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初めての出産は、妊娠36週に入ってから里帰りをした私。初産は出産予定日より遅くなることも多いと周りから聞いていたので、まだ先の話だな~と思いながら日中は散歩したり、本を読んだり、のんびり過ごしていました。しかし、里帰りして10日後にその時はやってきたのです……。 初産で里帰り出産初めての出産でわからない事だらけ、不安も大きかったので、妊娠36週に入ってから里帰りをしました。久しぶりに母とのんびりお昼ごはんを食べたり、母が仕事のときは近所を散歩したりと、出産前の和やかな日々を楽しんでいました。初産なので、出産はまだ先だろうと思っていたのです。 しかしその10日後に!その日、母は仕事で夕飯のおかずづくりはわたしが担当でした。夕方に両親が帰ってきて、みんなで夕食をとったあとにお皿を洗っていると、チョロチョロ……と何かが出て下着が濡れた感覚がありました。 トイレに行ってみると、無色透明の水分が出ており、「尿漏れかな?」と思ってまたキッチンに戻りました。しかし、その後もまたチョロチョロ……。明らかに尿漏れとは違う生温かい水分だったので、病院に向かったところ、やはり破水と診断され、妊娠37週でそのまま入院することになりました。 破水したけど、陣痛が来ない……破水すると自然と陣痛が来ると思っていましたが、痛くもかゆくもない状態。抗生剤を点滴しながらの入院生活で、時間が経つのがものすごく遅く感じました。「破水した」と連絡を受けてすっ飛んできたパパも、拍子抜けした様子。世間はちょうど土日祝日の3連休で、破水が少量だったこともあり、そのまま陣痛が来るのを待っていたのですが、何の変化もない状況でした。 そこで連休明けの平日に、陣痛促進剤を投与して産むことになったのです。そして、ちょうど妊娠38週で無事出産。陣痛促進剤を打ち、8時間かかっての出産でした。出産予定日より2週間早い誕生でしたが、赤ちゃんは3,000gを超えており、とても元気でした。 予定日より2週間以上も早く、破水から始まるといういずれも予想をしていなかった初産になりました。出産は本当に人それぞれ、いろいろなドラマがあるんだなと思ったできごとでした。何はともあれ、無事元気に生まれてきてくれてよかったです! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩) 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年05月04日3人の子どもを出産し、それぞれ異なる陣痛を経験しました。私は2人目が5年ぶり、3人目が7年ぶりと、それぞれ出産の間隔が空いていたせいもあるのかも知れません。ですが、やはり出産というのは毎回異なるものなのだと実感しました。 朝起きたらおなかがキューっと第一子のときの陣痛は、妊娠40週の朝に始まりました。前日まで何ともなかったのですが、朝起きると下したような痛みを感じました。「まさか?」と思っていると、徐々にキューっとおなかがしめつけられるような痛みに変わっていきました。 午前中は痛みが来るのが20分間隔になったり、10分間隔になったりと不規則でした。また、痛みも我慢できる程度でしたが夕方になると、10分ごと規則的に来るようになり、同時に会話もできないほどに。そのまま陣痛の間隔が狭くなり、夕方6時に病院へ行き、夜8時に出産となりました。 前駆陣痛が2週間もダラダラと第一子の出産から、5年ぶりの出産となった第二子の出産。第二子のときの陣痛は、妊娠38週の夜に始まりました。妊娠36週に入ると、毎晩のように前駆陣痛がありました。妊娠時から切迫早産の診断を受けていたため、おなかが張りやすいこともあったのかも知れません。 夜になると弱いおなかの張りがあり、20分間隔から15分間隔になるものの、眠気とともに遠のいてしまう日々が2週間も続きました。毎日の前駆陣痛がさすがに嫌になり、妊娠38週の夜に「今日産む!」と宣言し、前駆陣痛が始まった夜10時のタイミングでスクワットを開始して、夜中2時に本格的な陣痛に変わり病院へ。そのまま陣痛が進み、朝5時半に出産となりました。 前駆陣痛、微弱陣痛からの本格的な陣痛へ第二子の出産から、さらに7年空いた第三子の出産。第三子のときの陣痛は、妊娠39週の夜中に始まりました。2、3日前から夜に前駆陣痛があり、15分間隔にまでなるものの、遠のいてしまい朝を迎えていました。 そして出産当日の午前0時過ぎ、また前駆陣痛かと思っていたら、おなかの張りが10分間隔まで狭まり、「これは!」と思い病院へ連絡。病院へ着くとすぐ陣痛室へ入り、助産師さんたちがお産の準備をしてくれていました。ところが5分間隔にまでなったものの、張りが弱くなってしまい、一旦病室へ戻ることに。ベッドで弱い陣痛を感じながらもウトウトしていると、朝7時ごろに陣痛が強まりだしました。再度陣痛室へ移動し、そのまま出産となりました。 「出産は毎回違う」と耳にしたことがありましたが、実際に自分が経験してみて、本当にそうなのだと感じました。一度経験しているから……と思っていましたが、始まり方、痛みの感じ方、陣痛の時間など、すべてが異なっていたので驚きました。経産婦だと陣痛の痛みを知っているため、2回目、3回目の陣痛、出産には恐怖がありました。でも反対に、お産の流れや痛みへの覚悟があるため、心強い部分もありました。これから第四子の出産を控えていますが、また頑張りたいです。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩) 著者:ライター 木村なち三児の母。現在4人目を妊娠中。パニック障害を抱えながらの妊娠・出産・育児の経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2019年04月26日こんにちは! 助産師のREIKOです。お産のときの痛みといえば、「陣痛」を真っ先に思い浮べる方も多いのではないでしょうか? しかし、お産のときには陣痛以外の痛みもあるんです。そこで今回は、お産のときの「痛み」についてお話ししたいと思います。 まずは陣痛についておさらい!陣痛は、赤ちゃんがママの産道を通って生まれてくる「経腟分娩」に欠かせない要素の1つです。陣痛というのは自分の意思とは関係なく、繰り返し起こる子宮の収縮のことをいいます。陣痛は起こる時期によって、呼び方が変わります。 妊娠陣痛妊娠中に起こる不規則な弱いおなかの張りで、痛くないことが多いです。妊娠後期になるとよくみられます。 前駆陣痛出産が近付くころに生じる、不規則で軽い痛みを伴うことの多いおなかの張りです。もしかして陣痛!? と思われる方も多々いらっしゃいますが、おなかの張りの間隔が不規則であること、途中でなくなってしまうことが特徴です。 分娩陣痛俗にいう「本陣痛」のことですが、本陣痛というのは医学用語ではありません。分娩陣痛は、1時間に6回以上、あるいは10分おきに来る規則的なおなかの張りをいいます。お産が進むにつれ、間隔も痛みの強さも増していきます。 後陣痛出産後に起きる子宮収縮で、妊娠前の子宮に戻そうとする役割をしています。 陣痛以外の痛みって!?陣痛の痛みは、下腹部から腰の辺りが痛くなることが多く、陣痛が収まるとなくなります。しかし、陣痛以外にも子宮口が開くときの痛み、産道や会陰が圧迫されたり、伸びたりする痛みが生じます。これらの痛みをひっくるめて、「産痛(さんつう)」といいます。 痛みの感じ方というのは、人それぞれで、産痛を自覚しない方も、最初から痛みを訴える方もいらっしゃいます。産痛は、最初は下腹部から腰のあたり、そして下腹部から下半身、最後は会陰の周辺と痛む場所が移動していきます。これも、お産が順調に進んでいるかの判断材料となるんですよ。 その痛み、どうにかならないの?お産のときに、なるべく痛い思いをしたくないという方がほとんどなのではないでしょうか? 先ほどお話ししたように、痛みの感じ方は人それぞれ。でも、痛みを和らげることができたらいいですよね。 やはり、お産に対する不安や恐怖心が強いと、痛みが増すといわれています。まずはリラックス! ママが安心できる環境づくりが大切です。そのほかにも、薬剤を使う方法、呼吸法やマッサージ、痛みのある部分を温めるなど、痛みを和らげる方法はたくさんあります。 次回は、産痛を和らげる具体的な方法について、お話ししたいと思います。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩) 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2019年04月26日出産間近の妊婦さんが突然おなかの痛みを訴え、病院へ……。テレビドラマなどでよく見る出産のシーンですが、実際はそうでもありません。妊娠後期になると自然とおなかが張るようになり、本陣痛が来る前に前駆陣痛が起こります。特に初産婦さんにとっては陣痛がどのようなものかわからないうえ、「前駆陣痛」と「陣痛」って陣痛にも種類があるの?と思うかもしれません。いざというときに慌てないためにも、今回は前駆陣痛について解説したいと思います。 前駆陣痛とは?陣痛との違いは?前駆陣痛とはどのような特徴があるのでしょうか?ここでは、前駆陣痛と陣痛との違いをお話しします。 ●前駆陣痛前駆陣痛は、妊娠後期に起こる不規則な子宮収縮で、お産の始まりに先駆けて起こる陣痛です。痛みの強さ、長さ、間隔が不規則で、痛みの感じ方には個人差があります。 【前駆陣痛の特徴】・生理痛や下痢の時の症状に似た感じの痛み・おなかの張りの強弱が不規則で一定しない・下腹部が突っ張ったような感覚・おなかを触ると固く張っているがすぐにやわらかくなる・圧迫感や不快感がある・腰痛・姿勢を変えることで痛みが治まる・全く症状がない人もいるなど 前駆陣痛は、お産の前兆として起こる不規則な子宮収縮です。前駆陣痛が起こらず本陣痛が来る場合もありますし、前駆陣痛が起きる時期もさまざまです。臨月に入ってからの前駆陣痛は、経過を見ていてもよいですが、妊娠37週未満での痛みを伴うおなかの張りは切迫早産の症状でもあるので、早めにかかりつけ医を受診しましょう。 ●陣痛「陣痛」というのは、「分娩陣痛」といわれるもので、1時間に6回以上、陣痛周期(おなかの張りはじめから次のおなかの張りはじめまでの時間)が10分以内の規則的な子宮収縮のことを指します。陣痛が起こることで子宮の入り口が柔らかくなり、子宮口が開いて、おなかの中の赤ちゃんが下降し、最終的に外の世界に押し出されます。 【本陣痛の特徴】・生理痛や下痢の時の症状に似た感じの痛みが徐々に強くなっていく・おなかの張りの強弱が規則的で間隔が徐々に短くなっていく・安静にしていても収まらないなど 陣痛も最初は前駆陣痛と症状が同じなので、判断がつかないことがあると思います。しかし、陣痛の場合は、徐々に痛みが強くなり、痛みの間隔が短くなります。陣痛間隔を計って記録しておきましょう。陣痛間隔をカウントできる無料のアプリもあるようなので、そちらを活用してもよいですね。 初産婦の場合は、陣痛の間隔が10分おき、経産婦の場合はおなかの張りが15分おきになったら産院に電話連絡するように言われることが多いです。そのときの様子で、産院より、もう少し自宅で様子を見ましょうとか、すぐに来院してくださいなど、その後の対応について指示が出るので、慌てないように準備をしておきましょう。 前駆陣痛が来たらどうする?前駆陣痛から陣痛が始まるまでの期間は個人差があります。前駆陣痛はしばらく安静にすると痛みがなくなりますが、忘れた頃に痛みが起こることもあります。前駆陣痛が来ると、陣痛になるのではないかと、時計とにらめっこ状態になることもあるでしょう。 夜間に前駆陣痛が来ると気になって寝付けず、睡眠不足になってしまうことも。前駆陣痛の段階で体力を消耗してしまうと、陣痛が来たときに微弱陣痛になってお産が長引いてしまう恐れもあります。休めるようであれば睡眠を優先し、お昼寝するなどして睡眠不足にならないようにしていきましょう。 また、痛みで食欲が低下し、食事の量が減ってしまうこともあります。こちらも睡眠同様、本番でエネルギー不足にならないよう、好きな食べ物や軽食、栄養補給ゼリーや水分などを摂取するようにしましょう。 音楽を聴いたり心と身体もリラックスするアロマを使用し、香りで気分を変えることもひとつの方法です。アロマセラピーを活用している産院もありますから、妊娠中のおすすめのアロマなど相談しておくのもよいでしょう。 まとめ前駆陣痛は、陣痛が始まる前の準備運動のようなものです。また、前駆陣痛が起こらず陣痛が来る人もいますので、自分の体の変化を日頃からチェックして記録する習慣を身につけることも必要です。 臨月に入ったら、入院準備をしっかりして、外出の際は、母子手帳、診察券、健康保健証、携帯電話、連絡先のメモなどを持ち歩くようにしましょう。前駆陣痛か本陣痛か判断に迷うときは、かかりつけ医に相談し、指示を仰ぎましょう。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩) 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2019年04月25日はじめまして。このたび連載させていただくことになりました、ちょっ子と申します。これからよろしくお願いいたします!私は現在7歳の息子を育てていますが、今回はその息子を出産した時のことを振り返ってみたいと思います。その日は早朝におしるしがあり、それから夜中にかけて少しずつ少しずつ痛み(陣痛)が強まり、間隔も短くなっていきました。ガマン強い方だと自負していた私でしたが人生で初めて経験する激痛に、さすがに余裕ではいられませんでした。「鼻からスイカ」、「腰を金属バットで思い切り殴られる」など陣痛に関する色々な例えは聞いたことがありましたが私の場合は体の中から爆発が起こったような感覚…。次の痛みの波が来るのが怖くて怖くてたまらず、おかしくなってしまいそうでした。こうして友人のアドバイス通り、イキむまではとにかく呼吸をすることに集中したおかげかパニックになったりわめいたりすることはなく、どうにか痛みに耐えぬき…息子との対面を果たしたのでした。宇宙が見えるほどの苦しみでしたが助産師さんが言うには私の様子は冷静に見えたそうで、「まるで2~3人産んだ人の落ち着きだ」と褒めていただきました。しかしそのせい(?)で、もっと叫んだりわめいたりするものだと思っていた夫からはこう言われてしまい、出産早々イラっとしたところまでがセットで私の出産時の思い出です!
