みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。今回は実際に募集した義実家トラブルエピソード「どこか冷めている義実家」を漫画にしてご紹介します!どこか冷めている義実家出典:lamireそういえば旦那は…出典:lamire仲はいいみたいだけど…出典:lamire子育てを語る義父だけど…!?出典:lamireなんだか不思議な関係…出典:lamireいかがでしたか?連れ子とはいえ同じ家庭で育った旦那を「子育て」に含めない義父。旦那は特に気にしていないようですが…なんだかモヤモヤしてしまいますよね…。以上、義実家トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。(lamire編集部)(イラスト/annu pompom)"
2022年06月08日大人気マンガシリーズ、今回はNPO法人よつば(@npoyotuba)さんの投稿をご紹介! 「連れ子ありの結婚」です。バツイチの夫と再婚した私…。夫には連れ子が居たのですが、その子が手のかかる子で…!?連れ子がいる夫と結婚。出典:instagram子どもも生まれてますます反抗的に…出典:instagram回答。
2022年03月25日夫と私は年の差が20歳以上もあり、夫はバツイチ子持ちで成人した娘がいます。一緒に暮らしていてもあまり関わらない関係でしたが、私の妊娠・出産を機に距離感が変わってきました。わが子を通して、家族に近付いた連れ子と私の関係についてお伝えしたいと思います。 年の差婚、夫より娘と年が近い私夫とは職場で出会いました。20歳以上離れた年の差と、夫がバツイチ子持ちということから、周りになかなか認めてもらえず交際7年目でやっと結婚。 夫の娘はもう成人していて、特に私がお世話するようなこともなく、家にもあまりいなかったため、顔を合わせるのは朝と夜のあいさつくらいという関係でした。なんだかさみしいと思いつつも、どうしたらいいのかわからず1年が経ったころ、私の妊娠が判明したのです。 妊娠報告するも複雑な様子……妊娠を喜んだと同時に頭をよぎったのは夫の娘のことです。妊娠を報告して怒ってしまったらどうしよう、泣いてしまったらどうしようなど、いろいろと考えてしまい、なかなか言い出せませんでした。結果的には夫が私の妊娠を娘に伝えたところ、少し驚いた顔をして「ふーん」とひと言。 その後、特に触れることもなく、気付けば私の里帰りの時期に。そして迎えた私が実家に帰る前日、「性別どっち? 頑張ってね」と夫の娘が言ってくれて安心しました。それと同時に、娘の葛藤を考えると胸が熱くなる思いでした。 出産後、20歳離れた妹への反応産後1カ月で自宅に戻った当日、夫の娘は玄関で待っていてくれて、赤ちゃんを見て満面の笑顔を浮かべてくれました。それからは家にいることが増え、私の部屋に来て娘をあやしてくれています。 一番うれしかったことは、「この子を私の妹と思っていい?」と言ってくれたことです。「この家で私は他人なんだな……」なんて思ったこともあったので、なんだか私も夫の娘と家族になれたような気がしました。 年が近い分、なかなかうまくいかなかった関係が、出産を機に変わることができました。最初は葛藤もあったとは思いますが、夫の娘と家族を繋いでくれた赤ちゃんに感謝しています。著者:深田ようこ三児の母。夫とは二回り近い年の差婚。子ども服のショップ店員など、結婚するまでは子ども向けの仕事に携わる。現在は芸能や育児に関する記事を中心に執筆中。
2019年10月02日重松清の原作を映画化した『幼な子われらに生まれ』は、DV、離婚同士の再婚、女性のキャリアと出産、育ての親と生みの親といった、日本ではもうめずらしくなくなった社会と家族の問題が絡みあい、もつれあいながら物語が進んでいく。本作でのキーワード“家族”には、さまざまな社会的テーマが内包されている。そのなかで、自分がもっとも強く感じたポイントをひとつあげるとすれば“父の存在”だ。■娘のいるお父さんが、深く肩入れする物語田中麗奈が演じる奈苗は、DV被害に遭い、その夫と離婚後、浅野忠信扮する信と再婚。その奈苗の元夫で暴力を振るった張本人、子どもにも愛情を抱けず家庭に不向きと自分で判断した宮藤官九郎扮する沢田。彼らの実の子で小学6年生という微妙な年ごろを迎えた薫。この家族をとりまくどの登場人物に肩入れするか、もしくはどの問題に興味を抱くかで、まったく違った風景が見えてくる。なかでも浅野忠信が演じる信の在り様は、子どもを持つ父親、もっといえば娘のいる父親こそ感じる部分が多いといっていいかもしれない。