■これまでのあらすじ結婚して以来子どもを望んでいた美咲だが、夫の拓也はその生い立ちから親になる勇気が出ず、非協力的になってしまっていた。思い悩む美咲を必死すぎて嫌とまで思っていた拓也だったが、先輩のアドバイスから美咲と話し合いを重ねてついに妊活をスタート。しかし1年後、待望の妊娠がわかるが、流産してしまう。数年後、美咲は赤ちゃんと生活するが、拓也が子育てに参加しないことに寂しさを募らせていた。そんなある日、拓也の態度にしびれを切らした美咲は「私たちに関心を持って」と訴える。しかし拓也に今は一緒にいたくないと言われ、美咲は拓也の心配が的中したと言う。「拓也は親になれなかった」のだと…。■親になれなかったのは夫だけ?■そんなこと言える立場?「拓也は親になれなかった」と口にした美咲に、拓也は「俺だけが親になれなかったのか?」と問いかけます。すると、育児を全部自分に押し付けて、帰宅しても何もしない、それに加え飲み歩くようになって、自分と花ちゃんと触れ合うことを避けているクセに…。「なんで被害者面してるの?」ハッキリと言い返す美咲に、拓也は「親になれないのはふたりの問題だ」と言うのですが、それはいったいどんな意味なのでしょうか?次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2024年02月02日皆さんは若かったあの頃、どうしても親を許せないと感じたことはありますか?今回は、10代の頃に「実の親でも許せない!」と感じたというエピソードを紹介します。イラスト:しのささむつ大学受験のとき…大学受験のときの話です。私はほぼ無名の地方公立高校から旧帝大を目指していました。私が夜遅く出歩くのを親がいい顔しなかったので塾にも行かず、高校1年生の時から毎日10時間以上勉強して、なんとか現役で第一志望に入ることができました。親に合格を知らせたら、「合格させてやった感謝がない」と叱られました。叱られた理由出典:愛カツ親が言うには、私が合格できたのは毎日勉強できる環境を整えた親のおかげ(家の手伝いをさせなかった・バランスいい食事を出してやった・勉強にうちこめる経済状況である)であって、同じ環境なら誰でも合格できるそうです。だから本来なら「合格させてくださってありがとうございます」と言うべきなのに、その言葉が真っ先にないのは性格がおかしいと言われました。ちなみに親は私の合格をすぐ吹聴し、近所で「子供を優秀大学に入れた親」としてチヤホヤされていました。(33歳/女性/研究職)親の協力も重要だけど…もちろん志望校に合格するためには、親の協力も重要かもしれません。でも自分の両親には最初に「合格おめでとう」と言ってほしいものですね…。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年09月17日多くの人が直面する親の介護問題。時間だけではなく、お金までかかったらたまったものではない。親の介護のコツは親のお金で行うこと。専門家が解説するーー。「“人生100年時代”といわれています。親の介護期間が長くなれば、そのぶん介護費用の負担も増加します。子どもが親の介護で苦しまないためにも、原則“親の介護は親のお金を使う”と決めておくことです。そうすれば、介護破綻を防ぐことにつながります」こう語るのは、『親の介護で自滅しない選択』(日本経済新聞出版)の著者で、介護・暮らしジャーナリストの太田差惠子さん。「2021年度 生命保険に関する全国実態調査」(生命保険文化センター)によると、在宅介護にかかる自己負担額は、月平均で4万8,000円。施設介護の場合だと、月平均12万2,000円もかかるという。また、同調査における介護期間の平均は5年1カ月。全体の17.6%の人が「10年以上」介護をしているというから、長期化のリスクにも備えなければならない。「親の介護費用を過度に負担したことで、子どもの教育費などにも影響を及ぼし、夫婦関係がギクシャクしてしまうケースも少なくありません」(太田さん・以下同)そこで太田さんに、世話をする子どもが損をせずに、親のお金で介護費を確保するための5ステップを指南してもらった。【1】親の財産を把握する「介護費用というのは、“いくらかかるかではなく、いくらかけられるか”が大事。そのためには、親の懐ろ事情を事前に知っておくことがとても重要となってきます」(太田さん・以下同)そもそも、親がどれだけお金を持っているか。ほとんどの子どもは知らないという。「親の年金額、預貯金、株、不動産、どのような保険に加入しているか、さらに借金の有無などを知っておくことで、どんな介護ができるか見えてきます」別居している子どもの場合、親が住民税課税世帯か非課税世帯なのかさえ、把握していないケースが多いそうだ。「もし非課税世帯であれば、医療費や介護費などの負担が軽減されます。ぜひ、親が元気なうちに財産の状況を聞いておきたいですね」しかし、普段からコミュニケーションが取れている親子なら聞きやすいが、そうでない親子も多い。子どもから突然お金のことを聞かれたら、怒りだしたり、戸惑ったりする親もいるだろう。「保険の話をきっかけにするのが有効です。たとえば、“私、〇〇という保険に入ったんだけど、お父さん(お母さん)はどんな保険に入っているの?”と聞いてみる。自分の情報を開示しながら、話を切り出せば、会話がスムーズになります。話の流れで、徐々に年金や預貯金の話に広げていく」また、親の確定申告を代わりにやることで、通帳や保険内容などをチェックすることもできる。もちろん、親に介護のことが心配だからと伝えて、ダイレクトに聞いてみるのも手だ。月々の年金額も含めた親の懐ろ事情が把握できたら、月にどれだけ介護に対してお金を使えるか、見えてくる。【2】代理人カードを作る要介護状態になれば、親は気軽に銀行に行けなくなるだろう。買い物や公共料金の支払いなど、日々の細かい支払いを肩代わりしているうちに、大きな負担になってしまうことも。「年金が振り込まれる親の口座のキャッシュカードをもう1枚作りましょう。これは本人以外の親族でもお金を引き出せる『代理人カード』と呼ばれるもので、多くの金融機関が対応しています。ただし、口座名義人が申請して作るものなので、親と相談したうえで、親が元気なうちに金融機関に同行して作っておきましょう」親のために使うお金は、親の口座から引き出したもので払おう。【3】「預かり金」の活用を検討する親からまとまったお金を預けてもらう方法もある。「たとえば、親の定期預金500万円を解約して、将来介護費用として使用するための“預かり金”として、新たに子ども名義の口座を作ります。その際、親子間で“覚書”を交わす。預かり金であれば、贈与税はかかりません。介護が始まったら、その口座から費用を出金する。親が亡くなった時点で残金があれば、そのお金は相続財産となります」相続や税金のトラブルを防ぐためにも、介護にかかった費用の明細と領収書は必ず残しておこう。【4】任意後見人契約を検討する本人に代わって財産管理や介護契約などを行うことができる「成年後見制度」というものがある。「この制度は、裁判所が後見人を選任する『法定後見』と、本人(親)が成年後見人を指名して契約する『任意後見』に分類されます。後者の『任意後見』は本人の意思によって決めることができるので、親が子どもを指名できます」親が元気なうちに、任意後見契約を結んでおけば、将来的に認知症になってからの財産管理や契約などをスムーズに行える。一方、「法定後見」の場合は、親の判断能力が低下したときに、成年後見人が必要と感じた親族らが申し立てを行って、裁判所が後見人を選任する。「必ずしも配偶者や子どもが後見人になれるわけではなく、面識のない弁護士や司法書士といった第三者がなるケースが多いようです」親の口座から介護費用を引き出したい場合でも、第三者の後見人にいちいちお願いして判断を仰がないといけなくなるという……。【5】地域包括支援センターに事前に話を聞く最後は、親が要介護になっても慌てないための情報収集!「はじめて介護をすることになると、不安や疑問、わからないことだらけです。各自治体には高齢者とその家族が気軽に無料で相談できる『地域包括支援センター』を設置しています。事前に親の住む地域にあるセンターに連絡して、親が要介護になったら“どんな介護サービスを利用できるか”“費用の軽減制度は?”など、介護に関するさまざまな情報をリサーチしておく。そうするといざ介護となっても慌てずに準備できます」長期化する介護期間を乗り切るためにも、親の介護は親のお金で賄う時代なのである。
2022年05月20日夫に子どもを預けて、たまには一人でゆっくりおでかけしたいですよね。でも、家に帰ると子どもがあざを作っていたり、ひざをすりむいていたり…。理由を聞くと「大したことないよ。目を離した隙にちょっと…」と苦笑いする夫。でも、笑ってすませられることではないこともあります。東京消防庁発表の 「救急搬送データからみる日常生活事故の実態」 によると、5歳以下の子どもが事故に合う場所は約7割が家の中。つまり、ほとんどの場合は親と一緒の時に起こっており、そのうち約10人に1人の割合で入院が必要な中等症以上となっています。どうして、親がそばにいながら、子どもの事故は起こってしまうのでしょうか? その理由を紐解いていきましょう。■子どもの事故、実は「親の脳タイプ」が原因になっていることも?一般的には、切り替えがうまく、複数の異なる作業を同時進行できるのがマルチタスク悩。一方、「今、目の前のこと」を最重要と捉えて打ち込む傾向がある方は、シングルタスク悩といわれ、他の作業を同時進行で進めることは苦手なようです。どちらの悩タイプなのか、見分け方としては「1日1回以上はやり忘れがある」かどうかで判断します。例えば、ゴミ当番なのに出し忘れた、頼まれた買い物をし忘れた、郵送物を出し忘れたなど些細なことで構いません。やり忘れて落ち込むことが1日1回以上あり、それが続く人は、シングルタスク悩の傾向が強いといえるでしょう。家事育児は、さまざまなことを同時進行で進めないといけないことが多いため、マルチタスクだといえます。小さいお子さんのいるご家庭なら、夕方はまるで戦争のような忙しさ。たとえば、子どもをあやしながら夕食の下ごしらえをして、早めに子どもと一緒にお風呂に入った後は、子どもの支度をしつつ自分も身支度を整え、夫の帰宅に合わせて夕食の仕上げをし、食器を洗いつつ洗濯機を回し、子どもを寝かしつけながら翌朝の朝ごはんのメニューを考え…。こういった家事育児をこなしつつ、子どもに危険が及ばないよう常に目配りをする必要があります。そのほかにも、入浴後、必ずお風呂のふたが閉まっているか確認している、料理の後、使った包丁はすぐしまっている、包装ビニールはふた付きのゴミ箱にすぐ捨てているという方がどれくらいいるでしょうか。