頼りにしている相手に心ない発言をされたら、皆さんはどうしますか?今回は、突然の陣痛で病院に行ったときのエピソードと、その感想を紹介します。イラスト:iwao.朝食を作っていると…妊娠中の主人公は、いつものように夫と朝食を作っていました。しかしこのあと、主人公のお腹が痛みだし…。陣痛が始まり病院に出典:愛カツ陣痛が始まり、動けなくなってしまったのです。慌てて病院に連絡し、急いで向かう主人公でしたが…。到着した病院で、医者の様子がおかしいことに気づきます。医者は「なんで俺のときに…」「寝てないのに…」と文句を言いながら、主人公に近づいてきたのです。診察が始まっても、医師はぶつぶつと文句を言い続けています。様子がおかしい医師を見て、無事に診察を終えられるのか不安になる主人公。夫と医師が口論になっていると救世主が現れるのでした。読者の感想医師にこのような態度をとられたら、不安になってしまいますよね。疲れていたのかもしれませんが、医師にはもう少し配慮してもらいたかったです。(30代/女性)急な陣痛でただでさえ不安なのに、医師に文句を言われてしまうなんて…。主人公の気持ちを考えると、胸が苦しくなりました。(20代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年12月06日私は40代の主婦で、現在結婚15年目です。第1子妊娠の際に強烈なにおいづわりに悩まされたときの体験をお話しします。自分のにおいで吐いてしまうもともとにおいに敏感な私でしたが、第1子を妊娠したときは、ひどいにおいづわりに悩まされました。妊娠自体は喜ばしいことですが、私は24時間、悪臭をかがされているような状態で大変でした。 水のにおいや、挙句の果てには自分のにおい(ほぼ無臭なのですが……)まで気持ち悪くなってしまい、満足に食事もとれずに自宅に引きこもる日々。 人によっては数カ月でつわりがおさまるという話を聞いていましたが、私は妊娠した瞬間から臨月までつわりが続いたのです。 出産前後でにおいが変わった!?ようやく臨月になり陣痛が始まりました。私が出産した病院では、陣痛中にバナナと牛乳が軽食として出されましたが、陣痛中にもかかわらず、そのときの私の感想は「バナナが臭い!」でした。 陣痛でそれどころではないはずなのに、なおも臭く感じる自分に驚いたことを覚えています。それでも生まれてくる子のために力をつけようと、鼻をつまんでバナナを食べた私。やがて12時間の陣痛を経てようやくわが子を抱いたとき、うれしさで涙がこぼれました。 そして、その直後にお昼のサンドイッチとバナナが提供されたのですが、空腹で思わずバナナを頬張った私はびっくり! なんと、バナナが臭くないのです。同じバナナなのに、出産前後でにおいが明らかに変わったことに驚きました。本当に10カ月ぶりの「おいしい!」でした。 第1子の妊娠は、においづわりに翻弄された10カ月間でしたが、第2子を妊娠したときのつわりは3カ月間の期間限定で、それほどひどくありませんでした。当時は本当につらかったですが、出産前後でにおいが変わるという不思議な経験ができて、今ではそれもいい思い出です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラスト/森田家著者:中野 迷子
2023年12月05日私は30歳の主婦。結婚2年目に入り、間もなく私たち夫婦のもとへ待望の赤ちゃんがやってくる予定です。やさしい夫も、わが子に会えるのを楽しみにしていたのですが……。このところ頻繁に我が家にやってくる幼馴染が私の悩みのタネ。彼女がなかなかのクセモノで、突然やってきて当たり前のように夕飯を一緒に食べたり、私の存在はないもののように、夫と昔話に花を咲かせたりするのです。厄介な幼馴染夫と幼馴染が出会ったのは、3歳のころ。保育園で出会ってすぐに、夫は幼馴染に恋心を抱いたそう。何度も告白したようですが、その想いは叶わなかったと聞きます。 それも昔の話だと夫は笑いますが、幼馴染はそうではないようで、自分のことを好きだった男が他の女と結婚したのがよほど気に入らないのか、マウントを取られているような気がしてなりません。幼馴染だからといって、長電話したり、終電を逃した彼女を迎えに行ったり、相談があるからと深夜の呼び出しに応じたりする夫が、私には理解できません。このまま夫婦生活を続けられるのか本気で悩む中、いよいよ出産予定日が近づき、私は里帰り出産のため実家に帰りました。 出産予定日に夫がいた場所は…陣痛が来ていよいよ出産というそのとき、何度電話をかけても夫は電話に出ません。駆けつけてくれた義母が会社に連絡をしたところ「出産予定日で休みをとっている」といいます。 なんだか嫌な予感がする私……。やっと電話に出た夫は、幼馴染と温泉旅行に行っていると言います。 どうやら幼馴染に「出産に男がいても意味がないし、生まれたらしばらく行けなくなるから、今のうちに羽を伸ばしておくと良い」と言われたようで、悪びれる様子も見せず「マジ温泉サイコー! 出産頑張ってね!」と信じられない発言をします。私は、電話を切り、そのままスマホの電源を落としました。 夫に制裁を数時間後ーー。陣痛との格闘を終え、私はついに娘との対面を果たしました。穏やかな入院生活ののち、家に帰ったところでスマホの電源を入れると、タイミングよく夫から電話がかかってきました。 「今から会いに行くね。幼馴染も会いたいって!」……こんなときまで幼馴染が登場するなんて、もう怒りを通り越して呆れてしまいます。 そんな能天気な夫を見かねた母は、スマホを手に取り「娘と子どもはもう居ないよ……」と静かに告げました。 結婚してまもないころ、夫は「離婚届はいつでも出せるように用意しておくと良い」という幼馴染の意味のわからないアドバイスに従い、離婚届を書いていました。私はそれを活用し、出生届とともに提出したのです。幼馴染の入れ知恵が役に立つなんて、なんだか皮肉ですが……。 幼馴染との付き合い方離婚のきっかけとなった夫と幼馴染の温泉旅行ですが、状況的に不倫旅行といわれても文句は言えません。夫は何もなかったと言い張りますが、そんなことは関係なく慰謝料を請求することにしました。もちろん、夫が娘の父親でもあることに変わりはないので、養育費も払ってもらいます。 幼馴染は夫にとって大切な人だったかもしれませんが、そもそも出産を控えた妻を置いて旅行に行こうと誘うような人は、夫婦にとって良い人物とはいえませんよね。いくら幼馴染といっても異性。節度を持った付き合いをする必要がありますね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月05日私は38歳の兼業主婦。在宅で働いています。3歳年下の夫とは半年前に結婚。幸せいっぱいの新婚生活のはずだったのですが……まだまだ子離れできていない義母が悩みの種。平日仕事中にも頻繁に連絡があり、夫が電話に出るまで連絡を続けるのです。しかも、「息子はあなたと結婚してから変わってしまったのよ!」といつも私を責めてきます。 外出先から帰ってくると、誰かが家にいる!?数年前に病気で義父が亡くなって以来一人暮らしをしている義母に、夫も強くは言い返しにくいとのこと。とりあえず夫婦で話し合って、義母に何か言われても受け流すことにしていました。 ある日、夫と2人でランチへ。家に帰ってくると門扉があいていて、家の中に誰かいる様子。私たちは不審者が侵入しているのかと思い、宅急便を装ってチャイムを鳴らしてみました。すると…… 勝手に部屋の中を物色していた義母に激怒家の中から出てきたのは義母! 夫が実家に鍵を忘れた際に、こっそり合鍵を作っていたようです。しかも部屋の中をいろいろと物色したらしく、私が日記の間に大切に保管していたエコー写真を突き付けてきました。 実は私は現在妊娠10週目。安定期に入るまでは両家の両親には言わないつもりだったのに……私は勝手に合鍵を作られていたことや物色されたことに腹が立ち、合鍵を返してもらい部屋に入りました。 夫も今回ばかりは「母さん、反省しないならこのまま縁切るからな!」ときつく言ってくれていました。 陣痛に耐える中、信じられない言葉を残して夫に「縁を切る」と言われてから、義母からの連絡はしばらく途絶えました。そして出産を迎えた日、両家両親に陣痛がきたことを伝え、私が病室で陣痛の痛みに耐えていると、突然義母が病室に入ってきたのです。 