43歳になる誕生日当日。レバーのような血の塊と大量出血に見舞われ、思わず「ギャー!」と叫び声を上げた、はなうたねこさん。婦人科を受診したところ、子宮体がんだと宣告され……!? 人生で2度目の救急搬送〜手術から退院まで〜子宮体がんの手術から約6年が経過したある日の夕食中、胃や脇腹のあたりが突然痛み出したはなうたねこさん。徐々に痛みが増して手足のしびれや呼吸困難も発症し、救急車で運ばれる事態に。最初に搬送された病院では激痛に耐えながら検査を受けたのですが、医師いわく「原因不明ですし、ここでは手術ができません」とのこと。仕方なく20〜30分かけて違う病院に向かい、改めて検査を受けることになり……。 2件目に搬送された病院で改めて検査を受けた結果、医師から「絞扼(こうやく)性腸閉塞ですね。手術するしかありません」との宣告を受けてしまった、はなうたねこさん。 ーーまたか……。過去に体験した痛みとよく似ていると思ったら、今回も腸閉塞なのか……。ーーああぁぁ……。なんで3回もおなかを切らなきゃいけないの? 人生3度目となる腹部の手術が決まり、「どうしてこんな目に遭わなきゃいけないんだろう」と悲しくなってしまったはなうたねこさんは、思わず涙がホロリ。 病名が判明してからは、手術室の台に横向きに寝かされ、硬膜外麻酔(こうまくがいますい:脊髄近くの硬膜外腔という場所に痛み止めを注入する麻酔法)をして、開腹手術の準備に入りました。 手術は朝6時ごろに始まり、2時間後の朝8時に無事終了。 手術を担当した医師によると、小腸の一部がねじれて壊死していたのだとか。 手術翌日のはなうたねこさんは、傷跡部分には確かに多少の痛みがあるものの、麻酔がまだ効いているのか、思ったよりも元気に過ごすことができたそうです。 これから数日は入院生活が続くため、気を利かせたお姉さんが身のまわりの物を持ってくれました。 手術翌日の昼間は元気だったはなうたねこさんですが、麻酔の効果が切れてしまったのか、手術翌日の夜には傷口がズキズキと痛み出し、おなかの内部にも痛みを感じるように。 さらに、硬膜外麻酔の副作用なのかわかりませんが、軽い吐き気に加え、ひどい頭痛や耳鳴りもするようになってしまいました。 入院中のはなうたねこさんは、頑張ってベッドから体を起こしたり、病院内を軽く歩き回ったりしていたのですが……。 まだおなかにうまく力が入らなくてヨタヨタと歩くしかできず、無理して歩くと気持ち悪くなってしまうため、仕方なくベッドの上でボーッと座っていることにしました。 手術からしばらく経ったある日の朝、レントゲンを撮ったはなうたねこさん。結果は「異常なし」で、このころには頭痛や耳鳴りの症状もなくなっていました。 はなうたねこさんの体調を踏まえ、ここでようやく主治医から退院許可が。やさしいお姉さんが今回も病院まで迎えにきてくれ、窓口で看護師さんたちにお礼を告げたはなうたねこさんは、10日ぶりに自宅に帰ることに。 深夜に緊急搬送されてからずっと病院内にいたため、初めて病院を外から見ることができた、はなうたねこさん。 ーーまさか人生で3回もおなかを切られることになるとは……。 もう病院にはお世話になりたくないものだな、としみじみ感じたのでした。 監修/助産師 松田玲子 はなうたねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター はなうたねこ40代で子宮がんが判明。子宮全摘出、抗がん剤治療、2度の腸閉塞を経て、現在がんサバイバー12年目。そのほかいろいろInstagramにて投稿しています。
2023年02月21日2018年に大腸がんが判明したしあすささんの、大腸がんだと診断されるまでのマンガを紹介します。特定健診の結果を受け、内科を受診したしあすささん。医師はしあすささんの結果を見て「大きい病院を紹介したほうがいいみたい」と言いました。不安になったしあすささんは……。★前の話しあすささんは特定健診でD判定やF判定が出たことをきっかけに内科を受診することにしました。その内科で医師から言われたのは大きい病院を紹介するということ。まさかのことに驚いたしあすささんは「悪い病気なのかな」と不安な気持ちに……。その後、紹介された病院で大腸がんだと診断されることになるのでした。この内科から紹介された病院で、私は大腸がんだと診断されました。空がとても青くて、まさか自分ががんになるなんて……と受け入れられない気持ちでいっぱいでした。ただ、今思えば3〜4年前から便に血が付き始めて、胃の不調や膀胱炎、さらには軟便や下痢など予兆らしき不調はたくさんありました。体調が悪い日が増えていっても「自分は大丈夫!」と思い込み、「自分が何か大きな病気を患っている」という可能性を否定し続けました。もしあのとき病院に行っていれば……と思うこともありますが、自分なりに精一杯体調不良と向き合っていたと思います。私は3〜4年前に体調を崩したころよりも前、7〜8年前くらいから風邪をひくとおなかが痛くなることが常でした。もしかしたらそのときからがんの種は芽吹き始めていたのかも……と思いますが、本当のことはわかりません。ー--------------紹介してもらった病院に行った結果、しあすささんは大腸がんだと診断されました。しあすささんはいろいろなことを思ったそうでしたが、自分なりに精一杯だったと思ったのだとか。もしかしたら体調を崩す前からがんの種はあったのかも、と思うこともあるようですが、本当のことはわからないままだそうです。後悔することもあるでしょうが、これからもしあすささんが前を向いて生きていけますように。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。★関連記事:「マです!」父の転院先であるリハビリ病院はまさかの待遇で! #預金資産ゼロの父が倒れた話 45★関連記事:「ガリガリ痛い!」とにかく痛い! 初めて子宮体がんの検査を受けてみたところ #乳がん絵日記 43★関連記事:「あっ!」便に血が…早く治ればいいと思っていたのに #大腸がんと診断されるまで 1著者/しあすさ2018年に大腸がんが判明し、2019年に手術を受けました。魂のツッコミをしてくれる「くもちゃん」とともに闘病するマンガを描いています。
2023年02月19日2018年に大腸がんが判明したしあすささんの、大腸がんだと診断されるまでのマンガを紹介します。大腸がんだと診断される3〜4年前から数々の体調不良に悩まされていたしあすささん。「まだ大丈夫!」と思いながら生活するも、動くことすらつらい状態になりようやく病院へ行くことに。胃の不調や血便の症状があったので、胃腸クリニックを受診してみると……?★前の話しあすささんは2018年12月に大腸がんが判明しました。同年の夏前には座るとおしりが痛くて横になることが増えていました。夏ごろにはだるさがひどく、動くのもやっとという状態に……。ついに病院へ行く決心をしたしあすささんは、近所の胃腸クリニックを受診しました。そこで言われたのは「イボ痔が3つある」ということ。薬を処方してもらうことになりました。胃腸クリニックには人がたくさん来ていて、そこそこ混んでいる状況でした。触診や内視鏡検査をされるのかとドキドキしながら順番を待ちました。触診は痛かったし、何よりも恥ずかしかったことを覚えています。医師によると、イボ痔が3つもあるとのこと。悪いものではないようでしたが3つもイボ痔があるのかと思うと……ちょっと嫌だなぁという気持ちになってしまいました。下痢や血便が出ることもあったのでそれについて聞いてみると、イボ痔のせいだと言われました。他にも聞いてみたいことは山ほどあったのですが、病院が混んでいたこともあり聞けずじまいに……。結局、「イボ痔だけ? 本当にそうならいいけど……」と不安な気持ちのまま病院を後にしました。座薬を処方されたのですが、下痢の頻度が高かったので入れてもすぐに出てしまい、効果を感じることはありませんでした。3年前の特定健診はほぼA判定だったのに、年々体調は悪くなるばかりだったので再度特定健診を受けることにしました。実はそのころ、口の中がカラカラになる程乾いてしまうことがあり、苦しささえ感じることもありました。今思えば、下痢便ばかり出していて、水分不足になっていたのかもしれません。ー--------------意を決して受診した胃腸クリニックでイボ痔だと診断されたしあすささん。これまでの下痢やおしりからの出血もイボ痔によるものだと言われたそうです。しあすささんは診断結果に疑問を抱きながらも、質問できずに帰ったのだとか。処方された座薬も下痢のせいで効かず、体調が良くなることはありませんでした。医師に質問したくても、なかなか質問できず、モヤモヤしてしまうことってありますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/しあすさ2018年に大腸がんが判明し、2019年に手術を受けました。魂のツッコミをしてくれる「くもちゃん」とともに闘病するマンガを描いています。
2023年02月16日2018年に大腸がんが判明したしあすささんの、大腸がんだと診断されるまでのマンガを紹介します。大腸がんだと診断される2年ほど前からしあすささんは血便や軟便、下痢という症状に悩まされていたそう。薬を飲んでも改善ぜず症状が悪くなっていく中、しあすささんの気持ちは……。★前の話しあすささんは胃の不調や膀胱炎に悩み、2015年に特定健診を受けたものの異常は見つかりませんでした。その翌年には血便や軟便、下痢が頻発し、外出先でもトイレのことが気になって仕方がない状態になってしまいました。その後もしあすささんの調子は悪くなるばかり。座ることすらつらい状態になってしまっており、しあすささんの気持ちは大きく揺れ動いてしまうようになりました。大腸がんだと診断される前年、便器が真っ赤になるほどの出血がありました。痔かもしれないと思い、病院へは行かずにいました。そのうち排便のたびに便に血が混ざるようになり、細めの軟便や下痢が出るようになりました。ひどいときには1日に7〜8回も排便するようになり、おしりにヒリヒリとした痛みを感じるように……。外出先でもどこにトイレがあるか気になるようになってしまい、具合はかなり悪い状態でした。がんだと診断された年には、座ることすらつらい状態になってしまっていました。ただそれでも普通に生活はできていたので、私は自分ががんであるだなんて思ってもいませんでした。普通の生活はできるものの体調が悪いと感じることは多かったので、不安になり「もうダメかもしれない……」とマイナス方向に考えてしまうこともありました。その半面、「まだ大丈夫!」と元気になるときもあったりと、精神的にも不安定になっていました。がんが判明する数カ月前、私は動くことができない日が増えたのでようやく胃腸を診てもらうために病院へ行くことを決心しました。ー--------------体調が悪く、精神的にもつらい思いをしたしあすささん。普段通りに暮らすことはできていても体調が良くないことで不安になって落ち込んでしまったりすることもあったそうです。しかし、自分はまだ大丈夫と思う気持ちもあったようで、精神的に不安定な状態が続いたのだとか。病気は体だけではなく心にも影響してしまいますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/しあすさ2018年に大腸がんが判明し、2019年に手術を受けました。魂のツッコミをしてくれる「くもちゃん」とともに闘病するマンガを描いています。
