■前回のあらすじ義父が義母の介護を由貴にお願いしてきたことを誇らしげに話す景士。しかし由貴は景士が義父に都合よく使われていることを懸念する。そこで様子を見に義実家を訪問すると、そこには義妹の柚が待っていて…! >>1話目を見る お義母さんの介護自体はサービスを利用するとしても、動ける人が多いのは良いこと。そう思っていたのですが、紬さんの思惑はまったく異なっているようで…。結婚して家を出た紬さんとは年に一度くらいしか会う機会が少なく、景士もそこまで話題に出さないので、正直どんな人なのかは理解していませんでした。でも自分の母親が介護が必要な状況で、私が介護を引き受けて当然と話す紬さんには違和感しかありませんでした。「紬さん…あなたも実子でしょ?」思わず私は言いそうになっていたのですが…。次回に続く(全12話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ ふゆ
2023年04月06日【前編】「わが家よりもここで死にたい!」“看取りの家”「ぽらりす」代表・岡田美智子さんより続く茨城県つくば市の介護型サービス付き高齢者向け住宅「ぽらりす」。介護福祉士の岡田美智子さん(69)は、この施設の代表である。2004年に開業した「ぽらりす」。入居した人たち皆が皆、「ここで最期を迎えたい」と話し、地域の医療従事者たちも「理想的なついのすみか」と口をそろえる。その理由は、ルールやマニュアルで入居者を縛り付けない家族的な運営にある。昨今の施設では当たり前のように見受けられる各部屋の扉をロックする電子錠もない。岡田さんが作り上げた、いまどき珍しい“ゆる〜い”施設は海外メディアが取材に訪れるほど、国内外から注目を集めている。■逃げてしまった介護業者。置き去りにされた3人の高齢者を引き受ける形で船出した岡田さんは1953年、茨城県土浦市に2人姉妹の長女として生まれた。1歳下の妹が生まれてすぐに両親は離婚。姉妹は母の女手ひとつで育てられた。中学時代の夢は「保母さんになること」。しかし、貧しい家の事情を知る岡田さん、「高校に行きたい」とは、なかなか言い出せなかった。「そんなとき、中学の先生が教えてくれたんだ。『岡田、昼間働いて夜、通える高校があるぞ』って」こうして岡田さんは、県立高校の夜間部に4年間通った。「昼間、働いてためたお金で、本当は保育を学びに短大に進みたかった。だけど、こんな私でも『好き』って言ってくれる男が現れてさ。しかも、貧乏なうちみたいなとこに『婿に来る』とまで言ってくれて。それで高校卒業後、19歳のときに結婚したんだよね」長男、次男と子宝にも恵まれた。しかし、次男を妊娠中に、夫の女性問題が発覚し、岡田さんは実家に。28歳で正式に離婚した。「養育費もなんもくれなかったから、私が働くしかないじゃん。パート勤めもやったけど、あのころ400円ぐらいだったかな、時給。とてもじゃないけど子ども2人、育てていくのは無理だよね」そこで、岡田さんは土浦一の歓楽街・桜町に足を踏み入れた。「嫌だったな〜、最初は、水商売。始めたころは、お客さんに手を握られたりするの、本当に嫌だった」子どもを育て上げるため、と覚悟を決めた母は強い。4坪半の小さな小料理屋を皮切りに、もうけを出しながら、店の規模を次々と大きくしていった。およそ20年後、4店舗目に営んだのは33坪もある大きなスナック。母は、いつしか街の名物ママになっていた。「大変だったこと?いっぱいあるよ。閉店後まで居座ってた客になぎ倒されて犯されかけたこともあったし、首絞められたこともあった。だけど、逆にお客さんたちに救われたことだって、もちろんたくさんあったんだよ」やがて子どもたちは、それぞれ専門学校を卒業し成人した。同じころ、水商売を続ける岡田さんの身を、いつも案じてくれた叔母が、52歳の若さで早世してしまう。「がんだったんだけどね。がんが見つかって、あっという間に。ものすごく、ショックだった」悲嘆する岡田さん。その目に留まったのが、ある新聞広告だった。「介護ヘルパー講習会の告知だったの。私はもともと保母さんになるのが夢だったし、ずっと、誰かの役に立つ仕事がしたかった。もちろん水商売だって、役には立ってるんでしょうけど。ちょうど子育ても終わったところで、これからはお年寄りのお世話をするのもいいな、って思ったんだよね」すぐに応募した。ひときわ派手な受講生は数カ月後、ヘルパー2級の資格を取得。このとき、岡田さんは44歳だった。その後、社会福祉協議会の有償ボランティア、さらに介護施設に勤務する形で数年間、ヘルパーの仕事を続けた。そして2004年。あるビルのオーナーが岡田さんに泣きついた。聞けば、借り主の介護業者が、そのビルに3人の高齢者を置き去りにして、逃げてしまったという。「『同じビルで介護施設を引き継いで、やってくれないか』って頼み込まれて。いやぁ、迷った。私にはまだ、勉強が足りないとも思ったし。いや、でも困ってるわけだよ、3人のお年寄りが。困ってる人を前にして、ぶん投げることできないんだ、私の性格は。それで、独立するのはいまなんかな、とプラス思考でいくことにした」こうして、思いも寄らぬ形で、岡田さんの「ぽらりす」は船出の時を迎えたのだった。■関わり合いになりたくないと思っていた根性悪のタミちゃんは入居後、神様のようになって逝った岡田さんの朝は早い。「その日によってだけど、だいたい4時過ぎにいったん起きて、皆の部屋を見て回って……」そこから、怒濤の一日が始まる。食事の用意に介助、酸素飽和度や血圧の測定といった入居者の健康管理、1人1日、少なくとも6回のオムツ交換。いちばん遅いオムツ交換は深夜1時半過ぎだ。スタッフのなかで、もっとも忙しく動き回っているのは、紛れもなく、岡田さんだ。開業以来、彼女が休んだのは数年前、インフルエンザに罹患して隔離された5日間だけ。「ヘルパーさんたちに言われんだ、『社長はマグロと同じで、止まったら死んじゃうでしょ』って(笑)」1年365日、食堂のベッドで寝起きする岡田さんだが、その睡眠は「いっつも仮眠だ」という。マニュアルに頼らない理由を問うと、岡田さんは「当たり前のことだから」と、また朗らかに笑った。「うちも一応、マニュアルはあるんだよ。でも、私たちが相手するのは人間。マニュアルどおりにはいかないし、マニュアルで片付くなんて思ってたら、大間違い」そして、こう続けた。「一人の人間を最期まで看るって、大変なこと。相手も機嫌のいいときばかりもないわけだから。それでもね、私たちはずっと寄り添うの、それしかないの」ちなみに「ぽらりす」という施設の名は、北極星のこと。「北極星って、いっつも同じ場所にあって、ズレないんだって。だからね、行き場がなくて困ったときは、ここを目指してくださいって、そういう気持ちを込めたの」実際に岡田さんは、行き場のない女性の面倒を見たこともあった。彼女の名は「タミちゃん」。「私、10年ぐらい前にもタミちゃんの家に訪問介護で行ってたことあって。本当に根性悪いばあちゃんだった。『いまからうかがいますよ』ってときに、わざと出かけて留守にしたり。会ってもあいさつどころか、プイッて横向いちゃうような人。しまいには『生け垣の枝を切れ』とか『切った枝を捨ててこい』とか。それはヘルパーの仕事じゃない、と断ると『やってくんねえのか!』って怒鳴られて」それから、数年後。彼女の兄弟たちが、この偏屈な老女を連れてぽらりすを訪ねてきた。「どうにか、ここで面倒を見てほしい」と。「私、断ろうと思ったんだ。もう、このばあちゃんとは関わり合いになりたくないって思ってたから」タミちゃんの兄弟は、こう言って岡田さんに頭を下げた。「頼むよ、一人娘にも先立たれて、孫たちが家も売っちまって。行くあても、受け入れてくれるとこもないんだ。それに、もう昔のような、ばあちゃんじゃないから」ちょうど入居者を1人、看取ったばかりで部屋が1つ空いていた。岡田さんは断りきれず、タミちゃんを受け入れることにした。そして、入居してきた彼女からは、兄弟たちが言ったとおり、かつてあった険がすっかり消えていた。「驚くほど穏やかになってた。そんで、いっつも部屋でお祈りしてっから『なに拝んでんだ?』って私、聞いたの。彼女、私のこと『みっちゃん』って呼んでたんだけど。『みっちゃんのところが、ずっと続けられますように』なんて言うんだ。あの、根性悪かったタミちゃんがだよ、びっくりしたよ」さらに、驚かされることが続く。「タミちゃん急に、手作りの味噌を1kgずつ、私らスタッフ全員にくれて。『え、なんで?』と思ってたら、その2日後だったかな、タミちゃん亡くなったんだよね」そして、岡田さんをさらに驚かせるものが、彼女の遺品のなかにあった。それは、A2サイズほどの大きな紙3枚に、びっしりと書き込まれた、岡田さんとぽらりすの皆への、感謝の手紙だった。「すごいでしょ、これ。タミちゃんって学校出てないんだよ。そんな人が、これ書くの、どれだけ大変だったか。それ思うとね、もうこれ捨てられないのよ。『親切にしていただいたことは忘れません』だなんて……。だからね、たとえどんな人でも、最後は神様みたいになっていくんだ。なっていかない人、私は見たことない」■スタッフも入居者にかわいがってもらっている。ぽらりす全体で一つの家族のよう「社長は、水商売時代と基本的にはなんも変わってないよ」こう話すのは、ぽらりすの調理担当で、岡田さんとは40年来の付き合いという、「てっちゃん」こと、赤荻鉄夫さん(67)。「てっちゃんは、私がやってたスナックの常連。いっつもカウンターの隅で酔っ払って寝てた人。和食屋とか、病院の食事を作る仕事をしてたから。ぽらりす始めるときに、私が引き抜いたの。ねぇ、てっちゃん、昔の私はキレイでピチピチだったよねぇ(笑)」ママならぬ社長の言葉に、調理の手を止め苦笑いを浮かべた赤荻さん。こう言葉を継いだ。「社長はね、スナックの客にもここの入居者さんにも、いっつも本気、本気で応じるんだ。だから皆、社長には心を開くんだよ」社長は休みなしの働き詰めだが、ぽらりすは決してブラックな職場ではない。岡田さん以外のスタッフは全員、週休2日が守られていて、前出の保科さんは「働く者にも、ここは居心地がいい」と話す。「介護職の離職率が高いのって、口ばっかり、きれいごとばかりの経営者や幹部がいるところかな、と。その点、ここはいちばん頑張ってるのが社長なので(笑)。ぽらりすに就職して以来『仕事行くの嫌だな』なんて思ったことは一度もないです。社長が入居者さんの子どもなら、私たちは孫みたいな感じ。スタッフも入居者さんにかわいがってもらってる。ぽらりす全体で一つの家族みたいなんです」
2023年03月05日介護資格研修を展開する土屋ケアカレッジ(理事長:吉田 政弘)は、「初任者研修・実務者研修セット割99,000円」キャンペーンを2023年2月1日から開始いたしました。介護業界における人材不足が深刻化する中、無資格未経験ならびに異業種の方に介護業界への門戸を開くべく、業界最安値で資格取得を応援します。人材不足にあえぐ介護業界に、異業種からの質の高い人材を多数輩出することで、介護業界全体への貢献を果たします。「初任者研修・実務者研修セット割99,000円」キャンペーン■土屋ケアカレッジとは土屋ケアカレッジは、重度訪問介護(重度の障害をお持ちの方に対する訪問介護サービス)を全国で展開する株式会社土屋(本社:岡山県井原市、代表取締役:高浜 敏之、在籍人数:2,233人)が運営する介護職員養成のための教育研修機関です。■「初任者研修・実務者研修セット割99,000円」キャンペーンの概要介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)は、介護に携わる上で必要な技術・知識の基礎を習得できる資格です。また、介護福祉士実務者研修(旧ホームヘルパー1級)は、介護の専門性を高めるのみならず、介護福祉士を目指す上で必須の資格でもあります。当キャンペーンでは、最短4か月で初任者・実務者研修の資格を取得できます。取得資格 :初任者研修・実務者研修研修内容 :基本知識から医療的ケアまで一気に習得受講対象者:16歳以上研修期間 :最短4か月~研修場所 :自宅学習+通学学習料金 :99,000円(キャンペーン価格)担当者 :石井 政充(土屋ケアカレッジ広報部長)お申し込みはこちらから↓URL: 石井 政充 土屋ケアカレッジ広報部長■「初任者研修・実務者研修セット割99,000円」キャンペーンのメリット実務者研修を無資格で取得する場合、6か月の期間がかかりますが、今回のキャンペーンで初任者・実務者研修をセットで受講すると、最短4か月で、無資格の方が実務者までの資格を取れます。さらに当校では、通常の初任者研修が85,000円、実務者研修が96,000円と、計181,000円の受講料(他社平均20~25万円:当社調べ)となりますが、今回のキャンペーンでは業界でも類を見ない99,000円と破格の受講料で、通常より82,000円(通常価格の45%)もお得となります。短期間・業界最安値で初任者・実務者研修が取得できるのは大きなメリットです。また、複数コース開講・毎月開講により、仕事上でのご都合、あるいは急な用事や病気・けが等、様々な理由で受講できない場合にも、無料の振替受講を個別に相談させていただくなど柔軟な対応を取っています。■初任者研修・実務者研修がセットの理由実務者研修は、介護資格の中で唯一の国家資格である「介護福祉士」の必須要件であり、実務者研修のみで介護福祉士を取得することが可能なため、初任者研修を取得しない方もいらっしゃいます。