長崎県警察本部が運用するSNSのとある投稿が、ネットで話題になっています。その投稿は、同県長崎市にある大浦警察署の活動を報告する投稿。何やら、パトカーの目の前に『不審者』らしき何かが現れたというのです。しかし、投稿の写真を見たネットユーザーからはなぜか「かわいい」「笑った」といった声が寄せられていて…。警察官「不審者発見」と思いきや…道路をゆっくりと渡る『不審者』らしき何か。警察官は、それを抱えてしっかりと捕まえたようです。警察官の前に現れた、『不審者』の正体とは…。【 #大浦警察署 】「不審者発見!」と思いきや、よく見ると、道路をゆっくりと渡る亀さんでした。道路には、様々な横断者等がいますので、車を運転するときは、十分注意してくださいね(^_^)長崎県警察さんの投稿 2023年5月18日木曜日【 #大浦警察署 】「不審者発見!」と思いきや、よく見ると、道路をゆっくりと渡る亀さんでした。道路には、様々な横断者等がいますので、車を運転するときは、十分注意してくださいね(^_^)長崎県警察さんの投稿 2023年5月18日木曜日捕まったのは、カメさんでした!そう、警察官は不審者を捕まえたのではなく、道路を渡るカメを自動車などにひかれないよう保護したのです。カメを抱える警察官のポーズと笑顔が、なんとも素敵ですね!投稿には「道路にはさまざまな横断者がいますので、車を運転する時は、十分注意してくださいね」と、動物を思いやる文章も添えられていました。ユーモアと優しさにあふれる投稿は、たちまち拡散され、多くのコメントが寄せられています。・平和すぎる。毎日こういうニュースであふれていたらいいのに。・なんか、いいポーズですね。カメさんが無事でよかった。・かわいくて笑ってしまった。心が癒される~。・カメさんを助けてくれてありがとうございます!警察官の仕事といえば、緊張感のある場面を想像する人も多いはず。それだけに、写真に写る警察官の笑顔とポーズに、いい意味でギャップを感じた人もいるかもしれません。カメを助ける平和な光景には、たくさんの人が癒されたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年05月24日アメリカのカリフォルニア州サッター郡ユバシティの警察署に、珍しい動物の警官が誕生し、話題になっています。それはウサギのパーシーくん!この度、『ユバシティ警察』で正式な警察ウサギに就任しました。2022年10月に、パトロール中のカーソン巡査がパーシーアベニューという道で発見されたパーシーくん。カーソン巡査が「迷子のウサギかな」と思い抱き上げると、パーシーくんはとても大人しくて人懐っこい性格だったそうです。その後、いったんは動物管理局に預けられましたが、飼い主は見つかりませんでした。そこで、『ユバシティ警察』の職員が里親になり、見つかった通りの名前にちなんで『パーシー』と命名。ただのペットではなく、警官やその家族の心身の健康を保つための手伝いをする『ウェルネス・オフィサー』となったのです!『ユバシティ警察』はFacebookに、警察犬と同じベストを着たパーシーくんの写真を投稿。たちまち話題となり、多くの歓迎の声が上がっています。・なんてかわいいんだ!早くパーシー巡査に会いに行きたいよ。・私もウサギを飼っていて、最高の癒しになってくれているわ。・パーシー巡査はきっと子供たちに大人気になりそうだね。パーシーくんは飼い主さんと一緒に出勤し、警察署内で自由にくつろいでいるのだとか。何もしなくても、そこにいるだけで人々を笑顔にしているそうです。優しい警察官に保護されて、警察ウサギとなったパーシーくん。これからはその愛らしさで、多くの人たちの癒しとなってくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年04月27日アメリカでは警察が容疑者を追うカーチェイスは日常茶飯事です。しかし突然、目の前でカーチェイスが起こったら、おそらく多くの人は動揺して立ち尽くすか、逃げ出してしまうでしょう。アメリカのペンシルベニア州で、ピザ店『コッコズ・ピザ』の配達員をしているタイラー・モレルさんが、配達先の家に到着した時のことです。その家の前の道路に、パトカーがサイレンを鳴らしながら、何者かの車を追いかけて入ってきたのです。ただごとではないと気付いたタイラーさんが様子を見ていると、追い詰められた容疑者が車から降りて逃走!そして、ちょうどタイラーさんが立っている場所に向かって走ってきたのです。このような場合、警察と容疑者の間で銃撃戦になる可能性もあります。しかし、タイラーさんはその場から逃げようとせず、ある行動をとったのです。誰もが驚いた、彼の勇気ある行動とは…こちらをご覧ください!@coccos_astonSince the first one got deleted♬ original sound - Cocco’s Pizza - Aston逃げている容疑者が自分の目の前に来た瞬間、タイラーさんはとっさに足を出します。すると、容疑者が彼の足に引っかかって豪快に転んだのです!そのおかげで警官は容疑者を捕まえることができました。タイラーさんが称賛されているのは、容疑者の逮捕に協力したという理由だけではありません。なんとこの時、彼が手にもっていたピザは具が崩れ落ちることもなく無事だったのです!現場にいた『ブルックヘブン警察』の警官たちは後日、『コッコズ・ピザ』を訪れて、タイラーさんに感謝を伝えました。この出来事は多くのメディアで紹介され、タイラーさんへの称賛の声が上がっています。・タイラーさん、よくやった!ピザを落とさなかったところも最高だね。・見事な動きだ!まるで映画を見ているみたいだよ。・警察は彼を警官養成学校へ勧誘したほうがいい!写真を見ると、タイラーさんは長身でがっしりとした、たくましい体格をしています。そんな彼だから、手にもったピザを落とさずに、容疑者に足を引っかけるという技ができたのかもしれません。なお、警察が追っていたのは盗難されたとみられる車だったそうです。目の前でカーチェイスが繰り広げられても冷静さを失わず、とっさの行動で容疑者の逮捕に貢献したタイラーさん。マネをしようと思っても、これはなかなかできることではないですよね![文・構成/grape編集部]
