婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第48回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その16をお届けします。1. 甘えん坊の男【結婚引き寄せ隊】vol. 48それは個室で行われるプチお見合いのようなスタイルの婚活パーティに参加したときのこと。30代、40代の働き盛りの男女が集まり、個室に移動して、1対1でお互いのことを話し合います。何人かの男性と話した後に、その男性がやってきました。「はじめまして〜」と、頭を少しさげて笑顔を見せるポロシャツ姿の男性は、いい人そうな印象。こちらも笑顔で返し、自己紹介から始まります。お互いの仕事や趣味、結婚観などを短い時間の間に話さなくてはいけないため、どうしても駆け足で話すことになりがちな婚活パーティの場。とはいえ、短時間で相手を選んだり、選んでもらったりしなくてはいけないので、つい次々に話を進めようとしていたら、「そうやって話をリードしてくれる女性って、いいですよねえ」と言う男性。ちょっと前に出すぎたかなと心配する私をよそに、いい人そうなその男性は、「いつも僕は女性に甘えることが多くて」「僕がだらしないので何でもやってくれる女性を探しにきたんです」などと、こちらを甘えてもいい相手だと判断したのか、それまで無口だったのに、どんどん自分の気持ちを話してきます。話す時間終了ギリギリまで、「甘えられる女性が好み」と何度も話す男性に、そんなつもりのない私は「そうですか……」としか言えません。やっぱり、最初から依存することありきで話をすすめてくる男性は厳しい……と、やれやれと思ったのでした。2. 文面に(笑)が多すぎる男それはある婚活サイトで出会った男性のこと。名の知れた製造小売業で働くその男性は、年収も高く、いわゆる結婚相手としては、なかなかの好条件の持ち主でした。ただ、婚活サイトのプロフィール欄に提示されている写真はあまり写りがよくなく、さらにボケている写真で、いまいち外見がつかめません。とはいえ、趣味の部分などはこちらとも一致しているところが多く、コンタクトをとるようになると、その男性の対応はソツがなくスムーズ。かたすぎる文面でもなく、フランクすぎる文面でもなく、私にとって“ちょうどいい”感じだったんです、一点を除いては。その一点とは、メールの文面にやたらと「(笑)」が多かったこと。最初の頃はあまり気にしていなかったのですが、たいして面白い話をしていないときも、文末につけてくる「(笑)」に、「……あれ?」と少しずつ違和感が。たとえどんなに短い文章でも、必ず入ってくる「(笑)」。次第に「またか」と思うようになりました。実際に会う機会があり、会ったあとのお礼のメールを送ってくれるところはきちんとしている印象でしたが、「今日はありがとうございました(笑)」と、ここでも私にとってはつける必要がないと思う箇所に「(笑)」が…。ほかにもいろいろと気になるところがあり、結局は連絡することがなくなりました。気にならない人にはどうでもいいことだと思いますが、気になることが多くなると、なかなか難しいなあと思ったのでした。3. 同棲を推奨する男それはある飲み会に行ったときのこと。20代から40代まで、幅広い年代が集まっていたその飲み会では、「家にひとりでいてもやることないから」という出会いを求めるシングルの男女がわんさかいました。飲みながらみんなの恋愛観や結婚観を聞いていると、20代でも「早く結婚したい」という結婚願望の強い女性から、40代でも「まだしばらく落ち着きたくない」と話す男性など、さまざま。いろいろな視点からの話を聞くのも面白いなと思っていたら、まだ落ち着きたくないと言っていた40代の男性が、「やっぱりさ、絶対に同棲しないとお話にならないから」と言い始めました。みんなで話を聞いていると、その男性はこれまで恋人とは必ず同棲してきたのだとか。同棲メインで考えるから結婚していないのか、落ち着きたくない気持ちが強いから結婚を考えないため自由な関係を好むのかはわかりませんが、「同棲と結婚は似たようなもんだから」と言いいます。私は、そういう男性に引きずられて婚期を逃すことになったら大変だから同棲には賛成できないことを伝えました。すると、「まあそういう考えもあるよね。でも……」と、同棲すると見えなかった面が見えるしメリットばかりだと言い張る男性。結局のところ、年代問わず、同棲するかしないかはそれぞれ考えが違うものの、固定概念として同棲ありきで相手探しをする男性は、厳しいなあと思ったのでした。婚活していると、普段は知り合わないようないろいろなタイプの人たちに会うこともあるかもしれません。くれぐれも、みなさんもお気をつけて、すてきな人を見つけてくださいね。©DeanDrobot/Gettyimages©Ridofranz/Gettyimages©Antonio_Diaz/Gettyimages
