9歳年下のイケメン弁護士・倉持麟太郎氏(34)との不倫密会が伝えられたことで、民進党を離党した山尾志桜里議員(43)。離党表明の記者会見では記者の質問に一切応じず、一方的に『男女の関係はない』と主張したのがさらに批判を浴びる結果に。 「記者からの質問に応じれば、倉持さんとの“ただならぬ関係”についての追及をかわす自信がなかったのでは。じつは山尾さんとAさん夫婦は離婚を協議していて、倉持さんはまさに志桜里さんが離婚を相談していた弁護士なんです」(夫・A氏の知人) 昨年4月、本誌は山尾議員に密着取材している。 「へとへとになる毎日を癒してくれるのは、息子とのハグと、主人との芋焼酎ロック晩酌です」 山尾議員はライブドアの元役員で、システム開発会社を経営するA氏への愛をこう語っていた。だが、すでに夫婦関係は危機的状態にあった。原因は夫のビジネスにあったという。 「システムエンジニアは慢性的な人材不足です。A氏の会社も例外ではなく、自分の人脈とアイデアで仕事を取ってきても開発するスタッフがいなかったそうです。そのうち『手付金を払って仕事を発注したのにシステムの納品がない。もともと開発するつもりがないのに、Aは金だけ集めたのではないか』と憤るクライアントも出てきました」(IT業界関係者) 訴訟にまで発展したケースもあった。昨年5月の『週刊文春』でも2千万円がからむA氏の会社の取引が、違法な可能性があると報じられた。 「Aさんの金銭トラブルが志桜里さんの議員会館事務所に持ち込まれることもあったようです。彼女も最初は夫をかばっていましたが、なかには志桜里さんが全く知らされていない事業もあったりして徐々に不信感を募らせていったんじゃないでしょうか。『夫が何の仕事をしているのか判らない』と大学時代の友人に漏らしたこともありました」(前出・A氏の知人) 昨年末ごろから離婚についての話し合いがもたれるようになったという。 「Aさんは離婚を望まなかったそうですが、山尾議員は夫が政治活動の足を引っ張る存在となりつつあったのだから見限るしかなかったのでしょう」(前出・A氏の知人) 夫婦双方、弁護士に相談しながら、離婚へ向けて話し合いを重ねていたというのは民進党関係者だ。 「まさか山尾議員と離婚の相談相手との不倫が報じられるとは……。A氏は今回、文春の取材によってはじめて妻の不倫を知ったそうです。最初に“相手は弁護士”と聞いたとき、夫婦と同じ大学出身で仲の良い別の弁護士を疑ったくらい。それが、妻が離婚を相談していた弁護士ですからね。離婚の話し合いはかなり着地点が見えていたようですが、今回の報道で振り出しに。山尾議員にはかなり厳しい条件が突きつけられそうです」 事実関係を確認しようと山尾議員の事務所に連絡したが、期日までに返答はなかった。夫への“不信”があったとしても……あまりにも軽率な行動だった。
2017年09月12日俳優・画家の片岡鶴太郎(62)が8月18日に放送されたバラエティ番組『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で突然「離婚」を告白。38年の結婚生活中、なんと30年も別居をつづけていた鶴太郎だが、離婚の決定打になったのは、ここ数年、彼が1日7時間もヨガという“趣味”に没頭していたことだったという。 「夫が趣味に没頭するあまり家庭が崩壊し、離婚というケースは、じつはけっこう多いんです」 こう話すのは、これまでに2万件以上の離婚相談に乗ってきた男女問題研究家の山崎世美子さん。ずっと家にいて、することもなく寝転がっておなかをポリポリかかれているよりは……と思う人もいるだろうが、行きすぎた場合、迷惑を被るのは妻のほうだ。 「ストレス発散のため週末だけ趣味に出かける、といった程度であれば、夫婦も正しい距離感が保てます。しかし、趣味にハマりすぎて妻の知らないところで多額のお金を使い込んでいたりする場合もある。妻側が不愉快に思い、『離婚したい!』と切り出すこともあるんです」 では、「もうイヤだ!」と思ったとき、「夫の趣味」を理由に離婚できるのだろうか。離婚、DVなど家庭問題に強い弁護士の打越さく良さんは“基本的に難しい”と語る。 「夫の浮気や暴力、『お金を家に入れない』などの理由にくらべて、『趣味』というのは、『婚姻を継続しがたい重要な理由』としては立証しづらいんです。『夫の趣味がイヤ』というのは他者から見てもそう思えるのかわかりませんし、妻が日記に『夫がずっとゲームに没頭していて一言も話してくれない』と書いても、『事実と違う』と夫に否定されれば、証拠として弱いんです」 どうしても離婚したい場合は、妻側にも“確固たる証拠”が求められるのだ。 「趣味に費やすお金に関する領収書やクレジットカードの明細書などを証拠として取っておくべき。夫、親としての責任を果たしていないとみなされることもありますからね。それと、まずは別居して、別居期間をなるべく長くするのも有効。すると『婚姻関係の破綻』とみなされやすくなります」(打越さん) 鶴太郎の場合、30年以上も別居していたことから、事実上、「婚姻関係の破綻」状態だったともいえる。しかし、夫の趣味に振り回されているのは鶴太郎の妻だけではない。次にあげるのは、実際にあった「キモい趣味」に嘆く妻たちの声である――。 ■球場通いがヒドすぎる!(50代・主婦) 「はじめは、せいぜいテレビでナイターを見ているくらいだったんですが、退職後は好きなプロ球団の年間シートを買い、ユニホームを買い、選手のカードを集め……。さらにスポーツバーに通うようになり、独身の友人が増えたようで『メジャーリーグを見に行こう!』と約束してしまったようなんです。『50万円かかる』って。『家計からはびた一文出さないから!』とは言っているんですが……」 【打越さんの意見】「『50万円かかる』というのも、夫がコツコツためたお金で行くのなら、夫婦間に“お金の問題”があるとは言いづらいところです」 ■釣りのせいで家も生臭い!(50代・公務員) 「以前はせいぜい週末だけ、日帰りの釣りだったのに、早期退職したいまは、毎朝のように出かけていきます。腕が上がってきたみたいで、釣った魚を大量に持ち帰ってくるように。それでつねに生臭いんです。そのうえ調理は私。たまに気が向いて夫がしても、後片づけは私なんです。それだけならまだしも、最近『ボートを買いたい』とかって言いだして……」 【山崎さんの意見】「釣りのためにクルーザーを購入した人も。ためていた資金をそれに費やしてしまって、結局離婚してしまいました。大金はたくそぶりを見せたら、お金の出どころを把握しましょう」 ■砂を集めに海外にって、意味不明!(40代・主婦) 「あちこちの砂を集めて家に持ち込むので、廊下も部屋もジャリジャリ。でも夫は『これは鳥取砂丘の砂』『これは矢作川(愛知県)の砂』などと満足げ。でもある日、『世界にある砂を取りに行きたい』と言いだしました。大金をはたいて海外旅行を繰り返す夫に愛想を尽かしています」 【打越さんの意見】「膨大なお金にならなければ、収集癖は認めてあげてもいいとは思いますが、どうしてもイヤならまず“別居”するのも一つの手といえるでしょう」 もし別居を持ちかけたとき、「それでも俺は趣味をとる!」なんて言ってきたら、あなたも“新生活”を始めるタイミングかも……。
2017年09月09日9月7日発売の『週刊文春』が、人気女優・満島ひかりさん(31)の弟で俳優の満島真之介さん(28)が離婚していたことを報じています。2014年に姉・ひかりさんのマネージャーと結婚した真之介さん。俳優としてはもちろん、 その独特なキャラクターがバラエティ番組でも人気となり、「残念なイケメン」などと呼ばれ注目を集めていました。結婚後に人気を高めていただけに、3年という短い期間での離婚に否定的な声も少なくありません。人間性についても評価されていただけに、真之介さんにとって離婚は大きなダメージとなりそうです。●満島真之介、売れて年上女性をポイ捨て?スピード離婚していたことが明らかとなった真之介さんに対しネット上では、『この人が売れたのって、結婚してからでしょ?奥さんが手助けしてくれてた部分もあると思うのに捨てちゃうんだね』『自分が売れたと思ったら7歳年上の奥さんをポイ捨て。女性の敵!』『満島ひかりもスピード離婚してなかった?姉弟そろって似た者同士ですね』『35歳で捨てられた元奥さんが気の毒』『沖縄の人は恋愛に対して奔放なとこあるからね。向こうでは3年で離婚なんてよくあることだよ』『そもそも結婚していたことすら知らなかった』『前に不倫してたって言われてなかった?変わった人みたいだし奥さんが愛想尽かした可能性もあるよ』『落ち着きがない姉弟。お姉ちゃんは天才肌っぽいところがあるからまだ納得できるけど、弟はただただ残念って感じ』『今後バラエティとかで見ても印象悪いよね。遊び人のイメージが付いた気がする』『姉の元マネと結婚してたってところから胡散臭い』など、否定的な印象を持つ人が多い様子。日本人離れしたビジュアルでこれから益々活躍することが期待されていた真之介さんですが、イメージダウンは避けられないようです。※画像はイメージです。●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年09月07日俳優の満島真之介(28)が’14年に結婚した一般女性と離婚したと『文春オンライン』が報道した件について一部マスコミが所属事務所に取材をしたところ「事実です」と認めたという。 満島は、’14年に7歳上の一般女性と結婚。女性は女優で姉の満島ひかり(31)の元マネージャーだった。それから3年後の今年6月に離婚していたという。 結婚から約6カ月がすぎた新婚時代に『女性自身』のインタビューで満島はこう語っていた。 「『どうも、はじめまして』で、『うわ、この人と一生一緒にいるわ』って、それだけです」 運命の出会いを感じ結婚したというが、同インタビューでは自身のこんな一面も明かしていた。 「誰にでも優しくしちゃうところですかね(笑)。でも、いちばん近くにいる人はおろそかにしてしまう……。『今欲しい言葉を言ってよ』って言われて、ほかの人には対応できても、彼女には『ん?、え?』みたいな感じ」 離婚の詳しい経緯は明かされていないが、こうした感情表現のズレが背景にあったのかもしれない――。
2017年09月06日「不況も長引き、老後の生活への不安も募るなか、テレビや雑誌では、さまざまな節約特集を組んでいます。いっぽうで節約に熱中するあまり、人間関係まで破綻させてしまう“節約強迫症”ともいうべきケースも急増しているのです」 こう語るのは、離婚カウンセラーの岡野あつこさん。節約術に関する本が次々に発売されている現在。しかし、使わないことにこだわるあまり、幸せを壊すケースも急増しているという。そんな“節約強迫症”とはいったいどんなものなのか? 「節約に協力的ではなく、“無駄遣いばかりする”夫へのイライラが募り、口論が増えていました。そのうち、手当たり次第に物で殴ったりするように……」 そう言って肩を落とすのは、東京都在住の村上美沙さん(37・仮名、以下同)。実は村上さんは、IT企業に勤める夫(38)と、離婚したばかり。10年前に結婚し、専業主婦になった彼女は、自称「堅実な妻」だった。 「夫の給料は、年収で1,000万円を超えていましたから世間の平均よりはかなり高かったと思います。でも浮沈の激しい業界ですし、持ち家も欲しかったので、貯金に励むことにしたんです」 村上さんの家計の節約ぶりは徹底していた。外食はいっさいせず、いつもスーパーで見切り品を買ってきて料理をする。買う服も安物で、携帯も持たないため知人への連絡も固定電話やパソコンのメールを利用……。おかげで念願の一戸建て住宅の購入はかなったものの、次第に夫との間には隙間風が吹くようになっていた。 「『私だっていろいろ我慢しているんだから』と、夫の小遣いは1万円に。夫は『そんなに節約しなくても』と、不満顔でしたが、彼だけではなく、私もストレスがたまっていたのかもしれません。彼のお金の使い方を見ていると、なんだかイライラして、文句ばかり言うようになったのです。ついには夫に暴力をふるうようになって、さすがに自分でもおかしいと思い、心療内科にかかることにしました。すると、医師から『強迫性障害の一種』と、診断されたのです」 前出の岡野さんは、「“家族のために”と始めたはずの節約が、いつのまにか節約自体が目的となり、自分や家族を不幸にすることもあるのです」と話す。実際に“強迫性障害”と診断された村上さんは、離婚裁判の結果、慰謝料まで払うことになったという。 精神科医の高木希奈さんは、“節約強迫症”について次のように語る。 「強迫性障害になると、常に不安や恐怖にとらわれ、それを打ち消すために、無意味な行動を繰り返してしまい、日常生活にも支障をきたします。たとえば、最初はふつうに節約していただけなのに、次第にお金を使うことに不安を感じるようになります。さらにストレスがたまっていくなかで、家族など周囲にも節約を強要するようになっていくのです。頭では“ときどきなら無駄に使ってもいいのでは”と考えていても、不安がよぎり、節約をやめられないようになるわけです。真面目できちょうめん、完璧主義という人が強迫性障害になりやすいですね。人間関係が限られているせいもあるのか、特に20〜50代の主婦の方の患者さんも多いです」
