小学5年生のころ、思春期を迎えていた私は、素直に親と話すことができなくなっていました。そんなとき、あることを隠し通そうとして……。 親に話すのが恥ずかしい私は小学5年生で初潮を迎えたのですが、恥ずかしさから親に話すことができませんでした。そのため、自宅のトイレに置いてある生理用ナプキンを使ったら生理になったことが親にバレてしまうと考え、私は「家にある物でこっそりナプキンを作ること」を思いつきました。 使った物は、トイレットペーパーとガムテープです。トイレットペーパーを折りたたんで、ガムテープでパンツに固定するという、超簡易型ナプキン。この「自作ナプキン」を作ったときは、我ながら天才だと思いました。 自作ナプキンを使った感想実際、自作ナプキンを使ったところ、パンツが汚れることもなく誰にも生理がバレなかったため、なかなか万能でした。しかし、夏場などの汗には弱く、トイレットペーパーが溶けてボロボロになってしまうことが。体育の授業中にポロッとトイレットペーパーのカスが地面に落ちたときは、とても焦りました……。 それでもなんとか生理期間を乗り切り、小学生時代は自作ナプキンを使い続けていた私。中学生になるころには、親にバレる恥ずかしさがなくなり、「生理がきた」と伝えてナプキンを使うようになりました。ナプキンの使い心地がとてもよかったので、恥ずかしがらずにもっと早く親に報告すればよかったと後悔しました。 生理になっていると親にバレるのが恥ずかしく、小学生のころの私は「自作ナプキン」を使って過ごしていました。今振り返れば、自作ナプキンを使っていたことのほうが、恥ずかしく思えます。けれど、必死になって隠していたことも、今となっては思春期ならではの笑えるいい思い出となっています。 ※すべて個人の感想です。デリケートゾーンのトラブルにもなりますので、市販の生理用品を使用しましょう。 著者/匿名作画/ふるみ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ふるみ
2024年03月27日子育てをしていると、親は学ぶことばかり。親から子供へ一方的に教えるばかりでなく、子供から教えられることも多いようです。子供に『正解』を教えられた出来事「あぁ〜イタズラ書きしちゃった。やめさせないと」4人兄弟を育てるゴンゾウR4(@R453374510)さんは、ある日、四男が三男の宿題に落書きしているのを発見し、そう思ったといいます。しかし、10歳の長男の反応は違いました。四男の行動を叱ったり、止めたりすることなく「後で俺が消すから」というと、そっと四男に寄り添ったのです。鉛筆を持ち、真剣に書いていることを褒める長男。その姿に、ゴンゾウR4さんは「人として、子供の行動のほうが『正解』だと痛感した一コマ」とコメントしています。四男の「自分も書いてみたい」という想いを尊重した対応に、人々は心を打たれました。・10代でこの対応ができるのはヤバい。素晴らしすぎる。・兄弟愛に泣けてくる。かっこいいお兄ちゃんですね。・我が家では、次女が落書きした時に怒ってしまいました…。身につまされます。・人生何周目なのかと思った。どうしたら、こんな優しい子に育つんや…。長男の懐の深さは、弟たちとの関わりの中でつちかわれたのでしょう。これからも兄弟仲よく、過ごしていってほしいですね![文・構成/grape編集部]
2024年03月26日宿題といえば、子どもの頃の悩みの種。と同時に、親にとっても時にヤキモキ、時にイライラしてしまう要因の一つですよね。普段の宿題も大変ではありますが、毎日のことなのでルーティンも出来てきました。そんな中、いまだに憂鬱が止まらないのがこれ。■親も頭を悩ます長期休暇の宿題問題!こんなに色々やらなきゃいけないんだっけ!? と、長期休暇の度に面食らっています。子どもにとって一番の面倒はドリル系かもしれませんが、親にとってはちょっと違う。親にとってのボスは…日記やカレンダーなどのコツコツ系!!!ドリルや工作は内容が大変でも短期集中で頑張れば後が楽ですが、こっちはそうはいかない。内容は簡単でも、「最終日まで宿題が残っている状態」が強制的に出来上がってしまうのがストレスなんですよね~。 ■心穏やかに過ごすためのわが家の選択…やむを得ず出来ない日もある中で、この「毎日ちょっとずつ」がじわじわ効いてくる…。というわけで、多くの家庭がそうだと信じていますが、まぁこうなるわけです。コツコツ系は最初から諦めの境地です!先生方、ごめんなさい!そのかわりドリルは早い段階で終わるように計画立ててやっているので、穏やかに過ごすために必要な選択かなと思っています。子どもにガミガミ言わないことが、親の宿題なのかもしれません…。
2024年03月15日小学校に通う子供たちは、家庭学習の一環で宿題を出される場合があります。親は、宿題に取り組む我が子の進捗を気にかけ、声をかけることもあるでしょう。宿題の調子を見に行ったら…小学生の息子さんがいる、なみそ(@omochi_nam01)さん。ある日、息子さんが学校の宿題をしていたので、ちゃんと進んでいるのか、様子を見に行きました。息子さんは、宿題のノートをひろげていたのですが…どうやら宿題どころじゃなかったようです…。こちらの1枚をご覧ください。「めっちゃたけのこ食べて猫吸ってた」そんなコメントとともに、X(Twitter)に写真を投稿した、なみそさん。なんと、息子さんはお菓子の『たけのこの里』をつまみながら、愛猫に顔をうずめて吸う『猫吸い』をしていました…。至福の時間を過ごしていた息子さん。こんな『ごほうび』が目の前にあったら、宿題に取り組むのは難しいでしょうね!なみそさんは、その後もしばらく息子さんの様子を観察していましたが…。愛猫とイチャイチャタイムを楽しんでいて、一向に宿題が進まない、息子さんなのでした。投稿には多くの人がクスッとした模様。コメントが多数寄せられていました。・猫が「吸ってほしい」といわんばかりに宿題の上に乗っかっている…。これは抗えない!・全然はかどってないけど、『たけのこの里』と猫は合うから仕方ない。不可抗力です。・こたつに入って猫を吸うのは、天国。やめられないですね。・半そで半ズボン姿で、こたつと猫でぬくぬく…。うらやましすぎる!愛猫とお菓子でやる気を充電していた、息子さん。十分に癒されたら、宿題もサクサク取り組める…はずです![文・構成/grape編集部]
2024年02月15日シンガーソングライターの沢田聖子が3日に自身のアメブロを更新。91歳になった母親が受け入れないことを明かした。この日、沢田は母親について「2月2日で91歳になった」と報告し「部屋に飾りつけてみた。…誰も見ないけど」と数字のバルーンで飾り付けられた部屋の様子を写真で公開。母親に対し「91歳、おめでとぉー 9と1を飾ったよ、見て見て!!…と言った」と述べるも「誰が91なの!?」と言われたことを明かした。続けて「実年齢を受け入れないのでじゃあ、いくつになったの!?と聞き返した」といい「うーーーんと………(長く考えて)88くらいかなぁ」と返答があったことを説明。「3歳程度のサバ…と思ったけど」と述べつつ「80代と90代の差が母の中では大きいんだね、きっと」と推測した。また「去年の誕生日にはベッドからリビングルームまで歩いて私が買ってきたバースデーグッズを身に付けて楽しんでいた」と昨年の誕生日での母親の様子を明かしつつ「最近はトイレ以外は殆どベッドに居る事が多くなった」と説明。最後に「今年も一緒に誕生日をお祝い出来て感謝しかないね」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「お誕生日おめでとうございます」「ステキな飾り付けですね」「気力のある証拠ですよ」などのコメントが寄せられている。
