驚愕の一言をささやかれるのだが…。今回、明らかとなったキャストは、監督・主演を務めた『息もできない』で鮮烈な印象を残し、続く『かぞくのくに』、『夢売るふたり』でも注目を集めてきたヤン・イクチュンが韓流好きの団地妻の家にやってきた、韓国人の電気屋に。さらに中学生の同じ団地に住むちょっとボケたお爺ちゃん役にはミュージシャンであり『アイデン&ティティ』に音楽でも参加した遠藤賢司が出演。さらにYOU、田口トモロヲ、岩松了といった日本映画界が誇る曲者俳優たちがずらり勢揃い。果たして、彼らが宮藤ワールドでどんな暴れっぷりを見せてくれるのか?さらに、11月23日(金・祝)にはこの日立ち上がる、宇川直宏が主宰する、東京・渋谷のライブストリーミングチャンネル「DOMMUNE」と老舗レコード店「TOWER RECORD」がコラボレーションを果たした新メディア「TOWER RECORDOMMUNE Shibuya」のオープニングイベントとして、宮藤監督、遠藤賢司が、アナーキストと知られる、みうらじゅんと共に『中学生円山』を語り尽くす「映画『中学生円山』早すぎる特別番組」の配信が決定したことも明らかとなった。次々と驚きの情報が明らかとなる『中学生円山』。次はどんなことで私たちを驚かせてくれるのか、期待して続報を待ちたい。『中学生円山』は2013年4月20日(土)より全国にて公開。「TOWER RECORDOMMUNE Shibuya」オープニング企画番組名:『中学生円山』早すぎる特別番組出演者:宮藤官九郎監督、遠藤賢司、みうらじゅん日時:11月23日(金・祝) 22:30~24:00(90分)場所:タワーレコード渋谷店B1 ※入場無料■関連作品:中学生円山 2013年、全国にて公開© 『中学生円山』製作委員会
2012年11月14日草なぎ剛の主演舞台『ぼくに炎の戦車を』が11月3日、東京・赤坂ACTシアターにて開幕した。舞台『焼肉ドラゴン』で数々の演劇賞を受けた作・演出の鄭義信が書き下ろした日韓合作舞台で、かねてより韓国通として知られる草なぎと、韓国の人気俳優チャ・スンウォンの共演が注目の的。初日前日に行われた会見には草なぎ、チャ、広末涼子、香川照之の豪華キャストが登場し、日韓の俳優が力を合わせた大作への思いを語った。『ぼくに炎の戦車を』チケット情報「韓国の俳優と一緒に初めてちゃんと演技をして、毎日が刺激的」と言う草なぎについて、チャは「ビッグスターなのに謙虚でとても誠実な人。稽古のために1か月間一緒に過ごしてみて、なぜ草なぎさんが長い間多くの人々に愛されているのかがあらためてわかった」と絶賛。この発言を草なぎ自らが通訳し、「スゴイ!」と驚くチャとハイタッチする息の合った姿が会場を沸かせた。物語はおよそ100年前、日本統治時代の朝鮮を舞台に展開。草なぎは朝鮮文化に高い関心を寄せる青年教師・柳原直輝に扮し、チャ・スンウォン演じる放浪芸人・淳雨(スンウ)と友情を深めていく。直輝の妹・松代(広末)とその夫である清彦(香川)の心のすれ違いや、実在する放浪芸の集団・男寺党(ナムサダン)の芸人たちの厳しい生活など、時代に翻弄されながらも強く生きる人々の人間模様が涙と笑いで色濃く描かれている。「僕とチャ・スンウォンさんの気持ちが深く、熱くぶつかりあうシーンがたくさんあって、思った以上に良い舞台になっていると思います」と自信の笑顔をみせる草なぎ。劇中、ふたりが中秋の名月を眺めながら義兄弟の契りを交わすシーンは清々しく心に残る。韓国の伝統芸であるサムルノリや皿回しなど、男寺党の芸が披露される賑やかなシーンの数々もみどころだ。日本語と韓国語の台詞が飛び交うなか、草なぎ同様に多くの韓国語の台詞をこなす香川は「韓国の俳優は心も身体もパワーがあって引っ張ってもらっていると感じます。台詞の半分以上が韓国語なのは厳しい壁でしたね」と充実の表情で稽古を振り返った。その香川が「毎回、無条件に泣ける」と強く推すクライマックスが、チャが命綱なしに挑む綱渡りのシーンだ。1年かけてやっと身につくといわれる技を1か月の集中稽古で習得したチャは「毎晩、綱渡りの夢を見ていた」と苦笑い。本番では、緊張と興奮を役者と観客が共有する、まさに演劇でしか味わえない大きな感動が劇場を包み込んだ。「国籍がどうということではなく同じ時代に同じ土地で生きた人たちの愛情、友情、命の尊さを感じ取っていただけたら」と広末。すべての登場人物を生き生きと描き上げたところに、鄭義信の人間をみつめるあたたかな視線が感じとれる。「明日から頑張ろうという気持ちになれる舞台」(草なぎ)の言葉どおり、一歩踏み出す勇気を与えてくれる秀作だ。公演は12月1日(土)まで赤坂ACTシアターにて、12月8日(土)から11日(火)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演される。チケットは一部を除き発売中。取材・文:上野紀子
2012年11月05日11月3日(土)、東京・赤坂ACTシアターで草なぎ剛主演の舞台『ぼくに炎の戦車を』が開幕する。『焼肉ドラゴン』『パーマ屋スミレ』など日本と韓国の狭間で揺れる人々を描き続ける鄭義信(チョン・ウィシン)作品に、韓国語も堪能な草なぎが初めて挑むことでも注目されている。共演はチャ・スンウォン、広末涼子、香川照之ら日韓の実力派俳優が集結。本番が迫る10月某日に稽古場を訪ね、香川に話を訊いた。『ぼくに炎の戦車を』チケット情報『犬、走る DOG RACE』『OUT』『刑務所の中』と、映画の脚本家としての鄭と仕事をしてきた香川。約3年ぶりのストレートプレイへの出演を決意したのはやはり「鄭さんの脚本の力でしょうね」と語る。香川演じる清彦は韓国人と日本人の間に生まれた男。妻を亡くし、そのことで子どもに恨まれている。経営する店で日本人官僚を出迎える一方で、こっそり韓国の放浪芸の集団・男寺党へ資金提供を行う。この複雑な役に対する彼のアプローチは明快だ。「要はどれだけ苦しみを抱えているか。今回はとくに、鄭さん自身が在日韓国人として生きる中で分断されているものを想像できるか、それだけです。僕自身の人生の中で引き裂かれたものや苦しさと、この役とのチューニングを合わせれば済むことです」。一筋縄ではいきそうもない役について、こともなげに語る香川。そこには今年6月、46歳で初めて歌舞伎の舞台に立ったことも大きく影響しているのだという。「肚は据わりましたね。あんなにキツいことはないです。でもそれを通過して、なんとか生き延びた。そのことで演技に影響があるとすれば、たいていの役を飲みこめる立場にはなりました」。これまで積み上げてきた経験。そして歌舞伎というものと対峙し、乗り越えたこと。香川の演技を支えるのは、どうやら人生そのものらしい。「映画や演劇のような“ごっこ”を、“夢を与える”なんてきれいごとの上でやらせてもらっている。ならば真剣に、自分の味わってきたことを架空の人物に入れてみる。それが好きなんです。好きというか、それしかできない」と語る香川。ここまで全身全霊で役にぶつかる役者も、そのことをさらけ出す役者もそうそういるものではない。「とかくこの仕事はプライドが積み上がりやすいんです。でもある時、自分は100人いたら100番目、200人いたら200番目だと心底思えた。プライドを捨てたらどんな演技でも、いや、どんな生き方でもできると思う」。香川自身の生き方が注ぎ込まれた演技を見届けたい。公演は11月3日(土・祝)から12月1日(土)まで東京・赤坂ACTシアターにて、12月8日(土)から11日(火)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演される。チケットは一部を除き発売中。取材・文:釣木文恵
