女優・高畑充希と俳優・竹内涼真の共演で、スペシャルドラマとして復活する『過保護のカホコ 2018 ラブ&ドリーム』(9月19日21:00~22:54)。放送の発表を受けて、20日に公開された連ドラのダイジェスト動画が、2日間で早くも視聴回数10万回を突破する勢いだ。昨年7月期に連ドラとして放送された同作は、高畑演じる史上最強の箱入り娘・カホコとそれを見守る竹内演じる美大生・ハジメの恋と成長を描いたもの。最終回でハジメとの結婚を果たしたが、今回のスペシャルでは、その新婚生活が描かれる。今回公開された動画は、その連ドラの名場面を約6分間に凝縮。カホコへの過保護っぷりから、ハジメの交際宣言やお姫様抱っこなどの胸キュンシーンまで次々に映し出されている。公開したのは20日18時だが、22日14時40分現在で視聴回数は98,000回を突破。丸2日で、10万回を超えるのは確実な情勢となっており、視聴者の期待感が反映されているようだ。
2018年08月22日高畑充希主演ドラマ「過保護のカホコ」が、この秋、スペシャルドラマ「過保護のカホコ2018~ラブ&ドリーム~」として帰ってくることが決定。高畑さんと共演の竹内涼真からコメントが到着した。「過保護のカホコ」は、昨年7月期に日本テレビ系で放送された連続ドラマ。高畑さん演じる史上最強の箱入り娘・カホコと、それを見守る竹内さん演じる美大生・ハジメの恋と成長を描いた作品だ。最終回では、自分を取り巻く過剰な庇護から卒業し、めでたくハジメとの結婚を果たしたカホコ。終了後は“カホコロス”を嘆く視聴者も多くいた。そんな中今回、「カホコとハジメの新婚生活はどうなったの?」「カホコの成長ッぷりをもっと見たい!」と、その後の物語が見たいという熱い声に応える形でスペシャルドラマが放送決定!1年後を舞台に、夢と愛を両立させることの難しさをテーマにした、新しい家族の愛の形を描いていくという。“カホコ”こと麦野加穂子役の高畑さんは、「去年の夏は、私にとって奇跡のような夏」と前回の撮影をふり返り、「すごくドキドキしています。ソワソワもしています。心臓出そう」とスペシャルドラマ放送が決定した現在の心境を明かす。また、「大好きな初くんやママパパ、家族のみんなにまた会えるのが、とにかく楽しみ。カホコファミリーみんなで、すっばらしいスペシャルドラマ目指して一生懸命頑張りますので、お楽しみに!いざ!」とファンへ呼びかけた。一方、前作について「去年の夏、悩みながら、もがきながら多くのことを勉強させていただき、自分自身の成長を少しですが感じることができた作品」と語る竹内さんは、「1年経った今、またその麦野初として帰ってこられることを心から嬉しく思います。初が一家の主としてカホコとどんな結婚生活を送っているのか、そしてカホコのパパやママたちはどうしているのか。僕自身、撮影がすごく楽しみです」と話している。ストーリーあれから1年――。カホコは過保護からの脱却を目標に、仕事に家事にと奮闘する毎日を送っていた。と、思いきや、カホコはあらゆるトラブルを全て抱え込み、ひとりで空回りするばかり。親と一緒にいられない子どものために始めた「カホコハウス」は経営が苦しく、残業続き。家庭では家事一切を自分でやると言いながら、洗濯も料理も間に合わず、庭は荒れ放題。見かねた初に止められるも、ムリして開いたイトの誕生日会では、単身コンダクターへの道を探すために、ウィーンへ旅立つと言うイトと節が大喧嘩。子ども欲しさに代理母出産を計画する環が衛と揉めはじめ、とパーティは大紛糾。そんな折り、カホコハウスに通う保の元に、行方不明になっていた母・真美がやって来て引き取られていく。数日後、再び置き去りにされ、カホコを頼って来た保の将来を案じ、カホコは「保を引き取る」と言い出す。しかし当然、初は猛反対。泉からの子作りのプレッシャーもあり、カホコと初夫婦の関係も微妙にズレ始める――。「過保護のカホコ2018~ラブ&ドリーム~」は9月19日(水)21時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2018年08月17日バウンダリーとは、自分と他者の間にある境界線のこと。これまでは、自分の領域に侵入されて困っている側の話でしたが、最終回は相手の領域に侵入してしまう側の悩みを取り上げます。「子どもに毎日の出来事を細かく聞いてしまう」「子どもの友だち関係が気になってつい干渉してしまう」といった親子間でのバウンダリー・オーバー(境界線超え)を防ぐには、どうしたらいいのか? 『人間関係 境界線(バウンダリー)の上手な引き方』 (同文舘出版)の著者であるおのころ心平さんに、話を聞きました。お話をうかがったのは…おのころ心平さん一般社団法人自然治癒力学校理事長。ココロとカラダをつなぐカウンセラーとして、これまで2万4000件、約5万時間のカウンセリング経験を持つ。経営者、アスリート、文化人など多くのクライアントのセルフケアを請け負っているほか、パーソナル医療コーディネーターとして病院や治療法、医療選択もサポート。セミナー・講演回数は年150回を超える。 ・オフィシャルブログ ■子どもに「今日、何した?」としつこく聞いてしまう子どもの園や学校でのようすが気になり、「今日は何をしたの?」「何が楽しかった?」「何かイヤなことなかった?」と聞いてしまう。親心からくる言動ではありますが、これもバウンダリー・オーバーなのでしょうか。「本人がイヤがってなければOKなのですが、答えてくれないのに繰り返し聞いているのなら、それは親から子どもへのバウンダリー・オーバーといえます。まだ小さいとはいえ、子どもには子どもなりの感情世界があります。あまりしつこくすると、小学校の中・高学年では親用の顔とふだんの顔を使い分けるようになってしまいますよ」(おのころさん)とはいえ、園や学校での様子をいっさい聞かずに、知らないでいるのも不安なものです。そこで、おのころさんが提案するのは、「月に1、2回、親子でじっくりと話をする日を設定する」という方法です。「矢継ぎ早に聞かれるのは、子どもからしたら“言葉の機関銃”を撃たれているようなもので息苦しくなってしまう。あらかじめ『学校のことはこの日に話そう』と伝えておくと、子どもも心の準備ができます。もし人間関係や勉強などで問題を抱えていても、その日に向けて解決するように頑張ってくれるかもしれませんよ」(おのころさん)大人と同じで、子どもにも良い日もあれば悪い日もあるのが当たり前。「今日どうだった?」と早急に結果を求めるのではなく、「最近どう?」くらいの長いスパンで話を聞いてあげるといいでしょう。おのころさん自身、3人の娘さんが小・中学生の頃には毎月1回、ひとりずつとデートしていたのだそう。「家にいると、どうしても仕事や学校などほかのことが入り込んできてしまいます。2人きりで外出することで特別な空間を作り、『あなたが一番だよ』と伝えて、とことん甘やかしてあげる。そうすると本音が出てきて、『実はね…』とふだん話さないような話もしてくれていましたね」(おのころさん)きょうだいのいる家庭では、ぜひマネしてみたいアイディアです。 ■子どもの友人関係「ついつい口を出してしまう…」子どもが成長するにつれて、気になるのが友人関係。子どもの自主性を尊重しなければと思いつつも、乱暴な子や言葉づかいの悪い子とはあまり付き合って欲しくない、と考えてしまう親も多いでしょう。「でも、乱暴とか言葉づかいがというのは、その子の一面に過ぎませんよね。世の中には、大人だけに良い顔をする子もたくさんいます。子どもの判断で付き合っているのだから、きっとその友だちには違う面があるのではないでしょうか?気になる場合は、子どもに『お友だちのどこが好きなの?』『どういうところが良いの?』と聞いてみるといいでしょう。そのうえで、『そんなに良いところがあるんだね』『良い部分を引き出してあげるあなたもすごいね』と、ほめてあげるといい。そうすると子どもはますます、相手の良いところを引き出せる人間に成長していきますよ」(おのころさん)たとえ今は“悪い子”に見えても、周囲から良い影響を受けることで変わっていく可能性は大いにあります。子どもの選択を尊重してあげつつ、成長を広い心で見守ってあげるといいでしょう。■子どもの宿題や支度「必要以上に手伝うのは過保護?」幼少期なら、親が子どもの世話をするのは当たり前。でも、子どもが成長しているのにいつまでも介入し続けるのは、子どもの世界へのバウンダリー・オーバーです。「いわゆる過保護の問題の背景には、親側の不安があります。宿題をやってあげるのは、自分が子ども時代に宿題で失敗した経験の影響かもしれませんし、身支度をやってあげるのは自分が忘れ物をして悲しい思いをした記憶が残っているからかもしれません」(おのころさん)「恥をかかせたくない」「傷つけたくない」という親心は一見、子どものために思えますが、実は自分の欲求を満たそうとしているだけにすぎないのです。「子どもには子ども自身の感情世界があり、園や学校、友だち、先生など、複雑な人間関係のなかで生きています。“脳の中の判断ルーム”を親が占拠するのは良いとはいえないですね」(おのころさん)親と子の間にバウンダリーがあることを意識しておけば、もし超えてしまった場合も同じ過ちを繰り返さないように心がけることができます。ママたちの人間関係はとても複雑。自分の領域に侵入されて困ることもあれば、自分が行きすぎて失敗してしまうこともあるでしょう。人間関係を円滑にしてストレスから身を守るために、「バウンダリーを上手に引く」という考え方を取り入れてみてはいかがでしょうか。参考図書: 『人間関係 境界線(バウンダリー)の上手な引き方』 (同文舘出版)おのころ 心平 著 1,512円(税込) 24年間、のべ5万時間以上のカウンセリングから導き出した「病気にならない心理学」の本。快適でベストな人間関係を築くために、自分と相手とのバウンダリー(境界線)を引くことを提唱する。表情・しぐさ・言葉遣いをほんの少し変えるだけで「自分の領域」を守る方法や、バウンダリー上手な人になるためのテクニックを紹介。イラスト/野原広子取材・文/まちとこ出版社 渡辺裕希子
2018年08月07日こんにちは。ママライターのamuです。物騒な事件は後を絶たず、気をつけても気をつけても足りませんよね。そこで、ママたちに、何か防犯対策をしているか聞いてみました。GPS「キッズケータイのGPSを見て、学校に着くまでチェックしている。何かあったらすぐ駆けつけたり通報できるように」(30代、小2女の子のママ)どこにいるか把握できるだけで安心ですよね。私も、娘にスマホを持たせていますが、学校に着くまでアプリでチェック しています。心配だからどこにも行かせないのではなく、行きたいところへ行ってもらいながら、どこにいるかだけ把握したいという親の願いが叶う現代って素晴らしいと感じます。誰かと必ず一緒に登下校「登校も一人にならないように二人組だったけど、他の二人組のママに頼んで四人で行ってもらうようにした」(30代、小2女の子のママ)一人だと狙われがちだし、目立ちにくいし、車などの危険にも気づきにくいと思います。帰りも、人気のない道があるときは誰かと必ず一緒に帰るよう指導したいですよね。また、子どもが多い正規の登下校時間、通学路を守る指導 も大事です。防犯ブザー「ランドセルの胸元につけられるようになっているから、すぐに外せるようにしなさい と言っている。黄色で目立つし、つけていることをアピールできたら抑止力になる」(30代、小1男の子のママ)捕まりたい犯人はいないし、普段は気が弱いからこそ弱い子どもを狙う犯人も多そうなので、子ども自身にも防犯意識を持たせたいところです。私は娘に「変な大人だなと思ったら何も気にせず、聞こえなかったふりして全力で走って逃げて 」と教えています。夫婦だったら? 子連れだったら? などといろいろ聞かれたので、細かく教えました。子どもも、咄嗟の判断は難しいと思うので、いざという時に言われたとおりに動くという最短ルートを取れるよう指導したいと思います。挨拶の習慣をつける「普段近所で挨拶の習慣をつけた。顔見知りを多くすることで、さっき○○ちゃんみかけたよなどと教えてくれる人も多くなった」(30代、小2女の子のママ)横断歩道の見守り隊のおじさんとも顔見知り になっておくといいかもしれません。ただ、そのおじさんがという事件もあったので、念のため普段から違和感のある言動がないか子どもたちから情報収集することも必要かもしれません。嫌な世の中ですが。通学路を一緒に歩いてシュミレーションする「この曲がり角が危ないから、あの鏡を見てねとか、角は内側を曲がると向こうから来た人とぶつかりやすいから大回りでとか、教えながら歩いてみた」(30代、小1男の子のママ)実践することで新たな気づきもあるかもしれません。どちらかというとの確率論ですが、単身者アパートよりも友達の一軒家の前を通る道の方が安心 、ここには高めの生垣があるからこっちの見通しのいい道がいいなど。抜け道も避けられるなら避けた方がいいし、歩道やガードレールがない道よりある道を選びたいですよね。過保護と言われたって、子どもから煩がられたって、何かあってから後悔するよりよっぽどいいですよね。すべてを防げるとは言い切れませんが、できる限りのことができたらと思います。●ライター/amu(ママライター)
2018年07月21日わが子には、可能な限りできることはしてあげたい。惜しみなく愛情をそそぎたい…。子どもをたくさん愛することはとっても良いことですよね。ただ、まれにその愛情が「行き過ぎている」としたら? 過剰な愛は、子どもはもちろん、その周囲にも良からぬ影響を与えてしまうことがあるようです。今回は「過剰に子どもを溺愛しすぎてる?」と心配なママパパのために、成長の妨げにならない“子どもを受け止める愛し方”について考えていきましょう。■子どもへの愛、どこからが過剰?愛情が「行き過ぎている」とはどういう状態を指すのでしょうか?子どもへの愛情が過剰なのかどうかを、自分で判断するのはすごく難しいと思います。「たくさん物を買い与えたり、子どもの行動を1日中監視したりしているわけではないから、私は大丈夫」と思っている人も多いでしょう。しかし、愛情が過剰かどうかは、行動に表れている・いないで判断できないのが難しいところ。見極める方法として、「子どもの身に起きたことを、まるで自分の身に起きたことのように感じてしまっているかどうか」がひとつの判断基準となり、愛情過多のボーダーラインとなります。例えば「わが子と仲良かった子が、最近は、ほかの子とよく遊ぶようになった」という話を耳にしたとします。すると、わが子は意外にケロリとしているのに、親である自分が傷つき、仲良かった子や相手の子を憎らしく感じて目の敵に感じてしまう…。そういった経験があるとしたら、黄信号がともっているといえるでしょう。子どもに起きた出来事をまるで自分に起きたことのように受け止めて落ち込んでしまう。子ども自身は立ち直っているのに自分はまだ苦しい。そんな状態になっているとすれば、それは愛情過多に陥り始めているかもしれません。■ 「過剰な愛」は周囲を巻き込んだ迷惑行動に…子どもへの愛が強すぎるあまり、自分の人生と子どもの人生を重ね合わせてしまっているのは愛情過多のサインです。それが、時には周囲を巻き込む迷惑行動になって表れることも…。例えば、園の発表会で「わが子のセリフや出番を増やせ」と先生に詰め寄る。「わが子にはこれがぴったり」と子どもの意見を聞かずに習い事を勝手に決めてしまう。所属しているスポーツチームのコーチに「個別に練習メニューを増やしてほしい」と頼む。逆に、「体が弱いので負担の少ないメニューにしてほしい」と注文する。