木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、『荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-』。東京・恵比寿の東京都写真美術館内にあるミュージアム・ショップ、NADiff BAITEN(東京都目黒区三田1-13-3恵比寿ガーデンプレイス内 東京都写真美術館2F)によるご紹介です。■『荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-』「陽子によって写真家になった」(本書「ごあいさつ」より抜粋)1960年代から活動を始め、国内外での評価も高い写真家・荒木経惟(のぶよし)。これまでに多岐にわたるテーマや手法で500冊を超える写真集を上梓している。本書はその中でも妻・陽子をテーマにした作品群で構成された、東京都写真美術館にて開催中の『総合開館20周年記念 荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-』の展覧会図録である。“私写真宣言”で有名となった、陽子との新婚旅行の様子を撮影した「センチメンタルな旅」、陽子の手料理をクローズアップで撮影した淫靡さ漂う「食事」、陽子の死後撮影した空にペインティングを施した「空景」「遺作 空2」など、表現方法は異なれど、どの写真からも荒木と陽子の関係性、そして荒木の深い愛情を感じることができる。荒木にとって陽子は最愛の妻であり、重要な被写体でもあった。そして死後もなお、荒木の写真に多大な影響を与え続けている。さらに本書では「一枚の写真」という題で、森山大道、石内都、古屋誠一、吉増剛造や生前の荒木陽子(!)など、豪華な面々が荒木の写真を1枚選び、その写真についての文章が掲載されている。写真のセレクトもさながら、各々の荒木(と陽子)に対する思いが感じられる文章は必読。荒木の作品に存在する「生と死」について、そして陽子という存在を通して浮かび上がる撮影者と被写体の関係性、また私写真の在り方を展覧会と合わせてぜひご覧いただきたい。【書籍情報】『荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-』写真:荒木経惟版元:HeHe言語:日本語ハードカバー/288ページ/B5判ヨコ発売:2017年7月25日■NADiffオフィシャルサイト『荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-』購入ページ【展覧会情報】「総合開館20周年記念 荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-」会期:7月25日~9月24日会場:東京都写真美術館2階 展示室住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内時間:10:00~18:00(木・金曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜(祝日の場合は翌火曜)観覧料:一般900円(720円)、学生800円(640円)、中高生・65歳以上700円(560円)※()内は20名以上の団体料金URL:
2017年09月21日写真家・荒木経惟による連載「女優礼讃」の総集編が、2017年8月20日(日)発売の『SWITCH 9月号』にて特別掲載される。「女優礼讃」は、アラーキーこと荒木経惟が2015年よりエンポリオ アルマーニを纏った女優たちを撮り下ろしてきた連載企画。約2年半、総勢22名の女優たちが美しく妖艶な姿を披露してきた。そのスタジオシューティングの全てが一冊に完全収録され、その軌跡をたどる。ベテラン女優から若手女優まで、それぞれの個性輝く美の競演は必見だ。【詳細】『SWITCH 2017年9月号』特集:現代俳優考発売日:2017年8月20日(日)価格:1,000円+税「女優礼讃」LOOK BACK 2015-2017安藤サクラ/真木よう子/門脇麦/橋本愛/夏木マリ/柴咲コウ/小松菜奈/夏帆/水野美紀/有村架純/中条あやみ/仲里依紗/吉田羊/平手友梨奈/蒼井優/吉高由里子/相楽樹/草刈民代/板谷由夏/夏川結衣/芳根京子/宮沢りえ(掲載順)
2017年08月25日俳優の山崎賢人が11日、映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』公開を記念し、仙台に登場。同作の原作者・荒木飛呂彦とともに、「荒木飛呂彦原画展ジョジョ展 in S市杜王町 2017」を内覧した。同作は荒木飛呂彦原作、1987年に連載を開始した人気コミックで、現在はPart8(第8部)を集英社「ウルトラジャンプ」(集英社)で展開している。今回実写化されるのはPart4(第4部)「ダイヤモンドは砕けない」で、山崎賢人演じる主人公・東方仗助が杜王町に潜むスタンド使いと戦いを繰り広げる。せんだいメディアテークにて12日から9月10日まで開催される原画展では、200枚以上のカラー原画と180枚以上の作品本編の原画を常時展示する。山崎と荒木は開催前日に一緒に会場を回り、ジョジョにまつわるトークを繰り広げた。興奮する山崎に、荒木は「今日は東方仗助役の山﨑さんに来て頂いて、本当に嬉しいです。カッコいいですよね、最近は逆に山﨑さんをみて絵を描いています」と明かした。荒木はカラー原画について「組み合わせたときに色のパワーが出てくると信じて塗らせて頂いています。適当に塗っていません。ちゃんと考えています」と説明。山﨑が「仗助も紫になっていたり青になっていたりしますよね」と質問すると、荒木は「絵画的な部分があるので何色と決まっていないんです」とこだわりを語る。また荒木が仗助のポージングを山崎に指導しながら、絵の前で一緒にポーズをとる一幕も。仗助の髪型に話題が及ぶと、「ミッキーマウスは真っ黒にしてもシルエットでわかりますが、仗助の髪形も真っ黒にしても分かるようにリーゼントにしました。(髪形の)とんがっていたのはバットマンを意識していました」と、贅沢な”生解説”を行った。31巻の表紙がお気に入りだという山崎は、「仗助の横顔から伝わってくる力強さやリーゼントのシルエットが好きです。4部の第1話で最初に叩かれたシーンを見てキレないんだと思い、すごく印象に残っています。本当に強い男はキレない。優しさというか、そういうものを感じます」と印象を語る。荒木も「僕も描いていて好きです。横顔だけど光が当たるところに苦労している。あとは品の良さ。窓ガラスのところで何かが起こっているんです」と、説明した。荒木改めて「仙台のジョジョ展にいらして頂き誠に光栄です。こんな記念すべきことはない」と山崎に感謝し、山崎も「30周年という記念すべき時に呼んで頂き、映画では仗助をやらせていただき光栄です」と感動した様子。荒木は「普通でいても仗助です!」と山崎について絶賛した。○山崎賢人コメント生みの親である荒木先生と一緒にまわることができて、こんなに幸せな時間はなかったです。これからじっくり見たいなと思っています。先生の貴重な時間を杜王町のモデルとなった仙台でご一緒できて嬉しかったです。印象に残ったのは、原画って生でみると色の鮮やかさや深さが違うなと思うので、荒木先生の書いた絵の色だったり、ポージングを見ることができて興奮しています。この原画展は、皆さん1つ1つ楽しめるので是非来てください。そして映画も一緒に盛り上がっていければいいと思います。(C)2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2017年08月12日俳優の山崎賢人が7月26日(水)、都内で行われた『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』のジャパンプレミアに出席した。イベントでは原作者の荒木飛呂彦氏から届いたビデオメッセージが上映され、「完成度が高く、皆さんの想像を超えてきている。