彼は普通のサラリーマンで、妻と、小学校6年生の薫とその妹の恵理子と暮らしている。ただ二人の娘は、信の実の子ではなく、妻の連れ子だ。再婚して4年、なんとなく家族関係が築けたころ、奈苗の妊娠が判明。うれしくないことはないが、二人の娘のことを考えると、彼は複雑な気持ちにならざるえない。また、彼には前妻との間にも沙織という娘が。定期的に実の娘と会う機会をもっていることも、連れ子である娘たちへの引け目へとつながっている。だからといって間違ったことを子どもがすれば、きちんとしかるし、注意もする。良き父でありたいとは思いながらも、必要以上に遠慮すれば溝ができることも、愛情も伝わらないことも承知している。子どもへの向き合い方は仕事へのスタンスにも表れ、残業して昇格するより、必要以上に残業をしないで、子どもとの時間に当てるのを選ぶタイプ。実際、彼は降格人事ともいえる出向のうわさ話が出てきたとき、“働けて同じような給与をもらえれば仕事はなんでもいい”と打ち明ける。結果、かなり理不尽な職場へ出向となるが、どこか受け入れているふしがある。良い意味で、自分らしい生き方を模索し、対外的なことや他人の評価といったことはあまり気にしていない。周囲の目はどうでもいい。要は、内情さえよければ問題ないのだ。■頑固オヤジ→ダメオヤジ→そして現代の父親は?これまでの日本のドラマや映画において、この信という人物はきわめて異例といっていい。逆を言えば、これまでのドラマや映画において、彼のような人物が主要キャラクターとして登場することはほとんどなかったのではないだろうか? そういう意味で新鮮味のある父親キャラといえる。ひと昔前、日本の映画やドラマに登場する父親といえば、父の威厳を振りかざす厳格な頑固オヤジが相場だった。しかし時代が平成へと移り始めてからだろうか、その父親像は崩壊し、いわゆるダメオヤジがとってかわった。家庭から疎まれ、子どもに尊敬もされなければ、妻に敬意を払われることも少ない。ほとんど存在感ゼロ。“父の存在”どころか、“父の不在”で語られる作品もめずらしくなかった。そして、こうしたステレオタイプな父親像がいまだ多く現代の映画やドラマには登場する。ただ「自分の周囲」に限っていえば、自身が子を持つ父としていろいろな親御さんと出会う中で、こうした映画に多く登場するようなお父さんに出会ったためしがない。はっきり言ってしまえば、映画やドラマに登場する父親は、フィクションということでは片づけられないぐらい、現実からかなりかけ離れている気がしてならない。対して、この信という人物はどうか? この信という人物を前にしたとき、自分の皮膚感覚で日々体感している“いまどきのお父さん”に彼はかなり近い。自分の周囲にいても不思議ではないと思えるほど、身近な存在に感じられる。そういう意味で、“自分の代弁者がようやく登場した”と共感を覚えるお父さんは、私以外にも多いのではないだろうか?■ヒーローじゃない。でもいまの父親に求められていること昔の父親とは違って、いまの父親は子どもにも関心があって、女性が働くことも異論はなく、自分なりのワークスタイルも確立している。そして信と同じように、それでも家庭生活は順風満帆とはいえず、悩みは尽きない。年ごろを迎えた、奈苗の連れ子、薫にはある日突然、話すことさえ拒まれ、“ほんとうのお父さんに会わせろ”と言い放たれる。“自分はほんとうの父親になれないのか”という事態に直面し、心が揺らぐ。一方で、実の娘である沙織がすでに自分の手から離れている現実を目の当たりにすると、どこか一抹の哀しみを感じる。そうした事態に直面し、信は子どもとの関係、妻のとの関係、家庭の問題を、やりきれない気持ちを抑えられずに試行錯誤しながら、解決というよりも、いい着地点を見いだしていく。そんな信の苦悩し、奮闘する姿からは、いまの父親たちに求められていることが浮かび上がっているように思える。たとえば、父親の家庭における役割、親が子どもにしてあげられることなど。ヒーローとは言い難いが、父としてその役割をまっとうしようとする信の姿に、勇気づけられるお父さんはきっと多いに違いない。裏を返せば、お母さんたちにとっては都合のいい話にもみえるかもしれないが(笑)、いまどきの夫が考えていることがつまっている作品となっている。きわめて現代の父親像を描き切った1作であり、とりわけいまを生きるパパたちに感じることが多い作品であることを約束したい。『幼な子われらに生まれ』8月26日(土)、テアトル新宿・シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー公式サイト:
2017年08月24日