2012年11月01日今月2日に亡くなった俳優、大滝秀治の訃報を受け、公開中の映画『あなたへ』で大滝と共演した高倉健がコメントを発表した。その他の写真高倉は、訃報を受け「大滝さんが今年に入り体調を崩され、入院なさっている間、お手紙の遣り取りを続けておりました。大滝さんの最後のお仕事の相手を務めさせて戴き、感謝しております。今までご一緒させて頂いたいろいろな場面が思い浮かびます。本当に素晴らしい先輩でした。静かなお別れができました。心よりご冥福をお祈り申し上げます」とコメントした。大滝は、1925年生まれの俳優で、1948年に東京民衆芸術劇場附属俳優養成所に入所。1950年に民藝創設に参加。以降、舞台を中心に活動を続ける一方で、『不毛地帯』や『あにいもうと』などの映画や、CMでも活動を続けてきた。今年6月の民藝公演『「うしろ姿のしぐれてゆくか』を体調不良のために降板し、療養していたが、今月2日に都内の自宅で亡くなった。『あなたへ』は、亡き妻の遺した絵手紙をきっかけにその真意を知るため、妻の故郷・九州へと旅に出る夫(高倉)の姿を描いたロードムービーで、高倉、大滝のほか、ビートたけし、佐藤浩市、草なぎ剛、綾瀬はるか、田中裕子、浅野忠信らが出演している。『あなたへ』公開中
2012年10月05日草なぎ剛が主演を務め、人気を博した同名ドラマを映画化した『任侠ヘルパー』の完成報告会見が24日、都内で行われ、草なぎをはじめ、共演する安田成美、夏帆、風間俊介、香川照之、メガホンを執った西谷弘監督が出席した。草なぎは、会見前日に第一子となる女の子を出産した共演者の黒木メイサに「メイサちゃん、おめでとう。とてもおめでたいですね。メイサちゃんとの共演シーンは僕自身もとても気に入っています。ちょっと落ち着いたら、映画を観てほしい」と祝福のメッセージをおくった。その他の写真元極道の男が“任侠道”を貫きながらヘルパーとして活躍する姿を描いた本作。草なぎ演じる主人公・翼彦一が、貧困に苦しむ老人たちを救い出すべく立ち上がる。草なぎ自身にとっても、彦一というキャラクターは「撮影が終わった後も、ずっと頭の隅に残っていた」といい、「とても満足のいく作品」と誇らしげ。「大人っぽい一面をお見せすることができた。きっとドキっとしてもらえる」と役についても語った。また草なぎは、役作りのために、高倉健が出演する“任侠映画”を鑑賞し、その後映画『あなたへ』で実際に共演も果たしており、「お会いした健さんからは『お前、似合ってないぞ』って言われましたが(笑)、この作品は現代版の任侠映画になったと思いますし、ぜひ健さんにも観てほしいですね」と笑顔を見せた。安田は共演した草なぎについて「寡黙でとてもナチュラルな方」と述懐し、「本番前に『集中!』ってご自分に言い聞かせていたのが印象的。ご本人は集中できるでしょうが、私たちは集中できないですよ」と草なぎの“クセ”に苦笑いを見せていた。また、安田と同じく、映画で本シリーズに初参加した香川は「役者さんのいろいろなベクトルが、ひとつのシーンに向かっていく現場を踏みしめることができた」と満足そうだった。『任侠ヘルパー』11月17日から全国ロードショー
2012年09月24日人気ドラマの劇場版となる『任侠ヘルパー』の完成披露記者会見が9月24日(月)、都内で開催され、主演の草なぎ剛(SMAP)を始め、安田成美、夏帆、風間駿介、香川照之に西谷弘監督が出席。TVシリーズから出演し、本作にも特別出演している黒木メイサに、赤西仁との間の第一子となる娘が誕生したことが明らかになったが、草なぎさんは「メイサちゃん、おめでとう!」と笑顔で祝福した。最高視聴率17.8%を記録した2009年の連続ドラマ、その後のスペシャルドラマに続く待望の劇場版となる本作。ヤクザを辞めてカタギに戻った主人公が、老人介護をビジネスとして弱者から搾取しようとする者たちから行き場のない老人たちを守るために奮闘する姿を描く。草なぎさんは「普通、ドラマで役が終わるとパッと(自分の中から)なくなるものなんですが(本作の)彦一に関しては頭の中にずっと残っていて、終わったのに終わってない感じだった」と特別な思い入れを吐露。「温もりの感じられる血の通った作品になったと思います」と充実した表情を見せる。本作の撮影前には数々の任侠映画に出演してきたあの高倉健と『あなたへ』で共演したが、草なぎさんは「奇跡的に共演が実現して、学ぶことがたくさんありました。(映画の中に)健さんの存在が反映されていると思います。健さんからは『お前、似合ってねーぞ』と言われましたが(笑)、ぜひご覧いただけたら」と高倉さんへの敬意をこめて語った。その草なぎさんから「一緒に撮影した人なの?と思うくらい、今日、会ったら別人のようでした」と言われていたのが、キャバクラ嬢役を演じた夏帆さん。「いままでのイメージを覆すような挑戦で、みなさんの目にどう映るのか不安と期待でいっぱいです」と胸の内を明かす。実際に役の参考のためにキャバクラにも足を運んだそうだが、「途中から私自身が楽しんじゃって、勉強って感じじゃなかったです」と述懐。草なぎさんとのかなり激しいラブシーンにも挑戦しているが「緊張していて、ひたすら草なぎさんに付いて行きました」と笑顔でふり返った。安田さんは草なぎさんとの共演の感想を尋ねられ「撮影中は寡黙でしたがとってもナチュラルな方でした。『よーい、ハイ!』って声が掛かると自分で『集中!』って言うんです。ご自分は集中できるんでしょうが、私たちが集中できない(苦笑)」と苦情を明かし、草なぎさんは「ごめんなさい!」と平身低頭。一方、草なぎさんのジャニーズの後輩である風間さんは、この草なぎ流の「集中」を一緒に実践して集中力を高めていったとか。傷だらけのメイクでアクションシーンも披露しているが「僕はやられるだけというのが多かったんですが、彦一のアクションはすごい。たまらなくカッコよかったです!」と先輩の激しいアクションに感嘆。草なぎさんは後輩の言葉に笑顔を見せつつ「顔以外は(パンチやキックが)全部入ってます。『監督、勘弁してください!』って感じでした」と苦労を明かしていた。“介護”という現代社会が抱える重大なテーマを真剣かつユーモアを交えて描いている本作だが、キャスト陣も考えさせられるところが多かったよう。香川さんは「僕は議員という立場で介護に携わる役でしたが、介護において一番大変なのは何よりも現場の人たち。普通ではない時間が24時間続くという感じで、そのことを忘れずに演じました」と語る。草なぎさんも「彦一はぶっきらぼうに老人に向かって『やれることはやれ!』という姿勢で介護を進めてるけど、実は実際の介護の現場に通じるところがありました。仕事を与えて、やれることをやらせてあげるスタイル、ひとりの人として尊重してやっていくのが介護なんだと感じました」と語った。最後に草なぎさんは、黒木さんへのメッセージを求められると「メイサちゃん、おめでとう!」とニッコリ。「(黒木さんとの)共演シーンはすごく気に入ってて、クライマックスになってるので、忙しくてまだ映画は観てないと思うけど、落ち着いたら観てほしい」と語った。『任侠ヘルパー』は11月17日(土)より公開。■関連作品:任侠ヘルパー 2012年11月17日より全国東宝系にて公開© 2012「任侠ヘルパー」製作委員会
2012年09月24日草なぎ剛が、広末涼子、香川照之、チャ・スンウォンら日韓の俳優が出演する舞台『ぼくに炎の戦車を―Bring me my chariot of fire―』に出演することが発表された。本作は、日本と韓国との間に起こった歴史を背景に、国境や身分を越えて築かれた友情と愛情を描いた作品。11月の東京を皮切りに大阪、ソウルでの上演が決定した。作・演出は、2008年に『焼肉ドラゴン』で日本国内の演劇各賞を総なめにした鄭義信(ちょんうぃしん)が手がける。物語の舞台は約100年前の韓国。当時低い評価しかされなかった大衆芸能や民芸白磁といった韓国伝統文化を深く愛し、命をかけて守ろうとした実在の人物、柳宗悦(やなぎ むねよし)と、彼を取り巻く日本と韓国の人々を通して、民族や政治、戦争を超えた人間ドラマを描いていく。草なぎは、柳をモデルとした青年教師・柳原直輝を演じる。柳宗悦同様に、いち早く韓国文化に興味を持ち言語を取得、日韓の交流に大きな影響を与えてきた草なぎはまさに適役。共演は日韓を代表する俳優が集結する。6月に歌舞伎俳優として市川中車を襲名したばかりの演技派・香川照之をはじめ、つかこうへいや野田秀樹の舞台でその存在感をみせた広末涼子、さらに韓国からチャ・スンウォン、ベテランキム・ウンスと幅広いジャンルで活躍する俳優らが顔を揃える。また、野外大衆芸能・男寺党(ナムサダン)のパフォーマンスを舞台上で実際に上演するべく、5名のミュージシャンによる韓国音楽(サムルノリ)の生演奏と、パントマイムと綱渡りの名手・清水恒男による演技も見どころのひとつ。