そんな行動をしてしまうママパパは、周囲にいませんか?これは、親自身が子どもの頃「やりたいことをさせてもらえなかった」「スポーツチームのメンバーに選ばれなかった」など悲しい思いをしたことがあることから、「わが子にはそんな思いをさせたくない」という強い思いで、先回りして障害を排除してしまうのです。子どもに頼まれてもいないのに、自覚のないまま周囲を巻き込んで、迷惑モンスターペアレント化してしまう現象です。行き過ぎた愛情は「子どものため」という大義名分をかさに、このような身勝手な行動を引き起こしてしまう恐れがあります。こうした行動は、周囲はもちろん子ども本人にも、少なからず迷惑をかけてしまうことになるでしょう。■失敗の数だけ強くなる「ありのままを受け止める愛」では、過剰になりすぎず子どもを愛するにはどうしたら良いのでしょうか?まず最初に、自分が過去に失敗した時のことを思い出してみてください。その時、悲しくて辛い思いをたくさんしたと思います。自分のなかでさまざまな葛藤もあったことでしょう。けれど、時間をかけて自身の力で立ち直ったのではないでしょうか。「悲しいことがあっても立ち直れる力を自分は持っている」。まずは、それを思い出し、自分自身を信頼することから始めてみましょう。そうすれば、わが子が失敗した時でも、必要以上に落ち込まないように気持ちをコントロールできるようになります。子どもを適切に愛するには、「先を見越した悲観的な目」ではなく「今のありのままを受け止める目」が必要です。その視点を持てるようになると、子どもの挫折や失敗を自然と恐れなくなっていくはずです。先を見越して障害物を取り除くのではなく、そのままのわが子自身を受け止めてあげましょう。そのうえで、これからどうしたら良いかを一緒に考えてみてはいかがでしょうか。失敗は、なるべく小さいうちに、たくさん経験させてあげましょう。少し大きくなると「笑われるかも」「恥ずかしいな」という感情が子どもに芽生えてしまい、失敗を恐れずに挑戦する機会が減っていきます。小さい時期の失敗経験こそが、子ども自身のチャレンジ精神を育むチャンスです。そのためにも、「なるべく失敗しないように」「できれば悲しい思いはさせたくない」という、ママパパのあふれ出る「愛情に変換されている不安」と先回り行動はいったん封印。もし、わが子が何らかの理由で悲しい思いをしてしょげていたり泣いていたら、あなたも一緒に落ち込むのではなく、「いやだったね」「悲しかったね」と気持ちを受け止め、ぎゅっと抱きしめてあげてください。そして「大丈夫だよ。何があってもママはあなたの味方だからね。」と言って安心感を与え、子どもが自ら気持ちを立て直していく力を信じましょう。失敗してもしなくても、子どもの「ありのままを受け止める」。これこそが、一番の愛情表現といえるのではないでしょうか。
2018年06月30日今日から4月、暖かくなってくると気になり始めるのが洗濯機や水回りのカビ。市販品の洗濯槽クリーナーよりも、過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)を使った方が、より洗濯槽の黒カビをキレイに落とせるようです。その方法と効果をご紹介します。使い始めて4年めにして初めてチャレンジした洗濯機の大掃除をしました。※ 【丁寧な暮らしを楽しむ木の家つくり】今までのシリーズを見てみる■ 使い始めて4年目の洗濯機だけど、キレイに使いたい!Ushico / PIXTA(ピクスタ)新しい家には新しい家電一式を!なんて夢は叶わず、憧れのドラム式洗濯機はまた少し先の楽しみになりました。ということで、今使っている洗濯機も新居で使うことになったのです。使い始めて4年目。まだまだちゃんと使えますし、確かに買い換えるにはもったいない。でも、洗濯槽の中ってカビだらけという噂も聞いたことあるけど……?■ 洗濯槽の掃除に必要なものとは?4年目の洗濯機を新居でも気持ちよく使いたい。そうだ、洗濯機の大掃除をしてみよう!そう思い立ったのは、子供たちが寝付いた夜のことでしたが、家にある掃除道具でどうにかできました。使った材料と道具は以下の通りです。過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)重曹を水で溶かしたスプレーお風呂の残り湯古い歯ブラシゴム手袋手桶古いタオル■ パーツを取り外して、小物からキレイに!まずはゴミ取りネットを取り外して糸くずや埃を取り除き、石けんと歯ブラシでゴシゴシ。洗濯機本体の方にも汚れがこびりついているので、濡らしたスポンジと歯ブラシでゴシゴシ。この作業は時々していますが、毎回この汚れにげんなりします。■ 初めての試み!過炭酸ナトリウムで洗濯槽のカビは取れる?次に、お風呂の残り湯を45度に追い炊きし、洗濯槽の高水位まで入れます。そこへ過炭酸ナトリウム500gをドバーッと入れ、「洗い」の5分コースで回します。洗い完了のブザーを聞いて、恐る恐る洗濯機の中を覗いてみると……。うわっ!!目を覆いたくなるほどのカビや汚れが浮いていました!こんな汚い洗濯機で衣類の洗濯をしていたことにかなりショックを受けました。その後は、浮いた汚れを手桶ですくい取り、また「洗い」の5分コース。まだまだ汚れが出てきます。これを何度か繰り返したところで、汚れがあまり出てこなくなってきたので、「すすぎ」「排水」まで一通りの洗濯をして最後はタオルで洗濯槽の拭き取りをしました。そしてゴミ取りネットを装着して上記の作業をもう1サイクル行います。■ 洗濯機本体も心を込めて丁寧に拭き掃除!洗濯機本体も埃や石けんかすなどが付いて結構汚れているものです。重曹を水に溶かしたスプレーをシュッと吹き、大まかなところは大きなスポンジで、細かいところは小さなメラミンスポンジで、汚れを取ります。最後は濡れたタオルで仕上げ拭きして完了です。■ 汚れのひどさに驚愕…。定期的にする必要あり!と痛感mmaki / PIXTA(ピクスタ)過去に市販品の洗濯槽クリーナーを使用したことは何度かあるのですが、過炭酸ナトリウムを試したのは初めてでした。効果のすごさと、汚れのひどさに驚愕しました。黒カビの繁殖を防ぐためにも、できれば2~3か月に1回は洗濯機を掃除することをオススメします。(written by aipooow)【参考】※木村石鹸
2018年04月02日モト冬樹(66)の“スズメの保護”が波紋を呼んでいる。 昨年6月のブログで、カラスに襲われていた一羽のスズメを保護したと報告したモト。役所に相談したところ「飼ってはいけない」と言われたことを綴っているが、野生に返すことはなかった。さらに“チュンちゃん”と名付けて以降、“チュンちゃん”との日々を投稿。しかし今月、東京都環境局から“違法飼育”にあたるとしてモトが指導を受けていたと報じられた。モトは、現在も飼育し続けているという。 生態系維持の観点から、野鳥の飼育は鳥獣保護管理法で“違法”とされている。もともとは狩猟行為を防ぐために成立した同法だが、基本的には“保護”も禁止。もし弱った野鳥を見つけた場合は、環境局に連絡することが一番の解決策。動物病院を紹介してくれることもあるそうだ。 『とくダネ!』(フジテレビ系)でも3月14日、今回の騒動を取り上げた。モトは同番組の取材に対し、コメントを寄せた。 「みなさんいろんなこと言ってくださるんですけど、全部やってダメだったわけであって。一番大事なのは、変な話、我々のことよりもスズメのことが心配なわけで、これ以上、法律どうのこうのじゃなくて、私と都の問題で解決しようと思っております」 モトのコメントを受け、司会の小倉智昭(70)は「法律的にはよくない」としたものの「命を救ってあげて懐いたスズメでしょ?大目に見るとかさ、大岡裁きみたいなの、ないの?」と同情を寄せた。しかし同日の「スッキリ」(日本テレビ系)では大沢あかね(32)が法律で決まっているため「ぐっと耐えて、放して欲しい」と語っていた。 Twitterでも討論が繰り広げられている。“肯定派”は「スズメの命が第一」と考えているようだ。 《今後はちゃんと保護したら届けて下さいね、で良いのでは》《違法違法…って。目をつぶる部分もあるんじゃね?》 “否定派”からは「法律の意味を理解してほしい」との声が。 《密猟が横行するんだよ。善意だからいいじゃん、愛護だからいいじゃんじゃないんだよ》《「カラスに食べられそうで可哀想だから保護する」とか意味わからんカラスだって生きる為に食っとるんやろ》 いっぽうで、中立派もいる。 《弱き者を救いたいという気持ちはわからなくはないけど違法とわかっていたならこっそりすべきだったよね》 どこかに解決策があるはずだが――。
2018年03月14日子どもが生まれると、こんな小さくてか弱い生き物はいないんじゃないかと思えてきますよね。この子が少しでも困ったり、将来のためにならなかったり、怪我をしたりすることが心配で、そのことを考えると胸が締め付けられる気持ちに。ただし、そういう想いが行きすぎると「過保護な親だ」なんて言われたりもします。こういった想いの行き違いは、夫婦喧嘩の元ともなりやすくなってしまいます。夫から「考えすぎだ、過保護だ」と言われたり、また逆に「夫は子どもを甘やかしすぎてる、過保護な親だ」なんて思ったり。そこで、過保護度チェックリストを作ってみました。あなたの過保護度は何点ですか?10個あるので、当てはまる数を数えてみてくださいね。 1. 子どもが欲しがる物をつい買ってしまう買い物で「これ買って~!」と駄々をこねる子ども。初めは「今度ね」と言っていても、大きなおめめに涙がいっぱい溜まっている姿を見たら切なくなって、つい買ってあげる。また、おもちゃのCMで「これ欲しい!」と言ったら、すぐにネット通販で買ってしまう。 2. なんでも率先して手伝ってしまう急いでいるときは仕方ありませんが、急ぐ必要のないときに服を着させてあげたり、靴を履かせてあげたり。可愛らしい顔で「やって!」と言われると、つい子ども専属のコンシェルジュになってしまう。 3. 危ないことはさせない子どもが悲しむ姿や怪我をする姿を想像すると、すべてのものが危険に見えてきてしまう。十分遊べる年齢の遊具でも「落ちたら危ない」「砂が目に入ったら大変!」と言って、先回りしてやらせないようにする。 4. 保育園や小学校の様子が気になってしょうがない子どもが学校から帰ってくると、根掘り葉掘りその日の出来事を調査。子どもがあまり教えてくれないと、先生や一緒に遊んでいるお友達からも聞き込み。それでもわからなければ現地調査として、実際に学校等の施設に行って影から見守るなど。 5. 「〇〇にしたら?」とやたらアドバイス子どもが悩んでいるとき、すぐに「〇〇にしたら?」と助言をしてしまいがち。どちらにしようか悩んでいたら「こっちにしたら?」と最善の策を教えたり、友達と遊ぶ服を「これにしたら?」と決めたり。子どもにはいつでもベストな道を進んでほしいという願いが強いなど。 6. 片付けをしてしまう「片付けなさい!」と言いつつも、子どもの出したおもちゃをしまったり、食べたおやつのごみを捨ててしまう。食べこぼしなどもついついきれいにしてしまうなど。 7. 叱らない悪いことをしても「元気ねえ」などと言って叱らない。また叱ったとしても、それで子どもが泣いたら「ごめんね、強く言いすぎたね」と逆に謝ってしまう。 8. 子ども同士の喧嘩に割り込む子どもが喧嘩をしていたら、様子をうかがうことなく「仲直りしてね~」とすぐに仲裁。また子どもが「〇〇君に意地悪された」と言ったら、すぐに〇〇君やその親のもとへ。話を聞きに行ったり謝らせたりと、子ども同士で解決させない。 9. 嫌がることはさせない子どもにちょっとしたお手伝いをさせるとき、子どもが「嫌だ」と言ったらさせない。野菜を残しても、「それ嫌い!」と言われたら食べさせない、宿題を嫌がったらやってあげてしまう。 10. 優先して願いをかなえるご飯前に「おやつ・ジュースがほしい!」と言ったら与えたり、家族でスケジュールを決めていても、子どもが「〇〇したい」と言ったらスケジュールを変更するなど、子どもの願いをすぐにかなえて我慢をさせない。 過保護ポイントを10個挙げましたが、いくつ当てはまりましたか?結果はこちら。7個以上は「過保護親」!子どもを目に入れても痛くない「過保護親」です。子どもが可愛くて可愛くてしかたないようですね。4個〜6個は「過保護親予備軍」子どもが大好きだけど、ちょっと気持ちを抑えている「過保護親予備軍」です。3個以下は「様子見タイプ」子どものことが好きだけど、なるべく手出しをしない「様子見タイプ」。 もしも「過保護親」だった場合は、少しずつ子どもを信じてあげてみてください。愛情たっぷり育てられたお子さんなので、心配なこともあるかもしれませんが、子どもは意外とたくましく成長しているものです。「過保護親予備軍」だった場合は、過保護親になるか見守りタイプになるか紙一重。このまま徐々に子どもと離れてみると、良い距離感になるかも。「様子見タイプ」だった場合は、たまに子どもを甘やかせてみるのもいいかもしれませんね。ただし、加減を間違えると「過保護親予備軍」となってしまう可能性も。良い塩梅を保ってくださいね。 獅子の子落としとまではいかなくても、可愛い子には旅をさせよということで、たまには子どもを信じて見守ることも大切なのかもしれません。子どもが一人前になったとき、「育ててくれてありがとう」と言ってくれる日を想像しながら、毎日の子育てを乗り切りましょう。