山崎賢人さんの存在感が作品を引っ張ってくれました」と太鼓判。これには山崎さんも「死ぬ気でやったので、うれしいっすね。何より先生が喜んでくれているのが、うれしい」と感激していた。さらに「僕にとってはかなり大きな作品で、いろんなものが変わった。すごく愛があります」と強い思い入れ。ジャパンプレミアに先立ち、スイスの映画祭での上映に立ち合い「拍手やリアクションもあり、作品を楽しんでくれている姿が印象的でした」とふり返った。ジャパンプレミアには主人公・東方仗助を演じる山崎さんをはじめ、神木隆之介(広瀬康一役)、小松菜奈(山岸由花子役)、岡田将生(虹村形兆役)、新田真剣佑(虹村億泰役)、山田孝之(片桐安十郎役)、伊勢谷友介(空条承太郎役)、三池崇史監督が出席した。三池監督は「映像的ににぎやかな作品であると同時に、がっつり人間が成長するドラマで、親子の関係性を描いた物語にもなっている」とアピール。「この映画、大丈夫かなと思う方もいると思いますが、大丈夫です!役者の中の役者がそろっている」と胸を張った。シリーズ累計発行部数1億部を超える荒木飛呂彦の人気コミックを、生誕から30年のアニバーサリーイヤーに実写映画化。不審な変死事件が多発する街を舞台に、「スタンド」と呼ばれる特殊能力の持ち主たちが、人知を超えたバトルを繰り広げる。すでにスイス、カナダで開催の国際映画祭で上映されているが、日本国内でのお披露目はこの日が初めてとなった。写真撮影のタイミングには、触れるだけで他人のケガや壊れたものを癒す東方仗助のスタンド「クレイジー・ダイヤモンド」の巨大氷彫刻が登場。日本の氷彫刻第一人者・小阪芳史さんが今回のプレミアのためだけに特別に製作したもので、会場を涼しげな雰囲気に包んでいた。『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は8月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 2017年8月4日より全国にて公開(C) 2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2017年07月26日写真家・荒木経惟の写真展「荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-」が東京都写真美術館で開催。会期は2017年7月25日(火)から9月24日(日)まで。荒木経惟は1960年代から活動を続け、国内外で高い評価を得ている写真家だ。アラーキーという愛称で親しまれる彼の特徴は、作品においてのテーマや手法が多岐に渡るということ。これまで500冊近い写真集を出版し、2017年の夏には本展の他にも、「荒木経惟 写狂老人A」と「荒木経惟 花幽園」の2つの展覧会を同時に開催。その制作意欲は現在もなお尽きることがない。今回の写真展では、荒木自ら彼の写真家の原点であると語る、自身の妻「陽子」がテーマ。膨大な作品群の中から、陽子が被写体のものや、その存在を色濃く感じさせるものを中心に、1000点超の作品の展示を予定している。写真展のタイトル「荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-」は1971年に出版された荒木の私家版の写真集から、現在へと続いている荒木自身の私写真と写真人生を表したもの。その歴史を辿ることが出来る作品展示と共に、ゲストによるトークベントも開催される。【詳細】「荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-」会期:2017年7月25日(火)~9月24日(日)会場:東京都写真美術館住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内時間:10時~18時(木・金曜は20時まで)※7月20日(木)~8月25日(金)の木・金曜は21時まで開館※入館は閉館時間の30分前まで料金:一般900円/学生800円/中高生・65歳以上700円(※第3水曜日は65歳以上無料)※小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳提示者とその介護者は無料
2017年07月09日東京・銀座にあるシャネル・ネクサス・ホールで、6月22日から7月23日まで写真展「東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館」を開催する。日本を代表する写真家として第一線で活躍する荒木経惟。妖艶な魅力を放つ花々や緊縛ヌード、愛してやまない東京の街、亡き妻を思い見上げ続けた空景、苦楽をともにした飼い猫チロといった、様々な対象を被写体に独自の死生観を鮮烈に描き出し、海外でも熱狂的な支持を集めている。同展では、2016年にパリにあるフランス国立ギメ東洋美術館で開催した大規模個展「ARAKI」において、荒木の50年間の作家活動を振り返るレトロスぺクティブとともに発表した撮り下ろしの新作「東京墓情」を日本で初公開する。同美術館所蔵の写真コレクションより、荒木がセレクトした幕末・明治期の写真作品も併せて出展。加えて、同展のために撮り下ろした新作も発表し、大病を経験した荒木が抱く、濃密な“死”への意識が垣間見れる写真展となっている。【イベント情報】「東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館」会期:6月22日~7月23日会場:シャネル・ネクサス・ホール住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4階時間:12:00~20:00入場無料会期中無休
2017年05月23日シャネル(CHANEL)は、「東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館」展をシャネル銀座ビルディング内シャネル・ネクサス・ホールにて開催する。期間は、2017年6月22日(木)から7月23日(日)まで。2017年度第3弾プログラムとなった今回は、世界で活躍する日本人写真家・荒木経惟の写真展を開催。東洋美術専門の美術館としてヨーロッパ最大規模を誇る、フランス国立ギメ東洋美術館にて行われた、大規模個展「ARAKI」にて発表された、新作「東京墓情」を日本初公開する。「東京墓情」は、大規模個展「ARAKI」の中で撮り下ろしの新作として発表されたシリーズ。大病を経験し、そこから得た濃密な“死”への意識。その葛藤を抱きながらも自身の写真家人生を振り返った本作は、今の荒木経惟そのものを映し出す。また、「東京墓情」に加え、荒木がギメ東洋美術館所蔵の写真コレクションよりセレクトした、幕末・明治期の写真作品を併せて紹介。妖艶な魅力を放つ花々や緊縛ヌード、東京の街、亡き妻を思い見上げつづけた空景、苦楽をともにしてきた飼い猫チロなど、さまざまな対象を被写体に、独自の死生観を鮮烈に描き出してきた、写真家ならではの世界観が楽しめるはずだ。【イベント詳細】東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館開催期間:2017年6月22日(木)~7月23日(日)時間:12:00~20:00 ※入場無料・無休会場:シャネル・ネクサス・ホール住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F
