女優の香里奈が最新主演映画『ラブコメ』で、彼氏いない歴1年11か月の男勝りな花屋の店長で、田中圭が演じる“草食系”の男子と恋に落ちる女性を演じることが発表された。香里奈さんが演じるのは、下町の花屋の三代目・真紀恵。男顔負けの豪快でカラリとした女性だが、そんな一面が災いしてなのか?美人なのにもう2年近くも彼氏がいない状態が続いている。そんな彼女と17年ぶりに再会し、彼女に恋してしまうのが田中さん扮する“草食系”のアニメ脚本家・美晴。男勝りな真紀恵と純粋で不器用な美晴、2人のもどかしい恋模様が展開する。共演陣も豪華な顔ぶれが揃う。真紀恵の友人で、花屋のアルバイトとキャバ嬢という2つの顔を持つ涼子を演じるのは、話題作への出演が続く北乃きい。そんな涼子に好意を持つ、バツイチの売れっ子声優・西島を渡部篤郎が存在感たっぷりに演じる。メガホンを握るのは、数々のヒットドラマを手がけ、2009年の日本国内での興行収入1位を記録した『ROOKIES−卒業−』の監督を務めた平川雄一朗。タイトルそのままの“ラブコメ”映画となるが、プロデューサーの春名慶氏は「社会全体がネガティブないま、恋愛も“草食男子”や“婚活しなきゃ”的なネガティブムードが支配してる中、前向きな“恋するハッピー”を映画で伝えたい」と意気込む。ドラマ「だいすき!!」(TBS系)、「リアル・クローズ」(KTV・CX)などで主演を務め、来年公開の話題作『あしたのジョー』ではヒロインを演じる香里奈さんだが、チャキチャキの下町っ子役で新たな魅力を見せてくれそうだ。『ラブコメ』は9月25日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:ラブコメ 2010年9月25日より新宿バルト9ほか全国にて公開
2010年07月16日プエルトリコ出身の俳優ベニチオ・デル・トロが3月3日(水)、東京・有楽町のザ・ペニンシュラ東京で最新主演映画『ウルフマン』(ジョー・ジョンストン監督)の記者会見を行い、ダンディなアラフォーシングル男ぶりを発揮した。古典ホラー『狼男』(’41)を下敷きに、19世紀の英国を舞台に、兄の死を調べるうちに謎の殺人鬼に襲われ、満月の夜に変貌するウルフマンになってしまった舞台俳優・ローレンス(デル・トロ)が、忌わしい運命に立ち向かう物語。実力派俳優として活躍する一方、ラテン系のワイルドな色気と対照的に憂いのある眼差しなどセクシーな容姿の持ち主で独身を貫いているデル・トロ。世界に女性ファンを増殖させているとあってか、司会者から草食系か肉食系か?を問われ、通訳から丁寧に質問の意味をレクチャーされると、「相手の女性によって草食系になることも肉食系になることもあるよ」とオールマイティぶりをPR。取材席最前列の女性記者からの「ワイルドでセクシーなデル・トロさんが考えるセクシーな男性の条件は?」との質問には「セクシーかセクシーでないかは持って生まれたものだと思う。僕はそのトレーニングを何かしているわけではないから、両親に感謝しているだけ」と大照れだった。一方、本作では特殊メイクアップ・アーティストの第一人者、リック・ベイカーの手でウルフマンに変身している。「朝、メイクを付けるのに4時間かかり、撮影後に落とすのには2時間で、しかも接着力が強いから大変。朝はリックを好きになり、一日の終わりには彼を恨んだ。愛憎関係にあった」と軽妙に語り取材陣の笑いを誘った。最後の質問とされた際、指名を受けた記者以外に挙手した記者を見て「最初からずっと手を挙げてくれているこちらの2人の質問には答えるよ」と男気を見せるひと幕もあった。『ウルフマン』は4月23日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ウルフマン 2010年4月23日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:ベニチオ・デル・トロ、エミリー・ブラントとマドリッドで新作プレミアに出席
2010年03月03日