「日本警察史上、最大の不祥事」と呼ばれる実際の事件をモチーフに描く『日本で一番悪い奴ら』。この度,本作が「第15回ニューヨーク・アジア映画祭」オープニング作品に決定し、主演の綾野剛が同映画祭のライジング・スター賞を受賞することが明らかになった。北海道警察の新米刑事・諸星要一(綾野剛)は、叩き上げの刑事たちの前で 右往左往する毎日をおくっていた。そんな中、署内随一の敏腕刑事・村井(ピエール瀧)から教えられた刑事として認められる唯一の方法、それは“点数”を稼ぐこと。あらゆる罪状が点数別に分類され、熾烈な点数稼ぎに勝利した者だけが組織に生き残る。そのためには裏社会に飛び込み、捜査に協力するスパイ=S(エス)を仲間にし、有利な情報を手に入れろ!こうして、その教えに従った諸星と、彼の元に集まった3人のSたちとの狂喜と波乱に満ちた生活がはじまった。「正義の味方、悪を絶つ」の信念をもちながらも、 でっちあげ・やらせ逮捕・おとり捜査・拳銃購入・覚せい剤密輸など、ありとあらゆる悪事に手を汚した北海道警察の刑事・諸星の行き着く先は――!?『凶悪』の白石監督がメガホンを取る本作。キャストには、綾野さんをはじめ、諸星の捜査協力者で“S”と呼ばれる裏社会のスパイを演じるのは、中村獅童、YOUNG DAIS、植野行雄(デニス)。そのほかピエール瀧、中村倫也、木下隆行(TKO)ら個性豊かな面々が集結している。今回、オープニング作品として上映が決定した「ニューヨーク・アジア映画祭」は、北米有数のアジア映画祭。15回目を迎える今年は、6月22日~7月9日(現地日程)にて開催される。綾野さんが受賞する「ライジング・スター賞」は、世界的な活躍を期待する俳優に贈られる賞で、本作で綾野さんは、“黒い警部”と異名を残す、北海道警察の警部・諸星要一が逮捕されるまでの壮絶な26年間を熱演している。「ライジング・スター賞」は、過去にも2011年に山田孝之(『ミロクローゼ』)、2012年長澤まさみ(『モテキ』)、2014年二階堂ふみ(『私の男』)、2015年染谷将太(『さよなら歌舞伎町』『TOKYO TRIBE』)が受賞しており、今年で3年連続の受賞となる。本映画祭のディレクター、サミュエル・ジャミエールは、「白石和彌監督の『日本で一番悪い奴ら』で目の当たりにした綾野さんの妥協のない演技が、本年の『スクリーン・インターナショナル』のライジング・スター賞の授賞の決め手でした」と語り、「綾野さんがこれまで演じてきたすべての役柄に、自制と無謀が共存した今作が加わることで、彼のキャリアが完成したといえます。組織的権力の中心にはびこる腐敗を妥協することなく描写した壮絶な主人公の半生は、深作欣二の『仁義なき戦い』のような往年の傑作を想起させます。このような生々しいエネルギーをスクリーンに呼び戻してくれる作品と俳優を発見できたことにワクワクする気持ちが止まりません」と絶賛のコメントを寄せた。なお、ニューヨークのリンカーン・センターで行われるオープニング上映には白石監督が、授賞式には綾野さんが参加する予定だ。『日本で一番悪い奴ら』は6月25日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月18日第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され、阿部寛、樹木希林、真木よう子、そして是枝裕和監督が参加する予定の『海よりもまだ深く』。その正式上映を前に、本作の主題歌「ハナレグミ」による「深呼吸」のミュージック・ビデオが完成。こちらは、阿部さん演じる主人公の“相棒”を演じた池松壮亮が主演を務め、是枝監督自らメガホンをとった映画のサイドストーリーとなっていることが分かった。叶わぬ夢ばかり追い続け、息子としても、夫としても、そして父親としても情けない主人公・良多を、阿部さんが愛嬌たっぷりに、ときに哀愁たっぷりに演じる本作。元妻の響子(真木さん)にも愛想を尽かされ、息子・真悟(吉澤太陽)の養育費も満足に払えない日々。そんな彼らが、台風の日に団地でひとり暮らしをする母の淑子(樹木さん)の家に集まることに――。そんな本作で、良多が小説家になるための取材と称して勤めているのが探偵事務所。池松さんは、その事務所で良多の相棒となる町田健斗役を演じている。今回解禁となったハナレグミのニューシングル「深呼吸」のミュージックビデオは、映画の撮影を進めていくうちに是枝監督の中で町田のバックボーンが膨らんでいったこと、いち早く映画を観た人たちから「彼の背景を知りたい!」という声が多く上がったこと、さらに製作スタッフの間で「もっと池松さんを撮りたい!」という声が多かったことから誕生したという。劇中の穏やかな空気感はそのままに、映画のサイドストーリーとして、池松さん演じる町田を主軸にした、温かくも切ない“もうひとつの家族の物語”が描かれており、「ハナレグミ」の歌唱・演奏シーンも必見となっている。主題歌「深呼吸」をエンドロールで初めて聞き「鳥肌がたちました」という池松さん。「是枝監督の作品世界を代弁するような、とてもさりげなくて、作品と共にある感じがすごくいいなぁと感じました」と印象を語る。「僕自身大好きな曲なので、今回こうしてMVという形で、是枝監督と『ハナレグミ』さんというタッグにご一緒させていただけることは本当に嬉しいです。映画よりも町田というキャラクターにもう一歩踏み込んだ内容になっているので、映画とMVと両方を見ていただき、あわせて面白がっていただけたらと思います」とコメント。『海よりもまだ深く』については、「傑作だと思います」と太鼓判を押す。「ちょっとビックリしました!こんなにさりげなく、人の人生の真髄をついてくるような作品を僕は観たことないなと思いましたし、是枝節が炸裂でしたね」と、是枝監督の手腕に感嘆の声を寄せる。今回、そんな是枝組に初参加となったが、「映画学校にも通っていたような僕からすると、是枝監督はスターだし、最初はものすごく緊張しました。現場では、知らぬ間に料理されていたような感じで、決して何か沢山演出された覚えはないのですが、たまに投げかけてくださるひと言が全てを言い得ていて、監督の現場は面白いなぁと感じました」とその感想を明かしてくれた。また、是枝作品の阿部さんは特に大好き、という池松さん。本作での“相棒”役に「是枝監督に最初にお会いしたときに『今回、阿部さんを見守ってあげてください』とひと言言われて、『あぁ、それだけで全部いけるな』と思いました。阿部さんは想像していたよりもやわらかくて、すごくチャーミングな人で、今回の現場はそういう居方をされていたのかもしれないのですが、人としても、役の阿部さん(良多)もすごく好きになりました。阿部さん演じた良多のダメ男ぶりは、嫌いじゃないです!」そんな阿部さん演じる良多をはじめ、夢見た未来と少し違ういまを生きる人々の物語が、世界の観客にどう響くのか、カンヌでの上映にも期待が高まる。(text:cinemacafe.net)
2016年05月18日松本光司によるベストセラーコミック「彼岸島」が、2013年のTVドラマに続いて白石隼也と鈴木亮平のW主演で実写映画化。『彼岸島 デラックス』として10月15日(土)より全国公開されることが決定し、「ハァハァ」せずにはいられない(?)特報映像と第一弾ビジュアルが到着した。原作「彼岸島」シリーズは、吸血鬼に支配された孤島で仲間を救い、脱出を試みるサバイバル・ホラー。「彼岸島」(全33巻)、「彼岸島 最後の47日間」(全16巻)、「彼岸島 兄貴編」(全1巻)、「彼岸島 48日後…」(既刊6巻・連載中)は、講談社「ヤングマガジン」にて連載14年目を迎え、現在も読者投票上位に常にランクイン、シリーズ累計700万部を誇る大人気漫画だ。ほかに類を見ない特徴的な吸血鬼やモンスターが数々登場し、次から次へと襲いかかる先の読めない展開が幅広い年齢層から支持されている。本作では、2013年に放映されたMBS・TBS系列での連続TVドラマ版を格段にスケールアップさせ、恐怖を倍増、迫真のアクション、ド迫力の映像、すべてにこだわり抜いて“デラックス”に映画化。主人公・宮本兄弟には、ドラマ版から引き続き白石さんと鈴木さんがW主演で続投する。弟・宮本明を演じる白石さんは、TVドラマ「仮面ライダーウィザード」シリーズの主人公で注目を集め、以後も映画『ストレイヤーズ・クロニクル』、『のぞきめ』、FOD(フジテレビオンデマンド)とNetflix配信ドラマ「グッドモーニング・コール」などへの出演で人気上昇中。また、兄・宮本篤を演じる鈴木さんは、“当たり役”のまさかの続編『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』が現在公開中、『ルドルフとイッパイアッテナ』『海賊とよばれた男』と、幅広い役柄をこなせる実力派として話題作への出演が続々と決定している。今回の映画版で描かれる物語は、原作中盤での大きなターニングポイントである明(白石さん)と篤(鈴木さん)の兄弟対決。第一弾ビジュアルでも示唆されているように、血を分けた兄弟が闘うことになる理由が明らかになるという。また、「彼岸島」といえば、登場人物の息づかいを表現した、原作に1万回以上登場するという擬音「ハァハァ」がおなじみ。ビジュアルに散りばめられた「ハァ」や「ハッ」「ハー」の数々は、この映画版ビジュアルのために原作者・松本氏によって描き下ろされたものだ。一方、本作の映像化において最大の難所は、「邪鬼」(おに)と呼ばれる巨大モンスターの表現。本作では、表情や筋肉の動きなど細部の細部までこだわり抜いた最新のCG技術により、原作で人気の邪鬼たちをド迫力のスケールで再現。特報映像には、「姫」と呼ばれるシリーズの中でも人気の高い邪鬼が、一瞬だけ登場している。シリーズ最強にして最恐の「彼岸島」、劇場で「ハァハァ」すること間違いなし!の兄弟対決と壮絶なアクションシーンに期待が高まる。『彼岸島 デラックス』は10月15日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月18日押井守が原作・脚本・監督と一人3役を務める最新作『ガルム・ウォーズ』。このほど、本作に色濃く映るケルト文化のきっかけとなった、「スタジオジブリ」鈴木敏夫プロデューサーとの30年前のアイルランド旅行の超貴重なオフショットが解禁となった。押井守監督が構想15年、製作費20億円をかけ、カナダでオールロケを敢行した実写とアニメが融合するハイブリットアニメーションとなる本作。遙かなる古代、戦いの星・アンヌンを舞台に、空の部族・コルンバの女性飛行士「カラ」、陸の部族・ブリガの兵士「スケリグ」、情報操作に長けた部族・クムタクの老人「ウィド」が出会い、敵同士でありながら、創造主・ダナンがつくったクローン戦士・ガルムの真実を探る旅に出る物語だ。本作は、1990年代後半、幻のプロジェクト『G.R.M.』(=通称「ガルム戦記」)が立ち上げられた当初から、ケルト文化の影響を色濃く受けて構想されてきた。ケルトとは、キリスト教文化が広まる以前に、中部ヨーロッパから現在のアイルランド島を含むイギリス諸島にかけて文明を築いた民族。その伝承や文化には、現代のファンタジー映画・ドラマ・アニメなどは少なからず影響を受けており、今回『ガルム・ウォーズ』として具現化された本作の映像中にも、ケルト由来の渦巻文様や登場するキャラクターの呼称(神の名ほか)、そしてケルト語を祖とするゲール語によって歌われた主題歌など、押井監督によるケルトへのこだわりがいたるところに散りばめられている。