2017年05月05日木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、荒木経惟の『さっちん オリジナル版』。愛知・名古屋の支店・ナディッフ愛知(愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター地下2階)によるご紹介です。■『さっちん オリジナル版』荒木経惟アラーキーこと写真家の荒木経惟が1964年に第1回太陽賞を受賞し、デビュー作として知られる「さっちん」。千葉大工学部に在学中の荒木が、三河島の廃墟化した鉄筋コンクリートのアパートで遊ぶ子どもたち(さっちんはその中のガキ大将)を1962年~1963年に撮影したシリーズ。当時、受賞作を雑誌に載せるためネガの受け渡しをしたまま紛失してしまったことで、写真集として世に出回ることが無かったが、50年以上の時を経た今、スキャンと印刷技術の進歩によって古い雑誌から起こされ、改めて写真集という形を取るに至ったのが本書である。「さっちん」関連の書籍では、1994年に新潮社から刊行された、受賞作ではないアウトテイクで構成した写真集『さっちん』、1996年~1997年に平凡社から刊行された荒木経惟写真全集(全20巻)のカバーの端を切り取り応募した者だけが手にすることができた完結記念限定版写真集『さっちんとマー坊』、2014年に開催された大型個展「荒木経惟 往生写集」のカタログへの一部掲載等が存在するが、本書に掲載の太陽賞受賞作を目にするには、これまでは当時の雑誌まで遡らなくてはいけなかった。団地を駆け回る子供たちの、画面に収まり切らないエネルギーを活写した荒木経惟の原点。雑誌での発表時に荒木によって書かれた文字が添えられ、絵本の様な仕上がりとなって今甦る。【書籍情報】『さっちん オリジナル版』著者:荒木経惟発行元:河出書房新社言語:日本語ハードカバー/32ページ/220×210mm発売:2017年2月28日価格:1,600円
2017年03月09日荒木経惟の展覧会「写狂老人A」が、東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。会期は、2017年7月8日(土)から9月3日(日)まで。アラーキーの愛称で親しまれ、齢70を超えた今も精力的に活動を続ける写真家、荒木経惟。彼の持つ、被写体や手法の多彩さは、世界的な評価を受けているが、それでもなお探究心はとどまるところを知らない。本展では、彼の人生とも言える写真を、“生の記録”として表現。近年の重要なテーマである、生と死が鮮明に描かれた最新作を披露する。新作だけで1000点をこえる膨大な量の作品を展示。その壮大な規模で、荒木経惟の現在をビビッドに伝え、多様な活動の「核心」に迫る。様々な体型、年齢の”人妻たちのヌード”を捉えたシリーズ「大光画」も公開。巨大な作品群からは、不思議と性的なものを感じさせない。「性」よりはむしろ「生」を謳歌するような彼女たちの生命力や個性が浮き彫りになってくる作品だ。「花百景」は、咲き誇り、枯れてゆく花を捉えたモノクロームプリントのシリーズ。余分なものを一切画面から排し、純粋に花びらや茎の形、質感を追求した花々は、もはや普段何気なく見つめていた花と同じものには見えない。モノクロームの繊細さ、表現力の豊かさに驚かされることだろう。また、本展に展示される新作にはすべて印画紙プリントを採用した。フィルムカメラ独特の質感は、単なる「イメージ」の域を越え、写真そのものの重みや存在感で空間を圧倒する。鬼才・荒木の作品の迫力を存分に感じられる展覧会だ。【概要】荒木経惟 写狂老人A会期:2017年7月8日(土)〜9月3日(日)会場:東京オペラシティ アートギャラリー住所:東京都新宿区西新宿3-20-2開館時間:11:00〜19:00(金・土は11:00〜20:00、いずれも最終入場は閉館30分前まで)休館日:月曜日(祝日の場合翌火曜日)、8月6日(日)(全館休館日)入場料:一般 1,200円(1,000円)、大学・高校生 800円(600円)、中学生以下無料※カッコ内は団体料金。【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2017年02月11日タレントの加藤紗里が19日、今年初めて自身のブログを更新し、売名疑惑を否定。また、俳優の袴田吉彦との不倫を暴露したグラビアアイドルは自分ではないと主張した。加藤は「2017ねん、最近の売名行為への紗里への文句につきまして~~~。の件」というタイトルで更新し、「紗里、もしもの時のための花嫁修行のために2017年はブログ辞めようと思ってたんだけど」と約3週間更新しなかった理由を説明。続けて、「ブス!またお前、売名行為やってるだろ!!!!」といったコメントが寄せられていることを報告し、「1つだけ言っていい?紗里は生まれてこのかた1秒も、売名行為なんてしたことないから~~」と疑惑を否定した。そして、「しかも、『やってるだろ?』って言われても、、、なんのことか全く身に覚えがございません。。。。」と再び訴え、「もしかしてだけど、もしかしてだけど、バイキングでやってた、これ~~~???」と、袴田吉彦との不倫を暴露したグラビアアイドルについて報じたニュース記事を添付。 「もぉ~~これ紗里じゃないから~~」と自分ではないと主張した。さらに、「しかも、これってガチの売名目的の炎上のやつじゃん!?コワーーーーイがたぶる…」と加藤。「そんな感じで、紗里はこれ全く関係ないから紗里に文句言わないで~~~」と呼びかけ、「逆に関係ないのにいきなり文句言われて、紗里がプンプン丸だよぉ」と怒りを示した。
2017年01月19日フリーアナウンサーの田中みな実が、8日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『今夜くらべてみました』(毎週火曜23:59~24:54)で「みんな敵」と吐露した。この日は「トリオTHE気にしいな女」をテーマに放送し、ゲストとして田中みな実、SHELLYらが登場。田中アナは自身について「波風立てたくないタイプ」と話し、チュートリアルの徳井義実が「割と波風が立つ人…」とツッコむと、「そういう風に思われがちなんですけど、自分から波風立てに行ってるタイプじゃないんです」と主張した。街を歩くときは、気付かれないように帽子を深くかぶり、下を向いて歩いているそうで、その様子を写した写真も公開。「気付かれたら傷つくから」と理由を明かした。そして、「例えば街中を歩いていて、SHELLYさんだったら『あ! SHELLYだ! 写真撮ってください』とかなると思うんですけど、私はたぶん『田中みな実じゃない? あれ』ってなって、仮に『写真撮ってください』って言われた場合でも、ツイッターには『田中みな実いた! ウケる!』とか書かれるだろうなと思って」と説明。「絶対気付かれたくないです」と強い口調で話した。さらに、「みんな敵だから」と発言。スタジオから驚きの声があがり、SHELLYが「"みんなのみな実"じゃないの?」と聞くと、田中アナは「"みんなのみな実"なんだけど、それはテレビ上のあれじゃないですか」と返した。
2016年11月09日「なばなの里イルミネーション」が2016年10月15日(土)から2017年5月7日(日)まで開催。壮大なスケールと高いクオリティで贈る「なばなの里イルミネーション」。今回のテーマを「大地」と設定し、世界四大大陸の秘境を始め、日本が世界に誇る絶景など5つの情景を世界最高峰のプログラミング技術により演出する。見る人すべてを圧倒する壮大なテーマを表現するために、なばなの里史上最大の高さ約30m 、横幅約155mという超巨大スケールの大パノラマのイルミネーションを作成。最新LEDにより移りゆく壮大な景観をより鮮やかに、繊細かつダイナミックな臨場感あふれる演出で表現する。アメリカ大陸 モニュメントバレー(Monument Valley)アメリカの原風景、大西部のロマンを彷彿させる絶景「モニュメントバレー」。先住民族が聖地と呼んだ神秘の荒野が広がる大地に、雄大な光景が広がる荘厳な姿の美しさは格別だ。南極大陸(Antarctica)地球最後の秘境「南極大陸」。何万年もの間、融けることなく碧く美しく輝く巨大な氷河や氷山、極地に生きる野生動物のペンギンやクジラのドラマティックな姿は、息を呑む美しさだ。アフリカ大陸(the African Continent)壮大な大自然の光景が広がるアフリカ。黄金に輝く太陽に照らされ、キリンやゾウなどの様々な野生動物達の命あふれる力強いシルエットがオアシスの水辺に映る。アフリカを象徴する木「バオバブ」など、サバンナに生きる野生動物や大自然を舞台に、雄大に広がる情景が浮かび上がる。