立ち会いできるのは夫だけ。看護師の目を盗んで入ってきた義母を、夫が必死で追い出してくれました。新生児用の準備品を見た義母は、「まさか女の子なの? 本当に残念ね」と言い残して病室を出て行ったのです。私は義母の言葉に耳を疑いつつも、無事に元気な女の子を出産しました。 自分勝手な義母の末路幸せいっぱいの私たちでしたが、義母は「その年で妊娠したかと思えば女だなんて!跡取りが生めないなら早く息子と別れてちょうだい!」と言ってきました。 この言葉を聞き我慢の限界がきた夫は、「もう無理だ。母さんとはもう縁を切るよ」とその場で伝え、これまで金銭的に援助してきたのも金輪際打ち切ると伝えました。 義母は焦って夫に謝罪したそうですが、私や娘への謝罪は一切なし。夫はそのまま義母に別れを告げてきてくれました。 子どもは性別関係なく、みんな大切な存在です。非常識な義母と離れることができて、スッキリしました。これからは家族3人穏やかに暮らしていこうと思います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月05日皆さんは、困っている人に手を差し伸べたことはありますか?今回は「人助けより野球を優先する監督」を紹介します。※この物語はフィクションです。イラスト:進撃のミカ試合の前に…最後の大会を控えた野球部員の主人公。試合に向かおうとしていた主人公は、路地裏で倒れている女性を見つけました。陣痛に苦しむ妊婦出典:進撃のミカ女性が陣痛に苦しむ妊婦だと知った主人公は「すぐに救急車呼びますから!」と声をかけます。そして病院に付き添い、女性の無事を確認してから試合に向かいました。会場につき、主人公は監督に遅刻の理由を説明します。しかし監督は主人公の話を信じず「もう帰れ!お前に野球にかかわる資格はない!」と言ったのです。ところが後日、学校に野球連盟の役員と、主人公が助けた女性がやってきました。なんと女性は役員の娘だったのです。女性を助けた主人公に感謝し、そんな主人公を蔑ろにした監督に怒っていた役員。監督の横暴なふるまいを指摘すると、クビと野球界からの追放を言い渡したのでした。自業自得の結果に…思い込みで主人公を怒鳴りつけ、野球界から追放されてしまった監督。まさかの結末に驚きつつも、スッキリした主人公のエピソードでした。(愛カツ編集部)
2023年12月05日私には、2人の子どもがいます。息子が1歳3カ月のときに2人目の妊娠が判明しました。2人目の出産は里帰りせずに自宅の近くの産院で産もうと決めていたので、妊娠後期に入ってから陣痛タクシーを登録。実際に2人目の出産で病院へ向かうときに陣痛タクシーを使うことになったのですが……。そのときのまさかの体験をお話しします。 陣痛タクシーに登録健診にはいつも夫に車を運転してもらい行っていましたが、陣痛はいつどこで起きるかわかりません。それに夫が不在で陣痛がきた場合は私ひとりで息子も連れて病院へ行く可能性があったので、電車やバスはやめておくことにしました。陣痛の痛みに耐えながら入院バッグを持ち、息子の面倒までは無理だと思ったからです。 そこで、自宅と病院が送迎範囲になっているタクシー会社を調べ、混雑していた場合に備えて2つの陣痛タクシーを登録。夫と一緒に陣痛タクシーを呼ぶ流れや注意点を見直して、陣痛がきたときのシミュレーションをしていました。 夜中に陣痛がきた!陣痛かも……と気づいたのは夜中0時を過ぎたころでした。だんだん痛みが強まってきたので、病院へ連絡して向かうことに。深夜だったため寝ている息子は夫にお願いして、私は登録していた陣痛タクシーへ連絡しました。タクシー会社との電話はスムーズにやり取りでき、すぐにきてくれるとのこと。 そのときの私は2回目の妊娠ということもあり、陣痛がきても気持ちに余裕があったのを覚えています。「いよいよ出産……。赤ちゃんに会えるんだ!」と、陣痛の痛みに耐えながらもどこかワクワクしていました。 陣痛タクシーに乗ったら……家のインターホンが鳴り、タクシーへ乗り込んでいよいよ出発! と思ったら……運転手さんからまさかのひと言。「陣痛タクシーって言われたんだけど、どこに行けばいいんですかね……」と。私はその言葉に固まってしまいました。 病院名や住所は登録済みなので、乗ったらすぐに連れて行ってもらえるはずなのに……。私は陣痛の波に耐えながら、病院までの道や目印となるものを伝えつつ何とか病院へたどり着いたのでした。 2回目の出産で初めて利用した陣痛タクシーですが、運転手さんのまさかのひと言に最初はどうなることかと思いました。しかし、病院へ到着すると運転手さんから「がんばってきてね!」と言われ、あたたかい気持ちになりました。その後、無事に出産できて本当によかったと思います。 著者:小松潤子2歳男の子と0歳女の子の母。幼稚園教諭・保育士資格を保有し、4年間教育現場に携わる。現在は育児、美容の記事を中心に執筆中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2023年12月03日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、出産のときに時々あるちょっと困ったパパについて教えてくれました。立ち会い出産の本当の目的は出産するママのサポートなはずなのですが……!? 立ち会い分娩はどれくらいの夫婦がしてる?「母親が望む安全で満足な妊娠出産に関する全国調査(2013年・厚生労働科学研究)」によると、分娩室で立ち会いをした「夫」は53%。経腟分娩に限れば、立ち会いをした「夫」は59%で、2006年の調査の39%から大幅に増加しています。しかし、強制するものではありません。実際の立ち会い分娩は、赤ちゃんが生まれてくる足元を見るものではなく、頭側にいてママをサポートするのですが、赤ちゃんに付着する出血などを見るのも苦手な男性も少なくありません。2人でよく話し合って、立ち会いをどうするか決めていくことが必要です。陣痛中は一緒にいて分娩時は外で待っててもらう、途中で気分が悪くなったり立ち会いが続けられない気持ちになったら外で待つなど臨機応変にするなどにしてもいいかと思います。立ち会いができ、それを望む場合に知っておいてほしいことをお伝えします。 立ち会い出産で何をすればいいの?立ち会い出産でパパの役割はたくさんあります。何をしたらいいかわからない場面も多いと思うので、助産師と相談しながら試してみましょう。ここでは陣痛中と分娩時のおすすめサポートを教えます。 【陣痛中】・腰などのマッサージ・腰やおなかを温める・お産が進まないときなど院内散歩の付き添い・お産が進んできて児頭が降りてくるとつらいので、おしり(肛門部分)の圧迫・吐いてしまうこともあるのでその介助・陣痛の合間に飲み物や食べ物がとれるように介助・精神的なサポートなど 【分娩時】・出産時いきむときの体勢になるようサポート・陣痛の合間に水分がとれるように介助・汗を拭いたり、うちわであおぐ・声をかけたり精神的なサポートなど 動画撮影のタイミングはいつ?赤ちゃんが生まれてくる大事な瞬間を記録に残しておきたいという気持ちはよくわかります。しかし、撮影は最低限にして、無事に出産できるように2人で頑張ってお産に集中することも大切です。陣痛のときに、撮影しているパパもいますが、痛みが強くなってくると余裕がなくなり撮影どころではなくなってくる場合が多いです。無痛分娩ではママに余裕があるため撮影をしているパパもいますが、お産が進んで分娩準備をするようになったら、動画撮影をしてもいいかと助産師に確認するようにしましょう。赤ちゃんが生まれた直後は写真撮影のみ許可という病院も多いです。出産後落ち着いてから、動画撮影ができる場合もあるのでそのタイミングも助産師に相談してみてください。立ち会い出産は、パパにも役割がたくさんあります。思い出の記録を残すことも大切ですが、無事に赤ちゃんが生まれてくるように2人で頑張ってほしいなと思います。動画撮影や写真撮影だけに集中しないようにして、家族の心の中に、新しい家族を迎えるいい思い出となるように、お産に取り組んでいただけると幸いです。監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2023年11月30日このマンガを描いているみたんさんの妹・コツママの出産レポです。