作詞や詩、エッセイ、絵本の執筆など多方面で活躍する高橋久美子さんが初の小説集を上梓。『ぐるり』は世代も立場も異なる、時に動植物が主人公となる短編集だ。一人でいても、繋がっている。作詞や随筆で人気の著者の初小説集。「最初はエッセイの連載でしたが、途中で別の人の人生を書きたくなって。編集者に“小説に変えてもいいですか”とお願いしたんです」日常の光景や、ファンタジーやSFなど多彩な内容。実体験に基づいているものもあるようで、「男の子が蟻の王国に行く話は、実際に庭の苔をダンゴムシに食べられて、蟻の王国があればいいのにと思いつき、宮沢賢治の童話風に描いたもの。姉妹と母親のベトナムを旅行する話は、私小説といえるかも」見事なオチのある話もあるが、想像の余地を残す作品も。「サビがどこか分からない話って好きなんです。音楽でも聴けば聴くほど味が出るものを“スルメ曲”と言いますが、何回も読み返せる“スルメ小説”ですよね(笑)」いくつかの短編で登場人物がクロスする。ニヤリとするのは「DJ久保田」の2編。他の話の登場人物たちがゲストで登場したり、番組にメールをよこしたり。「私もラジオのパーソナリティをしていますが、ラジオと小説って相性がいい気がして。ゲストやメールをくれるリスナーって、顔は見えないけれどお互いを知っていて、友達みたいに思えますよね。小説の登場人物たちもそうだなって」どの人物にも愛着がわくのは、著者の優しい眼差しがあるから。「人間観察が好きです。人間のことが、すごく好きなんだと思う。嫌な感じの人がいても嫌と思わず“へえーそんなふうに考えるんやー”と思いながら見てしまう」人に言えない思いや孤独を抱いた人も多い。全体を通し、そんな人たちが隣り合わせだと思わせる。「一人で歩いていても通り過ぎるトラックには乗っている誰かがいるし、一人で部屋にいても外には人の気配がある。地球の上でみんな一緒に暮らしているという感覚があります」そんな思いがタイトルにも滲む。「今はコロナ禍で会えない人も多いけれど、だから一層相手のことを考えたりしますよね。孤独と孤独が繋がって、孤独でなくなればいいなと思っています」『ぐるり』さまざまな世代、立場が見つめる光景を自在に描き出した短編集。連載を楽しみにしていたという奈良美智さんが挿絵を描き下ろしている。筑摩書房1540円たかはし・くみこ作家、詩人、作詞家。さまざまなアーティストへの歌詞提供や翻訳などの創作活動を続ける。主な著書にエッセイ集『いっぴき』『旅を栖とす』、詩画集『今夜凶暴だからわたし』など。※『anan』2021年6月9日号より。写真・中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2021年06月08日・まさにその通りすぎて、テレビ画面の前で大きくうなずいた。・適格な表現すぎて笑った。・もう、そうとしか見えない…!2021年6月8日放送の情報番組『あさイチ』(NHK)で、番組キャスターを務めるお笑いコンビ『博多華丸・大吉』の博多大吉さんの、あるひと言がネット上で話題です。博多大吉、朝ドラ『おかえりモネ』のワンシーンに対して…?話題となっている博多大吉さんの発言は、番組直前に放送されていた、朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK)に対するもの。同日の『おかえりモネ』では、アイドルグループ『King & Prince』の永瀬廉さん演じる及川亮が、昼間から酔いつぶれている父親に肩を貸して歩くシーンが描かれていました。亮の父親を演じるのは、浅野忠信さん。新旧のイケメン2人がともに歩くシーンは視聴者の反響を呼び「かっこいい」「豪華」とのコメントが寄せられました。居酒屋の前で亮と新次に遭遇した耕治。まだ昼間ですが、酔っ払っている様子の新次…。 #おかえりモネ #朝ドラ #内野聖陽 #浅野忠信 #永瀬廉 pic.twitter.com/RCD1dD3tIK — 「おかえりモネ」5/17スタート! (@asadora_nhk) June 8, 2021 視聴者と同様の感想を抱いていた博多大吉さんは、『あさイチ』放送中に、「亮くん親子の男前ぶりもちょっと…」とポツリ。さらに、こうも続けます。舞台が一気に新宿歌舞伎町。もう、かっこよすぎて。あさイチーより引用『おかえりモネ』の舞台は、宮城県気仙沼湾沖の自然豊かな島。しかし、浅野さんと永瀬さんが並ぶだけで、とたんに新宿歌舞伎町のような華やかな雰囲気へと変わってしまったといいます。博多大吉さんの表現に共感する人は多く、その後、ネット上では『新宿歌舞伎町』が一時、トレンド入りしたほどです。登場するだけで視聴者の視線をくぎ付けにした、浅野さんと永瀬さんの親子コンビ。今後のストーリーはもちろんんのこと、イケメン親子からも目が離せません。[文・構成/grape編集部]
2021年06月08日黒島結菜がヒロインを演じる2022年度前期のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で、先の「エール」のロカビリー歌手役も記憶に新しい宮沢氷魚が幼なじみ役に決定、コメントが到着した。タイトルの「ちむどんどん」とは、舞台となる沖縄のことばでチム(肝=心胸・心)が“どんどん”と高鳴る様子を表し、前むきで肯定感に満ちた、わくわく感、という意味合いで沖縄では若者たちまで知られているもの。ふるさと沖縄の料理に夢をかけたヒロインと、支えあう兄妹たち。“朝ドラ”第106作となる本作は、個性豊かな沖縄四兄弟の、本土復帰からの歩みを描く笑って泣ける朗らかな50年の物語。そんな本作で宮沢さんが演じるのは、ヒロイン・比嘉暢子(黒島結菜)の幼なじみで、東京からやってきた青柳和彦。父親の仕事の都合で、子どもの頃に暢子たちの暮らす村に滞在。やや繊細なところがあり、当初は沖縄になじめない気持ちで暮らしていたが、やがて比嘉家の友人となっていく。暢子に再会を約束して、東京に帰っていくが、その後、海外留学を経て新聞記者となり、暢子と東京で再会を果たす、という。2017年に俳優デビューした宮沢さんは、ドラマ「偽装不倫」、映画『騙し絵の牙』などに出演。初主演映画『his』では第45回報知映画賞新人賞、第42回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞など多数受賞した。「BOAT」「豊饒の海」「CITY」「ピサロ」と舞台での活躍も目立ち、2021年秋にはドラマ「ソロモンの偽証」を控える。2020年に放送された「エール」では、ロカビリー歌手・霧島アキラ役で“朝ドラ”に初出演し注目を集めた。沖縄は宮沢さん自身にとっても縁が深い地でもある。「青柳和彦を演じさせていただくと初めて知ったときに、自分にすごく近いものを感じました」と宮沢さん。「僕は生まれがアメリカで、生後すぐに日本での生活が始まりました。幼少期からインターナショナルスクールに通っていたこともあり、近所の子どもたちや、環境に馴染めない経験もあります。新しい環境に馴染む難しさを知っているからこそ和彦の気持ちはとても理解できます」と明かす。「だからこそ自分から何かを発信したいという気持ちもあります。和彦が大人になり新聞記者になったのもそういう想いがあったからだと感じています。過去の自分、そして成長した僕自身を参考することによって、より和彦という人物に深みを生み出せたら」と、思い入れを込めて語っている。連続テレビ小説「ちむどんどん」は2022年春、NHK総合ほかにて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年06月08日「百音の魅力は優しいところだと思います。誰かのために何ができるのかをすごく考えている」癒されるような美しい風景が話題の連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合・月曜〜土曜午前8時ほか)。撮影は昨年9月より行われており、清原果耶さん(19)はヒロイン・百音役に入り込んでいる様子。「最近では選択肢があった場合、百音だったらこっちを選ぶだろうなと直感で迷わず思えるようになりました」百音は宮城県出身で清原さん自身は大阪府出身。方言はやはり「むずかしいです」と話す。「方言指導の先生が『夢に出てくるようになったらそれはなじんでいる証拠だよ』というようなことをおっしゃっていて。でも、一向に夢に出てこないので本当に大丈夫かなと思いつつ……。耳に心地のいい方言がしゃべれていたらいいなという願望はあります」ロケ撮影では天候待ちとなることもしばしば。そんななか、食事の時間が励みになっているとか。「気仙沼ではカツオやカキといった魚介類。ふかひれも食べました。それからタコやワカメも。お刺身もおいしかったです。登米ならお米やうどん、お肉も。すごく食に助けられています。今日の晩ご飯はこれを食べられるから頑張ろう、という感じで撮影したこともありました」そんな清原さんの日常は?お天気別に教えてもらいました。晴れの日の過ごし方は?「まず、部屋の換気をして掃除をして、日なたぼっこをしながら本を読んでいます。最近は外出が難しいですが、(コロナ禍前は)お散歩に行ったりもしていました」雨の日の過ごし方は?「雨の日はカーテンを開けて、本を読んでいます。書いていただけるような私生活を送っていないかも(笑)。あとは掃除したり、映画を見たりとか。何げない日々を過ごしています」
