「子犬が猫に育てられた場合」そんな説明がついた動画に大きな反響が上がりました。投稿したのは、7歳の猫のワッフルズくんと3歳のゴールデンレトリバーのメイプルちゃんの飼い主(thegoldenbreakfastclub)さんです。メイプルちゃんはワッフルズくんと暮らすうちに、だんだんと猫のような行動をするようになったのだそう。そこで飼い主さんは、メイプルちゃんの普段の様子を撮影して投稿しました。360万件の『いいね』が集まった動画がこちらです!@thegoldenbreakfastclub When your puppy was raised by a cat #fyp #foryou #cats #dogs #puppy #pets #animals #catsanddogs #dogsandcats #cute #funny #orangecat #goldenretriever ♬ FEEL THE GROOVE - Queens Road, Fabian Graetz「ソファの1番高いところでくつろぐ」「ケンカをする時は足を使う」「窓辺に座る」「犬用おもちゃより猫用おもちゃが好き」「ダイニングチェアの上に乗る」など、メイプルちゃんの行動は、まるで猫!ワッフルズくんと犬パンチで闘ったり、小さな猫用おもちゃを前脚でチョンチョンといじったりする姿は、まさしく猫そのものですね。この動画に大きな反響が上がったため、飼い主さんは第2弾を投稿しました!@thegoldenbreakfastclub Maple: our 70 lb cat #fyp #foryou #dogs #cats #catsoftiktok #dogsofttiktok #catsanddogs #catdog #dogsandcats #goldenretriever #onthisday ♬ Lil Boo Thang - Paul Russellダンボール箱の中に座ったり、ソファの背もたれに上ったり、ワッフルズくんが動くまで自分もフリーズしたり、一緒にかくれんぼをしたり…!猫っぽさが全開のメイプルちゃんに、見た人たちからは「猫にしか見えない」という声が上がりました。・犬がいた?2匹のオレンジ色の猫しか見えないんだけど?・窓辺に座っている姿がかわいすぎる!・うちの犬も同じ。猫と一緒にキャットタワーの上で昼寝をしているよ。飼い主さんによると、メイプルちゃんはワッフルズくんのことが大好きなのだとか。ところがワッフルズくんはメイプルちゃんのことを好きなのかどうか、たまに分からない時があるそうです。そんなやや気難しい猫のお姉さんに、メイプルちゃんは遊んでほしくて仕方がないようですね。今日も飼い主さんの家では、猫パンチと犬パンチのにぎやかな闘いが繰り広げられていることでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年04月04日『よいことも嫌なことも分かち合いたい。』「繊細さん」という言葉でも知られるHSP。近年SNS上でも、繊細さゆえの「生きづらさ」エピソードが多く共有され,多くの共感や励ましが集まっているようです。(日本心理学会より引用)そんな中、HSPのパートナーをもつ人は、日々の生活をどのように暮らしているのでしょうか。そこで今回のMOREDOORでは、HSPのパートナーと結婚して2年が経過するRさんにインタビューを実施。Rさんの日々の暮らしと、夫婦関係の専門家カップルセラピストからの意見をご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるキッカケになれば幸いです。ーーパートナーがHSPかも?と気づいたきっかけは?付き合っていたころから人間関係の相談が絶えませんでした。同棲して結婚して、出かける回数も自然と増えていくように。その際、例えば高圧的なドライバーに対し不満を言うと、そういった不満等の発言も影響してしまい気分が下がってしまう様子で、いろいろなシチュエーションで落ち込んだ様子をみて気づきました。ーー日常生活を送る上で、悩んでいることは?本人が悩んでいることや落ち込むことをやめてほしいと思いませんし、ストレスもないです。しかし、子どもが生まれたときに、その性質が子どもに影響しないか心配ではあります。ーー解決に向けてどんな工夫を?本人も改善したいし、前向きで嫌なことは流せるようになりたいようなので、相談された際は乗ります。しかしあえて深く相談には乗らず、「そんなことで悩んでいるのね」と“悩んでいることは大したことないんだ”と思ってもらえるようにしています。ーー工夫を凝らした解決策をとれた理由は?自分自身が「人は人、自分は自分」といった真逆ともいえる性格なので、そういった真逆なところから相手によいアプローチができたのだと思います。ーーパートナーとは、どんな関係性を築いていきたいですか?自分がつらい時にも支えてほしいですし、これから先長いので、よいことも嫌なことも家族で分かち合えたらと思います。ーー今後、社会に対して「もっとこうなったらよいのにな」と思うことは?最近、迷惑行為をしてしまった人に対し、必要以上に攻撃する人をSNSでよく目にします。もちろんその人が迷惑をかけていることはよくないですが、SNSでそういったマイナスな投稿ばかりが出回っているので。「そのような迷惑な行為を見かけた場合にどうすればよいのか」、「迷惑かけてる人が償う機会やもう同じことが起こらないようにするためにどう解決すればよいのか」を社会が示してくれたら安心できると思います。カップルセラピストは2人の関係をどう見る?これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポートしてきたカップルセラピストの坂﨑さんに話を聞きました。ーーRさんのお話をどう感じましたか?自分に向けられた感情でなくても、とても気になるのがHSPさんです。子どもの時なら、クラスで先生に怒られている友達がいる。社会人になったら、駅のホームで怒鳴っている人がいるなど。パートナーの何気ない仕事の愚痴や不満も、気持ちに影響してしまうのですね。「人は人、自分は自分」という考えをうまくパートナーにも適応させているのが素晴らしいと思います。そのような気持ちでかかわることによって、「なぜそんなことで悩むの?」ではなく「あなたはそういうことで悩んでしまうのね」という声のかけ方に変化する可能性があります。尊重はするけれども、迎合はしない。悩みには乗るけど、深入りしない。そのバランスの取れた対応がパートナー関係を円滑にしているのでしょう。子どもができた時、HSPの要素を引き継ぐのかどうかわかりませんが、「そうだね、しんどいね」と「大丈夫だよ」と言ってあげられる2人が揃っていることは最強ではないでしょうか。人は人、自分は自分繊細すぎるがゆえに、気分が落ち込んでしまうことが多いHSPさん。しかし、落ち込んでしまったときにRさんのような「人は人、自分は自分」というマインドの持ち主に相談することで新たな視点を見つけることができるのかもしれませんね。みなさんは、この記事を読んでどのように感じましたか?監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。(MOREDOOR編集部)
2024年01月30日『お互いがHSPな私たち、2人らしく平和に。』「繊細さん」という言葉でも知られるHSP。近年SNS上でも、繊細さゆえの「生きづらさ」エピソードが多く共有され,多くの共感や励ましが集まっているようです。(日本心理学会より引用)そんな中、HSPのパートナーをもつ人は、日々の生活をどのように暮らしているのでしょうか。そこで今回のMOREDOORでは、HSPのパートナーと付き合って8カ月が経過するKさんにインタビューを実施。Kさんの日々の暮らしと、夫婦関係の専門家カップルセラピストからの意見をご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるキッカケになれば幸いです。ーーパートナーがHSPかも?と気づいたきっかけは?Kさん:私自身もHSPで、初対面でお話ししたその日に、この人もHSPだなと話した感じでわかりました。彼が年上年下関わらず人と話す時に「すみません」「ごめん」を決まって冒頭に入れて話していたところが、HSPだなと思いました。ーー日常生活を送る上で、悩んでいることは?気を使いすぎて必要以上に相手に気を配りすぎてしまうこと。仕事で、頼まれていない仕事でも自分がやるべきだと察してやってしまうことだそうです。ーー解決に向けてどんな工夫を?自分自身もHSPだからこそ、わかることを踏まえ『HSPの人はもともと気を使える人なんだから、気を遣おうなんて意識しなくても良いし自分のことだけ考えれば良いんだよ。』と、アドバイスをしました。ーー工夫を凝らした解決策をとれた理由は?自分自身がHSPで苦しい時期にそうアドバイスをいただいたことがあり、それを思い出して彼にも教えてあげようと思ってアドバイスできました。ーーパートナーとは、どんな関係性を築いていきたいですか?お互いにHSPなので、気を使うもの同士ですが、どちらも優しくおおらかなのが良いところなので、2人らしく平和に仲良くやっていきたいと思います。ーー今後、社会に対して「もっとこうなったら良いのにな」と思うことは?気を使いすぎることや些細なことで落ち込んでしまうHSPの性格を理解してもらえる職場や環境が増えればと思います。カップルセラピストは2人の関係をどう見る?パートナー間の関係改善を目的としたカウンセリングを行う、“カップルセラピスト”はお二人の関係をどう見るのでしょうか?日本人カップルをはじめ、英語を母国語とする異文化・国際カップルの課題解決もサポートするカップルセラピストの吉田さんに話を聞きました。ーーCさんのお話をどう感じましたか?カップルセラピスト吉田さん:おっしゃる通り、いつも自分を犠牲にしてしまうとそれが当たり前になって、ずっと無理をしないといけない状況になってしまう。HSPさんあるあるですよね。しかしこのように大切なパートナーが苦しんでいる様子を見るのは苦しいものです。なんとかしてあげたくてするアドバイスも聞いてもらえなくてお手上げ状態!となることも少なくないですが、今回のカップルさんのように「あなたは十分こんなことが出来ているよ。だからそんなに頑張らなくていいんだよ。」と肯定の上でアドバイスされるとすぅっと入りやすかったりします。また、人のためなら頑張りやすいHSPさんなので、「私は大切なあなたが苦しんでいるのは辛いよ。私があなたを大切にするように、あなたもあなた自身を大切にしてほしいな。」という思いが伝わると頑張れる、なんてこともあるかもしれませんね。私たちらしさを大切にHSPのパートナーをもつと大変な面ばかりがクローズアップされがちですが、実際の当事者から寄せられたのは「お互いにHSPだけれども、どちらも優しくおおらかなのが良いところなので2人らしく平和に仲良くやっていきたい」といった前向きな言葉でした。パートナーがHSPであっても、そうでなくても、お互いが自分たちらしい寄り添い方を模索することで見えてくる解決策があるのではないでしょうか。みなさんは、この記事を読んでどのように感じましたか?コメント・監修者:吉田 亜里咲 (よしだ ありさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2016年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、心療内科、就労支援を経て、2021年よりカナダで依存症ケアを学ぶ傍ら、発達障害児の訪問支援に従事。2023年に帰国後COBEYAにカップルセラピストとして参画。日本人カップルをはじめ、英語を母国語とする異文化・国際カップルの課題解決をサポート。(MOREDOOR編集部)