2019年01月03日こんにちは、けえこです。今回は、3人の子どもたちの陣痛・出産エピソードをご紹介します。陣痛時間が3兄弟の性格と、不思議とリンクしているような…!?3人目で女の子ということも陣痛が短い理由だとは思うのですが、やっぱり産まれてくる時から要領がいいのかな!? なんて思ってしまいました(笑)長男は68時間。本当に辛かった… ご飯も食べられないし、眠れない。2人目を産むのが恐怖なくらい辛かったんですが、次男の時はすんなりと生まれました。そして長女は1時間半。母子手帳にも「早い!」と助産師さんからの一言が書かれてます。あまりの早さに結局旦那も母も誰も間に合わなかった楽しい思い出です。
2018年10月04日「陣痛」と一口に言いますが、なんのためにあるかご存知ですか? 今回は陣痛についてと出産がどうやって進んでいくかと一緒に考えていきましょう。■陣痛とは、子宮の筋肉の収縮陣痛とは、自分ではコントロールできない子宮の筋肉の収縮で、痛みのある陣痛発作と、収縮がおさまる陣痛間欠を繰り返す状態のことです。痛みがずっと続くわけではなく、「あいたたた……」と痛みが波のように押し寄せては、すーっとひいてしばらく平気な時があり、またしばらくすると波のように痛みが押し寄せる、というのを繰り返します。さてこの陣痛、なんのためにあるのでしょう。それは、「出産を進めるため」に欠かせないものだからです。少し詳しく解説していきましょう。■お産のはじまり~分娩第1期~さて、いよいよお産が近づいてくると、陣痛が周期的にやってくるようになります。陣痛の周期が10分以内、もしくは1時間に6回以上の陣痛がやってくるようになったらお産の始まりです。始まりの頃は、まだ痛みもあまり強くなく、陣痛発作も長くありません。下腹や腰が痛いと感じますが、我慢ができる程度です。長さも20〜30秒程度。しかし、徐々に陣痛発作の時間が長くなり(60秒程度)、陣痛間欠も短く(2分程度)なってきます。この時期の陣痛の働きで、赤ちゃんが出て来る子宮頸管はしっかりと伸ばされ、子宮口が徐々に開いていきます。赤ちゃんがいよいよ出て来るための準備が進むのです。ちなみに、私が一番辛かったのがこの第1期の終わり頃。赤ちゃんが下に降りて来る刺激で、勝手にいきみそうになる反射が起きるのです。「い、いきみたい……!」このいきみ逃しが本当に辛かったのです。しかし、赤ちゃんの出口になる子宮口がしっかり開かないと、いかにいきんでも赤ちゃんは出てこれません。助産師さんや先生が「いきんでいいよ」と言ってくれるまで、いきむのはできる限り我慢です。しかし我慢しようにも勝手にいきみそうになるのです……! うう、本当にきつかった……。この分娩第1期は初産婦さんで12時間程度、経産婦さんで6時間程度です(個人差がありますよ)。■いきんで赤ちゃんを産むよ~分娩第2期~さあ、子宮口が全開大したら、分娩台に移動していよいよ赤ちゃんを産みます!(経産婦さんの場合は、もう少し準備をします)ここまでくると、陣痛もさらに強く長くなります。この子宮収縮はなんのためにあるのでしょうか? それは赤ちゃんを外に出してあげるためです。しかし、陣痛だけでは赤ちゃんは出てきません、お母さんのいきみ(怒責)による「腹圧」も必要になってきます。最初はどういきんでいいかわからないかもしれません、陣痛の波と一緒にいきみ、力をどちらにかければいいか、助産師さんの声をきいてください。大丈夫、やっているうちにできます。呼吸法の練習も、ママさん学級などで教わると思いますので、前もって練習してみてくださいね。吐くことに意識を向けてあげてください。この分娩第2期は、初産婦さんで1〜2時間程度、経産婦さんで30分~1時間程度かかります。さあ、いよいよ赤ちゃんとご対面です!■赤ちゃんを産んでも終わりじゃないよ~分娩第3期~おめでとうございます、赤ちゃんが無事に産まれました!しかし、まだ終わりではありません。まだ子宮の中には胎盤や臍帯(へそのお)などが残されています。陣痛もまだ終わりません。子宮が収縮する事で、これらの胎盤などを出すのです(とはいえ、分娩2期の陣痛とは比べ物にならない弱い陣痛ですので、余裕のある方も多いと思います)。後産、という言い方もしますね。これが終われば、お産は終了です。お疲れ様でした…!分娩第3期は20〜30分程度かかります。後陣痛の話出産が終わった後も、不規則に産褥期にお腹の張りや痛みを感じることがあるでしょう。これは後陣痛と呼ばれます。これは、出産後の出血を止めたり、赤ちゃんを入れるために伸びた子宮を戻すためにあります。一般に、経産婦さんの方が強い傾向があります。■まとめ陣痛と一口に言いますが、実は出産のためにとても重要な働きをしていることがおわかりいただけたでしょうか。痛い、きつい、もういやだ!どんどん余裕がなくなるかもしれませんが、ちょっと今回の話を思い出してもらえたら、「今このあたりだから、ゴールはあの辺だ……!」と思えるかもしれません。私も分娩第1期で、分娩室のベッドで一人唸りながら、どれだけ「もう、もう子宮口全開大してるんじゃないの……?! 誰か、内診に来て……!」と念じたことか……。いや、念じるだけじゃなくて、我慢できずにナースコール押しちゃいましたけどね…。ゴールは必ずあります。あなたが元気な赤ちゃんと会えることを、心からお祈りしています!■まんがで読む! みんなの出産特集>> この記事の著者■相川晴(HAL)内科医。研修中にうつ病を発症し、数年間の療養生活を経て復帰。病気の間支えてくれた医師の男性と結婚。某地方都市で夫、4歳の娘と暮らす。自身の出産・育児の日々をもとに、医学的なエビデンスを交えて女性の健康・育児情報などをブログやTwitter、連載コラムで発信中 ◆参考サイト・ 杉野 法広. 研修医のための必須知識C.産科疾患の診断・治療・管理16.正常経腟分娩の管理,日本産婦人科学会雑誌, 2004, vol 56, no. 6, p112-118 ・ 杉野 法広. 研修コーナーD.産科疾患の診断・治療・管理 3.分娩の生理・産褥の生理, 日本産婦人科学会雑誌, 2007, vol 59, no. 10,p637-638
2018年09月24日今回は出産体験談。長女を出産したときを思い出して書かせていただきます!出産した日、朝起きたときからジンジンとした痛みが始まっていました。とにかくお産が怖かった!情けないのですが、お産の痛みや、ちゃんとがんばって出産できるのかと不安や恐怖が押しよせ、ひとりでいたくない一心で遠方に住む姉に電話をしました。楽しい会話に不安も薄れながら2~3時間ほど相手をしてもらい、その後眠りにつきました。病院に着くころには3分ほどの感覚で強烈な陣痛が始まり、すぐに分娩室へ移動しました。いきみ逃しは現実逃避で!陣痛の痛みでぎゅっと力を入れたくなるのですが、その力を入れてはいけないということが一番つらかったです。でも「赤ちゃんが苦しくなるよ!」っと言われ必死に力の抜き方を考えた結果、私好みのイケメンが呼んでいる! イケメンと南の国でバカンスしている! 私は今分娩室にはいない!というような現実逃避が効果的でした(笑)病院に着いてから4~5時間のスピード出産だったのですが、看護師さんにいわれてハッとしました。お産まですごくリラックスできていた!姉に電話できて、睡眠が十分に取れて、非常にリラックスできていたと気づきました。さらにいきみ逃しをうまくできたので、お産のスピードも上がったのではないかと思います。精神的にもからだにもリラックスが大切だと思いました。私の出産はいわゆる安産でしたが、危険な出産だった友人もいます。出産は十人十色。こういう出産もあるんだな~の一例として、参考になればと思います。最後に、出産の痛みを例えると…「生理痛の何倍も痛い鈍痛が数分おきに訪れるけど、力入れちゃダメな状態を数時間耐える」ってうまく例えられていないのですが(笑)これから出産を控えているお母さんたち、かげながらめちゃくちゃ応援しています!!=========================================本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。=========================================
2018年08月14日2歳になったばかりの息子の出産について描こうと思います!上の子のときは長~い前駆陣痛から始まり、本陣痛開始から約14時間かかったのですが…。初産のときにとてもいやな思いをしたので、2人目は別の産院に変えたのですが、まさか序盤から医療機器にお世話になるとは考えもしませんでした。そしてこのバルーンの後にはあの陣痛促進剤が待ち構えているのでした…。陣痛促進剤は、初産のときにも使ったのですが、使用のタイミングが分べん台に乗ってから。このため正直、なにがなんだかわからないまま出産となってしまいました。しかし今回は序盤からの使用。ここからどんな風にお産が進むのか見当もつきませんでした!子宮口が5cmの時点で、それほど陣痛の痛みがなかったことに驚きました。促進剤のパワーってすごい!しかし! ここからどんどん痛みが強くなっていきます。初産のときは激痛になってから生まれるまで8時間ほどかかりました。促進剤のおかげでお産の進みは早かったのですが、まだ何時間も続くと思い込み…。長丁場を覚悟していたので、このとき本当に心が暗くなっていて…。「分べん室に移動」の言葉で、やっと終わりがみえてきたように感じました。しかし! 痛すぎてリアクションをとる余裕はありませんでした。 移動中、陣痛が若干ラクになったのですが、分べん台の手前で急にいきみに変わりました。 うわさには聞いていた「いきみ逃し」のつらさ、あれは本当でした…。初産ではあまりいきみを感じずに出産したので、想像以上のいきみのラッシュを処理しきれなくなり、助産師さんに「いきまないで! 深呼吸! 言うこときいて!!」としたたかに怒られました。怖かった…。しかしこれでわれに返り、ラマーズ法にも助けられ、徐々に冷静さを取り戻していきました。あと、シムスの体位は妊婦のときにやってみたら、逆にすごく苦しくて「ちくしょー」となったので、やはり私の中では幻の技です。次回、息子が生まれる瞬間のエピソードをお届けします。※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。 ■マンガで読む「みんなの陣痛・出産特集」>>
2018年08月08日今日は、私の陣痛出産体験をお話したいと思います。予定日よりも2週間以上も前に、軽いお腹の痛みを感じました。ただ初産だったので、どれくらいの痛みが陣痛なのかわからず、ただ横になり痛みに耐えていました。その時、足に流れる温かい『なにか』を感じたのです。まさかの破水でした。まだ子宮口が開いていなかったのですが、破水していたため、そのまま入院となりました。夜勤をいきなり交代してもらうのは難しく、この時に1人で産む覚悟をしました。病院についてから痛みがかなり増し内側から誰かに(例えるならキックボクサー)軽い蹴りを何度も入れられているような、今まで感じたことのない痛み。変な呼吸とポーズで、痛みを逃がすのが精いっぱいでした。背中をさすってくれる誰かもいない。この時、本当に家族を頼らなかったことを後悔しました。2時間くらい陣痛に耐えた時、夜勤だったはずの夫が病院に戻ってきました。職場で私の出産の話をしたら「早く奥さんの所に行って!」と勤務を交代してくれた方がいたのです…。職場の方々には本当に感謝しかありません。病院に着いて7時間くらいで分娩室に移動しました。そこからがまた長く、なかなか子宮口が開かずに苦労しました。痛みで記憶が定かではないのですが、「痛い」と叫んでいた気がします。(キックボクサーの蹴りも本気でした。笑)そしてとうとう・・・生まれてきてくれてありがとう!!とか、出産って奇跡!!という感動的な感情より「出てくるの遅いよぅ!!」という気持ちが強かったです(笑)出産に関しては「痛くないよ!」と嘘は言えませんが、どうやったら自分の痛みを紛らわせれるかなどイメトレするのは大事かと思います。あと、付添人って必要です。(痛みで罵倒する可能性もあるので、気心知れた人で!)出産を控えている妊婦さん、全力で応援していますので頑張ってくださいね!
2018年08月07日こんにちは。荻並トシコです。今回は陣痛にまつわるお話!!ということで、出産前に話を戻してお伝えします。私の周りでは、陣痛が長かった!! という意見が多かったこともあり、出産前の私にとっての陣痛は「長く苦しむ苦行」というイメージでした。妊婦の私は、近いうちにくるであろう陣痛の長い苦しみに耐えなければと、漠然とした不安を抱えて過ごしていました。でも、実際に来た陣痛はちょっと違ったんです!! 1人目も2人目も、陣痛が来た!! と思ってから2〜3時間で産まれる、非常にスピーディーな展開でした。しかも、じわじわ痛くなるというよりは、いきなりガツン!! と痛みの渦に巻き込まれるような感じ、待ったなしの状況でした。ジェットコースターでいったら、坂を登る加速を行わず、いきなり急加速するドドンパ※みたいなジャンルですね。しかも乗るタイミングが選べない!!え、あ、今か、と思ったら、もうお産は止まらない!!1人目は朝、破水して慌てて産院に行き、その2時間後にはもう産まれていたという…心がついていかないまま母になりました。ある程度、予定日が近づく頃には覚悟を決めつつもいざその時は、ちょっと自分の思うタイミングと違っていて、あぁ…人類は自分の出産タイミングを自分でコントロールできるようには進化しなかったのかしら…と思います。(あ、でも計画分娩とかはあるか)まあでもジワジワ苦しむ長いお産だとしたら、短期集中型で集中力が長く続かない私にはつらかっただろうからバーッと一気に産み終わって、これはこれで自分に合ったお産だったのかもしれません。ちなみに母(私を含めて4人姉妹の母)4人目の時は1時間かからなかったらしいですよ。お産が早いのは…遺伝?※富士急ハイランドにある、世界No.1の加速力を誇る ジェットコースター =========================================本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。=========================================
2018年08月07日子どもと一緒にドラマを見てたら出産シーンがありました。「陣痛って痛い…?」と質問されました。とにかく痛かった思い出しかない…。子どもを4人産んだので陣痛は4回経験済みです。その中で一番痛かったのはというと…1回目(長男)は普通分娩、陣痛時間も長くめっちゃ痛かった。2回目(長女)は無痛分娩、麻酔入れたら無敵!3回目(次男)は普通分娩、病院の方針でアロマの力を借りた(香りをつけたガーゼを胸元につけられた)けど、それで痛みが減ったのかはよくわからず…痛かった!4回目(次女)は無痛分娩のはずが…! なんと麻酔が効かず痛すぎた…!次女のときは、なぜか麻酔が効かず(長女を産んだ病院とは別でした)凄く痛かったです…。夜は右足の感覚がまったくなくなり、怖かったです。翌朝には元に戻ったのでよかったのですが、当然担当のお医者さんにも状況を訴えたのですが、あいまいな返事しかもらえなく原因はわかりませんでした…(はっきり覚えてないのですが)。4回出産しての感想としては…長男と次女のときがとにかく痛かったです!!次男のときは不思議と冷静でした。もしかしてアロマが効いてたのかな?やはり問題なかった無痛分娩の長女のときが一番ラクでした~。陣痛と出産は「痛かった!!」ですが…ともかく全員無事で生まれたので良かったです!
