ただの腰痛、と侮っては危険!年だから仕方ない、とあきらめてはいけない。高齢者の腰痛の原因のひとつは、骨粗鬆症による背骨の骨折(椎体骨折)によるもの。そして介護が必要になった10人に1人は「骨折・転倒」がきっかけという。さらに寝たきりはうつ病や認知症になる可能性も高くなり、家族にとっても大変なこと。腰痛・骨折を予防するためにも、毎日の食事に“骨を強くする”工夫をしたい。高齢なお母さんでも安心して作れる高齢の母親の腰痛の原因を知りサポートするウェブサイト「イタみる」では、5月1日より人気料理研究家・川上文代先生考案の『母と一緒に作りたい!火を使わない骨にいいレシピ』を公開している。レシピには2つのポイントがある。1.カルシウムやたんぱく質などの栄養素を含んだ食材中心に考案されていること。2.高齢な母親でも安心して作れるよう、電子レンジなどを使ってできる“火を使わない”調理法を採用していること。ガスコンロを使わず電子レンジなどで調理することで、ヤケドなどの事故も防ぎ安心して料理を楽しめるよう工夫されている。5月はチーズやしらすを使った見た目もおいしい春の彩りレシピ特集。お母さんの腰痛と骨折予防を考えた“愛情レシピ”と“一緒に料理をする楽しさ”を母の日のプレゼントにしてはいかが。元の記事を読む
2013年05月15日太り過ぎると体のあちこちの関節に負担がかかる、ということはよく耳にすると思いますが、関節の負担以外にも、体重に耐えられず骨折するのでは?…と心配をする声も聞かれます。体の支柱となる背骨は、太り過ぎると骨折をするのでしょうか?答えは、「正常な背骨の状態であれば骨折はしないでしょう」です。背骨は椎骨と呼ばれる骨が積み木のように積み重なってできていますが、椎骨の椎体という部分に真上から圧力をかける実験では、若い人であれば約800kgまで耐えられるとの結果が出たそうです。高齢者では150kgと、若い人との差はかなり出ますが、それでも日常においては、背骨自体が150kgを支えるということはそう無いと思いますので、太ったことで背骨が骨折するという心配はしなくてもよさそうですね。ただ、背骨の骨折はある程度年齢を重ねてから起こりやすい「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」により、背骨が部分的につぶれたように骨折をしてしまうことがあります。骨粗鬆症では、カルシウムやビタミンDの減少により骨密度が低下して骨が弱くなってしまいます。ちょっと尻もちをついて転んだだけなのに…と、多少の負荷によって、骨折をすることがあり、痛みが出ることもあれば、中には本人が気づかないことも。大きく背骨が曲がってしまう状態になると、日常生活に支障がでるケースもあります。女性に多いですが、男性にも起こります。正常な骨での太り過ぎでは骨折に至らなくても、もろい骨となれば、どのように骨折の危険性へつながるかわかりません。骨量が低下していく40歳くらいまでに、骨を丈夫にしておき、健康な背骨で年齢を重ねていきましょう。(文/檜垣暁子)■著者プロフィール檜垣 暁子(ひがき あきこ)オールアバウト 肩こり・腰痛ガイドカイロプラクティック理学士・日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員。現在は、横浜市に治療室を開院し、日々、肩こりや腰痛を始めとする不調を訴える患者さんの診療に当たっている。
2013年02月24日日本イーライリリーは、高齢の母親の腰痛の原因、危険度、骨折による日常生活への影響を知り、正しい診断・対応をサポートするウェブサイト「イタみる ~母の腰痛、骨折かも~」を開設した。同サイトでは、高齢者の腰痛は骨折が原因の可能性があり、放置することで介護が必要な状態となる可能性があること、家族の負担増につながるリスクがあることを伝えている。また、骨折によって生活が大きく変わってしまった患者による体験談や、腰痛の原因を診断してくれる医療機関の検索機能を備えている。同サイトを監修した公益財団法人・骨粗鬆症財団理事長/国際骨粗鬆症財団理事の折茂肇氏は、「骨折は要介護の大きな原因のひとつですので、腰や背中に痛みを感じた時点で、骨折の有無を専門医に診断してもらうことが重要です。本サイトは、高齢の母親が抱える腰痛の背後に、もしかしたら骨折が原因として潜んでおり、要介護になる可能性があることを、多くの方に気づいていただくことを目的に監修しました」とコメントしている。同社は、「イタみる」サイトを通じて、腰痛に悩む方が一人でも多く痛みから解放され、周りの家族の負担も軽減されるよう、啓発活動を推進していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月05日トニー・レオンが晩夏より撮影開始予定の新作『一代宗師』(原題)に向けてトレーニング中、左前腕を骨折するアクシデントに遭ったことがわかった。事故が起きたのは13日。トニーがカンヌ映画祭最優秀男優賞に輝いた『花様年華』をはじめ、ほとんどの作品に彼を起用しているウォン・カーウァイ監督の最新作でもある『一代宗師』はブルース・リーの師であり、詠春拳の大家である葉問(イップ・マン)の物語。トニーは兼ねてより詠春拳の訓練をしていたが、この日は5人のトレーナーを相手に練習中、1人がトニーに蹴りを入れ、左腕で防御した際に当たりどころが悪かったようだ。病院に運ばれ、検査の結果、骨折が判明した。数週間の安静を要するが、トニーのパブリシストは「蹴りの練習ならば、その間も出来ます」とアソシエイト・プレスの取材に応えている。撮影は9月開始を予定していたが、トニーの回復の様子を見て、少し遅れる可能性もあるという。(text:Yuki Tominaga)4月19日、妻のカリーナ・ラウと一緒に香港電影金像奨に出席した際のトニー。© AFLO
2009年07月15日