2021年05月28日菅野美穂、高畑充希、尾野真千子が“母”を演じ、子を持つ親なら誰もが直面するであろう問題をリアルに描いた映画『明日の食卓』が、明日5月28日(金)より公開。この度、本作に大島優子が同じく“母”として出演していることが明らかになった。コミカルな演技が話題のドラマ「ネメシス」や、連続テレビ小説「スカーレット」などに出演した大島さんが本作で演じるのは、物語の重要なキーマンとして登場する“第4の母”耀子。大島さんはほぼノーメイクで熱演した。瀬々敬久監督作品へは今回が初となる大島さん。「瀬々監督の作品に参加できる喜び、そしてかつてない緊張感を味わいながらの刺激的な現場でした。三者三様で描かれた母の存在が圧巻で、苦しくなるほどでした。そして“第四の母”として重要な役どころで参加させていただき、とても嬉しかったです」と撮影をふり返っている。また、瀬々監督は「スカーレット」から大島さんに注目していたそう。本作での大島さんについて「後半の物語のカギを握る重要な役どころです。ただ出番はほんのわずか。それでも引き受けて頂けただけで感謝でしたが、現場はもっとスゴかった。あの山本キッドの伝説の1ラウンド4秒KOかのように、僅か数時間の撮影の中で記憶に残る名シーンを演じてくれました。ただ、もしダメだったら映画の成否に関わるような重要なシーンです。それを一気にテンションの高い芝居で上り詰め、風のように去って行った。まるで新しい伝説に立ち会えたような瞬間でした。大島優子、天晴れ!です」と絶賛している。『明日の食卓』は5月28日(金)より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:明日の食卓 2021年5月28日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開(C)2021「明日の食卓」製作委員会
2021年05月27日内野聖陽(52)が愛車の後部座席のドアを開けると、そろそろと降りてきたのは、84歳になる実母だった。かなり足も弱っているのか、杖をついている彼女の腕を内野が優しく支え、ゆっくりゆっくり自宅へといざなっていった。5月17日にスタートしたNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』で、内野はヒロイン・百音(清原果耶)の父・永浦耕治を演じている。NHK関係者は次のように語る。「耕治は若いころはトランペット奏者としてならした男性で、実家の漁業を継がず、地元の銀行に勤めているという設定です。クランクインは昨年9月下旬。当初、清原果耶さんは非常に緊張していたそうです。そんな彼女の悩みや不安を、内野さんが本当のお父さんのように聞いてあげていたのです。ときおり、おやじギャグで清原さんを笑わせたり、現場の共演者たちをリラックスさせたりと、宮城県ロケではムードメーカーを務めていました」そんな内野の新型コロナウイルス感染が発表されたのは5月13日のことだった。「6日に発熱の症状があり、PCR検査で陽性が判明したそうです。幸いなことに『おかえりモネ』の撮影スケジュールにも影響がないことがアナウンスされました」(芸能関係者)さらに18日には内野自身が公式HPで経過についてメッセージを発している。《先日は、コロナ罹患で皆様には大変ご心配をおかけいたしましたが、自宅療養も解除され、日々元気に日常を取り戻しております。健康には自信があったものの、本当に昨今のウイルスは進化しており、感染力の強さ、しぶとさを身をもって実感いたしました》本人が語るように、これまで大病知らずだった内野。役柄によって、自分の体重を自由自在に変化させてきた。■実家の寺を継がなかった内野の“負い目”コロナ感染後も、自宅療養によって回復は順調だったようだが、実は“自分のカラダ”より心配なことがあったという。「80代のお母さんのことです。内野さんが住んでいる一軒家から車で2~3分のところにあるマンションで一人暮らしをされているのです。この数年で急に足が悪くなったそうで、介護も必要な状態になっています。重くてかさばる生活必需品などは、内野さんが運んであげていたようです。コロナ療養でそれもできなくなってしまい、内野さんとしては気が気でなかったのではないでしょうか」(内野を知る舞台関係者)6月までは『おかえりモネ』の撮影スケジュールもなく、“休業中”となっていた内野は自宅療養期間が解除されると、すぐに母のために動きだしたのだ。冒頭のように本誌が内野と母親を目撃したのは、彼が回復のコメントを発表した翌日夜のこと。車で母を自宅に連れてきた内野は“病み上がり”のせいもあるのか憔悴しているようにも見え、食料が入っていると思われるビニール袋を手に提げていた。親子水入らずで夕食をともにした後、内野は母をマンションへと送っていったのだ。車の乗り降りを手伝ったり、腕を貸してともに歩いたりする姿からは、内野の年老いた母への深い愛情といたわりが伝わってきた。「横浜にある曹洞宗の古刹の住職を務めていたお父さんが亡くなったのは’02年ごろです。母一人子一人ですが、内野さんはお母さんに対して“負い目”のような感情を抱いているようです。1つは、孫に会わせてあげられないこと。内野さんのお子さんの親権は’11年に離婚した一路真輝さんが持っています。もう1つは、俳優になるという夢をかなえるために実家のお寺を継がなかったことです」いまや誰もが知る人気俳優となった内野だが、かつて家族はその進路に猛反対していた。’06年に内野は本誌の取材に対して、その心情を明かしている。「跡を継がなかったのは、役者の道を歩みたいからです。もちろん最初に反対はありました。今はすべてきちんと、檀家さんに対しても僕の気持ちをお伝えして、自分の道を行くんだということで、ちゃんとやっております」■交際継続中の年下恋人も介護をサポートだがそのいっぽうで、父の逝去後は親戚が寺を継ぎ、母は住み慣れた “わが家”から出ていかざるをえなかったのだ。「複雑な思いがあったのでしょう。’10年、横浜市内のアパートで暮らしていたという実母は週刊誌の取材に対し、“家庭の事情もあるので、息子の俳優としての成功も喜べない”ということを語っています」(前出・芸能関係者)’11年に内野は個人事務所を設立し、母を代表取締役に据えている。また横浜から呼び寄せ、自宅近所のマンションに住まわせるようになったが、それらも“贖罪”の一環だったに違いない。歩行にも支障をきたすようになってきた母の介護をサポートしてくれているのが、’19年に交際が発覚した女優・小山あずさ(35)。彼女を知る舞台関係者によれば、「頭がよく、所属事務所のHPには首都大学東京大学院在籍時に、“抗菌ペプチド遺伝子の分子進化について研究し、論文を発表”したことも記載されています。最近ではドラマ『24JAPAN』(テレビ朝日系)にも出演しました。趣味は料理で節約家という家庭的な一面を持っています。内野さんもお酒が入って上機嫌のときには、『彼女が作ってくれるごはんがおいしいんだよね』と、のろけることもあるそうです」内野は前出のコロナからの回復メッセージで、次のような一文も掲載している。《罹患でご心配ご迷惑をおかけした分、健康に生きる喜びを込めて、演技者としてまた溌刺と現場で恩返しできたらと思っております》演技者として、そして一人息子として、内野の“恩返し”の日々は続いていく。
2021年05月26日2015年に韓国で放送され大ヒットしたテレビドラマ『彼女はキレイだった』が、日本版としてリメイクされることが決定しました。同作は、冴えない少年時代を経てイケメンエリートに成長した青年と、優等生の美少女から無職の大人になってしまった女性という、真逆の成長を遂げた2人が主人公の恋愛ドラマ。イケメンエリートの長谷部宗介をアイドルグループ『Sexy Zone』の中島健人さんが、輝かしい幼少期から転落した佐藤愛を小芝風花さんが演じます。日本版『彼女はキレイだった』キャストの続報も主人公の1人である長谷部宗介は、幼少期は冴えないいじめられっ子だったものの、大人になった現在は誰もが認めるイケメンで仕事もできるエリートへと成長。幼い時に初めて友達になってくれた佐藤愛は初恋の相手であり、16年ぶりに会う約束をします。しかし、幼い頃は才色兼備の美少女だった愛は、宗介とは対照的に、ルックスも大きく変化し無職という始末。そんな自分に愛は劣等感を抱えており、宗介の初恋相手が自分であることをいいだせずにいました。すれ違う2人の恋愛模様を描いた同作には、テレビドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京系)への出演で一躍知名度がアップした赤楚衛二さんや、連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)などで知られる佐久間由衣さんの出演も決定しています。情報解禁ドラマに #赤楚衛二 さんと #佐久間由衣 さんの出演が決定❗️中島さん・小芝さん・赤楚さん・佐久間さん…4人の恋心が揺れ動く四角関係に‼️/詳しくは公式HPをご覧ください‼️ \ #彼女はキレイだった #かのきれ pic.twitter.com/tEHwZ4VZC4 — 中島健人・小芝風花W主演!彼女はキレイだった【公式】 (@kanokire) May 23, 2021 今をときめく若手俳優たちが集結した日本版『彼女はキレイだった』は、2021年7月からフジテレビ系で放送開始予定です。[文・構成/grape編集部]