陣痛開始から5日目に陣痛促進剤を打ったコツママ。促進剤の効果でお産が進み、立っていられないほどの痛みに苦しみます。ベッドの柵を握りしめながら、ついに子宮口が全開大になりました。助産師さんはてきぱきと準備を始め、あとはいきむだけに……。次の陣痛からいきんでいいと言われたコツママ。助産師さんに従い、出産に集中します。 眠れない…壮絶な5日間を経て コツママがあとどのくらいで生まれるかを聞くと、助産師さんは初産だから1~2時間はかかると答えます。実姉は分娩台に移動してからスピード出産だったことから、自分もすぐに産んでみせると意気込むコツママ。 いきみ始めて30分が経ったころに医師が呼ばれ、あと少しで生まれるのだと察します。あと2回いきんだら生まれそうという助産師さんの声を聞き、痛みに耐えながら呼吸を整えるコツママ。そして……、赤ちゃんの姿が目に入りました。 「うわあああああ」赤ちゃんよりも先に、夫の泣き声が響きます。コツママももらい泣きし、最後に赤ちゃんが無事に大きな産声をあげました。生まれた子は夫にそっくりの女の子。コツママさんは5日間にわたる出産を終え、初めて赤ちゃんに会えたあの瞬間だけは、何度でも味わいたいと思うのでした。 “出産の痛みは忘れる”とよく言われますが、コツママさんも1年半後には「また産みたい」と思えるように。どんなに苦しくてもわが子に会える瞬間は、ママにしか体験できない感動がありますね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター みたん
2023年11月30日会社員・松本さとこさんは最近結婚式を挙げた新婚さん。新婚生活を楽しみたいところですが、仕事が忙しく慌ただしい生活を送っていました。倦怠感が続いたものの、風邪や仕事のストレスだと思い込み、特に気にせず過ごす日々。そんな中、上司から体調を心配され、病院に行ってみると妊娠が判明! 妊娠中期まで妊娠に気づかなかった、さとこさんの妊娠体験談マンガです。早めに産休を入りたいということを課長に伝えると、「いいんじゃない? おなかが大きくなったら働きにくくなると思うし、早めに産休に入っていいよ」と言ってくれました。 こうしてさとこさんは、産休までに引き継ぎを終わらせ「元気な赤ちゃんを産んでね!」と送り出されたのでした。 産休がスタートし、安静にしながら出産予定日を待つ日々。「いつ生まれるかな……」とドキドキしているさとこさんでした。そしてついに、出産日がやってきて……。 「奇跡の子」待望の赤ちゃんと初対面! ついに陣痛が来て、夫と産婦人科へ向かったさとこさん。陣痛が始まって4時間以上経過しますが、まだ生まれません。 前日の夕方に病院へやって来てものの、翌朝になってもまだ生まれず、心が折れそうになるさとこさん。「この子は幾度の奇跡を乗り越えてきた子! 無事に生まれてくる!」と強く思い、陣痛に耐えます。そして、ついに元気な女の子が誕生! さとこさんは感動で涙が溢れました。妊娠に気づかず、いろいろと後悔することもありましたが、周囲の人たちの支えがあったからこそ無事に生まれたのだと、感謝の気持ちでいっぱいに。 それから約1年後、2人目の妊娠が判明。今回は早めに気がつくことができました。無事、元気な女の子を出産できて本当によかったですね。太ったと勘違いしてダイエットをしてみたり、ウイルス性の感染症に罹患したり、いろいろな困難がありましたが、何事もなく出産できたことは、まさに奇跡です。2人目の妊婦ライフは1人目の経験を生かして、無理せず過ごしてほしいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター ぴおっぷ
2023年11月30日このマンガを描いているみたんさんの妹・コツママの出産レポです。陣痛開始から5日が経ったコツママは、赤ちゃんの心音が下がる不安と闘いながらも、夫のTくんと協力して無事に朝を迎えました。今日なら陣痛促進剤を打ってもらえると聞いていたはずが、この日診察を担当する医師に伝わっておらず、さらに自然に様子を見ると告げられます。身の危険を感じたコツママは「促進剤打ってください!」と強く主張し、夫も状況を説明してようやく医師から了承を得られました。今日が赤ちゃんの誕生日になると言われ、陣痛に耐えるのもあと少しの辛抱だと安心するコツママ。いよいよ出産本番が迫り、緊張してきます。 陣痛促進剤を投与。これからが出産本番! ※上記の過換気症候群の対処法は、推奨されていない方法です。近年ではまず呼吸のリズムを整え、正常に戻すことが大切だとされています コツママは陣痛の波を見はからいながら、助産師とともに分娩室へ。陣痛促進剤を打ち、開始15分ほどで立っていられないほどの痛みがやってきました。 大好きなディズニーのBGMさえも、このときばかりは聞きたくもないほど余裕がなくなります。1時間も経つと手足がしびれ、宙に浮いた感覚に。夫が助産師さんを呼ぶと、どうやらコツママは過換気症候群になっていたようです。 ベッドの柵を握りしめながら痛みに耐えることさらに1時間。子宮口は全開大になり、助産師さんはいつ生まれてもいいようにてきぱきと準備を始めるのでした。 陣痛促進剤を打っても、すんなりとは終わらない出産。コツママは気持ちを立て直しながら、そのときを待ちます。そんなコツママの横で、ひっそりとサポート役に徹する夫。痛みはわかちあえなくても、できることを率先してやってくれるとありがたいですよね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター みたん
2023年11月29日■前回のあらすじ陣痛計測アプリにより、10分間隔でおなかが張っていることが分かり、病院に電話。痛みがなかったため、自宅で待機するも、陣痛間隔アプリでおなかの張りが5分間隔になったタイミングで、慌てて陣痛タクシーを呼びました。こんにちは、宝あり子です。■本能? 夜泣きをする娘長女の夜泣き対応をしている私の父へ、陣痛が来たので病院へ行くことを伝えました。実家に里帰り中、ほとんど夜泣きをしなかった長女が、なぜかこの日は夜泣きをしたのです。長女は私の父と一緒に寝ていたので、私に陣痛が来たことを知らないはずですが、本能で察したのかもしれません。■陣痛タクシーがまさかの…泣いている長女をおいて病院へ向かうのは、後ろ髪を引かれる思いでしたが、呼んでいた陣痛タクシーへ乗りました。すると陣痛タクシーの運転手さんから予想外な事実が…。基本はカーナビで運転手さんも運転してくださったのですが…。ときどき道の確認がありました。方向音痴で道案内が苦手な上、とにかくいきみたくてたまらない状況だったので、道を聞かれても、しどろもどろになってしまいました。そんなハプニングもありつつ、無事病院に到着しました。 ◾️突然の歩けないほどの激痛いきみたいけど痛みはないので、出迎えてくれた助産師さんに案内され陣痛室へ移動をしている最中に…。突然、歩けないほどの激痛が!あまりの激痛で歩けなくなり、さらに目の前がチカチカして倒れそうになりました。慌てて助産師さんが車いすを持ってきてくれました。そして、車いすで病院内を移動して、陣痛室に向かっている最中に…。破水していました。長女を出産したときは、破水後に陣痛だったのですが、最初の破水は、尿漏れか破水か判断がつかないくらいチョロチョロと出ていました。しかし、このときの破水は「破水した!」と分かるくらい下半身が一気にびしょ濡れになったのです。続きます。※この体験記に記載された症状は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明するものではありません。