しかし、実務者研修は居宅介護計画の書き方など、管理者向けの資格の側面もあり、実際に現場で仕事をする上では、介護技術、心得などを心身ともにマスターできる初任者研修が最も必要とされています。こうしたことから当カレッジでは、現場での負担や不安を減らすべく、初任者研修を最重要視し、全国で初任者研修をスタートしました。それに伴い、応援価格で実務者研修も取得できるセット割キャンペーンを開始。これにより、個々の介護職員の現場におけるスキルアップを図り、キャリアアップにもつなげることで介護業界全体の資質向上に貢献します。■土屋ケアカレッジの想い土屋ケアカレッジは「福祉業界の架け橋」になることを至上命題に掲げており、これまでも利用者と介護職員をつなぐ役割を果たしてきました。昨今、介護業界の人手不足は深刻な状況にあり、介護従事者が30万人以上不足するとされる「2025年問題」も目前に迫っています。今後も人材不足がより加速する中で、土屋ケアカレッジのミッションは、介護業界の中で限られた人材のパイを取り合うのではなく、異業種の方にも介護業界に興味を持っていただき、介護に携わる方を増やしていくことです。そのため、この度、異業種からもリーチしやすい価格でキャンペーンを設定し、無資格未経験の方の介護業界への参入を応援します。また、介護業界では人材確保のみならず、質の高い介護士の育成が喫緊の課題とされています。そのため、当校の研修では現場経験が豊富な講師により、介護職が現場で理解しておくべき知識や技術の定着も図っています。また、医療的ケアを扱う重度訪問介護のホームケア土屋が母体であるからこそ、医療的ケアに対する突出した技術や心構え、マインドセット教育も含めた丁寧で充実した内容の研修を行っています。土屋ケアカレッジでは、当研修を通じて介護士の質の向上を図り、それによって利用者の自分らしい生活の実現に貢献していきたいと考えています。この度のキャンペーンは、低価格かつプロによる充実した授業内容により一流の介護士を輩出するものであり、資格取得による介護職員のキャリアアップならびに待遇改善に尽力します。■さいごに~土屋ケアカレッジのご紹介~土屋ケアカレッジは、「福祉業界の架け橋」です。介護業界はもちろん、他のさまざまな業界から志のある方を同業界に招き、安心して介護の仕事に従事していただけるよう、全国で研修をお届けしています。介護経験者、未経験者問わず、新しいクライアント(利用者)の介護を始める時は誰しもが不安に感じるものです。土屋ケアカレッジは受講生のそのような想いに目を向け、各種研修のカリキュラムを組み立てています。研修内容:介護職員初任者研修介護福祉士実務者研修重度訪問介護従業者養成研修 統合課程喀痰吸引等第3号研修医療的ケア教員講習会介護福祉士実習指導者講習会介護福祉士国家試験対策講座全国各地で開催していますので、下記HPより、お気軽にお問い合わせください。◎土屋ケアカレッジ公式HP ◎「統合課程」詳細情報 ◎「第3号研修」詳細情報 ◎「初任者研修」詳細情報 ◎「実務者研修」詳細情報 ◎「医療的ケア教員講習会」詳細情報 ◎「介護福祉士 実習指導者講習会」詳細情報 ◎全国の教室紹介 【会社概要】会社名 :株式会社土屋所在地 :岡山県井原市井原町192-2 久安セントラルビル2F代表取締役:高浜 敏之設立 :2020年8月事業内容 :障害福祉サービス事業及び地域生活支援事業、介護保険法に基づく居宅サービス事業、講演会及び講習会等の企画・開催及び運営事業、研修事業、訪問看護事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月22日株式会社大阪朝日広告社(所在地:大阪府大阪市中央区)は、『看護職・介護職・医療従事者のための就職フェア』と題した就職イベントを3月1日(水)に大阪の梅田センタービルで開催します。イベント詳細: ■「看護職・介護職・医療従事者のための就職フェア」開催の背景医療現場における慢性的な人材不足に悩まれる各病院・介護施設の声を反映しまして、本イベントは2016年より開催し、多くの病院・介護施設からご好評のお声を頂いておりましたが、2020年の秋以降は新型コロナウイルスによる感染状況の影響を受け、開催を見送ってきました。しかし、深刻化する医療・介護現場における人材不足の状況を鑑みて、令和4年9月29日(木)に2年半ぶりに開催し、多くの方に来場いただきました。今回も職種は看護職のみならず、介護職など様々な医療従事者(薬剤師・理学療法士・作業療法士・その他)を目指す求職者を対象とした就職イベントとして開催します。■『看護職・介護職・医療従事者のための就職フェア』について看護師・准看護師・看護助手・看護補助・訪問看護師・介護福祉士・ヘルパー・ケアマネなどの医療従事者として新卒・転職・復職を希望されている方を対象とし、参加病院や施設の採用担当者へ直接ご相談できる就職イベントです。大阪府ナースセンター、大阪福祉人材センター、大阪府訪問看護ステーション協会による各総合相談コーナーや資料コーナーの他、転職・復職に役立つセミナーも同時開催しております。また、当日来場の上、参加施設のブース(総合相談ブースを除く)を3か所訪問頂いた方には某コーヒーショップのカフェギフト券500円分を先着50名様にプレゼントします。■Twitterフォロー&引用リツイートキャンペーン開催中!今回『看護職・介護職・医療従事者のための就職フェア』ではTwitterフォロー&引用リツイートキャンペーンを実施します。2月28日(火)17:00までにTwitterにて@asahi_medicalをフォローし、固定ツイートを#医療就職フェアと引用リツイートして、3月1日(水)当日会場で3ブース訪問頂いた方先着20名様に、追加で500円分のQUOカードをプレゼントします。(いずれも総合相談ブースを除く)看護職医療従事者就職フェア■開催概要イベント名: 看護職・介護職・医療従事者のための就職フェア開催日時 : 3月1日(水)13:00~16:00会場 : 梅田センタービル(〒530-0015 大阪府大阪市北区中崎2丁目4番12号)アクセス : 地下鉄「梅田駅」「東梅田駅」徒歩約7分、JR「大阪駅」徒歩約10分、阪急「大阪梅田」駅 徒歩約5分参加費 : 無料定員 : なし(転職・復職に役立つセミナー第1部・第2部は各50名定員)主催 : 株式会社大阪朝日広告社協力 : 公益社団法人 大阪府看護協会 大阪府ナースセンター社会福祉法人 大阪府社会福祉協議会大阪福祉人材支援センター一般社団法人 大阪府訪問看護ステーション協会申込方法 : 予約不要公式サイト: <内容>(1)就職相談ブース時間:13:00~16:00料金:無料参加病院・介護施設による相談ブースに加えて、大阪府ナースセンターによる「看護職相談コーナー」、大阪福祉人材センターによる「介護職相談コーナー」、大阪府訪問看護ステーション協会による「訪問看護職相談コーナー」も常設していますので、具体的な求人案件以外にも就職に関する総合的なご相談が可能です。また資料コーナーも設けております。【参加予定施設】社会医療法人愛仁会社会福祉法人石井記念愛染園附属愛染橋病院・特別養護老人ホームあいぜん医療法人医誠会オルソグループ つながり訪問看護ステーション株式会社グッドライフケア大阪株式会社ケア21医療法人康生会大阪府済生会茨木医療福祉センター医療法人仁泉会 阪奈病院医療法人仁泉会 仁泉会病院社会医療法人盛和会 本田病院公益財団法人淀川勤労者厚生協会附属 西淀病院ロングライフグループ※2月20日(月)現在(2)転職・復職に役立つセミナー 第1部 「のぞいてみたい!訪問看護の世界」時間:13:30~14:00料金:無料講師:一般社団法人 大阪府訪問看護ステーション協会副会長高澤 洋子氏内容:訪問看護師のお仕事内容や現場の状況、ステーションでの取り組みなどについての講演を予定。※申込不要(定員50名)(3)転職・復職に役立つセミナー 第2部 「ゼロから始める介護の仕事」時間:14:30~15:00料金:無料講師:社会福祉法人 大阪府社会福祉協議会大阪福祉人材支援センター キャリア支援専門員安達 隆司氏内容:大阪府人材支援センターの概要や対象者別の福祉施設とサービス、介護の現状や現場の状況についての講演を予定。※申込不要(定員50名)■会社概要商号 : 株式会社大阪朝日広告社代表者 : 代表取締役 前田 勉所在地 : 〒541-0043 大阪府大阪市中央区高麗橋4-3-10 日生伏見ビル新館6階設立 : 1999年7月1日事業内容: 1.新聞、テレビ、ラジオ、出版のメディアプランニング及びバイイング2.デジタルメディアを活用したプランニング及びバイイング3.各種学校相談会&セミナー等企画立案・運営4.人材募集フェア等企画立案・運営5.Webサイトの企画・制作・運営・管理6.SPツール制作7.その他広告に関するマーケティング、クリエイティブ、プロモーション等資本金 : 4,000万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社大阪朝日広告社TEL : 06-6205-8082MAIL: eigyou2@m.asakonet.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月20日■前回のあらすじ琴美とひかるは結託して紀子をいじめるように。2人の訪問がストレスになり、早めに同居を解消しようと思う紀子でしたが、義父母からはこのままずっと一緒に住もうと相談されてしまい…。 >>1話目を見る 大事には至らなかったとはいえ、病院に駆けつけない二人に不信感が募りました。不安そうなお義母さんを前に、私は琴美さんとひかるさんが言った言葉をそのまま伝えることができませんでした。そして、数日後。義父は大事な話があると言い出したのです。次回に続く(全8話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 徳永 /イラスト・ 清宮ミナト(監修:インクルーズ)
2023年02月08日投稿者さんがスーパーで働いていたとき、スーパーに一日中いるお客さんがいました。カゴには、要冷蔵の商品が入っていて……。今回は、実際にあった“接客トラブルエピソード”をご紹介します。スーパーで……スーパーで働いていたときの話です。お店が開店すると、すぐに値引きを待っているお客さんが来ます。その方は昼も夜も一日中います。途中、家に帰っている様子はなく、カゴには要冷蔵の物がずっと入っています。その商品を棚に戻したりするのも見かけるため、商品に影響が出てしまうと思いお声がけしました。お客様は逆上してしまいましたが、商品が傷むことは避けたいので厳重に注意しました。(37歳/会社員)お客さんの行動に……一日中スーパーにいるお客さんが、ずっとかごに入れていた要冷蔵の商品を棚に戻すことがあり、厳重に注意したというエピソード。皆さんならお客さんの困惑するような行動に、どう対応しますか?※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年01月21日慢性的な人材不足に加え、コロナ禍や物価高が、介護事業者を直撃している。東京商工リサーチの調べによると、’22年の介護事業者の倒産は、過去最多の143件(前年比76.5%)に。うち8割が、ヘルパーによる訪問介護と、施設へ通うデイサービスを行う事業所だった。つまり、高齢者が在宅で健康に暮らすために必要なサービスが危機的状況にあるのだ。全国老人福祉施設協議会、副会長の小泉立志さんは、「訪問介護やデイサービスの倒産が多かったのは、コロナ禍当初に利用控えが相次ぎ、利用低迷状態で2年以上経過して小規模事業者が打撃を受けたため」と原因を指摘する。実際に、倒産、あるいは事業を閉じたのは8割が地域を支えてきた小規模事業者だ。「断腸の思いでした。地域密着でがんばってきたんですが、コロナ前からのヘルパー不足と高齢化に加え、コロナ禍による利用控えもあって、毎月20万円もの赤字が続くようになってしまって……」業務廃止に至った苦渋の決断をそう明かすのは、’22年7月に10年続いた訪問介護事業を廃止した「うさぎの和」(東京都江戸川区)代表の三田友和さん。約30人いたヘルパーも廃止直前は6人に。うちほとんどが60~70代の高齢者で、濃厚接触者となって出勤できないヘルパーも出たことが追い打ちをかけた。■コロナの感染対策が影響し、売り上げ大幅減に「このままの状況が続くと介護を受けられない高齢者が大量に出かねない」そう危機感をあらわにするのは、京都市内のヘルパーステーション「わをん」の代表、櫻庭葉子さんだ。「引き受け先が見つかればいいですが、引き受けたくてもできない事業者も少なくないはず。うちにも、昨年何度か『訪問介護事業を閉じるので、利用者さんを受けてくれないか』という問い合わせがありましたが、とてもじゃないけどムリ。泣く泣くお断りしたんです」その理由のひとつが、重くのしかかるコロナの感染対策。「大手さんの場合、コロナに感染した利用者さんのところには、〈サービスに入りません〉というところも多い。実は、看護師につく危険手当はヘルパーにはつかないんです。でもうちは、ヘルパーが防護服や防護マスクをつけてケアに入ります。ですからどうしても通常より時間がかかって、一日に回れる件数が減ってしまうんです。新規を受ける余裕もありませんから、うちはコロナ前より年間で800万円近く売り上げが落ちています」加えて、物価高による影響も受けている。