季節の変わり目は、気候もお天気も変化が多いもの。朝晴れてたのに、帰る時間に雨に降られて洋服や靴が濡れてしまった、なんてことありますよね。また天気予報で午後から雨が降る確率が高いことはわかっていても、雨の降っていない朝のお出かけ時に長靴を履いて行くのはちょっと躊躇してしまうもの。そこで転ばぬ先の杖的な雨対策のできる防水スニーカーをご紹介します!シンプルなデザインながら雨の日にも履ける機能性を備えた優れもの。急な雨を気にすることなく、毎日のオシャレを楽しむことができます。さらに歩きにくさなどから長靴を嫌がるお子さまにもぴったりのキッズ用もご用意。「今日はちょっと怪しいお天気だな」と言う日にはもちろん、毎日のお出かけにも履きたくなる1足になりそうですよ。雨の日用に見えないスタリッシュなデザイン性パッと見ではレインシューズとはわからない、マットな素材感とスッキリとしたシルエット。スタイリッシュな雰囲気は、どんなスタイルにもマッチします。カラーもシックなライトグレーとブラックをご用意。ソール部分がホワイトで軽やかな印象です。アッパー部分の優れた防水性アッパーには防水加工を施したナイロン生地を使用。またタン下部に水かきをつけて、上からの水の侵入を防ぐ仕様になっています。バルカナイズ製法で耐久性も抜群アッパーとソールをしっかり圧着させる「バルカナイズ製法」で作られているので、耐久性は抜群。また間から水が入り込むの防いでくれます。水たまりも安心のラバーソール滑りにくく、凹凸のある程よい厚みのラバーソールを採用し、接地面からキッズ用では約3.5cm、大人用は約4cmの防水仕様。本降りの雨の時や不意の水たまりなどにも安心ですね。履き心地にも自信あり!忙しい朝やお子様と一緒で手が離せない時などでも伸びてそのまま履けるゴム紐を採用。さらに高反発インソールで長時間履いても疲れにくくなっています。こちらは、お仕事の日もお出かけの日にも活躍してくれる一足。甲が当たる内側の上部とサイドはクッション性がある素材で、靴擦れ防止にも一役買ってくれます。豊富なサイズ展開でぴったりのサイズが選べるのも嬉しいポイントです。 【ご紹介したアイテム】雨予報の日や長靴を履くほどでもない雨の日などにぴったりな防水スニーカー。スッキリとしたデザインでどんな天候でもオシャレに過ごせます。⇒ 晴雨兼用 ゴム紐で履きやすいスニーカー レインシューズ/kauliina カウリーナ【送料無料】 走りにくさや学校の下駄箱に入らないなど小学生になって長靴を卒業というキッズにおすすめのスニーカー。ファスナーテープ仕様で紐がほどける心配もなく、脱ぎ履きも楽ちんなのがポイント。19~23cmまでの5サイズから選べますよ。 【ご紹介したアイテム】長靴を卒業したお子様におすすめの防水スニーカー。ファスナーテープ仕様で脱ぎ履きも楽ちんです。⇒ kukka ja puu 晴雨兼用 ゴム紐で履きやすいスニーカーレインシューズ/クッカヤプー【送料無料】 見た目にもスッキリ合わせやすいスニーカーだから、毎日の定番シューズとしても◎。お子様とペアで揃えるのもおすすめです!憂鬱になりがちな急な天気の変化にも、このスニーカーがあれば親子でにっこり過ごせそうですね。 おーまえ京都在住。ほぼ毎日自転車行動。時間があると気になる場所やお店をウロウロ探し回りがち。お笑いと犬がずっと好き。最近はリボベジに小さな幸せを感じてます。
2024年03月20日永野芽郁が主演した月9「君が心をくれたから」が3月18日の放送でフィナーレを迎え、雨のために太陽が選択した最後の“奇跡”に視聴者から様々な声が寄せられている。永野さん月9ドラマ初主演作となった本作は、主人公がかつて心を通わせた男性のために、自分の心を差し出す宿命を背負うというファンタジーラブストーリー。太陽が作った花火を見ることなく視覚を失ってしまった逢原雨役で永野さんが主演を務めるほか、事故で亡くなるはずだったが雨が五感を差し出すことと引き換えに命を得た朝野太陽に山田裕貴。当初は雨に想いを抱いていたが雨と太陽のことを応援するようになった望田司には白洲迅。密かに花火師になりたいという夢を抱いていた太陽の妹・春陽に出口夏希。太陽と春陽の父で花火師をしている陽平に遠藤憲一。雨と和解した母・霞美に真飛聖。太陽の命を救うのと引き換えに雨の五感を奪う“奇跡”を選択させた案内人の日下に斎藤工といったキャストが出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。残された最後の感覚である“聴覚”を失う最後の1日を迎えた雨は「最後は太陽君と出会った場所に行きたい」と太陽に告げ、太陽が許可を取って母校に向かう。放送室で雨は「夢だったんだ。1日の終わりに太陽君と並んで座って『今日も幸せだったね』って笑い合うの」と太陽に語りかけ「太陽君が隣にいてくれる人生で良かった。この人生で幸せだった」と太陽の出会いに感謝すると、「私のこと二度と思い出さないで」と自らを忘れるよう願いを伝え、その直後に聴覚を失くす。最後に伝えたかった言葉を伝えられないまま、雨が五感全てを失ったことに絶望し放心状態の太陽。そこに日下が現れ「奇跡はまだ終わっていません」と告げる。その後、雨は目覚め五感も戻るのだが、そこに司が訪ねてきて太陽の死を告げる。日下は「雨が差し出した心を受け取るか否か、君の選択を見せて欲しい」と口にし、五感を差し出した雨の心を受け取り天寿を全うするか、自らの命と引き換えに雨の心(=五感)を戻すか選ぶよう促す…というのが最終回のストーリー。太陽は自らの命と引き換えに雨に五感を戻し、雨はパティシエとして成功するという展開だったが、SNSには「君が心をくれたから(そのぶん長く一緒にいれて)僕は後悔なく死ねる」ってことなのね」「ないはずだった君との時間ができた。だからもう心は返すね。なの?」「一緒に過ごせる大切なかけがえのない時間が出来た。だから命をお返しするね…。ってことなんだね」など、タイトルと絡めて太陽が取った選択について語るコメントが続々とアップ。また「雨が降ってる時は太陽出てないもんね。太陽出てる時は雨降ってないもんね。一緒にはならない運命だったのかな」「五感を失った雨と一緒にいるより雨を元に戻して生きていってくれる方が太陽くんはいいよね。こっちの展開のほうがまだ未来はある」など、雨と太陽が結ばれないラストに対して、様々な想いを吐露する声も上がっている。(笠緒)
2024年03月19日永野芽郁主演「君が心をくれたから」よりクランクアップ写真が到着した。本作は、永野さん演じる主人公・逢原雨が、かつて心を通わせた男性、朝野太陽(山田裕貴)のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、ファンタジーラブストーリー。まず撮影を終えたのは、太陽役の山田さん。高校でのシーンでクランクアップすると、「朝野太陽役、山田裕貴さんオールアップです!」の声と共にスタッフ一同から拍手が起こり、松山監督から花束が手渡された。山田さんは「昨今、悲しい出来事がたくさん起きている中で、“心って本当に大事だな”と感じていました。そんな時、これほどまでに“善き心の大切さ”を考えさせてくれるドラマに参加できてうれしかったです。僕はこういうドラマがやりたくて俳優をやっているんだと再確認できましたし、“本番!”のかけ声で、スタッフの皆さんがグッと集中してくれるこの現場の雰囲気がすごく好きでした」とふり返る。続けて、「こんなに毎話毎話泣いているドラマはこの先絶対ないんじゃないかと思います。僕はこの作品が大好きだし、“この作品を見て心が動かない人はいない!”って思いながら演じていました」とドラマに対しての思いを明かした。そして、このシーンがともに“過酷な奇跡”に立ち向かってきた雨役の永野さんとも最後の共演シーン。山田さんは永野さんに、「芽郁ちゃんの演じる雨が、僕をどれだけ太陽でいさせてくれたことか…本当にありがとう。雨ちゃんの心をいっぱいもらって、最後まで僕も太陽として心をこめることができました」と感謝を伝え、温かな拍手に包まれてクランクアップした。また、雨役を演じた主演の永野さんは、水辺にある公園のシーンでクランクアップ。雨として演じる最後の時間を終えると、スタッフから「このシーンをもちまして、主演・逢原雨役、永野さんオールアップです!」の声が上がり、現場は大きな拍手に包まれた。松山監督から花束が渡されると、これまでの緊張から解放されたのか、ホッとしたような笑顔が広がった。永野さんは、「お疲れ様でした!何度か(撮影が)終わらないんじゃないかって思うような瞬間が、きっと皆さんにもあったと思います(笑)。でも、最後まで諦めることなく、自分の役と、それぞれの登場人物の人生と向き合えたことを本当に誇りに思います」と、“五感を失う”という難しい役を演じ切ったことへの思いを明かした。撮影に入る前は、「孤独を感じながら過ごす時間が多くなるんじゃないかと覚悟していました」と、不安に思っていたそう。しかし、撮影現場の雰囲気に救われることも多かったようで、「皆さんが本当に愛情深くて、こんなにも笑って過ごせる現場を作ってくれたことに心から感謝しています」と、共演者やスタッフたちへの感謝を伝えていた。最後に、「私はこの作品と出会えたこと、そして今の自分がこの役と向き合えたことをこれからの自信に変えて、日々頑張っていきたいと思います。ありがとうございました!」と締めくくり、フジテレビ系ドラマ&月9ドラマ初主演となった本作の現場を卒業した。「君が心をくれたから」最終話は、いよいよ本日21時から放送。先週11日に放送された第10話では、太陽の作った花火を雨に見せるという「十年後の約束」がついに実現するも、無情にも視覚のタイムリミットが訪れ、その花火を雨が見ることはなかった。残る五感は聴覚のみ。果たして、過酷な奇跡の果てに、雨と太陽には何が待っているのか?結末を見届けたい。コメント◆永野芽郁「お疲れ様でした!何度か(撮影が)終わらないんじゃないかって思うような瞬間が、きっと皆さんにもあったと思います(笑)。でも、最後まで諦めることなく、自分の役と、それぞれの登場人物の人生と向き合えたことを本当に誇りに思います。すごく孤独を感じながら過ごす時間がとても多くなるんじゃないかと覚悟して撮影に入ったんですけど、スタッフの皆さんが本当に愛情深くて、こんなにも笑って過ごせる現場を作ってくれたことに心から感謝しています。たくさん話したいことがありますけれど、私はこの作品と出会えたこと、そして今の自分がこの役と向き合えたことをこれからの自信に変えて、日々頑張っていきたいと思います。皆さん、本当にお疲れ様でした!ありがとうございました!」◆山田裕貴「昨今、悲しい出来事がたくさん起きている中で、“心って本当に大事だな”と感じていました。そんな時、これほどまでに“善き心の大切さ”を考えさせてくれるドラマに参加できてうれしかったです。僕はこういうドラマがやりたくて俳優をやっているんだと再確認できましたし、“本番!”のかけ声で、スタッフの皆さんがグッと集中してくれるこの現場の雰囲気がすごく好きでした。こんなに毎話毎話泣いているドラマはこの先絶対ないんじゃないかと思います。僕はこの作品が大好きだし、“この作品を見て心が動かない人はいない!”って思いながら演じていました。そして、何より芽郁ちゃんの演じる雨が、僕をどれだけ太陽でいさせてくれたことか…本当にありがとう。雨ちゃんの心をいっぱいもらって、最後まで僕も太陽として心をこめることができました。語ろうとしたらまだ尽きないですが、皆さんには最後の現場が待っていますので、早く向かってください(笑)!皆さんと一緒にお芝居できて本当によかったです。ありがとうございました!」「君が心をくれたから」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月18日吉高由里子主演大河ドラマ「光る君へ」の公式サイトでは、ユースケ・サンタマリアと上地雄輔、2名の「君かたり」が公開されている。大河ドラマ第63作目として現在放送中の本作は、「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描く物語。出演者の撮影現場からのコメントが聞けるこの「君かたり」。