2018年08月04日初めての出産。陣痛ってどれぐらい痛いんだろう…耐えられるか心配…などいろいろ不安だらけですよね。私もついこないだ第3子を出産しましたが、あの痛みを知ってるからこそ、臨月になるといつ陣痛がくるのかと毎日ソワソワしてました。陣痛の始まり方はその人によっても、赤ちゃんによっても違います。痛みも陣痛の時間もそれぞれですが、少しでも不安な気持ちを解消できたらと思い、お産の流れや呼吸の仕方などまとめました。お産の流れをおさらいしよう!基本的な流れは、おしるし→前駆陣痛→陣痛→本陣痛→破水→出産。人によってはおしるしや前駆陣痛がなかったり、破水から始まることもあります。そして、陣痛から出産までの分娩の流れは、以下のように大きく3段階に分けられます。第一期(開口期)本陣痛が10分間隔になってから、子宮口が全開大になるまで↓第二期(娩出期)子宮口が全開大になってから赤ちゃんを生み出すまで↓第三期(後産期)赤ちゃんが生まれてから胎盤などをすべて排出し終えるまで第一期の陣痛から分娩までにかかる時間は個人差があり、4時間未満で終わった人もいれば、18時間以上かかった人もいます。ちなみに私の場合は1人目が約9時間で2人目が約11時間、3人目が約6時間でした。子宮口全開になるまでの、いきみ逃しのポイント第一期(開口期)はさらに準備期・進行期・極期の3段階に分けられます。①準備期(子宮口の開き0~3cm、陣痛間隔8~10分)痛みはあるものの、まだ余裕があります。この時に眠ったり食事をとったりして、体力をつけておくことが大切です。経産婦さんの場合は、お産の進みが急に早くなることがあるため、この段階で入院となることが多いです。私も2人目は陣痛が15分間隔、3人目は20分間隔になったら病院に来るよう言われていました。↓②進行期(子宮口の開き4~7cm、陣痛間隔4~7分)だんだん陣痛間隔が短くなって、痛みも強くなります。陣痛も次から次へとやってきますが、大切なのは力を抜いて呼吸をすること。このときの呼吸は2秒鼻から吸って、2秒口から吐くくらいのペースでいきみ逃しをします。痛みが辛いときは、肛門付近をパパに押してもらうと痛みが和らぐので是非やってもらいましょう。陣痛がきてない間は普通の呼吸に戻して、ゆっくり休んだり、水分補給やトイレに行ったりします。体制は四つん這いやあぐらなど、できるだけ楽な姿勢が良いと言われてますが、私はベットで横向きに寝ていました。3人目の出産のときに、助産師さんに「向きを変えて横になってみて!赤ちゃんが回転してお産が進みやすくなるよ」と言われ、変えたらその後だんだん痛みがMAXに。↓③極期(子宮口の開き8~10cm、陣痛間隔2~3分おき)さぁ~分娩まであと、もう一息!!痛みがMAXになると、力を入れていきみたくなりますが、子宮口が全開大になる前にいきむとかえって子宮口が開きにくくなったり、会陰が裂けたりすることがあります。つらいですが、力を入れずにいきみ逃しをしながら乗り切りましょう。このときは、息を吸うことが難しくなってくるので、息を吐くことを意識します。なるべく力を入れないように「ふぅー」と長めに息を吐きましょう。いよいよ分娩台へGO!!子宮口が全開大になったら、いよいよ分娩台へ!だいたい子宮口が全開大になったときには、破水もします。分娩台に座ったら助産師さんの指示に従いながら、陣痛が来たら一度深呼吸をし、次に軽く息を吸い、そのまま息を止めて肛門に力を入れます。いきむ時は少し背中を丸める感じにしてあごを引くのがコツ。赤ちゃんの頭が出たら両手を胸において、「ハッハッハッ」と浅く短い呼吸に切り替えます。これも助産師さんが教えてくれるので、心配しなくて大丈夫です。赤ちゃんの頭が出れば、あとはスルリと出てきてくれますよ。3回の出産を経験して思うことは、どの時も陣痛は辛いし痛いですが、赤ちゃんの顔をみたときの感動は一生忘れられないです。「やっと会えたね」「生まれてきてくれてありがとう」と、自然と涙が溢れでました。そして、もう無理!と感じていた痛みもすっかり忘れてしまうから、母親って本当に不思議なもの。初産のママはやっぱり不安だと思いますが、少しでもリラックスして、赤ちゃんとの素敵なご対面ができることを願っています。
2018年03月06日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です!■出産を経験したからこそ、陣痛が怖い!私、この間、夢を見たんです。夢の中で、自分の本当の気持ちを知ってしまったんです。夢の中の私はなぜかいきなり妊娠していて、それも4人目。気づいた時には既に臨月というありえない状況の中で、私がどう思ったのかというと…。「またあの出産の痛みを経験しなくちゃいけないの!? 勘弁してよぉぉ!!」でした。これ、かなりリアリティのある正直な気持ちだと思いました。(そこで目が覚めてしまったのでその後どうなったのかは知りません。無事産めたのかな…私)陣痛は産めば忘れるっていう話をよく聞きますが、いいえ、私は忘れませんよ!かわいいわが子とご対面したって、かわいいわが子がすくすくと育ったって、それとこれとは話が別!あの出産の痛みを忘れてなるものかぁぁ!!(熱弁)個人的な意見なのですが、出産を経験したからこそ陣痛が怖いっていう気持ちを抱えてる経産婦さん、 一定数存在するんじゃないかな? と思うんです。■日本の妊婦さんは「陣痛が怖い」となかなか言えないもちろん初産の時にも、未知のものに挑戦するわけですから怖いなと思う気持ちもありましたけれど、私の場合3回目が一番怖かったです。でも「陣痛が怖い」って真面目な日本の妊婦さんはなかなか口にしないんですよね。なんていうか、そんなこと言っちゃ悪いような気がしてくるんです。「陣痛は赤ちゃんが狭い産道を通って一生懸命生まれてこようとしているサイン。」「ママも痛いけど、一番頑張ってるのは赤ちゃんなんだよ。」って教えられるので、陣痛が怖いとか言ったら「いいお母さんじゃない」って思われるかな? って思っちゃうんです。しかも、3回目ともなると一気に、 ベテラン扱いになります。ますます言いづらくなります。検診で先生や看護師さんと話す機会はありますが、陣痛が怖いと打ち明けたところでこのままずっとおなかに入れておくわけにもいかないし、産むしかないのだから、言ったところでどうしようもないんですよね。言ってもしょうがないのだったら黙っておこうっていう気になり、一度も相談したことはありませんでした。(ちなみに住んでいる地域に無痛分娩を受けれる施設が皆無でした)経験者のママたちに話しても「もう忘れた」とか「おぼえてない」とかで、あんまり共感を得られず、結局どうしたかというと…。残るターゲットは夫!!■夫に出産が怖いと泣きつくも… 夫に怖い怖いとすがりつく~~!!!外では平気な顔して、家の中では怖がりまくっていました。夫はひたすら「そんなこと言われてもどうしようもできない」の一言でしたが。(正論)えぇそうです。私が熱望した三人目ですが、それでもやっぱり陣痛が怖かったです。■いざ、助産院へ破水したときには、まだ痛くもかゆくもなかったのですが、今からとうとう産むのかと思うと、ガクガクガクガク体が震えて、歯もガチガチいうほど震えながら、助産院に向かったのでした。そして、いざ山場を迎えた時には、「あぁ~~! これこれ~~! この痛みぃぃぃ!!!!」と数年前に味わったことのある痛みを再経験して、ひたすら乗り切るのでした。おぎゃー。はてさて、さんざん怖がらせるようなことを言いましたが、こんなに超~~痛みに弱い私でも産めましたので大丈夫です!(なにが?)これから出産を控えているみなさま! あのヘタレのちゅいママでさえ産めたんですよ!「あいつで産めたんだから私にできないはずはない!」とパワーに変えて、どうかご無事にご出産できますように! フレーフレー!!!
2017年08月24日出産のサインって、どう始まるの?はじめまして!来月に予定日を控えた、マタニティーママです。赤ちゃんのものをいろいろ揃えたり、心の準備をしていても、いざ出産がはじまる合図ってどんなものなんだろう…と日々ドキドキしています。出産がはじまるサインは、主に「おしるし」「破水」そして「陣痛」などがあると言われています。友人ママたちの話を聞いても、始まり方は人それぞれ。今回は、出産のサイン→入院までの流れをおさらいしたいと思います。陣痛や破水が起きたらどうする?わたしは病院から、「陣痛が10分おきになったら連絡してください」と言われています。病院に連絡して状況を説明(何分おきに陣痛がきている、破水した…)し、入院までの備えをしておくようです。臨月に入ったので、陣痛の間隔を記録してくれるアプリをダウンロードしました。アプリがあれば、ずっと時計を見ていなくても良さそう。また、わたしは里帰り出産なので、1ヶ月前から実家に帰省。それに合わせて、出産準備品や赤ちゃんのものなどを「里帰り中に使うもの」「帰ってから使うもの」に分けて用意しました。入院準備品は、ひとまとめにしてすぐに持ち出せる場所に置いています。みんな、どうやって病院にどう行くの?では、病院から「入院準備をして来てください!」と言われたら、みなさんはどのように向かいますか?里帰り出産の人は親御さんの車だったり、里帰りをしない場合は旦那さんの車だったり様々だと思います。初産ではないママは、「自分で運転して向かった」というツワモノも!いつ出産のサインが起きてもいいように、 『タクシー』という手もあるのです。陣痛タクシーって知っていますか?事前にかかりつけの病院の場所、自宅 、連絡先、予定日などを登録しておくサービス。登録料は無料です。数年前からスタートしたサービスで、現在は全国いろいろなタクシー会社で実施されています。年中無休・24時間対応だから陣痛がきたらいつでも優先的に配車してもらうことができます。いざというときのために複数の会社に登録しておくと安心なのかも。実際にサービスを利用するときの流れは以下の通り。陣痛に気付いたら病院に連絡し、入院が決まったら準備をして、いざタクシーコール!普通にタクシーを呼ぶのとどう違うの?①陣痛中に自宅や病院の場所を伝える手間が省けてスムーズに送迎してもらえる。②シートとバスタオルを用意して迎えにきてくれる。万が一汚してしまっても大丈夫です!③全乗務員が助産師さんから講習を受けている。運転手さんは、どんな講習をうけているの?陣痛タクシーサービスを導入している「日栄交通」さんに、どんな業務内容なのかおうかがいしました。陣痛タクシーでお迎えにきてくれる乗務員さんたちはみな、しっかりとした講習を受けた方たち。その講習の内容はこんな感じ。・急な陣痛で呼ばれた場合の適切な対応の仕方・陣痛のメカニズム・妊婦さんの対応の仕方・産むことの大変さ・思いやりのサービスについてなにか起こったときの対処の仕方だけでなく、妊婦さんの精神状態なども学んでいるのだとか。安心して送ってもらうことができそうです。もっとも大切なことは安全運転!日栄交通の陣痛タクシーサービスを行っている乗務員さんによると「止まる時と曲がる時はできるだけ丁寧にゆっくり運転することを心がけています」とのこと。また、「『大丈夫ですか』など、共感的態度で無理に声をかけないようにしています。 痛みと痛みの間に『もうすぐお子さんに会えますね』など、適度に声かけをしております」ということでした。実際、「痛みを紛らわすためにお話ししましょうか?」と許可を得てくれる乗務員さんも多いよう。ただでさえドキドキな車内で妊婦の方が落ち着いて過ごせるよういろいろと考え、工夫をしてくれているのですね。さらに、実際に妊婦さんを病院まで送迎したことがある乗務員さんは、病院に到着後とても歩けるような状態じゃなかった妊婦さんを、車いすに乗せて病院の中まで運んであげたそう!陣痛時、とっても頼りになりそうです。講習をきちんと受けた親切な乗務員ばかり。利用する予定がなくても、念のため登録しておけば安心ですね。今回、取材に協力してくれたタクシー会社さん日栄交通さん≪ 配車エリア ≫ 埼玉県・さいたま市南区全域、蕨市、川口市、戸田市の一部お問い合わせ:0120-933-204▶︎ 公式サイトはこちら
