日本レジストリサービス(JPRS:Japan Registry Services)は10月2日、「JPドメイン名の累計登録数が140万件を突破 / 株式会社日本レジストリサービス(JPRS)」において、JPドメイン名の累計登録数が140万件を突破したと発表した。汎用JPドメイン名および都道府県型JPドメイン名はASCIIおよび日本語の双方のドメイン名が含まれている。登録は汎用JPドメイン名が67%超えと最も多く、これに企業や企業以外の法人組織、ネットワークサービス組織などを表現する属性型・地域型JPドメイン名が31%強と続いている。都道府県型JPドメイン名の割合は1%にも到達しておらず、低い割合にとどまっている。JPドメイン名の登録数に関しては「JPドメイン名について > JPドメイン名の登録数」において確認できる。汎用JPドメイン名(.jp)は日本に在住していれば個人でも組織でも登録することが可能で、登録するドメイン名の数にも制限がない。.co.jpなどを含む属性型・地域型JPドメイン名の取得は汎用JPドメイン名と比較すると取得に関する手間や制限が多く、こうしたことからも汎用JPドメイン名の普及が進んだと見られる。
2015年10月06日日立ソリューションズは、日立製作所の統合システム運用管理「JP1」の活用を支援する「JP1ソリューション」の新たなラインアップとして、「JP1スマートデバイス運用管理ソリューション」を追加し、12月26日から提供開始する。同ソリューションは、PCやサーバ、スマートデバイスに関するソフトウェアやハードウェアなどのIT資産情報やセキュリティ対策状況を把握・一元管理する「JP1/IT Desktop Management 2」の導入を支援するもの。同ソリューションは「JP1導入支援サービス」と「JP1スマートデバイス運用管理カスタマイズサービス」から構成される。「JP1導入支援サービス」は、JP1/IT Desktop Management 2によるIT資産管理システムに対し、導入・運用に必要な設計・構築やコンサルティングを提供する。「JP1スマートデバイス運用管理カスタマイズサービス」では、JP1/IT Desktop Management 2によるスマートデバイス管理システムに対し、スマートデバイス管理機能範囲の拡張、使用形態に合わせたスマートデバイスに関するレポーティングなど、顧客の要望に応じてカスタマイズを実施する。
2014年10月07日日立製作所は、統合システム運用管理の最新版「JP1 V10.5」(JP1)を9月30日に販売開始する。オープンソースのクラウド管理基盤「OpenStack」やヴイエムウェアのクラウド基盤監視製品「VMware vCenter Operations Manager」との連携を強化した。「JP1」は、2014年で20周年を迎えた統合システム運用管理ソフトウェア。国内外を問わず多くの企業システムの安定稼動を支え、時代のニーズに応える機能強化を図ってきた。○OpenStackやVMwareクラウド基盤を活用したプライベートクラウド運用の効率化最新版では、今後企業での利用拡大が見込まれるOpenStack用のクラウド利用者向けサービスポータル「JP1/Service Portal for OpenStack」を製品化。OpenStackが有するITリソース割当機能に加え、企業利用で必要となる仮想マシンの利用申請に対する上長承認プロセスや、操作状況、履歴の保存・参照などの機能を備えたポータル画面を提供する。加えて、ヴイエムウェアのクラウド基盤監視製品VMware vCenter Operations ManagerとJP1の統合コンソール製品「JP1/Integrated Management」の連携を実現。クラウド基盤や仮想化機構の稼働状況を詳しく監視するvCenter Operations Managerが取得した監視状況をJP1に転送・集約することで、業務の稼働状況なども含めたデータセンター全般の運用・稼働状況をJP1の単一コンソール上で管理できるようにした。なおJP1では、「AWS(Amazon Web Services)」や「Microsoft Azure」におけるオートスケールに対応して追加された仮想マシンの監視設定を自動追加したり、AWSの監視ツール「Amazon CloudWatch」とJP1の稼働性能監視製品「JP1/Performance Management」との連携を実現するなど、クラウドサービス環境での運用性を向上させる取り組みを既に実現済み。