2024年01月29日『個性や特徴があることは当然』「繊細さん」という言葉でも知られるHSP。近年SNS上でも、繊細さゆえの「生きづらさ」エピソードが多く共有され,多くの共感や励ましが集まっているようです。(日本心理学会より引用)そんな中、HSPのパートナーをもつ人は、日々の生活をどのように暮らしているのでしょうか。そこで今回のMOREDOORでは、HSPのパートナーと付き合って2年、同棲して1年のTさんにインタビューを実施。Tさんの日々の暮らしと、夫婦関係の専門家カップルセラピストからの意見をご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるキッカケになれば幸いです。ーーパートナーがHSPかも?と気づいたきっかけは?職場が一緒なのですが、同僚の表情や声色がすごく気になる様子で……。同僚の様子が少しでもいつもより暗かったりすると「私なにか変なこと言ったのかな」「あの発言が気を悪くしたのかな」「今日はでしゃばりすぎたかも」と一喜一憂しており、もしかしてと思いました。ーー日常生活を送る上で、悩んでいることは?繊細で悩みが多いからか、悩みがあるとタロットカードで占いにいっていました。今は参考程度で受け止められるようになりましたが、放っておくと依存にまで発展しそうな勢いでした。ーー解決に向けてどんな工夫を?パートナーの悩みを受け入れるにはどうしたらいいかと考え、コミュニケーション技術について勉強しました。「受け入れて話を聞くこと」や「要点をまとめること」。悩みごとをひとつひとつ整理して、今解決できることか今は解決できないことかなど2人で話をする時間を増やしました。ーー工夫を凝らした解決策をとれた理由は?自分が元々、人の話を聞くのが好きなことと仕事が福祉の仕事でそういった知識があること。また、どう勉強すればいいかを知っていたからだと思います。ーーパートナーとは、どんな関係性を築いていきたいですか?今はパートナーと結婚して幸せに暮らしていきたいです。ーー今後、社会に対して「もっとこうなったらよいのにな」と思うことは?「個性や特徴があってもいいよね」という社会になりつつありますが、今後は、「そもそも個性や特徴があるのって当然だよね」という社会になったらよいなと思います。カップルセラピストは2人の関係をどう見る?これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポートしてきたカップルセラピストの坂﨑さんに話を聞きました。ーーCさんのお話をどう感じましたか?HSPさんはとても感性が豊かなので、タロットやスピリチュアルなことに興味を示される方もたくさんいます。それが悪いことではもちろんないですが、のめり込まれるとちょっと不安になってしまう気持ちもわかります。同じ福祉の仕事のことを理解し合える同僚で、聴き方の勉強をして、丁寧に課題整理をしてくれるパートナーさんがそばにいることは、とても心強いことですね。それがきっと、「参考程度に受け止められるようになった」というところに繋がったのでしょう。そこまでの対応ができるのは当たり前ではなく、すごいことです。相手の心の声に耳を傾けるのは、どんなパートナー間においても、最も大切なことの一つなのではないでしょうか。過ごしやすい社会へHSPであることがよくないことのように扱われてしまうこともしばしば……。そんななか、Tさんのように「そもそも個性や特徴があることは当然だ」という考え方が広まれば、HSP気質を持つ人々以外にも、さまざまな特徴を持った人々が過ごしやすい社会ができるのかもしれません。みなさんは、この記事を読んでどのように感じましたか?監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。(MOREDOOR編集部)
2024年01月28日『目に見えない精神面のダメージについて気が付ける社会になってほしい。』「繊細さん」という言葉でも知られるHSP。近年SNS上でも、繊細さゆえの「生きづらさ」エピソードが多く共有され,多くの共感や励ましが集まっているようです。(日本心理学会より引用)そんな中、HSPのパートナーをもつ人は、日々の生活をどのように暮らしているのでしょうか。そこで今回のMOREDOORでは、HSPのパートナーと同棲して1年目になるAさんにインタビューを実施。Aさんの日々の暮らしと、夫婦関係の専門家カップルセラピストからの意見をご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるキッカケになれば幸いです。ーーパートナーがHSPかも?と気づいたきっかけは?Aさん:人間関係において、明らかに気遣いが多いです。相手が自己中心的な対応でも我慢して付き合ってしまうため、強いストレスを感じている様子がありました。物事に対して気にしすぎている所が日々感じられており、HSPの多くの性質に当てはまっている事から、そうではないかと思いました。ーー日常生活を送る上で、悩んでいることは?職場や友人関係において、理不尽な目に合う事が多いため、ストレスに感じている事を溜め込んでいるのではないかと心配になる事が多いです。ーー解決に向けてどんな工夫を?気にしない事、鈍感になる事を意識して過ごすように促したり、自身の経験談から「解決できる悩み」と「どうにもならない悩み」を区別して、解決できる悩みにだけ専念するように促しました。また、しっかり話を聞いて、共感して、肯定するようにして、自信を付けてもらうように心がけました。ーー工夫を凝らした解決策をとれた理由は?自分自身のコンディションがあまり良くない時には、少し面倒に感じて、雑な対応になったりするときもありました。しかし、基本的には、上記のような対応を心がけて、なるべくおおらかに関わりを持つよう務められたと思っています。ーーパートナーとは、どんな関係性を築いていきたいですか?お互いが信頼して、助け合いながら、二人でいる時だけでも明るく楽しく過ごせるような関係性を維持していきたいです。ーー今後、社会に対して「もっとこうなったら良いのにな」と思うことは?休みが取りやすかったり、身体的な不調に限らず、精神的な不調に対しても、気を配られるような社会になると良いなと思います。頑張りすぎて疲労が蓄積して精神面に影響が出ている人や、元々繊細で考えがちな人等、目に見えない精神面のダメージについて気が付ける社会になっていけばいいと思います。カップルセラピストは2人の関係をどう見る?パートナー間の関係改善を目的としたカウンセリングを行う、“カップルセラピスト”はお二人の関係をどう見るのでしょうか?日本人カップルをはじめ、英語を母国語とする異文化・国際カップルの課題解決もサポートするカップルセラピストの吉田さんに話を聞きました。ーーAさんのお話をどう感じましたか?カップルセラピスト吉田さん:解決できる悩みと解決できない悩みをサビ分けするという工夫は取り組みやすくて変化を感じやすい素敵な工夫ですね!色々なもやもやで渋滞を起こしてしまっている気持ちを少し整理するだけで、状態が見えて抜け出すことが出来たりしますよね。悩まないためのアプローチだけでなく、このカップルのように悩んでしんどくなっている状態に、共感的に肯定的にアプローチできると、相手も安心して過ごすことができると思います。ストレスの表れ方は人それぞれ。自分自身はストレスをどう対処するタイプで、溜まったらどんな風になるタイプか……意外と自分でも把握できていない人って多いものです。自己分析をして、パートナーにも意見を聞いて、このカップルのように共有し合えれば、信頼して助け合えるような関係性を作りやすいですよね。自分自身のことも知ろうストレスをため込みがちなパートナーを心から心配するKさん。パートナーのために自分ができることを探し、経験に沿ったアドバイスで寄り添うというアプローチを見つけていましたね。相手のダメな部分を見るよりも、共感や肯定を意識し相手を認めてあげること、それがより良い関係を築くための一歩を踏み出すキッカケになるのかもしれません。みなさんは、この記事を読んでどのように感じましたか?コメント・監修者:吉田 亜里咲 (よしだ ありさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2016年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、心療内科、就労支援を経て、2021年よりカナダで依存症ケアを学ぶ傍ら、発達障害児の訪問支援に従事。2023年に帰国後COBEYAにカップルセラピストとして参画。日本人カップルをはじめ、英語を母国語とする異文化・国際カップルの課題解決をサポート。(MOREDOOR編集部)
2024年01月27日『大切なのは、わかろうとする姿勢と努力。』「繊細さん」という言葉でも知られるHSP。近年SNS上でも、繊細さゆえの「生きづらさ」エピソードが多く共有され、多くの共感や励ましが集まっているようです。(日本心理学会より引用)そんな中、HSPのパートナーをもつ人は、日々の生活をどのように暮らしているのでしょうか。そこで今回のMOREDOORでは、HSPのパートナーと結婚して3年目になるCさんにインタビューを実施。Cさんの日々の暮らしと、夫婦関係の専門家カップルセラピストからの意見をご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるキッカケになれば幸いです。ーーパートナーがHSPかも?と気づいたきっかけは?Cさん:もともと私はHSPがどういうものであるのか知りませんでした。夫と付き合ってすぐの頃、「僕HSPなので」と申告され、彼がHSPであることを知りました。彼の場合はとにかく真面目で、相手から何かしらの要求を匂わされるとやらずにはいられず、そのような自分に疲れてしまうようでした。ーー日常生活を送る上で、悩んでいることは?悪い意味ではなく事実を伝えただけでも、自分が責められていると思いがちなところがあります。ーー解決に向けてどんな工夫を?思い込みが強いので、言葉には注意しました。「気にし過ぎ」と言ってしまうのが一番良くないと知り、言わないように気をつけました。反対に、彼と同じような対応をわざととってみたりすることで、自分が感じていることを身をもって知ってもらうようにもしました。ーー工夫を凝らした解決策をとれた理由は?理解している姿勢を示す必要があると感じ、HSPに関する書籍を購入して部屋に置きました。一方で私の苦労も少しは理解してほしくて、彼の対応を真似して気にしていないことも大げさに伝える時もありました。片方だけが負担を背負うのでなく、お互いを理解し合うという関係を築こうと努めました。ーーこれからどんな風に過ごしていきたいですか?お互いの性質を尊重する関係性を築いていきたいですね。ーー今後、社会に対して「もっとこうなったら良いのにな」と思うことは?自分と違うものを排他するのではなく、色々な価値観や様々な性質を知ってもらう機会が増えれば良いと思います。その為にはYouTubeや書籍などで個性を発信する場が増えると良いと考えます。カップルセラピストは2人の関係をどう見る?パートナー間の関係改善を目的としたカウンセリングを行う、“カップルセラピスト”はお二人の関係をどう見るのでしょうか?日本人カップルをはじめ、英語を母国語とする異文化・国際カップルの課題解決もサポートするカップルセラピストの吉田さんに話を聞きました。ーーCさんのお話をどう感じましたか?カップルセラピスト吉田さん:「自分が断ったら他の人が大変になるかもしれない」「Noと言ったら相手はどう思うんだろう」など自分の気持ちより相手のことをたくさん考えてしまうHSPさんの特徴ですよね。相手のことがわからないのは当たり前のこと。大切なのは、わかろうとする姿勢と努力がパートナーに伝わり、尊重されていると感じることです。でも一方で、相手のことは理解できても全てを受け入れることは難しいし、それだと自分が我慢したり気を付けないといけないことが増えるばかりで息苦しくなってしまうことも。パートナーの気持ちと同じくらい自分の気持ちも大切。このカップルのように自分の気持ちを相手に伝わりやすいように工夫して表現することも心地よい関係性のために必要なことだと思います。大切なのは思いやりの気持ちHSPのパートナーと過ごすことは‟大変だ”というマイナスのイメージも持たれやすい現代。しかし、実際にHSPのパートナーをもつ当事者Cさんへのインタビューを通じて、お互いがお互いの性質を理解し、負担が偏らないような工夫を凝らすことで素敵な関係性が築けていることがわかりました。HSPだからこういう対応をする、といった概念にとらわれず、互いが心地よく過ごすための思いやりの気持ちが重要なのかもしれません。みなさんは、この記事を読んでどのように感じましたか?コメント・監修者:吉田 亜里咲 (よしだ ありさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2016年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、心療内科、就労支援を経て、2021年よりカナダで依存症ケアを学ぶ傍ら、発達障害児の訪問支援に従事。2023年に帰国後COBEYAにカップルセラピストとして参画。日本人カップルをはじめ、英語を母国語とする異文化・国際カップルの課題解決をサポート。(MOREDOOR編集部)