2017年05月31日こんにちは、ママライターのましゅままです。妊娠末期になると意識し始める“前駆陣痛”。少しでも張りが出たりおなかの痛みを感じたりすると、「これって前駆陣痛!?」と疑ってしまいますよね。特に本陣痛を経験したことのない初産婦さんは、 前駆陣痛がどんな特徴のある痛みなのか気になるところ。経産婦さんも、前回のお産の本陣痛の痛みが強烈すぎて前駆陣痛の痛みを忘れてしまっていることもあります。今回は、前駆陣痛がどんな痛みか先輩ママにインタビューしてみました。●(1)生理痛の重い感じ『ちょっと強めの張りと一緒に、生理痛のちょっと重たい感じというか、便秘のときの痛みのような、という感じです。おなかがキューっと痛むたびにほんとの陣痛はこなんなの比べものにならないほど痛いんだろうなと思っていたら、ほんとにそうでした!』(30代/女の子ママ)前駆陣痛は生理痛の延長や便秘時の痛みに似ている と感じるママは多いようです。しかし、やはり本陣痛は“生理痛の延長”どころの痛みではないので、本陣痛との違いはわかりやすいですね。●(2)何かしていれば忘れてしまうような痛み『あれ?痛いかな?痛くないのかな……?というような曖昧な痛みでした。何かほかのことをしていれば忘れてしまう程度。本陣痛は、明らかに質の違う痛みがどんどん襲ってくるので、それまでの前駆陣痛は生ぬるく感じてしまいます……』(20代/男の子ママ)前駆陣痛らしき痛みが始まっているけど、何かに夢中になれば忘れてしまう程度の痛み。特に上のお子さんがいると、お世話をしているあいだに遠のいてしまっている ことが多いよう。●(3)間隔もバラバラで気づけば寝てしまう『本陣痛と違って、間隔もバラバラで、痛みも強かったり弱かったりバラバラです。一人目は興奮して前駆陣痛でも目が冴えてしまっていましたが、二人目のときは何か痛いな~と思いながらも、この程度なら前駆陣痛だなと思い直し、いつの間にか寝ちゃってました』(30代/男の子、女の子ママ)どんどん強くなっていく一方の本陣痛に比べ、前駆陣痛は強さも弱さもバラバラで、間隔もさだまらないのが特徴。気にしないでいれば、いつのまにか寝てしまっていることも……。●(4)前駆陣痛で汗をかいたりもがいたりする。だが陣痛は軽く感じた『前駆陣痛は我慢できるような痛みだよーと言われていましたが、私は全然違いました。痛みが始まると汗をかいたりもがいたりするほど痛く、それが39週ごろから10日ほど続き、満足に眠れない日々が続きました。眠れたと思ったらまた痛みで起きる……の繰り返しで、必死に痛みを紛らわす毎日。しかし、10日間前駆陣痛の痛みに悩まされたおかげか、本陣痛はとても軽く感じましたよ!』(30代/男の子ママ)「前駆陣痛は軽い痛み」という方が多い中、本陣痛のように痛む方もいます 。それが何日も続くとなると大変ですね……!しかし、前駆陣痛で繰り返し強い痛みに慣れておけば、いざ本陣痛が来ても痛みで気が動転することがなくなる!と思えば、心が楽になります。----------いかがでしたか?全体的に、前駆陣痛は痛みを忘れてしまう程度で、痛い時間や痛みの間隔もバラバラという意見が多かったです。しかし中には前駆陣痛がもがくほど痛かったり、逆に前駆陣痛はほとんどなかったり、という方もいます。筆者の場合は、本陣痛でも前駆陣痛のように間隔もバラバラ、痛みも我慢できるような痛みのまま分娩台に上がりました。予想がつかないのがお産です。正期産の時期に前駆陣痛が始まったら、なるべく安静にして、少しでもいつもと違う!と思えば産婦人科に電話をしましょうね。●ライター/ましゅまま(ママライター)●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2017年05月01日予定日が近づいた妊婦さんのなかには、病院から「陣痛間隔が〇分になったら連絡してくださいね」といわれている方も多いでしょう。でも、いざ陣痛がきたときにちゃんと時間が計れるのか不安ですよね。そんな妊婦さんにおすすめなのが「陣痛アプリ」です。最近はスマホで使える無料の陣痛アプリがいろいろありますが、今回はそのなかから5つをご紹介します!そもそも陣痛アプリとは?陣痛アプリとは、スマホやタブレット端末を使い、陣痛の間隔をストップウオッチのように計って記録できるアプリです。「陣痛時計」「陣痛カウンター」などと呼ぶこともあります。iOSとandroidの両方に無料で提供されている陣痛アプリが多数あります。「陣痛間隔を計る」という基本的な機能だけでなく、アプリによっては緊急連絡先の登録・発信や医師からのアドバイスコーナー、妊娠中の体重記録や胎動カウンターなど、さまざまな機能がプラスされています。それぞれにメリットやデメリットがあるので、次からは具体的に人気のアプリをチェックしてみましょう!おすすめ陣痛アプリ1:『陣痛きたかも』陣痛がきたら「陣痛きたかも」ボタンにタッチ、おさまったら「おさまったかも」ボタンにタッチするだけのシンプルな操作で、陣痛間隔を自動で計測・記録してくれます。「きたかも」ボタンが大きいので押しやすく、ボタンとログ(記録)が1つの画面になっているから見やすいのもグッド。全体にピンク色のかわいらしい雰囲気です。緊急連絡先の登録&発信機能や、先輩ママや妊婦さんどうしで交流・相談できる「相談ひろば」、体験談コーナーなど、コンテンツも充実していて便利と口コミで人気です。ただし、アプリ起動時などに広告がポップアップされます。陣痛がきたから急いでボタンを押そうとしたのに、広告をタップしてしまって「イラッ!」となるかもしれません。▼陣痛きたかも -今スグ使える陣痛計測アプリ- >>Google Playストアからダウンロード >>iTunes - App Storeからダウンロード おすすめ陣痛アプリ2:『陣痛時計』陣痛間隔を計るという機能に特化した、シンプルさが最大のポイントです。広告のポップアップなどもなく起動と動作がスムーズなので、「陣痛がきた!」と思ったらアプリを起動するワンアクションだけですぐに計測できます。計測ボタンとログが1つの画面になっていて見やすく、データをメールで添付して送ることもできます。また、陣痛間隔の計りかたを「前の陣痛の始まりから」もしくは「前の陣痛が終わったときから」の2パターンから選べることも特徴です。デザインがそっけない印象なこと、連絡先登録などの機能がないことはデメリットですが、「シンプルな機能さえあればいい」という妊婦さんたちから口コミで高評価を得ています。▼陣痛時計 >>Google Playストアからダウンロード >>iTunes - App Storeからダウンロード おすすめ陣痛アプリ3:『妊娠・Sprout』胎児についてのアドバイザーとしてアメリカで信頼されている「Med ART Studios」が開発した、妊娠・出産情報アプリの日本版です。日本でもたくさんの妊婦さんが利用しています。陣痛カウンターだけでなく、妊娠中の体重記録や胎動カウンター、医師からのアドバイスなど機能が充実していて、妊娠初期から長く付き合えるようになっています。なかでも口コミで人気なのが、胎児のリアルなイメージ画像。妊娠週数によって変化していくので、お腹の赤ちゃんが今どんな状態なのか、妊婦さんやご家族がイメージしやすいと好評です。画面には広告もなくシンプルで見やすいですが、陣痛カウンターを表示するにはトップ画面からいくつか操作が必要です。▼妊娠 ・Sprout >>Google Playストアからダウンロード >>iTunes - App Storeからダウンロード おすすめ陣痛アプリ4:『たまひよの胎動・陣痛カウンター』人気の妊娠情報誌『たまごクラブ』による胎動・陣痛計測アプリです。カウント中にキャラクターの『たまちゃん』がかわいい声でつぶやいてくれて、癒し系のBGMが流れることが最大の特徴。産院の連絡先を登録でき、陣痛が事前に設定した間隔になると自動的に産院の連絡先を表示してくれる機能もあります。ただし、ポップアップの広告が出てくるのはちょっとうるさく感じるかもしれません。また、BGMなど機能が複雑なためか、動作が重いという口コミも多く挙げられています。▼たまひよの胎動・陣痛カウンター【たまカウンタ】 >>Google Playストアからダウンロード >>iTunes - App Storeからダウンロード おすすめ陣痛アプリ5:『陣痛ナビ』助産師の川田町子先生監修の陣痛カウンター&出産情報アプリ。助産師からのアドバイスや、安産お守りを購入して待ち受け画面にできる機能など、妊婦さんの気持ちをケアする姿勢が特徴です。陣痛が事前に設定した間隔になると、病院へ連絡するようアラートしてくれる機能もあります。カウント用のスタート・ストップボタンは大きくて押しやすいものの、ログが別画面なので、陣痛間隔がパッと見て把握できないというデメリットがあります。広告も出てくるので、画面は少しごちゃごちゃした印象です。▼無料 陣痛ナビ ~助産師のアドバイス付き~ >>Google Playストアからダウンロード >>iTunes - App Storeからダウンロード おすすめ陣痛アプリ6:『陣痛/お腹の張りカウンター』スタート・ストップボタンを押すだけで陣痛とお腹の張りを計測してくれるラクラク操作。記録するのを忘れても、後から追加、編集、削除できるから安心です。日付ごとに「回数」、「平均陣痛間隔」、「平均継続時間」を表示し、さらに折れ線グラフで過去の記録も一目で把握できるようになっています。ステータスバーにアイコンを常駐できるので、痛くなったらすぐに起動させて使用できるのも魅力。▼陣痛/お腹の張りカウンター >>Google Playストアからダウンロード おすすめ陣痛アプリ7:『胎動〜陣痛時計』水彩画風のやわらかなタッチのデザインが目を引く陣痛アプリ。陣痛が始まった時と終わった時それぞれボタン押すだけで、「開始日時」、「陣痛間隔」、「継続時間」を自動的にリスト化してくれます。さらに赤ちゃんが10回動くまでに何分かかったかを時間を計ってくれる「胎動計測機能」もついているので、事細かに赤ちゃんの様子を記録できます。妊婦生活の癒しにもなるかわいいデザインをお探しの方にはおすすめのアプリです。▼胎動〜陣痛時計 >>Google Playストアからダウンロード >>iTunes - App Storeからダウンロード おすすめ陣痛アプリ8:『陣痛ログ』その名の通り、陣痛の記録をとるのに特化したシンプルなアプリ。開始・停止ボタンをタップするだけで、陣痛日時や持続時間、陣痛間隔を記録してくれます。痛みごとのメモも入力できるので、痛みの強さなど陣痛ごとの状況を残しておくことも可能。記録したデータは、データ出力してメール送付できるので、家族への状況連絡にも便利です。また陣痛の間隔があらかじめ設定していた時間よりも短くなると赤字表記されるアラート機能も。余計な機能やデザインのないシンプルに使えるアプリをお探しの方にぴったりです。▼陣痛ログ >>iTunes - App Storeからダウンロード おすすめ陣痛アプリ9:『陣痛・胎動カウンター』陣痛と胎動、それぞれを計測できるアプリ。陣痛が始まったら『きたかも!』ボタンを、おさまれば『おさまったかも…』ボタンをタップするだけで、陣痛間隔を計測してくれるシンプル設計。陣痛履歴を確認すれば、「陣痛開始時刻」、「持続時間」、「陣痛間隔」を表示できるので、病院に連絡した際もスムーズに状況を伝えることができます。また事前に連絡先を複数登録しておけば、いざという時はワンタッチで電話がつながる設定です。▼陣痛・胎動カウンター >>iTunes - App Storeからダウンロード おすすめ陣痛アプリ10:『妊娠・出産アプリBabyプラス』日本産科婦人科学会によって監修された本アプリは、胎動カウンター、陣痛カウンターのみならず妊娠中の体の変化や症状、妊娠中の食事管理、出産育児一時金といった出産にまつわるお金についての情報もまとめられており、妊婦さん向けの便利な機能が全てそろっています。そのなかのコンテンツの一つである陣痛カウンターは、『陣痛がきたかも』ボタンと『おさまったかも』ボタンをタップするだけで、自動的に「陣痛日時」、「陣痛間隔」、「持続時間」をわかりやすくリスト化してくれます。▼妊娠・出産アプリBabyプラス >>Google Playストアからダウンロード >>iTunes - App Storeからダウンロード いざ陣痛がくる前にいろいろ試しておこうこのように、陣痛アプリにはそれぞれ特徴があります。ほとんどのアプリが今回ご紹介したように無料なので、いざ陣痛がくる前に、いくつか気になるものをダウンロードして試してみてもいいでしょう。自分に合ったアプリを選んでくださいね。
2017年04月28日陣痛(マタニティ)タクシーをご存知でしょうか? 「ひとりのときに陣痛が来たらどうしよう」という、妊婦さんの不安をやわらげてくれるこのサービス。言葉は知っているけれど、具体的な利用方法はよくわからない…という方も少なくないのでは。今回はそんな【陣痛タクシー】について、登録方法や料金システムなどを詳しくご紹介します。陣痛(マタニティ)タクシーとは? いつ・誰が使えるの?陣痛タクシーとは、妊婦さんが事前に登録しておくことで、陣痛時にタクシーを優先的に配車してもらえ、スムーズに出産先の病院まで送迎してくれるサービスです。とくに初めての出産の場合、陣痛の程度や進みぐあいは妊婦さん自身も分からないことが多く、いろいろと心配なもの。しかも出産は病気ではないため、基本的には陣痛で救急車は呼べません。そこで「いざ陣痛が来たとき、タクシーはすぐ来てくれるの?」「自宅や病院の場所を冷静に伝えられるかな…」といった不安を解消してくれるのが、陣痛タクシーなのです。2012年にタクシー会社の日本交通が都内でサービスを開始し、現在では全国でさまざまな会社がサービスを提供しています。陣痛タクシーは会社によって名称が異なり、『プレママタクシー』『マタニティタクシー』『ママサポートタクシー』『こうのとりタクシー』など、さまざまな呼び方があります。サービス内容もタクシー会社ごとにちがっていて、陣痛時の送迎に特化している会社もあれば、妊娠中の買い物や妊婦健診、産後の赤ちゃんとのお出かけなどに利用できる会社もあります。また、妊婦さんの家族や友人などが一緒に乗るのもOKです。陣痛タクシーはどうやって利用するの? 登録方法は?タクシー会社にもよりますが、事前登録制でサービスを提供しているところが多いようです。Webの登録フォームで妊婦の氏名・住所・連絡先・生年月日・出産予定日、迎え先住所や呼び出し方法、出産予定病院の住所や連絡先、緊急連絡先(家族など)を入力します。入力必須項目などはタクシー会社によって多少ちがいますが、ほとんどの会社で登録は無料です。登録の処理に時間がかかることもあるので、予定日の1ヶ月前までには登録しておくといいでしょう。陣痛がきた! 