昨年8月に訪問介護事業を閉じた東吾妻町社会福祉協議会(群馬県)は、「高騰するガソリン代が痛手になった」とこう話す。「うちのような地方では車移動が必須です。県からいくらか補助金は出ましたが、それだけではとても追いつかず事業を畳みました」ガソリン代のほかにも、光熱費だけで月100万円も出費が増えた施設もあるという。■生活がすさみ、要介護度が上がってしまう高齢者もさらに前出の櫻庭さんは、「このところの物価高は、事業者だけでなく利用者のサービス離れを加速させている」と危惧する。「利用者さんのなかには、月5万円以下の年金で生活している人も少なくありません。この物価高で生活が立ちゆかなくなって、生活援助サービスを減らさざるをえない人も。食事を作る、住まいを掃除する、といった生活の基本を整えないと、どんどん要介護度が上がってしまうんです」訪問介護サービスには、食事や掃除などをサポートする「生活援助」と、排せつや体の清拭など「身体介護」の2種類あるのだが、「コロナ禍以前から、生活援助のサービスが使いにくくなっていることが問題」と訴えるのは、NPO法人「暮らしネット・えん」の代表理事、小島美里さんだ。「政府は、社会保障費の増大を理由に、この間、なんとか介護保険で提供するサービスを縮小しようとしてきました。そこでやり玉に挙がってきているのが生活援助。『家事なんて主婦の仕事』だと言わんばかりに介護報酬が低いのです。だから大手事業者は、公然と『(報酬が低い)生活援助だけでは請け負いません』と言っています。こうした大手が引き受けたがらない生活援助を担ってきたのが、地域密着の小規模事業者なんです」こうした小規模事業者がどんどんつぶれていくと、どうなるのか。「小さい事業者はつぶれて大きいところが吸収したらいいなんて話も聞こえてきますが、大手の場合、利用者が支払う介護費用も高くなります」(小島さん)支援が受けられなくなった高齢者の末路は悲惨だ。「たとえば、骨折をした高齢者がなんとか歩くことはできるけど家の片付けはできないといった場合、支援が入らなければ部屋は散らかり放題ですよね。すると、またつまずいてほかの部分を骨折したり、それがきっかけで、どんどん無気力になったりするんです」そうなると、認知症を発症する可能性も高まってしまうだろう。さらに、前出の櫻庭さんも、「家族も犠牲になる」と指摘する。「サービスが受けられないことで、介護に疲れて介護殺人が起きたり、子どもや孫が介護に忙殺される“ヤングケアラー”などの問題も増加すると思います。実際に、介護サービスを探しても受けられないから、といって諦めてしまっている高齢者も多いですから」高齢者や家族が犠牲になる悲惨な未来を防ぐためにも、国や自治体には早急な対応が求められる。
2023年01月19日健常と要介護の間にある、介護が必要になる手前の段階のことをフレイルといいます。大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区社長:上原 茂](以下、当社)が運用する健康情報サイト「大正健康ナビ( )では、専門医監修による設問に「はい・いいえ」などで回答すると、気になる症状や健康状態をチェックできるドクターズチェックを公開しています。12月14日に新着更新した「フレイル注意度チェック」では、国立長寿医療研究センター 理事長 荒井 秀典先生監修のもとフレイルの注意度をセルフチェックすることができます。フレイルは、早い段階で気づくことが大切です。適切な心がけで心身をケアすれば機能の維持や改善が可能で、要介護になることを防げます。日々の生活を振り返りながら、早期発見のきっかけにドクターズチェックをお役立てください。◆新着情報ドクターズチェック「フレイル注意度チェック」 大正健康ナビは、生活者の日常生活に寄り添い、「人生100年時代をサポートする健康情報発信基地」として、みなさまの健康の維持・増進にお役立ていただけるサイト運営を目指しております。当社は、これからも健康と美を願う生活者に納得していただける優れた医薬品・健康関連商品、情報及びサービスを、社会から支持される方法で創造・提供することにより、社会へ貢献してまいります。【監修者プロフィール】国立長寿医療研究センター 理事長荒井 秀典(あらいひでのり)先生医学博士。日本老年学会理事長、日本老年医学会副理事長、日本サルコペニア・フレイル学会代表理事他を務める。専門領域は、老年医学一般、フレイル、サルコペニア、脂質代謝異常。1991年京都大学医学部大学院医学研究科博士課程修了。91年京都大学医学部老年科助手、93~97年米国カリフォルニア大学サンフランシスコ校研究員。2009年、京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻教授。15年、国立長寿医療研究センター副院長を経て、19年より現職。◆ご参考●大正健康ナビ 大正健康ナビでは、お悩みの原因、症状、対策や予防法などをご紹介しています。いろいろな疑問に専門家が分かりやすくお答えしています。●Twitter「大正セルフケア」 健康お役立ち情報、商品情報、キャンペーン・イベント情報などを楽しくお届けする大正製薬の公式アカウントです。【大正健康ナビ】フレイル注意度チェック.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月14日同じ敷地内に住む義父が大けがを負って入院したことで、育児・家事だけでなく認知症を患う義母の介護が加わり、精神的に追い込まれていたときのお話。 過去に義父から虐待を受けていた義姉は人の気持ちを理解する力が乏しく、心を通わすことは困難だと悟ったチャト子さん。夫と2人で入院する義父のお世話と、家にひとり取り残された認知症の義母の介護が始まりました。その生活は想像以上に過酷すぎて……!? 少しずつ心の余裕をなくしていき… 義姉と心を通わせることも、義父母の介護をサポートしてもらうことも無理だと悟ったチャト子さんは、夫にも手伝ってもらいながら義父母の世話をすることになりました。 とはいえ、日中はほぼワンオペ状態。子ども2人の育児だけでなく、入院する義父の見舞いや認知症を患う義母の介護に多くの時間が割かれ、少しずつ心の余裕をなくしていってしまいます。そこで、藁にもすがる思いで行政に相談に行ったり、介護サービスを受けたりして、なんとかやり過ごしていました。 そんな中、入院中の義父の身勝手な行動により、看護師さんたちに迷惑をかけていることを知ります。仕事の合間に見舞いに訪れていた夫が代わりに頭を下げ、義父にも言い聞かせるものの……。 こんなにも義家族に振り回される生活が続くと、チャト子さんの心が消耗してしまわないか心配になってしまいますね。 著者:マンガ家・イラストレーター チャト子2人の子どもを育てるアラフォー主婦。元フリーデザイナー・飲食店経営(火災に遭い休業)。リアルでは人に話せないような実体験などを漫画のネタにして昇華しています。
2022年12月07日要介護1、2を介護保険制度の対象外に…そんな“制度改悪“が現実味を帯びている。専門家はこの改正で、介護の担い手が急減する可能性を指摘。介護サービスが受けられず、家庭の負担が急増する恐れがあるのだ!介護に疲れた81歳の夫が、79歳の妻を車いすごと海に突き落とすーー。そんな痛ましい事件が11月2日、神奈川県で起きたことは記憶に新しい。じつは今後、こうした悲惨な事件を増発させかねない、介護保険制度の“改悪”が進行中だという。「財務省や厚労省は、介護にかかる支出削減のため、これまで在宅で訪問・通所サービスを受けていた要介護1、2の利用者を、介護保険制度の給付対象から外し、自治体が行う総合事業に移行させるという“介護給付はずし”を進めています。厚生労働省の社会保障審議会・介護保険部会で議論が佳境に入っていて、年末には結論が出てしまうのです」そう危機感を募らせるのは、同審議会の委員も務める「認知症の人と家族の会」副代表理事の花俣ふみ代さん。同じく委員を務める全国老人福祉施設協議会副会長の小泉立志さんも、「毎日、介護事業者などから『なんとかしてほしい』というメールや意見が山のように寄せられています」と戸惑いを隠せない。自治体の総合事業とは、介護予防・日常生活支援総合事業(以下、総合事業)のこと。これに移行されると、自治体の判断によって研修を受けた地域住民などを、ヘルパーよりも低い報酬額で、有償ボランティアとして動員することが可能に。“素人介護”となる可能性が指摘されているのだ。■保険はずしで介護困窮者が増加する現在、要介護1、2は、一部介助があれば自立可能と判定されている(下表参照)。そのためヘルパーによる訪問サービスで、掃除・洗濯・買い物などの“生活援助”を受けたり、デイサービスなど通所サービスを利用したりしながら、自立を保ってきた。これが総合事業に移されボランティアによる介護となると「利用者の状態が悪化し、介護度が上がってしまう」と花俣さんは懸念する。「財務省や厚労省は、要介護1、2は“軽度者”だと言っていますが、これは大きなまちがい。要介護1、2の方の多くは、もっとも混乱する初期の認知症を患っていることが多く、知識や経験の乏しいボランティアが対応することで状態を悪化させる可能性があるんです。たとえばプロのヘルパーなら、冷蔵庫の中をひと目見て、“同じ食材ばかり増えているから認知症が進んでいるのでは”と気づいて医療につなげられますが、ボランティアでは難しい場合も。サインを見逃すと認知症が早く進行し、利用者や家族が結果的につらい思いをするだけでなく、財政も圧迫させてしまうのです」加えて「そもそも担い手となるボランティアもいない」と指摘するのは、大阪社会保障推進協議会で介護保険対策委員長を務める日下部雅喜さん。こう説明する。「“介護給付はずし”は、これまでにも行われていて、’15年からすでに、要支援1、2は総合事業に移されています。しかし、自治体が実施する研修を受けても定着するボランティアが少ないので、大半が従来どおりヘルパーがケアに当たっているのが実情なのです」ところが、ヘルパーが同じ内容のケアを行っても「総合事業に移管されると報酬が約25%下がる」と日下部さん。「結局、割に合わないので大手事業者は手を引いてしまいました。地域密着型の小・中規模事業者が持ち出しでなんとか続けていますが、賃金も減っているので、慢性的な人材不足にあえいでいます」福島県内でヘルパーとして働く佐藤昌子さん(68)も、こう嘆く。「ヘルパーは60〜70代がメイン。地方は特に人手が足りず、50キロ離れた場所までケアに行くことも」そのうえ要介護1、2まで総合事業に移されたら、どうなるのか。「ヘルパーのなり手はさらに減るでしょうし、事業所の経営もますます悪化して、廃業に追い込まれるところも出てきます。受け皿がなくなり、介護サービスが受けられない人であふれてしまうでしょう」(日下部さん)家庭内での介護の負担やストレスが、虐待や介護殺人、無理心中などの原因となっている。家庭の外に頼る先がなくなると、要介護1、2の認定を受けている約260万人がこのような“家族崩壊危機”に直面する可能性があるのだ。受けられる介護サービスが減る一方で、私たちが支払う介護保険料は激増している。介護保険制度が開始された平成12年、65歳以上の第1号被保険者の保険料は全国平均で2911円だったものが令和3年には6014円に。40〜64歳の第2号に至っては2075円から6678円と3倍以上増加しているのだ。(令和2年度介護保険事業状況報告より)「高齢者全員が無駄に給付を受けているわけではありません。給付を受けられる要介護認定を受けているのは、65歳以上の約2割のみ。保険料を払ってきたのに、いざ必要になったら十分なサービスを受けられないなんて」(花俣さん)岸田政権にとって介護の優先順位は低いようだ。「’25年には約32万人の介護人材が不足するといわれていますが、これは介護従事者の賃金が他業種と比べて月額8〜10万円も低いことにも原因がある。岸田首相は就任当初、介護などケア労働者の賃金を国庫負担で月額9000円アップすると断言。今年2月から補助金給付を開始するもわずか8カ月で廃止してしまいました。防衛費を現在の2倍にすると言い出しましたが、介護にもお金をかけるべきでは」(日下部さん)日本の将来が危ぶまれるーー。
