MDパートナーズはこのほど、PMS・月経前症候群に悩む女性のための情報交換サイト「PMSマニア」をリリースした。PMS(月経前症候群)は、月経2週間前から心や体に起こるさまざまなトラブルのことで、女性ホルモンのバランスが崩れることが原因と言われている。強いイライラ、心が沈むといった精神面の変化のほか、頭痛・倦怠(けんたい)感といった身体的な変化など個人差があり、10代~40代の女性を中心に悩む人が増えている。PMSは、海外では治療法も確立されておりセルフケアを行う女性が多いが、日本ではPMSという言葉の認知率も低く、対策が行き届いていない。生理痛とは異なる期間に起きる悩みであるため、家族や友人・職場の人にも理解されにくく、一人で苦しむ女性も多いという。同サイトは、PMSに苦しむ女性をサポートするためにオープンした。「PMSを知る」「PMSを語る」という2つの大きなコンセプトに基づき作られており、PMSに関する情報の入手および交換ができる。専門家監修によるPMSチェックシートも用意。PMSに関する最新研究やニュースも公開している。また、自身のPMS体験やPMSを改善する方法を、掲示板に自由にトピック形式で書き込むこともできる。運営事務局が定期的にコンテンツパトロールを行っているため、安心してコンテンツを利用できるとのこと。会員登録をすれば、ユーザー同士で悩みを相談しあえるコンテンツ「お悩み相談室」も利用できる。そのほか、自分のリズムを把握できるためのカレンダー「月経リズム」も提供している。
2015年06月01日最近“プチ鬱”に悩んでいる人が増えています。プチ鬱になると、何もやる気がでない、頭が痛いなど軽い鬱の症状が見られます。睡眠過多が原因の1つと言われています。今回は、プチ鬱についてご説明します。あなたも“プチ鬱”かも?なんだかすっきりしない、体調が悪い、そんな日々が続いている人はいませんか?1日中ではないけれど、毎日数時間おかしい時間帯がある方も、プチ鬱の可能性がありますので要注意です。疲れやすい、たくさん寝ているのに1日中眠い、不安感がある、たくさん食べてしまうなど、日常とちょっと違うような異変がプチ鬱の症状です。最近このような人が増えてきているようです。しっかりと睡眠をとり、食事もとっていてもなにか体調がすぐれなく感じます。少しでも異変を感じた場合は、お医者さんに相談してみましょう。“プチ鬱”の原因は睡眠過多かも?プチ鬱の原因は睡眠過多とも言われています。やる気がしない、体調が悪い、などで長時間睡眠をとる日々が続くことで、体が外の環境に合わせられなくなり、さらに状態が悪くなってしまうのです。睡眠過多という状態にはまってしまうと、なかなか抜け出すのが難しいものです。しかし、体調が悪くとも、1日数時間ずつでも外に出て体を慣れさせていくことが重要となります。太陽の光を浴びて、大きく深呼吸して、運動して、という動きを自ら意識的に取り入れていきましょう。睡眠時間は7~8時間くらいが良いでしょう。長時間睡眠で睡眠の質が下がる長時間睡眠を続けてしまうと、睡眠の質が低下していき、寝たのにもかかわらず体がだるいといった症状がでてきてしまうことがあります。睡眠過多の状態を作り出すことを避けるためにも、無理に眠ろうとすることはやめましょう。自然と眠くなったら寝るくらいがちょうどいいのです。睡眠をとっているのに体調が良くない場合は、体を休めようと眠るのではなく、体を動かしてぐっすりと眠れる状態を作っていきましょう。また、少しでも異変を感じた場合は、心が疲れている証拠でもあります。頑張りすぎていないか、振り返ってみてはいかがでしょうか?Photo by Kim Vanessa
2015年05月06日バイエル薬品はこのほど、「過多月経の意識・実態調査」の結果を発表した。同調査は、一次調査(2014年11月10日~11日)と二次調査(2014年11月11日~12日)に分けてインターネットで実施。一次調査は18~45歳の月経のある女性4,413名を対象とし、二次調査は過多月経症状が見られる515名に対象を絞っている。過多月経(月経過多)とは、月経の出血量が異常に多く、総月経血量が140ml以上のものをいう。子宮筋腫や子宮腺筋症など何らかの器質的疾患を伴うもの(器質性過多月経)と器質的疾患を伴わないものに分けられる。月経がある女性では、過多月経や子宮筋腫が鉄欠乏性貧血の原因になっていることも多いという。それらを踏まえて一次調査では、「過多月経(月経過多)」という言葉や「婦人科疾患が貧血の原因になることがある」ことの認知度について調べた。「知っている」と回答した人は、それぞれ31.3%、33.9%と3割程度にとどまり、いずれも女性の間で十分に認知されていないことがうかがえる。続いて、過多月経に見られる3つの症状(「昼でも夜用ナプキンを使う日が3日以上ある」「普通のナプキン1枚では1時間もたない」「経血にレバー状の大きなかたまりが混じることがある」)の有無について質問。その結果、月経のある一般女性の41.7%が「1つ以上当てはまる」と回答し、約4割もの女性で過多月経症状が認められた。そこで、過多月経症状のある女性を対象に二次調査を実施した。