2024年02月05日■これまでのあらすじ結婚して以来子どもを望んでいた美咲だが、夫の拓也はその生い立ちから親になる勇気が出ず、非協力的になってしまっていた。思い悩む美咲を必死すぎて嫌とまで思っていた拓也だったが、先輩のアドバイスから美咲と話し合いを重ねてついに妊活をスタート。しかし1年後、待望の妊娠がわかるが、流産してしまう。数年後、美咲は赤ちゃんと生活するが、拓也が子育てに参加しないことに寂しさを募らせていた。そんなある日、拓也の態度にしびれを切らした美咲は「私たちに関心を持って」と訴える。しかし拓也に今は一緒にいたくないと言われ、美咲は拓也の心配が的中したと言う。「拓也は親になれなかった」のだと…。■親になれなかったのは夫だけ?■そんなこと言える立場?「拓也は親になれなかった」と口にした美咲に、拓也は「俺だけが親になれなかったのか?」と問いかけます。すると、育児を全部自分に押し付けて、帰宅しても何もしない、それに加え飲み歩くようになって、自分と花ちゃんと触れ合うことを避けているクセに…。「なんで被害者面してるの?」ハッキリと言い返す美咲に、拓也は「親になれないのはふたりの問題だ」と言うのですが、それはいったいどんな意味なのでしょうか?次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2024年02月02日ウーマンエキサイトをご覧のみなさまピンキーです。新しい年を迎えましたね。今年もよろしくお願いします。さて、2024年はどのような1年になるでしょうか。私はやっと息子の冬休みが終わり、ひとりの時間を過ごせることにホッとしています。冬休みと言えば、小学2年生の息子の冬休みの宿題ですね。今回の宿題の進め方は、いつもとはちょっと違ったので、ヒヤヒヤしました。■宿題を自分のペースでやってもらうことにした息子の冬休みの宿題、今回は私は口を出さないと決めて、自分のペースでやってもらうことにしたんです。基本的に宿題が終わったらゲームをして良いという約束なのですが、冬休みはゲームをするのも宿題をするのもタイミングをすべて息子に任せました。冬休みが終わるまでに、宿題が終わっていれば良しということで。でも、冬休みの最終日に宿題が終わっていなかったら、そのときは、私は口を出すし、宿題が終わるまでゲームはできない。そんな約束をしました。すると…。息子は日中、ほとんど宿題をしませんでした。同居している義母も宿題を心配する始末。こんな調子で大丈夫なんだろうか…と、こちらも心配になりました。 ■ついに夫が口を出した宿題をするのは、決まって寝る前でした。日中は好きなことをして過ごし、寝る前に少しだけ宿題をやる。そんな毎日が続き、ついに…。宿題の進み具合を心配して、夫が口を出していました。マイペースに宿題を進め、結果的に最終日の午前中にはすべての宿題をやり終えた息子。途中、大丈夫かな…と、ヒヤヒヤもしましたが、自分で考えて、よくがんばったと思います。今年の夏休みも息子のペースで宿題を進めてもらいたいところですが、まったく口を出さないというのは、難しいものですね。
2024年01月26日わが家には小学3年生の長女と、もうすぐ1歳になる次女がいます。長女はひとりっ子生活が長かったこともあり、次女を妊娠したことをなかなか受け入れることができませんでした。そんな長女の姿を心配していた私と、長女の心の成長をご紹介します。 待望の第2子、妊娠判明長女が小学2年生のとき、待望の妊娠が判明しました。うれしいのはもちろんですが、ひとりっ子生活の長かった長女がどんな反応をするのかが何よりも気になりました。夫にその話をすると、「そりゃうれしいんちゃう」と、のんきな言葉が返ってきました。一方私は、精神年齢が高くプチ反抗期な長女のことが心配でした。 そして私のつわりが始まったこともあり、妊娠2カ月のときに長女へ妊娠の話をすることに。すると、「ふ~ん」と気のない返事のあとにしくしく泣いたかと思うと、その声がだんだん大きくなり、「いやー!!ずっとママとパパと3人がいい!!」と泣きわめいてしまいました。想像以上に妊娠を嫌がる長女の姿に、私は先が思いやられました。 長女の受け入れ体制が整った日妊娠を長女に伝えてから、こちらからは妊娠や赤ちゃんを匂わせる話はしないよう気を付けました。長女は私の少し大きくなったおなかを見ても、「食べ過ぎやね」と言ってくるので、「そうやね」と返すこともありました。いつもなら私がつらそうにしていると「大丈夫?」と声をかけてくれますが、私がつわりでつらそうにしていても長女は気付かないふりをしていました。 しかし、妊娠7カ月を過ぎたころ。長女が「○○ちゃん(クラスメイト)って4人きょうだいなんやって~。私もきょうだいおるか聞かれたから、一応おるって言っといた」と少し照れたように言ったのです。もう私は大声で叫びたいくらいうれしかったのですが、冷静を装いながら「そうなんや~」と答えました。長女の心のなかでいろいろな気持ちを消化し、赤ちゃんを受け入れられるようになったんだな~と思った瞬間でした。 ついに出産!長女の反応は……?その後は長女から赤ちゃんの話をしてくるようになりました。おなかの赤ちゃんが妹だとわかり、「私の服を貸してあげる」「一緒にままごとをしてあげる」と言ってくれるなど。さらには名前を考え、おなかに話しかけてくれることもあり、次女が生まれてくるのをとても楽しみにしている様子でした。また、私の体がつらいときは、料理、洗濯、おつかいなどお手伝いをたくさんしてくれたので、大変助かりました。 そして無事に出産し、退院後初めて長女が次女と顔を合わせたとき。接し方がわからないのか、長女は次女に近づこうとしませんでした。ひとりっ子生活が長かった分無理もありません。こちらも自然に長女から動き出すのを待ちました。2時間ほど経ったとき、長女が何も言わずお気に入りのブランケットを次女にかけてあげていました。夫と顔を見合わせ、静かに喜びました。 今では長女が次女のお世話をよくしてくれるので、とても助けられています。これは歳の差育児ならではだと思います。ただ、歳の差があると、心のケアがとても重要だと感じました。わが家の場合は、長女を見守ることで、長女が自ら次女を受け入れられるようになってくれました。この1年で、長女の心は大きく成長したと感じました。 作画/山口がたこ監修/助産師 松田玲子著者:石井ゆうき8歳と0歳の女の子のママ。長女の反抗期に悩まされながらも、姉妹の戯れに日々癒され中。秘書として働いており、現在は育休中。1人目出産直後に夫が転職に失敗し、夫が転職に失敗したことを機に、お金にまつわることに興味を持ち、FP2級の資格を取得。家計管理・資産運用に生かしている。
2024年01月18日皆さんは、家族の行動に唖然とした経験はありますか?今回は夫と息子に唖然としたエピソードと、感想を紹介します。イラスト:ちょもす宿題を終わらせない息子と注意をしない夫夫と小学1年生の息子と3人暮らしの主人公。息子は早めに宿題を終わらせる習慣がなかなかつかず、夫もそんな息子に注意をしてくれません。主人公が早く宿題をやるように言っても、夫も息子もテレビを見ているばかり。夫に息子を見ているようお願いしてから、主人公がお風呂に入ると…。息子の報告に喜ぶも…出典:愛カツ主人公がお風呂から戻ると、息子は「パパに宿題チェックしてもらったから、動画見るね~」と明るく言います。息子を褒める主人公でしたが、後日学校から主人公に電話がかかってきて…。実は夫は息子に「一緒に寝てくれるなら、チェックしたことにしてあげるよ!」と交渉を持ちかけていたのです。本当は宿題はやっておらず、真っ白で提出したため学校から主人公へ連絡が来たようで…。こっそり交渉をしていた夫と息子を厳しく叱りつける主人公なのでした。読者の感想一緒にテレビを見て楽しむことも大切ですが、子どもに宿題をやらせることも重要ですよね。このような夫の場合は、主人公が子どもの勉強や宿題を見てあげるようにしたほうがいいんじゃないかと感じてしまいました。(30代/女性)子どものことより、自分のことばかりな夫に呆れてしまいました。夫のしたことを厳しく叱ったのであれば、今度からはこんなことはしないでほしいですね…。(20代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年01月09日7歳の息子に「片づけしなさい!」「宿題しなさい!」と注意をしていた私。私からの注意ではなかなか聞いてくれず、息子はついに夫にも怒られてしまいました。そんな姿を見た3歳の娘から、驚きのひと言が! 謝らない息子へ3歳の娘が大人顔負けのアドバイス 私は7歳の息子に対して、「おもちゃ片づけて」などと度々注意をしていました。しかし、そんなとき息子は「面倒なんだもん」の一点張り。結局息子は謝りもせず、片づけなかったおもちゃを私が代わりに片づけるということが続きました。そんな兄の姿を3歳の娘はいつも黙って見つめています。 ある日、「おもちゃを片づけて!」と注意すると、すねた息子は無視するのです。私と息子の様子をその場で見ていた夫は、ついに「いい加減にしなさい!」と激怒! 夫に怒られたことで息子は泣き始めますが、それでも謝ろうとしません。するとその様子を見ていた娘が、そっと息子に近寄り「ごめんねってにっこり笑って、可愛く言ったら許してもらえるよ♡」と、驚きのひと言を放ったのです。 娘の言葉に刺激を受けた息子は、その後「ごめんなさい」と、夫と私に謝ってくれました。この件以降、息子は謝ろうとする姿勢が見えるように。遊んだあとのおもちゃは片づけるという約束も守ってくれています。振り返ると、3歳の娘は何をしたら怒られるか、どうしたら許してもらえるのかがわかっている様子。息子を反面教師に、世の中をうまく渡り歩くすべを身につけているのだと驚いた出来事でした。 作画/ひのっしー著者:佐野千佳