2022年12月07日「いま、初めて知りました。びっくりです……。そんな話、これまで一度も聞いたことがありませんでしたから」(地元住民)11月14日、大阪市は城東区の介護老人保健施設「幸成園」を来年3月から6カ月間業務停止の行政処分にすると発表した。男性従業員が入所者女性を殴る、下半身を触るなどの虐待をしていたことが発覚したとのこと。女性はいずれも80代以上。男性はすでに退職しており、入所者約60人はこれから別の施設へ移るなどして対応することになるという。さらに驚くべきことに、この施設はこれまでにも市から虐待の認定を受けていた。その数、2019年から3度。再三にわたる行政指導にもかかわらず、今回の処分となったのだ。そこで、本誌は現地へと向かった。だが4度の虐待認定があったのにもかかわらず、聞こえてきたのは冒頭のようなコメントばかり。地元では、驚くほど内部の実態は知られていなかった。近所の人はこう語る。「よく笑ったり、歌を歌ったりするような声はよく聞こえてきていました。お年寄りなのでたまに大きな声を出される方がいましたけど、そんな虐待されているのではと思わせる叫び声みたいなのは、聞いたことないです。虐待に関する話が地元で話題になったことも、いっさいありませんでした」さらに周辺でトラブルはなかったのかと聞くと「ないこともないけど……」としつつ、こう続けた。「一度だけ、施設から出るゴミについて問題になったことはありました。ゴミ回収後も残飯が地面に落ちたまま残っていたことがあって、地元の人たちが施設に『何とかしてほしい』と言いに行ったんです。でも、そのときはすぐに改善してもらえました。だからトラブルといっても、どこにでもあるような些細なことくらいですよ」内部では過ちを繰り返しながらも、外部からの声には即座に対応……。その甲斐もあってか、地元にとっては“ありがたい施設”だという評判さえあった。「いま、なかなか施設に入るのが大変じゃないですか。だから『近所に施設があってよかった』『うちの家族も入れたい』『私もゆくゆくは入りたい』といった人が多かったんです。実際、おばあちゃんを入居させた人は『近所の施設に入れることができてよかったわ』と喜んでいました。それだけに、今回のことは『えっ、なんで』と信じられませんでした」(前出・近所の人)なぜ、虐待は止められなかったのか。本誌は施設へ直接、連絡した。だが……。――今回の入居者への虐待について話を聞きたいのですが。「今そのことで対応できるスタッフかいませんので、答えられません」――対応できるスタッフの方はいつ戻られますか?「わかりません」――明日にはご対応いただけるのでしょうか?「それもわかりません」何を聞いても、「担当者が不在で答えられない」を繰り返すだけだった。前出の近所の人はこう憤る。「みんな、最後はあそこで豊かに暮らしたいという思いで入所したはずです。なのに虐待なんてされていたら、腹が立ってしょうがないですよ。身内がいない人は他に移ると言っても、難しいでしょうし。あまりにもかわいそうです」
2022年11月16日「GO!GO!KAI-GOプロジェクト」では、親子・夫婦などの家族や友達、恋人など身近な人と「介護」について考えたり、話し合ったりする機会を推奨しております。プロジェクトではやりがい・面白さ・魅力を届けるために介護従事者、関係者の応援ソングを制作中です!近日詳細公開しますのでお楽しみに!応援団メンバーも活動を通して、多くの方々に介護の魅力を感じていただけるよう、情報発信を行ってまいります。※「介護の日」高齢化などにより介護が必要な方々が増加している一方、介護にまつわる課題は多様化しています。こうした中、多くの方々に介護を身近なものとしてとらえていただくとともに、それぞれの立場で介護を考え、関わっていただくことが必要となっています。介護についての理解と認識を深め、介護サービス利用者及びその家族、介護従事者等を支援するとともに、これらの人たちを取り巻く地域社会における支え合いや交流を促進する観点から、高齢者や障害者等に対する介護に関し、国民への啓発を重点的に実施する日を設定することとしました。厚生労働省 公式HP「介護の日とは」より: GO!GO!KAI-GOプロジェクト■「GO!GO!KAI-GOプロジェクト」名称:GO!GO!KAI-GOプロジェクト本事業は、厚生労働省補助事業「令和4年度介護のしごと魅力発信等事業(情報発信事業)」を活用してテレビ朝日映像が主催します。公式サイト: YouTube : Twitter : Instagram : Facebook : 「GO!GO!KAI-GOプロジェクト」では、福祉・介護への多様な人材参入を促進するために、厚生労働省補助事業「令和3年度介護のしごと魅力発信等事業(体験型・参加型イベント)」として、2021年夏に発足されました。2022年度もシーズン2として2021年から引き続き団長の福澤朗さんを中心に「福祉・介護の世界で活躍する人々の力になりたい!」と意気込む著名人たちが集い、当プロジェクトを盛り上げるための「応援団」を結成。フリーアナウンサー、お笑い芸人、女優、アーティストなど幅広い世代のメンバーたちが福祉・介護の現場に飛び込み、そこで得た発見や感動、仕事のやりがいなどを、WEB配信を通じてレポートしていきます!「GO!GO!KAI-GOプロジェクト」を盛り上げる応援団メンバー配信中のYouTube動画の様子■「GO!GO!KAI-GOプロジェクト」今後の活動予定(1)シンガーソングライター井上苑子による福祉・介護の応援ソングをお披露目2023年2月 BS朝日 30分特番「GO!GO!KAI-GO 応援団」にてお披露目予定!(2) オンラインによるシンポジウムの開催イベント名: 「教師、親として知っておきたい!いまどきケアワークの最新事情と可能性」日時 : 2022年11月16日(水) 19:00~20:30会場 : オンラインによるLIVE配信(事前申し込み制)URL : (3)「介護の日」イベントへの出展イベント名:厚生労働省補助事業「介護のしごと魅力発信サミット」(4) 女性層を中心に高い支持を得ている朝日新聞の紙面企画「ボンマルシェ」テーマ名: 「知りたい!イキイキ「介護」の現場のこと」日時 : 2022年11月24日(予定) ※掲載後、WEB配信予定!(5) BS朝日 30分特番「GO!GO!KAI-GO 応援団」2023年2月上旬 放送予定!(6) インフォマーシャルCM、公式サイトにて配信中!(7) TikTokチャンネル近日配信!テーマ:「思わず見ちゃう! 介護現場のテクノロジー」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月09日【前編】91歳、現役介護看護師74年間さすり続けた掌のぬくもりより続くここは、京都府木津川市の山あいにある「山城ぬくもりの里」。特別養護老人ホームやケアハウスも併設する総合福祉施設だ。デイサービスの談話室での光景は、一見、どこにでもある介護の現場のようだが、ほかの施設と大きく違うのは、介護職で同施設の顧問も務める細井恵美子さんさんが91歳で、利用者たちが80代や70代など、介護者より年下ということだ。「今日の5人の方たちは、全員が認知症を患っていらっしゃいます。私は17歳で看護師になって74年になりますが、看護や介護の現場でずっと大切にしてきたのは会話。それは、認知症の方を相手にしたときも同じです。私、病棟勤務のころから、ナースステーションにいるより現場が好きな、おしゃべりな婦長さんで有名やったんです(笑)。この年やし、こんな小さな体ですから、体力では若いスタッフにかないませんが、会話なら年寄りの私でも自由にできるでしょう」なるほど、細井さんが利用者と目の高さが同じになるまで腰をかがめ、まずは「○○さん」と呼びかけると、それまで無表情だった相手も自然に笑顔になるのだった。■学生時代はずっと戦争と共に。看護婦養成所で引き揚げてきた元日本兵を看護「満州事変の年に生まれて、小1で父が日中戦争で召集され、14歳で終戦して、翌年に看護学校を卒業。だから、私の学生時代は、ずっと戦争と共にあったんです」1931年(昭和6年)4月18日、京都は丹後の農村に生まれた細井さん。両親と兄、祖父母との生活だったが、大黒柱の父親は出征しており、生活は苦しかった。「本も勉強も好きでしたが、それよりも田畑や牛飼いの手伝いが先やった。放課後は、新聞配達もして家計を支えました」「看護師になるとは思ってもいなかった。担任の先生は師範学校への進学を勧めてくれましたが、帰還していた父が『女は早く手に職をつけろ』と、看護師学校を決めてきたんです」養成所のあった舞鶴は、日本有数の旧ソ連などからの引揚げ港だった。「シベリアの抑留生活で両手をなくした元兵隊さんは、心身共にクタクタに疲れ切っていて、この人は帰郷後にどんな生活をするんやろう、と思ったり。一方、相変わらず軍服のまま威張り散らす人もいて、私は戦争というものが根っから嫌いになりました」17歳で養成所を出ると、そのまま舞鶴病院の防疫班などに勤務。結婚は19歳で、2年後には長男が生まれた。しかし、船員だった夫は、新婚当初から、ほとんど家庭を顧みなかったという。「舞鶴病院のあとの丹後中央病院のころは、准看護学校で教務の仕事に就いて自立もでき、夜勤もなかったので、息子が小2のとき離婚しました」■退院間近の高齢男性の飛び降り自殺が契機に国内でも先駆けとなる訪問看護を開始当時から先進的な医療に取り組んでいた京都南病院へ移ったのは36歳のときで、総婦長に抜てきされる。ここで、大きな転機となる出来事が起きる。入院患者の自殺だった。「よくお話をする患者さんの一人で、退院間近の高齢の男性でした。その日、ご家族の面会が終わったあと、寂しそうに打ち明けてくれたんです。『さっき、おじいちゃんの部屋はもう孫の勉強部屋になっている、と告げられた』と。 退院しても、実家に自分の居場所はないと悲観したんでしょうね。その後、3階の病室の窓から飛び降りはりました。私は、男性の話を聞かされたとき、『家に帰るのも、いろいろ大変ですね』としか言えませんでした」深い後悔に襲われた細井さんは、こんなことを考え始める。「患者さんが、退院しても、ご自宅で家族と共に潤いある生活を続けられるようケアをすることが大事。そのために何ができるやろうか」こうして細井さんの提案で、訪問看護がスタートする。国内でも先駆けとなる取り組みだった。「自宅で療養する患者さん宅を訪ねて、おむつを替えたり、パート勤務の奥さんが作っていったおにぎりを食べさせたり。当初は無料で、やがて車代の500円だけいただきましたが、なかには、『なんで看護婦にお金を払わんといけんのや』と言うご家族もいらして」しかし、3週間もすると家族の対応もガラリと変わり、そして、こんな言葉をかけられるように。「お医者の先生より、看護婦さんが来たほうが、よっぽどええわ」そうした声に後押しされ、細井さんたちのグループは、当時の厚生省へも何度も出向いた。「まだまだ訪問看護や老人施設に対するバックアップは足りませんでしたから、もっと体制を整えてほしいと談判しました」そして、’86年には老人保健施設の制度がスタートする。「すでに始まっていた高齢化社会で、どんな介護が求められるかを考え、リハビリや医療ケアをより充実させて高齢者の在宅復帰を促す施設を目指しました」聴診器を首から下げた看護師の姿も今では一般的だが、これも細井さんが先駆けとなった。「京都南病院に、男か女かや、医者か看護師かといった分け隔てのない考えの循環器系の医師がいらして、その先生が『ICUや透析の患者さんに対するときは、看護婦も聴診器で患者の体調を的確に見極める必要がある』と認めてくれたんです」 その後、前述のとおり、60歳で定年退職したあとも、老人福祉施設の設立に関わったり、社会復帰のためのイベントを企画したりしながら、看護から介護の現場へと活動の足場を移していった。現在の山城ぬくもりの里の設立には準備段階から関わり、’01年4月にオープンしたときには、初代施設長に就任。こうした活動に対して、’12年には京都ヒューマン賞を、翌年には京都府看護功労賞知事賞を受賞している。■突然声を張り上げた認知症の女性に寄り添い、ソファに並んで、背中をさすって話を「勤務は朝の10時から17時30分まで。お昼を食べるときを除いて、私、ほとんど休まんのです。自分で言うのもなんやけど、よう仕事してますよ(笑)」80歳まで施設長を務め、現在は顧問として月・水・金の週3日の勤務。6時間半をかけて各施設を回り、利用者への声かけの「ラウンド」を続ける。「まあ、かっこよく横文字でラウンドなんて言いますけど(笑)、私は、もう70年以上、ただ現場が好きやから回っているだけ」その仕事ぶりに密着した日も、濃紺の制服姿の細井さんは、ほとんど立ちっぱなし、動きっぱなしだった。そんなときだった、静まり返っていた部屋に、突然、大きな声が轟いた。「こんな変な色のついたもんは飲めん!」湯呑みを前に、一人の女性利用者が声を張り上げていた。認知症の一つの症状で、突然怒りだすことがあるというのは、事前に聞かされていた。続いて、女性はブツブツ言いながら談話室を出ていく。あわてて追いかけようとするスタッフを制して、細井さんが隣に寄り添う。「ちょっと、玄関のソファでおしゃべりしよか」やがて、ソファに並んで腰掛けた二人。細井さんが、女性の背中をさすりながら、「ゆうべは眠れたんかな?」「ぜんぜん眠れへん」「それは、しんどいなぁ。部屋で横になってもいいんやで」「いや、話、してたい」「はい、じゃ、そうしよう。ほら、見てごらん。山の緑も、もうじき紅葉の季節やね」「うん」ようやく女性が落ち着いた絶妙のタイミングで、大谷さんがお盆に熱いお茶を2つ持って現れた。そのまま、ガラス戸越しに山を眺めての世間話は20分近く続いた。細井さんは、「認知症では、幻覚や幻聴もありますから、私たちには見えなくても、この方にはなにか見えているのかな、と想像します。終戦後の舞鶴の病院のころから、認知症ではありませんが、同じような光景を何度も体験してきました。驚いたり戸惑ったりする前に、相手を理解しようとすることが大切です。もっと言えば、今の女性の怒りの態度も、今日は朝から大雨でしたから、ついバタバタしてしまっていた私たちスタッフの感情が鏡になって彼女に表れたかな、と思ったりもするんです」■91歳と80歳長い人生の機微を刻んだしわくちゃの手が重ねられて気づけば、時刻は11時30分前。早くも昼食の介助が始まるという時間になっていた。先ほどの認知症の女性が落ち着いたのを見届け、談話室に戻った細井さんは、冒頭で、薬を飲んだあと再び黙り込んだままだった車いすのチエさんの隣へ。「今日のお昼はなんやろうね。それにしても、朝から雨で冷えるな」その両手をさすりながら、語りかける。するとチエさんが、「あったかい手」今日、初めて言葉を発したのだった。細井さんもうれしそう。「そやけど、心の冷たい人のほうが手があったかい、って言うな」「そんなことあらへん」「そうか。チエさん。ありがとう」91歳と80歳。長い人生の機微を刻んだしわくちゃの手が、もう一つのしわくちゃの手をギュウとやさしく握り返した。(※文中の施設利用者の方はすべて仮名です)