2020年09月06日婚活に必死な人って、はたから見ているとなんかわかりますよね。あれってどこから漂うものか、考えたことはあるでしょうか。うまくいかない婚活や恋愛の多くは、あの必死さが原因になっていることがよくあります。では、なぜ必死になると人間関係はうまくいかないのか、どうやったら必死にならずにいられるのかを解説します。文・おおしまりえ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 84婚活に必死! 相手に伝わるいや〜な空気はどこから出てる? 止められないのか?自粛生活を経て、そろそろ婚活も本気モードに……という方もいるでしょう。筆者の回りにも、婚活を再開させたという方が男女ともにチラホラ増えてきました。なかには「コロナで全然出会えなくなったから、頑張らなきゃ!」と反動で本気モードに火がつき、必死でガツガツ頑張る人もいます。しかし、実は「本気」であることと「必死」であることの本質は違います。「本気」は目線が理想のゴールなど外側に向いているのに対し、「必死」は、なんとかこの状況から脱しなくてはといった内側に向いています。つまり、頑張りが自意識過剰さを生み出しいているんです。また必死さが強まりすぎると、相手に“いや〜な空気”が伝わってしまい、自分の頑張りの足を引っ張ってしまうことも。ではこのいや〜な必死さは、どうやって止めたらよいのでしょうか。必死さが伝わる本当の理由は「人間関係のバランス力」にあった婚活に限らず、あなたの回りにも、なんか余裕がなくてなんかすべてにおいて必死だなーと感じる人っていますよね。その必死さが前向きな成長に向かっていたら良いのですが、婚活に限らず、恋愛においてこの必死さは、ほぼいい方向には働きません。それはまず、人間関係の持つある機能に由来します。それは「人間関係にはバランス力が無意識に働いている」というもの。例えばあなたは、怒りっぽい相手と話をする時は、自然と相手を怒らせないよう気を回しますよね。おそらく半分くらい無意識でする行動だと思います。こういった「相手がこうだから私はこう対処する」といったバランスのとり方を、私たちは無意識レベルで普段からしています。そういう前提があるうえで、婚活に必死な女性がいたとしたら、相手はどんな行動に出るでしょうか。おそらく彼は「自分が前に進まなくても相手が来てくれるなら、頑張らなくてもいいか〜」って思っちゃうかもしれません。その結果、あなたは雑に扱われたり、なかなかいい人とマッチしなかったりなんてことも……。これが「人間関係のバランス力」であり、婚活に必死になる最大のデメリットです。崩したバランスは強制的に戻す!相手から大事にされることのない必死さは絶対匂わせたくないところ。でも、本気で頑張りたい女子からすると、どう温度感を調節したら必死な空気が伝わらないのでしょう。個別のシーンを振り返ると、LINEをガツガツ送ってしまうとか、相手を質問攻めにしてしまうとか、マッチングアプリで「いいね」をつけまくるとか、写真を加工しまくるとか、いろいろ必死さが伝わる行動はあります。でも1つ1つを挙げたらキリがないので、今回は全ての行動でこの2つだけ意識できれば、内に向きすぎた視点を、ちょっと外に向けることができ、必死さが薄まるであろうポイントをご紹介します。リズムや量を相手の基準に合わせるやり取りや量を相手の基準に強制的に合わせることは、相手に意識を向けることの第一歩です。なぜ彼はこれを聞いてきたのか。なぜこの文章量なのか、など、少し落ち着いて相手の気持ちを想像し寄り添うと、自然とあなたの中の必死さは薄まっていきます。また、相手に意識を向けると、逆に相手が必死すぎてなんか冷めた…なんてこともあります。