陰陽師・安倍晴明を演じているユースケ・サンタマリアさんは、これまで多くの作品に登場してきた安倍晴明とは、また異なると説明し、「ビジネスマン安倍晴明みたいなところを今回やりたいということで。要は生きていくために、世渡り上手にやっていくみたいな」「見ていて不思議な感じになると思います」と説明。関わりの多い藤原家については「内心は嫌いになれない」「ただ単にビジネスとして利用しようとしているってだけでもなく、ある種の感情っていうか、愛情に近い何かを持っていて」と語っている。また、才に恵まれず、兼家から軽く扱われている道長の異腹の兄・藤原道綱役の上地さんは、道綱について“天然素材”と表現。「見ている方がホッとするようなかわいらしさもあり、人間らしさもあり、視聴者目線であるような感情をしっかり道綱という役の中で、ぬくもりというか温度を出せたらいいな」とコメントしている。第11回「まどう心」兼家(段田安則)の計画により花山天皇(本郷奏多)が退位。為時(岸谷五朗)は再び官職を失うこととなった。まひろ(吉高由里子)は左大臣家の娘・倫子(黒木華)に父が復職できるよう口添えを頼むが、摂政となった兼家(段田安則)の決定を覆すことはできないと断られる。諦めきれないまひろは兼家に直訴する。一方、東三条殿では道隆(井浦新)の嫡男・伊周(三浦翔平)らも招いて宴が催され、栄華を極めようとしていた――。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~BS・BSP4K、毎週日曜日12時15分~BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月17日今回は人気のマンガを紹介します!どんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:Yomogi(@yomogi.writer)引っ越し先のアパート主人公は実家に住めなくなり、不動産屋に来店。新築で駅近、大きなスーパーもある物件を破格で借りられることになります。しかし、前の住人がたった2ヶ月で退去していることが気になり…。さらに、102号室の隣人はいつ訪ねても留守で引越しの挨拶ができないのです。気になることが多く、主人公はアパートのことを不思議に思っていました。そんなある日、主人公は「なんでここだけ…?」と部屋の異変に気づきました。壁が濡れている出典:Instagram壁が濡れていたのは風呂場に近い壁だけだったことから、主人公は原因が分からず頭を抱えます。そして主人公は、上の階の住人に壁が濡れていたことについて尋ねるため訪問しました。問題さあ、ここで問題です。壁が濡れていた原因は何だったでしょうか?ヒント上の階の住民が『あるもの』を出しっぱなしにしていました。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:Instagram正解は「上の階の人がシャワーを出しっぱなしにしていた」でした。2時間後、主人公の家に上の階の住人が謝罪に訪れました。上の階の住人の不注意が原因だったようです。しかし「102号室が関係してるせいなのかしら」と意味深な発言をする上の階の女性。言葉の意味を聞こうとした主人公でしたが、上の階の女性は気まずそうに去ってしまうのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2024年03月15日永野芽郁主演「君が心をくれたから」の第10話が3月11日放送。太陽が雨に見せようとした花火が打ち上がる…そこに待ち受けていた残酷な展開に「もう耐えきれない」「辛すぎる」などの反応が続出。ハッピーエンドを望む視聴者からの声もSNSに続々届いている。本作は永野さん演じる主人公が愛する男性のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、過酷な“奇跡”が引き起こすファンタジーラブストーリー。パティシエの夢を諦め長崎に帰郷、高校時代から想っていた太陽を救うため自分が五感を失うという選択をした逢原雨を永野さんが演じ、“案内人”の千秋が亡くなった母親だと知った朝野太陽には山田裕貴。長崎市役所で働く望田司には白洲迅。太陽の妹・春陽に出口夏希。幼少期の雨を虐待していた母の霞美に真飛聖。太陽の父で花火師の陽平に遠藤憲一。自らも“奇跡”を背負った過去を持つ案内人・日下に斎藤工。太陽の母親だった案内人の千秋に松本若菜といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。太陽が桜まつりの花火大会で打ち上げる花火の審査に合格。陽平の次、2番目に花火を打ち上げることが決まる。そして桜まつり当日、雨は司の車で霞美が入院してる病院に向かい、霞美に触覚を失いもうすぐ視覚も失ってしまうことを告白する。その頃、花火大会の会場では太陽たち朝野煙火工業の面々が打ち上げの準備を進めていたが天候が悪化。強風でテントが壊れ、太陽は機材の下敷きとなり病院に搬送され、雨の乗った車も事故渋滞に巻き込まれる。病院で目覚めた太陽は日下と千秋に、雨を止めて欲しい、そのためなら命でも差し出すと懇願する。自分たちにはできないと告げる日下だが千秋は、自分が天との約束を破れば自分は月明りに溶けて消える…月が出るときは晴れるから花火を打ち上げられると話し、「私ね、あなたのお母さんなの」と口にする…というのが10話の展開。千秋が自らの消滅と引き換えに実現した花火大会だったが、やっと太陽の花火が上がった時、すでに雨の視覚は失われていた。花火が上がったのとは別の方向を向いて「きれい…」と声を上げ、太陽の花火が見れてよかったと嘘をつく雨…視聴者からは「花火見れずに目見えなくなるのやばいよほんとやばい」「太陽くんに嘘つく雨ちゃんの気持ち考えたらもう耐えきれないし、見れなかったのに嘘ついてる雨ちゃんを見る太陽くんの気持ちももう辛すぎる」「味覚失って聴覚失って触覚まで失って最後くらい太陽くんの花火見せてあげてほしかった」といった反応多数。残酷なストーリー展開に「夢オチで良いのでハッピーエンドでお願いしたい」「最終回は頼むからハッピーエンドてお願いします」「来週の最終回はハッピーエンドで泣かせてほしい」などといった感想もSNSに数多く上がっている。【最終回あらすじ】五感のうち残された最後のひとつ「聴覚」が失われるまでのタイムリミットが時計に表示される。それは1週間後の3月31日午後4時だった。日下からそれを教えられた雨は、線香花火の勝負で勝ったからと言って太陽にひとつ頼み事をする。桜まつりからの帰り道、太陽は「雨の心を支える言葉を伝えるよ」と約束していた。雨は聴覚がなくなるとき最後に聴くのはその言葉がいいと太陽に頼む…。「君が心をくれたから」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2024年03月12日永野芽郁主演、山田裕貴共演「君が心をくれたから」第9話が3月4日放送。案内人・千秋の素性と彼女の“願い”に今週も涙する視聴者多数。また太陽が雨に語った言葉にも「その発想は無かった」「本当に名の通り太陽みたい」といった声が上がっている。五感を失いつつある逢原雨を永野さんが演じ、雨のために花火を打ち上げようとする朝野太陽に山田裕貴。太陽の妹・春陽に出口夏希。太陽の父・陽平に遠藤憲一。雨を支えようとする望田司に白洲迅。“案内人”日下に斎藤工。同じく案内人の千秋に松本若菜といったキャストが出演する本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。陽平が亡くなった妻・明日香の写真を取り寄せたことで、太陽は母の顔を知ることになるが、写真に写る明日香は“案内人”千秋だった…千秋が太陽の母だと知った雨は「これでお母さんに伝えたい事を伝えられるね」と喜ぶが、そこに日下が現れ、案内人と奇跡の対象者が生前の関係者だった場合、本来担当することは許されないが、千秋が食い下がり正体を隠すと誓ったことで、天が生前にまつわる会話を禁ずることを条件に雨と太陽のもとにやってきたことを明かす。そして太陽が千秋を「母さん」と呼んだ場合、千秋の魂は完全に消滅すると告げる。太陽は休憩中の話し相手になって欲しかったと言って千秋を呼び出し、もし天国で偶然、明日香に出会ったら伝えて欲しいと前置きして「ごめんなさい。俺のせいで火事に巻き込んで」と、ずっと言えなかった謝罪を口にする。すると千秋は「私もいいかしら」と言って「見たい景色がある」と太陽に頼み事をする…。それは“家族団らん”だった。太陽は陽平と春陽を誘って家族で鍋を囲うが、そこには千秋の姿もあった。太陽は「母さんもここに呼ぼう」と言うと陽平の隣の空席の椅子を引き、鍋を取り分ける。太陽にだけ見える千秋はそこに座り、生前の明日香が果たせなかった“家族団らん”が叶う…。この展開に「千秋さん、よかったね。家族団欒の時間を持つことができて」「太陽くんお母さんに謝れてよかったね。千秋さん息子がどんな人生だったか聞けて、感謝の言葉も聞けて、家族団欒に参加できてよかったね」「太陽君と千秋さんとのやり取りからの涙、家族団欒を見れた、明日香さんの涙、もうもらい泣きしました」などの声がSNSに殺到。一方、千秋は太陽に対し、五感が無くなった後の人生に怯えてる雨を力づけるよう伝える。帰宅した太陽は「五感が無くなったら私の希望もなくなる」と話す雨に、自分が雨の五感を取り戻すと話す…。そんな太陽に「五感が無くなったら…取り戻す、その発想は無かった。確かに取り戻そうとしてもいいんだよな」「雨ちゃんの五感を取り戻す…って…また、新たな奇跡が起きるのかな…」「奇跡ではなくとも希望を灯してくれる太陽くん、本当に名の通り太陽みたいな人だな」などといった声も送られている。【第10話あらすじ】逢原雨は、朝野太陽から嬉しい報告を受ける。桜まつりの花火大会で打ち上げる花火の審査に、合格したのだ。トップバッターが太陽の父・陽平で、太陽の花火はその次だという。大喜びした雨は、どんな花火にしたのかと尋ねた。すると太陽は、当日までのお楽しみ、としながらも、「俺の人生で一番大切だった十秒間かな」と返す。桜まつり当日。雨は、望田司に頼み、母・霞美が入院している病院まで車を出してもらう。やってきた雨が杖をついていることに驚く霞美。雨は、触覚を失い、もうすぐ視覚も失ってしまうことを霞美に打ち明ける。雨のために何もできない、と泣きじゃくる霞美に、「お母さんの笑顔が見たい」と頼む雨。花火大会の会場では、太陽たち朝野煙火工業の面々が打ち上げの準備を進めていた。離れた場所でその様子を見つめていた千秋は、美術館で「自分の人生は今日この瞬間のためにあったのかもしれない」と言っていた日下の言葉を借り、太陽の作った花火を見届けることができたらもう思い残すことはない、と日下に伝える。雨は、霞美と別れて司とともに花火大会の会場へと向かう。だが会場では、次第に分厚い雲が広がり、強い風が吹き始めていた…。「君が心をくれたから」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2024年03月05日大河ドラマ「光る君へ」より、出演者の撮影現場からのコメントが聞ける「君かたり」が公式サイトにて公開された。吉高由里子が紫式部に扮する本作。今回公開された「君かたり」には、まひろ(紫式部)ののんびりとした弟・藤原惟規役の高杉真宙、まひろとは特別な絆がある藤原道長役の柄本佑、町辻で風刺劇を披露する散楽の一員である直秀役の毎熊克哉が登場。それぞれ、演じる役柄やまひろについてなどを語っている本映像。高杉さんは、「助けたくなる姉」「なくてはならない存在」と姉・まひろや乳母・いと(信川清順)について語る。柄本さんは、直秀について「同じにおいを感じる」「自由さみたいなものに対する、憧れみたいなのも意外に道長の中にはちょっとあるんじゃないかな」と考えを述べた。そんな直秀を演じた毎熊さんは、「若いときに失ったこととかが、むしろ何か得るタイミングだったりする気がしていて、それを忘れないでほしい」「若いときに味わった気持ちを汚さずにというか、やっぱり人生いつまで生きるかわからないですけど、大事なものっていうのはそんなに何個もないはずなので、そういうのを持っていてほしいなと思いますね」とまひろと道長への思いを明かしている。