劇作の鄭は本作について「男寺党は簡単に言ってしまえば、放浪芸人の集団であるのだけれど、その芸は農学、皿回し、アクロバット、綱渡り、仮面踊り、人形劇と多岐に渡り、その豊かさに驚かされる。彼らは村々を回り、豊饒を祈ってきた。にもかかわらず、彼らの扱いはひどく、わずかな食料と一夜の宿が提供されるだけであった。彼らのうちの誰かが亡くなったとしても、ただ石を積んで弔うしかなかったという話を聞いた時、不覚にも僕は涙を流してしまった。そして、この見捨てられた人々の物語を誰かに語りたいと思ったのだ。100年も昔の朝鮮の名もなき芸人たちの物語は、日本の観客たちには無縁のものであるかもしれない。それでも、路傍の石のような彼らの魂に、ほんのすこし、ほんのひととき、想いを寄せてくれることを願っている」とコメントを寄せた。出演はほかに高田翔(ジャニーズJr.)、成河、馬渕英俚可、青木崇高、安寿ミラ。公演は11月3日(土)から12月1日(土)まで東京・赤坂ACTシアター、12月8日(土)から11日(火)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。その後2013年1月下旬から2月上旬に韓国の国立劇場にて上演される。チケットは東京公演が9月29日(土)より、大阪公演が10月20日(土)より一般発売開始。なお、チケットぴあでは東京と大阪公演のセブンイレブン先行(電話抽選)を9月14日(金)13時から18日(火)18時まで受け付ける。
2012年09月13日映画『あなたへ』の完成披露試写会が21日に東京国際フォーラムで開催され、6年ぶりの映画主演となる高倉健をはじめ、田中裕子、草なぎ剛、綾瀬はるか、長塚京三、ビートたけし、降旗康男監督が上映前に舞台あいさつを行なった。その他の写真本作は、亡くなった妻から届いた手紙に書かれた言葉の真意を確かめるべく、妻の故郷である長崎県・平戸へと旅立つ刑務官の男が、旅先での出会いを通じ、妻の思いを感じ取っていく様を静かに描いた物語。高倉らが客席脇の入り口から登場すると3千人の観客は総立ちで拍手。高倉は大歓声に感激した面持ちで壇上へ。マイクを握ると「お暑い中をこんなに大勢…感動しています」と短い言葉の中に喜びと感謝の思いを込めた。高倉にとっては6年ぶりの主演作。“最後の銀幕スター”のスクリーンへの帰還を待ちわびたファンへの披露を前に「緊張してます。一生懸命やりました。やっと最近、降旗監督がどういうメッセージを込めたのか分かった。情けない俳優です」と照れくさそうに言葉をつないだ。そんな高倉と『ホタル』に続いて夫婦を演じた田中は「緊張の連続でした。夫婦の何でもない感じを出すのが難しくて…でも、貴重な時間を過ごさせてもらいました」と穏やかな笑顔を浮かべた。一方、『夜叉』以来の共演を果たしたたけしは、高倉がオフの日に極寒の撮影現場を訪れてもストーブにあたらなかったというエピソードや、自身がラジオで暴露した高倉は撮影現場でイスに座らないといった“伝説”に触れ「おれがラジオで言っちゃったから、健さんに『あんたのおかげで座れなくなった』と怒られた(笑)」と告白。改めて高倉は「訂正します。全部タケちゃんの作り話です。迷惑してます」と抗議し会場は笑いに包まれた。草なぎは憧れの高倉と同じ舞台に並んで立つということで「人間、緊張しすぎると緊張しなくなるんですね」と妙なテンション。「健さんの隣にいるだけで役者にならせてもらいました。お芝居は全然してません(苦笑)」と撮影をふり返った。綾瀬も「気さくにいろんな話をしていただき、すごくおいしいコーヒーもごちそうになりました」と子供のように目を輝かせていた。降旗監督は「健さんは僕のアイドル」と独特の言葉で半世紀に及ぶふたりの関係性を表現。「ぜひまたもう1回、“アイドル映画”を撮る機会があれば」とさらなるコンビ作に意欲を燃やし、客席は期待を込めた温かい拍手に包まれた。『あなたへ』8月25日(土)全国ロードショー
2012年08月22日高倉健の6年ぶりの主演作『あなたへ』の完成披露試写会が8月21日(火)に都内で開催され、高倉さんを始め、田中裕子、草なぎ剛(SMAP)、綾瀬はるか、長塚京三、ビートたけし、降旗康男監督が舞台挨拶に登壇した。『単騎、千里を走る。』以来、久々にスクリーンに帰ってきた高倉さんを観客はスタンディングオベーションでお出迎え。高倉さんは穏やかな笑みを浮かべ、大歓声に応えながらレッドカーペットを歩いた。壇上に上がりマイクを握った高倉さんは「お暑い中をこんなに大勢…感動してます」と挨拶。そしてこれから初めて映画を観る観客を前に「とても緊張してます。一生懸命やりました。降旗監督がどういうメッセージを込めたのか?主演でありながら最近やっと分かってきました。情けない俳優です」とユーモアたっぷり告白。高倉さんの一挙手一投足に会場が反応し、笑いと拍手に会場が揺れ動いた。田中さんは高倉さんとの共演は3度目だが「緊張の連続でした」と述懐。「夫婦の何でもない感じを出すのが難しかったです。でも貴重な時間を過ごさせてもらったと思います」と静かに微笑んだ。たけしさんは本作と同じ降旗監督の『夜叉』以来、26年ぶりの高倉さんとの共演となったが、以前の共演の際に高倉さんがオフでも現場に現れ、寒い中をストーブに当たらずに見学していたというエピソードを披露。「健さんが『みなさん働いていらっしゃるのに、僕は当たれません』と言うから誰も当たれない(笑)。『お願いですから帰ってくれませんか?』と言ったことがある」と明かす。さらに「おれがラジオで『健さんは現場で座らない』って言ったので、『あんたのおかげで座れなくなった』と怒ってました。それくらい現場に気を遣うし温かい人です」と毒舌交じりに高倉さんとの思い出を語る。これに高倉さんが「訂正します。全部、たけちゃんの作り話で迷惑してます」と割り込み、会場は笑いに包まれた。長塚さんは意外にも今回が初共演だが、妻役の原田美枝子さんとの撮影最終日の思い出に触れ「高倉さんはオフで『ゆっくりされてるでしょう』という話をしてたら、西日をバックに懐かしいシルエットが現れて。オフの日にわざわざ僕と原田さんの最終日のために花束を届けてくださいました。そういう方です」と嬉しそうに語った。若い2人も高倉さんとの共演は忘れられない思い出になったよう。これまで幾度となく大観衆の前で歌や踊りを披露してきたはずの草なぎさんだが「人間、緊張しすぎると緊張しなくなるものなんですね」とぎこちない笑みを浮かべる。撮影についても「健さんの隣にいるだけで役者にならせていただいた感じで、お芝居は全然してないです」と苦笑していた。綾瀬さんも「気さくにいろんな話をしてくださり、おいしいコーヒーをごちそうになりました」と感激した面持ちで語った。東映の助監督時代以来の高倉さんとの付き合いで、これが20作目のコンビ作となる降旗監督は作品について「一昨日、78歳になりましたが、遅ればせながら年を取るとはどういうことか考えながら作りました」と語る。そして「健さんは僕のアイドルで、僕はアイドル映画を撮ってきた。またぜひもう1回、アイドル映画を撮る機会があればいいなと思います」と次回作への意欲を口にすると、客席からは期待を込めた大きな拍手が沸き起こった。『あなたへ』は8月25日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:あなたへ 2012年8月25日より全国東宝系にて公開© 2012「あなたへ」製作委員会