ユーラシア大陸 / プリトヴィツェ湖群国立公園(Eurasia / Plitvice Lakes National Park)世界遺産「プリトヴィツェ湖群国立公園」がモチーフ。大小いくつもの階段状に点在するエメラルドグリーンの湖と滝が織りなす情景は、奇跡のような景観を生み出している。棚田("TANADA" Japanese Rice Terraces)千枚田とも呼ばれる棚田の風景は、日本が持つ美しい原風景。日本を代表する懐かしの風景であり、四季の移ろいの中で、そして、一日の中でさえ、さまざまに表情を変える情景は格別だ。それだけでは終わらない、イルミネーション人気スポット100mの光のトンネル(Brilliant autumn leaves)日本の四季「秋」をイメージ。新緑深まる緑から赤へ幻想的に色変わりしていく。トンネル内を見渡せば、まるで真っ赤な秋の紅葉に囲まれたような幻想的な感覚に。3色のLEDの絶妙なバランスで、日本らしい優しい鮮やかな色合いを演出。若草色~緑~蜜柑色~柿色~橙色~朱色~赤~茜色~深紅などがゆっくりと移り変わる様子が「秋」の情景を思わせる。200m 光のトンネル(アーチングイルミネーション 華回廊)「なばなの里イルミネーション」の代名詞とも言える200mの光のトンネル。可愛い花びらを模った「暖かなあかり」を基調とした白熱電球で全長約200mの「光のトンネル」がつくられています。あえて白熱電球にこだわりぬいて装飾するトンネルは、「なばなの里」のイルミネーションへの信念だ。【概要】なばなの里 イルミネーション期間:2016年10月15日(土)〜2017年5月7日(日)開催場所:なばなの里 里全体点灯時間:17:00(日没時間等により変動あり)〜営業時間終了営業時間:9:00~21:00、平日及び、年末年始(12/31、1/1)※12/28~30、3/1~5/7は除く9:00~22:00、土休日及び、繁忙時期(12/28~30、3/1~5/7)※12/31、1/1は除く料金:入村時に「なばなクーポン」2,300円購入が必要(なばなの里内で使える金券1,000円分付)※小学生以上なばなの里所在地:三重県桑名市長島町駒江漆畑270お問合せ窓口 TEL:0594-41-0787
2016年11月05日三重県 なばなの里で、毎年恒例となった「なばなの里イルミネーション」が開催されます。今年は2016年10月15日(土) ~2017年5月7日(日)までの205日間。昨年よりも長い期間楽しめるようになりました。毎年変わるテーマエリアの今回のテーマは「大地」(だいち)。自然が作る雄大で美しい景観や情景の移ろいを、国内最大級のスケールと、世界最高峰のプログラミング技術により色鮮やかに、表現力豊かに演出します。世界四大陸の秘境や絶景といった美しい映像は必見ですよ。なばなの里史上最大の、高さ約30m、横幅約155mという超巨大スケールの大パノラマのイルミネーションの詳細をチェックしましょう!四大陸と日本の絶景を、大迫力のスケールで体感!本物の電球がもつ美しい「輝き」や「あかり」にこだわっているなばなの里のイルミネーション。映像を投影するようなプロジェクションマッピングは一切使用せず、電球やLEDだけを使用して、美しい輝きの「本物力」を追求しています。今年見られる5つのシーンを見ていきましょう。●アメリカ大陸 モニュメントバレー Monument Valleyアメリカの原風景、大西部のロマンを彷彿させる絶景「モニュメントバレー」がモチーフ。先住民族が聖地と呼んだ神秘の荒野が広がる大地に、雄大な光景が広がる荘厳な姿の美しさは格別です。茶褐色の地層の大地は、2億7千万年の地球の歴史と大自然の驚異を感じ、心奪われる世界観を様々なシーンで表現しています。世界一美しい朝日とも言われる夜明けから、大自然の躍動感あふれる雄大なエネルギーに満ちたスケール感を演出する感動のシーンの連続です。●南極大陸 Antarctica地球最後の秘境「南極大陸」。何万年もの間、融けることなく碧く美しく輝く巨大な氷河や氷山。極地に生きる野生動物のペンギンやクジラのドラマティックな姿は興奮と歓喜を巻き起こします。澄んだ空気の中、360度どこまでも広がる満天の星空の大パノラマや、天空に光が織りなすオーロラの出現などワクワクがいっぱいです。白い大陸に広がる、見たこともない神秘的な美しさが印象的です。●アフリカ大陸 the African Continent壮大な大自然の光景が広がる、母なる大地アフリカ。黄金に輝く太陽に照らされ、キリンやゾウなどの様々な野生動物達の命あふれる力強いシルエットがオアシスの水辺に映ります。アフリカを象徴する木「バオバブ」など、サバンナに生きる野生動物や大自然を舞台に、雄大に広がる情景からは、圧倒的なスケールで世界の広さや神秘を実感できます。●ユーラシア大陸 プリトヴィツェ湖群国立公園 Eurasia / Plitvice Lakes National Park「世界で最も美しい滝がある場所」として知られている世界遺産「プリトヴィツェ湖群国立公園」がモチーフ。大小いくつもの階段状に点在するエメラルドグリーンの湖と滝が織りなす情景は、奇跡のような景観を生み出しています。豊かな自然と、野生動物が力強く息づく楽園からは、鳥たちのさえずりが聞こえ、豊かな自然が満ちる躍動的な光景が演出されます。見どころは、秋になり葉がいろづき始め、鮮やかさを増していく情景。世界でも有数の紅葉スポットの錦秋の絶景。四季があるが故の大自然がつくり出す色彩美で、生命の息吹をも感じます。●棚田(日本) "TANADA" Japanese Rice Terraces千枚田とも呼ばれる棚田の風景は、日本が持つ美しい原風景として親しまれています。日本を代表する懐かしの風景であり、日本人が世界に誇る絶景です。棚田の水面に青空、白い雲が映り込み、山々に生命力を感じる季節をゆたかな色彩で表現しています。夕焼けで鏡のように輝き、茜色に染まる感動の瞬間は叙情的で懐かしい情景で、また、美しい満月の光が、夜の棚田を照らし、ホタルの幽玄な光が舞う演出などもみどころです。なばなの里といえばこれ!「光のトンネル」が今年は2つ登場!●100mの光のトンネル100m road 「Brilliant autumn leaves」今年新登場するイルミネーションのテーマは「秋」。 日本人の繊細な美意識や美の心を演出しています。新緑深まる緑から赤へと、幻想的に色が変わっていきます。三色のLED(赤・橙・緑)の微妙な調光バランスにより、日本らしい繊細な色や、優しい鮮やかな色で、「和」を演出しています。●200m 光のトンネル (アーチングイルミネーション 華回廊) 200m「Brilliant road」『なばなの里イルミネーション』を一躍有名にした 200mの「光のトンネル」。なばなの里ならではの‘可愛い花びら ’を模った「暖かなあかり」を基調とした白熱電球で全長約 200mの「光のトンネル」がつくられています。あえて白熱電球にこだわりぬいて装飾する トンネルは 、 「なばなの里」のイルミネーションへの信念です。まだまだある、ロマンチックな光のスポット!●なばなの里イルミネーション シンボルツリー ツインツリーなばなの里のチャペル前にある2本のシンボルツリー。このツリーは、日本経済新聞が発行する「NIKKEIプラス1」何でもランキング「クリスマスツリーの名所に行こう」(2015.1.21付)において第1位を獲得した注目度の高いイルミネーションです。美しくツリーが見られるように、LED電球が枝先まで装飾され、ボリューム感のある華やかなイルミネーションとなっています。高さ約20mを超える天然木(ヒマラヤスギ)は、見事な枝ぶりで存在感ばつぐん。連日、チャペルの鐘の音を合図に点灯し、「なばなの里」で一番の人々が集う場所です。クリスタルホワイトに彩られた、ゴージャスで気品のあるツリーと、大人の色使いのパステルブルーに見立てた優雅なツリーは、人気のフォトスポットになること間違いなしですね。