実は、押井監督がケルトに惹かれたきっかけには、いまから30年前、鈴木プロデューサーと宮崎駿監督が大きくかかわっている。『天空の城ラピュタ』が公開された1986年、鈴木氏と宮崎監督は、両氏がその才能を高く評価していた若き日の押井監督をともなって、ケルト文化の遺跡が多く残るアイルランド地方へ旅をしていたのだ。アイルランドで目にした荒涼とした光景に、押井監督は自身の原風景を感じたという。「とにかく、その風景に目を奪われた。この世の果てみたいに寂寞としていてさ。いつかここで映画を撮ってみたいと思ったんだ」と、監督は述懐している。今回解禁となった貴重なオフショットは、そのときの模様をとらえたもので、アイルランドの情景から広がった押井監督の空想世界が、『G.R.M.』、そして『ガルム・ウォーズ』へと結実、ついにスクリーンに映し出されることになる。『ガルム・ウォーズ』は5月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月18日森田剛が映画初主演を務め、殺人鬼を演じていることでも話題の【R15+】指定の問題作『ヒメアノ~ル』。このほど、本作に出演するムロツヨシの“キモ頭”画像が解禁となった。ビル清掃会社のパートタイマーとして働く岡田。ある日、同僚の先輩である安藤から密かに思いを寄せるカフェ店員・ユカとの恋のキューピッド役を頼まれた彼は、ユカのカフェで高校時代の同級生・森田と再会することになる。その後、岡田はユカの口から、彼女が森田らしき人物からストーキングをされていることを知らされ、不穏な気持ちを抱き始める。かつて過酷ないじめを受けていた森田は、欲望のままに無抵抗な相手を殺害していく快楽殺人者となっていた…。「めんどくさいから殺していい?」そんな狂気の連続殺人鬼を森田さんが熱演し、共演者やスタッフをも震撼させたという本作。容赦ない衝撃描写を体現する森田さんと、彼が演じる“森田”に狙われることになる若者たちのコミカルな恋愛劇が交錯して描かれる本作で、濱田岳演じる岡田のキモい先輩・安藤を演じているのが、ムロさんだ。現在、ドラマ「重版出来!」や映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』に出演するなど、ジャンルを問わず活躍する異彩を放つ演技派俳優…ではあるが、今回は、坊主頭の両サイドにツノという、いわゆる“サリーちゃんのパパ”のような髪型をした劇中写真がお披露目。ムロさん演じる安藤は、カフェ店員のユカ(佐津川愛美)に恋心を抱くが、ユカは岡田のことが好きだということを知り、失恋のショックから突如、この髪型で現れるのだ。この髪型は、古谷実による原作が基になっており、ムロさんはなんとカツラではなく地毛で勝負!さらに、左サイドは完全に剃るのではなく、あえて剃り残し、より“キモさ”を演出している。ムロさんは、「安藤は世の中が自分をどう見ているという、現実を受け止めながら、“ど“が付くほどピュアな男。それでいて、常識を持った犯罪者一歩手前の人という感じ」と、安藤という人物を分析しており、「とにかく、おかしな人ではあるので、そのバランスを考えるのが難しかったですね」と、演じる上での苦労を吐露。そんなムロさんの怪優っぷりは、劇中のいたるところで炸裂。この衝撃作にどんな影響を及ぼすのか、注目していて。『ヒメアノ~ル』は5月28日(土)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月18日実力派若手女優として活躍中の志田未来と、いま最も注目を集める俳優のひとりである竜星涼をW主演に迎え、感動の実話を映画化した『泣き虫ピエロの結婚式』。このほど、本作の主題歌が「WHITE JAM」の「咲かないで」に決定。新たな卒業ソングとして話題の楽曲を本作のために歌詞を書き変えたバージョンに乗せて、切なくもまぶしい予告映像が解禁された。みんなを笑顔にすることを夢見る見習いピエロの佳奈美(志田未来)が恋したのは、笑顔を忘れた透析患者の陽介(竜星涼)。 自分の運命を嘆き、心を閉ざしてきた陽介に出会った佳奈美は、彼を笑顔にするため、どんなときでも笑顔でいると決意する。佳奈美の明るさに触れ、次第に心を許していく陽介。そして、いつしか2人は結婚の約束を交わす仲に。しかし、陽介は皮肉にも式の前日に倒れてしまう。自らの余命がわずかだと知る陽介は、佳奈美を愛しているがゆえ、別れを決意するが…。 再び笑顔を失った陽介に、佳奈美が贈ったものとは…?このほど解禁された予告映像は、佳奈美と陽介の出会い、互いに想いをぶつけ合う様、近づく別れのときなど、さまざまなシーンを盛り込んだもの。10代の若者をはじめ圧倒的な人気を集めるアーティスト「WHITE JAM」が歌いあげる主題歌「咲かないで「咲かないで~泣き虫ピエロの結婚式Ver.」が見る者の感情をゆさぶる、感動的な映像となっている。今回主題歌となったこの曲は、2016年2月のリリース以降若い世代を中心に卒業ソングとして熱く支持されてきた「咲かないで」が元になっている。本作の御法川修監督は、書き下ろされたデモを聴いたときに、誰もが経験する“出会いと別れ” “人と人の絆”といった、 映画のテーマと同楽曲が頭の中で描いていた世界観と重なったことで、主題歌としての起用を決定。さらには新たに映画のテーマに沿って歌詞を用意するという、贅沢な企画が実現した。◆「WHITE JAM」コメント試写で観たときに、涙をこらえるのに必死でした。「笑顔でいれば、みんなも笑顔になる」という映画のメッセージが、ステージの上で、みんなに会うことの多い自分たちも共感できましたし、主人公の佳奈美や陽介が自分たちの身近にいるような気がする映画でした。 今回、主題歌になった「咲かないで」は、中学のときに書いた歌詞を元に書き下した曲です。 卒業ソングとかお別れソングのイメージがあったので、映画にあうかエンドロールが流れるまで心配でしたが、 本編を観たらぴったりあっていて安心しました。 とても感じるところの多い映画なので、「WHITE JAM」 のファンにもぜひ観てもらいたいと思います。◆志田未来コメント「WHITE JAM」さんの歌声がとても素敵で映画をより引き立てて下さる曲だと思いました。人と人の絆や誰かのぬくもりを感じるこの曲が、『泣き虫ピエロの結婚式』の世界観にとてもマッチしていて、 佳奈美と陽介、2人の気持ちを代弁してくれている歌詞だと感じました。「また会えるよきっと 約束しておこう 未来の話ばかり」という歌詞があるのですが、未来を信じて今を一生懸命生きている2人の気持ちが表れているのではないかなぁと思います。 この「咲かないで」と『泣き虫ピエロの結婚式』がたくさんの方の心に響き、暖かい気持ちになってもらえたら 嬉しいです。強い絆と愛で結ばれた2人が、互いを想い合う姿がストレートに胸を打つ本作。まずはこちらの予告編から、佳奈美と陽介の切ない純愛に触れてみて。『泣き虫ピエロの結婚式』は9月24日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月17日綾瀬はるか、斎藤工、水原希子らが出演する6月4日(土)公開の映画『高台家の人々』。この度、本作と連動したオリジナルドラマが、6月よりdTVにて独占配信されることが分かった。ドラマには、小松菜奈、間宮祥太朗、斎藤さんら豪華キャストを迎え、土方政人監督をはじめとする映画製作スタッフも再集結し、映画では描かれない原作の人気ストーリーを映像化するようだ。人の心が読める“テレパス”の能力を持つ高台家の三兄弟。その能力ゆえナーバスになる事も多いが、同じ能力を持つ高台家の叔母・アンから、30年前のエピソードが語られる。――30年前。名門私立大学の4年生でテニス一筋のスポ根少女・由布子(小松菜奈)は、オックスフォードから編入してきた高台茂正(通称:マサオ/間宮祥太朗)の存在を知る。ある日、由布子の友人の奈緒がマサオと交際する事になり祝福するが、その直後にマサオの浮気が発覚。由布子が仲裁に立ち2人を復縁させるも、わずか1週間で破局し、マサオはすぐに由布子に告白をする。怒り心頭の由布子は怒鳴りまくしたて、マサオを軽蔑するのだが…。「ごくせん」「デカワンコ」の森本梢子による、現在も「月刊YOU」(集英社)にて連載中の同名人気コミックが原作。全国3,000店の書店員が選ぶ「NEXT ブレイク漫画 RANKING BEST50」(2015年度)で第1位に選ばれるなど、ブレイク必至の大人気作品だ。映画は、口下手で不器用な“妄想”が大好きなヒロイン・平野木絵役の綾瀬さんをはじめ、人の心が読める“テレパス”のイケメンエリート会社員・高台光正役の斎藤さん、高台家の長女・茂子役に水原さん、次男・和正役に間宮さん。そのほか、大地真央、市村正親と、豪華な顔ぶれが勢揃いしている。そして今回dTVドラマでは、映画では描かれていない、由布子(大地さん)とマサオ(市村さん)が結ばれるまでの若かりし頃の恋物語が描かれる。素直な性格故に、思ったことがすぐ口に出る由布子と、その美貌故に大学で“王子様”と人気を博すものの、空気が読めないマサオ。そんな父 と母の意外な恋愛エピソードが、恋するすべての人の“しあわせ”を導くカギとなっている。キャストには、30年前の由布子役に、『渇き。』で「日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞した小松さんがdTVオリジナルキャストで登場。そしてマサオは、映画では光正の弟である和正を演じている間宮さんが一人二役を好演する。さらに、映画で長男・光正役を演じる斎藤さんも加わり、映画と同じく豪華キャストの共演が実現した。今回出演が明らかになった小松さんは「映画にも出演されてる間宮祥太朗さんがいらっしゃるので相談しながら現場での2人の空気感や世界観を感じながら演じられたらいいなと思います」と語り、「コミックの実写化はやっぱり難しい部分もありますし、今回は特に映画の世界観もあるのでそこも大事にしつつ、由布子さんマサオさんが出会った頃を想像しながら楽しみたいです!」と意気込みを語った。一方、映画とドラマ両方に出演する間宮さんは「本編で市村さんが演じてらっしゃる役なので、出来るだけ若い頃に似てるようにと意識をしながら、そして、市村さんが作った底抜けに明るくて真っ直ぐでみんなに愛して貰えるキャラクターに近づこうと思います!」とコメントを寄せた。これまでも映画と連動したドラマが多数配信してきたdTV。『アイアムアヒーロー』『テラフォーマーズ』といった話題作とタッグを組みいずれも話題を集めてきたが、今回も話題の映画とのタッグとあって、こちらの配信も楽しみだ。dTVオリジナル ドラマ「高台家の人々」は2016年6月、dTVにて配信予定。映画『高台家の人々』は6月4日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月17日ゲスト声優として満島ひかり、濱田岳、北大路欣也ら豪華俳優陣が出演していることでも話題の『ONE PIECE FILM GOLD』。この度、ゲスト声優のキャラクターたちも収められた本作の予告編がついに解禁!併せて映画の主題歌に新進気鋭の男女2人組新世代ロックユニット「GLIM SPANKY」が大抜擢されたことが分かった。