2024年01月06日「我が子がほしい…」妻は早く子どもがほしくてたまらないのに、夫はそんな妻の焦る姿を見ると気持ちがなえていく…。傷ついている美咲さんに対して再び謝ることにした拓也さんだが、「体が言うことを聞かないんだ」「この埋め合わせは必ずするから…」と言い訳を並べる。さらに次の月も出張を入れてしまい、美咲さんを失望させるのだった…。夫婦の温度差、すれ違い、うまくいかないストレスや悩み、男性の心理など、多くの不妊夫婦が妊活でぶつかる問題を描く家族の物語。多くの困難や奇跡を経て、ふたりがたどり着く運命とは…?■前回のあらすじ拓也は寝る直前、再度改めて美咲に謝罪する。「体が言うことを聞かない」「この埋め合わせは必ずする」と言う拓也だったが、次のタイミングは出張で家を離れることに。美咲はそれを知りショックを受け…。■ショックを受ける妻■妻のことが好きだけど…「仕方ない」と美咲が言ってくれたことにホッとした拓也。美咲のことは好きだし、子どもも授かれたら…と思うのに、「迫られると怖い」と学生時代の先輩に漏らすのでした…。次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2023年12月25日子供の頃、親に見守られながら宿題をした経験がある人も多いでしょう。「どうせなら素敵な家庭教師が隣にいてくれたらやる気が出るのに…」と思ったことがある人もいるかもしれません。Instagramでは『美脚すぎる宿題見守り隊』とつづられた動画に反響が上がっていました。話題の動画を投稿したのは、こちすたぐらむ(kochistagram2021)さん。動画には、自宅で宿題に取り組む娘さんの様子が収められています。その隣では、愛犬の、こちろうくんがジッと見つめているのですが…。※動画はInstagram上で再生できます。 この投稿をInstagramで見る こちすたぐらむ(@kochistagram2021)がシェアした投稿 すんごい美脚…!前脚をテーブルに乗せて寄りかかっていますが、スラっと伸びた後ろ脚がとっても美しいですね!きちんと脚をそろえた立ち方も、まるでモデルのようです。コメント欄にも「美脚すぎる」「私も見守られたい!」という声が集まりました。・すらっとした足がセクシー!・これはサボれませんね。・いいね!我が家にも宿題見守り隊、来てほしいな。腕を組んで真剣に勉強を見ている姿は、まるで人間の家庭教師のようで、「人間すぎて背中にチャックがあるのではと思ってしまう」という声も。飼い主さんによると、普段は構ってほしくて邪魔することもあるようですが、この動画の撮影時はそっと見守りに徹していたようです。こんなふうにこちろうくんに見守られていたら、宿題がどんどんはかどりそうですね…![文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2023年12月19日私は、ミニスカートのウェディングドレスを着るのが昔からの夢でした。ミニスカドレスを着ることを受け入れてくれる相手を探していましたが、そんな人はなかなか見つからず、バカにされることも多くて……。 憧れのきっかけはゲーム学生時代、PlayStation2のゲーム『ファイナルファンタジーⅩ』にハマりました。ストーリー中、ヒロインが結婚式を挙げるシーンがあるのですが、そのとき着ていたドレスが、羽根飾りの付いたミニスカドレスでした。 そのドレスを見た瞬間、全身を駆け抜けた衝撃。「なんて清楚で、なんてファンタジー! そう、これこそ私の理想としているドレス!」そう感じました。「自分の結婚式では、絶対こういうミニスカドレスを着るんだ!」と、そのとき私は心に誓ったのです。 ミニスカドレスはおかしい!?しかし、「結婚式をミニスカドレスで挙げたい」なんて考える人は、そうそういないようです。ドレスを探してみても見当たらないし、お付き合いしていた相手や友人に打ち明けても「おもしろいね」「変わってるね」「普通じゃないよね」と散々な言われよう。 「私ってそんなにおかしいの!?」と落ち込み、自分を完全否定されているように感じました。ミニスカドレスを受け入れてくれる人なんて、存在しないのかな……と諦めかけていたとき、出会ったのが彼でした。 彼だけは否定しなかった彼は、転職して入った会社の先輩。親しくなるうちにいろいろな話をするようになり、私のゲーム話にも楽しそうに付き合ってくれたのが印象的でした。 付き合い始めてから、その彼に「ミニスカドレスを着るのが夢なんだ」と話したら、「いくらぐらい費用が掛かるか具体的に調べたほうがいいよ」「作ってくれそうなお店を探して、問い合わせをしてみたら?」と、具体的なアドバイスをくれたのです。 否定しないどころか、私の夢であるミニスカドレスのことをこんなに真剣に考えてくれる人は今までいなくて、私はそれがただただうれしくて。「この人とならずっと一緒にいられるかも」と、彼との結婚を意識するようになりました。 結婚で大切なのは、お互いが相手を否定せず、ありのままを受け入れることではないかと思います。彼は結婚して15年経った今でも、私の話にじっくり耳を傾け、真摯に向き合ってくれます。私はどちらかというとすぐ批判をしてしまう性格なので、そんな彼を見て、襟を正す毎日です。 私たちを結びつけてくれたミニスカドレス。彼との結婚式で、着用することができた夢のドレス。それは今も大切な思い出として、クローゼットの中にしまってあります。 著者/OgAz作画/今井美保 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 今井美保
2023年12月14日小学3年生の息子は、宿題が大の苦手。宿題をなかなかやろうとしない息子に対して、私は毎日イライラしています。ある日、いつものように「宿題は?」と聞くと息子は私に向かって「うるさいなー!」と反発しました。そこへ、たまたま帰宅した夫のひと言が息子の胸にささり……。 宿題嫌いの息子…どうすればいい? 小学3年生の息子は宿題が大の苦手。下校すると宿題をせずにお友だちと遊びに行ってしまいます。帰宅後も宿題をせず、次の日、授業前に慌てておこなう……なんてこともありました。 ある日、いつものように遊びに行こうとする息子に「宿題は?」と聞くと「帰ってからする!」とのこと。その後、18時前に帰宅した息子は宿題をするどころかソファに寝転びテレビを見始めました。私が「ねえ、宿題は?」と聞くと、「うるさいなー! 今からするとこ!」と反抗的な態度をとるのです。カチンときた私は、「うるさいじゃないでしょ! いつもさっさとしないから、何回も同じこと言われるんでしょ!」と叱責。そうすると、文句を言いながらでしたが、ようやく息子は宿題に取りかかりました。 すると夫が帰宅します。「お! ちゃんと宿題して偉い!」と息子を褒める夫に、イライラしていた私は「何回も言って仕方なく始めたんだよ!」と嫌みっぽく言いました。すると夫は「ママは勉強をきちんとするタイプだったのかもしれないけど、この子は苦手だから仕方ないよ」と言います。そして息子にも「ママは息子くんのためを思って言っているんだよ。宿題は学校の決まりだからね。毎日ちゃんとできると偉いぞ!」と伝えたのです。 夫の言葉を聞いた私は、きつく叱ったことを反省しました。息子に伝え方がきつかったことを謝り、以降「宿題をしなさい」と言うのをやめることに。すると不思議なことに、息子は自ら宿題をするようになったのです。今思えば、したくないことを何回も「しなさい!」と言われると誰でもやる気が削がれると思います。あまり干渉しすぎずに、息子のペースに合わせてあげるのが最善だったと学んだ出来事でした。 作画/Pappayappa著者:杉本加奈