●国内最大級 水上イルミネーション 「光の大河」優美で繊細な木曽三川の雄大な姿を演出している水上イルミネーション「光の大河」。自然豊かな渓流からダイナミックに流れる滝の様子や、川の流れの美しさを表現した躍動感あふれる演出が魅力です。 約10分間のプログラム中には、四季の移ろいや神秘の自然現象などのシーンを多彩に演出しています。心癒されるBGMと輝く光につつまれた美しい川は必見です。圧倒的なスケールとクオリティを誇る「なばなの里」イルミネーションで素敵な時間を過ごしましょう。■スポット詳細施設名:なばなの里イベント名称:なばなの里 イルミネーション開催期間:2016年10/15(土)~2017年5/7(日)開催場所:なばなの里点灯時間:17:00頃(日没時間等により変動有り) ~営業時間終了まで営業時間:平日、および年末年始(12/31、1/1)(※12/28~30、3/1~5/7は除く)…9時~21時 土日祝、および繁忙時期(12/28~30、3/1~5/7)(※12/31、1/1は除く)…9時~22時料金:入村時に「なばなクーポン」2,300 円購入が必要。(小学生以上)(なばなの里内で使える金券 1,000 円分付)住所:三重県桑名市長島町駒江漆畑 270 番地お問い合わせ0594-41-0787公式webサイト:アクセス:公共交通機関 / 近鉄名古屋線 近鉄長島駅より「なばなの里」行き直通バスにて約10分(桑名便は一部の便は除いて期間中運休)お 車 / 伊勢湾岸自動車道 「湾岸長島 IC」より、約10分※週末やシーズンは混雑します。平日のおでかけ、近鉄長島駅から直通バスの利用をおすすめします。※特定日はナガシマリゾート大駐車場より無料送迎バスを運行(無料パーク&無料バスライド)を実施しています。
2016年10月22日写真家の荒木経惟による個展「淫秋―般若心經惟」が、9月9日から11月11日まで東京・原宿のアートスペースAMで開催される。これまで、永井荷風や種田山頭火らの作品や、「往生要集」や「万葉集」などの古典に感応し、自らの心境を重ね合わせた数々の傑作を生み出してきた荒木経惟。同展では、和紙にプリントされた写真に、書で「般若心經」をしたためた新作を初展観する。「般若心經」では、この世のものすべてが“無”であり、心理は“空”にあると説かれており、今回の新作は、亡き妻・陽子を想いながら空と花を撮り続けた荒木の心情を想起させるとともに、たゆまず新境地を追い求める創作への強い渇望も感じさせる。また、同展ではふたつのインスタントフィルム作品をカットしてダイレクトに接ぎ合わせた最新作も公開。過去に発表されたコラージュ作品シリーズの「結界」や「半夏性」に続く、荒木の緻密な手作業から生まれた貴重な作品群となっている。【イベント情報】荒木経惟「淫秋―般若心經惟」会場:アートスペースAM住所:渋谷区神宮前6-33-14 301・302会期:9月9日~11月11日時間:13:00~19:00休館日:月・火曜日
2016年09月11日mame(マメ)と写真家の荒木経惟がコラボレーションした作品「アラマメ」が2016年7月13日(水)から24日(日)まで、銀座の森岡書店で展示・販売される。期間中は、荒木がmameを着た女性を撮影し、出来上がったポジフィルムを別のポジフィルムと手作業で貼り合わせることで生まれた写真作品が揃う。また、これらの作品を収めた作品集『アラマメ』も7月下旬の一般販売に先駆け、同書店において先行販売される。なお、今回のコラボレーションはmameのデザイナー・黒河内がシーズン毎に発表しているルックブックとは異なる方法で、ブランドの意思をより強く表現したいと考えていた時に、荒木経惟の作品「アラキリ」と出会ったことがきっかけとなっている。「アラキリ」とは、異なる写真2枚を中央で切断し、貼り合わせて1枚の作品に仕上げたもので、黒河内は「荒木氏の作品を実際に目にすることで感じる美しさや色気は、mameを通して表現したい事と共通性を感じた」とコメントした。【詳細】展覧会「アラマメ」開催期間:2016年7月13日(水)〜24日(日)時間:13:00〜20:00 (会期中無休)会場:森岡書店 銀座店住所:東京都中央区銀座 1-28-15 鈴木ビル 1階TEL:03-3535-5020作品点数:10点プリントサイズ:縦 27.9×横 35.6 cm価格:300,000円(額装費抜き)■作品集『アラマメ』発売日:2016年7月下旬 ※森岡書店で先行発売価格:3,700円+税掲載点数:16点
2016年07月02日マメ(mame)が7月13日から24日まで、写真家の荒木経惟とのコラボレーション作品を展示する「アラマメ」を森岡書店銀座店にて開催する。同コラボレーションは、マメのデザイナーの黒河内真衣子が、シーズン毎に発表しているルックブックとは異なる方法でブランドの意思をより強く表現したいと考えていた時に、異なる写真2枚を中央で切断し貼り合わせて1枚の作品とした荒木経惟の作品「アラキリ」と出会ったことをきっかけに実現したもの。森岡書店銀座店にて開催される展覧会では、今回制作された写真作品のうち10点を展示・販売。さらに、これらの作品を収録した作品集では、アートディレクター・長嶋りかこがデザインを担当。7月下旬の一般発売に先駆け、森岡書店にて先行販売する。同コラボレーションについて黒河内真衣子は、「荒木氏の作品を実際に目にすることで感じる美しさや色気は、私がマメを通して表現したい事と共通していました。作品を見た時に感じた、どこか曖昧な記憶の間を連想させることは、私自身の服作りに繋がる部分があったのです。写真に像を定着させることで初めて知覚できる事があるように、服も実際に着用して初めて感じる事があります。荒木氏がマメを着た女性を撮影し、出来上がったポジフィルムを別のポジフィルムと手作業で貼り合わせることで生まれた『アラマメ』には、私が大切にしていることが凝縮されていると思います」とコメントしている。【イベント情報】「アラマメ」会場:森岡書店銀座店住所:東京都中央区銀座1-8-15 鈴木ビル1階会期:7月13日~24日時間:13:00~20:00
2016年07月01日写真家の荒木経惟による個展「センチメンタルな旅-コンプリート・コンタクトシート(Sentimental Journey-The Complete Contact Sheets)」が、5月25日から東京・六本木のイマ コンセプトストア(IMA CONCEPT STORE)内のイマ ギャラリー(IMA gallery)で開催中。同展は1971年に私家版として1,000部限定で制作された写真集『センチメンタルな旅』をもとに開催されるもの。会場では、同写真集に収録されていた108点を含む、コンタクトシート全18枚、653カットが初公開されるほか、セルフポートレート1枚がプラチナプリントで展示。また小宮山書店協力のもと、私家版も含め400冊以上にもなる荒木経惟の写真集の中から、『センチメンタルな旅』私家版を筆頭に、『続センチメンタルな旅 沖縄』私家版、『お一日本』、『東京』私家版、『美登利』、『食事』などファン垂涎の希少な写真集の数々を展示・販売する。【イベント情報】「センチメンタルな旅-コンプリート・コンタクトシート ( Sentimental Journey - The Complete Contact Sheets) 」会場:イマ ギャラリー(IMA gallery)住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル3階会期:5月25日~7月23日時間:11:00~19:00定休日:日・月曜日、祝日
