リドリー・スコット監督最新作『エイリアン:コヴナント(原題)』が、2017年に日本公開を予定していることが19日、わかった(全米公開は2017年10月6日)。また、この作品が『プロメテウス』の続編であり、『エイリアン』シリーズにつながる作品であることも明らかになった。『エイリアン』(79)で監督を務めたリドリー・スコットは、同シリーズの続編に関わることはなかったが、30年以上の時を経て発表した12年の『プロメテウス』は、『エイリアン』につながる作品か否かさまざまな憶測が飛び交った。そしてこのたび、『エイリアン:コヴナント(原題)』のタイトルと共に、この作品が『エイリアン』の前日譚三部作の第二章となり、『プロメテウス』の続編で、『エイリアン』に直結するストーリーであることが正式に発表された。本作では、銀河系のはるか彼方の惑星を目指したコロニー船、コヴナント号の乗組員は未知の楽園を発見する。ところが、そこは暗黒の危険な世界。この地のただひとりの住民は、不運なプロメテウス号乗組員の生き残りである"アンドロイド"のデヴィッド(マイケル・ファスベンダー)だった。『プロメテウス』が投げかけた謎は本作で解決されるのか、『プロメテウス』でデヴィッドと共に生き残ったエリザベス(ノオミ・ラパス)はどこに行ってしまったのか。また、コヴナント号を派遣するのはどの会社か、コヴナント号のクルーはノストロモ号のクルーと出会うのか、契約や聖約、あるいは盟約と訳される"コヴナント"という副題の真の意味とは、などと早くも世界中で憶測が飛び交っている。
2015年11月19日西武鉄道は8月24日、2016~2019年度に新型通勤車両「40000系」を80両導入し、2017年春から順次運転を開始すると発表した。40000系車両は、現在「スマイルトレイン」の愛称で親しまれている「30000系」車両の後継として、「人にやさしい、みんなと共に進む電車」をコンセプトに、「やさしさ」「沿線に寄り添う」「未来志向・先進性」をキーワードにした車両。外観のカラーデザインは西武グループのコーポレートカラーを基調にしつつ、「山の緑と空の青」をイメージした同社線沿線の風景や自然を感じさせる色調を採用している。同社初の「ロング・クロスシート転換車両」(一部編成)を導入する。同車両のシートは「クロス状態」と「ロング状態」に転換が可能。また、「車いすスペース」を拡大し、乗客に寄り添う"気遣いや使いやすさ"を備えた「パートナーゾーン」を設け、新たな「車両バリアフリー」の形を提案する。さらに、快適性向上に向けて「プラズマクラスター」を搭載し、利便性向上のため、情報配信装置「スマイルビジョン」を各ドア上に設置し、行き先・停車駅・駅設備案内・ドア開方向および運行情報を表示する。そのほか、アルミ合金による軽量化、VVVFインバータ制御装置、LED照明、最新技術のモーターを採用し、従来の省エネ車両に比べて、電気使用量を約40%削減する。
2015年08月25日セブン銀行は7日、米国のセブン-イレブン店舗に、2017年7月からATMを設置すると発表した。○米国のセブン-イレブン7,803店舗にATM設置へ同行の米国子会社Financial Consulting&Trading International(以下、FCTI)が、米国の7-Elevenとの間で、同国内のセブン-イレブン店舗を対象とするATM設置契約の締結を行うことを、7日に開催した取締役会で決定した。同行は、従来から海外ATM事業を推進しており、米国では2012年10月に株式取得した子会社FCTIを通じ、ATMサービス網の拡大に取り組んできた。今回の契約締結により、FCTIは2017年7月以降、7-Elevenの運営する米国内のセブン-イレブン7,803店舗(2015年2月末時点)において、ATMを設置運営することができるようになる。なお、米国ATM事業については、今回の契約締結によって実現が見込まれる規模の拡大とコスト競争力・収益力の向上を通じ、今後、一層の成長を加速させることが可能としている。また、今回の契約締結に伴う2016年3月期の連結業績に与える影響は軽微であるとし、中長期的には連結業績の向上に資するものと見込んでいるという。
2015年07月07日2年前に設立が発表されていた「ムーミン」のテーマパークについて6月30日(火)、事業展開に関する記者会見が行われ、2017年のオープン予定で埼玉県飯能市宮沢湖に「Mestsa メッツア」という名で誕生することが発表された。フィンテック グローバル株式会社は本日付で西武鉄道株式会社より、6億円で埼玉県飯能市の土地売買の契約を締結したと発表。今後、フィンテック社は飯能市と連携協力をしながら開設に向け、具体的に動き出すことになる。日本でも人気の高い「ムーミン」だが、原作者トーベ・ヤンソンの故郷のフィンランドにある「ムーミン ワールド」を除き、「ムーミン」を主題とした施設としては、今回の「メッツア」が世界初進出となる。