第10回あらすじ兼家(段田安則)は道長(柄本佑)たち一族を巻き込んで、秘密裏に花山天皇(本郷奏多)を退位させ、孫の懐仁親王(高木波瑠)を擁立する計画を進め始める。その頃まひろ(吉高由里子)は、家に帰ってこない為時(岸谷五朗)を案じ、妾の家を訪ねてみる。そこには身寄りもなく最期を迎えようとしている妾の看病をする為時の姿があった。帰宅したまひろのもとに道長からの恋文が届く。まひろは道長への文をしたため始めるが――。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~BS・BSP4K、毎週日曜日12時15分~BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月04日※このコラムは『君が心をくれたから』8話までのネタバレを含んでいます。■あまりに多機能すぎる万能な男・司約1ヶ月後、視覚を失う雨(永野芽郁)。それを知った恋人の太陽(山田裕貴)は桜祭りで雨に花火を見せることがかなったら、その後は花火師の夢を諦め、雨を支えていくことに専念しようと決意します。雨の介護と両立するため、別の仕事を紹介してもらえないか、司(白洲迅)にお願いする太陽。司は、仕事の斡旋から、雨の介護施設の紹介まで手広く請負い、ある時はばあちゃんの願いをかなえる伝書鳩に、ある時は雨の偽装彼氏に、(後述の)挙げ句の果てには婚姻届の証人から、雨が五感を失った後の伝書鳩パート2と、アレクサもびっくりの多機能っぷり。多分、犯罪以外なら何でも無償で引き受けてくれそうです。しかも、「視覚を失う期限が分かるんですか?信じます。何か言えない事情があるんですよね」と物分かりまでよすぎます。とにかく使える男です。そして、主要人物でありながら名前に天気が入っていない理由も分かりました。「つかさ」で傘だったんですね。みんなの困りごとを跳ね除け、大きな傘となってくれている司。とにかくなんかあったら司に情報吹き込んでおけば、うまいこと動いてみんなの運命をいい方向に導いてくれます。次はどんなファインプレーを繰り出してくれるのでしょうか。■自分の過去を雨に重ね、追体験しているように見える日下「雨と生きよう」と決意した太陽は、雨にプロポーズをします。しかし、雨はその答えを保留。あまりに早すぎるプロポーズの理由が、太陽が読んでいた本にあったことに気づいてしまいます。雨の介護をするために、書類の上でも家族になった方がさまざまな手続がスムーズにいくなど、雨の将来を考えての決断だったのです。「太陽と一緒にいることが彼の負担になるのでは」と雨が悩み続ける中、案内人・日下(斎藤工)が「それでも彼は支えるかも。五感を失ってからは断る術はない。プロポーズ受けてみては?」と柄にもなく助言をします。「雨に肩入れはするな」と言っていた彼がこんな発言をするなんて、なんだか自分の過去を雨に重ねて希望を抱いているようにも見えます。自分も奇跡の取引をして、人を助けた日下。おそらくその結末は悲しいもので、それを原因に彼は心を失ってしまったけれど、雨と太陽が純粋に相手を思い合う姿を見て、日下も心を取り戻し始めたのかもしれません。「人間、最後は自分を守る」と言っていたので、日下は裏切られたけれど、太陽たちはそうはならないのでは?とどこかで期待をし、自分はかなわなかった幸せな結末を信じたい、と思っているように見えてなりません。■前科持ちクラッシャー春陽・2犯目確定そんな中、やってくるのが感情で生きる女・春陽(出口夏希)。太陽の妹です。高校生の時も、雨と太陽の関係を無神経にクラッシュした前科持ちの女ですが、今回もやってくれました。「プロポーズ断って。お兄から花火を奪わないで。お願いします。お兄の前からいなくなってください」お前もう少し言い方があるだろうよと。五感を失いかけてる人間を前に、いなくなってくださいだと?しかも、「雨は太陽から花火を奪おうとしてる」って言ってますけど、お前は「太陽から雨を奪おうとしてる」んですが?「雨と花火、どちらの方が太陽にとって大切か」を確認もせず、自分の価値観で独りよがりにこれぞ善行だとばかりに関係をぶち壊す。これって、高校の時にやらかしたことと全く同じです。反省したんじゃなかったんかい!そこで雨は、太陽が自分のために夢を諦めようとしていることを知り、そんな太陽の人生を望んではいない、と身を引くことを改めて決意します。■千秋の正体と、約束から解放された太陽一方で、悩む太陽は案内人・千秋に相談をします。「父さんの期待、母さんとの約束。でも雨がいないとダメなんです」と、花火や約束よりも、自分の中で大きな存在になった雨への気持ちを吐露します。そして千秋は言うのです。「あなたは間違ってない。跡取りなんてだれでもいい。お母さんが生きてたらこう言うわ。私との約束もどうでもいいのよ。心のままに生きなさい」。その言葉で太陽は解放されます。そして実は千秋は亡くなった太陽の母だということが発覚します。そんなことはつゆ知らず、母との約束を解消してもらい、自由に生きることを後押ししてもらった太陽。雨を選ぶ人生に迷いがなくなりました。■雨が母と暮らすことのリスク毒親だった雨の母・霞美(真飛聖)の退院に合わせて、雨は一緒に遠くに住むことを提案します。太陽の前から姿を消すために頼れるのは母しかいないので、仕方ない部分はありますが、いくら病院で更生したとはいえ、虐待を受けていた母に五感を失った状態で一緒に暮らし、世話を頼むというのはあまりにもリスキーです。幼い子どもだったとはいえ、五感がある状態でも雨との生活に精神がギリギリだった母が、五感を失い意思疎通もままならなくなった雨を受け止めて、生涯暮らしていくほどの心のキャパはあるのでしょうか?本来ならお試しで暮らしてみて、無理なら離れるという選択ができますが、もう雨には時間がありません。■結婚詐欺師、爆誕太陽の前から静かに消える計画を雨はこっそり進めます。スムーズに計画を実行するため、雨は結婚詐欺を働くのです。プロポーズを受け、婚姻届を出したふりをして、1ヶ月だけ太陽と擬似結婚生活を過ごす。そして、五感を失ったら「太陽くんは責任感じず自由に生きて」と伝えてもらうよう、多機能で万能な男・司をボイスレコーダー役に任命します。1ヶ月の間だけは夢だった太陽のお嫁さんとして過ごす。それは幸せでもあり、とても苦しいものでしょう。これが期限のない現実だったら……と、幸せであればあるほど、胸が締めつけられそうです。結婚式も雨の手作りで、家で急ぐように二人だけで執り行われます。とうとう二人初めてのキス。奥手な二人がやっとここまで来た!はずなのに……。そしてどうしてもこれだけはうそがつききれず、一生を誓うための“誓いの言葉”を省略する雨の姿がまた痛々しい……。せっかく結ばれたと思ったら、また壊れてしまうこの関係。また、ゲームチェンジャー司がどうにかしてくれないか、期待をしながら次回を待ちましょう。頼んだ司!(やまとなでし子)
2024年03月04日映画『ぼくのお日さま』が、2024年9月に公開される。池松壮亮が出演。雪の降り始めから雪が解けるまでの少年の成長を描く映画『ぼくのお日さま』は、雪の降る街を舞台に、吃⾳をもつホッケー少年のタクヤと、フィギュアスケートを学ぶ少⼥さくら、元フィギュアスケート選⼿でさくらのコーチ荒川の3⼈の視点で紡がれる物語だ。雪が降り始めてから溶けるまでの、淡く切ない小さな恋の物語を映し出す。池松壮亮が元フィギュアスケート選手のコーチにさくらのコーチで、夢に敗れた元フィギュアスケート選手・荒川は池松壮亮が演じる。池松は以前、奥山大史が手掛けたエルメス(HERMÈS)のドキュメンタリーフィルム『HUMAN ODYSSEY —それは、創造を巡る旅。—』に出演。その際、池松の佇まいに魅せられた奥山が『ぼくのお日さま』に大人の目線を加えたいと思ったことから、荒川というキャラクターが作られた。また、池松演じる荒川の恋人・五十嵐役として若葉⻯也が出演。五⼗嵐という役も、若葉への当て書きで作られたという。映画『ぼくのお⽇さま』登場人物タクヤ…越⼭敬達吃音をもつホッケーが苦手な少年。さくら…中⻄希亜良荒川にフィギュアスケートを学ぶ少女。荒川に憧れている。荒川…池松壮亮元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ。五十嵐…若葉竜也荒川の恋人。監督は奥⼭⼤史監督を務めるのは期待の新鋭、奥⼭⼤史。大学在学中に制作した長編初監督作『僕はイエスが嫌い』で、史上最年少となる22歳で第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新⼈監督賞を受賞した。映画『ぼくのお日さま』は、奥山が子どもの頃の約7年間、フィギュアスケートを習っていた経験から、「雪が降り始めてから雪が解けるまでの少年の成⻑を描きたい」という思いを抱きスタートした作品だ。あたたかくて懐かしくて、しかしながら今まで誰も観たことのないような映画に仕上げている。なお、『ぼくのお⽇さま』は第77回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクション「ある視点」部⾨に正式出品。ワールドプレミア上映される。なお、『ぼくのお⽇さま』は第77回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクション「ある視点」部⾨に正式出品。ワールドプレミア上映される。主題歌はハンバート ハンバート主題歌は、ハンバート ハンバートが2014年に発表した8thアルバム「むかしぼくはみじめだった」の収録曲である「ぼくのお日さま」。監督の奥山は、映画のプロットを考える中で「ぼくのお日さま」と出会ったという。その歌詞を聞いた途端「主⼈公の少年の姿がはっきり浮かび、物語がするすると動きだした」と語る。これまで主題歌オファーがあっても全て断ってきたほどの大切な楽曲だったが、奥山からの手紙を読みオファーを快諾したそうだ。映画『ぼくのお日さま』あらすじ吃⾳をもつホッケー少年・タクヤは、「⽉の光」に合わせフィギュアスケートを練習する少⼥・さくらの姿に、⼼を奪われてしまう。ある⽇、さくらのコーチ荒川は、ホッケー靴のままフィギュアのステップを真似て何度も転ぶタクヤを⾒つける。タクヤの恋の応援をしたくなった荒川は、スケート靴を貸してあげ、タクヤの練習をつきあうことに。しばらくして荒川の提案から、タクヤとさくらはペアでアイスダンスの練習をはじめることになり……。【作品詳細】映画『ぼくのお日さま』公開時期:2024年9月監督:奥山⼤史撮影・脚本・編集:奥山⼤史出演:越⼭敬達、中⻄希亜良、池松壮亮、若葉⻯也、⼭⽥真歩、潤浩主題歌:ハンバート ハンバート配給:東京テアトル