これらはすべて、子どもが重篤なケガをする原因となるものばかりです。目の前のことをこなすだけが家事育児ではありません。それをする(もしくは、しない)ことで、その後どういったことが起こるかを想像しながら同時進行で進めるマルチタスク処理能力が求められます。子育てでは、「まさか◯◯するとは思わなかった」「ちょっと目を離しただけなんだ」という言い訳は通用しません。自分がどちらの悩タイプの傾向があるのかをまずは把握することが大切です。■コロナ禍で子どもの事故が起こりやすくなっている?まだまだ収まる兆しの見えない新型コロナウイルスの流行が、子どもの事故を誘発する可能性があります。毎日出社していたのがリモートワークに変わり、慣れないオンライン会議を重ね、家族がすぐそばにいる環境で仕事をするなど、まったく新しい形態で働くことが求められている方は多いでしょう。しかし、シングルタスク脳タイプは、仕事とプライベートを切り離すのが難しく、頭の切り替えができない人が多いようです。また、いつもとは違うルーティンで仕事をするのも向いていません。たとえば、別室で仕事をしていても、家族の気配に気が散ったり、子どもの声が気になってオンライン会議に集中できないなどで、いつもより仕事の効率が落ちて焦ってしまうケースは少なくないようです。一方、家で仕事をするようになってお互いに気をつかう反面、大人が常にいる安心感もあるでしょう。そのため夫婦間で、「すぐ戻ってくるから買い物の間、子どもを見てて」「今日の保育園のお迎えをお願いできる?」とついつい頼みごとも多くなります。互いに「わかった」と安請け合いしがちですが、マルチタスク脳と違い、シングルタスク脳は集中しがちです。目の前の仕事で頭がいっぱいになり、子どものことをきれいさっぱり忘れてしまうことがあります。実際、仕事に集中するあまり娘さんの保育園のお迎えを忘れてしまい、夜8時頃、保育園からかかってきた電話で初めて思い出した、というケースもあります。このように、シングルタスク脳の方は、仕事をこなしながら子どもに目を配ることが苦手で、仕事に集中すると子どもの存在を頭から消してしまうため、「ちょっと目を離した隙に…」「そんなことをするとは思わなかった」という事故が起きてしまうのです。コロナ禍によるリモートワークの増加で、これまでは「シングルタスク脳のうっかり」ですんでいたことが、子どもの事故につながりやすくなっているといえます。■安心して子育てをするための事故防止と対策では、シングルタスク脳は子育てができないかと、いうとそうではありません。マルチタスクをこなすのは苦手であることを自覚し、対策を立てれば事故を予防することができます。シングルタスク脳の傾向がある方は、うっかりを防ぐために以下の2つを意識することが重要です。・時間を短いスパンで意識すること・育児のルーティンを習慣化することシングルタスク脳は、仕事に集中しすぎる傾向にあるため、短いスパンで時間管理をしたり、子どもに関わる用事を思い出す必要があります。そこで、スマホや時計のタイマー機能を上手に活用して、音や振動で子ども関連の用事を思い出すようにするといいでしょう。また、子どもに関することを、いつものルーティンと結びつけて習慣化することも大切です。例えば、子どもを保育園へ連れて行く時に忘れ物が多いようなら、出かける時にいつも持ち歩くスマホや家の鍵と子どもの荷物を一緒に置いておくといいでしょう。また、パソコンや掛け時計など、必ず定期的に見るところに、子ども関連で忘れてはいけないことをメモして貼っておくのもおすすめです。例えば、脱衣所の時計の横に「お風呂のふたは閉めた?」と張り紙をしておけば、必ずふたを閉めるようになり、目を離した隙に子どもがお風呂でおぼれる心配もなくなります。自分は、シングルタスク脳タイプとマルチタスク脳、どちらのタイプなのかを見極め、シングルタスク脳の傾向が強い方はぜひ上記の対策を試してみてください。続けていくことでコロナ禍の新しい生活様式や、子育てが習慣化し、「うっかり事故」を予防できるでしょう。 エキサイトお悩み相談室で佐藤先生に相談する
2021年01月30日あなたの親は、あなたをどんな風に育てましたか?親が無意識に子どもに求めた生き方を、私たちは時として「呪い」として深く刻み込んでいます。そのひとつが「あなたならできる」という期待の言葉。でも、できるという期待は裏側に「できない私はダメ」というプレッシャーが含まれています。その言葉の呪い、どうやって解いていけばよいのでしょうか。文・おおしまりえ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 83「あなたならできる」親からの呪いを抜け出すために知りたいこと「あなたならできる」親からそんな言葉をかけられた経験はありませんか。現在放送中のテレビドラマ『私の家政婦ナギサさん』が話題になっていますが、人気の秘密のひとつが、母親から主人公にかけられた言葉の呪いだといわれています。あなたならできるというフレーズには、一見すると相手への信頼とポジティブな期待を感じますが、当人からするとそうでもないことも…。例えばここ一番に「あなたならできる」と言われたら、頑張ろうという前向きな気持ちになるものですが、日常的に「あなたならできる」を刷り込まれていると、逆にできない自分を激しく責めてしまうことになります。そして悲しいことに、親の声がけのほとんどは後者であることが多いのです。親からの信頼と見せかけた過剰な期待は、子どもからすると良くないプレッシャーにしかなりません。では親からの呪いの言葉で自分が染まりきっている方はどうしていけば良いのでしょう。大切なのは「できる
2020年08月20日ウーマンエキサイトをご覧の皆様こんにちは。1歳のムチムチ女子を育てる新米ママM子です。子育てしていると子どもだけではなくママにも日々様々な変化がありますが、その中でも自分でも一番驚く変化、それは… ことです。■ハイヒール命だったM子M子は元々…ハイヒール大好き人間でした。大学生のころ、キャンパスが田舎の山奥にあり自宅から3時間かけて通ってましたが大学周辺の坂道もガンガンハイヒールで歩きまくってました。就職してからももちろんハイヒールで出社。いつだってハイヒールと一緒。あの頃スニーカーなんて履いた記憶なし。正直言うとあの頃はスニーカーなんてダセェと思ってました。 ■M子、スニーカーの素晴らしさにハマる小さな娘を連れてハイヒールは体がもたないことに気づく。子育ては体力との戦いでもある。どれだけ消耗を減らし、どれだけ効率的に動けるかを毎日考えた末に…子育てして気づく、スニーカーの素晴らしさ。履いてみたら病みつきになり見事に離れられなくなりました。もちろんこれまでの人生においてスニーカーなんて何度も履いたことはありましたが、ここまで履き心地に感動したことはありませんでした。子育てが起こした奇跡。今ではどっぷりハマってしまい、可愛いスニーカーを見つけるとすぐに買ってしまうM子。前はスニーカー=運動。みたいなイメージしかなかったけど、今はおしゃれな服に合う素敵なスニーカーがたくさんあるんですよね。いつしか気づけばハイヒールだらけだった靴箱はM子のスニーカーコレクションに埋め尽くされる結果に。娘を出産する前の自分なら絶対になかったであろうスニーカーライフ。スニーカーを履くとどんな異常事態でも乗り越えられるような気持ちになる、子育ての強い味方。むしろ最近はスニーカー履きすぎて将来子どもの入学式や授業参観みたいなかしこまった場面でヒールのある靴をしっかり履きこなせるのか不安になってます(笑)
2019年11月22日親になって強くなったこと…いくつかありますが、1番の変化はコレ!■独身時代は考えられなかった変化…え、当たり前ですか?いやでもこれ私にとっては大きい変化なのです!というのも、子どもが産まれるまでは…こんな調子で、とにかく睡眠を最優先に生きてきました。とにかく眠いし寝たい! ロングローーーングスリーパー!そんな私が出産!となると…■出産後、寝不足でつらかった私…そして今はそう、寝たいときに寝られなくなり、慢性的に寝不足。イチコが昼夜の区別がつくまでは本っっっ当につらかったです。子どもが産まれてから1番つらい時期だったと言っても過言ではない…!さて、そんな私ですが、子どもが産まれて5年たった今となっては…深夜でも早朝でも、サッと起きれるようになりました。起きれるだけじゃない、起きた瞬間からエンジンフル回転!本当に強くなったなぁ私…!まあそれと引き換えに、身体が弱った気がしなくもないですけどね…!ほんと睡眠、大事です…。
2019年11月04日「破水」って、自分で気づく場合と、破水したのに気づいてなかった場合、病院の方々の力を借りて破水させてもらった場合、といろいろなパターンがありますよね。私は3回出産を経験しましたが、3回とも自分で破水に気づいたパターンです! でも同じ破水でもそのリアクションは回を重ねると変わっていきました。■初めての出産の時は…初めての出産で破水したのは、病院で陣痛に耐えている時です。生まれて初めて味わう地獄のような激痛…でも子宮口はまだ半分ほどしか開いていない状態が続いていて、泣き叫んでいました。そんな様子を見て、担当してくれていた助産師さんから、四つん這いの体制になってみようよと提案され…痛すぎて全く動けない!! と思いながらもなんとか助けを借りながら四つん這いになると、痛みはさらに増していき…。もう無理ー!! と思った時、パン!! と何かが割れたような音がしたと思ったら、温かい液体のようなものがお股から流れてくるのが分かりました。そして不思議なことに、痛くて頭の思考回路が停止しそうな状況だったのですが、これが破水かぁー!! と、即座に分かり、大声で「破水したぁー!!」と叫んだ自分がいたのでした(笑)■2人目出産の時は…次男出産の時は、前回のお話でも描いていたように自宅で破水しました。▼前回記事1人目の時、早まって病院に行って何度か家に帰された経験があったので、ギリギリまで粘っていたのです。でも次男の時は、長男のときのようにパン!! という破裂した様な音は聞こえず…。パットの中にじわーっと温かい何かが大量に出てきたのが分かり、一瞬出血したのかも!? とこれまた少しパニックに…。痛みをこらえながらも確認すると出血ではなかったので、これは破水だ!! と分かり、ゲームに熱中していた旦那に必死で破水した事を伝えました(笑)■3人目出産の時は…その日は前駆陣痛らしき痛さで眠れず朝を迎えようとしていました。もしかしたら破水しちゃうかもしれないからパットでも用意しておこうかなーと立ち上がった瞬間、またまたじゅわーと温かい液体が…。でも3回目ということで今回は妙に落ち着いていた自分…破水したことに対してほぼノーリアクションで、そのまま病院に向かったのでした(笑)こうやって母はどんどん強くなっていくのか…と実感したのでした!!
