我が子の成長を、写真で残しておきたい親は多いでしょう。誕生日などのイベントだけでなく、日常的に写真を撮っておくと、歩き始めたり、苦手なものが食べられるようになったりといった、成長の瞬間を振り返ることができますよね!保存した子供の写真の違いが…?生後5か月の息子さんを育てる、もに(@moniwan_)さん。独身時代には、親が子供の似たような写真を撮ることに対して、このように思っていたといいます。「どうして同じ写真ばっかり残しているのか…!」しかし、自身が子育てするようになると、もにさんの心境に変化があったようです。X(Twitter)に投稿された、4枚の写真をご覧ください。4枚とも、似たような息子さんの後ろ姿が写っていますが、もにさんには、『それぞれ違う姿』に見えていて…。「4枚とも同じ…ではなく足の向きが違う!」4枚の写真について「足の表情が全然違う」とつづっていた、もにさん。確かに細かく見れば、子供の足がクロスしたり開いたりしていて、動き回っている様子が伝わってきますね。もにさんは、子育てするようになって、「我が子は、どんな瞬間でも逃したくないくらいかわいい」という親心に気付いたのでしょう!投稿に共感した人からは、たくさんのコメントが寄せられました。・分かる!きっと厳選を重ねての4枚ですよね。・次第に、なぜかわいいのかを忘れてしまうので、撮影当時の感情をメモしておくことをおすすめします!・同じに見えるけど全然違いますよね。写真がブレても見切れても残しちゃうんだよな。・データの容量が足りなくなりますよね!もにさんのように、子供のかわいい一瞬を残しておきたい人は多いようです。「表情や手足の違いなど、子供のちょっとした変化でも見守り続けたい」という親の愛情は、ほほ笑ましいですね![文・構成/grape編集部]
2024年03月05日子供を育てる親は誰もが、我が子への向き合い方について、悩んだり反省したりした経験があるでしょう。3児を育てる漫画家の三本阪奈(mimoto19hanna)さんは、ファーストフード店で見かけた、ある親子のエピソードを、Instagramに投稿しました。久しぶりに三本さんが1人でファーストフード店の『マクドナルド』に行った時のこと。近くで2組の親子が食事をしていました。母親たちは、おそらく子供を通して知り合った関係で、まだお互いに遠慮し合っている雰囲気があったそうです。1人の母親は、友達の親子にいろいろと気を遣っている様子で…。友達の親子と食事している時、母親は息子に対して厳しくも思える態度や発言をしていましたが、2人きりになると、優しく愛情深い言葉をかけていたそうです。様子を見守っていた三本さんは、この時の温かな雰囲気を振り返り、「私には、とてもいい親子に見えた」とつづっています。子育てをしていると、「子供を褒めて伸ばし、自己肯定感を育むことが大事」といった言説がよく見られ、参考にしている人は多いです。しかし一方で、日本では公共の場でのマナーや子供のしつけに対する世間の目線が厳しく、人間関係において謙遜を美徳とする風習があります。「我が子を認めて、愛情ある言葉をかけたい」と思っていても、「迷惑をかけてはいけない」「自慢をしてはいけない」といった社会的な規範とのバランスを取ることが難しい場面もあるでしょう。読者からは、エピソードに共感する声や母親に寄り添うコメントが多数寄せられていました。・すごく分かる。謙遜しすぎて、無意識に子供を下げたいい方しちゃって、後で落ち込みます。・息子のいいところはよく分かってる。でも子供の友達の手前、勝手にいろいろと気を回して、ぐったりしますよね。・ママ友の子供のことも大切にしたいし、傷付けたくないから、必要以上に気を遣う。そういうお母さんの姿も、素敵です。・なんか泣きそう。切なく温かい気持ちになりました。また、三本さんは、今回のエピソードについて次のように想いをつづっています。この題材には、さまざまなご意見もあるかと思います。ただ、あくまで「何がよくて何が悪い」という所に焦点を当てるのではなく「分かっていてもできない時もあるし、お母さんはみんな頑張ってるよね」という温かい目線で見てほしいと感じています。子供は親が想像する以上に、親のことをよく見ているものです。不器用なところがあっても、愛情を持って接していれば、それは必ず伝わっているはず。親子を取り巻く空気が、優しく温かいものであってほしいと、多くの人が願っているでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年02月29日ワーキングケアラーとは、仕事をしながら家族など近しい人の介護にあたる人を指します。今回の調査では、ワーキングケアラー1105人にアンケートを行っています。「介護していることを職場の誰にも伝えていない」人が3割を超える介護していることを職場の人に伝えたかどうかを聞きました。回答を見ると、やはり「上司」(39.7%)や「同僚」(37.2%)に伝えるのが一般的なようですが、「誰にも伝えていない」と答えた人も32.2%いることがわかりました。継続的に休みを取得することになるため、自分が介護していることを職場の人に伝えることも、介護と仕事の両立には重要なポイントと言えるでしょう。しかし、実際は3割の人が自分が介護していることを職場に伝えておらず、介護と仕事の両立にはまだまだ課題があることがわかりました。仕事と介護の両立について「相談したことがない」人が4割介護と仕事を続けるには、使っている介護サービスを調整する、あるいは職場に働き方を相談するなど、何らかの相談が必要になる場面もあるでしょう。介護と仕事の両立について誰かに相談したことがあるか、またその相談先をたずねたところ、最も多かった相談先は「ケアマネジャー」(25.4%)でした。次に「職場の上司」(20.8%)、「医師や病院スタッフ」(14.8%)と続きます。ところが「相談したことはない」と回答した人も41.3%おり、そもそも相談をしないケースも少なくないことがわかりました。職場に介護のことを相談する人は1割に満たないでは介護全般の相談先はどこが選ばれていたのでしょうか?介護の相談先を聞いてみると「ケアマネジャー」(56.7%)という回答が最も多く、次いで「介護スタッフ」(31.3%)でした。注目したいのは「職場の人事部など管理部門」(9.0%)。近年は「産業ケアマネジャー」という、企業の顧問として介護と仕事の両立に専門的な指導や助言を行う有資格者に注目が集まっています。産業ケアマネジャーを配置する企業が増えると、介護のことを所属する企業に相談する人も増えていくかもしれません。仕事と介護の両立に必要なものは「休みを取りやすい文化のある職場」介護と仕事を両立させるために必要なことを聞いたところ、「休みを取りやすい職場環境」が36.9%と最も多い結果になりました。僅差で「突発的に利用できる介護サービス」(36.7%)が第2位に。やはり被介護者の急な体調の変化などに、休みをとる、あるいは代わりに対応してくれる人を見つけるなどの対策を取れることが、介護と仕事の両立に重要のようです。「介護を理由に取得できる休暇」という回答も多く27.2%となっていましたが、介護休暇や介護休業は会社の規定に記載されていなくても取得できる、国で定められた休暇制度です。こうした制度をより多くの人に知ってもらうことも、介護が原因で離職する社員の増加に歯止めをかける効果がありそうですね。調査概要調査主体:LIFULL senior調査期間:2023年12月22〜23日調査対象:過去10年以内に家族や親族の介護に携わったことがあり、介護が始まる前に仕事をしていた方 1,105人調査方法:インターネット調査※小数点第二位を四捨五入しているため、合計が 100%にならない場合がありますLIFULL senior(マイナビ子育て編集部)
