全国的に梅雨入り真っただ中ですが、夏休みのことを考えたら、もう気分はすっかり常夏! になっているママも多いのでは? 子どももパパママもしっかりバカンスを満喫するために、早めに夏休みの計画を立てたいものですね。今夏こそ子連れリゾート旅デビューがしたい! そんなママたちが、今の時期にやるべきは旅の準備。「備えあれば憂いなし!」ということで、入念に準備して旅行を思いっきり楽しみましょう。そこで、お話をうかがったのが、最近、『海外旅行子連れ旅★パーフェクトガイド!2019』を発刊したばかりの『地球の歩き方』編集部で働くママ編集部員、福井さんと日隈さん。赤ちゃん連れで国内外リゾートを旅した経験をもとに提案してくれたのが、出発日から逆算した「子連れリゾート準備カレンダー」です。そのカレンダーにそって、「いつからいつまでに何をすればいいのか?」といった準備スケジュールやコツ、お役立ち情報、奥の手などを教えてもらいました。教えてくれた『地球の歩き方編集部』ママ編集部員は…日隈理絵さん(35歳)/『海外旅行子連れ旅★パーフェクトガイド!2019』、『MOOKホノルルの歩き方』、『MOOKソウルの歩き方』、『子連れで沖縄』など担当11歳の男の子、6歳の女の子のママ。海外渡航回数は40回以上で、子連れではハワイ、台湾、ソウル、シンガポール、バリ島、オーストラリア、モルディブ、UAE、香港、マカオ、インド、トルコ、アメリカ合衆国へ渡航経験あり。福井由香里さん(39歳)/『arucoソウル』、『arucoシンガポール』、『arucoドイツ』など担当8歳の女の子のママ。海外渡航回数は30回以上で、子連れでは台湾、シンガポール、ハワイ、ベトナム、バリ島、ソウル、イタリアへ渡航経験あり。■0歳でも一人前「パスポート取得」意外に面倒な理由は?――赤ちゃん連れリゾート旅の場合、予約完了から出発日までどんな準備が必要でしょうか?日隈さん:下記の「準備カレンダー」を目安にしてみてください。<子連れリゾート準備カレンダー>2〜3カ月前:パスポート取得(海外リゾートの場合)※0歳児でもパスポートは必要!1カ月前:旅先の概要を予習2〜3週間前:大まかなスケジュールを決める10日前:かかりつけの小児科へ/旅行グッズの買い出し1週間前:カバンの用意&パッキング開始(前日パッキングは危険!)3〜5日前 空港や目的地までの交通手段をチェック日隈さん:特に海外へ行かれる方は、0歳児からパスポートが必要なので早めに準備をしましょう。申請や受領には下記が必要です。戸籍抄(謄)本は、本籍地の役所からの取り寄せとなるので早めに用意しましょう。申請は、パパママなどが代理で行えますが、受領時には本人確認が必要。いくら赤ちゃんでも、本人を窓口に連れ行く必要があるのでご注意を!<パスポート申請・受領>【申請に必要なもの】一般旅券発給書1枚、戸籍抄(謄)本1通、住民票1通、写真1枚、身元を確認するための書類 【受領に必要なもの】申請時に渡された受理票(受領証)、手数料(12歳未満:5年用6000円/12歳以上:5年用1万1000円、10年用1万6000円)福井さん:赤ちゃんのパスポート取得の場合、写真はどうすればいいの? という話をよく聞きます。頭や腰が座っている赤ちゃんなら、自宅の何もない淡い色の壁をバックにべビーチェアに座らせて撮影するといいでしょう。まだ座れない赤ちゃんは、淡い色のシーツに寝かせて真上から撮影する方法もあります。でも、出発までに時間がない場合や撮影に自信のない方は、写真店でパスポート用に撮影してもらうのが確実。申請用写真には、細かなサイズ規定があり、顔に影があると撮り直しとなることがあるので注意してください。■旅の成功を後押しする「現地の予習」と「健康管理」――1カ月前に「旅先の概要を予習」とありますが、コツなどありますか?日隈さん:ガイドブックを見ながら予定を立てるのはもちろんですが、ベストシーズンがわかるウエブサイト 「ドリフト」 で気候をチェックしたり、地図アプリの 「Google Maps」 に行きたい場所をマーキングしたり(★印など複数のマークをつけられる)、日本人のブログを検索して体験談を確認したり、インスタグラムで「#沖縄のおいしい店」「#ハワイの絶景」などタグ検索したり、今はガイドブックをベースにウエブを併用して情報収集するのがおすすめです。――2〜3週間前に「大まかなスケジュールを考える」とありますが、プランニングのコツはありますか?福井さん:赤ちゃん連れの場合は、午前中に1カ所、午後に1カ所、外食は1回くらいという旅程を考えます。赤ちゃん連れだからというのもありますが、たくさん移動する旅程だと親も体力的にもたず計画だおれになることも…。リゾートですし、親子でゆったりプランを考えましょう。――10日前に「かかりつけの小児科へ」とありますが、具体的には?福井さん:子どもの体調で気がかりなことがあれば、旅行前に小児科で診てもらうと安心です。具体的な症状がなくても、旅行を見すえて解熱剤、痛み止め、保湿剤などの常備薬を多めに処方してもらうのも手。「病院に連れて行って、別の病気に感染してしまうほうが怖い」というママもいるでしょう。診察してもらうかどうかは、赤ちゃんの様子と相談しながら判断してください。小児用市販薬が飲める月齢になっていたら、お守り代わりに持参すると安心ですね。日隈さん:見落としがちなのが、赤ちゃんの皮膚トラブル。国内なら日焼け、海外なら夏場でも乾燥に備えたいもの。日焼け後のクールダウンや急な発熱用に冷却シートは必携ですね。イオン飲料の粉末を持参するのも◎。乾燥対策にはクリーム状の保湿剤と皮膚トラブル用の軟膏などを持参しましょう。市販薬を購入する時は、必ず対象月齢・年齢を確認して、子どもに合ったものを使ってください。絆創膏は、海外の場合はあえて現地調達にして、かわいいキャラものを購入してはいかがでしょうか。ママ友へのプチみやげにも喜ばれます。旅行の1週間前から、家族全員体調をととのえ、慎重に過ごすことが重要です。 ■洗いやすくなくさない「子どもの衣類は○○でパッキング」――旅行グッズの買い出しやパッキングのコツは?日隈さん:家族それぞれの荷物がひと目でわかるように、ポーチやジッパー付きナイロン袋に分けて準備します。短期間の旅行なら、100円ショップで売っているかわいい洗濯ネットに衣類を入れて、帰宅後はそのまま洗濯機へ!福井さん:ガイドブックなどに持ち物リストが掲載されていますよね。それにチェックをつけながら準備しています。1週間前から必要なものを1カ所に集めはじめ、足りないものがあれば直前の週末に買い足します。簡単にできると思って前日・前夜にやろうとすると、出発当日から睡眠不足…なんてことになりがちなので、早めに一度、必要なものを取り出してそろえてみると、いざパッキングという時にあわてないですね。――着替えなどの洋服類はどう準備していますか?日隈さん:赤ちゃんの時は、サッと着替えができるように1日分の洋服セットをジッパー付きナイロン袋に小分けして用意していました。少し大きくなってからは、リゾート地での現地調達も楽しみに。ハワイなら、アラモアナ・センターにある「オールドネイビー」や「ノードストロームラック」などは子ども服や靴が安くてかわいいのでよく行きます。海外は水着のデザインも日本にはないかわいさで、思わず何枚も欲しくなりますね。福井さん:国内外ともにリゾート地は紫外線が強いので、水着の上から着せるラッシュガードは必須。帽子も首までカバーしてくれる紐付きのデザインを選ぶと安心です。■「あえて直前準備」をしたほうがいいのは?――あえて直前準備のほうがベターということはありますか?福井さん:赤ちゃんとなると出発前日まで、本当に旅行に行けるかどうかわからなもの。万が一キャンセルになることも考えて、例えばリムジンバスなど、空港までの交通手段の予約は2〜3日前にすることが多いですね。日隈さん:海外旅行保険も同様です。今はスマホやパソコンで直前加入がOKな商品も多いので、子どもの体調を見つつ直前で加入することも。ただし、出発の2日前でないと航空機遅延費用をプラスできないなど制限もあるので、直前とはいえ3日前くらいには加入するのがいいでしょう。赤ちゃん連れリゾート旅の準備ハウツーを、たくさん教えていただきました。赤ちゃんに限らず、子連れ旅に役立つヒントが盛りだくさん。早めに準備をして、夏休みは国内外のリゾートへ赤ちゃんと一緒にでかけてみましょう!<関連図書> 地球の歩き方MOOKハンディ『海外子連れ旅★パーフェクトガイド!2019』 子どもを連れて海外旅行をするためのノウハウを凝縮した1冊。準備から出発、帰国後の思い出作りまで時系列に発生する不安に、子連れ海外旅行経験者約100名と各ジャンルのスペシャリストが回答。さらに子連れ海外旅行経験のある編集スタッフが選んだ、家族に優しい13エリアの旅先ガイドも付いている。定価:本体890円+税発行年月日:2018年5月31日【Amazonで絶賛発売中!】取材・文/山田裕子
2018年06月17日GWにおでかけできなかったママパパ、どこかに行きたい欲求がムクムクわいていませんか? 旅行予約は、早ければ早いほどおトクなことがたくさん! 「旅行に行きたい」熱が冷めないうちに、夏休みの旅行計画を立ててみましょう。そこで、お話をうかがったのが、あの黄色いガイドブックでおなじみの『地球の歩き方編集部』で働くママ編集部員、福井さんと日隈さん。赤ちゃん連れで国内外リゾートを旅した実体験をもとに、まずは「予約」のコツやお役立ち情報、奥の手などを教えてもらいました。教えてくれた『地球の歩き方編集部』ママ編集部員は…福井由香里さん(39歳)/『arucoソウル』、『arucoシンガポール』、『arucoドイツ』など担当7歳の女の子のママ。海外渡航回数は30回以上で、子連れでは台湾、シンガポール、ハワイ、ベトナム、バリ島、ソウル、イタリアへ渡航経験あり。日隈理絵さん(35歳)/『MOOKホノルルの歩き方』、『MOOK台湾の歩き方』、『MOOKソウルの歩き方』など担当11歳の男の子、6歳の女の子のママ。海外渡航回数は40回以上で、子連れではハワイ、台湾、ソウル、シンガポール、バリ島、オーストラリア、モルディブ、UAE、香港、マカオ、インド、トルコ、アメリカ合衆国へ渡航経験あり。■赤ちゃん連れ夏のリゾート旅、成功のカギは○○!2018年のGWは、総旅行者数が過去最高だったそうです。そう考えると、すでに夏休みに旅行を計画している人もきっと多いはず。旅先がある程度決まったら、まずは「予約」を攻略しましょう!――いつごろ予約するのがいいのでしょうか?日隈さん:飛行機のバシネット(赤ちゃん用の簡易ベッド)や、ホテルのベビーベッド、親世代と一緒に旅行するときに便利なコネクティングルーム(室内のドアで行き来できる隣同士の部屋)は、いずれも数に限りがあるので、利用したい人は早めの予約&手配が吉。私も直前の飛行機予約でバシネットを手配できず、延々抱っこし続けた経験があります…。ロングフライト旅行を検討しているママは、ぜひバシネットのご予約を。福井さん:夏休み向けのツアー商品は、GWにどこにも行けなかった人に向けて宣伝が強化されることが多いので、まさに今が予約どきといえるかもしれません! ANAやJAL、LCCのソラシドエアなどの国内便は、格安でお得な75日前割引があるので、まさに今がチャンスですね。――パッケージツアーと個人手配。どちらがおすすめですか?日隈さん:どちらもメリットとデメリットがあると思います。旅行にどのくらい慣れているかで判断してみてはいかがでしょう。あまり慣れていないママなら、飛行機+ホテル(+レンタカー)がセットになったパッケージツアーを利用し、慣れていくのも手です。海外ツアーなら、空港〜ホテル間の送迎や市内移動の無料券(巡回バスやトロリーなど)が付いて便利でお得。現地に日本語サポートデスクもあるので言葉の不安があっても安心…などのメリットがあります。国内旅行は、憧れホテル+交通料金がセットになったお得なツアーが多いのも魅力。ツアー商品によって内容が異なるので、吟味してみましょう。福井さん:旅行に慣れているママなら、より自由度の高い個人手配にトライするのもおすすめです。航空券を一括比較できるサイト 「スカイスキャナー」 や国内外のあらゆる宿を検索できるサイト 「Booking.com」 「じゃらん」 など便利なサイトもあるので、今は個人手配も難しくはありません。国内は言葉が通じるので、ネット予約後に宿に電話をして、追加リクエストを頼むのも楽ですしね。海外の場合、飛行機はバシネットやベビーミールなどの追加リクエストが多いので日系航空会社を選択し、ホテルはキッチン付きのアパートメントを借りて暮らすようなステイを楽しむ、など個人手配なら自由に組み立てられます。万が一、出発間際にキャンセルする際も、航空券はキャンセル料がかかりますが、ホテルは前日まで無料キャンセルできる物件も多いので経済的負担が軽くなるメリットも。国内リゾートも、最近は訪日外国人の増加に伴って宿泊代が高騰傾向にあるので、民泊マッチングサイト 「Airbnb」 を利用して、安くて心地いい民泊物件を探すのも一案です。――パッケージツアーを予約する際の注意点はありますか?日隈さん:パッケージツアーの場合は、あらゆることがセットされている便利さがある反面、細かなリクエストには別料金がかかることがあります。特にネット予約は、条件等を細かくチェックするか、電話か来店して確認・予約するほうが早い場合も。飛行機のバシネットやベビーミール、ホテルのベビーベッド手配、キャンセル規定、旅先でのサポート体制など、赤ちゃん連れに必要な項目は細かくチェックするのが最善です。福井さん:また、気をつけたいのが海外旅行の格安パッケージツアー。飛行機が早朝・深夜発着便だったり、ホテルが中心地から遠かったり、安いなりの理由があります。これらは赤ちゃん連れにはネックなので、フライトスケジュールやホテルを変更すると追加料金がいくらかかるのか確認して、商品比較するのがおすすめです。――個人手配で飛行機を予約する際はどこに気を付けたほうがいいでしょうか?日隈さん:飛行機は予約前に、公式サイトで子連れ客向けのサービスページを確認するのがポイント。