2017年09月06日8月3日に発売された『週刊文春』で男性医師との不倫が報じられ、その後会見で否定していた女優の斉藤由貴さん(50)。しかしこのたび、『Smart FLASH』で医師とのキス写真があることなどが報じられ、 斉藤さんの所属事務所から報道各社に向けてFAXが送られていることを『デイリースポーツ』が報じています。斉藤さんの所属事務所によると、このたび報じられた写真は2年前のもので、斉藤さん本人に確認したところ本人の記憶は曖昧だということです。また、斉藤さんは夫との話し合いにおいて「子どもたちのために離婚は避けるべき」という考えでいることを明らかにしている様子。「うまくはぐらかした」と言われていた会見から1か月がたちますが、言い訳のできない写真が出てきたことで、斉藤さんに批判の声が集まっています。●斉藤由貴はやっぱりクロだった?男性医師とのキス写真が報じられた斉藤さんに対しネット上では、『完全にクロじゃん!これでよくあんなしらばっくれた会見できたよね』『イイ女だって評価が上がってたのに、これがバレちゃったらもうダメだ』『今さら子どものためとか言うんだったら、最初から不倫するなよ』『やっぱり不倫してたかー。本人一切反省してないんだろうなー』『子どもたちがかわいそう。母親の不倫キス写真なんて流出したら立ち直れないよ』『キスの記憶が曖昧ってどんだけおとぼけなんだよ。何回もしてて、いつの写真なのかが曖昧ってことか?』『不倫しといて、立場が悪くなったら子どもを言い訳にするって最悪』『被害者面してるのムカつく。自業自得じゃん』『子どものことを考えたら、離婚した方がいいと思うんですけど…。この人の言うことって全く信用できないよね』『さすがにこれが出て「不倫してません」はムリだったかwww』など、子どもたちを理由に離婚を避けたいとしたことに批判の声が集まっているようです。斉藤さんのペースで進んだ会見が評価される一面もありましたが、今回ばかりは言い逃れできないのではないでしょうか。※画像はイメージです。●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年09月05日女優のアンジェリーナ・ジョリー(42)と俳優ブラッド・ピット(53)がよりを戻したと言われている。昨年9月に離婚を申請した2人だが、報道によると、たくさんの涙を流した感情的な議論を重ねた結果、一緒に新たなスタートを切る決意をしたという。2人の伝記本の著者イアン・ハルペリンはメール・オン・サンデーに、このように打ち明けた。「ブラッドが最初の一歩を踏み出したようですが、その後お互いの腕に崩れ落ちたようです」「たくさんの涙を流し、すべてをさらけ出しました。2人きりの空間で本音で話したのです」「その瞬間、2人は新たなスタートを切る事を決意したようです。キリストが降臨したかのような、2人の関係の新たな章が始まったのです」ブラッドが飛行機内で16歳になる長男に対してののしりの言葉を浴びせたとされる一件以降、2人が復縁することは絶対にないと思っていた友人家族らは、このニュースに驚きを隠せないようで、イアンはこのように続けた。「アンジェリーナはあのプライベート機での出来事に激怒していました。その事について全てブラッドにぶつけたようです」「あの件が大きなわだかまりとなっていたんです。2人の友人や家族など周囲にいる人は誰も復縁なんて信じることができないのも無理ありません」しかし、アンジェリーナとブラッドは、離れるよりも一緒にいることが自分をより幸せにすることに気づいたようだ。「2人とも一緒にいるほうが幸せなことに気づいたのです。わだかまりが消えたら、物事が改善し始めたんです」「今2人はとても前向きですよ」「2人は一緒に住むことはできませんが、離れることもできないのです。例の機内での出来事以降、自身に努力を重ねてきているのです。未だ相思相愛ですよ」ただ、これで離婚を取りやめることになるわけではないようで、イアンは「2人とも離婚が最悪の事態とは考えていません」「ただの紙切れですし、離婚が認められたら、今度はまっさらな紙の上でまた新たな人生が出発すると考えているのです」と明かした。(C)BANG Media International
2017年09月04日9月4日、俳優・船越英一郎(57)と妻でタレント・松居一代(60)の1回目の離婚調停が東京家庭裁判所内で行われた。 松居は都内の自宅から徒歩で最寄り駅に向かい、地下鉄などを乗り継いで家裁前に到着。集まった約50人の報道陣から調停について聞かれるも、一切答えず。約2時間の調停終了後も家裁から出てきた松居へ矢継ぎ早に質問が飛んだが、口を堅く閉ざしたまま。地下鉄に乗り込んで、帰路についた。 「複数メディアの取材に対し、松居さんは『あくまでも離婚裁判で決着を示す意向』を表明。カタを付ける条件として『財産などではなく、複数女性との不倫について船越が公の場できちんと謝罪すること』を要求しています。しかし”言われないの罪”をかぶせられたとする船越さんが謝罪するはずもなく、離婚騒動は泥沼の様相を呈しています」(芸能デスク) いっぽう、船越サイドは代理人が出廷。そもそも船越はMCをつとめるNHK総合の「ごごナマ」の生放送があるため、出廷できず。原則として家裁の開廷は平日のみ。この先裁判になった場合も、船越は月曜から木曜は同番組に出演するため金曜しか出廷できない。そのため、いよいよ船越の体調が危惧されているという。 「先日も『ごごナマ』でMCをつとめる美保純さん(57)が他局の番組で船越がやせてきたことについてふれ、それに比べて自身がぽっちゃりしていることを友人に指摘されて約4kgダイエットしたと告白していました。たしかに今みても、船越がやつれているのが目立ちます。『これから生番組と裁判の緊張感が重なったら心労がたたりそう。ドクターストップがかからなければいいのですが……』と心配の声が挙がっています」(テレビ局関係者) いよいよ本格開戦した離婚バトル。果たして、船越はハードな生の帯番組を続けながら裁判を乗り切れるのだろうか。
2017年09月04日最後にご紹介するのは、非常に不幸な結婚生活を送ってきたにもかかわらず、「子どものために…」と離婚に踏み切れなかった女性のケースです。子ども側の意見を聞き出しました。H美さん:子どもの存在を理由に離婚に踏み切ることができなかった女性の娘どれほど切望していても離婚を決断できない理由として、多くの女性が挙げるのが「子どもがかわいそうだから」というもの。けれど望まない結婚生活を続けることが、果たして本当にお子さんのためになるのでしょうか?「子どものために」と離婚を選択しなかった女性のお嬢さんからお話を聞くことができました。「あなたがいなければ離婚してたのに」と言われた子どもの苦しみH美さんはいわゆる結婚適齢期の女性。整った顔立ちにスラリとした長身、仕事もできる素敵な女性です。彼女の父親は大企業で重要な役職に就き、いつも忙しい方だったそうです。母親はというと、夫は滅多に家にいないし娘も優秀で手がかからないからと、長い間趣味の世界に生きていました。ところが父親の役職が変わって長期出張や単身赴任がなくなり、家で過ごす時間が急に長くなり母親にとって非常に大きなストレスになりました。週末、あまりに露骨にイライラしているので、父親は身の置きどころに困り、好きでもない散歩にできるだけ出かけ、近所をブラブラしては申し訳なさそうに帰って来るようになります。そんな家庭の雰囲気がとてもイヤだったというH美さん。一番イヤだったのは母親が娘であるH美さんに、結婚生活に関する愚痴をこぼし始めたことだと。「パパが家にいるようになって、憂鬱で仕方がないわ」、「また単身赴任してくれたらいいのに」。「顔もみたくない」そしてH美さんにとって聞くのが最もつらかった言葉はこれです。「あなたがいなければ、パパとなんてとっくに離婚してるのに」親が子どもを愛するのと同じくらい子どもも親を愛しています。大好きなママが自分のせいで不幸な生活に甘んじていると知ったら、子どもはどれほどつらい思いをするでしょう。「親が不幸なのは わたしのせい?」実家から十分通勤できる距離の会社に就職したH美さんですが、両親の間の不穏な空気と頻繁に聞かされる母親の愚痴に耐えられず、就職と同時に実家を出ます。大人になった現在のH美さんは「母はいつも、離婚をしないのは私のためだって言ってましたけど。こうして私が自立した今でも、『大嫌いな父』と一緒に暮らしているんですよ。子どもがどうこう以前に、結局自分一人で生きていく覚悟がなくて、離婚に踏み切れないだけなんじゃないでしょうか…」とため息をつきながら言います。「あなたさえいなければ離婚している」。母親から子どもに向けられる言葉として、これは反則というべき言葉です。けれどH美さんのお母様もわざわざ娘を傷つけたくて言っていたわけではなく、不満だらけのつらすぎる結婚生活が、彼女にこんなことを言わせていたのでしょう。親の結婚ネガティブ思考は子どもに伝染するかもしれない母親の不幸な結婚生活は、H美さんの心の深いところに影を落としました。若くてきれいで頭も良いH美さんですが、真剣にお付き合いをした恋人は一人もいないといいます。現在も交際相手はおらず、結婚願望もなし。「でも、きれいだねって言われるでしょう?すごくモテるんじゃない?」と聞くと、「外見や仕事について褒められたり、食事に誘われたりすることはありますけど…でもなぜか、それ以上のことはないんです、本当に全然」とのこと。彼女は自分の恵まれた資質を鼻にかけて、ツンケンしているタイプの女性ではありません。非常に礼儀正しく、むしろ腰が低すぎるくらい低い印象です。それでも彼女の「(親密な交際は)本当に全然ない」という言葉を聞いて、何となく分かる気がしました。礼儀正しく友好的な彼女ですが、心のパーソナルスペースが広く、人を自分の心の深いところまで立ち入らせない印象です。特に男性は近寄りがたいのではないかなと感じました。身近な男女関係がボロボロだと恋する気持ちが萎えるのかH美さんは幼い頃から一番身近にあった、最も近い男女関係である両親の関係に絶望しており、だからこそ恋愛や結婚といったものに希望を持てずない。「恋も愛も男もいらない」という男性に近寄るスキを与えない雰囲気を放っているのではないかと思いました。