雪が降った時や、気温が低い日に「線路から火が出ている」という状況に遭遇したことはないでしょうか。一見、火事にも思えてしまう状況ですが、119番は少し待ったほうがいいかもしれません…。なぜなら、その火は必要なものである可能性があるからです。江ノ電のTwitterアカウントが、その正体について投稿し、話題となりました。めらめらめらっとしてます『線路から火が出ている?』と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、降雪や凍結によりポイントが転換できなくなることを防ぐ大切な装置です。 火事ではありませんので、 ご安心を(๑╹ω╹๑ ) pic.twitter.com/HdPSp9IN6y — えのでん【江ノ電公式】 (@Enoden_OFFICIAL) February 14, 2022 線路上で燃えている火の正体は『融雪カンテラ』。線路の下に置き、雪や凍結で、電車の進路が分岐するポイントの転換ができなくなることを防ぐための器具です。地域や鉄道会社により融雪の方法はさまざまですが、このように火を用いるケースもあります。この投稿には正体に驚く声のほか、「懐かしい」などのコメントも寄せられていました。・線路に水をかけて雪を溶かすのは聞いたことはあるけど、これは初めて知った!・懐かしい。この景色を見るとガチの冬が来たと感じる。・小さい頃、興味津々に見てたなぁ。2022年現在は、電熱や温水などを使用することが多いため、古典的な方法である火を用いているのはレアといえるかもしれません。そのため火事と勘違いされ、消防車を呼ばれるケースも珍しくないのだとか。降雪時や、気温が低い日に線路で火の手を見かけたら、119番をする前に、まずは駅員に確認してみるほうがよいでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年02月15日・肉球がドーンッ!こんな緊急停車なら大歓迎。・ゴジラならぬ、ニャジラですね~。かわいい!・特等席にぜひ乗りたいです!そんな声が寄せられている、16秒の動画をご紹介します。電車がトンネルを抜け、山の先に見えたのは、美しい景色ではなく…。ハプニングに見舞われ急停車した電車が捉えた、かわいらしい動画をご覧ください。この電車に乗りたい猫好きの方はいますか?居たらリツイート… #ジオラマ食堂 #cats #cats_of_world #catstagram pic.twitter.com/D58wuuGlxk — ジオラマ食堂official【公式】 (@officia86839977) February 12, 2022 電車の行く先をはばむのは、猫!ギリギリまで近付いて、後戻りするジオラマ電車に対し、猫は「行かせにゃいよ!」と、怪獣のように一突きで倒したのでした。動画をTwitterに投稿したのは、ジオラマ食堂official(@officia86839977)。大阪府大阪市にあるジオラマ食堂では、定食やケーキを食べられるだけでなく、ジオラマを眺めて楽しむことができます。また、店内で自由に過ごす保護猫と触れ合うこともでき、里親として猫を引き取ることもできるそうです。ジオラマ食堂が投稿した動画には、「ぜひ乗りたいです!」「特等席でお願いします!」などの声が寄せられています。ちなみに、店内の保護猫たちは、ジオラマ職人が丹精込めて作ったジオラマの上でくつろいだり、遊んだりするだけでなく、時には破壊してしまうことも。そのためジオラマ食堂では、日々、破壊と再生が行われる『変化するジオラマ』を楽しめるそうです。もっとジオラマ食堂の様子を楽しみたい人は、YouTubeチャンネルを覗いてみてくださいね!YouTube:ジオラマ食堂 てつどうかん^^[文・構成/grape編集部]
2022年02月14日2022年1月24日、男子高生を暴行したとして、28歳の男性が逮捕されたことが報じられました。FNNプライムオンラインによると、同月23日、男性は栃木県内を走行中のJR宇都宮線の車内で、加熱式のタバコを吸っていたといいます。この日、電車に乗っていた男子高生は、男性に向かって「タバコ、やめてもらえませんか」と注意を促しました。すると男性は殴ったり蹴ったりと加害し、自治医大駅のホームに降りた後も暴行を続け、右のほおを骨折させるなどの重傷を負わせた疑いが持たれているとのことです。その後、男性は逃走したものの、夜に宇都宮駅で逮捕。一連の容疑を認めているといいます。※写真はイメージJR東日本は、普通列車を全面禁煙化しています。男子高生の指摘はもっともであり、男性の行為はルールに反したものです。正しい行動をとったことによって逆上され、ルールを破った大人に子供が暴行されるという、悲しい事件。今回の事件が報じられるとネットではまたたく間に話題になり、多くの人が男子高生の行動を称賛しました。・彼は間違ってない。それなのに、こんな事件になるのは悲しすぎる。・男子高生は素晴らしい!えらい!そして、1人の大人として謝りたい気持ちになった…。・正しい人が損をするなんて、つらすぎる。勇気ある行動に拍手を送りたい。逆上されるリスクがある以上、見て見ぬふりをしたほうが安全なのは誰もが理解しているはず。しかし、そんなリスクがある中ルール違反を注意をした男子高生の行動は称賛に値するでしょう。事件を耳にした人からは、「男子高生の心のケアをしてほしい」という声が上がっています。未来ある子供が良識ある大人によって守られることを祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2022年01月24日『南岸低気圧』という強い寒気が流れ込んだ影響で、関東地方の1都3県に大雪注意報が発令された、2022年1月6日。普段雪が降らない地域でも積雪が観測されるなど、見慣れない光景に胸を躍らせた人もいるでしょう。同日、Twitterユーザーのツキギ(@tukigi246)さんの地域でも、雪が観測されたそうです。昔は珍しい降雪に興奮して「1日中楽しんでいた」というツキギさんですが、雪を見てはしゃぐことがなくなったといいます。その理由に、一部の人は納得するでしょう。雪が降るのを見て、はしゃがなくなったのは…いつからなんだろう。 #ツキギの日常 pic.twitter.com/sFdztzdzW8 — ツキギ (@tukigi246) January 6, 2022 無事に自宅へ帰れるかどうかを心配する気持ちが、遥かに上回っていたから!都心の公共交通機関は降雪に不慣れかつ過密ダイヤのため、雪の状況によっては遅延が発生したり、運転を見合わせたりしてしまいます。電車通勤で勤務先にいたツキギさんは、雪の影響で帰宅困難者になる可能性があるので、ハラハラソワソワしていたのでした。【ネットの声】・分かる…。帰宅困難者にはなりたくないですよね。・懐かしい。子供の頃は「雪だ」とはしゃぎ、親に暖かい格好をさせてもらって外で遊んでいたなあ。・電車通勤も大変そうですが、車通勤も怖いです。ツキギさんが「旅行先で見る雪は楽しかった」とつづっている通り、不安要素さえ取り除けば、珍しい降雪を心の底から喜べるのでしょう。雪に不慣れな地域では、学校や職場がいかに早く帰宅をうながすかがポイントになりそうです。また、スタッドレスタイヤを履いていない車で外出した場合は、即座にタイヤ交換をするか、職場やコインパーキングに停車したまま公共交通機関で帰宅することを考える必要もあります。帰宅後であれば、普段は見れない雪を家の中や外で思う存分楽しめるのでしょうね![文・構成/grape編集部]