2012年08月21日日本を代表する名優・高倉健の通算205本目の出演作であり、盟友・降旗康男監督との20本目の共作映画『あなたへ』。このほど、本作が今年の8月に開催される第36回モントリオール世界映画祭の「ワールドコンペティション」部門に正式出品されることが決定した。亡き愛妻が遺した絵手紙を受け取り、真意を知るために北陸から九州まで車で旅をする主人公・倉島英二(高倉さん)の総距離1,200キロにおよぶ、大切な人との思い出を辿る旅を描く本作。英二が旅路の最中に出会う人々として、ビートたけしや佐藤浩市、草なぎ剛(SMAP)、綾瀬はるか、浅野忠信など個性豊かなキャスト陣が登場することでも話題を呼んでいる。高倉さんはモントリオール映画祭で、1999年に降旗監督とのタッグ作『鉄道員(ぽっぽや)』で日本人俳優として初の主演男優賞を獲得しており、13年ぶり二度目の受賞に期待がかかる。高倉さん本人からは「感謝の念を感じながらも、主演させていただいた作品が選ばれたことに気が引き締まる思いです。日本映画の良さを世界に伝えられる一助になればと思っています」とさすがベテランらしい真摯なコメントが寄せられた。また、降旗監督も同様に「『鉄道員』から13年の時を経て、再びモントリオール映画祭に参加できることを大変嬉しく思っております」と言葉少なだが喜びを表している。さらに、本作のプロデューサー・佐藤善宏氏からは「高倉さんは『鉄道員』のときに現地入りできなかったのに主演男優賞をいただいた、『感謝の気持ちを伝える機会をいただいたのかな』とおっしゃっていました。その想いに応えるべく、高倉さんのモントリオール入りを前向きに調整中です」という情報も。今年のモントリオール映画祭では、本作のほかにも日本映画の出品の決定が続々と報じられているが、その中で本作はどのような反応で迎えられるのか?願わくば高倉さんの現地入り&受賞の知らせを。『あなたへ』は8月25日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:あなたへ 2012年8月25日より全国東宝系にて公開© 2012「あなたへ」製作委員会
2012年07月31日高倉健の主演する映画『あなたへ』が、現地時間8月23日(木)よりカナダで開催される第36回モントリオール世界映画祭のワールドコンペティション部門に正式出品されることが決定した。その他の写真『あなたへ』は、亡き妻の遺した絵手紙をきっかけにその真意を知るため、妻の故郷・九州へと旅に出る夫(高倉)の姿を描いたロードムービーで、高倉のほか、ビートたけし、佐藤浩市、草なぎ剛、綾瀬はるか、田中裕子、浅野忠信らが出演。日本映画界を代表する降旗康男監督と高倉の記念すべき20本目の共作となる。高倉は過去に、降旗監督と組んだ『鉄道員〈ぽっぽや〉』で、モントリオール世界映画祭の主演男優賞を獲得しており、同賞では日本人唯一の受賞となっている。正式出品の決定を受けて高倉は「日本映画が、モントリオール世界映画祭に呼ばれることは感謝の念を感じながらも、主演させて頂いた作品が選ばれたことに気が引き締まる思いです。この作品にかけたスタッフ、キャストの情熱がモントリオールに届いたのだと思います。日本映画の良さを世界に伝えられる一助になればと思っています」と喜びを語っている。降旗監督は「『鉄道員〈ぽっぽや〉』から13年の時を経て、再びモントリオール映画祭に参加できることを大変嬉しく思っております」とコメントを寄せており、映画祭に出席することが発表されている。映画『あなたへ』は8月25日(土)から全国公開される。『あなたへ』8月25日(土)全国ロードショー
2012年07月31日爆走的かつ人情味あふれる笑いを繰り出す宮藤官九郎、待望の4年ぶりの監督最新作がついに解禁!『真夜中の弥次さん喜多さん』、『少年メリケンサック』に続いて3作目、オリジナル脚本で贈る監督作『中学生円山』で描かれるのは、団地を舞台にした、エッチな妄想で頭がいっぱいの中学生男子と謎のシングルファーザーの出会いの物語。本作で「SMAP」の草なぎ剛が宮藤作品初参加を果たすことが判明した。平凡な家庭と団地で暮らす中学2年生、思春期真っ盛りの主人公・円山克也は、あるエロイ目的のため日々、身体を柔らかくする「自主トレ」に精を出している。やがて限界まで背骨を折り曲げると妄想の世界にトリップしてしまうまでに。そんなある日、彼は団地に引越してきた謎のシングルファーザー、下井辰夫と出会う。妙に主婦の輪に溶け込み、仕事をしてる様子のない下井だったが、彼はなぜか自分だけが知ってるはずの「自主トレ」の存在を知っていたのだ。パニックに陥った克也は下井に近づこうとするが…。昨年、脚本を手がけ好評を博したドラマ「11人もいる!」では大家族の悲喜こもごもを描いた宮藤監督が、今度舞台として選んだのは、団地。『中学生円山』というタイトルが斬新すぎるが、物語のテーマが「家族」であることは前作からブレない。団地内の人間模様や克也とクラスメイトとの関係性にシニカルな視点を入れ、さらにCGやアクションを駆使して“バカバカしい妄想シーン”と“現実のドラマ”を織り交ぜながらも、浮き彫りするのは「なんでもない日常が一番幸せ」という家族の本質。「ひとことで言うなら団地を舞台にしたアクション映画」と本作を表す宮藤監督は「最も多感で傷つきやすく、かつアナーキーだった中学時代。その記憶を美化することなく、包み隠さず描いた青春映画が、この『中学生円山』です」と語る。謎の男・下井を飄々とした佇まいで演じるのは、宮藤監督と初タッグの草なぎ剛。監督からは「何しろ梅雨の撮影だし、まだ半分も残ってるし、油断は禁物です」との不安の声も聞こえるが、本人は「最初に本をいただいて読んだときはめちゃくちゃな内容で笑えました。しかし撮影をしていると、笑いの中にだんだんと人間の温かみが出てきて、奥深さが伝わってきました。宮藤監督はすごい面白い方なので、とにかく笑えます(笑)。一緒に楽しい時間を過ごしています。監督の世界観に応えるように頑張っていますので期待していて下さい」と自信をうかがわせる。「自主トレ」に勤しむ中学生・克也には、「11人もいる!」で空気の読めない四男の四郎役で存在感を発揮していた平岡拓真。草なぎさんと、30代のシングルファーザーと中学生男子の世代を超えた交流を鮮やかに演じる。さらに、克也の両親役、9時5時で働く平凡な父親に仲村トオル、韓流ドラマに熱を上げる母親には坂井真紀と、脇を固めるキャスト陣からも目が離せない。エロの目的のために勤しむ男子が謎のシングルファーザーから学ぶ、本当に大切なこととは…?『中学生円山』は2013年、全国にて公開。■関連作品:中学生円山 2013年、全国にて公開© 『中学生円山』製作委員会
2012年07月06日高倉健が、盟友・降旗康男監督と10年ぶりのタッグを組み、6年ぶりに主演を務める映画『あなたへ』。先日発表となった、ビートたけしや佐藤浩市、綾瀬はるから豪華共演陣も話題を集める本作だが、これに続いて「ナインティンナイン」の岡村隆史が本作への出演を果たしたことが明らかとなった。北陸の刑務所の指導技官・倉島英二(高倉さん)が、亡き愛妻・洋子(田中裕子)の生前の真意を知るため、九州まで車で旅をする心温まるロードムービー。出発点である富山県を始め、旅情あふれるロケ地での撮影を敢行し、英二と道中に出会う人々との心の交流が描かれる。岡村さんが演じるのは、英二と洋子が大阪で訪れたお好み焼き屋で出会う、阪神タイガースファンの男!阪神タイガース優勝の瞬間をテレビで観戦し、興奮のあまり英二と洋子に乾杯を求めるというシーンに挑んだ。事前にタイガースファンの知人に「六甲おろし」の歌い方も習って撮影に臨んだという岡村さん。「迷惑をかけてはいけない!NGなんて絶対出してはいけない!噛んだらいけない!」と、緊張で前日は眠れなかったそう。倉島夫妻と乾杯を行うアドリブの演技、そして「六甲おろし」の大合唱という撮影を無事に終えた岡村さんは「楽しかったです。夢のような時間でした」と興奮を隠せない様子だ。実は今回の岡村さんへの出演オファーは、2000年の第23回アカデミー賞授賞式で最優秀主演男優賞(『鉄道員』)を受賞した高倉さんが、同賞話題賞(『無問題』)を受賞した岡村さんと同席した際に「いつか一緒にお仕事しましょうね」と声をかけたことがきっかけとなったとか。キャスティングの際に高倉さんが岡村さんの名前を挙げ、初共演が実現した。岡村さんは「そんな日が来るわけもないなぁと思っていたのに、今回声をかけていただいて本当に嬉しいです。高倉健さんみたいになりたいです、僕。高倉さんみたいなかっこいい大人になりたいです」とあふれる喜びを語る。12年前に交わした“男の約束”を忘れず、実現した貴重な共演シーンに期待が寄せられる。『あなたへ』は8月25日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:あなたへ 2012年8月25日より全国東宝系にて公開© 2012「あなたへ」製作委員会■関連記事:高倉健6年ぶり新作の競演陣発表!ビートたけし、初共演には綾瀬はるか&草なぎ剛も80歳高倉健、6年ぶりの映画は妻を亡くした男のロードムービー!