2019年10月08日こんにちは。渋谷です。今回は「親になって強くなった事」というテーマ。■私の強敵、それは…!?私がそれを実感したときはただ一つ。某害虫・ホームステイGを倒せるようになったことです。■あれほど嫌いだった敵も子どもができたら…それまで私はホームステイGのことは家族に任せて逃げ回っていました。だって気持ち悪いんだもの。ムリムリー!!しかし子どもがいる今。未知の生物を前に私より子どもの方が怖いはず。この子を守れるのは、この場に私しかいない。母として、覚醒した瞬間だったのです(?)。■親になって生まれ変わった! この世に生まれて数十年。私はその日に初めて、宿敵ホームステイGを退治したのでした。守るべき存在ができると人間って強くなれるんですね…。しかしその代わりと言っては何ですが、涙腺が非常にもろくなりました。子ども向けの感動映画とか見ちゃうと泣いちゃう。真っ先に泣きまくるので旦那から「感動泥棒」という称号を与えられました。親になるとはこういう事なのです。
2019年10月07日どうもこんにちは! のばらです。みなさんには苦手なものってありますか? 私はいっぱいあります。(態度だけはでかいのですが)内心はビビりなのでホラー映画などはとても観れないし、虫も捕まえられないし、カエルもだめだし、辛い食べ物も苦手です。頼りにならない母さんです。自分で言ってて悲しくなってきました。しかしですね! そんな私もひとつだけ「昔はダメだったけど…子供たちがいるから今は大丈夫!」というものがあるんです……!雷ですカミナリ。ピカッ! ってなるとビクッ! となって、ゴロゴロドカーン! てなるとひぃぃぃぃぃ! となるんです…。可愛い子ぶってると思われるのも嫌で(笑)昔は心臓バクバクさせながら平気なフリをしてました。今なら素直に「こわーい」とか言ってみたい。(むしろ今の方が許されない気もしますが。)しかしなぜでしょうね。安全な場所にさえ避難していれば、今は不思議とコワイと思う事もなくなりました。「カミナリ!? 今のカミナリだよね!?」とコーフンする子どもたちに「大丈夫大丈夫~!」と笑って答えながらカミナリ鑑賞できるまでになりました。
2019年10月04日どうも、うえだしろこです!現在二人の男子(長男 桃太郎 6歳、次男 金太郎 3歳)を絶賛子育て中でございます。ご訪問いただきありがとうございます!■出産前は「スーパーインドア派女子」さて、私は息子たちを出産する前は、何を隠そう家の中大好き、花火、海、BBQ、キャンプ、フェス…?そんなの頼まれたって行きません、という筋金入りのインドア派女子でありました。仕事のない日は一歩も外に出たくない、もはや引きこもり女子といっても過言ではありませんでした。■しかし産まれたのは男の子そんな私が妊娠し、産まれてきたのは男の子でした。出産してしばらくは、引きこもりが故に外に出られない生活は幸せでしかなく、ノンストレスで赤ちゃんとの引きこもり生活を楽しんでいました。しかし息子が成長するにつれ、そんなことも言っていられなくなってきました。連日の公園生活…!子どもの経験のためにと、海へ行ったりもしました。■インドア派女子、アウトドア派母さんに変貌をとげる…?徐々に外へ外へと出て行かざるを得ない生活となっていきましたが、極め付きは、公園生活を続ける中で発動した長男のきのこへの興味でした。もっと実物のきのこを探したい、そんな長男の想いを叶えたいハハゴコロ…。ついには、きのこ探しでは草むらをかき分け進んで行くこともままあります。元スーパーインドア女子、もちろん虫も苦手中の苦手です。しかし!アウトドア派男子の母になり、私も随分と強くなったものです。今では、Gの対応も、夫が私を頼りにする始末です。まだまだ続く男子兄弟育児、苦手も好きに変えて、楽しんでいきたいと思います!!
2019年09月30日子どもの頃は本当に大人しくて気が小さくて、言いたいこともなかなか言えなかった私。すぐにくよくよ悩んではめそめそと泣いていたので、両親もさぞかし心配していたと思います。成長するにつれて徐々に明るい性格になり、社会人になって世間の荒波に揉まれて、ずいぶんとたくましくなったと思っていました。しかし、親になるとそれ以上に強くなる……というか、強くならざるを得ない(笑)実際にどう変わったかというと…丁寧さよりも素早くやる事を優先昔は小一時間かけて熱心にメイクしていましたが、今は10分で人前に出られる最低限の身だしなみを整えて終了。食事も赤ちゃんが泣き始める前にかきこむ。お風呂もほとんどカラスの行水。とにかく母親になってからは時間がいくらあっても足りなくて、自分の用事をのんびりやっている暇はなくなりました。周りのことを気にしなくなる昔は周りを取り巻く人達といかに仲良く円満に付き合っていくかを気にしまくっていたのに、今は家族のことしか眼中にないです(笑)育児だけで一喜一憂する日々なので、自分のストレスにならない程度の人付き合いしかしていません。年に数回友人に会うだけで十分っていう(笑)お喋りしたい時は近くに母や妹がいるので孤独を感じることもないし、そこはすごく恵まれた環境だと思います。潔癖症でいられなくなる私はなかなかの潔癖症で、外のトイレはできるだけ使いたくなくて、14時間のフライト中一度もトイレに行かなかった猛者です(笑)しかし子どもが生まれたらそんな事言っていられない!!!自分は我慢できても、子どもたちは容赦なくどんな場所でもトイレタイムです。かなり不衛生な場所でのトイレで服なとを床にベタベタつけられると、心の中で悲鳴あげてます(汗)これは正直まだ完全に慣れたわけではありませんが、私の中では相当免疫がついてきました。子どもの汚した物も抵抗なく処理できるし、手にう◯ちがついたくらいじゃ動じません(笑)ただ私は昔から嘔吐恐怖症で、子どもがもどしそうな時だけはまだドキドキしちゃいます。(嘔吐物にはほぼ抵抗ないんですが…)母親として情けないので、これはなんとか克服します!!!これから子どもたちが成長するにつれて、私もますます強くなっていくんだと思います。どんな時もどっしり構えて支えてあげられる肝っ玉かーちゃん目指して頑張ります!!