2024年02月16日『子育て』とひと言でいっても、その内容は多岐にわたります。衣食住を与えるのはもちろんのこと、我が子の成長をサポートするため、身の回りの世話もこなさなくてはなりません。特に、子供が幼いうちは、保育園や幼稚園、小学校などに持って行く道具も、可能な限り親が用意してあげる必要があります。保育園に持って行く『娘のコップ袋』がなくて…?「やばい!娘のコップ袋にちょうどいいのが、これしかない…!」ふじひら(@zentoyo_ban)さんは、まさに今、そういった子育て上でのトラブルに直面していました。娘さんは、保育園で使うコップを、いつも巾着に入れて登園しています。しかしこの日は、普段使っている巾着の洗濯を忘れてしまい、袋が足りないという事態におちいってしまったのです。代わりにコップを入れる袋はないかと、家の中を探し回った、ふじひらさん。その結果、なんとか『ちょうどいいサイズの巾着』を発見したのですが…。ふじひらさんが手に取ったのは、漫画『ゴールデンカムイ』のグッズである刺青人皮(いれずみにんぴ)の巾着!この巾着は同作のファンである、ふじひらさんの私物であり、2024年1月19日から上映されている実写映画の鑑賞後に、購入した物なのだとか。隠された金塊のありかを示す、囚人たちのつなぎ合わせた刺青をモチーフにした、分かる人には分かってしまうパンチの効いた巾着。仕方がないとはいえ、このグッズを保育園へ持って行かせることになり、ふじひらさんは「すまない、娘…!」と詫びたのでした…。ふじひらさんのエピソードは、『ゴールデンカムイ』のファン以外にも拡散され、多くの人が笑い声を上げたようです!・自分が保育士だったら、ニヤニヤするか絶対吹くやつ。・今日イチで笑った。優勝。・刺青人皮から、かわいらしいコップが出てくるのを想像したら笑いが止まらん。作中で、刺青人皮は宝の地図の役割を果たすため、「娘さんが金塊争奪戦に巻き込まれてしまうのではないか」と心配する声もありました。なお、その後に代わりとなる巾着が発見され、『刺青人皮の巾着を保育園へ持って行く』という展開はギリギリで回避できたとのこと。もし次に巾着が足りなくなった時は…再び、刺青人皮の出番がやって来てしまうのかもしれません…![文・構成/grape編集部]
2024年02月07日保育園や幼稚園、小学校に新たに通う子供がいる家庭では、4月の入園・入学の前に、持ち物を準備する必要があるでしょう。制服や教材のほか、通園・通学用の手提げ袋や上履き袋、給食袋など、用意するものは多岐にわたります。また、園や学校によっては、持ち物のサイズが指定されていたり、『親の手作り』を持たせるようにいわれたりするケースもあるようです。息子の上履き袋@dodekamin_strさんも、息子さんの入園に際し、準備物を手作りすることにしました。慣れない裁縫に苦戦しながらも、夜なべをしてまで園に指定された物を作ったそうです。しかし、上履きを入れる袋を作ったところ、あるミスを犯してしまったのだとか…!X(Twitter)に投稿された写真に、じわじわと笑いが込み上げます。上履き入れがデカすぎる…!サイズを間違えて、息子さんの小さな上履きには大きすぎる、大容量サイズの上履き入れを作ってしまったのです!ネギが1本すっぽり収まるくらい縦幅が長いので、お買い物袋としても代用できる…かもしれませんね。投稿は拡散され「ごめん笑った!サイズ感が、母親の愛のデカさですね!」「ネギだけでなく、大根を入れるのにもちょうどいい」「声を出して笑った。同じような失敗をしたことがある」などの声が寄せられています。愛情をたっぷりと感じることができる上履き入れは、息子さんの足が30cmくらいになるまで使い続けられそうですね![文・構成/grape編集部]
2024年02月02日■これまでのあらすじ結婚して以来子どもを望んでいた美咲だが、夫の拓也はその生い立ちから親になる勇気が出ず、非協力的になってしまっていた。思い悩む美咲を必死すぎて嫌とまで思っていた拓也だったが、先輩のアドバイスから美咲と話し合いを重ねてついに妊活をスタート。しかし1年後、待望の妊娠がわかるが、流産してしまう。数年後、美咲は赤ちゃんと生活するが、拓也が子育てに参加しないことに寂しさを募らせていた。そんなある日、拓也の態度にしびれを切らした美咲は「私たちに関心を持って」と訴える。しかし拓也に今は一緒にいたくないと言われ、美咲は拓也の心配が的中したと言う。「拓也は親になれなかった」のだと…。■親になれなかったのは夫だけ?■そんなこと言える立場?「拓也は親になれなかった」と口にした美咲に、拓也は「俺だけが親になれなかったのか?」と問いかけます。すると、育児を全部自分に押し付けて、帰宅しても何もしない、それに加え飲み歩くようになって、自分と花ちゃんと触れ合うことを避けているクセに…。「なんで被害者面してるの?」ハッキリと言い返す美咲に、拓也は「親になれないのはふたりの問題だ」と言うのですが、それはいったいどんな意味なのでしょうか?次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2024年02月02日年末年始といえば帰省ラッシュ。実家に帰ってゆっくり過ごした方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、anan Beauty+ clubに「地元や実家に関するエピソード」を調査。地元のおすすめグルメや、久しぶりの帰省で気づいた変化について聞いてみました。地元に帰ったら食べたくなるもの※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。地元に帰ると、その地の名物グルメや実家の味が食べたくなるもの、そこで、anan Beauty+ clubのメンバーに「地元に帰ったら食べたくなるものはなんですか?」と聞いてみました。女性たちのコメントをいくつかご紹介します。群馬「群馬県民のソウルフード、登利平の鳥めし弁当(竹)」(31歳・専門職)愛知「赤味噌のお味噌汁」(47歳・自営業)三重「むさしの海老カツ、あんかけパスタ」(40歳・自由業)大阪「お好み焼き、豚まん、焼肉、てっちり」(42歳・主婦)滋賀「すがきやのラーメン、近江牛の焼肉、鮒寿司」(40歳・その他)広島「お好み焼き、中華そば」(39歳・主婦)誰もが知っているグルメから、意外なものまで挙げていただきました。どれも考えただけでお腹が空きます…。筆者は年に1回程度、親戚のいる広島に行くのですが、訪れた際は必ずといっていいほどお好み焼きを食べに行きます。熱々の鉄板の上で食べるお好み焼きは絶品!お店によって味が違うので、行きつけのお店だけでなく、新しいお店を開拓することも。地元で美味しいものをたらふく食べるのって本当に幸せですよね…!地元の様子が様変わり!?住んでいる場所と地元が違うかたに、地元に帰ってビックリしたエピソードを聞いてみたところ、地元の変わり具合に驚いたというコメントが。みなさんのエピソードをご紹介します。「駅のホームで、足元にある乗車位置案内のイラストが床にびっしり書かれていてびっくり」(42歳・主婦)駅のホームって、気づくと大きく変わっていることがありますよね。普段と違っていると、乗り換えに戸惑うことも…。「家の近くにコンビニができていてビックリ。その代わり、昔からあった銭湯が潰れていて残念だった」(40歳・その他)新しくできるお店もあれば、潰れてしまうお店も。もう行けないと思うと、より行きたくなるものです。「高校生の頃いつも行っていたラーメン屋がビルごとなくなっていた」(40歳・専門職)思い出の地がなくなるのって寂しいですよね。筆者も小学生のときに通っていた駄菓子屋がなくなったときは、おセンチになりました…。「最近活性化されていて、居心地のいいスポットが増えている気がします」(47歳・自営業)地元に帰ったときに遊びに行けるスポットがあると、充実した時間を過ごせそう。せっかくの帰省、居心地のいい場所でゆったりと過ごしたいものですね。実家にも変化がありました!地元だけでなく、実家の様子が変わっていたという声も。いったいどのような変化があったのか、女性たちのコメントを見てみましょう。「家から温泉が出るようになっていた」(39歳・会社員)地元が静岡の方から、実家で温泉が出るようになったというコメントが。毎日気軽に温泉に入れるなんて、想像しただけで幸せすぎます…!「家の庭が芝生から全部砂利になっていた」(40歳・専門職)庭が少し変わるだけでも、雰囲気が変わりますよね。砂利のお庭、風情があって素敵そうです!「飼い猫が増えていてびっくり!私が行くまで内緒にされていました(笑)」(31歳・専門職)なんと嬉しいサプライズ。内緒にしていたご家族がとっても可愛らしいです…!「自分の部屋が解体されていた」(26歳・会社員)こちらはちょっと悲しいサプライズ?筆者も実家を出た瞬間に自分の部屋がなくなって寂しかったので、心中お察しします…。「父親の白髪が少し増えていた」(28歳・会社員)親の老けを感じると、なんだか切ない気持ちになることも。筆者も親の白髪を見つけるたびに、なるべくたくさん会っておこうと誓っています。「物を捨てない親なので狭い家が余計に狭くなっていた」(42歳・主婦)捨てるのが苦手だと、家に物が増えていくばかり。帰省のたびに掃除をさせられると、友人が嘆いていたのを思い出します。共感できるコメントがたくさん!anan Beauty+ clubから集められた、地元や実家のエピソードを紹介させていただきました。女性たちのエピソードを読みながら、何度も頷いていた筆者。きっと皆さんの中にも、共感しながら読み進めてくれた方がいるのではないでしょうか。普段忙しくてなかなか帰れない方も、長期休暇などはぜひ地元での時間を楽しんでくださいね。筆者情報比嘉桃子1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。©taka/Adobe Stock文・比嘉桃子