2023年11月28日妊娠後期は息子の胎動が激しく、ちいさくうずくまるほど蹴る力が強かったです。膀胱をガツンと蹴られるたびに、とんでもない怪力ベビーだと思っていました。 ワクワクして聞いてみると…臨月間近でようやく逆子が治り、その後はおへそら辺が波打つくらいグリグリと足を動かし続けていた息子。胎内記憶については聞くタイミングが大事だとネット情報を得ていたため、2歳になり会話のキャッチボールができるようになったタイミングで息子に聞いてみました。どんな答えが返ってくるかワクワクしていましたが「風船の中にいるみたいで気持ち悪かった」と……。どうやら息子は不快な気持ちで蹴っていたようです。 大きくなりすぎると忘れてしまったり、作り話をするようになったりすると聞いていたため、息子にタイミングよく聞けて良かったなと思いました。 ◇ ◇ ◇おなかの中の息子の正直な気持ちを聞いたママ。妊娠中の胎動の激しさを経験したママからすれば、息子くんの感想に思わず納得してしまったのではないでしょうか。みなさんは、お子さんの胎内記憶について聞いたことはありますか? 作画/miyuka 著者:横山マチコwebデザイナーとして働くワーママ。定時ダッシュでお迎えに行くドタバタの毎日を送っている。
2023年11月27日2人目を出産後、後陣痛がひどくて入院中は寝返りも難しかった私。すると、隣の部屋に入院していた先輩ママがかけてくれたやさしい言葉をかけてくれて……。この先輩ママがいなかったら、私は赤ちゃんのことを愛おしく思えていなかったかもしれません。 甘く見ていた2人目出産私は1人目の出産の際、超安産と助産師さんに言われ、産後の体の回復も時間がかかりませんでした。そのため、2人目の出産はもっとラクにできるだろうと軽い気持ちで出産に臨んだのです。しかし、陣痛が途中で止まってしまい、陣痛促進剤を使用して出産することに……。思いの外、体への負担が大きい出産となりました。 そして何よりも1人目の産後にはなかった後陣痛がひどく、部屋の中で寝返りをするだけでもうなり声を上げてしまうほどでした。産後、赤ちゃんのことを愛おしく思うどころか、「なんで妊娠したんだろう」と後悔しかけるほどつらかったのを覚えています。 隣の部屋の先輩ママが…!?出産翌日、あまりの痛みに夜中もうなり声を上げていた私を心配し、隣の部屋の方が訪ねてきてくれました。その方は私の前日に出産を終え、今回4人目の出産で私と同じく普通分娩だったそうです。後陣痛のことや、何日くらい続いたかなど、いろいろな話を聞かせてくれました。そして「後陣痛は、赤ちゃんを必死に10カ月間おなかで守った証拠だから! 痛みはあと数日の辛抱よ。その痛み、母親にしか味わえないとか、すごいと思わない?」という言葉に、私は気持ちが軽くなりました。赤ちゃんがとても愛おしく思え、思わず涙が……。その先輩ママは退院する日まで、毎日自分の赤ちゃんを連れて、私の様子を見にきてくれました。 もし、この方がいなかったら、私は自分の体調のことで精いっぱいで、赤ちゃんを愛おしく思えていなかったかもしれません。見ず知らずの私の体調まで気づかってくださった先輩ママには、心から感謝しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子作画/キヨ著者:なかまる あゆみ
2023年11月24日皆さんは、義家族の発言に悩んだことはありますか?今回は「無理難題を押しつける義母」を紹介します。イラスト:南野ななみ初孫を心待ちにする義家族主人公が初めての出産を控えていたときのことです。両家にとって初孫だったため、みんな心待ちにしていました。しかし予定日が過ぎても、主人公には陣痛がこなかったのです。結局、主人公は入院し、陣痛誘発の治療を受けることに…。当時、主人公がいた分娩室は1人まで入室し、面会ができました。すると義母が面会にやってきて「いつ産まれるのかしら?」と聞いてきたのです。その後も義父や義弟が、毎日代わる代わる面会にやってきて…。無理な要求に驚愕出典:愛カツ何度も面会にくる義家族の相手をしていて、休む暇すらなくなっていた主人公。そんな主人公に義母は「仕事で都合が悪いから、明後日以降に産んでくれる?」と要求してきたのです。見かねた助産師さんが「プレッシャーになるので産まれるまで来ないでください」と追い返してくれたものの…。義母の発言に唖然とする主人公なのでした。重い期待子どもを心待ちにするあまり、主人公にプレッシャーをかけ続けた義家族。さらに義母からの信じられない要求に、疲弊してしまった主人公のエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年11月17日現在、生後8カ月になる娘の子育て中です。この子には姉がいました。結婚3年目でやっと授かった子どもは妊娠10カ月のときにおなかで突然亡くなり、不育症の診断を受けました。子どもの死を経験し、そこから這い上がって無事出産するまでの体験談です。子どものことよりも仕事を優先してしまう自分結婚後、私はすぐに子どもが欲しいと思っていましたが、夫は妊活にあまり積極的ではありませんでした。お互いの考え方やタイミングが合わなかったこともあり、子どもを授かったのは結婚して3年後のことでした。 妊娠中はおなかの子どものことよりも仕事を優先してしまう自分がいました。職場で貧血で倒れることや、おなかが張ることがありましたが、「これくらい大丈夫」とおなかの子どもに言い聞かせていました。 職場の先輩が「ひとりの体じゃないんだよ」と声を掛けてくれても、妊娠の経過が順調だったこともあり、大分無理をしていたと思います。 胎動が感じられない臨月に入ったある日、おなかが張ったかと思うと、それから胎動を感じなくなったような気がしました。不安な気持ちのまま誰にも相談することができず、ひと晩過ごしました。そして、次の日の朝、かかりつけの個人病院の診療時間が始まるのを待って受診しました。 病院の診察台の上に横になったときには、すでにおなかの子どもの心臓は動いていませんでした。原因不明の突然死でした。私は事態を受け入れる間もなくそのまま市内の総合病院へ運ばれ、陣痛促進剤とバルーンで陣痛を誘発して3日後、赤ちゃんを出産しました。 心も体も回復できないまま…医師からおなかの子どものことは説明されていたのに、産んだら本当は生きているんじゃないかと出産するそのときまで私はどこかで期待していました。そして、動かない自分の子どもと対面するまで、私はひどい夢を見ているんだと思っていました。 現実を受け入れられないまま退院し、子どもの埋葬を済ませ、夫は仕事に戻っていきました。空っぽのおなかと残酷な現実に、私は何のために食べるのかわからなくなりました。そして、子どもと幸せそうに過ごす友だちを見るのがつらくて、部屋に引きこもっていました。体は軽くなったはずなのになぜか鉛のように重いのが不思議でした。 それでも仕事は待ってはくれませんでした。心も体もまったく回復していないのに、産休はあっという間に終わってしまったのです。1日のうちに気持ちがジェットコースターのように上がったり下がったりを繰り返し、自分の気持ちをコントロールすることがとても難しく思いました。仕事の帰り道、「ああ、こうやってうつになっていくのかな」とふと考えることもありました。目の前の仕事をこなし、忙しさに身を任せていたら月日は勝手に過ぎていきました。 2人目の妊娠もう一度、子どもが欲しいと思えるまで1年かかりました。友だちの何気ない言葉に励まされ、妊娠する決心ができました。子どもの死を経験するまでは、妊娠して出産するのは当たり前にできることだと思っていましたが、2人目の妊娠中は出産するそのときまでずっと不安がついてまわりました。 赤ちゃんの産声を聞いた瞬間は、感動し過ぎて涙は出ませんでした。前回の出産のときに全部流しきってしまったのかもしれません。出産は大変だけれど、こんなに愛おしい気持ちになれるから、みんな頑張れるんだと思いました。温かく、必死に生きている赤ちゃんを見て、お姉ちゃんの分まで大切に育てようと心に決めました。 1人目を妊娠したとき、妊娠経過が順調だったこともあり、つい仕事を優先し無理をしてしまったので、そのことを後悔して自分を責めてしまったこともありました。しかし、子どもを亡くしたときに、もしそこであきらめて立ち止まっていたら、今の子どもには一生会えなかったかもしれません。つらいときは気持ちも目の前も真っ暗でしたが、自分の子どもを見たとき、自分はこの子に会うために生まれてきたんだと思えるくらい素晴らしい気持ちになりました。この出来事は私に、命の大切さ、命があることに感謝することの大切さを教えてくれました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:八代 華生後8カ月の娘と育休消化中。