2019年09月27日こんにちは、ニタヨメです!今回は、子どもが生まれて強くなった! というテーマで書かせていただきます。強くなった…うん、そう、ひしひしと感じています…。子ども産むたびに強くなっている…自分でも思いますが、一番「強くなった」と感じているのは夫かもしれません。子どもが生まれる前は、こんなこと言ったら嫌われるかも…なんて言いたいことも言えないことがありました。ですが、子どもを産んだあとは…まるで別人のようなひょうへんぶり。(ケンカのときだけですよー! 笑)日頃、小声でボリューム4くらいでしゃべっているのに、ケンカのときは声も大きく、言いたいこともわりと言えるようになりました。自分でもこんな一面があったとは…。驚いたのは夫も同じで、初めのころはこうつぶやいていました。きっとショックだったのでしょう 笑。いまは「慣れ」と「子育て」への理解もあり、わかってくれています。精神的にも強くなりましたが、体力もつきました。ほとんどのお母さんはそうだと思いますが、抱っこしながら家事や買い物をして、重たい荷物を持つので自然と体力がつきます。守りたい存在ができると強くなれますね〜。母はもちろん、父も。あと、動物園に行くと母ゴリラに親近感がわきませんか? もうママ友ぐらいの気持ちで、LINE交換してほしいです。でもそれは現実的には難しいので、今日も野性的にトウモロコシを割っています。
2019年09月27日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。中川マナです。今回は特集『親になって強くなったこと』のテーマに参加しての記事です。新米ママ時代からすると、私もだいぶ強くなりました。と言っても硬派!! ムキムキィ!! という強さではなく、どちらかと言うと、しなやかに強くなりました。今回はそんな話です。■長女気質を発揮! 窮地からスタートした私の「がんばり育児」難産で大量出血…貧血のために鉄剤を点滴しながら始まった私の育児。出産の立ち会いには母が来てくれてたのですが、諸般の事情があり、私の退院後すぐ実家に帰ってしまいました。退院後も娘のための通院が続き、産後すぐでこんなに出かけるなんて…という日々。再入院や通院ののち、娘は大きな病院の新生児科を紹介されそこで断乳を指示されます。後に産院の看護師さんに「え、断乳を指示された?! あとが大変だったでしょう? 相談してくれいいんですよ! 電話してください!」と言われ「え…電話していいの?」と初めて気付く。これぞ、長女気質…!ちなみに私が考える「長女気質」ってこんな感じです。・責任感が強い・がんばり屋・人に頼るのが苦手才能でもあると思いますが、私の場合は辛かった。■人に頼れない私は、先輩ママの育児スタイルにイライラ赤ちゃんが生まれて、友達から寄せられるのはたくさんのお祝いの言葉。あまりにたくさんポジティブな言葉をもらうので、うれしいのだけど「一変した生活に戸惑っている」という自分のことは話す間もなく、疲れてしまうことも多かったです。特によく覚えているのは仲間内の集まりで同じく子連れの友達に会ったとき。娘が生後5カ月くらいで、彼女のお子さんは2歳だったので、先輩ママですね。そこで私はとにかくイライラしてしまったのです!!彼女は手が空いてそうな人に「ちょっとこの子見ててくれない?」と言ってトイレ行く。で、その先で別の人と話し込んでなかなか帰ってこない。子どものほうも、泣かずにニコニコしています。飲み物や食べ物のサーブも、周囲の人にかる~~く頼む。(子どもの分はもちろん、自分の分も)気軽に人にものを頼めない私には、衝撃でした。彼女は別にイヤな感じではありません。「確かにそういうとき頼めたら助かるわ~」と思うようなことを頼んでいるだけ。一方、機嫌の悪い娘をあやしながら、目の不自由な夫のために料理を取りに行く私。料理も自分は一口も食べれず、娘のオムツを変えるためにトイレへ。手を洗おうとして、鏡に写った自分の顔を見ると、ひどい顔…。私はこのころ「娘が他の子より泣いて過ごす時間が長い」ということに悩んでいました。「刺激に敏感で、1日のうち泣いている時間の長い赤ちゃん」が、全体の10%~15%程度の割合でいるそうですが、今思うと娘はそうでした。誰が悪いわけでもない。「誰かに助けてほしい、私だって大変だから助けを頼んでもいいはず、でも全然人に頼れない」そんな気持ちから、先輩ママにイライラしてしまった体験でした。■「もう限界…」の体験が私を変えたそんな私も、睡眠不足や疲れの蓄積で慢性的に限界を感じるようになりました。「娘を床に投げてしまうのでは」という瞬間が何度もあってやっと一時預かりを考えるようになり…。実際にはそこから3ヶ月くらい葛藤してやっと区の一時預かりを利用しました。(今考えると頑張りすぎ!)初めて子どもを預けた、たった2時間。どこに行くことができるほどの時間でもなく、周辺をうろうろしただけでした。娘を迎えに行って、何も変わらないように感じました。でも、自分の中にあった「頑張らなきゃ、ちゃんとしなきゃ」「一人でもしっかりしなきゃ」に負けて。白旗を上げたのは大きかったです。それから徐々に、私は人に頼れるようになっていきました。■時には「助けて」と言える、しなやかさが身についた最初のころは頼むのにちょっとした緊張感がありました。ただ、「結局、私の無理は回り回って子どもにしわ寄せが行く」「これは子どものため!」と思うと勇気がでました。産後当初「エレベーターがない場所でも、できるだけ人に頼らず、一人で運べるように」と購入した最軽量のベビーカー。それを知らない人に「一緒にベビーカーを運んでもらえませんか?」と頼めるようになり…。徐々に「自分だけで頑張らなくてもいいんだ」と思えるようになっていきました。ネットで心無い話を目にすることもありますし、実際「えっ」という体験もありましたが、それでも、いろんな人が一緒にベビーカーを運んだり、助けてくれて、私と子どもの今があると感じます。私の“長女気質”も消えたわけではありませんが、親になって「一人で頑張る強さ」以上に、「人に助けてと言える強さも身につけた」…そんな感じです!最後までお読みくださり、ありがとうございました!また次回!
2019年09月26日息子を出産したときに、私は36歳でした。ただでさえ普段から運動をしておらず、昔に比べて体力が落ちていることも感じていたので、育児をしていく中で体力がもつのか、正直不安でした。周りの先輩ママさんたちからも、「育児は本当に体力勝負!」、「もっと若いうちに産んでおけばよかった…」等々聞いていたので、余計に不安に駆られていました。でもいざ出産してみると、「体力が…」など心配する時間もないほど、とにかくバタバタの日々…!頻回授乳で睡眠不足になり、慣れない寝かしつけを試行錯誤し、とにかくスクワットしまくりで泣き止ませたり寝かせたり…。常に抱っこして母乳あげておむつ替えての繰り返しの日々でした。お出掛けする際には、子どもが急にベビーカーに乗りたがらなくなることもありました。そんな時は抱っこしながらベビーカーを片手で運び、階段を上らなければならなかったり…。そんな日々を送っていると、ある日写真を撮った際に驚きの光景が…。なんと、運動不足でぷよぷよだった私の腕が、ムッキムキの筋肉質になっていたのです…!出産前は、筋肉とは無縁の体型だった私でしたが、親になったことでいつの間にか精神的にも肉体的にも強くなったのだな…と感じた出来事でした。産後の体力が心配な皆様、きっといつの間にかあなたもムキムキママになっている…はずです!!
2019年09月25日私が幼い頃私の母は、仕事をフルタイムでこなし、祖父母に助けられながら、日々家事育児をこなしていました。忙しいぶん、すべて完璧というわけではありませんが、頑張って毎日働いている背中をいつも眺めていたのを覚えています。そして、忙しいながらも休みの日は色々な場所へ遊びに連れて行ってくれた母が大好きでした。…しかし、私が幼い頃、ある事件がおこりました。初夏のころ、山が隣接しているとても広い公園で私は迷子になってしまったのです。■妊娠中の体で探してくれた母そのとき母は私の弟を連れており、お腹の中には赤ちゃんがいました。まだ安定期ではなかったのではないかと思います。無理してはいけないのに、母は弟といっしょに坂道をのぼったりくだったり、たくさん歩いて私を探したそうです。さんざん歩いて、アイスの棒で地面に落書きをしている私を母がみつけてくれました。■体調を崩してしまった母しかし、その無理がたたり、母は切迫流産になったそうです。結果的には流産はしませんでしたが危なかったという話を聞きました。そのことは自分が大人になった今もずっと覚えていて、小さな罪悪感になって胸の中に残っていました。自分も子どもを産んで母になると、その母のそのときのしんどさが想像できるようになり、母親があのとき一生懸命私を探してくれたことや、流産しかかったことを思うと、申し訳なさでいっぱいになりました。それで、最近母に会った時、その時の話をしてあやまろうかとおもったら…「え、そんなことあったっけ?」と母にいわれてしまいました。母はそのときのことをもうすっかり忘れていたのです。育児のしんどいこと、つらいことって、母にもたくさんあったと思うのですが、時がたつと忘れてしまうのかもしれません。今さらながらあやまりたいと思っていましたが、「全然覚えてない」といって笑われてしまったので、そのままになってしまいました。でも、母が忘れても私は忘れないで、苦労して私を育ててくれた母への感謝の気持ちはずっと持ち続けていようと思います。
2019年09月25日こんにちは、はな@まるママです!「母になると強くなる」という、なんとなく漠然としたイメージを持っていましたが、実際に子育てをしているとやはりそれを実感できる瞬間があったりします。そんなわけで今回は、子育てが始まってからの私自身の変化について書いていきたいと思います。■わが子を守らねば精神が炸裂!母になって強くなったと思うのは、こんなとき…特に息子が赤ちゃんの頃は非常に敏感でした。虫除けといってもあまりスプレー類は使えないし、蚊は何かと感染症を持っている可能性もありそうで心配だ…ということで、わが子を守らねばという気持ちが私の俊敏さをアップさせていたような気がします。蚊に限らず、わが子を守らねば!という気持ちが心を強くする瞬間はありますよね。あとは…私はもともと虫が苦手で、もちろんできるだけ触りたくはないし、テレビ越しでもできるだけ見ないようにしたり、直視するのも避けていたのですが…よく思い出してみれば私も幼稚園児の頃なんかはダンゴムシとか小さめの虫なら触っていた気がするので、最近はまると一緒にいることで虫に接近する機会が増えて、また慣れたというか…「大丈夫」な感覚が戻ってきたのかもしれません。■やけに力持ちになったことそしてもう1つ!以前は重いものを持つ耐性がなかったのですが…腕が明らかにムキムキになりましたね。髪の毛を結ぶ度に肩周りの筋肉が膨隆するのを、もうすでに分かっていながらいつも二度見しちゃいます。“お母さんは出産を乗り切って痛みに強くなる”みたいなイメージがあったのですが、これは残念ながら私には当てはまりませんでした。相変わらず痛いもんは痛いし、注射とかも怖いですし…。しかしながらやはり地味な部分で強くなっている自分は、悪くないなと思います。わが子を守るためにも何かと強い方が良いのは間違いないような気がしますね。最近はもっぱら体力不足に悩んでいるので、わが子の成長とともに私も少しずつ鍛えて強い体を手に入れられたら良いなと思う今日この頃です。
2019年09月24日こんにちは! ユウコトリトリです。毎日の子育て、お疲れ様です。本当に毎日バッタバタですよね…。バタバタしている中で、あまり細かいことは気にしていられない!昔はもう少し神経質な所もあったのですが…。皆さまも同じだと思いますが(違う方はすみません)、母になって良くも悪くも色々な面で強くなりました。今回はそんな話です。■母親になって強くなったことそれは…害虫を躊躇なく仕留めるようになったこと!※モザイクはかけますが、Gが登場しますので苦手な方は閲覧注意です。結婚する前は、どうやって対処していたのか思い出せないのですが…恐らく私の担当ではなかったのでしょう(笑)しかし、今となっては…今では反射的に体が動き、躊躇なく仕留めます。とは言え、苦手は苦手なのでできることなら私もやりたくありません!でも…でも…夫はいつもいるわけではないし、他にやる人がいないから!「Gは1匹見つけたら100匹いる」という通説のもとに、その1匹を逃すわけにはいかないのです。さらに、そのGが家のどこかで卵を産んだら…?そう考えたら、その場で仕留めるしかないのです!すべては、家族の平和のため(大げさ)。もう必死すぎて必死の形相なのでしょう…討ち取りの間、子ども達は若干引き気味です。■しかし…上には上がいた!実家にいた時、Gに遭遇したのですが…武器になるものを…と慌てて探す私を尻目に、実母が動きました。そして……母は強し…しかし、その母はもっと強し!そんな出来事でした。そして私も、あと30年ほど経験を積めば、実母の域に達するのでしょうか。今のところ、自信が全くありません…。
2019年09月24日こんにちは、私はこいしさんと申します。現在、4歳差の姉妹を育てる主婦です。 前回 に引き続き、産後の変化について書きます。今回は、産後に自分自身が変わったなぁと思う、3つのことについて振り返ってみたいと思います。■1、人間になったもともとびっくりするぐらい自堕落な性格の私です。でも子どもができたことで「しっかりしなくちゃ!」という気持ちが芽生え、一人暮らしをしていた頃を思い出すと、信じられないくらいマトモになりました。私は現在、娘たちのおかげで人間をやっている、といっても過言じゃありません。■2、忍耐力がついた子育て中は、忍耐力がめちゃくちゃ鍛えられます。夜泣きに付き合い「もうだめだ」と思った夜も何度もありましたが、なんとか乗り越えてきました。そのときのことを思えば、多少のことは「頑張れるなぁ」と思うくらい、とても精神が強くなりました。■3、仕事を頑張る理由ができた一人暮らしをしていた頃、私には仕事へのやりがいをのぞいて「働き続ける理由」がありませんでした。いまは間違いなく娘たちの将来を考えて働いているので、とても張り合いがあります。また、私の子どもは女の子が2人なので、いずれ私と同じように仕事や人生、結婚について、悩むときがくるのかなぁ、と想像したりもします。そんなとき、かっこいいアドバイスができるおばさんでありたいな、と思う気持ちも、私が仕事を頑張る理由のひとつになっています。産後はさまざまな変化があり、子どもを産む前と産んだ後では、まったく違う人生を生きているような気持ちです。私自身は経験したことがあっても、親の立場で経験するのは初めてのことばかりです。今後、もっとも心配している娘の思春期×2という末恐ろしい未来へ備え、コツコツと精神力を鍛えていきたいと思います!