そう思えたなら、きっとそれはご縁がなかったのでしょう。1つ1つの関係にあまり執着せず、必死さを手放していきましょう。自分の本当の目的、本当の理想を見る自分の目的や理想を見たら、自意識がさらに強まるのではと思いますよね。でも、あなたが今必死になってしまうのは、自分の不安な未来に意識が向いているから起きることです。一方、理想や目的は、明るい未来の自分です。つまり、見ている先がちょっと違う。この見るべき対象をポジティブなものに変えると、自然と切羽詰まった必死さは薄まっていき、今に集中するための、正しい本気モードになれるかもしれません。「最後は神さまお願い!」信じられるまで頑張る必死な時って、どんなに頑張っても「もうあれも無理かも」「こんな不幸が来るかも」「きっとうまくいかない」と、常にネガティブな想像が頭を支配している状態です。だからこそ、先程ご紹介したような2つの視点で、変な必死さは強制的に引っ剥がしていきましょう。またよく「頑張ったらあとは神頼み」といった言葉がありますが、これも大切な考え方です。他力本願な言葉に聞こえるかもしれませんが、これってつまり「神さま、あとはお願い!」と言えるほど、自分はできることを頑張ったかを問うキッカケになります。意外と「もう神頼みだー」なんて言っている人ほど、自分でできる努力や見直しを何にもしてなかった……なんてこともあります。さあ、あなたはどうですか?「必死さって勝手に出るからやっかいだよなー」と思うものですが、出しているのが自分であれば、必ず止めることができます。いいご縁と巡り合うためにも、無駄な必死さはやめていき、正しい本気モードで前に進んでいきましょう。おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©d3sign/Gettyimages©We Are/Gettyimages©Halfdark/Gettyimages
2020年08月31日男子にバサッと「この子との職場恋愛は……無いな」と切られてしまう、そんな残念な女子には実は共通点があります。今回は残念女子がとりがちな5つの代表的なNG行動をヒントとしてお伝えします。■ 1.べたべたしてくる職場なのに距離が近く話しをしたり、わざわざ2人だけで座って話しをしたり。残念女子は、男子をドキドキさせようとしてこういった行動にでることがあります。しかし、男子視点で言うと、まだ恋人でもないのに周りに対して誤解を与えかねず、かつ、そういう配慮ができない女子なんだな…と感じて、「この子との職場恋愛はないな〜」と、仲良くなる前から切られてしまうリスクが高くなります。「あの二人はべたべたしている」と他人から思われる距離感が、職場の場合は学生時代の学校などと比べてかなり厳しくなるでしょう。立ち話をしている時も、ちょっと距離が近いだけでウワサをするような人達もいる……こういったことを頭に入れておくのが丁度良いかと思いますよ。■ 2.影響力が大きい男子は、職場恋愛が「バレる」ことを嫌う傾向があります。ですから、いわゆる職場で声が大きかったり、みんなの中心にいるような女子……つまり、いろいろと影響力がありそうば女子は、職場恋愛ではモテにくいでしょう。恋愛関係で上手くいっているときは良いですが、万が一壊れてしまった場合、その後で悪口を含めて何かを言われるのではないかと男子は心配するようです。残念女子は、皆に慕われている感を出したり、たくさん知り合いがいる感を出したがりますが、かえって男子視点だと逆効果になってしまうことがあります。もし職場に狙っている男性がいるのであれば、注意しなくてはならないポイントでしょう。■ 3.食事の時に声が大きい会社で女子同士でランチを食べていたりする時に、男子の話をすることがあります。そのとき、周りに聞こえるような大きな声で話しをする女子がいますが、そういう残念女子は、男子から「職場恋愛は無いな」と切られてしまうリスクが高まります。恋人になったとして、デートの話しなど含めてそんな大きな声で話された日には、会社内に二人のことが筒抜けに…男子はそういうことが、将来のリスクになると考えます。基本的に職場では、周りに聞こえない範囲でおしゃべりを楽しむ。気になる男子が周りにいるときは、とくにそういう心がけをしておくと安全でしょう。■ 4.誰にでも優しい職場はいろいろな立場の人や仕事の人がいます。