国内線だとバシネットがある航空会社と、バシネットの代わりにチャイルドシートがある会社などサービス内容が異なるので比較してみましょう。特にLCCは2歳以上の子ども料金設定がなく、大人料金になることがほとんど。本当にお得かどうか検討したいですね。国際線なら、個人的には日系航空会社がおすすめ。機内で泣き止まない子どもを抱えて困っている時、何度CAさんのあの笑顔に救ってもらったことか…。困った時に日本語で相談できるという安心感は格別です。ただし、最近ではコードシェア便といって外資系航空会社の機体とスタッフをシェアして運行する便も多いので注意が必要。ネット予約の際には、しっかりコードシェア便の有無をチェックする必要があります。最近は、 ニュージーランド航空 などエコノミー席3席をベッドのように使える「カウチシート」(要予約)も子連れ旅に人気があります。赤ちゃんとママで横になったり、小さな子どもたちの遊び場にしたり、夫婦でゆったり座ったりさまざまな活用方法があり、長距離フライトにはおすすめです。――では、宿を予約する際はどうですか?福井さん:授乳やお昼寝などですぐ宿に戻れるように、中心地から近い場所にとるのが安心です。ネット予約の際には、日程と金額で絞り込んだ候補から即決せずに、地図で位置を確認してから予約を。海外旅行の場合は、フライト時間にあわせてアーリーチェックイン・レイトチェックアウトが可能か、ベビーベッドの手配が可能かも忘れずに確認しましょう。また、あると便利なのがキッチンと洗濯機です。 「Airbnb」 を使えば、一軒家を探すことも簡単。日々のミルクやベビーミール作りや洗濯はもちろん、夜泣きしても隣室を気にすることがないのは、ママにとってもストレスフリーですね。国内も続々一軒家物件が増えていますし、無人島貸し切り! なんて面白い物件もありますよ。 ■ファーストリゾートならこの2択はいかが?――赤ちゃん連れでビーチリゾートに行きたいママにおすすめの旅先を教えてください。日隈さん:国内ならLCCのバニラエアの直行便で行ける奄美大島はいかがでしょう? ハワイより近く、沖縄ほど混まないだろう国内ビーチリゾートとして、近年注目されています。試しに 「スカイスキャナー」 で8/10(金)〜12(日)で航空券を検索したところ(5/11調べ)、JALがひとり6万円代のところ、LCCのバニラエアなら3万円代で予約できるようです。夏休みという超繁忙期でもこの価格。国内の穴場リゾートといえるかもしれませんね。福井さん:私は、海外リゾートを紹介します。子連れ海外旅行を成功させるコツは、1)直行便がある、2)フライト時間が短い、3)時差が少ない旅先を選ぶこと。この3つを満たすビーチリゾートといえば、グアムです。ぐずりが心配なフライト時間も4時間以内ならなんとか我慢できますし、時差は日本より1時間進んでいるだけなので体の負担も少ないはず。短期旅行でも十分に楽しめるので、忙しいパパともスケジュールを合わせやすい旅先です。■海はちょっとこわい…そんな時は“おこもりプールステイ”がおすすめ――夏にビーチリゾートに行きたいけれど海は少し不安…というママにおすすめは?日隈さん:ビーチではなく、施設が充実したリゾートホテルステイを楽しんでみてはどうでしょう? 赤ちゃんならキッズプールで水浴びする程度でも十分に楽しめますし、眠くなったらすぐ部屋に戻れるので安心です。また、1日3食に全く困らないバリエーション豊富なレストランやカフェ、ショッピングモールを併設した大型リゾートホテルも多く、敷地内で衣食住遊のすべてを楽しむことができます。ママパパもゆっくりできるのがホテルステイのいいところですね。――具体的にはどんな都市のリゾートホテルがおすすめですか?日隈さん:海外なら直行便で行けるマカオはどうでしょう? カジノのイメージが強いと思いますが今、家族旅行先として注目を浴びています。その理由は前述のようになんでもそろう大型リゾートホテルが多いから。海外旅行に不慣れな親世代が一緒でも、ホテルの敷地内にいるだけでこと足りるので安心です。本物そっくりのエッフェル塔がそびえ立つ 「ザ・パリジャン・マカオ」 や、ゴンドラが悠々と川を流れる 「ザ・ヴェネチアン・マカオ」 など、海外の人気都市を模した大型リゾートホテルなら一度で二度おいしい海外旅行が実現します。福井さん:国内ならやっぱり沖縄ですね。キッズプールもある大型リゾートホテルが充実していますし、パッケージツアーも豊富。日の高い時間帯は、レンタカーでドライブしたり 「美ら海水族館」 を楽しんだり。日がやわらぐ午後の時間帯に、プールで水浴びするなどホテルの中と外を上手にプランニングしてみましょう。モナコとマカオの大手IR(総合型リゾート)が日本参入を決めたというニュースもありました。国内に海外並みの大型リゾートが誕生する日も、そう遠くはなさそうです。「子どもが小さすぎる時は、旅行にでかけても覚えていないだろうし…」と赤ちゃん連れリゾート旅行をあきらめてしまうママパパも多いでしょう。でも、親子で奮闘しながら旅行することで、夫婦の絆が強くなることもなきにしもあらず。子どもが大きくなったら「こんなこともあったんだよ」と夫婦で写真を見ながら話せるように、ステキな思い出作りにリゾートへでかけてみませんか?<関連図書> 地球の歩き方MOOKハンディ『海外子連れ旅★パーフェクトガイド!2019』 子どもを連れて海外旅行をするためのノウハウを凝縮した1冊。準備から出発、帰国後の思い出作りまで時系列に発生する不安に、子連れ海外旅行経験者約100名と各ジャンルのスペシャリストが回答。さらに子連れ海外旅行経験のある編集スタッフが選んだ、家族に優しい13エリアの旅先ガイドも付いている。定価:本体890円+税発行年月日:2018年5月31日【Amazonで絶賛発売中!】取材・文/山田裕子
2018年05月15日生まれたての赤ちゃんのからだって、いろいろと不思議だらけですよね。生まれたばかりの赤ちゃんの疑問について、いろいろ調べてみました。なんで?どうして?生まれたての赤ちゃんはこうなってるよQ1.頭のてっぺんがぶよぶよと柔らかいのはなぜ?→赤ちゃんの頭は5枚の平たい骨が組み合わさっていて、産道を通るときに頭蓋骨の骨と骨を重ね合わせて、頭のサイズを小さくして産道を通ってでてきます。ぶよぶよと柔らかい部分を大泉門(だいせんもん)といいます。頭蓋骨の発達がまだ十分でないためにできるすき間で、ひし形をしているそうです。だいたい2歳過ぎには閉じるので、心配しないで。そしてあまり触りすぎないようにしましょう。Q2.手がWで足がMなわけって?→上半身、両腕を曲げたW型なのはさまざまな説があると言われています。・リラックスしてる・内臓の動きを助けるため・体温調節してる・頭が大きいからバランスをとっているなどなど。下半身の足を曲げたM型(カエルみたいな足)はとっても大事で、赤ちゃんのその後の成長や発達を阻害せず、順調に運動機能を育てる為だそうです。赤ちゃんの抱っこで危険なのは、股関節や膝関節が伸びた状態や、赤ちゃんの膝が閉じた状態のような姿勢で固定される抱っこによる、股関節脱臼。股関節脱臼とは骨盤と大腿骨をつなぐ関節(股関節)が外れた状態のことを言います。人間工学に基づいたビョルンの新シリーズoneは「国際股関節異形成協会」から、股関節に安全とのお墨付きの抱っこひも。日本人に合わせた設計で新しくデビューしたので、是非チェックしてみて!Q3.骨が柔らかいのはなぜ?→赤ちゃんの手足の細かい骨は、まだ骨化していないため、柔らかい軟骨状態。レントゲンにも映らない部分があるそう。ですから、抱っこするときは、そっと優しく抱っこしてあげましょうね。Q4.へその緒はいつとれる?→胎盤から栄養をもらっていたへその緒は、その役目を終えると出産後すぐに切られます。そして1~2週間ぐらいで自然にぽろっと取れますよ。Q5.蒙古斑はいつとれますか?→中国人や日本人など、モンゴロイド人種の赤ちゃんには背中やもも、おしりなどに蒙古斑と呼ばれる青灰色のあざがあります。成長とともに薄くなって、6~7歳ころまでには消えるそうです。見逃せない! 0~1ヶ月ごろの赤ちゃんの成長記録1ヶ月ごろの赤ちゃんは一日の大半を眠って過ごしているようでも、抱っこしてもらったり、いろんな音を聞いて、日々小さな体験を積み重ねて成長しています。目は視力0.02くらいで近くのものはぼんやり見えるように。一番焦点が合う距離は20~30㎝と言われています。耳は妊娠中から聴こえていて、羊水のなかと聞こえ方は違ってもママの声やからだの音はよーくわかっています。鼻は、生まれたときから大好きなママのにおい(おっぱい)を区別するような、特別な本能をもっているそうです。口は、教えてもらわなくても、ちゃんとおっぱいが吸えます。口の周りに乳首が触れると反射的に口を向けて吸い付くことができるんです。手はぎゅーっと握っています。手のひらにものが触れると反射的に握ろうとしますが、意図的に持てるようになるのは半年ごろです。赤ちゃんの発達やしくみがわかると、子育てももっと楽しくなりそうですね。たくさん遊ぼう♪我が家の触れ合い遊び生まれたての赤ちゃんですが、我が家ではこんな触れ合い遊びをしています。ぽ〜っとした反応や、赤ちゃんらしい表情が見られるのも今だけ!見逃さずに日々過ごしたいです。【おしゃべり】赤ちゃんが「あ~う~」と声をだしたら、「あ~う~そうなの~」「おなかすいたのかな?」「○○だよね~○○ちゃん」などなど、たくさん話しかけています。すると「う~」とちゃんとお返事してくれるんですよ。赤ちゃんもお話しが好きなんですね♡【いっちにー体操】仰向けで両足を持って「いっちにー」と優しく曲げたり、伸ばしたりして交互に動かしてあげると笑顔に。でも、兄ちゃんたちのビリビリ体験の方がお気に入り。【つんつん、とことこ、こちょこちょ、ぶーん】赤ちゃんのほっぺをつんつん。お腹をこちょこちょしたらり、ひとさし指となか指でトコトコしたり、おくるまでぶーんとするとじーっと見つめてニャーっとします。ボールでころころするのもおススメですよ。ママやパパ、家族とたくさんのスキンシップで、赤ちゃんの五感を刺激してあげましょう。
2018年05月11日2017年12月。わが家は、直線距離で300mほど離れたところに引越しをしました。子どもが3人になり、家が手狭になってきたことなども関係していましたが、思いつきで行動していたら良い物件にめぐり会えたのが1番大きな理由です。年長6歳、年少4歳、0歳(当時9カ月)を連れての引越し。大変だろうと思っていましたが、「大変」の二文字で表すことができないほど「むちゃくちゃ大変!!!」でした。今回は、わが家の引越し体験談と、そこから学んだ「子連れの引越し5カ条」をご紹介します。どうぞ笑って読んでください!【引越し概要】・同じ町内(◯町×丁目、まで同じ)での引越しで、直線距離で300mほどの移動。・4歳の子どもが徒歩で5分の移動時間。・前の家から現在の家まで、曲がるのは2カ所だけ。・引越し業者は4社訪問見積もりをして選択。「なぜ安くできるのか」をしっかり説明してくれ、好印象だった大手ではない業者に決めた。・わが家はとにかく荷物が多く、そのことは事前に伝え、訪問見積もりをしてもらっていた。・近距離の引越しだったので、2tトラックで3往復することに決まった。■ 引越し侍「引越し価格ガイド」 ■まさかの◯時間かかった引越し引越しで困るのが子どもたちの居場所です。三男は、ばぁばに来てもらって見てもらうとして、上の2人は幼稚園に行ってもらうしかない…とあえて平日を選びました。路地を抜けていくため大きなトラック(4t)では無理なので、2tトラックで3往復することが決まった時に、営業担当者さんから言われたのは「近いですが3往復なので、6時間くらいかかりますよ」ということ。朝9時スタートだったので、15時には終わる予定を告げられていました。「15時と言っても、17時くらいになるかもしれないな」。その時は、その程度に思っていました。それでも、朝少し早めに幼稚園に送って預かり保育を頼み、17時少し過ぎてもお迎えしたら新居に帰ってこられるから大丈夫と計算していたのです。▼実際にかかった時間は…当日。なぜか、まったく進まない引越し作業に「あれ、引越しってこんなにスローペースだったっけ?」と疑問を抱き始めたのが10時頃。その後もゆったりと作業は続き、1回目のトラックが、前の家を出たのは12時でした。当然15時に終わるわけはなく…。15時には、2回目の積み込み作業をしていました。そして、終わったのはなんと夜の21時半! 12時間半かけた引越しとなったのです。■ SUUMO「引越し見積もり」 ■引越しに12時間もかかってしまった理由なぜ12時間もかかってしまったのか? 振り返って考えてみました。▼3往復が4往復になった「荷物の多さ」引越しが遅れた理由は、わが家の荷物の多さにもあったと思います。ただ、訪問見積もり時に隠していたものはなく、むしろダイニングテーブルと椅子など、前日までに自分たちで運び出していたものもあったので、見積もり時よりも運ぶものは少なくなっていたはずでした。それでも、きっとわが家の荷物は多かったのでしょう…。3往復だったはずの作業が結局、4往復することになってしまったのも時間がかかった大きな理由のひとつです。▼「嘘でしょ?」引越しトラックがまさかの迷子に1回目のトラックが出発して、走って新居に向かい待つこと15分。なかなか到着しないトラックに「お昼休憩かな? だとしたら一言ほしかったな」と思っていたのですが、なんと道に迷っていました。トラックが到着したのは、出発から30分後。徒歩5分の距離なのに…と道案内をしなかった自分を恨みました。▼当たりハズレが大きい「作業員さんの力量」作業員さんの数は3名。5人家族の引越しとしては、少なめだったかなと思います。また、作業員さんのうちの1名は、段ボールを持って「重い〜」、トラックへの積み込みを担当すると一列に段ボールを並べて「もう入りません(左右ガラガラ)」というタイプ。その方のペースに合わせてほかの2名もノンビリ作業していた姿は、わが家だけでなくトラックを置かせてくれていたお隣さんも目撃していました。さすがに遅れが目立ってきたころに引越し業者の本部へ電話で状況を伝えていたので、夜20時半頃に応援部隊が来てくれました。