2018年03月06日「毒親」という言葉を目にしたことはありませんか?過干渉や無関心、育児放棄など、子どもにとってつらい存在になってしまう親のことを言います。この毒親の存在は子どもが大きくなってからも、様々なシーンで選択肢やものの捉え方に影響しがちです。たとえば結婚観についても……。■苦しい状況から脱け出すためにテーマとしては少々ヘビーですが、幸せな結婚を目指すにあたり、毒親に悩んでいる方は、ネガティブ思考の脱却のヒントにしてもらえたらいいなと思います。記事作成にあたり、「毒親」にまつわる悩みを抱える女性たちにお話を聞かせてもらいました。■Case1:母の過干渉で破談の経験ありAさんは30代前半の独身女性。保育資格を取得してから、小規模の保育所や病院の院内保育所で働いています。子どもが好きで、いつか自分も家庭を築きたいと思っていると言います。しかしAさんは、成人後も母親の過干渉に悩んでいました。「いつどこで、だれとなにをしているという報告は当たり前。しないとうるさいから連絡してました。それが親と同居中ならまだわかるけど、職場の寮にいても電話で報告しろっていうのは異常ですよね」彼女の母親は、常に娘であるAさんの行動や交友関係を把握していないと、心配でいられないほどでした。勤務後に電話に出ないと何度も着信を残したり、報告なしで友人と映画を観に出かけたときは、寮の前で何時間も待っていたりしたそう。そんなAさんは4年前に、結婚前提でお付き合いしている男性がいました。でも、過干渉な母親ですから、パートナーを紹介するや否や、デートは母子同伴でないとダメだとか、「しばらく実家で同居しなさい、人柄を見極めるから」と言う始末。結果的に当時のパートナーは「義理であっても母になる人があのようではやっていけそうにない」と判断し、破談になったのです。学生時代から窮屈さを感じていたAさんは、保育を学ぶ中で、母親の自立できていない点などを客観的に見られるようになり、物理的に距離を置くことを決めました。現在は母親に内緒で他県へ転居し、新たな職場で結婚したいと思えるパートナーと交際中。結婚観についてはこう語ります。「わたしも子どもを産んだら、愛しさのあまり過干渉になるかもしれません。母は自分が過干渉だと認めないし、自覚もないんです。子どもはそれだけ、人を盲目にするくらいかわいいのだと思います。けど、わたしは子どもの自由や人格を奪いたくないですね」Aさんは母親と同じことを繰り返さないよう、俯瞰的に物事を見つめていこうとしています。■Case2:常に自分が一番でいたい母親20代のBさんの母親も娘いわく「毒親」だそうです。まだ50代前半の母親は、身なりも若く、自分が一番でないと不機嫌になる性格。Bさんは母親のことを「子どものまま」だと言います。気に入らないことがあるとヒステリックになるため、父親もだんまり。娘のことを「よくできたお嬢さん」などとほめられると「あの子はたいしたことない、こんなところがダメだ」と、謙遜を超えた人格否定にまで至るとか。つまり、自分の娘でも自分以外の人がほめられると、悔しくなる性格なのです。子どもの頃、周りの人がほめてくれることも否定され、努力から得た成功も、誰でもできると一蹴されてきたBさんは、自分のことをこう分析しています。「わたしは自己評価がすごく低いって言われます。自分ができることにもっと自信を持ちなよとか。恋愛も、お付き合いしている人はいるけど、いつ嫌われるか心配。そんなネガティブ思考があるから、結婚はもう少し自分の中で自信がついてからがいいなって。結婚が決まったら母とはもう会いません。きっと彼のことも否定するし、生まれた子どもも否定するだろうから」わたしのことを不幸な子だと思って元気に暮らしていればいい、と突き放したように話す姿が印象的でした。■毒親からの脱却と幸せのためには…AさんもBさんも、本当は親に結婚を祝福してほしいけれど、チャチャを入れられるなら報告したくない。結婚後は距離を置くか、最低限の交流のみにしたいと考えていました。自分の親が毒親であることを認めるのは、つらいことだと思います。でも、親の影響で自分の人生をのびのびと過ごせないのは、もっとつらいこと。まずは距離と時間を確保して「自立」することが大事なのではないでしょうか。毒親育ちの女性は、自分も同じことを繰り返すのではないかと考えることがあると言います。でも、第三者目線で見つめられるようになれば、きっと素敵な人生、そして結婚生活を送れるはず。心が落ち着かないときは、専門家に相談するのもおすすめです。ライタープロフィールsakiたまに毒舌なコラムニスト。一度ハマるとどっぷり浸かるB型アラサー。アロマとコーヒーと舞浜の某レジャースポットをこよなく愛しています。
2018年01月18日こんにちは、佐原チハルです。子どもの交友関係に口を挟む親って、モンペ(モンスターペアレンツ)のような印象もありますし、子どもにとって極端な過干渉は虐待の一つになってしまうこともあります。とはいえ、子どもを保護するのは親の役割ですし、成長するまでは保護者の介入が必要になるシーンは少なくありません。そこで今回は、お子さんの交友関係に親が介入することについて、何歳ごろまでなら大丈夫だと思うか 、ママたちに聞いてみました。●小学校の低学年まで、あとは何か起きた時だけ「親が介入できるのなんて、小学校くらいまでじゃないかな。子どもには子どもの世界があるから、あんまり邪魔しちゃうのも良くないし」こう話してくれたのは、17歳と14歳の子どもがいる40代のママさんです。「小学校の低学年くらいまでは、保護者の責任も大きいっていうか。もちろん親はいつまでも親だから、責任だってずっとあるけど、高学年くらいになればお友達との付き合い方だって自分なりにやっていってる感じだし、親があんまり介入してもいいことないと思うよ」とは言え、お友達のお家に遊びに行かせてもらったあとにはお礼をする、喧嘩をしたようであればこっそり親同士でラインし合ってみるなど、子どもには見せない範囲での小さなフォローはある程度必要かも、とのこと。子どもの邪魔をせず、あくまで表立って言動にはしないままで“しっかりと見守る” ことが大切なようです。●そもそも子どもの交友関係への介入はするべきではない「子どもの交友関係に介入、なんて、子どもが何歳でもしちゃいけないと思う」こちらは、10歳と4歳のお子さんを持つ30代のママさんからの言葉です。「下の子だって、仲のいいお友達はこの子たちとか、普段は遊ばないけどこういうことする時は一緒に遊ぶお友達はこの子とか、自分たちで考えたりして決めてる。もちろん、どんな子と普段遊んでるのかとか、喧嘩した時には怪我をしたりさせたりしてないかとか、そういうのはできるだけ把握しておくべきだろうけど。子どもには子どもの世界があるんだから、親が介入して邪魔しちゃ良くないと思う」しかしこちらのママさんは、「いざとなったら弁護士を呼ぶくらいの覚悟はしてる」とも言います。「姉の子どもが中学生なんだけど、隣のクラスでいじめがあったみたいで。そういう話を聞いたり、ニュースとか見てても、トラブルがあった時に学校の先生だけに任せちゃうのは不安だなって思って。だから、いざ何かあった時だけは全力で介入しようと思ってる。先生に話してみてダメなら弁護士さんにも入ってもらうとか」何か大きなトラブルに見舞われた時、子どもだけで解決するのは難しいこと があります。弁護士など、第三者である他の大人に頼ろうという判断は、子どもだけではなかなかできないこともあるでしょう。いざという時、子どもの選択肢を増やすための介入ができるのは理想 ですね。●「思春期にこそむしろ介入しちゃいそう……」という不安の声も「親が子どものお友達とのことにあんまり入っていっちゃうのは良くないってわかってるんだけど、うまく子離れできる自信がなくて……」こう聞かせてくれたのは、5歳と3歳の子どもを持つママさんです。「今は保育園で先生たちがしっかり見てくれてるから、親は仲のいいお友達の名前とか性格とかを知っておくくらいでいいけど、これから先学校に進んでいったら、何かあった時、どうやって子どものことを守ろうって考えると、すごく不安になっちゃうんです」思春期の頃には特に介入してしまいそうで、不安なのだそう。「思春期になったら、恋愛だってするかもしれない。恋愛したら、お友達とはまた付き合い方も変わってくるはずと思うんだけど、そうしたら、どういう時にどうアドバイスしたらいいんだろうって考えるんです。そもそも恋愛のことで親にどうこう言われるなんて最低だとは思うんですけど、もし何か大ごとに発展しちゃったらどうしようとか思うと、介入の仕方は考えておかないといけないなって。うちは上が女の子、下が男の子なんですけど、妊娠したりさせちゃったりしたらどうしようって、似たようなニュースを聞くたびに思っちゃうんです」思春期といえば反抗期 もありますし、特に恋愛ごとともなれば、下手に介入してしまえば、より大きなトラブルを招いてしまうこともあるかもしれません 。とはいえ「放っておくだけではダメだろう」「でも、どう介入したらいいかわからない」という不安は、筆者にもわかるような気もします。親の方からグイグイと介入してしまうのではなく、子どもが思春期になるまでにリスクの低い行動を取れるようアドバイスできたり、何かトラブルがった時に相談してもらえるような関係性を 築いておきたいですね。----------以上、いかがでしたでしょうか。親は、特に子どもがまだ小さい場合には、しっかりと保護してあげる必要があります。けれど自分で自分の交友関係を持てるようになった子どもたちの世界に親が介入しすぎるのは、子どものためにいいことばかりでもありません。いざという時の介入の仕方やタイミングなどは、できるだけ事前にシミュレーションしておきたいですね。もちろん、事前にシミュレーションできる範囲には限りもありますが、パートナーとも話してあってみたり、イメージトレーニングをしたり、まずはできることから始めましょう。●ライター/佐原チハル●モデル/福永桃子
2017年11月30日2015年4月に、厚生労働省によって保険適用と承認された過酸化ベンゾイル製剤を用いた外用薬。「ニキビの特効薬」ともいわれる、その治療効果とは。また、どのようなニキビに適しているのでしょうか。副作用や個人輸入の有無についても解説します。新薬・過酸化ベンゾイルの特徴皮膚科で処方されるニキビ治療薬にはいくつかの種類がありますが、現状、過酸化ベンゾイルが配合された外用薬は「ベピオ」「デュアック」の2種類です。殺菌作用と角質を剥離させる作用によって、ニキビ(尋常性瘡:じんじょうせいざそう)治療に効果があるとされます。過酸化ベンゾイル配合薬が保険適用の薬として厚生労働省に認可されたのは、2015年4月と比較的最近のことです。しかし、アメリカなどの海外では50年以上前からニキビの治療薬として使用されており、現在では80以上の国で過酸化ベンゾイル製剤が承認されています。過酸化ベンゾイルのニキビ治療効果過酸化ベンゾイルを使った治療は、ニキビ治療の中でも効果を得られることが多い方法といわれています。過酸化ベンゾイルの作用によって期待できる治療効果について、詳しく見てみましょう。殺菌作用過酸化ベンゾイルには強い酸化作用があります。この作用により、ニキビの主な原因となるアクネ菌や、表皮ブドウ球菌、黄色ブドウ球菌の細胞膜を酸化させ、殺菌します。これによりニキビの炎症を鎮め、腫れを鎮静化させる効果が期待できます。従来のニキビ治療では、殺菌のために抗生物質を主成分とした薬が使われていました。しかし、抗生物質には、長く使用し続けると、その抗生物質に耐性を持つ「耐性菌」(抗生物質が効かない菌)が生まれることがあるといデメリットがあります。過酸化ベンゾイルは、その作用機序から、長く使っても耐性菌が生まれないようできています。このため、抗生物質より長期的に、また、くりかえし使用することができるというメリットがあるのです。角質剥離作用過酸化ベンゾイルは、肌の一番表面にある角質をはがれやすくする作用があります。ニキビは、毛穴の周囲にある角質が厚くなり、それが毛穴をふさいでつまることで起こります。過酸化ベンゾイルの働きで厚くなった角質が取り除かれると、毛穴がつまりにくくなり、中にたまった菌や皮脂などが外に排出されやすくなります。また、古い角質が取り除かれることで過酸化ベンゾイルが毛穴の奥まで入り込みやすくなるため、殺菌作用がより効果的に働くともいわれています。治療できるニキビの種類ニキビは、炎症の有無などで主に4種類に分けられます。そのうち、過酸化ベンゾイルが効果的といわれるのは以下のニキビです。赤ニキビ黒ニキビ白ニキビ赤ニキビとは、炎症を起こして赤く腫れたニキビのことです。皮脂のつまった毛穴の中でアクネ菌が増殖し、ニキビが悪化して炎症を起こすのです。この炎症が毛穴の中にとどまらず、周囲の組織に広がるとニキビ跡が残ってしまうため、早めに治療することが大切です。赤ニキビの炎症がさらにひどくなり、周りの組織まで広がって膿がたまると黄ニキビと呼ばれる状態になりますが、この黄ニキビには過酸化ベンゾイルは適さないとされています。黒ニキビと白ニキビは、赤ニキビになる前の段階です。黒ニキビを開放面皰(めんぽう)、白ニキビを閉鎖面皰とも言います。毛穴に角質がつまって皮脂がたまり始めている初期段階のニキビを白ニキビ、毛穴に皮脂がたまって角栓(皮脂と古い角質が混ざった状態)となったものが表皮から顔を出し、酸化して黒くなったものを黒ニキビと言います。過酸化ベンゾイルの使い方過酸化ベンゾイルは、寝る前に1日1回、顔を洗った後の清潔な状態で適量を患部に塗ります。赤ニキビの場合は炎症が広がらないよう、ニキビにつけた後にニキビの周囲にも広めに塗り広げるのが一般的です。薬が作用するまでの期間や治療にかかる期間は一概に述べられませんが、基本的に12週間以内には効果が認められるとされます。なお、塗り方や塗る量はその人の症状などによって異なるため、必ず医師に確認し、指示に従いましょう。薬の保管方法過酸化ベンゾイルを含む薬は、25℃以下の涼しい場所で保管します。薬によっては、冷蔵庫で保管することが推奨されるものもあります。ただし、凍らせてはいけないため、冷凍庫では保管しないようにしましょう。使用中の注意事項過酸化ベンゾイルを使用するときは、以下の点に注意しましょう。紫外線を長く浴びないこと服や髪の毛に付着しないよう注意すること目や口のまわりに使用しないこと過酸化ベンゾイルを使用している間は紫外線を避けたほうがよいといわれています。外出するときには帽子や日傘を使用するなど、患部を紫外線から守るようにしましょう。日焼けランプなども紫外線に当たることになるため、行わないようにしてください。また、過酸化ベンゾイルには強い漂白作用もあるため、服や髪の毛に付着しないよう注意しましょう。目や口といった粘膜のまわりにつけると、炎症を起こす場合もあります。このような部位についてしまったときは、すぐに水で洗い流してください。妊娠中・授乳中の使用妊娠中・授乳中の使用に関しては、安全性がまだはっきりしていません。そのため、授乳中に過酸化ベンゾイルの外用薬を使う場合は、授乳を避けたほうがよいとされています。ただ、米国皮膚科学会などでは、妊婦のニキビ治療には過酸化ベンゾイルが適していると発表しています。いずれにせよ、安全性が不確かであることに変わりはないので、妊娠中や授乳中の使用は避けるのが無難でしょう。過酸化ベンゾイルの副作用過酸化ベンゾイルは、以下のような副作用が報告されています。表皮が薄く剥がれる粉をふくヒリヒリ感かゆみ赤み皮膚の乾燥灼熱感このような副作用は、特に塗りはじめに多いとされています。また、他の塗り薬と一緒に使うことで皮膚の症状が悪化する場合もあるとされます。このような症状が見られたときは、すぐに医師に相談しましょう。アレルギー反応に注意過酸化ベンゾイルは、体質によってはアレルギー反応を起こす可能性もあります。顔や目のまわり、薬を塗った部分の強い腫れのほか、発疹、発熱などが現れた場合は、すぐに使用をやめて医師に相談してください。また、耐性菌が発生しないことから長く使える薬ではありますが、長期間の使用でアレルギーによる接触性皮膚炎を起こす可能性があるとの報告があります。自己判断で使用を中止するのはよくありませんが、ニキビが治ってからは使用を控えることをおすすめします。ニキビ治療に使われる過酸化ベンゾイル配合薬現在、皮膚科で処方される過酸化ベンゾイルを配合したニキビ治療薬には、以下の2種類があります。ベピオデュアックエピデュオそれぞれの特徴を簡単にご紹介します。ベピオゲル過酸化ベンゾイルを2.5%の濃度で配合している、白いゲル状の塗り薬です。デュアック配合ゲル過酸化ベンゾイルを3.0%の濃度で配合している、白から淡い黄色のゲル状の塗り薬です。過酸化ベンゾイルのほかに、クリンダマイシンという抗生物質も配合されています。エピデュオアダパレンを0.1%、過酸化ベンゾイルを2.5%で配合。白色から微黄色の不透明なゲル剤のニキビ治療薬。過酸化ベンゾイル製剤の通販はNG過酸化ベンゾイルが配合された薬は、通販などで個人輸入もできます。しかし、過酸化ベンゾイルは効果が強い一方で副作用もある薬です。また、海外の過酸化ベンゾイル製剤の中には、濃度が高く刺激が強いものもあるといわれています。以前は日本では承認されていなかったため、海外から輸入するなどの方法しかありませんでしたが、今は保険適用で処方してもらうことができる薬です。トラブルを避けるためにも、皮膚科を受診して処方してもらうようにしましょう。まとめ過酸化ベンゾイルは、世界的には1960年頃から使われているポピュラーな薬ですが、皮膚の刺激感やかゆみ、赤みといった副作用もあるため、日本では近年まで承認されていませんでした。2015年には日本国内でも承認され、現在は医療機関でも処方できる薬となっています。過酸化ベンゾイル製剤はニキビ治療への高い効果が期待できる薬ですが、刺激症状を生じる可能性のある薬剤です。初めて使用する方も、これまで通販などに頼っていた方も、安全に使用するためにも、医師の指導のもと正しく使用することが重要である。ニキビは、治療が早ければ早いほど完治までの期間が短く、また、跡が残る可能性も低くすることができます。生理現象だからと放置せず、できれば早めに皮膚科に相談しましょう。監修:楠山法子