2023年02月14日2018年に大腸がんが判明したしあすささんの、大腸がんだと診断されるまでのマンガを紹介します。大腸がんと診断される3年前に特定健診を受け、その結果はほぼA判定だったしあすささん。しかしその翌年、便器が真っ赤になるくらい鮮血が出てしまい……。★前の話しあすささんは2015年に特定健診を受け、特に悪いところは見つかりませんでした。しかし、胃の不調や膀胱炎が良くなることはなく、便器の中が真っ赤になるほどの出血を起こしたりしてしまうことがありました。出血の原因は痔かと思い、ストレッチなどを始めたしあすささん。ですが体調は良くなるどころか悪くなる一方でした。がんが見つかる3年前くらいのころ、私は胃の調子が悪く常に胃薬を飲む生活をしていました。あまりにも体調が良くならなかったので、生活習慣病の早期発見になるという特定健診を受けてみることにしました。血液検査や心電図検査をおこなった結果はA判定ばかりで、病気は見つかりませんでした。しかし、便に付く血の量は増え、胃の不調は治らず、膀胱炎も繰り返してばかり……。ある日、ドバッと鮮血が出てしまい私は自分が痔なのかもしれないと思うようになりました。ただ、病院嫌いの私はすぐに病院へ行くことをせず、ストレッチなどをして体を鍛えていました。というのも、座ってばかりの生活が痔の原因になっていたので、運動しなくてはいけないと思っていたのです。体調は日に日に悪くなり、ほぼ毎回血便が出るようになりました。さらに細めの軟便や下痢便が1日4〜5回出てしまうようになり……整腸効果があるというゲンノショウコという漢方を薬局で買って飲み始めました。漢方を飲んでいるにもかかわらず下痢便の回数は増え、1日に7〜8回排便していました。なので外出先でもトイレのことが気になって仕方がありませんでした。この時点でかなり悪い状態だったけれど病院へ行かなかったのは、「自分はまだ大丈夫」だと信じていたかったからなのかもしれません。ー--------------便に付着する血の量が増え、軟便や下痢便など腸の調子も悪くなっていたしあすささん。外出先でもトイレのことが気になってしまい、そわそわしてしまっていたのだとか。しかし、しあすささんは「自分はまだ大丈夫」だと思い、病院へは行かなかったそう。大きな病気だったらどうしようと不安になると病院から足が遠のいてしまいますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。★関連記事:「たしかに…」歯列矯正に悩み、友人から突き付けられた事実とは #アラフォー双子の矯正日記 10★関連記事:「盗まれとるし!」健康診断でまさかの事態が! 一体何が…? #アラフィフ主婦ちゃんねる 58★関連記事:「あっ!」便に血が…早く治ればいいと思っていたのに #大腸がんと診断されるまで 1著者/しあすさ2018年に大腸がんが判明し、2019年に手術を受けました。魂のツッコミをしてくれる「くもちゃん」とともに闘病するマンガを描いています。
2023年02月12日2023年2月12日、お笑い事務所のラフィーネプロモーションがTwitterを更新。お笑いコンビ『ザ・ギンギンマル』のオガタ。さんが、大腸がんのため9日に亡くなったことを発表しました。36歳でした。同事務所はオガタ。さんの訃報を受け、「いまだ現実を受け止めきれない状況」と心境をつづっています。大腸がんが発覚し、入退院を繰り返す闘病生活をしながらも頑張る姿をみていただけに、突然の訃報に弊社、所属芸人共に未だ現実を受け止めきれない状況です。今までオガタ。を応援してくださった皆様に心より感謝致します。@laughiineliveーより引用【お知らせ】弊社所属お笑いコンビ「ザ・ギンギンマル」 オガタ。(享年36歳)が令和5年2月9日(木)に大腸がんのため都内病院にて永眠いたしました。謹んでご冥福をお祈り申し上げると共に、ご遺族の方には心よりお悔やみを申し上げます。 pic.twitter.com/yZq1vnRGtV — 新ラフィーネお笑い事務所@広報 (@laughiinelive) February 12, 2023 相方の長谷川デビルマルさんも同日、Twitterを更新。お笑いコンビとして、ともに歩んできた日々を振り返りました。相方のオガタ。が2月9日に都内病院にて永眠いたしました。葬儀告別式に沢山の方々にご参列頂き相方として感謝しかございません。御家族、御親類の方達とも大変な中お話しさせて頂き、オガタが歩んで来た道をお伝えする事ができました。彼はお笑いが好きで芸人が大好きでした。去年10月までは、ガン闘病の中で痩せた体で杖をつきながらライブに出てました。それがなによりのリハビリだと言っていましたし、みんなに会って話すのが楽しかったのだと思います。活動休止するのも僕から言いました。隣りに立っている者として、無理をしているのを明らかに感じました。それでも弱音吐かない人間でしたので強く制止したのを覚えてます。今年の1月に電話でお笑いを辞めようと2人で話してました。お笑いは辞めても、ザ・ギンギンマルは辞めないという変な結論で電話を切りました。その後、春には実家に帰るとも連絡をもらいました。そんな矢先に亡くなってしまいました。まだ生きると思ってました。実家帰る前に1回会おうと約束してました。ザ・ギンギンマルのオガタ。のまま人生を終えました。最高の相方でした。最高の友人でした。最後になりますが、これまでザ・ギンギンマルを応援、見てくださった方々、携わってくれた方々にコンビを代表して感謝申し上げます。@theginginmaruーより引用コンビを代表して、ご報告させて頂きます。 pic.twitter.com/QznzrTfYJQ — ザ・ギンギンマル 長谷川 (@theginginmaru) February 12, 2023 長谷川さんの文章から伝わってくるのは、オガタ。さんがいかにお笑いを愛し、お互いを信頼していたかということ。きっと、最後までその想いを持ち続けていたことでしょう。ファンからは、「余りの若さにとても悲しいです」「もう一度ネタを見たかった」といったコメントが上がりました。オガタ。さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年02月12日2018年に大腸がんが判明したしあすささんの、大腸がんだと診断されるまでのマンガを紹介します。大腸がんだと診断される3〜4年前からたびたび便に血が付いていたしあすささん。それに加えて胃の調子が悪かったこともあり、特定健診を受けることにして……。★前の話血便や胃の不調、膀胱炎という症状が体に現れ、体調が良くない日々を過ごしていたしあすささん。あまりにも膀胱炎がつらいので泌尿器科を受診したところ、漢方を処方されました。大腸がんであると診断される3年前である2015年、しあすささんは特定健診を受けてみることにしました。特定健診を受けてみると、驚きの結果が出ました。がんが見つかったのは2018年の12月でした。その3年前、私は胃の不調を感じていました。元々お酒が好きで、そのころはしょっちゅう飲酒をしていました。そのせいで胃薬が手放せない生活を送っており……。外出先でも胃の気持ち悪さに悩まされることが多々ありました。それと同時に膀胱炎にもなってしまい、頻尿や排尿痛にも悩む日々……。膀胱炎についてはあまりにも耐え難い状態になってしまったので泌尿器科を受診し、漢方を処方してもらいました。胃の不調についてどうしようかと悩んでいると、ちょうど特定健診の案内を見つけたので私は特定健診を受けることにしました。特定健診とは、40〜74歳の保険加入者を対象としたメタボリックシンドロームに着目した健診なのだそう。他にも生活習慣病の早期発見にもなるとのことでした。健診をおこなってから1カ月後、郵送で健診の結果が届きました。結果はほとんどがA判定! 特に悪いところは見当たらず、私は健康なんだと安心しました。ただ、この特定健診ではがんについての検査はおこないませんでした。翌年、便に血が付いているのではなく混じっているようになり、私は少しずつ不安になっていきました。健診でA判定だった割には相変わらず胃の調子は悪く、膀胱炎も良くなることはありませんでした。そして、ある日突然ドバッと鮮血が出て、便器の中が真っ赤になったのです! そのとき、私の頭によぎったのは痔の一文字でした。ー--------------体調が悪いのに健診ではA判定だったというしあすささん。健康だという結果が出た半面、体調不良の原因はわからずじまいでした。さらに健診を受けた翌年、便器の中が真っ赤になるほどの出血があったのだそう。その上、病院へ行ったのにもかかわらず膀胱炎は良くならないままでした。健診の結果が良いのに体調が悪いのは少し変な感じがしますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/しあすさ2018年に大腸がんが判明し、2019年に手術を受けました。魂のツッコミをしてくれる「くもちゃん」とともに闘病するマンガを描いています。