2022年01月23日通勤やお出かけのときには、電車を利用するという人が多いはず。毎日乗っていると無意識に、周囲に迷惑がられる行動をしてしまっているかもしれません。今回は、電車内での非常識な行動をご紹介します。■ 1:席取り「彼女が割り込んでダッシュをしてまで、2人分の席を確保していたときはかなり恥ずかしかったですね。満面の笑みで『席取れたよ~!』と言われたけれど、周囲の目も気になるしで、その場から立ち去りたくなりました」(26歳男性/SE)電車では「座りたい」と思う人もいるでしょう。たくさん歩いたり仕事をしたりして疲れているときはなおさらかもしれません。しかし堂々と割り込んだり、降りる人を押しのけたりしてまで席を取ろうとする姿勢にはドン引きする人が多いようです。周囲に見られている意識を忘れずにいましょう。■ 2:メイク「たまにすごい顔をしてメイクをしている女の人を見るけれど『育ち悪そうだな~』としか思わないですね。彼女にはやってほしくない……」(24歳男性/大学院生)寝坊した日や長時間移動の日には、「電車でメイクすればいいや」と思う方もいるかもしれません。電車内は自分が思っている以上に多くの人が乗っていて、見られている可能性があります。公共の場であることを忘れないようにしましょう。匂いが強い香水やヘアミストも控えたほうがいいかもしれませんね。■ 3:いやそうな顔をする「隣に座ろうとしたとたん、すごいいやそうな顔をされると『俺ってそんなに汚い……?』と悲しくなります」(28歳男性/商社)「女友達と電車に乗ったとき、隣に来た男性をにらみつけるような目で見ていて。その一瞬の顔がすごく怖くて、その子の本性を見た気持ちになりましたね」(26歳男性/広告)電車の座席は、隣の人との距離感が近いので、場合によっては触れ合うこともあるかもしれません。それをいやがってか、あからさまにいやな顔をするのはNG。さりげなく避けたり、座席を立ったりするほうがスマートでしょう。自分だけの乗り物ではないことを意識すると、多少のがまんも苦ではなくなるはずですよ。■ 何気ない瞬間だからこそ「知り合いが見ていないから」と自分勝手な行動をしていると、それが無意識に習慣化してしまいます。また、気付かないだけで誰かに見られている可能性も。普段から油断せず、そして周囲の迷惑にならないよう意識できるといいのではないでしょうか。(和/ライター)(恋愛メディア・愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年01月13日都市部の駅では、ICカードや自動改札機、エレベーターといった、自動で便利なものがいたるところにあります。そうした光景に、なんの疑問や違和感を持たない人もいるでしょう。ところが、地方によっては、そうした光景を目にすることは多くありません。@kannrarara_さんが、北海道の駅で目にしたドアの閉まり方をご覧ください。JR北海道の企業努力による自動ドアは流石だなあ pic.twitter.com/0VxNy4AWyZ — 確定申告 (@kannrarara_) January 11, 2022 ドアの枠部分に設置された、水が入ったペットボトル。ペットボトルにはひもと、滑車が付けられています。開いてしばらくすると、ペットボトルの重みで、ドアが自動で閉まる仕掛けなのです。開ける時は手動ですが、閉める際はこうした自動式。鉄道会社にとっては、開閉がすべて自動で行われるドアよりも、導入費用などを抑えることができますね。いわば、半手動式のドアに、「なるほどな」と、感心する人が多い様子。・一番のエコ。電気代を節約できるし、めっちゃいい。・これは技あり。修理は簡単だし、電気代もかからないし…。・涙ぐましい企業努力。こういうアイディアを思い付く人は、頭がいいんだろうな。地方では近年、人口減少の問題が叫ばれています。利用する住民の数が減っても、公共交通機関がなくならないように、こうした企業努力は今後も見られるかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2022年01月12日日々、不特定多数の人たちが利用する電車。乗客同士は、たまたま同じ電車に乗っていたというだけで、それ以外の接点もなく、お互いに気にも留めることはないでしょう。しかし、電車の中では、赤の他人同士であっても、時に心温まる『ドラマ』が起こることがあります。『電車でやさしくしてもらった話』るしこ(@39baby_com)さんの夫と、息子さんが電車に乗っていた時のことです。「電車の窓から外の風景を見たい」といい始めた息子さんですが、座っていたのは端っこの席。すると、2人の隣に座っていた女性が、声をかけてきたといいます。電車でやさしくしてもらった話 pic.twitter.com/oIgClgmAM7 — るしこ (@39baby_com) December 26, 2021 女性が席を交換してくれたおかげで、息子さんは外の風景を楽しめて満足気。「孫が小さい頃を思い出す」と、女性もまた、嬉しそうにしています。さらに、近くの席に座っていた別の女性も、息子さんに優しく声をかけるなど、きっとその場にいた人たちは、心温まるやり取りに笑顔になっていたことでしょう。「優しい世界…!」と感動する声も電車の中で出会った人たちのことは、名前はもちろん、相手の人となりも分かりません。だからこそ、「声をかけたら迷惑じゃないか」「余計なお世話かもしれない」と考え、結局声をかけられないまま、その場をやり過ごしてしまいがちです。それは、漫画の中の状況に限らないことでしょう。もしも自分だったら…と考えると、席の交換を申し出てくれた女性が素敵に思えるものです。帰宅した夫から電車の中での話を聞き、席を交換してくれた女性や、優しく声をかけてくれた別の女性たちのことを「本当にありがたい限りです」と語る、るしこさん。漫画は反響を呼び「素敵な話」「自分もこうありたい」など、さまざまなコメントが寄せられています。・優しいマダム達…。優しさがあふれている世界ですね。・自分もいつか、このマダムのように、優しさを人にあげたい。・以前自分も、マダムたちのようなことをやりました。小さい子が喜ぶならいくらでもします。相手のことをまったく知らない場合、声をかけるのは勇気がいります。しかし、人に優しくされて、嫌な気持ちになる人は、ほぼいません。優しさと、それを人に与えるために一歩踏み出せば、自分も相手もきっとその日1日が素敵なものになることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年12月27日2021年12月17~18日にかけて、強烈な寒波が流れ込んだ日本列島。北海道の札幌や小樽では、24時間に降った雪の量が観測史上1位を記録したほどです。そんな大雪の日の北海道で目撃された、『サンタ市電』が反響を呼んでいます。その名の通り、市街を走る路面電車がサンタクロースのような見た目になっていたとのこと。しかし、サンタモチーフのデザインが施されているわけではありません。では、いったいなぜ『サンタ市電』と反響を呼んでいるのでしょうか…。理由は、ホソダ(@yhosoda)さんがTwitterに投稿した写真を見れば、すぐに納得できるはずです!かみさんが「サンタ市電」と言うからそういうラッピング車両なのかと思ったら野生のサンタ市電だった。 pic.twitter.com/M6OgfVsIGI — ホソダ (@yhosoda) December 17, 2021 雪化粧を施した車体は、たしかにサンタそのもの!2つのライトの下についた雪が、まるでサンタの口ひげのようにも見えます。「野生のサンタ市電」という投稿者さんの例えにも、クスッとしてしまいますね。雪の日に偶然生まれたサンタ市電は反響を呼び「もう、サンタにしか見えない」「笑った」とさまざまなコメントが寄せられました。大雪の日は、外出するのも面倒くさく思えてしまうものです。しかし、こんな素敵な出会いがあるかもしれないと思うと、雪の日でも外に出るのが楽しみに思えてきますね![文・構成/grape編集部]