若く美しい女性が、恋愛やその先にある結婚にまったく希望を持てずにいるというのは、何とも悲しい話です。それでも彼女のお母様の「子どものために離婚しない」という選択は正しかったと言えるでしょうか? このケースとは逆に、離婚後幸せな再婚を果たした女性のお子さんが自分の実の父親とだけでなく、自分の母親を幸せにしてくれている母親の再婚相手とも良い関係を築いている例も私は知っています。そしてドキッとする事例ですが、子どもの頃から両親の不仲を見ていたので自分を求めてくれる男をすぐ好きになってしまう、セックス依存症になってしまった女性の話も多数聞いています。「ママはパパに指一本触れられたくないって言ってたけど、私はそんなみじめな女になりたくない!」という言葉を聞きました。「夫との生活は不満だらけだけれど、子どもがいるから離婚など考えられない」そう思って夫を憎みながら日々を過ごし、老いてゆくかたは熟考の余地ありです。将来、子どもが恋愛に夢を持たなくなるor派手な男女関係を求める可能性もあるということです。○離婚をしないのは、本当に子どもが不幸になると確信しているからか○自分がその後の生活、世間体に不安を抱いているだけではないのか○精神的に不幸な結婚生活を続けていくことが、本当に子どものためになるのか○子どもに「あなたもママみたいな恋をして幸せな結婚をしなさい」と背中を見せることができるか慰謝料・養育費など経済的なこと、仕事のこと…課題は山積みです。しかし、そこに目をつむるとポジティブ離婚は逃げてゆきます。以上、4回にわたり『ポジティブな離婚』の実例をご紹介してきました。離婚というとつい、離婚後の生活の変化や経済的な問題、もう一度「おひとりさま」になること、「バツイチ」になること、子どもへの影響等々、ネガティブな想像ばかりしてしまいがちです。けれど離婚を新たな幸せへの第一歩とすることができるケースもたくさん存在することを、決して忘れないでください。離婚はもちろん大変な作業ですが、そこを通過してこそ得られる大きな幸せがあなたを待っているかも知れないのです。三松さんの離婚&再婚に関する著書『堂々再婚』(WAVE出版)は、ウーマンエキサイトページのプロフィールから。
2017年09月03日今回は前回ご紹介したA子さんとSさんのケースとは異なり、結婚前から二人の間に問題があることが認識されており、それを克服するために努力したものの、力尽きてしまった女性のケースをご紹介します。Rさん:結婚したら忍耐がつく!と思うなかれ。我慢できないものは我慢できないRさんの場合は、結婚前から自分の結婚生活のネックになるであろう要因を認識していました。二人の生活スタイルが真逆なのです。Rさんは仕事でもプライベートでも世界中を飛び回る生活。対する夫は郊外のマイホームで、妻と二人の子供と落ち着いた幸せな家庭を築くことが長年の夢。「家のことは僕がするよ」は本当か自分は彼の夢を一緒に叶えていける妻になれるだろうか…Rさんは不安に思っていました。それでも熱烈な恋愛の末に「家のこと、子供のことは、僕ができるだけ頑張るよ」という彼の言葉に背中を押され、ついに結婚に踏み切ります。この駆け引きは、一般的に女性ほとんどが陥るプロポーズです。庭付き一戸建ては、閉じ込められたラプンツェルの塔そのもの結婚後すぐに、二人は一軒家を購入。「僕の夢だから」と新居にかかる費用は夫のほうが多く負担してくれました。Rさんも以前のように気ままに旅行三昧というわけにはいきません。また都市中心部のコンパクトなマンションでの生活に慣れ切っていたRさんにとって、郊外の庭付き2階建ての維持は、夫がかなり頑張ってくれたとはいえ、想像以上に時間もエネルギーも奪われる作業でした。そして、夫の最大の夢である子供の問題。なかなか子宝に恵まれないRさんは、不妊治療を始めます。それまで以上に時間とエネルギーを奪われる毎日。そこに夫の期待に応えたいというプレッシャー、さらには孫を心待ちにしている夫の両親からのプレッシャーまで加わることに。夫と義父母からのダブルプレッシャーは妻を4倍疲弊させるものです。Rさんには次第に夫の夢のお城が、自分を閉じ込める牢獄のように思えてきます。家や庭の手入れに追われる。孫の誕生を待つ夫の両親に作り笑いを浮かべる。Rさんは独りぼっちになったような気がしていました。相手を好きだという気持ちだけでやっていけると思っていた結婚生活。フタを開けてみれば思ったよりもずっと大変で我慢の連続。子供に恵まれず、そのせいで夫の両親のみならず、夫までもが自分を急き立てる敵のように見えることになるとは。アクティブな国際派のRさんと、穏やかで幸せな家庭を何よりも望む旦那さんとの結婚は、うまくいくのだろうかと仲間内でも心配されていました。このまま結婚生活が破綻したら「ほら、やっぱりね!」「だから言ったのに…」と、みんなに愛想を尽かされてしまうのではないか。Rさんはどんどん自分を追い詰めてしまい、うつ状態に陥って専門家のカウンセリングを受けるようになります。このままでは自分が自分でなくなってしまう…Rさんはついに離婚を選択。 同じ生活スタイルの男性が出現離婚はRさんを心身ともに疲弊させましたが、それでもようやく再び自由の身になった時、Rさんは自分の人生を取り戻した安堵感で一杯になったといいます。もう一度自由に生きることができればそれだけでいいと思っていたRさんですが、離婚後しばらくして素敵なパートナーが現れました。彼はRさんよりひと回り年上の離婚経験のある男性で、Rさん同様仕事に旅行にあちこち飛び回るライフスタイルを愛する人。結婚や子供を持つことに特別な憧れを抱いておらず、Rさんにプレッシャーを与えることもありません。現在二人は同棲という形を取っていますが、彼とならいつか再婚という話になってもいいとRさんは考えています。「好き」という気持ちが永遠に継続するかは心がけ次第相手を好きだと思う気持ちだけで結婚に飛び込むことはできるかも知れません。しかしその最初の気持ちだけで結婚生活を維持していく夫婦はわずかです。夫婦は運命共同体。二人を取り巻く環境変化やアクシデントに「好きだから」という気持ちはしぼんでゆく場合があるのです。二人の間での選択や決断が、自分の人生にダイレクトに影響を及ぼします。夫婦として家族になった以上、相手の家族が自分の人生に立ち入ってくることも避けられません。そして、そうした状況が結婚前の想像をはるかに超えて困難なものである場合、Rさんのように精神の不調につながってしまうことも。またRさんのように真面目で責任感の強い人ほど、「自分で考えて自分で決めた結婚なのに、離婚を選んだりしたらまわりに何と思われるか…」と思い悩んでしまう傾向があります。けれど人にどう思われるかをどれほど気にしても、他人はあなたが苦しんでいる責任を取ってくれるわけでも、あなたを幸せにしてくれるわけでもありません。世間体は捨てる! 自分にとってよりよい未来を追求することを選択してください。離婚&再婚に関する著書『堂々再婚』(WAVE出版)は、ウーマンエキサイトページの三松さんのプロフィールから。
2017年09月02日お笑いコンビ『ますだおかだ』の岡田圭右さん(48)が、妻でタレントの祐佳さん(45)と離婚する意思を固めたことを、『スポニチアネックス』が報じています。8月29日発売の『女性自身』で家族と別居中であることが報じられた岡田さんですが、 今後のことについてはきちんと話し合い前向きに考えていきたいとしていました。妻の祐佳さんは娘である岡田結実さんがテレビで活躍するようになった姿を見て、自分も復帰したいと思うに至ったということで、このことによって夫婦間に溝が生まれたということです。子どもの芸能界デビューについても夫婦間で意見が食い違っていたということで、離婚する意思を固めたという岡田さんに対しさまざまな声があがっています。●堅実な考えの岡田に同情の声離婚の意思を固めたという岡田さんに対しネット上では、『これは母親の暴走がすべての原因。岡田さんは大変さも知ってるから、子どもを芸能界には入れたくなかったんだろうし』『本当に悩んで出した結論なんだと思う。普段はおちゃらけてるけど、子どもたちのことを大切にする良いパパ。勇気ある決断だよ』『子どものデビューに気を良くして自分も復帰なんて、母親おかしいよ。親の七光りならぬ子の七光り狙いってダサい』『奥さん復帰しても需要ないでしょ。離婚すれば岡田の妻ですらなくなるわけだし、印象最悪の復帰だね』『岡田さん気の毒としか言えない。すべり芸好きだったけど、今後笑えるかな?同情しちゃう』『離婚を決断して正解!やっぱり夫婦がいがみ合ってる姿とか見せない方が良いよ』『空気読めてない嫁みたいだけど、子どもが素直に育ってるのが救いだね。パパの影響だと思う。奥さんと離れるのは正解』『これまでテレビで奥さんのエピソード聞いてドン引きしてたけど、あれってやっぱり実話だね。ヒドい嫁だということが分かった』『スッキリとした気持ちで離婚してほしい。奥さんが自分が求められていないことを自覚する日はくるのかな』『目立ちたがりの母親。子どもの本当の幸せなんて考えてないと思う。それに対して一貫した姿勢を貫く岡田パパは素敵だと思う』など、離婚を決断したことに肯定的な声が多く見られました。芸人としてのイメージとは違う岡田さんの父親ぶり。視聴者を明るくしてくれる姿を、今後も見たいものですね。※画像はイメージです。●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年09月01日漫才コンビ・ますだおかだの岡田圭右(48)が1日、都内で行われた寝具の体験イベントに参加。別居報道のあと初めて公の場に姿を見せ、一部で報じられていた“離婚決意報道”を否定した。 8月29日発売の本誌では岡田の別居をスクープ。直撃取材に応じた岡田は「子供も大きくなって、お互いにこれまでの人生を振り返り、それぞれ自分の人生や老後のことを考えたときに、温度差がありました」と別居の理由を説明。離婚については「先のことは、子供たちが大人になって家を出てから考えます。きちんと話し合って、よい方向に進めればいいなとは思っています」と語っていた。 この日、大量のフラッシュを浴びながら登壇した岡田は「(カメラが)多いわ~!うれしいわ~!こんなに注目されたのは初めてちゃう?」と明るく振舞って見せた。 イベント後に行われた囲み取材に応で、「去年の秋ぐらいに(家を)出て、そこから。自分の方から距離を置こうとしました」と別居は岡田から切り出したと語った。元芸人の妻・祐佳さんの芸能界復帰が原因ではという意見については「たまたまタイミングが重なっただけで全然関係ないです」と否定した。 さらにこの日、一部では離婚を決意したと報じられていたが、岡田は「全然!!誰、あれ!?不思議ですね。この1週間、初めて芸能人みたいな体験をしている」と全面否定。「今は家族みんなが頑張っている状況なので、もう少し考えて……。前向きに話し合いたいです。結論が出たら、また報告します」とコメントした。