2023年02月10日2018年に大腸がんが判明したしあすささんの、大腸がんだと診断されるまでのマンガを紹介します。大腸がんを患ったしあすささんは病気が判明するまでのことを思い出しました。便に血が付いていることはあったものの、それよりも調子が悪いところがあり……。★前の話しあすささんが大腸がんだと診断される3〜4年前から便に血が付いていることがあったのだそう。しかし、持病のイボ痔が原因だと思い、すぐに病院へ行くことはしませんでした。大腸がんが判明する3年くらい前は腸よりも胃のほうが悪く、胃薬が手放せない生活になっていたそうです。その上、膀胱炎が悪化し、漢方を飲むようにもなりました。私は2018年12月に直腸S状部から上部直腸にがんが見つかりました。病気が判明する3〜4年前くらいから便に血が付いていることが時々ありました。しかし、病院嫌いで自分が大きな病気にかかっていると考えたくなかった私はすぐ病院を受診することはせず……。それに、3年くらい前は腸よりも胃のほうが調子が悪い状態でした。というのも、そのころの私はお酒をよく飲んでおり、胃薬が手放せない生活を送っていました。外出中に胃が気持ち悪くなったら、胃酸を抑えるために牛乳を買って無理矢理飲むということもしていました。胃が悪くなるとともに膀胱炎にもなってしまい……頻尿と排尿痛に悩まされました。初めは市販の猪苓湯(ちょれいとう)という排尿トラブルに悩む人向けの漢方を飲んでいました。しかし、改善されることはなく、しょっちゅう膀胱炎になっては頻尿と排尿痛でつらい思いをしました。そこで、私は女医のいる泌尿器科を探し、そこで診察してもらい改めて漢方を処方してもらいました。ただ、大腸がんになってストーマ(人工肛門)の手術を受けてからはあまり膀胱炎にならなくなりました。もしかしたらがんが影響していたのかもしれない、と今になって思います。ー--------------血便の他にも胃の不調や膀胱炎に悩んでいたしあすささん。胃薬が手放せず、外出中に胃が気持ち悪くなれば牛乳を飲んでやり過ごしていたのだとか。それ以外にも膀胱炎になり頻尿や排尿痛に悩まされるようになってしまいました。こんなふうにたくさんの症状が出ているとどう対応するのが正解かわからなくなってしまいますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/しあすさ2018年に大腸がんが判明し、2019年に手術を受けました。魂のツッコミをしてくれる「くもちゃん」とともに闘病するマンガを描いています。
2023年02月09日2018年に大腸がんが判明したしあすささんの、大腸がんだと診断されるまでのマンガを紹介します。2018年12月に直腸S状部から上部直腸にがんがあることが判明したしあすささん。診断を受けるまでのこと思い出して……。★関連記事:「もしかして新型コロナ?」体調不良とおなかの違和感がずっと続いて… #大腸がんらしい 1しあすささんが大腸がんであることが判明したのは2018年の12月でした。しかし、その3〜4年前からたびたび体調が悪いと感じることがあったのだとか。体調が悪くても病院へ行かなかったというしあすささんの中にあった思いとは一体。正直、私はがんだと告知されたとき「遠慮や配慮や思いやりなしにどんどん告知してくるんだ」と思いました。空が青くて自分ががんになったという事実を受け入れられず……でも思い返してみれば随分前から少しずつ具合が悪くなっていたことはたしかでした。ただ、私はイボ痔を患っていたということもあり、調子が悪いことの原因は痔にあるのだと思っていました。それに加え、「自分が何か大きな病気を患っている」ということを考えることを拒否していたのかもしれません。がんだと診断される3〜4年前、私は初めて自分の便に血が付いていることに気付きました。「血だ……」と思いながらも体調は普通、食欲もあり何も異変はなかったので特に気に留めることもしていませんでした。しかし、時々便に血が付いていて何でだろう? と少し不安に思うこともありました。それでもそのことはなるべく忘れるようにして、大したことないと思うようにしていました。ー--------------便に血が付いていても「なんともない」と思い、すぐに病院へ行かなかったというしあすささん。自分は平気だと思っていた以外にも、「自分が何か大きな病気を患っている」ということを考えたくない気持ちもあったのだとか。何か病気かも……と思っても診断されるのが怖くて病院へ行くことをためらってしまうことってありますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/しあすさ2018年に大腸がんが判明し、2019年に手術を受けました。魂のツッコミをしてくれる「くもちゃん」とともに闘病するマンガを描いています。
2023年02月07日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。突然、血尿が出て脇腹の痛みもあったため、泌尿器科を受診すると腎がんと判明したマメ子さん。無事に腎臓の摘出手術が終わり、医師から検診をしっかり受けたほうが良いと言われ、子宮がん、胃がん、乳がんと検診を受け問題なしという結果に。そして術後3カ月検診を受け、他の臓器への転移はないと聞き安心したのですが、残った片方の腎臓の検査では数値が悪くて……。※2021年のお話です。★前の話腎臓摘出手術の術後3カ月検診では、問題がなくひと安心だったマメ子さん。ただ残った片方の腎臓を調べてもらうと、腎機能の数値が基準値をかなり超えていてショックを受けます。先生からは大丈夫と言われますが、改めて食生活に注意して、がんの再発とととに残りの腎臓に負担をかけないようにと気を引き締めます。今回は新型コロナウイルスのワクチンを打ったときのこと。感染リスクを考え、2回接種を終えたのですが、後悔していることがあるそうで……。ー-----------------問診は若い先生が担当してくれて、「打っても大丈夫ですよね?」と聞くと、「わかんない」ってそんなキッパリ言うのね!て思いました……。正直者かよ!ワクチンはホントは、ちゃんと納得して不安を解消してから打つべきだと思いました。そして、そんなことを思いながら、2回目の接種へ。仕事を休まなくても済むと思い、土曜日に予約して打ったのですが、いざ熱が出ると平日に打てばよかったと激しく後悔しました。結局月曜の朝にはすっかり治って悔しがりながら仕事に行きました。これから定期的にワクチンを打つたびに寝込むことになるならちょっと憂うつだけど、新型コロナウイルスに感染したらそれどころじゃないし……。以前ニュースで、新型コロナウイルスに感染した人が一定の確率で腎臓にダメージを受けると聞いて、緊張感マシマシになりました。腎がんを経験したことで日ごろの体調管理がいかに大切なのかがわかりました。がん検診やワクチン接種なども、体のためにできることはしていきたいと思います。これで最終話となります。また腎がんについて、体調の変化などがあればお伝えしたいと思います。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。【窪田先生からのアドバイス】主治医がワクチン接種は大丈夫と言っていれば、基本的に大丈夫です。がんになった方は、免疫力が低下しますので新型コロナウイルスの感染リスクを考えてワクチン接種をしたほうが良いでしょう。著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2023年02月02日2023年1月30日、ロックバンド『シーナ&ロケッツ』のメンバーである鮎川誠さんが、同月29日にすい臓がんにより亡くなったことが分かりました。74歳でした。ウェブサイトに掲載されたコメントでは、2022年5月に、鮎川さんがすい臓がんを宣告されていたことや、音楽活動にかけてきた情熱が、つづられていました。昨年5月、膵臓癌が発覚。医者から余命5ヶ月程という宣告を受けました。ですが、みんなに心配をかけたくないという強い希望から一切病気を公表せず、ライブの合間に治療を続けながら全国ツアーを続行しました。「自分が死ぬまでの間に1本でも多くシーナ&ロケッツのライブをやりたい」と1本1本のライブに全身全霊を注ぎながら行なってきました。鮎川誠「ロック葬」ーより引用鮎川さんと鮎川さんの妻であるシーナさんが中心となって1978年に結成された『シーナ&ロケッツ』。『YOU MAY DREAM』などのヒット曲で知られ、日本を代表するロックバンドとして長年多くのファンに愛されてきました。2015年に妻のシーナさんが亡くなった後も、音楽活動を続けてきた鮎川さんの訃報に、ファンはもちろん、音楽業界からも悲しみの声があがっています。・ショックで言葉が出ない。どうか安らかにお休みください…。・彼ほどロックの精神を信じ、貫いた人を、ほかに知らない。・天国でシーナさんと素敵な再会を果たしたことでしょう。長年、音楽業界の第一線で活躍し、最期の瞬間までロックに身を捧げた鮎川さんの姿は、まさに本物のロックンローラー。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年01月30日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。突然、血尿が出て脇腹の痛みもあったため、泌尿器科を受診すると腎がんと判明したマメ子さん。無事に腎臓の摘出手術が終わりました。医師から検診をしっかり受けたほうが良いと言われ、子宮がん、胃がん、乳がんと検診を受け問題なしという結果でした。そして、術後3カ月検診を受け、他の臓器への転移はないと聞き安心します。★前の話腎臓摘出手術の術後3カ月検診では、CT検査をして他の臓器への転移はなく、肺も特に異常なく大丈夫と言われてひと安心したマメ子さん。ただ、さらに残った片方の腎臓を調べてもらったのですが、思っていたよりも結果が悪くてショックを受けて……。腎臓って一つでもほとんど変わらないと思っていたけれど、腎臓の数値が下がっていたことにちょっとショックでした。いや、当たり前?なのかな?病院に行ったりするといったんわれに帰って反省するんですが、徐々にまた食生活が緩んで、反省しての繰り返し。人間って忘れる生き物なんですよね。-------------------残った片方の腎臓を調べてもらい、基準値より高かったことにショックを受けたマメ子さん。先生は大丈夫でしょうと言ってくれましたが、気になりますよね。がんの再発とともに残りの腎臓に負担をかけないように気を付けなければならないと改めて気が引き締まりますね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。【窪田先生からのアドバイス】貧血の原因は、腎臓を摘出したことで腎機能が悪化したことにより、腎性貧血のほうが可能性が高いかもしれません。貧血は鉄分不足以外にも腎機能の悪化も原因になります。著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2023年01月29日43歳になる誕生日当日。レバーのような血の塊と大量出血に見舞われ、思わず「ギャー!」と叫び声を上げた、はなうたねこさん。婦人科を受診したところ、子宮体がんだと宣告され…!? 子宮体がん手術から5年が経過し…子宮体がんになってしまい、約6時間におよぶ大手術を受けた、はなうたねこさん。病理検査の結果、子宮体がんのステージⅢCだと判明し、抗がん剤治療を開始しました。それからしばらく経ったある日、今度は『絞扼(こうやく)性腸閉塞』いわゆる腸捻転を発症! 緊急手術によって体調は良くなったものの、主治医の判断で抗がん剤治療は中止することに。 その後、子宮体がん手術を受けた1年後の健診ではがんの再発は見られず、結果は『異常なし』とのこと。