2024年03月03日吉高由里子が紫式部を演じる現在放送中の大河ドラマ「光る君へ」より、藤原道兼役・玉置玲央のインタビュー映像が公開された。「知らなくていいコト」「星降る夜に」などでも、吉高さんとタッグを組んだ大石静が手掛ける本作。吉高さんのほかにも、藤原道長役の柄本佑、藤原道隆役の井浦新、さらに、高畑充希、黒木華、町田啓太、塩野瑛久、毎熊克哉、松下洸平、ユースケ・サンタマリアらが出演。今回インタビュー映像が公開された玉置さん演じる道兼は、道長の次兄で、まひろ(紫式部)との間に、ある因縁がある人物。映像では、役との共通点や、好きな登場人物・安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)について語っており、視聴者からは「道兼が嫌いだったのは第一話がマックスで、その後はその哀しさや純粋さがダイレクトに伝わってきて目が離せない登場人物になりました!」、「これからの話もとても楽しみにしてます!」、「嫌いになれない…」、「話数を重ねてきて、玉置さんの演技力の素晴らしさもあり、ずっと孤独な道兼の心の置き場もなんとかしてあげたいと情を感じるような気持ちが湧き立ちました」、「複雑で繊細な玉置玲央さんの演技が素晴らしいと思う」、「光る君へにこんなにハマれたのは道兼がいてくれたからだと思う」などとたくさんのメッセージが寄せられている。▼第9回「遠くの国」(初回放送:3月3日)東三条殿に入った盗賊の正体は直秀(毎熊克哉)ら散楽一座だった。道長(柄本佑)の命で検非違使に引き渡される。一方、直秀らの隠れ家を訪ねていたまひろ(吉高由里子)は盗賊仲間と勘違いされ、獄に連行される。宮中では、花山天皇(本郷奏多)と義懐(高橋光臣)の関係が悪化し、代わって道兼(玉置玲央)が信頼を得始めていた。その頃、兼家(段田安則)を看病する詮子(吉田羊)を思いもよらぬ事態が待ち受けていた――。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~BS・BSP4K、毎週日曜日12時15分~BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年02月28日永野芽郁&山田裕貴共演「君が心をくれたから」第7話が2月26日放送。明かされた千秋の“秘密”に大きな衝撃が走るとともに、雨と太陽の“キス”には「キスシーン切なすぎ」「こんなに泣いたキスシーンはなかった…」等の声も寄せられている。永野さん演じる主人公が想い続ける恋人を救うため“五感”を差し出すというストーリーの本作。1か月後に視覚を失う逢原雨を永野さんが、自分のために雨が五感を失うと知ってしまった朝野太陽を山田さんが演じるほか、2人の力になろうとする望田司に白洲迅、太陽の妹・朝野春陽に出口夏希、父親の朝野陽平に遠藤憲一、太陽の命を救うため雨から五感を奪う“案内人”日下に斎藤工、“案内人”千秋に松本若菜といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。太陽は司に雨が実際に五感を失っており、視覚も1か月後にはなくなると話したうえで、雨を支えるために花火師をやめるつもりだと伝える。その様子を見つめていた千秋は「子どもの頃からの夢を諦めるなんて反対だわ」と話す。「俺、その話しましたっけ」と少し驚いた表情をみせる太陽に、雨から聞いたと答える千秋だが、終盤、陽平が春陽に亡き妻・明日香の写真があると告げる。全部燃やしたはずではと驚く春陽に、明日香の実家から送ってもらったと封筒を渡す陽平。封筒の中に入っていた写真に写っていた太陽と春陽の母・明日香は案内人・千秋だった…。視聴者からは「やっぱり、千秋さんは太陽くんのお母さんだった!」「千秋さんが太陽くんのママだったなんて」など驚きの声が上がるとともに、SNSには「そしたら雨ちゃんの父は日下か?」と、日下が雨の父親では?と推測する投稿も多数寄せられる。一方、太陽が花火師を辞めるつもりだと知った春陽は、太陽に母との約束はどうするのかと詰め寄る。「今は何よりも雨が大切、支える責任がある」と応じる太陽に、激昂のあまり「お母さんのこと死なせておいて、そんな自分勝手なこと絶対許さない」と言い放つのだが、この発言に対しSNSには「春陽ちゃん、それは言っちゃいけない」「春陽ちゃん、絶対言うたらあかんこと言ったな」などの反応が。その後春陽は雨に“兄から花火を奪わないで、兄の前からいなくなって”と直談判。雨は太陽のプロポーズを受けた上で、太陽と婚姻届に判を押すと、太陽がその場を去ってから婚姻届を破り、証人となった司に「太陽君とは結婚しません」と告げ、太陽の未来を奪いたくないから、あと1か月で太陽の前から姿を消すつもりだと続け、自分の五感がなくなったら太陽に“責任を感じず自由に生きて欲しい”と伝えるよう頼みこむ。そして、その夜、帰宅した太陽とささやかな結婚式を挙げる雨。2人のキスシーンに視聴者からは「誓いのキスしても雨ちゃんは触覚がないから分かんないんだろうな。あんなに綺麗な絵なのに残酷すぎる」「2人だけの結婚式がめちゃくちゃ切なくて特にキスシーン切なすぎ」「こんなに泣いたキスシーンはなかった…」などの感想が集まっている。【第9話あらすじ】太陽は春陽から母・明日香の写真を渡される。写真に写っていたのは千秋で太陽は驚き、雨にも千秋の写真を見せる。「これからは伝えたいことを伝えられるね」と喜ぶ雨だが、そこに案内人の日下が現れ止めた方がいいと忠告する。もし太陽が千秋のことを「母さん」と呼んだら、千秋は月明かりに溶けて消えてしまうと言うのだ…。「君が心をくれたから」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2024年02月27日永野芽郁&山田裕貴共演「君が心をくれたから」の第7話が2月19日放送。雨が太陽に“返した言葉”に「めっちゃ良い言葉」「心に響く」などの声が巻き起こるなか、次に奪われる“感覚”が判明すると悲しみの声も広がっている。永野さん演じる主人公が想い続ける恋人を救うため“五感”を差し出すというストーリーの本作。すでに主人公・逢原雨の味覚、嗅覚が失われ、触覚が奪われるリミットが迫っている。キャストは太陽を救うため案内人に五感を差し出した逢原雨を永野さんが、五感を失いつつある雨に寄り添う花火師志望の朝野太陽を山田さんが演じるほか、“五感を失う病気”はないと太陽に告げた、長崎市役所勤務の望田司に白洲迅。明るく陽気な性格の太陽の妹・春陽に出口夏希。太陽の父で朝野煙火工業の当主であり、妻を火災で失った過去を持つ陽平に遠藤憲一。雨に心を差し出すよう告げた“案内人”日下に斎藤工。日下と共に行動するが、雨に寄り添う“案内人”千秋に松本さんといった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。太陽は雨に見せるため「桜まつり」で自分の花火を上げたいと陽平に申し出ていたが、そのためには音頭をとる長崎花火協会の会長の審査を受け、認めてもらう必要があった。陽平からその話を聞いた雨は、太陽にチャンスをあげてほしいと頼む…というのが今回の物語。触覚を失うリミットが迫るなか、雨は日下から「触覚があなたに教えてくれることがあるはず」と告げられる。その後、触覚を失った雨は階段から転落、病院に搬送され、そこでついに太陽に“奇跡”について話す。自分の命と引き換えに雨が五感を失い、夢を諦めたと知り、太陽は自分が雨の夢も幸せも全部奪った、と悔恨する。病院の屋上から身を投げ、自らの命を天に帰すことで雨に五感を返そうと考える太陽だが、日下は“あなたが死ねば雨も命を失う”と告げる。そこに杖で身体を支えながら雨が現れ、自分を救う価値なんてない、と号泣する太陽に「君には誰にも負けない素敵な価値がある…太陽はこの世界に必要だよ」と、かつて太陽が自分にかけてくれた言葉を返す。このシーンに「誰にも負けない素敵な価値 めっちゃ良い言葉ばっかすぎて感動」「本当に沢山大切なメッセージを届けて貰ってる気がする・・・」「毎週心に響く言葉が多すぎる」など、感動の声がSNSに巻き起こる。しかしその後、次に失われる感覚が視覚であることが判明…「まだ見えるから抱き締められてることや触れられることに気付けるけど、見えなくなったら…」「次視覚かいな これどーやったらハッピーエンドになれるん」「どうして太陽の花火が観たいのに、次に奪われるのが視覚なの」など、雨にふりかかるさらなる残酷な運命に悲しみの声が広がっている。【第8話あらすじ】太陽は司に、雨が視覚を失う頃に行われる桜まつりで、雨に自分が作った最初で最後の花火を見てもらいたいと言う。太陽は桜まつりが終わったら花火師を辞めて、雨を支えようと決意しており、司を呼んだのも、自宅でできる仕事があれば紹介してもらおうと思ったからだった…。「君が心をくれたから」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2024年02月20日現在放送中の大河ドラマ「光る君へ」第8回の相関図が公式サイトで公開された。吉高由里子が主演する本作は、「源氏物語」を生み出した、紫式部の人生の物語。「星降る夜に」「知らなくていいコト」の大石静が脚本を担当し、吉高さんが主人公の紫式部/まひろを演じている。ほかにも、柄本佑、井浦新、高畑充希、三浦翔平、本郷奏多、塩野瑛久、竜星涼、黒木華、松下洸平ら豪華なキャストが出演する。今回公開されたのは、2月25日(日)に初回放送予定の第8回「招かれざる者」の相関図。第8回は、打きゅうの話題で持ち切りの中、斉信(金田哲)らの心無いことばを聞いたまひろ(吉高由里子)は、心中穏やかでない。さらに、宮中で兼家(段田安則)が倒れ、安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)のお祓いが行われるが効果はなく、道長(柄本佑)ら兄弟が看病にあたる。一方、為時(岸谷五朗)を訪ねて道兼(玉置玲央)がまひろの家に現れ、母の仇と対峙することに――という内容になっている。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~BS・BSP4K、毎週日曜日12時15分~BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年02月19日※このコラムは『君が心をくれたから』6話までのネタバレを含んでいます。■キスもまだの二人が突然の同棲という衝撃とうとう本当の気持ちを伝え、両思いとなった雨(永野芽郁)と太陽(山田裕貴)。手をつなぐことすらなかなかできないという、洗濯洗剤ボールドもびっくりな白さのピュア恋愛で止まっていた二人ですが、突然一緒に同棲していて目ん玉ひん剥きました。聞いてない。両思いになったところから、キスすらもまだ程遠いようなピュアな二人が一つ屋根の下に?いや、聞いてない(二度目)。何が起きた?彼らからしたら恋愛階段50段飛ばしくらいの進展では?おそらく祖母が入院したことを心配した太陽から持ちかけたのでしょうか。だとすれば、それをすぐには飲み込めず恥らう雨、「残された期間を幸せに過ごせてよかったね」と目を細める案内人・千秋(松本若菜)、そしてその横で微動だにしない男・日下(斎藤工)。(妄想)そんな同棲を雨が受け入れるまでに至るストーリーも見たかった!しかし、この後太陽が口にするセリフ「雨って呼びたいんだ」で、また30段くらい恋愛階段をずり落ちます。キスも呼び捨てもまだな状態での同棲。恋愛の順序が色々入り乱れていますが、雨は自分の自己肯定感を下げる原因となった「雨」という名前がどうしても受け入れられず、その申し出を断ります。■肉体的にも精神的にも削られまくるデストリップ、スタートガンで余命わずかとなった雨の祖母・雪乃(余貴美子)は容体が一気に悪くなり、たっての希望で病院から自宅に帰ることに。そして雪乃の願い「雨とその母・霞美(真飛聖)を親子に戻してあげたい」をかなえるために、太陽は雨にあの地獄の禁じ手を復讐します。そう、騙し討ちです。「太陽が雨をデートに誘ったら、勝手に司(白洲迅)を呼ばれて3人デートにされ、絶望したアレ」を太陽は意図してか、真意は不明ですがやり返します。祖母、太陽、雨の3人での旅行のはずが、雨の大嫌いな母を内緒でジョイン☆雨は自分もやっただけに文句は言えません。そこからペーパードライバー・太陽に命を預け、雨達家族は最初で最後の家族旅行に出かけます。幼い頃、母に包丁を持ち出され、自分の存在を全否定され、自己肯定感を奪われた雨。やはりどうしても母への嫌悪の感情が先立ってしまいます。ペーパードライバーに命を握られてるわ、雰囲気は最悪だわで、肉体的にも精神的にも削られまくるデストリップ。こんなんじゃ祖母の余命はさらに削られそうです。■心と心をぶつけ合うゲームの力やはり過去のトラウマはそんなに簡単に清算できるものではありません。どうしても母を受け入れられない雨。そんな中、前向きな太陽から「自分の母は亡くなってしまったけれど、雨の母はまだ生きているからいろんなことを伝えることができる」と助言され、雨は母・霞美にゲームを持ちかけます。積年の恨みを持つ相手と海辺での勝負。響きだけ聞くと生死をかけたデスゲームっぽいですが、このドラマは人の心を描く恋愛ドラマ。心と心のぶつかり合いでした。互いに向かい合い、じゃんけんで勝った方が質問し、ゴールまで一歩ずつ進んでいくルール。そこで今まで母に聞きたかったけれど、聞けなかった質問をここぞとばかりにぶつけるのです。■グロすぎる描写。母から雨への質問まず雨が質問したのは「父はどんな人なのか」。そこで知ったのは、父は霞美が役者を目指していた頃の仲間で、雨ができたのを知って、逃げてしまったのだという事実。雨だけでなく霞美もまた、孤独だったのです。そして、霞美が雨に「あんたなんて必要ない」と発言していた真意は、雨さえいなければ「父である彼は逃げなかったのに」と、「夢である役者をまだ目指せたのに」という2つの意味があったのでしょうか。