2017年09月01日お笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右(48)と女医でタレントの西川史子(46)が1日、都内で行われた寝具メーカー・ライズTOKYOのマットレス体験イベント「RISE 脳すいみん3DAYS」オープニングイベントに出席。妻と別居中の岡田に対し、西川が「だいたいそれって離婚にいきますよね」と話した。イベントでは、脳と睡眠をテーマにトークが繰り広げられ、司会者が「きちんと睡眠はとれていますか?」と尋ねると、西川は「眠れるわけないじゃん!」と岡田を指差して断言。岡田は苦笑しながら、「最近睡眠が少ないような気がします」と自虐気味に話した。また、2人にマットレスがプレゼントされた場面で、岡田が「ワォ!」とギャグを披露すると、西川は「よく笑えますね」と再び強烈ツッコミ。岡田は「人生前向きや!」と言い放った。イベント後の囲み取材でも、西川は鋭いコメントを連発。岡田が別居について「家を出て一度離れて生活するという感じ」と説明すると、「だいたいそれって離婚にいきますよね。私も別居から離婚にいきましたから」と自身の離婚経験を踏まえて予想し、岡田は「やめなさい!」と慌てた。そして、報道陣から「どっちの方向になると思いますか?」「女性は別居を考えたときは?」と聞かれると、西川は「距離と気持ちは比例するから」「離婚ですよね。うーん」と返答。岡田は「あんたもリポーターサイドですか!」とツッコんだ。なお、別居を言い出したのは、話し合いの中で岡田の方からだという。また、岡田が「まだどうなるか。結論には至っていない状況ですから」と言うと、西川は「早く結論を出した方がすっきりする」「いつですか?」と追及。さらに、別居理由について岡田が明言を避けた場面でも、「じゃあ何が原因?」「好きな人ができたとか? 浮気した?」と質問をぶつけ、岡田が「いろいろ」と濁すと、「いろいろって」と不満そうな表情に。岡田は「やめなさいあなた! みなさんそろそろかなと思っているのに、なんであなたがまた追及!」とツッコんでいた。
2017年09月01日お笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右(48)が1日、都内で行われた寝具メーカー・ライズTOKYOのマットレス体験イベント「RISE 脳すいみん3DAYS」オープニングイベントに出席。別居中の妻でタレントの岡田祐佳(45)との今後について、「まだ結論に至っていない段階」と話した。女医でタレントの西川史子と登場した岡田は、報道陣の多さに驚き、「多いわー、うれしいわー」と笑顔。「空元気ですか?」と聞かれると、「空元気でもいいのよ」と返した。囲み取材では、「報道にあった通り去年の秋くらいに家を出た」と別居についてあらためて認め、「いろいろ考えますよ。まだどうなるか結論には至っていない状況ですから」と状況を説明。原因については「夫婦いろいろあるのよ」と語らず、妻の芸能界復帰が原因という説を否定し、浮気も不倫も完全否定。「僕は不倫じゃなくてクリーン!」と笑いを誘った。この日、一部スポーツ紙で離婚の意思を固めたと報じられたが、岡田は「全然」と否定。「不思議やなー」と首を傾げ、「勝手にメディアがっていうのを初めて体験した。この1週間、芸能人を初めて体験した」と驚いたという。そして、「これから前向きに話し合って、結論が出たら報告しますから」と伝えた。岡田は先月29日発売の『女性自身』で妻との別居が報じられ、同日放送のTBS系『ゴゴスマ~GO GO!Smile!~』で別居を認め、「半年くらい前から」と説明。「夫婦いろいろあんのよ。お互い我慢したり、無理をしたり…」と話し、離婚の可能性については「どうにかしたいという思い。どうなることやら」と濁していた。
2017年09月01日お笑いコンビ『ますだおかだ』の岡田圭右さんと、妻で元お笑い芸人の岡田祐佳さんが半年前から別居していることがわかったと、女性週刊誌『女性自身』が報じています。『女性自身』が岡田さんに直撃取材したところによると、岡田さんは別居の事実を認め、原因は『夫婦間のややこしい話』と返答。子どもたちの前で夫婦喧嘩を見せるわけにいかないため、家を出て別居しているということです。妻・祐佳さんは娘である岡田結実さんのブレークをきっかけに芸能界復帰を果たしており、その件で喧嘩になることが増え、岡田さんは『今後の人生の考え方で、夫婦に摩擦が生じたのだと思います』としています。離婚についても、『子どもたちが大人になって家を出てから考えます』とした上で、『きちんと話し合って、よい方向に進めばいいなとは思っています』と答えたということです。この別居報道についてネット上では、岡田さんに同情の声が多く寄せられています。●ネット上では「堅実そうな岡田と不釣り合いな妻」と批判の声『岡田圭右さんはすごく真面目そうだから、奥さんと合わなかったのかもね』『子どものバーターで呼ばれた母親が、勘違いしてその気になっちゃったんだね』『岡田は堅実に生きていきたいんだろうね』『岡田の奥さんをテレビで見たとき、ガツガツしたとこが不快だった。だから岡田の気持ちがわかる』『岡田は娘の話題はネタにしないとか、ポリシーを持ってそうだけど母親はソッコーで便乗してるからね』『嫁出たがりだからねー。岡田を潰しかねない』『改めて岡田さんがしっかりしてるなと思った。それに比べて奥さんは……』『奥さんのテレビの出方が悪いと思う。自分が人気あると勘違いしてる』『奥さんが娘と旦那の足を引っ張ってるとこある』『岡田さんの堅実ぶりがわかる。いいお父さんだよね』『「親子共演はしない」ってポリシー持ってる旦那さんと、娘のブレークに便乗してテレビに出てくる奥さん…うまくいくはずない』『奥さん、岡田さんが優しいのをいいことにやりたい放題』『娘がいなきゃ奥さんに需要なんてないのに、勘違いしすぎ』『堅実そうな岡田さんと、不釣り合いな妻だな』など、ネット上では岡田さんへの同情の声と奥さんへの批判の声が多数あがっていました。岡田さんも娘の結実さんも順風満帆な芸能活動を行っているようですが、その裏では奥さんに苦労させられていたのでしょうか。娘のブレークをきっかけに芸能界復帰を果たした奥さんが今後、岡田さんと結実さんの足を引っ張ることがなければいいのですが……。※画像はイメージです。●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年08月29日飲みの席で、「Tさん、その世代では珍しいくらいの子煩悩パパですね!」と称された知人が言う。「そりゃあさ、離婚してるからだと思うよ。子どもたちと一緒に住んでないからこそ、子どもや別れた妻のためにできることを考えられるようになったの」50代のTさんの語るこの状況、属性でいえば別れた妻側である私にも身に覚えがある。離婚してからようやく、私と元夫は子育てのパートナーになれたと思う。ラッキーなことに、そうしょっちゅうは出くわさない程度に近くに住んでいるし、お互いの職場も近いので、どうしても夜や休日の外出ごとが続くときには「お願い!」と頼み込めば父親の方が食事などの面倒を見てくれる。決して暇な人ではないけれど、どうしようもないときには自身の打ち合わせや会食に子どもを同席させたり、職場に呼んだりして、かなり柔軟に対応してくれる。思えばまだ結婚していた頃、同じように「お願い!」を言っても「無理だよ」「仕事だから」で協力してもらえないことが圧倒的に多かった。もちろん、必ずしも元夫にばかり非があったわけではなく、私の方にだって少なからず甘えがあったのも事実だ。必ずしも緊急性がない協力要請だって出していた。日ごろから私の方が圧倒的に我慢させられているんだから、少しくらい助けてくれて当然、と思っていたし、そんな風に蓄積された鬱憤が色々な場面で災いして、最後のほうでは、肝心なときの助け合いすらままならなかった。離婚してからというもの、そういうものが全てリセットされて、途端に親同士の歯車がうまく噛み合うようになった。彼は金銭的な面から子どもたちの養育を支え、私は一緒に暮らして生活の世話をする。役割が明確になると、元夫の父親としての貢献に、心から感謝できるようにもなった。おそらく元夫の方も同じように、母親である私の貢献を当たり前のものと思わず、感謝してくれていると思う。だからこその今があるのだろう。誤解を恐れずに言えば、父親と母親という役割を維持しながら、夫婦ではない状態となる、つまり親の離婚は、子どもにとっても必ずしも悪いことばかりじゃないようにも思える。というのも、親が家の中と外にいる、という状況は、子どもにとっては、家の中と外、2箇所に、自分の強力な味方となってくれる大人がいるということなのだ。先日、元夫の提案で、夏休み中の娘、夢見を沖縄のサマーキャンプに参加させることになった。急に決まって慌てる私をよそに、細やかにサポートしてくれたのは元夫の友人A氏であった。自分の子どもを参加させるついでだからと、申し込みから飛行機の予約、空港までの送迎にいたるまでほとんど全部やってくれた。 A氏と私は面識もあったが、結婚していたころに元夫との関係がこじれ、彼の周りにいる人全員に不信感を持って以来、完全に交流を断っていたので、今回のことでは、“元夫の友人というだけでうさんくさいと思って本当に申し訳ない”という気持ちになった。「パパの友達って聞いて、正直どんな友達が不安だったけど、Aさんはびっくりするくらいいい人だね」というのは今回のサマーキャンプ申し込みに至るまでの大人たちの一連のやりとりを見ていた娘・夢見談である。娘も同じ気持ちのようであった。そして、満を持して出発という日の朝。お迎えの車の到着まで残すところ30分あまりという段になって、「パンツが足りない!」と言い出す夢見。なんで今言うの!なんで前もって準備してないの!とお決まりのセリフを口に出したところで(まあ、私の娘だから仕方がない)とつい自分の心の中で突っ込み不可避。今から買いに走ろうにも、娘にも私にも他にもいろいろとやるべきことがあり、これはいよいよ積んだか……と思った矢先、救世主が登場した。私の友人がたまたま近所のカフェでコーヒーを飲んでいたのだ。そのカフェのお隣にはコンビニが……!「お願いだから、何も聞かずにコンビニで女性もののパンツを買ってきてくれない?」と頼むと、「了解、急ぐ」と一瞬で全ての事情を察し、疾風の如くパンツを届けてくれる友人。男らしさを絵に描いたようないかつい見た目で、女性もののMサイズのパンツを2枚も買うのはなかなかに恥ずかしかっただろうに……。感謝とともにパンツを受けとると、直後にお迎えが到着。夢見は無事、替えのパンツを欠くこともなく、沖縄に飛び立ったのであった。私と元夫は、もはや夫婦でなく、全く別の場所で全く別の人々に囲まれて生きている。子育てを除けば連携はほぼ皆無だ。けれども、だからこそ、今も昔も変わらず、私と元夫の間にいる子どもたちは、別々に暮らす大人、二人分の世界の恩恵に授かることができるようになった。私と元夫との二つの生活圏、それぞれの世界の良さに触れることができるし、そこにいるさまざまな大人たちのサポートを得ることができる。両親の所在が分散することで、ある意味では以前より広範囲で、より盤石な体制で、子どもたちを支えることができるようになったのだ。極端な例だが、今もし私が死んだとしても、それが同時に、子どもたちの父親が最愛の人を失うことを意味“しない”からこそ、元夫がしっかり子どもを支えて、育ててくれるだろうと思う。そんな安心感があるし、逆もまたしかり。決して離婚を綺麗事にしようというつもりはないが、こうやって身の上話を書く仕事をしている以上、離婚によって得られるメリットが皆無ではないこともまた、きちんと書き記していかなくてはいけないなと思うのだ。イラスト:片岡泉