さらに月日が流れ、子宮体がん手術から5年が経過した、ある日……。 子宮体がん手術から5年が経過した、ある日のこと。 カレーを食べながら、はなうたねこさんは、ふと思い出しました。 ーーあっ! ちょうど5年前の今日、手術をしたんだった。 腸閉塞になり、抗がん剤治療をやめざるを得なくなったはなうたねこさんでしたが、手術から1年後・2年後……と定期健診を受け続けるとどれも結果は良好で、5年経った今もがんの再発は見られませんでした。 ーー5年前のあのころ、不安でいっぱいだった自分に言ってやりたいなあ。5年後の今日は、元気にカレーを食べてるよって。 大変だった闘病生活を振り返り、今、元気に生活できている幸せをしみじみと噛み締めたのでした。 手術から5年後の定期健診では、主治医に 「今回も異常なしです! 大丈夫です、僕より健康ですよ」 と言われるほどにまで回復。 そして、とうとう…… 「5年目の定期健診で異常がなかったので、今日で婦人科は卒業です! 長い間、頑張りましたね。おめでとうございます!」 と、もう婦人科に通院しなくていい許可をもらったのです! 医師の言葉を聞き、はなうたねこさんは複雑な心境に。 通院の手間がなくなることに加え、がんの再発に怯える日々からようやく抜け出せたと思うと、心底うれしい気持ちでいっぱいでした。はなうたねこさん自身が、この日をずっと心待ちにしていたのです。 しかし、「ずっとお世話になってきた先生に会うのはこれで最後か……」と思うと、なぜか急に寂しさがこみ上げてきたのです。 「先生、今まで本当にありがとうございました」 なんともいえない感情の中、涙ながらにお礼を告げ、最後の病院をあとにしたはなうたねこさんでした。 この5年間、ずっと『がんと闘うこと』を人生の芯として生きてきたはなうたねこさんは、 ーーこれからの人生、何を芯にして生きていけばいいんだろう? と、大きな喪失感に襲われてしまったそうです。 とはいえ、その後は時間の経過とともに自然と喪失感は薄れていったのだとか。 がんとの闘いに勝つことができたとしても、はなうたねこさんのように、『その後の人生をどう生きるか』で悩む方は、案外多いのかもしれませんね。 監修/助産師 松田玲子 はなうたねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター はなうたねこ40代で子宮がんが判明。子宮全摘出、抗がん剤治療、2度の腸閉塞を経て、現在がんサバイバー12年目。そのほかいろいろInstagramにて投稿しています。
2023年01月27日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。突然、血尿が出て脇腹の痛みもあったため、泌尿器科を受診すると腎がんと判明したマメ子さん。無事に腎臓の摘出手術が終わりました。医師から検診をしっかり受けたほうが良いと言われ、子宮がん、胃がん、乳がんと検診を受け問題なしという結果でした。そして、術後3カ月検診を受けることに。★前の話腎臓摘出後、しばらく節制していたことで体調がよく、ちょっと食生活が緩んでしまったことが原因なのか、頭痛が頻発するように。そこで、病院を受診して、久しぶりに体について考え直すきっかけになります。そして、手術から3カ月がたち、術後3カ月検診を受けにいきます。検診では、他の臓器への転移があるのかを医師に聞くマメ子さん。医師の話を聞きながらも、どうしても気になったことがあったそうで……。腎臓摘出手術の術後3カ月検診に行ってきました。他の臓器への転移はないと聞いてひと安心だったのですが、CTの撮影で乳首が鮮明に写っているのがどうしても気になって、話が入ってきませんでした。本当はおシモも鮮明に写っていて気になっていたんですが、絵にするの自粛しました。でも、今まで何度もCTを撮ったけど、手術前はそんなことは全然気にならなかったのに、今は乳首を気にする余裕があるってことだから良いことだと思います!-------------------術後3カ月検診では、転移もなく問題がないという結果にひと安心したマメ子さん。ただ、CT撮影で映る乳首が気になってしまったそうですが、乳首を気にするほどまでに心に余裕ができたということでよかったですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2023年01月26日43歳になる誕生日当日。レバーのような血の塊と大量出血に見舞われ、思わず「ギャー!」と叫び声を上げた、はなうたねこさん。婦人科を受診したところ、子宮体がんだと宣告され…!? 子宮体がんの手術から1年が経過!再発は…?子宮体がんになってしまい、約6時間におよぶ大手術を受けた、はなうたねこさん。病理検査の結果、子宮体がんのステージⅢCだと判明し、抗がん剤治療を開始しました。 それからしばらく経ったある日、今度は『絞扼(こうやく)性腸閉塞』いわゆる腸捻転を発症! 緊急手術によって体調は回復したものの、主治医の指示で抗がん剤治療をストップすることに。 そして、抗がん剤治療をしないまま、子宮体がん手術から早1年が経過し……。 「今年は医療費がたくさんかかったなあ」とボヤきながら税務署を訪れ、医療費控除(医療費が高額になった場合に税金面で優遇される制度)の申請をおこなった、はなうたねこさん。 申請後、すでに払った所得税が全額戻ってきたのですが、はなうたねこさんいわく、もともと所得が低かったのでたいした額ではなかったそう。 しかし、それからしばらく経ったあと、役所から送られてきた住民税の納税通知書を見ると…… 所得税が0円になった関係で、住民税も0円になると書かれていたのです! これには、思わずはなうたねこさんも歓喜。納める税金が少し減るだけでも、生活ってラクになりますよね。 そして、子宮体がんの手術を受けてからあっという間に1年が経過。 腸閉塞になったことで抗がん剤治療がストップしてしまったため、「がんが再発していたらどうしよう」とドキドキしながら、定期健診に向かいました。 すると、結果は『異常なし』! どうやら、抗がん剤治療は成功に終わったようです。 主治医に「どうにか乗り切りましたね」と言われ、ホッとしたはなうたねこさん。 しかし、職場で健康診断を受けると、いくつかの項目で引っかかるのが当たり前になってきました。 再検査のあと、担当した医師から「まあ、問題はないですね。治療は特に必要ありません」と言われ、ひとまず安心したのですが……。マンモグラフィで引っかかったときだけは、「乳がんだったらどうしよう」と不安に。 マンモグラフィの再検査として、マンモグラフィに代わってエコー検査を受けると…… 左の肺に石灰化しているところや、肝臓にも血管腫が見つかりました。 とはいえ、これも特に問題はないそうで、放っておいても大丈夫とのこと。 健康診断では毎回引っかかるようになってしまったものの、とりあえず体調には問題がないことがわかって、安心したはなうたねこさんでした。 時は少し遡り、腸閉塞の緊急手術を受けて間もないころにも、職場の健康診断を受けたはなうたねこさん。その際、便潜血検査(便に血液が含まれているか調べる検査)の項目で陽性が出てしまったのですが、主治医に相談すると「まだ手術したばかりで腸はいじれないので、もう少し経ってから大腸内視鏡検査をしましょう」と言われてしまいました。 それから数カ月が経ち、すっかり体調が回復したはなうたねこさんは、ようやく内視鏡検査を受けることに。 検査当日の朝、まずは自宅でまず〜い下剤を飲み、腸内にあるものをなんとか全部出し切りました。 その後、病院に向かい、用意された検査着に着替えて、いざ検査開始。 まずは痛み止めの点滴を打たれてベッドに横向きに寝かされ、医師のほうにおしりを向けるよう指示されました。すると、医師の「それでは始めます」の掛け声とともに、おしりに何かが入っていく違和感が……。この時点では、まだ耐えられる感覚でした。 しかしその直後、おなかの中でバブルジェットが弾けているような、なんとも言えない気持ち悪さに襲われたのです! えもいわれぬ感覚に身悶えながら、看護師さんに腰をさすってもらい、なんとか耐え続けるはなうたねこさん。 そんな中、大腸内の様子をしばらく覗っていた医師が「あー、ポリープありますね」とポツリと告げたのです。 モニターに映し出された映像を見てみると、確かにそこには口内炎のようなできものがありました。医師によると、左下腹部あたりのS状結腸に、6〜7mmほどのポリープができていたそうです。 その後は、そのまま内視鏡手術に移行し、ポリープを切除することに。 手順としては、まずはポリープの下にヒアルロン酸を注射。すると、みるみるうちにポリープがぷっくりと膨らみ、浮き上がってくるので、その上から輪っか状のワイヤーをかぶせ、電気でプチッと焼いて切り取ります。最後に、傷口をクリップのようなものでパチンと留めて、手術は完了です。ちなみに、このクリップはあとで便と一緒になって、自然に体内から排出されるのだとか。 大腸内視鏡検査とポリープ切除は、合わせて30〜40分ほどで終了。手術後は車椅子で別室へと移動し、ベッドで30分ほど安静をとってから帰宅しました。夜は食欲がなくお茶しか飲めなかったはなうたねこさんですが、「とにかく終わってよかった」と安心して眠りにつくことができました。 後日、ポリープは良性だったと判明。ホッとしながらも、手術はもうこれでこりごりだ……と感じた、はなうたねこさんでした。 監修/助産師 松田玲子 はなうたねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター はなうたねこ40代で子宮がんが判明。子宮全摘出、抗がん剤治療、2度の腸閉塞を経て、現在がんサバイバー12年目。そのほかいろいろInstagramにて投稿しています。