2024年01月26日生まれつき繊細な人「HSP」HSP(エイチ・エス・ピー)は、「生まれつき感受性が強く、敏感な性質を持った人」を指す言葉で、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略称です。極めて(Highly)感じやすい(Sensitive)人(Person)という意味で、「敏感すぎる人」「とても繊細な人」と訳されています。米国の心理学者、エレイン・N・アーロン博士が1996年に出版した著書の中で提唱した概念であり、病気や障害ではありません。HSPの場合、視覚、聴覚、嗅覚などの感覚がとても鋭いために、少しの刺激でも強く反応し、さまざまな刺激を受けやすいと考えられています。参考書籍:ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。(エレイン・N. アーロン (著) ,冨田 香里 (翻訳))HSPの4つの面HSPを提唱したエレイン・N・アーロン博士は、HSPの人には以下の4つの面があるとしています。・深く処理する(Depth of Processing)その場の空気や人の感情を読み取る能力に長けているため、簡単に結論の出るような物事であっても、深くさまざまな思考をめぐらせる。・過剰に刺激を受けやすい(Over stimulation)外部からの刺激に敏感なため、五感で受ける刺激に対して過度に反応しやすい。物音や光、食べ物の味やにおい、気候の変化等に対して敏感に反応する。・感情の反応が強く、共感しやすい(Emotional response and empathy)周りの人の気持ちを敏感に感じ取り、深く共感する傾向があるため、過剰に同調するなど、相手の感情の影響を受けやすい。・些細な刺激を察知する(Sensitivity to Subtleties)他の人が気づかないような物音や光、匂いなどの些細な刺激にもすぐ気づく。HSPの特徴とよくある悩みHSPの場合、感度の高いアンテナを常に張っている状態だと考えられています。高感度のアンテナによって、さまざまな刺激を敏感に感じ取り過ぎるために、生活のあらゆる場面で、苦しい思いや悲しい思いをすることが多々あり、「生きづらさ」を感じやすいのです。また、ほかの人が気づかないような些細なことを感知する傾向があるため、周囲からは「細かいことを気にしすぎる」「神経質」などと思われて、理解を得られないことがあります。エレイン・N・アーロン博士によると、HSPは、全人口の15~20%、5人に1人程度と考えられていますが、HSPがない人の方が大多数であり、HSPについて人からの共感されにくいといわれています。そのため、周りに合わせようとすると無理をすることになり、消耗しやすくなります。さらに、「気にしすぎる自分がいけないのではないか」「自分がおかしいのかもしれない」と考えて、気持ちを飲み込むことも多く、自分に自信が持てなくなり、自己肯定感が低くなりがちです。HSPの場合、次のような悩みを持ちやすいと考えられています。・大きな音や強い光が苦手・小さな音や匂いも気になる・些細なことでも、深く考えすぎる・他人の言動に振り回されやすく、対人関係に疲れやすい・緊張しやすい・生活の急な変化に弱く、動揺しやすい・映画やドラマの暴力的なシーンが苦手・たくさんのタスクをこなさなければならなくなると、混乱することがある・忙しくなると、一人で静かに過ごせる刺激の少ない場所にこもりたくなる・「内気な人」「敏感な人」だと周りの人に思われているHSPを改善する方法HSPは医学的な概念ではなく、「心の病」や「障害」とは異なるもので、「治療する」「努力して改善する」というものではありません。しかし、「自分は何に困っているか」を知ることで対処することができる場合があります。HSPの場合、敏感で繊細なのは、偏桃体という脳の部位(感覚的な刺激に対して無意識的・反射的に対応する)の機能が、過剰に働きがちであるためだといわれ、それは、その人が生まれつき持っている「気質(特性)」であると考えられています。このような気質は、人に限らず鳥、魚、イヌ、ネコ、馬、霊長類など、100種類以上の動物に見られることから、「繊細さ」は、生き物の生存本能(生き残るための戦略)の一つであるともいわれます。つまりHSPは、先天的な気質です。精神疾患などとも異なり、「治療する」とか「努力して改善する」というものではありません。HSPを正しく理解して「うまく付き合っていく」方法を考えていくことが、「疲れやすさ」や「生きづらさ」を和らげていくことにつながります。HSPと発達障害との違いHSPと「発達障害」の違いについて、議論されることもありますが、HSPは状態像であり、その原因や背景はさまざまであると考えられます。実際HSPの中に自閉スペクトラム症などの診断基準を満たす人がおり、感覚の過敏性などの特性に重なりがあることが多いと考えられます。HSPは「診断名」ではありませんが、医学的な治療に関しては自分で判断せず専門医に相談すると良いでしょう。HSPの対処法HSPの場合、「自分は何に困っているか」を知って、その困りごとやつらさを取り除くために行動や環境を工夫して、自分に合わせた対処法を編み出すことが大切です。以下に、対処法の例をご紹介します。・刺激の少ない環境に身を置くことで、刺激そのものを避ける。苦手だと感じる人、負担を感じる相手とは距離を置き、自然体でいられる人間関係を大切にする。・刺激を受けたとしても、その後の行動は、自分で決められることを知っておく。・外からの刺激(物音、光、匂いなど)に対しては、和らげるアイテムを活用する。耳栓で雑音をシャットアウトする。イヤホンで好きな音楽を聴く。周りが見えすぎないようにメガネをかける。メガネの度を下げる。寝るときにアイマスクをする。マスクで鼻を覆う。肌触りのいい素材のものや、締め付けすぎず、心地よいと感じる服を身に付ける。「HSPかも」と思ったら専門家に相談するHSPは、「精神疾患」や「障害」とは異なり、医師が診断できるものではないため、制度としての合理的配慮の対象とはなりません。(職場や学校の理解があれば刺激への配慮なども可能になる場合もあります)しかしHSPの場合、感覚刺激に対する脆弱性から、日常生活に支障が出たり、ストレスが高じて心身に不調をきたす人もいます。日常生活や心理面、体調面について、自分一人では対処できないような状態になったときは、カウンセリングを受けることや、病院で適切な診断と治療を受けることも必要です。まとめ生まれつき繊細なHSPの場合、少しの刺激でも強く反応してしまうため、「心が疲れやすい」「生きづらい」と感じることが多いかもしれません。しかしそれは、一生涯変わらない先天的な気質ですから、「努力して改善しよう」と考えるよりも、「正しく理解してうまく付き合っていこう」と考えていくことで、「疲れやすさ」や「生きづらさ」を和らげていくことが大切です。
2022年11月27日「HSP」という言葉を最近よく耳にするようになりました。HSPとはHighly Sensitive Personの頭文字を取った言葉で、人一倍繊細な心を持った人を意味するそうです。ネットや本など、今ならどこででも手に入る情報ですが、私自身がHSPと知ったのはごく最近のこと。これは自分が、世の中に5人に1人はいるという「HSP=繊細さん」だと知ったときのお話です。★関連記事:「お前は使えない」ダメ人間だと思っていたら、HSPでした自分の意見より周りの意見を重視私は自己肯定感がとても低い人間です。それは小さいころからの積み重ねに加え、元夫からモラハラ気味に「おまえはダメ人間」と言われ続けていたため、どんどん加速していきました。何かで失敗したらすべてが私のせいだと思い悩み、時には子どもが遠足の日に雨が降ることすら「私の日ごろのおこないが悪いから」と落ち込むほどでした。もともと考え方や物事の捉え方が人とズレていると感じていたので、あまり自分の意見を言うことは得意ではなく、「周りの皆さんがいいと思うように……」と考えて生きてきました。それが自分の本当の心の声を聞く耳を塞いでいるとは夢にも思いませんでした。周り主体で生きていたため、自分の限界に気付くことができず、フラフラになるまで仕事をしてしまうことも幾度となくありました。気になることは考え出すと止まらない!HSPの特性として「ささいなことでも深く考える」ことが挙げられます。日常のささいな言動も、気になるとあれこれ考え出して止まりません。いろいろな思考が頭の中を駆け巡ります。例えば、スマホで友だちからの着信を見付けたとき。直前にかかってきたものならすぐに折り返せるのですが、しばらく過ぎた着信だと「今はごはんを作ってて忙しい時間かな?」「でも電話をかけてきたのだから、急ぎの用事かも」「でも急ぎならもう一度かけ直してくるかな」「1回で諦めたのは、もう用事は済んだからかも」と、相手の状況を考え出して止まらなくなり、結局いつまでたってもかけ直すことができません。これと同じでLINEもなかなか返信しづらい場面に遭遇します。このころは自分が「繊細さん」だということも、はたまた「繊細さん」というくくりの人たちがいることも知りませんでした。自分は面倒で変な人間。もっと人と同じように考えて、同じように生きたい。そう願っていました。「HSP」との出合いHSPという言葉を初めて目にしたのは、SNSでした。なぜその投稿が表示されたのかはわかりませんが、たまたま手が触れて投稿が開き、内容を読んでビックリ!「あれ? これって私のことじゃない?」そのまま「#HSP」で検索し、いくつも出てくる投稿を読み進めていくと、自己肯定感が低いこと、うそを見抜けること、必要以上に物事を深く考えることなど、その特徴として、読めば読むほど自分と同じようなことが書かれていて驚きました。つらいと思っていたことや疲れやすいことなどの理由も知ることができ、同時に私は普通だったのだと安心できました。今までガチガチに絡まっていた糸が、少しずつほどけていくような、苦しさから解放された感覚だったのを今でも鮮明に覚えています。まとめ私の頑張り過ぎてしまう性格はHSPに由来しているのだと知りました。今までの人生、全速力で生きてきた感覚があるのもこれで理解できました。40代も後半に差し掛かり、残りの人生は自分の気質を理解して、のんびり生きようと思います。今まで悩んでいたことがうそのように晴れるわけではありませんが、少しずつ自分に意識を移して自己肯定感を上げることを目標に、この先も生きていこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著者/くらげ(46歳)23歳社会人、専門2年、高2の娘を持つシングルマザー。本業の他に収入を増やそうと始めたWEBライターだが、時間の使い方がつかめず悪戦苦闘している。【自由と安定】を求めて絶賛精進中。