2024年01月23日今回は、編集部に寄せられたお悩み、「わが子が他の子をいじめていた。その時、母親がすべきことは?」について、花まる学習会の高濱正伸さんにお話を伺いました。■いじめはなくならない――わが子が他の子をいじめていた。母親にとっては衝撃的です。どう考えればいいんでしょうか?この話は、脳の進化の過程、とりわけ「原始脳」についての知識があると、理解が早いです。人間は、理性だけで割り切れるほど、単純な生き物ではありません。【原始脳】大脳辺縁系とも呼ばれ、動物として生きるための必要な機能を担う。感情が生まれる中枢であり、情動と密接に関係する部位と言われています――「いじめの話」と脳の話はどう結びつくんですか?人間を理解する前提として、「原始脳が司っている『人間らしい感情』は、全員が持っているものなんだ」と、知っておくことが大切です。お母さんが、子どもを「心の底から愛している!」と感じるのも、この部分の脳です。一方で、怒ったら「自分でもどうしてここまでオーバーヒートしてしまうんだろう?」と、理性で制御がきかない状態になってしまう。それも、「原始脳だから」と捉えれば、納得できるわけです。――感情は「原始脳に由来する」ということですか?はい。それで私が言いたいのは、「いじめはなくなりません」ということです。なぜなら動物としての人間は、残酷な生き物だからです。そこを「ないこと」にせずに、まずは認める。その上で、心のバランスをコントロールする。この二段階のステップが必要です。つまり、いじめについては「絶対にあってはならないものだ」と言い出す人がいますが、「いや、いや。普通にあるでしょ」という話です。「絶対にいじめちゃいけないのはわかっているけれど、どうしてだか腹が立つ」とか、「言っていることはわかるんだけど、なんかイラッとする」とか…。「生きていればそういうことの連続で、それが自然なことである」という人間理解が必要です。――「『いじめたい』」いう感情があることは人間としては自然だ」ということですか?こういった負の感情を飼い慣らしながら生きていくのは、大人だって難しいですよね…。だからこそ、お母さん方に考えて欲しいのは、「いじめている側の子の根底にあるのは何か?」ということです。――いじめている側の根底にあるのは、何なんですか?不足や不安です。「自分が認められていない」「欲求が満たされていない」という時に、人は他者をいじめたくなります。世の中に、満たされてる人、満たされない人がいるのは、当然です。お金持ちの人、そうではない人がいるのと同じで、必ずアンバランスになっています。 不満に思っている側は中傷したくなるし、いじめたくなるし、満足している人を嫌な目に遭わせたくなってしまうのです。「社会で生きていく」というのは、そういったことをどうかいくぐっていくのか? という話なんです。■もし子どもがいじめをしている側だったら?――いじめている側の親になった時は、どうすればいいのでしょうか?「わが子が加害者である」という事実は、とてもショックです。けれども、その勢いのまま子どもを叱ってしまわずに、一呼吸置いて考えてみて欲しいのです。「この子に何が足りていなかったのかな?」と。親御さん自身で、問いを持って欲しいと思います。――「この子に何が足りていなかったのかな?」という問いとはどうすればいいですか?特効薬は、「1対1で、親が向き合うこと」です。親も忙しいですから、子どもを理解する時間が少なくなってしまっていたのかもしれません。子どもが本当に欲しいのは、ぎゅーっと抱きしめて、「あなたさえいれば、お母さんは何もいらない」と言ってもらう時間です。もしくは、「うん、うん、そうだよね、お母さんもそう思うよ」と、親にしっかりと話を聴いてもらう時間です。いじめている子は、結局、根本的なところの愛が足りないだけなんです。――「根本的なところの愛」ですか?はい。その前段として、「母親である自分自身が、大丈夫なのかな?」というモニタリングがすごく大切です。お母さんは、わが子がいじめっ子だと聞けば「子どものいじめを止めなければ!」と思いますが、「その根本は、あなたの不安から始まっています」と、言いたい時もあります。――何だか、耳が痛くなってきました。親はいつも不安なので…大丈夫です。完璧な人なんていませんから。ただ、周囲に対して、「これ以上は、言っちゃいけない」「ここは、引かなきゃいけない」とコントロールができる程度には、自分をモニタリングできる余力は残しておいたほうがいいですね。――正直言えば「余力なんて、ありません!」という場合も多いと思いますが、どうすればいいでしょうか?働くお母さんからの相談で一番多いのは、「時間がない」ということです。「子育ても仕事も、どっちつかずで中途半端になってしまい、自己嫌悪を感じている」という声もよく聞きます。そんな時、私がよくお伝えするのは、「(1)人との比較」「(2)やらされ感」「(3)コンプレックス」は、3悪なんですよということです。――働くお母さんが持ってしまう自己嫌悪をどうすればいいですか?働くお母さんは、自分を専業主婦のお母さんと無意識に比較していませんか? そんなお母さんたちに言いたいのは、「専業主婦と働く主婦は、スポーツの種別が違うんだ」ということです。サッカーをやっている人が、「あっちは野球バットがあっていいな!」なんて言っても、意味がないでしょう? 「あなたは、サッカーをやっているんですよね?」と。「共働き」という種目でベストを尽くせばいいだけです。専業主婦のお母さんや自分の母親世代と比較してもしょうがない。――「仕事と家庭の両立」は幻想だと私も思います。でもどうモニタリングすればいいでしょうか?働くお母さんなりの「安心できる自分」をどうモニタリングするかは、「今日の私、何だかイライラしている。どうしてかな?」と、あくまで「自分の安心」を中心に考えることです。うまくやれているように見える人と比較をしない。自分自身をちゃんと見る。それがもっとも大切なポイントです。また、仮に他者から嫌なことを言われたら、「この人、心に穴があるのだろうな、可哀そうに」と思いながら、こなしていく力を持つ。嫌な上司に対しても「哀れだな」と思えば、腹も立たなくなるじゃないですか。――「お母さんを楽にするには、どうしたらいいんだろう?」と、記事を書きながら、いつも思います。お母さんが大変だから、子どもに「とばっちり」が行ってしまうのではないかと…解決の基本は、シンプルです。子どもと話をたくさんする。その子との二人の時間を楽しむだけで充分です。それだけで、子どもは動物的に嬉しいのです。「解決策をちゃんと出そう」などと思うと、苦しくなります。もし、「子どもと会話ができない」と思うのであれば、「指示命令だけになっていないかな? 対話やコミュニケーションできていたかな?」と振り返ればいいんです。――「子どもと話をたくさんする」でいいんですか?自分の心持ちだけの話なんです。そして、今、子どもと対話やコミュニケーションができていない大人が多いのは、あなた自身の問題でもないのです。正直なところ、教育の仕組みに大きな穴があると思っています。端的にいえば、評価基準にさらされ続けている教育です。偏差値、いい大学、いい会社、高い年収といった数値指標ばかりを見せられているのです。――「教育の評価基準がそもそもおかしい」ということですか?そうです。他人の尺度で評価するのではなく、自分の軸を持つ。自分の選んだ道が正解です。子どもたちには、自分の幸せを自分の心で決められる人になって欲しいです。そのためには、親がそういう メンタリティを獲得する必要があるんです。だからこそ、まずは大人が自分の決めた場所で面白がることから始めてみませんか?いかがでしたか? 筆者は、高濱先生の取材を「高濱先生浴」と呼んでいます。高濱先生の肯定的で前向きな言葉や思考を浴びると、ものすごく元気になります。私自身、「自分の決めた場所で面白がること」から始めてみようと思います!■今回お話を伺った高濱 正伸先生の著書 『どんな時代でも幸せをつかめる大人にする つぶさない子育て』 高濱 正伸 (著)/ PHP研究所(1,540円(税込))子どもの人生の選択肢を増やしてあげたい。あの時、子どもに「あれをやらせておけばよかった」と後悔したくない。そんな深い親の愛が時に暴走してしまうことがある…。「どうしてできない!?」と子どもを責めたり、「そんな点数じゃ、○○中学なんて入れないぞ!」と脅してしまったり…。それで、子どもがつぶれては本末転倒です。そんなお母さん、お父さんたちに意識して欲しいのが「伸ばすよりも、つぶさない子育て」。子どもとの適切な距離感がわかり、子育て不安が軽くなる1冊です。高濱 正伸(たかはま まさのぶ)先生1959年熊本県生まれ。東京大学農学部卒。花まる学習会代表、NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。算数オリンピック作問委員。日本棋院理事。武蔵野美術大学客員教授。環太平洋大学(IPU)特任教授。