当日の利用方法は?いざ陣痛が来たら、まずかかりつけの病院やクリニックに電話して指示を受けます。そのうえで「病院に来てください」ということになったら、陣痛タクシーの専用回線に電話します。ほとんどのサービスでは、登録済みの番号から「発信者通知」をしてかけないとつながらないので注意してください。オペレーターがタクシーの到着時間や連絡先(無線番号)などを知らせてくれるので、あとは破水などの対策としてバスタオルやレジャーシートを用意して待っていればOKです。タクシー会社によっては、タオルや防水シートを先方が用意してくれるサービスもあります。陣痛タクシーの料金や送迎の範囲は? 陣痛タクシーは、ほとんどの会社が登録料だけでなく、その他の追加料金も不要となっています。つまり普通のタクシーと同じ金額で、優先的に配車してもらえるのです。ただし、通常のタクシーと同じく「迎車料金」はかかります(会社によって310円~410円程度)。送迎の範囲は会社やサービス内容によって異なります。送り先(病院など)のエリアには制限がなく、迎え先(自宅など)のエリアに制限があることが多いようです。たとえば、東京無線の「プレママ安心タクシー」は迎え先が「都内23区・武蔵野市・三鷹市内」限定となっています。また、陣痛時の利用は自宅(もしくは登録してある実家や職場など)から出産する病院までが基本ですが、途中で上のお子さんを預けるため実家に寄ってもらったり、コンビニなどに寄ってもらったりしてもOKです。陣痛タクシーはココが安心!陣痛タクシーのほとんどが専用回線を用意しており、24時間365日、専用のオペレーターが対応してくれるので安心です。緊急連絡先や病院の情報も登録してあるので、万が一、車内で出産……ということになっても、乗務員が病院と連絡をとって体制を整え、指示をあおげるようになっています(ただし医療行為はできません)。じっさい、日本交通ではこれまでに1件だけ車内出産となり、無事に産まれたというケースがあったそうです。タクシー会社によっては、救命講習や助産師による研修を受けた乗務員を配備していたり、陣痛が強く支払いが困難な場合は後払いにしてくれたりと、さまざまなサポートが用意されています。わたしも使える? おもな陣痛タクシー会社とエリア陣痛タクシーのサービスは当初は東京都内が中心でしたが、最近では全国に広がってきています。いくつかご紹介しましょう。 ●陣痛タクシー|日本交通株式会社 サービス対象エリアは東京23区、三鷹市、武蔵野市。 ●ママサポートタクシー|第一交通グループ 北海道から九州まで、幅広い地域でサービスを提供。 ●プレママ安心タクシー|東京無線 お迎え先が都内23区・武蔵野市・三鷹市内に限られます。 ●陣痛タクシー|ハッピータクシーサービス 埼玉県川口市・戸田市・蕨市が中心。 ●陣痛タクシー|国際興業大阪 大阪・明舞地域が中心。 ●陣痛タクシー|千葉の三ツ矢エミタスタクシー 千葉・京葉・北総エリアが中心。 ●子育てタクシー|神奈川都市交通 横浜市青葉区・金沢区、大和市エリア。「こうのとりコース」が陣痛対応。※この情報は2017年4月10日時点のものになります。実際にご利用する前に各タクシー会社にご確認ください。使わなくても【安心】のため登録もアリ陣痛タクシーをじっさいに使うかどうかはわからなくても、「いざというときはここに電話すれば大丈夫」というのは、妊婦さんにとって大きな安心感となります。出産が近づいたら、とりあえず登録だけでもしておくといいのでは?
2017年04月10日出産予定日が近づくと、陣痛を乗り越えられるのか不安に思う人もいるでしょう。そこで、陣痛の始まりや兆候、痛みの間隔などについて医師に聞きました。また、陣痛はもちろん出産は十人十色。先輩ママの皆さんに、陣痛や出産の体験を聞きました。妊娠37週目の「正期産」に入ったら、赤ちゃんがいつ産まれてきても大丈夫です。ママの体の中も、お産の準備が整いつつあります。 【特集】陣痛はどんな痛み?帝王切開はどうだった? みんなの出産特集 監修:丸山レディースクリニック 院長丸山 正次(まるやま しょうじ)産婦人科の家で生まれ、東京の下町で育った。東京医科大学卒業。昭和大学産婦人科学講座入局。その後、同医局の関連病院であり地域の高次医療施設である佐野厚生総合病院(栃木県佐野市)に産婦人科医長として就任。そのまま27年間医長職を継続し定年時に丸山レディースクリニックを開院。陣痛が始まる前のお産の兆候は?陣痛は、赤ちゃんを押し出すために子宮が収縮することから起こるのだそうです。お産が近づくとお腹が張る感覚が頻繁に訪れますが、これも子宮収縮によるものだと言われています。張りの間隔が一定ではなかったり、感覚がそれほど強くなかったり、また痛みが徐々に収まったりする場合は前駆陣痛である可能性が高いといえます。陣痛が起こるメカニズムについては諸説あるものの、現時点でははっきりと解明されていません。一方で、プロゲステロンやオキシトシンなど、さまざまなホルモンが作用して、陣痛につながると言われています。本格的な陣痛とは? どのような症状が起こるの?。陣痛が始まったら、痛みの間隔を計測しておきましょう。陣痛計測アプリを活用すると、時計とにらめっこする必要もなく楽にはかれます。陣痛が10分間隔になってきた時、または1時間に6回以上陣痛が来た時、いよいよ本格的な分娩のスタートとなります。分娩施設に連絡をして、移動の準備をしましょう。破水の場合は? おしるしってなに? 一方、破水やおしるしがあった場合は、陣痛の間隔に関係なく受診をした方がいいそうです。破水は卵膜が破れて羊水が流れ出ている状態です。放っておくと、赤ちゃんが細菌に感染する可能性もあるそうです。妊娠中は子宮の膨らみとともに膀胱が圧迫されることから、頻尿や尿漏れに悩まされる人もいます。破水はごく少量のケースもあるため、尿漏れとの区別がつかない場合でも受診するのが賢明です。おしるしは、子宮口が開いたり、赤ちゃんを包む卵膜が少しずれたりすることが原因と言われています。量は少なく、おりものに混ざる程度と言われています。色もピンクや薄い赤など個人差があり、トイレで気づくケースが多いようです。量が少ないため、気づかないまま出産にのぞむ人もいるのだとか。激しい腰痛を感じる場合もお腹の痛みと同時に腰の痛みを感じる人もいます。また、陣痛が起こる要因のひとつ「プロスタグラジン」というホルモンによって、嘔吐や下痢などの症状を引き起こすこともあるのだとか。いずれにせよ、症状にも個人差があるようです。陣痛アプリで陣痛の間隔を計測しよう陣痛アプリとは、スマホやタブレット端末を使い、陣痛の間隔をストップウオッチのように計って記録できるアプリです。「陣痛時計」「陣痛カウンター」などと呼ぶこともあります。iOSとandroidの両方に無料で提供されている陣痛アプリが多数あります。「陣痛間隔を計る」という基本的な機能だけでなく、アプリによっては緊急連絡先の登録・発信や医師からのアドバイスコーナー、妊娠中の体重記録や胎動カウンターなど、さまざまな機能がプラスされています。詳しいアプリの内容は以下の記事をご確認ください。陣痛が来る前に…陣痛タクシーを登録しよう陣痛タクシーとは、妊婦さんが事前に登録しておくことで、陣痛時にタクシーを優先的に配車してもらえ、スムーズに出産先の病院まで送迎してくれるサービスです。とくに初めての出産の場合、陣痛の程度や進みぐあいは妊婦さん自身も分からないことが多く、いろいろと心配なもの。しかも出産は病気ではないため、基本的には陣痛で救急車は呼べません。そこで「いざ陣痛が来たとき、タクシーはすぐ来てくれるの?」「自宅や病院の場所を冷静に伝えられるかな…」といった不安を解消してくれるのが、陣痛タクシーなのです。詳しくは以下の記事をご確認ください。陣痛〜出産までの流れは?陣痛の開始から出産まではどのように進むのでしょうか?標準的な流れを解説します。・分娩第1期分娩開始から子宮口が全開(約10cm)するまでの期間。初めてのお産(初産婦)の場合10~12時間かかります(経産婦では4~6時間)。陣痛が徐々に強くなり、繰り返し起こることで、子宮口が開いていきます。・分娩第2期子宮口が全開大になってから、赤ちゃんが生まれるまでの期間。初産婦では2~3時間かかります(経産婦では1~1.5時間)。強い陣痛が長く続き、短い時間に何度も繰り返します。・分娩第3期赤ちゃんが生まれて、胎盤を摘出するまでの期間。初産婦で15~30分(経産婦で10~20分)かかります。陣痛ってどのくらい痛いの?陣痛は、生理痛のような痛みから始まるケースが多いと言われています。生理痛が鈍痛であることに対して、陣痛は子宮が収縮してキューっとなる痛みを感じる人が多いようです。子宮収縮が強まると、それだけ痛みも強くなっていきます。ただし、痛みの間隔は、人によってさまざまです。強い痛みを感じていなかった人が受診した結果、子宮口が開いていてすぐに出産となるケースもあるそうです。初産の場合、陣痛が10分間隔で訪れてから分娩までにかかる時間の平均は12時間くらいと言われています。体力が落ちると陣痛も弱くなってしまうため、出産には体力が欠かせません。陣痛の痛みが引いた時に食事や睡眠を取るなどして、エネルギーを蓄えておくとよさそうです。時間が経っても痛みが治まらない場合は、「常位胎盤早期剥離」の可能性もあります。少しでも異常を感じたら、すぐに病院を受診しましょう。▼出産経験ママに聞く、陣痛の痛みは?・鼻からスイカ…というのは聞いていたけど、陣痛室に入る前の2、3時間の痛みはとても激しく、いきみ逃しはまさに高校の時の部活のしんどい練習を思い出すほど。夫が必死に痛みが和らぐ場所を押してくれたけれど、今まで体験したことのない痛みに、産後はもう赤ちゃんを産みたくないと思ったほど…でもそんな記憶もすぐ忘れてしまうんですけどね!(31歳、会社員)・陣痛のピークはカラダ全体を踏みつけられるような圧力があり、まさに“象に踏みつけられる”イメージ。大体、陣痛室にいる2時間くらいはその状況でした。分娩室に行ったら陣痛が来るタイミングで、どのように息を吐くかなどの指示が助産師さんからあり、痛みどころではなくなっていました。(31歳、会社員)予定日を過ぎても陣痛が来ない…そんな時はどうする? 「予定日を過ぎても陣痛が来ない」「生まれる気配がない」と心配する人もいるでしょう。インターネットで検索すると、「オロナミンCを飲むといい」「焼肉を食べるといい」などの陣痛にまつわるジンクスも出てきます。しかし、これらに医学的根拠はないそうです。階段の昇り降りやウォーキングも陣痛を起こしやすい方法として挙げられます。医師や看護師が進める場合もあり、実際に陣痛につながることもあります。しかし、医学的にどこまで効果があるかについては、不明のようです。また、母体がリラックスすると陣痛につながるとも言われています。陣痛が来ないと焦るよりも、ママの好きなことをして穏やかに過ごすのがいいでしょう。▼出産経験ママに聞く、予定日を過ぎても陣痛が来なかった人の対処法・予定日超過前の検診で、先生から「予定日5日過ぎたら、バルーンをやるから」と同意書を渡され、バルーンの説明を聞き、あまりの怖さに絶句。なんとしてでも産まなきゃと、それ以降は、焼肉、階段の昇り降り、よく歩くなどできることはたくさんしました。おしるしはきているのにまだ来ない、と焦っていたのもつかの間、予定日4日遅れで陣痛開始! 痛みはありましたが「ようやく来てくれた!」と早く産みたい気持ちが勝りました。(33歳、会社員)・身長が低いので、産まれる子が大きくなると産むのが難しくなるので、予定日に入院。バルーンに、促進剤を打っても産まれず、一時帰宅。その後は、家の中の階段を昇り降りしたり、スーパーへ行ったりしました。効果のほどはわかりませんが、結局3日超過で出産できました。(31歳、会社員)陣痛中にも胎動はある?陣痛が起きている時にも、胎動はあります。ただし、破水や出産間近になると赤ちゃんが動ける範囲が狭まるため、胎動が少なくなる場合もあるようです。陣痛が遅れた場合、陣痛を促進する方法は?お産の準備が整っているのに陣痛が来ない時には、陣痛促進剤を使って陣痛を誘発するケースもあります。破水から24時間以上経過しても陣痛が起こらない時も同様です。出産が進むにつれて体力が落ちて陣痛が弱くなり、子宮口がなかなか開かない「微弱陣痛」にも用いられるそうです。また、人為的に破水をさせて陣痛を促進させる「破膜」も方法のひとつ。破水によって子宮の内容量が減ることから、お産が進むのだそうです。破膜は内診で破れることもあれば、医療器具を使って行うこともあるそうです。▼出産経験ママに聞く、出産中のびっくり体験・すでに子宮口全開で分娩室に行っているのに、陣痛が弱く間隔も1、2分より短くならず、いきむまで少しばかりの静けさがありました。出産はその間隔で進み、いきむけれどうまく出てこず、頭が引っかかり、ようやく頭が出てきたと思ったら今度は肩が引っかかってなかなか出てこない。見かねた助産師さんが、「乗りましょう!」と私の上に馬乗りになり、私のいきむタイミングでお腹を両手でぐ~っと全体重をかけて押してきました。びっくりしたけど、事前にブログでこういうこともあると読んでいたので、焦りはしませんでした。しかし、出産後お腹が青くなるほと押されていたんだ…と驚きました。(33歳、会社員)・分娩室で出産中、子どもがひっかかり先生から「会陰切開をしますよ」と同意を求められました。しかし、痛いし指示されることも多いし、「もはやどうにでもして! 産まれるならいい!」