2012年04月24日3月4日(日)、昨年3月に発生した東日本大震災の影響がいまなお色濃く残る福島県いわき市にて、復興支援イベントとして親子愛を綴ったアニメーション映画『ももへの手紙』の特別上映が行われ、声優を務めた美山加恋と優香、沖浦啓之監督が舞台挨拶に登壇した。今敏監督の『パプリカ』や押井守監督の『イノセンス』など、これまでアニメーターとして多くの巨匠たちと共に優れたアニメ作品を手がけてきた沖浦監督が、7年の歳月をかけて完成させた本作。自然豊かで人情あふれる瀬戸内の小さな島を舞台に、主人公・もも(美山さん)が亡き父の遺した書きかけの手紙を見つけ、可愛い妖怪たちとの不思議な日々を通して家族の愛と絆の大切さに気づいていく姿を描く。この日大勢の親子連れが集まったが、優香さんは元気な子供たちの姿に「たくさんのお子さんにご来場いただけて嬉しいです」と満面の笑み。沖浦監督は、「ざっと見たところ、寝ている人もいないようでひと安心です(笑)」と挨拶し、会場を笑いで包んだ。美山さんと言えば、大ヒットドラマ「僕と彼女と彼女の生きる道」(’04)で草なぎ剛(SMAP)の娘役での好演で注目を浴び、天才子役の称号を欲しいままにしたひとり。現在15歳、撮影中には劇中のももと同様に、美山さんもお母さんと喧嘩してしまったそうで「ももと同じだと思いながら演じていました。最後はきちんと気持ちを伝えて仲直りしたんですけど、この作品を通して気持ちを伝えることの大切さを学びました」。アフレコでの演技については「実際に演技するのとは違って、間の取り方が難しかったです」とふり返った。本作で初めて母親役に挑戦した優香さんは「最初はすごく不安でした。小さい頃の母親って完璧で魔法使いみたいな人だと思っていたんですけど、子供の前では弱さを見せない、強い女性なんだということを感じました。近すぎる存在だからこそ言えないことやすれ違っちゃうこともありますが、気持ちを伝えないと上手くいかないときもあるんだなと教えてもらった気がします」と自身の母親への思いを重ねて演じた様子。さらに、こちらのイベントに先立ち、テレビユー福島主催で「絆あなたへの便り」なる投稿企画が行われ“一番伝えたい方へのメッセージ”が寄せられたが、その中から『ももへの手紙』賞に選ばれた方への花束の授与式も行われた。受賞メッセージが読み上げられると、優香さんは「気持ちがすごく伝わってきました。今日、お会いして元気な姿を拝見でき、本当に良かったです」と、震災から1年経たいまもなお故郷を離れて暮らさざるを得ない人々の現状を鑑み、痛切な表情を浮かべた。最後に、美山さんと優香さんは本作について「元気、感動、癒しをスーッと心に伝えてくれる作品だと思うので、それがみなさんにも伝わればいいなと思います」(美山さん)、「ひとりじゃないんだ、ということを実感できる作品です」(優香さん)とアピール。沖浦監督は「久しぶりに福島や故郷に帰ってきた人もいると聞きました。この作品を観て、喜んでもらえたらいいなと思います」と挨拶し、福島の1日も早い復興を願いエールを送った。映画『ももへの手紙』は、4月21日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:ももへの手紙 2012年4月21日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011『ももへの手紙』製作委員会■関連記事:原由子が5年ぶり映画主題歌桑田佳祐もコーラスで参戦!
2012年03月05日『単騎、千里を走る。』から6年ぶりとなる高倉健の主演作『あなたへ』の撮影が11月20日(日)に福岡県・門司港にてクランクアップを迎え、高倉、佐藤浩市、草なぎ剛が揃って会見を行なった。その他の写真映画『あなたへ』は、亡き妻の遺した絵手紙をきっかけにその真意を知るため、妻の故郷・九州へと車で旅に出る倉島英二(高倉)が、行く先々で出会う人たちとの交流を描いたロードムービー。監督は、高倉と『駅・STATION』『夜叉』『あ、うん』『鉄道員〈ぽっぽや〉』などを作り上げてきた盟友・降旗康男。傘寿(80歳)となる高倉にとって通算205本目、降旗監督とは20本目の共作となる。撮影終了日は、物産展でイカ飯販売員役の佐藤、草なぎがお店に立つ設定の中、20店舗のご当地グルメの屋台が並び、300名を超えるエキストラが集結。物語のエンディングに相応しい大規模なロケとなった。草なぎは「高倉さんの旅に僕も便乗させてもらったような気持ちで、本当にスペシャルで貴重な体験と時間を過ごすことができた」とコメント。高倉とは『南極物語』(1983年公開)以来の共演となる佐藤は「“がんばれよ。これからだぞ”」と高倉から声をかけられたことを話し、「30年やってきて、芝居に対する気持ちが平板になりかけていたときに、その言葉が新鮮で、ありがたかった」と語った。高倉は「感慨無量です」と繰り返し、「降旗監督も珍しく興奮していたので、それを見てぐっときました。良い旅でした」と、富山から始まり、岐阜、兵庫、福岡、長崎と、総移動距離約9,000kmに及んだロケ撮影を振り返った。『あなたへ』2012年秋 東宝系にて全国ロードショー(C)2012「あなたへ」製作委員会
2011年11月28日トーク力が試されるあの番組に出演したい!みなさんは、普段どんなテレビ番組を見ていますか?ドラマ、ニュース、スポーツ、アニメなどさまざまなジャンルがありますが、ついつい見てしまう番組といえば、バラエティではないでしょうか。各局さまざまなバラエティ番組を放送していますが、20代男性に人気のある番組を数多く手がけているのがテレビ朝日です。今回は、そんなテレビ朝日のバラエティ番組で出演してみたい番組を20代男性に教えてもらいました!>>女性編も見るQ.出演したいと思うテレビ朝日のバラエティ番組を教えてください(複数回答)1位『アメトーーク!』27.9%2位『「ぷっ」すま』21.8%3位『もしものシミュレーションバラエティーお試しかっ!』10.1%4位『タモリ倶楽部』8.4%5位『シルシルミシル』7.3%※『シルシルミシル』は2011年9月28日に終了。現在は『シルシルミシルさんデー』を放送中。■『アメトーーク!』……・「面白そう。宮迫さんのポジションで司会をしたい」(25歳/金融・証券/営業職)・「自分のトーク力を試してみたい。企画をプレゼンして、その企画の代表者として番組を進行したい」(26歳/そのほか/技術職)・「自分に趣味について熱く語りたい」(24歳/金融・証券/営業職)・「ホトちゃんのポジションでボケたい」(27歳/情報・IT/営業職)・「ひな壇で騒げるから」(23歳/金融・証券/営業職)■『「ぷっ」すま』……・「いつも楽しく見ているので。ユースケ・サンタマリアのポジションでゲストにイタズラしてみたい」(27歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「大熊アナウンサーのポジションでユースケ・サンタマリアと草なぎくんのグダグダした空気感を味わいたい」(22歳/そのほか)・「ゲスト出演でいいから、あの雰囲気を味わいたい」(21歳/商社・卸/営業職)■『もしものシミュレーションバラエティーお試しかっ!』…・「『帰れま10』をやってみたい」(25歳/そのほか)・「『帰れま10』に参加してみたい。全問正解したい!」(28歳/生保・損保/事務系専門職)■『タモリ倶楽部』……・「視聴率や視聴者を気にせず自由に行動できそう。適当に歩いてついて行くだけでよい」(26歳/ソフトウェア/技術職)・「あのゆるい感じが好き。ゲストとして、空耳アワーに出たい」(23歳/機械・精密機器/技術職)・「あのマニアックな内容がいい」(28歳/商社・卸/技術職)■『シルシルミシル』……・「いとうせいこう的なポジションで番組を間近で体感したい。そしてときどきコメントしたい」(24歳/金融・証券/専門職)・「AD堀くんの役をやりたい」(25歳/自動車関連/事務系専門職)総評出演してみたい番組の第一位に輝いたのは『アメトーーク!』でした。