2024年01月17日誰もが一度は幼い頃に憧れを抱いたであろう、秘密基地という存在。ひとけのない雑木林の中や、使われていない部屋、小さな洞穴など、いろいろな秘密基地を想像するだけで、ロマンを感じますよね。大人になっても、『誰にも邪魔されない、くつろぐことのできる場所』というのは、貴重なものです。父親が作った『秘密基地』の末路エンジニアの猫(@neco_engineer)さんも、そういった『大人の秘密基地』に憧れを抱いた1人。ある日、その夢を実現すべく、自宅に秘密基地を作ることにしました。クローゼットの中にコタツや座椅子を置き、誰にも邪魔されない状態で趣味に没頭できる、とっておきの場所を作成!家族との生活が楽しくても、時には1人になりたい時間もあるもの。そんな時ここにいれば、穏やかなひと時を満喫することができます。しかし、試行錯誤の末に完成した『大人の秘密基地』は、たったの2時間で『秘密』ではなくなってしまいました。完成から2時間後の写真と、それから4年が経過した現在の写真をご覧ください!せ、占拠されている…!理想としていた当初の『大人の秘密基地』は、どこへやら。あっという間に娘さんたちに発見され、今や完全に奪われてしまったようです…!憧れの秘密基地が我が子に占拠され、「自分、泣いてもいいっすか?」と話す、エンジニアの猫さん。静寂と秘密を守ることはできなくなってしまいましたが、異なる形の幸せが詰まった光景といえるでしょう。4年間の年月を経て秘密基地が変化していくさまに、写真を見た多くの人が温かいコメントを寄せています。・ぬくもりのあふれる家庭というのが伝わってきて、涙が出た。幸せってこういうことだ。・ある意味、当然の末路といえる。どんな親も、我が子には勝てないのだ。・本来の持ち主としては切ないけど、あらゆる意味で最高の展開。クローゼットの中に作った小さな『基地』には、これからもたくさんの思い出が詰まっていくのでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年01月14日親の介護について検討し始めたきっかけは「介護できる人がいなかった」施設への入居を検討し始めるきっかけとなった出来事について尋ねたところ、「介護できる人がいなかった」が最も多くなっています。次いで、「看病が必要な病気を発症した」「物忘れがひどくなった」と続き、、発病や認知症の進行がきっかけで施設への入居を検討し始めた日とが多いことが分かりました。そのほかに、「住環境がバリアフリーに対応していなかった」「本人が入居を希望した」「1人でトイレに行けなくなった」などの回答も多く集まっています。次に、家族が施設に入居することに対して過去にどう思っていたか聞くと、49.5%が「前向き」と答えました。理由としては、「プロに介護を任せる方が良いと思ったから」「医療体制が整っているから」「一人暮らしより孤独ではないだろうから」「食事の世話や健康管理をしてもらえるから」などが多く挙げられました。一方で、「前向きではなかった」と回答した人は3割弱という結果に。理由は、「本人が嫌がっていたから」「本人が家庭での介護を望んでいたから」「自分たちで対応できると考えていたから」「発病するまで施設への入居が必要な状況になることを想定していなかったから」などでした。家族の施設入居を決断したことについて満足しているか尋ねると、8割が「満足している」と回答しました。「発作時にすぐ対応してもらえ、命を救われたと感じている」「体調の変化を見逃さずにケアしていただける」「本人が入居生活に満足している」という声が多く挙がっています。「どちらともいえない」や「満足していない」と回答した人の理由は、「施設への入居に葛藤がある」「入居が少し早かったと思うときがある」などでした。注意すべき家族の6つの行動「あじのさしみ」同社では、アンケート調査の結果を参考に、年末年始の帰省時に注意すべき家族の6つの行動を選定し、「あじのさしみ」という合言葉を作成しました。家族の介護について漠然と検討している人が、年末年始の帰省時に久しぶりに家族の様子を見て、より具体的に検討すべきタイミングかどうかを判断する基準として、参考にすることができるとのこと。あ……味付け(料理)が変わったじ……時間感覚が合わないの……(薬の)飲み忘れが多いさ……作業が並行できないし……食欲が低下しているみ……身だしなみに無頓着になった調査概要調査期間 :2023年11月13日(月)~2023年11月26日(日)調査対象/世帯数:ライクケアが運営する介護付有料老人ホーム等の入居者の家庭190世帯調査機関(調査主体):ライクケア調査方法(集計方法、算出方法):インターネット調査ライクケア(マイナビ子育て編集部)
2023年12月21日かつて、日本に存在していた忍者。その名の通り忍びのプロである彼らは、さまざまな技を持っていたとされています。現代でも、アニメやドラマといった創作物で、忍者が武器や技を駆使して活躍する姿を見ると、しびれますよね。今や伝説上の存在である忍者ですが、実は、全国に潜んでいるかもしれません…。子供の『無邪気な罠』に父親悶絶4児の父親であるグッドスリープ(@goodsleep7416)さんは、日常生活を送る上でたびたび、ある罠にかかってしまうといいます。厄介なことに、その『罠』に悪意はまったくありません。また、なんとか対処しようにも困難なのだとか。きっと、全国の家庭で同様のケースが起こっているであろう、グッドスリープさんのエピソードをご覧ください…。そう、グッドスリープさんを悩ませているのは、我が子が自宅に設置したまきびし!文房具からオモチャまで、種類や形状はさまざまですが、共通しているのは、厄介にも足の裏へのダメージが大きすぎるということ。子供というものは、『使った後はすぐに片付ける』という決まりをなかなか守りません。そのため、悪意のない『まきびしトラップ』が連日襲いかかって来るのです…。幼い子供と暮らした経験のある人からは、「分かる」という力強い同意が続出。涙なしには語れない、被害経験が相次いでいます…。・これはガチの罠。自分もあまりの痛さに、しばらく立ち上がれなくなった。・泣いた。もう『レゴブロック』を何度踏んだかが思い出せない。・あるあるすぎる…!自宅なのに全然安心できないんだよお…。小さな忍者たちの手によって、全国の家庭が忍者屋敷と化しているようです…![文・構成/grape編集部]
2023年12月16日子供の行動は、いつも一緒に暮らしている親ですら予測不可能です。また人生経験が少なく、精神面の発達が未熟なため、日常生活において『うっかりミス』が起こることもしばしば。そのたびに、親は持てる力を駆使してフォローをしているのです。…とはいえ、親も1人の人間であり、何でも解決してくれる万能の神様ではないということを、忘れてはいけません。深夜3時に届いた『息子からの手紙』に母親がツッコミ4人の子供を育てる母親の、アル子(@saigononinshin)さん。毎日のように続く、0歳の娘さんの寝かしつけで疲れ果て、深夜の3時という時間帯に目を覚ましたといいます。残った家事に取り掛かるため、重い身体を起こしたところ、アル子さんの目に1枚のメモが飛び込んできました。つづられていたのは、息子さんからのメッセージ。何かと思い、内容に目を通すと…アル子さんは、こんなツッコミを入れずにはいられませんでした。きっと息子さんは、明日の調理実習で材料が必要になることを、夜中に思い出したのでしょう。前日や当日になって、いきなり子供が重要な情報を伝えてくるのは、苦労面での『子育てあるある』といえます。問題なのは、息子さんがホイップクリームとカラースプレー、チョコスプレー、メイプルシロップといった、日常生活ではあまり使わない材料を要求してきたこと!それも、大半の店が閉まった深夜にいわれては、誰もが全力でこのツッコミをしてしまうはずです。「あるわけねえだろ!」…と。もれなくアル子さんの気持ちに共感するであろう無理難題に、多くの人から反響が上がっています。・謝罪した上で文字にしてちゃんと伝えたのは偉い!…でも、あるわけねえだろ!・愕然とするやつ…!こういうの、子育て上でたくさん起こるよね…。・当日の朝になって「ラップの芯がいる」と伝えられた時、まさにこうなった。赤ちゃんの対応に追われ、最近あまり時間を割いてあげられない申し訳なさから、奇遇にも自宅にあった、ホイップクリーム以外の材料を用意したという、アル子さん。その努力と想いはしっかりと通じたようで、息子さんは帰宅後すぐに「無理をいって、すみませんでした!」と謝罪し、パンケーキがおいしく焼けた報告をしてくれたといいます。親といえど、『万能の神』になることは不可能。しかし、時には我が子への慈悲と深い愛によって『聖母』になってくれるのです…![文・構成/grape編集部]