まず「月経時に生活や行動で気にしていることや制限していること」について尋ねたところ、「ファッションを気にしている」が74.6%で最も多かった。次いで、「いつも漏れないか心配している」(63.9%)、「夜寝るときは夜用ナプキンを重ねる・パンツタイプのナプキンを使うことがある」(49.9%)があがっている。一方、「仕事や学校を休むことがある」人も9.7%とわずかながらいることがわかった。続いて、月経時の経血量についてどう思っているかを質問した。「自分の経血量が多いのかわからない」「自分の経血量は正常の範囲内だと思う」の項目については、それぞれ73.2%、72.5%が「そう思う / どちらかといえばそう思う」と回答。また、「経血量が多くても、生理(月経)の期間だけ我慢すればよいと思う」には、62.2%が「そう思う / どちらかといえばそう思う」と答えている。さらに、「経血量が多いことくらいで病院へ行くことは恥ずかしい」という項目に、「そう思う / どちらかといえばそう思う」と回答した人は47.6%を占めた。また、「経血量が多いことは将来妊娠するのに影響があるかもしれないと思う」については、58.2%が「どちらかと言えばそう思わない / そう思わない / わからない」と回答。過多月経に関連した婦人科疾患や妊娠しやすさへの影響に対し、正しく理解していない女性が多いことがわかった。次に、貧血に関連する症状があるかどうかを質問したところ、「つかれやすい、体のだるさを感じる」(61.2%)、「めまいや立ちくらみ、動悸(どうき)や息切れがする」(52.8%)、「頭痛や頭が重い感じがする」(51.5%)が上位を占めた。また、貧血に関連する症状がある女性は80.6%にものぼることがわかった。また、「血液中の鉄(Fe)が少ないといわれている」「検診や人間ドックなどで、貧血と指摘されている」など、すでに貧血の診断を受けている女性は23.3%。その中の約4人に3人(72.5%)は「婦人科に相談したことはない」と回答した。そこで、「経血量が多いことを産婦人科(婦人科)で相談したことはあるか」を質問したところ、「相談したことがある、または現在治療中である」と回答した女性は15.5%にとどまった。「相談したことはない」と回答した人にその理由を聞くと、「病院へ行くほどひどくないと思うから」(62.5%)が最多となった。以降、「自分の経血量は特に多くないと思うから」(33.6%)、「経血量が多いことぐらいで行くべきところではないから」(26.0%)、「産婦人科にはできる限り行きたくない・恥ずかしいから」(22.8%)などが続き、月経に関する誤った認識や婦人科受診への抵抗感が顕著にあらわれた結果となった。
2015年03月04日生理前になると体調が悪くなったり、気分が落ち込んだりしてしまう「月経前症候群(PMS)」。生理前になるとイライラして何も手につかない、という状況では、仕事や日常生活にも影響してしまいます。本人にもどうしようもないつらい症状、少しでもやわらげたいですよね。■月経前症候群はなぜ起こる!?月経前症候群(PMS)とは、生理が始まる2週間から数日前に起こる、心身の不快な症状のこと。女性の実に8割程度が経験しているといわれ、その症状は、下腹痛、腰痛、胸が張る、めまい、といった身体的なものから、イライラ、無気力、攻撃的になる、気分が沈む、などの精神的なものまでさまざまです。生理前のゆううつな症状は、女性ならほとんどの人が経験したことがあるかもしれませんが、もし、これらの症状が生理のたびにあらわれるようなら、それはPMSであるといえます。PMSの原因はまだはっきりとは分かっていませんが、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンがかかわっているのではないかといわれています。また、栄養の偏った不規則な食生活の人、低体温気味で代謝の悪い人は、PMSの症状が重くなりやすい傾向にあるようです。■毎日の食事で症状改善へPMSを軽減するには、バランスのとれた食事がとても大切です。中でも、ビタミンB6(いわし、さばなど)、マグネシウム(アーモンド、納豆、海藻類など)、カルシウム(チーズ、小魚、小松菜など)は、PMSの症状に効果的とされています。逆に避けた方がよいのは、塩分、油分、アルコールなど。生理前になると、無性に甘いものやジャンクフードが食べたくなる、という人もいるかもしれませんが、そこはグッと我慢。PMS改善だけでなく、美容のためにも、栄養バランスの良い食生活を心がけましょう。■症状をやわらげるための日常生活での注意点とはPMS改善のためには、軽い運動やエクササイズが効果的だといわれています。とくに、ウォーキングやジョギング、サイクリングなどの有酸素運動がおすすめ。テレビを見ながらの体操や、通勤中に一駅分歩いてみる、など、手軽にできる方法で体を動かしてみましょう。適度な運動は、心身のリラックスとともに、代謝や血流をよくしてPMSの症状をやわらげる効果が期待できます。また、PMSを悪化させる最大の要因はストレス。自分のストレスの原因を把握して、日頃からストレスをためこまないよう、上手な発散を心がけましょう。
2013年05月24日