“海賊王”を目指して新世界を旅するルフィたち麦わらの一味が訪れたのは、政府公認の独立国家、グラン・テゾーロ。世界中の名立たる海賊、海兵、大富豪たちが集うその世界最大のエンターテインメントシティは、世界政府すら手を出すことのできない“絶対聖域”だった。そこでルフィたちの前に現れたのは、その国の支配者である黄金帝ギルド・テゾーロ。海賊、海軍、そして世界政府ですら容易く金の力で動かすテゾーロの底知れぬ野望が動き出し、いま、新世界の勢力図が塗り替えられようとしていた――。週刊「少年ジャンプ」での連載開始から19年を迎える「ONE PIECE」。アニメに加え、公開の度に映画業界に大きな嵐を巻き起こしてきた劇場版シリーズが、この夏、3年半の沈黙を破り、前作を超える衝撃と興奮を与える最新作が誕生した。ゲスト声優には、謎の女・カリーナ役に満島さん、「ヌケヌケの実」の能力者・タナカさん役に濱田さん、「ラキラキの実」の能力者・バカラ役に菜々緒、革命軍の重要人物と噂されるレイズ・マックス役に北大路さん。そのほかケンドーコバヤシ、古田新太、コロッケ、「コロコロチキチキペッパーズ」ナダルらも参加する。解禁となった待望の予告編は、「ようこそ、世界最大のエンターテインメントシティ、グラン・テゾーロへ!」というギルド・テゾーロが登場するところから始まる。そして、映画を彩るゲスト声優のキャラクターたちや、麦わら一味の闘いが盛り込まれた熱量と黄金溢れる映像が全世界初登場!さらに小島麻由美が手掛ける楽曲と、後半では迫力のあるバトルシーンとともに、今回発表された本作のエンディングとなるスピードあるロックチューンが流れ、原作者の尾田栄一郎こだわりの音楽とアニメーションの総合エンターテインメントの片鱗が感じられる予告となっている。また、今回エンディングを彩る主題歌アーティストとして大抜擢されたのは、松尾レミ(Vo/Gt)と亀本寛貴(Gt)からなる男女2人組新世代ロックユニット「GLIM SPANKY」。松尾さんの日本人離れしたハスキーな歌声が、多くのクリエイターを夢中にさせ、すでに9つものCMで歌唱を担当している。今回、尾田氏の推薦により起用が決定。「ラジオで初めてこの歌声を聴いた瞬間からホレてました」と彼らに感じるものがあったと話す。また、「今回の映画『GOLD』は音楽による雰囲気作りがとても重要で、この声が欲しかったのです。皆様、ぜひ映画館で『GLIM SPANKY』のゴージャスな歌声にシビレてください!!」と熱く語っていた。主題歌を担当した松尾さんと亀本さんは、驚きと喜びを語ると共に「かなり振り切れた曲ができあがりました。こんな泥臭いロックが大きな映画館で流れるなんてなんだか凄く面白い!GLIM SPANKY vs ONE PIECEという、共に闘う仲間感、出てると思います!爆音で聴いてください!」(松尾さん)、「どんな曲を作れば良いかすごく悩みましたが、映画サイドからも色々な意見をもらいながら作り上げていく作業がすごく楽しかったです。映画の内容に負けない『GLIM SPANKY』らしいパンチのある曲になったと思います!」(亀本さん)と互いに楽曲について語った。これまで「DREAMS COME TRUE」、「Mr.Children」、アヴリル・ラヴィーンなど錚々たるアーティストが務めてきた映画『ONE PIECE』の主題歌。大抜擢された「GLIM SPANKY」は、新曲「怒りをくれよ」を本作のために書き下ろしている。『ONE PIECE FILM GOLD』は7月23日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月17日「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズのアニメーション監督・神山健治が手掛ける最新作『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』。この度、本作の主人公・森川ココネ役に、いま最も注目されている女優のひとり、高畑充希が決定。本編に先駆けわずかなシーンのアフレコが行われ、高畑さんの声が収められた特報映像も解禁された。2020年、オリンピックを2日後に控えた日本。「なんでこんなに眠てえんじゃろう?」岡山に父親と2人で暮らす女子高生の森川ココネは、所かまわず昼寝をしては怒られる。そんな彼女はあるとき、最近いつも同じ夢を見ていることに気づく。窮屈で、でもどこか温かいその夢は、彼女の知らない家族の秘密に繋がっていたのだった――。これまでテレビアニメーションには2度出演経験のある高畑さん。しかし、アニメーション映画は今回が初挑戦。「表情は自分じゃないのでとても難しいです。私は自分の声はクセが強いように感じているので、声優としてオファーを受けたときは嬉しかった半面『私でいいんだろうか』とも思いました」と不安があったと高畑さんは語る。だが一方で、「神山監督が丁寧にキャラクターを伝えてくださったので、できるだけ監督のイメージに合うように、何度でもトライしたいと思います」と意気込みも語った。本作は、岡山県倉敷市児島が舞台ということで、高畑さんは“岡山弁”を披露することに。今年だけでも「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」での博多弁、現在放送中の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」では遠州弁を披露してきた高畑さんでも、「方言は難しいですね」と、改めて漏らす。今回で3つ目の方言を使う役を演じる高畑さんは、「岡山の方が聞いても違和感がない音を目指したいです」とコメント。そしてタイトル『ひるね姫』にかけて、“昼寝は得意ですか?”という質問には、「お昼寝はめっちゃ得意です(笑)。現場の空き時間ではだいたい寝ています。共演者に寝顔を撮られることも」と語り、演じるキャラクターとの相性はバッチリのようだ。今回解禁されたのは、美しいピアノの旋律と共に気持ちよさそうに眠る女の子が映し出される特報映像。授業中に居眠りをしてしまった彼女はみんなの笑いものに。そんな彼女は、この物語の主人公・森川ココネ。「なぁんでこんなに一日中眠てえんじゃろう?」と、主人公の声を演じる高畑さんのナレーションで映像は進んでいく。所かまわず昼寝ばかりの彼女だが、最近いつも同じ夢を見ていることに気づく。南京錠で閉じられたドレスをまとった女の子に、動くぬいぐるみ、近未来を思わせる都市に築かれた巨大建築物、そして変形ロボット…。と、脈絡なく現れるそれらの映像に続いて、亡き人を偲ぶ父親の姿。一体それらは現実なのか夢なのか。ココネの成長過程を記録した写真、何かを見つめ涙ぐむココネ、カメラに向かって走ってくる謎の女の子。最後は、畳の上に放っておかれたぬいぐるみの姿が現れ映像は終了してしまう。ココネが見るいつも同じ夢に隠されている家族の秘密とは?“父と娘の物語”だと制作発表時に語っていた神山監督が意図するものとは何なのか?ますます公開が楽しみだ。『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』は2017年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年05月17日柳楽優弥に菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎、さらに池松壮亮、北村匠海ら、次世代を担う若き実力派たちが新鋭監督・真利子哲也のもとに集結した“ヤバすぎる”問題作『ディストラクション・ベイビーズ』。このほど、本作をいち早く鑑賞した日本の映画界でもトップクラスの人気と実力を誇る山田孝之と綾野剛が、絶賛の声を贈っていることが分かった。「ももいろクローバー」が出演する『NINFUNI』が、スイス・ロカルノ、オランダ・ロッテルダムなどの国際映画祭で特別上映されるなど、そのエッジの利いた作風で国内外から注目を集める真利子監督の満を持しての商業映画デビュー作となる本作。共同脚本に『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞を受賞した喜安浩平を迎え、愛媛の松山市内や小さな漁港町を舞台に、オリジナルの世界観を創りあげた。暴走しっぱなしの狂気を有するカリスマ的な主人公・芦原泰良を柳楽さん、一見チャラい高校生ながら泰良に魅せられ、相棒となる裕也には菅田さん、そんな2人の“危険な遊び”に偶然巻き込まれることになるキャバクラ嬢に小松さん、行方不明になった兄・泰良を健気に探す弟・将太に村上さんと、今後日本映画界を担い、革命をもたらすであろう若き才能たちが集結。さらに池松さん、北村さん、三浦誠己、でんでんといった存在感ある演技派が脇を固め、昨今の日本映画の枠には収まりきらない衝撃必至の狂気と欲望のパワーを放っている。そんな本作を早くも鑑賞した“先輩”俳優で、柳楽さんや菅田さんとは『闇金ウシジマくん Part2』でも共演した山田さんと綾野さんが絶賛のコメントを寄せている。そのほか、いまの日本エンターテインメント界の第一線で活躍するクリエイターたちからも声が届いた。■山田孝之(俳優)以前共演した作品の出来上がりを観たときに、思ってはいたのだけれど、同事務所の先輩としての小さなプライドもあり言えなかった事実が、今回『ディストラクション・ベイビーズ』での芝居を観たいまは明言できる。彼の芝居はズバ抜けていて、こんな緻密で繊細なこと俺はできてないなって思う。柳楽優弥ってマジですげーよ。■綾野剛(俳優)銀幕から激臭がほどばしった泰良の愚直、裕也の酔狂、那奈の逆鱗、将太の啓示。それぞれの正しさは、人の心を殺すのだろう■黒沢清(映画監督)映画史上まったく前例のないキャラクターを真利子哲也は生み出した。その男は、まるで食べて寝るように人を殴り、殴られる。山のように犠牲者が出るが、それが彼にとっての安らぎなのだ。私もいつのまにか影響され、不思議なすがすがしさを感じ始めていた。■松江哲明(ドキュメンタリー監督)こんな映画が見れることを彼と出会って12年間、待っていた。真利子、完勝だよ。■大根仁(映像ディレクター)いずれ大傑作を作ることは予想はしていたが…まさかここまでとは!日本映画界のジョーカー真利子哲也監督がついに覚醒!■熊切和嘉(映画監督)それが彼にとっての存在証明であるかのごとく、ただ黙々と動くものを破壊する。高揚感とは無縁の、純粋な暴力。彼こそが暴力そのもの。外では絶対に会いたくないのに、スクリーンの中では、不思議と色気を感じさせていた。■米津玄師(ミュージシャン)二時間弱のあいだにこれだけ人を殴ってる映画は初めてみました。舞台である松山市は僕の故郷である徳島と程近く、何だか少し懐かしさを感じると同時に、煮え切らないものを抱えていた十代の頃にこの映画と出会えていたら、どれほど景色が違って見えただろうかと思い馳せてしまいます。『ディストラクション・ベイビーズ』は5月21日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月16日阿部寛と樹木希林が親子役を演じ、現在開催中の第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門への正式出品が決定している是枝裕和監督の最新作『海よりもまだ深く』。