2023年11月14日私たち夫婦は第一子の誕生をとても楽しみにしていました。ベビー用品も買い揃えて臨月に入り、いよいよあとは出産を待つだけ!というとき、夫からまさかの発言が飛び出して……。 「予定日、有給とったから」臨月に入ったある日のこと。仕事が忙しく、以前からなかなか希望休の取れない夫が「出産予定日、有給とったから」とうれしそうに報告してきました。 有給を取ってくれたことはありがたかったですが、私は普通分娩で出産する予定。「予定日」とはいえ、その日に生まれてくるとは限らないことは夫もわかっていると思っていました。 ところが夫と会話をするうち、夫は子どもは必ず予定日に生まれるものだと思い込んでいるとわかったのです。 「予定日はあくまで目安だからいつ陣痛がくるかわからないよ」と説明したのですが、夫はまだ思い込みが解けないようで「医者が決めた出産予定日が変わるなんておかしいでしょ」と言うのです。 予定日以外は休めない!?その後、出産予定日は目安であって陣痛がいつ始まるかはわからないと繰り返し伝えると、夫はようやく理解したようで「そうなの?」と驚いた様子。 夫は過去に、友人から出産予定日の当日に子どもが生まれたと聞いたことがあり、子どもは出産予定日に確実に生まれるものなのだと思い込んでいたそう。 思い込みがなくなってひとまずホッとした私でしたが、ここで新たな問題が発生。夫曰く「無理を言って出産予定日に有給休暇を取得したから、ほかの日に陣痛がきても仕事は休めない」と言うのです。 出産という大きなイベントを前に、「予定日よりも前に陣痛がきたら頼りになるはずの夫がいないなんて……」と、私は目の前が真っ暗になりました。 わが子より大切な仕事って何?そこで、私はダメもとで「初めての出産で不安もあるから、陣痛が始まったら一緒にいて病院に送ってほしい。どうしても仕事を調整することができないの?」と素直な気持ちを伝えました。すると、夫は「出産の予定があるのでと有給申請をした手前、申請を取り消すのが恥ずかしいよ。それに他の人に仕事を振るのが申し訳ないから……」と言うのです。 気持ちはわかりますが、わが子より大切な仕事って何?と苛立ってしまった私。「恥ずかしいとかじゃなくて出産は私たちお互いにとって大事なものなんだから、有給申請は取り消してほしい」と言うと、夫は気持ちを汲んでくれ、後日、上司に相談してくれました。 夫によると、夫の有給申請を受けつけた上司は私の出産が計画分娩で、その日が出産日と決まっているのかと思っていたそうです。そして、私の出産が計画分娩でないことを知った上司は、陣痛や出産が始まったら可能な限り、夫の仕事を調整して会社から送り出してくれることになりました。 ちなみにその後、子どもが生まれたのは出産予定日から4日を過ぎた日で、たまたま仕事が休みだった夫に立ち会ってもらうことができました。 出産予定日に確実に子どもが生まれてくると思っていた夫にはとても驚きました。また、夫と出産時にどういう行動を取るか、前もって相談しておかなかったことを後悔しました。今後は大きなイベントを控えているときには、夫と事前にいろいろ話し合っておこうと思います。 著者/やん子作画/霜月いく ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年11月06日胎動が激しかったときに……(※画像はおばたのお兄さんオフィシャルブログより)8月に第一子が誕生したおばたのお兄さん。仕事が忙しい中でも一生懸命子育てに取り組み、たとえワンオペでも余裕でお世話できるまでにスキルアップしているようです。そんなおばたさんが5日に自身のブログを更新。長男は「最近またグズグズ気味」で、少し前は換気扇のそばで抱っこしていると泣き止んでいたのにそれも難しくなっているため、「あることを試してみた」のだそう。妻・山崎夕貴アナウンサーが妊娠中、胎動が激しくて眠れない時に、おばたさんが「妻のお腹に向かって歌っていた歌」があるといい、なぜか不思議と「何度も何度もそれで胎動がおさまり妻が寝られるということがあった」のだといいます。そのことを思い出し、泣きわめく息子に向けて「あの時と同じように」歌いかけてみると……。「本当に不思議と息子も『不思議そうな顔』をして、しばらくするとうとうとして眠るのだもしかしたら、お腹の中の時の記憶があるのかもしれない!『あれ?なんか聞いたことある。この歌の時ぼく、眠くなってたんだわぁ、、、』と言った感じなんだろうか。」(おばたのお兄さんオフィシャルブログより)この体験に「たまたまかもしれないけど、なんだか感動してしまった」というおばたさん。赤ちゃんはしっかり聞こえているのだとあらためて感じ、「息子の前での言葉がけは、今からも大切にしていこうと思った」と綴っていました。(※画像はおばたのお兄さんオフィシャルブログより)お腹の中でも耳は聞こえている赤ちゃんの耳は、妊娠中から徐々に聞こえるようになっていきます。妊娠6ヶ月頃になると赤ちゃんの聴力はほぼ完成し、おなかの外の大きな音が聞こえるようになると考えられています。同じ時期、感じ方には違いがありますが、ほとんどの妊婦さんが赤ちゃんの動きを感じるようになります。胎動を感じて初めておなかの赤ちゃんの存在を実感する人も多いでしょう。胎動を感じながら歌を歌ったり、話しかけたりするのも楽しいですね。おそらく、赤ちゃんが一番よく聞いているのは、つながっているお母さんの声や心臓の音でしょう。ただし羊水の中にいるため、あまりはっきりとした音で聞こえているわけではないと考えられています。パパやお兄ちゃん・お姉ちゃんなども、赤ちゃんに話しかけたり、本の読み聞かせをしたりして、聴覚を刺激してあげましょう。また、お母さんが心地よい音楽でくつろげば、赤ちゃんにも伝わり、安心感を与えられるかもしれません。参照:【医師監修】妊娠6ヶ月のママと赤ちゃんの様子、生活の注意点と過ごし方(妊娠20週、21週、22週、23週、妊娠中期)【医師監修】妊娠21週に気をつけたい赤ちゃんとママの体重の変化
2023年11月06日皆さんは、病院で不安になったことはありますか?今回は「陣痛がきた妊婦を不安させた医者」を紹介します。イラスト:iwao.夫と朝食を作っていたときのこと妊娠中の主人公が、夫と一緒に朝食を作っていたときのことです。急にお腹が痛み…。「陣痛がきたみたい…」出典:愛カツ主人公は「陣痛がきたみたい…」と言いました。夫が慌てて病院に連絡してくれて、救急車で搬送されることになった主人公。病院に到着すると、医者が「なんで俺のときに…寝てないのに」と文句を言います。そんな医者の態度に「なにこの先生…」と思った主人公と夫。夫が怒り、医者と言い合いをしていると…。「私がかわりに診ましょう」と感じのいい別の医者がやってきました。感じのいい医者は主人公に「急な陣痛で不安だったでしょう。もう大丈夫ですからね」と声をかけてくれました。その対応に安堵した主人公と夫なのでした。不安ななか…急な陣痛で不安ななか病院に運ばれた主人公。医者のまさかの態度に不安が募りましたが、後からやってきた感じのいい医者の対応に安堵したのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年11月04日生理の症状や辛さは人それぞれで、理解されず辛い思いをした方も多いのではないでしょうか。なかには、生理中の悩みが原因で婦人科に受診したところ、疾患の判明につながった方もいるようで……。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Cさんの場合……月経困難症・子宮筋腫と診断されました。初めて生理がきた時から生理痛と出血量が多く、学校を休んだり、遅刻や早退もするほどでした。一時期は良くなったのですが、30代の時に仕事のストレスで再び症状が出るようになり婦人科を受診しました。血液検査の結果、ホルモンの数値に異常が見つかり生理痛の度合いは陣痛の中盤くらいと言われました。実感はありませんでしたが、医師によると「毎月陣痛並みの痛みを味わってるのだから、生活に支障が出て当たり前」とのことです。どんな治療を受けましたか?最初の2年程は漢方薬で様子を見ましたが改善せず、低用量ピルに切り替えました。治療に関しては自分の生活スタイルに合った方法を考えてくれる医師を探してください。今は血液検査や内診でさまざまなことが分かるようになっています。