2019年09月22日結婚する前は、おしゃれなインテリにこだわり、理想の部屋づくりを心がけていたことも。しかし、子を持つと、思い通りにいかないものですよね。そこで我が家が取り入れた意識改革とは!?当時、おしゃれなカフェを巡ったり、インテリア雑誌を買ってはよく参考にしてました。こだわりの家具たちも今では傷だらけ…(泣)。育児とは毎日が戦場。我々の美意識だけでは生き抜く事ができないのです。こだわりを捨てた瞬間でした。育児で完璧を求めると、やることが多すぎて追いつかないのです。全てこなそうとするとストレスで体を壊しかねませんからね。最近では100点を求めず、70点でも上出来だと言い聞かせるようになりました。皆さんは家事に育児に頑張りすぎていませんか? ある程度の“良い加減”さも大事ですよ。
2019年09月20日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは! 7歳と4歳のやんちゃ兄弟を育児中のなーみんです。みなさんは出産を機に「自分が強くなった」と思うことはありますか?私はいろいろとあるんですが、一番強くなったと思うのはメンタルです。■落ち込む暇すらない毎日独身の頃や、子どもが生まれる前は、仕事や私生活で落ち込むことがあると、悩んだり、無気力になって何もする気が起きず、数日はどんよりとしていました。しかし、出産して母になると、落ち込んでいるからといって、何もしないわけにもいかず、朝からフルパワーで動くことに!そうしないと、子どもは学校に間に合わないし、仕事にも遅刻してしまいます。結果、落ち込む暇すらなく、一日が過ぎ去るので、気づくと「何で落ち込んでたんだっけ?」というくらい、メンタルの回復が早くなりました(笑)■自分のことなど考える余裕がない子どもと会話したり、遊んでいると、自然といやされて、笑顔が増えます。逆に子どもが悪さをしてイライラして叱ることも。このように子どもと接していると、自分のことなど考える余裕はほとんどありません。■たまに育児につまずき落ち込むことも母になってもうすぐ8年。私のメンタルはかなり鍛えられたと思います。でも、たまに育児につまずき「私ってダメなお母さんなのかも…」と落ち込んでしまうこともあります。そういうときは、SNSに吐き出したり、お菓子を食べて、気持ちをリフレッシュしています。昔から「母は強し!」と言いますが、こうやって強くなっていくのかな~、と実感している今日この頃です(笑)
2019年09月19日ウーマンエキサイトのみなさん、こんにちは! ねここあんな。です!今回のテーマは「親になって強くなったなぁ」と思うこと。正直数え上げたらきりがないぐらい、強くなったような気がします…。■大嫌いだった注射も、蚊に刺されるようなもの?まずは「痛み」!出産を経験してから、明らかに「痛み」に対する免疫がつきました!!もともと子どもの頃からけがが多かったので、「けがの痛み」には耐えられる自信がありました。が、注射だけは本当に大嫌い!注射の針だけは怖くてしかたない!!!!!それにも一応理由がありまして…。子どもの頃、血液検査をしたときに、腕はぷにぷにな上に血管が細くて見つからないという理由で何度も失敗されていたのです。ただでさえ針を刺すということがこわいのに…。私は注射針を刺されるたび、ただひたすらに目をそむけていました…。さすがに7回も失敗され、大泣きしました。その後、うしろで見守っていた女医さんが一発で成功。さすがに私の腕に7回も穴をあけた(大げさ)男性を、子どもながらににらみつけた思い出があります(笑)のちの女医さんとの会話でわかったんですが、どうも新米さんだったようです。新人の方の教育…という考えはわからなくありませんが、3回ぐらい失敗したら選手交代してくれ! と、思いますね。がしかし、「陣痛」そして「出産」を経て私が得たもの…。それは「注射や採血なんて陣痛に比べたら蚊に刺されたのと変わらない」ということ。何様っという感じですが(笑)ついつい慣れ具合とか見てしまいます!「失敗なんて誰にでもあるよね~」「血管が細い人の練習台にしな~」ぐらいのモチベーションでいられるようになりました!…なんて逆に相手にプレッシャーを与えていたりしたら申し訳ない話ですが…!■苦手な幽霊や虫にも強くなった! そのワケとは?さらには幽霊ものや虫への免疫もかなり強くなったと思います!昔からホラー漫画や映画は好きだったのですが、見た後にトイレへ行くのが怖い…なんて思ってた若い頃。真夜中の病院で、共同トイレに行くなんて…昔の私では絶対にできませんでした!しかし親子同室の産院だったので、いつ赤ちゃんが起きてしまうかわからない状態。「寝られる時に寝る!」「行ける時にトイレは行く!」ということがどれだけ大切か思い知らされたのです。そしてこんな場面でも強くなってきました。もはや強くなったと言うか、かなりポジティブな思考になったような気がします。「子どもの糧になる」という発想があると、子どもの好奇心をつぶさないのかなと思います。虫が苦手な私のせいで息子に「虫は拒むもの」という先入観を与えたくないんです。そう思ってなるべく「平気!」という態度をとっているうちに、だいぶ克服しました!■どんなこともポジティブに乗り越えられるようになった“親の強さ”…そのかわり、というか、親になってダメになったものもあります。感情移入しすぎて「こんなこと我が子に起きたらつらすぎる!!」と、見たあと1週間ぐらい引きずるので見たいと思えなくなりました。親になるって、趣味とか好きなものでさえも変えてしまう力があるんだなぁとつくづく思います!でもどちらかというと、趣味が変わったというよりは、どんなことも「ポジティブに乗り越えられるようになった」んだと思っています!そうじゃなきゃ毎日振り回されっぱなしになる育児ですから…(笑)
2019年09月19日今回は、子供がうまれてから強くなった事のお話です。昔の私は精神面がとても弱く、些細なことでうじうじ悩み、しかもその気持ちをなかなか切り替えられないまま引きずってしまい、布団に潜り込んで一日過ごす…なんてことが結構よくありました。最弱メンタルな私も、今では5人の母ちゃんです。さぞやたくましく、メンタルも鍛えられて最強になってるかと思いきや、5人の母ちゃんになった今でも最弱メンタルのまま(笑)しかし、落ち込んでいるからといって昔のようにうじうじと布団に潜り込むわけにはいきません。子育ては待ったなしです。あくまで私の場合ですが、何か落ち込むようなことが起きるとずーっとそのことばかりを考えて切り替えができないまま自分で自分をどんどん追い詰めていってしまうタイプなので、いっそ、考える暇もないくらい忙しくしている方が気持ちの切り替えがしやすいということを子どもが出来てから知りました。子どもたちがいてくれるおかげで、めちゃくちゃ落ち込むことがあっても気持ちを奮い立たせることが出来るようになりました。まだまだメンタルの弱い私ですが、昔に比べたら少しは強くなってきたかな? と思ったりしてます。
2019年09月18日親に言われたり、されたりして傷ついたエピソードを、20~30代女性の集まるアンアン総研メンバー200人にリサーチしました。親の立場になってみれば、わからなくもないセリフもありますが、多くは「酷い」のひと言につきます。これから親になるみなさん、既に親となっている方も、ぜひとも反面教師にしてくださいね!文・田中亜子【アンアン総研リサーチ】いまも忘れない! 親の非情な言葉「いろいろありましたが、一番呪いになっているのは『こんなに美人な私から(母はかつてモデル)、こんなデブでブスな子どもが生まれるとは思わなかった』です」(30歳・公務員)「兄と弟がいるのですが、お手伝いは私にしか頼まず、私がなんで私にばかり頼むのと聞いたら、『女の子でしょ!』と言われたこと。何かにつけて女の子なんだからと兄弟と扱いが違っていた」(32歳・主婦)「親の立場に立てば理解できる話ですが、中学生の時に将来なりたい夢を話したら『あんたには才能がないからムリだよ。普通の会社に働いて暮らしなさい』みたいに言われたこと。自分にもし子どもができたら、もう少しうまく伝えてあげたいなと思います」(31歳・自営業)「勉強して現役で国立大学に合格することができたのですが、それを親に報告したら『今からでもいいから医学部医学科を受け直さないか?』と言われ、大人になってからも『医者になっていたらよかったのに』と言われます。確かに医者になっていたら給与は格段に上だったんでしょうけど、言われるたびにもやもやします」(32歳・専門職)「『バカばっかり産んで』っと泣きながら自分のお腹を叩く母親。子ども達はすごい学歴でもないので本気の発言だったのだろうが、忘れられない」(34歳・会社員)どれも怒りが湧いてしまうきっかけがあって出た言葉だと仮定して、親もひとりの人間。頭に血がのぼり、理性を失ってしまうこともあるのかも。それでも、子どもの前では、いつも笑顔であり続けたいものです。信じられない! 親の最低な行動「門限を破ってしまい、母親からかかと落としされた」(32歳・会社員)「揉めるとすぐ暴力に結びつける父。でも、初めて私が父を倒してからは、父の暴力はなくなった」(34歳・公務員)「夏休み、友達に会えないように、服を全部捨てられたり、携帯を取り上げられたり、電話線を切られた」(31歳・自由業)「父親と大喧嘩した後日、家の鍵が知らない間に変わってて家に入れなかった」(27歳・会社員)「何かで怒らせたらしく。自分の誕生日会前日の夜に買いに行ったジュースを、帰り道の途中でその場に全部捨てられた。