このほど、叶わぬ夢ばかり追い続ける阿部さん演じる主人公・良多と、同じ探偵事務所に勤める池松壮亮演じる後輩・町田の“迷”探偵ぶりが微笑ましい(?)本編映像が解禁となった。是枝監督が新たに送り出すのは、“なりたかった大人”になれなかった大人たちの物語。阿部さんが演じる主人公の良多は、15年前に一度に文学賞をとったきりの“自称・作家”で、妻(真木よう子)に愛想を尽かされた身。月に一度、息子(吉澤太陽)に会うことを楽しみにしていた。そんな良多を穏やかな眼差しで見つめる母(樹木希林)が暮らす団地で、ある台風の夜、元家族が集まることに…。本作から今回到着した本編映像は、阿部さん演じる良多と池松さん演じる町田との掛け合いが絶妙な、とあるシーン。町田は、仕事も、家庭も、人生につまずきっぱなしの良多をさりげなくフォローする役割を担っており、この2人が見せる息ぴったりの名コンビっぷりも本作の見どころの1つだ。「俺は息子に会うためだったら、どんな危ない“綱”だって渡るぞ」と良多が言うと、すかさず「“綱”です」と、町田がツッコミを入れるところから始まる映像。すると、そこに待ち合わせをしていたと思われるひとりの高校生(葉山奨之)が現れる。どうやら職場には内緒で、高校生相手によからぬ金儲けをしようと企んでいた様子の2人。「あんまり火遊びするんじゃねーぞ」と忠告する良多に対し、「あんたみたいな大人にだけはなりたくないですよ!」と啖呵を切る高校生。その言葉にムッとした良多は、「そんなに簡単に、なりたい大人になれると思ったら大間違いだぞ!」と逆ギレするも、すぐにそっぽを向かれ、去られてしまうのだ。そんな良多の不甲斐ない姿をみて、思わず吹き出す町田。良多のダメさ加減と、本作が初共演とは思えないほど息のあった阿部さんと池松さんのやりとりに、思わずクスッとしてしまうシーンに仕上がっている。本作で一番印象に残ったシーンとして、この映像のシーンを上げていた阿部さん。池松さん演じる町田はなぜ、こんなにも“ダメダメ”な大人にそこまでつき合うのか?「オレ、良多さんには“借り”あるんで」という町田の真意も気になる映像を、まずはこちらから確かめてみて。『海よりもまだ深く』は5月21日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月16日7月の公開に向け、続々と映画の内容が明らかにされていく『ONE PIECE FILM GOLD』。この度、本作の入場者特典として、原作者・尾田栄一郎の書き下ろし設定が満載の“「ONE PIECE」コミックス777”巻がプレゼントされることが明らかになった。物語の舞台は、政府公認の独立国家、グラン・テゾーロ。世界中の名立たる海賊、海兵、大富豪たちが集うその世界最大のエンターテインメントシティは、世界政府すら手を出すことのできない“絶対聖域”だった。そこでルフィたちの前に現れたのは、その国の支配者である黄金帝ギルド・テゾーロ。海賊、海軍、そして世界政府ですら容易く金の力で動かすテゾーロの底知れぬ野望が動き出し、いま、新世界の勢力図が塗り替えられようとしていた――。1997年、週刊「少年ジャンプ」での連載開始から19年。数々の記録を生み、幾度となく大きな話題を呼びその名を世界に轟かせてきた「ONE PIECE」。本作は、その劇場版シリーズとしては3年半ぶりの待望の最新作。ゲスト声優として、満島ひかり、濱田岳、菜々緒、北大路欣也、古田新太ら豪華俳優陣が出演することでも注目を集める。今回プレゼントされる「ONE PIECE」コミックス777巻は、シリーズ史上最も多い500万冊を用意!気になる777巻では、原作者であり、本映画の総合プロデューサーである尾田氏が描きおろした数々の設定画が大公開されるという。ここでしか目にすることのできない史上初となるマル秘ページも満載となっており、尾田氏の全てが結集したこの一冊に、映画の秘密が記される。これまで、前々作の『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』では「コミックス零巻」、前作の『ONE PIECE FILM Z』では「コミックス千巻」が入場者にプレゼントされてきた映画シリーズ。劇場では、公開初日から長蛇の列ができ、急遽増刷が決定するなどの社会現象を巻き起こしてきたほどの人気を誇る。その人気に拍車をかけるように、さらに追加の入場者プレゼントも決定。先着で全国合計200万人に尾田氏渾身の激レア特典がプレゼントされる。しかし、こちらの激レア特典の全貌はまだ明かされず、後日発表されるとのこと。ファンなら両方ともぜひゲットしておきたい今回の超豪華入場者プレゼント。前作以上の争奪戦が繰り広げられるに違いない。『ONE PIECE FILM GOLD』は7月23日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月16日女優の桃井かおりが監督・脚本・主演を務め、今年2月のベルリン国際映画祭フォーラム部門でワールド・プレミア上映されるや目の肥えた観客たちを魅了した『火 Hee』。本作が8月に劇場公開されることが決定し、その予告編映像とメインビジュアルが解禁、桃井監督と原作者・中村文則からコメントが到着した。アメリカでクリニックに勤める精神科医の真田。ある日、家族とショッピングに出かけた際に、1人の女性とエレベーターで遭遇。彼女の声が脳裏に響き渡り、真田は彼女とクリニックで問診している様を妄想する。しかし、彼女の話は、真田の想像を超える、壮絶なものだった。幼いころに家が火事になり両親を亡くし、学校ではイジメを受け、結婚相手からは浮気をされる。離婚してからは、アメリカで売春をしながら借金生活で過ごす毎日。彼女の話を聞く内に、次々に登場する男と自分を重ね合わせ、彼女の話に引き込まれていく真田。彼女の話はさらにエスカレートして行き、思いもよらない方向へと向かっていく――。2006年公開の『SAYURI』以降、拠点をロサンゼルスに移し、国際的に活躍する女優・桃井さん。本作は、待望の監督作第2弾で、「土の中の子供」で芥川賞を受賞した若きベストセラー作家・中村氏との異色のタッグが実現。“犯罪小説”への貢献を讃える米国の文学賞「デイビッド・グーディス賞」を受賞するなど海外での評価も高い中村氏の作品で、桃井さんが脚本から手がけたのは、かつて放火を犯した娼婦が精神科医との対話を通じて、その呪われた生涯を独白する短編「火」。今回、ベルリン国際映画祭でプレミア上映されて以来、各国の映画祭からの熱狂的オファーが絶えない本作から予告編映像が解禁。奇怪の言動をとり続けるある女性の “確かな生”を、圧倒的な存在感で桃井さんが演じ、この不穏な物語の中で、「火は勝手に燃え広がっていくから止められないもの」「私の話してること全部でたらめだと思ってるんでしょ」と、ひとり語るその迫力には思わず身がすくんでしまいそうになる。そんな本作に対し、原作者・中村氏は「桃井さんの圧倒的な才能に戦慄しました。何てすごいんだろう。この映画はきっと伝説になる」と、本作の放つ魅力を端的に表現。また、監督・主演・脚本の三役を務めた桃井さんは、原作について「主人公がただ喋り続ける、ト書きさえないという、とにかく画期的な小説」と語り、「最初、奥山和由プロデューサーから出演のお誘いがあり、その後すぐ『桃井さんが監督するっていうのもアリかな?』と仰っていただいたんです。中村文則氏や奥山さんの勇気に比べれば、桃井が引き受けたことなど大したことではありませんが、この作品は彼らの勇気に報いる覚悟がなければならないと痛感していました」とコメント。「主人公の女は、放火を犯しながら罪の意識さえない、物事を判断する尺度が折れ曲がっているとしか思えない女。でも、零れ落ちてくる言葉には、なぜかリアリティがある。誰でもいいからつながろうと生きている。どこかいまの時代の象徴だと感じます。私はそんな人間を描き、演じたかったのです」と、本作に込めた思いに触れている。『火 Hee』は8月、シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月16日ドラマシーズン1の総集編『ROAD TO HiGH&LOW』の上映がスタートし、シーズン2のドラマ放送でも話題を呼ぶ一大プロジェクト「HiGH&LOW」。現在、7月公開予定の映画『HiGH&LOW THE MOVIE』の特別長編予告を“20週連続”で解禁中。折り返しとなる第11弾は、「EXILE」のTAKAHIROと「三代目 J Soul Brothers」の登坂広臣の「雨宮兄弟」スペシャルトレーラーが公開された。「SWORD」地区――「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」5つのチームが拮抗していることから頭文字をとってそう呼ばれていた。その地区に伝説の男が戻ってくるところから物語は始まる。とある事件を機に表舞台から姿を消していた、チーム「ムゲン」の総長・琥珀(AKIRA)である。SWORD地区の支配を目論む李(V.I)と手を組んだ琥珀は、湾岸地区のチーム「MIGHTY WARRIORS」、TOWN地区の「DOUBT」を引き連れ急襲、日常は脆くも崩れ去る。かつて自らが慕った琥珀、そして琥珀率いる総勢500人の大群を前に、山王連合会のコブラ(岩田剛典)、ヤマト(鈴木伸之)は立ち上がる。SWORD各チームもそれに呼応、そこに琥珀と並び最強と称された雅貴(TAKAHIRO)、広斗(登坂広臣)ら雨宮兄弟も参戦、過去から未来へ、いまSWORD地区は未曾有の事態へと突入する――。日本テレビと「EXILE」「三代目J Soul Brothers」らが所属するLDHが共同で立ち上げた一大プロジェクト「HiGH&LOW」。ドラマ、コミック、オリジナル・アルバム制作、ストーリー連動ライブツアーなど…これまでに類を見ない規模でメディアミックスを展開。現在、ドラマシーズン2が放送中。さらに夏には、一大イベントとなる4大ドームツアー「HiGH&LOW THE LIVE」の開催が決定し、映画公開まで勢いを増して爆走中だ。現在、毎週土曜日に20週連続で、新曲(一部既存曲)にドラマ&映画本編映像をのせたスペシャルトレーラーが解禁。第11弾の今回は、「雨宮兄弟」のテーマ曲「ACE OF SPADES feat.登坂広臣/SIN」に本編をのせたスペシャルトレーラー。「雨宮兄弟」は、「EXILE」AKIRA率いる「ムゲン」が唯一潰せなかった凶悪な兄弟。本映像では、TAKAHIROさんと登坂さんがバイクを乗りこなし、たった2人で「ムゲン」の群集とバトルを繰り広げるド迫力のアクションシーンが満載。また、「GLAY」のHISASHIが率い、TAKAHIROさんがボーカルを務める復活の「ACE OF SPADES」に登坂さんが参加した楽曲にも注目だ。今後も各チームのテーマ曲、劇中歌に本編映像をのせた特別映像を解禁予定。次はどのグループか、楽しみに待ちたい。ドラマシーズン2は日本テレビ系にて毎週土曜日24時55分より放送中。ドラマシーズン1の総集編『ROAD TO HiGH&LOW』は上映中。映画『HiGH&LOW THE MOVIE』は7月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月14日『蜜のあわれ』『ふきげんな過去』と主演作が続く二階堂ふみと、7月期の新月9ドラマ「好きな人がいること」への出演が決まった山崎賢人という、最旬の2人がW主演を務める『オオカミ少女と黒王子』。