2023年01月24日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。突然、血尿が出て脇腹の痛みもあったため、泌尿器科を受診すると腎がんと判明したマメ子さん。無事に腎臓の摘出手術が終わりました。術後は、医師からがん検診はしっかり受けたほうが良いと言われ、子宮がん検診、胃がん検診、乳がん検診を受けていたマメ子さん。特に体調に不安なく過ごしていたのですが……。★前の話腎臓摘出手術後しばらく体調がよかったのが、油断したせいか頭痛を頻発するようになったときのこと。体を見直すきっかけになったそうです。ー---------------最近、低気圧のせいなのか、食生活の緩みのせいなのか、片頭痛が再発しています。井戸端会議のノリじゃん!先生、相変わらずだなぁ。で、手術した病院では一応聞いたけど、もう1回ここでも痛み止めについて聞いてみました。そりゃ飲まないのが一番なんだけど、なんかもっとスッキリする答え欲しい!それに、今までは仕事中に薬が効かないと、6時間も待てなくてまた飲んじゃって……。でも、よく考えたらそこまでして(用法を守らないで)仕事するより、そんなときは帰らせてもらおうかな?いつも思うけど、診察代って結構かかるよね……。腎臓摘出手術後、病院に行っていなかったので、今回、久しぶりに体について考え直すきっかけにはなりました。なったのだけども、マジでやめて!ー----------------※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2023年01月23日国民病の1つとして、多くの人が苦しんでいる、がん。医療や薬の開発が進んだことで、完治をする人も少なくありません。一方で手術や抗がん剤治療を経ても、転移や再発することがある恐ろしい病気なのです。古村比呂、がんの『再々再発』が発覚2012年、俳優の古村比呂さんは、子宮頸がんを患っていることが分かりました。手術を経るも、2017年に再発、2018年に再々発が確認されていたのです。2023年1月21日、ブログを更新した古村さんは、腹部傍大動脈リンパ節にがんが見つかったことを明かしました。今回の発覚により、がんは再々再発したことになります。採血検査の結果を受けて、詳しく検査したところ、再々再発が発覚。古村さんは、再々再発が分かった時の心境を、このようにつづっています。今年はがん再々発の治療を終えて、5年目です五年経って又がんが出てくるのはかなり珍しいとのこと「エッ何でまた5年なの⁈」とショックや色々な出来事も重なり暫くは気持ちが整いませんでしたが主治医より「治療法がまだあります私は全く諦めていません」と言葉をかけて下さり時が過ぎ今は「私も諦めず治療をして行こう」と空を見上げています古村比呂オフィシャルブログーより引用前回の治療終了から5年が経過した段階での発覚は珍しいと、医師から告げられたという古村さん。しかし医師からの言葉をもらい、古村さんは「あきらめずに治療に取り組む」と強い意志でつづりました。古村さんの公表に、多くのファンから応援のメッセージが寄せられています。・私の86歳になる母親も、5年ごとに3回、がんが発覚。それでも乗り越え、今に至るまで暮らせています。古村さんもあきらめずに頑張ってください!・がんの恐ろしさを、改めて痛感しました…。完治を願っています。・どうか回復しますように!がんと診断されると、今後の人生に不安を抱いてしまうもの。ましてや4回も告げられ、古村さんが感じたショックは計り知れないものだったでしょう。古村さんがこれからの治療で、がんが治り、今度こそ完治することを願うばかりです。[文・構成/grape編集部]
2023年01月22日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。突然、血尿が出て脇腹の痛みもあったため、泌尿器科を受診すると腎がんと判明したマメ子さん。無事に腎臓の摘出手術が終わりました。医師からがん検診はしっかり受けたほうが良いと言われ、子宮がん検診、胃がん検診を受け、今回は乳がん検診を受けることに。★前の話乳がん検診に行ってきたマメ子さん。乳がん検診では、いつもやるせない気持ちになることがあるようで……。ー----------------乳がん検診に行きました。私だって、痛い〜!って言ってみたい。せんべいみたいに伸ばされてみたい。私の場合、おっぱい伸ばされても、耳たぶちょっとつままれたくらいの感覚でしかありません。でも、痛くはない分、挟むのに毎回苦労するんです。いざ……!「お胸、すくいます」と言われるたびになんか申し訳ない気持ちになる……!この余白の多さ!こんな面積、いらないよ!いつもやるせない気持ちになります。こんな端っこでおっぱい終わってますけど、こんなんでちゃんと検査できてるの?それにしても、スレンダーな人ならともかく私のたくましい腰周りからすると、あり得ない胸のなさ。前世の呪いか何かでしょうか。そして、大変ご苦労をかけながらなんとか撮影終了。まるで難しいオペ後のような信頼感が生まれました!胸は痛めても乳を痛めず……ってね。----------------乳がん検査では、毎回胸を挟んでもらうのに苦労するというマメ子さん。マメ子さんの言うように、胸を挟む板の面積が大きくてやるせない気持ちになるのはわかるような気がしますね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2023年01月21日株式会社オサラキカクは、グルメが好きな熊本出身の23歳女性「のん」による、昭和感と懐かしさ漂う町中華のお店の良さを発信するYouTubeチャンネル「さあ、ウマい中華の話を始めよう!!」を開設いたしました。浅草の老舗 博雅立川の人気町中華四つ角飯店▼YouTube「さあ、ウマい中華の話を始めよう!!」 ▼チャンネル開設の背景「のん」は熊本出身の23歳。芸能関係の仕事がしたくて田舎から出てきてまだ半年。今は女優の卵として劇団の仕事をしています。元々カメラが好きで、撮るのも撮られるのも大好き!知人の芸能人や劇団員の撮影を手伝うこともあり、カメラや編集を覚えました。上京して1番嬉しいのが、美味しいお店がいっぱいあることです。食べ歩きが趣味で、特に中華料理が大好物!町中華のレトロな雰囲気が好きで、リサーチをしながら週に何度か色々なお店に食べに行っています。最初はSNS用に出された料理を撮っていましたが、普段お客さんという立場では見られない厨房の裏側、調理シーンなども撮影してみたいと感じたのがチャンネル開設のきっかけです。「料理は作る過程も味の一つ」という考えがあり、料理だけでなく、仕込みから開店、お客さんが入ってからのお店の「活気」なども撮影しています。特筆すべき点は、「のん」が1人で取材交渉し、撮影、編集をしているということです。若い女性が厨房に潜入し、町中華を撮影するというケースは珍しいと、どのお店も快く対応してくださいます。のん自身も、お店の人とのふれあいや、町中華の味を楽しんで撮影しているので、趣味が高じたチャンネルになります。基本的に自腹の取材活動ですが、たまにお店の方やお客さんがご馳走してくださって感動することもあります!町中華とは、昭和の古き良き時代から続く昔ながらの個人経営の中華料理店を指しています。安くて、美味しくて、ボリュームがあって、気軽に通える「町の中華屋さん」。その小さなお店には、作り手の思い出、お客さん側の思い出など、色々な思い出が詰まっています。そんな「町中華」のストーリーを少しでも伝え、見た人がそのお店に足を運ぶきっかけになったら嬉しいなと思って撮影しています。▼のんから一言これから全国の様々なお店を回って、色んな町中華、それを作る人、お客さんなどと出会っていきたいと思います。見ていて楽しい、どこか懐かしさを感じる、作り手の情熱や愛情が伝わる、町中華の裏側を伝えていきますので、応援よろしくお願いします。平成女子が撮影する昭和の町中華、ご期待下さい!あなたの行きつけのお店ができるかも?▼公開中のYouTubeの一部一日餃子5000個!?行列が凄まじすぎる老舗町中華の朝に密着! ネオン輝く高架下の町中華!仕事帰りのサラリーマンを吸い寄せる中華の老舗「山水楼」 ▼YouTube「さあ、ウマい中華の話を始めよう!!」(チャンネル登録も是非お願いいたします!) Instagram: Twitter : 【チャンネル概要】チャンネル名: さあ、ウマい中華の話を始めよう!!代表者 : のん開設 : 2022年12月URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月19日43歳になる誕生日当日。レバーのような血の塊と大量出血に見舞われ、思わず「ギャー!」と叫び声を上げた、はなうたねこさん。婦人科を受診したところ、子宮体がんだと宣告され…!? 職場の健康診断と髪の毛の話子宮体がんになってしまい、約6時間におよぶ大手術を受けた、はなうたねこさん。病理検査の結果、子宮体がんのステージⅢCだと判明し、抗がん剤治療を開始しました。 しかし、それからしばらく経ったある日、今度は『絞扼(こうやく)性腸閉塞』いわゆる腸捻転になって、救急車で運ばれてしまったのです! 緊急手術をしてすぐに体調は良くなったものの、主治医から「抗がん剤が腸閉塞の原因になった可能性も考えられますので、抗がん剤治療はストップしましょう」と言われてしまい……。 腸閉塞の手術を終えて少し経ったあと、職場の健康診断を受けた、はなうたねこさん。 すると……便潜血検査で要再検査となってしまったのです! ーーもしや、がん細胞が大腸に転移した!? 不安になったはなうたねこさんが、かかりつけの病院の産婦人科に電話で相談すると…… 「申し訳ないのですが、ご自身で外科に予約して内視鏡検査など受けてください」と告げられてしまいました。 ーーはぁ、がん拠点病院なのにアフターサービスもないのか……。それなら『がん科』を作ってくれよ! と、病院の対応に少し不満を抱いた、はなうたねこさんでした。 ちなみにその後、子宮体がんの手術を担当してくれた主治医に相談したところ、「腸閉塞の手術からまだ間もないので」とのことで、もう少し経ってから大腸の内視鏡検査をすることになったそうです。 抗がん剤治療を始めてから、副作用でどんどん体毛が抜け落ちていった、はなうたねこさん。このころ、髪の毛はちょろっと生えている十数本を残して、ほぼすべてが抜け落ちた状態でした。 ーーこんなにちょろっとだけ残しているのもなあ……。 と、ついに残りの髪の毛を切ることを決意! 坊主頭になると、なんとなくスッキリした気持ちになったそうです。 はなうたねこさんが坊主になったころ、季節は冬でしたが、それでも日中に陽が当たると頭頂部はとても暑くなりました。逆に、夜に寝るときは頭がスースーして寒いので就寝時には帽子が必須アイテムになり、出浴後のドライヤーは不要に。 毛がなくなり地肌が丸見えとなった頭頂部は、ぬらぬら(=ぬるぬる)としていました。冬の乾燥しやすい季節だったこともあって、地肌が乾燥して余計な油分が出ていたのかもしれませんね。 その後は、抗がん剤をやめたことから、少しずつ髪の毛が生えてきたのですが…… なんと、髪質が変わってしまい、くるくるとした癖毛が生えてきたのです! はなうたねこさんだけでなく、実際には多くのがんサバイバーが同じような体験をしているそうです。 子宮体がんの手術から1年が経過したころ、腸閉塞後の体調も落ち着いたので、久しぶりに実家に帰省したはなうたねこさん。少し伸びた癖毛に、家族は「えー!?」と不評でした。 このとき、はなうたねこさんは本当は病気のことを家族とたくさん話したかったそうなのですが、楽しそうに会話をしている家族を見ているうち、話せずに終わってしまったそうです。 それでも、久しぶりに家族で食卓を囲んで団らんする時間はとても楽しく、改めて家族の大切さを実感した、はなうたねこさん。 帰省を終えて自宅へと戻ったあとは、家族からあまりにも不評だった癖毛をなんとかすべく、美容室へ。 「髪質が変わってしまったのなら、切ったところでどうにもならないだろうな……」と、半ばあきらめていたのですが…… 切り終わったあとの頭部を見てみると、短いながらも髪の毛がストレートヘアになっていたのです! 満足というよりも、「なぜ?」と疑問が強く残ったはなうたねこさんでした。 監修/助産師 松田玲子 はなうたねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター はなうたねこ40代で子宮がんが判明。子宮全摘出、抗がん剤治療、2度の腸閉塞を経て、現在がんサバイバー12年目。そのほかいろいろInstagramにて投稿しています。