と思い、会陰切開をしてもらい出産。産後、座ったり、立ったりするだけで切ったところが痛く、次回出産するのであればもう少しマッサージや伸ばす運動をしてから出産に望みたいなと思いました(31歳、会社員)経産婦だと陣痛の痛みや長さは変わるの?一度出産を経験している経産婦だと陣痛はどのように変わるのでしょうか。▼出産経験ママに聞く、経産婦の陣痛体験1人目は、陣痛から出産まで12時間。もう産みたくない!と思うほど辛かったのですが、母強し。子育てをしていると痛みなんて忘れ、数年後また妊婦に。一度経験しているので、直前の心配はなく、陣痛が来るのを待ちました。生理痛のような、陣痛の痛みの始まりは前回と一緒。深夜から始まったのですが、進行は早く、早め早めの行動を心掛け、準備をして夫を起こし、子どもをおばあちゃんに預け、病院へ。陣痛室の滞在時間も短く、助産師さんもベテランだったため子宮口9センチで早めに分娩台へ行き、1時間。無事次男を出産しました。陣痛から出産まで6時間と半分。前回は微弱陣痛でお腹を押されての出産でしたが、今回はスルリと出てきた感覚でした。まさに教科書通りと助産師さんのお墨付きをいただきました。(32歳/会社員)ほかにも経産婦の痛みは、出産により異なるようです。じゃがいもころりんさんは、「痛い話が多く…出産に恐怖を感じてしまう方がいらっしゃるかもしれません。でも「お産なんて言うほど痛くないよね~」という声も聞きましたし、本当に個々に違うものだと思います。不安は、数々のお産を見てきた主治医や看護士さんに相談してみるのが良いのかなと思います。最後に、私がこんなしんどい思いをしても4人も産んだのは、「あの地獄を上書きする可愛さ」のせいです!」と語っています。山本 みつ湖さんは、「子どもによって全然違った陣痛。全部が全部、自分の理想通りの出産だったわけではありませんが、今ではどの出産もとてもとてもよい思い出です。」と二人とも経産婦ならではの陣痛・出産体験を教えてくれました。十人十色、漫画で読む先輩ママの陣痛・出産体験談まえだゆずこさんは、高校生2人・小学生2人の4児の母。子どもにふと陣痛がどのくらい痛かったか聞かれました。子どもにより痛さは異なったそう。・1回目(長男)は普通分娩、陣痛時間も長くとても痛かった。・2回目(長女)は無痛分娩、麻酔入れたら痛みはほぼなし・3回目(次男)は普通分娩、痛かった・4回目(次女)は無痛分娩のはずが…! なんと麻酔が効かず痛すぎた…!おにぎり2525さんは、2週間ほど軽い痛みを感じたあとなんと破水からスタート。夫は夜勤があり、一人で産む覚悟をしていたものの心細く、なんとか陣痛に耐え2時間後夫が夜勤を変わってもらい戻ってきたようです。そして陣痛と闘うこと18時間……。ようやく赤ちゃんが産まれてきてくれたそうです。荻並トシコさんは、周囲からいろいろな陣痛体験を聞き、陣痛から出産は長距離マラソンのような印象だったそうです。しかし、いざ自分が出産してみると1人目も2人目もなんと2~3時間のスピード出産。痛みの伴うジェットコースターだったそうです。出産のパターンは千差万別。陣痛にともなう兆候や症状、痛みや度合いも人によってさまざまです。共通して言えるのは、陣痛を乗り越えた先には、待望の赤ちゃんとの出会いが待っていること。陣痛の不安を解消して、リラックスした状態でお産にのぞめるといいですね。赤ちゃんを迎える準備、整っていますか? 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2017年02月19日出産が近づくにつれて増えるお腹の張りや腹痛。なかでも妊娠後期になると陣痛の前段階に起こる「前駆陣痛(ぜんくじんつう)」を体験することもあります。痛みを感じてもすぐに分娩につながらないため、腹痛が来るたびに本陣痛なのか迷い、分娩施設へ連絡してもよいものかと判断に悩んでしまうこともあるでしょう。そこで今回は、「前駆陣痛」の気になる症状や本陣痛との違いを解説します。 【特集】陣痛はどんな痛み?帝王切開はどうだった? みんなの出産特集 監修:丸山レディースクリニック 院長丸山 正次(まるやま しょうじ)産婦人科の家で生まれ、東京の下町で育った。東京医科大学卒業。昭和大学産婦人科学講座入局。その後、同医局の関連病院であり地域の高次医療施設である佐野厚生総合病院(栃木県佐野市)に産婦人科医長として就任。そのまま27年間医長職を継続し定年時に丸山レディースクリニックを開院。前駆陣痛とは?前駆陣痛は本陣痛と同じく子宮収縮によって起こる痛みで、陣痛の前段階にくる子宮収縮です。持続時間が不規則で、痛みの程度がそれほど強くなかったり、痛みがおさまったりする場合があります。本陣痛との違いは?少し様子を見て、30分程度で痛みが治まるようなら前駆陣痛と判断してOK。安静にするなど、特別なことをする必要はなく、いつも通り過ごしていればいいそうです。一方、間隔が一定になると同時に痛みが強くなる場合は、陣痛の可能性が高いです。痛みが来る間隔をはかっておき、10分間隔で来るようになったら分娩施設へ連絡します。陣痛の間隔をボタンひとつで計測できるアプリもあるため、腹痛を感じたら時間をはかるようにすると、不安も和らぐかもしれません。前駆陣痛を感じるのはいつから?妊娠30週を過ぎたあたりから、頻繁にお腹が張るようになります。同時に、前駆陣痛を感じる機会も増えてくるそうです。お産にいたるまでの自然な流れのため、不安に思う必要はありません。しかし、おしるしがあった場合は分娩施設を受診した方がいいでしょう。子宮口が開く、赤ちゃんを包む卵膜が少しずれることなどが原因と言われています。おりものに混ざる程度の量で色もピンクや薄い赤など個人差があるそうです。同様に、破水した場合もすぐに受診が必要です。破水したまま放置していると赤ちゃんが細菌に感染するリスクが高まります。破水は少量の場合もあり、尿漏れとまちがえるケースもあるようです。産婦人科に行けばリトマス紙や診察などでチェックできるので、恥ずかしがらずに医師に診てもらいましょう。お腹の中の赤ちゃんも眠っている時間があるので胎動に関しては気にしすぎる必要はありませんが、24時間以上感じられない場合は医師に相談するといいでしょう。前駆陣痛から出産、本陣痛へどのくらいの期間でつながる?一般的には、前駆陣痛から長くても2、3日くらいで陣痛が来ると言われています。しかし、前駆陣痛と陣痛の明確な違いが「規則的な間隔で痛くなるか」である以上、一概には言えないようです。子宮口の開き具合によっても変わるため、前駆陣痛から出産につながる期間は、人によってさまざまです。なかには、前駆陣痛と診断されて一度帰宅したものの、3時間後に陣痛が来て再び入院するケースもあるそうです。前駆陣痛の痛みはどんな痛み?前駆陣痛の痛みは、人によって感じ方はさまざま。具体的にどんな痛みを感じることがあるのでしょうか?▼生理痛のような痛み生理痛は鈍痛であることに対して、前駆陣痛は子宮がギューっとなる感じだそうです。痛みはそれほど強くありません。▼腰痛前駆陣痛を感じる頃には赤ちゃんの頭が骨盤の方まで下がることで、骨盤周りの筋肉に負担がかかり腰痛となって表れます。▼下痢のような痛み下痢のような腹痛や便意を感じることがあります。実際にお腹を下すこともあれば、トイレに行っても解決しないケースもあるようです。▼注意が必要な痛みとは?しかし、一向に痛みが治まらない時や出血を伴う時には、注意が必要です。本来は出産後にはがれる胎盤が、赤ちゃんの誕生前にはがれてしまう「常位胎盤早期剥離」の疑いもあります。早期発見が肝心のようなので、異常を感じたらまず妊婦健診をしている施設に連絡をしましょう。微弱陣痛と前駆陣痛の違いは?痛みは弱くても持続する場合や徐々に痛みが強くなる時には、微弱陣痛の可能性があります。微弱陣痛は痛みの弱い陣痛のため、前駆陣痛とは異なります。微弱陣痛には、最初から痛みが弱い「原発性微弱陣痛」と一度は痛みが強まったものの、途中から弱くなる「続発性微弱陣痛」があります。お産が進むにつれて体力が消耗されるなど、さまざまな原因が考えられます。陣痛が弱いとお産がなかなか進まずに、長期化する可能性もあるのです。この場合は、陣痛促進剤を使ってお産を進める方法がとられます。破水をしていない場合は、人為的に破膜させて、お産を促すケースもあるそうです。■陣痛かな?と痛みを感じたら連絡をためらわないで! お腹が痛いけど、前駆陣痛だったら恥ずかしいと受診をためらう人もいるでしょう。しかし、「前駆陣痛は、しばらく経つと痛みが治るなど、結果としてわかるもの。判断に迷ったら、分娩施設に連絡をしてほしい」というのが医師の考えのようです。体調面の不安を感じたら医師や助産師に相談をして、早めに解消するのがよさそうです。【参考資料】 ・『よくわかる妊娠・出産』(主婦の友社) ・『ママとパパ二人ではじめての妊娠&出産』(新星出版社)・『たまごクラブ特別編集 最新 安産大百科』(ベネッセコーポレーション)
2017年02月06日こんにちは、齋藤惠です。お産にはとにかく「痛い」「苦しい」というイメージがついてまわるもの。特に初産の方で、先輩ママから「陣痛がつらくて死ぬかと思った……」などと怖ろしげな言葉ばかり聞いてしまい、必要以上に不安を感じていらっしゃるプレママも多いのではないでしょうか?しかし、女性が命を産み落とす瞬間は、本当に美しくて尊いもの。大変なことには変わりないですが、産む前から恐怖を感じて身構えなくてもいいんですよ。陣痛だって、そのしくみを知って、事前に心の準備をしておけば、何も知らない状態よりも幾分かリラックスしてお産に臨むことができます。●“陣痛”ではなく、“神通”という考えバースコーディネーター・大葉ナナコさんの『ナチュラルなお産』という著書には、陣痛について、次のような記載があります。**********「“陣痛”は痛みという字があるため、よいイメージを持つ人が少ないようですが、昔は、神に通じる“神通”と書いた時代があったそうです。日本人は自然界で起こること全部を、風神、雷神などのように“神”と呼ぶ民族文化がありますが、出産のときに体の中に沸き起こる風や波のようなものも、自然現象と同じような捉え方をして、“神通”と呼んだのでしょう」**********この文を読んだときに私は、今の“陣痛”という字よりも、命の尊さや出産の神秘性を表現している“神通” という字の方が本来の意味に合っているな、と感じました。皆さんはどう思われますか?お産による痛みは、妊婦さんを傷つけたり苦しめたりするためにあるのではありません。新しい命を宿した体が今まさに全てのエネルギーを外に向かって出そうとして起こる、とても自然な現象なのです。プレママの皆さんにはぜひとも、お産を前にして「痛みに耐えなきゃ!」 というプレッシャーから自分自身を解放してほしいと思います。●陣痛では、死にません(笑)陣痛とは子宮収縮のこと。自然な陣痛であれば90秒以上子宮収縮が続くことはありません。そしてどんなに強い陣痛の波がやってきても、間には90秒以上休みが入ります。陣痛によって「死ぬ思いをした」という妊婦さんは多くいらっしゃるようですが、大丈夫。皆さん出産直後から授乳などしっかり子育てをされています。女性の体は陣痛に耐えられるようにできているのです 。陣痛の波が強ければ強いほど、休息時間に分泌されるリラックスホルモン・エンドルフィンの効果が強くなります。このホルモンは天然の麻酔薬としての働きがあり、精神安定を促し疲労回復の作用があります。ママが陣痛とリラックスの波を交互に繰り返すことによって、赤ちゃんも健康に生まれてきてくれるのです。●陣痛が遠のいても焦らないで予定日までに一定間隔の陣痛がこなくて焦ってしまう場合もあるでしょう。しかし、お産とはもともと自然任せにすべきもの。いつでも予定調和とはいきません。陣痛が弱くなってきたら、焦らずに今まで通りの生活をして気長にその時を待ちましょう 。ここで気分が不安定になってしまっては、ますますホルモンの分泌が滞ってしまいます。また、一人で悶々と悩まずにご主人や家族、友人と一緒に過ごすことも、とてもよいリラックス効果となるのでおすすめです。楽しい時間を過ごしているうちに、いつのまにか陣痛が強くなってきた!ということはよくある話なんだとか。陣痛を必要以上に怖がらないでください 。その先には愛しいわが子に会えるという、かけがえのない喜びが待っています。お産はとてもハッピーな行為なのですから、前向きな気持ちで楽しみに、そのときを待ってみましょう!【参考文献】・『ナチュラルなお産―体と心にやさしい』大葉ナナコ・著●ライター/齋藤惠(金融コンシェルジュ)