2021年12月18日不特定多数の人が行き来する、公共の交通機関では、予想外な事態に遭遇することがあります。ある日、仕事帰りに電車を利用した、オムニウッチー(omni_uttii821)さん。どこでも座席が自由に選べるほど、電車内はがら空きだった中、見知らぬ男性が隣に座ってきたといいます。すぐに電車を降りる予定だったオムニウッチーさんは、男性の行動を不審に思いつつも、気にしないように努めますが…。ボールをぶつけて音を鳴らすおもちゃの『アメリカンクラッカー』で遊び始めた男性。話しかけてくるわけでもなく、ただひたすら『アメリカンクラッカー』を鳴らしながら、オムニウッチーさんを見つめてきたのです。男性は、おもちゃを見せびらかしたかったのでしょうか。男性の奇妙な行動に、オムニウッチーさんは「見ないふりをするので精いっぱいだった」といいます。・怖いと思いつつも、最後の表情に笑ってしまった。・何事もなく無事でよかった。「お上手ですね」っていってほしかったのかな…。・音に合わせて踊ったら、相手も引いてくれたかも。また、コメントの中には「自分も、隣にいた見知らぬ乗客に手品を披露されたことがある」といった体験談も。奇妙な行動をする乗客と遭遇したことのある人は、少なからずいるようです。今回のエピソードに登場する乗客に危害を加えようとする意思はありませんでしたが、状況次第では想像していなかったトラブルに巻き込まれる恐れもあります。不審な乗客を見かけたら、相手と距離をとったり周囲に助けを求めたりするなど、自分の身を守る行動を心がけましょう。[文・構成/grape編集部]
2021年12月04日幼い子供を育てる人が持つ悩みの1つに、「外出中、他人に迷惑をかけないか不安になる」というものがあります。まだ知能や言語能力が発達していない子供は、泣き声を上げたり身体を動かしたりすることで自身の感情を表現するもの。決して悪いことではありません。しかし、静かな場所で大声を上げるなどの目立つような行動を子供がとると、一緒にいる親はあせってしまうといいます。電車で謝って来た、子連れの母親にかけた言葉電車の中で体験した出来事をTwitterに投稿した、おchogo(@chogo2009)さん。その日投稿者さんは、赤ちゃんを連れた母親の隣の席に座ったといいます。すると、赤ちゃんが何やらちょっかいをかけてきたのだとか。そのことに気付き、母親は申し訳なさそうに「すみません」と謝罪。そこで投稿者さんがとった対応がどのようなものだったか…投稿文をご覧ください。今日、電車の中で赤ちゃん連れのお母さんの隣に座ったら、赤ちゃんが俺に興味を持ったらしく、やたらちょっかい出して来て、お母さんが「すみません」というので「いえいえ、これ位が大変だけど一番可愛いですよね。ウチなんか反抗期で口もきいてくれません」と、存在しない娘の子育て話で乗り気った。— おchogoさん (@chogo2009) December 3, 2021 「子供ってそういうものだし、かわいいですよね」と、親目線で共感する言葉をかけた投稿者さん。そう、投稿者さんは母親を安心させるため、現実には存在しない、想像上の娘の話をしたのです…!きっと投稿者さんによる『優しいウソ』を聞き、母親は胸をなでおろしたことでしょう。投稿は拡散され、「オチまで読んで笑った」と笑う人や、「素晴らしい」と気遣いに称賛する人から多数のコメントが寄せられました。今回の件を受け、投稿者さんはネットを通してこのように呼びかけています。今日もそうだけどさ。公共の乗り物にいる、赤ちゃん連れのお母さん、周囲に配慮してビクビクしてるから。みんな優しくなろうぜ。赤ん坊と、老人はいつか来た道、いずれ行く道だ。— おchogoさん (@chogo2009) December 3, 2021 一人ひとりの意識が変わることで徐々に世間全体が変わり、安心して子育てができる『優しい社会』に近付くはず。今回のエピソードが広まったことも、その1歩になったのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2021年12月04日子供の頃から「困っている人がいたら助けましょう」と習うように、社会は助け合い精神で成り立っています。見知らぬ他人を助けても、直接的なメリットはないといえるでしょう。しかし、一人ひとりが他人に親切にすることで、助けられた人やそれを見た人へと『優しさの輪』は広がっていくのです。電車で席を譲られた高齢者が、断ったかと思うと…電車に乗っていた、りらこ(@riraco123)さんは、素敵な光景を目撃したといいます。それは、電車に乗って来たおじいさんと、男性のやりとり。席を譲ろうとした男性が声をかけると、おじいさんは笑顔でこう告げたといいます。「ありがとう。でも、腰が悪いから、立っていた方が楽で…」腰やヒザの調子が悪い人の中には、座ると身体に負担がかかる場合があります。このおじいさんの場合は、立っていたほうが向いているそうです。男性の厚意に感謝しつつ、やんわりと断ったおじいさん。さらに彼は、電車から降りる時、男性にこのように声をかけたといいます。「さっきはありがとう。嬉しかったよ」電車で高齢男性に席を譲ろうとした男性がいて「ありがとう、でも腰が悪いから立ってた方が楽で☺︎」と断っていた。そして降りるときに「さっきはありがとう、嬉しかった」と声をかけておられた。とても素敵。断り方まで勉強になる。私もこんなふうに穏やかに歳をとりたい。— りらこ (@riraco123) November 13, 2021 社会では当たり前とされていても、見知らぬ他人に声をかけて席を譲るのは、なかなか勇気が要るもの。親切に接してくれた男性に対し、おじいさんはお礼と感謝の気持ちをしっかりと伝えました。席を譲った男性と、誠実な感謝の伝え方をするおじいさん2人の『人として手本になる姿』に、りらこさんは心打たれたといいます。人の温かさが伝わるエピソードは拡散され、多くの人がネットを通して学びを得たようです。・かっこいい!自分も高齢者になったら、こういう対応ができる人になりたい。・席を譲ってもらうと嬉しいよね。もう一度お礼をいいたくなる気持ちが分かる。・「ありがとう」だけじゃなく、「嬉しかった」って自分の気持ちも伝えられるのが素敵。見習いたい。男性とおじいさんのやり取りから、「自分も2人のような優しい人になりたい!」という声が相次いでいます。こうして『優しさの輪』は広がり、より多くの人が過ごしやすい社会に近付いていくのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年11月15日帰宅ラッシュの電車では、仕事終わりと思わしき人たちが、座席でうたた寝している光景を目にします。電車の揺れというのは、いい具合に眠気を誘うものなのでしょう。そのまま終点の駅まで寝過ごしてしまった…なんて経験をしたことがある人は、少なくないはずです。そんな、現代社会の『あるある』を見事に再現したのが、猫の、みにらくん。飼い主(@minira_diary)さんが公開した動画に、いつかの自分を重ねてしまう人もいるのではないでしょうか…!仕事帰りの電車で寝過ごし、終点の渋谷まで来てしまい慌てて降りようとする猫 pic.twitter.com/xKHtJyHk6g — みにら日記‐MINIRA‐Diary‐ (@minira_diary) November 6, 2021 みにらくんがウトウトしているのは、電車…ではなく、飼い主さんのヒザの上。動画の40秒をすぎたあたりに、急いでヒザの上から降りる様子は、まさに寝過ごして電車から飛び出す人間とそっくりです!【ネット上の声】・仕事帰りの『あるある』ですね!・目を見開いて「ここどこ!?」って感じに、笑いました。・昨日の自分と一緒!目が覚めて、状況を把握するのにタイムラグがあるんだよね。猫が電車を寝過ごすことは、まずないでしょう。それにもかかわらず、この再現度…!もしかしたら、みにらくんの前世は企業戦士だったのかも…なんて妄想がふくらみます。[文・構成/grape編集部]