いまだに忘れられません」(30歳・会社員)「子どものころ、肺炎で入院しているとき、お見舞いに来てくれた両親が「車を見てくる」という嘘をついて帰ったこと。話の途中で、そういったので私は病院のベットでずっと待っていた。看護婦さんに帰ったことを知らされて嘘をつかれたことを知った。素直に言えばいいのに、なんで嘘をつくのか疑問で悲しかった」(30歳・自営業)思春期になり、反抗的な態度をとる子どもに、親はつい手を出してしまうかもしれませんが、いかなる理由があっても、暴力はいけません。別の方法を模索して親子関係を少しでも良好に保ちたいですね。最後に、自分の親ではない大人から傷つけられたエピソードもご紹介します。「両親は共働きだったので、私はかぎっ子でした。けっこう頻繁に周りの親たちから、『さみしい思いしてない? かわいそうに』などと言われていて、それが普通と思っていた自分は、その生活を楽しんでいたのですが、あまりにも周りが言うものだから、“私ってさみしい子なの?”“私ってかわいそうなの?”と思うようになりました。例えかわいそうと思っても、それがしあわせな子もいるのだから、周りはとやかく言うことはないと思いました。私は、働く母を尊敬してるし、それが誇り。私が親になって、鍵っ子ちゃんがいても“お母さんかっこいいね!”って言いたいです」(33歳・専門職)これは独身の方や子どものいない人にも刺さるお話ではないでしょうか。何気ない言葉が子どもを傷つけることもあります。言葉の持つ影響力を考え、相手の立場になる想像力を働かせて、軽はずみな言葉かけは慎みたいものですね。©Esther Moreno Martinez / EyeEm/Gettyimages©ljubaphoto/Gettyimages
2019年08月18日ウーマンエキサイトで人気連載中のモチコさんの記事 「『あの子、嫌い』という子どもの発言…親はどこまで口出していいの?」 には、ある日突然、娘ちゃんが幼稚園のお友だちのことを「嫌い」と言い出してしまったエピソードについて書かれていました。保育園や幼稚園は集団生活の始まりの場所です。小さな子ども同士だから、けんかやトラブルが起きることは当然だと思います。だけど、いきなり「嫌い」という強い言葉が出てくると大人はびっくりしてしまいますよね。そこで今回のアンケートでは、子どもの発言に悩んだことがあるかどうか。また、子どもの発言に関するエピソードについて聞いてみました。■子どもの発言に悩んだことあるが、約8割!子どもの発言に悩んだことがあるかアンケートを実施したところ、一番多い回答が「とてもある」48%、そして「たまにある」33%と続きました。上位の回答を合わせると、約8割の人が悩みを抱えているという結果に。「少しだけある」も合わせると、今回のアンケートでは87%もの人が、子どもの発言を気にしていることがわかります。Q1.子どもの発言にどう答えるか悩んだことはありますか?とてもある 48%たまにある 33%少しだけある 6%ほとんどない 7%その他 6%集団生活はお友だちと遊んだり、家庭ではできないことを経験できたりなど、たくさんのメリットがあります。しかし、家庭という小さな集団で生活してきた子どもにとっては、個人差はあるといえストレスを感じることもあるでしょう。お友だちとのけんかだったり、自分の思うようにできないことへの憤りだったり…。それらが子どものなかで積もることによって、大人がドキッとするような発言につながっていることもあるかもしれません。では、保護者の方は、子どものどんな発言に悩んでいるのでしょうか? 具体的なエピソードを見てみましょう。■「あの子、嫌い!」友だちへの拒絶に悩む親たち集団生活が始まると子どもにも人間関係ができ、そうなると「合う」「合わない」といった相性の問題からも避けては通れないのだと思います。大人であれば、「必要以上に関わらないようにする」などといった対策を自分で取ることができます。また、「嫌い」などの強い言葉を本人に言うこともないでしょう。でも、子どもはまだ発達の途中ということもあり、お友だちとの距離感を見誤ってしまうこともしばしばあるようで…。「3歳の息子の話です。遊ぶ女の子とはケンカが絶えず、会うと必ず揉めます。家でたまに『●●ちゃん嫌い!』とか『●●ちゃんにはコレ貸さないよ〜』と言うので、何とも言えずどうしたものかと思います。女の子に拒否されてしまう息子を見ると親としても悲しくなるので、息子がそう言うのもわからんでもない。ただ、仲良く遊べるときもあるのですが…」「年少のときから仲の良い双子の友だちがいるのですが、その子たちが、娘とケンカすると『キライ!』『もう遊ばない!』『嫌な子!』と言われることが。うちの娘は悲しそうな顔で何も言わず、泣くことを我慢していました。ケンカの原因はうちの娘にも悪い部分もあるので、『次から気をつけようね』という言葉がけしかできませんでした」「このあいだまで、『○○ちゃん大好き!』って言っていたのに、最近は『○○ちゃんはもう飽きた!』って言うんです。嫌い怖いもそうですが『飽きた!』はさすがに良くないし、お友だちに直接言わないように言いましたが、伝わってない様子…」仲良く遊んでいたのにちょっとしたことでタイミングが合わなくなったり、相手の拒否が強すぎてもめたり…。そんなとき、まだそんなに語彙の多くない子どもは「嫌い」という言葉で自分の感情をなんとか表そうとしているのかもしれません。「うちは小学4年生になりますが、同じように、『●●ちゃん嫌い!』と言ったり、芸能人も『この人嫌い』」とハッキリ言っちゃうので、わざわざ嫌いな人言わんでエエよと伝えてます。あまり聞きたくないですよねぇ。でも翌日に遊んで、『やっぱそんな嫌いじゃないわ』なんてケロッと言ってて、同じだなぁと思いました!」汚い言葉や気持ちよくない言葉を子どもが使ったときに、その言葉が相手を傷つけることは伝えていきたいところです。でもモチコさんのエピソードと同じように「嫌い」と言っていても、すぐまた一緒に遊んでいたというコメントも寄せられました。あまり深刻にならなくてもいいのかもしれませんが、でも、もしかしたら、なにか困りごとのサインという場合もあるかもしれない…。考え出すと止まりません!そして、本当にお友だち同士で問題が起こっている場合であっても、どこまで親が口を出していいのかも悩ましいところです。■子どもがだれかと比較するのは親が原因!?大人が不安に感じる子どもの発言は「嫌い」という言葉以外にもあります。たとえば、できる子とできない子を比べたり、友だちを「悪い子」だと断定したり…。小学生くらいのお子さんになってくると、あえて相手を傷つけるような言葉を使うこともあるようで、みなさん悩まれている様子…。どのように子どもの発言と向き合っていくのがいいのでしょうか。「幼稚園のとき『●●ちゃんはあれができなかった』『●●くんが怒られた』というマイナスな発言を聞くようになりました。きっとそこまでには何か理由があると思うけど、何だかモヤモヤ。でも考えたら親である私が『このあいだはこれできたのに、何でできなかったの?』など、他人や過去のことと比べる言葉をたくさん使っていたからだと気付きました。それからはなるべく褒めることを優先するようにしています。『いろんな子に優しくできると、すてきだよね!』など、なるべく具体的に」「わが家の息子は甘えん坊。できることも『ママ~お願い』とかわいく頼んで来ることもしばしば…。そこでまわりの大人が『4歳でしょ? できないの?』など言ってたら、ある日『●●くん、5歳なのにおしゃべりできないんだよ?』と…。成長のスピードはそれぞれだと言うことをわかりやすく伝えましたが、ドキッとさせられた発言でした」ご紹介したエピソードは、子どもの発言から、叱り方など親の側の普段の発言について考えさせられたというパターンです。子どもを注意するとき、ついつい「あの子はこんなこともうできているよ」とできる子を引き合いに出してしまったり、「昨日はちゃんとできたでしょ!」と過去と比較してしまったり…。子どもは良いことも悪いことも、どんどん吸収していきます。それこそ、小さい子どもは善悪の判断もあいまいで、覚えた言葉をただ使いたいだけという側面すらあるかもしれません。だから大人のほうこそ、普段の言い方を気をつけなければ…とあらためて感じました。「ある日、息子が『●●君な、悪い子やねん』と、その子のことを家で話し始めました。『だってな、みんなが座ってるときに立ってるし、並ばなアカンときに並んでないねん』と。少し返答に迷いましたが『じゃあ、息子はなにもかも全部カンペキにできる? 先生に注意されたりしない?』と聞くと、『あ、ホンマや、僕と一緒や!』と妙に納得した顔をしていました。このときは『みんな同じなんだよ』と教えてみました」「できることとできないことがあるのはみんな同じ」であり、「得意不得意は人それぞれ」…。大人になった今だからそう思えますが、成長途中の子どもにとっては、いろいろ経験して学ぶことのひとつなのだと思います。■子どもにとっての味方でいるために。親ができることは?ただ、家庭内で思ったことをなんでも言えるのは、子どもにとって悪いことではないような気がします。小学生、中学生と成長をしていって、もっと困ったことに直面したとき、相談をしてもらえないほうが親はつらいのではないでしょうか。ただ、「嫌い」という言葉はあまり聞いていて気持ちがよくない言葉。だから「どうにかしたい」と思うのもわかります。親はそのとき、どんな対応ができるのでしょうか?▼子どもなりの思いを聞く。嫌いは苦手野菜と一緒?「子どもには子どもなりの思いがあっての発言だと思うので、母親としては一旦は受け止めたいとおもいます。