2023年12月15日カジュアル×フェミニンをほどよい塩梅で合わせたテクがお見事! ファーアウターやチュールスカートが上品になりすぎないように、スウェットやMA-1を投入して甘辛MIXに仕上げ。ダークトーンでまとめたのもグッド。[ MAMA ] かれんさんCOORDINATE ITEM[ アウター ] AMOMENTO/アモーメント[ トップス ] H BEAUTY&YOUTH/エイチビューティーアンドユース[ ボトムス ] MAP.[ ハット ] H&M/エイチアンドエム[ イヤリング ] CAREERING/キャリアリング[ ネックレス ] BONEE/ボーニー[ バッグ ] THE ROW/ザ・ロウ[ シューズ ] THE ROW/ザ・ロウエレガンスなファージャケットにニット帽を合わせて、ほどよくカジュアルダウン。ボトムスのスウェットとも好相性。アクセサリーとベロアトップスでフェミニンムードも欠かさずに。ハートのミニチャームがキュート。スウェットコーデがルーズにならないように、上質な小物でキリっと引き締めて。バッグ、シューズともに『ザ・ロウ』のアイテム。[ GIRL ] ゆわちゃん・3歳COORDINATE ITEM[ アウター ] ヴィンテージ・古着[ トップス ] 1616-iroiro-/イロイロ[ ボトムス ] H&M/エイチアンドエム[ ソックス ] H&M/エイチアンドエム[ シューズ ] adidas/アディダス高めに結んだ小さなお団子ヘアで元気いっぱいに! 左右非対称のヘアピンがおしゃれ見え。アウター以外をモノトーンでまとめてスタイリッシュに。甘めのスカートにスニーカーを合わせてスポーティに味付け。
2023年12月07日3人揃ってプレーンなロンTの上にベストをオンいて、動きやすさ重視のリンクコーデに仕上げ! それぞれが異なるカラーのソックスを投入し、足元にアクセントをプラスしたのもポイント。[ MAMA ] 生山アキさんCOORDINATE ITEM[ アウター ] GLOBAL WORK/グローバルワーク[ トップス ] ブランド不明[ ボトムス ] ZARA/ザラ[ ハット ] GUCCI/グッチ[ バッグ ] PRADA/プラダ[ シューズ ] H&M/エイチアンドエムメンズライクな装いに、べっ甲フレームのメガネ×赤リップを合わせたのがチャーミング。プチプラMIXの日は、小物できちんと感をプラス。秋らしいくすみイエローがグッド。[ BOY ] シュンくん・9歳COORDINATE ITEM[ アウター ] ZARA/ザラ[ トップス ] UNIQLO/ユニクロ[ ボトムス ] ZARA/ザラ[ シューズ ] ASAHI SHOES/アサヒシューズ洋服をベーシックカラーでまとめた分、足元にネオングリーンを投入。[ BOY ] オウくん・6歳COORDINATE ITEM[ アウター ] ZARA/ザラ[ トップス ] UNIQLO/ユニクロ[ ボトムス ] ZARA/ザラ[ ハット ] H&M/エイチアンドエム[ シューズ ] ASAHI SHOES/アサヒシューズメッシュ素材のキャップは『エイチアンドエム』のもの。プチプラだから、お外遊びにもガンガン使えちゃう!お兄ちゃん同様、シューズの色を拾ったソックスで足元にアクセントをプラス。
2023年11月13日親は子育てを通して、効率のいい家事の仕方や、ぐずる子供の説得術など、さまざまなスキルを身に付けることができます。「世の親御さんたちは、みんな習得してますよね」そんなコメントとともにInstagramに漫画を投稿したのは、月光もりあ(orenoatamanonaka)さん。月光もりあさんの妻は、電車内で4歳になる娘さんの言動によって思わぬピンチにさらされてしまいます。そこでとっさに発動した『スキル』とは…。子供の発言が聞こえていないフリをするスキル…!誰にでも自己紹介をしてしまう娘さんに「知らない人に名前を教えちゃダメ」「特に怪しい人にはダメ」と諭していた妻。すると、娘さんは電車内で「見た目が怪しい」と感じた人を指差し、「この人には名前を教えないほうがいいよね!」と大きな声で確認してきたといいます。無邪気すぎる子供の言動が、時に親を気まずい状況に陥らせるケースは多々あるようです。投稿には、同じく子育て中の人たちから共感の声が続々と寄せられました。・めっちゃ分かる。息子はスキンヘッドの人を見ると、「タレントの、あばれる君だ」って声に出す癖があります。・そう、何でも大きい声で確認しちゃうお年頃。冷や汗をかきますよね!・電車の中で吹きました!うちも全力で自己紹介しちゃうタイプです。しかも声がでかい。大抵の場合、子供の素直な言動を見聞きした周囲の大人は、内心ほほ笑ましく思っているかもしれません。しかし、親としてはヒヤヒヤしてしまうもの。気まずい状況から、いち早く脱するために、『聞こえないフリをするスキル』を習得した人は多くいそうですね![文・構成/grape編集部]
2023年09月19日小学生の夏休みの宿題として、よく出される絵日記。夏休み中の楽しい思い出を題材にする子供が多いので、親としては絵日記に書ける思い出を作ってあげたいと思いますよね。子供が一生懸命書いた思い出はほほ笑ましいものです。娘が絵日記の題材に選んだのは…ぷにらー(non_bilion)さんが投稿した、小学生の娘さんの絵日記に関する漫画が反響を呼んでいます。夏休み中は海や夏祭り、旅行にプールなどいろいろな場所に遊びに行き、とても楽しく過ごしたという、ぷにらーさん一家。たくさんの思い出を作ったであろう娘さんですが、悩んだ末、選んだ題材は…。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る ぷにらー(@non_bilion)がシェアした投稿 娘さんが書いたのは、近所のうどん店に行ったエピソード…!題材としてはやや弱めのチョイスに、ぷにらーさんはショックを隠せなかったようですね。投稿を見た人からは共感のコメントが続々と寄せられていました。・「あえてその日を!?」という日が選ばれますよね…。・意外と『あるある』ですね!・子供って一番新しい記憶が残りがちなのかも。親としては、頑張って企画したり連れて行ったりした特別なイベントを選んでほしいものですが、子供は意外なチョイスをすることのあるのでしょう。ちょっと複雑かもしれませんが、子供は案外、日々の何気ない出来事にも楽しみを見出しているのかもしれませんね![文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2023年09月19日子供の成長は、振り返れば早いもの。親に守られる一方だった子供が、いつの間にか親を気遣う側になっていることがあります。さざなみ(@3MshXcteuuT241U)さんは、スーパーマーケットの駐車場で見かけた、親子のほほ笑ましい様子をX(Twitter)に投稿しました。母親と、高校生ほどの年齢の娘さんが、一緒に買い物に来ていて…。自ら数歩先を歩き、安全確認をする娘さん。飛び出ないよう合図を送ると、勘違いをした母親が、娘さんの手を握ったではありませんか!きっと、母親は娘さんの合図を「危ないから手を握って一緒に渡ろう」という意味に解釈したのでしょう。普段から仲がいいことがうかがえる光景は、人々の胸を温めました。・涙が出そうになって鼻がツーンとした。・子供が高校生になっても、手をつなぎたいな。・我が家は娘の私が大人になった今も、親の手を握っています。親の優しさをたくさん受けて育った娘さんは、頼もしく育った様子。これからも、互いに想い合う家族でいてほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年09月17日皆さんは若かったあの頃、どうしても親を許せないと感じたことはありますか?