2023年04月26日奈良県在住のMやっしー(yassy53)さんがInstagramに投稿した、1本の動画に注目が集まっています。動画に映っているのは、雨の日の心温まる出来事でした。優しい警察官からのプレゼントその日、家の壁に車が衝突した事故処理のため、Mやっしーさんの自宅には警察官が来ました。「悪いことをしたら逮捕される」と知っていた息子さんは、ただならぬ状況に勘違いをした様子。なぜか「母親が警察官に連れて行かれる」と思って、泣き出したのです!警察官と話している母親の姿を見て、不安が募ったのかもしれません。息子さんの涙に気付いた警察官は、パトカーから何かを持ちだすと、雨が降る中、小走りで戻ってきて…。 この投稿をInstagramで見る M やっしー(@yassy53)がシェアした投稿 パトカーのおもちゃを息子さんに手渡した警察官は、「白バイもいる?」と聞いて両方プレゼント。そして、目線を息子さんに合わせたまま、優しい声で「ママ、連れて行かへんよ。大丈夫やで」といったのです。子供の悲しみを取り除きに走った警察官には、称賛の声が殺到しました。・子供の心を癒す素晴らしい対応!・日本の警察官の、いいところが見られてよかったです。・警察官のお兄さん、優しくて素敵です。雨の中、お疲れさまでした!Mやっしーさんによると、警察官の対応のおかげで、息子さんは落ち着きを取り戻したそうです。パトカーと白バイのおもちゃは、優しい警察官の思い出とともに、息子さんの大切な宝物となるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年04月21日子供たちとの日常をTikTokに投稿している、年子ママ(toshigomama)さん。夫が息子さんとともに散歩中、思わぬ『サプライズ』を受けた時の出来事を紹介しました。警察官が子供の前で?散歩中に遭遇したのは、パトカーに乗った警察官。警察署の敷地内でパトカーのサイレンの点検中だったようで、子供にとっては嬉しい『サプライズ』をしてくれたといいます。@toshigomama パパとお出かけ#不思議な気持ち #子供のいる暮らし #パトカー ♬ オリジナル楽曲 - - 年子ママ♡☀️なんと、息子さんの前で点検がてら、サイレンを鳴らしてくれたのです。事件が起きたと近隣住民に誤解させないよう、音量は控えめにし、ほんの一瞬だけ鳴らしていますが、本物のパトカーのサイレンの音を目の前で聞けた息子さんは、驚きと感動からか放心状態に。警察官と子供のふれあいに、「平和な光景」「こういうの好き」と、多くのコメントが寄せられました。・この出来事をきっかけに、将来の夢は警察官かな?・貴重な体験!こういう警察官との関わりなら、大歓迎です。・こうやって警察官が事件ではなく、地域に密着できている平和さを見ると、日本に住んでいてよかったなと思える。子供の頃の嬉しい出来事は、大人になっても心に残り続けるもの。きっとこの日の出来事も、息子さんの『宝物』になったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年04月15日イギリスのダラム警察の警官であるリアム・バーノンさんとルーク・ハウイさんが早朝、パトカーで道路を走行していた時のことです。2人は道路脇に停車している1台の車を見かけました。リアムさんたちが振り返ると、その車の運転手が草むらで手にもった袋を揺らしていたといいます。気になった2人は引き返して、その車の後ろに停車。パトカーから降りると、運転手の男性はあわてて手にもっていた袋を車内に投げ入れて、タイヤをチェックし始めたのです。リアムさんたちが車に近付くと、助手席から甲高い音が聞こえたとのこと。その音は、さっきまで男性がもっていた袋から聞こえていたのです。警官たちが密閉された袋を開くと、中に6匹のコッカースパニエルの子犬が入っていました。子犬たちは生後5日で、まだ目も開いていませんでした。運転手の男性は子犬たちを草むらに捨てようとしていたのです。幸い子犬たちは命に別状はなく、男性の家から母犬と父犬も救出されて、親子は再会できました。この警察の投稿には「あなたたち2人が引き返してくれてよかった」「どうしてこんな残酷なことができるのだろう」など、2千件を超えるコメントが寄せられています。事情聴取の結果、男性は動物虐待やマネーロンダリング、規制薬物の売買の疑いで身柄を拘束されたということです。2人の警官は大の犬好きなのだそう。リアムさんは「子犬たちはノミだらけで、もし私たちがほんの数秒前に通り過ぎていたら、何も気付かなかったでしょう」とつづっています。なお子犬たちは全員、里親が決まったそうです。密閉された袋に入れられて、草むらに捨てられる寸前だった6匹の子犬たち。もしリアムさんたちが気付かなかったら、6匹の尊い命は失われていたかもしれません。完ぺきなタイミングで通りかかり、怪しい人物の行動を見逃さなかった、2人の警官に拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月29日科学捜査の技術が発展した現代でも、事件や事故が起こった場合、現場周辺での聞き込み捜査が行われます。目撃者の発見や周囲にいた人の証言から、解決につながるような『新しい鍵』を発見できることも。警察は、わずかな望みをかけて情報をかき集めているのです。4コマ漫画『アリバイ』漫画家の森なつめ(@natsumemori)さんが描いたのは、今まさに聞き込み捜査の協力を求められている、男性のエピソード。どうやら、男性が住む家の周囲で惨劇が起こったようです。やってきた警察官たちは、犯人を捜すべく近隣住民のアリバイを確認していました。やましいことをしていない自信のある男性は、自らのアリバイを隠すことなく説明しますが…。アリバイ pic.twitter.com/G6TJ4aOczN — 森なつめ (@natsumemori) March 16, 2023 そう、確かに男性は近隣で起こった事件にはまったく関与していません。しかし、アリバイを知った警察官たちは、男性を連行することにしたのです。『コメントネタバレ罪』という罪状で…!事件の発生時、男性はYouTubeでライブ配信されていた、ゲームの実況動画にコメントをしていたといいます。彼のコメントは、どれも先の展開を予想できてしまうものばかり。悪意がないとはいえ、配信者やほかの視聴者からは非常に嫌われる行為といえるでしょう…。ある意味、重い罪を犯してしまった男性。『コメントネタバレ罪』の罪深さを知っている人たちは、漫画を読んで何度も深く頷いたようです!・これは極刑不可避だわ…。許されん…。・ネタバレコメントの内容が『あるある』すぎて「絶対に許すな!」という気持ちになった。・この警察官たちも、ネタバレコメントでイラッとした経験があるんだろうな…。初見プレイヤーによるゲームの実況動画は、配信者があまり情報を得ていないからこそ、面白さが増すもの。もし配信中のコメント欄で同様の罪を犯す人がいたら…心の中で警察を出動させましょう![文・構成/grape編集部]
2023年03月17日街中を歩いていると、聞こえてくる人々の会話。内容によっては、他人ながらも心の中でいろいろと思うところがあるでしょう。ノンノ(nonno_kaba)さんは、娘さんのエピソードをInstagramで紹介しました。その日、川の堤防を歩いていた娘さんは、河川敷で騒ぎが発生しているのを発見します。警察官2人に身体を抑えられていたのは、暴れている1人の男性でした。「落ち着いて」という警察官に対し、男性は「俺は落ち着いてるだろうがっ!」と叫び返しています。その光景を見た娘さんは、表情を変えることもなく帰宅。しかし、ずっといいたくて仕方がない言葉があったのです…。思う存分、好きな言葉をいえる環境が整うと、娘さんは声を張り上げました。「全然落ち着いていません!」警察官も同意見だからこそ、男性を抑えていたのでしょう。冷静さを欠いている時ほど、自分の状態を認識できないもの。娘さんの様子には「よく家まで耐えた!」とのコメントが寄せられています。口を挟みたくなる状況が目の前にあっても、変に刺激してトラブルに巻き込まれてはかないません。いいたいことを胸の中にしまっておくのも、知恵の1つだといえるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年03月15日道路が渋滞する原因は、交通事故や工事などさまざま。歩行者や自転車などが通行の妨げとなり、渋滞を引き起こすこともあるでしょう。ある日、チャンアベ(@k_a_saxophone)さんは、渋滞が発生した原因を目撃しました。道路から排除しようとする警察官に対し、抵抗する『侵入者』の姿があったのです。警察官がじわじわと相手との距離を詰め、隙をうかがっている様子がこちら。朝から微笑ましい瞬間を目撃しました。4号の下り渋滞はこれです。 pic.twitter.com/Tn7Ka7Qi8E — チャンアベ (@k_a_saxophone) February 16, 2023 そう、渋滞の原因は、1匹の猫だったのです!どこかほほ笑ましい光景に、大半の人が「これは仕方がない」と声を上げました。・かわいすぎませんか!?これは仕方がない!・警察官とハイタッチしているように見えた。・渋滞の原因が猫様なら許す。・停車してずっと眺めていたい光景。猫パンチを受けながら、抱え上げるタイミングを見計っている警察官に、こういいたくなりますね。「お仕事お疲れ様です」…と![文・構成/grape編集部]