どちらにせよ、自己中心的すぎますが……。そして霞美から雨への質問「雨の好きな色」がまた辛かった……。捻り出した最初の質問が好きな色。まるで小学生にする質問のようです。雨のことを何も知らない、という描写なのか。離れ離れになった雨の小学校時代から母をやり直したい、という気持ちの表れなのか。はたまた、やっと雨に興味を持ち、母として1から向き合い始めたという意味なのか。いずれにせよ、たった一つの質問の裏に隠された破壊力。なんともグロい……。■明かされる雨という名前の理由お互いの質問の末、母が雨という名づけの由来を明らかにします。「雨を産んで、不安で自信がなかった時に雨が降った。その時、生まれたばかりの雨がうれしそうに笑ってくれた気がしたから、雨が笑顔にしてくれますように、と名づけた」と。母が適当につけたと思っていた、大っ嫌いな変な名前。自己肯定感と存在価値をあやふやにしてきた雨という名づけ。そこには、今まで雨が求め続けてきた母の愛が実はたくさん詰まっていたことを知るのです。そんな二人のやり取りを見ながら、祖母に「雨ちゃんは強くなりますよ。だから大丈夫。雪乃さんの孫だから。それでも辛くなったら僕が雨ちゃんと一緒にいます。雪乃さんの分まで、雨ちゃんの幸せを願います」と、雪乃に声をかけるのです。なんとまっすぐでいい子なのでしょう。このままでは一人ぼっちになってしまう雨に、どうか唯一の肉親である母との仲を取り持って支えを作ってあげたい、と内心焦っていたはずの祖母は、その言葉を聞いて安心したことでしょう。■最後の交換日記そこから程なくして亡くなった祖母。小学生の頃、雨と行っていたボイスレコーダーでの交換日記には、時を超えて病床からの最後のメッセージが。自分も病気で苦しいはずなのに、最後まで雨の幸せを一番に願いながら、雨の今後を心配する祖母の弱々しい声。そして、そのメッセージに精一杯の愛を込めて祖母への愛と感謝を語る雨。すると、死者が最後に降らせるという優しい雨が降り始めます。まるで雨の言葉に祖母が返事をするように。きっとこの祖母の声は五感を失っても、いつまでも心と記憶に残り、雨を包んでくれるのでしょう。次回はとうとう雨が五感を失った本当の理由を太陽に告白するようです。隠し通すはずだったこの事実を話すことになるきっかけはなんだったのか。太陽はそれを知って、二人の関係はどう変わるのか。ドキドキしながら待ちましょう。(やまとなでし子)
2024年02月19日永野芽郁が主演する「君が心をくれたから」の第6話が2月12日放送。雨の祖母・雪乃からの“最期の言葉”に「ものすごく愛情深くて脱帽」「めちゃくちゃ泣いてしまった」などの感想多数。“衝撃的”な次回予告にも多くの反応が集まっている。本作は長崎を舞台に、永野さん演じる主人公が愛する男性のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、過酷な“奇跡”が引き起こすファンタジーラブストーリー。母親に虐待を受け祖母のもとで育ち、再会した初恋相手のために五感を失いつつある逢原雨を永野さんが演じるほか、雨が“案内人”に心を差し出したことで命を救われた朝野太陽には山田裕貴。仕事を辞め帰郷した雨と出会う望田司に白洲迅。太陽と家族の幸せを願う太陽の妹・春陽に出口夏希。太陽の父であり師匠で“朝野煙火工業”の当主の陽平に遠藤憲一。ガンで余命いくばくもない雪乃に余貴美子。雨の五感を奪うあの世からの“案内人”日下に斎藤工。日下とは対照的に雨に寄り添う一面をみせる案内人・千秋に松本若菜といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。6話では雪乃の部屋を掃除していた雨が古いボイスレコーダーを見つける。それは小学生の頃の雨が雪乃と声の交換日記をするために使っていたものだった。言葉のやり取りを続けてきた雨と雪乃だったが、学校で自分の名前をバカにされたことをきっかけに雨は交換日記を辞めてしまう。そんな折、雪乃の容体が急変。病院に駆けつけた雨に雪乃は「家に連れて帰ってほしい」と頼む…という展開に。自宅に戻った雪乃は太陽に頼み雨の母・霞美(真飛聖)を家に招くと“最初で最後の家族旅行”に連れて行く。そこで雨と霞美に親子に戻ってもらおうとする雪乃。雪乃の死後、雨のもとを訪ねてきた司は「雪乃から預かった」とボイスレコーダーを手渡す。そこには“最後の交換日記”が録音されていた…。「人生って残酷ね、いつも辛いことばっかり。でもあなたならきっと立ち向かえる。大丈夫…雨は強い子だから」という雪乃の最期の言葉に「最後まで素敵なおばあちゃんでした」「ものすごく愛情深くて脱帽だわ…これからも雨ちゃんの心の支えになるんだろうな…」「ばぁちゃんの言葉がめちゃくちゃ刺さってめちゃくちゃ泣いてしまった」などといった感想が次々と寄せられる。ラストでは司が太陽に「五感を失う病気はない」と告げ、その後の予告では雨が太陽に“五感を失う本当の理由”を明かす場面が。この予告にも「今日の放送で号泣して、来週の予告で更に号泣。ヤバい」「今日も勿論泣いたけど、何より7話の予告で号泣」「7話予告が辛すぎてもうそれだけで苦しい」などといった声が集まっている。【第7話あらすじ】太陽は司に「五感を失う病気がないなら雨の症状の原因は何だろう」と話す。太陽は雨に見せるため「桜まつり」で自分の花火を上げたいと陽平に申し出ていたが、そのためには音頭をとる長崎花火協会の会長の審査を受け、認めてもらう必要があった。陽平からその話を聞いた雨は、太陽にチャンスをあげてほしいと頼むが…。「君が心をくれたから」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2024年02月13日※このコラムは『君が心をくれたから』5話までのネタバレを含んでいます。■家族の悲しみまで身代わりとして引き受けた雨全ての五感をもうすぐ失う雨(永野芽郁)は、唯一の支えである祖母(余貴美子)がガンで余命わずかであることを知ります。そして隠し事を祖母に見透かされた雨は、一人で抱え続けてきた五感を失う事実をとうとう告白しました。自分の命はあとわずかで、無理なことだと知りながら、「ずっと雨のそばにいる!」と雨を抱きしめる祖母の言葉に、見ているこちらも胸が締めつけられます。太陽は、雨の起こした奇跡のおかげで、何も知らず生き延び、その家族も太陽の死を目の当たりにする事なく笑顔で生活できています。その代わりに、雨や祖母がこれだけの苦しみを抱え、涙を流しているのだと思うと、ただ五感を失っただけではありません。雨はあの日、太陽に起こるはずだった死と、それに伴う周囲の人間の悲しみまで自分が背負い、身代わりとして人生を捧げたようなものです。雨と太陽で、ただ違うのは五感と共に心を失い、感情が死んだまま生きるか。はたまた肉体までも失い、完全に死んでしまうのか、という点。果たして、雨はここまで想定して受け入れていたのでしょうか。■ゲームチェンジャー・本マグロ司唯一、全てを知っていた司(白洲迅)は祖母に「自分にできることはないか」と尋ねます。雨を思う司の気持ちを知る祖母は、「あの子の願いをかなえてやりたい。でもそれはあなたにとってとても残酷なこと。それでもいいの?」と司にあるものを託します。それは雨が高校時代に太陽(山田裕貴)に書いた手紙。卒業の時に渡すはずだったけれど、ちょっとしたボタンのかけ違いから、それは渡すことなくゴミ箱に捨てられ、祖母が大切に取っていたのです。太陽に手紙を渡し、真実を全て伝える司。雨が五感を失うこと。太陽から身を引くためにわざとうそをついていたこと。そして、手紙の中につづられた太陽への気持ちは、観覧車で雨から伝えられた、司を好きな理由と全く同じもの。あれは全て自分に向けられていた感情なのだと知り、太陽は衝撃を受けます。全てのかけ違いを元に戻したゲームチェンジャー司がグッジョブすぎて。どうにか雨の本当の気持ちを太陽に伝えたい、とヤキモキしていた視聴者にとって、待ちに待っていた瞬間です。さすが本マグロな男。顔イケメン、公務員、性格がいい。そんな男性が、彼女なしフリーなことが一つの奇跡なんじゃないか?ってくらい、最高の男です。どうか幸せになって!■登場人物の名前にこめられた意味このドラマの登場人物の名前は天気にまつわるのですが、司は違うんですよね。「望田司」まさに雨たちや視聴者の望みを動かし、司る存在のキャラクターです。しかも司という漢字は役所という意味もあるのです。さすが公務員。いろんな意味で名は体を表す配役。ちなみに案内人・千秋(松本若菜)も名前に天気がないんですよね。過去が明かされた時、その理由が分かるのでしょうか。■案内人の秘密当初「雨に深く干渉するべきではない」と言っていた案内人・日下(斎藤工)。まるで感情などないかのように落ち着き払っている彼ですが、少しずつ様子が変わってきました。全ての真実を知った太陽は雨に会いに行きます。しかし雨は「状況を知ったのならますます会いにこないで!もっと苦しくなる!」と、太陽を拒絶してバスに乗り込みます。そのバスを転びながらもひたすらに走って追いかける太陽。バスの中には雨と共に、案内人二人の姿も。そこで日下は雨に、まるで自分の過去の後悔と苦しみを繰り返させないかのように雨に告げるのです。雨の祖母がよく唱えていた、心を開く魔法の呪文と共に「太陽の元に行く、行かない、どちらも後悔する。なら全てを魔法のせいにして幸せな後悔をするべきだ。」と。その言葉に心を動かされ、雨はバスを降り、太陽の元へ走り出します。日下から垣間見えた暖かい感情と優しさ。そして少しだけフラッシュバックした過去。どうやら彼も奇跡を起こし、誰かのために犠牲になるという選択をした元人間であるようです。彼も過去は普通の人間で、奇跡という名のたくさんの苦しみを見守り続け、感情を失ったのでしょうか。千秋も奇跡経験者のようでしたし、彼らが案内人となった経緯もこれから明かされていくのでしょうか。■指輪をつける位置から見える雨の気持ち雨の卒業の時、太陽が雨に贈ろうとしていたしずくの指輪。妹・春陽(出口夏希)とその思い出を話しながら、雨への気持ちに蹴りをつけるために指輪を投げ捨てます。投げ捨てられた先は立入禁止区域で、結構な崖っぽい場所にも関わらず、それを何事もなかったかのように無傷で平然と回収し、後日雨の元に届ける野生児・春陽。とんでもないスキルです。「アラビアンナイトの指輪の精のように、何かあったら雨を元気づけたい」という太陽の気持ちを、春陽は指輪と共に伝えます。静かに受け取った雨は、その後指輪をうれしそうにつけるのです。その指は「左手の薬指」。しかし途中で慌てたように外します。太陽への気持ちが残ってしまうのが怖かったのか、それとも左手の薬指なんて、かなわぬ未来を願っては自分がさらに苦しくなる……と思ったのか。その後、雨は全てを知った太陽を拒絶するのですが、日下の後押しから考えを変え、逃げるように乗ったバスから降りて太陽に気持ちを伝えます。「五感を失っても私のこと好きでいて。お願い」と。その指輪をつけた指は「人差し指」。太陽を想い、「この恋は一時的なもの。未来はない」と、どこかで考えているからこそ、ここでは指輪をあえて最初につけようとした薬指ではなく、人差し指につけたのでしょうか。そんな雨を「どんな君になっても、ずっとずっと大好きだからね」と太陽は全て受け止め、10年のすれ違いに終止符が打たれました。司、春陽、日下、祖母、あらゆる人のアシストで、掛け違えたボタンを元に戻し、やっと両思いになれた二人。雨の触覚があるうちに、太陽を抱きしめることができてよかった……!五感の一部と心が残る短い間、どうか少しでも多く幸せな時間を過ごして欲しいですね。次回はやっと幸せな二人の姿が見れるのでしょうか。楽しみでなりません!(やまとなでし子)