今回は、10代の頃に「実の親でも許せない!」と感じたというエピソードを紹介します。イラスト:しのささむつ大学受験のとき…大学受験のときの話です。私はほぼ無名の地方公立高校から旧帝大を目指していました。私が夜遅く出歩くのを親がいい顔しなかったので塾にも行かず、高校1年生の時から毎日10時間以上勉強して、なんとか現役で第一志望に入ることができました。親に合格を知らせたら、「合格させてやった感謝がない」と叱られました。叱られた理由出典:愛カツ親が言うには、私が合格できたのは毎日勉強できる環境を整えた親のおかげ(家の手伝いをさせなかった・バランスいい食事を出してやった・勉強にうちこめる経済状況である)であって、同じ環境なら誰でも合格できるそうです。だから本来なら「合格させてくださってありがとうございます」と言うべきなのに、その言葉が真っ先にないのは性格がおかしいと言われました。ちなみに親は私の合格をすぐ吹聴し、近所で「子供を優秀大学に入れた親」としてチヤホヤされていました。(33歳/女性/研究職)親の協力も重要だけど…もちろん志望校に合格するためには、親の協力も重要かもしれません。でも自分の両親には最初に「合格おめでとう」と言ってほしいものですね…。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年09月17日子育て中、親の生活の中心は子供となり、たびたび我が子に振り回されてしまいます。何をするにも「嫌」と拒否されたり、公共の場で泣かれたり、用意した料理を食べてもらえなかったりといった苦労は、全世界の親が一度は体験する『子育てあるある』といえるでしょう。そういった数々の『あるある』に遭遇していると、同じような苦労をしている親を目にした際、自然と同じ戦場をくぐり抜ける同志のように感じてくるものです…。店で目にした『ちょっぴり不思議な親の姿』にすべてを察する3歳と1歳の姉妹を育てる母親の、えぽ(aiuepo615)さんが描いたのは、買い物中のエピソード。ある日、えぽさんは店内で子供用カートを押している母親を目にしました。しかし、その車を模したカートの座席には、誰も乗っていません。人によっては「なぜ、空のカートを押しているのだろう?」と不思議に感じるかもしれませんが…えぽさんは、一瞬で『すべて』を察したのです。子供は基本的に、とても移り気。店に入るなり「カートに乗りたい!」といったと思えば、次の瞬間には「抱っこをして!」といいだすなど、大人でも予測不可能な要求をしてきます。きっと、えぽさんが目にした夫婦も、我が子の要求に振り回されているのでしょう。いつまた気が変わり、「カートに乗るの!」といいだすかは分からないのですから…。自身が親になってから、数々の『子育てあるある』を体験した、えぽさん。空のカートを押す人を見るたびに、心の中でエールと労いの言葉を送るようになったといいます。漫画を読んだ子育て経験者も強く共感したようで、「もう本当にこれ!」「分かりすぎて笑う」といった声が上がりました。あなたも、もし疲れきった表情で空のカートを押す人を見たら、その裏にある苦労を察してみてください。その想像と共感が、優しい社会につながるでしょう…![文・構成/grape編集部]
2023年09月14日小学生の夏休みの宿題といえば、自由研究や工作のほか、『アサガオの観察』も定番です。主に低学年の児童に出される課題で、子供たちは夏休み前に授業で育てたアサガオの鉢を家に持ち帰ります。そして、水をやるなどの世話をし、花が咲いて種ができる様子をつづった観察日記を書いて、夏休み明けに提出するのです。『アサガオの鉢』にまつわる3つの罠小学生の子供を育てる、耳たぶ吸ってたも〜れ(@shishmaref)さんは、SNSでアサガオの鉢にまつわる『ある注意喚起』を行いました。その内容に、同じく小学生の子供を持つ親たちから、多くの共感の声が寄せられています。投稿者さんは投稿で、『夏休みにアサガオの鉢を持ち帰ってきた時の罠ランキング』と題して、3つの注意したいポイントをつづりました。第3位『夏休み明けに鉢を持ってこいの罠』夏休み前に持って帰ったアサガオの鉢は、宿題が終わってもそのまま取って置き、夏休み明けに持っていきます。観察を終えた後に、うっかり捨ててしまうと、もう一度買い直すはめになってしまうかもしれません…。第2位『枯れたツルをリース作りに使うの罠』水をあげるのを忘れるなどして、アサガオが夏休み中に枯れてしまうのはよくあることです。さすがに枯れたツルは使わないだろうと、捨てる人は多いでしょう。しかし、学校によっては、枯れたツルでクリスマスのリースを作る場合もあるとか!忘れた頃に子供から「あのツルがいるってさ」といわれたら…想像するだけで、ヒヤッとする展開です。第1位『翌年度も鉢を再利用するの罠』なんと学校のアサガオの鉢は、次年度も使う可能性があるそうです!年末の大掃除などでうっかり処分をしないよう、念のため取っておいたほうがよさそうですね…。地域や学校によって、授業や宿題の内容は異なるため、一概に投稿されたルールが当てはまるわけではありません。こうした情報は、学校から配布されたプリントに記載されますが、先のことについては細かくは知らされない場合もあるようです。同じ学校に通うほかの保護者と情報を共有したり、担任の教員に確認することも大切ですね。ネット上では、コメントが多数寄せられています。・めっちゃ大事な情報。2年生はミニトマト、3年生はホウセンカ。あと2年は再利用します。・うちの学校は当然のようにお知らせがなくて、1人っ子の我が家は見事に罠にはまりました。・分かりすぎる…。うちの子は3つの罠、すべてやらかしました。・やばい!枯れたら全部一式捨てる気満々だった。投稿に感謝です!そのほか「ペットボトルのジョウロのキャップは3年生まで使う」「種は次の学年にあげる」「咲いた花は冷凍する」といった、さまざまな『罠』の情報が寄せられていました。夏休み終了間際に焦ることのないよう、子供と一緒によくよく確認してみましょう![文・構成/grape編集部]
2023年07月27日おいしい食べ物があふれている、現代社会。しかし、人には好き嫌いがあるため、すべての人にとっての『おいしいもの』は存在しません。食べる前から強い抵抗感を示す『食わず嫌い』や、苦手な食べ物が多い『偏食』など、食に関する悩みを持つ人も少なくないといいます。中でも幼い子供は、さまざまな理由から偏食の傾向が生じやすいため、食事を用意する親が頭を抱えているようです。偏食の子供を持つ親の『あるある』に共感の嵐「我が子の偏食で悩んでる親御さんたち、これを見て安心して」そんな頼もしい1文とともに、SNSに写真を投稿したのは、1児の母親であるクッカ(@Orlando_Orlind)さん。クッカさんの3歳になる息子さんは、偏食の傾向があり、食事を用意してもなかなか食べてくれないのだとか。なんとか我が子にご飯を食べさせるために工夫をしても、時にはひと口しか食べてもらえず、心が折れそうになったこともあるといいます。紆余曲折を経て行きついた『我が子の夕飯』を公開し、同様の悩みを持つ全国の親に呼びかけました。食卓に乗っているのは、ふりかけ『のりたま』がかかった、白いご飯。クッカさんの息子さんは、偏食に加えて、小食の傾向もあるのだとか。「なんとか、我が子に食事をしてもらいたい」という強い想いから、この結論に至ったことがよく分かります。クッカさんの呼びかけは、ネットを通して多くの悩む親に届いた模様。投稿に対する共感の声が寄せられました。・泣くほど分かる…。本当に何を用意しても同じものしか食べてくれなくて、つらすぎる。・偏食の我が子もこういう食事で育ったけど、中学生になった今も健康優良児なので安心して!・奇遇ですね!うちの子の今日の晩御飯も、まさにこれです!寄せられたコメントには、「うちの子はソーセージしか食べてくれない」「今日もおにぎり1個だけ…」「毎日うどんです…」といった、苦労をしている人からの具体的な体験談も多数。中には、我が子の偏食で悩む親に対する、「世の親御さんの苦労を察した」という同情の声も上がっていました。親としては、どうしても栄養価が気になってしまうもの。しかし、無理に食べさせようとするのは、親と子供の両者にとってストレスでしょう。多くの苦難に立ち向かった末、「もうこうなったら気楽に受け止めて、親子でストレスフリーを目指す!」と現在の想いをつづった、クッカさん。偏食の当事者からは、「子供の頃に苦手な物を無理やり食べさせられて、より食事が嫌いになった」という声も少なくありません。