2022年10月23日介護資格研修を展開する土屋ケアカレッジ(理事長:吉田 政弘)は、2022年9月より、北陸で初となる重度訪問介護従業者養成研修統合課程(以下、統合課程)を開講しました。土屋ケアカレッジは、重度訪問介護(重度の障害をお持ちの方に対する訪問介護サービス)を全国で展開する株式会社土屋(本社:岡山県井原市、代表取締役:高浜 敏之、在籍人数:2,012人)が運営する介護職員養成のための教育研修機関です。2022年9月1日より、土屋ケアカレッジは富山県で初の統合課程および第3号研修(医療的ケア等)を開講しました。本研修では、重度訪問介護で仕事をするために必要な資格が最短3日間で取得できます(後述のゼロ円キャンペーン実施中)。人材が不足する重度訪問介護業界のヘルパーを富山県で短期に育成することにより、今後、北陸ブロック(富山・福井・石川)で本格的に重度の障害をお持ちの方に対する支援をお届けできる体制が整いました。■統合課程の概要本研修では、障害福祉の考え方・歴史、介護技術や医療的ケア(喀痰吸引・経管栄養)の実技を最短3日間で学べます。統合課程は重度訪問介護で就業する際に最短で支援に入ることができる資格であり、未経験から始めることが可能です。また介護経験のある方も自身のステップアップとして取得されています。取得資格 :重度訪問介護従業者養成研修統合課程・第3号研修(喀痰吸引・経管栄養等)研修内容 :1日目 オンライン受講(ご自宅もしくは弊社研修会場)2日目 研修会場に通学(介護技術、医療的ケア実技)3日目 サービス提供現場での実習※エリアによって異なります。受講対象者:受講資格なし研修期間 :3日間(最短)開催場所 :全国の土屋ケアカレッジ開催日時 :毎週水曜日、木曜日料金(税込):30,000円 ※キャンペーン価格27,000円担当者 :石井 政充(土屋ケアカレッジ広報部長)お申し込みはこちらから↓URL: 土屋ケアカレッジ理事長・吉田 政弘■土屋ケアカレッジの想い ~理事長・吉田 政弘~当社は、全国で重度の障害をお持ちの方を支援する「重度訪問介護のリーディングカンパニー」です。障害があっても、自宅や地域で自分らしく、生き生きと暮らしたいという要望は、全国から多数寄せられています。北陸ブロックの事業所においては、深刻なアテンダント(ヘルパー)不足により、これまで重度の障害をお持ちの方の支援のご要望に応じるのが難しい状況にありました。というのも、北陸ブロックでは、重度訪問介護に最短期間で従事することのできる資格研修である統合課程の開催が認められず、迅速にアテンダントを養成することができなかったためです。こうした中、障害福祉に理解の深い富山県において、この度、本研修の開講を認めるとの決定がなされました。そこで土屋ケアカレッジは2022年9月1日より、北陸では初となる富山県に進出。統合課程および第3号研修を開講する運びとなりました。統合課程は、圧倒的に人材が不足している重度訪問介護のヘルパー資格を最短3日間で取得できる研修です。以前は、北陸ブロックの受講生の皆さまに尼崎(兵庫県)や京都などの当カレッジまで足を運んでいただいていましたが、現地での受講が可能となったことにより時間的・経済的負担も大幅に軽減され、多くの方に受講いただくことを期待しています。それによりアテンダント不足を解消し、事業所の体制を整え、富山・福井・石川にお住いの支援を必要とする全ての方に重度訪問介護をお届けできればと願っております。また、近い将来には、北陸ブロックで介護保険分野の初任者・実務者研修の開講も視野に入れており、障害者・高齢者問わず、より幅広く支援の手を広げていく予定です。■ゼロ円キャンペーン実施中土屋ケアカレッジでは、重度訪問介護への門戸を広げるべく、ゼロ円キャンペーンを実施しています。ホームケア土屋に入社された方はもとより、当社で就業をご検討の方にも、一定の条件の下、全額キャッシュバックいたします。なお当社に入社された場合、資格取得後すぐに現場に入ることも可能です。2か月ほどの同行研修により、先輩アテンダントや障害当事者ご本人の指導の下で業務を覚えていくというスタイルを取っています。スキルアップをお考えの方や、重度訪問介護に興味のある方は、ぜひ積極的にご参加ください。土屋ケアカレッジ広報部長・石井 政充■受講を検討中の方へ ~広報部長・石井 政充よりメッセージ~私は未経験で介護の世界に飛び込みました。たまたまそれが重度訪問介護でした。コミュニケーションには自信があり、それさえあればなんとでもなると高を括っていましたが、見事に砕け散りました。これは重度訪問介護あるあるです。そこから重度訪問介護について歴史を学び、実現場で経験を重ね、他現場での情報を収集することで『重度訪問介護特化型介護士』になることができました。現場を離れてからは、土屋ケアカレッジにて【重度訪問介護従業者養成研修統合課程】の講師として登壇し、多くの受講生に重度訪問介護を伝えてきました。現在は重度訪問介護に限らず、人材難の介護業界に1人でも多くの介護士を輩出すべく日々奔走しております。皆さん、是非一緒に介護業界を盛り上げましょう!石井 政充の土屋ケアカレッジブログ 『私と介護の出会い』『入社してすぐに実務者研修を受講する!!』■土屋ケアカレッジのご紹介土屋ケアカレッジは、「福祉業界への架け橋」です。障害をお持ちで支援を希望される方に供給不足を起こさないよう、統合課程の研修を全国で展開して、重度訪問介護のヘルパーを育成しています。また、介護保険分野においても、介護業界はもちろん、他のさまざまな業界から志のある方を同業界に招き、安心して介護の仕事に従事していただけるよう、初任者・実務者研修をお届けしています。介護経験者、未経験者問わず、新しいクライアント(利用者)の介護を始める時は誰しもが不安に感じるものです。土屋ケアカレッジは受講生のそのような想いに目を向け、各種研修のカリキュラムを組み立てています。研修内容:介護福祉士 実務者研修介護職員 初任者研修重度訪問介護従業者養成研修 統合課程喀痰吸引等第3号研修医療的ケア教員講習会全国各地で開催していますので、下記HPより、お気軽にお問い合わせください。◎土屋ケアカレッジ公式HP ◎「統合課程」詳細情報 ◎「第3号研修」詳細情報 ◎「初任者研修」詳細情報 ◎「実務者研修」詳細情報 ◎「医療的ケア教員講習会」詳細情報 ◎全国の教室紹介 【関連URL】<公式サイト> <公式Twitter> <公式YouTubeチャンネル> 【会社概要】会社名 :株式会社土屋所在地 :岡山県井原市井原町192-2 久安セントラルビル2F代表取締役:高浜 敏之設立 :2020年8月事業内容 :障害福祉サービス事業及び地域生活支援事業、介護保険法に基づく居宅サービス事業、講演会及び講習会等の企画・開催及び運営事業、研修事業、訪問看護事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月15日全国に「そよ風」のブランドで高齢者介護事業を展開する株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティ(本社:東京都港区、代表取締役社長:中川 清彦、以下:当社)は、2022年7月22日より、当社が進める「イマドキシニア」プロジェクト(*1)の一環として行う「介護×スポーツ」の取り組みとして、福島県をホームとして活動するプロバスケットボールクラブ「福島ファイヤーボンズ」と協業を開始しました。介護×スポーツの協業は6例目、『シニア×スポーツ選手×幼児』の多世代・地域交流に貢献この度の協業開始により、「イマドキシニア」プロジェクトにおける『介護×スポーツ』の取り組み(*2)は6例目となり、当社では初めてとなる東北エリアのスポーツチームとの契約となります。また、バスケットボールクラブとの協業において初めて現役選手への栄養支援や、選手らとの介護サービス共同開発交流などを行います。さらに、この取り組みで当社が運営する短期入所生活介護「郡山南ショートステイそよ風(以下:そよ風)施設内に併設している「キッズ東都学園保育所(福島県郡山市、学校法人こおりやま東都学園)、以下:保育所」との交流も予定しており、『シニア×スポーツ×幼児』での多世代交流による持続可能な地域活性化への貢献を図ってまいります。「イマドキシニア」プロジェクト(イメージビジュアル)■「福島ファイヤーボンズ」との協業概要1. クラブ現役選手・コーチに対し管理栄養士が監修した食事宅配サービス「食のそよ風」の提供による栄養支援2. クラブの現役選手やトレーナーと、当社の医療・介護専門職とによる機能訓練の共同開発3. 両社全面サポートによる「そよ風」利用のお客様やご家族でのホームゲームの観戦・応援4. 「そよ風」施設でのお客様とクラブ現役選手との定期的な交流2021年5月より開始した当プロジェクトで培った経験やノウハウを活かし、いずれも選手が日頃感じている困りごとに対し、当社の経営資源を活かしサポートを行います。この度のヒアリングでも選手も栄養管理が課題の一つとしてあげられたことから、当社はオフィシャルサプライヤーとして栄養支援を行います。具体的には、クラブ現役選手とコーチに対し当社の管理栄養士監修の栄養バランスに優れた食事宅配サービス「食のそよ風」を提供いたします。また当社とクラブは、「そよ風」利用のお客様および「イマドキシニア」に役立つバスケットボールの動きなどを採り入れた機能訓練プログラムの共同開発を行います。さらに、共同開発したプログラムは、YouTubeで一般公開するとともに、クラブ現役選手が「そよ風」に来館し、実演・共同実施を行う予定です。そのほか、「そよ風」利用のお客様とクラブ現役選手との定期的な交流や、クラブのホームゲームの観戦を行います。ホームゲームの観戦では、「そよ風」利用のお客様が安心・安全に試合観戦できるよう、移動から試合中の観戦時のオペレーション、人員体制、応援場所の確保など、両社の協力のもとサポートを行います。「シニア×スポーツ選手×幼児」の多世代・地域交流も実施■「福島ファイヤーボンズ」との協業を通じて期待できる効果・栄養支援を通じてクラブ現役選手のさらなる活躍をバックアップ・「そよ風」利用のお客様に対して、選手らを応援する楽しみなど新しい価値を提供・「そよ風」利用のお客様と当施設に隣接する保育所園児、さらにそのご家族、施設スタッフ、選手、地域住民など多世代の地域交流を推進・バスケットボールを取り入れた新しいサービスの開発、シニアのフレイル・介護予防このたびの協業により、選手にとっては、スポーツ選手としての身体づくりのうえで重要となる「栄養問題」の解決に役立つことが期待されます。また、若い世代のファンが多い現状から、シニアまでファン層拡大につながるメリットがあります。「そよ風」利用のお客様にとっては、クラブ現役選手との交流による刺激、選手を応援する楽しみなど、新しい価値や活力が生まれます。「そよ風」利用のお客様のご家族には、「「そよ風」に行くと元気になって帰ってきてくれる」、「自宅のなかでは味わえない楽しみや刺激がある」とより一層感じていただけるようなサービスになると期待しています。さらに、バスケットボールの専門性を活かした機能訓練プログラム共同開発は、既存の介護をバージョンアップするものとなり、「そよ風」利用のお客様および「イマドキシニア」の一層の心身の健康につなげること、楽しみながらフレイル・介護予防につなげることを目指します。また、「そよ風」で働く従業員にとってもプロスポーツ選手との交流など、他社では得られない経験により、新たなやりがいをもてる環境になると期待しています。画像提供:福島ファイヤーボンズ■「介護×スポーツ」プロジェクトの今後について当社の高齢者介護事業ブランド「そよ風」の施設がある全国地域において、さまざまな競技チームや選手との協業を進め、「そよ風」利用のお客様および「イマドキシニア」に向けたサービス開発を推進していく計画です。<2022年4月までにオフィシャルサプライヤー契約を務めるクラブならびに個人選手は4チーム、4選手(*3)>[参考](*1)「イマドキシニア」プロジェクトについて当社の示す「イマドキシニア」とは、主に1950年代生まれのシニアで高度経済成長における豊かな生活のなか、テレビなどの娯楽、スポーツなどが身近な存在となり、個性豊かな価値観をもちながら過ごしてきた世代です。当社ではかねて、この「イマドキシニア」に対し、これまでの介護保険サービスに加え、未来社会を見据えた人生・生活背景にフィットする多様性あるサービス開発の必要性があると考え、新しい価値のサービス開発を進めています。(*2)「介護×スポーツ」プロジェクトについて2021年5月にプロバスケットボールBリーグ「千葉ジェッツふなばし」との協業開始を皮切りに、同年6月に女子プロサッカーWEリーグ「INAC神戸レオネッサ」、同じく11月に独立プロ野球ベースボール・チャレンジ・リーグ「埼玉武蔵ヒートベアーズ」と、2022年1月には女子サッカーなでしこリーグ「静岡SSUボニータ」、同年4月にプロサーファー4名との協業を行い、スポーツチームにおける栄養支援や、スポーツ×介護による新しいサービスの開発、地域活性化につながる取り組みなどを進めています。