2016年04月18日こんにちは、ママライターのみいゆです。出産はとても大変な大仕事で痛みもそれなりに伴います。痛みのなかでも“陣痛”で泣かされた先輩ママはたくさんいらっしゃるかと思います。陣痛の痛みは人それぞれですが、一般的には痛みの順序があります。 これから出産を控えているプレママさんは来るべき未知の痛みに心臓が縮み上がる思いだと察します。今回はそんな“陣痛”についての心構えなどをご紹介しましょう。●陣痛の種類は全部で3つあります妊娠をするといろんなところから情報を得ますので、本格的な陣痛がいきなりきて赤ちゃんがすぐ産まれるわけではないということは知っておられることでしょう。陣痛も段階があるので、急に立てないくらいの痛みが襲ってくることはありません。●(1)前駆陣痛まずは出産が近づくと前駆陣痛が起こります。これは個人差があり、痛みも前駆陣痛が始まる時期もさまざまです。ちなみに、私の場合は1人目が出産当日に前駆陣痛が始まり、2人目は2週間前に始まりました。自分の子どもでも差があるものです。はじめは軽い生理痛のようなもの です。●(2)有効陣痛本格的に陣痛が始まると痛みが徐々に強くなっていきます。有効陣痛になると痛みが強くなった後に楽になる、しばらくすると再び痛みが強くなるといったものが繰り返し起こります。このときに多くの方はどのくらいの間隔で痛みがきているのか時間を計り始めます 。いよいよ出産が近づくと痛みの間隔が短くなってきます。●(3)後陣痛これは出産後にくる陣痛のことです。「出産後にもあの痛みを経験しなければいけないなんて、いつまでこの苦痛が続くの?」と思われるかもしれません。しかし、こちらも個人差 がありますので痛みをあまり感じない方も実際いらっしゃるようです。●陣痛がきたらまずは時間を計ってみましょう「もしかして陣痛かも?」と思ったら痛みの間隔を計ってみましょう。メモを取っておくと、後から病院に電話する際にすぐ伝えることができます。経産婦さんだと15分間隔になると病院へ連絡します。初めての方は10分間隔 が望ましいです。だんだんと規則的に痛みがくるようになりますが、バラバラにくることもあります。6分から5分、7分から今度は10分間隔ということも。いつ病院に連絡したら良いか分からなくなりますが、このころになると痛みがきているときは立っていられないくらいになりますので、不安なときは夜中であろうと病院に連絡を入れましょう。今後どうすればいいのかすぐにアドバイスをもらえます。●いよいよ病院へ出発です!事前に準備をしていても、陣痛がきているとどうしても焦ってしまいます。ここはいったん落ち着いて、もし夫や親が一緒にいるならばしっかり頼りましょう。一人の場合は連絡を済ませて出発準備に取り掛かります。出発までにやっておきたいことはいくつかあります。・シャワーを浴びておく(破水をしていない場合)・身につけているピアスや指輪を外しておく・軽食をとる・身の周りの整理以上のことをやっておくと準備万端ですね。もしタクシーなど1人で病院へ向かう際は戸締り を忘れずにしておきたいです。----------さあ、赤ちゃんと対面するのはもうすぐです。痛みの心配があるかと思いますが、過度に心配する必要はありません。大抵は陣痛もゆっくり時間をかけて進んでいきますのでしっかり陣痛について知っておいたほうが安心するでしょう。【参考リンク】・初めての陣痛 | ムーニー ユニ・チャーム()●ライター/みいゆ(ママライター)
2016年04月10日おしるし・破水・陣痛妊娠36~39週頃の臨月になると、ママの体では出産準備がはじまります。この時期には、赤ちゃんが産まれてくるための様々なサインが現れますが、個人差によるため必ず起こるとは限りません。・おしるし血の混じった状態のおりものを指します。出産に向け、赤ちゃんが産まれてくるための子宮口が開き始めた出産兆候です。子宮が収縮し、赤ちゃんを包んでいる卵膜が剥がれることで出た血液が、粘液と混じって出てくることで現れます。・破水赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れ、羊水が流出することを破水といいます。おしるし後や陣痛後、子宮口が全開する前後や分娩台の上など、出産につながる兆候として突然起こります。また破水がなく、陣痛を迎える場合もあります。・陣痛赤ちゃんをママの体外に押し出すために、子宮が収縮することです。個人差はありますが、次第に痛みが増し、間隔も狭まります。おしるしや破水がなくても陣痛は発生します。おしるし・破水・陣痛がある時期おしるし・陣痛・破水は、一般的には妊娠36~40週に発生します。すべてが必ず起こるものではなく、ママの体質や体調、妊娠状態により異なりますが、陣痛は必ず発生します。また破水に関しては、妊娠37週以降の破水は陣痛が始まりお産となりますが、24時間以内に陣痛が始まらない時は陣痛誘発剤を使うこともあります。37週未満で破水した場合は、赤ちゃんがお腹の中に留まって成長できるように入院し、安静状態でお産に備えます。おしるし・破水・陣痛の症状・おしるしの症状おしるしは個人差が大きく、出血の量や色味、粘り気の有無などで状態が異なります。回数も1回から1週間くらいかけて毎日など、差があることが特徴です。またおしるし自体がない場合もあります。・破水の症状羊水は匂いがやや生臭く、透明・黄緑・黄色味をもち、粘り気がないと言われます。自分の意思で止められないことも特徴です。一般的には、赤ちゃんを包んでいる卵膜の下部が破れ羊水が出ることを破水と呼びます。陣痛前に破水することを前期破水、子宮口が全開になる前に破水することを早期破水と呼びます。破水がなく子宮口が全開になった場合は、分娩台の上で分娩医が安全に破水させることもあります。いずれも羊水が勢いよく出る点が特徴です。また子宮卵膜の上部が破れたことによる破水を高位破水と呼び、少量の羊水が継続的に流れる点が特徴です。・陣痛の症状下腹部から膣を周辺に、子宮が強い収縮を繰り返すことで痛みが発生します。痛みは規則的な間隔で訪れることが多く、2~3時間程度の間隔から始まり、5~10分程度、3~4分程度と間隔を縮めて継続的に発生します。人によっては間隔が規則的ではないままお産を迎える場合もあります。また子宮の収縮に伴い、腹痛や腰痛、背中の痛みや突っ張りなどといった症状も同時に起こります。おしるし・破水・陣痛が起きたら?おしるしの場合は慌てずに様子を見て、妊婦健診時に健診医に伝えましょう。破水は、産道を経由して子宮内に雑菌が入り込みやすくなり、赤ちゃんが感染症を引き起こす可能性があります。「もしかして破水?」と思ったら、必ず分娩施設に連絡し、指示を仰ぎましょう。その際、シャワーや入浴は控えることも大切です。陣痛は、痛みや間隔が徐々に消えていくなら前駆陣痛ですが、継続的に続き、痛みが増していくなら本陣痛である可能性があります。痛みや発生する間隔をメモしておきましょう。おしるし・破水・陣痛の受診の目安おしるしは、健診施設や分娩施設での受診は特に必要ありませんが、水様性の場合は破水しているかもしれませんから、分娩施設に連絡を。また出血量が多い時やいつもと違う症状を伴う時は受診が必要です。破水は出産が始まるサインであることが多いため、赤ちゃんへの細菌感染を防ぐためにも、すぐに分娩施設へ連絡しましょう。陣痛は、初産婦の場合は痛みの間隔が5~10分間隔の時点で、分娩施設へ連絡しましょう。ただし経産婦の場合は陣痛開始から分娩へ進むスピードが速い場合があります。事前に主治医へ相談し、「○分間隔になったら連絡を」といった取り決めがあったほうが安心です。
2016年04月04日お産には陣痛が必要ですが、産前の子宮収縮によって、痛みが不規則に起こる前駆陣痛が発生します。実際のお産につながる本陣痛とは別物で、医学的には偽陣痛と呼ばれています。お産に備え、赤ちゃんが骨盤のほうに下がるため、その振動や子宮収縮でお腹の張りや痛みを覚えることが原因で起こります。個人差はありますが、腰痛や胎動も同時に感じる人が多いようです。本陣痛の予行練習と捉えると良いでしょう。痛みの程度でいえば張りの間隔が一定ではなかったり、感覚がそれほど強くなかったり、また痛みが徐々に収まったりする場合は前駆陣痛である可能性が高いといえます。一方で、弱くても痛みが続いたり徐々に痛みが強くなる場合は、微弱陣痛と呼ばれる陣痛の弱い本陣痛である可能性もあります。微弱陣痛は周期の長さや陣痛の強さが不足していることで、子宮口が上手に開かないと起こります。痛みが長く続いたり、痛みの間隔が一定であれば本陣痛というものではありません。発生した陣痛がどのようなものなのかは、子宮口の開きや痛みの強さ、周期を圧力計などで測定し、分娩医が総合的に判断するものです。気になる場合は早めに分娩施設に尋ね、助産師や分娩医の指示を仰ぎましょう。前駆陣痛が始まる時期前駆陣痛は妊娠36週頃に起きはじめ、お産直前まで続きます。いつお産を迎えてもよい時期であるため入院準備を済ませておくことをおすすめしますが、前駆陣痛が起こる時と実際のお産日は特に関係ありません。また「前駆陣痛が重いと、本陣痛も重く難産になる」という俗説を聞くことがありますが、医学的な根拠はありません。前駆陣痛の症状前駆陣痛の症状は赤ちゃんの動きにより引き起こされるものであるため、個人差があり、痛みの間隔や強弱も異なります。例えば次のような症状があげられるものの、人によっては生理痛のように感じたり、前駆陣痛に気付かないこともあるようです。・腹痛・下腹部痛・腰痛・下痢のときのような痛み・生理痛のような痛み・骨盤周辺の痛み・今までに強い痛みを感じたことがない部位に感じる痛み・一定間隔で痛みがあるが、徐々に収まる・不定期間隔で痛みがあり、徐々に収まる・お腹が強く張って固くなるが、徐々に収まる前駆陣痛はお産準備症状であるため、避ける必要は特にありません。起きた場合はなるべく安静にして、痛みの強さや周期を測ると本陣痛との差が分かり、安心につながります。痛み周期が規則的で徐々に狭まり、痛みも強くなるなど、計測内容によって本陣痛が予想される場合もありますので、自己判断せずに分娩施設へ問い合わせ、助産師や分娩医の判断を仰ぎましょう。 本陣痛との違い本陣痛との違いは、痛み周期の規則性があるかどうかだと言われます。本陣痛の目安として、初めに2~3時間程度だった痛みの間隔が、徐々に5~10分間隔に狭まり、赤ちゃんが産道付近まで下がりきると3~5分間隔と規則的に変化する場合が多いと言われます。とは言え、本陣痛でも痛み周期に規則性がなく、不規則のままお産するケースもあるようです。前駆陣痛?それとも? 受診の目安痛みやお腹の張りが伴うため不安を感じることもありますが、前駆陣痛はお産準備症状であり、基本的には異常を示すものではありません。とは言え、無事に赤ちゃんをお産するまで自己判断は危険です。以下のような症状がある場合、トラブルを伴っている可能性も考えられます。速やかに分娩施設に連絡し、助産師や分娩医の判断を仰ぎましょう。・規則的な痛みが続き、痛みが徐々に強くなる本陣痛の可能性があります。分娩施設を受診し、家族に連絡してお産準備を整えましょう。今まで感じたことがないような強い痛みが突然起きたり、激痛が止まないなど異常だと感じられる痛みが発生した場合は、赤ちゃんの健康が害されていたり、子宮内外で何らかの異変が起きたサインという可能性があります。・お腹の張りが規則的に訪れ、徐々に強くなる本陣痛の可能性があります。分娩施設を受診し、家族に連絡してお産準備を整えましょう。今まで感じたことがないようなお腹の張りや、異常だと感じられる固さがあったりする場合、赤ちゃんの健康が害されていたり、子宮内外で何らかの異変が起きたサインという可能性もあります。・おしるしがあったおしるし(血の混ざった、ピンク色のおりもの)があった場合は、子宮口が開き始めている証拠です。前駆陣痛だと思われる症状が発生した前後であれば、さらに本陣痛である可能性が高くなります。すぐに分娩施設を受診しましょう。・破水があった前駆陣痛だと思われる症状が発生した前後に破水が起きた場合は、羊膜が破れたことで空気中の雑菌が産道を介して赤ちゃんに到達しやすくなり、赤ちゃんが感染症にかかる可能性が高まります。場合によっては本陣痛の症状がなくても陣痛誘発剤などで早急にお産する必要があるため、すぐに分娩施設を受診しましょう。特に逆子といわれている場合は、救急車を呼び、直ちに受診しましょう。・赤ちゃんの動き(胎動)が感じられない胎動は分娩台の上に上がってからも続きます。赤ちゃんが動いている気配が感じられなくなった場合や、普段より動きが少ない時は、赤ちゃんの健康が害されたり、子宮内外で何らかの異変が起きたたサインという可能性があります。すぐに分娩施設を受診しましょう。分娩施設は24時間365日開いており、ママと赤ちゃんが健やかなお産ができるよう待機しています。症状が現れていなくても、不安な点があれば速やかに分娩施設に連絡し、相談をするように心がけましょう。
2016年04月04日お産が始まり、病院についてからすでに10時間が経過。初産にかかる時間の平均は12時間から15時間というから、もうすぐ出て来てほしい…、我が子よ…。しかしながら、わたしの場合は、この時点で子宮口が3センチ。そのまましばらく開かず、陣痛がきてもなかなかお産が進まない…。ああ、早く産ませてくれ…。陣痛のレベルはかなり強くなっていた。まるで拷問を受けているような感覚に変化している!!お腹に時限爆弾を何個も装備して、10分置きに爆破していくような痛みだ。こんなことを言ったら世の中の妊婦さんはびびってしまうだろうが、本当なのだから仕方ない。痛みから来る体調不良。病院に着いた直後に気合いをいれるために食べた、病院食”おいしいサバの味噌煮定食”を全てリバースしてしまった!もう笑う余裕すらなくなってしまい、夫はオロオロ。夫に声をかけられても、上手に反応できなくなってしまった。疲労しすぎて声を出すこともできない。夫は何度もナースコールを押して「妻がやばそうなんです…!」と助けを呼ぶ。陣痛がくるたびに「ぎゃあああああああああああああ、はががああああああ」終盤の陣痛の痛みに耐える様子はまるで地獄絵図。あぁ、こんな想いをするなら本気で人間やめたい。 以前、もうすでに母になっている友達にも、お産の話を聞いたことはあったけれど、みんなすっかり痛みを忘れてしまっているものだから、リアルな痛みの話は産んだ直後でないと聞けないものである。わたしは、知らなかった!!!!!!!聞いてないよ! こんな激痛なんて…! 北斗晶、信じてよかったのね!?!?気づいた時にはもうすでに遅し、わたしは陣痛をなめていた!「痛い」「もうだめだ」「腹切ってくれ」分娩室が壊れるくらい大きな叫び声をあげて、最後の陣痛を迎えた。子宮口は8cmを超えている!!!!「まだ全開じゃないので、息まないでください!」助産師さんはそういうけれど、もう耐えられない…お願い! もう産ませてくれ~。痛みはMAX。そうだな、この痛みを例えると…“5分に一回交通事故に遭う感じ”だな。そうだ、まさにこれが合っている!想像を絶する痛みにどうにか耐えようと、自ら自分の右手を左手で思いっきりつねってみたり、夫に抱きつき夫の襟元を噛んで歯を食いしばってみるも、痛い!!痛い!!!汗だくの中、時計をみると、もうすでに20時間を経過している。現在23時45分 あと15分すると日を越えてしまう。「あぁ!どうしてもこどもの日にっっっ…産んでやるうううううううう!」分娩室が壊れそうなほど絶叫するも、不思議だけれど、最後はどうにでもなれ! とたくましい自分が現れて、いきんで、いきんで、ようやく…頭が出てきた!!!!!ずるんっ!!!!!!23時58分、2905gの元気な男の子が産まれた!「おぎゃっ!」5月5日、こどもの日。わたしはお母さんになった。(Boojil)つづく