2023年02月18日2023年1月、午前1時30分頃にアメリカのメイン州にある『ケープ・エリザベス警察署』の緊急電話が鳴りました。電話をかけてきたのは、道路の除雪作業をしていた市の職員。「アザラシが道路をうろついている」と知らせてきたのです。警察官が現場に駆け付けると、1頭の子供のアザラシが凍った車道の上におり、雪が降る夜の静けさを楽しんでいるように見えたとのこと。真夜中に車道にいたら、車に轢かれてしまう可能性があり危険です。警察官はアザラシを保護して車に乗せ、近くの海岸沿いにある公園『フォート・ウイリアムズ・パーク』から海に帰してあげました。一件落着と思われましたが、午前7時頃、再び警察に「アザラシが道路を横断しています」という通報が。別の警察官がその場所へ行くと、夜中に保護したのと同じアザラシの子供が、海岸から歩いて10分ほど離れた道にいたのです!警察官とその場にいた親切な人たちがアザラシを捕まえて、再び『フォート・ウイリアムズ・パーク』から海に放しました。しかし、話はそこで終わりではありません。約1時間後、先ほどのアザラシがまた岸に上がってきて『フォート・ウイリアムズ・パーク』をウロウロしているのが発見されたのです!警察官と数人の市民が協力してアザラシを捕まえて、また海に帰してあげました。その後、警察は地元の海洋動物の保護施設『マリン・ママルズ・オブ・メイン』に連絡。アザラシの安全を危惧した職員が見つけて保護し、施設に連れて帰りました。診察をしたところ、このアザラシはとても体重が少なく、十分な栄養が摂れていないことが分かったのです。最近母親から離乳し、あまり食べ物を得られていなかったそうです。このアザラシについての投稿には「このかわいい顔を見て!」「かわいそうに。無事でよかったね」など、安堵の声が上がっています。アザラシが何度も陸に上がってきたのは、お腹が空いていて、食べ物を求めていたからかもしれません。しばらくは『マリン・ママルズ・オブ・メイン』で世話をして、健康になったら海に戻すということです。早く元気になって、海に帰れるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月07日ケンカをしている人たちがいたので止めに入った投稿者さん。ところが、警察官にケンカの当事者だと勘違いされてしまい……。今回は、実際にあった“警察沙汰になったエピソード”をご紹介します。ケンカを止めようとしたものの……以前住んでいた場所は、下町で飲み屋も多くあります。地元の友人たちと飲みに行った帰りに、ケンカしている人たちがいたので止めに入りました。たまたまタイミングよく警察官が自転車に乗って現れたので良かったと思っていたら、私がケンカの当事者と勘違いされてしまいました。早く帰りたかったのに説明するために時間を取られ、周りから見れば私が悪い人のように見えていたと思います。最終的には理解され感謝されましたが、警察沙汰に巻き込まれたのは不快でした。(40代/会社員)勘違いされてしまい……ケンカを止めようとしたところ、タイミングよく現れた警察官にケンカの当事者だと勘違いされ、警察沙汰に巻き込まれてしまったというエピソード。皆さんはこのエピソード、どう感じましたか?※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年01月26日もし、道端で子犬を発見したら、たいていの人は警察に届けたり、動物保護施設に連れて行ったりするなどの対応をするでしょう。ところが、アメリカのミシガン州で見つかった子犬は、信じがたい災難に見舞われてしまったのです。道路脇にいた子犬を抱えて向かったのは2022年11月の夜、スーセントマリー警察に市民から子犬に関する通報が寄せられました。防犯カメラには、運河の上にかかる橋を歩いていた女性と少女が、道路脇にいた1匹の子犬を発見した様子が映っています。女性は子犬を抱きかかえて、道路の反対側へ渡りました。2人は誰も見ていないことを確認するように、辺りを見渡します。そして次の瞬間…。何が起きたのかはこちらをご覧ください。女性が橋の上から子犬を運河に投げ落としたのです。その後、2人は何事もなかったかのようにその場を去りました。子犬が橋の上から投げられる瞬間を見ていた人が、あわててスーセントマリー警察に通報したのです。海外メディア『9and10news』によると、現場に駆けつけたタイラー・ヌーセン巡査とアンドリュー・セルケ巡査は、土手にいる1匹の子犬を発見。子犬はどこにも逃げ場がない状態でした。そんな中、セルク巡査がフェンスを乗り越えて土手に降りて子犬を捕まえ、ヌーセン巡査に手渡すことに成功。幸い、子犬は無事で、動物保護施設に預けられたといいます。スーセントマリー警察はFacebookで防犯カメラの映像を公開し、映っていた2人の情報提供を呼びかけました。この投稿には「なんて残酷なことをするんだ!」「気分が悪くなる」「2人とも起訴されるべき」など憤りの声が殺到しています。数日後、警察はこの事件に関与したとして女性と未成年の少女を特定。女性は動物虐待の罪で起訴され、少女は少年裁判所に送致されたということです。助かったメスの子犬はクローブと名付けられ、すぐに家族ができました。クローブを救出したヌーセン巡査が、里親になったのです!たまたま見つけた子犬を橋の上から運河に投げ落とすなんて…なぜそんなひどいことができるのか理解に苦しみます。もしクローブが土手ではなく運河に落ちていたら、最悪の結果になっていたかもしれません。目撃者がいて警察に通報してくれたおかげで、クローブが助かってよかったですね。[文・構成/grape編集部]