天真爛漫な女子は職場でもモテますが、誰にでも優しい女子は以外とモテないよう。誰からも好かれる人=誰かの恋人にはなりにくい傾向が。なぜなら、その行動に対して「八方美人」であると、マイナスイメージを持たれてしまう可能性があるから。また、男子に「あの子は誰に対してもやさしいからな〜」と、思われると恋愛対象から除外されてしまうリスクも。八方美人な人は、誰かと恋愛の距離感になることが、とても難しくなってしまうリスクがあるので注意が必要です。■ 5.ブランド品ばかり持ち歩く職場でどのレベルのものを身に付けるのか、持ち歩くのかは男女問わずとても悩ましいところです。妬みをかわない範囲で、しかし、貧相に見えないように……。男子視点では、「あからさまなブランド品を職場に持ってくる女子」というのは、周りに対する配慮ができているのか疑わしい、と感じるのだとか。大好きなブランドがある場合であっても、できる男子しか見極められないような、ブランドの特徴やロゴが控えめなものに絞り込むと良いでしょう。同じブランドで身の周りの物を揃える。そういう個人的な趣味は、プライベートでするようにして、職場ではブランドイメージを付けないような工夫をすると良いでしょう。■ NG行動があれば速攻修正今回のヒント、いかがでしたでしょうか?職場恋愛を考えている方は、今回のNG行動を1つでもやっていると思い当たった場合、速攻修正をかけていくと良いでしょう。(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年08月25日withコロナの今、ズバリ婚活熱は高まっていますか?オンラインデートなど気軽なコミュニケーションがある一方で、気軽に人と繋がれるからこそ、面倒で婚活できない…と嘆く女子も多いものです。でもその下がった婚活熱、仕組みと対処を知れば、ぐっと上げることができるかもしれません。文・おおしまりえ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 82コロナ禍で婚活熱が消えてしまった女子が、気持ちをリセットする方法コロナをケアしながら過ごす生活が当たり前になった今、婚活熱は以前とくらべて高まっていますか? 実は新型コロナウイルス以降、「婚活熱が下がった」と話す人も少なくありません。結婚したい! 焦っている! それは本当なのに、婚活する気がなかなか起きない。そんな人のために、今日は婚活熱が下がっている理由と、上げ方についてご紹介します。実はコロナの変化に対応するだけで手一杯!人は誰しもさまざまな変化をいつも感じ、そして心と体で受け止めています。withコロナの今は、その受け止める量も多いため、ストレス度合いも半端じゃありません。無意識では、もしかしたらストレスをたくさん受けてしまっており、婚活をする余裕なんて全然ないのかもしれません。リモートワークに対応したり、人との会い方、コミュニケーションのとり方にも変化がでたり、未来の捉え方もわからない今、心は生きるだけで精一杯…。そんな時は、婚活について考える前に、いっぱいいっぱいの自分をまずは知り、抱きしめてあげましょう。セルフハグには(普通のハグにも)安心感のホルモンを生み出す作用があるといわれています。心をホッとさせてあげるだけで前向きなエネルギーも高まり、婚活への向き合い方も変わるかもしれません。婚活をしないで得られるメリットがあるのかも心がホッとしてきたら、「婚活をしないことで得られるメリット」が実はないか、考えてみましょう。人によってさまざまな無意識のネックがあるものですが、悩み相談を受けるとき、おもに2つの傾向が多いように思います。1:忘れられない恋を、うっすら引きずる誰しも生きていれば、忘れられない恋はあるものです。意識上は忘れていても、その恋を引きずっていると、なかなか次の縁を引き寄せるのは難しくなります。ここでポイントなのはガッツリではなく、「うっすら」引きずっている状態であること。うっすらなので、彼と再会してもう一回復縁したいというような、強い希望は願っていないし、気づいていません。例えば「憧れの恋愛を考えるとき、元彼とのエピソードに引っ張られる」という女子は多いですが、これはまさにうっすら引きずっている状態といえます。未来を見ようとしているのに、体は過去を向いている状態のようなもの。