2021年05月24日「竹下景子さんにとって『連続テレビ小説』の出演は5本目になります。“ヒロインの祖母役”は、’17年秋から放映された『わろてんか』以来、4年ぶりです」そう語るのはテレビ局関係者。『おかえりモネ』では、ヒロイン・百音の祖母である永浦雅代を演じている竹下景子(67)。「作中ではすでに亡くなっている設定ですが、物語の語り手であり、回想シーンなどにも登場します。竹下さんは23歳のころに大物政治家との鼎談をきっかけに、“お嫁さんにしたい女優ナンバーワン”と言われるようになりました。それから40年あまり、本人も『おばあさん役のオファーが増えています』と、周囲に語っていますが、さしずめ“お祖母さんにしたい女優ナンバーワン”ということでしょうか」(前出・テレビ局関係者)竹下は’84年に写真家・関口照生氏(82)と結婚。’86年には長男・関口まなと(35)、’88年には次男・関口アナン(32・本名アナム)が誕生している。竹下を知る舞台関係者はこう語る。「知人たちには、『まさか息子たちが2人とも俳優になるとは思わなかった』と、語っていました。アナン君は、もともと美術大学の映像学科で学んでいました。ところが在学中に『監督は大変だから俳優になりたい!』と、言い始めたそうです。まなと君は、お父さんの照生さんの“語学は大事”という考えから、中学卒業後、イギリスに単身で留学することになりました」もともとはまったく俳優になる気はなかった長男も、劇作家シェイクスピアに感化され、“俳優の道”に目覚めたという。「まなと君も雑誌の取材に対して、『特に母には“あなたは俳優に向いていないからやめなさい”と、言われた』、と語っていました。デビュー作はハリウッド映画の『47RONIN』、出演時間は10秒ほどでした」竹下の知人は次のように語る。「親子の関係はとても良好です。今年1月に景子さんが『徹子の部屋』に出演したときにも、まなとさん・アナンさん2人ともが、コメントを出していました」まなとは“女優・竹下景子のすごさとは?”という質問にこう答えていた。《いまでも仕事を続けていること。だいたいどの現場でも、母とお仕事された方がいらっしゃること》■「小遣いは月20万円いっちゃうかも」前出の知人が続ける。「まなとさんらしい素直でまっすぐなコメントだな、と思いました。あまり知られていませんが、’19年から’20年にかけて放映された帯ドラマ『やすらぎの刻~道』(テレビ朝日系)には、景子さん・まなとさん・アナンさんの3人がそれぞれ出演しています。景子さんは『徹子の部屋』でも3人で共演できたことを喜んでいました。実は6月には舞台『続・まるは食堂』(東京芸術劇場・シアターウエスト)で景子さんとアナンさんが共演するのです。2人ともそういったことを事前に宣伝に使おうとしないので、もったいない気もしますね」“竹下さんを主演に”という制作サイドのオファーがアナンを通じて伝えられ、彼女が承諾したのだという。「まなとさんはデビューから7年、アナンさんは6年ほどになりますが、まだ“有名俳優”とは言い難いです。景子さんは知人たちにも『今年こそは(息子たちが)売れてほしいです』と、語っています」(前出の知人)母としては息子たちへの金銭的援助もせざるをえないが、そんな関係について’17年には、《竹下景子そうです、あなたは『過保護のケイコ』》といった見出しで週刊誌の記事で報じられたこともあった。アナンの友人は言う。「アナン本人も援助については特に隠しておらず、バラエティ番組で“(小遣いは)月20万円いっちゃうかも”と明かして話題になりました。お兄さんも似たような境遇ですから、きょうだい合わせると40万円ということなのかと思いました。アナンは演技には本当に真摯に取り組んでいます。“自分は舞台に人生をかけている”という意識が強い半面、“売れること”“お金を稼ぐこと”に、あまり興味を示さない傾向があるのも確かです」バラエティ番組での“小遣い20万円発言”から5年。息子たちは2人とも30代になっているが、金銭的援助は続いているのだろうか?前出の知人に聞くと……。「以前はまなとさん、アナンさんは実家暮らしだったのですが、最近、独立して実家を出たのです。景子さんとしても“やるからには中途半端ではなく、きちんと俳優という仕事に向き合ってほしい”と考えていますし、2人が副業をしているという話も聞きません。家賃も必要でしょうし、援助は2人合わせて60万円近くになっているようです。景子さんは楽天的ですから苦にしている様子はありません。しかし息子さんたちと『早く孫の顔を見せて』という話題になったとき、『まだ俳優として食べられないから、結婚はしない!』と、断言されてしまったことは、さすがに残念に思ったようです」“お祖母さんにしたい女優ナンバーワン”が孫を抱く日はいつ訪れるのか。「女性自身」2021年6月1日号 掲載
2021年05月20日NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」でヒロインを演じる清原果耶がキーパーソンを演じる、山崎賢人主演の『夏への扉 ーキミのいる未来へー』。この度、オンライン限定解禁となる特別映像の第1弾として、「時を超える宗一郎編」の映像が解禁となった。LiSAの書き下ろしによる主題歌「サプライズ」が流れる新予告映像が解禁され、公開に向け盛り上がりを見せている本作。SNS上でも「賢人くんの演技力が存分に発揮されるはず!」「ずっとずっと待ちわびていた映画!無事に公開されますように」「もうすぐ!最高のサプライズを待っています」と山崎さんの最新作への期待が高まる中、彼が演じる才能ある科学者・宗一郎を中心に描いた「時を超える宗一郎編」の映像が解禁となった。解禁されている映像では、宗一郎の大切な人である清原さん演じる璃子と仲睦まじく過ごすシーンや、その一方、未来で璃子が亡くなっている事実を知り絶望するシーンなど、宗一郎にとって璃子がいかに大切な存在なのかが伺える。最後には宗一郎の「未来の話をするから、驚かないで聞いてほしい」という続きが気になる台詞で締めくくられている。そして、“時を超えて君を守る”という宗一郎の強い想いは、璃子を救うことができるのか?そして、オンライン限定解禁となる映像はこの後も数本解禁予定となっており、本作をより紐解く映像となっている。『夏への扉 ーキミのいる未来へー』は6月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夏への扉 ーキミのいる未来へー 2021年6月25日より全国にて公開©2021「夏への扉」製作委員会
2021年05月17日NHK連続テレビ小説『おちょやん』が2021年5月15日に最終回を迎えました。新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年11月30日から放送が始まった『おちょやん』。昭和の俳優、浪花千栄子さんの人生をモデルに、大阪の南河内の貧しい家に生まれた少女が、俳優の道を目指す物語でした。ヒロインは、俳優の杉咲花さん。竹井千代役を演じ終え、動画でコメントが公開されました。【動画あります】 #おちょやん のヒロイン・竹井千代を演じ終えた #杉咲花 さんから皆さんへのメッセージです pic.twitter.com/Zr8b34F4PY — 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) May 13, 2021 「視聴者からの声援のおかげで、最後まで放送できた」と感謝の言葉を述べた杉咲さん。また、自身のInstagramではこれまでの撮影を振り返りました。はじめての場所に飛び込むのは怖いことだけど、それを経験できたときにやっと自分の未熟さを知れるし、次に進むためのヒントをもらえる。できなかったことができるようになったりもして、少しだけ自信を持てたりもする!シンプルなことだけど、心からそう感じることのできた日々でした。hanasugisakiーより引用杉咲さんは、朝ドラの現場でさまざまな経験を積んだのでしょう。「たまらない時間だった」と、コメントしました。そして本番中、これまでほんの数回だけ出会えたことのあった奇跡のような瞬間に、おちょやんの現場では何十回と出会うことができました。自分でも信じられないほどすごい時間だったけど、それはきっと朝ドラという大変に長く特殊で特別な環境と、おちょやんに携わったみんな、観てくださった方々の愛と熱量が生み出した賜物だったのではないかなと思います。本当に、たまらない時間でした。hanasugisakiーより引用そして、『おちょやん』の放送が終わるのを機に、Instagramを閉じることを発表。ファンからは、「お疲れ様でした」「素敵な朝をありがとう」などのコメントが寄せられています。清原果耶がヒロインの『おかえりモネ』2021年5月17日から始まる連続テレビ小説は、『おかえりモネ』。ヒロインは、俳優の清原果耶さんです。清原さんは、自身のブログで放送開始日の前日に「そわそわが止まらない」と緊張していることを吐露。どうしよう!ってよく分からなくなるくらいにそわそわが止まらない日曜日は19年目にして初めてで朝からずっとそわそわそわそわの正体は紛れもなく明日から「おかえりモネ」が放送されるから、なのですがそわそわし過ぎて台詞が入らない。(笑)清原果耶 公式ブログーより引用「前を向くきっかけを持ってもってえるような、そんなドラマになっていたらいいなと思います」と意気込みをつづっていました。『おかえりモネ』の舞台は、2014年・春の宮城県からです。気仙沼市の離島で育った、清原さん演じるヒロインの永浦百音が気象予報の仕事を通して、人々に幸せな未来を届けていく物語。主題歌を担当するのは、人気ロックバンド『BUMP OF CHICKEN』です。また、語りは百音の祖母役を務める俳優の竹下景子さん。杉咲さんからバトンを引き継いだ清原さんが、ドラマでさわやかな朝を届けてくれるでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年05月16日今冬に公開予定の映画『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』で、杉咲花(23)がヒロインとなる弁護士役を演じると発表された。松本潤(37)主演で、逆転不可能といわれる刑事事件に挑む人気ドラマシリーズが映画化される。