家の中でだけは、本音で話させてあげたいので」「うちも『嫌い』って言うときありました! とりあえず子どもの気持ちを肯定してあげます。そのあと話の前後の繋がりで相手目線からのお話をし、その子のいいところを聞いてます。嫌いじゃなくて苦手って言えるように誘導したり…小さいころは、苦手野菜と同じような感覚かなと」「まずは親の主観を挟まず、しっかり聞いてあげるように心がけてます。同じトラブルが数回あったとき、はじめて、対処方法を一緒に考えたり、先生に相談したりするようにしてます。子どもは、幼いうちは気まぐれで大人が思うほど、深刻な問題は少ないように思います。8年育児をしてきて、いまだからこそ、そう思います。幼少期は、小さなことで、いちいち振り回されてました」苦手野菜と同じような感覚の「嫌い」。これは、少し気がラクになりますね! まずは、子どもの主張に耳をかたむけることが、基本であって一番大切なことなのかも。▼子どもの言葉に親ができる具体策はある?子どもの発言に対しての具体的な対応案もいろいろと寄せられました。「いろんなところから仕入れてくる言葉のなかでも、相手に対して攻撃的な言葉は、やはりドキッとします。年長になった娘に、きちんと意味が説明できるように、私が昔に使っていた分厚い辞書を手元に置くようにしました。本が好きな娘には良かったようです。なぜなぜにも答えられ、親も助かっています。きちんと意味をわかって言葉を使える、相手にどんな風に届くのかを想像できるような大人に育って欲しいです」「習いごと先に苦手な子がいたようです。行きたがらないので『●●くんが苦手なの?』って聞いたら、『うん』と言ったので、曜日を変更しました。苦手な子がいるからといって、習い事まで嫌になるのは私もどうなのかなぁと思ったので」子どもの性格や普段の親子関係から、家庭にあった対応ができるのは理想的だなと思いました。習いごとなど、時間や曜日を変更することが可能な場合は、一度離れてみるという手もありますよね。子どもはたくさんの言葉をテレビやお友だちからインプットして、使ってみようとしますよね。だから、家庭ではできるだけ気持ちいいポジティブな言葉を使ってみると、子どももどんどん使ってみるような気がします。逆に、自身が子どものころ頭ごなしに「そういうことは言っちゃダメ」と注意され、傷ついたというエピソードもありました。「私が幼稚園のころ、母に『(私が)イヤって言ってることやるから、●●ちゃん嫌い』と話をしました。しかし母は私に『そういうこと言っちゃダメ!』とひと言。私は『そうなの? そうしたら先生にお話してみたらどうかな? でもお友だちに嫌いなんて言ったら悲しむよ』などの言葉が返ってくると思っていたのですが、まさかの返し。母は私の味方ではないのかとトラウマになってしまいました。自分の子どもには、同じ思いをさせないようにしたいと心から思いました」自分が子どものころに親から受けた対応って、けっこう覚えているものなんですよね…。それに納得がいっていなければなおさらです。家族に弱いところを見せられたり、愚痴が言えたりするのは、きっと家庭が安全地帯になっている証拠の気がします。まずは自分の気持ちを吐露できる場を作れていたことで親としての第一関門は突破できたと思えると、少し気持ちも落ち着きそう。子どもの意見にはしっかり耳を傾けつつ、必要なときにはアドバイスをし、基本的には見守ってあげられる…。こんな親を目指したいところだけれど、でもこれらは、大人同士のつきあいだって簡単なことじゃないですよね。「あの子、嫌い」は、子どもが家庭から外に踏み出していくなかで出会うチャレンジの1つかもしれません。人付き合いは一生続いていく課題でもあり、力にもなる。だから親子で一緒に、成長していかれるといいですね。Q1. 子どもの発言にどう答えるか悩んだことはありますか?回答数:206Q2. 子どもの発言についてエピソードやご意見を教えてください回答数:46アンケート集計期間:2019/3/21~4/18
2019年06月03日数年前から「毒親」という言葉を目にする機会が多くなりましたよね。「毒親」とは文字通り、子どもにとって毒になる親のこと。いわゆる、虐待する親などを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、子ども対して精神的にプレッシャーをかけたり、暴言を吐いたり、気分で振り回したりするのも「毒親」のようです。■あなたの家は大丈夫?家族の問題は、他の家と比べるのが難しいので、傍から見れば「毒親」でも、当の子どもは「これが普通」と思い、気づかないまま大人になるケースも多いもの。また、大人になってからも「毒親」に支配され続けるパターンもあり、そういう女性は恋愛や結婚をするうえで支障が出るという話も……。そんな「毒親」にまつわる本をご紹介しますね。あなたの両親は、毒親ではないでしょうか?■毒親の娘は自己肯定感が低くなる?『母がしんどい』(KADOKAWA)まず「毒親」の本と言えば、漫画家の田房永子さん。「毒親」関連の著書が多く、自身が親になってからも、子どもに対する自分の行動に苦しみます。そんな田房さんの代表作は『母がしんどい』(KADOKAWA)です。かわいい絵柄のコミックエッセイで読みやすいのですが、内容は壮絶。幼少期から社会になるまでの、母親の数々のエピソードが書かれています。個人的に強烈だったのは「ブラジャーを買ってくれない」(要は娘が年頃になることを認めない)というお話。「アルバイトや学校行事を邪魔され、参加できない」「娘の友達と仲良くなろうとする」などもびっくり。でも田房さんは、母親を嫌うなんて自分がいけないんだ、と罪悪感を持ってしまい親から離れられないのです。「バカ」「ブタ」といった暴言を吐かれても自分を責め、自己肯定感が低くなった彼女……。自己肯定感が低い人は「自分には人から愛される価値などない」と思い込む傾向があって、相手の好意を信じられなかったり、素直に愛情表現できなかったりしがち。だから恋愛下手な人が多いと言われています。また、親から認められる異性と結婚しなければ、という強烈なプレッシャーにさらされるようです。自分の親ももしかして?と思っている人にとってこの本は、何らかの気づきを与えてくれるかもしれません。■母娘は女同士だからこそ難しい『「毒親」の正体精神科医の診察室から』(新潮新書)2冊目は、精神科医・水島広子さんの著書『「毒親」の正体精神科医の診察室から』(新潮新書)。全8章で構成され、毒親の実態を論理的に説いている本です。症例も豊富で、「毒親」の被害にあっている当事者のケアだけでなく、親サイドの原因も分析。そして「毒親」に育てられた子どもの心のケア方法、問題の手放し方などにも言及しています。第6章の「こじれる母娘問題の『女』について」では、母と娘がまさに「女VS.女」の構図になっていることを解説。ここを読んで、娘の結婚には、少なからず母親が影響を与えていることがわかりました。「毒親」の存在に心を痛めている人は必読。「毒親」とは何かを学ぶのにもおすすめです。■恋愛下手な理由がわかるかも両親が「毒親」とまではいかないまでも、自分の恋愛観や結婚観に親が影響を及ぼしている、と感じる人はぜひ一読を!あなたの恋愛や婚活がスムーズに進まない理由が見つかるかもしれません。
2018年12月11日最近「毒親」本は相次いでベストセラーになり注目を集める「毒親」ですが、毒親はアダルトチルドレンの原因になったり、毒親の子が毒親になったりと長期に渡って影響を与える深刻なものです。毒親になっていないかのチェック方法から、毒親の与える深刻な影響、毒親の子が毒親にならないための方法専門家の意見を伺ったママテナの記事からまとめました。●「毒親」とは?「毒親」という言葉を知ってますか?毒親とは、子どもを自分の思い通りにしようとし、暴力や虐待、過度の干渉などによって支配下に置こうとする親のことです。子どもにとって「毒」になる親ををこう呼ぶそうです。どんなママが毒親になってしまうのか?子供が成長してアダルトチルドレンになってしまう原因も毒親にあるといいます。しかし、毒親は実は子供の時の親の影響を受けた場合が多く、被害者が加害者になるという状況もあります…。▼続きはこちら▼●あなたは毒親になってませんか?良かれと思ってしている子どもへの激励や応援は実は自分自身の思いを押し付け、子どもを追い詰めて負担になっています。あなたの毒親度チェック、6つの質問に答える事で簡単に確認できます。▼続きはこちら▼●毒親が与える深刻な影響とは?毒親に育てられた子供が親になると、自分自身が否定されて育ったため、しあわせでないと感じ同じことをしてしまう、と専門家は指摘します。毒親チェックであてはまる項目が多かった場合、自分の子供を毒親にしないためにも、この毒親連鎖を断ち切る必要があります。その方法とは?▼続きはこちら▼●しつけのポイントは?毒親にならないようにしながらも、子供のしつけはしなくてはいけないママ。具体的なしつけの方法や、両親を見て学んだことなど、しつけにかんする記事です。▼続きはこちら▼