世の女性陣へ伝えたいことは?生理痛や出血量が多く、夜用ナプキンが2時間程しか持たないのなら、何かしら理由があります。内診を嫌がる方が多いですが、私のように手遅れになると不妊治療しなければ子どもを望めなくなる可能性もあります。たとえ子どもを望んでいなくても費用と心身の負担が非常に大きくなります。一瞬の恥ずかしさを取るのか、自分の健康を取るのかよく考えてほしいです。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。この話に読者の感想は……『陣痛並みの痛みは、耐えられないと思います。薬を飲んでも効かなかったり、痛みがおさまらないと不安にもなりますし、でもやっぱり産婦人科に行くのも本当は抵抗を感じます。』『生理痛は市販薬で我慢するものだと思いがちだし「生理痛は病気じゃない」みたいな風潮がある中で毎月、陣痛並みの痛さを耐えるのはどんなに辛かっただろうかと思います。』『痛みや出血の大小にかかわらず、女性は定期的に診察を受けられる制度や仕組みがあってもよいのではないかと思いました。』など、さまざまなコメントが寄せられました。些細なことでも早めに病院へCさんは婦人科に受診したことでひどい生理痛や出血量の多さの原因が、月経困難症および子宮筋腫だと判明につながりました。些細なことでも気になる症状があれば、自分の身体の健康のためにも婦人科を受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。不安なときは必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月02日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。立ち会い出産主人公の初めての出産は立ち会い出産でした。陣痛が2日間続き、主人公は疲れ切っています。それなのに夫の方が先に「もう腰さするの疲れた」と言い出したのです。限界だとアピール出典:CoordiSnap腰をさするのをやめ、ついにスマホゲームを始めた夫。そんな夫にイラつきつつも、主人公は頑張って出産をします。子どもを抱き「今日から私たちパパとママだね」と感動しながら夫に伝えると…。夫は衝撃の一言を放ったのです。問題さあ、ここで問題です。夫はなんと言ったのでしょう?ヒント夫はこの一言で立ち会い出産を台なしにしました。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:CoordiSnap正解は「自分の子って実感ないわ~」でした。その一言で場は凍り付き、感動も台なし。さらに夫は「俺の方がしんどい」とまで言い出したのです。怒りを通り越して呆れてしまった主人公なのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年10月31日無痛分娩と聞くと、痛みが軽減されて楽になるといったイメージを持つ方も多いですよね。しかし、無痛分娩を選択し、かなりの苦労をされた方もいるようで……。今回は、ママぺい(@mamapeeei)さんの体験談を描いた人気漫画『無痛分娩で出産した話』のワンシーンをお届けします。無痛分娩に向けて……本格的な不妊治療にチャレンジ後、1周期目で妊娠が判明し、出産準備を進めていたママぺいさん。ついに臨月を迎えていたある日、彼女が入院グッズの準備をしていると、トイレで“おしるし”を発見します。その後陣痛がやってきたことから、タクシーで産院へ向かったママぺいさん。院内で1時間ほど陣痛に耐えた彼女は、ついに無痛分娩の“麻酔処置”を乗り越え……?気づいたこととは?陣痛を感じていなかった!最初は、ハッキリとした痛みを感じ、麻酔の効果が感じられなかったママぺいさん。しかし、その30分後、陣痛が来ていることを示す機械の表示とは裏腹に、痛みを感じていない自分の体の変化に気がつくのでした。この漫画に読者は『麻酔が効いて良かったと思いました。自分だったら何回も看護師さんに効いているのか確認してしまいそうです。』『初めは半信半疑だったものの、結果的に陣痛を感じなかったのは良かったと思いました。』『始めての局所麻酔だったら効いているかどうか不安になって当然ですし、選択が無駄だったと疑いたくもなるのもわかります。30分後に効果が表れたのは遅効性の麻酔を使用したのではないかと思いましたが、しっかり効いて良かったと思いました。』など、無痛分娩のメリットがきちんと活かされたことに安堵する声が多く集まりました。わからないことだらけの初産……無痛分娩の説明を事前に受けていたとしても、実際に体験してみるとわからないことだらけ……なんてこともあるよう。麻酔の効果も、いつから効くのか、今効いているのか、なんて最初はわからないですよね。その後お話でママぺいさんは、麻酔の凄さ、そして麻酔なしで出産する女性のことを考え、尊敬の念を抱きます。無痛分娩の体験談、あなたはこの漫画をどう感じましたか?※この記事は実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。〈記事監修医師プロフィール〉『はらメディカルクリニック(不妊治療専門クリニック)』院長の宮﨑薫ノースウェスタン大学産婦人科(米国シカゴ)研究助教授を経て、帰国後は生殖医療専門医として「最先端の医療で、最短の妊娠を」という方針のもと、患者様それぞれの身体の状態、さらには社会的状況などに応じて、患者様一人ひとりに合った治療にあたっている。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@mamapeeei)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年10月31日出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。さっそく無痛分娩の麻酔について院長から説明を受けたのですが、当日は陣痛を誘発させるために、バルーンを挿入をすると言われ、さらに恐怖が増してしまいます。そして出産当日。無事にバルーン処置が終わり子宮口が開くと、助産師さんからすぐにお産が進むと言われました。院長がやってきて内診を始めたのですが、子宮口を確認した院長の顔が突然曇ります。院長曰く、子宮口は6cm開いているのに、赤ちゃんが下に降りてきていないとのこと。お産はまだまだかかりそうだと思っていた矢先、隣の分娩室があわただしい雰囲気に……。同時にお産がおこなわれていた人の赤ちゃんが危険な状態で緊急手術をすることになったため、先にしおさんに麻酔を打つと院長が言い始めたのです。 無事に麻酔も終わり、いよいよお産は終盤に差し掛かったのですが、しおさんは……。 うまくできなくて… ※陣痛促進剤は輸液ポンプを使用して投与しますが、マンガでは省略して描いています。 夫にテニスボールでお尻を押してもらうこと30分。再び院長が様子を確認しにきました。 院長は助産師さんと会話をすると、突然「よしっ! 産ませるか……」と言い出します。 呼吸の仕方などを院長から指示されたのですが、うまくできず、しおさんはパニックに。そしてついに泣き出してしまいました。 院長は「ありゃありゃ! 少し落ち着こうか!」と眠くなる薬を投入。 少しして目を覚ましたしおさん。しかし、つらいときずっと側で励ましてくれていた助産師の高橋さんも、すでに帰宅してしまっていました。 しおさんが落ち着いたタイミングでもう一度院長から「もう一回やってみよ! 君ならできる!!」と言葉をもらい、再度いきみます。 そして、助産師さんたちが両側からしおさんのおなかを押します。その助産師さんたちに圧倒され、しおさんは衝撃を隠せませんでした……。 ◇◇◇ 院長から突然「産ませるか」と言葉をかけられたしおさん。呼吸などがうまくできずパニックになってしまったようです。事前にいきむ練習をしていたのに思うようにいかなかったら悔しくなってしまいますよね。初めてのお産はわからないことや、うまくできないことがあるのは自然なこと。あまり自分を責めすぎず、院長や助産師さんの言葉を信じて、もうひと踏ん張り、頑張ってほしいですね。