2023年01月19日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。突然、血尿が出て脇腹の痛みもあったため、泌尿器科を受診すると腎がんと判明したマメ子さん。無事に腎臓の摘出手術が終わりました。医師からがん検診はしっかり受けたほうが良いと言われ、子宮がん検診、胃がん検診を受け始めるようになりました。★前の話胃がん検診に行くと、バリウムを飲んで排便に苦労したことや、頭痛がある中、無理してバリウムを飲んだら帰宅後すぐにリバースしたことなど過去に経験したつらい思い出がよみがえったマメ子さん。それでもつらさを思い起こさせないように無心でバリウムを飲み干し、必死の思いで検査が終わりました。バリウム後の排便に苦労した経験から、検査が終わってすぐに下剤を飲んだのですが、なかなか効果が表れず……。しまいには、36時間がたち……。ー----------------どうにか無事にバリウム検査を終え、家に帰り、お昼ごはん。さっきまであんなに胃がずっしりしていたのに、食べ始めたら止まらない。ここぞとばかりに、おやつまで。しかし、夜になっても下剤の効果は表れず……。お風呂から出ても変化がなく……。寝る前に下剤を追加したのに、効果なし!さらに朝食後も1錠追加するも、変わらず。昼に市販の便秘薬を2錠飲む。(2錠飲んだらいつも大変なことになるけど、仕方ない!)結局この日も夜まで食べまくり。吸収される前に出ていく約束だったのに話が違うじゃない!寝る前にさらに便秘薬を飲もうとしていた午後11時……。き、きたっ!うれしいけどつらい………!!胃がん検診の話、最後はただただ食べ続けただけでしたがお付き合いくださりありがとうございました!----------------下剤を飲んだのになかなか排便せず、35時間後には体重が2.2kg増加、そして36時間たってやっと排便できたというのは大変でしたね。36時間後のビッグウエーブはかなりつらかったことと思います。次回は胃カメラにするというマメ子さん。バリウム検査がつらい方は、検査方法の変更を検討するのは必要かもしれませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2023年01月19日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。突然、血尿が出て脇腹の痛みもあったため、泌尿器科を受診すると腎がんと判明したマメ子さん。無事に腎臓の摘出手術が終わりました。医師からがん検診はしっかり受けたほうが良いと言われ、子宮がん検診、胃がん検診を受け始めるように。★前の話子宮がん検診を受け、異常なしという結果を聞き安心したマメ子さん。次へ胃がん検診へ。検診に行く前、過去に経験したバリウムを飲んで排便に苦労したことや、頭痛がある中無理して飲んだら帰宅後すぐにリバースしたたことなどつらい思い出がよみがえり、緊張して向かいます。無心でバリウムを飲み干し、必死の思いで検査が終わったのですが……。ー------------------いよいよ、順番が来て発泡剤をバリウムで流し込み検査室へ。この時点で、もう苦しい……。気が早いのよ!味わったら終わりなので、心を無にしてひたすら流し込む!久しぶりで手すりのことなんて忘れていて、危うくベッドから落ちるところでした。さらに、いろいろな体勢で息を吸ったり吐いたり止めたり……。流れるような指示に必死でついていきます!私も一刻も早く終わりたいから!さらに、寝たまま回転する場面では……胃の中がバリウムで満タンの状態で高速回転させられ、すっかりグロッキーに!気のせいかもしれないけど、かなり急かされて終わったような……! 私の前におじさんが検査をしていたのですが、おじさんに時間がかかっていたのでその押した分を私で取り返そうとしたのかと思ったくらいでした。新型コロナ対策で今までよりも、検診全体で時間がかかってる感じはたしかにあった!検診車の中も待つのは1人までで、アナウンスで順番にしか入れなかったし……。ともあれ、早く終わってもらえて結果的にはよかったです。ー----------------バリウムを飲んだ後、検査台の上でいろいろ体勢を変えるのはなかなか大変ですよね。グロッキーになってしまうマメ子さんの気持ちもわかりますね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2023年01月17日43歳になる誕生日当日。レバーのような血の塊と大量出血に見舞われ、思わず「ギャー!」と叫び声を上げた、はなうたねこさん。婦人科を受診したところ、子宮体がんだと宣告され…!? 腸閉塞手術後の生活とまつ毛の話子宮体がんになってしまい、約6時間におよぶ大手術を受けた、はなうたねこさん。病理検査の結果、子宮体がんのステージⅢCだと判明し、抗がん剤治療を開始しました。 しかし、それからしばらく経ったある日、今度は『絞扼(こうやく)性腸閉塞』いわゆる腸捻転になって、救急車で運ばれてしまったのです! 緊急手術をしてすぐに体調は良くなったものの、主治医から「抗がん剤が腸閉塞の原因になった可能性も考えられますので、抗がん剤治療はストップしましょう」と言われてしまい……。 手術費や入院費などの医療費は、基本的に月締めで計算されます。 前回、子宮体がんの手術を受けた際のはなうたねこさんは、前もって限度額認定証の申請をしており、入院から退院までが同月内に完結したため、病院の窓口で支払う額は8万円程度で済んだそうです。 しかし今回は、急に腸閉塞を起こして緊急入院となったため、限度額認定証の事前申請はしていませんでした。さらに、11月末に入院して翌月の12月に退院となったため、医療費が月をまたいでの請求に。 そのため、今回は一旦、病院の窓口で医療費を全額支払い、退院後に健保組合に高額療養費制度の申請をおこない、あとから限度額を超えた分を補填してもらうことになりました。 子宮体がんが判明してから、がんにいいとされている食材を積極的にとるようにしていた、はなうたねこさん。腸閉塞の手術が終わって退院してからは、腸閉塞になったときに摂取すべき食材と、摂取すべきではない食材を調べてみました。 すると、がんにいいとされている食材は消化効率の悪い物が多く、腸閉塞を起こしたあとの体には良くないことがわかりました。 ーー腸の状態が良くなるまでは、がんにいい食べ物は避けなきゃいけないのね。抗がん剤治療もストップしてしまったのに、食生活での体のケアもできないのか……。 と悩んだ、はなうたねこさん。 結局、消化が良くなるよう、よく噛んで食べることに。 抗がん剤治療をやめたあとは、抜け落ちていたまつ毛がうっすらと復活してきました。 ーー前よりまつ毛が濃くなって、量も増えたような気がする。 と、ちょっぴりうれしくなったはなうたねこさん。 しかし、数カ月後……。 生え揃ったまつ毛をじっくり観察してみると、以前と比べて毛は濃くも薄くもなっておらず、期待はずれの結果に。 子宮体がんの手術から10カ月が経過したころ。 入院中にお世話になった看護師さんの旦那さんが経営している焼き鳥屋で、飲み会が開催されました。参加したのは、看護師さんとその息子さん、たまたま焼き鳥屋の近くに住んでいた会社の同僚です。 飲み会はとても楽しく進み…… ーー病気になって入院しなければ、こんな素敵なご縁にも巡りあえなかったんだなあ……。 と、しみじみ感じたはなうたねこさんでした。 監修/助産師 松田玲子 はなうたねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター はなうたねこ40代で子宮がんが判明。子宮全摘出、抗がん剤治療、2度の腸閉塞を経て、現在がんサバイバー12年目。そのほかいろいろInstagramにて投稿しています。
2023年01月16日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。突然、血尿が出て脇腹の痛みもあったため、泌尿器科を受診すると腎がんと判明したマメ子さん。無事に腎臓の摘出手術が終わりました。医師からがん検診はしっかり受けたほうが良いと言われ、検診を受け始めます。★前の話43歳になるまで一度も子宮がん検診を受けたことがなかったマメ子さん。子宮頸がん、子宮体がんの検査を受け、異常なしという結果を聞き安心します。次は胃がん検診へ。検診に行く前、バリウムのつらい思い出がよみがえり、緊張しながら向かうと……。ー----------------胃がん検診に行く前日のことです。もうまともにやり切れる気がしなくて、前回は新型コロナを言い訳に行きませんでした。毎回思うけど、私よりずっと年配の方でも平気な顔でバリウムを飲んでやり切って帰る姿に本当に尊敬します。ー-----------------------バリウムは飲むのも、飲んだ後の排出もなかなかつらいものがありますよね。それでも自分の体を守るため、しっかり受けたいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2023年01月14日43歳になる誕生日当日。レバーのような血の塊と大量出血に見舞われ、思わず「ギャー!」と叫び声を上げた、はなうたねこさん。婦人科を受診したところ、子宮体がんだと宣告され…!? 腸閉塞で緊急手術したあとの経過子宮体がんになってしまい、約6時間におよぶ大手術を受けた、はなうたねこさん。病理検査の結果、子宮体がんのステージⅢCだと判明し、抗がん剤治療を開始しました。それからしばらく経ったある日の深夜、今度は強烈な胃痛に襲われて救急車で運ばれたはなうたねこさん。なんと、今度は『絞扼(こうやく)性腸閉塞』、いわゆる腸捻転になってしまったのです! その後、緊急手術がおこなわれ、そのまま入院することに。術後の経過はというと……。 ※イラストはイメージであり、実際の抜鈎器の形状とは異なります。 