2015年09月17日大人の恋の始まり方にはいろいろなパターンがありますよね。高校生のように、告白!私たちってカップル!キスしました!そして……。このような段階を踏まず、いきなりカラダから始まっちゃう恋も往々にしてあるでしょう。そうすると女性は激しく悩んでしまうわけです。「1回だけ?」「連絡していいの?」「彼女になれるのかな?」などなど。そして、その後も会ってエッチを重ねていくうちに「これってセフレ?」「私のことどう思ってるの?」というお悩みに発展する人は少なくないようです。そこで、数多くの女性の恋愛相談を受けてきた筆者が、彼女たちの言動をヒントに、カラダから始まった恋を成就させるコツをご紹介!≪彼のアクションを待てる女性になろう!≫まず1回エッチした、その後が肝心です。女性はカラダの関係を持つとその人をより好きになる傾向があるので、とにかく彼に連絡したくなります。しかしLINEやメールを送るにしても、その文面に激しく頭を悩ませるはず。「重いと思われたらどうしよう」「でも何も気にしてない風にするとセフレになっちゃうかも」などなど。そこで負の妄想スパイラルが始まるわけです……。まずは男性の連絡を待ってください。もしくは放置して忘れるようにしましょう。あまり深く考えないことも大事。もし男性から連絡がなかったら、そこで終わりにすればいい恋だったということですし、連絡がきたらそこから作戦を立てればいいのですから。≪2回目のデートで関係性をしっかり確認≫彼から連絡があった。2回目に会う約束をしたら、デート当日には必ず関係性の確認をしましょう。もうここで「私たちつきあってるよね?」と聞いてしまうのです。そして男性のリアクションを観察。もし言葉を濁すなら、それっきりにするのが正解。次に行きましょう。「つきあってるよね?」というのは、とっても言いにくいフレーズですが、2回目でハッキリさせないかぎり、即、恋愛グレーゾーンに突入してしまいます。カラダから始まる恋愛は、ここが勝負時なのです!≪ザ・デート的なイベントを提案してみる≫でも、「もう自分からメールしちゃった」「つきあってるよね?なんて聞けない……」という女性も多いと思います。その段階で恋愛グレーゾーンを打破したいなら、ザ・デートという感じのイベントを提案してみましょう。これは食事→エッチという流れをいったん止めるのが目的。花火大会、野外コンサート、ディズニーランドなど、カップルで行くイメージの強い場所がおすすめです。彼がその提案に難色を示したらアウト。単なるセフレ扱いだと思っていいでしょう。快くOKし、日程などを決めて実際にデートにつきあってくれたら、恋の成就も目前。≪カラダから始まる恋愛に向かない女性って?≫女性には、性格や過去の恋愛経験などによって、カラダから始まる恋愛に向いている人・不向きな人がいます。以下の項目をご覧ください。1~2個当てはまった人は、カラダからの恋愛を成就させるのに向いています。3~5個当てはまった人は、注意深く作戦を練ることができればカラダから始まる恋愛もアリ。6個以上当てはまった人は、きちんとしたプロセスを踏んだ恋愛に向いています。自分の傾向を知って、これからの恋愛に生かしてくださいね。□彼氏がいない女性は、女としてダメなのでは?と思う□恋愛をすると女友達と疎遠になる□好きな人の誘いは、他の予定をドタキャンしてでもOKする□恋バナが大好き□LINEのやり取りを他人に見せて恋愛相談したことがある□過去に「私のカラダが目当てだったのね」と思ったり、相手に言ったりしたことがある□自分に自信がなく、すぐに私なんて……と思う□男性に口説かれると断れない□好きな人や気になる人のSNSをストーカーのようにチェックする□彼のメールや電話を24時間待ってしまう≪恋愛で意地を張らない女性になろう≫カラダの関係から始まって、恋愛グレーゾーンに陥った女性に多いのが、つい意地を張ってしまうこと。「(彼のことが大好きだから)セフレでもOK」「いつか本命になれれば、今はこれでいい」などと強がるのは止めましょう。自分が傷つくだけです。たとえカラダから始まった関係でも、相手に好意を持ったら素直になるのが大事。そして止めるときはキッパリ、が大原則です。この夏の恋をめいっぱい楽しみましょう!(文=天野りり子)あの人の心を掴む事ができない理由【無料占い】
2015年07月03日出産予定日が近くなると、いつ、どこで産気づいてしまうか分かりません。パパが傍にいる時ならよいのですが、急に破水や陣痛が来てしまったという時に、ママ1人だけだとアタフタしてしまうかもしれません。周りにサポートしてくれる人がいる場合もありますが、そうでない場合も当然あります。今回は、万が一の時にも安心できる、プレママのための役立つサービス「陣痛タクシー」について紹介しましょう! ■陣痛タクシーって何? 陣痛タクシーとは、プレママのためにタクシー会社が提供しているサービスで、24時間365日オペレーターが対応し、迅速にタクシーを配車してくれるサービスです。いつどこで陣痛が起こるか分からない不安はありますが、陣痛タクシーを利用できる環境が整っていれば、少しはそうした不安も軽減されるのではないでしょうか? ■陣痛タクシーを利用するには? 陣痛タクシーを利用するには、事前に登録が必要です。自宅(里帰り出産の場合は実家)周辺をサービス対象としているタクシー会社に、自分の情報を登録することで利用が可能になります。登録する情報は、名前や電話番号などの基本的な情報をはじめ、お迎え先の情報、出産予定の病院、担当医名、夜間利用予定の病院名など。それらを登録し、迎え先や目的地である産院に、すぐに向かってもらえるような環境を整えておきます。陣痛で痛みを我慢している時には、タクシーの乗務員に行き先を伝えるのも大変ですが、陣痛タクシーに登録をしておけば、そういう手間もなく病院に運んでもらうまで安静に過ごすことができます。■安心して利用できる理由とは? 陣痛タクシーを利用するメリットはたくさんありますが、座席のシートなどが汚れてしまった場合にもクリーニング費を請求されないこと、定期検診などの送迎にも利用できること、荷物の積み込みのお手伝いをしてくれること、特別な料金は加算されないことなどが挙げられます。もちろん登録は無料なので、この機会に住んでいる地域でサービスを提供しているタクシー会社があるかどうかをチェックして、陣痛タクシーの登録をしておきましょう。初めてのお産の場合は不安が大きいため、怖くなって救急車を呼んでしまうケースもあるようです。しかし、救急車の利用は最終手段。痛くても自分で動けるのであれば、パパや周りの助けを借りるか、タクシーで移動するかのどちらかを選択できるようにしておきましょう。判断が難しい場合は、病院に問い合わせた時に、救急車の利用が必要かどうかを確認してみたほうがよいかもしれませんね。プレママのためにできる限りのサポートをしてくれる陣痛タクシーは、たくさんの妊婦さんに利用されています。来るべき時に備えて、登録しておくとよいでしょう。
2014年09月29日鼻からスイカが出るような痛み、という例えで語られることも多い陣痛。初産の妊婦さんは来るべきその時を想像して、ドキドキしているのではないでしょうか。私は痛がりなので、陣痛がくるのがとてもこわくて、いろいろと痛みを軽くする方法を試してみました。するとその結果、なんと分娩の際も冗談が言えるくらいの余裕ができたのです。最後まで体力も残っていたのでしっかりいきむこともできて、初めてのお産とは思えないと助産師さんに褒められました。そこで今回は、私が試した陣痛を乗り越えるための方法をお伝えします。■陣痛の痛みを例えると?私が陣痛時に感じた痛みのイメージは、「ダンプカーで子宮をひかれて押しつぶされるー!」という感覚でした。冒頭の「鼻からスイカ」以外にも、人によっては「ひどい生理痛の50倍」「骨盤を両側から締め付けられる感じ」などの例えを聞きました。知人の医師は「歯を麻酔なしで全部抜歯するくらいのストレスが身体にかかるから、痛くないわけがない」と言っていました。その痛さをママは耐えられるわけですから、我ながらすごいことだと思わずにいられません。さて、痛みのイメージがなんとなくつかめたら、次はいよいよ具体的な対処法をご紹介します。■陣痛を乗り切る方法(1)お産のテーマや目標を決めるあらかじめお産のテーマや目標を決めておくと、陣痛で余裕がなくなった時にも冷静さを取り戻すことができます。たとえば、私は「出産の日は楽しくお祭りのような日にする」と決めていました。そのため、陣痛が来始めた時も、陣痛の合間で主人や助産師さんなどになるべくおもしろいことを言おう! と考えていて、そちらに意識を集中していると痛みばかりに気を取られずにすみました。また私の友人には「品良く産む、決して取り乱さない」という目標を立てた人がいました。彼女は「出産の痛みは、古代から女性が耐えて来た痛みだから静かに耐えよう」と決めた結果、叫んだりわめいたりせずに産めたそうです。おかげで体力も温存できて、安産でもあったようです。■陣痛を乗り切る方法(2)息を吐くことに集中する陣痛の痛みは、ずっと続いているわけではありません。痛い時があれば痛くない時もあります。そこで私は、痛みが強くなっている時は痛みに向き合うのではなく、とにかく呼吸に集中することで痛みをやり過ごすイメージを持ちました。どれだけ長く息が吐けるかチャレンジだ! と、息を吐きながら秒数を数えたりもしていました。痛みが強い時に力んでしまうと赤ちゃんも呼吸がしづらくなるので、しっかりと呼吸することを意識しましょう。■陣痛を乗り切る方法(3)テニスボールを当あてるよく言われている方法ですが、ちょうど良い場所に当てると本当にラクになります。私は痛みの波がきた時に、その波に合わせてテニスボールを肛門のところに押し付けてもらうと痛みを逃すことができました。タイミングと場所が大事なので、何度か試してみてください。■陣痛を乗り切る方法(4)周囲への言葉に気を使う陣痛で余裕がなくなると「◯◯してよ!」などと命令口調になったり、イライラしたりしがちです。しかし、言葉は自分に返ってきます。そこで、できるだけ優しい言葉を使ったり、笑顔をつくったりするように心がけてみましょう。「あー痛い! もういっそ切ってくれー! …って思いますよね」「違う…! そこじゃない! …んですよ、わがまま言ってすみません」など、余裕がなくなって乱暴な言葉使いになっても、最後に敬語をつけるなどしてみました。そうすると周りからも「頑張ってるね」「冷静でえらいね!」など、やさしい言葉を最後までかけてもらうことができ、やさしい雰囲気の中でお産を終えることができました。言葉の影響力は意外と大きいようです。こうしては陣痛の対処法についてまとめてみましたが、陣痛の痛みは本当に人それぞれで、中にはここに書いたような方法ではとてもじゃないけど我慢できないという痛みの方もいらっしゃると思います。でも、お産は女性だからこそ経験のできる貴重な体験。それを前にした時、ここに書いた技を思い出して、ちょっとでもラクで楽しいものにしてみてくださいね。
2014年09月14日タクシー都内最大手の日本交通は、母の日である5月13日に「陣痛タクシー」と名付けた、妊婦を対象とした新しいタクシーサービスの提供を開始する。「陣痛タクシー」は、「お迎え場所・かかりつけ病院・出産予定日」などを事前に同社ホームページ上から登録することで、日頃の通院時はもとより、陣痛時も「慌てず・簡単に」タクシーを呼ぶことができるサービス。同サービスでは、助産師による「妊産婦搬送時の注意事項と対応」と題した講習会を全乗務員に実施。いざという時にも、陣痛・出産の基礎知識を持った乗務員が、慌てず焦らずに対応することができる。メーター料金の他にお迎え料金400円がかかること以外は、通常のタクシー料金で利用可能。5月8日より「陣痛タクシー登録サービス」ページを開設、ページ内に登録フォームや問い合わせフォームを用意している。登録は無料で、通院以外での利用も可能となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月09日