(*3)2022年4月までの契約実績・千葉ジェッツふなばし(プロバスケットボール BリーグB1/2021年5月24日協業開始)・INAC神戸レオネッサ(女子サッカー WEリーグ/2021年6月1日協業開始)・埼玉武蔵ヒートベアーズ(独立プロ野球 BCリーグ/2021年11月1日協業開始)・静岡SSUボニータ(女子サッカー なでしこリーグ/2022年1月11日協業開始)・安室丈、田中大貴、古川海夕、萩田泰智(プロサーファー/2022年4月1日協業開始)参考ニュースレター: ■福島ファイヤーボンズについて東日本大震災を契機に発足したプロバスケットボールクラブで、福島県郡山市をホームとして、クラブの成長によって福島のシンボルになり「誇れる福島」の創出に貢献したいという強い思いを持った地域密着型クラブです。2022年度現在はBリーグ2部(B2)に所属。ホームページ: ■株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティについて全国に展開する高齢者介護施設を通じて、高齢者の生活と自立を支援しています。また、新サービスの開発や研究を進めるなど、高齢者がアクティブに、介護が必要になっても穏やかに、誰よりも自分らしく暮し続けられるよう、「介護」の枠にとらわれない、新しい事業を目指しています。コーポレートサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月29日会話サービス事業、生活総合補助サービス(家事代行)事業などを手がける株式会社2Lでは、2022年8月1日(月)より、介護施設・病院などの「法人」や、高齢者・体が不自由な方・独り暮らしで話し相手を必要としている「個人」などを対象に、『会話サービス「ざつだん」』と『総合生活補助サービス(家事代行サービス)「マッチ」』の新たな形のサービスの提供を始めました。“ざつだん”はオンラインでもOK。生活補助サービスは、“何でも気軽に頼める”をモットーに行います。日常の困りごとの解決を、“あと一歩”サポートする日本はこれまでにない「高齢化社会」を迎えています。核家族化が進み、子ども世帯と離れて「単身で暮らす高齢者」は確実に増加しています。また、一生を独身で過ごす「ソロ化」も進行しています。さらに、病気と共存しながら独り暮らしをしている方も増えています。こうした社会の多様化が進む一方、「話し相手を見つけられたら」「日常のちょっとした場面で、困りごとを手助けして貰えたら」といった悩みを持つ人も、少なくありません。株式会社2Lでは、「法人」や「個人」のお客様のこうした悩みにお応えし、解消できるよう最大限サービスを提供してまいります。『会話サービス「ざつだん」』と『総合生活補助サービス(家事代行サービス)「マッチ」』株式会社2Lのサービスは、おもに『会話サービス「ざつだん」』と『総合生活補助サービス(家事代行サービス)「マッチ」』の2つです。1. 『会話サービス「ざつだん」』スタッフ不足で、利用者の方と会話業務を充分に行えていないという施設や病院など「法人」の場合、レクリエーション企画をお請けしたり、スタッフの皆様が書類作成業務の時間などを作れるよう、患者や利用者の皆様との会話を、株式会社2Lのスタッフ(パートナー)が行ったりと、「法人」の皆様のさまざまなニーズにお応えしてまいります。「個人」のお客様の場合は、独り暮らしの高齢者の方や、“誰かと話したい”といった方の切実な「声」を確実にすくい上げ、寄り添いながら会話してまいります。2. 『総合生活補助サービス(家事代行サービス)「マッチ」』いわゆる“家事代行”のようなきっちりとしたご依頼ではなく、「日常の1コマを助ける」業務をモットーに、日々の暮らしを“ちょっとサポートする”ご依頼に対応していきます。例えば、「肩が上がらず衣替えができないからやってほしい」や「寂しいから一緒にご飯を食べてほしい」「大掃除を手伝ってほしい」「買い物をしてきてほしい」「高いところの電球を替えてほしい」など、日常の“ちょっとした”困りごとに素早く対応します。どのサービスも面接をクリアした「パートナー」と呼ばれる弊社スタッフが対応してまいりますので、気兼ねなくご利用・ご相談いただけます。「個人」の方が利用される場合は、最短で2時間後から予約が可能(「法人」の場合は3時間後から)です。“日常の困りごとに対応”する『総合生活補助サービス(家事代行サービス)「マッチ」』は、スピード感も抜群。「買い物代行」のご依頼があった場合、欲しい商品を時間内に見つけるよう懸命に努めますので、「売り切れ」や「手に入らない」といった事態はほとんど起こりません。料金も「個人」のお客様の場合、『会話サービス「ざつだん」』『総合生活補助サービス(家事代行サービス)「マッチ」』ともに、それぞれ1プラン30分900円(10パーセントOFF価格。通常価格は30分1,000円)という、シンプルで明瞭な体系。追加請求も一切なく安心です。(*注)(*注) 料金プランにつきましては、「法人」のお客様、また「個人」のお客様におかれましても、URLにて詳細をご確認ください。▼「株式会社2L」公式Webサイト: (画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2022年08月18日「“世論の支持”を大義名分に岸田首相は2024年の介護保険制度の“改悪”に突き進むのではと、介護現場は危機感を募らせています。財務省の諮問機関である財政制度等審議会が、介護保険サービスの利用者負担を“原則2割”にすることを提案しているからです」そう語るのは「認知症の人と家族の会」の花俣ふみ代副代表だ。現在、介護認定を受けている約9割の人が「1割負担」だ。原則2割負担になった場合、自己負担額は倍増することになるが、その影響は金銭的な影響にとどまらない。「認知症の介護家族への実態調査では、1日の介護時間が『昼夜を問わず24時間』と答えた人が24%ともっとも多かったのです。これまでサービスを利用してどうにかしのいでいた家族が、経済負担に耐えられず利用控えすることによって、過重な負担が生じる可能性が高い。その担い手は主婦がすることが多く、睡眠不足やうつ、持病の悪化の懸念も。さらに介護離職を選択する人も増えるだけでなく、虐待や介護殺人も起こり得ます」■ケアプラン作成の有料化も提案財政制度等審議会は、ほかにも「ケアプラン作成の有料化」や「要介護1・2の総合事業への移行」などの提案をしている。「サービスを受ける利用者の状態や要望を聞き取って、ケアマネジャー(介護支援専門員)が定期的に作成するケアプランは、現在、利用者や介護家族は一銭も払わなくてもいい仕組みです。ここで日常生活の悩みを相談する利用者も多いのです」(花俣さん)しかし、有料化すれば、相談する高齢者や家族が減ってしまい、サービスの利用そのものを避けてしまう懸念があるという。「さらに財政制度等審議会は、要介護1、2を『軽度者』として、デイサービスや訪問ヘルパーを使えないように介護保険本体の給付から切り離して、市区町村事業に移行するように求めています。事業費に制約のある市区町村事業では、家族の負担が重くなる。介護が必要と認定されても適切なサービスを受けられなくなれば、何のために介護保険料を払っているのかわかりません」(花俣さん)最後に社会福祉学が専門の淑徳大学の結城康博教授はこう語る。「2024年の介護保険制度の改定は、この年末には方針が固まります。今は、利用者の自己負担を強いるような議論が財務省を中心に行われているところ。『ノー』という声を上げて世論を突き動かすことも重要です」このままでは、高齢者と介護家族にとっては「黄金の3年」ではなく「地獄の一生」が始まってしまうかもしれない。
2022年07月19日大人気マンガシリーズ、今回はのじ(@noji09noji)さんの投稿をご紹介! 「高校生で親の介護を体験した話」第55話です。三者面談当日、心配なのじさんは母を駐車場まで迎えに行くことに。しかし車から出てきた弱々しい母の姿を見て…!?<高校生で親の介護を体験した話#55>出典:instagramそして三者面談当日…出典:instagram駐車場まで迎えに行くことに出典:instagram丁度母が到着。出典:instagram1人で立つのは難しく…出典:instagram声をかけようとするも…出典:instagram周りに人が…出典:instagram声をかけるのをやめてしまう…出典:instagram周りの目が気になってしまい…出典:instagramそんな葛藤は露知らずの母出典:instagram母親が心配なのじさんは学校の駐車場まで迎えに行くことに。丁度到着していた母親でしたが、その弱弱しい姿に周りの目を気にして声をかけるのをためらってしまいます…。次回の配信もお楽しみに!"
2022年06月30日大人気マンガシリーズ、今回はのじ(@noji09noji)さんの投稿をご紹介! 「高校生で親の介護を体験した話」第53話です。三者面談に参加するというのじさんの母親。しかしのじさんはとある理由であまり乗り気ではなく…!?<高校生で親の介護を体験した話#53>出典:instagramのじさんは反対の様子出典:instagramそうは言っても…出典:instagram食い下がるのじさんに…出典:instagram「私を学校に行かせたくないの?」出典:instagramのじさんの本心は…出典:instagram病気の母の姿を…出典:instagram私の母だけ…出典:instagram本心を話すこともできず…出典:instagram母親も参加することに出典:instagram病気の母を学校の皆に見られたくなかったのじさん…。しかし、そんなことを言えるはずもなく、母を交えた三者面談をすることに。次回の配信もお楽しみに!"
2022年06月29日介護従事者、育児中の保護者、人間関係に悩む中学生から大人まで手に取ってもらいたい1冊。 たまには向き合わず、横に並んで一緒に大切な時間を過ごすことが大切です。株式会社みらいパブリッシング(所在地:東京都杉並区高円寺、代表取締役:松崎義行)は、新刊『いっしょにあるく』(著者:うえのみえこ) を2022年6月20日に発売いたします。詳細 URL: 内容紹介現役の介護職員が、 認知症がある人自身の気持ちになって描いた絵本。「ずっとがんばってきたわたし。でも、さいきん、わからないこと、できないことが増えてきました……」この絵本は、認知症がある人本人が主人公です。現役の介護職員が、認知症がある人たちと日々接するなかで、介護される側の気持ちに寄り添い、描き上げました。近親者を介護する中で、私達は「本人のために」と、一方的な答えを押し付けていないだろうか……。そんな、人間の尊厳について考え直すきっかけになる1冊です。「一方的な押し付け」は、介護の現場に限ったことではありません。育児中、子どもたちに対してや、その他あらゆる人とのコミュニケーションにおいて、大切なことに気づかされる1冊です。出版社よりこの絵本で語られている、認知症がある人自身のセリフに、ドキッとする方は多いのではないでしょうか。本人の気持ちを聞く前に、「本人のために」「安全のために」周りの人たちが判断していることもあると思います。しかし、本人は傷ついているのかもしれません。この絵本は、介護だけでなく、子育て、夫婦、上司と部下などのコミュニケーションに悩む人にもオススメです。相手の気持ちに寄り添えると、自分も少し楽になるかもしれません。少し肩の力を抜くためにも、ぜひご一読ください。著者プロフィール兵庫県出身。京都芸術短期大学卒業後、転職を経て特別養護老人ホームに就職。現在まで認知症介護に携わる。現在はグループホームで介護支援専門員に従事する傍ら、認知症介護指導者として活動中。書籍概要書籍名 :いっしょにあるく著者 :うえのみえこ定価 :本体1540円(税込)体裁 :B5判32ページ上製オールカラーISBN:978-4-434-30487-3URL : 会社概要商号 : 株式会社みらいパブリッシング代表者 : 代表取締役松崎義行所在地 : 〒166-0003東京都杉並区高円寺南4-26-12 福丸ビル6階設立 : 2014年5月事業内容 : 図書出版全般URL : 本件に関する報道関係のお問い合わせ先株式会社みらいパブリッシング担当:肥塚電話番号:03-5913-8611 Email: koizuka@publishers.jp 関連書籍::: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月20日大人気マンガシリーズ、今回はのじ(@noji09noji)さんの投稿をご紹介! 「高校生で親の介護を体験した話」第52話です。進学を希望することにしたのじさん。進路を決定する上で外せないのが三者面談。一応母に相談するも…!?<高校生で親の介護を体験した話#52>出典:instagram進路を決める上で…出典:instagram三者面談出典:instagram三者面談といっても…出典:instagram一応母親に相談…出典:instagramダメもとで話してみると…出典:instagram呆気に取られるのじさん出典:instagramなんと母親が三者面談に…!?出典:instagram三者面談に参加するというのじさんの母親。病床の身ながらも参加できるのでしょうか…!?次回の配信もお楽しみに!"