2017年10月31日2017年7月に放送されたNHK「あさイチ」の発達障害特集の続編として、9月24日(日)午後11:00~11:50にNHK総合テレビで 深夜の保護者会「発達障害 子育ての悩みSP」 が放送される。「あさイチ」とEテレ「ウワサの保護者会」のコラボ特番だ。出演は、発達障害の子を持つ一般&先輩ママ、有働由美子アナ、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹さん、タレントのはなわさん。「ママ友の『大丈夫だよ~』という善意の励ましが辛い」、「夫が非協力的」、「周囲にどう伝えたらいいか?」など、発達障害の子を持つ親が抱えがちな悩みに、先輩保護者らが自らの経験で、具体的な対処法や解決のヒントを紹介してくれるとのこと。また、今回はママだけでなく、夫の本音や当事者である子どもの声も紹介するという。例えば、「悪いのはこの子ではなく、障害のせい」と「子どもと障害を別々に考える」ということで楽になったというお母さんの発言に対して、それを聞いた子どもからは意外な本音が飛び出す。子どもの生の声を放送するのは、今までほとんどなかった試み! 今回の放送は、非常に内容の濃いものになりそうだ。■同じ境遇のママと繋がることのメリット一般的に、発達障害の子育ては少数派なので、子育ての情報源が少ない。だから、こういった番組で、ママの本音や先輩ママから具体的なアドバイスが得られるのは、とても貴重なことだと思う。筆者にも自閉症スペクトラムの息子がいるのだが、以前の保育園でのことを振り返ってみると、正直、居心地の良いものではなかった。他のママの子育て話は、申し訳ないがほとんど参考にならなかったし、正直、保育士の中にも、「発達障害のことをあまり理解していない?」と思わせる先生もいた。だから、療育で同じ境遇のママ友に出会えたことは本当にありがたかった。療育では、みな似たような子育てを経験しているので、相手の気持ちは痛いほどわかるし、こちらも気持ちもわかってもらえるという安心感があった。子どものことをありのままに話せるという心地よさもあった。療育機関や小学校、病院の評判など、地域の情報が得られたり、良質な専門書について情報交換ができるのもとてもありがたかった。また、不思議なもので、「同じような境遇で頑張っている人たちがいる」と感じられるだけで、励まされ、心が強くなれた。療育ママとの座談時間は、まさに、私の癒し&パワーチャージの場であった。■療育ママだって、さまざまだが、当たり前のことだが、次第に、療育ママもさまざまなのだなと思うようにもなった。同じ発達障害でも、子どもの特性や障害の程度はさまざまだし、親の価値観や考え方も違う。子どもの障害を認めたがらないママもいたし、支援学級や支援学校に対して偏見を持っているママもいた。また、コミュニティができればできたで、その中でまた比較が生まれて、誰かが誰かの成長をうらやましいと思ってしまったり。時には、愚痴が長引いたり、悪口などのマイナス話で盛り上がってしまったり。ちょっとした違和感を感じることもあった(もちろん、こんなことは少なかったけど)。 ■自分の身近な範囲を「世界の基準」にしない同じ境遇の仲間、それは本当に心強く大切な存在だ。だが、その世界だけにどっぷり浸かっていると、自分でも知らないうちに、周囲が見えなくなってしまう危険性がある。以前 取材 した(株)アイムの佐藤典雅さんは、「発達障害児のママこそ、常に意識して開かれた視点を持つことが大切。療育だけの狭い世界に自分を閉じ込めずどんどん外の世界に出なさい」と、力説されていた。人は、自分の身近な範囲を世界の基準にし、子育てやわが子の生き方について「こうあるべきだ」と決めつけがちだ。でも、自分の知っている世界なんて、ほんのわずか。偏った価値観に縛られないためには、常に広い世界に触れる必要がある。■発達障害は、「支援すべき少数派の種族」また、以前、NHKスペシャルに出演した本田秀夫氏の著書には、自閉症スペクトラムは「治療すべき“病気”」ではなく、「支援すべき“少数派の種族”」である、という認識を持っておくことが重要 「自閉症スペクトラム10人に1人が抱える『生きづらさ』の正体」(本田秀夫 著)より一部編集して抜粋 と表現されており、なるほど! と思ったものだ。少数派の種族が多数派の種族(一般の人たち)とうまくやっていくには、まず、多数派に自分たちのことを正しく理解してもらわなければならない。そのためには、内輪で慰め合っているだけではなく、積極的に外に向けて発信していかなければならないと思うのだ。私のように、「健常児のママの悩みには共感できない」とか「自分の大変さをわかってもらえない」など、自分で壁を作って引きこもっていても、問題は解決しない。■健常児の子育てをしているお母さんにこそ、知ってほしい私は、たまたま縁あって、ウーマンエキサイトに寄稿する機会を得た。だが、今では、こうした一般の子育てサイトにこそ、発達障害の記事を掲載する意義があると思っている。「こういった子どももいるんですよ」と、普通の子育てをしているママにも、ほんの少しでいいから知ってほしいと思うのだ。私自身、上の娘(定型発達)を育てている時は、発達障害というものをまったく知らなかった。子どもというものは、親が愛情持って育てていれば、自然に優しい心を学び、真っすぐに育ってくれるものだと思い込んでいた。だから、感情の抑えられない子や暴力的な子を見ると、「親にも原因があるのでは?」などと、うがった目で見てしまったりしていた。あの時、私がこの障害のことを知っていたら、もう少し違った見方や対応ができたかもしれない。■壁を取り払うこと、隣の子育てに想像力を持つことだから、こうした寄稿を通して、発達障害の子育てを、周囲に広く知ってほしいと思っている。お互いに隣の子育てに想像力を持つことで、発達障害の子育てを一般の子育てともっと繋いでいきたいと思っている。そして、発達障害の子育てをしているママにも、一歩踏み出すきっかけになればと願っている。私自身、保育園の保護者会で息子のことを説明してからは、園での生活(私の)がずっと楽になった。児童心理学の知識があるママが役立つ情報を教えてくれたり、障害は違うけど障害児を持つママが就学相談のアドバイスをくれたり。「お兄ちゃんがそうかもしれない」と興味を持ってくれたり、「そういう子にはどう接したら負担じゃないかな?」と関わり方を知ろうとしてくれたママもいた。また、いろいろ話してみれば、健常児でも登校しぶりで悩んでいるママがいたり、お友達トラブルで悩んでいるママがいたり、離婚した元旦那と養育費でもめているママがいたり…。私は、自分の子育てばかりが大変だと思い込んでいた。でも、みなそれぞれ、いろいろな事情を抱えて生きている。壁を取り払い、隣の子育てに想像力を持つことで、見えてくる景色はずいぶんと違ってくるのだ。今回、番組の担当プロデューサーからも、「発達障害のある子を持つ親御さんに見てもらいたいのはもちろんだが、それだけではなく、周囲の人にも見てほしい。普段なかなか言えない、当事者の本音を周囲に知ってもらう意味は大きいと思っています」というメッセージをいただいた。さらに、NHKでは、今後、9月26日(火)、27日(水)に「Eテレ」ハートネットTVで「自閉症アバターの世界 1、2」が、9月27日(水)に「あさイチ」の特集で「シリーズ発達障害 どう乗り越える? コミュニケーションの困りごと」など、続々と発達障害が特集されるとのこと。今後の放送にも、注目していきたい。文:まちとこ出版社N<NHK発達障害プロジェクト 今後の放送予定>・2017年9月24日(日)午後11:00~11:50 NHK「深夜の保護者会」「発達障害 子育ての悩みSP」・2017年9月26日(火)午後8:00~8:29 Eテレ「ハートネットTV」 「自閉症アバターの世界 ①」・2017年9月27日(水)午後8:00~8:29 Eテレ「ハートネットTV」 「自閉症アバターの世界 ②」・2017年9月27日(水)午前8:15~9:54 NHK「あさイチ」 「シリーズ発達障害 どう乗り越える? コミュニケーションの困りごと」※内容は変更になる場合がありますNHK 発達障害プロジェクト 【発達障害についての記事一覧】▼大変だけど、不幸じゃない。発達障害の豊かな世界(全4回)▼「うちの子、発達障害かも!?」と思ったら(全9回)
2017年09月22日9/24(日)深夜の保護者会「発達障害 子育ての悩みSP」見どころは?Upload By 発達ナビニュース2017年9月24日(日)、NHK総合の特別番組、「深夜の保護者会『発達障害 子育ての悩みSP』」が放送されます。小・中学生の保護者の皆さんと教育評論家の尾木直樹さんが子育てについての悩みを共有しながら、問題解決のヒントを探していくEテレの人気番組「ウワサの保護者会」。NHKの通年企画「発達障害プロジェクト」の一環として特別バージョンでの放送です。今回は7/24に放送されたあさイチ「他の子と違う?子育ての悩み」とのコラボとして、あさイチで紹介された家庭のVTRを見ながら話し合いをしていきます。■周囲の理解が十分ではない中、子どもの発達障害・または特性を周囲に伝える?伝えない?伝えるならば誰にどう伝える?■子どもの気持ちにどうやって寄り添う?など、発達障害がある子どもを育てる上での困り事や悩み事から、「発達障害ってなに?」「子どもを丸ごと受け入れられるためにどうする?」といった深い内容まで、出演者・保護者の皆さんが本音で語り合います。番組の詳細はこちら!Upload By 発達ナビニュース◆番組名NHK総合 深夜の保護者会「発達障害 子育ての悩みSP」◆放送日時2017年9月24日(日) 23:00~23:50◆出演者はなわ、尾木直樹、有働由美子、高山哲哉◆サイトURL総合 深夜の保護者会「発達障害 子育ての悩みSP」(画像提供:NHK)
2017年09月22日いくつになっても、息子はかわいいもの…。その気持ち、よーくわかります! でも、もうあなたの息子、成人して父親ですよ〜!! いつまでも甘やかしたり、子ども扱いしたり、嫁は正直引いています…。そろそろ子離れしてほしい! 今回はみなさんから寄せられた「お義母さまの息子大好き仰天エピソード」を紹介します。2017年7月26日~8月27日、あんふぁんWebでアンケートを実施。回答数:122件イラスト:春吉86%おっさん(夫)を甘やかすのはやめてください!食事中に義母が息子の口周りをティッシュで拭いたりする…(さわ)欲しい物を何でも買い与える(暴食)メタボ気味の夫は会社の健康診断でイエローカードをもらい食事制限中。なのに、夫の実家に帰省するといつも必ず夫の大好物の揚げ物やコッテリ料理でもてなす義母。理由を説明してダイエットに協力してもらおうとしたが、「一生懸命働いているのに食事制限なんてさせたら○○ちゃんがかわいそう! じっくりゆっくりやればいいんだから、食事制限はやめなさい!」とキレられた(そらてり)名前を未だに「〇〇ちゃん」とちゃん付け。そして、嫌いな食べ物は息子の分だけ入れない。もう子どもじゃないんだから、甘えさせるのはやめてほしい(ぷぷ)墓参りの際、虫除けスプレーを全身くまなくかけてあげていた。スプレーが入らないように夫の口を手で押さえながら(P子)孫よりも息子命!なお義母さま帰省中、夫と2歳の息子が遊んでる時に、息子がテーブルでオデコをぶつけて流血。「ゴンッ」と音を聞いて、慌てて義母がやって来たのだが、「大丈夫? 〇〇くん」と、流血している孫ではなく、40過ぎのおっさんの“我が息子”の名前を呼び心配していた!(シール)一緒にお出掛けしても孫よりも息子優先に行動し、「これは息子が大好きな食べ物なの」などと言う(匿名)孫より息子が○○食べたい!と言うと、それになる(安寿)義母は写真が好きだが、孫の写真より息子を撮るほうが多い! おっさんの写真ばかりもらっても誰も喜ばないし、正直いらない…(笑)(匿名)孫の話をしているのに、気付いたら「息子は〜」「息子の時は〜」と息子の話に変わる(ぴーち)とにかく息子の好きなものを用意する息子の夕飯を心配し、手作りの煮魚を送ってきたりするのですごく迷惑。こっちに連絡なくクール便で届くため、メニューがしょっちゅう変わる(匿名)徒歩5分以内に住んでる義母。何かあった時のために合鍵を渡したが、誰もいない時に家に入って息子の好きなものを冷蔵庫に入れていく…。勝手に冷蔵庫開けられるのはちょっと…(サーチャン)夫の実家に行くと、40過ぎた息子に「この子はコレが好きなのよ〜」と、コーン缶やホットケーキミックスなどを帰り際に持たせる義母。この歳でホットケーキミックス!? しかも期限が切れてた時もある…なんだかなー(まめかな)夫が会社に持っていくお弁当を時々作って早朝に持ってくる…(ぱっぴー)どんだけLOVEなの!? 嫁はドン引きしています…夫の実家に行くと、玄関を上がってから帰るまで息子につきっ切りでベタベタする…(ふーみん)携帯の待ち受けが、若かりし頃の義母と息子のツーショット写真!(しろくろ)「息子は何歳になってもかわいいものよ〜」と40のヒゲ面夫を前に大声で宣言した時には引いた…(オレンジ)夫の実家に帰省すると、義母が別れ際にいつも涙を流してる…(匿名)義父母と義姉、私の一家とで旅行に行った時のこと。夜寝る前になって「お母さんだけ一緒に泊めてほしい」と私達一家の部屋に泊まりに来た…(ユッコ)義両親と旅行に行った際、夫が運転していると後部座席から身を乗り出して「○○くん、運転上手! 車線変更すごーい!」とベタ褒め。夫は無言で運転し続けていたが、義母はずっと褒め続けていた…。おたくの息子さん、もう34歳ですけど…(きらりんキキ)心配なのはわかるけれど… ちょっとやりすぎ・言いすぎ!?パンツ、靴下、ワイシャツ、肌着、タイツを毎回送ってくる。また、息子が風邪を引いたと聞いただけで、生姜紅茶やはちみつを送ってくる。すべてこちらで買えるものなのに…。配送料が無駄だなぁと思う(すみれ)台風や激しい天候の日の度に、夫の携帯に無事に通勤できているか電話が入る(あい)ちょっと転んだ…など何気ないことでもすべてを把握しようとする(豆大福)夫の仕事がきつくて痩せていた時、「かわいそうに。ろくにご飯を食べさせてないのでしょう? もっとちゃんと食べさせてあげて!」とメールが来た(おちゃん)「飲み過ぎる」など夫の愚痴を言ったら、注意するどころか「そんなこと言ったらあの子がかわいそう」と、私が注意された(ママっち)お義母さまを子離れさせるために嫁がしたこと夫の実家の隣に住んでいたが、母子ともに子離れ親離れさせるために隣の市へ引っ越しした(kanaママ)電話が鳴っても着信が義母だと電話に出ない。すぐ留守電になるようにして、取り次がないようにしている(モンブラン)夫の実家で「△△(夫の名前)、免許更新平成〇年」と書かれたメモを目にしたので、先回りしてはがきが届いた瞬間くらいに免許更新に行かせた。「もうすぐ免許更新だよ」と義母から電話があった時に「もう更新に行かせましたよ」と報告したら「〇〇(私)さんがしっかりしてるから安心だ」と言ってもらい、そういうことを早め早めにこなしていたら口出ししてくるのが減った(チョコ)子離れ出来ないお義母さまへの夫の対応でイラッ!私との会話が義母に筒抜け! 子どもがお母さんに一日の出来事を全て話すような感じで。最低!(telmakashi)毎日決まって20時頃に夫の携帯に電話してきて、今日は何を食べたかきいてくる義母。夫に「いい加減電話やめたら?」と言うと、「だってかけてくるんだもん」と。あんたが応対するから悪いんじゃないの??(なや)夫が義母に文句を言うことはなく、すべていいなり。イライラする!(匿名)家族でのお出掛けなどのスケジュールをわりと義母に話してしまう夫。いつも出発前に電話してきたり、「私もそっちに用事あるから」とついてこようとしているのを知っているはずなので、教えるのをやめて欲しい(りりか)