点滴が外れたころ、傷口を保護していたドレッシング材(保護テープ)を剥がすことになった、はなうたねこさん。保護テープを外してみると、子宮体がんの手術をしたとき(1回目)の傷口は糸で縫合されたのですが、今回の手術で切った部分はスキンステープラー(ホッチキスのようなもの)でパチンパチンと留められていました。ステープル(ホッチキスの針のようなもの)の数を数えたところ、27個もあったそうです。 後日、病室に医師がやってきて「今からこの医療用ホッチキスの針を取りますね」と突然の宣告! その日は、抜鈎器(スキンステープラー専用リムーバー)で1つおきにステープルを抜き、翌日に残りの半分を抜いたそうです。 針がなくなった傷跡は穴だらけ。「この穴って残るのかなあ」と不安になった、はなうたねこさんでした。 最後の病院食を平らげ、ようやく退院となったはなうたねこさん。 今回はお姉さんに車で送ってもらわず、ひとりで電車で帰宅しました。すると、深夜に救急車を呼んで慌てて家を出てきたため、部屋には布団が敷きっぱなしで、服も脱ぎっぱなしの状態。冷蔵庫に入れておいた食材もカビが生えている物がちらほら……。 退院してまずは部屋の片付けから始めたのでした。 退院後しばらくして、術後の経過観察のために再び病院を訪れたはなうたねこさん。外科の先生によると、「今回、腸閉塞になった原因は不明です。小腸が輪っかになっているところに、小腸が入り込んでしまったみたいです。こういうこともあるんですよ」とのこと。 ちなみに、医師いわく開腹手術をすると臓器が癒着する恐れがあるそうなのですが、前回の子宮体がんの手術後に癒着してしまったところがねじれたわけではなく、今回はまったく関係のないところがねじれてしまったのだとか。その結果、小腸はパンパンに膨れてペラペラの薄い状態になっており、破裂寸前の状態に。もし、そのまま破裂していたら小腸内の物が外に飛び出し、腹膜炎になっていたかもしれないそうです。 間一髪のところで緊急手術をして、破裂を防ぐことができたのですね。 外科の先生は「原因は不明」と言うものの、産婦人科の先生には「腸閉塞になったのは抗がん剤の影響とも考えられるので、抗がん剤治療はあと3回ほどおこなう予定でしたが、中止にしましょう」と言われてしまいました。 今後の子宮体がんの治療は、一体どうなってしまうのでしょうか? 退院したはなうたねこさんは、お母さんに退院の報告をすることに。前回の子宮体がんの手術でも医療費でお世話になったのに、今回もまたお母さんのお世話になってしまったので、申し訳ない気持ちがありました。 ーーお母さん、親不孝者でごめんなさい。 そんな気持ちでお母さんに謝罪とお礼を告げた、はなうたねこさん。すると、お母さんは「人生いろいろあるさ」と励ましてくれ、その言葉に思わずホロリ。家族の大切さを痛感した、はなうたねこさんでした。 監修/助産師 松田玲子 はなうたねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター はなうたねこ40代で子宮がんが判明。子宮全摘出、抗がん剤治療、2度の腸閉塞を経て、現在がんサバイバー12年目。そのほかいろいろInstagramにて投稿しています。
2023年01月13日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。突然、血尿が出て脇腹の痛みもあったため、泌尿器科を受診すると腎がんと判明したマメ子さん。無事に腎臓の摘出手術が終わりました。医師からがん検診はしっかり受けたほうが良いと言われ子宮がん検診を受けることになり……。★前の話43歳になるまで一度も子宮がん検診を受けたことがなかったマメ子さん。子宮がん検診は通常、子宮頸がんだけの場合が多いようですが、せっかくなので子宮体がんも一緒に受けることにしました。そして、検診から1週間後、結果を聞きに婦人科を訪れます。診察室には、検査をしてくれた若い先生ではなく、この先生の父の大先生が待っていました。そこで後悔することがあり……。ー---------------------結果を聞きに、再び婦人科へ行きました。このクリニックで検査をしてもらったのはやさしくて痛くないと評判の若先生だったけど、今回は結果を聞くだけだったのでこの先生のお父さんである大先生の診察へ。実は若先生と反対に大先生の評判はすこぶる悪く、大先生の時間帯はすいています。診察に呼ばれて入ると、あいさつ、聞こえなかったかなと思って2回言ったけど大先生、こちらを見ることもなく……。1分もたたず診察終わり。結果が問題ないなら、別にいいか。と、思って帰ってから、渡された結果の紙を見てみる。これだけじゃさっぱりわからないな……。紙とスマホを見比べながら、調べてみたら異常なしの中でも、いろいろ分類があるみたい。異常ないならまあいいんだけど、ちょっとくらい説明して欲しかったかも……。それに、次は普通に1年後でいいのかしら。何も言われてないからいいのかな?事前に大先生の悪い評判を知人からいろいろ聞いてたので、あんまり長々しゃべって嫌なこと言われるのが怖くて、余分なことを聞こうとしなかったのは失敗だった。やっぱり、せっかく行ったら病院ではわからないことをちゃんと聞くべきだし、たいていはいきなり何を聞いていいのかわからないから、事前に調べておくべきだったなと大後悔。ちなみに、悪い評判というのはいろいろあるけど、ある知り合いは大先生の診察で、生理不順か何かの相談の際にって言われたそうだ!お前に関係ないやろ!!と憤ってらっしゃった。ちなみに知人は当時おひとり。結婚していたとしてもそんなことは言われたくないけど、さすがにこれはありえない言葉……!!いろいろな先生がいるけど、聞きづらくてもちゃんとわからないことは聞くようにしよう!と思いました。次はその他のがん検診……。こちらもちゃんと毎年行かなくちゃね!(しつこい)----------------検診の結果、異常がなかったマメ子さん。異常がなくてよかったのですが、ただ、異常なしの中でもいろいろ分類があるようなので少しくらい説明が欲しかったと思う気持ちはわかりますよね。医師の中には聞きにくい雰囲気の人もいますが、自分の体のことはしっかり聞けるように事前に調べておくことも大切かもしれませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2023年01月12日43歳になる誕生日当日。レバーのような血の塊と大量出血に見舞われ、思わず「ギャー!」と叫び声を上げた、はなうたねこさん。婦人科を受診したところ、子宮体がんだと宣告され…!? 腸閉塞で緊急手術!子宮体がんになってしまい、約6時間におよぶ大手術を受けた、はなうたねこさん。子宮体がんのステージがⅢCだと判明し、抗がん剤治療を受けることになりました。その後、3回目の抗がん剤治療を受けてから4日目の深夜、はなうたねこさんの体に異変が! なんと、激しい胃痛とともに便意や吐き気、冷や汗に襲われたのです! 深夜の2時に救急車を要請し、病院で検査を受けた結果、今度は腸閉塞になったことが判明。急きょ、緊急手術を受けることになり……。 深夜に強烈な胃痛と吐き気に襲われ、救急車で搬送されたはなうたねこさん。明け方ごろに検査結果が出て腸閉塞だとわかり、激痛が始まってから約半日後のお昼ごろに緊急手術がおこなわれました。 手術では小腸を40cmほど切除。この時点で術後の病室は未確保でしたが、手術しないと手遅れになるとのことで、手術が最優先でおこなわれたそうです。「一刻も早くこの激痛をなんとかしてくれ」と痛みに悶えていたはなうたねこさんでしたが、手術が終わると今までの激痛が嘘のように消え去りました。 その後、正式な病名が判明。『絞扼(こうやく)性腸閉塞』、いわゆる腸捻転で、聞くところによると小腸がねじれていたそうです。小腸がねじれるなんて想像しただけで痛そうですね……。 手術後はおなかの激痛もなくなり、手術した傷口部分もそこまで痛くありません。ただ、タイミングが悪く、このときのはなうたねこさんは抗がん剤の副作用の1つ、『骨髄抑制』がちょうど起こっている時期でした。 骨髄抑制とは、抗がん剤によって骨髄の働きが低下した状態のこと。骨髄の血液細胞をつくる働きが低下した結果、動悸や息切れ、めまい、貧血、だるさ、出血しやすい、感染症にかかりやすいなどの症状が体に現れます。 骨髄抑制によって体がフラフラし、うまく歩けないはなうたねこさん。看護師さんに協力してもらい、手術後は車椅子で運んでもらったり、歩くときに手を貸してもらったりして、レントゲン検査などを受けました。 入院中のある日のこと。はなうたねこさんが病院のロビーで食事をしていた際、目の前にいた女性と会話をする機会があったそうなのですが、実はこの女性も腸閉塞で入院したとのこと。 その女性に話を聞いてみると…… 彼女は、はなうたねこさんとは違う方法で腸閉塞の治療を受けたのだとか。はなうたねこさんは開腹して小腸を切除する手術を受けました。開腹手術の場合は体の負担が重い代わりに、すぐに治すことができます。 一方で、彼女は開腹手術を受けず、鼻から管を入れて小腸の詰まっている部分まで管を伸ばし、小腸の詰まっている部分より手前にある空気やガス、体液を抜く治療を受けたそうです。治療後、小腸がしぼんで均一になったら食事を始めることができますが、うまくいかなかったら再度やり直します。この方法は開腹手術と比べて体の負担が軽いのですが、うまくいかなければ何度もやり直す必要があり、治療期間が長引いて医療費がかさむ可能性もあるそうです。 どっちの治療法がいいのか比較した結果、「どっちもどっちだよね」という結論に至った2人でした。 今回も、医療費がいくらになるのか気がかりだったはなうたねこさん。 手術・入院することがあらかじめわかっていて、限度額認定証を前もって申請していれば、病院の窓口で払う費用は安くなります。しかし、今回は緊急手術を経て入院したため、限度額認定証は申請していません。そのため、はなうたねこさんは今回、病院の窓口で一旦、医療費の全額を自己負担しなければならないのです。その後、高額療養費制度を申請すれば、一定の金額(自己負担限度額)を越えた分が、あとで払い戻されます。 でも、その『一旦払う金額』はいくらになるのか……? 不安になったはなうたねこさんは、看護師さんに相談して概算を出してもらいました。 すると…… 今回の医療費は、だいたい13万円くらいになるとのこと。 ーー100万円とか言われたらどうしようかと思ったけど……13万円くらいならなんとかなるな。よかった。 と、安心したのでした。 監修/助産師 松田玲子 はなうたねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター はなうたねこ40代で子宮がんが判明。子宮全摘出、抗がん剤治療、2度の腸閉塞を経て、現在がんサバイバー12年目。そのほかいろいろInstagramにて投稿しています。