2022年06月19日全国で高齢者介護事業を展開する株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティ(本社:東京都港区、代表取締役社長:中川 清彦、以下:当社)は、2022年5月1日から6月1日までに、当社の高齢者介護事業ブランド「そよ風」の在宅介護サービス施設を新たに5か所開設いたしました。これにより、当社が全国で展開する施設は359拠点、サービス合計704事業所となります。高齢者が住み慣れた地域で“いつまでも自分らしく”生活を続けられるよう、今後も施設の新規開設をはじめ、さまざまなサービス展開に積極的に取り組んでまいります。(「そよ風」介護サービスサイト: )■施設概要(1) 福井板垣ケアセンターそよ風・所在地 :福井県福井市下馬3-102・サービス(定員):デイサービス(30名)、ショートステイ(20名)・開設日 :2022年5月1日(2) 森宿ショートステイそよ風・所在地 :福島県須賀川市森宿字ヒジリ田47-4・サービス(定員):ショートステイ(30名)・開設日 :2022年5月1日(3) 鳥栖ショートステイそよ風・所在地 :佐賀県鳥栖市曽根崎町2382・サービス(定員):ショートステイ(40名)・開設日 :2022年5月1日(4) 岡山福成ケアセンターそよ風・所在地 :岡山県岡山市南区福成1-161-10・サービス(定員):デイサービス(40名)、ショートステイ(20名)・開設日 :2022年6月1日(5) 雲南ケアセンターそよ風・所在地 : 島根県雲南市木次町里方1093-119・サービス(定員): デイサービス(40名)、ショートステイ(20名)・開設日 : 2022年6月1日■住み慣れた地域でいつまでも自分らしく「そよ風」の地域包括ケア当社では、全国における介護施設の開設や定期巡回サービスの展開のみならず、配食サービスを開始するなど「そよ風」の地域包括ケアの拡充を進めています。身体の状態やニーズの変更にあわせた各種サービスの提供並びに変更に伴う煩雑な手続きの負担を軽減するため、利用者情報を一括管理し、趣味趣向など細かな情報も引き継ぐことが可能です。利用サービスが変わっても安心してご利用いただけるのも「そよ風」の特徴です。【1】福井県初出店、“和モダン”スタイルでご自宅同様の自由に寛げる空間とサービスを提供5月1日、福井県福井市に開設した「福井板垣ケアセンターそよ風」は、デイサービスとショートステイの複合施設です。福井県での「そよ風」ブランド開設は当施設が初めてとなります。施設が位置するのは、福井市のメインストリートとなる国道8号線のほど近く、多くの飲食店や商業施設が立ち並ぶ利便性と、大きな公園や美術館、図書館など自然や文化にふれる環境が整う、市民の日常生活の場にあります。館内はご自宅で過ごすときのように自分らしくリラックスして滞在を楽しんでほしいとの想いを込めて、 “和モダン”スタイルの落ち着いた空間に仕上げています。また、自由にお寛ぎいただけるよう、1階のデイサービスフロアではフリードリンクスペースを設けています。2階のショートステイフロアはユニット(生活単位)ごとに壁面を曙色と浅葱色で朝焼けを表現し、アートパネルなどを用いた寛ぎ空間に仕上げています。各個室も落ち着きあるトーンで揃え、YouTubeやブルーレイなどお楽しみいただける環境を整えています。地元に根差したセンターとして在宅生活を自分らしく楽しむためのサポートをいたします。<福井板垣ケアセンターそよ風>ショートステイ デイサービス 「福井板垣ケアセンターそよ風」外観「福井板垣ケアセンターそよ風」ショートステイ共同フロア・キッチン【2】“癒し”と“ホスピタリティ”をテーマに滞在スタイルを選べる3ユニットのショートステイ5月1日、福島県須賀川市に開設した「森宿(もりじゅく)ショートステイそよ風」は、短期的な入所で家族に代わって生活をサポートするショートステイ施設です。オープン初日には9名のお客様をお迎えしました。また、オープン前の内覧会では90名を超える来場があり、すべてのお客様にスタッフの対応に満足と回答いただいています。館内は“寛ぎ”と“ホスピタリティ”をコンセプトに、在宅生活では欠くことのできない“気分転換”をしていただけるような環境づくりをしています。エントランスの近くには、「そよ風」の特徴でもある温かくおいしい食事を作る厨房スタッフとのコミュニケーションがとれるよう、窓とお客様専用のインターフォンを設け、顔見知りのスタッフが作る食事として、より安心して楽しくお召し上がりいただけるようにしています。また10人ごとの3ユニットそれぞれに「機能訓練」「創作活動」「ブックカフェ」の特色をもたせ、滞在時にどのように過ごしたいかで選ぶことができます。<森宿ショートステイそよ風>ショートステイ 「森宿ショートステイそよ風」外観「森宿ショートステイそよ風」居室一例「森宿ショートステイそよ風」翡翠ユニット(機能訓練)【3】九州地方では10年ぶりの新規開設、当社初となる4ユニットのショートステイ同じく5月1日、佐賀県鳥栖市に開設したショートステイ施設「鳥栖(とす)ショートステイそよ風」は、「そよ風」ブランドとして約10年ぶりの九州地方での新設となります。加えて、当社として4ユニットのショートステイ単独施設は初めての開設です。オープン初日は7名のお客様をお迎えしました。「通いたくなるショートステイ」を目指しサービスを提供してまいります。また地域に根差したセンターとして、介護保険に関する相談やショートステイの長期利用、緊急時の利用、困りごとなどを気軽に相談いただけます。<鳥栖ショートステイそよ風>ショートステイ 「鳥栖ショートステイそよ風」外観「鳥栖ショートステイそよ風」団欒スペース【4】日常動作に特化した機能訓練のデイサービス、五感を刺激しリフレッシュするショートステイ6月1日、岡山県岡山市に開設した「岡山福成ケアセンターそよ風」はデイサービスとショートステイの複合施設です。岡山市南区での「そよ風」ブランドの開設は同じくデイサービスとショートステイの複合施設「岡山ケアセンターそよ風」に次ぐ2施設目となります。デイサービスでは日常生活動作に特化した機能訓練の実施で、住み慣れた自宅での自立した生活をより長く続けられるお手伝いをいたします。また「そよ風」の特徴である温かく美味しい料理に加え、毎朝、旬のフルーツや野菜をつかったスムージー、手作りのおやつを提供し、元気に暮らし続けるために欠かせない食のサポートも行います。さらに入浴は3つある浴室で個別にご利用いただけます。なかには檜風呂を採用した浴室もあるので、ご自宅とは違ったリラックス&リフレッシュをお楽しみいただけます。ショートステイのコンセプトは“五感を刺激しリフレッシュ”です。10人ごとの2ユニットのフロアごとに五感を刺激する仕掛けを配しています。一例をあげると、ベランダ菜園での野菜の世話や収穫、選択できるレクリエーションなど、単に宿泊するだけではなく、五感で刺激を受けリフレッシュできる仕組みをお楽しみいただけます。さらに、デイサービス同様に旬の食材を使ったスムージーやスイーツ、食事もお召し上がりいただけます。<岡山福成ケアセンターそよ風>ショートステイ デイサービス 「岡山福成ケアセンターそよ風」外観「岡山福成ケアセンターそよ風」機能訓練スペース【5】滞在を充実させる仕掛け、日常生活リハビリを重視したデイサービスと2ユニットのショートステイ同じく6月1日、島根県雲南市に開設した「雲南ケアセンターそよ風」はデイサービスとショートステイの複合施設です。館内は窓辺の障子などを活かした和の落ち着きある雰囲気と、ガーデンテラスや照明など洋をほどよく調和させカフェのようにリラックスできる空間に仕上げています。陽の光が入るガラス張りの明るいデイサービスフロアには、日常生活の動作をリハビリの一環として行う生活リハビリのためのアイランドキッチンを備えました。また、ガーデンにある施設専用の畑「そよ風ファーム」前には、滞在をよりリラックスしてお楽しみいただけるよう、カフェスペースと焼き立てピザを楽しめるピザ窯を設置しています。「そよ風ファーム」で採れた季節の野菜は日々のお食事にも使い提供します。開設初日には、その日の朝に採れた旬のピーマンを使ったメニューをご用意しました。<雲南ケアセンターそよ風>ショートステイ デイサービス 「雲南ケアセンターそよ風」外観「雲南ケアセンターそよ風」デイサービスフロア「雲南ケアセンターそよ風」施設専用の畑『そよ風ファーム』≪会社概要≫商号 : 株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティ代表者 : 代表取締役社長 中川 清彦所在地 : 東京都港区北青山2-7-13 プラセオ青山ビル設立 : 1975年6月コーポレートURL: 事業内容:【介護事業】全国で高齢者介護事業を「そよ風」のブランドで展開2022年6月1日時点での拠点数は359、サービス事業所数は704で内訳は次の通り<拠点数>(エリア:拠点数)北海道:6東北 :19関東 :218近畿 :39中部 :52中国 :11四国 :6九州 :8■合計:359<サービス事業所数>(サービス名:事業所数)デイサービス :230ショートステイ :175グループホーム :117有料老人ホーム :43サービス付き高齢者向け住宅:18居宅介護支援 :81「定期巡回」(複合施設含む):21その他 :19■合計 :704【ホテル事業】ホテル事業、フィットネス事業等【その他事業】不動産賃貸事業、有料職業紹介事業、宅食事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月15日高齢者や身体が不自由な人を支えるため、食事、入浴、排せつなど、さまざまなサポートをする介護職。もちろん物理的なサポートだけではなく、利用者とのコミュニケーションも大切です。デイサービスで介護の仕事をしている忍者ママ(mother_ninja_)さんのエピソードをご紹介します。『お風呂でお湯をかけてくるおばあちゃんの話』ある日、高齢女性の入浴介助をしていた、忍者ママさん。湯舟に入ってもらったところ、なぜか高齢女性が忍者ママさんの足に風呂のお湯をかけ始めました。高齢女性の介護レベルは5。日常生活のほぼすべてにサポートが必要です。認知症も進み、会話をすることも困難な状態でした。それでも高齢女性はパシャパシャとお湯をかけ続け、「寒いでしょう?あなたも肩まで浸かりなさい」と、忍者ママさんを気遣ってくれていたのでした。「優しい人は、認知症になっても優しい」と、高齢女性の優しい気遣いを嬉しく感じた忍者ママさん。Instagramに投稿されたエピソードには「泣ける」「感動した」などの声が多く寄せられています。・分かります!私の祖母も「会話もまともにできない」と聞いていたのに、私が行くと「お腹すいてない?ご飯食べた?」って必ず聞いてきました。・本当に優しい人なのでしょうね。みんなずっとそんな気持ちでいてほしいですね。・素敵なおばあちゃん…。ウルっとしました。仕事中のため、一緒に入浴するわけにはいきませんが、高齢女性の優しさに、心は十分すぎるほど温まったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年06月01日多くの人が直面する親の介護問題。時間だけではなく、お金までかかったらたまったものではない。親の介護のコツは親のお金で行うこと。専門家が解説するーー。「“人生100年時代”といわれています。親の介護期間が長くなれば、そのぶん介護費用の負担も増加します。子どもが親の介護で苦しまないためにも、原則“親の介護は親のお金を使う”と決めておくことです。そうすれば、介護破綻を防ぐことにつながります」こう語るのは、『親の介護で自滅しない選択』(日本経済新聞出版)の著者で、介護・暮らしジャーナリストの太田差惠子さん。「2021年度 生命保険に関する全国実態調査」(生命保険文化センター)によると、在宅介護にかかる自己負担額は、月平均で4万8,000円。施設介護の場合だと、月平均12万2,000円もかかるという。また、同調査における介護期間の平均は5年1カ月。全体の17.6%の人が「10年以上」介護をしているというから、長期化のリスクにも備えなければならない。「親の介護費用を過度に負担したことで、子どもの教育費などにも影響を及ぼし、夫婦関係がギクシャクしてしまうケースも少なくありません」(太田さん・以下同)そこで太田さんに、世話をする子どもが損をせずに、親のお金で介護費を確保するための5ステップを指南してもらった。【1】親の財産を把握する「介護費用というのは、“いくらかかるかではなく、いくらかけられるか”が大事。そのためには、親の懐ろ事情を事前に知っておくことがとても重要となってきます」(太田さん・以下同)そもそも、親がどれだけお金を持っているか。ほとんどの子どもは知らないという。「親の年金額、預貯金、株、不動産、どのような保険に加入しているか、さらに借金の有無などを知っておくことで、どんな介護ができるか見えてきます」別居している子どもの場合、親が住民税課税世帯か非課税世帯なのかさえ、把握していないケースが多いそうだ。「もし非課税世帯であれば、医療費や介護費などの負担が軽減されます。ぜひ、親が元気なうちに財産の状況を聞いておきたいですね」しかし、普段からコミュニケーションが取れている親子なら聞きやすいが、そうでない親子も多い。子どもから突然お金のことを聞かれたら、怒りだしたり、戸惑ったりする親もいるだろう。「保険の話をきっかけにするのが有効です。たとえば、“私、〇〇という保険に入ったんだけど、お父さん(お母さん)はどんな保険に入っているの?”と聞いてみる。自分の情報を開示しながら、話を切り出せば、会話がスムーズになります。話の流れで、徐々に年金や預貯金の話に広げていく」また、親の確定申告を代わりにやることで、通帳や保険内容などをチェックすることもできる。もちろん、親に介護のことが心配だからと伝えて、ダイレクトに聞いてみるのも手だ。月々の年金額も含めた親の懐ろ事情が把握できたら、月にどれだけ介護に対してお金を使えるか、見えてくる。【2】代理人カードを作る要介護状態になれば、親は気軽に銀行に行けなくなるだろう。買い物や公共料金の支払いなど、日々の細かい支払いを肩代わりしているうちに、大きな負担になってしまうことも。「年金が振り込まれる親の口座のキャッシュカードをもう1枚作りましょう。これは本人以外の親族でもお金を引き出せる『代理人カード』と呼ばれるもので、多くの金融機関が対応しています。ただし、口座名義人が申請して作るものなので、親と相談したうえで、親が元気なうちに金融機関に同行して作っておきましょう」親のために使うお金は、親の口座から引き出したもので払おう。【3】「預かり金」の活用を検討する親からまとまったお金を預けてもらう方法もある。「たとえば、親の定期預金500万円を解約して、将来介護費用として使用するための“預かり金”として、新たに子ども名義の口座を作ります。その際、親子間で“覚書”を交わす。預かり金であれば、贈与税はかかりません。介護が始まったら、その口座から費用を出金する。親が亡くなった時点で残金があれば、そのお金は相続財産となります」相続や税金のトラブルを防ぐためにも、介護にかかった費用の明細と領収書は必ず残しておこう。【4】任意後見人契約を検討する本人に代わって財産管理や介護契約などを行うことができる「成年後見制度」というものがある。「この制度は、裁判所が後見人を選任する『法定後見』と、本人(親)が成年後見人を指名して契約する『任意後見』に分類されます。後者の『任意後見』は本人の意思によって決めることができるので、親が子どもを指名できます」親が元気なうちに、任意後見契約を結んでおけば、将来的に認知症になってからの財産管理や契約などをスムーズに行える。一方、「法定後見」の場合は、親の判断能力が低下したときに、成年後見人が必要と感じた親族らが申し立てを行って、裁判所が後見人を選任する。「必ずしも配偶者や子どもが後見人になれるわけではなく、面識のない弁護士や司法書士といった第三者がなるケースが多いようです」親の口座から介護費用を引き出したい場合でも、第三者の後見人にいちいちお願いして判断を仰がないといけなくなるという……。【5】地域包括支援センターに事前に話を聞く最後は、親が要介護になっても慌てないための情報収集!「はじめて介護をすることになると、不安や疑問、わからないことだらけです。各自治体には高齢者とその家族が気軽に無料で相談できる『地域包括支援センター』を設置しています。事前に親の住む地域にあるセンターに連絡して、親が要介護になったら“どんな介護サービスを利用できるか”“費用の軽減制度は?”など、介護に関するさまざまな情報をリサーチしておく。そうするといざ介護となっても慌てずに準備できます」長期化する介護期間を乗り切るためにも、親の介護は親のお金で賄う時代なのである。