2023年12月13日どうして宿題ができないの? メイさんは、小2の息子トールくんが何時間かけても宿題ができないことに頭を悩ませていました。トールくんはASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいですが、学習障がいや知的な遅れはなく、宿題の内容はトールくんにとって難しいものではありません。そこでペアレントトレーニング(主に発達障がい児を持つ親が子どもの問題行動への対策を学ぶもの)で習った「観察して分析」を実践してみると、解決策が見えてきて…。メイさんが息子の特性と向き合い、試行錯誤した体験談。■前回のあらすじ息子の宿題をやる上での問題点がわかり、「スムーズに進めること」を目標に具体的な対策を考え、必要となる手助けとともに実践してみることに。すると、帰宅して1時間かからず宿題が終わるようになるのだった。■問題を解決するために…■親の課題読んでくださりありがとうございました!今回は息子トールの宿題問題に取り組むため、ペアレントトレーニング(ペアトレ)で学んだことを取り入れましたので、まとめとして少しご紹介しました。「できたときにちゃんと褒めましょう」なんてよく聞くと思いますが、案外難しいですよね。でも、それが子どもの成長につながるとしたら、自分への課題として私も取り組みたいと思ってやっています。それから、多分周りの同じ歳の子は、ここまで親が介入しなくても問題なく宿題ができていると思います。でも、トールにも同じことを要求しようとは思いません。それはトールが発達障がいだからではなく、「ひとりで宿題に取り組むことが難しいから」です。もし宿題問題やほかのことで周りと比べて悩んでいる方がいたら、いったんその考えを取り除いて、本人にとって手助けが必要かどうかを見てあげてほしいなぁと思います。
2023年11月27日「毒親」という言葉が世間一般に知られるようになってきましたが、私の父も祖父母も毒親でした。子どものときは本当につらい思いをし、その毒親ぶりは今でも夢に出てきて夜中に飛び起きてしまうほどです。しかし、捉え方を変えれば彼らは立派な反面教師。今回は毒親育児を反面教師にしている私の経験をお伝えします。祖父母からの言葉がけを反面教師に私は物心ついたときには祖父母に育てられており、実の両親の顔を知りませんでした。今でも、なぜ両親がいなかったのかはわかりませんし、知りたくもありません。それでもやさしい祖父母に育てられて、めでたしめでたしといきたいところでしたが、決してそういうわけにはいかなかったのです。 祖父母はとても恩着せがましく、口癖のように「お前は本当は施設行きだったのに」と言ってきたのです。これは今思い出してもつらい言葉です。そのため、私はわが子には毎日のように「生まれてきてくれてありがとう」と伝えるように心がけています。 お風呂は週1、おかずはスーパーの総菜のみ祖父母は戦争時代を生きた人だったためか、今の人と感覚がズレているところがありました。その最たる例がお風呂に毎日入らないことです。どんなに汗をかいても週1回しかお風呂に入れてくれませんでした。 また、祖父母は2人ともごはんを作ることができないからと毎日スーパーの総菜を与えられました。そのため、私にとってのおふくろの味はスーパーの総菜なのです。 これらの経験から、私はどんなに疲れていてもわが子を毎日丁寧に入浴させ、手作りの料理をおなかいっぱい食べさせるように努めています。 父が帰ってきてからは恐怖政治が始まるそれでも、小学生のときにフラッと父が帰ってきてお風呂などの衛生面は改善されました。ところが、この父親もとんでもない人でした。思い通りにならなければ乱暴な言葉で怒鳴って言うことを聞かせようとするのです。その怒り方は本当に常軌を逸していて、とても恐ろしいものでした。 父はたまに家に立ち寄る程度の存在だったのに、怒鳴り散らすためだけに現れることもあって、父がいると気が休まりませんでした。私はこの父の恐怖政治を反面教師に、むやみに大声を出さず、諭すように叱ることを心がけています。 私自身は毒親にはなるまいと努めてきたためか、わが子はのびのびと育っています。昔のつらい思い出を振り切れる日はなかなかこないと思いますが、子育ての反面教師として毒親との思い出を利用すれば、親としての道を踏みはずすことはないだろうとプラスに考えるようにしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて専門家や専門機関に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/imasaku著者:鏡 環2歳の息子の母。現在第二子妊娠中。元高校教員。うつ病と闘いながら夫と二人三脚で育児に励む。
2023年11月27日どうして宿題ができないの? メイさんは、小2の息子トールくんが何時間かけても宿題ができないことに頭を悩ませていました。トールくんはASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいですが、学習障がいや知的な遅れはなく、宿題の内容はトールくんにとって難しいものではありません。そこでメイさんは発達障がい育児の基本となる“視覚化”を取り入れるのですが…。息子の特性と向き合い、ペアレントトレーニング(主に発達障がい児を持つ親が子どもの問題行動への対策を学ぶもの)を取り入れながら試行錯誤した体験談。■前回のあらすじ脅し系やご褒美をあげるなどの方法がうまくいかず、発達障がい児にわかりやすい視覚化で宿題を進めることにした母。しかしこの方法も失敗。さらにほったらかし作戦に出るが、それも効果が得られず…。■宿題がプレッシャーに“ペアレントトレーニング”とは、子どもの問題行動を改善するために親がどのようにすればいいのかを学ぶもので、主に発達障がい児の親向けのものではありますが、定型発達の子にも使えるなって思いました。というか、発達障がい児に向けて効果的なものは、定型発達児に向けても良いものがほとんどだと思います。■まずは観察!「宿題に時間がかかるー!」「全然やらないー!」と問題視するのではなく、具体的に何ができていないのかをまず把握するため、息子を観察することにしました。次回に続く「小学生男子、宿題の時間かかりすぎる問題」(全5話)は12時更新!
2023年11月25日どうして宿題ができないの? メイさんは、小2の息子トールくんが何時間かけても宿題ができないことに頭を悩ませていました。トールくんはASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいですが、学習障がいや知的な遅れはなく、宿題の内容はトールくんにとって難しいものではありません。ではなぜ宿題ができないのか? いろいろな方法を試すメイさんですが、トールくんの自己肯定感が下がるばかりで…。息子の特性と向き合い、ペアレントトレーニング(主に発達障がい児を持つ親が子どもの問題行動への対策を学ぶもの)を取り入れながら試行錯誤した体験談。■前回のあらすじ小2の息子は、自閉スペクトラム症で注意欠陥多動症。学習障害や知的な遅れはないのだが、宿題が何時間かかっても終わらない。どうにかせねばと思った母はいろんな方法を試してみるが、改善されなくて…。■視覚化を宿題に取り入れると…■次は放っておく!今振り返ると「そんなんじゃダメだよー」とわかるのですが、そのときはわからなくて…。というか、やってみたことによってダメなやり方がわかっていって、だんだん正解に近づいていく感じですね。エジソンの名言でそんなのがありましたね。脅し系育児と同様、「宿題をやらないで行ったらいいじゃん」というのも、本意ではありませんでした。「それってどうなの?」と思う気持ちがあるので。だからこのとき一度試して、もうやめました…。次回に続く「小学生男子、宿題の時間かかりすぎる問題」(全5話)は12時更新!
2023年11月24日どうして宿題ができないの? メイさんは、小2の息子トールくんが何時間かけても宿題ができないことに頭を悩ませていました。トールくんはASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいですが、学習障がいや知的な遅れはなく、宿題の内容はトールくんにとって難しいものではありません。ではなぜ宿題ができないのか? いろいろな方法を試すメイさんですが、トールくんの自己肯定感が下がるばかりで…。息子の特性と向き合い、ペアレントトレーニング(主に発達障がい児を持つ親が子どもの問題行動への対策を学ぶもの)を取り入れながら試行錯誤した体験談。こんにちは、メイです。今回は息子の「宿題の時間がかかりすぎる問題」についてです。もう本当に私もつらくてつらくて…、なぜできないのか私には理解できなくて…。でも、違う人間なので理解できなくて当たり前。そう思いながら試行錯誤した体験を描いていきたいと思います。■宿題が終わらない…■どうしたらいいの!?「子どもを怖がらせたり罰を与えることで言うことを聞かせる」というやり方が、私はどうしても好きになれません。イライラしているとつい言っちゃうこともあるのですが…、そのときは猛反省です。次回に続く「小学生男子、宿題の時間かかりすぎる問題」(全5話)は12時更新!