フィンテック社は2013年にフィンランド企業とテーマパーク設立を目的としたジョイントベンチャー(合弁会社)を設立しており、「ムーミン」のテーマパークのオープンはファンの間でも話題を呼び、どこにオープンするのかと注目を集めてきた。当初は2015年~16年のオープン予定とされていたが、フィンテック社の玉井信光社長は、最初の発表からこの2年弱の動きについて「当初は都心型の小規模なテーマパークを考えていたが、森や湖がないとムーミンらしさを出すことができない」と説明。その上で今回、パークの趣旨に見合った187,000平方メートル(東京ドーム4個分)もの土地を取得したが、当初の計画よりも広大な土地となったため、計画を変更し2017年の開業とすることを決めたと語った。アクセスに関して、同地は西武池袋線の池袋駅から飯能駅まで特急レッドアロー号で40分。西武鉄道は地域社会振興の観点から今後も、この計画に最大限の協力をすることとなっており、交通アクセスなどに関しても積極的に関わっていくことになるという。「メッツア」とはフィンランド語で「森」を意味し、この広大な森の中に「Museum(美術館)」「Resort(リゾート)」「Park(公園)」「Leisure(レジャー施設)」などの要素を融合した施設を建設することになるという。施設は大きく「ムーミンゾーン」と「パブリックゾーン」の2つのゾーンに分かれ、前者でムーミンの物語を楽しむための施設を展開。一方、パブリックゾーンでは、無料で地域住民が散策やジョギングを楽しめるような自然を活用した公園機能を維持するという。なおフィンテック社は今回の土地取得費用の6億円に加え、施設建設のための費用を調達する必要があるが現段階ではその総額などに関しては未発表。今後、施設の中身について詰めていくとのことで、外部からの資金調達、特に各アトラクションごとにスポンサーによるパートナーシップ契約を結ぶことも検討しているという。(text:cinemacafe.net)
2015年06月30日千葉県浦安市の東京ディズニーシーに2017年春、ディズニー/ピクサー映画『ファインディング・ニモ』と『ファインディング・ドリー(原題)』(2016年公開予定)の世界を舞台にした新アトラクションが誕生することが19日、明らかになった。新アトラクションは、『ファインディング・ニモ』シリーズの映像とライドシステムの動きを融合させることにより、映画の海底の世界を体験できる屋内型アトラクション。ゲストは、魚サイズに縮むことができる潜水艦に乗り込み、ニモやドリーたちと同じ目線で海の世界を冒険。途中で出会う海の仲間たちは体験のたびに異なり、乗るたびに新しい発見を楽しむことができる。また、アトラクションの映像制作には、2016年7月公開予定の『ファインディング・ドリー(原題)』の映画制作スタッフが参加。スクリーンで展開される美しい海の世界が、アトラクションで再現される。なお、同アトラクションの導入に伴い、「ストームライダー」は2016年5月をもってクローズする。アトラクション概要開業時期:2017年春(予定)体験時間:約5分(メインショー)乗車定員:1キャビンあたり122人キャビン数:2台利用制限:身長90cm以上、3歳以上総投資額:約50億円(予定)(C)Disney/Pixar
2015年05月19日オリエンタルランドは2017年春、東京ディズニーシー(千葉県浦安市)のポートディスカバリーにて、ディズニー / ピクサー映画『ファインディング・ニモ』と『ファインディング・ドリー(原題)』(2016年公開予定)をテーマとした新規アトラクションを導入する。総投資額は約50億円を予定している。今回導入が決定した新アトラクションは屋内型で、『ファインディング・ニモ』シリーズの映像とライドシステムの動きを融合させることにより、映画の海底の世界を体験できるようになっている。"魚サイズに縮むことができる潜水艦"にゲストが乗り込み、同作のキャラクター・ニモやドリーたちと同じ目線で広い海の世界を冒険する、という内容。体験のたびに、異なる海のキャラクターとアトラクション内で出会えるとのこと。同アトラクションの映像制作には、2016年7月公開予定の『ファインディング・ドリー(原題)』の映画制作スタッフが参加。『ファインディング・ニモ』シリーズの臨場感あふれる海の世界を再現したという。なお、同アトラクション導入に伴い、「ストームライダー」は2016年5月中旬をもってクローズする。メインショーの体験時間は約5分で、乗車定員は1キャビンあたり122名。キャビン数は2台となる。利用は身長90cm以上、3歳以上のゲストのみ。「ディズニー・ファストパス」の対象アトラクションとなる。(C)Disney/Pixar
2015年05月19日SpaceXは2015年5月6日(現地時間)、2017年の運用開始を予定している有人宇宙船「Dragon」の緊急脱出試験を米国フロリダ州で実施した。「Dragon」は着陸時にも利用される8つのスラスターを搭載している。実験ではこの8つのエンジンを噴射後、地上約1kmまで到達し、その後2段階に分けてパラシュートを展開し、大西洋上に着水した。同宇宙船にはデータ収集のためにセンサーを搭載したダミー人形が載せられており、SpaceXは「もし実際に人間が乗っていたとしても、今回の結果であれば全く問題がなかっただろう」とコメントした。今後は、2017年の有人飛行開始に向けて、より高い高度での無人テストを実施していく予定だ。