まるでブリッジをしながら前方を向いているくらい、無理な体勢なのです。今すぐ体を起こし、まっすぐ前を見据えましょう!2:あんな傷つき方、もうしたくない!失恋って、できることなら経験したくないですよね。でも、失恋して「ああ、もうこんな傷つき方は絶対したくない」と思っていると、傷つかない=恋愛をしないという選択を無意識に取ってしまうことになります。恋愛で傷ついたと感じるとき、そこには「自分の価値が否定された」といった、別の解釈が入っている場合があります。でも、その解釈は心が勘違いした結果起きたこと。本来私たちは、恋愛していてもしていなくても、振られても振っても、本質的な価値は変わらないのです。だからこそ「もう傷つきたくない」と思っている場合、そもそも私の価値は傷ついていないということを、心から理解してあげる必要があります。婚活熱を小さく上げる3つのトライ原因を少し知れたところで、モチベーションを強制的にあげていくことも、もちろんできます。それは仕組みを変えて取り組み、モチベーション頼みではなく習慣にしてしまうことです。ここでは具体的な3つの方法をお伝えします。1:1日1アクションから始める本当に小さくていいので、1日1アクションから初めてみましょう。例えばアプリを起動するとか、誰か1人にLINEを送ればOKとか。最初は負担を感じないレベルからで良くて、慣れてきたら、少しずつ行動を増やしていきましょう。これは「小さく積み上げていく」という習慣化の大原則を踏まえており、続けるほど積み上げたものは大きくなるだけでなく、気づいた頃には積み上げるのが当たり前になっているというメリットがあります。2:誰かと一緒にやる人間は他人に見られていると行動が変わります。婚活もその仕組みを利用し、誰かと一緒にお互いを見守りながら取り組むと、きちんと婚活熱が高まります。ただし、注意が必要なのが、スタート時点で同じくらいの熱量の相手とやることが継続のポイントです。あなたの婚活熱が低いなら、同じように「婚活したいけど面倒で…」と話す女子を見つけて、一緒に取り組んでいきましょう。3:毎日の行動を決める婚活は小さい決断の連続です。ネット婚活なら、プロフィールを読み、写真を見て、メールを1通1通作成し…と、真面目にやると本当に疲れます。そこで毎日の行動をスケジュールに組み込んでしまうことで、無駄な思考や労力をかけずに続けることができます。例えば「お昼休みの15分と夕飯後の15分だけアプリを触る」とかに決めて通知をオフしておけば、変に労力や思考を割くことはありません。ちまちま考えたり労力を使うようなやり方は、婚活熱が高まらないどころか、想像以上にあなたを疲れさせるのです。あなたの婚活熱、少しだけでも上がりそうでしょうか? 婚活にタイミングはありません。今したいと思った時が最適なタイミングです。どうかあなたに、素敵なご縁が訪れますように。おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Fabrice LEROUGE/Gettyimages©Jamie Grill/Gettyimages©JGI/Jamie Grill/Gettyimages
2020年08月13日好きになる人はいつも私を大事にしてくれない。そんな悩みを抱えていませんか?人は自分が思ったことを現実に反映しています。「結婚するのが私の望む幸せ」だと思っていたら、現実もそうなるはず…ですが、その下の深い部分で、幸せになれない思い込みを抱えているのかもしれません。文・おおしまりえ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 81いつも「私を好きじゃない男」を好きになってしまう心の思い込みとは好きになって、彼と付き合ったり、関係が深まったりすると、彼が急にそっけなくなる。嫌われたわけじゃないのはわかるけど、私に対して扱いが雑になる!いわゆる「釣った魚に餌はやらない」タイプとも言えますが、女子の中には、なぜかいつもこの「私を好きじゃない男」とばかり恋愛をしようとして、頑張り、疲れ、傷つく女性がいます。実はそれ、相手選びも問題なのですが、相手を選ぶ前段階として、彼女たちの心の中に、ある「思い込み」があることが原因かもしれません。世界は自分の思い込みでできているそもそも、心理学の考えでは、世界は自分の思い込みが作り出しているといわれています。