2022年10月30日私の周りにいるママたちはみんな、「下の子は育てやすいよ」と言います。インターネットで検索しても、下の子は育てやすいという記述が多い印象がありました。わが家は1歳1カ月差の年子で、下の子が生まれたときには上の子もまだ手のかかる時期でした。そんな状況で生まれたわが家の下の子も、育てやすいタイプだったと感じたことをお話しします。 よく眠る新生児期次女出産時はまだまだ長女も手のかかる時期で、次女がどういったタイプの赤ちゃんなのかが今後の育児の大変さを左右すると思っていました。出産予定日を超過して生まれてきた次女は、よく眠ってくれる子でした。 育児書がまったく役に立たず、ずっと泣いていた長女の育児を経験したこともあって、なんてよく眠ってくれる子なのだと感動したのを覚えています。しっかり母乳も飲んで排便もスムーズで、よく眠る子だったので、ひとまず安心しました。 育児書通りの赤ちゃん次女は新生児期を過ぎても育児書通りに発達していきました。寝返りやハイハイ、つかまり立ちなどの発達面や普段の育児でも特に気になることもなく、順調に成長していく次女。私のなかで非常にありがたかったのが、泣いているときに抱っこすると泣き止むことでした。 長女は何をしても永遠にギャン泣きする子で、抱っこしても泣き止むことがありませんでした。そのことで育児に対するモチベーションが下がっていたことも、次女が育てやすいと感じることの大きな要因だったと思います。 1歳になった現在の次女1歳3カ月になった次女ですが、もう自我が芽生えてきていてかなり主張するようになりました。嫌なことはイヤイヤと首を横に振りますし、やりたいときは「うんうん」と言いながら首を縦に振ります。 私にとっては、そうした主張もわかりやすくて育てやすいなと感じるポイントです。また、これは個性の1つかもしれませんが、とても愛嬌があって甘えじょうずなところも育てやすさを感じます。 下の子は育てやすいという話は、わが家の場合は当てはまっていました。わが家では長女がかなり手のかかるタイプの赤ちゃんだったこともあって、次女の育てやすさをすごく感じました。ただ、これは現段階での話であって、これから先成長していくにつれてまた変わっていくかもしれないですが、何があったとしても2人の成長をあたたかく見守っていこうと思います。 監修/助産師REIKO著者:雨宮春季13カ月差の年子姉妹、1歳児と2歳児の母。前職の看護師を辞めて現在は育児に専念中。次女が重くなってきて2人を連れての外出に限界を感じてきた今日この頃。最近は家に引きこもりがち。
2022年02月23日HSC子育てママに向けサービスを展開する「こころバンク」(所在地:大阪府豊中市、代表:東 相勲)は、HSC(Highly Sensitive Child)子育て中のママのストレスや悩みを軽くするプロジェクトを、クラウドファンディングサイト「READYFOR」にて2022年2月28日(月)まで実施いたします。プロジェクトイメージ「READYFOR」クラウドファンディングサイト ■プロジェクト背景こころバンクのメンバーの1人、アイ先生のお子さんもHSCです。育てているうちに、ママと離れない、登園の際は「ママと一緒にいたい」と、2年間毎日大号泣。アイ先生は自分を責め、とても悩みました。誰かに相談しても、誰もHSCのことは理解してもらえず、逆に「あなたの育て方がダメ」「もっと厳しく育てなきゃ」と責められる始末でした。そのため、ずっと1人で抱え込んでいたそうです。アイ先生は今になってこうつぶやきました。「あの時、HSCの知識がもっとあって、ただただ共感してくれる誰かがそばにいたら、どんなに救われたことか…」私たちの原点はこの言葉です。私たちの活動を通じて、あのアイ先生のうぶやきが叶えられたらと願います。■特徴*こだわり・強みHSC子育て中のママに向けてインスタやYouTubeで情報を発信するのですが、その際に心掛けていることは、他の本やSNSに書いてない、実体験に基づいた情報を発信しています。実際にHSCを育てている現役ママのアイ先生のうまく行ったこと、失敗したこと。時にはHSCさんに実際にインタビューをして、生の声を届けることにこだわっています。*HSCママの発散の場HSCさんを子育て中のママは人には言えない悩みが出てきます。HSCの特性上、周りに言っても理解されないことも多いのです。ですので、こころバンクのサービスではカウンセリングも行なっています。私たちはHSCの専門家として、じっくりとママの悩み、ストレスを受け止めています。*無料メールマガジンについてこころバンクのサービスの一つに無料のメールマガジンがあります。メルマガ名:「ザ センシティブ」このメルマガではクスッと笑えるエピソードや、HSC子育てのコツ、他のママのお悩みシェアといった盛りだくさんの内容で、週に3回~4回ほど配信しております。誰でもお申し込みできますので、ご興味のある方は下記よりご登録ください。※過去の記事は↓こちらから お申し込みは↓こちらから ■リターンについて3,000円 :お礼動画 こころバンクよりあなたに向けて動画にてお礼メッセージをお届けします。15,000円 :動画「HSCさんの言ってはいけない× 言って良い○言葉/態度」をお礼と共にお届けします。300,000円:「こころバンク」の2人があなたの下に伺います。講演・カウンセリング・座談会などで私たちの時間を好きにお使いください。■プロジェクト概要プロジェクト名: HSC子育てママの悩みをちょっとでも軽くしたい!!期間 : 2022年1月28日(金)10:00~2月28日(月)23:00URL : ■会社概要商号 : こころバンク代表者 : 東 相勲所在地 : 〒561-0855 大阪府豊中市野田町33-14-103設立 : 2021年6月事業内容: HSC子育てママ向けコンテンツ販売・カウンセリングURL : YouTube : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月08日「HSPがHSCを育てています」最終話。前回、カウンセリングを受けたユキミさん。先生から言われた言葉に自己肯定感が爆上がり! さらに、夫についても「愛情があるなら大丈夫」と、先生。すると幼少期の淋しかった気持ちを思い出しつつも、いろいろなことに気付いたユキミさん……。そして、いよいよ最終話!Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」最終話前回のお話でカウンセリングの先生は、夫が息子に寄り添ってくれないとこぼした私に、 「できている私がすごい、そう思ってね」 と言った。 「パッカーン」と頭開ける一言だった。 なんだかずっと「私はなんて面倒くさい子どもだったんだろう……」ってずっと好きじゃなかった私の幼少期も丸ごと救われた言葉だった。 「誰だってできて当たり前じゃない」「できてるときがすごいとき」そう言ってもらえると、できなかったときの落ち込みが減る。 さすが先生。 私はいつの間にか、毎日母と子だけの世界……っていうワンオペ育児で闇に陥っていたのかな。夫はどう息子と向き合いたいのか、どうやって育てたいのかちゃんと聞けてなかったのかもしれない。もし夫が「やらない」のではなく「できない」のであったら、私はちゃんと夫のできない理由を聞けていただろうか。自分の主張ばかりで、夫の意見にまったく耳を傾けてこなかったような気がする。 私もどこかホッとできる場所が欲しかったな。 「こういうことが嫌だったんだね」「いつでも話を聞くからね」そんな場所が……。 そして、夫と話をすることにした。 夫には何度か生い立ちの話をしていたが、自分の中にある物事敏感な感覚については多分このとき初めてキチンと話したと思う。 相手に「伝える」ということを意識して話したのはきっとこのときが初めて。 夫はHSPとHSCを「理解」はできないけど、「そういう人がいる」という「認知」はしてくれた。 理解はできなくても、そういう考えがある、そういう人がいる、その気持ちを私も忘れないでいきたい。 夫に対して、過剰に「理解してほしい」という気持ちを持たなくなった。 分かり合える人がそばにいることは奇跡なのかもしれない。 育児を乗り越えるヒントをくれたきったん。私の小さい頃からずっと蓋をしていた気持ちを思い出させてくれたきったん。 こんなにも近くで私を励ましてくれる存在は他にいないと思う。 息子を育てなかったら知らないこと、出会えなかった人、たどり着けなかった考えがいっぱいあった。 きったんのおかげで今の私があると思う。ありがとう。 カウンセリングで、夫の「やらない」は「できない」であることに気付かされたユキミさん。 さらに、「分かってくる人ともそうじゃない人とも関わることがきったんにとって大切、ただそれは帰れる場所があってこそ」だと教えられ、深く納得します。 夫にもきちんと自分の気持ちや考えを伝えました。それからはなんでも分かり合えるわけではないものの、夫はまたよき育児のパートナーに。 カウンセリングの先生などの素敵な出会いや考えにたどりつかせてくれたきったん。 自分の近くにきったんという心強い分かり合える存在がいる。 きったんのおかげで今の私がある……。 きったんの母になれたことの幸せをかみしめるのでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2022年01月15日「HSPがHSCを育てています」28話。ユキミさんと息子のきったんは、細かいことが気になるタイプ。だけど夫は細かいことを気にしないタイプ。生活しているとあらゆる点で夫が2人を理解してくれずユキミさんのイライラは募るばかり。悩んだユキミさんは、ある日、メンタルクリニックを受診。すると医師から衝撃の発言が……!?Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」第28話息子の育児で夫と意見がぶつかり合うことが増えた。それは私たち夫婦が、HSPと非HSPだから……? 「気になるって、気にしなければよくない?」夫がよく言う言葉である。きっと多くの人は「うん、その通り」とうなずけるだろう。私もその言葉にならいたいが、なかなか細かいことが気になるので、難しい。 そんな「気になる気になる」性格な我々。私と息子のきったん。なかなか双方の気持ちが理屈で通じ合わない私たち夫婦、そして親子は、一緒に行動するとこんなことがよく起こる。 「HSC」この言葉の存在が大きすぎて、私はとても頭でっかちになっていた。 そして夫に対して、 どうして敏感な子のマニュアル通りに動いてくれないの!?HSCのことを書いてある本は読んだの!?読んだならどうしてその通りに動けないの!? そんな不満ばかりが増えていった。 そこで私はある行動にでた。 夫が、どういうことか分かっている……? と母がぼやいていたのを思いだした。 できている私がすごい! こんなこと誰にも言われたことがなかったし、当然思ったこともなかった。カウンセリングで先生にこう言われたとき、頭がパッカーーーンって割れる感じがしたよ。 今まで必死に「育児!」「母親!」「できなくちゃ!」なんて固まっていた頭が割れた感じがした。 そしてこの先生はこの後、もっともっと大切なことを教えてくれたんだ……。 その話は次回、最終話で! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2022年01月14日「HSPがHSCを育てています」27話。無視されたことがきっかけとなり、夫と話し合うも、「苦手なことばっかりでどうすんの」「食わず嫌いはわがままだ」と主張。訓練ではどうにもならないと伝えるユキミさんの声には耳を貸しません。日に日にぶつかる2人。そんなとき夫が……。Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」第27話前回。無視をされた怒りは収まらんがちょっと冷静になってきたとき、夫に話を切り出してみた。 夫がいつの間にかお昼ご飯を作ってくれたのだが、しかしメニューがきったんが食べるか非常に賭けであるお好み焼き……! 具が混ざったもの、ソースがかかったもの、普段あまり食宅で見かけないものがNGだったきったん。 しかし、実は夫、息子が生まれてからこのときまで約2年の間ずっとこんな調子だったわけではない。 最初は違った。 どうしてこんなことになってしまったのだろう。分かろうとしない夫が悪いのか、HSCとして育てている私が悪いのか……。ようやく育児の進むべき道が見え、明るい毎日が待っていると思っていたのに……。 「文句があるなら食べなくていい!」「食わず嫌いはわがままだから!」「この先ろくな大人にならんぞ!?」 夫の本音を知り、ユキミさんの目には思わず涙が……。 どうして夫には分かってもらえないのだろう。 悩んだユキミさんは次回、カウンセリングを受けにいきます。そしてこのカウンセリングがユキミさんにとって大きな意味を持つことになって……!? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2022年01月13日「HSPがHSCを育てています」26話。週末、家族3人で買い物へ。すると息子きったんは、ユキミさんのバッグを夫が持っていることを指摘します。夫が抱っこを変わろうとすると、きったんはユキミさんがいいと言って拒否!不機嫌になる夫。そしてついに夫は……。Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」第26話 人だかりの中で癇癪を起したとき。 夫は私の横にはいてくれず、スーッと人に紛れて離れて行ってしまった。 息子が2歳前の頃の出来事なので、3年以上まえのことなんだけど今でも鮮明に覚えている。人間ショックだったことって動画で記憶に残るなぁ……。 日々頭の中が忙しい我々と違い、夫の思考はとてもシンプル。我々の感じる「なんとなく嫌」みたいな感覚が夫にはないようだ。 突然号泣するきったん。授乳室には行けないので、夫に車の鍵をもらいたいと夫の方を見ると、夫はまさかの無視! 聞こえなかっただけなの?でもどう見ても私たち困ってるよね。なんで一緒にきてくれないの? 孤独を感じるユキミさん―。 そしてその日の夜、きったんが寝た後、夫に無視したことについて問いただしました。すると、 「だってさ、俺することなくない?」 と夫。 すること……とは?? 夫は何か物を申したい様子。 夫は何を考えてる? 次回、そんな夫が口を開きます。まさかこれが引き金となり、夫と亀裂ができてしまうことになるとは、このときのユキミさんは知るよしもありませんでした……。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2022年01月11日「HSPがHSCを育てています」25話。HSCのことを知り、HSCについて学んだことで、育児に余裕が生まれたユキミさん。実母も本を買って読んでくれたので理解してくれた、あとは夫だけ!そう思い、夫に本を渡します。これで育児はもっとラクになる、そう思っていたユキミさんでしたが、実は本当のユキミさんの戦いはこれからだったのです。Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」第25話前回、自分の過去を思いだして、やっと息子きったんの気持ちが分かった私。 HSCに関する本を読み、きったんへの理解が深まってきたと感じているユキミさん。育児にも反映させることで、育児がラクになったように感じてきました。 夫もHSCを理解して、夫婦で協力しあえば育児はもっとうまくいく! そう思って夫に本を渡しますが、夫は本をパラパラ見ただけで閉じてしまいます。 せっかくこれから育児はもっとうまくいくと思っていたユキミさんですが、これから別の戦いが始まるのでした……。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2021年12月30日「HSPがHSCを育てています」24話。敏感で好き嫌いの多い息子きったん。子どもの頃を振り返り、自分もHSCだったんだなと気付いたユキミさん。幼い頃、母に話を聞いてもらえなくてつらかったことを思い出しました。そしてきったんの涙の意味に気が付いて……!?Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」第24話前回、13個以上あてはまるとHSCの可能性があるというチェックリストでセルフチェックをすると、 その後、自分もHSP診断をしてみたら、なんだか幼少期のことをフッと思いだした。今まで昔の自分、ましてや小さい頃のことなんか思い出したこともないのに。 息子を育てていて「こんな大変な子どこにもおらんぞ!!」と思っていたけど、ここにいましたがな~! 超身近にいましたがな~。 私もカレーや煮物とか、具が混ざってる食べ物嫌いだった。お店の中でいきなり大きな音で流れてくるBGMやアナウンスが苦手だった。肌触りが悪かったり、着心地の悪い服は苦手だった。 でも。それを母や周りに言えなかったんだよね。怖くって。母に嫌な顔をされる。弟と比べて「あんたは…」ってがっかりされる。 本当は「私はこういうことが嫌だよ」「これが苦手なんだ」って話をしたかったし、聞いて欲しかった。 小さい頃の自分の気持ちを思いだしてなかったら、きっと、こんな見方はできなかった。「なにがそんなに気に入らないの!」って、実母と同じ気持ちになっていたと思う。 きったんの自我が出るのがもう少し遅くて、私の態度や言葉をしっかり分かる時期だったらどうなっていただろう。私のこんな気持ちに気づいて、私の幼少期と同じように、親に自分の気持ちを言えなくて黙ってやり過ごすことになっていたかもしれない。 HSC、HSPは研究が進んでいるといわれているものの、医学的概念ではなく、まだまだ専門家によっていろいろな見方があるようだ。でも、 「息子はわがままなのではなく、ひといちばい敏感なだけ。」 そんな可能性があること、そんな性質があることを知れたことで助けられた親子がここにいる。HSC、HSPを知らなければきったんの癇癪や、駄々をこねている理由なんて考えようともしなかった。自分を振り返ることもなかった。 ずっと、買った服を嫌がるならどうやって着せたらいいか、好き嫌いをするならどうやったらなくなるか、どうやったらできるかばかり考えていたよね。 「気持ち悪いかも」、「嫌なのかも」、「苦手なのかも」、なんて考えたこともなかった。自分だってきったんと同じ年頃の頃、世界が苦手で溢れていたのにね。 HSC、HSPって言葉に出会えなかったら、自分の幼少期にきったんのイヤイヤを理解する鍵がこんなにも転がっていたなんて、気づくこともなかった。 私も大人になって、いつの間にかいろいろなことが気にならなくなって、気になる人の気持ちをすっかり忘れてしまっていた。 人の痛みに鈍感になってしまうのは嫌だよね。 思い出せてよかったな。 ◇◇◇ 息子きったんのことが全然わからないと思っていたユキミさん。実は一番身近な仲間だったということに気が付き、きったんの気持ちがわかるように。 HSC、HSPという言葉との出会いによって、ようやく、ユキミさんの育児の新しいステージが幕を開けるのでした。 ※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2021年12月20日「HSPがHSCを育てています」23話。敏感で好き嫌いの多い息子きったん。HSCとHSPのことを知り、自分の幼少期を振り返るユキミさん。思えば自分も苦手なものや嫌いなものがたくさんあった。けれど、それをお母さんに言うと、お母さんは必ずある反応をして……!? つらかった子ども時代を思い出すのでした。Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」第23話前回。セルフチェックで息子のHSC診断をしてみた私。チェックを進めていくうちに「あれ? これ、私も当てはまりそう」というものがちらほら。 そして私もチェックしてみたくなった。 ※HSP=Highly Sensitive Personの略 そんな私の幼少期。じゃあ。そんな不満や好き嫌い、私はどうしてたかって話ですよ。 実母発狂!!! ブ・チ・ギ・レェェェェ!!!! 超怒られた。 親になにか訴えたら叱られる。そう思ってた。親になったいま、「こんなとき実母はどんな心境だったの? 」なんてふと考えることもある。 たぶん叱られるのは変わらないな。 そもそも「ニオイなんて気になりませんけど? 」「車の揺れが違うってなに? 」と、気になる側の立場が分からなかったら、いちゃもんレベルにしか聞こえないだろう。食べ物や乗り物の他にも、日常でも苦手なことがたくさんあった。 いきなり出される大声。スピーカーから流れる大きな音楽。眩しい蛍光灯の光。 そんなとき「これ嫌だな……、これ苦手だな……」っていう、この不快感を誰かに聞いて欲しい!! そして私が聞いて欲しかったのはいつもお母さんだった。 でも…… 何度も怒られてきたから分かる。「お母さん、いまから私を怒るな……」って顔。「いま私が言ったひとことが嫌だったんだろうな……」って顔。もう、この顔をされたら自分の話なんか到底できる気持ちじゃなかった。自分の気持ちを聞いてもらうより、母の機嫌が治る方が優先だ。母の機嫌が悪いこと以上に怖いものもないし、嫌なこともない。実母は母親(私の祖母にあたる人)に恵まれなかったせいか、理想の家庭像をひと一倍強くもっていた人である。 「自分が幼少期満たされなかった分、子どもはいっぱい愛情で満たしてあげるんだ! そうすれば、素直で明るくて子どもらしいおおらかでいい子になる!」そう信じていた。でも、娘である私はどんなに手を掛けたって何かしら不満を言う。せっかく旅行に連れていったって、子どもらしくはしゃがずにブチブチと暗い顔をしている。実母にそのときの心境を聞くと、 「母としてこんなに頑張っているのに、娘はどうしていつも文句ばっかり言うんだろう。いつになったら素直で明るい子になるんだろう。そんなに私のやることがいけない?私の育児が間違ってる?」 と思っていたみたいだ。「お母さんの何がそんなにそんなに気に入らないの!!」そういえば、実母からよく言われていた。私が「あれが嫌だ」「これが苦手だ」なんて話しかけるたびに、実母は娘である私から母として至らないと言われ、責められる気分だったんだろう。今だったら分かる。実母が私の話を聞きたがらなくなったこと。 怒られたくなくて、嫌われたくなくて、母に笑っていてほしくて「なんでもない」と言った。 もう、母には頼れない、幼いながらにそう思った。余計なことは言わない、余計に動かない、じっと。ただ毎日なんとかやり過ごしていた。 そして私が5歳のとき弟が生まれた。弟は母の望む子どもそのものだった。 明るい!素直!!子どもらしい!!! 生まれたときから寛容でおおらかでやさしい男の子。 細かいことがすぐ気になり目について日々振り回されて頭の中が忙しい私。本当は明るくておおらかな女の子になりたい。(ちなみに今も理想はこんな女子だが、微塵もかすらない) でも苦手なものはなくならない。直したいのに直せない。気にしたくなくても気になってしまう。相変わらず普段と違う場所や、ニオイなんかにも敏感だ。 でも、そんなことを口にしても誰からも好かれないし、誰も聞いてくれない。それが分かってたから黙ってた。余計なことをしないようにした。そんな私を見て、母はこの頃から「大人しいから育てやすいわ。ユキミもお姉さんになって落ち着いたのね。」と思ってたんだって。 ◇◇◇ 幼少期を振り返り、実母に嫌われたくなくて、苦手なこと、嫌いなことも黙ってやり過ごしてきたことを思い出したユキミさん。 