応援部隊の方たちの動きはとても速く「これが引越し作業員の動きだよね…」と思った衝撃は忘れられません。▼結局はムダな時間が過ぎただけの「トラック移動」荷物が多いこと、作業員さんのうちの1名が重いものをあまり運べないことから、トラックの位置をお隣さんの敷地から家(引越し前)の敷地内の駐車スペースへと変えようとして20分ほど格闘。前の家の駐車スペースはとても狭かったので、ワンボックスカーでギリギリの範囲。しかも目の前の路地は、車通りも人通りも多いうえ路地幅も狭かったので道路にはみ出すわけにもいきません。何度も「無理だと思います」と伝えたのですが、聞き入れてもらえず。結局、苦労して駐車しようとしたものの、停められず大幅にはみ出し、ほかの車も来てしまったので慌ててトラックを出して、またお隣の敷地へ戻していました。■ 引越し達人セレクト ■まだまだあった! こんな失敗談▼取り付けしたくても「エアコンがまだ届いてない!」引越し業者の電気事業部に、当日夕方〜のエアコン取り付けを依頼していました。17〜19時にいらっしゃるとのことだったので、まさかエアコンが新居に届いていないという事態になるとは思っていなかったのです。17時過ぎに2回目の荷物はまだ届いておらず、しかもエアコンを乗せてもらえたのは3回目。「今日エアコンを取り付けてもらうので、早めに運んでください」と朝伝えておけばよかったと後悔しました。結局その日はエアコンがないので取り付けはしてもらえず、翌日また来訪していただきました。▼子どもたちの夕飯まで手が回らず「ごめんね…」引越しに時間がかかった余波は子どもたちにも及びました。引越しの終わっていない新居に帰宅した長男・次男は、運べていたコタツで暖を取りながら過ごすことに。でも、夕飯時の19時ころは引越し作業真っ只中! ママとパパは引越し作業に集中していました。「おなか空いた!」と叫ぶ次男。「ごめんね」と言いながらバタバタするママとパパ。そしてそのまま次男は眠りについてしまったのです。21時半に引越し作業が終わってから最寄りのコンビニまで走り、おにぎりなどを買い占めて夕飯開始となったのは結局22時。「ごめんね」という思いと、疲労感でいっぱいの夕飯でした。■ ウェブクルー「ズバット引越し比較」 ■これから「子連れ引越し」する人へのアドバイス6カ条わが家の反省から、これから子連れで引越しをされる方は、以下の6つに気をつけるようにしてください!1.荷物の量は、訪問見積もりできっちり計算してもらう。2.当日、作業員さんの様子に「あれ?」と思ったら遠慮せず、早めに営業担当者さんへ電話して対応策を練ってもらう。3.新居への行き方や場所は出発前に確認。4.想定外のことが起きて引越し時間が長引いても大丈夫なように、子どもたちのごはんだけは確保しておく。5.引越し当日にエアコンの取り付けを頼んでいる時には、取り付け時間を作業員さんに伝える。6.子どもの数が多い家庭は、少々値がはっても「お任せパック」を依頼するのがおすすめ。さらに、子どもが幼稚園や保育園に通う未就学児の場合には、引越しで環境が変わったり、ママやパパが忙しそうにしていたりすることで、精神的に不安定になってしまうことがあります。そのため、引越しが決まった時点で、幼稚園や保育園に伝え、子どものフォローをしてもらえるようにしておきましょう。壮絶な引越し体験から学べることはたくさんありました。もう引越しをする予定はありませんが、みなさんにはこの「引越しで気をつけるべき6カ条」を役立てていただければうれしいです。<余談>実は、洗濯機が3回目の輸送で到着したのですが作業員さんが「このタイプは取り付けられません」と宣言したため、洗濯機は翌日まで使えませんでした。乳幼児のいる5人家族は洗濯物の量が多いので、引越し翌日は熱を出した長男と三男とともに車でコインランドリーへ行きました(トホホ)。
2018年03月17日子どもを持つことはパパ・ママにとっては、とても嬉しいことですよね。でも、子育ては想像以上に大変なもの。夜泣きで睡眠不足になったり、赤ちゃんを常に見守ってあげたり、言葉の通じない赤ちゃんとコミュニケーションをとったり…。結果、夫婦二人のときは気軽にできていたことすらできなくなってしまう。たとえば、外食もそのひとつです。いったい、赤ちゃんが何カ月くらいになったら外食をできるようになるのでしょうか?生後3カ月くらいから外食を始める家庭もある子育て中のパパ・ママが外食をするには、赤ちゃんの月齢がポイントになりそう。そこで、ネット掲示板に寄せられていた声を調べてみることにしました。外食を始めるタイミングは、ご家庭によって異なっているようで、2歳を過ぎても外食をしない人もいれば、生後3カ月くらいから外食をしていた人も見受けられました。そもそも「あまり外食は好きではない」という場合は、前者のように行く必要はないかもしれません。しかし、「たまには外食でもして、気分転換をしたい」と感じているようであれば、赤ちゃんが生後3カ月くらいから挑戦してみてもいいかもしれません。赤ちゃんの成長によって座敷と座席を使い分ける?赤ちゃんを連れて外食をする場合には、事前の準備など注意も必要なようです。たとえば、赤ちゃんがぐずらないように、赤ちゃんの食事は事前に済ませておいたり、ぐずったときのために、オモチャや飲みもの、離乳食などを持参すること。さらに、赤ちゃんが寝るタイミングと合わせるという声もありました。他にも、外食先は多少赤ちゃんがぐずっても大丈夫なように個室があるお店を予約したり、広々使える座敷があるお店を選ぶとよさそう。とはいえ、赤ちゃんがハイハイできるようであれば、座敷よりも座席(子ども用)に座らせたほうが、動き回らなくなるので楽という人もあります。赤ちゃんがいると、「外食はまだ早いんじゃないのか」と不安に感じることもありますが、多くのママたちは赤ちゃん連れで外食を楽しんでいるようです。まずは、家の近所で赤ちゃん連れでも入りやすいお店から始めてみてはいかがでしょうか。(文・山手チカコ/考務店)
2018年02月18日0歳からOK!”はじめてのコンサート”にぴったり。気軽に上質な音楽に触れられる機会出典 : 児童発達支援と放課後等デイサービスを行う「スタジオそら」が主催する、子ども連れOKのコンサートのお知らせが届きました!11月25日(土)に、三茶しゃれなあどホールで開催されるのは、0歳の赤ちゃんから大人まで、どんな人も参加できるアットホームなコンサート。座席の半分はマット席で、リラックスして音楽を楽しむことができます。騒いだり寝てしまっても大丈夫です。良質な音楽に、気軽に触れられるこの機会に、コンサートデビューをしてみませんか?子どもがお買い物体験できる「そらマーケット」も同時開催!また、そらマーケットも同時開催されます。リユースの絵本や衣類などが並び、おもちゃのお金で子ども達が自由にお買い物体験ができるコーナーです。「ちょこっとクラシック♪そらコンサート」開催情報Upload By 発達ナビニュースクラシックの定番曲はもちろん、ディズニーソングやクリスマスソングも演奏されます。ピアノやバイオリン、打楽器などの美しい音色を楽しめるコンサートです。日時:11月25日(土)10:15〜11:30(10:00受付開始)場所:三茶しゃれなあどホール(三軒茶屋駅北口徒歩1分)対象:新生児~小学生とその保護者中高生や、大人のみの参加も可能料金:大人1000円(小学生以下無料)出演者:引田香織(シンガーソングライター・音楽文化療育士)小俣景鼓/アーティスト名:Keiko Omata(ボサノバ歌手・フルーティスト・指揮者・作曲家・音楽文化療育士)五十嵐歩美(バイオリニスト)岡野勇仁(ピアニスト・尚美ミュージックカレッジ専門学校講師)その他:授乳室・ベビーカー置き場ありおやつ程度の飲食可能申込:ウエブ申込のみ※下記は、チケット購入用フォームです(主催者ページへ遷移します)発達ナビユーザー向けのチケットプレゼントの応募フォームではありませんそらコンサート詳細ページ発達ナビユーザー5名様へ、チケットをプレゼント!出典 : このコンサートに、発達ナビユーザーをご招待。大人1名(1,000円)分のチケットを、計5名様にプレゼントします!(ペア券ではありません。※小学生以下は無料です)プレゼントをご希望の場合は、こちらのフォームからご応募ください。(11月22日 10:00締切)締め切りました※当選者は厳正な抽選のうえ決定いたします。当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。
2017年11月20日こんにちは、フリーライターの鈴木ハナコです。赤ちゃん連れで街を歩くとごくたまに、ナチュラルに我が子に触れてくる方がいますよね。初めての赤ちゃん・・・しかも月齢が小さいうちは外出するのも気を使うのに、そんな風に無断で触れられてしまうとなんだかモヤっとしてしまいます。ママ友に相談すれば、「わかる!昨今物騒だし勝手に触らないでほしい!」という意見と「ちょっと神経質じゃない?」という2つの意見が・・・。それを聞いて「あれ?私ちょっと気にしすぎ?」なんてまたモヤモヤしてしまった経験が私にもあります。今回は先輩ママたちにインタビューを重ね、そんなモヤっとを解消するアイディアを聞いてきました。目次そのモヤっとは「しかたない」距離をとる抱っこひものフードを利用するベビーカーはフードが深くかぶるものを●そのモヤっとは「しかたない」赤の他人が我が子に手を伸ばすのがなんだか怖い・・・そんな気持ちは、母親なら誰もが持つもの。だって、我が子を守るのは自分しかいない、母親としての本能がそうさせていると言っても過言ではないのかもしれません。もちろん、自分の育った環境や心の状態によっても違いがあるとは思いますが、感じたモヤモヤは仕方ないと受け入れ、スムーズに対処する方法を探した方が楽 です。「2番目を生んでからはあまり感じなくなった」「1歳過ぎて子どもがしっかりしてきたらあまり気にならなくなった」という声も聞かれました。「何でこんなにモヤモヤするのか最初の子の時はまったくわかりませんでした。触られたくなくて、いつも抱っこだった。でも2番目を生んで謎が解けた(笑)あー、守らなきゃって本当に必死だったんだなあって。」(千葉県30代ママ)●距離をとる必要であればモヤっとの原因からは距離を取りましょう。どのくらい距離を取るのかは自由ですが、今の時代ははネットスーパーも食品宅配もあり、わざわざ人混みに出かけずとも暮らしていけるツールが揃っています 。赤ちゃんについて話しかけられても、にこにこお礼を言ってその場を後にしたり、話題を変えサッと距離をとってしまえば触られることはあまりありません。「赤ちゃん時代はスーパーの利用はしないで宅配サービスを利用してました。赤ちゃんのために外に出たいなら散歩とか、人のいなそうなところを選んで。あまりに親しげに声をかけてくる人からは話題を変えてササッと逃げてしまったこともあります。」(東京都30代ママ)●抱っこひものフードを利用するフードのようなもので赤ちゃんを隠してしまえる抱っこひもであれば、触れられる前にさりげなく隠してしまうのも。足にはレッグカバーをしたりしてもいいかもしれませんね。「さりげなーく赤ちゃんを隠して、カバーを嫌がって泣いたら、そのまま場所を移動したり・・・。」(東京都40代ママ)●ベビーカーはフードが深くかぶるものをベビーカーも最近ではフードが深くかぶる物が主流。さっとかぶせてしまえば赤ちゃんのほとんどが隠れてしまいます。「フードが深くかぶるタイプのベビーカーはいろいろな使い方ができて重宝しました。」(千葉県20代ママ)----------かわいくて幸せそうな赤ちゃん、見ているだけでも周りの人を満たしていくような存在に思わず手を伸ばしてしまう・・・。最近では核家族が当たり前となり、孫や曾孫には滅多に会えないし・・・。など、赤ちゃんに触れる理由は様々です。だからといって断りなく赤ちゃんに触っていいことにはなりませんが、触れてくる方のほとんどには悪意はなく、善意でしょう。そして何よりも人は人の中で育つもの。モヤっとさせられることもあれば、助けられることもあるのではないでしょうか。うまく折り合いをつけて過ごしていけるといいですね。
2017年11月01日旅行や帰省などで、赤ちゃん連れで飛行機へ乗るときに気になるのが、泣かずにいい子でいてくれるか…ということですよね。我が子も2歳のとき、シンガポール旅行での7時間のフライトで、親子ともにぐったりだった苦い思い出があります。以降毎年帰省で飛行機を使っているものの、子どもとの飛行機は心配事ばかり。そこで今回、ANAとコンビ、東レ、日本電信電話(NTT)が、「赤ちゃんが泣かない!?ヒコーキ」プロジェクトを立ち上げたとのお知らせが!その第一弾プロジェクトとなる、「赤ちゃんチャーター便」に、blossomのスタッフも参加してきました。今回の「赤ちゃんチャーター便」では、実際に成田〜宮崎間を飛行機が飛び、ベビーマグやタブレットによる耳抜き効果の確認や、NTTと東レが開発した赤ちゃんモニタリングウェア「hitoe」を用いて赤ちゃんの状態を推定するトライアルが行われました。パパママはもちろん、赤ちゃんが安心して飛行機に乗れるように、各社が開発する商品とその効果のほどは?その様子をレポートします!耳抜き&ぐずり対策、どうしてる?トライアルには、たくさんの親子が参加。普段から飛行機に慣れているお子さんや、飛行機でのぐずりが心配で旅行を躊躇されているママさんなど様々。みなさんが口を揃えて言うのが、離陸時・着陸時の「耳抜き」や、機内での「ぐずり」対策です。今回はコンビのマグストローと口内バランスタブレットを使って、機内での耳抜き効果を検証しました。急な気圧変化で起こる耳の痛みに、大人はあくびをしたり唾液を飲んだりして対処しますが、赤ちゃんは自分で対応できません。赤ちゃんの耳抜きには、マグなどで少しずつ水分を摂るのが効果的。耳管を開き、中耳の換気を促すそうです。飛行機のなかでは、飲みやすいストロータイプのマグが活躍しそうでした!また、タブレットはオーラルケアしながら耳抜きをできるアイテム。気管をふさぎにくい形になっています。ほかにも、飛行機慣れしているママさんたちのぐずり対策としては、とっておきのおもちゃやお菓子、そして携帯タブレットが活躍しているそう。たくさんの「耳抜き」&「ぐずり」対策アイテムを知っていれば、飛行機のなかでママもベビーも安心ですね。大泣きの前に…赤ちゃんのモニタリングウェアを開発!さらに今回のモニタリングの目玉となったのが、NTTの素材技術と、東レの繊維技術が異業種コラボした「hitoe®」。安心の子連れフライトを目指しているANA、赤ちゃんグッズ開発に関して豊富なノウハウと実績を持つコンビとの共同で生まれた、モニタリングウェアです。赤ちゃんの心拍数などの生体情報をもとに、赤ちゃんの快適さや不快などの状態をモニタリングして大泣きを予知するそう。今回のプロジェクトでは、実際にこのhitoeを装着してもらい、フライトに臨みました。赤ちゃんの心拍数は、泣いている状態や興奮している状態では心拍数は上昇。心地よい状態やぐっすり眠っている状態では心拍数が下降する傾向があります。この赤ちゃんの状態を推定する手がかりとして心拍数のモニタリングを行い、泣き出す前の兆しなどの、赤ちゃんの状態変化の察知を知らせてくれます。赤ちゃん見守り用アプリ「hitoeBABY」と同期して、スマートフォンに赤ちゃんの状態とその推移を分かりやすく表示してくれるそう!パパママ&ベビーがニコニコで飛行機に乗るために今回のプロジェクトは第一弾。各社は今後も、赤ちゃんが快適に飛行機に乗れる環境が作れるように、開発や実証を続けていくそうです。みんなが笑顔で飛行機に乗れるといいですね♪今回は、CAさんとの写真撮影や、ベビーカーの試乗などのイベントもあり、参加したパパママ&ベビーたちもとっても楽しそうな1日でした!たくさんのパパママ&ベビーたちに取材に協力していただきました♪