芸人のマニアックな趣味や嗜好(しこう)が赤裸々に語られることで人気のバラエティ番組です。この番組への出演がきっかけでブレークした芸人さんのように、「自分のトーク力を試したい!」、「自分のマニアックな知識を熱く語りたいから」という男性が多かったです。2位は、『『ぷっ』すま』でした。放送開始から14年目(2011年10月現在)を迎える深夜の人気番組です。人気の理由は、司会のユースケ・サンタマリアさんと草なぎ剛さんの醸し出すあのグダグダした雰囲気のようです。「気楽に参加できそう」という声が多く寄せられました。また男性編の特徴として司会進行の大熊英司さんのポジションで、番組を楽しみたいという意見もありました。出演者のゆるい雰囲気が人気という点で共通しているのは、4位の『タモリ倶楽部』。男性編のみランクインしました。これも1982年に放送が開始された長寿番組です。「元祖脱力系番組」をコンセプトにしているだけあって、タモリさんとゲストたちが、視聴者や視聴率を気にせずさまざまな企画を楽しむ雰囲気が人気のようでした。同局は深夜枠からゴールデン枠に進出する番組が多いので、深夜の新番組に注目してみるとよいかもしれませんね!(文・ペンダコ)※草なぎの「なぎ」は漢字ですが、機種依存文字のためカタカナ表記しています。調査時期:2011年9月9日~9月26日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性179名(その他と回答した42人を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】好きな『アメトーーク!』のトークテーマ【ランキング男性編】頭が良さそうなお笑い【ランキング男性編】『人志松本のすべらない話』で面白かった芸人完全版(画像などあり)を見る
2011年11月10日1位は、田村正和主演のあのドラマ!テレビドラマ『古畑任三郎』シリーズや『王様のレストラン』、映画『THE有頂天ホテル』など数々の人気ドラマ・映画の脚本家として活躍している三谷幸喜さん。多くの三谷作品に共通するのは、個性豊かなキャラクターたちによる笑って泣けるストーリーです。彼の作品のファンも多いのでは?そこで今回は、好きな三谷幸喜脚本のドラマ・映画を20代男性にお聞きしました。>>女性編も見るQ.好きな三谷幸喜脚本のドラマ・映画を教えてください(複数回答)1位『古畑任三郎』シリーズ36.2%2位『THE 有頂天ホテル』14.9%3位『ザ・マジックアワー』9.5%4位『王様のレストラン』5.1%5位『新選組!』3.9%■『古畑任三郎』シリーズ……・「犯人は初めから分かっていてそれを追いつめる、日本では新しいタイプのサスペンスドラマだと思う」(25歳/医療・福祉/技術職)・「トリックは難しくないがキャラクターに引き込まれる」(25歳/情報・IT/技術職)・「ストーリーが面白い。毎回、いろいろなゲストが出るのも良かった」(29歳/情報・IT/営業職)・「田村正和の独特のしゃべり方が好き」(27歳/電機/技術職)・「一手一手犯人を確実に追い詰めていく手法が好き」(27歳/小売店/販売職・サービス系)■『THE 有頂天ホテル』……・「とにかくハチャメチャな感じが面白い」(25歳/運輸・倉庫/事務系専門職)・「豪華メンバーだった」(29歳/団体・公益法人・官公庁/経営・コンサルタント)・「ワンシーンをワンカットで取る手法が面白いと思った」(26歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■『ザ・マジックアワー』……・「最高傑作!ギャグと恋愛が混じっていて昭和チックなにおいが好き」(29歳/金融・証券/専門職)・「何度も笑えた」(25歳/小売店/販売職・サービス系)・「ストーリーが好き」(26歳/小売店/販売職・サービス系)■『王様のレストラン』……・「今でも記憶に残っているし、できれば続編もやってほしいと思っている」(23歳/そのほか/事務系専門職)・「何度も再放送されているから。出演者の個性が生かされたキャストになっていると感じる」(27歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「千石さんとしずかさんの微妙な関係と人間ドラマが混ざったストーリーが良かったです」(26歳/自動車関連/技術職)■『新選組!』……・「大人気で印象に残っている」(25歳/農林・水産/技術職)・「大好きだった」(29歳/小売店/販売職・サービス系)・「続編の『新選組!!土方歳三 最期の一日』が良かった」(25歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)総評1位は『古畑任三郎』シリーズでした。通常、サスペンスドラマでは犯人が最後まで分かりませんが、同作品の特徴は、犯人があらかじめ視聴者に分かっているということ。田村正和さんが演じる古畑任三郎が、独特の話術と卓越した推理力で犯人のアリバイやトリックのなぞを明らかにしていくという独特のストーリー構成が、男性に支持された大きな理由のようです。また、犯人役には毎回豪華な俳優がキャスティングされていたのも、作品の大きな魅力。連続ドラマの放送開始は1994年ですが、その後も単発のスペシャルドラマが放送されたり、ドラマの再放送もされたりしており、ファンを増やし続けているようです。2位、3位には映画作品がランクイン。どちらの作品も主役級の豪華キャストが数多く出演しています。「あの役者さんがこんなところに!」という演出もあり、見返してみると楽しいかもしれません。そしてこの秋、ファンが待ちにまった新作映画がついに公開になります。監督5作品目の作品のタイトルは『ステキな金縛り』。三谷映画史上"一番笑えて、泣ける”映画だそうです!主なキャストは、深津絵里、西田敏行、阿部寛、竹内結子、浅野忠信、草なぎ剛など(敬称略)。出演陣を見ただけでもなんか面白そうですね!最近笑っていない人は、ぜひ映画館へ。(文・ペンダコ)調査時期:2011年7月14日~7月25日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性253名(そのほかと回答した32名を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】これから見たい秋公開映画ランキング【ランキング男性編】映画化されたテレビドラマで面白かった作品【ランキング男性編】好きなシリーズもの映画完全版(画像などあり)を見る
2011年10月25日三谷幸喜監督の映画最新作『ステキな金縛り』のプレミア上映会がニューヨークで現地時間19日に行われ、三谷監督のほか主演の深津絵里と TKOの木下隆之が登壇した。その他の写真アカデミー賞にゆかりのある“アカデミーシアター”で行われた試写会には多くの三谷ファンが来場し、客席220席に対して応募数が1500を超えたほど。三谷監督らは観客と一緒に映画を鑑賞し、上映中は観客の笑い声を肌で感じたという。上映後の舞台あいさつではそれぞれ英語でスピーチし、三谷監督は「みなさん、僕の英語が理解できますか? 僕は自分が何を言っているのかわかりません」とジョークを飛ばすと、深津も「子供のころからアメリカ映画が大好きでした。女優になろうと思ったきっかけの映画は『猿の惑星』です」と場内を沸かせた。NYでの手ごたえをつかんだ三谷監督は「世界へ向けて日本のコメディを伝えていきたいです。いつかは(米国アカデミー賞に)ノミネートされたいと思っています。スピーチはすでに考えています(笑)」とコメントしている。また、プレミア上映会に参加した観客からは、「彼(三谷監督)の過去作品も観たことがあるけど、彼が作る世界観はいつも豊かで何層にも重なっていて、そのさまざまな世界が一つになる瞬間のマジックが彼の作品を深く、面白いものにしてくれるね」「一番印象的なシーンは、最初の金縛りのシーン。サムライが出てくるシーンだね。裁判のシーンも大好きだった。様々なキャラクターを裁判所の色々なところに登場させて、話が展開していく。監督はそれを巧みに描いているね」など、絶賛するコメントが寄せられた。本作は、三流弁護士のエミ(深津)が、殺人容疑をかけられた男の上にのしかかっていた落ち武者(西田敏行)を証人に招きいれ、容疑者が事件の夜“金縛り”にあっていたことを立証するべく奔走する法廷サスペンスコメディ。阿部寛、竹内結子、浅野忠信、中井貴一、草なぎ剛ら豪華俳優陣が出演している。『ステキな金縛り』10月29日(土)より全国東宝系にて公開