2017年08月29日「ダンテさんはいま、奥さんと離婚調停中だと聞いています。彼の“女性関係”が原因になっているみたいですね」(ダンテの知人) ソフトバンクのCMで“白戸家の長男”として知られている、タレントのダンテ・カーヴァー(40)。05年に日本に移住した当初は英語教師でしのぐ下積み時代もあったが、ソフトバンクCMに抜擢されたことで、一躍ブレイクした。そして10年に元読者モデルの一般女性Aさん(30)と結婚し、12年に長女(5)、14年には長男(3)を授かっている。 順風満帆な人生を送っているように見えるダンテだが、その裏には知られざる“仰天”私生活があった――。 「実は、彼には数年前から愛人がいます。相手は、都内のスポーツウェアショップでアルバイトをしている20代後半女性のBさんです。ダンテさんはすでに家を出て、Bさんと都内で同棲しています。彼女はダンテさんとの子供も妊娠していて、この11月に出産予定だそうです」(前出・知人) この不倫相手との同棲生活を、ダンテはこう“弁明”しているという。 「周囲には『妻とはもう離婚した』と話していますが、実際には、まだ離婚は成立していません」(前出・知人) ともかく不倫の事実関係を当事者に確認すべく、8月下旬、本誌はダンテとBさんが同棲しているという都内マンションを訪れた。しかしこの日、ダンテとBさんは不在。代わりに、マンションから出てきたBさんの父親が取材に応じた。 ――娘さんがダンテさんとのお子さんを妊娠されているそうですが。 「はい。……隠すことでもないので正直に言いますが、娘はダンテくんとお付き合いしています。妊娠中で11月に出産するのも事実です。以前、ダンテくんはここに住んでいましたが、もうすぐ子供も生まれるので広いところに引っ越しました」 記者が驚くほどすんなりと交際・妊娠の事実を認めたBさんの父親。ダンテには離婚協議中の妻がいることを、Bさんや父親は知っているのだろうか。 「私がダンテくんを娘から紹介されたのが、昨年1月。その際、彼は『妻とは離婚している』と言っていました。娘もそう信じていたわけですから、不倫とか略奪じゃありませんよ。後から彼に聞いてみたら、協議離婚を進めているとのことでした」 ダンテは不倫相手にも“嘘”をついていたようだ。 「ゆくゆくは彼に婿養子になってもらって、僕が経営する会社の後継ぎになってもらいたいと考えています。まだ離婚してないことがわかったので、いったん白紙に戻してはいますが……」 父親はダンテと娘が1日も早く結ばれることを待ち望んでいる様子だった。いっぽう、ダンテの妻はいま、何を思うのか――。
2017年08月28日相手への“妥協”を我慢と捉えるか、「まあいいか」と流せるかが大きな分かれ道となります。 前回 に引き続き、次の幸せをつかむための投資となるポジティブな離婚についてご説明していきます。A子さん:インドア派vsアウトドア派、最初は合わせていてもずっとは辛いA子さんとSさんご夫妻は学生時代から交際しており、就職とほぼ同時に結婚しました。物静かで優しい夫と明るくフレンドリーな妻A子さんの結婚生活は、はじめの数年間はうまくいっていましたが、次第にお互いに不満を抱き始めます。夫の趣味は一人で楽しめるインドア派ものが多く、対するA子さんの趣味は大勢で賑やかに楽しむものばかり。夫の趣味の中にA子さんが興味を持てるものはなかったので、夫が妻の趣味に付き合うという形が自然にでき上がっていました。それでも学生時代や社会人経験が浅いうちは、自由に使える時間がまだ十分にあり、そうしたライフスタイルを続けていくことが可能でした。しかし会社で重要な仕事を任されるようになった旦那さんは、もっと勉強のための時間が欲しいと考えるようになります。また忙しい仕事と勉強の合間には、自分の趣味を楽しんでリフレッシュしたいという思いもありました。そんな夫の変化に妻のA子さんはショックを受けます。いつでも自分のために時間を割いてくれ、自分の趣味に付き合ってくれた理想の夫が、別人のように変わってしまった。それでも夫との時間を大事にしたいA子さんは、自分から夫の趣味に付き合ってみることにしました。けれどもやはり、楽しいと思えません。彼女のそんな思いは旦那さんにも伝わり、一緒に楽しむ時間はなくなりました。一緒に時間を過ごそうとすればどちらかが大きな妥協を強いられるという現実を、認めざるを得ない状況に。またちょうどその頃、二人の間に大きな問題が持ち上がっていました。子どもはいらないということで長年合意していた二人ですが、友人たちに次々に子どもが生まれ、自身の年齢を切実に意識し始めたA子さんが突然、子どもが欲しいと言い出します。旦那さんのほうは寝耳に水で、仕事に勉強、自分の趣味に、妻の趣味にも付き合わなければならないし…と、ただでさえ大忙しなのに、さらに育児が加わった生活など想像もつきません。互いに憎み合っているわけではなかったので二人は長い間悩みましたが、結局子どもの問題が決定打となり、夫婦は離婚を選びました。離婚後の二人その後二人はどうなったか。長い付き合いのパートナーと別れてさぞ落ち込んでいるだろうという周囲の心配をよそに、二人はともに、程なくして新たなパートナーに出会いました。そしてA子さんは、トントン拍子に念願のママに。旦那さんのほうも、彼の仕事にも趣味にも協力的な女性と再婚。そんな彼女とは未来のビジョンの共有も非常にスムーズだったそうで、今では良きパパになっています。離婚から二人が学んだこと元仲良しカップルのA子さんとSさんが自分たちの結婚の結末から学んだことは、まったく同じことだったそうです。○一緒にいるために妥協しなければならないことが多すぎる関係は、長くは続かない○自分がどうしても譲れないものがハッキリ分かって、パートナーに求めるものが明確になった最初の結婚から得た教訓があったからこそ、二人には次の幸せへの最適・最短ルートがクリアに見えており、だからこそすぐに幸せな再婚をすることができたのでしょう。こうしたケースは比較的若いうちに結婚したご夫婦や、結婚後に夫婦のどちらか、または双方が人生の大きな転機を迎えたご夫婦によく見られます。人は変わります。環境も変わります。自分も相手も変わっていきます。そして変わった自分と相手が一緒にやっていこうとした時に妥協せねばならないことが出てきます。「妥協」=「すり合わせ」です。目をつぶって相手を優先する。妥協によって、一方に“我慢”という意識が芽生えます。この積み重ねを不満のかたまりにするか、“我慢”と思わず昇華できるかで大きく変わってきます。離婚を望むかたの言葉で定番があります。「私だけが我慢してきた」「僕はずっと目をつむっていた」“我慢”になると限界が見えてきます。妥協が自分と相手の人生を苦しいものにしてしまうものならば、二人の関係を解消して、それぞれが望む未来を追いかけたほうが、グッと幸せに近付けます。次にご紹介するのは、二人の間の問題を認識していながら結婚に踏み切るも、結婚生活の現実の重圧に耐え切れなくなってしまった女性のケースです。
2017年08月27日「夏休みに海外旅行を計画していましたが、肝心のパスポートは松居さんに持ち去られたまま。しかたなく、泣く泣く国内で過ごしているようです」(テレビ局関係者) 妻・松居一代(60)からの“YouTube攻撃”は一段落したものの、いまだ泥沼の離婚騒動の渦中にある船越英一郎(57)。 彼がこの夏海外へ行けないかわりに身を寄せようと考えていたのが、東京からも近い湯河原(神奈川県)だったという。 「湯河原は船越さんの故郷にあたります。01年に松居さんと結婚したとき、お父さんの船越英二さん(07年逝去)は大反対して、生涯、2人の結婚を許しませんでした。湯河原にはいまは廃業していますが、英二さんが副業で経営していた旅館があります。また10年に亡くなった妹・洋子さんの自宅もあります」(プロダクション関係者) そんな湯河原で、船越は“ある計画”を立てていたという。 「船越さんは松居さんとの離婚を考え始めた2年前から湯河原に“離婚後に住む家”を建てようと計画しているんです。自分が松居さんと結婚したことで船越家にわだかまりを作ってしまったと彼は思っています。その贖罪の意味を込めて、離婚後は湯河原に“Uターン”したいというのです。松居さんの“暴発”で計画はストップしていますが、決着がついたら故郷に“出直し新居”を建てることになるでしょう」(前出・プロダクション関係者) 晴れて故郷に帰れる日はまだまだ遠そうだが――。
2017年08月27日*画像はイメージです:現在、日本では3組に1組の夫婦が離婚するといわれています。それだけの夫婦が離婚をするとなれば、離婚に至る原因も様々でしょう。離婚の際に相手方に落ち度があれば慰謝料の話をしますし、もし子どもがいれば養育費の話など、金銭の話は離婚には付き物のように思います。今回はそんなお金の話の中でも“離婚後に元配偶者の不倫の事実を知った”という場合の慰謝料について解説してみたいと思います。 ■離婚後に慰謝料の請求はできるのか?まず一般論としては、離婚後であっても慰謝料の請求をすることは可能です。慰謝料は、一言でいえば“婚姻を破綻させた落ち度が相手方にある”という場合に、“離婚によって配偶者の地位を失う精神的苦痛を慰めるためのお金”として認められます。具体的には、相手方の不貞や暴力、性交渉拒否といったものがあげられます。いわゆる性格の不一致や価値観が合わないという場合に慰謝料を支払ってほしいというご相談を受けることがありますが、このような場合はお互い様という面がありますので、裁判所で慰謝料を認めてもらうことは基本的に難しいです。ちなみに離婚前の話し合いの段階であれば、あなたと相手方の双方の状況によっては、慰謝料ではなく違う名目での支払いを認めさせる余地もありえるでしょう。 ■離婚後に元配偶者の不倫が発覚…慰謝料請求は可能?「婚姻時の元夫・妻の不倫が後になって発覚した」という場合であっても、元夫・妻あるいはその不貞相手に対して、離婚後に慰謝料を請求することは可能です。ただしこの場合、「不倫が婚姻を破綻させたといえるのか」という点を争われる可能性が出てきます。つまり、慰謝料を請求された相手方としては、「現実には不倫の事実を知らずに離婚したのだから、不倫と離婚との間に因果関係はない。自分の不倫が婚姻を破綻させたわけではないから、慰謝料支払い義務はない」と反論してくる可能性があります。慰謝料請求についての協議がまとまらず民事訴訟で請求するとなると、あなたの側で、たとえば家庭内不和が(当時は気づかなかった)不倫の結果であったことを立証することなどが必要となってきます。結論的には、不倫が発覚した直後に離婚する場合と比べるとハードルが上がってしまうことは否定しがたいように思われます。「婚姻時の元夫・妻の不倫が後になって発覚した」という場合でも、少し気を付けておけば離婚前に気が付いたはずということも多いです。不倫がないかどうかなどについて、離婚する前によく調べておくべきでしょう。 ■離婚後の不倫発覚…慰謝料額は変わる?慰謝料額はまずは話し合い、話がまとまらなければ最終的には裁判官が諸般の事情を総合的に判断して決めることになります。そして離婚後に不倫が発覚した場合は、不倫発覚直後に離婚する場合と比べると低額になる傾向にあります。ここで問題となるのは、先に述べた不倫と離婚との因果関係です。不倫直後に離婚する場合であれば、不倫の事実によって離婚するという因果関係が客観的にも明白です。しかし、離婚後に不倫の事実が発覚したという場合には「そもそも不倫と離婚とに因果関係がないのでは?」という疑いが出てきてしまいます。仮に因果関係があるとしても、“離婚によって生じた精神的苦痛が全て不倫のせいだとはいえないだろう”などと裁判官に判断されてしまう可能性があるのです。 ■慰謝料請求には時効がある慰謝料請求権は、基本的には離婚成立から3年で時効にかかってしまいます。ただし、離婚成立後に不倫相手が誰であるかを知ったという場合であれば、その人物に対する慰謝料請求権については、知ってから3年までは時効にかからないことになります。もっともその場合でも、不倫と離婚との因果関係が争われる可能性が高いという別の問題は残りますので、その点についても事前によく検討しておくことが必要です。繰り返しになりますが、“不倫が原因で離婚した場合”と“離婚後に不倫が判明した場合”とは大きく異なってきます。前者なら離婚で受けた精神的苦痛についての慰謝料が認められる可能性は十分ありますが、後者の場合には先に述べた因果関係が問題とされる可能性は高いです。そのため、場合によっては、“離婚して時間も経っているし、元夫・妻が不倫していたとしても自分にはもう関係ない”と割り切って、今の生活に注力するほうがよいこともありえます。 *著者:弁護士 近藤美香(秋葉原よすが法律事務所。家事事件を専門的に取り扱い、500件以上の家事事件を取り扱った経験を持つ。JADP認定の夫婦カウンセラーの資格を保持している。)【画像】イメージです*Antonio Guillem / Shutterstock