2017年10月09日生まれたばかりの赤ちゃんには、不思議な力がいくつかあります。ふとした瞬間にニコッと笑ったり、赤ちゃんの手のひらに指を入れるとギュッと握ったりする可愛い動作は『反射』によるものです。赤ちゃん特有の反射はやがて消えていくものなので、期間限定の動作になります。生まれてから赤ちゃんがするという◎◎反射を、まとめてみました。一瞬しか見られない可愛い動作なので、見逃さないように気にして見て下さいね♡◇モロー反射ちょっとした物音やヒヤッとする感触、眩しい光などに驚き、突然、手足をビクッとさせ、何かに抱きつくような動作のことです。赤ちゃんの意思とは関係なく反応するので、この反射によって寝かしつけに苦労したママも多いのではないでしょうか?息子の場合は、掃除機やテレビの大きな音よりも食器棚を閉める音、新聞紙をめくる音、咳やくしゃみなどのわずかな音によく反応していました。モロー反射は生後すぐから始まり、首が座る頃には見られなくなると言われています。◇吸啜(きゅうてつ)反射目で確認しなくても、口の中に乳首などが入ってくると吸おうとする動作のことです。この反射のおかげで赤ちゃんは、上手にオッパイやミルクを飲むことができるのです。赤ちゃんの上唇に指を近づけると、吸い付くような仕草をするので是非やってみて下さい!◇新生児微笑(エンジェルスマイル)赤ちゃんがふとした瞬間に笑っているように見えたり、眠っているときも嬉しそうな笑顔を見せることがあります。この笑顔は本能による微笑みなので、本当に赤ちゃんが楽しいと思って笑顔を見せているわけではないのです。「お世話をしてね」、「可愛がってね」と周りの大人を釘付けにするための微笑みだと言われています。◇把握反射赤ちゃんの手のひらに大人の指を入れるとギュッと握る動作のことです。新生児期から3ヶ月頃まで見られます。足の指先に触れても手のひらと同様、足の指を折り曲げる動きをします。◇引き起こし反射両手を持ってゆっくりと上体を引き起こすと、首が座ってない赤ちゃんでも、ちょっと頭を引き起こす動きを見せる動作のことです。産後の一ヶ月検診などで、引き起こし反射をされたベビーも多いのでは?◇ハンドリーガード生後2〜3月の赤ちゃんが自分の手を顔の前にかざして、じっと眺めている動作のことです。赤ちゃんが自分の身体を認識し始めたという証拠になります。自分の手をじーっと眺めて、動かしてみたり、舐めたりすることで、手が自分の身体の一部であることを認識していきます。◇足踏み反射生まれたばかりの赤ちゃんの両脇を支えて歩かそうとすると、片足ずつ前に出したり、体を前に倒したりして歩こうとする動作のことです。◇パラシュート反射生後9〜10ヶ月頃を過ぎた頃に、赤ちゃんをうつ伏せの状態で抱き上げ、頭を下にした状態で下降させると、手を広げて身体を支えようとする動作のことです。この反射があることで、姿勢や動作がスムーズになり、転んだときにとっさに手を付いて身体を守ることができるようになります。ほんの一瞬!成長すると見られなくなる反射を楽しんで初めての子育てだとなかなか楽しむ間もなく時間が過ぎていきがちですが、 今だけの可愛い赤ちゃんの動作を見逃さないよう、ぜひ堪能して下さいね♪
2017年08月14日赤ちゃんの肌はデリケートなため、赤ちゃんにふさわしいスキンケアが必要です。ここでは、赤ちゃんのためのスキンケア方法について見てみましょう。赤ちゃんのスキンケアはお尻が大切おむつには、紙おむつと布おむつの2種類があります。清潔を優先したい場合は、使い捨てタイプの紙おむつ、経済的なメリットを考えるなら何度も使える布おむつの選択肢があります。赤ちゃんのお尻は、肌がデリケートなため、紙おむつと布おむつそれぞれのメリット・デメリットを考えながら使うといいでしょう。紙または布おむつは、こまめに交換することが大切です。お尻についた排泄物を洗い流すため、空のペットボトルなどで簡易シャワーを作って、ぬるま湯でやさしく便を洗い流します。ぬるま湯で濡らした脱脂綿などでやさしく押し拭き、汚れを除去した後、新たな脱脂綿で水分を押しながら拭きましょう。便の回数が多いときは、ワセリンやベビーオイルなどを使ってお尻に薄く塗りましょう。便を皮膚に付きにくくするだけでなく、おむつかぶれの予防につながります。乳児に起こる肌トラブルおむつかぶれは、お尻や肛門、性器などに炎症が起きて、その炎症が太ももあたりにまで広がる皮膚疾患です。原因は、尿と便の排泄物、おむつによる蒸れと擦れ、そしてカンジダ菌とよばれる菌の繁殖などが考えられます。尿と便が混ざり合うことで、雑菌や微生物にとって繁殖しやすい環境となり、繁殖の影響で肌に強い刺激を与えることになります。とくに、下痢の場合だと、刺激がさらに強くなるといわれています。おむつによる蒸れは、尿と便に関係なく、赤ちゃんの汗や体温などによって高温多湿状態になり、肌がふやけ、少し刺激しただけでも傷つきやすい状態になります。擦れは、おむつのギャザーによるものと考えられます。おむつのギャザーとは、おむつのウェスト部分と足のつけ根の部分がゴムのように伸び縮みし、尿や便などが外にもれないようにするための重要な役割を持っています。しかし、ギャザーが当たっている部分に擦れが生じ、それが炎症につながる可能性も考えられるでしょう。また、カンジダ菌の繁殖によって炎症が起きることもあります。他の原因によって発生したおむつかぶれと区別するため、「乳児寄生菌性紅斑(にゅうじきせいきんせいこうはん」と呼ばれています。「乳児寄生菌性紅斑」については『乳児の「おむつかぶれ」の原因とケア方法』 (で詳しく解説しています。生後3か月の赤ちゃんのケア生まれてから3か月くらい経過すると、赤ちゃんは母親の女性ホルモンの影響を受けることによって皮脂の分泌が活発になってきます。とくに皮脂の分泌量が多くなるのは、顔と頭の皮膚です。それにともなって現れやすい皮膚症状は、新生児挫創(しんせいじざそう)や頬と身体のかさつき、3か月以下だとアトピー性皮膚炎や乳児湿疹などがあげられます。新生児挫創とは、生まれてから2週間から3か月くらいになると、ニキビのように黄色やピンク色のポツポツとしたものが皮膚に現れるというものです。男の子に多く見られますが、かゆみや痛みの症状がないのが特徴です。赤ちゃん用の石けんなどを使って、患部となるところを丁寧に洗って皮脂の汚れを一掃しましょう。毎日欠かさず行えば、1〜2か月程度で消えてキレイになるでしょう。赤ちゃんのケアは、赤ちゃんの身体を清潔に保つことが第一ですが、衣服などを常に清潔に保つことも大切です。生後4か月の赤ちゃんのケア生まれてから4か月ぐらい経過すると皮脂の分泌量が減り、それにともなって肌が乾燥しやすい「乾燥肌」状態になります。赤ちゃんに対する乾燥の保湿ケアが中心となります。ケア方法は、常に清潔に保つことが第一です。普段どおりのケア方法で問題ないといえますが、ベビーローションやベビーオイルがケアの主役となるでしょう。それらを身体に塗るおすすめのタイミングは、入浴後です。入浴後にベビーオイルなどを塗ると馴染みやすく、また入浴によって潤った皮膚のカバーとなり保湿効果が高まります。乾燥しやすい部位だけを塗るのではなく、全身に塗るようにしましょう。全身の保湿ケアを行うことで、あせもやおむつかぶれの予防につながります。陽射しの強い日に外出する際は、赤ちゃん用の日焼け止めクリームなどを塗りましょう。紫外線は、夏になると量が増え、乾燥肌状態である赤ちゃんにとっては大敵です。日除け機能があるベビーカー、帽子、肌が露出しない衣類などを使って、紫外線対策を行いましょう。ケアのし過ぎには注意赤ちゃんの肌は、大人と違ってデリケートです。清潔に保つことはもちろんですが、ケアのし過ぎはかえって逆効果です。たとえば、便や尿などの排泄物がないにもかかわらず、1日何回もケアしてしまうと、皮膚の皮脂をはぎ取ってしまい、皮膚のバリア機能が低下した状態になります。そうなると、皮膚疾患になりやすい環境につながりやすいため注意しましょう。監修:馬渕知子
2017年05月03日子連れ旅行に人気の旅先、沖縄。赤ちゃんから大人まで、家族みんなが楽しめる手頃なリゾートです。そんな沖縄に魅了され、40回近くも沖縄を旅しているのが、 『子連れで沖縄 旅のアドレス&テクニック117』 の著者でもある島村麻美さんです。5歳と1歳の男の子のママであり、子連れ沖縄旅行も約15回を数える島村さんに、子連れ旅のなかでも、とくにハードルが高く感じる0歳~よちよち歩きくらいまでの赤ちゃん連れ旅行におけるホテルやレストランの選び方を教えてもらいました。島村さんおすすめの沖縄の宿やレストランもあわせてご紹介します!■赤ちゃん連れ旅行のホテルの選び方快適な旅を左右するのがホテル選び。赤ちゃん連れ旅行で宿泊施設を選ぶとき、島村さんが必ずチェックするのは「部屋で靴を脱げるかどうか」と「大浴場や温泉、プールにおむつが取れてない赤ちゃんが入れるかどうか」の2点だそうです。「ハイハイ期やよちよちあんよの赤ちゃんは、土足のお部屋だと過ごしにくいですよね。ベッドの上だと、ずっと見ていなくてはならないので落ち着かないですし、土足の床をハイハイさせるのもなんだか気が引けます。和室はもちろん靴を脱ぎますが、最近は洋室でも玄関で靴を脱ぐタイプのお部屋があるので、予約のとき必ずチェックしています」島村さんが赤ちゃん連れにおすすめする沖縄の宿は、著書でも紹介している「沖縄のひとつ宿tinto*tinto」(今帰仁村)。琉球畳が心地よい空ルームは、赤ちゃん連れにぴったり。小さな宿なので、海まで歩いていけるのもうれしいポイントです。ほかに「カヌチャベイホテル&ヴィラズ」(名護市)などもベビーベッドの貸し出しやおむつやミルクの取り扱いなど、赤ちゃん連れへのサービスが充実していて、快適に過ごせておすすめだそうです。■赤ちゃん連れ旅行のレストランの選び方赤ちゃん連れのレストラン選びで、島村さんがチェックするポイントは、「座敷があるか」または「子ども用の椅子があるか」だそうです。「せっかくの外食でも、テーブル席で赤ちゃんを抱っこしたままの食事では食べた気がしないので、ねんね期はごろんとさせられる座敷がベスト。2歳頃を過ぎてひとりで座って食べられるようになっても、子ども椅子があると安心です。沖縄は子連れを歓迎してくれる飲食店が多く、普段は諦めてしまうようなオシャレなカフェランチやレストランでのディナーも楽しめちゃいます。ちなみに離乳食期は持ち込みOKのお店が多いですが、私は最初に店にひとこと確認してから広げるようにしています」島村さんのおすすめ店は、「リストランテ&エステティックRE」(本部町)。ディナー・ランチ各1組の予約制のレストランなので、赤ちゃん連れでもゆっくりコース料理を楽しめます。手軽な食事なら、靴を脱いで遊べるキッズルームがある和風カフェ「琉京甘味SANS SOUCI(サンスーシィ)」(北中城村)もおすすめです。 ■赤ちゃん連れ旅行のアクティビティや観光はどうする?赤ちゃん連れ旅行では、アクティビティや観光をどうしようか悩むパパママもいるかもしれません。「0~1歳くらいの赤ちゃんは、パパとママと一緒なら子どもはどこだって楽しんでくれると思います。だからこそ、この時期はパパとママがしっかり楽しめて、リフレッシュできる場所を選んでよいと思います。もちろん、夏なら日陰がまったくないところに長時間いるのはかわいそうだし、あちこち連れ回すと赤ちゃんも疲れてしまうので、無理させないようには気をつけています。島村さんが沖縄でぜひチャレンジしてほしいのが、プロのカメラマンに家族写真を撮ってもらう「ロケーションフォト」だそう。沖縄の青い空と海をバックにした写真は家族の大切な思い出になりますね。マリンレジャーなら、濡れずに海をのぞける「海中展望塔」(名護市)も赤ちゃんから楽しめます。『子連れで沖縄 旅のアドレス&テクニック117』には、このほかにも家族にやさしい沖縄の宿・食・観光スポット情報が満載。「子連れでも安心 おすすめビーチ5選」や「レストランの卵&乳アレルギー対応一覧表」など、既存ガイドにはない赤ちゃん連れにうれしい情報が充実。沖縄旅行にぜひ持っていきたい一冊です。 『子連れで沖縄 旅のアドレス&テクニック117』 島村麻美 著/ダイヤモンド・ビッグ社 1,080円(税込)沖縄を愛してやまない著者による実体験で得た“旅のノウハウとおすすめ物件”が117のテーマで掲載されています。話題のLCC活用術から、家族にやさしい宿・食・観光、そしてママにうれしい買い物情報まで――既存ガイドにはない情報が満載の1冊。家族のクチコミも多数掲載!