2024年02月12日永野芽郁と山田裕貴が共演する「君が心をくれたから」の第5話が2月5日放送。雨の“指輪の精”になりたいと語る太陽に「発想可愛すぎんか」「太陽くんらしくて素敵」などの声が上がる一方、日下の過去について考察する投稿も多数SNSにアップされている。永野さん演じる主人公が想い続ける恋人を救うため“五感”を差し出すというストーリーが展開中の本作。逢原雨に永野さん、朝野太陽に山田さん、望田司に白洲迅、朝野春陽に出口夏希、朝野陽平に遠藤憲一、逢原雪乃に余貴美子、“案内人”日下に斎藤工、“案内人”千秋に松本若菜といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。前回のラストで雨から「私の事もう忘れて」と告げられた太陽は妹の春陽に、雨が高校を卒業するときに買った指輪を見せ、“指輪の精”になりたいと話す。春陽がアラビアンナイトのランプの精が有名だと返すと太陽は、ランプの精は悪いやつに使われて裏切ったりするけど、指輪の精はいつもアラジンの味方でなんでも願いをかなえる。だから雨ちゃんに悲しいことがあったら、指輪をこすってもらって、その場に現れ元気づけたい、「そんな風に俺が幸せにしたかったな」と自らの雨に対する強い思いを口にする。そんな太陽に視聴者から「指輪の精って発想可愛すぎんか…」「理由が太陽くんらしくて素敵だなぁ」「指輪の精になってくれる太陽くん好きだなぁ」などの反応が送られる。一方雨は、余命いくばくもないもない雪乃に自分の五感が失われつつあることを明かすのだが、その様子を見つめる日下の目にはわずかながらも感情が感じられるように。さらに五感を失ったあと施設に入ろうと考えた雨は、司の紹介で施設を見学に行くのだが、そこでも日下は明らかに動揺したような表情を浮かべる。その後、司に呼び出された雨のもとに太陽が現れ、五感を失うことを司から聞いたと明かし、雪乃から雨が高校生のときに書いた手紙ももらったと伝える。「会ったら一緒にいたくなっちゃうからもう会いにこないで」と太陽を突き放し、バスに乗り込む雨。太陽は雨が乗り込んだバスを走って追いかける…。太陽への想いを振り切ろうとする雨を見つめる日下の脳裏には、黒いスーツの男に「本当にいいんだね?」と問いかけられ「後悔はしません」と答える記憶が。さらに日下は幼い雨が読んでいた「アラビアンナイト」に登場する“素直になれる”魔法の呪文を口にし、「今は全てを魔法のせいにして、幸せな後悔をするべきだ」と雨に伝える。その言葉を聞いた雨は“五感がなくなっても私のこと好きでいて”と太陽の想いを受け入れる。その想いに太陽も「君がどんな君になっても、ずっとずっと大好きだから」と応え雨を抱きしめる…。「2人の想いが通じ合って良かった」「前回の切なすぎる別れから一転、もう一度2人が幸せに向かおうとするシーンは嬉しかった」などの声がSNSにアップされる一方、日下には「この人も五感無くして誰かを救ったのかな」「日下さんも、奇跡を選択させられた過去があったとか……?」「日下さんひょっとして五感捧げた過去がある?」など、彼の過去について考察する投稿も多数寄せられている。【第6話あらすじ】雨と付き合い始めた太陽は雪乃の家で彼女と一緒に暮らし始める。そんななか雪乃の容態が急変したという知らせが入る。病院へ駆けつけた雨に雪乃は、家に連れて帰ってほしいと頼む。「あと何日もつかどうか」そう感じていた雪乃は雨にお願いをする。それは、雨の母・霞美(真飛聖)を連れた、最初で最後の家族旅行に出かけることだった…。「君が心をくれたから」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2024年02月06日永野芽郁主演「君が心をくれたから」。その第4話が1月29日オンエア。雨と太陽の“最後”のハウステンボスデートに「平常心で見れない」などの悲痛な叫びがSNSに殺到。雨が太陽からこっそり拝借した“あるもの”にも注目が集まっている。本作は主人公が想い続ける恋人を救うため“五感”を差し出す…というファンタジーラブストーリー。永野さんが五感を失いつつある逢原雨を、山田裕貴が花火職人を目指す朝野太陽を、白洲迅が帰郷した雨を支え望田司を、出口夏希が兄想いの妹・春陽を、遠藤憲一が太陽の父・陽平を、余貴美子が余命いくばくもない雨の祖母・雪乃を、斎藤工が太陽の命と引き換えに雨の五感を奪う“案内人”日下を、松本若菜が“案内人”千秋をそれぞれ演じる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。冒頭、2016年の回想シーン。高校卒業を控えた雨は雪乃から“好きな人の心をもらう”意味合いから「昔は卒業の記念に好きな人の第2ボタンをもらった」と聞かされる。その後のデートで観覧車に乗りたい雨に対し、太陽は「観覧車は退屈で楽しくないし、恋人たちのもので自分たちには関係ない」と返答。雨はすねた表情で「それもそうだね。私たちには関係ないね」と応じ、結局2人は観覧車に乗らず買い物に向かう。そして現在、嗅覚を失うリミットが迫るなか、太陽からの告白を断る雨。太陽が振られたことを知った春陽は、雨に彼のことをもう1度考えて欲しいと頼んだうえで、太陽にはハウステンボスのペアチケットを渡し、雨と2人で行くよう勧める。だが雨はハウステンボスデートでわざと太陽に嫌われる言動をして、自分のことをあきらめさせようと司をデートに同行させる…。この展開にSNSには「このハウステンボスデートつらすぎる」「あまりに辛い展開で月曜の夜から鬱になる」「だめだ心痛む。君が心をくれたから平常心で見れない」等々、視聴者からの悲痛な叫びが殺到する。その後、かつて乗ろうとした観覧車に乗り込んだ雨と太陽。その中で雨は司と付き合うと告げる。司のどこが好きか問う太陽に雨は「特別扱いしてくれるところ」と切り出し「心から思ったの。もしまた生まれ変われるなら、次も絶対出会いたいって」と、太陽に対する自らの想いで応えたうえで、「私の事もう忘れて」と太陽に別れを告げる…。デートが終わった雨は千秋に「一番欲しいものもらっちゃったから」と握っていたボタンを見せる。それは太陽の上着の第2ボタンで、雨は太陽からの「卒業の記念」に密かに拝借していた…このシーンにもSNSでは「卒業式の時にもらう第二ボタンの話が、まさか太陽くんからの卒業に繋がるとは」「第二ボタンを描写に使ってくる作品なんて…エモすぎるよなぁ」「なんかこの消えた第二ボタンで太陽くんに気づいてほしい、雨の気持ち」などの声が上がっている。【第5話あらすじ】雨は雪乃に五感を失ってしまうことを打ち明け、これから先のことを話し合おうと決意するが、帰宅した雨が目にしたのは苦しむ雪乃の姿。病院に搬送された雪乃は、ガンであることを雨に告白。雪乃がもってあと2か月、早ければ数週間の命だと知り、雨は激しいショックを受ける…。「君が心をくれたから」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2024年01月30日双子のりん君とこた君。この日は離乳食を食べていますが…お兄ちゃんのりん君はなぜだかご機嫌斜め。泣いているりん君の姿と、そんなりん君の様子を伺う弟のこた君の表情に注目ですよ。 離乳食を食べようとしたら… この日はなんだかご機嫌斜めの様子のりん君。すぐに涙が出てきてしまうようで、離乳食どころではありません…(涙) ママもりん君にお水を飲ませてみたりと色々と試してみますが、ご機嫌が直る様子はありません。そんなりん君の様子をこた君もじーっと眺めています。 どうして泣いているのかな? この日はなぜだか、なかなかご機嫌が戻らないりん君。ママも「どうして泣いているのかなぁ」と困惑中。 正反対の表情の2人 大泣きのりん君の横では、こた君が離乳食をモグモグ(笑) 一緒に食べようよ? 「ねえ、りん君も一緒に離乳食を食べようよ?」とお兄ちゃんの様子も気にしながら、ご飯を食べるこた君。 一方、りん君はまだご飯どころではないよう。 「ご飯おいしいよ?」と、こた君とママ。 僕もごはん食べようかな?すると… しばらくして、少しずつ気持ちが落ち着いてきた様子のりん君。 「おなか、すいてきたかもしれない…」とママにも訴え始めました! 今度こそご飯食べられるかな!? ママもりん君の気持ちの変化を読み取り、離乳食を与えてみます♪今度は涙を見せることなく、離乳食を食べ始めることができそうでうね! 泣かずに順調に離乳食を食べるりん君。おかわりもできそうです! こた君も一安心♪ 隣で心配そうに見ていたこた君。「もうだいじょうぶ??」とりん君の様子をうかがいます。 りん君も一緒にご飯を食べることができて、こた君も一安心ですね♪ 泣いていた理由も判明!? この日、なぜだか涙を流してしまうことの多かったりん君。どうやら、ママが「ごめんね」と話しかけていた時の表情が悲しそうで、りん君もなんだか悲しくなってしまっていたようです。 悲しい表情を見て、自分まで悲しくなってしまったんですね。ママを心配して涙を流していたりん君、りん君のことが心配で何度も様子をうかがっていたこた君。2人の優しい気持ちが動画を通しても伝わってきますね。 動画でも、「2人とも優しい」「可愛い」のコメントがたくさん寄せられていましたよ。2人の微笑ましい様子はぜひ、動画でもご覧くださいね。泣き顔のりん君と、様子をうかがうこた君の表情に思わずキュンとしてしまいますよ♪ YouTube「りとるTWINもんすたーず」(@LittleTwinMonsters)では、他にも癒される動画がたくさん配信されていますよ。双子育児についての配信はもちろん、お姉ちゃんやパパママとのかわいいらしい関わりの姿をたくさんご覧いただけます。また、グッズの販売やインスタグラムの更新なども行なっています。そちらもぜひチェックしてみてくださいね。 画像提供・協力/りとるTWINもんすたーず
2024年01月30日※このコラムは『君が心をくれたから』3話までのネタバレを含んでいます。■雨だけでなく祖母も秘密を抱えていた心をくれた恩人であり最愛の人・太陽(山田裕貴)の命を救うため、謎の案内人・日下(斎藤工)と取引をし、五感を失うことになった雨(永野芽郁)。五感は余命宣告のように失くすタイミングを事前に伝えられ、一つずつ順番に失っていきます。それも徐々に味を感じなくなる、といったように、少しずつ失われるのではなく、スイッチを切るかのように、ある日ぷつりとなくなるのです。そして何も感じることができなくなり、最終的には心を失います。その辛さを誰にも共有せず、一人で抱えようとする雨。もちろんそんなことを知らない祖母は、「健康な心と体があるのだから働きなさい。時間を無駄にしたらもったいない!」と、側から見たらたただのニートである雨に、至極真っ当な言葉をかけます。しかし今はその全てが雨には残酷な言葉として刺さります。一方で祖母も秘密を抱えていました。実はがんを患っており、余命半年と宣告されていたのです。だからこそ、自分の生きている間に雨を立ち直らせたかったのでしょう。この状況で五感どころか、雨の絶対的な心の拠り所である祖母を失うことはさらなる悲劇を極めます……。太陽の父(遠藤憲一)はうんこ出てよかったな。快便第一!■千秋、太陽の母説案内人である千秋(松本若菜)が太陽の母なのではないか、という仮説。2話では、雨を心配する千秋に対し、日下が「彼女もじきに全てを諦めますよ」と、伝えていました。彼女「も」とは、千秋もこの苦しみの経験者なのでは?と思わせるような口ぶりです。前回の考察にも書いた、千秋が、案内人と取引をし、自分の命と引き換えに火災から太陽を救った説が事実だとした場合、その時に経験した苦しみや葛藤が、この「も」にかかっているのではないでしょうか。そして、千秋が妙に雨に肩入れし、感情移入しながら寄り添うのも、自分の経験から少しでも力になりたいと考えているのでは?海辺で太陽と案内人達がばったり出会ってしまった時も、日下は動じずにあの調子のままでしたが、千秋は気まずそうに、少し顔を背けていました。「太陽に姿を見せるな」という雨との約束からなのか、太陽が記憶を失ってはいるものの、自分が母であるということを隠したいからなのか。この状況に絶望し、全てを諦めようとする雨に対しても「思い出を作ることができる!あなた『には』まだ時間もある!忘れられない思い出は人生には必ずある」という言葉をかけていました。これもまるで実体験を踏まえたかのよう。「火事で命を失うことになった自分には、その時間がなかった」かのようにもとれます。果たしてその真相は……。■世界一幸せな二人を見て絶望する雨嗅覚にはにおいを感じるだけでなく、特定のにおいをかぐと過去の思い出が蘇る「プルースト効果」というものがあります。つまり嗅覚を失うということは、においに関する思い出を失うということ。