2021年11月07日駅に設置されているホワイトボードには、いろいろなお知らせが書き込まれます。ある日、東急電鉄の駅にいた宇田川吾郎(@56udagawa)さんは、ホワイトボードに『東急線News』と書かれていることに気が付きました。そして、驚きの内容に目を丸くしたのです!電車売ります!田園都市線・大井町線で活躍した8500系電車が順次引退するのに伴い、電車1両まるまる販売します!運転台や特徴的な車体の『コルゲート(車体側面)』の販売もあります。詳細は東急電鉄のホームページへ!東急線News電車売ります! pic.twitter.com/6g655dguDl — 宇田川吾郎 (@56udagawa) October 17, 2021 まさかの、電車販売中!置き場所や用途を考えると、気軽に買えるものではありません…。しかし、「ファンなら買っちゃうのかな?」と宇田川さんがコメントしている通り、東急電鉄の電車が好きな人には需要があるのでしょう。東急電鉄のウェブサイトによると、車両1両の価格は176万円。車両の先頭部を希望の長さにカットして販売することも可能だそうです。廃車となった電車を購入する機会があるとは知らなかった人たちから、「すげー!売ってるんだ!」と驚く声が続出しました。・手書きで、ラフに宣伝する内容と金額じゃなくて笑った。・お金があれば、自分専用の電車としてまるごと購入するのに!・電車好きな家族が買ってしまわないか心配。・庭において、宿泊や図書館として利用できるようにしてみたいな。8530号と8630号の車両販売は、2021年11月20日にメール着信した分まで。興味がある人は、購入を検討してもいい…かもしれません![文・構成/grape編集部]
2021年10月22日電車内で席を譲られると、嬉しい気持ちになりますよね。あめ(@amede_kakusite)さんが電車に乗っていたところ、幼い子供を連れた母親を見かけました。子供に席を譲ったあめさん。お礼を告げるよう母親から促され、子供が発した言葉は…。…えっと…お姉さんかわいね!電車で座っていたらお子様が見えたので席どーぞした。お母さん「ほらこういう時なんて言うの?」男の子「…えっと…お姉さん可愛いね!」お母さん「違う違うありがとでしょ!」男の子「ありがとう!」めっちゃ嬉しかったので全部大正解です!!!それでええ!!!そのまま育って!!!— あめ (@amede_kakusite) September 12, 2021 思わず、キュンとしてしまいますね!子供は、あめさんに一目惚れし、感謝の言葉よりも先に言葉が出てしまったのでしょうか。子供の言葉に、多くの人が癒されたようです。・200点の回答ですね!素敵すぎます。・将来が楽しみな子供…。そのままきれいな心で育ってほしいですね。・イタリア人のような伊達男!モテる素質があると思いました。子供は無垢な心を持っています。素直すぎる言葉を発して、大人をときめかせることもあるのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年09月15日日本で深刻な社会問題の1つとされている、痴漢行為。他者の身体に合意なく触れ、尊厳を傷付ける痴漢行為は迷惑防止条例違反で罰せられます。2020年12月に公表された警視庁のデータによると、検挙されたものだけでも1年で1780件を超えるのだとか。また、被害の6割は電車や駅構内で起こっているそうです。一般的に痴漢被害は抵抗しなさそうな人が狙われやすいため、泣き寝入りを余儀なくされた人も多く存在することが推測できます。障がい者を狙った卑劣な痴漢行為の事例に、怒りの声自分よりも力が弱く、抵抗しなさそうな弱者を狙う痴漢行為は、卑劣な犯罪。2021年8月25日、障がい者を取り巻く問題に取り組む非営利団体『DPI 日本会議』が、障がい者をターゲットとした痴漢行為についてウェブサイトに掲載。障がい者が電車を利用する際、一部の鉄道では「〇〇号車に乗車、××駅で降車します」といった駅アナウンスを行うことがあります。このアナウンスは、駅員同士が情報を共有するためのもの。乗降時に駅員が補佐を行うため、必要なのでしょう。しかし、信じられないことに一部の人はこのアナウンスで障がい者の居場所や降車駅を把握し、痴漢行為をはたらいているというのです。ウェブサイトで掲載された実際の事例は、どれもあまりの卑劣さに目を疑うようなものばかりでした。視覚障害者車両ドアのところの外側を向いて立っていたら、後方から「いたいた!手伝ってあげるよ」と言いながら後方に回り、ぴったり迫りもぞもぞされ、荒い息をされた。離れようとしたが、ぴったりくっつかれて動けない。次の駅でドアが開いたときに、とりあえず車両からでた。希望駅ではなかったので歩行に慣れていなくすごく困ったが降りるしかなかった。その場にいて次に来た電車に乗るしかなかった。DPI 日本会議ーより引用車いす使用者東京に出てきて初めての終電。ほとんどの乗客が酒臭かったのでアナウンスしないでくださいと頼んだのに、それでは乗せられないと断れたので仕方なく乗りたくない一番後ろに乗せられた。べろんべろんに酔った男性が飛び乗ってきて、「居た!手伝ってあげようと思って走ってきたよ。○○駅でしょ?」と言いながら可哀そうにと繰り返し足をさすられた。「やめてください」といっても離れてくれず、私も逃げられず、大きな声をだしても周囲の人は聞こえないふりしているように感じた。とても辛く忘れたくても忘れられず今でも夢を見る。この話に触れるのはこれが最後にして前に進みたい。DPI 日本会議ーより引用車いす使用者自宅に見知らぬ男がよくいるけど知っているか?と近所の人に聞かれて確認したら、電車内で時折見かける男性で、後を付けられていると知った。その後、何度も自宅周辺にいるので警察に相談し被害届けを提出した。夜中に窓ガラスに大きな石を部屋に投げ込まれた。警察に通報したら警察に相談した嫌がらせではないかと言われた。警察や近所の人が助けてくれ捕まった。今でも遅くの帰宅にならよう気を使い生活している。DPI 日本会議ーより引用ウェブサイトに掲載されているものだけでも被害事例は13件あり、中には「上記より酷い被害のため、記載しないことを希望」というものも。相手が障害を持ち、抵抗するのが難しい状況と知った上で、加害者は痴漢行為をはたらいているのでしょう。被害に遭った人たちは、「アナウンスによって居場所や目的地を知られ、ターゲットにされてしまう」と恐怖を感じているといいます。電車での乗降時のアナウンスは、本来支援のためのもの。善意を利用し、卑劣な行為をする人たちに怒りを感じずにはいられません。これらの事例はネット上で拡散され、多くの人から怒りの声が上がっています。・発想がゲスすぎて、めまいがした。加害者に人の心はないのか?・あのアナウンスを、犯罪で利用する人がいるなんて思いもしなかった。信じられない。・言葉にならないくらい卑劣。今まで気付くことができなかったのを悔やみます。先述したように、駅でのアナウンスは乗務員に安全確認を伝達するためのもの。しかし、善意を利用し悪行をはたらこうとする人がいるのも事実です。被害に遭う人を1人でも減らすため、社会全体が関心を持ち、考えていかなくてはなりません。[文・構成/grape編集部]