思い込みとは「意識」「無意識」「潜在意識」の3つが作った、あなただけの概念(こうあるべきという考え方)です。例えば「女は愛されて結婚するのが幸せである」という思い込みがあなたの中にあったとします。この考えがいつ作られたかも気になるのですが、こういった考えを持っていたなら、日常生活では自然と自分が愛されて結婚できるように行動をしていくはずです。その結果、あなたはモテを考えたり恋愛がうまくいく方法を考えたり、スムーズにいけば結婚したり子どもを持ったりして、幸せな家庭を持つことを目指していくはずです。しかし、ここで1つ問題が。この「思い込み」には、自分で気づいているものと気づいていないものがあります。先ほどの「女は愛されて結婚するのが幸せである」という思い込みは、意識的に気づいている思い込みです。でも、そのもっと深い無意識の領域で、実は相反する思い込みを抱えていると、心は深いほうの思い込みを優先して採用してしまうのです。その結果、「幸せな恋愛をして結婚したいと思っているのに、なんか全然違う行動ばかりしてるかも…」なんて矛盾が起き続けるのです。愛されない恋愛ばかり繰り返す3つの思い込み冒頭の私を好きじゃない男ばかりを好きになってしまう女性には、まさにこの「幸せな恋愛がしたい」という意識の下に、それとは真逆の意識が隠れている可能性が高いです。では、具体的にどんなものがあるか、今回は3つご紹介します。思い込み1:「私が大事にされるはずがない」自己肯定感が低い女子にありがちですが、私が大事にされるはずがないと心のどこかで思っていると、表面的に愛されたいと思っても、やっぱり愛されないような相手やシチュエーションでの恋愛を繰り返しがちです。無意識で「自分が大事にされるはずがない」という思い込みの実証実験を繰り返して、無意識で「ほらやっぱりね」を繰り返しているイメージです。この思い込みがあると、セフレや不倫など、相手から1番大事にされない恋愛に走ることが多い印象があります。思い込み2:「尽くさないと愛されない」本来、恋愛というのは相手に尽くしても愛されるし、尽くさなくても愛されるものです。つまり、何か行動によって愛情が日々アップダウンすることはないはずです…が、「尽くさないと愛されない」と思っていると、不安からつい相手のためにいろいろしたくなります。でもそれは、本当は相手のためではなく自分が安心するためにやっているだけなので、当然相手からは大事にはされません。むしろやるほど相手にとって重い女になってしまうかも。また、場合によっては、お金を出すときだけ彼はデートしてくれるといった、アメとムチ的な恋愛関係につかまってしまうこともあります。でもアメとムチは結局尽くす側が疲れるので、恋愛はやっぱり続かないことが多いです。思い込み3:「ありのままの自分が嫌い」ありのままの自分を見せたら、嫌われるかもしれない。ありのままの自分が嫌だ。そんな風に自分にコンプレックスを持っていると、相手に心をしっかり開いてつながることが、怖くて難しくなります。心をつなげたら、否が応でも自分のいろいろな部分を見せなくてはいけないし、相手の心も受け止めなくてはいけないからです。この手の思い込みを抱えた女子がよくやるパターンとして、恋愛から結婚に発展するタイミングで、うまくいかなくなったり、結婚から逃げたりすることが多いです。表面的には、さも「この人じゃなかった」と言うための理由や問題が並べられますが、根底には何か問題を見つけることで、ありのままの自分で相手とつながることを拒否しているあなたがいるだけです。3つの思い込みを紹介しましたが、当てはまりそうなものはありましたか? ちなみに3つとも持っている場合もあり、全部に当てはまっていると感じる女子は、恋愛がすごく大変なのではないでしょうか。1つ1つ解消していくためには、まず「そういう思い込みが自分にはある!」という受け入れから始めてみてください。そこから、どうしてそうなったのか…と少し感じてみると良いでしょう。多くは幼少期の親との関係や経験から、思い込みを作っていることがよくあります。専門的なカウンセリングなどを受けるのもひとつですが、まずは自分の心の仕組みやクセを自分で知ることから、始めることが、思い込みを上書きする一歩といえるのです。おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©EmirMemedovski/Gettyimages©Holly Wilmeth/Gettyimages©Photo by Rafa Elias/Gettyimages