「本当は話を聞いて欲しかった」 自分の気持ちにも気が付いたユキミさんは、きったんの気持ちにも目を向けました。すると……!? ※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2021年12月15日「HSPがHSCを育てています」22話。敏感で好き嫌いの多い息子きったん。ネットで子育ての悩み相談を見ていると、「きったんのことか!」と思うような悩みに遭遇します。そして、回答者の返答で「HSC」という言葉を知ったユキミさん。その後、HSCについてとことん調べ、HSC診断チェックリストを見つけるのでした。はたしてきったんは……!?Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」第22話※HSCチェックリストはエイレン・アーロン博士が開発しました。エイレン・アーロン博士はトロントのヨーク大学で臨床心理学の修士号を取得し、1991年には先天的に高い敏感性を持つ気質特性の研究を開始しした敏感性の研究のパイオニアといわれています。なお、あてはまる項目が13個以上ではなく1つか2つだとしても、それらが非常に強くあてはまると感じた場合はHSCの可能性があるとされています。 これはいまでもあるなぁ。服が濡れるとかもう、水がペッととんだくらいでもアウト。 そんなこんなでドンドコ進むぜ、HSCチェック。冒頭のチェックタイトルには「チェックの数が13個以上だとHSCの可能性あり」とな。 そしてわが子は……! 気づくから泣くし、気になるから泣くし、なるほどねぇぇ。子育てのしんどさに「子が敏感である」が関係しているって、初めて知った。 「1人目だから神経質に育てちゃったね」「お母さんが気にし過ぎじゃない?」「敏感な子に育てちゃうと大変だよ」 こんな言葉。 全部真向から受け止めてたから苦しかったよー。だから「生まれつきだよ~」なんて言われたら涙腺揺るんじゃう。息子がいま泣いているのはすべて私のせい。息子が困っているのは私の育て方のせいだと思ってたもん。 息子を育てて5年。そんな彼の性質に早く気づきたかったなぁ。 そして息子のHSC診断をしていると、ちょいと私も思うことが。 これ、私にも当てはまらん?と思うことが多々。 びっくりすること大嫌いだし、靴下とか服の袖が濡れたらもうテンションだだ下がり。枕とか変わったら全然寝れないし、チクチクする服嫌い。 こうやって客観的に見てみると、私も息子の不快が分かる気がする。 でもHSCって、Highly Sensitive Childの略よな?チャイルドではない大人はどうなの? と首をかしげていると……。 ※HSP=Highly Sensitive Personの略 ユキミ、HSPを知る。 実は私もこれをきっかけに自分のことを知るようになりました。当時30歳。30年間生きてきて、自分がどういう人間か初めて知りました。20数年間の私、なんだったのか。 ◇◇◇ 「HSC」のチェックリストを見つけてきったんを診断してみると、HSCと思われる結果が。そして「ひといちばい敏感なのは生まれつき」という言葉に安堵するユキミさん。 さらに、大人用の「HSP」があることを知り、自分が子どもの頃を振りかえります。 すると次回、あることに気づきます……。 ※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2021年12月08日「HSPがHSCを育てています」21話。敏感で好き嫌いの多い息子きったん。実母の「今の親は子どもになめられてる!」という持論を思い出し、厳しくきったんに接するユキミさん。しかし結果は……。そんな途方に暮れてネット検索をしていると、ユキミさんの子育てを大きく変えるある言葉に出会います……。Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」第21話前回。 実母との話を思い出し、「これじゃいかん」と、私はこの日を境に心を入れ替えた。「厳しくいこう! わが子の将来のためにも、もうすぐ2歳になる今、しっかりと正しておこう!!」 そして、真夏の「息子が外出時に帽子をかぶらない問題」をなんとかせな! と、私が奮闘していたときのことである。 でも、「子どもに噛まれた…」って人に相談しづらい。 かといって、息子の言うことを聞いたら「わがままを許した」ということになってしまうのではないだろうか……。 育児ってこんなお互い苦しいものなの?こんなお互い苦しまないと、健全な親子の関係って得られないの??こんな声を荒げてないと、子どもを立派に育てられないの??? とある育児のお悩み掲示板。私の育児に、初めて光が見え始めたきっかけがここにあった。 みんなと同じ育児ができなくて、息子のわがままが自分のしつけの責任と悩んで、そんな私がたどり着いたひとつの言葉。 「HSC」 この言葉に息子の育児だけでなく、まさかある人も救われることになるとは……。 ◇◇◇ ようやくタイトルの言葉にたどりついたユキミさん。初めて知った「HSC」について、とことん調べ始めるのでした。次回、HSCのチェックリストを知ることになり……!? ※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2021年12月01日HSP/HSC(Highly Sensitive Person / Child ハイリー・センシティブ・パーソン/チャイルド*1)に関するセミナー・コンサルティング・イベント等を提供している、株式会社サステナミー(神奈川県横浜市、代表取締役社長:皆川公美子)では、運営する「HSP提唱者アーロン博士の監修映画日本公式サイト」において、オンライン映画の視聴チケットを贈ることができる「ギフト機能」を追加いたしました。HSP提唱者アーロン博士の監修映画日本公式サイトより当社では、新型コロナ以前に東北~九州の各地で、HSP提唱者であるアーロン博士監修HSP映画の上映会を開催し、これまで1,000名ほどにご参加いただきました。今年6月からは、コロナ禍でも映画を観られる環境をと日本公式サイトを立ち上げ、3つのHSP映画をオンラインで視聴いただくことが可能になっています。新型コロナによるライフスタイルの変化により、依然としておうち時間が長くなっている昨今。自宅で、オンラインで、映画を楽しむことが以前よりも増えてきました。そうした中で、HSP映画に対して感動の声をいただくと共に、「この映画をあの人に届けたい」という声を多数いただくようになり、このたびの機能追加に至りました。この数年、日本国内では、当事者の納得感により急激にHSPの知名度が上がり、NHKはじめ民放などでも特集が頻繁に組まれるようになっています。ロンドンブーツ1号2号・田村淳氏がTOKYO MXTVで特集したほか、オリエンタルラジオ・中田敦彦氏、ピース・又吉直樹氏、勝間和代氏も自身のYoutubeでHSP連続特集を取り上げるなど、著名人による発信も見受けられるようになっています。当社ではHSPという気質を知る最初の一歩として、HSP提唱者であるアーロン博士監修であり、Amazon歴代ドキュメンタリー部門TOP30入り*2も果たした作品を、まずは気軽に楽しんでいただきたいという想いから、HSP映画日本公式サイトの運営や映画字幕制作に携わってまいりました。ホリデーシーズンのギフトに、「エンタメを通じて自分らしさと向き合う時間」を贈り合い、おうち時間の充実を叶えるプレゼントとしてぜひご活用ください。サステナミーでは今後も、HSP/HSCの認知度向上と共に、HSP/HSCが体現する心理的安全性を広め、多様性のある社会の創造に貢献してまいります。<ギフトチケット購入方法> ※3作品すべてに対応しています。 より購入レンタルサイト画面1↓購入レンタルサイト画面2↓購入レンタルサイト画面3【*1】HSPとはHighly Sensitive Personの略(HSCはHighly Sensitive Child)で、生まれつき敏感で、周りからの刺激を過度に受けやすい人のことを指します。1996年にアメリカのアーロン博士が発表した学説に基づくもので、5人に1人(15%から20%)がHSPだと言われています。HSPは特性、神経系の特徴であり、治すべき疾病ではありません。また環境や教育によるものではなく、生まれつきストレスを処理する「扁桃体」が活発で、不安や恐怖を感じ取りやすい性質を持っているのです。しかしそのため、職場や家庭など生活の中で気疲れしやすいこともあり、生きづらいと感じている方が多いのも事実です。【*2】アメリカのAmazon社における実績となります。■会社概要商号 : 株式会社サステナミー(株式会社クミシュランより社名変更しました)所在地 : 〒225-0023 神奈川県横浜市青葉区代表者 : 代表取締役社長 皆川公美子設立 : 2016年9月事業内容 : HSP・HSCに関するセミナー・コンサルティング・イベント等提供サイトURL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月30日「HSPがHSCを育てています」第20話。敏感で好き嫌いの多い息子きったん。周りから「ダメな母」と思われてるんじゃないかと気にしはじめたユキミさん。実母が昔言っていたことを思い出して……。Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」第20話前回。 息子きったんのあまりのイヤイヤ期のすさまじさ。 公園からはなかなか帰らず、食事の時間は地獄。自分の言い分がとおらなければ床にひっくり返って大号泣。 そんなイヤイヤに私も、 「アラームが鳴ったら帰るよ」「ひとくちだけチャレンジしてみよう!」「そうかそうか〇〇がしたかったね」 そんなよく聞く「THEイヤイヤ期乗り切り術☆」なんて切り返しや提案をするもなにひとつ解決しないこの現状エヴリデイである。 私は昭和61年生まれ。そんな私の母である実母はバリバリの昭和育児実践者。父である実父もまた同様である。 よく昭和のアニメで観る、 「バカ野郎!! 」(げんこつ一発)「いい加減にしなさーい!! 」(数発のビンタ付)「そんな子は家にいらない!帰ってくるな!! 」(玄関締め出し) なんて台詞を幼少期から小学校高学年までひととおり浴びて育った私。 「昭和のしつけあるあるビンゴ」 そんなビンゴがあったらいち早く列がそろうくらいである。 そんな、「THE昭和の母」である実母。スーパーで見た親子を見て、ちょいと思うことがあったらしい。 ちなみに昭和最後、平成初期、その頃は「イヤイヤ期」なんて言葉はなく、「子どもの癇癪=わがまま」。わがままなので許してはならんもの、と言われてたんだとか。 「ちゃんと親子の上下関係ができていたら、子はわがままなんか言わない! 」「イヤイヤ期なんて、ただ子どもに言うことを聞かせられない言い訳」 これが母の持論だった。 「親が上、子は親の下」 絶対的な家庭権力の順番。これが私の両親の考えだった。子のいうことを聞くと親はなめられる。 子どもが親に意見や自分の考えを軽々しく口出すことは許されなかったし、たとえそれが正論でも、子が親に言うことは全て「屁理屈!! 」と叱られた。 私はイヤイヤ期の息子が訴えていることはわがままではなく「自我が出てきた証拠」、そう思っていた。 思っていたし、どこへ行っても「イヤイヤ期ね~、やりたいことはやらせてあげて」「お母さん大変だけど付き合ってあげてね」そう言われていた。 でも、もし実母の考え「子が親をなめている」「親だと思っていたら言うことを聞く」が正論だったとしたら? 実際に自分はそれで育ってきた。そんな私と弟を育てた母は以前、 と言っていた。(ちなみに実母はこの電話をしている頃には、イヤイヤ期という言葉を正しく認知してくれました。) 実母は子育ての結果が出ている。私も、弟もいい子である。 昭和の育児はどうなの?今の育児は「イヤイヤ期」って言葉に逃げてるの? 私、実母にどんなふうに育ててもらったっけ? このとき私は生まれて初めて自分の過去と向き合うきっかけができた。 ※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2021年11月20日「HSPがHSCを育てています」第19話。敏感で好き嫌いの多い息子きったん。前回、思わずユキミさんは初めて、小さなきったんに大きな声を出してしまいました。「毎日毎日私だってもう嫌だわ!! 」さらに、「周りからダメな母と思われるんじゃ……。」そんなことも気になりだして……。Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」第19話前回。 なにひとつうまくいかない育児が嫌になり、息子に初めて大声を出してしまったという話。 1歳半になり本格的なイヤイヤ期にどっぷり。イヤイヤ期は自我の芽生えって分かっちゃいるけど……。 今でこそ「手抜きは美徳」といわんばかりに己の手を抜きまくり日々そこその育児を心がけている私。 「食べたくなければ食べんでいいし、好き嫌いはいつかなくなるし、育児アドバイスは合う合わないあるっしょ」 息子が5歳の現在。こんな考えのもと毎日を送っている。 たぶん第3者から見たらかなり適当だと思う。 「さぼり過ぎ」 そう思われても仕方ないくらい適当である。 しかし、私も最初からそんな考えだったわけではない。食べなければなんとか食べるよう工夫を凝らし、好き嫌いがあれば離乳食の本を片っ端から作ってみた。 育児アドバイスは「正」とつくものは即実行。 ちなみに余談だが、離乳食の本は1冊まるごと全てチャレンジしてみたので、今でも離乳食を作るのはちょいと得意である。 でも……。 毎日喉がかれるほど声をかけていても子どもが言うことをきいてる姿が見られなければ、声のかけ方が悪い。 一生懸命離乳食を手作りしてたって、子どもが食べてなきゃ、味が悪い、工夫が足りない。 毎日その腕が許す限り抱っこをして子どもの話に耳をかたむける。でも子どもが癇癪を起せば、満たされてない、親の愛情が足りない。 一瞬。 その一瞬の結果だけで、「ダメ親」のレッテルを貼られてしまうんだよね、育児中って。結果が全て。 どんなに頑張ってたって、努力してたって、その姿は誰にも見えないから、見える結果しか見てもらえない。で、結果が出てなきゃ「ダメな親」。 逆に結果が出ればその過程がどうであれ、「よい親、素晴らしいお母さん」。それが世の中。 そもそも子育ての結果ってなに?結果が出るってなに? と思う。 「よい母」「ダメ母」とはなに? そんなことを考えたときにふと頭をよぎった言葉は「子は親の通信簿」である。これ、よく聞く言葉だよね。 「子は親が手をかけたら手をかけた分だけ、いい子になる」「逆に手を抜けば抜いたぶんだけ、子は荒れる」 だからお母さん頑張れ!手をかけたらその分返ってくるよ! そういう解釈の言葉だと思ってる。 息子がイヤイヤ期のとき、私はこの言葉に大分苦しめられていた。というか、自分で勝手に苦しんでいたのだ(笑) そんな私の母親としての通信簿。通信簿なのだから、つける人がいる、評価する人がいる。 じゃあその人は誰……? ◇◇◇ ユキミさんは、実母が言っていたあることを思い出します。それが、生まれて初めてユキミさんの過去と向き合うきっかけに……!? ※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2021年11月19日「HSPがHSCを育てています」第18話。敏感で好き嫌いの多い息子きったん。ある日、疲れていたユキミさんはきったんが機嫌よく食べられるように素うどんを作ります。しかし、たきったんは素うどんに大泣き大暴れ! 「何が嫌なの!?」ユキミさんのイライラはMAXに達してしまい―!?Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」第18話1歳を過ぎた頃から自我が強くなってきた息子。 生まれたときから寝ない、授乳がうまくいかない、人見知り。いろいろあったがなんとかやっていた。しかし息子1歳半。自我が完全に芽生え、イヤイヤ期に入った頃からどんどん要求が複雑になってきた。 「おっぱいをくれ」「眠たい」「おむつが気持ち悪い」「この場所or人なんかやだ」 息子が泣いている理由がそれだけじゃなくなっているのは、毎日一緒にいてよく分かった。でも、彼がどうしてそんなに泣いているのかは、よく分からなかった。 なんで好きな素うどんを出したら泣くの?なんで服を着せた瞬間、泣きながら脱ぎだすの? なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで なにか1つクリアした、と思ったらまた泣いてる。なんなの。なにがそんなに気に入らないの。 もう寝かしつけなんかしたくないゆっくり寝たい夜中何度も何度も起されたくない用意した服くらいすんなり着てほしい冷蔵庫にあるものでご飯を作りたい食べない離乳食のメニュー考えたくない夕飯の買い物くらいしたい出先でいつ泣くのかってドキドキしたくない周りからの冷ややかな目線も浴びたくない もういやだもういやだもういやだ 「子どもは泣くのが仕事」「まだ言葉がうまく出ないから泣くことで伝えている」分かっちゃいる。 でも、泣かれるたびに、 「あれが足りない」「これが足りない」「あれができてない」「これじゃだめ」 わが子にそう言われている気がしてしまう。泣かれると、できないことを責められている気がしてしまう。「ダメな母、もっとこうしたらいいのに」どこからかそんな声が聞こえてくる。 育児をしてると、欲も出てきた。いい母親に見られたい、という欲。 「あのお母さんはいいね」「あのお母さんは頑張ってるね」「あのお母さんはもうちょっとうまくできないのかね」 第3者にそう言われている気がする。常に見られている意識があるから、カッコ悪い姿になりたくない。スマートな母でいたい。 でもこのとき、私はもう育児をやめたかった。 もう誰にどう思われたってどうでもいい。 家のなかだったけど、そんな思いが溢れて息子に大きな声を出してしまった……。 ◇◇◇ 1歳半の息子に 「毎日毎日毎日毎日、私だってもう嫌だわ!!」「あああああああああ」 と思い切り声を荒げてしまったユキミさん。 次回、ますます「よい母」「ダメ母」のレッテルに苦しんでしまい……!? ※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2021年11月18日「HSPがHSCを育てています」第17話。前回、1歳半健診に望みをかけるも、息子きったんの普段の様子をみてもらうことができずに終わります。そして、目の前のきったんを見て、保健師さんはユキミさんにあるアドバイスをします。が、そのアドバイスがさらにユキミさんを追い詰めて―。Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」第17話 前回健診にて、「我が家の息子の癇癪大丈夫ですか?」と。なら結果は…… 「じゃあこの癇癪はいったいどこからきているのだろう……。」 と、どこか宙ぶらりんな気持ちである。息子の育児に対する悩みはまたふりだしに戻った。 それに加えてさらに……。 「お母さんがリラックスすることが大事!」「ゆったりしていたら子どもも穏やかになる」 保健師さんからさらに課題を命じられた気分である。しかしリラックスって言ったって……。 無理~!!!! そもそもこんなに泣いたりしなかったら、私だって穏やかでいられるよ!!ちなみに、息子はおんぶが大嫌いだった。 昔ながらのおんぶ紐や、抱っこ紐がおんぶ紐に変わるタイプも使ってみたがどれも背中をのけぞって大暴れ。 おんぶ、できん。 「首がすわったらおんぶ」「おんぶができれば家事がラクよ~」 なんて先人の知恵がこれまた使えなかった。 おんぶ、できん!! 息子が1歳半までの今日、手探りだがなんとかやり切ってきた毎日。しかしイヤイヤ期という壁に当たり、自分の力だけでは育児が限界になってきた。頼りにしていた1歳半健診も、欲しいアドバイスがもらえなかった。 「じゃあ何でこんなに泣くの?」「何がそんなに気に入らないの!?」 その疑問は消えないまま、また孤独な育児の道にひとり迷子になった。今まで頑張ってきた授乳、おむつ替え、寝かしつけ。抱っこして泣き止むなら、いくらでも頑張れた。 でも、1歳半の息子が泣いている理由はもう、そんな単純なものじゃない。息子は抱っこしてほしくて泣いているんじゃない。 与えるだけの育児じゃ、息子は泣き止まない。 じゃあ私にはもう頑張る手段がないじゃないか。母にはなにもできることがないじゃないか。1年半なんとかやってきた育児。1年半張り詰めていた緊張の糸が、ここへきて千切れようとしていた。 そんな息子との日々に限界が近づいてきた、ある日のことである。ちなみに、この日のことは今でもよく覚えている。 お昼にうどんを作った。おんぶで暴れる息子を背負いながら作ったうどんである。 普段はうどんに息子がなんとか食べてくれる具を入れ、多少だが栄養バランスに気を配る。そして「具はいらん、うどんだけ欲しい」なんて言いたそうな息子を終始盛り上げ豆腐やワカメ、しらすやニンジン入りのうどんを食べさせる。 が、この日は私にそんな元気はなく……。 確実に息子が機嫌よく食べる素うどんを用意した。 なのに……!! 息子は泣きだした。 今日は疲れてるからと、あえて息子が好きな素うどんを作ったユキミさん。が、その配慮もむなしく、「ちあう、ちあう、ちあうぅぅぅ!!」と泣きだすきったん。 「何がそんなに気に入らないの?」「毎日毎日何でそんなに泣くの!?」 ユキミさんのイライラもMAXに! 次回、イライラが極限状態のユキミさんは、とうとうあることをやってしまいます。 ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2021年11月17日「HSPがHSCを育てています」第16話。敏感な息子きったんの子育てに疲弊していくユキミさん。あるとき、1歳半健診がもうすぐあることを思い出します。「プロに相談できるから、きっと解決策が見つかるはず!」と期待に胸をふくらませました。が、しかし、健診でのまさかの事態にユキミさんも唖然……! いったいきったんになにが!?Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」第16話息子の「食べない」「寝ない」「癇癪」に限界を感じてきた私。 「もう、ひとりじゃどうにもならない……!!」となっていたとき、偶然にも1歳半健診が。「これはプロのアドバイスをいただけるチャンス……!!」と、全ての希望を1歳半健診へと託した。 ※1歳半検診→1歳半健診 息子は3カ月頃から人見知りが始まり、母以外全員NG道行く人と目が合っただけで号泣知らない場所へ行くと号泣 息子が乳児の頃の育児はこの 「人見知り&場所見知り」 によって、暗黒時代だったのだが、イヤイヤ期の訪れと共に、なぜだか人見知りは徐々に姿を消していった。 そして1歳半。 息子完全イヤイヤ期突入と共に、人見知りは終わった。 そして保健師さんにある程度息子のことを見てもらい、現状を相談する。 外面ーーーー!!! 年少の初めての個人懇談 「先生、どちらのお子さんの話してます…?」 と先生にボケをかましてしまったくらい。それくらい息子は外面がよい。 幼稚園に入りたての頃から「母がいいー!!」と先生を困らせることはあっても、思いどおりにならなくて癇癪を起したり、集団生活なんかやってられっか!と輪を飛び出したりなんてことは1度もないらしい。 家では、ブロックがうまく組めなくてすぐひっくり返って怒るし、私の買い物なんて3分しか付き合ってくれないし、あれやだこれやだ全部やだ、もうずっと息子のターンなんすけど。 そう、息子は人見知りが終わり、イヤイヤ期に入った頃から「人前だとそこそこいい子」だったのだ。 1歳半健診も、ハキハキニコニコ、積み木サクサク、はい、おしまい。 「え…!?(絶句)」 正直、私は複雑な気持ちだった。 