2021年08月27日電車など、公共の交通機関では、さまざまな見知らぬ人との交流があります。かつて、電車通勤をしていたという、たけのこスカーフ(@takesuka)さん。帰りの電車内で、眠ってしまった時のことです。同じ駅で降りる、部活帰りと思しき1人の高校生が、隣の席でこんな独り言をつぶやいたといいます。「ああっ!もう○○駅だ!」○○駅とは、たけのこスカーフさんが降りる予定の駅名です。高校生は、たけのこスカーフさんに話しかけるのではなく、大きな声で駅名を口にしたのだとか。たけのこスカーフさんは、高校生の棒読みなセリフに驚いて目を覚まし、電車の中で乗り過ごすことなく、最寄りの駅に降りることができました。電車通勤してたころ、帰りに眠ってしまったとき、同じ駅で降りる部活帰りの高校生が「ああっ!もう〇〇駅だ!」って棒読みの独り言で起こしてくれたこと、今でも懐かしく思い出す 私に話しかけるとかじゃなくて、真横でちょっと不自然なくらいでかめの声をだしてくれた不器用な優しさよ— たけのこスカーフ (@takesuka) July 30, 2021 その場ではびっくりして起きて、慌てて電車から降りることしか出来なかったけど、1時間に一本しか電車が来ない無人駅のホームを歩きながら、振り返って私の降車を確認する学生さんの親切に気がつきました— たけのこスカーフ (@takesuka) July 30, 2021 たけのこスカーフさんが利用していた駅は、1時間に1本しか電車が来ない無人駅です。当時、慌てて降りて駅のホームを歩いていた、たけのこスカーフさん。先に電車を降りた高校生が振り返り、たけのこスカーフさんの降車を確認している姿を見て、相手の不器用な優しさに気付いたといいます。きっと見知らぬ高校生は、たけのこスカーフさんが以前から同じ駅を利用していることに気付き、乗り過ごさないように気を配ったのでしょう。たけのこスカーフさんは、当時の出来事を「今でも懐かしく思い出す」と語っています。何気なく与えた優しさとは、誰かの心にそっと触れ、長くとどまり続けるものなのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年08月01日えなり(enari_manga)さんが描いた『優先席の番人おばちゃんの話』という実録漫画をご紹介します。第1子を妊娠中に、地下鉄道を使って通勤していた、えなりさん。いつも、優先席で読書をしている、見知らぬ中年女性がいたといいます。中年女性は、お腹が大きいえなりさんを見かけると、たびたび声をかけてくれて…。『優先席の番人おばちゃんの話』毎回席を譲ってくれる中年女性に対し、申し訳なさを感じていた、えなりさん。乗車する車両を変えても、なぜか毎回中年女性と遭遇してしまい、何度も席を譲ってもらったといいます。妊婦だったえなりさんは、中年女性の親切な対応のおかげで、通勤時に立って過ごしたことはほとんどありませんでした。見知らぬ相手に対して、積極的に親切な行動ができる人は、そんなに多くはないでしょう。パワフルな中年女性の優しさは、妊娠中だったえなりさんの身体だけでなく、心まで癒してくれたに違いありませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年07月19日・心が温まって自然と涙が出てきた。・最高に癒しの5分間をありがとう。いい人しか動画に出てこない!・温かく見守る家族にグッと来た。マナーを守って『好き』を楽しんでいてすごくいい。そんな声がたくさん寄せられ、多くの人の心を揺さぶった動画をご紹介します。小さい頃から電車が好きな男の子。駅に電車を見に行っては、手を振っていました。その様子を動画に収めていた両親。0歳から4歳までの男の子の成長と、電車に関わる人たちの神対応をご覧ください!初めはベビーカーから電車を見送るだけだった男の子。次第に電車に手を振るようになり、「バイバイ」と声をかけることもありました。そんな男の子に応えるように、手を振り返したりプレゼントをくれたりする車掌たち。動画のコメント欄には「自分が子供の頃は手を振っていたが、今は振り返す立場になった」「子供が手を振ってくれると癒される」「喜んでくれる姿を見るとこちらまで嬉しい」といった、電車に関わる人たちからの声も寄せられていました。仕事中でもサービスをしてくれる神対応は、きっと子供たちの嬉しい記憶として残ることでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2021年07月11日2児の母親である、瓜田めろん(uri3hakumaiumai)さん。子供を保育園へ迎えに行った帰りに、心が温まる出来事に遭遇したといいます。瓜田さんが1歳の娘さんを抱っこしながら、電車内で立っていると…。瓜田さんに対し「ここの席に座りますか?」と声をかけてきた、シャイそうな若い男性。きっと子連れの瓜田さんを見て、席を譲ろうと考え、勇気を振り絞ったのでしょう。見知らぬ男性の優しさにグッときた瓜田さんは、感謝の気持ちから、心の中で盛大に表彰する妄想をしたのでした。漫画に対し、読者からは「パーン!からの表彰状に笑った」「素敵な青年!嬉しいですよね」といったコメントが寄せられています。誰かにもらった小さな親切がキッカケで、その日1日が幸せな気分で過ごせることはあるもの。こういった優しさの輪を広げていけたら素敵ですね。[文・構成/grape編集部]
2021年06月26日トルコで路面電車の運転士をしているサルハト・トパルさんが、いつものルートで乗客を運んでいた時のことです。彼は前方の線路脇に、何かがあるのに気が付きます。サルハトさんはそれが何か分かると電車を停車し、線路に降りて行きます。駅でもない場所で彼が電車を止めた理由とは…答えはこちらをご覧ください。İzmit'te tramvay yoluna girip, kaldırıma tırmanamayan kaplumbağayı gören vatman, kullandığı tramvayı durdurarak kaplumbağayı yeşil alana çıkarttı. O anlar güvenlik kamerasına yansıdı.id2220315Posted by Yeni Şafak on Sunday, June 13, 2021İzmit'te tramvay yoluna girip, kaldırıma tırmanamayan kaplumbağayı gören vatman, kullandığı tramvayı durdurarak kaplumbağayı yeşil alana çıkarttı. O anlar güvenlik kamerasına yansıdı.id2220315Posted by Yeni Şafak on Sunday, June 13, 2021線路脇で困っていたのは…カメ。縁石を登ることができなくて苦戦していたのです。サルハトさんがカメを持ち上げて、フェンスの外へ逃がしてあげると、カメは元気よくその場から歩き去っていきました。監視カメラがとらえたサルハトさんの行動を、地元のメディアが紹介すると、称賛の声が上がったのです。・人間のお手本のような行動だ。僕たちはすべての生き物を守らなくちゃいけないよね。・すごい!あんな遠くからよく見えたよね。・美しい心を持ったサルハトさんに「ありがとう」と伝えたい。路面電車の運行会社もFacebookでサルハトさんを称賛。さらに数日後、彼の思いやりある行動が評価されて感謝状が贈られたのです。