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月30日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:iwao.夫と朝食を作っていると出典:愛カツ突然陣痛が出典:愛カツ救急車で病院へ出典:愛カツここでクイズ病院で夫が不安に感じたことは?ヒント!夫は医者の様子に違和感を抱きました。やる気がなさそうな医者出典:愛カツ正解は…正解は「医師のやる気がない」でした。無事病院へ到着したものの、医者のやる気がなさそうな様子を見て不安を抱いた夫。医者に態度が悪いと指摘しても「わがまま言わないで」と反論されてしまいます。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年10月30日小さいころからとにかく臆病な性格で、痛いことや怖いことが大嫌い。出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。さっそく無痛分娩の麻酔について院長から説明を受けたのですが、当日は陣痛を誘発させるために、バルーン処置をすると言われ、さらに恐怖が増してしまいます。いよいよ出産当日。バルーンが子宮口に挿入されたのですが想像以上のつらさに心が折れそうに。エネルギーを蓄えるために昼食をとり、陣痛に耐えていたしおさん。すると突然院長が現れ、人工破膜(卵膜を破って人工的に破水させる処置)がおこなわれました。順調にお産は進んでいると思っていたのですが……。内診で院長から「子宮口は6cm開いているのに、赤ちゃんが降りてきていない」と言われ、不安が増します。そのとき、隣の分娩室でお産をしていた妊婦さんの緊急手術が入り、急きょその前にしおさんの麻酔施術がおこなわれることになって……!? 心の準備ができていない なかなか麻酔を打ってもらえないと待ちくたびれていたしおさんでしたが、いざ麻酔がおこなわれるとなると、再び恐怖が襲いかかってきました。体に力が入るほどに緊張していた次の瞬間。 「はいっ終わったよ!」と院長が言いました。 なんとしおさんは、まったく麻酔の針の痛みを感じなかったのです。 無事に麻酔も効いてきて、しおさんがリラックスしていると、夫がやってきました。夫の顔を見ると、今まで張りつめていた糸が切れて涙が出そうになったしおさん。 ひと息つく間もなく、「子宮口が8cmまで開いてきている」と助産師さんに言われます。それと同時にしおさんは、赤ちゃんが下のほうに降りてきている感覚を覚えました。 その感覚になんとも言えない気持ち悪さを感じてしまったしおさんは、夫にテニスボールでお尻を押すように頼みます。 一度目はタイミングが合わずしおさんは「馬鹿野郎! 今じゃない」と夫に激怒。 次は、夫婦で息を合わせます。「さあ今だあああ」というしおさんの声と共に夫が勢いよくお尻を押したのでした。 ◇◇◇ テニスボールでお尻を押すタイミングが違うなどと、しおさんから注意をされてしまった旦那さん。わからないことばかりで緊張したり、戸惑ったりする場面もあると思いますが、一緒に陣痛を乗り越えるつもりで、しおさんを支えてほしいですね。出産を共に乗り切ることで、夫婦の仲が一層深まっていくといいですね。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。 監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月29日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:せるはち丸陣痛が来たのに妊娠中の主人公が、夫と家で過ごしていたときの話です。お腹が痛み「あなた…陣痛来たみたい」と夫に伝えた主人公。しかし夫は、趣味である熱帯魚の水槽の前から動こうとしません。何度声をかけても反応がないため「なにしてるの?」と尋ねると…。グッピーの出産出典:CoordiSnap夫は「今グッピーの出産が…」と言い熱帯魚に夢中でした。キリっとした顔でそんなことを口にした夫に対し、主人公はある行動にでます。問題さあ、ここで問題です。このあと、主人公はどうしたでしょう?ヒント主人公の行動の後、夫はすぐ病院に連れて行ってくれました。皆さんは答えがわかりましたか?正解は…出典:CoordiSnap正解は「激怒した」でした。我が子よりグッピーを優先する夫に激怒した主人公。「とにかく産まれそうなの。病院に送ってくれる?」と夫に言うと…。主人公の迫力に押された夫は、すぐに病院に連れていってくれたものの…。その後も無責任な行動を繰り返すのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年10月28日小さいころからとにかく臆病な性格で、痛いことや怖いことが大嫌い。出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。さっそく無痛分娩の麻酔について院長から説明を受けたのですが、当日は陣痛を誘発させるために、バルーン処置をすると言われ、さらに恐怖が増してしまいます。そしていよいよ出産当日。バルーンが子宮口に挿入されたのですが想像以上のつらさに心が折れそうに。助産師さんの一緒に頑張ろうという言葉に励まされます。そして、無事にバルーンも抜けて子宮口も開き、助産師さんからすぐにお産が進むと言われました。エネルギーを蓄えるために昼食をとり、陣痛に耐えていたしおさん。すると突然院長が現れ、人工破膜(卵膜を破って人工的に破水させる処置)がおこなわれました。その後、お産は無事に進んでいると思われたのですが、内診をした院長の表情が突然曇り始め……。 院長が放った衝撃的な言葉 子宮口が5cm開けば麻酔を打つと説明を受けていたしおさん。 しかし、6cm開いてもなかなか麻酔を打ってくれる気配はなく、しおさんはただただ痛みに耐えていました。 院長がやってきて内診を始めたのですが、子宮口を確認した院長の顔が突然曇ります。院長曰く、子宮口は6cm開いているのに、赤ちゃんが下に降りてきていないとのこと。 その事実を知ったしおさんは驚きつつも、赤ちゃんがまだ自分のおなかの中にいたいのではないかと想像しました。 しおさんは、少しでもリラックスできるよう、眠くなる薬を入れてもらったものの15分ほどで目が覚めてしまい、再び陣痛に耐えることに。友人に連絡をして出産の実況をするなどして、陣痛の痛みから少しでも意識をそらせるような工夫をしていました。 そんなとき、隣の分娩室があわただしい雰囲気に……。しおさんが助産師さんに何があったのかと尋ねると、同時にお産がおこなわれていた人の赤ちゃんが危険な状態なのだと話してくれました。 すると、突然院長がしおさんの元へやってきて、「ちょっと隣の人が緊急手術することになったから、今しおさんに麻酔打っちゃうから!」と言ったのでした。 ◇◇◇ 子宮口は開いているのに赤ちゃんが降りてきていないと知ったしおさん。お産は無事に進んでいくと思っていたので、不安になってしまうのも無理はありませんよね。その後、陣痛の痛みを紛らわせるため、友人に連絡をして出産の実況をしていたようです。つらい痛みが続くとそのことばかりに意識が集中しがち。しおさんのように誰かに自分の気持ちを聞いてもらうなどして痛みから気をそらすだけでも、心に余裕が持てるのかもしれませんね。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月28日新婚の妻・芳美さんが夫の昌弘さんと一緒に暮らして感じ始めたのは、「価値観の違い」。それは家事の仕方などではなく…「女性特有の痛み」への無理解でした。生理痛を「管理不足」と言い、無痛分娩も「女性だから大丈夫」とのたまう夫。産むのも痛みに耐えるのも妻なのに、夫はどこか他人事で…。夫がこんな人だったのかと落胆する妻。「女性は痛みに強い」とそう思う男性は今でもいるようです。夫の意識はこのままなのか?夫婦を続けることは、できるのでしょうか…。■前回のあらすじ無痛分娩を希望していた芳美。しかし夫は「みんなできてるし女性なんだから大丈夫」と言ってきて…。実母や助産師も無痛分娩に否定的だったことから、結局は普通分娩することに決めた芳美。生んで痛い思いするのは自分だとは理解していたが、いざ出産になるとこの決断を大きく後悔することに…!この記事に記載された症状や対処法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。また、分娩方法に関係なく、痛みには個人差があります。陣痛は本当につらくて…この時間があとどのぐらい続くのかわからず、私は絶望していました。その間も夫はずっとのんきに笑いあげくに「大げさ」と言ってきて、本気でイライラしました…。自分が経験するわけでもないくせに、なんでこんなにのんびり構えているんでしょうか。妻がこんなに痛がっているのに、それでも「女性だから大丈夫」と本気で思っているんでしょうか。出産に伴うリスクについても何度も話したはずなのに…本気で聞いてくれていなかったのかもしれません。無痛分娩にすれば完全に痛みがない、リスクがないとは思っていませんが、ここまで痛いのなら、選択できるのであれば無痛分娩を選択したかったです。なにより、結果として無事出産できたことで夫は「やっぱり女性ってすごい」とさらに思い込んでしまった気がして…。嫌な予感しかしませんでした。次回に続く(全11話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ きのこの子