このほど、5月14日(土)より放映開始となる“胸キュン”必至のTVスポット映像「ドS編」「さよなら編」が、劇中のキス寸前画像とともに解禁となった。八田鮎子による累計発行部数540万部突破の超人気少女コミックを映画化した本作は、見栄っ張りな“オオカミ少女”とドSな“黒王子”のドキドキがたくさん詰まったラブコメディ。公開に先立って行われた一般試写会の後、Twitter上では「キュンキュンが止まらない!言葉も行動も素敵だった!」「こんな恋があったらいいなと誰もが思う作品、面白かった」「『オオカミ少女と黒王子』見たら、やばいわ キュンキュンする」といった声が上がり、早くも全国の女子の心を掴んでいるようだ。まず、「ドSなイケメンは好きですか?」というドキッとさせられるナレーションから始まる「ドS編」では、恭也(山崎さん)が「お前は犬で俺はご主人様」と言いながらエリカ(二階堂さん)の頭に”ポン”と手を置くシーンや、「うるせー口だな」と呟いた次の瞬間、エリカにぐっと近寄り、その唇を奪うようかのような胸キュンシーンが収められている。一方、「恭也君が好き」というエリカの告白から始まる「さよなら」編では、エリカの告白の後、恭也が「本当に好きなのは恋愛している自分だろ」と冷たい返事を言い放つシーンが!その後、エリカの名前を呼びながら真剣な表情で走り回る恭也の姿と、エリカの「オオカミ少女をやめる」宣言が飛び出しているが…。2人の “ウソから始まった恋”はどのような結末を迎えるのか。ますます目が離せない本作のTVスポット映像を見比べてみて。『オオカミ少女と黒王子』は5月28日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月14日“殿”に三億円もの大金を貸し付け、その“利息”を巻き上げるという逆転の発想で、さびれ果てた宿場町を立て直すべく前代未聞の頭脳戦に挑む『殿、利息でござる!』。本作には、主演の阿部サダヲに、瑛太、妻夫木聡、寺脇康文、千葉雄大、松田龍平、さらに“殿”役に映画初出演の羽生結弦など、そうそうたる顔ぶれが並ぶが、そんなイケメン俳優ぞろいの中、紅一点で飯屋のおかみ“とき”役を演じるのは、意外にも時代劇初挑戦となる竹内結子。そんな竹内さん演じる“とき”が営む飯屋には、連日、常連客が訪れている。阿部さん演じる十三郎たちを支え、皆から慕われ、愛されるおかみさんは、実は町一番の“モテ女”?イマドキの女子も必見の、そのモテポイントに迫ってみた。■“おかみ系”女子モテポイント(1)じっくり話を聞いてくれる、聞き上手!日ごろの溜まった愚痴やうっぷんは、いくら恋人や夫でも、普通なら聞くのも面倒に感じてしまうという人も多いだろう。そんな話に対しても、「はいはい」と相づちを打ちながらしっかり耳を傾け、時には同情したり、共感したり…。寄り添うように話を聞いてくれる“聞き上手”なところは“とき”が皆から愛される第一の理由。ふだん、つい“自分の話ばかりしてしまう”という女子には必見のポイントだろう。(2)たまに叱ってくれる、励まし上手!どんな話も聞いてくれたり、支払いを毎度のようにツケにされても許してくれたりと、ふだんは心優しい“とき”だが、時と場合によっては「しっかりしなさいよ!」と、宿場の者たちの背中をバシッと叩き、叱咤激励してくれることも。単に優しいだけではなく、ダメなときはきちんと叱り、そして支えてくれるような“母性”ある一面も、彼女の大きな魅力のひとつ。(3)つい口を滑らす?天真爛漫さ!聞き上手で励まし上手、しっかり者でみんなの“姉さん”のようなイメージの強い“とき”だが、見かけによらず天真爛漫でおちゃめな一面も。十三郎たちの計画を知り、その思いに感動したとき。感動して、ついうっかり宿場の者たちに話を漏らしてしまうようなところが、普段のしっかり者なイメージとのギャップに、思わずキュンとする人もいるはず。(4)意外と大胆な、小悪魔要素も!このように、実はさまざまな“モテテク”を兼ね備えているとき。そんな“とき”のことを本気で狙う“ハンター”善八(中本賢)も。そんな善八の猛アタックに焦る、“とき”に恋心を抱く十三郎には、「だったら(嫁に)貰ってくださいよ」と、ちょっと大胆な発言をすることも。自分へ向けられた恋心に気づいているのか、それとも気づいていないのかは定かではないが、いずれにしても、この絶妙な小悪魔発言に振り回される男は、何も十三郎だけではなく…。江戸の世から続く(?)“おかみ系女子”の男ゴコロ掌握術を、スクリーンでもチェックしてみて。『殿、利息でござる!』は5月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月13日堺雅人主演の監督デビュー作『その夜の侍』で世を震撼させた、赤堀雅秋の最新作『葛城事件』。このほど、三浦友和演じる主人公・葛城清がカラオケスナックで暴れる先日の映像に続いて、本編映像第二弾が解禁。「これは本当に三浦友和なのか?」「『アウトレイジ』のときより怖い」と話題になった映像の、さらに上をゆく執拗なキレ演技が明らかになった。本作は、無差別殺傷事件を起こした死刑囚の家族が崩壊へと向かっていく姿を、背筋が凍るようなリアリティで描き、観る者の心を鋭くえぐる濃密な人間ドラマ。本作の主人公で、死刑囚の父・葛城清役を演じるのは、『64-ロクヨン-』など渋みのある演技に定評ある三浦さん。理想の家族を求めながらも、崩壊へと向かわせてしまった父親を鬼気迫る迫力で演じ、赤堀監督が「これは三浦友和さんの代表作になると、僕自身は勝手にそう思ってます」と語るほどの怪演を見せている。先日解禁された劇中の映像では、三浦さん演じる葛城清がカラオケスナックで横暴の限りを尽くし、そのあまりの衝撃に絶句する人が続出。今回は、その清が長男・保(新井浩文)と、2人目の子を身籠った保の妻、そしてその父母とともに、葛城家行きつけの中華料理屋で食事をするシーンが到着した。保たちの結婚記念日を祝う食事会なのに、執拗に店員を責め続ける清。「この店には20年通ってる」「信頼関係の話をしているんだ」とキレる清に、店員はうろたえながらも平謝りするが、「そういう話をしているんじゃない」「アンタじゃ話にならん。オーナーを呼んでくれ」「日本人をバカにしてんのか!?」とネチネチとクレームを続けていく。清が怒り狂うその理由は、なんと「麻婆豆腐が辛すぎる」から!しかも、必死になだめようとする保も無視しながら、店員にクレームをつけるのと同時に、嫁の父母には「あ、水餃子も食べちゃってくださいね~」と明るく対応する。壊れたような清の行動に、その場の全員が凍りついているというのに…。誰もが心の中で(実の息子の保でさえ)、「この男、やはり完全におかしい」と感じているというのに…。そして、同じころ、葛城家では清の妻・伸子(南果歩)と次男の稔(若葉竜也)、保のまだ幼い長男が留守番をしており、その後の葛城家の崩壊を示すような出来事が起きる――。まさに家族という地獄に縛られた葛城家。その元凶のような存在の、三浦さんのさらなる狂気をここから目にしてみて。『葛城事件』は6月18日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月13日『64-ロクヨン-』では佐藤浩市の部下の広報官を好演する綾野剛が一転、「日本警察史上、最大の不祥事」と呼ばれる実際の事件の“ワル”な刑事を演じる『日本で一番悪い奴ら』。このほど、本作から激ヤバな全6点の場面写真が解禁。綾野さん演じる刑事・諸星が、顔つきから服装までしだいに“ワル”に染まっていく姿が映し出されている。『凶悪』の白石和彌監督のもと、綾野さんはじめ、中村獅童、YOUNG DAIS、お笑い芸人「デニス」の植野行雄にピエール瀧など、ひとクセもふたクセもある個性派たちが集結した本作。綾野さんが演じるのは、「正義の味方、悪を絶つ」の信念をもちながらも、でっちあげ・やらせ逮捕・おとり捜査・拳銃購入・覚せい剤密輸など、あらゆる悪事に手を汚していく、北海道警察の刑事・諸星要一。実際に起きたヤバすぎる不祥事をベースにした本作で、一人の男の26年間を演じきっている。また、諸星を慕って集まった裏社会のスパイとして捜査に協力者する“S(エス)”には、中村さんらが扮し、警察組織への忠誠を誓い、正義を貫こうとしたために間違った道を突き進んでいく刑事と、その破天荒な刑事に魅了され、仲間になった“S”たちとの狂喜と波乱に満ちた物語となっている。今回解禁された場面写真では、綾野さん演じる諸星が裏社会に踏み込んでいくなかで、顔つきから服装まで“ワル”に染まっていく様子を見比べることができる。警察に入ったばかりで礼服に身を包んだ初々しい姿のシーンや、先輩刑事の村井(ピエール瀧)が不敵な笑みを浮かべながら、一流の刑事になるための鉄則を囁くシーン、手柄を立て表彰されるシーン、さらに、諸星と仲間の“S”たちが集まって拳銃を手にするシーン、諸星が警視庁の銃器対策課であるライバルと取っ組み合いするシーンなど、諸星を演じる綾野さんのさまざまな表情と変遷を見ることができるが、果ては、もはや入署当時の面影もないほどで…。『グッドフェローズ』や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』など、マーティン・スコセッシが描くアウトローの一代記のごとき魅力を放つ作品として、早くも評価が高まっている本作。完全に振り切れたアウトローな警察官を演じ、役者として新たな境地にたった綾野さんの最狂最愛の“ワル”キャラに引き続き注目していて。『日本で一番悪い奴ら』は6月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月12日『バケモノの子』『おおかみこどもの雨と雪』など長編アニメーションから日本映画を牽引する細田守監督と、久しぶりに手がけた実写最新作『リップヴァンウィンクルの花嫁』が話題の岩井俊二監督にそれぞれスポットを当てた、日本映画を世界へ発信する特集上映が、10月に開催される「第29回東京国際映画祭」にて行われることになった。まず、最新作『バケモノの子』が2015年公開邦画のNO.1ヒットを記録し、全世界約50か国で劇場公開されている細田監督は、アニメーション特集「映画監督細田守の世界」として上映。内外の観客・批評家から圧倒的な支持を得る“映画作家”細田監督の、初期の貴重な作品から最新作までを紹介する初の大規模上映となる。オリジナルモチーフで物語をつむぎ、日本の“いま”を活写しながら、常に新たな価値観を発信し続ける細田監督の創作の軌跡を辿っていく。この特集に際して、アニメ特撮研究家の氷川竜介氏(明治大学大学院客員教授)は、「細田守監督は、時代とともに成長する映画監督である」とコメント。「恋愛・結婚・子育て・家族と世界の観客すべてに届く普遍的なモチーフを採用し、アニメーションという<動く絵>だけが可能とする表現を駆使して、感情重視の物語をつむぎ出す。常に高みをめざし、芸術に新天地の<地図>を描こうとする作家・細田守。その真摯な姿勢と成長の軌跡を、改めて辿ることで、その作家性に迫り、世界へ発信する機会に期待したい」と思いを込めて語る。また、2つ目の特集は、近年の日本映画をふり返り、現在の日本を代表する数々の作品を映画祭独自の視点でセレクションするJapan Now部門、「監督特集岩井俊二」。本部門では、いま最も海外に発信したい監督1名をピックアップして特集を行っているが、今年は『花とアリス』以来久しぶりとなる長編実写映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』を日本で手がけ、特にアジアで絶大な人気を誇る岩井監督の仕事を改めてふり返る。プログラミング・アドバイザーの安藤紘平監督(早稲田大学名誉教授)は、「JAPAN NOW」のコンセプトについて「『今日の日本映画を通じて、海外に“日本の今”とそこに在る美意識、文化を再認識してもらう』ことと、『それらを創造した監督たちを海外に紹介する』こと」と説明。「岩井俊二監督は、常に“日本の今”を生きる若い世代を寓話的に語りつつ、記憶、時間、空間、社会といったものを彼独特の映像美学で表現する稀有な作家です。新作『リップヴァンウィンクルの花嫁』でも、日本の美意識を基調に、普遍的な世界観を創造し、世界を視野に入れた作家として今こそ海外にアピールすべき監督です」とコメント、本特集に期待を寄せている。「第29回東京国際映画祭」は10月25日(火)~11月3日(木・祝)、六本木ヒルズほかにて開催。(text:cinemacafe.net)