2023年01月11日東京都千代田区にある飲食店の『塩生姜らー麺専門店MANNISH』。同店のTwitterアカウント(@MANNISH0307)で店員が明かした、『職務質問(通称:職質)』を受けた時のエピソードを紹介します。店員はある日、ハヤシライスで使うパセリを持って外出していました。袋に入れて冷凍させたパセリが、どれくらい溶けているかを手で触って確認していたといいます。すると、道端で警察官から、不審な動きをしていたり、怪しいものを持っていたりする人に対して行う『職質』を受けました。大事そうに持っている、それは何?警察官はどうやら、店員が触りながら持っていた袋の中身が、怪しいものかもしれないと思った様子。店員がパセリだといい袋の中を嗅がせると、警察官は「わー、いい匂い!」と香ばしさを感じたようです!ハヤシライスで使うパセリ、冷凍して崩した方が生で切るより栄養素が残るって聞いたから淡路町で昨日冷凍した。今パセリどれくらい凍ってるか気になって触りながら西口向かってたら職質された。警「お兄さん大事そうに持ってるそれ何?」僕「パセリです。ほら。」警「わー。良い匂い。」 pic.twitter.com/qrxOK0hOgp — 塩生姜らー麺専門店MANNISH@淡路町本店 (@MANNISH0307) December 10, 2022 まさか、怪しいと思っていた袋の中身がパセリであるなんて、警察官は考えもつかなかったでしょう。『職質』を受けた店員のエピソードに、多くの人が和みました。・これを『平和な世界』というんだろうなぁ…。・やり取りを想像したら、思わずクスッとしました!・警察官はこの後、パセリを食べたくなったはず。・交番への連行がなかったようで、何よりです!日々、人々が安全に暮らすために働いている警察官たち。事件の発生を未然に防ぐため、時には中身が食べ物であったとしても声をかけて、街の平和を守っているのでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年12月10日アメリカのフロリダ州にある『ライトハウス・ポイント警察署』に、「運河で犬が溺れている」という通報がありました。通報を受けたサラ・ジアニーノ巡査は、仲間の警察官と現場へ急行。水路をしばらく捜索すると、水面で沈まないように必死にもがいている1匹の犬を見つけました。2人は近くに壊れた桟橋があるのを発見し、そこから犬を引き上げる作戦を考えます。サラさんは自ら水に飛び込み、犬を抱えるようにして桟橋まで泳がせました。しかしその後、ある問題に気付きます。その大型犬が重すぎて、サラさん1人の力では桟橋に押し上げることができなかったのです。しかし、そこで救世主が現れます。たまたま近くをボートで通りかかった家族がサラさんたちに気付き、チャールズさんという男性がためらうことなく水にダイブ!彼はサラさんに加勢して、2人がかりで犬を桟橋へ押し上げることができました。溺れそうになっていたサージというメス犬は、体重が約36㎏もあるのだそうです!ウェブメディア『The Dodo』によると、サージは冒険好きでたまにトラブルを起こすことがあるのだとか。この日は運河で泳いでいたら、岸に上がれる場所が見つからなくなったようです。飼い主のアレックスさんはそんなサージを常に監視していますが、ふとした隙を見て冒険に行ってしまうといいます。サラさんたちに救助された日、サージは泳ぎ疲れていましたが、ケガなどはなく元気でした。アレックスさんはFacebookで、サラさんと仲間の警察官、そしてチャールズさんに感謝の言葉をつづっています。『ライトハウス・ポイント警察署』の投稿には「素晴らしいチームワーク!」「あなたたちはヒーローだ」などの声が上がっています。サージは泳げますが、もしサラさんたちが救助しなかったら、疲れて力尽きていた可能性もあるでしょう。犬を助けるために、ためらうことなく水に飛び込んだサラさんとチャールズさんに大きな拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年10月29日ある日、療育(発達支援)センターに通う娘のちょこちゃんが、一瞬目を離したすきに行方不明になってしまい……。警察に通報後、自宅に到着した警察官から「見つかった」との報告を受けたときのお話。 無事に娘は見つかったものの…一瞬の隙に忽然と姿が見えなくなった娘を探すため、警察に通報したポメさん。その後、自宅にやって来た警察官から「見つかった」と報告を受けるも、自宅での児童虐待を疑われることに……。 警察に通報後、ずらりとやって来た警察官の数に圧倒されるポメさん。最悪の事態が脳裏をよぎります。すぐに「見つかった」との言葉を聞き、ホッとしたのもつかの間、家庭内での児童虐待を疑われることに……。 そんな状況下でも、気になるのはちょこちゃんのこと。自分を責めながらも、無事に帰ってきてくれた娘を力いっぱいに抱きしめます。こんなとき、みなさんだったらどんな言葉をかけてあげたいですか? 著者:マンガ家・イラストレーター ポメ2018年生まれの療育へ通うユーモアセンスあふれる娘と、2020年生まれの暴れん坊な息子のママ。ワンオペ育児な日々をInstagramで描いています。
2022年09月24日長年親しまれている、山崎製パン株式会社のパン『ランチパック』。食パンでいろいろな具材を挟んだ特徴的なサンドイッチであり、さまざまなフレーバーがあることから、海外にもファンが多いといいます。2022年9月、ある団体とコラボレーションをした個性的なフレーバーが、期間限定で発売されました。ランチパックを見て「ギャグか?」と思った理由ある日、店で買い物をしていた、ゆかりごはん(@yukar1bp5a)さんは、パン売り場で一風変わった『ランチパック』を目にします。それは、秋の全国交通安全運動にあわせて、千葉県警察とコラボレーションをした期間限定の『ランチパック』。フレーバーは『デミグラスハンバーグとポテトサラダ』であり、決して珍しいわけではないのですが、ゆかりごはんさんはパッケージを見てこう思ったといいます。「これは、何かのギャグなのだろうか…?」県警コラボに2点のシールとかギャグにしか見えない pic.twitter.com/vMI6lAtrjc — ゆかりごはん (@yukar1bp5a) September 19, 2022 一見、面白いコラボレーションをしていること以外は、特に気になるところのないパッケージ。しかし、よく見てみると…パッケージには山崎製パン株式会社による『2022秋のわくわくプレゼントキャンペーン』の応募シールが付属しています。そう…ゆかりごはんさんは、警察と点数シールから、交通違反の点数を連想してしまったのです!パッケージには「飲酒運転は絶対にしない・させない・許さない」というメッセージも表記されており、より交通違反の点数をほうふつとさせますね。ゆかりごはんさんの投稿が拡散されたことで、「もう、それにしか見えなくなった」という声が相次いでいます。・発想に爆笑した。つまり、3個買ったら免停になるってこと…!?・しかもシールの色が赤色で、赤切符を連想してしまった…。・キャンペーン名が『わくわくプレゼント』なのが、いい。笑って腹が痛い。一度そう考えてしまうと、集めるのがちょっぴり怖くなってしまいそうな、点数シール。もちろん、実際はプレゼントキャンペーンに応募できるだけなので、安心して加点していってくださいね![文・構成/grape編集部]