2015年05月07日日本科学未来館は4月1日、2017年11月14日~17日に世界科学館サミット(Science Centre World Summit:SCWS)を開催すると発表した。同サミットは1996年以来6回にわたり行われていた「世界科学館会議(Science Cetre World Congress)を改称したもので、科学館業界内の情報交換や協力強化を行ってきた会議の成果を業界外に広げることを目標とする。2014年に第1回がベルギーで開催され、2017年に第2回を未来館で主催することとなった。SCWS2017のテーマは「Connecting the World for a Sustainable Future」で、地球上のさまざまな生命と自分との間にある「つながり」をキーワードに、人間活動と気候変動や生物多様性の減少などの課題との関係を見つめ直す場になるという。
2015年04月01日『トイ・ストーリー』シリーズ最新作『トイ・ストーリー4(原題)』(2017年公開)の製作が決定し、2017年に日本公開されることが6日、明らかになった。1995年に、ピクサーが世界初のコンピューター・アニメーション映画として製作した『トイ・ストーリー』。来年20周年を迎えるこのタイミングで、『トイ・ストーリー4』の製作が発表された。最新作では、ウッディやバズ・ライトイヤーといった人気キャラクターたちの人生の新たなチャプターを描くことになるという。監督を務めるのは、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオおよびピクサー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるジョン・ラセター。両スタジオのすべての映画を監修している彼が、直々にメガホンをとる。そして、アンドリュー・スタントン、ピート・ドクター、リー・アンクリッチといった『トイ・ストーリー』全作品に深く関わっているストーリー・テラーたちが集結する。"完璧な完結編"と言われ、名作となった『トイ・ストーリー3』で終わらず、4作目の製作が決定したことに関して、ジョン・ラセターは「『トイ・ストーリー3』のウッディとバズの物語は、アンディとともに完璧なエンディングに仕上がったため、当初『トイ・ストーリー』作品の続編を製作する意思はまったくありませんでした。しかし、アンドリュー、ピート、リーが新しいアイデアを持ち込んだことから、考えずにはいられなくなりました」とその理由を語る。そして、「私たちはこのキャラクターたちが大好きであり、彼らはまるで家族のような存在です。ですから期待に応じられる、または、過去の作品を上回る場合以外には、キャラクターを使いません」と言い、「本当にワクワクしましたし、この映画を製作し、私自身が監督を務めたいと思ったのです」と、『トイ・ストーリー』と『トイ・ストーリー2』の監督を務めたジョン・ラセターが自信を見せている。(c)2014 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2014年11月07日JR東日本はこのほど、鉄道博物館(埼玉県さいたま市)が2017年10月に開館10周年を迎えることを受け、本館リニューアルと本館南側での新館建設工事を実施すると発表した。新館開業は2017年秋の予定。新館は地上5階建てで、延床面積約8,500平方メートル、展示面積約4,800平方メートル。鉄道の「仕事」「歴史」「未来」「旅」の4つのテーマに沿った展示ゾーンを設け、本館に設置する「車両」「科学」のゾーンと合わせ、6つの展示ゾーンで鉄道にまつわる豊かな物語を来場者に向けて展開する。新館開業後、これらのゾーンには「ステーション」の呼称が付される。新館開業により、本館と新館を合わせた展示面積は約1万4,800平方メートルとなり、現在の約1.5倍に広がるという。中でも鉄道を支える仕事を体験してプロになりきる「仕事」のステーションは内容も充実。プロが実際に使用する設備や機器を使用し、駅業務や運転士、車掌をはじめ、普段目にすることの少ない指令員、車両・線路・架線のメンテナンスの仕事が体験できるという。最先端のテクノロジーを集結した新幹線E5系と、日本初の新在直通運転を可能にした新幹線400系も展示し、技術開発の過程を紹介する解説ツアーを開催。大迫力の高精細パノラマ画面を採用したE5系シミュレータも新設する。本館では、模型鉄道ジオラマにある観客席との間のガラス撤去、エントランスへのミュージアムコンシェルジュの新設などを実施。現在のラーニングゾーン1階部分も、キッズスペース兼カフェテリアにリニューアルする。
2014年11月06日