2011年10月21日高倉健の6年ぶりとなる主演映画『あなたへ』の撮影が今月3日と4日に岐阜県の高山で行われ、高倉とビートたけしが27年ぶりに共演を果たした。本作は、15年連れ添った妻の遺骨を散骨するため、富山から九州へと自家製のキャンピングカーで旅をする男の姿と、そこで男が知った“妻の本当の想い”を描き出すロードムービー。『あ・うん』『鉄道員』など数々の傑作で高倉とタッグを組んできた降旗康男が監督を務める。映画では高倉演じる倉島と、旅中で出会うさまざまな人との交流が描かれており、ビートたけしは倉島が最初に出会う人物・杉野輝夫を演じている。ふたりの共演は1985年の映画『夜叉』以来で、ビートたけしは「健さんとは27年ぶりという感じはせず、楽しく話していますが目の前に立たれるとセリフが止まっちゃいますね。おれはセリフが多くて一生懸命言っているのに健さんは「ああ」とか「そうか」とか短いセリフでずるい!(笑)」と話しており、高倉は「たけちゃんが来るのが待ち遠しくて、高山駅まで迎えに行った。彼の出番は少ないが、ぱくっと食っていくおいしい役でたけちゃんにしかできない」と互いについてコメントしている。高山での撮影後は都内や各地でのロケを予定しており、ビートたけしのほか出演者の佐藤浩市、草なぎ剛、綾瀬はるか、田中裕子、浅野忠信などの豪華キャスト陣が撮影に入る予定だ。『あなたへ』2012年秋 全国東宝系にてロードショー
2011年10月05日映画『僕と妻の1778の物語』に主演するSMAPの草なぎ剛とヒロインの竹内結子が1月15日(土)、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇2で行われた初日舞台挨拶に出席した。草なぎさんが主演し、高視聴率を記録してきたTVドラマ「僕シリーズ」の初の映画化作品であり、SF作家・眉村卓さんとがんで逝去した悦子夫人の実話が基となっている本作。がんに冒され、余命一年となった妻・節子(竹内さん)のため、医師の「人は笑うと免疫力が上がる」という言葉に沿って一日一編の短編小説を書き続けるSF作家・朔太郎(草なぎさん)の姿を描く。観賞後の観客の拍手に迎えられた草なぎさんは「この作品は、思い入れが強くて、今朝起きた瞬間『公開だ!』と両手を広げました。節っちゃんが(劇中で)やるように。幸せな気持ちで起きました」と充実感いっぱいの表情。司会者から「朔太郎のように、愛する人の免疫力を上げるために何をする?」と聞かれると「2人で共通のものを探して何かしたいですね。僕、わりかしカレーが好きだから、奥さんがカレー好きだったら毎日作ります」とニコニコ。「1日1カレーに勝るものはないですね」とツボにハマった様子の竹内さんから「でも翌日も同じカレーとかになって困りません?ダメ出しになってしまっていたらスミマセン」と突っ込まれ、「そうか、考えないと…」と苦笑いに転じ、会場の笑いを誘った。一方で、2人は、物語にちなみ、特大万年筆を使って、いまの心境を綴る書き初めに挑戦。今年の目標を漢字一文字で表現するお題に、草なぎさんは「向」と書き「何か失敗したり上手くいかないと人のせいにしちゃったりしちゃうんですけど、自分のせいなんですよね。自分と向かい合って、向上心を持っていれば、少しでも成長していけるんじゃないかと」と前向き。「成」と書いた竹内さんは「まだ目標が見えていないので、何かを成したいということで」と気負いのない言葉。続けてお互いを表現するお題に、草なぎさんは「華」と書き、「結子ちゃんには持って生まれた華があって年々開花させている感じ」。竹内さんは「心」と綴り「草なぎさんは周りの人を和ませたり、緊張を解いたりしてくれる」とお返し。草なぎさんは「心かー…ありがとうございます!」と微妙な喜び方で、観客を笑わせていた。『僕と妻の1778の物語』は全国東宝系にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:僕と妻の1778の物語 2011年1月15日より全国東宝系にて公開© 2011 関西テレビ放送 フジテレビジョン ジェイ・ドリーム 東宝 S・D・P FNS26社■関連記事:草なぎ剛&竹内結子撮影現場での差し入れはイノシシ肉にギャグ漫画!
2011年01月15日多彩な顔を持つイケメン俳優に刺激を受けたい!?仕事の愚痴も聞いてくれて、恋愛のアドバイスもしてくれて、時には朝まで一緒に飲みつぶれてくれる。それが、親友というもの。飾らない自分が出せる親友の存在は、社会人になるとますますありがたいですよね。そんな親友になってみたい人は、果たしてイケメン俳優の中にいるでしょうか?20代男性209名にその是非を聞いてみました。>>女性編も見るQ. 親友になってみたいイケメン俳優を教えてください(複数回答)1位小栗旬11.5%2位福山雅治11.0%3位ユースケ・サンタマリア10.5%4位大泉洋9.6%5位相葉雅紀8.6%5位阿部寛8.6%5位草なぎ剛8.6%※敬称略■小栗旬さんと親友になりたい……・「一緒にどこかに行ったり飲んだり、めちゃくちゃ楽しそうだから」(27歳/繊維/研究開発)・「いろいろなことを聞きたいので」(26歳/IT/SE)・「人間性も含めて良さそうな人だから」(24歳/精密機器/研究開発)■福山雅治さんと親友になりたい……・「あんな男前の人とぜひ友達になってみたい」(24歳/小売/販売)・「俳優・ミュージシャンと幅広く才能を持っているから」(27歳/商社/営業)・「女友達を紹介してくれそう」(26歳/その他/サービス)■ユースケ・サンタマリアさんと親友になりたい……・「気取っていなくて堅苦しくなさそうだから」(28歳/精密機器/営業)・「かっこいい遊びだけじゃなく、面白い遊びにもいろいろ連れて行ってくれそう」(26歳/商社/営業)・「性格が合いそう」(28歳/食品/サービス)■大泉洋さんと親友になりたい……・「ファンでもあるし、常にその場を楽しくしてくれそうだから」(24歳/広告/営業)・「面白いし、『水曜どうでしょう』のような旅を一緒にしてみたい」(24歳/情報/人事)・「話が楽しそう」(29歳/自動車関連/研究開発)■相葉雅紀さんと親友になりたい……・「一緒にいると楽しそうだから」(28歳/ソフトウェア/SE)・「なんか癒やされる」(25歳/自動車関連/エンジニア)・「裏表がなさそうだから」(25歳/金融/営業)■阿部寛さんと親友になりたい……・「人となりを知りたい」(24歳/医療/サービス)・「センスが良さそうなので、それを学びたい」(23歳/その他)・「頼りになる、男気がある人と友達になりたい」(24歳/機械/設計)■草なぎ剛さんと親友になりたい……・「面白そうだから」(26歳/卸/秘書・アシスタント)・「優しそう」(24歳/建築/人事)・「『「ぷっ」すま』を見ていていつも面白いので」(20歳/人材派遣/その他)総評1位は「小栗旬」さん。女性からの人気も高いイケメン俳優ですが、男性からの好感度も高いようですね。お酒好き、野球好き、漫画好きとして知られる彼となら、会話も弾みそうです。2位以下をみると、カッコイイだけじゃなくて、面白くて気さくな人が人気があるようです。特に、バラエティでも活躍しているユースケ・サンタマリアさん、大泉洋さん、相葉雅紀さんは女性編でもランキング入りしていました。社会人になってから親友をつくるのは難しいもの。でも、自分に刺激を与えてくれる友人を増やすのはきっとプラスになります。性別を超えて愛されるキャラクターの彼らから、「コツ」を学んでみてはいかがでしょうか?調査時期:2010年10月21日~11月5日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性209名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】友達にしたくないと思うタイプ【ランキング男性編】友達止まりの異性の特徴【コラム】学生時代の友達とうまく付き合っていくには?完全版(画像などあり)を見る