4月14日に、連続テレビ小説『おちょやん』をクランクアップした杉咲。各メディアによると朝ドラ以来、彼女にとって新たな作品への挑戦になるという。公式サイトを通じて、杉咲は「もともと拝見していた好きな作品で、私も現場に参加してみたいなという思いがあったので今回お話をいただけてすごく嬉しかったです。何年もかけて過ごされてきたチームの中に参加する緊張感もありますが、『99.9』という作品のテンポ感や温度感を自分なりに汲み取って、楽しみながら頑張りたいと思います」と意欲。続けて「撮影現場では監督や松本さん、香川さんを筆頭に、どうしたらもっと面白くなるか?とアイデアが次から次へと生まれていくのがすごく新鮮です。面白いシーンばかりで、次の展開がはやく観たくなるような作品になっていると思いますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです」と呼びかけている。’16年4月から放送スタートした、『99.9-刑事専門弁護士』シリーズ(TBS系)。初回放送から約5年が経つが、松本はチームの座長として信頼が寄せられている。「松本さんは、座長としての自覚を強く持っている方です。ドラマ撮影にあたっては弁護士の後援会の記録を読み、裁判員制度を学ぶなどして知識を深めていました。’18年1月に放送された『SEASON II』の撮影期間には、正月休みでも自ら共演者に呼び掛けて台本の読み合わせを行ったといいます。メインキャストの香川照之さん(55)からは『親友』と呼ばれるほど、全幅の信頼が置かれています。前作からのブランクを感じさせないほど、現場の雰囲気は和気あいあいとしています」(ドラマ関係者)■差し入れで杉咲を激励本シリーズ初参加となる杉咲だが、松本とは過去に“共演歴”もある。杉咲が主演を務めた’18年4月放送の『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)に、『花より男子』シリーズで道明寺司役を演じた松本が登場。第1話のみの友情出演だった松本だが、そこで杉咲との信頼関係を築いていたようだ。「松本さんの登場は回想シーンで、杉咲さんとの掛け合いはありませんでした。いっぽうで松本さんは、マグロや鶏肉、玄米ご飯といった栄養たっぷりな食事をケータリングとして差し入れたのです。ロケ弁は脂っこいメニューも多いため、スタッフやキャストたちの健康を気遣ったそうです。そんな松本さんは本ドラマの打ち上げにもサプライズ参加し、スタッフやキャストを激励したといいます。松本さんの粋な心遣いに、杉咲さんは感動したそうです。『99.9』は松本さん筆頭にチームワークの取れた現場なので、杉咲さんも安心して撮影に挑めることでしょう」(テレビ局関係者)Twitterでは、杉咲と松本のタッグを喜ぶ声が広がっている。《え、あ、あ。あ、気づかなかったけど松潤と花ちゃん共演でしょ?道明寺と音ちゃんじゃん!!!!!》《花ちゃんが新しいヒロイン!!「花のち晴れ」の時からずっっと大好きだから、99.9で松潤とのタッグは嬉しすぎる!!楽しみ》
2021年05月12日松坂桃李(32)主演の『あのときキスしておけば』(テレビ朝日系)で、ヒロイン役を熱演している井浦新(46)。その“憑依ぶり”が話題だ。本ドラマはNHK連続テレビ小説『ふたりっ子』や『家売るオンナ』シリーズ(日本テレビ系)、『恋する母たち』(TBS系)といった話題作を手掛けてきた脚本家・大石静氏のオリジナルストーリー。麻生久美子(42)演じる人気漫画家・唯月巴の作品に夢中な青年・桃地のぞむ(松坂桃李)は、ひょんなことから巴の身の回りを世話するアルバイトになる。ある時、巴と桃地の搭乗した飛行機が事故に遭ってしまう。巴の死亡が確認されたいっぽう、彼女の魂が同乗していた清掃員のオジサン(井浦新)に憑依してしまったのだ。「井浦さんは“オジ巴”として、第2話まで麻生さんが演じていた大胆な女性役を見事に体現しています。松坂さんとの“胸キュン”な掛け合いは、視聴者の間で大好評です。井浦さんは麻生さんと『2人1役』を担っていますが、お二人はこれまでも共演経験がありました。井浦さんは今回を機に、麻生さんのクセや話し方を研究。“共演者を目標にする”という未知の領域を楽しんでいるといいます。最近では『こんな表情したらどうなるかな?』など積極的に取り組んでいるそうで、麻生さんとは演技の“パス合戦”になっているそうです」(テレビ局関係者)■「天国と地獄」の高橋一生を彷彿させる井浦が顔全体を涙で濡らしたり、大声で「ママ〜!!!」と叫んだりする喜怒哀楽の表現は「麻生久美子にしか見えない」とSNSで大反響。そんな井浦の演技は、前クールで人気を博した『天国と地獄〜サイコな2人〜』(TBS系)で綾瀬はるか(36)との“入れ替わり”を好演した高橋一生(40)を「彷彿させる」といった声も上がっている。《井浦新の麻生久美子を見て、高橋一生の綾瀬はるかを思い出します》《『天国と地獄』での綾瀬はるかと高橋一生の「演技力モンスター」ぶりもすごかったけど、井浦新もすごい》《入れ替わりものって演技力が相当ないといけない気がするけど高橋一生さんや井浦新さんは流石だなぁ》今クールにもラインナップされた“入れ替わりドラマ”。その注目度が高いのは、理由があるようだ。「過去にも’03年『ぼくの魔法使い』(日本テレビ系)や’07年『パパとムスメの7日間』(TBS系)、’15年『民王』(テレビ朝日系)といったドラマが生み出されました。入れ替わった両者の立場が大きく異なるほど、インパクトの強いドラマとなります。『あのキス』の脚本を書いた大石さんは、連続ドラマの醍醐味を『結末に向かう展開への期待』と語っています。複数人の人生が交差する“入れ替わり”は、演出プランを膨らませやすく、連続ドラマとの親和性が高いといいます。最近では、漫画などを原作としたドラマが増加傾向にあります。『天国と地獄』もそうでしたが、結末がわからないオリジナルストーリーはそういったドラマとの差別化を図りやすいでしょう。予測がつかない展開に、視聴者間で考察が広がるなど興味を増す要素になっているのです」(テレビ誌ライター)先の見えない展開に、“オジ巴”はどうなっていくのだろうか?視聴者の期待が膨らむばかりだ。
2021年05月11日7月のTBS新火曜ドラマは、二階堂ふみが主演する新感覚ラブコメディ「プロミス・シンデレラ」を放送することが決定。TBSのドラマに主演するのは今回が初となる。本作は、夫から一方的に離婚を告げられ、無一文、無職、宿無しになった人生崖っぷちのアラサーバツイチ女性が、お金持ちで性格のすこぶる悪い男子高校生に目をつけられ、お金と人生を賭けた“リアル人生ゲーム”を繰り広げていく物語。最悪の出会いを果たした2人が、互いの利害関係からゲームという形を通して、やがて強く惹かれ合っていく斬新で壮大なラブストーリーとなっている本作。連続テレビ小説「エール」で演じた主人公の妻役が記憶に新しい二階堂さんが演じるのは、男子高校生がサイコロを転がして出たお題を、自身の信念を貫くやり方でクリアしていく崖っぷち主人公・桂木早梅。本作は「マンガワン」にて連載中の同名漫画が原作となっており、オファー前から本作を読んでいたという二階堂さんは「とあるお仕事の現場で、楽屋に戻ると原作本が置いてあって、『私の好きな漫画だ!』と言ったら、マネージャーさんから、実はドラマのお話が来ているんですと(笑)。両手をあげて喜んだ記憶があります」とふり返り、「私が演じる主人公の早梅は、まっすぐな強さの中に弱さも持ち合わせていて、そのギャップがとても魅力的なキャラクターです。主人公とは実年齢が同じということもあって、これからの人生をどう生きていくのかという悩みや葛藤など、 等身大で演じることができればと思いますし、キャストやスタッフの方々と一緒にこのドラマを素晴らしいものにできたらと思っています」と意気込む。そして原作者の橘オレコは「脚本を読ませていただき、自分の描いた漫画がここまで面白くなるのかと感動しています」と絶賛し、「ワクワクしながら一視聴者として放送日を心待ちにしています!」と放送に期待を寄せた。新火曜ドラマ「プロミス・シンデレラ」は7月、毎週火曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年05月09日来週、いよいよ最終回を迎える「おちょやん」と、もうすぐスタートする「おかえりモネ」でそれぞれヒロインを務める杉咲花と清原果耶が登場した、連続テレビ小説バトンタッチセレモニーが本日5月6日(木)午前に行われた。「おちょやん」のヒロイン・竹井千代を演じた杉咲さんが、「おかえりモネ」のスタジオ(渋谷・放送センター)を訪れた今回。本日のセットは、東京・汐見湯 コミュニティスペース。気象予報士として働くために東京にやってきた百音(清原さん)が暮らす銭湯兼シェアハウスだ。撮影をふり返り「とても楽しかったです」と語った杉咲さんは「俳優としても、1人の人間としても成長できた気がしていて、一生の宝物になる作品に携わらせていただけたことを、幸せに思います」と改めて思いを語る。一方、清原さんは「いま、まさにモネとして突っ走っている真っ最中です。昨年9月末にクランクインしてからあっという間に7か月経って、キャスト、監督、スタッフの皆さんとわいわいしながら撮影できているので、毎日撮影に来るのが楽しいです!」と順調に撮影が行われていることを報告。また、恒例のプレゼント交換も行われ、杉咲さんからは「おかえりモネ」特製デザインの“のれん”が、清原さんからは宮城県登米市の木工職人による手作りのお盆が贈られた。のれんが大好きだという清原さんは「『おちょやん』と『おかえりモネ』の作品の世界観が素敵に組み合わさっていてとても嬉しいです。さっそく飾りたいです!」と喜び、手料理に興味がでてきたと話す杉咲さんは「お盆があるだけで食卓が豊かになるなと思っていたので、すごく嬉しいです。大事に使います!」とコメントした。大阪・道頓堀を舞台に、そこに生きる人々の泣き笑いの物語を描く「おちょやん」は、5月15日(土)まで放送が続く。最終週のみどころについて杉咲さんは「千代は本当に壮絶な経験をしながらも負けずに生き抜いてきた女性ですが、そのなかで出会えたたくさんの家族とどう進んでいくのか。そして、離縁した一平との関係性が今後どのように変化していくのか、見届けていただけたらと思います」とアピールし、心の温まる最終回になっていると説明。そして、5月17日(月)から始まる連続テレビ小説第104作「おかえりモネ」は、宮城県・気仙沼に生まれ育ち、登米で青春を送るヒロイン・永浦百音が、“気象予報”という仕事を通じて人々に幸せな未来を届けていく希望の物語。清原さんは「百音が生きていく中で出会う人々との関係性や、百音自身の成長に注目して見ていただければ、ドラマを楽しんでいただけるのかなと思います」と見どころを話している。連続テレビ小説「おちょやん」は放送中。連続テレビ小説「おかえりモネ」は5月17日(月)より放送開始。毎週月~土曜日8時~NHK総合、7時30分~BSプレミアム・BS4Kにて※土曜は1週間をふり返り(cinemacafe.net)