2016年05月29日荒木経惟の個展「写狂老人A 76齢」が、5月25日から6月29日まで東京・六本木のタカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムで開催される。同展では、「写狂老人A 76齢」シリーズより新作カラー作品9点を展示。この作品は2012年頃から毎年荒木が生涯のモデルとして撮影を続けてきたダンサーKaoRiの、今年の誕生日会で撮影した最新作品となっており、自身が今年76歳を迎えることにかけすべて6×7のポジフィルムで撮影された。また、フランスのギメ東洋美術館にて4月より開催中の大規模な個展で披露されている最新作「トンボー・トウキョー」より、写真集に収録されていない未発表のモノクローム作品471点も出展される。なお、同展に合わせて5月25日には写真集『写狂老人A 76齢』が500部限定で刊行される。【展覧会情報】「写狂老人A 76齢」会場:タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル2階会期:5月25日~6月29日【書籍情報】『写狂老人 A 76 齢』著者:荒木経惟出版社:タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムソフトカバー/520ページ/203×260mm発刊:2016年5月25日価格:未定(※500部限定)
2016年05月11日写真家・荒木経惟の写真集『トンボー・トウキョー』が、2016年4月13日(水)発売される。東京の「かつて」と「いま」を切り取った『トンボー・トウキョー』。季節や時間、時代ごとの空気が伝わる、温度感のある写真が収録されている。パリ・ギメ東洋美術館「Musée Guimet」にて4月13日(土)より開催の、大規模な展覧会において披露される新作98点を網羅。アラーキー最新の集大成と呼べる1冊に仕上がった。【詳細】 荒木経惟写真集『トンボー・トウキョー』発売日:2016年4月13日(水)定価:2,500円+税仕様:96ページ B5 版変形
2016年04月12日写真家・荒木経惟による今年最初の個展「淫冬 IMTOU」が、2月3日から4月30日まで東京・原宿のアートスペース・AMにて開催される。同展では、昨夏に荒木経惟が同所で開催した個展「淫夏」と同様、インスタントフィルム作品を中心とした多彩なシリーズ作品を展示。15年に開催した個展「往生写集」で発表された、毎早朝にバルコニーから撮影した「東ノ空」と対照的な作品として、「西ノ空」も出展される。透き通る青空が宵に向かうにつれ紅く染まっていく様が、ポラロイドフィルムにより収められた。その他、ミューズであるKaoRiの着物姿やヌードなどを収めた作品や、80年代にフランスの写真雑誌の特集のために荒木自身がプリントした作品「キンバク・エクスタシー」なども展示される。【イベント情報】「淫冬 IMTOU」会場:AM住所:東京都渋谷区神宮前6-33-14神宮ハイツ301会期:2月3日~4月30日時間:13:00~19:00休館日:2月3日、祝日以外の月曜日から水曜日
2016年02月03日宣伝のチラシに「言葉と身体と音楽が入り混じる、観たことのない舞台空間」とあった『死刑執行中脱獄進行中』。『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる荒木飛呂彦の短編漫画を舞台化したその作品は、確かにその謳い文句通りの驚きに満ちた世界を見せてくれた。原作の『死刑執行中脱獄進行中』は、死刑宣告を受けた男が監獄に入ると、調度品など施設のすべてが男を処刑しようとうごめき出す物語。そこから脱出しようともがくほどに苦しめられるという、誠に不条理で非現実的な世界が展開していく。舞台ではこれに、同じく短編漫画『ドルチ』で描かれたヨットでの物語が加わって、檻のなかと海の上が行き来する、より不可思議な空間が出来上がった。幕が開いて目に飛び込むのは、吊り下げられた白い布と、白とブルーのダズル迷彩の布をまとったテーブル、チェア、チェスト、ソファ、バスタブ。そこは仕切りのない空間だが、森山未來がマイムで見えない壁を表出させ、森山扮する男がそこに閉じ込められていることをわからせる。果たして、この家具たちがどのようにして男を苦しめるのか。その仕掛けは、まさに演劇的であった。家具のなかから同じダズル迷彩の布をまとったダンサーが現れ、思わぬ動きで男を翻弄していくのである。言葉はほぼない。ときおりダンサーが、原作の一節を朗読するように声にするだけだ。その淡々とした空気と、動きに合わせてバンドが鳴らす音が、恐怖を掻き立てる。やがてヨットが舞台に現れる。その見事さは、緻密に計算され稽古を積み重ねた、ダンサーたちの動きの賜物だ。そこに登場する赤いワンピースを着た初音映莉子の存在感も鮮やかである。男は、この女にも嵐にも翻弄されながら、また一転、監獄に戻っていく。圧巻は、その後、監獄で待ち受けている家具と男の攻防が激しさを増していく場面だ。家具は男の居場所を取り上げ、文字通りに男の身体を振り回し、傷めつける。そこで森山が、初音が、ダンサーたちが表現しているのは、言葉を含んだ動きだ。構成・演出・振付の長谷川寧を筆頭に、全員で試行錯誤を繰り返したことが手に取るようにわかる。森山は言う。「さまざまなプロセスを経てクリエイションしてきました。そのプロセスは本番が始まっても続くと思います」。演劇とダンスが融合したときの創造と想像の強さを、ぜひ体験してほしい。東京・天王洲 銀河劇場にて11月29日(日)まで上演。その後、全国を巡演。地方公演のチケット発売中。取材・文:大内弓子
2015年11月25日ロッテは13日、薄くて軽いクッキー「チョココ」シリーズより「チョココ<薫る抹茶>」を、20日に「パイの実」シリーズより「冬のパイの実<味わいりんご>」を発売する。○人気の抹茶味とりんご味が、リニューアルして登場今回は、過去にも人気の抹茶味とりんご味が、リニューアルして新たに登場する。「チョココ<薫る抹茶>」は、薄くて軽い上品な口溶けが楽しめるという、チョコ付き薄焼きクッキー。一昨年の「<濃抹茶>」、昨年の「<濃い宇治抹茶>」は共に好評を得ており、今年は独自の配合でブレンドした抹茶を使用し、香り高い抹茶の味わいとチョコレートのバランス良いおいしさが楽しめる品質に仕上げた。17枚入りで、価格はオープン。想定小売価格は200円(税別)。「冬のパイの実<味わいりんご>」は、64層にじっくり焼き上げたパイ生地にチョコを閉じ込めた、サクサクした食感が人気の商品。やさしい甘さのりんご味のチョコを、サクサクのパイ生地に閉じ込めた。温めてもおいしい、秋から冬の季節にピッタリの冬のパイの実となっているという。内容量69gで、価格はオープン。想定小売価格は150円(税別)。
2015年10月07日ジョジョの奇妙な冒険シリーズで知られ、13年にはGUCCI(グッチ)とのコラボレーションで話題を呼んだ、漫画家・荒木飛呂彦。このほど彼が95年に発表した短編集の表題作『死刑執行中脱獄進行中』が、森山未來を主演に迎えて舞台化されることが決定。荒木作品初の舞台化となる。同舞台の物語は、死刑宣告を受けた男が監獄からの逃避行を試みるサスペンスをベースに、同短編集に収録された「ドルチ~ダイ・ハード・ザ・キャット~」の要素を織り交ぜた構成で、荒木作品の持つ独自の世界観を舞台上に作り上げるとのこと。構成・演出・振付を担当する、演劇カンパニー「冨士山(ふじやま)アネット」主宰の長谷川寧を始め、音楽監督にはバンド「bonobos(ボノボ)」でヴォーカル&ギターを務める蔡忠浩、ヴィジュアル監修と衣装はファッションブランドのFUGAHUM(フガハム)が手掛けるなど、各ジャンルから注目のクリエイターが結集。荒木飛呂彦は「作品が舞台化されるのは初めてなので、予測できない期待感と楽しみがあります」とコメントを寄せている。一方、主演に加え、共同振付も務めた森山未來からは「荒木飛呂彦さんの持つ唯一無二の様式美を、身体、テキスト、音楽、照明、映像、衣装など、現代の舞台芸術が持ち得るかぎりの要素を総動員して、演出家、ダンサーをはじめとする素敵なクリエイター達と有機的に具現化していくつもりです。この舞台が演劇なのか、ダンスパフォーマンスなのか、ジャンルレスなインスタレーションなのか。それは観劇後のあなたの選択にお委ねします」と、まさに全身全霊を掛けてといった気合のコメントも。