時には食事のおいしさではなく、楽しさを伝えることが、親と子供にとっての幸せにつながるかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年07月27日幼稚園や保育園の発表会は、子供の成長を見られるチャンスの1つ。家族以外の人との関わり方や、家では見せない一面が垣間見えることもあるでしょう。『踊りの発表会』うのき(u_n_o_k_i)さんは、娘である、きの子ちゃんの発表会を見に行きました。保育士の先生に先導されて、園の子供たちがぞろぞろと入場。「頑張れ~…」と、固唾を飲んで見守る、うのきさんですが…。子供たちにとって、ほかの子供の親は、見知らぬ大人です。多くの視線が気になってしまったのか、先生から離れない子や、キョロキョロしてしまう子、そして泣き出してしまう子がいたそう。そんな中、きの子ちゃんはというと、踊りの発表会であるにもかかわらず、堂々と立っていたのです…!逆に焦ったうのきさんは、「踊ってー!」と、きの子ちゃんに声を掛けたのでした。【ネットの声】・大物の予感…!度胸があるし、貫禄もすごい。・周りに惑わされず、微動だにしない!すでに完成されていますね!・うちの息子も、ポケットに手を突っ込んだまま、斜に構えていました。・うちの娘は、みんなが踊っているのを見て、貴族のように高笑いしていました。ちょっとやそっとのことでは物おじしない、どっしりとした心構えには驚かされますね。きの子ちゃんが将来どのような人に成長するのか、今から楽しみです…![文・構成/grape編集部]
2023年06月25日親は何歳で免許返納した? 返納した理由は?同社では最初に、回答者の親のプロフィールについて調査しました。親の年齢を尋ねたところ、最も多い回答は「65~69歳」(24.6%)でした。次いで「70~74歳」(22.2%)となっています。親の現在の職業は、57.0%が「専業主婦・無職」でした。親が住んでいる地域について聞くと60.4%が「田舎」、「親が車に乗っている」と回答した人は95.8%でした。次に、親の免許返納について調査しました。親は免許を返納したか尋ねると、95.8%が「いいえ」と回答。ほとんどの親が免許を返納していない現状が明らかになりました。親が免許返納したと回答した人に、親は何歳の時に返納したか尋ねると、最も多い回答は「70~74歳」(6.4%)で、次いで「75~79歳」(4.0%)となり、免許返納は70代が多いことがわかりました。免許返納した理由は、「身体能力の低下」(6.1%)が多くなっています。子ども(調査対象者本人)の意思で返納させた時、親にはどう伝えたか聞くと、「事故を起こしては取り返しがつかない(2.8%)という回答が最も多くなりました。親に返納するよう伝えた際、渋っていたか尋ねると、15.5%が「渋っていた」と回答しています。免許を返納していない親を持っている人に、親はどのくらいの頻度で車に乗っているか尋ねたところ、最も多い回答は「週1」(22.5%)で、2位は「週7」(21.4%)でした。「週8以上」と答えた人も6.8%みられました。親が車を使う理由は、「買い物」(43.2%)が最も多くなっています。免許返納していない親は、何歳まで乗る予定か聞くと、72.2%が「分からない」と回答しました。返納時期を決めている人では、「80~84歳」(3.8%)が最も多く、「75~79歳」(3.6%)が続きました。理由としては、「公共交通機関がなく車がなく不便でなるべく利用させたい(原文ママ)」が最も多く、公共交通機関が整っていない場合、車に乗れないと不便になってしまうため、なるべく車を利用させたいと考える人が多いことがわかりました。返納した後の代替案となり得る交通手段を尋ねると、「バス」(24.8%)が最も多く、次いで「タクシー」(21.2%)となりました。「60歳以上の親の免許返納に関するアンケート」調査概要調査期間:2023年4月25日~5月9日調査方法:インターネットでの調査調査機関:クラウドワークス調査対象:60歳以上の親を持つ人回答数:472人(男性:151人、女性:321人)※年齢20~29歳:40人、30~39歳:165人、40~49歳:185人、50歳~:82人)イード(マイナビ子育て編集部)<関連記事>✅【免許返納】4人に1人は「考えていない」、80代まで運転したい人も約15%に✅老後の生活、「楽しみではない」人が6割を超える【老後に対する意識調査】✅【老後への備え】夫婦二人のゆとりある生活には月に約38万円が必要、どうやって準備する?
2023年06月06日子育て中の親は、自分の行動に注意しています。子供の手本となるよう、日々の生活の中で『理想的な大人』として振舞う場面が多々あるでしょう。ですが、子供に見られていない時は別!親はこっそりと、子供に見せられないことをいろいろしているのです。子供に内緒でコソッとやってること2児の母親である、たわ(tawawa__home)さんは、自分がこっそりとやっていること3点をInstagramで紹介しています。子供にマナーなどを教える立場なのですが、実は違反していることがたくさんあって…。器に移さず鍋から直接ラーメンを食べたり、納豆のパックにご飯を入れたりと、子供に真似されたくないことばかり!見た目は悪いかもしれませんが、家事や子育てに追われているからこそ、効率を考えたらこの形に行きつくのでしょう。同じようなことをしている親は大勢いるようで、投稿には共感のコメントが寄せられています。・私も納豆パックにご飯を入れて食べる派!・鍋やフライパンから直接だと、熱々で食べられるメリットがありますよね。・冷凍ご飯を電子レンジで温めたら、そのままラップの上で卵かけご飯を作って食べます!お菓子をこっそりと食べるのも、胃が小さい子供には栄養がある食べ物をたくさん食べてほしいからこそ。大人の『ちょっとずるい振る舞い』は、愛情ゆえともいえますね。[文・構成/grape編集部]
2023年06月03日小学校の教員という仕事は、未来ある子供たちと触れ合いながら、さまざまなことを教えていくもの。主に接するのは学校に通う子供ですが、多くの教員は、保護者との接し方にも頭を悩ませているといいます。10年間、小学校で音楽の教員として働いていた経験をもとに、エッセイ漫画を描いている小星さくら(koboshi_sensei)さんが描いたのは、忘れられない保護者の行動。ある日、小学5年生の子供を持つ父親が、職員室に殴り込みをしてきたことがあるといいます。保護者が職員室に殴り込みをしてきた理由顔を真っ赤にして怒鳴り、怒りの感情を抑えきれない様子の保護者。しかし彼は、教員と話し合った結果、自分の怒りの原因が子供の勘違いによるものと気付いたのです。この保護者に、悪気があったわけではありません。我が子が愛しすぎるがゆえに、子供の言葉を信じ込み、教員に強い怒りを覚えたのでしょう。とはいえ、その『愛ゆえの暴走』によって、事情を説明した教員は対応に時間を奪われてしまい、頭を悩ませる結果に。小星さんによると、こういった予期せぬ保護者への対応も、教員の『ブラックな労働環境』につながっていると感じたといいます。勘違いによる殴り込みは、親子のコミュニケーションによって防ぐことができるはず。教員のため、そして子供のためにも、我が子との対話を試みてほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月30日学校は子供たちにさまざまなことを教え、成長を支える場所です。子供たちと接する教員らは、勉強だけでなく、社会で生きていく上で大切な常識についても、日々の学校生活を通して伝えています。業務がハードであり、責任も重い教員という仕事。しかし世間には、教員に本来の仕事以上の要求をする保護者も多数存在するのだとか。保護者から入った『とんでもないクレーム』に教員絶句10年間、小学校で音楽の教員として働いていた経験をもとに、エッセイ漫画を描いている小星さくら(koboshi_sensei)さん。子供たちと触れ合いながら、楽しく仕事をしていた小星さんら教員ですが、たびたび『あること』に悩まされていたといいます。それは、保護者からのクレーム。時には、『意見』や『苦情』という範囲を超えたあまりにも理不尽なクレームを入れられることがあったのだとか。同僚の杉本先生が受けたクレームは、なんと「うちの子に箸の正しい使い方を教えろ」というもの!杉本先生がこれだけ心身ともに疲弊しているということは、保護者は長々と電話で文句をいってきたのでしょう。このクレームを聞いた小星さんや杉本先生を含む、多くの人がこう思ったのではないでしょうか。「いや、それは家で親が教えることでしょう」…と。もしかすると、クレームを入れた保護者は、『学校はすべてを教えてくれる場所』と思っているのかもしれません。