2023年11月23日小学校の定番の宿題である、音読。国語の教科書を声に出して読むことで、漢字の正しい読み方などを確認でき、読解力も高められるといわれています。親は子供の音読を聞くことで、国語の授業でどんなことを勉強しているのか、知ることができるでしょう。息子の音読3人の兄妹を育てる、はんまま(hanma_ma)さんは、毎日長男の音読の宿題を確認しています。ある日、長男は教科書の新しい物語を読むことになりました。しかし、読み進めるうちに、だんだんと読むことがつらくなってきて…。親子で話の内容に号泣…!長男が読んだのは『ちいちゃんのかげおくり』という戦争文学でした。1982年に発行された、あまんきみこさんの作品で、1986年頃から小学3年生の国語の教科書に掲載されているため、知っている人も多いでしょう。あらすじは、両親と兄と幸せに暮らしていた、幼いちいちゃんが戦争により家族を失い1人ぼっちになって、悲しい結果を迎えてしまうというもの。戦争を知らない子供たちに、戦争によって起こる悲劇をやさしい言葉で伝えています。長男は主人公のちいちゃんが自分や、まだ幼い妹弟に重なり、思わず感情移入をしたのかもしれませんね。はんままさんも、長男の声がだんだんとかすれていくのを聞いて、つられて涙が滝のように流れてしまったそうです。投稿には多くのコメントが寄せられていました。・小学生の時に読みました。弟がそばで黙って聞いていたのを思い出します。・この話すごく覚えてます!今でも教科書にあるのですね。娘が読む時、私も目から滝が出そうです。・分かります…!親の立場で聞くと、ちいちゃんと自分の娘を重ねてしまい、涙が止まりませんでした。平和な日本で暮らしていると、戦争がもたらす恐怖や悲しみを想像する機会はほとんどありません。物語の音読を通して戦争について考え、家族でいろいろな話をするきっかけになるのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年11月22日木南晴夏が主演を務める「セクシー田中さん」の5話が11月19日に放送。田中さんの両親の登場に、「親のかがみだわ」や「こんな親に私もなりたい」などの声が上がっている。人気漫画家・芦原妃名子の同名漫画が原作の本作は、正反対なタイプの女性たちが出会いポジティブな化学反応を起こしていく物語。ベリーダンサーとしての生きがいを見つけた主人公・田中さんを木南晴夏、田中さんの同僚で彼女を全力で推す倉橋朱里を生見愛瑠、女性に対する偏見が強かったものの少しずつ変わっているサラリーマン・笙野浩介を毎熊克哉、笙野の同僚で朱里を好きな小西を前田公輝、田中さんの憧れの人でサバランの店主・三好を安田顕、ベリーダンススクールの講師・Miki先生を高橋メアリージュンが演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。思いがけず、田中さん(木南晴夏)の恋心を踏みにじるような発言をしてしまった笙野(毎熊克哉)に対し、怒り狂う朱里(生見愛瑠)は怒涛の勢いで怒りのメッセージを送りつける。一方、小西(前田公輝)は、田中さんから返事が来ず落ち込む笙野に、正論をぶつける。そして笙野は、自分が何に対してモヤモヤしているのかわからないまま、三好(安田顕)の店「Sabalan」へ向かうのだった。数日後。小西に誘われて「Sabalan」に向かった朱里は店の前で田中さんに遭遇し、3人で店へ。するとそこには、三好からダラブッカを教えてもらう笙野の姿が。田中さんが好きになったモノをもっと知りたいと照れながら打ち明ける笙野。頑固で固定観念に囚われた笙野の価値観すら変えてしまった田中さんと、自分は何が違うのか。落ち込みそうになった朱里は、ベリーダンスに集中しようとする。そんな中、三好に頼まれて故郷の松戸でショーに出演することになった田中さんは、勢いで「見に行く」と宣言した笙野、そして朱里と小西と共に松戸に遠征することになり――というのが5話の展開。推しの田中さんが青春時代を過ごした聖地に降り立った朱里は、大興奮。ひたすら写真を撮り、妄想を楽しむ。しかし3人が会場に着くと、そこにはひとり落ち込んでいる田中さんの姿が。実は四十肩のせいで本調子ではないため、不安になっていた。三好パワーも効かない田中さんを前に、オロオロする朱里だが、そこに田中さんの両親が。不安でいっぱいの田中さんを「失敗したって良いじゃないか。僕たちはね、上手に踊る京子を見にきたんじゃないんだよ」「そうよ、頑張って一生懸命練習して、逃げ出したいのに逃げ出さずにここにいる今日の京子を見にきたの」と言って励まし、ステージへと送り出すのだった。そんな田中さんの両親にSNSでは「セクシー田中さんのご両親の言葉に泣ける!最高だ。こんな親に私もなりたい」や「田中さんちのご両親素晴らしすぎない?親のかがみだわ、、、」、「田中さん親から愛されてて涙出る、良かったねぇ」などの声が上がっている。その後、3人は田中さんの両親にお呼ばれし、お父さんお手製のちらし寿司をご馳走になることに。さらにそのままお泊まりまでさせてもらうことになり、朱里は布団敷きを、笙野と田中さんはお皿洗いを手伝う。そんな田中さんの好きなものを知ろうとし、かつては自分の実家で座ったままだった笙野のどんどん変わっていく姿に「どんどん変わっていく笙野さん微笑ましくなってきた」や「笙野が癒され枠になってしまった」の声が。また親との嫌な記憶に落ち込む朱里とそんな彼女に寄り添う小西のキス寸前の場面に遭遇し、憧れだった友達との恋バナもした田中さんは眠れなくなってしまう。そんな田中さんの姿に「自分の恋バナじゃないのに眠れないトコ、可愛い」や「恋バナでテンション爆上げの田中さん可愛すぎるw」などの声が上がっている。【第6話あらすじ】田中さんの憧れのベリーダンサー・愛子先生(未唯mie)のショーが、「Sabalan」で行われることに。田中さんと一緒に店を手伝うことになった朱里と笙野は、想定を超える客の集まりぶりにてんやわんや。また、田中さんは愛子先生が自分を覚えてくれていなかったことに、少し落ち込んでいた。しかし、舞台に立った途端に場の空気を変えてしまう愛子先生のダンスに、一瞬で魅了される。そして休憩中、ハーブウォーターを差し入れてくれた田中さんがSaliだと気付いた愛子先生は、一緒に踊りたい!と田中さんをステージへいきなり引っ張り出す。いつもの舞台とは違って、私服ですっぴんの状態ながら「このままでは、一生愛子先生に追いつけない」と心を決めた田中さんは、愛子先生に導かれるままにステージ上で自分を解放する。しかし、愛子先生とダンスした時の動画がプチバズり、田中さんがベリーダンスをしていることが会社で広まってしまい――。「セクシー田中さん」は毎週日曜22時30分~日テレ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月20日恋愛アドバイスで「スルーすべき」ものと「受け入れるべき」ものの違い恋愛の悩みを抱えているとき、誰かの意見を聞きたくなることもありますよね。しかし「この方法なら絶対に成功するよ!」というような、ちょっぴりおせっかいすぎる「恋愛アドバイス」をされることもあるでしょう。周囲からの恋愛アドバイスには「受け止めるべきもの」と「スルーすべきもの」ものがあります。ここでは恋愛アドバイスの見極め方について紹介します。選び、選ばれるというアドバイス「自分で相手を選んでいると思うことが多けど“相手に選ばれているか”を重視すべきだよ!」「私が婚活したときに、自分が相手を選ぶと考えていましたが、その考えは誤りだったと今では反省しています」恋愛や人間関係では「選び、選ばれる」という考え方は、傲慢である可能性があります。それよりも、あなたが一緒にいることに価値を感じられる存在であることが大切なのです。理想の恋愛や結婚を目指すのであれば、まずはその視点から考えてみるといいでしょう。近しい人からの否定的な意見例えば、親から「あの彼氏はダメ」といったアドバイスをもらい、それによって悩んでいる人もいるでしょう。信頼している人から否定的な意見を言われたら、戸惑ってしまうかもしれません。しかし親であろうとなかろうと「あなたのためだから」と言いつつ、自分の思考を押しつけがちな人のアドバイスは無視してしまっても大丈夫です。あなたの意見を尊重したうえで、アドバイスしてくれる人の意見を聞いてみましょう。あなたの人生は他の誰のものでもなく、あなた自身のものなのです。つまり最終的な決定を下すのは、それがどんなことでもあくまであなた自身だということを忘れないようにしてください。恋愛上級者からのアドバイス恋愛の上級者からのアドバイスなら受け入れてしまうかもしれませんが、その通りにしてしまうのは危険かもしれません。上手くいっている人が「私が成功したから、あなたもこれをすればいい」と言う場合もあるでしょう。しかし、それぞれのカップルの事情は異なるので、一概には言えません。他人がうまくいっていることが、あなたにとってもうまくいくとは限りません。恋愛のことは、最終的にはあなたと相手が一緒に歩むものです。まとめ恋愛アドバイスの見極め方について理解は深まりましたか?もし恋愛アドバイスをされて悩むことがあったら、ぜひこの記事を思い出してみてください。(愛カツ編集部)