森山未來といえば13年から1年間、「平成25年度文化庁文化交流使」としてイスラエルへダンス留学していたことが大きな話題となったが、今回の舞台ではどんな演技を見せてくれるのか、注目が集まりそうだ。また、森山未來もアイディアを提供したという、キービジュアルも今回の発表とともに公開。同ヴィジュアルの監修を担当したFUGAHUM(フガハム)を始め、フライヤーデザインチームが「死刑と脱獄」、「繰り返される現象と感情の描写」、「逃げられない」、「無間地獄」、といったイメージを煮詰めて完成したもの。永遠に続くかのような恐怖を、不可解に繋ぎ合わせたヴィジュアルを繰り返しながら、奥行きを持たせることで表現し、荒木作品の持つ世界観を意識した配色となっている。【舞台上演スケジュール】「死刑執行中脱獄進行中」<東京公演>日程:11月20日~11月29日 ※全14公演会場:天王洲 銀河劇場住所:東京都品川区シーフォートスクエア 東品川2-3-16 シーフォートスクエア2F料金:S席 8,800円、A席 5,000円<仙台公演>日程:12月2日 ※全1公演会場:仙台 電力ホール住所:宮城県仙台市青葉区一番町3丁目7-1 電力ビル本館 7F料金:8,000円<広島公演>日程:12月5日、12月6日 ※全2公演会場:JMSアステールプラザ 大ホール住所:広島県広島市中区加古町4-17料金:8,800円<札幌公演>日程:12月15日 ※全2公演会場:札幌 わくわくホリデーホール住所:北海道札幌市中央区北1条西1丁目料金:昼公演 6,800円、夜公演 7,500円<富山公演>日程:12月19日、12月20日 ※全2公演会場:富山県民会館ホール住所:富山県富山市新総曲輪4-18料金:S席 8,800円、A席 6,800円<大阪公演>日程:12月22日、12月23日 ※全3公演会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ住所:大阪府大阪市 北区茶屋町19-1料金:8,800円
2015年08月13日写真家・荒木経惟の個展「淫夏」が、8月3日から10月11日まで、渋谷のart Space AMにて開催される。荒木の最新作「2015.8.15」や新作撮り下ろし作品「KIMONO: KaoRi」の他、インスタレーション作品などが展示される複合的な展覧会となる。『2015.8.15』は、戦後の喧噪の中で幼少期を過ごした荒木が、終戦記念日の8月15日に皇居前広場で毎年撮影を行っているシリーズの最新作。今回荒木は、今年の8月15日の訪れを前にシャッターを切り、“近未来の終戦記念日”を切り取ることに挑んだ。また同時展示の「KIMONO: KaoRi」は、十数年にわたり続けられているKaoRiとのコラボレーションシリーズの新作。ますます艶やかさが際立つ和服姿のKaoRiを捉えた最新撮り下ろしを展示する。その他にも、インスタントフィルムにアクリル絵具で着彩した「ペインティング・フォト」、カットされた2枚の断片を接ぎ合わせた前作「結界」に連なる「半夏性」、インスタントフィルム作品で構成される「EGG」「FLOWER」などを展示。これら約1,000点にのぼるインスタントフィルムの半数には、荒木自身の手で様々なリメイクが加えられる。【イベント情報】荒木経惟展 「淫夏」会 場:art Space AM住 所:渋谷区神宮前6-33-14神宮ハイツ302会 期:8月3日~10月11日時 間:13:00~19:00休館日:月・火曜日(8月3・4日、および祝日は開廊)
2015年07月22日アップルは、このほど「Apple Watch」のApple Store実店舗における店頭販売を開始した。実店舗で購入する場合もApple Online Storeからの予約が必要だが、在庫状況次第では、即日の持ち帰りも可能となっている。これまで、Apple Watchの店頭購入は、Apple Watch at Isetan Shinjuku、Dover Street Market GINZA、ソフトバンク表参道/銀座および、エディオン、C smart、ビックカメラ、ヨドバシカメラの一部の店舗のみで行っていたが、全国8カ所のApple Storeでも購入が可能となった。Apple Storeで購入するには、事前にApple Online Storeから購入予約をしておく必要がある。予約画面には「お近くのApple Storeでの購入をご希望ですか?」という記載があり、その下の「予約状況を確認する」をクリックすると、任意のApple Storeを選択できる。「Apple Watch Sport」、「Apple Watch」、「Apple Watch Edition」と全モデルの購入が可能だが、在庫がないモデルではストアを選択できない。
2015年06月18日写真家の荒木経惟の個展が、5月25日から6月20日まで東京・六本木のタカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムで開催される。前立腺癌を経験し、13年には網膜中心動脈閉塞症を発症して右眼の視力を失った荒木経惟。同展では、その後も以前と変わらぬ精力的なペースで撮影を続ける荒木経惟のカラーとモノクロームによる最新作が展示される。同作は、「今は、往生から、向うの空側から世界を見てる。だから鏡写しなんだよ」と語る荒木経惟が、日常の風景を鏡写しのように反転させ、“往生を象徴する鏡の裏側から世界を見ている”という思いを込めて手掛けたもの。今年の春から撮影されてきた6×7ポジフィルムによるカラー写真と、日付入りのモノクローム写真には、彼の“死”から“生”に向かう現在の心境が収められている。また、荒木経惟による173点の作品を掲載した同展のカタログ(1万2,000円)が500部限定で刊行される。【イベント情報】会場:タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム住所:東京都港区六本木5-17-1AXISビル2階会期:5月25日から6月20日まで
2015年05月25日写真家の荒木経惟の個展「鏡の中のKaoRi 写経老人A 2015.5.25 75齢 Brithday」が、5月25日~6月20日まで東京・六本木の「タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム」で開催される。前立腺癌を経験し、13年には網膜中心動脈閉鎖症を発症して右眼の視力を失った荒木経惟。同展では、その後も以前と変わらぬ精力的なペースで撮影を続ける荒木経惟のカラーとモノクロームによる最新作が展示される。同作は、「今は、往生から、向うの空側から世界を見てる。だから鏡写しなんだよ」と語る荒木経惟が、日常の風景を鏡写しのように反転させ、“往生を象徴する鏡の裏側から世界を見ている”という思いを込めて手掛けたもの。今年の春から撮影されてきた6×7ポジフィルムによるカラー写真と、日付入りのモノクローム写真には、彼の“死”から“生”に向かう現在の心境が収められている。また、同展のカタログとして、荒木経惟による173点の作品を掲載した『鏡の中のKaoRi 写経老人A 2015.5.25 75齢 Brithday』(1万2,000円)が500部限定で刊行される。【イベント情報】「鏡の中のKaoRi 写経老人A 2015.5.25 75齢 Brithday」会場:タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム住所:東京都港区六本木5-17-1AXISビル2階会期:5月25日~6月20日まで