2022年05月20日大人気マンガシリーズ、今回はのじ(@noji09noji)さんの投稿をご紹介! 「高校生で親の介護を体験した話」第50話です。自分の進路のため、無我夢中でがんばるのじさんですが…?一番苦手だったのは…出典:instagramしもの世話…!出典:instagram毎回一苦労で…出典:instagram思わず臭いと言ってしまう…出典:instagram今思うと…出典:instagram謝りたい…出典:instagram次介護をするときがきたら…出典:instagram思わず過剰に反応してしまった当時ののじさん。介護は大変なことばかりですよね…。次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@noji09noji)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年05月12日「うちの県は認定されやすい」「うちはされにくい」。介護関係者の間で、しばしばそのような会話があるという。要介護認定を受けやすいのはどの都道府県なのだろうかーー。「ある県の介護事業者は『これまでよりも要介護認定を受ける人が減っていると感じています』と言っていました。近年、全国的に要支援、要介護の認定が抑制されており、これまで受けられたサービスが、受けられなくなるケースが出ています」こう語るのは『図解ポケット 30分でわかる! 介護保険の上手な使い方』(秀和システム)などの著者で、介護施設のコンサルティング業務などを行う「スターパートナーズ」の齋藤直路さんだ。要介護認定には要支援1〜2、要介護1〜5の要介護度がある。要介護度が高くなるほど、受けられる介護サービスは多くなるので、要介護認定は介護を受ける人にとっても、介護する家族にとっても大事な問題だ。だが、高齢化による介護費用の増大を受け、全国的に要介護認定の“抑制”が行われているという。今までなら、認定を受けられたような人に「非該当」の判定が出たり、予想よりも低い要介護度の判定が出たりしているとの声が現場からあがっているのだ。「しかも、“抑制”の度合いは都道府県によって差があるのです」図の表を見てほしい(画像参照)。厚生労働省の最新データをもとに、各都道府県で65歳以上の人(第1号被保険者)のうち、要介護認定を受けている人の割合をランキング形式で示したものだ(要支援認定者を含む)。「1位の大阪府(23.04%)の『要介護認定率』は、最下位の茨城県(15.93%)のおよそ1.5倍です。大阪府は以前から“認定が取りやすい”自治体といわれています。しかし、医療保険と違って、介護保険サービスは要介護認定されなければ利用できないものです。社会保障ですから、本来は住む地域によって認定率が大きく変わることは、望ましくありません」こうしたばらつきが出る背景には、都道府県ごとの方針や財政の状況に違いがあるという。「介護保険は、私たちが納める介護保険料と、国や都道府県、市区町村の財源によって支えられています。当然、住んでいる地域が財政難であれば、認定が出づらくなる可能性があることは、否定できません」ただし、注意が必要だ。「行政が高齢者への食事指導をしたり、フィットネス企業と組んで健康体操を普及させたりと、要介護にならないように、自立支援に力を入れている地域もある。認定率が低いからといって、一概に介護に予算を割いていない自治体とも言い切れないのです」逆に、そうした事業を行っている気配がないのに認定率が低い自治体は、介護政策に力を入れていないと見てもいいかもしれない。介護困窮者の激増が予想される将来、自治体ごとの特色を知ることも必要なのだ。■【図解】都道府県別の要介護認定率9〜47位※表は厚生労働省の「介護保険事業状況報告(暫定)令和4年1月分」より都道府県の第1号被保険者数(65歳以上人口)に占める要介護認定者数・要支援認定者数の割合から算出。資料作成「スターパートナーズ」。
2022年05月05日要介護認定には要支援1〜2、要介護1〜5の要介護度がある。要介護度が高くなるほど、受けられる介護サービスは多くなるので、要介護認定は介護を受ける人にとっても、介護する家族にとっても大事な問題だ。だが、高齢化による介護費用の増大を受け、全国的に要介護認定の“抑制”が行われているという。今までなら、認定を受けられたような人に「非該当」の判定が出たり、予想よりも低い要介護度の判定が出たりしているとの声が現場からあがっているのだ。どのような手順で、要介護認定は行われるのだろうか。東京都内で認定業務に関わっていたAさんが解説する。「認定の申請をすると、調査員が自宅などを訪れ、74項目の調査をします。調査結果がコンピュータにかけられ、一次判定が出ます」ここで出された客観的なデータと医師の意見書をもとに、一次判定の結果が妥当なのか、市区町村の審査会で審査される(画像参照)。「私が所属していた審査会のメンバーは5人。月に換算すると2.5回ほど参加してきました。1回で40名分ほどの審査が行われますが、時間は全体で30分から1時間ほどしか要しませんでした」もちろん、事前に資料が送られてくるので、問題なさそうな人は30秒ほどで審査が終わる。「しかし、どこの審査会でも、医師が議長のような立場となります。利用者思いの人もいれば、適当な人もいる。医師の意見に反論をしづらい雰囲気の合議体もあって、同じ市区町村単位でも、合議体ごとにばらつきが出ているはずです」審査会では“認定を抑制しろ”と表立って言われることはないが、そうした空気はあるという。「認定後も利用されたケアプランの点検が義務付けられていて、『そのサービスはいらないんじゃないか』など、厳しく判断されます」実態にそぐわない厳しさを感じるケースもあるという。「ある透析の患者さんには苦労しました。要支援2だったのですが、週3回、半日に及ぶ透析を受けて、その日は体力が持たない。床で寝るよりもベッドの生活のほうが楽なのですが、要支援2では介護ベッドは借りられませんので、本来なら要介護2に上げたかったんです。でも、ガイドラインでは、認知症の症状がなければ要介護1すら受けられません。また、車いすは歩行できる人は借りられませんが、その歩行の基準は、5メートルをものにつかまらずに歩けること。しかし、5メートルをやっと歩ける人が、徒歩10分のスーパーに買い物に行けるでしょうか。『日常生活に支障をきたすので、車いすを貸してください』としっかり伝えられる経験豊かなケアマネであればいいのですが、経験が足りないケアマネなら、引き下がってしまうこともあります」こうした状況下で、納得のいくサービス、そして要介護認定を受けるには、どうすればいいのだろうか。『図解ポケット 30分でわかる! 介護保険の上手な使い方』(秀和システム)などの著者で、介護施設のコンサルティング業務などを行う「スターパートナーズ」の齋藤直路さんは次のように語る。「まずは調査員への対応です。74項目のチェックポイントは、ネット上でも公表されているので、事前に、どんなところが見られるのか、知っておきましょう。とくに高齢者は、調査員の前でがんばってしまうので、ふだんはどうなのかをしっかり伝え、特記事項に書き加えてもらうようにしてみましょう」■「訪問調査」あらかじめ答えを考えておきたいこと【歩行はできるか】(1−7)歩行するとき、何かの支えを必要とするか。【移動や外出の程度】(2−2、2−12)どの程度の介助があれば移動できるか。外出の頻度はどれくらいか。【トイレの状況】(2−5、2−6)排尿や排便時に介助を必要としているか。どの程度必要か。【衣服の着脱】(2−10、2−11)上衣やズボンの着脱時に介助を受けているか。どの程度必要か。【記憶や認知機能の状況】(3−4、3−7など)少し前のことを覚えているか、自分がいる場所を理解しているか。訪問調査のときだけ正しく答えられることもあるので、家族が日常の状況を把握しておく。【日常生活は送れているか】(4−4、5−6など)昼夜は逆転していないか、簡単な調理はできるか。【会話能力に問題はないか】(4−5、4−15など)しつこく同じ話をすることはないか、話は支離滅裂ではないか。※()内は調査票の質問番号。医師の意見書も、認定に大きく影響する。高齢者は内科や整形外科など複数の主治医がいることが多いが、生活実態をいちばん知っている医師に依頼しよう。「医師のなかには、意見書をしっかり書き上げてくれる人もいれば、ほとんど白紙のような人もいます。真摯に対応してくれる主治医を見つけておくことが重要です」
2022年05月05日高齢者も通うリアル筋力ジム energy(所在地:岐阜県羽島市、代表:越智 俊光)は、自粛生活で懸念される要介護・要支援者の増加を防止するため、「羽島健活!ジム利用無料開放サービス」を4月17日より開始いたしました。リアル筋力ジム energy 体験会の様子【要支援者認定の原因の約2割が関節疾患】コロナ自粛により高齢者のフレイル増加が深刻化しています。フレイルとは介護一歩手前の状態になることです。自粛生活により身体を動かす機会が減ったことで、身体機能が急激に低下しています。ちょっとした段差で転んだりして怪我をすると、その小さな怪我がきっかけでフレイル化が進み、要介護状態となることも珍しくありません。国や自治体もフレイルは深刻な問題と捉え様々な対策を行っています。岐阜県羽島市でも介護予防教室の開催や地域介護予防のための自主的な活動費補助など、介護予防・重度化防止への取り組みを推進しています。フレイル予防には運動が有効と言われますが、高齢者の多くは関節の痛みを抱えていてそれ自体が難しいものです。実際に、要介護ではないものの日常生活において支援が必要と国から認定された要支援者の原因の約2割が関節疾患となっています。(厚生労働省「2019年国民生活基礎調査の概要」、羽島市公式HP「羽島市高齢者計画」より)【高齢者にも無理のない動作で効果を発揮】当スポーツジムでは、昨年9月のオープン以来、腰痛などの関節痛で悩む高齢者の入会や問い合わせが増えています。フロアには12種類の筋トレマシンのようなものが並んでいます。一見高齢者が通うジムとは思えませんが、実は高齢者向けに作られた無理な負荷をかけない専用のマシンです。5~10回程度の簡単な動作で、関節の痛みや動きに効果を発揮するのが特徴です。棒を押したり椅子に座ってしゃがんだりするだけで、その動きからは想像できない目に見えて分かる効果に多くの方が驚かれます。その理由は、マシンが腰や膝などの関節に無理な力をかける原因となる身体の傾きを戻すと同時に、無理のない身体の動かし方を筋肉に覚えこませることができるからです。このマシンの不思議な動きには、実は立ち上がりや歩行など、日常に必要な動きをスムーズにさせる要素が盛り込まれています。【羽島健活!ジム利用無料開放サービス開始】利用者からは「杖なしでは歩けず家事は家政婦さんにお願いしていましたが、今は杖なしで家事も自分でできるようになりました。動ける範囲も広がって楽しい。」(79歳女性)、「膝痛で階段を降りられず、週一で痛み止め注射を打っていました。医師からは人工関節を勧められましたが、今では一人で階段を昇り降りできるようになりました。」(78歳女性)などの声をいただいています。多くの方に健康で楽しい日常生活を送っていただきたいという想いから、4月17日より毎週日曜日、ジム利用を無料で行って頂ける「羽島健活!ジム利用無料開放サービス」を開始しております。《サービス概要》・身体の困りごとをお聞きし、状態に合わせたマシンの使い方をサポート・通常2,200円/1日(税込)のところ、無料でどなたでも施設利用可能・4月17日より毎週日曜日9:00~18:00まん延防止策施行による次の自粛が始まるまでの期間中を予定・お一人様で何度でもお困り事の相談、ジム利用可能トレーニング 開け閉め訓トレーニング 肩らく訓【会社概要】会社名 : リアル筋力ジム energy (代表:越智 俊光)所在地 : 〒501-6257 岐阜県羽島市福寿町平方4-43 (駐車場有)事業内容 : スポーツジム営業日 : 年中無休(大型連休は不定休のため事前にご連絡ください)営業時間 : 9時~22時(有人:9時~18時)、入会受付:9時~18時TEL : 058-260-4146URL : 料金(税込): 入会金5,500円・レギュラーコース利用料 :2,200円/1日~44,000円/年・レディース&シニア(60歳以上)コース:2,200円/1日~38,500円/年・パーソナルトレーニング :3,300円/1回(利用料とは別料金:要予約) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月20日日本では、介護や支援を必要としている人たちが、今や700万人近くもいるといわれています。老々介護、介護士の人手不足…介護をとりまくさまざまな問題がニュースで取り上げられることも多いですが、実際に経験してみないとその大変さは分からないものです。てるきちさんは、介護士として経験した、実際の介護現場での様子をInstagramで紹介し、話題となっています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る てるきち(@kaigo.kango)がシェアした投稿 ある日、介護士1年目の『新人くん』に「手を握って」といってきたおばあちゃんがいました。新人くんは、おばあちゃんの手を握りつつも、ほかの介護士さんが仕事を進めていることに気付いて、そちらを手伝うためにと合流しようとします。すると、ベテランの介護士の『お局さん』から止められ、こう言葉をかけられました。「そばにいるだけでも介護よ」この投稿に、読者からはこんな反応がありました。・お局さんが優しくて涙。・忙しい環境の中での温かい言葉に涙が出ました。・家族との面会も制限されている中、不安しかない患者に寄り添うことは、とても大切なこと。また、実際に介護関係の仕事に携わっているであろう読者からは、こんな反応もありました。・前の職場じゃ「おむつ交換をサボっていた」とかボロクソにいわれるんだろうな…こんなお局さんなら多少キツいことをいわれても、ついていけると思いました。・こういう人が私の職場にも欲しいです。・そばにいるだけでも介護。その言葉、とても素敵です。大好きです。そのような場面にあった時、新人に限らず、教えたいと思います。厳しい環境の中でも、助けを必要としている人や家族を、毎日サポートしている看護・介護の現場の人たちを尊敬するばかりです。また、誰かがそばに居るだけで、癒され、元気が出るんだということに気付き、筆者も無性に祖母に会いに行きたくなってしまった、てるきちさんの投稿でした。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2022年04月01日皆さんは恋愛で苦い経験をした事はありますか…?今回は実際に募集した、浮気・不倫体験談「お金を催促する妻」をご紹介します!「お金を催促する妻」妻「来月から、お小遣いを減らして良い?」私「えー、ヤダよ」妻「お金が足りないの」私の親の介護をしてくれているので…妻は私の親の介護をしてくれているため、お小遣いを減らされるくらいは我慢しなくてはならないと思っていました。妻「ボーナスを使っても良い?」親の介護にお金が掛かることは知っているため、仕方がない。ボーナスが支給されると…ところがボーナスが支給された翌日、妻が居なくなった。妻が居なくなったのは“浮気相手のところ”へ行ってしまったから。この1年、妻は私の親の介護を全くしておらず、私の稼いだお金は浮気相手の借金返済に使われていたようです…。いかがでしたか?介護のためにお金がかかると思っていたらまさかの「浮気」…。その後どうなったのかとても気になります…。次回の「浮気体験談」もお楽しみに。※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年03月12日