2023年11月12日私は製薬会社で化粧品の研究と開発をしている理系女子(リケジョ)です。大学時代に5歳年上の夫と出会って結婚し、幸せな日々を送っています。義両親や義兄はとてもいい人なのですが、義姉とその息子がとてもわがまで、義兄も甥の将来を心配している様子。 そんなある日、事件が起こってしまいました……。 義姉に甥っ子の宿題を押し付けられて……ある日、義姉と小3の甥が急に私の家にやって来ました。そして、「ママ友グループで旅行に行くから夏休みの宿題やっといて!」と言ってきたのです。甥も「おばちゃん、頭いいんでしょ? だったらその頭の良さが本当かどうか、こういう時に見せてよ」と挑発してきました。 宿題を押し付けられ、心底腹の立った私は、夫と義兄に連絡をして2人をギャフンと言わせるために作戦を立てました。1週間後、私はリケジョのプライドをかけ、宿題をすべて終わらせました。 宿題の逆襲!義姉と甥の大誤算私は「中身を確認してくださいね」と言って手渡したものの、甥はそのまま学校に提出した様子。私の作戦通り、2学期が始まった途端、義姉と甥が怒りながら私の家へやって来ました。 実は、小学3年生のレベルを大幅に超えて、私の知識を総動員して宿題を解いたのです。算数の解き方もわざと難しい公式を使い、読書感想文のために読んだ本は哲学書。甥が自分でやっていないことがすぐに先生にばれ、親子で叱られたそうです。 「あんたのせいで怒られた!」と怒る2人に対し、私は「全力でやれって言ったのも、中身を確認せずに提出したのもお2人ですよ?」と反論。義姉は「全部の宿題をやり直しになったんだから、もう一度ちゃんとやり直すか、私と息子に迷惑料払いなさいよねっ!」と言ってきました。 義兄に怒られてそのとき、私から連絡を受けていた義兄と夫が部屋に入ってきました。そして、義姉と甥に「お前たちはどれだけ迷惑をかければ気が済むんだ?!」「自分の宿題を自分で全部やるのは当たり前だろ!」と激怒。 義兄は「迷惑料を払えだって? ふざけるな! お前が遊んでる間、彼女は必死に宿題をやってくれたんだぞ! お前が自分で働いて迷惑料を払え! できないならもう離婚だ!」と言い渡し、義姉は大慌て! 義姉は慌ててパートを見つけて働き始めました。そして、甥は自分の力で宿題をやり直すことに。 甥っ子は勉強好きにその後、懸命に宿題をやった甥は勉強に目覚めたようで、自ら塾へ行きたがり、以前の自己中心的な態度から、真面目な男の子へと変化していきました。そして、先日甥から電話があり「おばちゃん、この前はごめんなさい。僕、勉強を教えて欲しいんだけど……」と言ってきたのです。私はその申し出に喜び、甥に勉強を教えるようになりました。 長い人生の中でたとえ失敗したとしても、気持ちを入れ替えて取り組めばやり直せるものです。これからは、家族全員で甥と義姉の再スタートを応援するつもりです。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月02日3児のママとして奮闘するオニハハ。さんの長男・イチくんは小学生。親として何よりも驚いたのが、自分が子どものころより圧倒的に多い宿題量。親がつきっきりでないとイチくんの集中力は続かず、かといって、下の子2人の世話も、夕食の準備も放棄できない……。しかも、夫は帰宅が遅く、頼ることもできません。大量の宿題を前にやる気をなくすイチくんに、オニハハ。さんは宿題をすることが大学進学の後押しになると力説しますが、宿題を終えられないイチくんは「俺、ダメな大人になるよね……」と今にも泣き出しそう。それが「イチが好きなことは?」と聞くとパッと表情が明るくなり、率先して宿題を再開します。そんなイチくんを見たオニハハ。さんは「頑張っているのに私から注意され、自信をなくしている感じがする」と自分を責めてしまいます。そのことを夫に話すと「宿題に必死なお前のことも心配だ。先生に相談してみたら?」と提案され……。オニハハ。さんは先生にすがるような気持ちで、連絡帳に「宿題、終わりませんでした」と書き込んだのです。オニハハ。さんはいつもは何も書かずに提出している連絡帳のメッセージ覧に「宿題、終わりませんでした」と書き込みます。 そして、イチくんが学校から帰宅すると……。 突然、担任の先生がやって来て… ピンポーン 「お世話になっております。イチくんの担任の佐藤です」 「!?」 先生が突然の来訪、イチくんが忘れた宿題のノートを持ってきてくれたのです。 「せんせー、どしたのー?」 イチくんはうれしそうに顔を出しますが、宿題について聞かれると…… 「い……今、やってるぅ〜」 ばつが悪そうに、奥の部屋に逃げてしまいます。 「すみません。最近、全部できてなくて。あの……」 「連絡帳に書いてくれましたよね。そのことで少しお話もしたくて」 先生がわざわざ忘れ物を届けに来てくれたのは、オニハハ。さんが連絡帳に書いた「宿題、終わりませんでした」という一言を気にしてのことだったのです。 「最近も、イチくんはやりたがりませんか……?」 先生はイチくんのことを責めることなく、穏やかな表情で尋ねます。 「イヤイヤですが……でも、毎日頑張ってやっているんです。けど……」 オニハハ。さんはイチくんが頑張っていることも、母親である自分が必死に試行錯誤していることも伝えます。 「もうイチに任せて、ムリにやらせなくてもいいかなって……。毎日頑張って楽しく学校に行ってくれている。私はそれだけで、イチはすごいなと思うんです……」 静かに耳を傾ける先生に、オニハハ。さんは自分の気持ちを一気に伝えたのでした。 急な訪問には驚きますが、オニハハ。さんが自分の気持ちを伝えられたのも、先生が自宅に来てくれたからですよね。 最近は“先生の忙しさ”が話題になることも多く、相談しづらさを感じている人もいるかもしれません。そんなときはオニハハ。さんのように、連絡帳を活用するのも一つの方法。 ちなみに最近は、連絡帳をデジタル化する動きも進んでいるようです。手書きはどうしても時間がかかるため、連絡帳のデジタル化は保護者の負担軽減にもなりますよね。 その一方、デジタルでは「お互いのやり取りが機械的になり、伝えたいことが伝わらないのでは?」という懸念もあるとか。皆さんは連絡帳のデジタル化、どのように受け止めますか?著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