2021年05月06日女優の明日海りおが、ミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』に主演することが5日、明らかになった。同作は福山庸治による同名コミックスを原作としたミュージカル。「モーツァルトが実は女だった」という設定で、天から与えられた音楽の才能に恵まれ常にその喜びに溢れていたモーツァルトが、父を愛しながらも男として育てられたことへの葛藤、偽って結婚した妻との関係、そして本来の自分の姿に悩みながらも、音楽と共に生きる決意をし、音楽と共に果てていく一生をドラマティックに描き出す。日本オリジナルミュージカルを牽引してきた音楽座を代表する名作で、1991年に初演されこれまで幾度も上演されてきた。モーツァルトの楽曲が使用されているのはもとより、小室哲哉が音楽を担当していることでも大きな話題を呼んだ。初演から30年が経つ本年、東宝製作により新たな『マドモアゼル・モーツァルト』が誕生。女として生まれながら音楽の才能を活かすために男として育てられたモーツァルトを明日海が演じる。宝塚歌劇団でトップスターを務め、退団後は連続テレビ小説『おちょやん』、ドラマ『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―』『コントが始まる』など話題作に次々と出演する明日海が、退団後初のオリジナルミュージカルに挑む。モーツァルトを敵視しながらも惹かれるサリエリ役には、話題作に次々と出演し確かな歌唱力と美しい立ち姿で観客を惹きつける実力派のミュージカル俳優・平方元基、俳優・劇場支配人・脚本家など多彩な面を持つモーツァルトの友・シカネーダー役には、音楽活動のみならず近年は幅広い舞台でも活躍するLeadの古屋敬多が決定した。公演は東京建物 Brillia ホールにて、10月10日〜31日。○明日海りおコメント音楽座作品は、昨年『シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)まで飛んだ』を知って大変興味がありましたので、お話しをいただいて嬉しく思っております。今作では、ヴォルフガング・モーツァルト、男として育てられたエリーザを演じます。私の場合は宝塚時代に、葛藤などなしに好き好んで男役を演じておりましたので、その経験が生かされるかと言うと、少し違うかもしれませんが、ただ、エリーザが、初めてドレスに身を包む時の恥じらいや、女性として扱われた時に目に映る景色は、きっと誰よりもリアルに、自身とリンクして演じられるのではないかと、楽しみにしております。この作品以外にも、ミュージカル等で様々な描かれ方のある、モーツァルト。彼と彼が魂を捧げた音楽、彼とそれぞれ登場人物、ピュアでありながら壮絶な関係性を、歌に、お芝居に乗せてお届けできたらと思います。私にとりましては、難関への挑戦が目白押しになりそうですが、どうぞご期待下さいませ。
2021年05月05日2021年4月29日、俳優の河野洋一郎さんが肝硬変で亡くなっていたことが分かりました。60歳でした。河野さんが所属する劇団『南河内万歳一座』の公式ウェブサイトはこのように報告。どうしようもない無念です。河野洋一郎君が、先週の土曜日に亡くなられました。昨年の12月、肝臓を患い一週間の加療と検査を行ったと本人から連絡がありました。その後、治療と静養に専念しておりましたが、先週の土曜日、4月24日に肝硬変で救急搬送先の病院で、その日のうちに亡くなられたそうです。御家族の話しでは、苦しむことなく、安らかな最後であったそうです。葬儀は、新型ウィルスの状況下でもあり、すでに御家族で済まされております。南河内万歳一座ーより引用【南河内万歳一座】 スクリーンショット河野さんは舞台で活躍するほか、NHK連続テレビ小説『すずらん』や大河ドラマ『武蔵MUSASHI』をはじめ、テレビドラマ『半沢直樹』(TBS系)、『HERO』(フジテレビ系)などの作品にも出演していました。ファンからは「ジローさん」の愛称で親しまれた、河野さん。突然の訃報に、ネット上では悲しみの声が相次いでいます。・そんな…早すぎる。優しくてかっこいいジローさんが大好きでした。・僕の大好きな役者さんでした。どうか安らかに。・ショックです。舞台上の、クールでひょうひょうとしたジローさんをもっと見たかった。舞台やテレビドラマなどで活躍した河野さん。心からご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2021年04月29日現在放送中の連続テレビ小説「おちょやん」が、昨日4月14日(水)に撮影終了したことが明らかに。ヒロイン千代を演じきった杉咲花は「いまの自分にできることは精いっぱいやりきれたのではないかと思うと、感無量です」といまの思いを語った。連続テレビ小説第103作となる今作は、女優の道を生き抜き、「大阪のお母さん」と呼ばれるようにまでなった、ひとりの女性の物語。およそ1年にわたり行われた今作の撮影。杉咲さんは「出演者のみなさん、スタッフのみなさんがこの作品を愛して、自分の仕事に誇りを持っていて、その姿がひとりひとりみんな輝いていて、本当にすてきな現場でした」と語り、「悔しい思いになったこともたくさんありましたが、それ以上に現場が楽しくて、おちょやんという作品が大好きで、一生この現場で演じていたいと思うほど毎日が幸せでした」とふり返る。そして「本当に、毎日現場に行くのが楽しみだったので終わってしまうのはとてもさみしいですが、いま、千代という役に対してやり残したことはないと感じています」とやり切ったとコメントしている。11月30日より放送がスタートした本作。放送は5月15日(土)まで続き、5月17日(月)からは清原果耶がヒロインを務める第104作「おかえりモネ」の放送が始まる。連続テレビ小説「おちょやん」は月-土8時~NHK総合、7時30分~BS4K・BSプレミアムほかにて放送中。※土曜日は1週間をふり返り(cinemacafe.net)
2021年04月15日《僕は本日からひとり立ちし、俳優業を中心に、様々な挑戦をしていきたいと思っています。そんな新たな出発を応援して頂けたら嬉しく思います》Instagramにこうつづったのは、高杉真宙(24)。4月12日、所属事務所『スウィートパワー』を退所したと発表した高杉。11年間、所属していた同事務所に対して《まだまだ未熟な、僕の話しに耳を傾けてくださり、最後まで暖かく送り出してくださった》と感謝の気持ちを記している。「09年にデビューした高杉さんは、12年に初めて映画で主演を務めました。以降もドラマや映画、舞台などジャンルを問わず活躍。これからは新事務所を活動の拠点にするそうでですが、デビュー初期からのマネージャー・Aさんも関与するのではとの噂も浮上しています」(テレビ局関係者)“育ての親”ともいえるA氏は、高杉よりも先に『スウィートパワー』を退社していたという。「事務所では昨年にマネージャーが次々と退社する“お家騒動”が、一部で報じられました。Aさんが去ったことも、高杉さんが退所を考えた理由の一つだったのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)■「これからは役者の道を極めたい」そんな高杉は退所の陰で、“大仕事”のオファーを断っていた。今年5月からスタートする清原果耶(19)ヒロインの連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合)で、高杉は主要キャストに決まっていたという。「高杉さんは、自ら降板を申し出たそうです。スキャンダルや体調不良以外での自主降板は朝ドラ史上初で、ディレクターも唖然。NHK側としては演技派の彼にどうしてもお願いしたかったそうで、高杉さんも一度はOKを出したのですが……」(別のテレビ局関係者)朝ドラに出演すれば、さらなる飛躍にも期待できるはず。それでも彼が降板を願い出たのは、前述したA氏の影響が強いという。「Aさんはいわゆるメジャー作品よりも、ミニシアター系や舞台などアート志向の作品を好むタイプ。高杉さんが朝ドラを降板したのは、そんな彼の考え方に影響を受けているのかもしれません。高杉さんは退所を申し出る際、『アイドル的な役者と僕は違います。これからは役者の道を極めたい』と強く訴えたそうです」(前出・別のテレビ局関係者)18年6月、本誌に「どんな難役をいただいても、『やればできる』と思ってやっていく精神が必要だと思っています」と語っていた高杉。ひとり立ちも“やればできる!”の精神なのだろう。