2016年05月12日笹野高史を相手役にした初主演作『グレイトフルデッド』(’14)で国内外から評価を受けた注目の若手女優、瀧内公美が、大阪の人気ガールズバンド「yonige」と劇団「ロ字ック」の山田佳奈による映画『夜、逃げる』のメインキャストに抜擢されたことが分かった。加奈子(菅原佳子)は、舞台に立つためチケットノルマを自ら払い、深夜の漫画喫茶でアルバイトに勤しむ、売れない女優。いままでの人生、一度も注目を浴びたこともなく、学校のスクールカーストでは上位でも下位でもなく、家族は当たり前に仲が良くて悲劇なんて無縁で、男も皆無。平凡に生き抜いてきてしまった彼女は、「何か」になりたかった。誰かに憧れられる「何か」。だから演劇をやっていた、はずだった。そんな腐った思いを抱える加奈子の前に、高校の同級生であり、かつて彼氏を横取りした“あの女”、萌乃(瀧内公美)が現れる。萌乃は、いまでは別れた元彼氏のことがいまだに忘れられない。だが、その男は萌乃の前の彼女とよりを戻したらしい。萌乃はその男への“嫌がらせ”と称して、加奈子に協力を頼むのだが…。誰かの「何か」になってみたい2人の、過去も現状もぶっ飛ばす「究極の嫌がらせ」がはじまる――。本作は、数々の名作、監督、ミュージシャンを輩出していることで知られる、音楽×映画のコラボ映画祭「MOOSIC LAB(ムージック・ラボ)2016」コンペ参加作品。何か悔しいことや悲しいことがあったとしても、歯をかみしめてでも前を向いて進もうとする女子たちの「誰かの、特別な何者か」になりたい願いを、大阪・寝屋川を拠点にするガールズバンド「yonige」の新曲「センチメンタルシスター」をモチーフに描き出し、映画では全編にわたって彼女たちの楽曲が使用される。脚本・監督を務めるのは、いま注目の若手劇作家・演出家で劇団「ロ字ック(ロジック)」を主宰する、山田佳奈。この8月には、“大人の文化祭”といわれるカルチャーミックスフェスティバル「オハラ☆ブレイク,16夏」(猪苗代湖岬)への参加も発表されたばかりだ。そして、主演の加奈子と萌乃を演じるのは、山田氏による初監督映画『ワールド・ワールド・ワールド』や舞台「退カヌコビヌカエリミヌヌ」にも参加した菅原佳子と、『グレイトフルデッド』以降も『ソレダケ/that’s it』『BAR神風』と立て続けに映画に出演、綾野剛主演・白石和彌監督『日本で一番悪い奴ら』も控える瀧内さん。また、加奈子に思いを寄せる演劇男子・君嶋を、『オーバー・フェンス』にも出演する松澤匠、萌乃の元彼を、モデルとしても活躍する山田ジェームス武が演じる。なお、本作ではクラウドファウンディングによる支援者も募集中。資金提供者には金額に応じて、オリジナルグッズやメイキングDVD、「ロ字ック」公演のバックステージ招待、出演者の手書き暑中見舞いが届く権利など、ユニークなリターンが用意されている。『夜、逃げる』は8月下旬より東京・K’s cinemaほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月12日10代を中心に圧倒的な支持を得るシンガーソングライター・miwaと、映画『ヒロイン失格』やNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」出演で人気急上昇中の最旬若手俳優・坂口健太郎がW主演で贈るオリジナル映画『君と100回目の恋』。この度、第2弾キャストとして、竜星涼、真野恵里菜、泉澤祐希、田辺誠一ら豪華俳優陣の名前が明らかになった。7月27日、誕生日の夜。ライブの帰り道に大学生の葵海(miwa)は事故にあってしまう。しかし、気が付くと葵海は教室にいた。日付は事故の1週間前。動揺する葵海に、お互いに好きな想いをなかなか伝えられない幼なじみの陸(坂口健太郎)が言う。「秘密を教える。俺、時間を戻せる」葵海の運命を変えるため、陸は時間を遡れるレコードを使い、何度も“時”を戻していたのだ。想いが通じ合った2人は、恋人として日々をやり直すため1年前に戻る。周囲が羨むカップルとして幸せな日々を送る2人だったが、陸のタイムリープには葵海への一途な想いとともに重大な秘密が隠されていた。そして再び7月27日がやってくる――。『黒崎くんの言いなりになんてならない』の月川翔監督がメガホンを取り、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」や映画『ダーリンは外国人』を手掛けた大島里美が脚本を担当する本作。事故に遭う彼女の運命を変えるために100回人生を捧げようとした一途男子・陸を演じるのは、『海街diary』『俺物語!!』、月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」や現在話題沸騰中「重版出来!」などに出演し、いま最も注目される俳優の坂口さん。彼の1回の未来を守るために自分の運命を決めた切なさと強さを併せ持つ葵海を、『マエストロ!』で女優デビューしたmiwaさんが務める。この度、第2弾キャストが決定。miwaさん演じる葵海と坂口さん演じる陸と同じ大学に通い、葵海に片思いをする松田直哉役に、『シマウマ』『泣き虫ピエロの結婚式』と主演作が立て続けに公開される若手俳優注目株・竜星さん。劇中のバンド内ではベースを担当しており、「今回自分にとって最大の挑戦でもあるベースで、仲間たちといままでに味わったことのない、『音楽のチカラ』で青春し、一生懸命爆発して、燃え尽きたいと思います」と意欲十分。仲間内でのムードメーカーでもある中村鉄太役には、ドラマ「表参道合唱部!」などの泉澤さん。担当楽器はドラムだが「いままで触ったことも叩いたこともありません。しかも、ボーカルが元々ファンで良く曲を聴いていたmiwaさんというのもプレッシャー。嬉しい反面、不安が大きくありますが、猛特訓で頑張っています」と前向きなコメント。また、演じる役柄が自身に近いと感じたそうで、「月川監督にも泉澤くんに会ってから鉄太のイメージが湧いてきた!と言っていただけたので、期待に応えられるよう精一杯演じたい」と力強く語った。そして、葵海の親友で常に彼女を応援しながら自身は直哉への密かな想いを秘める相良里奈役に、『みんな!エスパーだよ!』『orange』など話題作へ出演する真野さん。今回は、完全オリジナル脚本ということで「とてもワクワクしています。初めて台本を読んだとき、どうなるの?どうなるの?という気持ちが強くて、ページをめくる手がどんどん進みました。一途な恋、ステキです」と、本作の魅力を明かした。そのほか、幼い頃から二人を見守ってきた陸の伯父・長谷川俊太郎役には、田辺誠一。陸の学部の先輩であり指導をする院生・遥に太田莉菜、葵海の母・圭子役には堀内敬子、大学教授役に大石吾朗が決定。撮影は5月初旬にクランクイン。オールロケにてダイナミックな海辺の街を舞台にした風景をバックに、豪華キャストたちの起こす化学変化と、魅力的な音楽に彩られた本作に期待が高まる。『君と100回目の恋』は、2017年2月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月12日昨年、公開が発表され、福山雅治が写真週刊誌カメラマンを演じることで話題の映画『SCOOP!』から、ついに、ワイルドな風貌でカメラを構える福山さんのビジュアルと特報映像が解禁された。原田眞人監督・脚本作品「盗写1/250秒」(’85年)を原作とした本作。かつて数々の伝説的スクープをモノにしてきた凄腕カメラマン・都城静。しかし、その輝かしい業績もいまとなってはほとんど知られることはなく、もはや黄昏モード。芸能スキャンダル専門の中年パパラッチとして、借金、酒にギャンブルと、自堕落な日々を過ごしていた。そんな彼が、ひょんなことから写真週刊誌「SCOOP!」に配属されたばかりの新人記者・行川野火とコンビを組まされる羽目に。この凸凹コンビがスクープを追いかけていくうちに、日本中が注目する大事件にまきこまれていく――。監督は『モテキ』『バクマン。』の大根仁。本作の主人公・都城静を福山さんが、都城の“相方”となる新人記者を、『オオカミ少女と黒王子』『ふきげんな過去』など主演作の公開が控える若手実力派女優・二階堂ふみが演じる。そのほか編集部の女性副編集長・横川定子役に、『ビリギャル』『HERO』『心が叫びたがってるんだ。』と大ヒット作に立ち続けて出演の吉田羊、編集部の男性副編集長・馬場役に、「半沢直樹」『るろうに剣心』などでみせた味のある演技が魅力の滝藤賢一、そして、静の旧友で情報屋のチャラ源に、福山さんと親交の深いリリー・フランキーと、豪華なキャストが脇を固めている。そして、本日解禁となったのは、カメラマン・都城のビジュアル。髪と髭を伸ばし、カメラを構え、スクープという獲物を狙っているまさに“獣”のような表情の福山さん。衣装をクランクイン前から着込んでなじませるなど、徹底した役作りで臨んだといい、いままで見たことのない姿で、“新境地”とも言える役柄に挑む。併せて『SCOOP!』公式サイトでは特報映像も解禁。怪しくも魅力的な東京の夜を、スクープを追い求めるワイルドな都城の姿を垣間見ることができる。この特報映像は、5月14日(土)より全国の映画館で上映予定。『SCOOP!』は10月1日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月12日6月18日(土)に全国ロードショーの『MARS(マース)~ただ、君を愛してる~』。今回、公開よりひと足早くW主演の藤ヶ谷太輔と窪田正孝が劇場にお目見え!?本作公開を待ちきれないファンに嬉しいニュースが発表された。1996年~2000年まで講談社「別冊フレンド」にて連載された同名の人気少女漫画「MARS」を原作に、藤ヶ谷さん&窪田さんのW主演、ヒロインに飯豊まりえを迎えて今年1月からドラマ化され話題となった本作。光と影の二面性を持つ高校生・樫野零を藤ヶ谷さんが、零の中学の同級生で、死んだ零の弟・聖の親友、桐島牧生を窪田さんが演じ、2人のキスシーンさながらの人工呼吸や牧生が零への特別な想いを吐露するシーンなど、ドラマ放送時には衝撃的なストーリー展開で、同時間帯の平均視聴率で歴代最高を獲得した話題作。そんな本作が映画化とあって、「6月の公開まで待てない!」というファンのために、零役・藤ヶ谷さんと牧生役・窪田さんの全身パネル“スペシャル・スタンディ(幅2m10cm×高さ2m)”が、5月14日(土)より順次、全国の上映劇場ほか、大型書店で設置されることに!また、映画のシーン写真をちりばめたパネル展示を実施する劇場も多数予定しており、全国の劇場で『MARS』の世界観を味わうことができそうだ。海で奇跡的に出逢った零とキラ。過去に心の傷を抱えながら孤独に生きてきた2人は惹かれあい、恋に落ちる。そこに、零の死んだ弟・聖の親友、牧生が現れる。零とキラのよき理解者であるように見えた牧生は、実は零の持つ秘めた一面「怒りに火がつくと抑えられない激しい凶暴性」に強い憧れを抱いていた。しかし、キラと一緒にいることで「大切な人を守る真の強さ」に気づきはじめた零。牧生は、そんな変わっていく零を許せず、キラの忌まわしい過去を突き止め、2人を引き裂こうとする。零は心の葛藤に苦しみながらもキラを想うが、キラは深く傷つき零に触れることさえできなくなる。しかし、零とキラの親友、晴美や達也の支えもあり、2人は互いに「たったひとりの存在」であることを感じる。そんな中、牧生の行き過ぎた零への想いは、純粋すぎるがゆえに残酷な愛へと変わり、零とキラ、そして牧生の運命に衝撃的な結末を引き寄せようとしていた――。『MARS(マース)~ただ、君を愛してる~』は6月18日(土)より全国ロードショー。(text:cinemacafe.net)