2023年01月10日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。突然、血尿が出て脇腹の痛みもあったため、泌尿器科を受診すると腎がんと判明したマメ子さん。無事に腎臓の摘出手術が終わり……。★前の話医師からがん検診はしっかりしたほうが良いと言われて、子宮がん検診に行ったときのこと。マメ子さんは久しぶりの内診台に緊張していたのですが……。-------------------以前、腎がんのことを書いたときに「体に違和感があったらぜひ受診してください」と、偉そうなことを言ったくせに(ごめんなさい)43歳まで子宮がん検診を一度も受けたことがありませんでした。胃、肺、乳、大腸のがん検診は市のほうで1日でまとめてできるのに、子宮がんは別で婦人科で予約取って……っていうのが面倒なのと、そもそも婦人科って気が進まないんですよね。でも、腎がんの手術にあたり、ちゃんとがんの有無を調べたのは転移の可能性のある部位(肺と骨)だけ。だから、今年のがん検診も肺以外はちゃんとしたほうが良いと先生には言われていたし、今回のことでさすがに私も心を入れ替えて、復職前に婦人科に行ってきました。手術のため、しばらく会社をお休みしていました。私の住む田舎はどんどん産婦人科が減っているなか、1件だけ、感じの良い先生が月曜日の午前中だけいると評判の婦人科へ。内診はなるべく痛くないほうがうれしいですが、そこの先生は知り合いいわく「やさしくしてくれるから痛くないよ!」とのことで……、早速、月曜日の午前中にロックオンです!子宮がん検診といえば普通は頸がんだそうですが、せっかくなので体がんも一緒におこなってもらうことに。診察室に入ると、なるほど当たりのやわらかい、やさしそうな先生です!そして、検診ですが何しろ10年ぶりの内診台、緊張する…!ああ思い出す、この無力感!大げさじゃなく、本当にこれぐらいに感じるのよ!そして、いよいよあの冷たい器具のなんとも言えない鈍痛、嫌だな……と身構えるも痛くない!そういえば、頸がんの細胞を取るのは痛くないって聞いた気が。問題はこのあとの体がん。やさしいと評判のこの先生、申し訳なさそうに「ごめんなさい」を連発してくれる。そんなに痛いのか……!?深呼吸して構える!が、無でした!強いて言えば、体がんの組織を取る前に器具が入るとき、一瞬「ウッ」って痛かったくらいで組織を取ってるであろうときは、無感覚……。とってもじょうずにやってくださったに違いない!思えば、初めて妊娠検査で内診台に上がった20代のときは、不安と緊張もあってすごく痛く感じたけれど……。あれから20年、心も体も緩んでしまったのでしょう。まったく痛みを感じないのも、なんだか切ないと思ってしまう43歳の乙女心でした……!!(伝われ)----------------子宮がんにはできる部位によって、子宮頸がん、子宮体がんに分かれます。多くの場合、子宮がん検診では、子宮頸がんを検査します。ただ特に40代・50代の女性に注意が必要なのは、子宮体がんといわれています。不正出血が一度でもあれば、婦人科を受診すると安心です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2023年01月09日43歳になる誕生日当日。レバーのような血の塊と大量出血に見舞われ、思わず「ギャー!」と叫び声を上げた、はなうたねこさん。婦人科を受診したところ、子宮体がんだと宣告され…!? 深夜2時の救急搬送子宮体がんになってしまい、約6時間におよぶ大手術を受けた、はなうたねこさん。子宮体がんのステージがⅢCだと判明し、抗がん剤治療を受けることになりました。 その後、1〜2回目の抗がん剤治療はなんなく終了。しかし、3回目の抗がん剤治療を受けてから4日目の深夜、はなうたねこさんの体に異変が! なんと、激しい胃痛とともに便意や吐き気、冷や汗に襲われたのです! 「もう耐えられない」と感じたはなうたねこさんは、深夜の2時に救急車を要請し……。 3回目の抗がん剤投与をして4日目の深夜、激しい胃痛や吐き気、冷や汗などに襲われたはなうたねこさんは、「これは絶対におかしい。抗がん剤の副作用ではないのかも」と思い、深夜の2時に救急車を要請。このとき、救急隊員からは「もし今飲んでいる薬があったら出しておいてください」と言われたそうです。 「このまま入院するかも」と冷静に考えたはなうたねこさんは、腐りそうな食材を冷蔵庫にしまい、携帯電話の充電器と下着とバンダナをかばんに詰めて、家を出る準備を済ませました。しかし、救急車を待っている間も吐き気はおさまらず、準備をしては吐いて……を繰り返していたそうです。 そして、119番通報をしてから約5分後に救急車が到着。 車椅子を持って駆けつけた救急隊員2人に「歩けますか?」と聞かれたものの、激痛でもはや喋ることすらできず、呼吸するので精一杯だったはなうたねこさんは、「はい」とも「いいえ」とも答えられません。「大丈夫そうですね」と救急隊員に言われ、そのまま車椅子に乗せられることなく、どうにか自力で歩いて救急車へ乗り込みました。 その後、救急隊員から「何を食べました? なまものは? 下痢は? 今飲んでいる薬は?」と質問され、「お薬手帳と保険証を見せてください」と言われました。しかし、「うぅぅ」と唸るばかりで、なかなか答えられないはなうたねこさん。お薬手帳と保険証、大学病院の診察券を渡すことで、救急隊員に「この大学病院で抗がん剤治療を受けているからここに搬送してほしい」と、自分の意思を伝えました。 その後、救急隊員が大学病院に連絡し、無事に大学病院で受け入れてもらえることに。 大学病院に到着すると、救急隊員が代わりに受付を済ませてくれ、まずは抗がん剤の副作用かどうかを確かめるため、婦人科の医師に診てもらうことに。しかし原因は突き止められず、次に内科の医師に診てもらいましたが、やはり原因は不明。さらに、痛み止めの点滴を打ってもらい、坐薬を挿入してもらっても、まったく効き目がありません。そんな中、吐いているときだけ胃の激痛がなくなることに気づきました。 結局、激痛や吐き気に耐えながら、血液、尿、エコー、レントゲン、CTなど、数々の検査を受けて、原因を突き止めることに。 検査結果を待つ間もじっとしていられず、ベッドの上で何度ものたうち回っていた、はなうたねこさん。のちに、「『悶絶』とか『七転八倒』って言葉って、こういうときに使うんだろうな」と、このときのつらさを語っています。 それからしばらく経ち、朝の9時過ぎ。主治医の先生がきてくれ、「もしかしたら腸炎かもしれません」とのこと。その後、2回目の坐薬が効いたのか少しだけ痛みが和らいだので、とりあえず職場とお姉さんに連絡を入れました。 すると、最後に外科の医師がやってきて…… 「腸閉塞ですね」と言うのです! ーーえっ? 腸閉塞? 胃が痛いのに腸が原因だったの? まだ疑問が残るはなうたねこさん。しかし…… 「残念ですが、開腹手術が必要です」と、外科医に言われ、 ーーえっ。また手術をしなきゃいけないのか…… と、疑問よりも大きなショックに打ちのめされた、はなうたねこさん。 このあと、緊急手術を受けることになったのでした。 監修/助産師 松田玲子 はなうたねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター はなうたねこ40代で子宮がんが判明。子宮全摘出、抗がん剤治療、2度の腸閉塞を経て、現在がんサバイバー12年目。そのほかいろいろInstagramにて投稿しています。
2023年01月08日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。突然、血尿が出て脇腹の痛みもあったため、泌尿器科を受診すると腎がんと判明したマメ子さん。腎臓の摘出手術が無事に終わり、その後の体調が気になるようになり……。今回は、脚のむくみについて。腎臓を片方取ってしまうと、むくみがひどくなるかと思っていたそうなのですが、果たして結果は……?★前の話マメ子さんは腎臓を片方取ってしまうと、むくみがひどくなるかと思っていたそうなのですが、果たして結果は……?-------------------腎臓は体内の水分をコントロールしているっていうので、片方を取ったらむくみはひどくなるんじゃないか?と心配してたのですが、今のところ手術前よりむくみがひどくなったという感じはありません!でも、先週から仕事復帰し、動きの少ない立ち仕事なのでやはりむくみが気になるようになってきて……。お風呂でマッサージなんかもするんですが、面倒で続かない。最近は、ただ壁に向かって30分くらい脚を上げるというむくみ取り法をしたりしています。これが一番ラクだし効く!他にラクして細くなる方法はないか……、着圧ソックスなんてどうかしら?早速買ってみた!レギンスタイプにするか、太ももまでのソックスタイプにするかを迷ったけど、これから暑くなるし、ソックスのほうが安いし、太ももまでのタイプのほうが締め付けが効きそうな気がして、そっちにしてみました。下から押し上げたお肉が、おしりを持ち上げてくれるんじゃないかしら?期待に胸を膨らませてはいてみると…!は、はみ出る!なんか思ってたのと違う!さらに、おしりは締め上げられた太ももの上に、あふれた「しり肉」が覆いかぶさる……!たしかにもともと垂れてはいたけど、今まで見たこともないおぞましいおしりに仕上がってしまった……!!なるほど、おしりがはみ出る人はやっぱりレギンスタイプをはけということか。もしくは別で補正下着を着けるとか。でもとりあえず、問題は脚のむくみに効いてるかどうかです。そう、今まで何もはかない状態の足は、1日仕事すると……こうでした!さあ、着圧ソックスをはいて1日仕事して、果たして効果はあるかな?ワクワクして測ってみると……あれっ……?えっ……微妙〜!ほんのちょっとだけ、効果がある感じはするけど……。やっぱりソックスをはいただけで、この頑固なむくみを解消するのは厳しいか?でも、ふくらはぎはともかく、太ももは朝とほぼ変わらなかったです。それは効果あったかも。それにまだ初日だし、続ければもうちょっと変わるかもしれません。1cm、2cmの違いでゴタゴタ言って息子の冷ややかな視線が痛いけど、なるべく続けていきたい……!----------------腎臓を片方摘出したことで脚のむくみがひどくなるのではと心配していたマメ子さんですが、手術前より悪化はしていないということでよかったですね。ただ立ち仕事だとやっぱりむくみが気になるもの。着圧アイテムはいろいろなタイプがあるので、自分の体に合ったものが見つかるといいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2023年01月07日