2021年04月12日脚本・岡田惠和×演出・田村孝裕の新作舞台『パークビューライフ』が4月7日(水)に開幕する。それに先駆け公開ゲネプロと取材会が行われ、取材には出演者の風間俊介、倉科カナ、中川翔子、前田亜季が出席した。NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」「ひよっこ」などを手掛けてきた脚本家・岡田による書下ろしの本作は、孤独な人生を送っていた男性が、コロナ禍で職を失った幼馴染の女性3人と共同生活を送ることになる怒涛の会話劇。取材会で風間が「この物語は“今”を描いた物語です。人との接触や出会いが難しくなった今だからこそ、その大切さがしっかりと描かれていると思います。今を生きるみなさんに観ていただけたらなと思います」と話した通り、最初の舞台は2020年。去年だ。風間演じる成瀬洋が暮らすマンションに、倉科演じる玉枝、中川演じる香苗、前田演じる望の幼馴染3人組が忍び込んでくるところから物語はスタートする。4人のキャラクターは、「(成瀬は)あまり人と関わらずに生きてきた人物」(風間)、「(玉枝、香苗、望は)瀬戸内海の島育ちの幼馴染で、前田さん演じる望ちゃんは優等生で、中川さん演じる香苗は変な子、私(倉科)演じる玉枝は普通、という役柄です」(倉科)。そんな3人の小さい頃からずっと一緒だったことが一発でわかるような会話は、内容もテンポも滑らかで賑やか。成瀬が、彼女たちと鉢合わせし、一緒に暮らすことを提案するまでのやり取りは、3人の小気味よいやりとりと、人と接してこなかった成瀬のテンポが全然合わず、けれどそれが笑わせてくれる。そういった会話劇の面白さに加え響いたのは、岡田ならではのほのぼのとした温かさの中に滲む、今だからこその切実さだ。出会いの次に描かれるのは2021年の春で、まさに今となる。この1年、新しく人と出会っても、同じ時間を過ごしたり、仲を深めたり、そういうことがしにくかった。その感覚は多くの人が持っているものだろう。だからこそ、去年出会った彼らが一緒に暮らす選択をすること、その暮らしの中での様子、そして劇中で叫ばれる「一緒にいたい」という気持ちは、強烈なものとして感じられた。柔らかなストーリーの中で、噛めば噛むほど味が出るこの作品をぜひ堪能してほしい。上演時間は約1時間40分。公演は4月7日(水)から18日(日)まで東京・世田谷パブリックシアター、4月23日(金)・25日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼ、5月1日(土)・2日(日)愛知・ウィンクあいち 大ホールにて上演。取材・文中川實穂
2021年04月07日ミュージカル『モーツァルト!』の開幕前日取材が7日に東京・帝国劇場で行われ、山崎育三郎、古川雄大が登場した。同作は音楽家のヴォルフガング・モーツァルトの生涯を描き人気のウィーン・ミュージカル。2002年の日本初演以来再演を重ね、今回が3年ぶりの上演となる。山崎は「実は2021年になって赤いコートがはじめて新しくなって、気持ちが高まっています。11年この役をやってるんですけど、ずっと先輩のを着ていて。雄大もですけど、昨年朝ドラに出た効果で、ついに自分の赤いジャケットを作ってもらったんじゃないかな」と、2人ともNHK連続テレビ小説『エール』に出演していたことに絡めて明かした。古川も「とても気持ちがいいですね、朝ドラのおかげで作っていただいたので」とトークにのっかり笑いを誘う。2人がWキャストで主演を務めることになるが、古川は山崎に対して「関係は全く変わらず、優しい先輩、頼れる先輩という印象です。今回の稽古場でも、すごく助けていただきました。歌の面ですごく力になっていただきました」と感謝。「僕がわからないところをとにかく育三郎さんにたくさん聞いて、『こうやった方がいいよ』というアドバイスをたくさんいただいて、お芝居の面でも『自分はこう思う』と育三郎さんの意見を聞いたりとか、Wキャストとして高め合っていけたのかなって思います」と自信を表した。さらに古川は「3年ぶりの作品ですし、小池(修一郎)先生も『より良いものを』という演出をつけてくださって、変わった部分もありながら、僕自身もどうにか進化したいなという思いでいて。(山崎が)目の前で素晴らしいヴォルフガングを演じてくださってるので、何か盗めないかなと、とにかく学ぶという気持ちで挑みました」と心境を吐露。山崎は「雄大のヴォルフガングも3年前から本当に見違えるほど進化して。(自分は)24歳からこの役をやって35歳、再演ごとに自分の変化に気付かされるというか、こういうことできるようになったんだとか、逆に今まで何も思わなかったシーンでグッときたり、自分の変化を楽しんでやっています」と充実した様子を見せる。山崎は古川について「先輩扱いをしてくるんですけど、年齢は1歳しか変わらないんですよ。僕が長くやってるというだけで、同世代だと思ってるので、一緒に盛り上げていきたいな」と語る。3年前は山崎が古川について「ごはんにもあんまり来てくれない」とぼやいていたが、「今は何でも語ってくれるようになりましたね。役のこと、歌のことも含めて役作りとか音楽的なことも相談しながら。朝ドラでもずっと一緒、一番ずっといる相手」と表した。稽古場では2人で一緒にトレーニングをしているそうで、山崎は「2人とも、サイズが一回りくらい大きくなってるんですよ。それに合わせて衣装を新調してくださったというのもあります。雄大も、脱いだらものすごいムキムキですから」と紹介。古川は「(衣装で)あんまりわからないかもしれないですけど、体重で言うと5〜6kg増えたのかな」と驚かせ、山崎は「僕も4〜5kgくらい増えました。30代半ばになってきたので、筋肉の支えがないと。ケガをしないためというのが一番大きい目的ですね」と目的を説明する。2人での稽古の合間のトークについても、古川は「筋肉トーク、もっぱら筋トレの話ですね。どうやったらここ(腕)に筋肉がつくんだろうとか、どういうプロテインを飲んでるとか、いろいろ筋肉の話をさせていただきました。あとはくだらないこと。互いに笑いのセンスが似てるところがあるので『これ面白いよね』みたいな他愛もない話から真面目な話まで」と明かした。東京公演は帝国劇場にて4月8日〜5月6日、北海道公演は札幌文化芸術劇場 hitaruにて5月14日〜17日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて5月25日〜6月7日。
2021年04月07日「今の私があるのは橋田先生のおかげです。舞台もドラマもやらせてもらいました。ずいぶん喧嘩もしたし、泣いたこともあったけれど、橋田さんとご主人には本当の娘のようにかわいがっていただきました」こうコメントしたのは泉ピン子(73)だ。4月5日、公私共に交流のあった橋田壽賀子さん(享年95)が熱海市内の自宅で死去。冒頭のコメントは橋田さんを追悼するものだ。さらにピン子は「思い出のドレスを着せて、私がお化粧をしてあげて、旅立ちました」とも明かしている。’78年のドラマ『夫婦』(NHK総合)で出会い、43年来の仲だった2人。以降’83年の連続テレビ小説『おしん』(NHK総合)や’90年にスタートした『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)など、名作ドラマでタッグを組んできた。「橋田さんの脚本はセリフが長いため、ピン子さんは四苦八苦することもあったそうです。また橋田さんは簡単には褒めません。そのため、緊張が続いたピン子さんは激痩せしたこともあったといいます。しかし’13年に公開された『おしん』の映画版で加賀屋の大奥様役を演じた際、『温かい演技だった』と橋田さんは絶賛。そのことを、ピン子さんはとても喜んでいました」(映画関係者)プライベートでも縁を深め、一緒に何十カ国も旅してきたという2人。そうするうちに、あるターニングポイントがピン子に訪れたようだ。「もともとブランド好きだったピン子さんはサハラ砂漠に行ったり北極でシロクマを見たりと、普段とは違う環境に身を置くことに。そうして『もっと軽やかに生きよう』と考えるようになったそうです。橋田さんの大らかな性格の影響もあったそうで、『先生と出会ったことで人間が変わった』とも話していました」(スポーツ紙記者)ピン子は、橋田さんの影響で熱海へ移住もしている。そんな彼女に、橋田さんも母のように愛を注いだという。「ピン子さんはたとえ監督であっても、ときにはぶつかることがあったそうです。しかし、橋田さんは『あの子のキャラクターだから』とあえて注意しなかったといいます。“彼女の個性を伸ばしてあげたい。それを演技に活かしてほしい”という気持ちだったのでしょう。橋田さんは“女優・泉ピン子”の演技が好きで、あてがきの台本を書くこともあったといいます」(テレビ局関係者)13年4月、本誌で「私にとって『おしん』は、30年前から特別なドラマでした。いまでも当時の撮影のことや、セリフや方言も覚えています」と語っていたピン子。染み付いた“橋田節”はこれからも、彼女の糧となるだろう。