2016年05月11日西島秀俊が主演を務め、その妻役として竹内結子が出演する『クリーピー 偽りの隣人』。この度、本作の場面写真7点が解禁された。犯罪心理学者の高倉(西島秀俊)は、刑事・野上(東出昌大)から6年前に起きた一家失踪事件の分析を頼まれる。しかし事件唯一の生き残りである長女・早紀(川口春奈)の記憶をたどるも、核心にはたどりつけずにいた。一方、高倉が愛する妻・康子(竹内結子)と共に最近引っ越した新居の隣人は、どこか奇妙な家族だった。病弱な妻と中学生の娘・澪(藤野涼子)をもつ主人・西野(香川照之)との何気ない会話に翻弄され、困惑する高倉夫妻。そしてある日、澪が告げた言葉に、高倉は驚愕する。「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」…。未解決の一家失踪事件と、隣人一家の不可解な関係。2つの繋がりに高倉が気付いた時、康子の身に「深い闇」が迫っていた…。未解決の一家失踪事件と、隣人一家の不可解な関係。2つの繋がりは、本当の恐怖の始まりでしかなかった――。本作は、「第15回日本ミステリー文学大賞」新人賞受賞した、作家・綾辻行人も「展開の予想できない実に気味の悪い(クリーピーな)物語」と絶賛した前川裕の小説が原作。『CURE』『回路』など数々の恐怖映画を手掛け、昨年『岸辺の旅』では、「カンヌ国際映画祭」ある視点部門で監督賞を受賞した名匠・黒沢清監督がメガホンをとっている。キャストには、今回が4度目の黒沢監督作への出演となる主演の西島さんをはじめ、竹内さん、川口春奈、東出昌大、香川照之ほか、日本映画界を代表する豪華キャストを迎え、ある夫婦が“奇妙な隣人”への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく圧倒的な恐怖を描いている。マスコミ試写は毎回混雑し、鑑賞後には「『CURE キュア』の再来」「香川さん演じる西野の怪演に脱帽」「薄気味悪さはさすが」「不気味な感じが画面全体から伝わってくる」と、マスコミ陣が口を揃えて、 タイトルよろしく「身の毛のよだつような気持ち悪さ」を称賛している中で、現場写真・特報・予告&ポスター・夫婦2ショット写真と続々とその全貌が解禁となっていた。そして今回遂に、まだどこにも露出されていない場面写真7点が解禁!このほど解禁となる場面写真は、西島さん演じる高倉の家に、隣人・西野(香川さん)と娘・澪(藤野さん)が共に食事をするシーンをはじめ、予告編解禁で評判を呼んだ、高倉が竹内さん演じる妻・康子を抱きしめるシーン、澪が高倉に「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」と訴える名シーン、さらには炎に包まれる緊迫の場面、異様な形をした壁を背に立つ高倉、不敵な笑みを浮かべる西野など、まさに“クリーピーすぎる”場面写真となっている。また本作は、先日行われた「第66回ベルリン国際映画祭」に正式出品、そして「第40回香港国際映画祭」では、日本映画初となるクロージング上映を行うなど、日本のみならず早くも世界から注目を集めている。公開を来月に控え、ますます期待は高まるばかりだ。『クリーピー 偽りの隣人』は6月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月11日主演・佐藤健をはじめ、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之という豪華な面々を迎え、映画化で話題を呼んだ「桐島、部活やめるってよ」の著者・朝井リョウによるベストセラーを実写化する映画『何者』。就活生に奮闘する若者たちの“リアル”な姿を描く本作から、履歴書用証明写真を思わせるポスタービジュアルと、就活スーツで奮闘するシーンが分かる特報映像が初解禁された。海外ボランティアの経験、サークル活動、手作り名刺、SNS、業界の人脈…。様々なツールを駆使して戦っていく就活生たち。企業に入れば「何者」かになれるのか、自分は「何者」になりたいのか…。疑問や悩みを寄せ合い、一緒に過ごしていく5人だが、その関係は徐々に変化していく。やがて「内定者」が現れたとき、抑えられていた妬み、本音が露に…。そして、ようやく彼らは自分を見つめ直す。果たして自分は「何者」なのか――。主演は、『バクマン。』『世界から猫が消えたなら』と立て続けに主演作が公開され、人気・実力を兼ね備える佐藤さん。かつて演劇サークルで脚本を書いていた、人を分析するのが得意な主人公・拓人を演じる。天真爛漫で何も考えていないようで、着実に内定に近づいていく光太郎役には、いまや映画、ドラマ、テレビCMと目にしない日はない人気ぶりの菅田さん。その光太郎の元カノで、拓人が思いを寄せ続ける、実直な性格の瑞月役には『ストロボ・エッジ』『ビリギャル』と出演作がヒットし続け、話題の有村さん。さらに、人一倍「意識高い系」でありながら、結果が出ず不安を募らせていく理香役には、若くして国内外数々の映画賞を賑やかしつつも、今年に入ってからはバラエティ番組にレギュラー出演するなど、活躍の幅を広げている二階堂さん。社会の決めたルールには乗らないと宣言しながらも、焦りを隠せない隆良役には、映画やドラマだけでなく舞台などでもその演技力を磨き、現在話題のドラマ「ゆとりですがなにか」でも熱演する岡田さん。拓人のサークルOB・サワ先輩役には、『闇金ウシジマくん』『凶悪』『新宿スワン』『テラフォーマーズ』と数々の大ヒット作品に出演、ますますその存在感が光る山田さんが演じる。今回は、そんな豪華な若手実力派キャストたちがスーツ姿でこちらを見据えるポスターとB5版チラシのビジュアルが初解禁。本作のテーマになぞらえて、就活の履歴書用証明写真を連想させるようなビジュアルと、“自分は「何者」なのか”と問いかけるような複雑な表情を見せる6人に注目だ。併せて、6人のキャラクターがより明らかとなる特報映像も解禁。スーツ姿で就活に奮闘するシーン、さらに拓人・瑞月・光太郎の三角関係を感じさせるシーンなど生々しい日常をリアルに切り取っている。また、多くの観客から拍手を送られ拓人が佇んでいるという、映画オリジナルの場面も公開。独特な雰囲気を醸し出す本作の魅力が詰まった映像に仕上がっている。『何者』は10月15日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月11日数多のメディアやエンターテインメントを巻き込み展開する、世界初の総合エンタテインメント・プロジェクト「HiGH&LOW」。ドラマシーズン1総集編 『ROAD TO HiGH&LOW』が5月7日(土)より2週限定で特別上映しているが、そんな本作の初日からの土日興行収入が1億2,324万2,600円、入場者数は9万2,757人を記録したことが分かった。幼いころから無二の親友同士だったコブラ(岩田剛典)とヤマト(鈴木伸之) とノボル(町田啓太)。頭が良く大学に進学したノボルは喧嘩しか取り柄のないコブラとヤマトの希望だった。そんなノボルを突然の悲劇が襲う。未来を失ったノボルに、コブラとヤマトはノボルの戻ってくる場所として「山王連合会」を結成する。そして「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」という5つのチームが拮抗、その地区はそれぞれの頭文字をとって「SWORD」地区と呼ばれるようになる。ギリギリのところで保たれている均衡、しかしその地区にノボルが戻ってきたことから事件がはじまる。過去を捨てSWORD地区の支配を目論む「家村会」の一員となったノボル、「山王連合会」に自らの傘下に入ることを迫る。ノボルの行動に隠された秘密とは。そして、コブラ、ヤマトが下した衝撃の決断とは――。「HiGH&LOW」は、「EXILE」HIROが企画プロデュースを担当する一大プロジェクト。7月公開の『HiGH&LOW THE MOVIE』を軸に、ドラマ、漫画、ライブツアーなど、様々なメディアコンテンツを展開していく。キャストには「EXILE」をはじめ、「三代目J Soul Brothers」「GENERATIONS」「E-girls」といった「EXILE TRIBE」のメンバーが総出演するほか、林遣都、窪田正孝、YOU、小泉今日子、ゴールデンボンバーなどもキャストに迎える。本作は、昨年10月より放送されていた「HiGH&LOW Season1」の未公開シーンなどを含めた総集編。GW期間中の大作が目白押しの中で、140館の中規模公開ながら好スタートを切り、土日興行成績ランキング初登場第5位を記録を記録した。映画を見た観客たちは、「何回見ても泣ける!」「アクションシーンが迫力!」「映画でしか見れないシーンもあった! 『HiGH&LOW THE MOVIE』の予告も流れて鳥肌だね。ほんとにはやく見たいと思った!」など、非常に満足度の高い感想が続出。また、5月7日・8日に行われた舞台挨拶を全国にてライブビューイングを行い、都心部だけでなくローカルエリアも動員を伸ばしている。週替わり入場者特典や毎日舞台挨拶リレーなどリピーターを取り込む施策が多く盛り込まれ、特にレディースデイの動員はさらに大きなものになるだろう。ドラマ「HiGH&LOW Season2」は毎週土曜日24時55分~日本テレビにて放送。『ROAD TO HiGH&LOW』は全国にて公開中。『HiGH&LOW THE MOVIE』7月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月10日満島ひかり、濱田岳、菜々緒、北大路欣也ら豪華俳優陣がゲスト声優として参加する、ファン待望の最新作『ONE PIECE FILM GOLD』。この度、超人気エンターテインメント大作にふさわしい、さらなるゲスト声優陣が発表。ケンドーコバヤシ、古田新太、コロッケ、「コロコロチキチキペッパーズ」のナダルが出演するという。