2022年09月20日子供にとって初めて学校や幼稚園に通う日は、期待と緊張が入り混じった特別な日といえるでしょう。また、親にとっても、成長した我が子を見て感慨深く、誇らしさを感じる日のはずです。幼稚園の前に並んだ警察官たち2022年8月8日、アメリカのテネシー州にある幼稚園で新学期が始まりました。この日の朝、幼稚園の前には同州ラ・バーグ警察署の警官たちが集合。彼らは、この日に初登園する、ある少女をエスコートするために集まったのです。少女の名前はアンナ・ストリンスキーちゃん。母親と一緒に幼稚園にやってきたアンナちゃんのそばに、父親の姿はありません。ラ・バーグ警察署の警官だった父親のケビンさんは2021年11月、職務中に心臓発作を起こして帰らぬ人となったのです。そこで、娘さんの初登園を見守ることができなかったケビンさんに代わって、仲間の警官たちがアンナちゃんを温かく送り出しました。並んだ一人ひとりの警官と元気よくハイタッチをするアンナちゃん。最後はケビンさんと同じく警官をしている叔父に手を引かれて、幼稚園に入って行きました。この出来事はラ・バーグ警察署のFacebookで紹介され、感動を呼んでいます。・心が温かくなった!この子の初登園を特別な日にしてくれた警官の皆さん、ありがとう。・泣いちゃったわ。この子の父親は仲間を誇らしく思っているでしょう。・彼女はきっと、この日のことを一生忘れないだろうね。この日、アンナちゃんは、最愛の父親が仲間からこんなに慕われていたことを改めて知ったのではないでしょうか。きっと天国のケビンさんも、笑顔で初登園する娘さんを見て、喜んでいることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年09月10日風を全身で感じながら愛車に乗るのは、バイクのライダーにとってたまらないひと時。しかし、同じ道路を走る車と比べるとバイクは防御性が低いため、危険も伴ってしまいます。バイクで事故に遭ったライダーに、警察官が『神対応』バイクでツーリングをしていたところ、同行していた知人が事故に遭ってしまったという、たたまる(@cbr600rr_nc23k)さん。幸い、事故の規模が小さかったため、知人は腕をケガする程度の軽症で済みました。そのため、知人はやって来た警察官に、自ら事故について事情を説明していたのです。そんな中、知人の靴紐が片方だけ、なくなってしまったことが発覚。事故の際に、靴紐がバイクに巻き込まれ、ちぎれてしまったのかもしれません。すると警察官は、そんな知人のために、自らの靴から靴紐を外し、差し出したのです!ちょっと事故って靴紐どっか行っちゃったからなんか紐持ってないですか?ってお巡りさんに聞いたら、自分の靴から靴紐とってあげてた pic.twitter.com/b9woCwll2z — たたまる (@cbr600rr_nc23k) August 3, 2022 いうまでもなく、靴紐をあげるのは警察の仕事の範囲内ではありません。自分が歩きにくくなってしまうにもかかわらず、警察官は厚意から、ライダーに靴紐をあげたのでしょう。その後、無事に帰宅した知人は、警察官とのやり取りを振り返り、「警察の人がいい人すぎて、本当に感謝しかない」と思いを明かしています。人の優しさが詰まったエピソードは拡散され、警察官に対する称賛の声や、8万件を超える『いいね』が寄せられました。・なんという優しい世界。こういう素敵な話は心が温まる。・自分の靴紐をあげるって、すごい発想!まさに『神対応』だ。・この警察官、かっこいい!困っている人を助ける正義のヒーローのよう。犯罪や事故を防ぎ、有事の際は急ぎ駆け付けてくれる、警察官たち。靴紐を渡した彼のような人を、まさに『正義のヒーロー』と呼ぶのでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年08月05日2022年6月、アメリカのニューヨークで、「駐車されている車の中に犬がいる」と、心配した市民からニューヨーク警察に通報がありました。通報によると、その車はすでに2時間以上も駐車されていたのだそう。車の窓は閉まったままで、エンジンはかかっておらず、車内のエアコンは付いていなかったようです。すぐに現場へ向かった警官たちは、通報どおり、車内で苦しそうにしている犬を確認。ためらうことなく車の窓を割って、犬を救出しました。Hot car, hot dog rescue—thanks to caring NYers who saw this pup locked in a car for over 2 hours & called 911!Our cops responded discovering the car off, windows shut & distressed dog. They broke the window, got pup out & off to a vet for care. Criminal investigation continues. pic.twitter.com/B5MdVT6UUe — NYPD 19th Precinct (@NYPD19Pct) June 18, 2022 助け出された犬はしっぽを振って、とても喜んでいるよう。近くにいた女性が水を差し出すと、犬はすぐに飲み始めました。よほどノドが渇いていたのでしょう。この日の気温は30度近くあり、車内の温度はわずか10分ほどで約39度まで上がることも。これは犬にとって致命的な温度だそうです。幸い犬は具合が悪そうには見えませんでしたが、念のため、動物病院に連れて行かれました。Yesterday’s afternoon temps hovered in the mid 80’s & on an 85° day, it only takes 10 mins for the inside of a car to reach a deadly 102°!It’s prohibited to leave an animal unattended in a car under these dangerous conditions—thankfully the pup was rescued & is being cared for. pic.twitter.com/tSS0NUFT5h — NYPD 19th Precinct (@NYPD19Pct) June 18, 2022 車内に放置された犬の里親になったのは…この出来事の数日後、犬の飼い主が動物虐待容疑で逮捕されました。飼い主はこの犬を24時間以上、水も食べ物もない状態で車内に放置していたということです。その後、犬は地元の動物保護施設で大切に世話をされていましたが、翌月、ニューヨーク警察がTwitterに犬の近況を投稿。なんと、この犬を助け出した警官の1人であるマハラジさんが、犬の里親になったのです!Update: After being rescued from being locked up in a hot vehicle last month, we are happy to announce that our furry four-legged pooch has a new home. Officer Maharaj of the @NYPD19Pct , one of the rescuers, just adopted him from the @ASPCA & will be giving him a fur-ever home. pic.twitter.com/Gmp0fCsVll — NYPD NEWS (@NYPDnews) July 27, 2022 この報告には「犬の嬉しそうな表情がプライスレスだね」「マハラジさん、ありがとう」「素晴らしい家族ができてよかった」など、喜びの声が上がっています。日中にエアコンが付いていない車内の温度は、想像以上の早さで上がります。