2020年08月06日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第46回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その15をお届けします。1. うっすらとあわれむ男【結婚引き寄せ隊】vol. 46それは婚活サイトで出会った、商社勤務という、30代後半の男性とのこと。いわゆる“三高”(もう死語ですかね)の、高学歴、高収入、高身長の商社マンと、何度かメールでやりとりをして、実際に会うことになりました。商社マンに指定された、ラグジュアリーなホテルのカフェスペースは、見るからに高価そうなファッションに身を包んだマダムや打ち合わせらしきビジネスマンらで、ほぼ満席。予約をしてくれていたようで、2人で座るには広すぎるぐらいの奥のソファ席へと案内されました。とても条件がいいのに婚活をしている理由を「まわりに女性がいなくて忙しさもあって、時間があるときに確認できるネット婚活を利用している」と話す商社マン。こちらも出会いがなくネット婚活をしているという話をしていたのですが、なんとなく、話の内容よりも、商社マンの“目”が気になりました。この日、婚活にぴったりだと思って試着をせずに購入したもののまだ着ていなかったワンピースを着ていましたが、思いがけずちょっと丈が短めで、なんだか“無理をしているアラフォー”という出で立ちに……。そこにきて高級で大きくゆったりとしたソファーに座ることになり、さらにスカートの丈が短くなります。まわりはセレブな装いの人たちに囲まれているからよけいに“無理をしているアラフォー”感が増し、話を聞く限り、派手な生活をしていそうな商社マンには、セレブとは程遠いこちらのファッションにガッカリしたのかもしれません。また、婚活サイトではもっと上品な服装で微笑んでいた写真を掲載していたこともあり、実際に会って商社マンはかわいそうに思ったのか、終始あわれんだような目でこちらを見ていました。いや、あわれんだような目に見えたのは、気のせい……にしたいところですが、その後連絡が途絶えたので、きっとその通りだったようで。今後は事前に服装確認を怠らないようにしようと思ったのでした。2. 既婚者の疑いのある男それはある婚活パーティで知り合った男性のこと。30代から40代の男女が集まるその婚活パーティでは、さまざまな職業の人たちが参加していました。そこにいた40代前半の、清潔感のあるサラリーマンの男性は、フリータイムで女性が途切れずに話しかけに行っている様子が見えて、人気が高い様子。その清潔感のあるサラリーマンと話してみると「可もなく不可もなく」と思ったものの、こちらがいろいろ話していても「うん、うん」とやさしい表情でうなずく聞き上手で、ほかにいるガツガツとしている参加者と比べると、女性側としては好印象を持ちやすかったのです。そのパーティではとくにカップリングすることはなかったものの、連絡先を交換していたのでその後もやりとりをしていましたが、その男性はなんだか気まぐれな返信ばかり。日中に連絡があるかと思えば、何日も経って忘れた頃に返信がくることも。あるとき、その様子を聞いた女友達から、「その人、既婚者じゃない?」という投げかけが。そういわれてみると、夜は連絡が取れないし、家にいると言っていた時間も連絡が取れないし、清潔感があるのも妻がいて身だしなみをちゃんとしてくれていたり、聞き上手なのも自分の話を詳しく話せないからだと思えば、すべて腑に落ちます。結局、真相はわからないまま音信不通になりましたが、婚活パーティの中には、とくに「独身証明書」を見せなくても参加できるものもあるので、既婚者のお遊びには十分気をつけたいところだといえるでしょう。3. お腹がすいている男それはある飲み会に行ったときのこと。少人数での婚活飲み会の場に足を運ぶと、すでに大柄な男性がひとり、髪の長い女性がひとり到着していました。あと数名の男女が参加する予定で、コース料理がすでに決まっていたのですが、運んできてもらうのは人数が揃うまで少し待とう、ということになりました。