2017年08月26日私は「恋人・夫婦仲相談所」の所長として、相談者の皆さんに日々さまざまな角度から夫婦仲改善のためのアドバイスをしています。皆さん、離婚ではなく改善を目指して訪ねて来られます。お話を聴いていると、中には関係改善を目指すのではなく、夫婦関係の解消という道を選択したほうがお互いに幸せになれるかもしれないと推測できるご夫婦もいらっしゃいます。ポジティブな離婚!? 次の幸せをつかむための『ステップ1』としての離婚ととらえる夫婦の3組に1組が離婚するという現実もあり、離婚に関するネガティブなイメージは一昔前よりもだいぶ薄らいできたように思います。それでもいざ自分自身の問題として、離婚を考えるようになったら…その時にはきっと、離婚後に起こりうる問題、デメリットばかりを想像してしまい、離婚によって手に入れることができるかもしれない幸せな未来やメリットは打ち消されてしまう方が多いです。私自身2度の離婚を経験しています。様々なことを学習し、猛省しました。現在は3度目の結婚をして、とても幸せな毎日を送っています。まさにポジティブ再婚成功者です。そんな私から、離婚を選択したほうが幸せになれた方、つまり『ポジティブな離婚』を選択された方の例をご紹介したいと思います。Jさん:「手がかからない女だと思って結婚したのに…」と 言われた女性Jさんは仕事熱心で、プライベートではかなりドライな感覚の持ち主でした。結婚についても、「長い人生何が起こるか分からないので、いざという時に助け合える相手がいたほうがいい」と考え、まだ若いうちにいわゆる『3高』男性との結婚をあっさり決めました。旦那さんはいつも仕事で忙しく、二人で過ごす時間はほとんどありませんでしたが、Jさん自身仕事が充実しており、友達が多く実家との行き来も多かったので、「結婚なんてこんなものだろう」と思っていたそうです。ところが旦那さんの転勤でまったく馴染みのない地方に引っ越すことになり、新天地でJさんが見つけた仕事は以前ほどやりがいのあるものではなく、以前ほど忙しくもありません。友達とも実家の家族とも遠く離れて、それまでに感じたことのない寂しさに悩まされるようになったJさん。新生活について、新しい仕事について、自分が抱える寂しさについて、一緒に暮らしている旦那さんに相談したくても、彼は自分の仕事で手一杯。話を聞いてもらおうとしても邪魔者扱いされ、「手がかからない女だと思って結婚したのに…」などと言われてしまう始末。そうこうしているうちに妊娠・出産についても考えなければならない年齢になってきたJさんがそうした話題を切り出しても、「こんなに忙しいのに、子供なんて考えられない」の一点張りで、話し合いに持ち込むことすらできません。そしてようやく、Jさんは気づきました。「私は自分の話を聞いてくれる人、困った時や悩んでいる時に、味方になってくれる人を求めているんだ! 今後そういう人とめぐり会えるかどうかは分からないけれど、一緒に暮らしていながら私の存在を無視し続けている夫と夫婦でいるよりは、一人になったほうがずっと寂しさも惨めさも小さくなるはず」と。仕事で忙しく、家で過ごせる時間が限られることは仕方がないにしても、困っている妻の話に耳を傾ける気がまるでない夫。そのことがはっきりと分かったJさんは、離婚を選びました。その後地元に戻り、再びバリバリ仕事を始めたJさん。しばらくすると素敵な出会いがあり、今ではお子さんにも恵まれ、とても幸せそうです。もしもJさんが○私の結婚生活はまったく幸せなものではないけれど、経済的にラク○もう若くないし、『バツイチ』って言われちゃうし、世間体が悪い○子供にパパがいないのはかわいそう○離婚したところで、幸せな未来が待っているわけでもないと、自分の不幸な現状に甘んじる道を選んでいたら? 彼女の今の幸せはあり得ません。Jさんの離婚はまさに、『ポジティブな離婚』の好例と言えるでしょう。自分が何を食べたいのかきちんと認識しないまま、何となくお蕎麦屋さんに入ってしまった。入ってみてから、自分はカレーライスが食べたいんだと気付いた。お蕎麦屋さんでどれだけ待ったところで、カレーライスは出てきません。自分の望むものが手に入らない場所で延々不満を募らせよりも、自分が本当に欲しいものを探しにその場を後にしたほうが、幸せな未来への『足がかり』になることは言うまでもありません。次回は結婚前にお互いのこと・お互いが求めているものを理解していたものの、時が経つにつれて夫婦としてやっていくことが難しくなってしまったご夫婦の例をご紹介します。
2017年08月26日8月も後半になり、各地で夏まつりが催されていますね。実は「まつり」には、「祀り」と「祭り」の2種類あります。「祀り」は、神々に感謝の祈りを捧げ、舞や神楽などを催す儀式のこと。一方「祭り」は、御霊を鎮めるための、いわば慰霊の儀式なんです。みなさんは、昔から祀られてきた日本の神々が、実は結構、波乱に満ちた恋愛をしているってご存知でしょうか?今日は、あまり知られてない神々の恋愛秘話をご紹介しちゃいます!◆日本で最初に離婚した夫婦神日本で最初に離婚した夫婦は誰でしょう。それは、伊邪那岐命(いざなきのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)です。この2柱(神様は1柱、2柱と数えます)が最初の夫婦神だと思われがちですが、実はその前に4組カップルが生まれていて、伊邪那岐命と伊邪那美命は5組目です。ただ、夫婦の契りを交わして子どもを成したという意味で最初の夫婦神といえます。◎離婚の理由は…伊邪那美命は、火の神を生んだことで大火傷を負います。それが原因で、命を落としてしまうんですね。夫である伊邪那岐命は嘆き哀しんで、黄泉の国まで行き、愛しい妻を取り戻そうとします。2柱は黄泉の国で再会を果たしますが、伊邪那美命はたいそう恐ろしい姿に変わっていました。伊邪那岐命はびっくりして、逃げ出してしまいます。その姿を見た伊邪那美命は、「恥をかかされた!」と怒り、黄泉の軍勢を率いて追いかけるのです。やがて黄泉の国とこの世をつなぐ黄泉比良坂(よもつひらさか)にさしかかり、伊邪那岐命は大きな岩を立てて道をふさいでしまいます。そして岩を挟んだ状態で、伊邪那美命に離婚を言い渡すのです。◎いざなぎ、いざなみの神社といえばそんなふうに残念な結果に終わった2柱ですが、結婚生活を送る中で本当にたくさんの子どもを成しました。そもそもわたしたちが住む日本列島、そして各地で祀られている神々の多くが、この夫婦神の子どもです。伊邪那岐命と伊邪那美命を祀る神社といえば、埼玉県秩父市三峰にある三峯神社でしょう。子宝に恵まれた2柱のようになりたい方は、ぜひ参拝されてはいかがでしょうか。毎月1日限定で白い「氣守」が頒布されます。貴重なお守りをゲットできるので、ぜひチェックしてみてくださいね。◆妻を亡くした悲恋の神東京都文京区には妻恋神社が鎮座しています。御祭神は、倭建命(やまとたけるのみこと)とその后・弟橘比売命(おとたちばなひめのみこと)です。第12代景行天皇の皇子である倭建命は、父親に命じられて征討の旅に出ます。愛知県西部から神奈川県へと進んだところ、途中で地方の役人にだまし討ちに合って、火に囲まれる事態に陥りました。なんとか難を逃れて先に進み、東京湾に出たので船で海を渡ろうとします。しかし、今度は海の神様が邪魔をして、高い波のせいで海を渡ることができません。◎妻の犠牲で無事対岸へ困っていたら弟橘比売命が「あなたに代わって、私が海に入りましょう」と言って、さらに「さねさし相武(さがむ)の小野に燃ゆる火の火中に立ちて問ひし君はも」(相模の野原で燃える火の中に立ちながらも、私に呼びかけて案じてくださったあなた)と歌を詠みました。弟橘比売命の犠牲によって波は静まり、一行は無事対岸に着きます。そして7日後、波とともに弟橘比売命の櫛が打ち寄せられるのです…。◎今も続く夫婦の絆倭建命は旅を続けるものの、道中で三度ため息をつき、「吾妻はや(我が妻よ)」と亡き妻に呼びかけます。別れ別れになっても、2人の絆は強く結びついているんですね。そんな2柱にあやかりたい方は、ぜひ妻恋神社に訪れてみてください。◆まとめ日本の神々の恋愛秘話、どのように感じましたか?死別したパートナーとの再会を望むとか、二度と会えない寂しさにため息をつくなど、人間の恋心のようで共感しやすいですよね。最初にご紹介した三峰神社は、実は倭建命が創建したといわれています。山梨から群馬を経て、碓氷峠に向かう途中に三峰に立ち寄ったそうです。その清らかな美しさに心を動かされて社を建てたとのことですが、当時、彼の胸の内を占めていたのは弟橘比売命への想いだったのかもしれません。ライタープロフィール黒木蜜一般企業に勤めながら執筆した作品が日本文学館のオムニバス本に掲載され作家デビュー。古事記への造詣が深く、全国300ヶ所以上の神社紹介記事を執筆。現在、古事記の観点から紹介する神社コラム/恋愛コラムなども手がけている。
2017年08月26日こんにちは。ママライターのamuです。30代も半ば以降になってくると、バツ1……2……3と数を増やしていく知り合いがポツポツと現れてきます。そこで、本人やそのまわりの友達談をもとに、離婚に至りがちな男女を分析してみることにしました。●(1)刺激好き『私も含め、離婚した友達はみんな辛党で、絶叫マシンが好きだった。お酒も好きで、とにかく平凡さよりも一瞬の刺激を求める人種な気がする』(30代女性/エステティシャン)これは一理あると思いました。私のまわりでも、泥酔するまで飲むお酒が好きな友達には辛党が多く、恋愛経験も豊富で内容も濃く、波乱万丈な人生を送ってきた子が多いです。基本的に快楽主義で友達も多いので、家で単調な毎日を送ることが次第に苦痛になる のかもしれません。『昔からモテた友達は、結婚してからも変わらずモテるし、一度は家庭に入ろうとしてもまた新しい出会いがあって、そこでやっと恋愛が好きだったと気付いたらしい。チヤホヤされ続けてきたから、なかなか女が捨てられないんだと思う』(30代女性/小5女の子のママ)男性アイドルのファンなどの方向にいけばいいのですが、昔からモテてきた人は交友関係が広く出会いもあるので、つい浮気からの離婚ということになりがち。男性でも、オーバーリアクションでフットワークが軽いタイプ、さらにキャバクラ好きだと、結婚してからも外へ外へと目が向き、家庭をかえりみない旦那さんになる可能性が高い です。ただ、そういう人は恋愛初期はマメで魅力的なんですよね。ネイルを褒めてくれるなど、細かいところに気づくことも多いです。それが自分に興味があるから気づいてくれているだけなのか、誰にでもそういうことを言うのかでは、だいぶ違ってきますが。私の統計では、高学歴でやたらオシャレ、イケメンなのに30代半ば以降の男性は、遊んでいる人が多く落ち着くにはまだまだ時間が必要だと思います。友達でも、どちらかというと面倒くさがり屋のほうが、穏やかに日々を送っている気がします。『美意識が高いのも危険。生活はそんなに甘くない』(30代男性/アパレル)離婚した元奥さんは、結婚前は毎日オシャレな服でごちそうを出してくれて、いつも笑顔だったそう。でも、子どもが生まれて余裕がなくなって、思うようにいかないストレスで鬱になってしまったそうです。こだわりを捨て妥協しながら適当に済ませることも、生活には必要なんですよね。●(2)攻撃的『悪いところにばかり目がいく性格だと、他人と暮らすのは難しい。片目が瞑れないタイプというか』(30代女性/会社事務)文句って、言われるほうもそうですが、言うほうもきついんですよね。言いたくないなら言わなきゃいいという言い分と、言いたくないのに言わされているという言い分は、平行線のままです。自分に甘く他人に厳しい、棚にあげる、自己中な発言などは、理不尽さがあるぶん余計に相手が不満を募らせてしまうと思います。『被害者ぶる構ってちゃんタイプが一番面倒かもしれない。寂しさも、たまには自分で解決できる人でないと』(30代男性/営業)仕事が忙しいだけで何も悪いことはしていないのに、私がこれだけしてあげているのにヒドいというような文句は、何も言い返せなくてつらいという意見でした。泣いたりため息をついたりするばかりで、結局離婚が避けられなかったとのこと。また、口が達者で、毎日理詰めで責められる、ありがとうごめんなさいが言えないなど、負けず嫌いタイプは結婚が破綻しやすい との声が聞かれました。●(3)嫉妬深い『支配欲が強く、相手を自分の思った通りに動かしたいタイプだった元カレは、もうバツ3』(30代女性/ママ)特徴として、つぎの相手が見つかるとあっけないくらいそっちにすべてのエネルギーが移るそう。それって、愛情なんですかね?と思ってしまいます。束縛もほどほどじゃないと、家で毎日顔をあわせるぶん、世界も狭くなってまわりが見えなくなってお互いつらくなりそう ですよね。----------まとめていくと、とにかく現状に満足できないという特徴がありそうです。相手が尊敬できて魅力的な場合は長続きするけど、その場合は逆に束縛してしまうという特徴も。でも、離婚も珍しいことではない世の中なので、合わない相手なら話し合って、早い決断をしたほうがいいこともありますよね。●ライター/amu(ママライター)●モデル/倉本麻貴(和くん)