“海賊王”を目指して新世界を旅するルフィたち麦わらの一味が訪れたのは、政府公認の独立国家、グラン・テゾーロ。世界中の名立たる海賊、海兵、大富豪たちが集うその世界最大のエンターテインメントシティは、世界政府すら手を出すことのできない“絶対聖域”だった。そこでルフィたちの前に現れたのは、その国の支配者である黄金帝ギルド・テゾーロ。海賊、海軍、そして世界政府ですら容易く金の力で動かすテゾーロの底知れぬ野望が動き出し、今、新世界の勢力図が塗り替えられようとしていた――。原作は、世界で累計発行部数が3億2,000万部を突破し、「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録にまで認定された国民的漫画「ONE PIECE」。その劇場版シリーズ最新作となる本作には、2009年『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』、2012年『ONE PIECE FILM Z』に続き、原作者・尾田栄一郎が総合プロデューサーとして参加。3年半ぶりの新作に、ファンから熱い注目が集まっている。物語の舞台となる世界最大のエンターテインメントシティ「グラン・テゾーロ」を支配する国王ギルド・テゾーロ。その一味であり、ドMな巨漢ディーラー“ダイス”を務めるのはケンドーさん。原作を連載第一回目から欠かさず読んでいると言うほどのファンだそうだが、今回演じる役柄について「怪力でマゾというキャラらしく、『ピッタリだね』と知り合いたちに言われるんですが、怪力はともかく、マゾというのは何故皆にピッタリと言われるのか、もしかして色々バレているのか?と不安な日々を過ごしております」と、感想を寄せた。カジノのアトラクションのひとつ、カメ車レースでルフィたちとデッドヒートを繰り広げるレーサー“ケント・ビーフJr”とその相棒”ポーク“を演じるのは、俳優の古田さん。「実は、『ONE PIECE』の初期の映画も好きなんです。(原作の)ストーリーと関係なくてただ踊ってるやつとか(笑)」というほどのファンだそうで「出番的にはそんなに多くはないですが、田中真弓さんたちと『ウォー!ウォー!』言えるのは楽しかったですね」と収録をふり返った。また「劇場には、ぜひ、友だちや家族みんなで行ってください!『ONE PIECE』って面白いのに、長く続いているから途中からだと入りづらいなぁと思っているちびっ子もいると思うので…。この映画だけでももちろん楽しめます!」と本作に自信をみせた。同じくカメ車レーサー“ジミーマイヤーズ”と、侵入者を発見すると大きな声で鳴く“赤目フクロウ”を演じるのはコロッケさん。「私はモノマネの世界でエンターテインメントをお届けしていますが、『ONE PIECE』という子どもから大人まで楽しめる日本を代表するエンターテインメントに参加できて、しかも私と尾田先生は同じ熊本出身ということで、ほんなこつ嬉しかです」と、出演の喜びを表現した。そして、劇中で麦わらの一味を襲うロングロング海賊団の一人”モーキン“を演じるのは「コロコロチキチキペッパーズ」のナダルさん。今回の出演に「まさか自分が日本を代表する漫画、『ONE PIECE』の映画に声優として出していただけるなんて、やっべぇぞ!!って思いました!」と、自身の流行りギャグを絡めてコメント。「声は自分の武器だと思ってますので、この声で『ONE PIECE』の世界で大暴れしたいと思います!」と意気込みを寄せた。『ONE PIECE FILM GOLD』は7月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月10日「V6」の森田剛が映画初主演を務める『ヒメアノ~ル』。「行け!稲中卓球部」「ヒミズ」の人気漫画家・古谷実の問題作を完全映画化した本作をいち早く観た業界関係者から、森田さんの演技力に蒼然となったという声が続出。また、共演の濱田岳やムロツヨシ、メガホンをとった吉田恵輔監督も絶賛の声を贈っている。本作は、平凡な毎日に焦りを感じながら青年・岡田と同僚のサエない先輩・安藤とカフェ店員・ユカとの三角関係を描いた青春ラブストーリー…かと思いきや、連続殺人犯・森田によって、変化のなかった日常が狂気へと満ちていくさまを描く。本作で森田さんが演じるのは、人間をターゲット(餌)としか思わない連続殺人犯・森田。これまで、蜷川幸雄、宮本亜門、行定勲など、錚々たる演出家の舞台作品で座長を務め、絶賛されてきた彼が満を持して映画初主演を果たした本作では、世間のイメージを大きく裏切る難役で真骨頂を示し、早くも鑑賞者たちを圧倒させている。また、森田との再会によって事件に巻き込まれる岡田には、au「三太郎シリーズ」CMの“金太郎”でお茶の間でも親しまれる存在となった濱田さん。そして、森田の標的となるユカに佐津川愛美、岡田のキモい先輩にムロさんと、ひとクセある演技派俳優が共演。監督を務めるのは、ユーモラスかつ繊細な人間描写に定評がある吉田監督。『さんかく』を彷彿とさせる前半の微笑ましいラブストーリーから一転、狂気が炸裂するサスペンスに突入するジェットコースター演出を展開。ヴァイオレンス&セクシャルな描写にも挑戦し、R15+指定の問題作を描き切った。森田さんについて、「もともと芝居が巧いのは知っていた」という吉田監督。「期待というか、安心感を持ってご一緒したんですが、とてもやりやすかったです」と撮影を振り返っている。「ただ今回は、とにかく生々しくリアルに撮ることにこだわっていたので、映画的な華が必要な中、森田というキャラを、どこでもいそうなお兄ちゃんに見せなきゃいけなかった。でも、それを演じる森田くんは身体能力が高いので、なんでもカッコ良くみえちゃうんです。だから、カッコ悪く、とは言わないまでも、普通の人の身体能力ぐらいにセーブしてもらいました」と明かす。「勘がいいので、こちらが言ったことに対し、すぐに対応される方で、現場ではいつもニコニコしていた印象が強いです」と、森田さんの現場での印象を語っている。一方、過去に大河ドラマ「平清盛」で共演経験のあるムロさんは、「森田くんは大袈裟じゃなく、淡々と狂気めいた演技をしていて、無神経な安藤でもゾッとさせられるぐらい怖かったですし、相手役ができて光栄でした」と語り、濱田さんは「とにかく森田さんが理解しがたい役柄をここまでやり通したところが、この映画の見どころだと思います」と絶賛。さらに、いち早く本作を鑑賞した劇場スタッフからも、「後半から一変!!残虐なシーンの連続なのに、殺人犯の彼がどんどん作品に引きずり込んでくれた。そしてあのラスト。森田剛にやられました」「前半のふんわりした感じが一転、後半の狂気の連鎖についていくのがやっとでした!森田君怖すぎます!!」「森田剛の四散する狂気。登場人物の視点を小気味よく切り替え、日常と剥離できない恐怖と感情がスピードを上げて迫ってくる」「森田剛がスゴい、高速道路の追い越し車線で反対車線すれすれを走るような緊張感がスリリングに展開されていくこの作品もスゴい!」「森田剛の腹の据えた演技がドーンと胸に突き刺さる映画です」「日々映画に囲まれた環境でありながら、これほど引き摺る作品には出会った事がない。森田剛という役者に異様に興味が湧いている!」など、称賛の声が相次いでいる。イタリア「ウディネ・ファーイースト映画祭」でも熱狂を持って迎えられた本作。日本の観客も、森田さんの容赦ない狂気と暴力の演技に引き込まれることになりそうだ。『ヒメアノ~ル』は5月28日(土)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月10日「NEXTブレイク漫画 RANKING BEST50」にて1位に選ばれた大人気コミックの映画化『高台家の人々』の豪華キャスト陣が出演するオリジナルトーク番組が、5月10日(火)に「LINE LIVE」にて配信されることがこのほど明らかとなった。口下手で不器用な女子・平野木絵(綾瀬はるか)は、得意の“妄想”で何かと自分の世界に入り込みがち。ある日、木絵の勤めるオフィスに名門「高台家」のイケメンエリート・高台光正(斎藤工)が転勤してくる。決して交わるはずのない2人。しかし、不思議なことに光正は木絵に惹かれていく。それにはある理由が…。妄想癖のある地味で冴えないOLと、人の心が読める名家のイケメンエリートが繰り広げる“テレパス”ラブコメディーの本作。キャストには主演の綾瀬さん、斎藤さんをはじめ、「家族ノカタチ」の水原希子、『ライチ☆光クラブ』の間宮祥太朗らが名を連ね、大きな注目を集めている。このほど配信が明らかになった「LINE LIVE」オリジナルトーク番組では、六本木ヒルズアリーナにて行われる“レセプションパーティー”イベントの模様が放送され、綾瀬さん、斎藤さん、水原さん、間宮さんが出演する独占トークが生配信される。また、番組中に出演者への質問コメント募集が実施され、番組中のハート数に応じて、出演者4名のサイン入りポスターなどのプレゼントも用意される。ここでしか聞けない撮影裏話が明かされるかもしれない、ファン必聴の内容となりそうだ。『高台家の人々』「LINE LIVE」スペシャルは、5月11日(火)16時55分より配信。『高台家の人々』は6月4日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月09日昨年5月に公開された染谷将太主演映画『ソレダケ/that’s it』が、公開からちょうど1年後の今年5月27日(金)、一夜限りの復活上映を果たすことが発表された。戸籍を奪われ、アンダーグランド暮らしから抜け出せずにもがいている主人公・大黒砂真男を染谷さんが演じる。大黒はそんな暮しから抜け出すため、裏社会の調達屋、恵比寿大吉(渋川清彦)のコインロッカーを破壊し財布を奪うが、自分と同じようなアンダーグラウンドな人々の個人情報がぎっしりつまったハードディスクを発見する。大黒はハードディスクを隠すが、恵比寿に追われあえなく監禁される。しかし、そこには風俗嬢、南無阿弥(水野絵梨奈)が拘束され横たわっていた。大黒と阿弥は何とか脱出し都会の片隅に身を寄せ、ダークサイドに生きる知人、猪神楽彦(村上淳)に助けを請うが、闇の追っ手が2人を再び監禁、謎の極悪ギャングのボス千手完(綾野剛)による拷問の中で、大黒の過去にまつわる宿命の謎が明かされる…。5月3日に行われた「日本映画プロフェッショナル大賞」にてベスト10のうち7位に選ばれ、ドイツ・フランクフルトで開催の第16回日本映画祭「ニッポン・コネクション」での上映も決まったばかりの本作。公開から1周年、そして本作においてはコラボレーションに端を発した「bloodthirsty butchers」吉村秀樹の命日である5月27日(金)、旗艦劇場シネマート新宿にて大音量、大画面のスクリーンで再上映される。また、今回の上映では発売中のブルーレイ・DVD「ソレダケ/that’s it<デストロイヤー・エディション>」に収録の「bloodthirsty butchers」のライブ映像より、「ソレダケ」をこの日限りで上映することも決定。劇中未使用だったブッチャーズの楽曲を石井岳龍組が撮影・編集・MIXしたすさまじい音圧の映像を、劇場最大音量で体感してみて。『ソレダケ/that’s it』復活約束上映は、5月27日(金) 21時よりシネマート新宿にて上映。(text:cinemacafe.net)
2016年05月09日