Dikkatiyle tramvay yoluna mahsur kalan Kaplumbağayı kurtaran vatmanımızı ağırladım. Şefkat ve merhametle cana can katan...Posted by Tahir Büyükakın on Friday, June 18, 2021Dikkatiyle tramvay yoluna mahsur kalan Kaplumbağayı kurtaran vatmanımızı ağırladım. Şefkat ve merhametle cana can katan...Posted by Tahir Büyükakın on Friday, June 18, 2021サルハトさんはウェブメディア『The Dodo』にこう語っています。すべての生き物は私たちの友達です。私たちは、愛をもってそれらに近付くべきなのです。The Dodoーより引用(和訳)サルハトさんはカメに気付いた直後、車内アナウンスで乗客に一時停止する理由を説明してから、カメを助けに行きました。そして彼が電車に戻ると、乗客たちもカメを助けたことをとても喜んでいたそうです。もしサルハトさんが気付かなかったら、カメは別の電車に轢かれていたかもしれません。ためらうことなくカメを助けに行ったサルハトさんと、そのために電車が数分間遅れてもカメが無事だったことを喜んだ乗客の優しさに心が温かくなりますね。[文・構成/grape編集部]
2021年06月21日2歳の息子さんを育てる母親の、るしこ(@39baby_com)さん。Twitterで公開したあるエピソードが「すごく分かる」「癒された」といった反響を呼んでいます。るしこさんの息子さんは、電車が大好き。いつものように、るしこさんと息子さんがホームの端で電車を眺めていると、駅員から声をかけられました。駅員は『あるもの』を息子さんに渡してきて…。駅のホームで車掌さんに声をかけられ… pic.twitter.com/1OViOuiVA9 — るしこ (@39baby_com) June 3, 2021 電車カードをもらった息子さんは、一瞬思考が停止しますが、徐々に「やったあー!!」という声が聞こえてきそうなほどの笑顔に…!電車カードは電車がプリントされており、各鉄道会社で作成している非売品のカードだそうです。きっと、電車好きな息子さんの姿を見た駅員が、機転を利かせてプレゼントしてくれたのでしょう。ゆっくりと喜びをかみしめる息子さんの姿に、クスッとしてしまいますね。読者からは、このような声が寄せられています。・分かる…!子供って嬉しすぎると感情が追い付くのに時間がかかりますよね。・これは嬉しいですね。車掌さんの心遣いが素敵すぎます!・うちの子もカードをもらってすごく喜んでたなあ…。あの時の車掌さん、ありがとう!大好きな電車のカードを駅員からもらった息子さん。きっとこの出来事は、ずっと心に残る思い出になったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年06月04日「人はなんのために勉強するの?」と問われて、すぐに答えを出せますか。一概にはいえませんが、明確な目的や理由がなく、義務教育にもとづき勉強をしている人は多いでしょう。Hiroshi Sasaki(@popeetheclown)さんが、Twitterに投稿したエピソードをご紹介します。投稿者さんが、高校生の頃に、電車内で数学の勉強をしていた時のことです。隣に座っていた、強面の中年男性が、こう声をかけてきたといいます。「三角比はやっとけ。俺は大工だから、サイン、コサインは毎日使うんだ。エジプト人もピラミッドを建てるのに使ったんだぞ」そして、男性は降りる間際に「兄ちゃん、勉強頑張れよ」と、ひと言告げて去っていったのです。高校時代、電車内で数学の勉強をしていたら、隣のおじさんに話しかけられた。「三角比はやっとけ。俺は大工だから、サインコサインは毎日使うんだ。エジプト人もピラミッド建てるのに使ったんだぞ」。降りぎわに「兄ちゃん勉強がんばれよ」と言って去っていった。おじさん、僕も今、毎日使ってますよ— Hiroshi Sasaki (@popeetheclown) May 25, 2021 男性は、数学を勉強しておいたほうがいい理由を、自分の仕事に例えて簡単に説明しました。勉強中に、見知らぬ大人から声をかけられた投稿者さんは、驚いてアワアワしながら会話したそうです。2021年現在、投稿者さんは生物学者として、アメリカのボストンにある研究所で働いています。高校時代に電車内で起きた出来事を振り返り、「おじさん、今も毎日使っていますよ」とつづりました。エピソードはネット上で24万件を超える『いいね』を集め、「素敵な話だな」「もう一度勉強してみたくなった」といった声が上がっています。ほかの職業を例に挙げて「社会人になってから数学を使う機会は、意外にある」というコメントも多数見受けられました。勉強していた当初は、役に立つかどうか分からない公式が、将来のどこかで自分の力になるかもしれない…と思うと、ロマンを感じますね![文・構成/grape編集部]
2021年05月27日不特定多数の人が利用する電車。車内では、他人と隣同士の席に座ったり、満員電車であれば至近距離で立ったりします。福田ナオ(@fukku7010gmail1)さんが描いた漫画に、多くの人が共感しました。電車の中で嬉しさを感じる瞬間普段は適当な身なりをしているという福田さん。たまに、きちんとした格好で出かける時があるそうです。ある日、福田さんが身なりを整えた状態で電車に乗ると…。電車に乗っててメチャクチャ嬉しくなる瞬間 pic.twitter.com/HzTlvkWw0h — 福田ナオ絵 (@fukku7010gmail1) May 24, 2021 電車の座席が比較的空いている中、福田さんの隣には、見知らぬ女子高校生が座りました。福田さんは、女子高校生から『清潔感のある人』として認知されたように感じ、密かに喜びます。漫画に対し、読者からは「分かる!ちゃんとした人に見られてる…って嬉しくなる」「逆に空いてる時に誰も隣に来ないとへこむ」といったコメントが集まっていました。どうやら似たような感情を抱く人は一定数いるようです。見知らぬ他人が集まりやすい公共の場では、周囲の反応がダイレクトに伝わるもの。きちんとした身なりがもたらす影響を、改めて感じますね。[文・構成/grape編集部]
2021年05月26日2021年4月25日、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染拡大を受け、三度目となる緊急事態宣言が4都府県を対象に発令。また同月30日に、東京都の要請によって、JR東日本や首都圏の大手私鉄が朝の通勤時間帯の減便を行いました。大型連休であるゴールデンウイークに外出する人を減らすことを目的とした減便ですが、仕事などで外出を余儀なくされる人は少なくありません。減便の初日から、ネットでは「減便の影響で駅や電車内がさらに『密』になっている」「逆効果ではないのか」といった意見が多数上がりました。銚子電気鉄道、社長自らが運転し電車を増便同月28日、千葉県の銚子駅と外川駅を結ぶ銚子電気鉄道株式会社が、ウェブサイトやTwitterを更新。ゴールデンウイークの期間である同年5月1~4日に、利便性の向上を目的として4往復の臨時列車を増便することを発表しました。ネットからは、発表された臨時便の運転手に驚く声が上がっています。5/1(土)~5/4(祝)の4日間、新型コロナウィルス感染予防および利便性の向上のため、午後の時間帯に、臨時列車として4往復を増便します。なお4日(祝)は、弊社代表 竹本が臨時列車を運転いたします。 #銚子電鉄 #銚電 #電車を止めるな 5/1(土)~5/4(祝)時刻はこちら pic.twitter.com/yB5f8Xgd5P — 銚子電鉄(公式) (@choden_inubou) April 28, 2021 なんと、銚子電気鉄道の代表取締役社長自らが電車を運転し、増便をすることに!千葉県が緊急事態宣言の対象地域ではないため、ゴールデンウイークに帰省や旅行をしに来る人もいるでしょう。電車を増便することで『密』を回避し、少しでもコロナウイルスの感染対策をするように工夫したのです。「感染対策には減便より増便である」と判断した銚子電気鉄道に、称賛の声が相次ぎました。・増便は運営会社にとっては損なのに…。乗客の利便性を優先してくれるのは素晴らしい。・社長が自ら臨時便を運転するだなんて、これはかっこいい!里帰りをする人も増えるだろうしね。・東京の減便は失敗だと思う。逆に、増便での『密対策』はありがたいです。電車内は飛沫感染が起こりづらい状況のため、比較的感染リスクは低いとされています。しかし、少しでも感染を防ぐため、不特定多数が密集している場所はできるだけ避けたいもの。「外出せざるを得ない人がいる以上、減便して『密』を増やすよりも、増便をして分散させたほうが対策としては正解だったのではないか」と多くの人が思っているようです。[文・構成/grape編集部]