2023年10月28日■前回のあらすじ退院後、いつくるか分からない陣痛におびえつつ、長女と一緒に実家でお世話になることに。そして、38週6日目の夜中の2時頃におなかの張りを感じ、「陣痛チェックアプリ」を起動。10分間隔でおなかが張っていることが分かり…!?こんにちは、宝あり子です。■病院へ連絡陣痛計測アプリにより、10分間隔でおなかが張っていることが分かったものの、痛みはまったくなし!痛みがなく陣痛か判断ができなかったので病院へ電話し、10分間隔でおなかが張っていることを伝えました。病院から確認されたのは痛みの有無でした。さらに、おなかの張りはあるけれど痛みはまったくなかったので、これが陣痛なのか分からないことも伝えました。病院からは「1時間後にまた電話をください」ということで、様子をみることに。さてこのとき、私と娘は里帰り中で実家にいました。娘は私とは別室で大好きなおじいちゃんと一緒に寝ていたのですが…。娘もこの日はいつもとは違う何かが起こると本能で察したのでしょうか。夜泣きが激しかったです。しかし、私は娘の夜泣きは気になるものの…「これは陣痛?」「陣痛じゃない?」とオロオロしていて、娘の夜泣き対応はおじいちゃんに任せてしまいました。そして、痛みがないまま病院へ電話してから1時間が経過。 ■痛みはないのに“いきみたい”そろそろ病院に電話しようと思っていたところ、突然いきみたくなってしまいました。相変わらず痛みはないものの、陣痛間隔アプリでおなかの張りはこのとき5分間隔。慌てて病院へ電話しました。そして、「急にいきみたくなってしまった。でも痛みはない」と伝えたところ、すぐ病院へ来るよう指示が!急いで事前登録していた陣痛タクシーを呼びました。続きます。※この体験記に記載された症状は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明するものではありません。
2023年10月28日主人公のさやけんさんは、ある日彼氏のけむりんから突然プロポーズをされました。家事に自信がなく困惑するさやけんさんでしたが、「結婚したらきっと楽しい」と言ってくれるやさしいけむりんと、夫婦として共に歩むことを決意します。新婚生活開始後すぐに妊娠していることが判明。つわりや体重管理、長い陣痛に苦戦したさやけんさんでしたが、無事に息子・ことげが誕生し3人家族になりました。初めての育児に奮闘し、喧嘩を繰り返しながら少しずつ同じ位置から育児に向き合えるようになったさやけんさんとけむりん。そんな中、2人目の妊娠が判明したのです。しかし、育児をしながらの妊婦生活は容易ではなく、予定日の1カ月前におしるしが……。出産の予兆であるおしるしがあり、その日はことげの初めての運動会当日でしたがそのまま入院が決定。けむりんとの運動会に対する思いの温度差を感じたさやけんさんは、ひとりで出産してやると意地になっていました。お母ちゃん頑張るから、はやく産まれておいで! お産を進めるため、人工的に破水をしてもらったさやけんさん。 痛みは増すものの、周りに気を遣ってばかりで苦しかった1人目の出産と比べると、随分とリラックスできていました。「このままラクに産めるのでは?」と思っていましたが、内診の痛みはやはりとても強かったようです。 とはいえ痛みもそこまで強くなく、さやけんさんはまだ我慢できると思っていましたが、痛みが弱いのはいいことではないと助産師さんからの指摘が……。 陣痛促進剤を投与することになり怯えてしまいますが、さやけんさんは痛くても頑張るからはやく産まれてきてほしいと心から思うのでした。 家族の付き添いなく分娩室に移動したさやけんさん。 思い通りになるとは限らないお産ですが、助産師さんの存在がなんとも心強いですね。 さやけんさんも、「ラクなお産はない」と母親として腹をくくります。さやけんさんの思いが、おなかの赤ちゃんにも伝わると良いですね。著者:マンガ家・イラストレーター さやけん
2023年10月27日小さいころからとにかく臆病な性格で、痛いことや怖いことが大嫌い。出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。さっそく無痛分娩の麻酔について院長から説明を受けたしおさん。また当日は陣痛を誘発させるために、バルーン処置をすると言われ、さらに恐怖が増してしまいます。いよいよ出産当日。陣痛を誘発させるためにバルーンが子宮口に挿入されたのですが、想像以上のつらさで心が折れそうに。助産師さんの一緒に頑張ろうという言葉に励まされていました。バルーンを挿入してから1時半ほどたつと、生理痛のような痛みが出てきました。だんだんと痛みが増して悶絶するしおさん。すると3時間後、股に新たな違和感が。なんと挿入したバルーンが抜けていたのです。子宮口が無事に開いたということで、助産師さんがどれくらい開いたか確認してくれることに。 バルーンが終わって余裕を感じていたしおさんですが、そんなしおさんのところへ、器具を持った院長がやってきてー!? 再び襲ってくる恐怖 ※病院食以外の飲食については、病院スタッフに確認しましょう。 ※誤)人口破水 → 正)人工破膜※人工破膜は、赤ちゃんを包んでいる卵膜を人工的に破り、お産を進めるためにおこなわれます。その際、医療器具を用いますが、痛みを伴うことはありません。 しおさんの子宮口を確認した助産師さんが言いました。 「すごいです!! もう子宮口6cmも開いています」「とても柔らかいです! これはすぐにお産も進みますよ!」 突然の内診グリグリに衝撃を受けたしおさんではありましたが、助産師さんから褒め言葉をもらい、自己肯定感アップ! もう麻酔を打ってもらえるのだろうと、出産に余裕が出てきます。 食後に陣痛が強くなりましたが、助産師さんから指導してもらった腰を揺らす体操を実施するなど前向きに頑張っていたしおさん。 そこへ……。「しおさんこんにちは!」と院長がやってきました。前回バルーン処置で怖い思いをしたしおさんは、院長を見た瞬間ドキッとして固まりました。 すると、何やら鋭利な医療器具を出し、人工破膜によって破水させると言い出します。その器具を見たしおさんは、再び恐怖に襲われます。 しかし、実際に人工破膜をしてみると……。 「あったか~い」 痛みはなく、むしろ気持ちがよくて思わず目を閉じてしまうしおさん。 その後、お産は進み、陣痛も加速。しおさんが自宅に待機していた夫に「陣痛なう」とメッセージを送ると、「俺も緊張しておなか痛くなって、トイレこもってた」と返信が……! しおさんの夫は家でしおさんとおなかの赤ちゃんのことを心配し、緊張していたのでした。 ◇◇◇ 人工破膜を無事に終え、旦那さんに連絡をとったしおさん。旦那さんも、赤ちゃんがいつ生まれるのか、おなかが痛くなるほど緊張していたのですね。しおさんに、旦那さんの想いが伝わった気がします。つらいとき、家族からの応援メッセージは何よりの励みになりますよね。家族や病院のスタッフさんみんなで無事に出産を乗り越えてほしいですね。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月27日