今後もマルチクラウド環境における運用効率化を実現していくとしている。○システム環境における運用性向上このほか、大規模かつ集約化されたシステム環境での効率的な運用を実現するため、IT運用自動化基盤製品「JP1/Automatic Operation」を強化。新たにREST APIに対応したことで、既存システムとの連携や運用スクリプト、ユーザー企業独自のGUI画面からのサービスの実行、情報取得、操作などが容易に行えるようになった。統合コンソール製品「JP1/Integrated Management」では、監視マネジャー側からの操作で大量イベント発生元からの通知を抑止したり、イベント発生元で自動的にイベントの大量発生を検知して自動抑止したりする機能を追加。監視運用のニーズに応じたきめ細やかな対策が可能となり、大規模集約化されたシステム環境でのイベントストーム発生時においても、システム全体への影響を最小化するという。さらにインシデントなどの案件データの大量保存に対応するため、ITプロセス管理製品の大規模運用向けライセンス「JP1/Integrated Management - Service Support Advanced Edition」を新たに提供。案件数の増大や長期に渡る案件データの蓄積・保管に対応し、大規模環境でも過去の事例の参照など監査やナレッジに基づく効率的な運用が可能となった。○スモールスタートに適したライセンスモデルを拡充提供面では、新規ビジネスの立ち上げなど、小規模から導入しやすいライセンスをラインアップ。2013年12月から提供しているITプロセス管理製品のスモールスタート向けライセンス「JP1/Integrated Management - Service Support Starter Edition」に加え、今回新たに、高速大容量データ転送製品のスモールスタート向けライセンス「JP1/Data Highway - Server Starter Edition」の提供を開始する。また、IT資産の購入計画から運用保守、廃棄までの一連のライフサイクルを一元管理するJP1のデスクトップ管理製品を強化した「JP1/IT Desktop Management 2」も新たに提供。従来製品のシンプルな運用はそのままに、あらかじめ設定した管理対象グループごとに必要なソフトウェアを配布するなど、きめ細やかな管理機能を装備した。スマートフォン、タブレットなどのスマートデバイス管理機能もPCやサーバと一緒にオンプレミス環境で構築できるようになった。
2014年09月30日Amazon.co.jpの姉妹サイトであるJavari.jpは、2012年9月18日(火)より、取扱い製品を拡充して「靴&ファッションの通販サイト」として、新たにジュエリーと時計の販売を開始する。2008年のオープン以来、靴とバッグを中心に取り扱ってきたJavari.jpでは、配送サービスや返品、支払い方法など複数のサービスを強化してきたが、リニューアル後は、女性、男性向けのジュエリー、時計を幅広く取り揃え、国内外の人気ブランドや話題のインポートブランドなど、250ブランド以上の品揃えが新たに加わり、取り扱いブランド数は合計1,500ブランド、61,000スタイル以上となる。さらにJavari.jpでは、ジュエリー、時計の商品詳細ページ内に着用イメージを表示するシルエット画像を新たな機能として追加する。ズーム機能、ブランド、価格、カラー、サイズなど様々な項目から商品の条件を組み合わせて複合的に商品を絞り込む多機能なナビゲーションなど、便利な機能を豊富に取り入れている。また新コンテンツとして、人気スタイリストによる靴、バッグ、ジュエリー、時計とのコーディネート提案や、ジュエリーの無料ギフト包装などの新サービスを提供する。Javari.jp元の記事を読む