2021年05月01日ほぼ1年を通して作る、お米。4~5月は、トラクターで田を耕す『田起こし』の時期にあたります。その後、田植えをするにあたって重要になる『代かき』という作業があり、田に水を張って表面を平らにするそうです。代かきから田植えまでの少しの期間、絶景を見ることができるのだとか。茨城県を走る、鹿島臨海鉄道(@rintetsu_karin)がTwitterに投稿した写真をご覧ください!こんにちは。東水戸駅~大洗駅間の田んぼは、ほぼ田起しが終わったようです。写真は、田に水が張られ、田植え前の少しの期間に見ることができる光景です。 #大洗鹿島線 #鹿島臨海鉄道 pic.twitter.com/U654XT0LNv — 鹿島 花梨 ・鹿島臨海鉄道公式 (@rintetsu_karin) April 15, 2021 ボリビアのウユニ塩湖のように、田んぼに反射して映る列車。まっすぐに伸びる線路を走る列車と、青空がとても美しいですね!少しの期間だけ見られる絶景は、とても人気があるようです。・行こうか悩んでいるところでした!・絶景!美しい景色ですね。・ただただ美しい。水戸のウユニ塩湖だね。鹿島臨海鉄道は「農道は狭いので路上駐車すると、農作業に支障がでますので、周辺への配慮を忘れないでください」と注意喚起をしています。農道でこのような光景を見る場合は、マナーを守って写真撮影をしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年04月19日2021年3月現在、新型コロナウイルス感染症の流行を受け、外出時のマスク着用が一般的になりました。マスクを着けていると、周囲からは目元しか見えないため、パッと見て顔が判別しにくいですよね。カーリー(carly_japance)さんは、電車に乗っている時に、いつもスマートフォンでInstagramを見ているといいます。かわいい動物が写っている投稿をチェックしていると…。マスクがあるので、にやけていることは誰にも分からないだろうと思っていたカーリーさん。しかし、『目は口ほどに物をいう』ということわざもあるように、ニヤニヤとした目元は、バッチリと窓越しに映し出されていたのです…!さらに、背後に立っていた男性も、カーリーさんの手元を見てニヤニヤしています。きっと、男性もスマートフォンの画面に映し出されたキュートな動物の姿に、心を癒されていたのでしょう。クスッとするエピソードに、読者からは「オチに笑った!」「マスクをしていても意外に表情ってバレるよね」「後ろにいた男性も絶対に動物好きだな」といったコメントが寄せられました。たとえマスクをしていても、自分で想像している以上に、相手には表情が伝わってしまうものなのかもしれませんね。カーリーさんは、日常にまつわる実録漫画をブログに投稿しています。気になった人はチェックしてみてください!カーリーの日記[文・構成/grape編集部]
2021年03月12日3月は卒業の季節。2020年度は、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響でまともに学校に通うことができない日も多くありました。2021年3月現在も続くコロナウイルスの感染拡大は、卒業生にとって将来に不安をもたらしているかもしれません。さくらひめ(@sakura2315)さんが、静岡県静岡市にある静岡駅で見つけたのは、駅員が卒業生に贈った、手作りのメッセージボード。そこには、駅員からの心のこもった桜の形をしたメッセージカードと、大きなイラストが飾られていました。卒業→夢有効期限:なし途中下車:可能卒業おめでとうございます。コロナ禍ではありますが、立ち止まってもいいので自分の夢に向かって一歩一歩進んでいきましょう。今日の静岡駅のホワイトボード絵置いとく昨日から卒業式の学校が多いからね東海道線の改札出てすぐだから時間あったら読んでみてください #卒業おめでとう #静岡駅 #ホワイトボード絵 pic.twitter.com/owuWHknnqh — さくらひめ⚽️ (@sakura2315) March 2, 2021 ボードに描かれた乗車券には、卒業から夢に向かうまでの有効期限はなく、途中下車も可能と書かれていました。もしつらくなったら、立ち止まって途中下車をしてもいいというメッセージに感動しますね。ネット上では、ほかにも静岡駅の卒業祝いのボードを投稿している人がおり、さまざまなコメントが寄せられていました。・メッセージが素敵です。『途中下車可能』のひと言に優しさを感じました。・絵のレベルが高すぎ!温かみがあるメッセージとイラストに心が温まります。・毎年楽しみにしています。駅員さんの心遣いに感動しました。日々変化するコロナ禍での新たな一歩は、これまでほかの人が経験したことのないことで、不安が募るばかりかもしれません。ですが、時には途中下車をして、明るい未来に向かって前に進んでほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月03日2~3月上旬に花を咲かす河津桜。ひと足早く桜を見ることができ、まだ少し寒い中でも春を感じることができます。河津桜と電車をひと目で見渡せる場所から写真を撮影した、ベラス(@velous_93)さん。「美しい1枚が撮れた」と写真を見返すと、あることに気が付きました。電車の中に注目です!桜と電車いいじゃん!カメラカシャーん!? pic.twitter.com/Q4bm97bjKt — ベラス@JK (@velous_93) February 21, 2021 なんと、カメラに気付いた車掌が電車の中でピース!車掌は、運転手とは違い電車の後ろに乗り、車内放送やドアの開閉を行う仕事を担っています。後ろ向きで乗車していたため、カメラに気が付いたのかもしれません。桜と、電車、さらにピースをする車掌が写る貴重な1枚となりました。お茶目な車掌のサービスに、たくさんのコメントが寄せられています。・この写真、最高すぎる!こんなに素敵な場所を走っていたら車掌さんも気持ちがいいだろうな。・1枚目で「すごくきれい!」と思ったら4枚目を見て目を疑った!いい車掌さん。・かっこいい!カメラに気付くなんてすごいな。それだけ周りを見て安全を守ってくれているんだね。実はこの電車は、1週間に1~2回程度、限られた区間でしか運転されない珍しい車両として『しあわせの黄色い電車』と呼ばれているもの。貴重な写真はきっと、見た人にも幸せを運んでくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年02月24日人から助けを求められた時、「自分にできることなら」とすぐに手を貸すことができる人は素敵です。