2018年05月27日先日最終回を迎えた2017年10月期のドラマ『明日の約束』(関西テレビ)では、過干渉などにより子どもを支配する「毒親」が登場して話題になりました。「毒親」に悩む人は実の母からの卒業が難しく、離れがたいという現実があるように思います。今回は、「毒親」ついて考えてみたいと思います。「毒親」ドラマが続々と登場した2017年「毒親」という言葉は、医療機関のコンサルタントのスーザン・フォワードが書いた『毒になる親 一生苦しむ子供』からついたもので、子どもを支配する、子どもに罰を与えるなどして、悪影響を与える親を意味しています。2012年に親との確執を記録したコミックエッセイ『母がしんどい』が多くの共感を集め、「毒親」の問題が多くの人に知られることとなりました。最近では書籍だけでなく、映画や漫画、そしてドラマにも多く登場しています。今年のドラマでは、『お母さん、娘をやめていいですか?』(NHK総合)や『過保護のカホコ』(日本テレビ)に登場する母親が「毒親」として話題になりました。どちらの母親も、娘が可愛いがゆえに自分と同じ苦労をさせたくないというような思いから過干渉になり、「毒親」になってしまっているというものでした。どちらのドラマでも母と子の折り合いがつかない現実が描かれ、母からの卒業を遂げるという結末になっています。子どもにとっては重すぎる毒親、その内容とはドラマ『明日の約束』は、井上真央さん演じるスクールカウンセラーの藍沢日向が、教え子の不可解な死を紐解いていくというストーリー。メインストーリーとして、教え子の男子生徒がなぜ死んでしまったのか、学校や部活でのイジメの疑惑や、不穏な交友関係、そして仲間由紀恵さん演じる母親の過保護すぎる行き過ぎた愛情などが描かれました。注目を集めたのは、物語の中に登場する手塚理美さん演じる主人公・日向の母親の毒親っぷり。その一部をご紹介します。母親が日向の小さい頃に強制していた交換日記のタイトルが「明日の約束」。これが子どもにとってはかなり重い内容です。今日も日向はママの言うことを聞けない悪い子でしたね。明日はちゃんといい子になりましょう。明日の約束。その1、ママがいいと言ったお友達以外とは遊ばない。その2、ママに口ごたえしない。その3、ママをイライラさせない。必ず守るように。ママは日向が大好きです。「日向はこれから、ママの言う通りに生きなさい。日向の読む本も、遊ぶ玩具も、お友達も、全部ママが選んであげる。日向にとって、それが一番正しいんだから。明日の約束。ママの言うことを疑わない。必ず守るように。ママは日向が大好きです」。「日向も今日から12歳。小学校も今年で最後ですね。でも、大きくなってもあなたはママの娘です。これからもずっとママの日向でいてね。明日の約束。日向はママを一生、愛し続ける。必ず守るように。ママは日向が大好きです」。出典: ドラマ『明日の約束』 ドラマでは、漫画やおもちゃを捨てさせたり、自分の気に入らない友達が来たら帰ってもらったりする母親の様子が描かれ、その様子には胸が痛くなるほどでした。日向は母親からの重圧に耐えきれず、12歳になった日を最後に、母親への返事を書くことをやめてしまいます。その後、自分を守るために腕を負傷し障がいが残ってしまった母親への罪悪感から、一緒に暮らすことをやめられなかった日向。社会人になっても毒親からの支配は続きます。「あ~いやらしい。ママに隠れてこそこそ恋人作って」。日向に恋人がいることを知らされていなかったと気づいたとき、大きな声で言い捨てた言葉です。母親は娘とは良好な親子関係を築けていると信じており、日向の心の傷については理解がありません。感情の起伏が激しく、気に入らないことがあると、とげのある口調で日向を攻め立てるのです。やっとできた毒親からの卒業は29歳エンディングで日向は、母親の呪縛から卒業を遂げます。12歳でやめた交換日記の返事を29歳になった主人公がようやくできるのですが、その言葉が印象的です。「私は大きくなってもお母さんの娘です。でも、ずっとお母さんのためだけに生きることはできません。……明日の約束 私は、私のために生きていきます」。出典: ドラマ『明日の約束』 ずっと「ママの日向」でいることはできないと、母親に「NO」をつきつけた形になります。このメッセージを告げて、日向は家を出て一人暮らしを始めることになり、物語は終わります。ありあまる愛情が引き金に…。毒親ドラマはまさに反面教師ドラマの主人公・日向は29歳でようやく母親と決別することができますが、おそらく何歳になっても母親との問題に悩む人はいるのではないかと思います。ありあまる愛情ゆえに、子どもたちの人生を知らない間に支配してしまう母親たち。このドラマはそんな母親に悩む人たちに勇気を与えてくれます。母親に支配されて生きるというのは、別の言い方をすると母親に守られて生きるということ。それはとても苦しい反面、安定もしているため、逃げ出しにくいといえるでしょう。卒業するタイミングがなかなか見いだせず、何歳になっても母親に依存してしまう人は少なくありません。母親との関係性は非常に複雑なものです。日向の母親は、自らが子どもにとって「毒親」にならないための反面教師でもあるように思います。筆者も2児の母ですが、愛情を掛けることは、子どもを支配して全部道を作って決めてあげることではないのだなと改めて気づかされました。「私のために生きる」と宣言した主人公のように、子どもが子ども自身のために進んでいける道を応援する母親でありたいものです。【参考リンク】・『明日の約束』公式サイト ※FOD、カンテレドーガで有料配信中
2017年12月28日自分の子供の行動や思考など、すべてを支配・コントロールしたがり、子供に依存してしまう親のことを毒親(毒になる親)と呼ぶのをご存知ですか?毒親に育てられた子供は、精神的にも悪い影響を受けてしまい、将来的に幸せな恋愛ができなくなる傾向があるようです。「私はただ一生懸命なだけなのに、なぜか幸せで安定した恋愛ができない」と悩んでいるあなた。もしかするとそれは「毒親」のせいかもしれませんよ。今回は、毒親育ちの恋愛事情についてご紹介しましょう。子供の自己肯定感を奪い、人生を支配する毒親とは、肉体的な暴力やひどい暴言や否定の言葉をくり返すことで、子供の心を傷つけながら、子供の心も人生も支配しようとする親だそうです。しかし、トラウマになるような大きな虐待などがなかったとしても、親が子供を否定し続けたり、子供の意見を認めてあげなかったりすると、その心の傷が子供の将来に深く大きな影響を与えてしまうことがあります。例えば「あなたはブスね」「あなたって友達に嫌われるタイプね」「あなたはどんくさいから、周りの人に迷惑がられるでしょうね」などと親からネガティブなことばかり言われると、子供は「私はブスで嫌われもので迷惑な存在なのだ」と無意識のうちに思い込むようになり、自分のことを肯定できない大人に成長してしまいます。つまり親の心無い言動によって、子供の自己肯定感は大きく壊れてしまうのです。また毒親は子供を支配したがるため、友達付き合いや趣味、着る服や就職先にまで口を出し、自分の思い通りにしたがるようです。もちろん、娘の恋愛にも口を出します。「医者でないと認めない」「○○大学以下は認めない」「同居してくれる次男でないと許さない」などと条件をつけることもあり「子供の自主性に任せて、見守る」ということはできないのが毒親です。なぜ毒親育ちの女性の恋愛は上手くいかないのか恋愛においても、幼い頃に毒親によって「自己肯定感」をめちゃくちゃに破壊されてしまった女性は、男性に対しても「自分は愛される価値がない」と思い込んでしまいます。ですから常に相手の気持ちが信頼できず、今相手が何をしているのか、本当に自分のことが好きなのかを常に確かめたがるなどの束縛をしてしまい、男性から重たがられて捨てられたりします。また、彼が本当に自分をどこまで愛してくれているのかを確かめるために、彼にモラハラ発言や暴力をして振り回してしまう女性もいるようです。親から無償の愛を貰えずに育った毒親育ちの女性たちは、男性からの「無償の愛」も信じることができず、いつも裏を探ってしまう傾向にもあります。そのままの自分に自信が持てないので、相手に少しでも好かれるよう、見捨てられないようにと、過剰に尽くしてしまったり、相手好みの顔に整形したりするなど、極端な行動に走ってしまうこともあるようです。このように、毒親育ちで、無償の愛や親に認められ、尊重されるという経験がない女性たちは、穏やかで安定した恋愛がしにくくなってしまうというわけです。娘を束縛して、幸せを邪魔することも!毒親は、子供を束縛し、支配していると同時に、子供に依存しています。つまり子離れできていないのです。娘が交際相手と順調に行っていると「私の面倒は見てくれるの」「あなたが出ていったら、誰が家事を手伝うの」「ここまで育ててやった親を置いて、遠くに嫁ぐことはないでしょうね」などと精神的なプレッシャーをかけ、娘に「幸せになることへの罪悪感」を持たせることもあります。毒親は口では「子供の幸せのため」と言っていても、結局は自分の思い通りにしたい、自分を尊重してほしいというエゴのかたまりなのです。自分を大切にすることが幸せな恋愛への第一歩幼い頃から1番身近にいた親が毒親だった場合、子供の未来にどれだけ多くの悪い影響を及ぼすかお分かりいただけましたでしょうか。しかし、いまさら親に「あなたのせいで私はこうなったのよ!」「もっと私を認めてほしかった!」などとクレームを入れても仕方がないかもしれません。そんなあなたの気持ちすら、毒親は否定するかもしれませんから。あなたの過去のトラウマを癒すのは、あなた自身です。親から言われたことは「親が思っていたこと」であって、真実ではありません。あなた自身には、かけがえのない価値があります。自分をもっと大切にしましょう。「こうしたら他人(親)はどう思うだろうか」と考えるのではなく、あなた自身がどうしたいのか、自分の心に聞いて、従ってあげましょう。これをくり返すことで、少しずつ、あなたは自己肯定感を取り戻すことができるのではないでしょうか。自分を大切にできるようになって初めて、他人を大切にでき、幸せな恋愛を出来るようになることを忘れないでくださいね。
2017年05月17日