2017年08月22日*画像はイメージです:読者の皆さんは、人から名字と下の名前どちらで呼ばれますか?おそらく、名字で呼ばれる機会が多いのではないでしょうか。この名字と名前は法律的にはそれぞれ「氏」「名」と呼ばれています。基本的に名は変わることがありませんが、氏は婚姻・結婚で変わることがあります。今回は氏について婚姻時や離婚後、再婚時にどうなるのかといった点について解説してみたいと思います。 ■民法に「夫婦は氏を合わせる」という規定がある民法には、婚姻する際、夫婦どちらかの氏に合わせるとの規定があります(750条)。ほとんどが夫側の氏に合わせるようです。氏を変えると、様々な不都合(免許の書き換え、契約関係の名前の訂正等)が考えられます。そのため、職場では通称として旧姓を使用する人も増え、職場での通称使用をめぐって裁判になる事件も出てきています。 ■離婚後に氏はどうなる?さて、氏を変えた人は離婚時どうなるのでしょう。民法は、氏を変えたものは離婚により、「婚姻前の氏に復する」と規定しています(767条1項)。例えば、私は林という氏ですが、私が佐藤さんと「佐藤」という氏を選択して婚姻し、そして離婚した場合、私は「佐藤」から「林」に戻ることになります。 ■離婚後の子どもの氏はどうなる?もし、離婚時に子どもがいた場合、子どもの氏はどうなるのでしょうか?離婚した本人は「佐藤」から「林」に氏が変わりますが、子どもの氏は「佐藤」のままとなります。そのため、私と子どもの氏が異なることになり、社会生活上支障をきたすかもしれません。また、私にとっても、長年「佐藤」で過ごしていれば「林」に戻ることが社会生活に支障をきたすかもしれません。民法には、離婚時に婚姻生活で使っていた氏を引き続き使える手続きがあり(民法767条2項等)、この手続を利用すれば、私は離婚後も「佐藤」と名乗れることになります。 ■再婚後に再度離婚をしたら氏はどうなる?では、私が「佐藤」を名乗ることに決めた後、鈴木さんと出会い再婚し、新たに「鈴木」と名乗ることにしました。そして、再度離婚した場合、私の氏はどうなるのでしょうか。私が「鈴木」から戻る氏とは、元々の氏である「林」でしょうか。それとも鈴木さんと出会う前に名乗っていた「佐藤」でしょうか。民法767条2項には、「婚姻前の氏に復する」と規定されています。結論をいえば、婚姻前の氏は「佐藤」でしたので、私の氏は「佐藤」になります。離婚後に「林」には戻れないのです。 ■もし元々の氏を名乗りたければ?もっとも、私が「佐藤」から「林」を名乗る方法が全くないわけではありません。例えば、林さんと婚姻すれば、新たに「林」と名乗れます。また、林さんの養子になれば「林」の氏になります。しかしながら、婚姻するには別の林さんを見つけて良い仲にならねばなりませんし、年上の別の林さんを見つけて養子に入れてもらうのも一苦労です。他には、氏の変更を家庭裁判所に許可を求めるという方法も用意されています。家庭裁判所に許可してもらうには「やむを得ない事情」が必要です(戸籍法107条1項)。いずれにせよ、簡単には「林」に戻れません。離婚の際、どちらの氏を使うのか、慎重に判断しないと後悔することになるかもしれませんね。 *著者 弁護士:林 正和(丸の内ソレイユ法律事務所の弁護士。全ての案件に対し、最善を尽くすため、広い視野を持ち、幅広い知見を得られるよう精進して参る所存です。)【画像】イメージです*Satoshi KOHNO / PIXTA(ピクスタ)
2017年08月21日3組に1組の夫婦が離婚していると言われる今の日本。また、未婚率も年々上がり、社会問題になっていますよね。こうした未婚率や離婚率の高さの原因は何でしょうか?現代社会における恋愛と結婚のあり方、両者の違い、“恋愛至上主義”社会と結婚の関係などについて検証していきます。■未婚率や離婚率が高い原因は?お見合い結婚が一般的だった時代は、自分の感情に関係なく夫婦になるのが当たり前。ふたりの間に愛がなくても、周りの人たちのお世話や紹介で出会って即結婚というケースは珍しくなかったようです。中には、男尊女卑的な考えを持つ男性や浮気性の男性と結婚しても、文句を言うことすら許されず、生涯、耐え続けた女性もいるでしょう。一方、現代は「結婚相手=愛する人」と捉える“恋愛至上主義”社会。出会った後に一定期間の交際を経てプロポーズ、そして結婚という流れが一般的ですよね。魅力的に思えますが、ひとたび恋愛感情がなくなってしまうと一緒にいる理由がなくなり、交際をやめたり離婚を考えたり。日本の未婚率や離婚率の上昇の一因は、この恋愛至上主義かもしれません。なお、恋愛結婚では約4割の夫婦が離婚している一方、お見合い結婚したカップルの離婚率は1割程度というデータもあります。■恋愛と結婚は違うの?よく話題になる、恋愛と結婚の違い。このふたつは別ものと切り分けて考えたほうがいいのでしょうか。恋愛は片思いのときに熱が高く、相手を振り向かせることにエネルギーを費やします。結婚を考えて交際をスタートするというよりは、交際すること自体が最終目標になってしまう人もいるほど。交際を楽しみながらも、結婚となると話がなかなか進まないカップルもいるでしょう。結婚を意識する頃にはお互いの熱が冷めていたり、経済的な問題や、独身ゆえの自由を失うことへの不安から、どちらかが結婚に積極的になれなかったりというケースも。交際期間ばかりが延びて、先の見えない不安に片方が耐えきれず、別れてしまうパターンも少なくありません。■恋愛と結婚にまつわる名言ドイツの詩人ハインリヒ・ハイネは、次のような名言を残しています。「恋にとって昨日はなく、恋は明日を考えない。 ただ今日だけを、完全な今日を要求する」長い結婚生活をイメージすることなくスタートした恋愛は、幸せで満足できる“今日”だけを追求。結婚後に熱を失うと“今日”が、延々続く“日常”であることにがっかりしてしまう人も少なくないでしょう。一方、フランスの小説家アンドレ・モーロワは、こんなことを記しました。「真に結ばれた夫婦にとっては、若さの喪失ももはや不幸ではない。ともに年老いることの楽しさが年老いることの辛さを忘れさせてくれる」この人がいれば、どんな苦境も乗り越えられる、年を重ねるのが楽しい、と思える相手となら、長い夫婦生活も幸せを感じながら歩んでいけそうです。“楽しい今日”を求める恋愛と“楽しい生活”を求める結婚は、全くの別物ではないものの、二アリーイコールといえるでしょう。恋愛至上主義の現代だからこそ、両者を切り分けて考えるべきなのかもしれません。■家族になるとはどういうこと?恋人として恋愛を堪能していたふたりの関係は、結婚して夫婦、そして家族になることでさまざまな変化を迎えます。大きく変わるのは見る方向。お互いを見つめ合っていた関係から、ふたりで同じ方向を見て協力していく、二人三脚のパートナーになるのです。自分たちの将来や子どものことなど、一生続いていく線路をひとつずつ歩んでいきます。また、ふたりにとって大事なものが、トキメキや刺激から信頼と安心に変化。お互いに心を許し合っているからこそ、ピンチのときも助け合える関係へと変わります。■終わりに相手に完璧を求めるのが恋愛関係だとしたら、お互いの足りない部分を理解・補完し合う関係こそが夫婦と言えるでしょう。恋愛と結婚は似て非なるもの。「恋愛はできるけど、結婚に至らない」「結婚は恋愛の延長線上にあるものではない気がする…」などと思ったら、一度、全くの別ものと捉えて結婚と向き合ってみるといいかもしれません。ライタープロフィールCherrysako広島在住のママライタ-。2015年に第一子(女の子)を出産。九州で生まれ、大学進学をきっかけに県外に出る。自身の就職、転勤をきっかけに様々な土地で暮らし、地元九州や各地域の魅力に気付く。結婚、出産を機に食の安全や食育に興味を持ち、家族の健康を守るために勉強中。子育てと夫婦関係の中で、家族という大切な人をきちんと大切にできるように、自分の心を特訓しながら家庭と仕事の両立に奮闘する日々。
2017年08月16日昨年9月に離婚を申請したアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットが最近になって離婚手続きを保留にしていると報じられていたが、内部関係者らによれば2人が復縁したわけではなく、双方の資産分与により時間をかけるためだという。ある関係者は「復縁はあり得ないと思います」「何よりも金銭が理由なんです。2人は数多くの物件を至るところに所有していて、婚前契約に明記されていないものもあるんです」と説明。さらに、「たとえば、ブラッドは2人のフランスの自宅と同地のワインブランドを保有していたいのですが、アンジェリーナは売却してその金額をチャリティに寄付したいと考えています」「またブラッドには1000万ドル(約11億円)相当の20世紀初頭の家具のコレクションがありますが、アンジェリーナはそれも売却したいようです」「そんなリストが長々とあって、弁護士団は行き詰っています」と詳細を明かした。先日にはブラッドがアンジェリーナの気持ちを取り戻そうと禁酒したと報じられていたが、アンジェリーナはそのことを6人の子供たちの共同親権を検討する最低条件としていただけのようだ。前述の関係者は「問題は親権にもあります」「ブラッドは共同親権を強く求めていますが、その前にアンジェリーナは1年間禁酒できるのかを見たいとしています」と続けた。(C)BANG Media International