2023年10月28日3児のママとして奮闘するオニハハ。さんの長男・イチくんは小学生。親として何よりも驚いたのが、自分が子どものころより圧倒的に多い宿題量。親がつきっきりでないとイチくんの集中力は続かず、かといって、下の子2人の世話も、夕食の準備も放棄できない……。しかも、夫は帰宅が遅く、頼ることもできません。大量の宿題を前にやる気をなくすイチくんに、オニハハ。さんは宿題をすることが大学進学の後押しになると力説しますが、宿題を終えられないイチくんは「俺、ダメな大人になるよね……」と今にも泣き出しそう。それが「イチが好きなことは?」と聞くとパッと表情が明るくなり、率先して宿題を再開します。そんなイチくんを見たオニハハ。さんは「自分なりに頑張っているのに注意され、そのたびに萎縮しては自信をなくしている感じがする」と気づきます。そして、イチくんが自信を失ってしまうのは「私のせいなのかも……」と自分を責めてしまうのです。「一生懸命な息子の自信を失わせていたのは、自分なのかもしれない……」 オニハハ。さんは自分のことを責めてしまいます。 私が追い詰めていたとしたら… イチくんのためにも、宿題を終わらせることが親の役目だと信じていたオニハハ。さんですが……。 「イチのためになってた?」 「ただ追い詰めていただけだったら……?」 オニハハ。さんは自分を責める気持ちを止められず、涙ながらに夫に訴えます。 「本人が頑張っているなら、私はもう、終わらなくても何も言いたくないよ……」 「そうだな……。俺もお前のメンタルのほうが心配だよ……」 夫は顔を覆いながら話すオニハハ。さんを気遣います。 「イチだけ宿題を少なくするのはムリだろうから、先生に相談してみたら?」 オニハハ。さんと夫が話している間も、イチくんは宿題と格闘中です。 「終わらない……絶対ムリ……眠い……」 「……今日はもう寝よう」 「イチは十分、頑張った」と自分に言い聞かせるオニハハ。さんの頭に、夫が口にした“先生に相談”というフレーズがよぎります。 「忙しい中、時間を取ってもらうのは難しいよね……」 先生に相談したい気持ちを抑えながら、オニハハ。さんは連絡帳に向かいます。 そして、いつもは何も書かずに提出しているメッセージ覧に「宿題、終わりませんでした」とだけ記入……。 無意識ではあったものの、オニハハ。さんはその一言に、先生へのSOSを託したのでした。 夫にメンタルを心配されるほど、自分を責めてしまったオニハハ。さん。先生にすがるような気持ちで連絡帳に向かったのでしょうね。 「宿題はするべきものだから」「これは家庭の問題だから」と抱え込み続けてしまっては、本当に心の調子を崩してしまいかねません。 とはいえ、なかなか相談しづらい場合もありますよね。そんなときのため、厚生労働省では子育て相談の窓口となるLINEアカウント「親子のための相談LINE」を開設しています。すぐに利用するわけではなくても、何か困ったときのお守りとして覚えておくと安心です。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
2023年10月27日3児のママとして奮闘するオニハハ。さんの長男・イチくんは小学生。親として何よりも驚いたのが、自分が子どものころより圧倒的に多い宿題量。親がつきっきりでないとイチくんの集中力は続かず、かといって、下の子2人の世話も、夕食の準備も放棄できない……。しかも、夫は帰宅が遅く、頼ることもできません。学年が上がるにつれ、宿題は増える一方。3年生になったイチくんは、宿題を終わらせないまま登校します。それでも先生には叱られず、味を占めていたイチくんでしたが、ついに学校から電話が……。オニハハ。さんはイチくんを奮起させるべく、宿題をすることが大学進学の後押しになると力説しますが、当のオニハハ。さん夫婦は高卒。説得もむなしく、イチくんは「お父さんもお母さんも幸せそうだもん!」と笑顔を見せるのです。「お父さんお母さん、勉強しなくても、結婚して子どもがいて仕事もして、今幸せそうだもん!」「俺もそんな家族になりたいから同じが良い」——。 その言葉はうれしいものの、宿題への意欲にはつながらない。どうしたらイチくんをやる気にさせられるのか、オニハハ。さんは頭を抱えてしまいます。 やらなきゃって、わかっているのに… 「俺……ちゃんと宿題もできないで、ダメな大人になるよね……ごめんなさい……」 頭を抱えるオニハハ。さんを見て、イチくんは今にも泣き出しそうな顔で謝ります。 「ダメな大人になるワケないでしょ。イチがすごくやさしいの、お母さん、知ってるよ」 「イチは毎日頑張ってる。すごいんだよ。それにほら!! 宿題も半分は終わってる」 「でも俺、得意なこと何もないし、仕事もできないかも……」 「イチの好きなことは?」 「ゲーム。工作も好き」 「じゃあ、何か作ったりする仕事をすればいいんだよ〜」 すると、泣きそうなほどに曇っていたイチくんの表情がパッと明るくなり、さらには率先して宿題を再開したのです。 「イチは宿題をやらないんじゃなくて、できないのかもしれない」 「は?」 自分の好きなことの話になった途端、表情が明るくなったイチくん。オニハハ。さんは、宿題に必死に向き合ってきた息子の姿を思い返しながら、夫に語りかけます。 「宿題が進まない自分を責めている感じ……。やる気の問題だと思っていたけど、違うのかも」 「本人は一生懸命なんだけど、うまく進めない……みたいな……」 「じゃあ結局、終わらないのも仕方ないってことじゃん」 「ん〜……ただ……」 自分なりに頑張っているのに注意され、そのたびに萎縮しては自信もやる気も失ってしまう。そのことに気づいたオニハハ。さんは…… 「私のせいなのかも……」 イチくんの懸命さを改めて感じ、自分を責めてしまうのでした。 つらそうな子どもの姿を見て、自分のことを責めてしまう……。お子さんの年齢にかかわらず、そうした経験のあるママやパパは少なくないのでないでしょうか?子どもへの愛情があるからこそ、自分を責めてしまうのかもしれません。しかし、自己否定を繰り返すと苦しくなるばかり。心の健康を保つためにも、自分自身へのやさしさや思いやりを忘れずにいてくださいね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
2023年10月26日3児のママとして奮闘するオニハハ。さんの長男・イチくんは小学生。親として何よりも驚いたのが、自分が子どものころより圧倒的に多い宿題量。親がつきっきりでないとイチくんの集中力は続かず、かといって、下の子2人の世話も、夕食の準備も放棄できない……。しかも、夫は帰宅が遅く、頼ることもできません。学年が上がるにつれ、宿題は増える一方。3年生になったイチくんは、宿題を終わらせないまま登校します。それでも先生に叱れることはなく、味を占めたイチくんは無敵状態に。しかし、ついに先生から自宅へ電話がかかってきてしまいます。無理にでも宿題をやらせるべきか否か、オニハハ。さんは悩みますが、夫は「宿題やった覚えねぇし」と言うのです。「でも俺、子どものころに宿題やった覚えねぇし」——。 夫の意外な一言に目からウロコのオニハハさん。は、「宿題をやる意味」について考え始めます。 必死に説明してみたけれど… 「ちゃんと説明できる自信ないな……」 オニハハ。さんは「宿題をする理由」について検索。大量の宿題を前にやる気をなくしそうなイチくん本人にも、同じ質問をします。 「勉強しないとバカになるからでしょ。俺、バカだもん」 「イチはバカじゃないよー!! テストだって、いい点取れてるし!」 オニハハ。さんは沈んだ表情を浮かべるイチくんを目いっぱい励ましながら、宿題をする理由を伝えます。 しかし、イチくんの表情は曇ったまま……。 「わかった、頑張る!!」 オニハハ。さんの必死さに根負けしたのか、一度は机に向かったイチくん。しかし、やる気も長くは続かず、数分後には力尽きてしまいます。 イチくんを奮起させるべく、宿題をする理由について、オニハハ。さんは自身の後悔やイチくんの未来も交えながら説明しますが…… 「お母さんは大学行ったの? じゃあ、俺も行かない」 大学に進学していないオニハハ。さんは、完全なる図星。 それでも宿題をすることの先にあるメリットを語り続けますが…… 「勉強していなくても、お父さんもお母さんも、今、幸せそうだもん!」 オニハハ。さんの頑張りもむなしく、イチくんは満面の笑み。説得するどころか、むしろ複雑な気持ちになってしまうのでした。 宿題をする理由、大人でも戸惑ってしまう質問ですよね。 子どもに宿題をさせることは、大人にとっても大きな苦労。すると、ついつい隣の芝が青く見えそうなものですが、宿題があるのは他国も同様の様子。国際的な学力調査団体によれば、調査に参加した60以上の国と地域のすべてに宿題が課されていたとか。 宿題に取り組ませることへの親の悩みは、もしかすると万国共通なのかもしれません。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