それにもかかわらず、アメリカでは毎年夏になると、車内に取り残されたペットが熱中症で命を落とすケースが後を絶たないといわれます。「ほんの数分なら大丈夫だろう」という考えが、大切なペットの命を奪うかもしれないということを、知っておくべきでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年08月02日2022年6月中旬、アメリカのテネシー州では、熱波の影響で記録的な暑さとなりました。そんな灼熱の日に高速道路を運転していたケイ・フィオレッロさんは、道路の脇から1匹の犬が顔を出しているのを発見。ウェブメディア『The Dodo』によると、その犬を放っておけなかった彼女は、近くに停まっていたハイウェイ・パトロールに知らせることにします。野良犬を保護した警察官が?警察官のチューダーズさんは、ケイさんと一緒に犬がいる場所へ車を走らせます。犬は最初、2人を見て怯えていましたが、チューダーズさんが水と食べ物をもって近付くと、おいしそうに水を飲み始めました。そして、チューダーズさんは地元の動物保護施設に電話。施設の人が到着するまでの間、彼はただ何もせずに待っていることはできませんでした。パトカーから大きな傘をもってきて、暑さで疲れ切っている犬のために日陰を作ってあげたのです。チューダーズさんは「この犬が僕を信頼してくれるまで、そばに座っているよ」といったのだそう。その言葉を聞いたケイさんは感動して、泣いてしまったといいます。犬は保護された後、獣医師の診察で腰を骨折していることが分かりました。しかし、悪いニュースだけではありません。その数日後、なんとチューダーズさんが犬の里親になったのです!犬はプリンセスと名付けられ、ケガが治ったら、チューダーズさんの家で暮らし始める予定です。『テネシー・ハイウェイ・パトロール』はFacebookで、チューダーズさんとプリンセスのほほ笑ましい写真を紹介。投稿には「なんて心温まる話だ」「プリンセス、よかったね!」「チューダーズさん、ありがとう」などの声が上がっています。プリンセスが保護された日は、気温が35度以上だったそう。そんな暑さの中で、ケガをしたプリンセスは動くことができなかったようです。優しい人たちに見つけてもらい、さらに家族までできたプリンセス。これからはチューダーズさんの家で、名前のとおり『お姫様』のような幸せな生活が待っていることでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年06月30日・ハトの恩返しがあるかもしれないですね!・通報した勇気に拍手したい。・きっと善意で来てくれたんだろうな。警察官の優しさに感謝!木下大悟(dai09060906)さんがTikTokに投稿した動画に、そんな声が上がっています。動画に映っているのは、警察官とハト。ある光景を目にした木下さんは、悩みながらも人生初の110番通報をしたといいます。身動きがとれなくなったハトその日、木下さんが発見したのは、ネズミ捕りに掛かってしまったハト。多くの人が素通りする中、木下さんは「見て見ぬふりはできない」と思います。警察官が、罠に掛かったハトの対応をしてくれるのかは不明だったため、相談しようと110番へ通報しました。その結果をご覧ください!@dai09060906 ネズミ取りに掛かってしまったハトさん。 見て見ぬふりをして素通りする人ばかり。 それはできないと思い人生初の110番。 嫌な顔一つせず通報してくれてありがとうと言い、躊躇せずハトを救うお巡りさん。 感謝。#お巡りさん #警察官#動物を守ろう ♬ 天ノ弱 - ひなの電話で「もちろん大丈夫です」と答えた警察官。手袋を着用のうえで現場に駆け付け、対応してくれました。本来であれば、『傷病野生鳥獣救護事業』を行っている県の自然保護課や、地域振興事務所などに連絡したほうが適していたかもしれません。しかし、普段から野生鳥獣の保護を想定していなければ、一般の人はとっさに判断できないでしょう。木下さんによると、その後ハトは無事に保護されたといいます。野生の鳥を救っていいの?いろいろな考え方考え方によっては、野生鳥獣の生死は、自然界の食物連鎖に欠かせないため、ハトの救助を疑問に思う人もいることでしょう。生態系のことを考えると、人間が手を出すべきではない場面もあるかもしれません。一方で、人には野生鳥獣を大切に想う気持ちがあり、以前から傷付いた動物たちを助けてきました。自然の中で傷付いたのではなく、今回のように人為的な原因がある場合は、「人が助けるのは当然なこと」という考えもあるようです。目の前の命を助けようとした、木下さんと警察官の行動は、人として自然なことなのではないでしょうか。野生鳥獣との関わりと、命について、改めて考えさせられますね。[文・構成/grape編集部]
2022年06月27日2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻により、多くのウクライナの人たちが国外に逃れています。小さな子供やペットを連れて避難する人もいて、その道中の大変さは想像を超えるものでしょう。ウクライナから一緒に逃げてきた愛犬が盗まれたある46歳の女性は、ウクライナから2人の幼い子供と愛犬のバディを連れて、ドイツに避難してきました。この日、スーパーマーケットにやってきた女性は、買い物をする間、バディを店の外につないでおきました。しかし、約5分後に店を出ると、バディがいなくなっていたのです。目撃者によると、見知らぬ男性がバディを連れ去ったことが分かりました。駆けつけた警察官は、ドイツ語を話せない女性とスマートフォンの翻訳機能を使って会話し、女性が夫を祖国に残してドイツに逃れてきたことを知ります。愛犬を失って悲しみに打ちひしがれている女性を見て、警察官は同情し「絶対に犬を見つけてあげたい」と心に決めます。彼はその場で町の人たちに声をかけて、バディを盗んだ男性の手がかりを集めます。しかし、行方が分かる有力な情報は得られません。それでも彼は諦めず、自分でバディの目撃情報を募るポスターを作りました。そしてバディが盗まれてから4日後、ポスターを貼ってもらうため、地元の動物保護施設を訪れた警察官にサプライズが待っていました。なんと、その施設にバディが保護されていたのです!こうしてバディは無事に、飼い主の女性の元に戻ることができました。バディは、盗まれた翌日にダウンタウンに捨てられていたのを親切な人が保護して、施設に連れてきたのだそう。警察官が作ったポスターを見た施設のスタッフが、すぐにバディだと気付いたということです。警察がFacebookに投稿したエピソードには「この女性の悲しみは、すべての犬の飼い主が想像できる」「素晴らしい警察官だ」「本当によかった」などのコメントが寄せられています。ドイツ語が話せない女性が、自力でバディを探すことは困難だったはず。この警察官の優しさは、見知らぬ土地で奮闘する女性にとって、大きな心の支えとなったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年06月20日アメリカでは生まれたばかりの犬や猫が、何らかの事情で母親と離ればなれになり、保護されるケースは珍しくありません。ところが、ある警察官が保護した赤ちゃんは、とても珍しい動物でした。