2017年04月28日物心がつかない子どもの海外旅行は賛否両論。親のエゴという意見もありますが、さまざまな事情で渡航しなければならないこともあります。もし経験させることになれば、どのようなことに注意すればいいのでしょうか。赤ちゃんと海外旅行を楽しんだママたちに、メリット・デメリットを聞いてみました。■現地人の「子どもへのやさしさ」を肌で感じた【Oさんの場合】子どもが6か月のとき、義妹の挙式でハワイへ行ったというOさん。最初は気が進みませんでしたが、実家が飛行機を使うほど離れているので、練習がてら行くことにしたそうです。「飛行機などは義妹が手配してくれたのですが、子どもの分はお金がかからないと聞きました。航空会社にもよるかもしれないけれど、3歳未満はお金がかからないそうで。それを聞いて、今のうちに行っておこうと、翌年も海外旅行へ行きました」子どもは飛行機でほとんど寝ていたそうで、自信をつけたOさんは、1歳のときにはグアムへ、2歳で韓国旅行を楽しんだそうです。「子どもは覚えていないと思うので、親の勝手と言われれたらその通りとしか言えません。でも、各国の子どもに対する反応を肌で学べたのはよかったと思います。ベビーカーを押しているとそれだけで微笑み返してくれたり、ショッピング中も子どもをあやしてくれたりと、日本よりも子どもにやさしい国が多いように感じました」それまでは「自分の子だけで精一杯」という気持ちだったOさんですが、ほかの子にもやさしくしようとする余裕が生まれたそうです。■準備万端で挑むことが、旅を楽しむコツ【Iさんの場合】独身時代から海外旅行が好きだったIさんは、子どもが1歳になる前に海外旅行を経験しています。本当はアジアの遺跡巡りを希望していましたが、子どものことを考えてグアムを選んだそうです。「子どもが一緒の場合は、観光客向けの設備やサービスが充実しているところを選ぶといいと思います。飛行機の乗車時間が短いことも重要。行き先は限定されてしまうけれど、自分ではチョイスしないところへ行けたのは新鮮で、新たな発見がありました」グアムは日本人が多いとはいえ、日本とは勝手が違います。おむつの性能なども違うと聞き、準備や下調べを念入りにしたそう。さらに、病気になったときのことを考えて、留学経験のある友だちに必要なフレーズをまとめてもらったといいます。「0歳児でもパスポートが必要なので、取得する手間など大変なことは多かったけれど、行ってよかったと思います。子どものために我慢ばかりしていたら、いつか爆発してしまうかもしれないし…。もちろん、無理をしないことが前提ですけどね」寒冷地で暮らすIさんですが、グアムの暖かい気候に触れることで「子どもの体が強くなったようにも感じる」とのこと。個人差はあるでしょうが、こうしたメリットもあるようです。旅行だけでなく、急な海外転勤などの可能性もふまえて、乳幼児のときから海外を経験しておくのもひとつの選択肢かもしれませんね。
2017年03月18日赤ちゃん連れでの移動に欠かせないベビーカー。このベビーカー、ただ押しているだけではもったいない!ちょっとした工夫で、押して歩くだけのダイエットアイテムになるんです。■ベビーカーランニングは日本では不向き!?海外ではポピュラーだといわれる「ベビーカーランニング」。その名の通り、赤ちゃんを乗せたベビーカーを押しながらのランニングです。このベビーカーランニングを行うには、ジョギング用のベビーカーが必須。でも、ジョギング用のベビーカーは、衝撃を吸収するためタイヤが大きく、本体もしっかりとしたつくりになっています。ランニングをするには広い場所も必要になるため、公共交通機関の利用が多く道も狭い日本では、少々ハードルが高いかもしれません。いつも使っているベビーカーでも、押し方を工夫すればダイエット効果はぐっと高まります。赤ちゃんとのお散歩やお出かけを、ラクラクダイエットタイムに変えていきましょう。■お腹&下半身痩せに効くベビーカーの押し方ベビーカーを押すときには前かがみにならずに、背筋を伸ばすように意識しましょう。お腹とお尻に力を入れ、視線は前方に向けるようにします。歩くときはやや大股で。親指で地面を蹴るようにして膝を伸ばして進み、かかとから着地します。このとき、お腹に力を入れて、後ろ側の脚もひざを伸ばします。歩くスピードはゆっくりでも、ヒップアップや太もも痩せなど下半身に効き、お腹の引き締めにも効果的。下半身には体の筋肉の半分以上があるといわれており、そこを鍛えることで、全身の代謝アップにもつながります。■止まっているときにもエクササイズ信号待ちなどで止まっているときは、ベビーカーから手を離さずにかかとの上げ下げ運動を。脚の血流を促進して、ふくらはぎのむくみ解消にも役立ちます。注意するのは、脚ではなくお腹とお尻に力を入れること。つま先立ちをするときに脚に力が入りすぎてしまうと、ふくらはぎの外側に力がかかり、かえって脚が太く見えてしまうことがあります。ダイエットをしたくても、子どもが小さいうちはなかなか運動のための時間も取りづらいもの。毎日のベビーカーでのお出かけを賢く利用して、スリムなスタイルを手に入れましょう。
2016年09月09日こんにちは、イラストレーターの栗生です。皆さんは、子連れ外出や外食、どのくらいの頻度でしていますか?初めて赤ちゃんがいる生活を始めた人にとって「赤ちゃん連れでどこまで外食できるか?」というのは、やはり気になるところだと思います。私の場合(というか、生まれたばかりの赤ちゃんと2人きりで生活している人は、だいたいそうだと思いますが)、上の子が生まれてからしばらくは近所に出かけるのも一苦労。赤ちゃんを抱えた身にとって、外食は「できないわけじゃないけれど、ずいぶんとハードルが高い行為」のように思えました。しかし、子どもが1歳を過ぎた今実感していることがあります。それは「低月齢のほうが外食しやすかった」ということ…。1歳児の動きは0歳児に比べて、あまりにも激しく強く、外出・外食はいろんな意味で骨が折れます。かと言ってずっと家にこもっているのも面白くない。というわけで、わが家では自然と1. 子連れがたくさんいるところ、ファミリー向けと謳っている場所に行く2. 混み合う日、時間帯はなるべく避けるこの2点を重視して外出するようになりました。子連れ外出では基本かもしれませんが、たとえ迷惑をかけてしまってもお互い様、と思える人たちと過ごすことで、だいぶ気持ちが楽になります。さらに、お座敷やキッズスペースなど、赤子を下における環境があると、よりストレスフリーに。公園の芝生にシートを敷いて適当なものを食べる、適当ピクニックも楽しいですね。芝生に解き放った赤子がハイハイでウロウロしたり、何か見つけて口に入れようとするのを止めたりするのもまたオツです。赤ちゃんがいる時期ならではの外出・外食、今のうちに堪能しておこうと思います。今日のカルタ「レストランで大暴れ」
2016年07月27日こんにちは。イラストレーターの栗生です。今年もまた暑い季節がやってきましたね。四季の移ろいが早すぎて、爽やかだった5月や6月頃の残像が見えるようです。そういえば去年の夏、赤子はどんなだったかな、何してたっけかなぁとiPadのアルバムを見返したところ、ブレブレの写真が多数。どうやらムチムチボディを躍動させて遊ぶわが子が写っているようです。去年の7月には寝返りをすっかりマスターし、四つんばいの練習に励んだり、腹ばいになって頭と両手足を浮かせてバタバタ羽ばたいていたりしたっけ…。世の中にはこのしぐさ(腹ばいで両手足をバタバタさせる)をする赤ちゃんばかりではなく、うつぶせが嫌いで泣いてしまう子もいると聞きます。長女がまさに「(腹ばいでも手足をバタバタ)しない子」だったので、下の子で初めて目にしたときは「おお、これがうわさの飛行機ブーン!」と身悶え、ひたすら写真に収めまくったのでした。1年前は立つことも座ることもできなかった赤子ですが、1歳5ヶ月の現在は歩くことに夢中です。本人は布団の上で一生懸命羽ばたいていたことなんて、きっと覚えてもいないでしょう。と思うと、なんだかこのしぐさが急に懐かしく思えてきました。またいつかどこかでお目にかかりたいものです。今日のカルタ「両手両足羽ばたかせ」
2016年07月13日家族連れで公園や児童館に来ていても、子どもを放置して全く見ていない親の姿、最近よく見かけますよね。わが子が大声で呼ぼうが泣き喚こうが生返事。視線の先には握りしめたスマホ……いわゆる『スマホネグレクト』 といわれる状態です。このスマホネグレクト、実はとても危険な行為であると警鐘が鳴らされています。“愛着障害”という大きな問題を引き起こし、子どもの健康な成長・発達を妨げるというのです。いったいどういうことなのでしょうか。今回はスマホネグレクトのメカニズムとリスクについて学んでいきましょう。●愛着は赤ちゃんが生き延びるために絶対必要な要素愛着(アタッチメント)とは心理学者のボウルビィが提唱した概念で、子どもと養育者の間に作られる情緒的な結びつきのことを指します。もともと人間の赤ちゃんは、ひとりでは何もできない大変未熟な状態で生まれてきますね。周囲の大人に守られなければ生きていくこともできません。無力な赤ちゃんが生き延びるためには、“愛され、守られる”ことが絶対に必要 です。そこで赤ちゃんは周囲に対してさまざまな働きかけをして、愛着を築きあげようとします。愛着形成は人間が生き残るために生まれつき持っている本能なのです。●正常な自立のためにも、愛着は必要不可欠最初は未熟で守られているだけだった赤ちゃんも、成長するにしたがって少しずつ自立を試みます。養育者から離れ、ひとりで世界を探検しようとするのです。もちろん、最初はうまくいきません。不安になったり寂しくなったりすることはしょっちゅうです。そんなときこそこれまで築き上げてきたアタッチメントの出番。子どもは愛着関係にある相手を呼び、守ってもらおうとします。これは愛着行動 とよばれており、生後6ヶ月からおよそ2歳くらい までの間に盛んに行われます。愛着行動を取って相手がこちらに来てくれればひと安心。子どもはそこで少し休んで自分を励まし、また外の世界を求めに行くことができるのです。このように、愛着が正しく作られていることは子どもが正常に自立するためにも非常に重要な要素となるのです。●スマホに熱中しすぎると愛着行動に気づけなくなる!子どもが取る主な愛着行動としては、・養育者に対して笑いかける・泣き声を上げる・しがみつく・後追いをする・目で追いかけるなどがあります。これらは全て子どもたちの「こっちに来てよ」「助けてよ」といったサイン。スマホネグレクトが問題なのは、この愛着行動を無視してしまうことになりかねない 点なのです。大事な人がスマホばかり見ていて、助けて欲しかったときに助けてくれなかった。こちらを向いて欲しかったのに向いてくれなかった。そういった経験が繰り返されると、子どもはうまくアタッチメントを作り上げることができなくなってしまいます。自分には愛される価値がないと感じるようになり、自己否定感や無力感でいっぱいになってしまう のです。●愛着障害のまま成長すると、自立できない不安定な大人になってしまう愛着が形成されないため、いつまでも安心感が得られず自立心も芽生えません。その結果、大人になっても社会性が非常に未発達だったり、人間関係がうまく作れなかったりします。学校や職場にうまくなじむことができず、引きこもりになってしまう恐れも 。そう、愛着の問題は幼児期だけのものではないのです。これが、スマホネグレクトによる愛着障害の全貌です。どんなに恐ろしいことか、お分かりいただけたでしょうか。●わが子を愛着障害にしないために、いまできることスマホネグレクトによる愛着障害を避けるためにはどうしたらよいでしょうか。スマホを手放してしまえばいいのでしょうが、現代社会では必要不可欠なツールであるためなかなかそうもいかないものです。まずは、スマホを見るのを避ける最低限のポイントを絞りこんでみてはいかがでしょうか。例えば“授乳中はスマホではなく赤ちゃんの目を見つめるようにする”、“寝かしつけは絵本を読み聞かせながら行うようにする”など。短い時間、小さなことからなら取り組みやすい といえます。また、“子どもの声かけにはできるだけ反応すること”も心がけたい点です。たとえ赤ちゃんであっても、自分の出した声に誰が反応してくれているのかはちゃんと理解しています。今すぐに調べなければいけないようなことがあってスマホを見ているようなときは、「ちょっと待ってね。これが終わったら必ずお話を聞くからね」などのように答えるといいでしょう。----------子どもは大好きな相手と思いや経験を共有することで成長していきます。スマホから顔を上げて見ればそこにはきっと、「いっしょに楽しみたい!」とワクワクしている子どもの姿があるはずです。今日、これから、できるところから。かわいいお子さんの健やかな成長のために、ちょっとそのスマホを横においてみませんか?●文/パピマミ編集部