2012年09月19日毎日見ているネット。URLやドメインって普段何も気にせずに使っていますが、サイトによって、「.com」だったり、「.jp」だったり、「ne.jp」だったり、「co.jp」だったりといろいろ違います。この違いって皆さんどれくらい知っているのでしょうか。ということで、COBS ONLINEの読者にアンケートをしつつ、入り組んだ話についてはドメインについて詳しい日本レジストリサービスの園木さんにお話を聞きました。調査期間:2011/8/30~2011/9/3アンケート対象:COBS ONLINE会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)まずは、アンケートから。Q.ドメインとは何か分かりますか?説明できる16.0%なんとなく57.7%分からない26.3%説明できると言いきった人は16%。「ドメイン聞いたことあるけど……」という人は8割強もいます。――園木さん、小学生でも分かるようにドメインの説明をお願いします。園木さん「ドメインはインターネット上の住所にあたります。いわゆる、ホームページのアドレスやメールアドレスに含まれている「△△△.jp」といった部分のことです。ホームページにアクセスしたり、メールを送ったりする際に、相手を特定するために用いられるので、インターネットでは欠かすことのできません」――聞かれたら、ネットの住所と答えればいいですね。続いて、読者の方にこんな質問をしてみました。Q.urlについている「.com」や「.jp」の意味が分かりますか?説明できる22.2%なんとなく51.1%分からない 26.7%こちらも約8割が「なんとなく……」という感じですね。――園木さん、同様に、「.com」、「.jp」のご説明をお願いします。園木さん「ドメイン名は『.』で区切られていて、一番右側の部分をトップレベルドメイン(TLD)と言います。TLDは2種類あって、国や地域を表す『ccTLD(カントリーコードトップレベルドメイン)』と分野に応じたドメイン『gTLD(ジェネリックトップレベルドメイン)』があります」――なるほど。分かったような、分からないような……園木さん「すいません。具体的に言った方が分かりやすいですよね。例えば、ccTLDは、日本であれば『.jp』、イギリスであれば『.uk』、アメリカ合衆国だと『.us』などで、250以上あります。gTLDは、商業組織の『.com』、ネットワークの『.net』など20程度あります」――へぇ!アメリカ合衆国のサイトは「.com」だと思ってましたが、「商業組織」という意味だったんですね。続いて、「ac」、「co」、「go」、「ne」の意味は何でしょうか?園木さん「『.jp』には、組織の種別が一目でわかるように属性型JPドメイン名というものがあります(下記参照)。例えば、企業向けの『△△△.co.jp』といったものです」★属性型・地域型JPドメイン名ac.jp:大学など高等教育機関ad.jp:JPNIC会員co.jp:企業ed.jp:小中高校など初等中等教育機関go.jp:政府機関gr.jp:任意団体lg.jp:地方公共団体ne.jp:ネットワークサービスor.jp:企業以外の法人組織――「go.jp」は政府で、「ac.jp」は大学、「lg.jp」は地方公共団体って決まってたんですね。園木さん「そうなんです。また、『属性型JPドメイン名』以外には、組織や個人がいくつでも登録できる『汎用JPドメイン名』があり、商品名、サービス名、映画名、個人のブログのアドレスなどで利用されています」★汎用JPドメイン名ASCII:組織・個人問わず誰でも使える。例:example.jp日本語:組織・個人問わず誰でも使える。例:日本語ドメイン名.jp――ふぅ。だんだん、難しくなってきました……。最後にURLのトレンドがあれば、教えてください。園木さん「『日本語ドメイン名』を使うサイトがでてきています。例えば、7月に盛り上がったテレビ朝日の世界水泳の公式サイトは『世水.jp』でアクセスできました。検索とも相性がいいといわれていることもあり人気で、広告やTVで目にするようになってますね」――園木さん、ありがとうございました。園木さんいわく、ドメイン名の空きの有無で商品名やサービス名が変わることもあるそうで、ドメイン名の重要度が日ごとに増しているそうです。例えば、海外の有名な写真共有サービス「Flickr」は、「Flicker.com」のドメイン名があいてなかったから「e」なしの「Flickr.com」を登録し、サービス名も「Flickr」にしたとか。おもしろいですね。「さらに知りたい!」、「興味ある!」という方は、下記関連リンクからどうぞ。(COBS ONLINE編集部)【関連リンク】オリジナルドメイン使いこなし術とは?【コラム】世の中のデキレースがおもしろいほどよく分かる本【コラム】「饒平名」「四十物」…。難しい名字を検索できるサイトでスッキリ!
2011年09月27日