マサチューセッツ州のケンブリッジ市警察に勤務するケイトリン・ラッセルさんが、通報を受けた市民の家を訪れた後、パトカーに戻ろうとした時のことです。彼女は歩道に、2匹の小さな動物がウロウロしているのを発見しました。その動物とは…スカンクの赤ちゃん。ウェブメディア『The Dodo』によると、そばに母親の姿はなかったそう。ケイトリンさんは、そんな2匹を放っておくことはできませんでした。しかし、相手はスカンク。赤ちゃんとはいえ、ガスを噴射されたら大変です。彼女も最初は、2匹に近付くのをためらったのだとか。しかし、ケイトリンさんにはスカンクたちが彼女を歓迎しているように見えたそう。そこで、思い切ってスカンクを抱き上げてみたところ…この通り!なんてかわいいのでしょうか!ケイトリンさんと同僚の警察官に抱かれたスカンクの赤ちゃんは、まるでぬいぐるみのよう。2人を怖がる様子もなく、すっかり身をゆだねていますね。彼女たちが動物管理局に連絡すると、意外な事実が判明します。実は、数日前にほぼ同じ場所で、別の2匹のスカンクの赤ちゃんが保護されていたのです。ケイトリンさんたちが捕まえた2匹は、先に保護された2匹の兄弟と思われました。ケンブリッジ市警察がFacebookに投稿したスカンクの写真には「よくやった!」「かわいすぎる!」「兄弟が再会できてよかったね」などの声が上がっています。保護されたスカンクの赤ちゃんたちは野生動物の保護施設で育てられた後、4匹一緒に野生に帰される予定です。スカンクが外敵を撃退するために噴射する分泌液は強烈な悪臭で、万が一目に入った場合は一時的に目が見えなくなるといわれます。ケイトリンさんたちが2匹に近付くには、かなりの勇気が必要だったはず。スカンクの赤ちゃんたちを救った優しさと勇気に、大きな拍手を送りたいですね![文・構成/grape編集部]
2022年06月20日東京都内の新宿付近を歩いていた、じょいっこnote(@joycooonote)さんが目撃した光景を紹介します。目にしたのは、警察官が車道上で車を止めている光景。3人の警察官が車を止めていた理由は、小さな命を守るためでした。え?すごい!新宿で鳥の親子が信号渡ってて、警察もでてきて車止まっちゃってるんだけど。かわいい~✨何の鳥? pic.twitter.com/0wylouQlcC — じょいっこnote (@joycooonote) June 4, 2022 警察官の足元にいたのは、カルガモの親子!親は、10羽ほどの子供とともに、車道を渡ろうとしていたのです。新宿付近の車道は、日頃から多くの車が行き交う場所。カルガモの親子にとって、そこを横断するのは命を懸けた行動といえます。無事にカルガモの親子が車道を渡れるよう、警察官が車を止めて行く先を誘導していたのです。多くの人が「和む絵面」「特別待遇を受けている…」といった温かい眼差しを向けた、カルガモの親子の光景。カルガモと人間は、言葉で意思疎通を図ることはできません。しかし、カルガモの親子は、人間の優しい思いやりを感じながら、車道を渡ることができたはず。小さな生き物を守ろうとする気持ちを大切にしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年06月09日春から夏にかけて見かけることがある、カモの引っ越し風景。母ガモの後ろを小さな子ガモたちが1列になってついて行く様子は、とてもかわいらしいですよね。ただ、カモたちが町を歩く場合、安全でない場所もたくさんあります。道路を渡れない子ガモたちを助けて!アメリカのアリゾナ州に住むケイシーさんは、交通量の多い道路を横断しようとしている母ガモを見かけました。その時、母ガモはなぜか道路の真ん中を行ったり来たりしていたのだとか。気になった彼女が周りを見渡すと、道路の反対車線で子ガモたちが立ち往生していたのです。ウェブメディア『The Dodo』によると、子ガモたちは中央分離帯の段差を登れずにいたのだそう。それを見たケイシーさんは親子を放っておけず、警察に助けを求めることにしました。通報を受けた警察官はすぐにやってきて、中央分離帯が途切れる地点まで子ガモたちを誘導。こうして親子は、無事に道路を渡りきることができました!@az.real.estate Just one more reason to love Arizona! Cops saving a mom and baby ducks #arizona #savinganimals #cops #copsoftiktok #fyp #foryoupage #viral #happy #animals #ducks ♬ First Class - Jack Harlow親子が道路を渡っているのに気付くと、どの車も減速して警察官に「ありがとう!」といっていたそう。警察官は親子が渡りきったところで、子ガモたちを手ですくって歩道の上に乗せてあげました。その後、親子は近くの池まで歩いて行ったということです。ケイシーさんがTikTokに投稿した動画には、警察官を称賛する声が寄せられています。・なんて優しい人。すべての命を守ってくれてありがとう!・心が温かくなった。みんな無事でよかったねぇ。・この警察官と結婚したいわ!ケイシーさんが警察に電話をして「早く来てください!でないと、カモたちが死んでしまいます!」と伝えると、警察官はものの数分で駆けつけてくれたのだとか。もしあのまま、誰も助けようとしなかったら、カモたちは本当に車に轢かれていた可能性もあります。きっとカモの親子も、心優しい警察官に「助けてくれてありがとう!」と思っていることでしょうね![文・構成/grape編集部]
2022年05月30日コロンビアで警察官をしている、ガブリエル・ゲレーロさんが、深夜にパトロールをしていた時のことです。彼は、道路に横たわっている男性を発見しました。倒れ込んだような状態の男性を見て、ガブリエルさんは、男性がケガをしているのではないかと思ったそう。ところが、近付いて様子を確認すると、彼がただ酔いつぶれて、動けなくなっていることが分かりました。酔いつぶれた男性の『ボディガード』その場所は男性の家の前で、そばには黒い犬が寄り添っていました。そして、ガブリエルさんが男性を起き上がらせようとすると、犬は「主人に触るな!」といわんばかりに、攻撃的な態度を見せたのです。しかし、男性をその場に放置するわけにはいきません。時刻は午前3時30分でしたが、ガブリエルさんは家のドアをノックしました。すると、15分後にやっと家族が起きてきて、男性と犬を家の中に入れてもらうことができました。男性と一緒に家の中に入っていった犬は、しっぽを振って、とても嬉しそうだったといいます。動画を見ると、犬はむやみにガブリエルさんに攻撃的な態度をとっていたわけではありません。ただ、飼い主を守ろうとしていたのですね。この犬の忠誠心に感動したガブリエルさんは、飲酒をする人たちに向けて、Facebookに次のようにコメントをつづりました。あなたがお酒を飲むつもりなら、運転はしないでください。酔いつぶれるまで飲むなら、あなたの親友を連れていってください。忠実な犬をね。Gabriel Guerreroーより引用(和訳)この投稿には「犬は決して私たちから離れないよね」「かわいくて、忠実な犬だ」「犬は間違いなく、僕らの親友だよ」などの声が寄せられています。「愛犬が何者かの攻撃から飼い主を守ろうとした」という話は、よくあります。酔っぱらって倒れている男性を助けようとした警察官も、犬にとっては飼い主に近付く『敵』だったのでしょう。「相手が誰であっても、飼い主には触らせない」という行動を見せたこの犬は、間違いなく『忠犬』といえるでしょうね![文・構成/grape編集部]