2016年07月06日どうもこんにちは、栗生です。季節の変わり目ゆえか赤子が熱を出してしまい、久しぶりに小児科を受診してきました。小児科に行けば必ずと言っていいほど赤子の泣き叫ぶ声を聞くことになるのですが、我が家の赤子は泣き声が聞こえた途端緊張した面持ちになり、まだ何もされていないのに泣いてしまうこともしばしば。そういえば、産後すぐの赤ちゃんも、ほかの赤ちゃんに共鳴するかのように泣いていた気がします。私が出産した産院では、食事のときはダイニングルームに移動するのですが、そのとき赤子も一緒にベッドに乗せて移動します。ママたちが食事をしている間、壁際にずらりと並んだ新生児たち。そのうち1人が泣き出すと、ほかの子もザワ…ザワ…となり、つられ泣き。最初は「誰かな~」「うちかな~」「新生児の泣き声似てるね~」などと談笑しているのですが、泣きが本格的になってくると、お母さんがたは食事もそこそこに赤子のベッドを押して去っていくのでした。また、上の子が生まれて半年ほど経った頃、赤ちゃんがいる知り合いのお宅にお邪魔したときのこと。赤ちゃんはそれぞれ床に転がったり抱っこされたりして、おとなしくしていたのですが、一緒に写真を撮りましょー!と隣同士に並ばされた途端、片方がヘアー!と大泣き。それを見たもう片方もなんだかわからんがホゲアー!と泣き始め、大人たちはアラアラマアマアと言いながら各自赤子をあやしたのでした。赤ちゃんの泣きの連鎖、面白いですね。今日のカルタ「もらい泣き つられ泣き」
2016年06月08日最近増えている赤ちゃん連れの“おひとりさまパパ。”いわゆるイクメン。抱っこひもで赤ちゃんを抱っこし、スマートにお出かけしている姿に感心しつつも、驚きを隠せない私。そんなパパの生態を探るべく、思い切ってインタビューしてみました!訪ねたのは北区にあるの子どもの絵本屋さん「青猫書房」。9カ月のHちゃんとお出かけ中だった犬塚英貴さんに話を聞きました。定番の抱っこひもに背中には荷物の入ったリュック、なんとも慣れた雰囲気のおひとりさまパパ。育休中のママはその日は勉強会に参加ということで、一人で準備をして外出してきたのだとか。赤ちゃんはとても落ち着いているし、パパもあわてることなく時間をみてはミルクを作って飲ませ、おむつを替えている。その様子から日常的にお世話をしているのが感じられました。妊娠前から家事共有は当たり前共働きの犬塚さん夫婦は、妊娠前から家事を分担してきたそうです。パパの担当は掃除機かけ、洗濯干し、休日は食器洗い。最近はお風呂掃除と入浴後の赤ちゃんのお世話もしているそう。最初に一人で赤ちゃんを連れて出かけたのは、産後3カ月頃。ママに一人の時間をあげるために、近くのスーパーに買い物へ。たとえ30分でも、ママを一人にしてあげたいというパパの気持ちがうれしいですね。後日ママにもインタビューさせてもらうと、「休日はかなり面倒をみてくれています。二人で出かけてくれると家事に専念でき、とても助かります」とのコメントが。双方のお話から、やらせている感・やらされている感が全くなく、夫婦のコミュニケーションもよくとれているのが伝わってきます。大切なのは情報共有とコミュニケーション妊娠の健診も一緒に通った犬塚さん、出産はもちろん立ち会い出産でした。「里帰り出産ではなかったので、産後すぐに自宅で一緒に子育てをスタートできたのも良かったです」と振り返るママ。「夫に当事者意識が生まれたのも、妊娠中の私の変化や不安を共有できたからかもしれません」。産後9カ月になった今も、ワークライフバランスを考える講座やパパ向けのベビーマッサージ講座など、夫婦で積極的に参加しているそうです。それと産前に夫婦でしっかりと話し合い、産後のイメージを共有していたことも大きかったよう。奥さんが妊娠中に読んだ本の1冊に『産褥期』(KADOKAWA吉田紫磨子著)がありました。パパもその本を読み、奥さんが“産後うつ”になってしまわないかと、とても心配したそうです。出産はもちろんですが、産後の女性は肉体的にも精神的にも大変!産んだ直後から休む間もなく育児がスタートします。昼夜を問わない授乳とおむつ交換、そして夜泣き。睡眠も不規則なうえにホルモンバランスはガタガタ・・・このような変化にさらされるママの現実を知ることで、夫婦で同じ方向に向かい、産後の態勢を上手に整えられたのかもしれません。「パパに任せる?」それはちがう・・・かも。「お子さんをパパに任せるコツは?」の質問に、「パパに任せる、任せられるという感覚がちょっと違うかな~」とお二人。「そもそも“任せる”ということは育児が妻主導。二人で子育てしていくと思っているので、私たちにはその感覚はありません」ときっぱり。これには私も驚きました!夫婦関係にもよるのでしょうが、40代の我が家とひと世代違う犬塚夫妻とでは、こんなにも感覚が異なるものなのですね!ママ自身に”任せる感覚がない”のも新たな発見でした。実際、犬塚さんは主体的に子どもの世話や家事に関わっていて、任されている感覚は全くない様子。最近はHちゃんのベビースイミングも楽しんでいるのだとか!頼もしすぎます!!パパ特有のこだわりは妥協して、パパを味方に!育児グッズに関しては、やはりスペックを重視する男性。ベビーカーもパパの希望のものを購入、今はベビーチェアを検討中なのだとか。スペックに関してはそれほど気にしない女性も多いと思いますが、パパがハッピーな気持ちで育児に関わってくれるのならどんなチェアを選んでも許せる気がします。核家族が主流の現代、助け合える最強のパートナーは夫。そのことに改めて気づかされたインタビューとなりました。<文・写真:フリーランス記者林未香>
2016年05月05日こんにちは、イラストレーターの栗生です。何だかあっという間に連休ですね。連休ですが、幼児2人とずっと一緒だと思うと「むしろ連勤だな~」という気持ちになります。体力がゼロにならないよう策を練らないと…。さて、今回の赤ちゃんカルタは「へ」です。赤ちゃんと暮らした経験がある方は聞いたことがあるかもしれません。赤子が漏らす、音とも何ともつかない「へ~」という声を…。実際何割ほどの赤ちゃんがそんな声を出すのかわかりませんが、去年出産を終えた私は、たしかに新生児が「へ~」という音をさせていたのを聞きました。意図していないのにうっかり口から漏れちゃった、みたいな風情と、天上の音曲であるかのような今まで聞いたことのない音色。新生児のたまらん萌えポイントとしてイラストにも描いていたのに、どんな音だったのか、どういう声だったのか、今となってはまったく思い出せないのです。そういえば上の子が産まれたときはどうだったっけ…と記憶をたどってみましたが、「へ~」という声を聞いたかどうかすら思い出せないという…。1年前の私よ、そんなにかわいかったのなら録音しておくべきだったよ! 時が経ってからいつでも思い出せるなんてことなかったよ!今日のカルタ「へ~って言う」
2016年04月27日こんにちは、栗生です。保育園の慣らし保育が終わり、「ようやく仕事ができる~」と思ったのもつかの間、1歳児が熱を出して3日間お休みとなりました。集団生活1年目あるあるですね…(遠い目)。さて、今回の赤ちゃんカルタは「ふ」。寒さの厳しい冬場、手足の先までモッコモコのジャンプスーツを着ている赤ちゃんを見かけることが多くなった気がします(暖かい地域ではそうでもないかもしれません)。このジャンプスーツ姿の赤子の着ぐるみっぽさがたまらなくて、街で赤ちゃんを見かけるたびに、ついつい目で追ってしまうのです。さらに言うと、前向きタイプの抱っこ紐にモコモコ赤子をインした親御さんがこっちに歩いてくるとき。あれ、どうしても目がそらせなくて5秒間ほど見つめてしまうことがあります。見知らぬファミリーをガン見するとは大変失礼なことと存じ上げているのですが、モッコモコのかわいい赤ちゃんを、見るなと言うほうが無理なのです。ところで、防寒着以上に強力なぬいぐるみ感を放っているのがベビー向けの仮装用衣装。去年のハロウィンはなんとなくスルーしてしまいましたが、後からテンション高めの衣装を着せられた赤ちゃんの画像を検索しては身悶えている始末です。親のエゴと言われようともかわいいものはかわいいのです。今年は何か着せてみようかな…。今日のカルタ「冬はぬいぐるみ化する」
2016年04月20日気圧の変化にぐずり、飽きてはぐずり…と、飛行機の機内は赤ちゃんにとって超ぐずぐずスポット。目的地に着くまでにヘトヘトになるパパ・ママも多いようです。そこで、赤ちゃん連れで飛行機に乗った経験のある先輩ママの意見を参考に、飛行機の旅を少しでも楽しくするためのコツを紹介します。■快適な旅への工夫は、予約時からはじまっている国内線では3歳未満子どもは、膝の上に抱っこすることで同伴者1名につき子ども1名が無料となります。ベビーベッド(バシネット)を使用したいという場合は、電話で別途問い合わせが必要です。ただし、機体によっては準備がなかったり、台数に制限があったりするので、必ず希望が通るわけではありません。バシネットを使わず、抱っこして機内で過ごすという場合は、比較的人が少ない、機内後方の座席がおすすめです。後方の座席はトイレにも近いので、オムツ替えにも便利です。また、フライトの時間帯で言えば、お昼寝と重なる時間のフライトを取ることができると、機内で赤ちゃんが寝てくれることが多いので、少しは気が楽かもしれません。■当日、チェックインはカウンターで搭乗手続きは、自動チェックイン機を使わず、スタッフのいるカウンターで行うとよいでしょう。チェックイン時には、大体ほとんどの座席が確定しています。赤ちゃん連れで隣の席に知らない人がいると、なかなか気まずいこともあるもの。カウンターでチェックインすると、スタッフに「隣が空席の席があれば、変えてもらえますか? できれば後方でお願いします」とリクエストすることができます。主要な航空会社ではベビーカーが用意されており、赤ちゃん連れなら大抵の場合、借りられます。ベビーカーがあると搭乗口まで乗せて行けるので楽々です。到着地の空港でも手配してもらえる場合があるので、こちらもチェックインの際、スタッフにだめもとで聞いてみましょう。■搭乗前にはオムツ替えを済ませて搭乗前には必ずオムツを替えておきましょう。授乳に関しては、機内で寝てくれそうなタイミングであれば、搭乗前に授乳してOKです。しかし、離陸時の気圧の変化で耳が痛くなるのを防ぐため、耳抜きのための授乳が必要な場合は、授乳を離陸時に合わせるため、あえて搭乗前は控えるのがよいでしょう。また、キッズスペースなどがあれば遊ばせて疲れさせておきましょう。機内では疲れてお昼寝というのがベストです。空港によっては、出発ロビー内にもキッズスペースがあるところもあります。事前に調べておきましょう。まだ走り回れない赤ちゃんでも、子どもたちに囲まれているうちに疲れて、機内では熟睡してくれる…かもしれません。 ■いよいよ機内へ、優先搭乗はしなくてもOK赤ちゃん連れの場合、機内に先に案内してもらえる優先搭乗を勧められます。人でごった返す前の機内に優先的に搭乗できるので楽ですが、「あまり前もって座ってしまうと、赤ちゃんが飽きてしまい、逆にぐずってしまう…」という場合は、最後に搭乗しても問題ありません。スタッフが声をかけてくれる場合もありますが、その場合は事情を伝えておきましょう。機内の通路を歩くとき、左右の席に赤ちゃんや荷物が当たってしまうこともあるので、遠慮せず客室乗務員に手伝ってもらってください。また、混雑していてすぐ横の席に人がいるという場合は、枕をもらって間に挟むと少し楽です。授乳時のクッションとしても使えます。■耳抜きや温度調節など、離陸後にも工夫を初めて赤ちゃんを連れて飛行機に乗るときの失敗でよくあるのが、耳抜きのために授乳させようとして、早く授乳し過ぎてしまうこと。耳抜きが必要なのは、飛行機が飛んでからです。滑走路を走っている最中だと、少し早いかもしれません。飛行機が飛び上がるまで我慢させ、耳が痛くなるタイミングでごくっと飲み込んでくれると、うまく耳抜きができます。そのまま寝てくれれば、耳抜きは必要ありませんし、ママも少し安心できますね。狭い機内ではどれだけ赤ちゃんの気分転換ができるかが鍵です。搭乗記念でおもちゃをもらえたりしますが、家から遊び慣れたおもちゃを持参しておきましょう。ただし、下に落とすと拾うのが困難なので、ひもやチェーンでつないでおくなど工夫しておくとよいでしょう。最後に、案外機内は暑いです。温度調整にも気をつけてあげるほか、乾燥しているので水分補給もこまめにしましょう。同行者と一緒に飛行機に乗る場合は多少気が楽ですが、ママだけで赤ちゃんを連れて乗らなければならないことだってあります。つらいときは早目に係員や客室乗務員の方に助けを求めましょう。皆さん、親身になってくれますよ。初めての空の旅が、赤ちゃんにとってもママにとっても、楽しい思い出になるとよいですね。(みさわ<フォークラス>)