2017年09月20日高畑充希が超過保護な“究極の箱入り娘”を演じ、竹内涼真と共演した日本テレビ水曜ドラマ「過保護のカホコ」が9月13日(水)今夜の放送で最終回を迎え、カホコと初の結婚式で大団円を迎えた感動のラストにネットでは感動の嵐が巻き起こっている。本作は高畑さん演じる、何から何まで親の庇護のもと温々と生きてきた“奇跡の純粋培養人間”カホコが、全く正反対の境遇で育った竹内さん演じる画家を目指す大学生・麦野初と出会い「自分探し」をするなかで、自らの中に眠っていた本当の“力”で、家族の問題を次々と解決していく痛快ホームドラマ。カホコを“超過保護”に育てた母・泉を黒木瞳が、カホコの父・正高を時任三郎が、泉の母でカホコの祖母・初代を三田佳子が、泉の父親・福士を西岡徳馬がそれぞれ演じたほか、佐藤二朗、中島ひろ子、西尾まり、夙川アトム、久保田紗友、平泉成、濱田マリ、梅沢昌代といったキャストも出演した。最終回では三田さん演じる初代が亡くなり、家族がバラバラになっていく“危機”を迎えた根本家を救うべくカホコが奮闘。保育士の資格を取って働き、初と結婚して西岡さん演じる福士と共に暮らすと決意、結婚を許して欲しいと願うカホコを当初は拒否していた母・泉も最終的には結婚式場に駆けつけ、最後は無事家族みんなで結婚を祝う…という展開に。放送前から「今日のカホコはハンカチと携帯用意して見る」など“号泣”覚悟の視聴者が多かったようだが、感動的なシーンが続く展開に「始まって15分、もう涙止まらない」「過保護のカホコ最終回終始泣いてたわ」など冒頭から涙する視聴者が続出。1話の頃とは比べものにならないほど自らの意思を言葉にして周囲を動かしていくカホコの姿に「カホコちゃん、強くなったね」「こんなに変わったカホコが見れたのすごい…!」とその成長ぶりに驚くツイートが多数。また今回も“名言”を繰り出した初を演じた竹内さんには「竹内涼真くんのイケメン万能感はすごい」などの投稿とともに「竹内涼真ロス半端なくない?」と早くも“初=竹内ロス”を嘆く声も。そしてラストシーンは結婚から1年後のカホコと初の姿が少しだけ描かれたのだが、そこにはまるで母・泉のように振る舞うカホコの姿が。「カホコ完全にママと一致wwww」「一人称がカホコから私になってるよ!!」「カホコご飯作れるようになったんだね」と短いシーンに結婚後のカホコの成長ぶりを詰め込んだラストも好評のようだった。清々しいハッピーエンドに「気持ちいい最終回だった」「こんなに感動するドラマやったんやね」という声が、放送後もSNSには投稿され続けているほか、「カホコは続編待ちです」「season2とかでまたやってくれないかな?」など続編を期待する声が早くも上がっている。(笠緒)
2017年09月14日いつまでたっても子離れできない過保護な親が増えているようで、話題の日本テレビ系ドラマ『過保護のカホコ』を見て、「うちの親と同じ!」と共感する若者も少なくないそうです。子どもがかわいいのはわかりますが、 中には過保護が行き過ぎて「毒親」になってしまっている親もいます。みなさんの周りにもそんな親がいないでしょうか?今回は、過保護すぎる親にイラッとしたエピソードについて、20代~30代の女性たちにお話を聞いてみました。●(1)1日に何度も連絡が来る『1日に何度も母からメールや電話が来ます。友達や彼氏といるときに無視していると、連絡がとれるまで何度もしつこく「どうしたの?」「連絡よこしなさい」って来るので、うるさくて。帰りの時間も必ず連絡しないといけません。いつまでも子ども扱いしてくるのがイライラします』(25歳女性/会社員)恋人からでさえ、1日に何度も連絡が来たら面倒くさくなってしまうものですが、母親からというのもつらいですね。携帯電話が普及したことで便利になった分、親からの監視や束縛がきつくなった という人もいるかもしれません。子どものことを信用していれば、1日に何度も連絡を取る必要はないと思いますが、信用できないのでしょうか……。●(2)危ないからという理由でいろいろなことが禁止される『子どものころから、危ないからという理由でいろいろなことを母に禁止されてきました。たとえば自転車とか、友達とプールや海に行くこととか、車の運転免許を取りに行くこともダメでしたね。一人暮らしももちろん禁止。28歳になった今でも実家から出ることを許されません。このままじゃ結婚もできないんじゃないかと不安です』(28歳女性/会社員)男の子でも、危ないからという理由でボール遊びや木登りが禁止されている子は少なくないようです。それでは運動神経も育たないような気がしますが、大丈夫なのでしょうか?また、自転車に乗ることを禁止されていたため、大人になっても自転車に乗れないという人が私の友達にもいます。中高生のころ、自転車に乗れないせいで友達と一緒に遊びに出かけられなかったり、恥ずかしい思いをしたりした、と言っていました。何でもかんでも「危ない」と禁止していては、何もできない子になってしまいます。成長するに従ってそれが足かせになってしまいかねない ということも親はよく理解しておく必要があるでしょう。●(3)会社にいちいち連絡してくる『私が新卒で入社したばかりのころ、体調を崩して3日休み、出勤した日に会社へ電話してきて、「まだ体調が万全じゃないので無理させないようにお願いします」と言ったらしい。さらに繁忙期で残業が続いたときには抗議の電話を入れたようで、上司に呆れられました。今はさすがにないですが、それでも夜11時過ぎても帰らないと、「何してるの?早く帰ってきなさい!」と電話がきます』(32歳女性/会社員)これは強烈ですね。学校や職場に親が連絡してくるというのは子どもにとって非常に恥ずかしいことです。周りからの評価や評判を下げたり、下手するとイジメのきっかけになってしまったり することもあります。子どもにとって居心地の悪い環境を作ってしまわないよう、親が学校や職場の事情に介入するときには慎重になる必要があるでしょう。----------子どもを心配するあまり過保護になってしまう親の気持ちもわかりますが、せめて成人したら多少は子どもから目を離すことも必要なのではないでしょうか。いつまでも子離れ・親離れできないでいると、それによって弊害も出てきます。子どもがいくつになっても経済的にも精神的にも自立できない、家事もできない、結婚もできない……なんてことにならないためにも、親は子どもを信用し、独り立ちできるようサポートしていってあげることが大切です。●文/パピマミ編集部●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年09月13日カホコ(高畑充希)とはじめ(竹内涼真)の成長恋愛ストーリーでありながら、家族の愛を描くホームドラマでもある「過保護のカホコ」。ついに次回は最終回! 直前である第9話のおさらいをしてみよう。親戚中の問題に振り回されるカホコ自分の病気を家族の誰にも言わずにいた祖母・初代はついに倒れて入院してしまう。祖父・福士や泉と妹たちはつきっきりの看病が続いていた。そんな中、衛と環は離婚届を出し、糸は家を出てチェロを売るなど親戚中の問題に振り回されるカホコだった。数日後、やっと意識が戻った初代は「家に帰りたい」と泉にお願いする。今までは延命のことばかり考えていた泉だったが、その切実な思いを汲み取り、初代の願いを聞き入れることにした。第9話のクライマックス! 大好きなばあばが死んじゃった…初代は願い通りに家に帰ることができた。それでもまだギクシャクする3人の娘を見て、初代はカホコにあるお願いをする。それは初代が取っておいた3人の娘たちからのプレゼントを見せることだった。それを見て3人は思い出を話しはじめ、カホコからも「ばあばの大好きな笑顔の3人でいて」と諭され仲直りするのだった。カホコに言われて仲良し3人姉妹に戻った泉と節と環。しかし、初代は家に帰った翌日に家族に見守られながら安らかに眠ったのだった。愛しか知らない女の子と愛を知らない男の子の結末ばあばが死んでしまい魂が抜けてしまったかのようなカホコ。結婚も考えられなくなってしまったと初めに言う。そんなときに初は「こんなときだからこそ結婚しよう」とカホコにいう。結婚とはいつでも愛するということだから、最悪の今こそ結婚するべきだとカホコに言い、二人は結婚する意思を固めたのだった。過保護で何もできないカホコだったが、初に出会い、ばあばの死を経験することでようやく過保護から抜け出そうとしている。一方で、過保護という愛情をたっぷりすぎるぐらい注がれてきたカホコのバカみたいに明るくて素直な心は、ひねくれていた初の心をゆっくりと溶かしていった。過保護という切り口ではあっても「愛しか知らない女の子と愛を知らない男の子」という女子の大好物な恋愛テーマが高畑充希と竹内涼真にうまくハマっている。来週はついにカホコと初の結婚式。はたして泉は許してくれるのか? 最後にカホコは自立できるのか? 黒Tに黒のパンツというファッションで通してきた初くんのファッションはどうなるのか? などなど見所はたっぷりあるので最後まで楽しみにしたい。
2017年09月12日絵に描いたような過保護なカホコ(高畑充希)と、施設育ちのはじめ(竹内涼真)の恋愛ストーリーが毎回話題の『過保護のカホコ』。第8話では、今までカホコからはじめへの愛情ばかりが描かれていたが、一変して初からカホコへの愛がたっぷりの回となった。後半になるにつれてファンが増えていくこのドラマのヒットの秘訣を探ってみよう。ヒットの秘訣1:家族みんなが見られるホームドラマ初代・泉・カホコの3世代が登場するドラマなので、どの世代が見ても共感ポイントがあることがホームドラマの良さ。若い人たちはカホコの恋愛を中心に見ることができるし、車の送迎や愛情弁当など「私もカホコだった!」と実際に当てはまる人も多いようだ。母親世代は娘と親に挟まれて、毎日忙しく家族のために追われてしまう中間管理職のような立場を泉が代弁してくれる。ばあば世代になると、子育ても終えて自分の反省も踏まえて俯瞰で孫を愛することができるようになったり、そろそろ終活の考えどきだったりする。みんなが「こういう気持ちや状況あるな〜」と少なからず思えるのがいいのだろう。ヒットの秘訣2:脚本は『家政婦のミタ』の遊川和彦『女王の教室』(2005)、『家政婦のミタ』(2011)などのヒット作を手がけた遊川和彦が脚本を担当。社会的問題を強い女性を通してドラマにした作品で人気を得てきた。『過保護のカホコ』では、強い女性ではないが極端に過保護な女の子を主人公にしている。これらの共通点としてあげられるのが、極端な存在の女性を主人公にしていること。過去2作品ではどちらも不気味で不快の象徴のような存在であった。またもう1つの共通点としてジャンル分けしづらいドラマであること。『女王の教室』にしても学園ものとは言いづらいし、『家政婦のミタ』こそホームドラマにはくくれない内容だった。今回の過保護のカホコも恋愛ドラマと一言では言えないストーリーだ。ヒットの秘訣3:ただくっつくだけじゃない恋愛成長ドラマ第6話くらいまでは初と出会って成長するカホコが中心に描かれていたが、後半になって初の生い立ちが徐々に明かされるとともに、初にとってもカホコと出会って愛を知ることで成長している様子が描かれている。とくに第8話では、初が自分を捨てた母親に会うという重要なシーンもあった。大きな体をした竹内涼真が泣きながらおにぎりを食べ、カホコにしがみついて泣くシーンは女心を鷲づかみにした。このワンシーンで、今までカホコの思いを受け止めていただけに見えた初が、実はカホコのことをどれだけ必要としているかもわかった。結婚宣言をしたカホコと初。一方、壁となって立ちはだかるのは強敵・母泉。このバトルどちらが勝つのか楽しみだが、きっと視聴者は竹内涼真のタキシード姿を見たいと期待しているはずだ。
2017年09月05日こんにちは。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。ドラマ『過保護のカホコ』が人気ですが、現実はもっとドン引きするような過保護で人生を台無しにしている子どもが大勢おります。お見合い写真を撮るカメラマンの方からお聞きした話ですが、 『就活の写真も撮るけれど、子どもじゃなくて親がカメラマンを探して、親が申し込んでくる人がいる。あれは就活もうまくいかないね』と。私もアラサーの娘を持つ親から恋愛相談が来たことがありました。本人じゃないため、お断りしましたが。親が子ども以上に就活、婚活に熱心でそのために主体性がなさ過ぎてうまくいっていない事例は多いです。子どもは真面目で高学歴の場合もあり、周りからは「良い家族」と思われている場合も。親の人生を歩み自分の人生を生きない子どもの過程はこんな感じです。●(1)親のために就職をする親が子どもの進路に口を出すのはよくある話です。こんなことを言われたことはないでしょうか?「お前はのんびりしているから民間企業じゃなくて公務員が向いている」「どこでも仕事に困らないから薬剤師がいい」「銀行は安定しているから」「安定している企業が良い企業」これを一意見として参考にする分にはいいでしょう。ここで親の意見を鵜呑みにして、その通りに就職します。就職できればまだいいですよね。仕事は親がカバーしません。その仕事を通して親離れして自立する こともあるでしょう。●(2)親のために結婚しようとする「親が反対したから20代に付き合っていた彼氏と別れた」「私の親のことも大事にしてくれる男性がいい」「親が結婚しろとお金を出して結婚相談所に入会させた」など、結婚がすべて“親”ありきの女性がおります。理想の男性の条件でいう収入、家柄、学歴など探っていくと全て「親がいいというから」。ここで自分が親のペットであること に気が付いてほしいのですが……。●(3)親のために離婚をしようとする仮に結婚しても困ったことがあればまず親に相談して、子どもができても教育方針は夫より自分の親に相談 。そんなことが続けば夫婦関係は冷めていきます。そして離婚し実家に戻る。「良い会社」「良い男」「良い人生」の「良い」っていうのが自分にとっての理想ではなく親の理想のまま。いつ、自分の人生を歩むのでしょうね。●ライター/菊乃(婚活・恋愛コンサルタント)●モデル/沖まりね