2010年12月28日映画『僕と妻の1778の物語』に主演するSMAPの草なぎ剛と竹内結子が12月20日(月)、東京・表参道ヒルズで開催されたクリスマスイベントに出席し、ファンの大声援を浴びた。過去に草なぎさん主演でフジテレビで放送された「僕の生きる道」、「僕と彼女と彼女の生きる道」、「僕の歩く道」に続く作品で、「僕シリーズ」の初の劇場版となる本作。SF作家・眉村卓と彼の妻で、がんで逝去した悦子さんの実話に基づいている。悦子さんが発病し、亡くなるまでの5年にわたって「人は笑うと免疫力が上がる」という医師の言葉を頼りに、眉村さんは1日1話の短編小説を悦子さんに贈り続けた。このエピソードを基に、余命1年と宣告された妻を献身的に捧げる夫と、彼の支えで残りの命を懸命に生きようとする妻の姿が描かれる。会場となった表参道ヒルズの各階の通路には、招待されたファンがズラリ。中央の階段状の吹き抜けに草なぎさんと竹内さんが姿を現すと、ファンの大歓声が館内にこだました。草なぎさんは「クリスマス間近にこうしてみなさんをお会いできて幸せです!」と挨拶。さらに竹内さんは「楽しいクリスマスの予定はできてますか?」と観客を挑発し(?)。映画については「素敵なお話で、妻に物語を書き続けるという気持ちの強さが台本から伝わってきました」と草なぎさん。竹内さんも「監督の中にパーフェクトなイメージがあったので、それを具現化することを考えました」とふり返った。2人の共演は『黄泉がえり』以来7年ぶり。司会者からの「互いに、すごいと感じるところや変わってるな、と感じるところは?」という質問に、草なぎさんは「結子ちゃんはすごいですよ!撮影中は(役の)節子にしか見えなかったです。結子ちゃんの醸し出す雰囲気がとても温かく、緊張せずにやれました」と絶賛!では、変わってるところはというと「たまにボーっとしてユルいとこもあって(笑)。僕に漫画を紹介してくれて買って来てくれたんですよ!」。ちなみに竹内さんが草なぎさんのために買ってきた漫画は「聖☆おにいさん」とのこと。これには会場から「あぁー」と納得の(?)どよめきが。逆に竹内さんは、草なぎさんが別のロケ先でもらったというイノシシの肉を持ってきて、鍋にしたというエピソードを披露。「私は(イノシシの)匂いがきつくて…」と苦笑交じりだったが、仲の良い現場の雰囲気がこの日も伝わってきた。その後、サンタクロースに扮した「杉並児童合唱団」の女の子たちが、ドラマ「僕シリーズ」の主題歌メドレーの合唱を披露!SMAPの「ありがとう」に&Gの「Wonderful Life」、そして再びSMAPの「世界にひとつだけの花」が美しく響きわたった。草なぎさんが「素敵な歌声で…たくさん練習して来てくれたんだな、というのが分かりました」と感動を口にするも、合唱団の女の子が「(全体では)2〜3回練習しました」と答えて会場が笑いに包まれる一幕も。ちなみに、去年のクリスマスは撮影のため、2人は一緒だったそうで「草なぎさんがお菓子を買ってきて、万国旗のようにつないで装飾してくれた」(竹内さん)とのこと。さらに「今年のクリスマスは?」という質問に草なぎさんは「(『笑っていいとも』の)特大号です。モノマネを考えています」と答えたが、実はこれが勘違いだったようで、スタッフから指摘されて慌てて訂正し、再び会場は笑いに包まれた。草なぎさんが「集大成として作り上げた」と胸を張る『僕と妻の1778の物語』は2011年1月15日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:僕と妻の1778の物語 2011年1月15日より全国東宝系にて公開© 2011 関西テレビ放送 フジテレビジョン ジェイ・ドリーム 東宝 S・D・P FNS26社
2010年12月20日映画『BALLAD 名もなき恋のうた』に主演した草なぎ剛、ヒロインの新垣結衣、山崎貴監督がこのほど、本作のDVD発売を記念して、好きなユニバーサル映画作品3本を選ぶというアンケートに回答。3人は偶然にも揃ってヒュー・グラント主演の米、英合作映画『ラブ・アクチュアリー』をセレクトした。『BALLAD 名もなき恋のうた』のDVD&Blu-rayが4月7日(水)にユニバーサル・レーベルから発売されるのにあたり、草なぎさんらそれぞれのオススメからランダムで1本ずつ、計3本のDVD3枚セットを購入者にプレゼントする“タイムスリップ・キャンペーン”を、発売元のジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントの担当者が発案。草なぎさんらが、名作、ヒット作多数のユニバーサル映画作品約1,500本からお気に入りの3本を選出し、それぞれの作品へコメントを寄せた。まず草なぎさんは「とても素敵な作品です。タイムスリップしてくるところが『BALLAD』と同じですよね!」と思い入れタップリに『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、「女性にとても人気がある映画なんですよね」として『ラブ・アクチュアリー』、さらに「タランティーノの作品は最高です。好きです」とマニア色をうかがわせて『キル・ビル Vol.1』を選出。新垣さんは「ミュージカル形式で進んでいくので飽きないし、母と娘の関係性がかわいいと思います」と女子目線で『マンマ・ミーア!』、「みんながオススメするので、観てみたい!」と未見ながら『ラブ・アクチュアリー』、「空を飛ぶスケートボードや体に合わせてくれる服とか、写真が動く新聞とか不思議で、それを当たり前にしている映像が面白いです」と、草なぎさんと仲良く“同じ”『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』。山崎監督は「いくつもの抱きしめたくなるようなかわいい物語が入ってます」と胸をときめかせて『ラブ・アクチュアリー』、「キャラクターたちが好きになっていたからでしょうか…やられた!という思いが強烈です」と名作『スティング』、「こんなに憎たらしい悪役は滅多にいません。コレって凄いことなんです」と唸りつつ『グラディエーター』をセレクトした。草なぎセレクション、ガッキーセレクション…と3人の趣味を知りつつ映画を楽しめる、ファン垂涎のキャンペーンとなりそうだ。ほかに、3人のサイン&メッセージが印字されたオリジナル仕様、ソニー製のデジタル・フォト・フレームのプレゼントもアリ。キャンペーン期間は発売日から1か月間。詳細は2月19日(金)より『BALLAD 名もなき恋のうた』公式サイトにて発表される。『BALLAD 名もなき恋のうた』DVD&Blu-rayは4月7日(水)より発売。(text:Yoko Saito)「BALLAD 名もなき恋のうたスペシャル・コレクターズ・エディション」DVD価格:8,190円(税込)「BALLAD 名もなき恋のうたスペシャル・コレクターズ・エディション」Blu-ray価格:9,240円(税込)発売・販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント発売日:4月7日(水)公式サイト:© 2009「BALLAD 名もなき恋のうた」 製作委員会■関連作品:BALLAD 名もなき恋のうた 2009年9月5日より全国東宝系にて公開© 2009「BALLAD 名もなき恋のうた」製作委員会■関連記事:ジャニーズJr.森本慎太郎が「クレヨンしんちゃん」に出演!あの名セリフに注目しんちゃんが実写化!『BALLAD 名もなき恋のうた』試写会に25組50名様ご招待
2010年02月18日