だって息子がこの場だけお利口だって、積み木が積めたって、今私が困っていることはなにひとつ解決されないままだよ。普通に私、困ってるよ。 今日も決まったものしか食べず、この服は着たくないと脱ぎだし、靴も毎日同じ。遊びながらすぐ怒り癇癪を起こし、夜は30分おきに泣きだすんだよ。 積み木が積めたからって、指さしできたからって、母の悩みが解決すんのかよぉぉぉぉぉ!!! 逆に、積み木積めなくたって、指さしできなくたって、なにか問題でもぉぉぉぉ!!??(あらあら、もうただのいちゃもんになってきましたよ) 「迷える子羊な私に、なにかプロのアドバイスを……」と思ってすがる思いで行った健診での回答は、「息子の癇癪は私の焦りが通じてるから」「イヤイヤ期だから」だって。 じゃあ偏食は?身につけるものへの敏感さは?こだわりは?夜泣きは? で、私はどうしたらいいの!?どう解決したらいいの!? なんでこんなに大変なの?息子はただのわがままなの? また迷宮入り。 ◇◇◇ 期待した1歳半健診で解決策が見いだせず、振り出しに戻るユキミさん。 むしろ、1歳半健診で言われた保健師さんからのあるアドバイスに、次回、いっそう苦しむことになってしまいますー。 ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2021年11月16日「HSPがHSCを育てています」第15話。前回、ネット検索で得た育児情報をもとに、母ユキミさんはいろいろな育児方法を実践するも、息子きったんの子育てはいっこうにラクになりません。そんな追いつめられるユキミさん、今回、ようやくひとつの希望の光を発見します。その希望の光とは……?Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」第15話前回は、イヤイヤ期絶好調の息子。そんな息子の育児で行き詰った私。 って話。 育児書は本屋に平積みになっている人気なものは片っ端から手に取ってみた。ママ向けのウェブサイトで悩みを検索し、出てきた回答はすべてためしてみた。しかし、どれも実を結ばない。この頑張りはどこへ向かっているのだろう……。 もう、ひとりでは限界だった。答えが出ない、答えが欲しい。そう行き詰ったとき偶然にも運よく……。 息子のイヤイヤが始まってから初めての健診。 私は「1歳半健診にすべてをかけるぜ!!」ってな意気込みで臨むことにした。 重いな(笑)でもそれくらい追いつめられていたのである。 ※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2021年11月15日「HSPがHSCを育てています」第14話。前回、敏感な息子きったんの育児に行き詰りを感じ、藁をもすがる思いでネット検索で得た育児情報を片っ端から実践!さて、その結果、母ユキミさんと息子きったんに起きた変化とは……?Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」第14話前回。育児に行き詰った私は、暇さえあればネットでお悩み検索をかまし、解決方法が見つかりゃー片っ端から実践してたって話。 えっと……結果、 母の気力体力が消耗し、非日常を楽しむ心を忘れ、いろいろな選択肢が狭まっただけだったわ。 息子に変化はなかったけど、母には結構変化あったね。アカン方の。 ここでちょいと誤解をしないでいただきたいことが1つ。 食事療法も生活リズムのルーティーンも「効果ないで」と言っているのではないのです。専門家の方もいるし、そういった育児の専門書もある。砂糖を摂らない方がいい、という説はあながち間違いではないみたいで、シュガーハイなんて言葉もあったりする。1日の生活リズムはぐちゃぐちゃより、決まった時間の方がよいに決まっている。 ただ1つ、どちらも、ネットの1文を読んだくらいの素人さんがちょいと取り入れていいもんじゃないね!と思ったでやんす。 せめて専門書をじっくり1冊、できたら専門講師のお話を聞く。それくらいしっかりした知識を得てから始めるもんだわ。 さて。いろいろやってみたものの、相変わらず変化がみられない毎日。育児のつらさが減らない毎日。 どうして育児書の通りにやっているのに……。どうしてネットのアドバイス通りにやっているのに……。どうしてこんなに頑張っているのに……。 どうして寝ないの?どうして食べないの?どうしてすぐに癇癪を起こすの? どうしてなの? 育児の答えが見つからず限界を感じるユキミさん。しかし、次回ようやく希望の光を見つけます。 ※食事療法は医師や専門家に相談し、診断に基づいて適切におこなうことが大切です。自己判断でおこなうのはリスクが伴いますので避けましょう。※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2021年11月14日「HSPがHSCを育てています」第13話。実母と義母の子育てアドバイスに玉砕し、今度はネットの世界にアドバイスを求めるユキミさん。藁にもすがる思いで、ネットに書いてある方法を実践し始めます。すると育児にどんどんルールを課してしまうようになっていき……。Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」第13話前回。息子のイヤイヤ期突入に「もう、私ひとりの力で育児をするのはちょっと無理……」と、実母と義母たちの知恵を借りようとするも見事玉砕、ってな話でした。 好き嫌いがひどく、夜は30分おきに夜泣き、そして1日幾度となく大爆発の地雷スイッチ。 私自身、息子のことを、 「こんなに泣く子、ほかにいる?」「かんしゃくの理由ってイヤイヤ期だけなのかな……、ちょっと違うかも……?」 と思い始めてきた。 なら! 得意のネット検索~!!! 息子の授乳の合間や、夜泣き対応で寝そうなとき、某知恵袋を始め、ママ向け情報サイト、主婦向けお悩みサイトを検索して引っかかるものは片っ端から目をとおした。 責任感ある意見から、いちゃもんレベルのものまでいろいろあった。そしてそれらを見てスッキリするかっていうと……。 しないよね(笑) とくに弱ってるときに見たらあかん。 そしてこのときの私はちょっと珍しい回答を目にしてしまった。 それは…… 砂糖が入っているお菓子はもちろん、パンもノンシュガー、ありとあらゆる砂糖を排除した。 そしてそんな食事療法をチラ見&実践した流れで、私はどんどん 「これをすべし!」「これはよくない!!」 系の、苦しいだけの育児ルールにのめり込んでいった。 こういったちょっと骨が折れる系のことにチャレンジするときは、「よーし!やるぞっ☆」なんて前向き明るくポジティブにこなすならよい。 しかし、だいたいは、 「砂糖を摂らないことで息子が泣かなくなるなら……。」「毎日決まった時間に行動して息子が寝てくれるなら……。」 そんな藁にもすがる思い。ギリギリの精神状態でチャレンジのスタートを切る。 これらが万が一思うようにできなかった日には、 「ああぁ……、あのときできなかったから……」 なんて、ストレスが余計に増えるぞよ。 必死の精神状態でこういった「ルール系育児」に手を出しちゃうとちょっとした非日常が楽しめなくなっちゃう。 ちょっとした非日常大事。 なので。母に負担がかかるチャレンジをするときは、絶対に心身ともに整ってるポジティブなときにするに限る。 できない日があっても、「あー、あの日?」って鼻ほじって薄ら笑い浮かべられるくらいのね。(それはそれでちょっと問題) さて。そんな心身を削り倒す育児ルールの成果はあったのか? 結果は次回! ※食事療法は医師や専門家に相談し、診断に基づいて適切におこなうことが大切です。自己判断でおこなうのはリスクが伴いますので避けましょう。※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2021年11月13日「HSPがHSCを育てています」第12話。前回、実母の子育てアドバイスに玉砕したユキミさん。今度は義母に聞いてみることに!しかし義母のアドバイスにまたもダメージを受けてしまいます。そんな義母のアドバイスとはいったい……。Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」第12話イヤイヤ期を乗り切るアドバイスが欲しいでやんす~!! うーん。育児に詰まったとき親に聞く、って結構有効手段だと思ったんだけどな。似てるところとかあるだろうしね。 なら。もうひとりの親に聞いてみる?ってなことで、夫の方の母にちょいと相談。 「かくかくしかじか」と息子の現状を説明、悩んでることも話す。 なら…… とんでもマウンテンが現れてしまった。 わし「そうですか……。それはよかったですね」しか言えず。 うへへ。先人たちにアドバイスをもらうつもりがダメージを受けただけだった。 そんな己の特攻からダメージを受けていたとき、ちょうど友達とLINEをしていた。 なら、勇気を出してわが家の悩みをさらしてみる。 ありがたや……。 友達のやさしさに触れる私。なんかどえらい久しぶりに誰かにやさしくしてもらえた気がする……、そんなイヤイヤ期。 そうか。みんな一緒か……。みんな大変なもんなのか……。これでいいのか……。 用意した服は着ない。 ご飯の時間になるたび号泣。 お散歩中、白い線の上をうまく歩けなくて号泣。 って気持ちもちょっとあるんだぁぁぁlこれがみんな一緒…!???って。 全国のキッズたち、みんながみんなこんな困ったさんじゃないよね? こんな激しい子は未だかつて見たことない気がして。不安。なくならんよね。 ◇◇◇ 今度は義母にアドバイスを求めるも、「育児で苦労したことないわ」「育児で悩むことなんてあるの?」との返答にまたまた心が折れてしまうユキミさん。 実母、義母のどちらの母からも欲しいアドバイスが得られないユキミさんは、次回、ネットや本に書いてある育児アドバイスにのめりこんでしまいます……。 ※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2021年11月12日「HSPがHSCを育てています」第11話。敏感な息子きったんがイヤイヤ期に入り、子育てに疲弊するユキミさん。そこで実母に子育てのアドバイスを乞うことに。しかし実母からかえってきた答えに、ユキミさんは「そういうこと2度と言わんで」と憤慨します。実母のアドバイスとは……?Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」第11話息子きったん、好き嫌い多いです。 息子1歳3カ月。 まだ私は「HSP&HSC」という単語を知りません!「早よ気づいて」と思うかも知りませんが、もう少しお待ちを。 イヤイヤ期が始まり、いよいよ自分ひとりの力では困難になってきた息子の育児。 こんなときは先人の知恵っしょ!ということで…… 実際我々姉弟はどこへいっても「大人しいわね」「お利口さんね」と誉められていたので、母も「できる母」と見られていた。 なので2~3回言っても聞かない子は聞き分けが悪い子に見えていたし、親の言い方が悪いんじゃない?とすら思っていたとか。 鬼やんけひど でも、ま。仕方ないよね。私だって息子きったんを育ててなければ、知らなかったこといっぱいある。 実母と同じ育児をしていたら、きっと同じように「床で転がる子は母親のしつけが悪い」そう思っちゃってたかも。 そう思うと、今まで5年間の育児はつらいことが多かったけど無駄じゃないね。よかったと思えるよ。 ということで、今日もそんなきったんが好き。 でも。肝心である私の「イヤイヤ期手詰まり」という悩みは解決されぬまま。 うーん。ならば夫側の母にも聞いてみるか……?夫の幼少期からなにかヒントが得られるかも! ◇◇◇ 実母の子育てアドバイスに玉砕し、今度は夫の母にアドバイスを求めることにしたユキミさん。次回、夫の母はユキミさんにどんなアドバイスをするのでしょうか。 ※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2021年11月11日