2017年08月31日水曜ドラマ『過保護のカホコ』(日テレ系)を見ていて、「この子、私みたい…」と感じる女性も少なくないのでは?両親から大事に大事に育てられた影響で、自分で物事を決められない、人の意見を聞かないと安心できない、何かにつけて自信がない、などなど。自分らしく生きるとはどういうことなのでしょうか。過保護に育てられた女性の実例や、悩みを乗り越える方法をご紹介していきます。◆大事に育てられたゆえの悩みとは?両親から愛情をたっぷり注がれて、成長したTさん(28歳/事務職)。「何かを選ばなければならないときは、いつも母に決めてもらってたので、ものすごく優柔不断なんです」常に親に決断をゆだねていたため、何事も自分で決められないし、超がつくほど受動的だという彼女。「男の人に告白されたけど、付き合っていいかわからず、返事を引き延ばして相手をイライラさせたことがあります。私がいいなと思った人には、自分から声をかけたりできないので、陰から見守るだけで全く進展しません」チャンスがあっても自ら逃してしまうし、気になる人に対しても積極的になれない…そんな自分を歯がゆく思っているようです。「自分に自信がなくて、価値のない人間だなと思います。本当、何もできなくて情けなくなります…」引っ込み思案を通り越して、自分に無価値観を抱いている様子。これは危険な兆候かも。「強引なアプローチには弱いので、押されまくって付き合ったことがあります。彼はすごく束縛してくるタイプで、私の行動に口出ししてきたり、男友達の連絡先を消せって言われたり。ただ、何でも決めてくれるから楽と言えば楽で、依存しちゃいそうでした」これも過保護すぎる親の影響なのか…悩みは次から次へと出てきます。◆カホコ系女子の悩みを解消するには◎自分から親離れするまず、やりたいことに挑戦できる自分をめざしましょう。親の期待に応えなくてもいい、親をガッカリさせてもいいと、自分を許すことをおすすめします。ドラマには、カホコが「人を幸せにするための仕事」がしたいと言い、自分に合う仕事を探すシーンが登場しました。たとえ、なかなか上手くいかなかったとしても、彼女のように「したいことをしよう」と決意するのは大事。あらゆることを経験し、何度も失敗を繰り返すうちに「できること」が増えていって、自信がつくでしょう。決断できない場合は、魅力的だと感じたことを、とにかく試してみてください。そして、イヤなことはイヤと伝える努力も必要。ただうなずくだけではなく、恐れずに首を横に振るのです。恋愛も同じ。いくつもの片思いや交際を経験する中で、たったひとりの運命の人が見つかる可能性に賭けてみましょう。◎親に子離れしてもらう自立したい、自分はもう大人だと思っていても親からするとまだまだ子ども。何をするにも親の承諾や理解を得ないと物事が進まないという人もいるはず。でも、親にも子離れしてもらわないと自立は難しいもの。今まで相談して決めていたいろいろなことを、まずは一人で決めて実行してみてください。どんな些細なことでも構いません。そうすることで、親に「一人でもできる」と示しましょう。もし実家住まいなら、一人暮らしを始めるのもいいと思います。◆終わりに「恋愛がうまくいかない」と感じている女性のみなさん。『過保護のカホコ』を放送している今は、現状から抜け出すチャンスかもしれません。「どうせ私は…」なんて諦めるのではなく、できることから一つずつ試していきましょう。最愛のパートナーを見つける頃には、親との関係が良好になっている可能性もあります。人生を最大限に楽しむためにも、居心地の良い環境をつくりあげていってくださいね。ライタープロフィールsacchi異色の経歴をもち、現在は一児の母とピアノ講師、ハンドメイド作家をかけもちするライター。音楽、美しいものや可愛いもの、綺麗な景色などが特に好きで、何にでも好奇心旺盛なアラサー女子です。人やものとのさまざまな出会いの中で、さらに人間を磨いて日々精力的に活動中。
2017年08月23日竹内涼真くんの胸キュン行動以外に、行き過ぎたカホコへの過保護っぷりも話題となっているドラマ『過保護のカホコ』。今回は、もはや娘のためではなく自分のためとも思える母・泉の行動を振り返ってみよう。娘の加穂子を自分の思い通りに育てる母・泉朝、起こしてあげることから始まり、着ていく洋服も泉が選ぶ。駅までの車での送り迎えも欠かさずして、夜には加穂子の幼いときのビデオを二人で見るのが日課だ。今、加穂子は就職活動中だが、極度の過保護のせいで一向に内定が決まらない。そんなときにも泉は、夫の会社にコネ入社を頼んだり、大学の就職課に一緒に行ったり、挙げ句の果てにはインターンシップ先にも様子を見に行く始末。加穂子の就職が決まらなそうだと思うと、「花嫁修行をして家族を幸せにするのも立派な仕事」と言い出すはめに。厄介なのが自分が過保護だという自覚がないところ。私はどんな危険からもあの子を守りたいだけと言い、夫が口出ししようものなら「なんであの子を不幸にしているみたいな言い方されなきゃいけないの?」と逆ギレをするからたまったもんじゃない。自分のテリトリーの外に出るとめっぽう弱い泉家では女王のような振る舞いをする泉だが、強気でいられるのは自分のテリトリー内だけ。一歩外に出ると性格も一変し、声と態度が一気に小さくなる。夫の実家では加穂子を通じてしか話さず、加穂子の大学の就職課や、夫の会社に行ったときにも、消え入るような声でしか話せなくなる。しかし、自分のテリトリーである実家では長女として権力を振るう。三姉妹のなかでも優位に立ちたいため、妹の子どもの糸ちゃんがチェロで優秀だとみんなが盛り上がると、途端に話を切り替え仕切り始めるのだった。泉が過保護な母から放任母に変身!?第6話では過保護な泉に変化が訪れた。加穂子の自立宣言を聞いて「もう、私のことは必要じゃないみたい」とショックを受けた泉は、実家へと家出をしてしまう。夫の説得には応じない泉だったが、母・初代からの言葉と、娘・加穂子から「ママの愛は宝物で偉大」と言われて家に帰ることにした。しかし家に帰ると、散らかった部屋を一気に掃除して、今度は泉が自由放任主義宣言をした。「ママは金輪際口を出さないから。頼りたいときだけ頼るのはやめてよね」と夫と加穂子に言い放ったのだった。行き過ぎた過保護の泉に批判が集まる一方で、「私は泉さんのこういう気持ち、すごく解るのよ。だから嫌いになりきれないの」「不器用なんだよ、泉さん。完璧かナッシングしか出来ないひとなんだよ」「もはやカホコより泉に興味津々な今日このごろ」「私の身体の中の泉のDNAが騒いでいる」など共感や憎みきれないとの声もSNSでは多くあがっている。今後は母と娘の関係にも注目していきたい。
2017年08月23日「なんでママに隠れてこんなことするの!」。一人娘の女子大生・カホコ(高畑充希)がこっそり買ったワンピースを見つけ、娘にそれを突き付けながら叫ぶママ(黒木瞳)。ドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)では、こんな“過保護”シーンが話題になっている。 「私も年々“過保護”な親が増えていると感じています。『カホコ』を見ながら、知り合いの母娘や自身と重ね合わせて『いるいる』『うちもそうだ』と、感じている方もいるのではないでしょうか」 そう話すのは、『「親力」で決まる!』などの著書で知られる教育評論家の親野智可等さん。また、教育問題にくわしいジャーナリストの石川結貴さんも、こう続ける。 「ママの黒木瞳が自分の人生をわが子に投影して、コントロールしようとしているところがリアル。現実にもドラマ以上に子どもをがんじがらめに縛っている親もたくさん存在します」 えっ、ドラマ以上の“過保護”?驚くべき“バカ保護”の実態を親野さんや石川さんに寄せられた実例で、紹介していこう。まず、ドラマにも登場する定番の手作り弁当。カホコの弁当は、同級生役の竹内涼真が「マジ、大学4年にもなって、毎日ママにこんな弁当作ってもらってんの?」と驚くほど豪華なものだった。だが、それを上回る母親も……。 ■毎日会社へお弁当を運ぶ母 「カホコはうちの先輩とそっくり。広告代理店で私より2つ年上の先輩(30歳・女性)なんですけど、入社以来、約7年間、毎日、母親が手作り弁当を会社まで届けにくるんです。先日、先輩が外出中に私が受け取ったんですが、小ぎれいなお母さんが会社のロビーに現れて『お弁当箱って荷物になるし、満員電車に乗るのに、持っていくのは大変でしょう。それに温かいものを食べさせてやりたいから』と。この前、先輩がママに作ってもらった弁当を自分で作ったと偽って彼氏に渡したら、野菜の煮物が入っていて、『おまえ、料理の趣味渋いな』と言われたとか」(東京都・OL・28歳) こうした親の“サポート型”過保護の例は数知れない。つぎは“子ども管理型”。 ■娘のLINEに勝手に返信する母 「私の友人に20歳のお嬢さんがいるのですが、先日、電話でこんなことを言ってました。『娘が無造作に置いて寝てしまったスマホを見たらLINEのメッセージが届いてて。最近、返信が遅いだけで仲間外れになったり、いじめの対象になったりするって聞くでしょ。娘の代わりに返信しておいたわ』。うちの娘だったら『勝手になにすんのよ』とケンカになることは間違いなし。パスワードはお嬢さんから聞いたのでしょうが……」(埼玉県・主婦・50歳) ほかにも耳を疑うようなエピソードも。 ■娘をコネ入社させ、残業させた上司を叱る女社長 「私の勤めるアパレル企業の女性社長。娘が就職氷河期でどこも入社できなかったからと、自分の会社に入社させた。就業時間近くになると、毎日内線がかかってくる。帰社時間を合わせて一緒にご飯を食べられるようにしているらしい。一度、娘が残業で帰れないことがあったとき、彼女の部署の上司が呼ばれて『部下の仕事配分がきちんとできてない』と社長から怒鳴られた。私たちも残業続きなんですけど、いい気なものです」(群馬県・アパレル勤務・30歳) こうした“過保護母娘”が目立つ背景を、前出・石川さんはこう見ている。 「人生に夢中になるものが見つけられなかった女性は、自分の人生をわが子、特に同性である娘に投影しがちなんです。しかも愛情と一緒くたになっているため、わが子の世話が行きすぎていることへの自覚がない。それが、過保護が蔓延してしまった大きな理由でしょう」 また親野さんは、次のように語る。 「私の基準では『サポート型』は過保護として許せる範囲。洋服を自由に選ばせないなど、子どもの自立心を奪う『管理型』こそやってはいけないものです。『過保護のカホコ』は見ているうちに許される過保護と許されない過保護がわかってくる絶妙な展開です。いかに自分が子どもたちの自立を邪魔しているのかがわからない親は、ぜひ見てもらいたい」 ドラマの“親”見て、わがふり直せ、といえそうだ。
2017年08月23日好評放送中のドラマ「過保護のカホコ」だが、先週8月9日に放送された第5話のラストで竹内涼真演じる麦野初(はじめ)の“告白”シーンが世の女子たちを胸キュンさせ、放送直後にはTwitterのトレンド入りを果たすなど大きな話題を呼んだ。本作をきっかけに竹内さんの人気がさらに加速しそうだ。「過保護のカホコ」は現代の日本が生んだ「過保護の象徴」のような女子大生・カホコを高畑充希が演じて主演、何から何まで親の庇護のもと温々と生きてきた“奇跡の純粋培養人間”カホコが、同じ大学の芸術学部に通うカホコとは全く正反対の境遇で育った竹内さん演じる麦野初と出会い「自分探し」をするなかで、自らの中に眠っていた本当の“力”で、家族の問題を次々と解決していく痛快ホームドラマ。第5話はカホコの家族や親せきにトラブルが続発、カホコが自立のきっかけとしてインターンを始めるが、そこにも母・泉(黒木瞳)が介入。さらに初の辛い過去を知ったカホコは「無力な自分が悔しい」と、初が思わず河に投げ捨てた母の思い出の絵の具のチューブを探し出す…。その過程で初の父が早くに亡くなり、母も初が7歳のとき、おにぎりと書き置きを残して失踪したこと、それでも初が自分を捨てた母親にいまでもただならぬ思いを抱いていることなどが明かされ、ドラマ終盤では必死なカホコの姿に胸打たれた初が、カホコをお姫様抱っこ…!さらにカホコを自宅に送り届けた際、カホコの母・泉から「もう会わないで」と言われた初が両親に対し「お2人が娘さんをかわいいと思う理由がやっとわかりました」「できれば交際を許してほしいと思ってます」と力強くカホコへの想いを“告白”するという展開となった。そんな男気溢れる初の姿に対しネットでは「#過保護のカホコお姫様だっこ」というタグが登場したほか、「竹内涼真くんかっこよすぎて心臓がもたない」「本当にかっこよすぎてもう号泣」「俺男子だけどすごくかっこよかった」「竹内涼真くんがかっこよ過ぎて吐血しそう」など、竹内さんの演技に感動したという声が続々投稿され“お祭り”状態となった。『青空エール』では夢に向かうまっすぐな野球少年、「時をかける少女」ではヒロインを想い続ける一途な青年を、「THE LAST COP/ラストコップ」ではエリート若手刑事・若山省吾をコミカルに好演するなど、昨年から今年にかけて爽やかで明るい役柄でブレイク基調にのった竹内さんだが、元々サッカー少年でもあり、仮面ライダーを演じることを目標に掲げてデビューし「仮面ライダードライブ」の主演の座を射止めるなど、その根本には“熱さ”も持ち合わせていた。今回は竹内さんの持っていた「芯の熱さ」の部分が役柄とリンクし、第5話での熱演につながったと言えるだろう。そして、第6話の予告編では初がカホコに「大好きだよ、カホコ」と発言するシーンが流れ、ネット上の乙女は大絶叫!超絶期待高まる今夜の第6話では、カホコの脱過保護宣言を受けて突然家を出てしまった母・泉いずみ(黒木瞳)。根本家では残された正高まさたか(時任三郎)とカホコが慣れない家事に手を焼き、家の中はメチャクチャに。一方で初はじめ(竹内涼真)が両親の前で交際を申し込んでくれたことが嬉しいカホコだったが、「カホコと呼ぶこと」と「好きだと言うこと」の2つのお願いに、照れる初はなかなか答えてくれず…。「過保護のカホコ」第6話より本作をきっかけに群雄割拠する若手イケメン俳優のなかでも頭1つとびぬけた感のある竹内さん。現在朝ドラ「ひよっこ」にも出演中ということもあり、この春公開の『帝一の國』で共演した菅田将暉といった一般層にも高い知名度を持つ“国民的イケメン枠”への仲間入りも近いのではないだろうか。今後の竹内さんの活躍から目が離せない。(笠緒)