2017年08月16日《依頼人(橋本市議の妻)に「離婚事由に相当する問題」があるなどという極めて不誠実な釈明に終始されるなど、依頼人らは、貴殿らの言動等により多大なる精神的・肉体的負担を強いられております》 橋本健神戸市議(37)との不倫を報じられた元SPEEDの今井絵理子参院議員(33)。2人に宛てて橋本市議の妻(37)の代理人弁護士が送った文章には、妻の怒りがにじみ出ていた。橋本市議は妻との間に9歳と5歳の子どもがいるにも関わらず、この文書によると一方的に離婚を要求し家に帰らなくなったという。今井、橋本議員双方「一線は越えていない」と往生際の悪い主張をしたが、アディーレ法律事務所の篠田恵里香弁護士はこう語る。 「お2人で一緒に外泊している。パジャマ姿でホテルの写真等の証拠が多数あるので、肉体関係が強く推認され、不倫があったと判断される可能性は高いでしょう」 そんな苦しい言い訳は通らないとバッサリ。妻を捨て元アイドルのもとに走った橋本市議。仮に離婚になった場合、妻に払う慰謝料の相場は200~300万円ほどだが、彼女は離婚には応じていないという。一方離婚に至らない場合も、妻は今井議員に慰謝料を請求できる。 「不倫でも離婚に至らない場合、慰謝料は50万円~100万円が目安になります。仮にこれが原因で離婚することになれば、妻が相応の精神的負担を被っていることを踏まえると、300万円程度にはなると予想されます。ただ、今井さんは国会議員という立場です。裁判を避けたいと考え、高額な慰謝料を受け入れて示談するかもしれません。その場合、高ければ500万円以上になることも考えられます」(篠田弁護士) 今年公開された『資産報告書』によると、今井議員の資産は約1億円。500万円を払ったもたいして痛くはない。 「でも示談に応じれば会見で稚拙なウソをついたことになるし、仮に裁判になれば、やはり不倫していたと認定されてしまう可能性が高い。すでに今井議員の政治生命は終わっています。現在、今回の件が原因で辞めてしまった今井の秘書の代わりに関係各所に頭を下げて回っているのは、今井が所属していた旧山東派の別の議員の秘書です。同じタレント出身で、彼女を後継者と見なしていた旧山東派の領袖・山東昭子議員も激怒し、今井を見限りました」(自民党関係者) 政治家にとって、お金よりも大切な“信用”を失ってしまった――。
2017年08月16日「夫妻の険悪ムードが決定的になったのは、現地時間5月22日。中東訪問でイスラエルの空港に降り立ったときでした。トランプ大統領はレッドカーペットで夫人と手を繋いで歩こうとしたのですが、差し出した手をぴしゃりと払いのけられたのです」(米国在住記者) 就任当時から“仮面夫婦”と現地メディアに報じられてきた、トランプ米大統領(71)とメラニア夫人(47)。 「トランプ大統領は、05年にメラニア夫人と3度目の結婚をしました。翌年には子宝にも恵まれています。しかし、このころからすでに夫婦関係は破綻していました。というのもトランプ大統領は、モデルだった夫人の体型が崩れるのを嫌がり、出産に猛反対。激しい口論になった結果、2人の仲はどんどん悪くなっていきました」(前出・米国在住記者) 不仲説が囁かれて久しい2人だが、離婚の可能性はあるのだろうか。 「十分ありえますが、今すぐに離婚、というわけではないでしょう。大統領就任式の前夜、トランプ夫妻は『任期中の離婚は回避しよう』という約束を交わしたそうなのです」(前出・米国在住記者) 億万長者のトランプ大統領が離婚となれば、気になるのは“慰謝料”だ。その桁外れの金額とは――。 「経済誌『フォーブス』の調査によると、トランプ大統領の純資産は推定4,000億円。適用される州法や離婚の理由にもよりますが、通常はその50%が慰謝料や財産分与となります。つまり、2,000億円近くの“慰謝料”が発生する可能性があります」(現地の司法関係者) 実際、トランプ大統領が1度目の離婚で支払った“慰謝料”は約1,800億円。この慰謝料が原因で自己破産申請をする事態に陥ったという。 「2度目の離婚では約2億5,000万円の現金で危機を乗り越えました。この際、役立ったのが“婚前契約”というもの。欧米では、入籍前に結婚に関するさまざまなことを取り決めておく婚前契約を交わすことが一般的です」(前出・司法関係者) トランプ夫妻も“婚前契約”を取り交わしているそうだ。 「そこには“慰謝料の対象となる資産は不動産に限定する”との条件があるそうです。さらに“慰謝料”の分配額も50%を大きく下回るよう設定。仮に現時点で離婚した場合、支払総額は400億円ほどになるといわれています」(前出・司法関係者) どちらにしても、天文学的な数字であることに変わりはない。
2017年08月15日アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットの離婚が破棄されたと報じられている。10年間もの交際を経て結婚し、その2年後の2016年に破局を迎えていたアンジェリーナとブラッドだが、ブラッドがアンジェリーナとよりを戻そうと努力したことで、離婚を考え直していると見られている。ある関係者は「離婚はやめたようです。2人ともここ数カ月にわたって手続きを進めてきませんでしたし、この先も物事が進むとは誰も思っていませんよ」「ブラッドはアンジェリーナを取り戻そうと、禁酒しています。対処しなければいけなかった問題を抱えていたことをブラッドは分かっていたんです。それこそアンジェリーナが望んでいたことです」と語っている。ブラッドとの間に6人の子供を育てるアンジェリーナは、まだブラッドのことを愛しているとみられていて、友人たちはもし2人が復縁しても不思議ではないと考えているという。上の関係者は「周りはみんな2人がよりを戻すと考えていますよ」「2人が離婚を破棄して関係を修復しようとしていると発表したところで誰も驚かないでしょうね」「アンジェリーナはまだブラッドに夢中ですから」とUsウィークリー誌に続けた。そんなアンジェリーナは最近、2人が子どもたちのためにも落ち着いていられることに感謝していると話していた。「(私たちの生活は)全くネガティブなものではなかったわ。それは子どもたちに与えてあげられる素晴らしい機会の1つだし、今後もそうであるはずよ。私たちはみんな、離婚申請に至った出来事から傷を癒そうとしているところなの。離婚から立ち直ることはないけれど、人生で起こるいくつかの事から立ち直ろうとしているのよ」また、アンジェリーナはブラッドとの破局は「最も辛い時期」だとしており、6月に子どもたちを連れてロサンゼルスの豪邸へと引っ越していた。一方のブラッドは、5月に自身の飲酒癖が「問題」になったのだと認め、今では飲酒を断ったと明かしていた。(C)BANG Media International
2017年08月12日*画像はイメージです:夫婦で子どもを育てていたらふと「子どもが自分に全く似てない……?」などと疑問を持ち、DNA鑑定をしてみたら、自分の子どもではなかったというケースが意外にも結構な割合であるようです。育てていた子どもが自分と血がつながっていなければ受けるショックは相当なものでしょうし、離婚を考えたくなっても当然かもしれません。離婚する場合、基本的には収入に応じて養育費を払うことになりますが、この場合も養育費を払う必要があるのでしょうか?解説していきたいと思います。 ■子どもが自分の血を引いていなかった…離婚はできる?自分の血を継いでいると思っていた子が、実は自分と血がつながっていなかったと夫が知った場合、妻に対する信用を失い、離婚を希望することもあると思います。では、その場合に離婚できるかどうかですが、妻が離婚に応じれば、当然、離婚できます。しかし、妻が離婚に応じない場合に、裁判所が離婚を認めるかどうかについては、確実に離婚が認められるとまではいいきれませんが、妻が婚姻期間中に不貞行為をしたことが明らかであれば、離婚が認められる可能性が大きいと考えられます。また、妻が、他の男性の子どもであることを隠して「あなたの子どもよ」と虚偽の説明をしていたような場合は、そのこと自体が「婚姻を継続し難い重大な事由」に該当すると判断され、離婚が認められる可能性もあります。一方で、婚姻前に妻が他の男性と関係をもったことにより生まれた子であったが、妻も夫も、自分たちの子どもだと信じていたような場合等、妻に大きな非が認められないような場合は、離婚が認められない可能性もあると考えられます。 ■こんなケースで離婚したら養育費は払う必要がある?夫婦が離婚しても、親子関係に変わりはありません。そして、親子関係がある以上は養育費を支払う義務があります。したがって、養育費の支払い義務を免れるためには、親子関係がないということを確定させる必要がある、ということになります。親子関係がないことを確定するための手段としては、(1)嫡出否認の訴えと(2)親子関係不存在確認の訴えの2つがあり、主に子どもが生まれた時期によって使い分ける必要があります。 (1)嫡出否認の訴え子どもが“婚姻の成立の日から200日を経過した後あるいは婚姻の解消若しくは取消しの日から300日以内”に出生した場合には、嫡出否認の訴えによらない限り、親子関係を否定できません。婚姻期間中の性行為で生まれた子どもは、通常この場合に該当することが多いでしょう。この訴えは、訴えを提起できるのは夫だけという制限の他に、「子の出生を知った時から1年以内に提起しなければならない」という非常に厳しい制限があります。したがって、1年を過ぎてしまって嫡出否認の訴えが提起できなくなると、理屈としては、もはや裁判で「その子は自分の子ではない」と認めてもらうことはできなくなります。ただし、上記の期間(“婚姻の成立の日から200日を経過した後あるいは婚姻の解消若しくは取消しの日から300日以内”)に出生した子どもであっても、妻が妊娠した時に夫は海外赴任していた、服役していたといったように、夫の子どもではありえない外形的・客観的な事情がある場合は、夫は親子関係不存在確認の訴え(後述)を提起することが認められています。これに勝訴すれば子どもとの親子関係を否定でき、制限の厳しい嫡出否認の訴えを使う必要はありません。 (2)親子関係不存在確認の訴え“婚姻の成立の日から200日を経過した後あるいは婚姻の解消若しくは取消しの日から300日以内”に当てはまらない時期に出生した子ども(ex.離婚日から350日後に生まれた子ども)については、親子関係不存在確認の訴えで父子関係を争うことになります。親子関係不存在確認の訴えは、“夫と子どもに親子関係がない”という点について、法律上利害関係を有する者なら誰でも訴えを提起できますし、出生を知ってから1年以内というような期間の制限もありません。すなわち、嫡出否認の訴えに比べると、訴えを提起するための制限は緩やかです。 ■判例のご紹介嫡出否認の訴えを提起できなくなった後に夫の子ではないというDNA鑑定結果が出たという場合に、夫が親子関係不存在確認の訴えを提起したケースがあります。※1最高裁は、結論としては、親子関係不存在確認の訴えを認めませんでした。「法律上の父子関係が生物学上の父子関係と一致しない場合が生ずることになるが」、民法は「このような不一致が生ずることをも容認している」とも述べています(夫としては、そんな風に開き直られても困ると言いたくなるでしょうが……)。結局、夫は、DNA鑑定で自分の子ではないと判明しているにもかかわらず、法律上の親子関係を否定することができなかったのです。 婚姻成立日から200日経過後あるいは婚姻解消日から300日以内というのはかなり広いため、子どもが生まれたのはこの期間中という場合がほとんどです。子どもが自分の血を引いていなかったからということで妻と離婚できるとしても、1年の期間制限を過ぎてしまい嫡出否認の訴えを提起できず、したがって養育費だけは支払わなければならないということになってしまう可能性も高いです。離婚についてはともかく、親子関係を否定したいなら悠長なことは言っていられませんので、注意しておく必要があります。 ※1:最高裁平成26年7月17日判決*著者:弁護士 近藤美香(秋葉原よすが法律事務所。家事事件を専門的に取り扱い、500件以上の家事事件を取り扱った経験を持つ。JADP認定の夫婦カウンセラーの資格を保持している。)【画像】イメージです*cba / PIXTA(ピクスタ)
2017年08月11日