結婚式場で日雇いバイトをした雨は、この瞬間世界で一番幸せなカップルを目の当たりにします。本来であれば、自分の将来を重ねてしまいたくなる幸せな絵面なのですが、新郎新婦のエピソードを聞き、五感を失う自分がどれだけ大切なものを失くすのかを実感させられます。クレープの香りをきっかけに、太陽との学園祭の記憶を思い出すことも、おいしいご飯を作ってあげることも、声を聞くことも、同じ景色を見ることもできなくなってしまうのです。自分は幸せになることができないのだと、まさか幸せな二人を見て絶望することになるとは……。そこで雨は自分は太陽を幸せにはできないと、身を引くことを決意します。■願いがかなったのに絶望の淵に立たされる雨高校生の頃、学祭の準備で疲れて寝ている太陽に、「夕陽が今までで一番きれいだって思えたのは太陽くんがいたからなんだね。ありがとう」と、こっそり本音を漏らし、手をつなぐ勇気がない代わりに小指同士をそっとくっつけた雨。2話では、寝てしまった雨に電話越しで、「好きだよ」と漏らした太陽。相手が寝ている時だけ本音が言える、奥手すぎる二人。こんなにも両思いなのに、奥手が恋路を阻みつつ、それがエモくもあります。そんな長い二人の恋物語に終止符を打つべく、太陽はとうとう雨に告白します。色覚障害である分、雨の好きな匂いや味、曲を知って、視覚以外の五感で気持ちを分かち合おうとしていたこと、世界で一番、君のことが好きだということを伝えます。人生で一番うれしい瞬間のはずなのに、五感を失う今の雨にとっては残酷な言葉になってしまいました……。しかもここは、寝ている太陽に雨がこっそり小指をくっつけた思い出の場所。そこで告白され、とうとう手もつないだというのに。昔、雨がお願いした恋ランタンの2つの絵馬。「好きな人の最愛の人になれますように」「初恋の人といつか手を繋げますように」どちらも確かにかなったのですが、まさかその先に未来がないなんて誰が予想したでしょうか。願いってその先に未来があるから、かなうとうれしいものなのだと、当たり前に未来がある前提で生きている私たちに気づかせてくれた瞬間でした。雨は太陽に「好きな人がいる」とうそをつき、これを一生の思い出として生きていこうと決意します。■身を引くことは本当に太陽のためになるのかいろんな感情に追い込まれてしまった雨は、同級生の望田(白州迅)に五感を失うことを漏らしてしまいます。太陽にはもちろん、祖母にも言えなかった五感のことを言えるのは、近すぎない距離で、何も思い入れがない相手だからなのでしょうか。「こんな自分と一緒にいても太陽くんは幸せじゃない」と考える雨ですが、本当は太陽が決めるべきことのように思います。責任を感じさせ、面倒を見る義務を負わせてしまうのは本意ではないので、太陽の命と引き換えに五感を失った事実は伏せるとしても、全てを背負ってでも雨といたいかどうかは太陽が判断すべきです。ましてや今回の場合、太陽のために五感を失ったわけですから、それを込みで雨と一緒にいるか彼に選択してもらうことは不自然ではありません。でも雨にとっては彼の命を救ったことは、大好きな人と一緒に過ごせる時間を延長したかったのではなく、ただ、太陽に元気に生きていてほしかっただけなのですね。太陽にうそをついたことで、太陽との思い出を作れる、残された短い時間すら放棄してしまった雨。これから二人の関係はどうなってしまうのでしょうか。(やまとなでし子)
2024年01月29日皆さんは、不慮の事故に巻き込まれた経験はありますか?今回は「エスカレーターで突然人が降ってきた話」とその感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!仕事終わりにある日、仕事終わりにデパートに寄った主人公。目当ての総菜を購入し、考えごとをしながらエスカレーターに乗っていると…。突然「わぁああ!?」と大声がして、上から男性が降ってきたのです。いきなりのことでどうすることもできず、そのままぶつかってしまった主人公。倒れている男性に、主人公は「大丈夫ですか?」と声をかけますが…。言いがかりをつける男性出典:エトラちゃんは見た!なんと「テメェが受け止めればこんなことにはならなかったのによ…」と、主人公を怒鳴りつけてきた男性。まさかの言いがかりに絶句してしまう主人公なのでした。読者の感想ぶつかってきたのは男性側なのに、主人公のせいにする男性に腹が立ちました。理不尽に怒鳴られてしまった主人公が気の毒です。(30代/女性)エスカレーターに乗っていて上から男性が降ってきた、誰だって受け止められるはずがありません。大きなケガにならなくてよかったですが、男性の言いがかりには驚きました。(50代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年01月26日永野芽郁主演「君が心をくれたから」第3話が1月22日放送。高校時代の雨が太陽と“影”で手を繋ぐ様子に「ピュアで良かった」「むっちゃキュンキュン」などの声が続出。ラストで雨がついた“嘘”には「辛く切なすぎ」といった声も送られている。本作は永野さん演じる逢原雨が、山田裕貴演じる朝野太陽のため、自分の心を差し出す宿命を背負うことから始まる、過酷な奇跡が引き起こすファンタジーラブストーリー。永野さん、山田さんのほか、雨をサポートする望田司に白洲迅。太陽の妹・春陽に出口夏希。太陽の父で・陽平に遠藤憲一。雨の祖母・雪乃に余貴美子。“案内人”日下に斎藤工。もう1人の“案内人”千秋に松本若菜といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2014年、祖母から太陽とはもう手を繋いだのか問われた雨は「繋ぐわけないでしょ。付き合ってないんだし」と答えるが、2人の純粋さにあきれた祖母から「手ぐらい繋いで思い出作れば?」と言われてしまう。その後、雨は高校のランタン祭りの企画として恋ランタンを提案、その企画が採用されることに。会議の帰り道、雨が太陽とともに海辺を歩いていると、曇っていた空が晴れ上がり太陽が顔をのぞかせる。夕焼けを見ながら「大げさなこと言っていい?今日の夕焼け、今までで一番きれい」と口にする雨。いつもと同じに見えると答える太陽に「言ったでしょ大げさだって」と返したうえで「でも、そう思ったの」と話す雨。どうしてそう思ったのか訊ねる太陽に「それは内緒」と答えると駆け出す雨。そんな雨を追いかける太陽。雨がふと後ろを振り返ると、そこには夕焼けに照らされた2人の影が。雨も太陽の少し後ろを歩きながら手を広げる。すると2人の手の影が重なり、まるで手を繋いでいるように…。太陽の影と自分の影を重ねて“手繋ぎ”する雨に「影で手を繋ぐ雨ちゃんもピュアで良かった」「影手繋ぎとかむっちゃキュンキュンしたぞ」「影で太陽くんと手繋いでるように見える事に気が付いて嬉しそうな雨ちゃん可愛すぎる」などの感想が続出。一方、倒れた陽平を見舞った太陽は病院で雪乃と遭遇。そして雪乃がガンでもうすぐ死を迎えることを知らされる。ショックを受ける太陽に雪乃は「あなたにお願いがあるの」と切り出し、雨の幸せを願う自らの気持ちを受け取って欲しいと懇願。その言葉を受けた太陽は雨に“告白”する決意を固めるのだが、いざ想いを伝えるも雨は「他に好きな人がいる」と告白を断る。どうして断ったのかと問う千秋に“好きという言葉が欲しかった”と答える雨。「好きって言葉さえあれば、頑張れる気がしたんです。五感を失くしても…」と話す雨。告白の直前、雨は千秋に“五感を失っていく自分と一緒にいても太陽は幸せじゃない”と語っており、太陽を思うがゆえの“嘘”をついた雨に「心から大好きな太陽くんの幸せを願っての嘘をつくなんて、雨ちゃん余計辛くなるに決まってるって…」「好きな人のために好きな人に嘘つくの辛すぎる ほんとにそれでいいの?」「全て太陽を思っての雨の行動だけど、五感だけでなく大切な人も失うのは辛く切なすぎ」など、SNSには視聴者からの悲痛な投稿が殺到している。【第4話あらすじ】雨は司に自身の“奇跡”について、五感を失ってしまう珍しい病気ですでに味覚がないと打ち明ける。「太陽にその話はしたのか」と問う司に、雨は「太陽のことが好きだから言うつもりはない」と答える。そんなある日、雪乃が辛そうにする姿が気になった雨は声をかける。その姿を見ていた日下は五感のことは雪乃に伝えるべきではないかと告げる…。「君が心をくれたから」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2024年01月23日個体差こそあるものの、散歩を好む犬は多いといわれています。晴れの日はもちろん、雨や雪でも外に出たがる犬もいるでしょう。ですが、悪天候の日に散歩をした後、しっかりと体を乾かさなかったり濡れたままにしたりすると、皮膚の病気になることも。それらを防ぐためにはもちろん、濡れるのを嫌がる犬もいるので、愛犬に犬用のレインコートを着せる飼い主もいます。レインコートを着せずに柴犬と出かけたら?柴犬の、ふう太くんとの暮らしをX(Twitter)で公開している、飼い主(@fufufufufu_ta)さん。ある曇りの日、飼い主さんはふう太くんと散歩に出かけました。飼い主さんは、散歩中に雨は降らないと判断した様子。「カッパはなしで大丈夫!」とふう太くんに伝えて外に出た結果、天候が崩れてしまったといいます。散歩の途中で、雨に気付いたふう太くんは…。カッパなしで大丈夫!と言われて散歩に行ったら雨が降ってきたことについて説明してほしい犬 pic.twitter.com/To2mL1r418 — 柴犬ふう太 (@fufufufufu_ta) January 21, 2024 「どう説明してくれるの?」といわんばかりに、飼い主さんを見つめる、ふう太くん!ふう太くんは、雨が嫌いなのでしょうか。はたまた、飼い主さんにレインコートが必要ない旨を聞いていたため、「話が違う」と思ったのかもしれません。雨に気付いた瞬間その場で座り込むふう太くんの様子は、ちょっぴり不機嫌そうです…!【ネットの声】・「納得がいく説明をお願いします」っていうお顔でかわいい!・そ、そんなに責めないで…!・「どういうことワン?」って顔をしていて笑った!いくら天気予報をチェックしても、予報自体が外れることはあるもの。飼い主さんに落ち度があったかは分かりませんが、ふう太くんには「ごめんね」と伝えるほかなかったでしょうね…![文・構成/grape編集部]
2024年01月21日散歩が大好きな、柴犬の、ぽてとくん。ある雨の日、飼い主(@poteto0205)さんと散歩に出かけました。雨に濡れながら外を歩くことを嫌がる犬は、一定数存在します。雨の中、ぽてとくんが散歩を楽しめたのか、ちょっぴり不安になっていた、飼い主さん。ぽてとくんの表情を見て、不安は吹き飛んだようです。散歩を終えて、帰宅したばかりの、ぽてとくんの姿をご覧ください!「大満足です」といわんばかりの、キラキラなおめめ!雨で濡れた体を、しっかり拭いてもらった様子の、ぽてとくんは、タオルに包まれながら嬉しげな表情を見せています。ぽてとくんの愛らしい姿に、ネットでは「ぐるぐる巻きが、かわいすぎる」「いい笑顔だね!」「これはもう、抱きしめざるを得ない」などの声が寄せられました。ぽてとくんにとって、大好きな飼い主さんとの散歩は、晴れの日も雨の日も楽しい時間なのでしょうね。grape HIT(グレイプ ヒット)ウェブメディア『grape』で、過去に多くの共感を得た記事や反響の大きかった投稿を再構成してお届けしています。[文・構成/grape編集部]