2021年04月06日4月5日、脚本家の橋田壽賀子さんが亡くなったと発表された。95歳だった。各メディアによると急性リンパ腫治療のため、東京都内の病院に入院していた橋田さん。熱海市内の自宅に戻った後、4日に息を引き取ったという。橋田さんは、脚本担当した’83年の連続テレビ小説『おしん』(NHK総合)が最高視聴率62.9%という驚異的な数字を記録。さらに’90年にスタートした人気ドラマシリーズ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)は、20年にわたってお茶の間で愛される作品となった。15年には文化功労者に選ばれ、昨年には文化勲章を受章している。そんな橋田さんは生前、本誌にたびたび登場していた。’10年10月、『渡鬼』の新シリーズを控えていた橋田さんは当時85歳。「元気でいなきゃいけないから、毎週4日間泳いで、3日間トレーニングジムに通っています」と元気の秘訣を明かし、“まだまだ現役”と奮起していた。しかし、その4年後となる14年6月。ドラマ『なるようになるさ。』(TBS系)の視聴率不振から「絶筆するのでは」との情報が。そこで本誌が取材を申し込んだところ、橋田さんはこう明かした。「引退は、したいですよ。でも、させてもらえないでしょうね。シリーズものはやりたくない?はい、そうですね」そのいっぽうで「『やれ』と言われたら、やりますよ。『渡鬼』スペシャルも年内には仕上げなければなりません」ともコメント。絶筆願望を抱えながらも、“周囲の期待になんとか応えなければ……”という葛藤がうかがえた。さらに’15年7月には、終活を始めたとも明かしていた。’89年に夫と死別して以降、1人で過ごしてきた橋田さん。本を熱海市の図書館に、そして「山のようにあった」というメガネは発展途上国を送る団体に寄付。洋服やアクセサリーもリサイクルショップに持っていったといい、終活ノートをしたためているとも明かした。当時、橋田さんはこれまでの人生を回想し「本当に恵まれていたと思います」と感慨深げ。そして、こう続けていた。「日本がいちばんいい時代にテレビの仕事をさせていただいて、その時代、その時代に自分が書きたいと思ったものを存分に書かせていただきました」「私生活もそれはありがたい人生でした。『あれがあったらよかった』『あの人と結婚すればよかった』ということは皆無です」思う存分生き、この世を去った橋田さん。今は、安らかに眠っていることだろう。
2021年04月05日脚本家の橋田壽賀子(本名:岩崎壽賀子)さんが2021年4月4日、午前9時13分、急性リンパ腫により亡くなっていたことが分かった。享年95歳。1964年、TBS東芝日曜劇場「袋を渡せば」の脚本でデビューし、以来、今日まで55年以上にわたり、テレビドラマの脚本家として、数々の名作・ヒット作を生み出してきた橋田さん。中でも連続テレビ小説第31作「おしん」は、テレビドラマ史上最高視聴率を記録。また、石井ふく子プロデューサーと共に100作以上を描き上げた東芝日曜劇場で“ホームドラマ”のジャンルを確立し、「ただいま11人」、「つくし誰の子」、「おんなは一生懸命」など多くの連続ドラマを執筆。「渡る世間は鬼ばかり」は1990年のスタートから2011年までの20年に亘り、10シリーズ・511話という歴史に残る連続ドラマとなり、現在もスペシャルドラマとして「家族」の物語が続いている。テレビ文化全般に対する関心も高く、1993年、自身が設立した橋田文化財団による「橋田賞」を創設し、「日本人の心や人の触れ合いを取り上げ、放送文化に大きく貢献した番組や人物」を毎年表彰。また「新人脚本賞」を通じて、新たな才能の発掘にも取り組んできた。そんな一般財団法人橋田文化財団は、「今年2月下旬、都内の病院に入院し、治療に専念してまいりました。3月中旬、熱海市内の病院に転院。4月3日、熱海市内の自宅に戻り、翌4日、静かに息を引き取りました。ここに生前のご厚誼に深く感謝いたしますと共に謹んでご報告申し上げます」と発表。なお、故人の遺志により、お通夜・告別式は執り行わず、本日5日、荼毘に付された。お別れの会等についても遺志により行う予定はないとのこと。今回の訃報を受けて、石井プロデューサーは「橋田さんとは60年のお付き合いです。年中喧嘩したり、相談したり、家族のように付き合ってきました。一日電話しないと『どうしたの?』と心配されることもありました。思い出がありすぎて何も言えません。こんなに急だなんて悔しくて、なんと言っていいかわかりません。『あなた一人でどこに行ったのよ』という思いでいっぱいです」と思いを明かす。「おしん」ではおしんの母・ふじ役、「渡る世間は鬼ばかり」では次女・五月役で出演した泉ピン子は「昨日意識がなくなったとき、『ママ』って呼ぶ私の声が聞こえたのか、最後に目を見開いたんです。それが最後でした。クルーズ旅行に行くとき、お正月に着ていたお気に入りのドレスと、橋田文化財団を設立したときに作った松竹梅の思い出のドレスを着せて、私がお化粧をしてあげて、旅立ちました」とふり返り、「今の私があるのは橋田先生のおかげです。舞台もドラマもやらせてもらいました。ずいぶん喧嘩もしたし、泣いたこともあったけれど、橋田さんとご主人には本当の娘のようにかわいがっていただきました」とコメントしている。(cinemacafe.net)
2021年04月05日俳優の佐藤健と矢本悠馬が、1日から全国で放送される大林組の新CM「出会い」編に出演することが分かった。佐藤演じる大林組を擬人化したキャラクター「おおばや氏」と、矢本演じる「ぼく」との不思議な出会いを描いたCM。建物と会話ができる130歳の「おおばや氏」は、トレンチコートと眼鏡がチャームポイント。現代風でありながら、異世界から来たようなスタイリングに仕上がっている。NHK連続テレビ小説『半分、青い。』(18年)以来、約3年ぶりの共演となった2人。顔を合わせるとすぐに笑顔であいさつし、近況報告を始める姿が。撮影では「自分がロケに出るとあまり天気が良くない」と空模様を心配していた矢本だが、この日は最後まで天候に恵まれ、安堵の表情。「健くんのスター性のおかげですかね(笑)」と話して現場を和ませた。佐藤と矢本が撮影の感想を語った。――共演の感想は。佐藤:久々です。何年ぶりですか?矢本:2、3年ぶりですかね。佐藤:以前、ドラマで共演させていただいたので、元々不安みたいなものはなかったんですけど、やっぱりすごくお芝居がしやすかったです。矢本:「おおばや氏」が元々持っている不思議さと、健くんが元々持っているミステリアスな、すごく人を引きつける魅力がマッチしていて、僕もめちゃくちゃやりやすかったですね。――お互いの印象は変わったか。佐藤:印象は変わらないですね。矢本:僕も変わらないですね。久々だったので、ちょっと緊張しましたけど、変わらずかっこいいなと思いましたし、「うわっ、むっちゃオーラある!」 と思いました。佐藤:矢本くんが演じた「ぼく」って、いわゆる“受け”の役、リアクションを取っていく役なので、その難しさみたいなものはすごくあると思いますし、そのリアクションによって、こっちの芝居も全然変わってきたりするんですよ。だから、矢本くんじゃなかったら、こんなに自分の表現がスムーズに出てこなかったなと思います。テンポ感とかもすごく大事で、気持ちのいいテンポで返してくれた時に、やっぱり矢本くんで良かったなと思いました。矢本:めっちゃ嬉しいです。健くんは普段クールで、なかなかこんなことを言ってくれないので、ちょっと照れますね(笑)。僕自身も、自分のリアクションは全部、健くんに引き出してもらったというか。おんぶに抱っこで、全部任せているという感じでした。――今回のキャラクターやストーリーについて。佐藤:たいへん面白い企画だなと思ったんですけど、自分が「おおばや氏」を演じるということを考えた時、130歳という設定とか、大林組さんという企業の擬人化、いわゆる普通の人間じゃないみたいな設定とかをどういう風に表現したらいいんだろうというのが、最初は分からなかったです。ただ、現場で監督がすごく細かく演出してくださいましたし、衣装とか髪型とか、こだわってデザインしてくださって。現場に入るまでは結構不安だったんですけど、撮影が始まってからは何となく自分でも、なるほど、こういうことかと徐々につかめてきまして、楽しく撮影できました。矢本:最初に絵コンテをもらった時に、率直に「すげー面白いな!」と思いました。「ぼく」が「おおばや氏」に出会って、彼の不思議な存在に引かれていくという、15秒、30秒の物語なんですけど、おのずと二人のキャラクターの背景が垣間見られるような短編映画のような感じでしたね。
2021年04月01日端正な顔立ちに、美しい黒髪のショートヘアが印象的な黒島結菜。’22年度前期の朝ドラヒロインが、ボーイッシュな空気を纏ったミックススタイルで登場!オーバーサイズを、シンプルかつ大胆に!ヌードベージュが春らしいボリュームジャケットに、同素材のジレとボディスーツをセット。そこに絶妙な色落ちのワイドデニムを合わせ、思い切りゆるっとしたルーズな着こなしが完成。気取らずデイリーに着る、カジュアルダウンしたジャケットスタイルが今の気分。ジャケット¥123,200ジレ¥55,000ボディスーツ¥33,000パンツ¥50,600サンダル¥59,400(以上エムエム6 メゾン マルジェラ/エムエム6 メゾン マルジェラ オモテサンドウ TEL:03・3408・8681)少年のような、スポーティなシャツスタイル。スタンドカラーや細かなタック、太めにデザインされた七分袖など、オリジナリティが光るシャツを主役に。フェミニンなテーパードパンツなどではなく、あえてスウェットパンツとハイカットスニーカーでボーイッシュに仕上げて、遊び心を覗かせたスタイリングに。シャツ¥62,700(クリスチャン ワイナンツ/ショールームリンクス TEL:03・3401・0842)パンツ¥77,000(ジ エルダー ステイツマン/サザビーリーグ TEL:03・5412・1937)スニーカーはスタイリスト私物ユニセックスに着こなすジャンプスーツ。メンズとして発表されているジャンプスーツだけれど、女性人気が殺到中!秋冬のイメージが強いグレンチェックを使用しつつも、さらっとした薄手のリネン100%で、着心地は春夏らしく軽やか。