2023年10月25日3児のママとして奮闘するオニハハ。さんの長男・イチくんは小学生。親として何よりも驚いたのが、自分が子どものころより圧倒的に多い宿題量。親がつきっきりでないとイチくんの集中力は続かず、かといって、下の子2人の世話も、夕食の準備も放棄できない……。しかも、夫は帰宅が遅く、頼ることもできません。イチくんの宿題を見るため、オニハハ。さんはフルタイムの会社勤務から在宅仕事へシフト。それでも宿題との格闘に終わりは見えず、イチくんはついに宿題を終わらせられないまま登校します。不安を抱えながらイチくんの帰宅を持つオニハハ。さんでしたが、イチくんは「怒られなかった」と笑顔。それに味を占め、無敵状態になってしまったのです。宿題を終わらせずに登校しても、怒られなかったことに味を占めたイチくん。 以来、宿題を隠したり、終わったとウソをついたり、無敵の状態です。 ついに担任の先生から電話が… 「先週のイチくん、宿題忘れが多かったのですが……」 イチくんの無敵状態が長く続くはずもなく、担任の先生から電話がかかってきてしまいます。 しかし、必死に弁解するオニハハ。さんに、先生はむしろ感謝を伝え、「お母さんが寄り添ってくれるなら安心です」と言うのです。 「もし終わらなくても、学校で先生と一緒にやりますから」 「えっ……いえ、お忙しい中、そんな……。家でやります」 忙しい先生には頼れない。でも、3年生の今つまずいたら、4年生になってから困る——。 先生がくれた言葉に一瞬、安堵するオニハハ。さんでしたが、それ以上に焦燥感が募ります。 「ただ、出された宿題をやる。これがこんなに難しいことだなんて……」 オニハハ。さんは試行錯誤の毎日を振り返ると同時に、イチくんにきつい言葉をかけたことを悔やみます。 「でも、宿題はやらないと……イチが困らないように、イチのために……」 イチくんに無理をさせたくない気持ちと、イチくんが困らないために宿題をさせたい気持ち。悶々と考えていると、そこに仕事を終えた夫が帰宅します。 「励ましても褒めてもダメで、結局は怒っちゃって、泣きながら終えました……」 今日の宿題について聞く夫に対し、オニハハ。さんはヘトヘトの表情で答えます。夫は「お疲れ」と労いますが、オニハハ。さんは言葉が止まりません。 「毎日学校に行って、授業も頑張って、それだけで本当にすごいことなのに。笑顔で帰ってきてくれるだけで十分なのに。なんで毎日、宿題で怒って……」 「俺が言えば泣く泣くやるけど、帰りが遅いから寝るまでに終わらないしな」 悩みに悩むオニハハ。さんとは裏腹に、夫は至って冷静です。そして…… 「でも俺、子どものころに宿題やった覚えねぇし」 「え……」 宿題をするのは当たり前だと思っていたオニハハ。さん。夫の思いもよらぬ一言を聞き、「宿題をする理由」について考えるのでした。 夫の意外な一言から、考える機会を得たオニハハ。さん。宿題をするのが当然だった人も、そうでなかった人も、確かに十人十色なのかもしれません。 ワンオペの育児をしていると、育児に関する考え方も一方向になりがちですよね。悩んだときこそ、まずは誰かに相談! 夫はもちろん、自分ではない誰かの一言が、何かのヒントになるのかもしれません。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
2023年10月24日3児のママとして奮闘するオニハハ。さんの長男・イチくんは小学生。親として何よりも驚いたのが、自分が子どものころより圧倒的に多い宿題量。親がつきっきりでないとイチくんの集中力は続かず、かといって、下の子2人の世話も、夕食の準備も放棄できない……。しかも、夫は帰宅が遅く、頼ることもできません。フルタイムの会社勤めをしながら家事に育児、さらには宿題も見ていたオニハハ。さんですが、イチくんが小学2年生になると、宿題の量がドンと増加。ついには退職を決意し、イチくんの宿題を見ることに決めたのです。これで宿題を見てあげられる——。 会社勤めをやめたオニハハ。さんは、在宅仕事をしながら家事と育児に専念。イチくんの宿題も、その日のうちに終わらせられる日々が続いていました。それなのに……。 ひとりで頑張ることを提案したけど… 「お母さん、今日の宿題なに? ねぇ、お母さん、お母さん」 小学3年生になったイチくんは、何でもかんでもお母さんを頼るようになっていたのです。 「そろそろイチひとりでも、宿題やってみようよ」 見かねたオニハハ。さんは、イチくんに提案します。 それでもお母さんを呼ぶ声はやまず、下の子たちが保育園から帰宅すると、さらに注意散漫に。一緒に遊んでしまい、宿題どころではありません。 「イチッ!!」 2時間、3時間経っても宿題は終わらず、オニハハ。さんは頭を抱えます。 「僕も宿題やりたいんだよ。でも、楽しいものがあると気になっちゃうの」 「じゃぁ、布団しかない寝室でやりなよ」 最初は抵抗するも、イチくんはしぶしぶと寝室に向かいます。 オニハハ。さんが寝室を覗くと、イチくんはすやすやと居眠り。 しかし、仕方なく宿題に付き添うと、ゆっくり時間はかかるものの、イチくんはきちんと集中できるのです。 しかし、宿題は大量です。1つ終わっても先は長く、オニハハ。さんは自身の子ども時代を振り返ります。 「私が自主的に宿題をやっていたのは、こんなに量がなかったからかも……」 困り顔のイチくんを見ていると胸が痛み、「宿題、やらなくていいよ」の一言がこみ上げます。 「イチ、もう寝よう。仕方ないよ」 翌日、宿題を終わらせられないまま、登校したイチくん。オニハハ。さんは学校から帰宅したイチくんを不安の表情で迎えますが……。 「ぜんぜん怒られなかった。宿題やらなくても大丈夫じゃーん」 これに味を占めたのか、その後のイチくんは宿題を隠したり、終わったとウソをついたり。無敵状態になってしまったのでした。 なかなか宿題が終わらない。子どもはもちろん、親もぐったりしますよね。 宿題量の多さも一因なのか、昨今、長期休みのたびに話題になるのが「宿題代行サービス」。賛否のある宿題代行ですが、気になる文科省の見解はNG。インターネット上でやり取りされる宿題代行の売買に対し、禁止を要請しています。 最近ではIT技術の進歩により、AIを活用した宿題の進め方もあるとか……。しかし、そこにはコピペの問題も関わるため、教育機関も頭を悩ませているようです。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
2023年10月23日3児のママとして奮闘するオニハハ。さんの長男・イチくんは小学生。親として何よりも驚いたのが、自分が子どものころより圧倒的に多い宿題量。親がつきっきりでないとイチくんの集中力は続かず、かといって、下の子2人の世話も、夕食の準備も放棄できない……。しかも、夫は帰宅が遅く、頼ることもできません。オニハハ。さんの長男・イチくんは、晴れて小学校に入学。 喜びもつかの間、オニハハ。さんは、自分が子どものころよりも何倍も多い宿題量に驚きます。 大人の私が宿題嫌いに…!? フルタイムの会社勤めをしていたオニハハ。さん。 保育園に通っていたころは何とかなっていたものの、小学1年生のイチくんは気が散りやすく、ママがつきっきりでないと宿題が進みません。 けれど、下の子2人はかまってほしがるし、夕食の準備だってあります。 「一緒じゃなきゃわからないよ〜。ここは!? どうやるの!?」 「ちょっと待って……」 少しでも目を離すと、居眠りを始めてしまうイチくん。どうにか付き添っても、宿題はまだまだ終わりが見えません。 オニハハ。さんは、ついに心の中でつぶやきます。 「ああ……宿題、嫌だなぁ……」 下校から帰宅までの時間を過ごす学童にも宿題の時間はあるものの、あくまでも自由。それでも、どうにかこうにか、宿題を終えることができていました。 しかし、イチくんが小学2年生になると、宿題の量がまたドンと増加——。 下の子の相手をしながら家事をして、さらに宿題を教えるのは明らかに困難。ついつい、イライラが募ります。 「お母さん、忙しいんだから! ちょっとは自分で考えてよっ」 「わあああああ! お母さんが怒った〜」 怒鳴るオニハハ。さんに驚いたイチくんは、泣き出してしまいます。 「怒ったって余計にできなくなるだけなのに、宿題もまともに教えてあげられない……」 そのころ、ちょうどマンガ制作の収入が増えていたオニハハ。さんは勤務先の退職を決意。会社勤めをやめ、「これで宿題を見てあげられる」と安堵したのでした。 オニハハ。さんが驚いたように、近年、子どもの宿題量は増加傾向にあるようです。 その一方、子どもや親御さんだけでなく、先生の負担も考慮し、「宿題廃止」に動き出す学校もあるとか。宿題の有無や量は国ではなく、各学校の判断に委ねられているのです。 もしかすると、昔から大量の宿題を出していた学校もあったのかもしれませんね。皆さんの小学生時代の宿題量はどのくらいでしたか? 日々の宿題が多く、負担に感じた記憶はありますか?著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
2023年10月22日