2016年04月15日こんにちは、イラストレーターの栗生です。だんだん暖かくなってきて、日中の外出が楽しい季節になってきましたね(スギ林方面から飛んでくる黄色い粉さえなければ、もっと楽しいのですが…)。わが家の赤子は外で過ごすのが好きらしく、保育園のお散歩で公園に行くと、ハイハイで芝生の上を走り回るそうです。広い公園は気持ちがいいものですが、赤ちゃんが好きなのはどちらかというと狭い場所だったりします。家の中でも、30cm四方のおもちゃ箱からおもちゃを投げ出して自分がきっちり収まっていたり、カーテンの陰に隠れたり、家具の隙間に入り込んで棚の中身をぶちまけたりしている姿がよく目撃されています。移動の際も、以前は(なぜだか)ベビーゲートと壁の隙間を通ろうとして挟まり、泣いているということがあったのですが、最近は熟練の域に達した高這い(タカバイ。お尻を高く上げて這うこと)で、椅子の足を華麗に避けつつテーブルの下を移動し、意外な場所から出てきては目的地まで一直線。一家でもっとも無駄のない動線を描けるのは、おそらく赤子でありましょう。今日のカルタ「抜け道を見つけた」
2016年03月09日こんにちは、イラストレーターの栗生です。2月も半ばを過ぎ、寒さの中にもそこはかとなく春の気配が感じられるようになってきました。私は寒がりなのでタイツに靴下とレッグウォーマーをオンした防寒スタイルで過ごしていますが、赤子のほうは移動中に靴下が神隠しにあう事件があまりに多いので、少しの距離であれば裸足のまま移動しています。そんな時に思い出すのが、知人が遭遇した「赤ちゃん、足が冷えてるわよ〜。かわいそう〜」と通りすがりにアドバイスしてくれる見知らぬ人のこと。そういえば赤ちゃんを連れていると、1人のときよりも断然話しかけられる回数が多い気がします。たとえば、抱っこ紐で長女を抱っこしてスーパーで買い物中、「それ(抱っこ紐)、最近みんなしてるけど大丈夫なの? おんぶのほうがいいんじゃない?」と、突然年配の女性(もちろん初対面)に心配されるというケース。話しかけてきたご本人としてはきっと以前から気になることだったのでしょうが、突然のことに私も面食らって、「まぁ、大丈夫だと思います…」としか言えず微妙な空気になったことがありました。もちろん疑問や心配だけでなく、「かわいい~」「何ヵ月?」などと言ってもらえることもたくさんあります。声をかけられるとなんだかんだで自分(と子ども)がこの地域で暮らしているんだなぁと強く感じます。今日のカルタ「通りすがりの人に話しかけられる」
2016年02月17日ハワイまでの飛行時間(フライト)は行きが約6時間半~7時間、帰りは9時間前後かかります。飛行機の中で赤ちゃんが泣いたらどうしよう、と心配ですよね。そこで今回は、赤ちゃん連れで飛行機に乗るときのコツをお伝えします。離着陸時は、おっぱいかミルクを飲ませる飛行機の離着陸時は、気圧が大きく変わるため、耳が痛くなって泣く赤ちゃんがいます。この時、飲み物を飲ませると、自然と耳抜きができます。できるだけ赤ちゃんのお腹がすいた状態にしておき、直前におっぱいかミルクを飲ませるといいですよ。ミルクの場合は、飛行機に乗る前につくっておくことをお忘れなく。念のための予備として、麦茶や果汁なども用意しておくと安心です。国際線は思っているよりも長く滑走路を走ります。「そろそろ離陸かな」と思って母乳をあげ始めたら、飛行機が飛び立つ前に飲み終えられてしまったという失敗も。客室乗務員たちが全員席に着き、機内が暗くなったことを確認してから、飲み物をあげるタイミングを計るとうまくいきます。機内で寝てくれるよう、赤ちゃんを疲れさせておくフライト前にはできるだけ赤ちゃんを寝かせないようにし、空港内のキッズルームなどで遊ばせて疲れさせておきましょう。飛行機に乗って母乳かミルクを飲んだあと、すぐに眠ってくれれば泣かれることもありません。そのために、当日朝からお昼寝や食事のスケジュールを調整しておくとスムーズです。新しいおもちゃとお気に入りのおもちゃを用意しておく赤ちゃんは新しいものが大好き。赤ちゃんが好みそうな新しいおもちゃをあらかじめ用意しておきましょう。ほかの乗客の迷惑にならないよう、音が出ないおもちゃを選んでください。また、赤ちゃん連れの旅行は荷物が多くなりますから、かさばらないおもちゃがオススメです。途中で捨ててもいいような、手作りおもちゃもいいですね。赤ちゃんが落とすと狭い機内で拾うのは大変なので、ホルダーやひもをつけておくといいですよ。筆者の娘は、この日のためにわざわざ買ったおもちゃには見向きもせず、機内のエンターテインメントシステムのリモコンや、配られたお菓子で長い時間遊んでいました。そのほか、意外と遊んでくれたのがシール。はがしたり、貼ったり、夢中になっていました。フライトでデジタルツールが大活躍!iPadやiPhone、アンドロイド携帯などの端末で利用できるアプリの中に、音なしで赤ちゃんが楽しめるものがあります。「赤ちゃん アプリ」で検索してみてください。また、航空会社や機体によっては、エンターテインメントシステムの中に赤ちゃん用のプログラム(番組)が用意されていることがあります。筆者が利用したデルタ航空では、大人用のヘッドホンを赤ちゃんもそのまま使えました。赤ちゃんと一緒の長時間フライトに必要なことは、まず何よりも事前の準備!加えて、その場にあるものをうまく利用し、快適な空の旅を楽しんでくださいね。(ライター:佐々木月子)
2015年08月05日楽天はこのほど、旅行予約サイト「楽天トラベル」にて「赤ちゃん連れに人気の温泉地ランキング」を発表した。同ランキングは、2015年1月1日~5月31日の期間の幼児連れ宿泊実績(人・泊数)をもとに算出された。1位は「那須温泉」(栃木県)となった。那須温泉は那須高原にあるリゾート温泉地で、豊かな自然を残しており、動物園・牧場・遊園地など子どもと楽しめるスポットが多いのが特徴となっている。2位となったのは、日本三大温泉地の1つである「白浜温泉」(和歌山県)。レジャースポット「アドベンチャーワールド」にて双子のパンダの赤ちゃんが2014年2月に生まれたことで、家族連れに人気が高まっているとのこと。3位には「別府温泉」(大分県)がランクイン。泉質の異なる8つの温泉地からなる「別府八湯」では湯めぐりを楽しめるほか、水族館「うみたまご」や、「アフリカンサファリ」「ハーモニーランド」などのレジャースポットもあり、旅行プランが立てやすいのも特徴となっている。各温泉地の詳細は、楽天トラベル公式サイトにて。なお、1位から10位までのランキングは以下の通り。「赤ちゃん連れに人気の温泉地ランキング」1位)「那須温泉」(栃木県)2位)「白浜温泉」(和歌山県)3位)「別府温泉」(大分県)4位)「熱海温泉」(静岡県)5位)「鬼怒川温泉」(栃木県)6位)「越後湯沢温泉」(新潟県)7位)「伊東温泉」(静岡県)8位)「秋保温泉」(宮城県)9位)「草津温泉」(群馬県)10位)「定山渓温泉」(北海道)
2015年07月21日日本からハワイへ行くフライト時間は約6時間半~7時間、帰りは約8~9時間かかります(帰りが長くかかるのは気流の関係です)。長時間、赤ちゃん連れで乗るにはどの航空会社がいいのでしょうか。※ 生後いつから行っていい?(赤ちゃんと一緒のハワイ旅行 Vol.1) 赤ちゃん連れにおすすめ! ハワイのホテルはどこがいい?(赤ちゃんと一緒のハワイ旅行 Vol.2) はこちら。赤ちゃん連れで飛行機に乗る際、チェックしたいポイントは・日本語は通じる? 初めての子連れハワイ旅行なら、日本語が通じるほうが安心です。「ミルクの温度を下げたい」「離乳食の種類を変えてほしい」など細かなリクエストをしたくなることも。・ベビーカーを機内に持ち込める? 航空会社によって、ベビーカーを持ち込める範囲が違います。・チェックインカウンターまで・搭乗口まで・飛行機入り口の扉までの3パターンがあります。ベビーカーを預ける際には、汚れ対策にビニールカバーをかけることをおすすめします。・離乳食(ベビーミール)はある? ほとんどの航空会社に離乳食の用意があります。必要な方は、予約時に伝えておきましょう。・粉ミルクやおむつの用意はある? 用意がある航空会社もありますが、サイズや数に制限があるので、あくまでも緊急用と考えて、自分で持って行くことをおすすめします。・エンターテイメントシステムはある? 帰りは昼便が多いうえ、長時間のフライトになるため、赤ちゃんがあきてぐずりがち。エンターテイメントシステムで、ベビーも楽しめるプログラムがあると助かります。・バシネット(乳児用ベッド)をレンタルできる? 7~9時間のフライトの間、子どもを抱き続けるのは大変。座席の前に取り付けることができる「バシネット」を予約しておきましょう。子連れでハワイ、おすすめの航空会社(エアライン)は現在、日本からハワイ(ホノルル)への直行便がある航空会社は・日本航空(JAL)・全日空(ANA)・デルタ航空・ユナイテッド航空・チャイナエアライン・大韓航空・ハワイアン航空の7社です(2015年6月現在)。そのうち、JALとANA、ハワイアン航空は羽田発の便があります。とくに人気があるのは、やはり日本航空(JAL)と全日空(ANA)。日系航空会社らしい心遣いのあるサービスは、赤ちゃん連れにとって安心&快適です。フラットシートのビジネスクラスなら赤ちゃんもママも快適一部の航空会社のビジネスクラスでは、180度水平になるフルフラットシートを採用しています。傾斜があるリクライニングシートと水平のフルフラットシートでは、足のむくみや疲れ度合いがまったく違います。とくにおすすめは、デルタ航空。完全水平になるシートは、ウェスティンホテルが開発したヘブンリーベッド。まるで空飛ぶホテルのような快適さです。さらに、隣の席から見えにくい半個室(※)なので、赤ちゃんと添い寝はもちろん添え乳もできて便利です。バシネットでは寝てくれない赤ちゃんもいますから、現地ですぐに行動したい方や帰国後すぐに予定がある方は、疲れの少ないフルフラットシートのビジネスクラスを選ぶといいですよ。(※)機体によります。
2015年06月15日赤ちゃんと一緒に行く海外旅行先として人気が高いハワイ。でも、旅先で病気をしたり、飛行機でぐずったりしたらどうしようと心配ごともたくさん。赤ちゃんを連れて行くには、どれくらいの時期からがいいのでしょうか。赤ちゃんが国際線に乗れるのはいつから? 多くの航空会社では、搭乗可能年齢を「生後8日後から」と定めています。ですが、飛行機は急激な気圧の変化がありますし、機内の乾燥や寒さも心配です。里帰りなどで早くから赤ちゃんを飛行機に乗せなくてはいけない場合を除き、ある程度大きくなってから乗せたほうが、赤ちゃんもママも快適ですよね。赤ちゃんとママ、パパ、みんなの快適な時期を見定めて早いご家庭では「首が据わったらOK」と考えて海外旅行に出かけているそうです。筆者のまわりで一番早かったのは「生後5ヵ月の時。母親からの免疫が切れる前がいいと思って。寝返り前だったので、寝返りを打ってベッドから落ちる心配がなくてよかった」というママでした。生後6~7ヵ月に行ったというママたちは「離乳食が1回食のうちがラク」「ベビーカーに乗せやすいので、お座りができたら」「ハイハイをすると動きたがるから、その前に」と考えたそうです。「子どもが歩き回ると大変だから、歩き出す前に」「水遊びを楽しめる月齢になってからがいい」と8ヵ月~1歳頃に行くママもいます。また、「あまり小さな子だと日焼けや病気に対する抵抗力が心配だから、1歳を過ぎてからが安心」「予防接種がひと通り終わってから」という意見もありました。ママによって考え方はいろいろですね。そのほか、休みが取れる時期に、たまたま赤ちゃんの月齢が○ヵ月だった、という事情もあるようです。で、結局、子連れでハワイに行くのはいつがいいの?筆者の周りでは生後7ヵ月以降にハワイデビューというご家庭が多く、筆者自身も子どもが7ヵ月半の時に行きました。離乳食が1回食の時期だったことは確かにラクでした。フリーズドライや瓶詰めの離乳食を持っていったので、2回食や3回食より荷物が少なくてすんだことがよかったです。寝返りやハイハイはしていましたが、ホテルでベビーベッドを借りることができたので問題ありませんでした。ハワイは何歳になってからでも楽しめますから、デビューを急ぐ必要はありません。ただし、飛行機のバシネット(座席に取り付ける乳児用ベッド)は体重10~11kg以下の乳児が対象のことが多いので、早くハワイに行きたい方はお子さんが10~11kgになる前に行くといいですよ。