ですが、ひと口に『手助け』といっても方法はさまざま。場合によっては「この助け方で本当にいいのか」と考える時間が必要かもしれません。ゴールまで連れて行かなかったわけある日、駅前で途方に暮れていた幼い女の子に助けを求められた、日報(@nippou_)さん。どうやら女の子は、「ママはゴールで待ってるから、この場所まで自分の力で来てみて!」とスマホを手渡され、1つ離れた駅に置き去りにされてしまったようです。「なんか分かんなくなっちゃった」と泣く女の子。母親は、我が子に『地図を見ながら自力で目的地までたどり着く力』を身につけてほしかったのでしょう。ですが、女の子にはまだ難しかったのです。初めて子供1人で行動させる時には、危険がないようコッソリと親が見守っていることも。そのため「本当にお母さんかお父さんは近くにいないの?」と日報さんは女の子に尋ねてみましたが、本当に子供を1人にしているようでした。成功体験より優先させたこと日報さんは、そのままゴールまで女の子を連れて行くこともできました。しかし…。「『人に助けを求めるなら駅員さんが正解だ』ということを、学んでくれたらいいなあ」そんな思いから、あえて女の子を『迷子』として駅員まで届けたのです。※写真はイメージ助けを求めた時、声をかけた相手が善人とは限りません。間違った人に助けを求めた結果、犯罪に巻き込まれてしまうリスクもあるのです。今回はたまたま無事でしたが、日報さんに助けられた『成功体験』をもとに、女の子が誰にでも警戒心なく助けを求める子になってしまったらどうでしょう。女の子がこれからの人生で自分自身を守れるよう、『誰に助けを求めるのがより安全か』を教えられる助け方を日報さんは選んだのでした。「小さい頃に駅で知らない人が助けてくれて、目的地まで連れて行ってくれた!」という素晴らしい体験を女の子はできませんでしたが、代わりに大切なことを教わったのです。結構前のお話なんですが、子供を遠出させるチャレンジみたいなのに巻き込まれたことがありまして。何かというと「ママはゴールで待ってるから、この場所まで自分の力で来てみて!」ということらしく、スマホ持たされて駅前に置き去りにされた小学校入学前の女の子に助けを求められたことがありまして→— 日報さん (@nippou_) February 4, 2021 日報さんの機転を利かせた対応に、称賛の声が相次いで寄せられました。・私立の小学校に電車で通わせる練習だったのかな?駅員へのパス、賢明な判断だと思います!・私だったらゴールまで連れて行ってしまったかも。日報さんの考え方にハッとさせられました。・『親切そうに見える人』も善人でないことがあるから難しい。大正解の対応です。中には、通りすがりの人に助けを求めた結果、実際に犯罪に巻き込まれてしまった人からの体験談も。相手を信用し、助け合える社会が理想的ですが、現実は危険な人もいます。大人が子供たちを守るのはもちろん、子供たち自身も自分を大切にできるよう、よりよい対処方法を教えていきたいですね。日報さんは、戦国時代をテーマにしたコスプレやレシピ系の同人誌を作成しています。興味のある人はチェックしてみてください。「忍たまめし!完全版」忍たまと同じご飯が食べたかった。ので、アニメと原作に出てきたごはんを片っ端から再現してレシピ本にしてみました。死ぬほどインスタ映えしない!でもおいしい!!!とらのあなさんで通販があります。 #SUPERCOMICCITY27 #超忍fes2018頒布物 pic.twitter.com/APf48dTOha — 日報さん (@nippou_) 2018年5月3日 投稿全文はこちら結構前のお話なんですが、子供を遠出させるチャレンジみたいなのに巻き込まれたことがありまして。何かというと「ママはゴールで待ってるから、この場所まで自分の力で来てみて!」ということらしく、スマホ持たされて駅前に置き去りにされた小学校入学前の女の子に助けを求められたことがありまして→— 日報さん (@nippou_) February 4, 2021 本当にお母さんかお父さんは近くにいないの?と聞いたら、いないと。待ってるから来てと言われたけど「なんかわかんなくなっちゃった」とのことで泣かれてしまって、場所は乗り換え一つのところだから連れて行ってもいいけど、それを(親側の)成功体験にされたらすごく嫌だな…と思って→— 日報さん (@nippou_) February 4, 2021 駅で起こったことは全て駅員さんに任せるのだ…という信念のもと、泣いてる女の子を駅員さんに迷子として届けてきました。その後は知りません。駅員さんが親御さんに迎えにきてくれるよう連絡したと思います。その子や親御さんの感動体験にはならなかったけど、人に助けを求めるなら駅員さんが正解だ→— 日報さん (@nippou_) February 4, 2021 ということを、学んでくれたらいいなあと思ったのでした。君が助けを求めたその人が、優しそうなお姉さんでもお兄さんでも、温厚そうなおじさんでもおばさんでも、君の手を引っ張って、怖いことをせず、正解の場所に連れて行ってくれるとは限らないんだ。勇気出して話しかけてくれたのは偉かった。→— 日報さん (@nippou_) February 4, 2021 もしかしたらこれは「小さい頃に駅で知らない人が助けてくれて、一緒に目的地まで連れて行ってくれた!」という素晴らしい思い出になったかもしれないし、私はその芽を摘んでしまったのかもしれないけど、そうじゃなかったケースが一度でも起こった時は誰かの人生を曇らせてしまうと思うので→— 日報さん (@nippou_) February 4, 2021 あれは美談にしなくて良かったのだ。と思うことにしています。おわり。— 日報さん (@nippou_) February 4, 2021 [文・構成/grape編集部]
2021年02月09日2021年1月、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響により、11の都府県に緊急事態宣言が発令されました。当初、2月7日までを予定していた緊急事態宣言が解除されるのは栃木県のみ。残りの10都府県は3月7日まで緊急事態宣言が延長されることが決まっています。・旅行に行きたい!・友人とご飯に行きたい!・大好きな映画やアミューズメントパークなどに行きたい!緊急事態宣言が発令されている地域に住む人は、「出かけたい」という欲求を我慢する日々。決して快適とはいえない毎日を送っています。それでも、こんな時だからこそ、人の優しさや気遣いに温かい気持ちになることもあります。駅で見かけた横断幕がステキ!渋谷と横浜をつなぐ東急東横線(以下、東横線)の元住吉駅。急行や特急が停まらないため、東横線の中でも決してメジャーとはいえない駅かもしれませんが、商店街が充実した住みやすい街です。そんな元住吉駅の構内に、緊急事態宣言後、こんな横断幕が掲げられました。医療従事者の皆さまいつもありがとうございます共に頑張りましょう夜明けに向かって出発進行!東急東横線乗務員一同検車係員一同医療従事者を応援する横断幕です。そして、忘れてはいけないのは、インフラに関わる鉄道会社の職員も、リモートワークができないということ。決して楽な環境ではないにも関わらず、医療従事者を応援する横断幕を掲げた東急電鉄職員の振る舞いに心を打たれたのでしょう。駅の利用者も、この横断幕の前で立ち止まったり、写真を撮ったりしていました。不要不急の外出を控え、やむを得ず外出する際には感染防止対策を徹底する…その先にしか『夜明け』はやって来ません。そんな当たり前のことを気付かせてくれるステキな横断幕です。[文・構成/grape編集部]
2021年02月05日