2015年05月25日『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる漫画家・荒木飛呂彦の短編漫画『死刑執行中脱獄進行中』が森山未來の主演で舞台化されることが決まった。荒木作品が舞台化されるのは今回が初めて。『死刑執行中脱獄進行中』は、投獄されて理不尽な扱いを受ける死刑囚が脱獄を試みる密室サスペンス。1995年「スーパージャンプ」で発表され、後に発売された短編集に表題作として収められている。初めての舞台化に荒木は「予測できない期待感と楽しみがあります」とコメント。一方主演の森山は「荒木飛呂彦さんの持つ唯一無二の様式美を、身体、テキスト、音楽、照明、映像、衣装など、現代の舞台芸術が持ち得るかぎりの要素を総動員して、演出家、ダンサーをはじめとする素敵なクリエイター達と有機的に具現化していくつもりです。この舞台が演劇なのか、ダンスパフォーマンスなのか、ジャンルレスなインスタレーションなのか。それは観劇後のあなたの選択にお委ねします」とコメントを寄せている。構成・演出・振付は演劇ユニット「冨士山アネット」の主宰・長谷川寧。11月に東京・天王洲 銀河劇場で上演された後、12月には全国でも公演。
2015年05月18日『ジョジョの奇妙な冒険』を描いた漫画家の荒木飛呂彦先生は、自分でもビックリするくらい記憶力がないと語っていたが、記憶力がないことで、一度見た映画や本を始めて見るように何度でも楽しめ、感動できたりと、頭がからっぽになることで、新しいものをどんどんまた詰め込んでいけるという。そんな荒木先生のクリエイティブさが裏付けられたかのような研究結果があった。最新の研究によれば、クリエイティブな忘却のプロセスには長い抱卵期間など必要なく、多かれ少なかれリアルタイムに起こるものなのだそうだ。これをマイクロインキュベーション、より正式には抑制(inhibition)という。一連の実験によって、カリフォルニア大学の心理学者ベンジャミン・ストーム氏とトリシャ・パテル女史は、新しいアイデアをブレインストーミングするその行為が古いアイデアが脳裏に浮かぶことを防ぎ、さっと忘れてしまうことによって創造性が向上することを実証した。「この調査結果は、思考と忘却は本質的に結びついていることを示唆する。つまり、新しいアイデアを考えることで古いアイデアを忘れさせている。また、こうした忘却はクリエイティブな思考を行う能力を向上させるうえで、不可欠な役割を果たしている可能性もある」と、ストーム氏とパテル女史は『ジャーナル・オブ・エクペリメンタル・サイコロジー』に掲載された論文において結論付けている。クリエイティブな忘却を試験するために、まず彼らは創造的な固定観念を再現した。これは被験者に八つの身の回りの品々(新聞など)を見せ、品ごとに基準となる典型的な利用方法(ギフトの包装など)をリスト化している。半分の品については、被験者に1分間でできるだけ多くの他の利用方法を考えるよう指示した。これは”別用途課題”と呼ばれる創造性を試験する標準的な手法だ。新聞の再利用を例にとろう。「猫のトイレ」という”別用途”を思いつくためにはまず、「包装紙として」 という”基準用途”を打ち壊す必要がある。研究者の狙いは、クリエイティブな頭が固定観念を抑制するため、これが物忘れをさせるほど強いものなのかどうか確認することだ。そのため実験の最後には、被験者に基準用途(包装紙)を思い出すように求めている。これによってインキュベーション(アイデアの育成段階)の様子を垣間見ることができた。多くの別用途を思いついた被験者は、単にリストを読んだだけで他の用途を挙げなかった被験者に比べ、忘れた基準用途の数が多かった。言い換えれば、猫のトイレをひらめかせる何かは、頭がギフトの包装のことをもう思い出せないほど完全に忘れ去らせてしまうということだ。研究チームはこれを”思考誘発型忘却”と呼んでいる。抑制の効果は、被験者がどれほどクリエイティブであろうとするかに関係なく起きた。思考誘発型忘却は、猫のトイレといった普通の用途であれ、紙のガウンといった変わった用途であれ、別用途を思い浮かべるよう指示された被験者においては実際に起こる。だが注目すべきは、変わった用途を思い浮かべようとした被験者ほど回想の成績が悪かったことだ。まるで、オリジナリティーの高い抑制には余計な精神エネルギーが必要なようだ。この最初の結果を受けて、さらに実験が続けられた。ある実験では思考誘発型忘却は非常に強力で、基準用途を思い出す際にヒントを与えられていても起きていることが明らかとなった。また、別の実験では、被験者が基準用途から考えを発展させた場合は思考誘発型忘却の兆候が見られなかった。この結果は、抑制は固定観念とインスピレーションを区別できることを示唆している。最後の仕上げとして、全ての実験結果を統合して分析が試みられた。その結果、別用途を思い浮かべたことで忘却した度合いが大きい被験者は、忘却数が少なかった被験者よりも著しくクリエイティブ度の成績が高いことが判明した。そして、潜在的に固定観念となる要素を抑制することで、「より多様かつオリジナルな検索スペースを探索し、創造性に富んだ用途を思いつくことができる」と研究チームは結論した。ただし、科学的な観点から見ると、この実験は完璧なものではない。被験者数が少な過ぎるうえ、そもそも”別用途課題”は創造性の指標として根拠に乏しいと批判されているのだ(新聞を紙のガウンになど、ばかげているといった具合だ)。また、この結果が本当に抑制の現れと言えるのかはなはだ不確かである。被験者は新しいアイデアを考えるために古いものを遮断したのかもしれないし、あるいは新しいアイデアを考えるプロセスが古い記憶を妨げるのかもしれない。一般的な視点からは、こうした実験結果をどう生かせばいいのかよく分からない。思考の堂々巡りに陥ったら休憩をとるのだとしても、一体どうすれば固定観念を抑制する能力を鍛えることができるのだろうか? その意味では、この研究は実践的ではなく、創造性に関する理論的な説明を行ったにすぎない。だが、そうした欠点を除けば、興味をそそられる研究であり、クリエイティブなプロセスの理解を一歩進めたものだろう。また、せっかくいいアイデアを思いついたのに、書き留めなかったばかりに忘れてしまったことのあるアイデアマンにとっては、ちょっとした慰めにもなるはずだ。きっと優れたアイデアを忘れてしまうことよりも悪いことがある。それはひどいアイデアを忘れられずに、優れたアイデアを阻害してしまうことではないだろうかカラパイアブログ「カラパイア」では、地球上に存在するもの、地球外に存在するかもしれないものの生態を、「みんなみんな生きているんだともだちなんだ」目線で観察している。この世の森羅万象、全てがネイチャーのなすがままに、運命で定められた自然淘汰のその日まで、毎日どこかで繰り広げられている、人間を含めたいろんな生物の所業、地球上に起きていること、宇宙で起きていることなどを、動画や画像、ニュースやネタを通して紹介している。
2015年03月17日(画像は里田まいオフィシャルブログ「里田まいの里田米」より)里田まい、ニューヨークで奮闘中今世界で最も活躍している日本人の1人が、田中将大投手でしょう。現在MLBニューヨークヤンキースで大活躍中の彼は、アイドル好きなことでも有名で、2012年にアイドル「カントリー娘。」の里田まいさんと結婚したことが話題になりました。田中投手を虜にした里田まいさんは、可愛らしい外見と天然キャラで、日本のお茶の間を楽しませてくれていましたが、現在は夫の田中投手についてニューヨークで生活しています。彼女のオフィシャルブログ「里田まいの里田米」では、慣れない生活に奮闘する彼女の様子がつづられています。洗練されたニューヨーク・ファッション引っ越し当初は言葉の壁もあり、なかなか外出もままならなかった彼女ですが、4月19日のブログでは、1人でタイムズスクエアにある牛角へ行ってきたと報告しています。アップされている写真では、スリーブレスの白のトップスに、ちらりと胸元に除くネックレスで、ラフな中にも洗練を感じさせるニューヨーク・ファッションを公開しています。同ブログを見ると、彼女がニューヨーク生活で頼りにしているのは、ブログ読者からのニューヨーク情報。様々な人が、彼女のためにコメントを寄せています。華やかな暮らしをアピールするのではなく、外国生活に四苦八苦しながら、等身大の生活をブログにアップする彼女。彼女の気取らないピュアな魅力は、ニューヨークでも健在のようです。【参考リンク】▼里田まいオフィシャルブログ「里田まいの里田米」
2014年04月24日