2022年05月20日日々、地域の人たちが安全に生活できるように、あらゆる事態に対応している警察官たち。そんな彼らにとって『地域の住民』とは、人間だけではないようです。道路の真ん中でウロウロしていた『赤ちゃん』たちアメリカのニューヨーク州警察の警察官であるラボンテ・リーさんが、郊外の町をパトロールしていた時のこと。彼は交通量の多い道路の真ん中に、何かがいるのを見つけました。近付いてよく見ると…それはリスの赤ちゃん!しかも2匹もいたのです。そのままにしておいたら、車に轢かれてしまうのは時間の問題です。ラボンテさんはパトカーを降りて、リスたちを捕まえました。野生のリスは、人間を見ると怖がって逃げることがよくあります。ところがこのリスたちはラボンテさんを怖がるどころか、彼の肩に乗ってきたのです。その姿は、まるでお父さんに甘える子供たちのよう!実はこの日は4月22日で、地球や環境のことを考えて行動する『アースデー』でした。『ニューヨーク州警察』はFacebookで「どうやら彼はアースデーに新しい友達を作ったようです!」とラボンテさんの写真を投稿。すると、7千回近くシェアされ、温かいコメントがたくさん寄せられました。・この小さなリスたちを助けてくれてありがとう!・彼は優しい人に違いない。リスはめったにこんな風に人に懐かないからね。・いい写真だね。リスたちが彼のことを大好きなのが分かる。ウェブメディア『The Dodo』によると、ラボンテさんはこの後、近くの木にあったリスの巣らしきものに2匹のリスを戻してあげたそうです。こんなに小さなリスたちが車道にいたとしても、気付かずに通り過ぎてしまう人も多いはず。一瞬でラボンテさんに懐いたリスたちはきっと、「警察のお兄さん、助けてくれてありがとう!」と感謝していることでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年05月08日閑静な住宅街にパトカーが止まっていたら、何か事件でもあったのかと気になりますよね。アメリカのミネソタ州に住むジャスティンさんは自宅の近くで、警察が容疑者を追っている場面に遭遇しました。警察官が必死で追いかけていたのは?ウェブメディア『The Dodo』によると、友人と車に乗っていたジャスティンさんは、歩道に1人の警察官が立っているのに気付いたそう。何事かと思った彼らが車を止めてよく見ると、警察官が大きなニワトリを捕まえようとしていたのです。慎重にニワトリに近付く警察官。すると次の瞬間、ニワトリが逃走!その緊迫した様子を、彼らはしっかりと撮影していました。全力で追いかける警察官をひらりと交わすニワトリ。かなり、すばしっこい相手です!この後、ジャスティンさんたちは車を降りて警察官に加勢し、約10分後に『容疑者』の身柄を確保しました。Posted by Justin Caffes on Saturday, April 16, 2022Posted by Justin Caffes on Saturday, April 16, 2022警察官も、この珍しい逮捕劇を楽しんでいたそう。また、ニワトリを含め、誰にもケガはありませんでした。ニワトリを捕まえた後で、応援のパトカーが5台も駆け付けたのだとか。ほかの警察官たちも、爆笑していたということです。なお、このニワトリは近くの家から逃げたことが分かり、無事に飼い主の元に送り届けられました。ジャスティンさんが投稿した動画を見た人たちも大笑いしています。・面白すぎる!こんなに笑ったのは久しぶりだよ。・ニワトリって、なかなか捕まえられないんだよね。よくやった!・この動画のおかげで、今日1日笑顔で過ごせそう。これで一件落着かと思いきや、ジャスティンさんは翌日も同じ場所で同じニワトリが走っているのを目撃したのです!どうやらこのニワトリは脱走の常習犯だったらしく、彼は「また警察官を呼ばなくちゃ」とコメントしています。今回はあっさりと『確保』されていればいいですね![文・構成/grape編集部]
2022年04月27日個人情報が詰まったスマホは、誰かに盗まれたら大変です。どこかに置き忘れたらと思うと、ゾッとしますよね。忍者ママ(mother_ninja_)さんは、次男の失敗談をInstagramに投稿。大学生の次男は、アルバイト中にスマホをなくしたことに気付き、必死に自分の行動を振り返りました。『次男がスマホを忘れただけなのにの話』※『財布』は『スマホ』の誤り幸いなことに、スマホは交番に届いていました!バイト後、先輩の車に乗せてもらって、次男は交番へと向かいます。2人を怪しむ警察官スマホの待ち受け画面を当てられなかった結果、警察官が疑念を抱きます。間違った人に落とし物を渡さないよう、何重にもチェックをしたい警察官。次男が本当にスマホの持ち主なのか、別の方法でも試すことにしました。勘違いに気付き、焦る警察官警察官のひと言で、互いに変に意識してしまった次男と先輩。スマホの置き忘れからの予想外なオチに、反響が上がりました。・甘酸っぱい気持ちになった。・警察官が慎重なのはいいこと。勘違いもいい働きをしましたね!・先輩と次男の間に、何かが芽生える展開になりますか!?・オチが最高だった。ここから何かが始まってほしい。また、「自分のスマホの待ち受け画面を確認したけど、覚えていなかった」という声も。スマホをなくした時のため、自分のスマホだと証明する方法は、いくつか考えておいたほうがよさそうですね![文・構成/grape編集部]
2022年04月13日氷の上で行われるウィンタースポーツ、カーリング。2022年2月に開催された世界的なスポーツの大会では、日本を含め各国の代表選手が熱い戦いを繰り広げました。バケツを使ってカーリング?その大会中、イギリスのエイボン・サマーセット警察がカーリングのイギリス女子チームを応援しようと、Twitterに動画を投稿しました。すると、5千件近くリツイートされるほど反響が上がったのです。その動画をご覧ください。Good luck to @TeamGB in the curling today and tomorrow @evemuirhead pic.twitter.com/E6DJolqXxN — ASPoliceHorses (@ASPoliceHorses) February 18, 2022 真剣な表情で、ストーンならぬバケツを滑らせる人。続いて2人がデッキブラシで床をゴシゴシしています。実際のカーリングさながらのかけ声も上がり、緊張感はマックス。ところが最後は…標的となるハウスではなくウマが登場!予想外のオチに、見た人たちは大笑いしています。・オチが最高!声を出して笑ったわ。・天才かよ。この競技を考えた人に金メダルをあげたい。・最後でコーヒー吹き出した!エイボン・サマーセット警察は騎馬隊があり、Twitterにはしばしばウマたちの写真が投稿されています。ほっこりする結末で、多くの人を笑顔にした『バケツカーリング』。もし得点をつけるなら、間違いなく10点満点をあげたいですね![文・構成/grape編集部]
2022年02月25日