しかし、学校はあくまでも子供の成長をサポートする場であり、親が子供への教育の責任を転嫁していいわけではありません。理不尽なクレームに遭遇するたびに、「こんな恥ずかしい親には、なりたくない」と強く思ったという、小星さん。一般的に子供は、一番身近な大人である親を見て育つといわれています。だからこそ、親は意識して『手本となる振る舞い』を心掛けていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月28日毎年5月の第2日曜日にやってくる、母の日。子供側が母親に感謝の気持ちを言葉で伝えたり、プレゼントをしたりする日であり、親子の絆を深めるイベントといえます。幼稚園から届いた『母の日中止のお知らせ』の理由2児の母親である麻木エマ(emma_asagi)さんは、2023年5月上旬に、我が子が通う幼稚園から、1通のプリントをもらいました。保護者向けのプリントにつづられていたのは、なんと母の日のイベントを中止するお知らせ!幼稚園ではこれまで母の日のイベントを行ってきましたが、2023年は中止することになったといいます。どういった理由があったのかというと…。その名の通り、母の日は『母親』に感謝の気持ちを伝えるイベント。しかし、幼稚園に通う子供たちの中には、さまざまな事情で母親がいない子も存在します。ある程度歳を重ねれば、自然と母親がいない家庭の事情を察することができるもの。しかし幼い子供の場合は、からかったり、率直に疑問をぶつけてしまったりするかもしれません。何よりも、一部の子供に「どうして自分には母親がいないんだろう」と悲しい気持ちにさせてしまうのは、幼稚園の先生として避けたいのでしょう。幼稚園側は、『すべての保護者に感謝をする日』として、勤労感謝の日にイベントをすることにしたのだとか。麻木さんは、幼稚園の判断にハッとさせられると同時に、子供のための気遣いに心が温まったといいます。2023年の勤労感謝の日は、幼稚園に通うたくさんの子供たちが、大好きな保護者と楽しい日を送れるといいですね![文・構成/grape編集部]
2023年05月17日我が子と過ごす毎日は輝かしく、楽しいことだらけ…というのは、子育てに挑む前に抱いた妄想。実際の子育ては、楽しいことがある一方で、さまざまな試練が立ちふさがる苦難の道でもあります。幼い子供は、まだうまく意思疎通がとれない上に、身体が弱く判断力が低いため、親は自身の生活をしばらくの間子供にささげることになってしまうのです。きっと多くの親が、初めての子育てに挑んだ際に「まさか、子供を育てるのがこんなにも大変だなんて…」と思ったのではないでしょうか。子供の寝かしつけで苦労する母親が、ある日ハッとしたこと2人の幼い子供を育てる母親の、ありこ(ankoooomochi)さんも、たくさんの壁にぶつかってきた1人。長女のピヨちゃんは、赤ちゃんの頃から寝つきが悪く、ありこさんは毎晩のように大変な思いをしてきたといいます。年月が経ち、そんな長女も3歳児に成長。しかし、寝つきが悪いところは変わっていないようで…。自我が芽生え始めることによって、一般的に2~3歳頃の子供に訪れるといわれている『イヤイヤ期』。それもあってか、長女は毎晩眠ることをかたくなに拒否し、母親であるありこさんを悩ませてきました。しかし、ありこさんはハッとしたのです。寝かしつけに苦労をするこの日々も有限であり、いつかは我が子と一緒に眠ることができなくなることを…。しんみりとした気持ちがある一方で、「でも、今はおとなしく寝て!?」という心の底からの叫びまで、多くの親が抱える気持ちを表現した、ありこさんの漫画。その内容に、読者から共感の声や『いいね』が寄せられています。・寝てくれない子供に怒った直後、この漫画が目に入った。泣いてしまった…。・「いい話だなあ」と読み進めていたのに、オチで涙が引っ込んだわ!本当に今は早く寝て!・分かりすぎる…。大変だった日々も、過ぎ去った後は「あの日々に帰りたい」と思えるようになるんだよね。ありこさんの漫画を通して、我が子と向き合う時間の尊さを、たくさんの人が再認識したようです。苦労した日々も、いつかは宝物になるのでしょう。後悔することのないよう、今この瞬間を大切にしていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月16日子供にいろいろなことを教えるだけではなく、時には子供から教わることもあるのが、子育てのいいところの1つです。親として教えていたことを、子供がちゃんと理解して、行動に移してくれた時の喜びは、この上ないものでしょう。羊の目。(hitsujinome)さんが公開した、子育てにまつわる創作漫画が話題になっています。『卒園式』ある日、息子の卒園式に出席した、母親。合唱する我が子の姿を見て、それまでの日々を思い出し、ほろっときてしまったようです。すると、息子が母親のもとへと駆け寄ってきて…。退場する列から1人離れて、母親のもとへと駆け寄った息子は、合唱の出来について尋ねました。しかし、ほかの子供たちを待たせてはいけないと、母親は息子に対して、列に戻るよう伝えます。「まだまだ子供なんだから…」と、ひと息ついた母親は、膝の上に置いてあったハンカチに気が付きました。実は以前、ハンカチを持ち歩くのが好きではなかった息子に、「周りで誰かが泣いていた時に、ハンカチを渡して、寄り添ってあげてほしい」と伝えていたのです。そのことを思い出しながら、息子が置いていったハンカチで、涙をぬぐう母親なのでした。【ネットの声】・なんだよー泣けちゃうじゃないか!私もハンカチが欲しいな。・ハンカチを持つ理由を素敵な言葉で伝えたお母さんと、ちゃんと覚えていた息子くん。なんていい親子なんだ…。・ほかの人には分からないようにそっと置いておくのが、お母さんに教わった「寄り添う」ということそのもので、素敵すぎる。「相手に寄り添う」というのは、励ましの言葉をかけることだけではありません。たとえば、母親にハンカチを渡した息子のように、さりげない行動で相手に思いやりを示すこともできます。心がぽかぽかと温かくなるのと同時に、大切なことを教わったような気がしますね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月08日各自治体の子育て支援課などが運営している『子育て支援センター』。0歳の乳児から未就学児を対象とし、子供たちの遊び場や親同士が地域で交流できる場、子育ての相談ができる場を提供しています。8か月になる男の子を育てる、やきいも(@yakiimo_mattya)さんは、子育て支援センターでの出来事をTwitterに投稿。その内容に、吹き出す人が相次ぎました。ダンスの時間にあった出来事子育て支援センターでは、常駐する保育士職員の指導の下で、親子で体操やダンスなど身体を動かす『触れ合い遊び』をすることがあります。やきいもさんが、親子ダンスの時間に参加した時のこと。赤ちゃんを抱っこした親たちが音楽に合わせて踊る中、保育士が「さぁ次はジャンプだよ!高く跳べるかな?」と声をかけたそうです。そこで、やきいもさんは息子さんを抱えて渾身のジャンプ!しかし、着地を決めた後、周りを見渡すと…。「周りのママたちは、ニコニコしながら赤ちゃんを『たかいたか~い』してました」※写真はイメージ支援センターで赤ちゃんと一緒に踊る時間がありまして、保育士さんが「さぁ次はジャンプだよ!高く跳べるかな〜?」って言ったの。だから息子を抱えて渾身のジャンプきめたら、周りのママ達はニコニコしながら赤ちゃんをたかいたか〜いしてました。この時の私の気持ちを50文字以内で述べよ。— やきいも☺︎8m (@yakiimo_mattya) February 8, 2023 跳ぶのは、赤ちゃんだけだった…!保育士はおそらく、抱っこされている赤ちゃんに向けて声をかけていたのでしょう。しかし、言葉通り素直に受け取ったやきいもさんは、1人大きくジャンプをしてしまったのだとか。その時の様子を想像すると、思わずクスッとしてしまいますね!「身体は跳んだけど、心は穴を掘って埋まりたくなりました」とこの時の心境をつづっていた、やきいもさん。しかし、投稿には「このお母さん、好きだわ~」「全力でダンスするなんて、間違いなく素敵なママ」「かわいくて笑った!私もやってしまいそう」など好意的な声や共感のコメントが相次いで寄せられていました。ちなみに、やきいもさんがジャンプをした際、息子さんは楽しそうにはしゃいでいたそうです。我が子に喜んでもらえたのなら、ちょっぴり恥ずかしくてもジャンプをしたかいがあったといえますね![文・構成/grape編集部]
2023年02月15日