2015年06月13日大人も子どもも大好きな東京ディズニーランド、子どもが生まれたら連れて行きたいと思っているパパママは、たくさんいることでしょう。そこで今回は、赤ちゃんを初めて東京ディズニーランドに連れて行く時の過ごし方についてお伝えします。■ベビーセンター(授乳室)を拠点に回ろう赤ちゃんは、いつお腹が空いたり、おむつ替えが必要になったりするかわかりません。そうした赤ちゃん連れでも快適に東京ディズニーランドを楽しむには、ベビーセンターへのアクセスを考えて回るのがポイントです。東京ディズニーランドには、ワールドバザール内(トゥモローランド寄りの、モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”の近く)に1つと、トゥーンタウンに1つ、計2つのベビーセンターがあります。(トゥーンタウン・ベビーセンターの利用時間はパーク開演1時間後から閉園1時間前まで。)そこでは、・おむつ交換・粉ミルク、紙おむつ、ベビーフードなどの購入・授乳やお食事、ミルク用のお湯の給湯・ベビーカー用レインカバーなどの購入などができます。赤ちゃん連れの方は、常にこの2ヵ所へのアクセスがしやすい方法で園内を回るとよいでしょう。例として次のようなプランを考えてみました。●朝一番に入園し、まず授乳 ↓●ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション、またはオムニバスなどの乗り物系アトラクションを楽しむ ↓●カントリーベア・シアターや魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ!”などのショー系アトラクションを楽しむ。または、ホーンテッドマンションを楽しんでもOK。 ↓●トゥーンタウン・ベビーセンターで授乳 ↓●トゥーンタウン内のミニーの家やトゥーンパークなどを楽しんで再び授乳 ↓●お昼ごはんを食べて、イッツ・ア・スモールワールドで楽しいひと時 ↓●バズ・ライトイヤーのアストロブラスター、またはプーさんのハニーハントなどのアトラクションを満喫 ↓●ワールドバザールのベビーセンターで授乳 ↓●ワールドバザールでお土産を購入。最後にもう一度ワールドバザールのベビーセンターで授乳し、帰宅2時間おきくらいに授乳が必要な場合は、このように時計回りにパークを回るのがよいでしょう。あくまで一例ですので、赤ちゃんの月齢や体調などに応じて調整してください。おむつ替えだけであれば、女性用トイレとレストランなどの一部の男性用トイレにもおむつ交換台が設置されています。すでに自分で歩けるようになっていて、迷子が心配…という子どものために、ベビーセンターでは迷子シールの配布も無料で行っています。万が一のためにそちらの利用もぜひ!■上の子が一緒の場合は、夫婦交互で並んでアトラクションとショッピング赤ちゃんの上にきょうだいがいる場合、お姉ちゃん、お兄ちゃんはせっかくの東京ディズニーランドを前に、赤ちゃんに合わせる回り方だけでは満足できません。そんな時には、夫婦で分担をして「パパと上の子はアトラクション、ママと赤ちゃんはショッピングや偵察」という戦法を取りましょう。途中でパパとママが交代すれば、ママもアトラクションを楽しむことができますね。夕方になるとショップエリアも混み始めますし、赤ちゃんもいつ限界になってしまうかわかりません。2手に分かれる戦法で、午後の早い時間にはお土産を買っておくことをおすすめします。子どもの年齢によっては、パパとママが交代でアトラクションに乗ることのできる、アトラクションの交代利用システムを使うこともできます。利用したい場合は、アトラクション入り口のキャストの方に尋ねてみましょう。■赤ちゃんも乗れるアトラクションでゆったり楽しむせっかくですから、家族全員で楽しめるアトラクションにも乗ってみましょう。おすすめのアトラクションをいくつか紹介します。・イッツ・ア・スモールワールド並ぶ時間も短く、音楽も踊りもハッピー! 赤ちゃんも一緒に楽しめるアトラクションの王道です。・ホーンテッドマンション暗いのが苦手な赤ちゃんは、最初のうち泣きそうになるかもしれませんが、ハロウィンやクリスマス時期はナイトメアー・ビフォア・クリスマスのキャラクターが彩って、かわいい飾り付けになるため、パパやママと一緒に楽しめるはずです。・オムニバスアンティークなデザインの2階建てバスに乗り、プラザをゆっくり一周します。パークガイドが乗っているので、初めて東京ディズニーランドを訪れるという人でも安心。家族で乗れば一日のプランを練ることができますし、パパがファストパス発券のために奔走している間、ママと赤ちゃんがゆっくり楽しむのもよいでしょう。混雑時期でも、待ち時間は比較的短いことが多いのでおすすめです。今回挙げたアトラクションはごくごく一部ですが、東京ディズニーリゾートには赤ちゃん連れのためのオフィシャルページもあります。ぜひ参考になさってください。 ママとベビー&キッズが、東京ディズニーリゾートを思いっきり楽しむためのお役立ち情報サイト | Disney Mama Style
2014年11月14日子連れ旅は何かと苦労が多いもの。ここでは、新幹線を使った旅行の際に役立つ情報を紹介する。子ども連れでの帰省や旅行時に新幹線を利用すると、ベビーカーの置き場に困ったり、泣き叫ぶ子どもにあせったりと、パパやママはゆっくり読書どころか、食事をとる時間すら取れない……という声も聞く。そこで今回は、鉄道ライターの杉山淳一さんが子連れ旅の際にオススメする「ファミリー車両」について紹介しよう。○「ファミリー車両」の利用「年末年始の帰省時、親子で楽しく新幹線に乗りたい! というファミリーのために、東海道新幹線で『ファミリー車両』が設定されています。混雑した時期に、子ども連れが気兼ねなく乗車できるようにと、子連れ専用車両を設定した旅行商品です。JR東海の関連会社のJR東海ツアーズが『東海道新幹線ファミリー車両で行こう』という商品名で販売しており、出発日は2014年12月20日~2015年1月12日まで、1日に上下1本ずつの新大阪行き『のぞみ』が対象の片道ツアー形式です」。このファミリー車両の特色は、「申し込み人数プラス1席が提供される点です。例えば、ママと幼児が乗車する場合、大人1人、幼児1人分の座席の他にプラス1席、つまり3席使えるわけです。パパとママと乳幼児の組み合わせの場合は、大人2人+幼児で申し込むと4席となります。プラス1席を幼児の1席と合わせれば寝かせられるし、哺乳瓶や離乳食、おやつといったすぐに取り出したい荷物を置くにもちょうどいいですね」。また、同プランでは有料申し込み人数分の1ドリンク引換券も付いてくるのもうれしい。新幹線駅の売店はもちろん、車内販売でも利用でき、荷物が多くなりがちな子連れ旅では助かる特典だ。「幼児にはプラレールシールのプレゼントもあります。車内では乗車記念パネルを使った写真撮影サービスもあり、新幹線の旅の思い出となることでしょう。さらに、12月20日~25日、1月6日~12日に乗車する場合、大阪ATCホールで開催する『プラレール博in大阪』の入場券付(有料乗車人数のみ)。このほか、抽選でプラレールグッズのプレゼント企画も。当選者は50名ですが、ファミリー車両の企画全体の定員を考えれば、当選確率は高いといえますね」。注意したいのは、ファミリー車両の料金と設定列車。こちらの内容は設定日によって変わるので、公式サイトのカレンダーをチェック。すでに受け付けが始まっているので、利用の予定がある場合は早めに申し込もう。注意点としては、最低大人1人+幼児1人で申し込む必要があるという点。6歳未満の幼児も1人分の料金(幼児料金)が必要となる。大人と乳児(0歳児)だけの組み合わせは不可。また、通常の乗車券+特急券の場合は乗り遅れても後続列車の自由席に乗れるが、ファミリー車両はツアー形式となっているため、乗車券ではなく乗車クーポンの提供となる。指定された列車に乗り遅れた場合は他の列車に振り替えできないのでこちらも注意が必要だ。制約も色々とあるが、ファミリー車両は周りの座席も子ども連ればかり。パパ&ママにとっては気楽な旅となることだろう。また、プラス1席のゆとりも何かと役立つ。
2014年11月07日運動会は、子どもの頑張っている姿を見ることができる行事のひとつ。家族総出で観に行きたいものですよね。しかし、まだ小さい赤ちゃんがいるご家庭では、連れて行くべきかどうか迷っている人もいるのでは? たしかに、赤ちゃん連れでの運動会参加は、想像すればするほど大変そうです。そこで今回は、赤ちゃん連れでも運動会を快適に観るため、事前にできることをご紹介します。■授乳とおむつ替えスペースの確認はマスト! 事前準備としてまず行うことは、運動会の数週間前に授乳室やオムツ替えスペースがあるかどうかを、園や学校側に問い合わせておくことです。今は、たいていの園や学校が準備しておいてくれるようですし、なくても事情を話せば空き教室を開放してくれることも多いようです。ただし、それらはあくまで園や学校側の好意なので、「場所を作ってくれて当然」のように期待するのはNGです。もし、スペースがなければ、近所に車を停めておいたり、日傘やケープなどで目隠しをしたりして、おむつ替えや授乳をしましょう。また、ベビーカーを持ち込んでよいかどうか、利用に制限があるかどうかも一緒に確認しておきましょう。■おすすめの持ち物リスト運動会といえば、晴天&日差しがつきもの。そこで、それらの対策グッズを中心に持ち物リストを考えてみました。・帽子、羽織もの、タオル(日よけと砂埃対策に)・飲み物(水分補給に)・保冷剤、うちわ(暑さ対策に。保冷剤はガーゼハンカチやタオルなどで包んでおくのがベターです)・赤ちゃんのお気に入りのおもちゃ・座布団・オムツと着替え一式(天候によって着替えの枚数を調整して)・授乳ケープ・レジャーシート・柔らかいクッション(赤ちゃんを座らせてあげたい時に便利です)・お弁当・おしぼりと消毒シート・赤ちゃん用日焼け止め・虫よけ・カメラ赤ちゃんが小さい場合や暑くてつらい場合は、日陰などに避難しておき、「自分の子どもが出場する競技の時だけ観る」という段取りにしておいてもよいかもしれません。■お弁当作りは、前日にやれるだけのことをやるママにとってもっとも頭を悩ませるのがお弁当作り。大人の分もあり、量が多いのでしり込みするかもしれませんが、基本的にはいつものお弁当と同じです。ただし、当日の朝に全部やろうとせず、おかずの仕込みは前日にして、当日は加熱して詰めるだけにしておきましょう。たとえば、・野菜や肉を切る・常備菜を作る・合わせ調味料を事前に混ぜる・調味液に漬ける・お米は研いで炊飯器のタイマーをかけるなどを前日にしておくと、当日朝は以下の5つだけでお弁当ができますね。・揚げる・焼く・炒める・冷ます・詰める炊きたてごはんがなかなか冷めない時は、ドライヤーの冷風を吹きかけるとあっという間に詰められるくらいまで冷ますことができるのでおすすめです。ちなみに、事前準備のおかげで我が家は当日以下の4つだけ、20分でお弁当が完成しました。(1)常備菜を詰める(2)前日漬けておいた肉を揚げる(3)豆と野菜を炒める(4)ごはんを詰める■作るのが難しい場合は「買う」という選択肢も場合によっては、お弁当を作らずに「買っていく」という選択肢もあります。赤ちゃんにまだ手がかかったり、ママの体力が追いつかなかったりする時は、それでOKです。子どもにとって重要なのはお弁当よりもむしろ、「自分が頑張っている姿を家族が観て応援してくれること」のほうです。家族がゆったり笑っていてくれることが何よりも大切ですよ。運動会前日は準備もあって、ママも緊張すると思いますが、楽しむための一番の準備は「子供と一緒にたっぷり寝て、ママが体調を整えておくこと」です。赤ちゃんのための準備や当日の持ち物、段取りが決まっていれば、万が一寝坊した場合でも、「お弁当は塩にぎりのみ! 夜ごはんで野菜やおかずを食べましょう!」とドーンと構えていれば大丈夫です。運動会はパパやママが試される日ではなく、年に一度のお祭りです。家族で楽しく過ごす日と決めて、上の子の頑張っている姿を応援してあげましょう。
2014年10月05日