2024年01月20日永野芽郁主演ドラマ「君が心をくれたから」の公式SNSが、永野さんと共演の山田裕貴との撮影裏の様子を公開した。本作は、永野さん演じる主人公・逢原雨が、山田さん演じる愛する男性・朝野太陽のために、自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、過酷な奇跡が引き起こすファンタジーラブストーリー。「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」以来の共演となる、永野さんと山田さん。本作では、真逆の名前を持つも、一途に互いを思い合う役どころとなっている。今回SNSに公開されたのは、朝日を食べようとする2人のオフショットや、2人がしりとりをする待ち時間の一幕。ファンからは「あぁなんて癒される空間なんだ、あぁ幸せ」、「リズムガン無視で笑う」、「尊い」、「楽しいかわいい」、「自然と笑顔になれる」、「癒しが全部が詰まってる」、「本当に切ないシーンだったから、この可愛さでさらに泣けてきます」などと多くのコメントが寄せられている。▼第3話あらすじ(1月22日放送)長崎ランタンフェスティバルの名物のひとつ、恋愛成就の願い事を書くとそれが叶うという“恋ランタン”。高校時代、逢原雨(永野芽郁)は、朝野太陽(山田裕貴)と恋ランタンの話をした際に、太陽には初恋の人がいたことを知って悔しがっていた。味覚を失い、パティシエになるという夢が永遠に失われたことを痛感していた雨。そんな中、日下(斎藤工)は、ひとつの五感が失われるとその翌日の深夜0時に次に失われる感覚とタイミリミットが腕時計に表示されることを告げるが――。「君が心をくれたから」は毎週月曜日21時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年01月18日※このコラムは『君が心をくれたから』1話までのネタバレを含んでいます。■自己肯定感が劇的に低い主人公・雨主人公の逢原雨(永野芽郁)は自己肯定感の低い女の子。暗い性格で友達もおらず、雨という自分の名前まで忌み嫌っています。その理由は母親に虐待されていた過去のせい。母親に刃物を向けられ自分の存在を否定されたことがトラウマとなり、自分は誰からも必要とされておらず、価値がない人間なのだと思い込んでいます。祖母(余貴美子)が愛情を持って育ててくれているのですが、その価値観や自信のなさは拭えないようです。そんな雨は、ある日同じ高校の先輩である朝野太陽(山田裕貴)と出会います。自分とは正反対の明るくまっすぐな太陽を、最初は疎ましく思っていたのですが、雨はだんだんと心を開き、気づけば友人と呼べるような相手となっていました。■雨に存在理由を与えてくれる存在・太陽太陽は雨にとって、自己肯定感を上げ、雨を必要としてくれることで、雨が存在する理由を与えてくれる人でした。例えば「雨なんて降るとジメジメするし鬱陶しいし、みんなに嫌われている……」と、雨という名前が嫌いだと漏らせば「俺は大好きだよ。雨のこと。雨がないと花だって育たない。飲み水にもなる。雨音を聞けば優しい気持ちになれる。雨はこの世界に必要だよ」と、気づいていなかった良い面にそっと光を当てて照らしてくれる、雨にとって本当の太陽のような人でした。また雨の過去のトラウマを知った太陽は、わざわざ校内放送で「(家業を継ぎ)立派な花火師になりたいと思わせてくれたのは君がいたから。だから君には価値がある。俺の人生を変えてくれたから。雨はこの世界に必要だよ」と、今度は天候の雨だけでなく、雨そのものも太陽にとって必要な人なのだと言葉にしてくれました。それ、二人きりで伝えるんじゃダメだったん?わざわざ校内放送にするの、行動力が有り余る変人では?と思ったんですけど、これきっと太陽の罪滅ぼしなんでしょうね。以前、うっかり校内放送のスイッチを入れてしまって、雨の会話を全校に放送してしまった太陽。雨に退学したいと思わせるほど恥ずかしい思いをさせてしまったから、自分も校内放送で気持ちを叫んだのかもしれません。その純粋でまっすぐな気持ちがかわいくてむず痒いですね。■それぞれの夢を目指す理由になったお互いの存在「もう付き合っちまえよ!」な、エモエモ青春学生生活なのですが、そうはいきません。二人はそれぞれの夢を10年後にかなえて再会することを約束し、雨は東京でパティシエに、太陽は地元・長崎で花火師になる夢に向かって進み始めます。その夢を目指すきっかけになったのもお互いの存在。太陽はまだ雨と知り合う前、花火を見つめる悲しい雨の横顔を偶然見たことをきっかけに、彼女を笑顔にする花火を作りたいと花火師を目指すことを決めました。そして偶然にも高校で雨に再会し、距離を縮めていったのでした。一方雨は、太陽に振る舞った手作りのお菓子を褒めてもらったことがきっかけ。パティシエへのあこがれはありつつ、自分の才能に自信が持てなかった雨ですが、太陽の後押しのおかげで、夢に一歩踏み出しました。その10年後。雨は太陽の花火を見に、長崎に戻ってくるところから展開が急変します。■突然の裏切り展開普通のラブストーリーならここで、「それぞれの夢をかなえた二人が再会。あの頃結ばれなかった恋を再度かなえていく」という感じなのでしょう。しかしここで視聴者は1手も2手も裏切られ、現実を突きつけられます。巡り巡って再会した二人ですが、二人の描いていた10年後の現実の姿は理想と大きくかけ離れていました。雨は夢見ていた有名店で、パティシエとして働くことができたものの、過去のトラウマなどが邪魔をして、早々にその夢を諦めていました。一方の太陽は、実は色覚障害があり、赤い色を判別できないというハンデから花火師の夢を諦めていました。太陽が赤い服を着ていたのは、色覚障害をあえて周囲に悟られないようにするためだったのでしょうか?それを打ち明けるのが皮肉にも、10年後、雨に見せると約束した大晦日の花火の下。別の誰かが作った花火の下で、実は太陽は挫折していたことを雨に伝えるのです。雨に存在価値を与え、太陽のように見えていた彼も、実は自分に自信がなく、雨に自分が存在する理由を与えてもらっていたのだと分かるシーンはグッとくるものがありました。そしてやっぱり雨を幸せにする花火を作りたい、と決心し、もう一度太陽は花火師を目指すことを誓います。しかし、雨を呼ぶためにあの人混みで爆竹ぶん投げて鳴らすのはマジでテロ。ヤンチャ小学生の所業。28歳男性、大晦日に捕まらなかったのを感謝すべき。いくら精霊流しの時に、「雨ちゃんとはぐれたら鳴らすね」と言ってたとはいえ、爆竹常備してるのも、火つけてバチバチ言わせてんのもマジで不審者の極み。■2つめの裏切り。激エグ条件のファンタジーその帰り、なんと太陽は車に轢かれてしまいます。そして突然雨の前に、案内人と名乗る男(斎藤工)が現れます。彼は「太陽の命を、雨の心と引き換えに救う」と言うのです。「人間の心を育む五感を、3か月かけて失うことを受け入れれば、太陽の命を救う」というとんでもない条件を、雨は受け入れます。「(太陽と過ごした時は)最高の3年だった。私を必要としてくれたから、君が心をくれたから」と。翌日、何事もなかったかのように無傷の太陽と、同じく何事もなかったかのような雨。五感は3か月かけて奪われるので、翌日はいつも通りの雨の姿に少しホッとしつつ、あまりにもグロい条件すぎて……。これを受け入れられるということは、雨にとって、いかに太陽が大きな存在であるかを改めて感じさせます。自分の存在意義をくれた太陽がいなくなるということは、雨にとって生きる意味を失ってしまう、ということなのでしょう。■交換条件で五感以上に失うものしかし、五感を奪われるということは、雨の夢であるパティシエの道は絶たれますし、太陽がいつか花火師の夢をかなえ、雨のために花火を打ち上げたとしても、それを見ることも、聞くことも、感じることもできないのです。太陽の命と引き換えに、二人の描く夢全てを失ってしまったようなこの取引。これは、雨にとっては最良の決断だったかもしれませんが、太陽にとってはきっと事実を知ったらそうではないでしょう……。青春爆エモ恋愛ドラマかと思って見ていたら、とんでもないファンタジー展開に全く先が読めません。次回は何が起きるのか。二人の恋や夢はどうなってしまうのか。楽しみに待ちましょう。(やまとなでし子)
2024年01月15日株式会社サントスは、2023年12月15日に「パパっとしまえるスライドカバー付き傘エコッパ」を発売いたしました。便利なだけでなく、環境に優しいアイテム雨の日に、電車やバス、車に乗る際、傘についた水滴を落としきれずに服やカバン、床や座席が濡れてしまう…という悩みはありませんか?この傘は、そんなお悩みを解決できるアイテムです。傘を使用した後、先端についているカバーをパパっと上げるだけで、簡単に傘にカバーをかけることができるので服やカバン、床や座席を濡らさず、電車やバス、車でも快適に過ごすことができます。また、お買い物の際、店内に入るときにも、パパっと手を濡らさずに、スマートにカバーを付けられます。使い捨てビニール袋と違い、繰り返し使うことができるプラスチック製のカバーなので、便利なだけでなく、環境に優しいアイテムです。使用後はカバー先端のキャップを開けて簡単に排水。雨の日を快適に過ごせます。使いやすい60cmサイズ・体の大きな方も安心の65cmサイズの2サイズ展開。■商品概要【品名】パパっとしまえるスライドカバー付き傘エコッパ【希望小売価格】60cm1,650円(税込)/1,500円(税抜)65cm1,980円(税込)/1,800円(税抜)【発売日】2023年12月15日【仕様】サイズ:60cm/65cm素材:ポリエステル傘骨:スチール【販売場所】Santos online store他(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2023年12月20日永野芽郁と山田裕貴が共演する新月9ドラマ「君が心をくれたから」より、場面写真が初公開された。本作は、永野さん演じる主人公・逢原雨が、かつて心を通わせた山田さん演じる朝野太陽のために、自分の心を差し出す宿命を背負うことから始まる、過酷な奇跡が引き起こすファンタジーラブストーリー。今回公開されたのは、幻想的な風景が印象的な場面写真。制服姿で写る、雨と太陽の高校時代の一枚は、長崎のシンボル的な公園・長崎水辺の森公園で、指切りをしている。そんな2人の制服姿は、本編でもたっぷりと観ることができるようだ。また、眼鏡橋でのシーンは、ジャンケンをして勝つたびに両岸から真ん中へと一歩ずつ進む、というゲームをしている雨と太陽。次に勝つと、同じ石に立って密着してしまうことに気がつき、お互いに困惑する…そんな、出会ったばかりの様子が切り取られた。さらに、長崎の冬の風物詩としても有名な、美しく光るランタンを背にした2人の姿も。一見、幻想的でロマンチックな雰囲気に包まれているが、見つめ合う2人には、少し緊張したような表情が浮かんでいる。「君が心をくれたから」は2024年1月8日より毎週月曜日21時~フジテレビにて放送(※初回30分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年12月14日来年1月より放送予定の永野芽郁主演新月9ドラマ「君が心をくれたから」の予告編が、公式Xほかにて公開された。本作は、長崎を舞台に、主人公・逢原雨が、愛する男性・朝野太陽のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、過酷な奇跡が引き起こすファンタジーラブストーリー。人気ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」以来の共演となる永野さんと山田裕貴が、一途に互いを想い合う雨と太陽を演じ、真逆の名前を持つ2人がピュアなラブストーリーを繰り広げる。ほかにも、市役所職員役で白洲迅、太陽の妹役で出口夏希、雨に過酷な奇跡を提示するあの世からの案内人役で斎藤工と松本若菜らが出演する。15秒と短いながらも、気になるシーンが詰まった今回の映像。放送を待つ視聴者からは「早く見たい」、「芽郁ちゃんの制服姿また見れてしまった」、「予告編で泣かせないでくださいー、、絶対にみます」、「待ち遠しい」、「もう既に良すぎるよ」、「待ってもう泣きそう」、「予告からもう泣けてくるし映像も綺麗で素敵だな~」、「なんかすごいドラマになる予感…」、「故郷が舞台なの本当に嬉しすぎる!!!」などと早くも“泣きそう”“泣いた”の声が多く見られる。また、山田さんも「ぜひ、家族で見てほしい」とXに投稿しており、ファンからも「家族で観ようと思います!」、「楽しみに家族と一緒に観ます」、「わかりました!家族でリアタイ楽しみです」などとメッセージが寄せられている。「君が心をくれたから」は2024年1月8日より毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送(初回30分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年12月12日