2017年08月16日婚活業界で話題になっている「代理婚活」や「親コン」。あなたは耳にしたことがありますか?これは、結婚したい当事者ではなく、その親だけが参加する婚活パーティーのこと。最近では大手の結婚相談所もぞくぞくと親向け婚活パーティーを開催しています。親専門の結婚セミナーもあり、連日大反響となっているそうなんです。今回は、この代理婚活について考えます。いったいどのようなもので、本当にメリットはあるのでしょうか?●代理婚活パーティーってこんなもの親による代理婚活はどのような手順で行われるのでしょうか。親専門の婚活パーティーに参加したことがある方からお話を伺ってみました。『だいたい40人くらいの親が集まりましたね。ほとんどが母親でしたが、中には夫婦で参加している方もおられました。当日はまず参加者リストが配られます。そこには結婚を希望している当事者たちの年齢、職業、長所や短所、身長、体重、喫煙するかどうか、飲酒するかどうかなどが細かく書いてあります。気になる方がいたら、親御さんとお話します。リストからは分からない家柄の雰囲気などは、だいたい親御さんと話してみると伝わってきますね。話してみてお互い納得したら、子どもの写真付き身上書を交換する ……という流れです』(60代女性/主婦/30代息子が婚活中)どうやら、当事者が参加する一般的な婚活パーティーと流れや雰囲気はあまり変わらない様子です。ただ1つだけ違うのが「親だけが参加している」というところ。当事者不在の婚活に、不安はないのでしょうか?他の経験者はこう語りました。『真の婚活は、身上書を受け取った後からです。自宅に持ち帰り、家族みんなでお相手について検討します。10枚以上の身上書を持って帰っても、家族みんなが納得する相手は1人もいないことなんてザラです。でも、こうしてじっくり考えることができるので、娘が婚活パーティーの席に来なくても不安はありませんね』(50代女性/会社員/30代娘が婚活中)●代理婚活のメリット少しずつ増えてきている代理婚活パーティー。そのメリットを、参加者の声から考察していきましょう。●時短で合理的に婚活できる『私の友人は、5年もつきあった相手との結婚を親に反対され、婚約までいったのに破断となってしまいました。20代の大事な5年間が全部ムダになってしまったんですよね。私はもう30代、そんなムダは絶対に避けたいんです。親がふるいにかけてくれた相手の中からお気に入りの相手を選ぶのは、時短かつ合理的 な方法です』(30代女性/教員)確かにそうかもしれません。親が最初から相手の人となりを知っているわけですから、「相手を親に紹介する」という面倒なプロセスを省くことができますよね。早く、ムダなく結婚までこぎつけることができるのは、代理婚活のメリットのひとつなのでしょう。●親からアドバイスを貰えるのが頼もしい『僕のことを一番理解しているのは、何だかんだいってやっぱり親。それに、親は結婚生活の酸いも甘いも噛み分けてきてるでしょ。だから、同世代の友人からは得られないようなアドバイスをガンガンもらえます。頼もしいですよ』(30代男性/自営業)親は子どものあらゆる姿を見てきています。考え方のクセ、行動パターン、コミュニケーションで気をつけるべき点……さまざまなことを把握しているのです。だからこそ、親がくれるアドバイスは具体的。ともに婚活をやりぬく、絶好のパートナーとなりうるのですね。●代理婚活のデメリット代理婚活にデメリットはないのでしょうか。こちらも参加者の声から考えてみました。●親が勝手に断ってしまう『僕が気に入ったお相手を、親が勝手に断ってしまう ので困ります。結婚するのは僕だから、最終決定権は僕にあるべきですよね。でも、婚活にかかる費用を負担してもらっているので、強く出られないんですよね』(20代男性/会社員)親からすれば、子どもの判断はまだ未熟なのでしょう。できるだけいい相手と、間違いのない結婚をして欲しい。そんな願いが行き過ぎてしまい、トラブルになることはよくあるようです。意見が分かれたあげく、大喧嘩となって親子関係が破綻したケースもありました。これでは、幸せな結婚は遠のくばかりですね。●親まかせになりすぎる『私が頑張りすぎたのでしょうか……娘は自分自身で出会いを探さなくなりました。まるで他人事のように「お母さん、婚活パーティー行かないの?」と言うので、困っています』(60代女性/主婦/30代娘が婚活中)代理婚活では、実際に行動するのは親ばかり。結婚したい当事者が動くわけではないので、自分の問題として認識できなくなりがちです。中には、親が見つけてきた相手とうまくいかないと「あんな相手を選んできたお母さんのせいだ」と言い出す人までいるとか。自立できないタイプの子どもだと、代理婚活をうまくすすめるのは難しいのかもしれませんね。----------代理婚活を成功させるカギは、親子の適切な距離感です。結婚相手を決めるのはあくまで子ども自身。親はそのサポートに徹し、うまく舵取りをすることに徹したほうがよさそうですね。●文/パピマミ編集部●モデル/ゆみ、SAYAおすすめサービス(sponsored)婚活サイトやマッチングアプリを使ってがんばって婚活してきたけど、出会えなかった。婚活疲れや自力の婚活に限界を感じている。でも結婚相談所は高額すぎるし、店舗へカウンセリングに通う時間もなかなかとれない。そんなあなたへ。プロに任せるネット婚活「excite.結婚相談所」は、日額たったの約300円でプロのコンシェルジュがあなたのネット婚活をサポート。手続きもすべてWEB上で完結。相談所の頼り強さと婚活サイトの利便性、どちらも兼ね備えたサービスなのです。新しい一歩、踏み出してみませんか? 詳しくはこちら
2017年08月14日「取扱注意」や「こわれもの注意」などのシールがたくさんつけられた梱包材のプチプチドレスに身を包んだ高畑充希のポスターが印象深いドラマ『過保護のカホコ』。第3話では、カホコは麦野くんへの好意に気づき、ついにママにはじめて反抗してしまうのだった。かえるのカホコ。ついに恋心が芽生える麦野くんが好きなことに気づいたカホコは、ネットで告白の方法を検索して、4つのテクニックを見つける。距離を縮め 思い切って近づきましょう会話に「好き」って言葉を入れましょうさりげなくタッチしましょう下の名前で呼びましょう他に好きな人がいると勘違いした麦野くん相手に、練習としてやってみるが、全く効かない残念な結果に。次に「清潔感があって自分が素敵に見える服」を買うために、ママには内緒でパパと二人で出かけ、いつもとは違う大人っぽいグリーンのワンピースに白いヒールの靴を買った。ミーアキャットのママ。娘の初恋にも口出し麦野くんとカホコが近づくのを気にしているママ(黒木瞳)は、カホコにはいい人と付き合ってほしいと言う。カホコがママが思ういい人ってどんな人と聞くと、「カホコが好きな人なら誰でもオッケーよ」と矛盾した答えが。しかもそのあとの条件が、まあ多いこと。ママの言う通りの男探してたら、一生誰とも付き合えない!長男と一人っ子は NGお金はあったほうがいいけど社長はNG容姿は人並みならオッケーだけど、下品な人はNG優しくて頭が良くてママのことも大切にしてくれる人遠くに住んでいる人は NG(近くに引っ越してくれるならいいけど)カホコとママが対立!ダッシュダッシュダッシュママが麦野くんのことをよく思っていないことをわかっているカホコは、麦野くんと会っていることも秘密にしていた。ところが、ひょんなことから会っているのがバレてしまう。ママはまくしたてるように、麦野くんのことを一番関わっちゃいけない人だと言う。それを聞いたカホコがついに大爆発!「こんなの初めて…。カホコのことはなんて言ってもいいけど、麦野くんのことは悪く言わないで!ママがなんと言おうとカホコは麦野くんに会うからもうこれ以上カホコの邪魔しないでーー!」と叫んだあと、走って麦野くんへ会いに行った。 SNSでは、毎回全力疾走でダッシュするカホコに注目が集まっている。「#過保護のカホコダッシュダッシュダッシュ」というハッシュタグが、放送中にトレンド入りするほど話題だ。今回はダッシュで麦野くんに会いに行ったあと、「カホコが好きなのは初くんなの」と告白をしたところで終わった。こんな可愛いカホコを麦野くんはふってしまうのか、ストーリーとともにカホコのひたむきなダッシュ姿も見てほしい。
2017年08月01日いまの学校教育が抱えた問題によって、学校に通えなくなってしまう子どもがいるという現実。そんな現実に、ごく普通の公立小学校が「不登校0」を実現して、世間に衝撃を与えました。その模様はドキュメンタリー映画『みんなの学校』で描かれ、現在でも自主上映会が全国で開催されています。その学校の初代校長を務めた木村泰子先生。マニュアルを見ながら、子どもに関わろうとする大人を、子どもは信用しないといいきります。そんな中、子育て中のママの「あるある」ネタにも、木村先生は「ママがマニュアルで考えている」と、厳しい言葉がかけられました。※本連載は、木村先生との「学びの会」を抜粋したものです。記事内に登場する参加者は、「学びの会」に出席した方々となります。■どうしてもマニュアルを探してしまう大人木村:「子どもに関わるとき、『過保護や過干渉』なのか? それとも『教育』なのか?」がわからなくなってしまったとき。それは、「自分が大人として目の前にいる子どもに、どう関われば良いのか?」を迷っているときです。そういうとき、大人は、何かしらのマニュアルを見ながら判断しようとします。大人がマニュアルを探しながら、「どっちかな?」といった態度で関わると、子どもは信用してくれません。マニュアルを見ないで、「目の前の子どもだけを見て関わろう」とする大人の態度は、子どもにもちゃんと伝わります。もちろん、結果として「やっぱり、あなたに対して過保護、過干渉だった」と反省することもあるでしょう。でも、その反省は、すべて未来につながります。「あなたに対して過保護、過干渉だった。ごめんなさい」と、きちんと謝ることができる大人が、子どもは大好きです■子どもの気持ちまでマニュアルで見ている木村:ここで大切なのは、子どもと関わるときに、「マニュアルを見ないで、目の前の子どもだけ見て関わろう」と自分で決めることです。参加者:子どもは「イヤだ!」としか表現できないとしても、そこにある気持ち、モヤモヤしている気持ち、そういうものを、大人が感じてあげるということですか?木村:それは、大人の嗜みですね。子どもに関わるときに、大切なのは「教えること」ではないんです。その子の心の中をわかろうと努力する。それが、大人の嗜みです。参加者:たとえば、お友だちと一緒のとき、うちの子がわがままを言ったとします。「わが子の心の中をわかろうとする」という行為は、そのとき、その場で、お友だちがいる前でした方が良いのでしょうか? それとも家に帰ってきてから、ゆっくりした方が良いのでしょうか?木村:そう考えてしまうこと自体、マニュアルを見ようとしているのかもしれませんね。キツい言い方かもしれませんが、「みんなの中でやった方が良いのだろうか? それとも家に帰ってきてからの方が良いのだろうか?」と考えるのは、その子だけを見ていない行為です。その場、その場、その子、その子によって、状況はすべて違います。■大人は、成功を狙って子どもに関わろうとする木村:「友だちの前で注意したことを後悔した」と思うことも、絶対あるでしょう。そんなことは、誰にでも絶対にある。でも、失敗したら、やり直せばいいんです(※)。子どもに、「ごめんね、みんなの前で言わない方が良かったね」と言えば、子どもは「いーよ、別に」と言ってくれるかもしれない。けれども、「あなたが間違ったことをするのを、注意してあげたんだから!」という気持ちでいたら、子どもは、心を開くことはないでしょう。「絶対、もう俺の気持ちなんて言わない」と思います。子どもが間違ったことをしたときに、大人は、「もう二度と失敗が起こらないためにどうしたらよいか?」を、自分(大人側の論理)で考えて「これが上手くいく方法よ」というものを提示しようとします。でも、本当のところを言えば、親は、「(提示した方法が)成功する可能性なんて、100%ない」と思っておいた方が良いくらいの話なのです。※やり直し:木村先生の教育観の大きな柱のひとつ。「人が生きていれば、必ず間違いは起こる。そのときに素直に謝って、やり直せばいい」と、木村先生。■「大人サイドの価値観」で物事を考えないようにするには参加者:「100%ない」というのは、1%すらないってことですか?木村:そうですね(笑)。「うまくいったら、めっけもん」くらいの気持ちで、子どもと関わるということです。そう思って、関わらないと、うまくいかなかったときの落ち込みも激しくなってしまう。大人に勝手に関わられて、勝手に落ち込まれていたら、子どもは、やっていられませんよね。親も教員も、よっぽど気をつけていないと、常に「大人サイドの価値観」で考えてしまうものなのです。私も相当なダメ教員でしたが、子どもたちにズタズタに鍛えてもらったことで、随分と変えてもらいました。子どもとの関わりを、大人サイドで考えない。これを実行できるようになるには、ある一定の訓練と、失敗経験が必要だと思います。【『みんなの学校』流「生き抜く力」まとめ】●大人が目の前の子どもをマニュアルで判断しようとすると、子どもにも伝わる●大人も絶対間違う。でも間違ったときに謝る大人を子どもは大好きだ●叱って二度とトラブルが起きないという「成功」を狙って子どもに関わっても、100%成功しない●大人サイドの価値観で物事を考えないためには訓練が必要次回は、「自分を表現すると嫌われる学校の現実。守りに入る教員をどう変える?」です。■今回取材にご協力いただいた木村 泰子先生の著書『 不登校ゼロ、モンスターペアレンツゼロの小学校が育てる 21世紀を生きる力 』木村 泰子,出口 汪/ 水王舎 ¥1,400(税別)
2017年07月27日大ヒットしたドキュメンタリー映画『みんなの学校』。「人を大切にする力」、「自分の考えを持つ力」、「自分を表現する力」、「チャレンジする力」の4つの力を育てることに尽力をしたのが、初代校長を務めた木村泰子先生です。木村先生は、この「4つの力があれば、子どもたちは未来を生きていける」と言います。しかし、いまの学校現場では、見過ごせない問題が起きているとも…。不登校になってしまった娘を抱えるママからの話をもとに、どうして学校に通うことに苦しむ子どもが出てしまうのかを考えます。※本連載は、木村先生との「学びの会」を抜粋したものです。記事内に登場する参加者は、「学びの会」に出席した方々となります。■子どもが育つ学校現場で見過ごせないことが起こっている木村:大空小が地域の新しい学校として開校したのは、2006年4月1日です。いまから約10年前に、「10年後って、どんな世の中になっているのかな? いまより、もっと日本には入り混じった人たちがたくさんいる。そんな世の中で生きていくために、子どもたちが身につけなければいけない力って、何だろうね?」と、考えました。あれから10年たったいま、映画『みんなの学校』に注目してもらえるのは、10年先取りでやってきてことが、いまになって、ニーズを感じていただいているのかな? と、思っています。いまの学校現場では、「子どもが育つ環境」という視点でみると、「見過ごしてはいけない」ということがたくさん起こっているのが現実です。でも、そんな地元の学校に行かざるを得ない子がたくさんいる。そして、学校にどうしても行けなくなってしまう。そんな苦しんでいる子、保護者は、たくさんいます。■「不登校」が増えている理由は?木村:ここ2、3年で、学校現場は「いかに子どもに規則を守らせるか」という方向に、急速に傾いています。その結果、どんなことが起こっているか?たとえば、ある都道府県では、ここ2,3年で「学校に行けなくなった子」の数が2倍強に増えたという報告がありました。それは、その地域に限った話ではなくて、全国的にその傾向が強まっています。参加者:4年生の娘が不登校です。どうして学校に行けなくなったかというと、担任の先生が「○○しなさい」「○○、しなくてはいけない」という先生なんです。過保護な母親のように、手とり足とり教えてくれることが、うちの子にとっては窮屈だったみたいで。娘のクラスでは、娘が不登校になっただけではなく暴力的になってしまう子など、いろいろな「症状」が出始めています。木村:一教員が、急激に意識を変えるというのは、現実的には難しいかもしれませんね。もし、それで変われる資質がある先生なら、もともと、そうはなりませんからね。ある意味、その担任の先生の姿は、典型的ないまの学校の姿です。参加者: 正直言って、「過保護や過干渉」と、「教育をきちんとする」の線引きがわかりません。どうやって見極めたらよいのでしょうか?■「過保護や過干渉」なのか? それとも「教育」なのか?木村:子どものある行為に対して、「これについて干渉することは『過保護や過干渉』となるのか? それとも『教育』なのか? 大人として、目の前にいる子どもに、どう関われば良いのか?」。大空小でもやまほど悩みました。たとえば、子どもが「イヤ!」と言って、いうことを聞かない。「このイヤは、この子のわがままなのか? イヤということを認めたらいいのか? イヤというのを、やめさせないといけないのか?」。大人は、そこで選択したくなるものです。でも、それを決めるのは子どもです。大人は「言うことをきかせるべきか」とか、「甘えさせるべきか」と考えてしまう。けれども、その視点でモノを考えている大人は、子どもに関わる場合に、自分の法則で考えようとしているんです。