ウエストに施されたロープでブラウジングしたり、シースルー素材のシューズで女性らしさもプラスして、小気味よいバランスに。ジャンプスーツ¥59,400(ETHOSENS of white sauce TEL:03・6809・0470)フラットシューズ¥29,700(フォート/ハルミ ショールーム TEL:03・6433・5395)ワークミリタリーの要素を品良くちりばめて。パッと目を引く爽やかなサックスブルーで魅了。オックスフォード生地のシャツワンピースに、トランスペアレントなオーガンジーのスリーブがあしらわれたハイセンスな一着。大きめの胸ポケットがついたミリタリー風のデザインと、ドレッシーな印象のボリュームスリーブの相性も抜群!同系色のパンツで、ブルーの美しいグラデーションを楽しんで。シャツドレス¥42,900パンツ¥28,600(共にハイク/ボウルズ TEL:03・3719・1239)くろしま・ゆいな1997年3月15日生まれ。沖縄県出身。代表作に、NHKドラマ『アシガール』や映画『カツベン!』など。2022年度前期のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』のヒロイン・比嘉暢子役として出演が決定している。※『anan』2021年4月7日号より。写真・Nobuko Baba(SIGNO)スタイリスト・伊藤省吾(sitor)ヘア&メイク・奥田新菜(by anan編集部)
2021年03月31日星野源が、川口春奈主演の完全オリジナルストーリーの新ドラマ「着飾る恋には理由があって」で主題歌を担当することが決定した。本作は、綺麗に着飾ることで自分の居場所を得ていたヒロインが、価値観の違う人々とひとつ屋根の下で暮らしながら、恋をしたり、友情を深めたりする中で、着飾るという鎧を脱ぎ捨て自分らしく生きる姿を描く“うちキュン”ラブストーリー。星野さんがTVドラマの主題歌を担当するのは、連続テレビ小説「半分、青い。」の「アイデア」以来3年ぶり。TBSでは同じく火曜ドラマの「逃げるは恥だが役に立つ」で社会現象となった「恋」以来、5年ぶりとなる。今回の書き下ろし新曲は4月20日(火)の初回放送で解禁となるが、川口さん演じるヒロイン“着飾る女”真柴に寄り添う、うちキュンラブストーリーにぴったりの一曲になっているという。星野さんは「兎にも角にもキュンということで、ラブソングを書いています。恋愛というものにまっすぐ向き合いつつ、キスにも、涙にも似合う曲が作れたらと思っています」と言い、「以前ご一緒した、新井さん・塚原さんチームとまた仕事ができてうれしく思うと同時に、川口さんや横浜さんをはじめとしたキャストの皆さんの物語にこの音が響くと思うとワクワクします。あと、“こうじ”が楽しみです」と放送に期待。またプロデュース・新井順子は「おうちで過ごすことが楽しいと思えるラブストーリーを作りたい、とこの企画を練っていたとき、星野源さんの配信ライブを拝見しました。色々な制限があるなか、家でライブを楽しめ、癒され、元気をもらいました。その時に、まだ企画書もないけど主題歌は星野さんにラブソングをお願いしよう! と心に決めました」と今回の星野さん起用の経緯を明かし、「楽曲を聞かせていただき、とても心が洗われました。心が優しく温かい気持ちになれる曲になると思いますので、ドラマとともにお楽しみください!」と楽曲の感想を語っている。「着飾る恋には理由があって」は4月20日より毎週火曜日22時~TBSにて放送。※星野源のコメントの“こうじ”は、本編でルームシェアするマンションで飼っている犬。(cinemacafe.net)
2021年03月30日3月21日(日)放送のドキュメンタリー番組「情熱大陸」は、若手俳優の磯村勇斗が登場する。1992年9月11日生まれ、現在28歳の磯村さんは、連続テレビ小説「ひよっこ」でヒロインの爽やかな恋人や、「今日から俺は!!」のケンカとなれば手段を選ばないヤンキー、「きのう何食べた?」では彼氏を振り回すジルベール、「恋する母たち」の既婚の上司に全裸で愛を叫ぶキャラクターと、個性的な役柄をこれまで演じ、いま次世代を期待される俳優として存在感を放っている。そして今後は、『東京リベンジャーズ』や「珈琲いかがでしょう」、「演じ屋」など注目作が公開・放送を控えている。磯村さんが俳優を志したのは、中学生のとき。高校2年で地元劇団の門を叩き、大半が高齢だった団員の中で芝居の基礎、演じる喜びを学んだ。そして大学進学を機に上京し、アルバイトをしながら小劇場の舞台に出演する日々を送る。台本を現場に一切持ち込まない、役に合わせて髪型を徹底的に作り込む――「俳優なら当たり前」という磯村さんのストイックさは、そんな日々の賜物。2015年に「仮面ライダーゴースト」で念願のレギュラー出演をつかんでから6年。次々と作品のオファーが舞い込み、取材した今年1月には、4本の作品を並行して撮影しており、それぞれ違う役として生きる中、「自分は何のために俳優をやっているのか…」と自身の中で葛藤が生じたという。完璧を求めるがゆえ、理想と現実のギャップに苦しむ磯村さん。カメラはそんな彼の剥き出しの感情を収めた。一方、故郷の静岡・沼津にて、俳優を夢見るきっかけとなった自主製作映画のロケ地、そして劇団で初めて立った思い出の舞台を訪れる様子も放送される。「情熱大陸」(俳優/磯村勇斗)は3月21日(日)23時15分~MBSにて放送。(cinemacafe.net)
2021年03月21日光沢のあるサテンのセットアップ姿が眩しいSixTONESの松村北斗(25)が、森七菜(19)とのW主演映画『ライアー × ライアー』の公開御礼舞台挨拶に登場。映画のテーマでもある「三角関係」について、「もし自分の好きな人に、ほかに気になる人がいたら?」という質問をされると。「恋人だったら、吐き気がするし縁を切ります。僕以外に好きな人がいるっていうのが生き物として気色悪い(笑)。付き合う前だったら、相手にどうぞって差し上げます。人と闘いたくないし、波風立てたくないんですよね。僕は独りでもやっていけるので(笑)」そう、潔癖&クールな恋愛観を語った。本作の大ヒット。そして、次々回のNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』への出演と、目を見張るソロでの活躍。そんな彼から目が離せません!「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載
2021年03月19日はやみねかおるの大人気小説シリーズを、『万引き家族』『約束のネバーランド』の城桧吏を主演に迎え実写映画化する『都会のトム&ソーヤ』。この度、追加キャストとして中川大志が出演することが決定した。この度、新たなキャストとして解禁されたのは、連続テレビ小説「なつぞら」や「親バカ青春白書」などに出演、4月には『砕け散るところを見せてあげる』『FUNNY BUNNY』と2本の主演映画が相次いで公開されるほか、2022年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」への出演も決定するなど、ますます勢いを増す中川大志。そんな中川さんが演じるのは、酒井さん演じる一大財閥“竜王グループ”の御曹司・竜王創也のボディーガード兼お目付け役でもある二階堂卓也。こわもてで圧倒的に強い存在でありながら、一方で将来は保育士になりたいという可愛らしい一面を持つ男で、原作の中でも非常に人気のあるキャラクターだ。ギャップを持つ役どころを演じるにあたって、中川さんは「ボディガードとしてのオンの時と、自分の夢を捨てきれず求人雑誌を読んでいるオフの時との切り替えを大切にしようと思い、役作りしました」とコメント。内藤さんや酒井さんとの共演については、「ここまで年が離れていて、しかも事務所の後輩との共演はこれまでになかったので、新鮮で楽しかったです」と語った。また、本作の魅力については、「子供たちが活躍する冒険物語を大きなスケールで描いていて、観る人がワクワクする作品になっていると思います」とコメントしている。『都会のトム&ソーヤ』は2021年夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:都会のトム&ソーヤ 2021年、全国にて公開予定©️2020マチトム製作委員会
2021年03月18日俳優で音楽家の浅野忠信の最新展「TADANOBU ASANO EXHIBITION “FREAK”」が4月より渋谷PARCOにて開催されることが分かった。『淵に立つ』「A LIFE~愛しき人~」「刑事ゆがみ」などに出演、また『沈黙 -サイレンス-』『ミッドウェイ』など海外作品にも多く参加している浅野さん。公開・放送待機作には、Netflix『KATE』(原題)、『Minamata』(原題)、『Mortal Kombat』(原題)、連続テレビ小説「おかえりモネ」などがある。同展では、画家デビュー期の巨大なキャンバス画から展覧会場で完成する予定の真新しいオブジェまで、約250点の作品が展示される。アクリル絵具、鉛筆、ボールペンなどによるドローイング、ペインティング、コラージュと様々な作品を制作してきた浅野さんだが、近年、水彩と油彩の画材・手法を取り入れ、驚異的なスピードでカラーパレットを拡張。会場では、ネオシルク版画を展示販売するほか、オリジナルグッズや関連グッズも販売されるという。「TADANOBU ASANO EXHIBITION “FREAK”」は4月9日(金)~25日(日)PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F)にて開催。(cinemacafe.net)
2021年03月17日