言ってみれば、子どもを、「どうにかしなければいけない」というリーダー性を大人が持たないといけないと思っている。■何で、この子は「イヤ!」と言っているのか参加者: 「どうにかしなければいけないというリーダー性」とは、どういうことですか?木村:たとえば、「これを、やりましょう!」と言って、「イヤ!」と言う子は、いくらでもいます。「イヤ!」という子に対して、大人がまず考えるのは、「どうやって、『イヤ!(NO)』を『YES』に変えようか?」ということではないでしょうか?ここで、先にお話した4つの力のうち、ひとつの大事な力が抜けています。この子が、「イヤ!」と言ったら、大人は4つの力の中の、「人を大切にする力」を使ってほしいのです。大人が「この子の、『イヤ!』をやめさせよう」と思うのは、上から目線の関わり(どうにかしなければいけないと考えるリーダー性)なんですよね。「やめさせることが、この子にとって幸せにつながる」と、思っているんでしょうけれど、それは、子どもにとっては、おおきなお節介です。「これについて干渉することは『過保護や過干渉』となるのか? それとも『教育』なのか?」。この問が自分の中に生まれたら、まず、「この話に、唯一無二の正解などない。ケースバイケースで、答えはそれぞれにまったく異なる」ということを思い出して欲しいのです。子どもの「イヤ」に対して、「過干渉なのか過保護なのか、それとも教育なのか」と考える前に、まずは目の前の子どもを「感じてみる」ということが大切なのだと思います。「学校に行きたくない」という子がいたとしたら、「なんで、『学校に行きたくない』って言っているか?」を、まずは考えてみるんです。「なんで、この子はイヤと思うのだろうか?」ということを、大人がきちんと考えてみるということです。【『みんなの学校』流「生き抜く力」まとめ】●いまの学校現場では、不登校の増加など、見過ごせない問題がたくさん起きている●子どもが「イヤ」と言ったときに、「いうことをきかせる」のは大人が上から目線になっている●子どもの「イヤ!」の理由は、子どもなりの「自分の意見」。大人はその気持ちを大切にする力を持つ必要がある次回は、「マニュアル子育ては見抜かれる! 大人の論理「あなたのため」は通じない」です。■今回取材にご協力いただいた木村 泰子先生の著書『 不登校ゼロ、モンスターペアレンツゼロの小学校が育てる 21世紀を生きる力 』木村 泰子,出口 汪/ 水王舎 ¥1,400(税別)
2017年07月26日女優・高畑充希主演の日本テレビ系ドラマ『過保護のカホコ』を視聴した方は、どのような感想を抱いたでしょうか?親の過剰すぎる愛情と庇護のもと、何も疑わずに育った女子大生・根本加穂子(高畑)の姿に、「見ているとイライラする」と感じる人もいれば、「私も同じだ!」と共感する人もいるでしょう。実際、ネット上では感想が「イライラ」と「共感」で二極化されているもよう。また、中にはドラマを見て自分がいかに過保護に育てられたかを知り、「え、これっておかしいことなの?」と、世間とのギャップに驚愕する……という人もいるようです。そこで今回は、過保護な親に育てられた人と遭遇してビックリしたエピソードについて聞いてみました。●(1)毎朝親がお弁当を作り、忘れたときは親が会社まで届けにきた『前の職場にいた30歳の女性が、ものすごい過保護に育てられてるな〜と思いました。だって、お弁当は毎朝母親が作っている上に、お弁当を忘れたときにはわざわざ会社まで母親が届けに来た んですよ!車で1時間かけて!オフィスの入り口に女性が立ってキョロキョロしていたので声をかけたら、「○○の母です。あの子、お弁当忘れて行ったので、届けに来ました。渡してもらえますか?」って……。ビックリしすぎて「はぁ……」としか言えませんでした』(40代女性/会社員)これはまた強烈ですね。お弁当を忘れたからって、わざわざ1時間もかけて届けにこないですよね、普通は。小中学生じゃないんだから……。でも実家暮らしの場合、社会人になっても母親にお弁当を作ってもらっているという人は意外と多いようです。結婚してから、子どものお弁当が必要になったとき、果たして自分で作ることができるのでしょうか?人ごとながら心配になってしまいます。●(2)会社に休みの連絡を親がしてくる『うちの職場にもいますよ。20代後半の女性ですが、体調不良で休むときに親が電話してくるんです。最初は親から電話が来て何事かと思ったんですが、「風邪をひいたようで、悪化すると困るので休ませます 」とのこと。電話を受けた私が上司に報告すると、オフィス中がザワついてましたね』(30代女性/会社員)親から子どもの体調不良の電話が入るなんて、よほどの大病か大ケガかと思ってしまいますよね。自分の欠勤連絡くらい自分でするのが当然だと思いますが、過保護に育てられていると、そういった常識もわからなくなってしまうようです。●(3)社会人になっても親からお小遣いをもらっている『私の友達は、働いているのに未だに親からお小遣いをもらっています。実家暮らしですが家に生活費を入れているわけでもなく、お給料は毎月使い切ってしまい、それでも足りないと親がくれる そうです。すごいお金持ちって感じではないと思うんですが、まあ、余裕があるからできることなんでしょうね。私なんてお小遣いどころか、実家に仕送りしてるっていうのに……』(20代女性/公務員)これは羨ましいですが、子どものためにもならない気がします。結婚して独立したとき、家計の管理はきちんとできるのでしょうか?お金持ちなら話は別ですが、そうでない限り金銭管理がしっかりできないと、将来必ず苦労することになります。●(4)魚の骨をとってもらわないと食べない『うちの旦那が超過保護に育てられたタイプです。ビックリしたのは、お湯すら自分で沸かしたことがなかったこと。やけどしたらいけないからって母親に言われていたそうです。しかも、魚の骨を私にとってと言ってきた んですよ。魚は母親が骨をとったものが食卓に出ていたそうで……呆れました。というか、恐怖すら感じました(笑)。カニも殻から身を出してあげないと食べないし、甘栗も手が汚れるからって私にむいてもらわないと食べない。私がいろいろ世話を焼くのが好きなタイプじゃなかったら、すぐ破綻してたでしょうね』(20代女性/専業主婦)これはすごいですね。そんな人もいるんですね。過保護というのかマザコンというのか微妙なところですが……私だったらムリです。こういったことを許してくれる奥様だからこそ成り立っているというか、許してくれる女性だからこそ結婚したのかもしれないですね。----------いかがでしたか?あなたの周りにも同じような人がいないでしょうか?子どもを溺愛するがゆえに過保護になってしまうのはわからなくもないですが、過保護に育てることによって、子どもが将来困ることにもなりかねません。何でも親が手取り足取りやってあげていたら、子どもは自分で何も考えなくなってしまいます。すると、社会に出たとき、結婚したときに大きな苦労をすることになるのです。親は子どものためを思うのであれば、自分で考え、自分で行動する力を身につけさせる 必要があります。自分も子どもを過保護に育てているかもと心当たりのある方は、少し考え直してみたほうがいいかもしれません……。●文/パピマミ編集部●モデル/ゆみ
2017年07月24日高畑充希が超過保護に守られて生きてきた“究極の箱入り娘”の女子大生役で民放ドラマ初主演、竹内涼真がさわやかイメージから一転“ワイルド”な画家を目指す大学生に扮して共演する日本テレビ水曜ドラマ「過保護のカホコ」が7月12日(水)今夜からスタートする。脚本を社会現象ドラマ「家政婦のミタ」をはじめ、「女王の教室」『恋妻家宮本』など、数々の話題作を生んできた遊川和彦が手掛ける本作。カホコは、母・泉と父・正高に溺愛される一人娘。純粋無垢な彼女のお姫様のような笑顔は、親のみならず、周りの誰もを幸せにしてしまう。カホコは、着る服すら母の泉のアドバイスなしには選べない。通学時も駅までママの車で送り迎え、駅まで歩いたことがない。カホコはそんな自分の生活を当たり前だと思っていた。パパの正高だけがカホコの将来を案じながら、娘に嫌われることを恐れ、何も言えないでいた。そんな中、カホコは、同じ大学の芸術学部に通うカホコとは全く正反対の境遇で育った麦野初と出会い、カホコの人生の歯車が動き出す。「お前みたいな過保護が日本をダメにするんだ」いままで誰にも言われなかったことを言われたカホコは、衝撃を受ける…という物語。21歳にして生活のすべてが親任せ、“純粋培養”の女子大生・カホコには、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」で大きな注目を集め『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』や『アズミ・ハルコは行方不明』など出演作が軒並みヒット。本作が民放連ドラ初主演となる高畑さん。養護施設で育ち、アルバイトを掛け持ちしながら学費を稼ぎ大学に入学、カホコに大きな影響を与えることになる画家を目指す大学生の麦野初には「時をかける少女」や『青空エール』『帝一の國』『ラストコップ THE MOVIE』などで注目の若手俳優・竹内涼真。また、カホコの母・泉には黒木瞳、父・正高に時任三郎、泉の母・初代役に三田佳子、泉の父親・福士役に西岡徳馬、泉の妹の夫・衛役に佐藤二朗、泉の妹(次女)・環役に中島ひろ子、泉のもう一人の妹(三女)・節役に西尾まり、その夫・厚司役に夙川アトム、その夫婦の娘でカホコのいとこ・糸役に久保田紗友、カホコの父・正高に父親・正興役を平泉成、正高の妹・教子役に濱田マリ、正高の母親・多枝役に梅沢昌代といったキャストが脇をかためる。高畑さんと竹内さん、フレッシュなキャストと遊川さんのオリジナル脚本でおくる「過保護のカホコ」は7月12日(水)本日より毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送。初回10分拡大。(笠緒)
2017年07月12日皆さんは、自分が“毒親”になってしまっていると感じたことはありませんか?毒親とは、子どもにとって“毒”になってしまっている親のことで、具体的には、過保護もしくは育児放棄などで子どもに悪影響を与えている親のことを指します。あなたの周囲にも、子どもに対して過干渉に接していたり放置しすぎていたりという親が一人はいるのではないでしょうか。毒親は子どもの健全な成長を奪ってしまいます。そんな親には絶対になりたくないですよね。しかし、中には子どもを愛しすぎるが故に自分が“毒親”になってしまっているのではないかと悩むママもいます。そこで今回は、ママたちが「自分は毒親かも」と不安になったエピソードをご紹介します。あなたは、自分を“ダメな親”だと感じたことがありますか?●(1)なんでも否定してしまう『私は子どもにちゃんと育ってほしいと思うあまり、いつも否定から入るクセがあります。子どもが将来の夢を語っても「それは現実的じゃないよね?」と言ったり、母の日に「プレゼント何がいい?」と聞かれても「お金がもったいないから貯金しなさい」などと言ってしまったりします。すべては子どもに良かれと思ってやっているのですが、子ども自身はそんな私の態度が気に食わないようで、「ママはいつも僕の言うことを否定するね 」と悲しげな顔で言われることが良くあります。最近は子どもも私とあまり口を利かなくなってきました。私の子育ては間違っているのか、と日々悩んでいます』(38歳女性/小学4年生男児のママ)「否定が多くなってしまう」……子育てをしていれば、多くのママが経験することではないでしょうか。親としては、子どもにとって最善の結果が訪れるように助言しているつもりなのですが、子どもからしてみると「ママに否定された」という感情だけが残ってしまいます。よかれと思ってやっていることなのに、逆に子どもを苦しませている……。そんなジレンマに陥ってしまうのです。自分の言動を否定されて育った子どもは、そのうち自分の考えや行動に対して「どうせダメなんだ」とネガティブに捉えてしまうようになる可能性があります。●(2)いつまでも“子ども扱い”してしまう『うちの息子はもう高校生になりますが、いまだに“子ども扱い”してしまっている自分に嫌気がさします。頭では分かっていても、過保護になってしまうのです。たとえば、門限はいまだに6時 のままですし、この前は受験前の息子に過度のシフトを入れるバイト先にクレームを言ったこともありました。とにかく息子のことが心配で、ちょっとしたことでいてもたってもいられなくなるのです。息子は私に何も言いませんが、私は毒親なのでしょうか?』(41歳女性/高校3年生男子のママ)子どもに対してつい過保護になってしまったという経験は誰もがあるのではないでしょうか。子を持つ親にとってはある程度仕方のないことではありますが、それが度を越してしまうと、子どもをコントロールしようとする毒親になってしまう危険性があります。この方は高校生になる息子さんをいまだに子ども扱いしている自分に悩んでいるそうです。●(3)子どもに進路を強要してしまう『私たち夫婦は某有名大学を卒業しているのですが、自分の中で無意識に「子どもたちもそこに通うだろう」という思い込みがあり、長男が高校生になるまでずっとそう信じていました。ところが、長男は別の大学に行きたいと言い出し、しかも偏差値が比較的低い大学だったので猛烈に反対しました。結局夫に説得されて息子の希望を優先する形で受け入れましたが、冷静に考えるとほとんど無意識的に子どもに進路を強要しようとしていた 自分にゾッとしました。自分がやられていたら相当親を嫌っていたはずですから』(44歳女性/高校3年生男子、高校1年生女子のママ)親の中には自分のたどってきた道を子どもにも歩ませたいと思う人がいます。政治家や医者などの家系はその傾向が強いと言われていますが、子どもの希望をきかずに進路を決めてしまうことには賛否あります。今回お話いただいた方も、ほとんど無意識的に子どもに自分と同じ道を歩ませようと思っていたそうです。しかし、子どもは自分のコピー人間ではありませんから、自分と同じ道を進むとは限りません。この方は夫に諭されて、そのことを受け入れられるようになったそうです。●毒親にならないために子育てをするということは、ニコニコ子どもに笑いかけていればいいというものではありません。時には厳しく叱る必要がありますし、誤った道を歩もうとしていれば、本人の意思を多少無視してでも正しい道へ引き戻すことも必要です。そうした中で、「自分は毒親なのだろうか」と不安になってしまう人も少なくないと思います。毒親にならないために、親が心がけておいたほうがいいことがあります。それは、“子どもの人格を尊重する ”ということです。子どもは親の所有物ではありませんし、一切成長をしない人形でもありません。彼らは私たち親と同じように自分で考え、行動します。また、その自由があります。その権利を奪うことはたとえ親でも許されることではありません。しかし、親も人間ですから失敗もします。子育てをしていて「しまった!」という経験をしたことは数えきれないはず。でも、そんなときは落ち込み過ぎず「次から気をつけよう」とポジティブに考えることが大切です。親は誰だって毒親になる可能性を秘めています。しかし、毒親になるかならないかを分けているのは、“自覚する心”と“改善する心”を持っているかどうかです。失敗しても軌道修正しながら、最終的には親子ともに笑い合えるような関係を築けるといいですね。●文/パピマミ編集部●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年07月05日