しかし、ほんの数分しか経たないうちに、男性は「手持ちぶさただし、とりあえずビールだけ先に飲んじゃいませんか!?」と提案。女性同士顔を見合わせながら、まあいいかと、先に乾杯をすることに。すると、グビグビっとビールをあっという間に飲み干して、「じゃ、とりあえず料理も先に食べませんか!?」と言うのです。早急に飲み食いしたがる男性でしたが、「まだ開始時間前だし、さっきから5分しか経ってないので、もう少し待ちましょう」と髪の長い女性が言うと、がっはっはと大きな口をあけて笑い、「じゃあ、もうちょっとね」と「ビール!」とおかわりをしている男性。そうこうするうちに他の参加者も到着し、無事に飲み会がスタートしたのですが、大柄なその男性は出てくる料理を次々にあっという間にたいらげ、大量のビールを飲み干して、2時間きっかりで「じゃっ!」と帰っていきました。出会いが目的ではなく、どうやら「お腹がすいてたんだね」とざわざわとしたのでした。婚活していると、いろいろなタイプの人たちに会うこともあるかもしれません。くれぐれも、みなさんもお気をつけて、すてきな人を見つけてくださいね。©Juanmonino/Gettyimages©Westend61/Gettyimages©ultramarinfoto/Gettyimages
2020年08月03日何かに夢中な男性って、すごく魅力的ですよね。でも、何かに夢中がゆえに、あなたのことを全く大事にしていないどころか、労力を搾取してくる男性っていませんか?実は「何かに夢中な男」と「女性を大事にしない男」は根本的に違う部分があるんです。文・おおしまりえ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 80「何かに夢中な男」と「女性を大事にしない男」の微妙な違い理想の男性像を聞くと、「何かに夢中になっている人」と話す女子は少なくありません。確かに目標に向かって全力な人や、純粋に何かを楽しんでいる人ってキラキラして見えますよね。でも、「何かに夢中な人」を探すとき、一定数の女子は間違えて「女性を大事にしない男」を相手に選んでしまっています。一見すると自分以外に目を輝かせているという点では共通しており、見間違えることもあります。また、何かに夢中であることと女性を大事にしないことは、悲しくも両立する場合もあります。しかし、この女性を根本的に大事にする気がない男性を彼氏にすると、とっても大変。ではどうしたら彼らを見抜くことができるでしょうか。「何かに夢中な男」と「女性を大事にしない男」とはまずは明確に、これらの男性の違いを示しておきましょう。「何かに夢中な男」とは、言葉の通り仕事や趣味、勉強など、自分以外の特定のことに夢中になっている男性を指します。いわゆる人生を全力で謳歌している男性は(女性も)自然とエネルギーに満ちあふれた印象になり、多くの人の目に魅力的に映ります。こういった人は男女関係なくモテるため、あなたが好きになるのも当然といえます。一方で「女性を大事にしない男」は、そもそもパートナー女性を大切に扱おうという気持ちが欠けている男性です。彼らは意識しているかいないかは別として、自分の予定や気持ちがとにかく優先順位の1番で、その1番を叶えるため、周りをないがしろにしても良いと考えており、ナチュラルに感謝せず搾取します。また、相手の気持ちや行為をないがしろにするといった行動は、特に自分を許してくれる可能性の高い親しい人(家族や恋人や親友)に対して発揮させる傾向があります。でもこの男性、一見すると「自分以外の何かに夢中な男」と似ており、場合によっては両方の要素を持っている場合もあります。しかし、先程もお伝えしたように、親しい人であるほど「自分がとにかく1番大事」という価値観を押しつけるので、「女性を大事にしない男」と付き合うと、もれなく彼女は疲れます。彼は、あなたから時間や労力、気持ちなどを無意識に搾取してくるので、あなたの心や体はスカスカになってしまうのです。「女性を大事にしない男」を見分ける2つのポイント女性を大事にしない男と喧嘩になると、よく男性側が「今はお前より〇〇が大事だから」といった言い訳をします。でも正直、「自分のしたいことも彼女も、気持ちだけでも同時に大事にする」ことは可能なはずです。その時々で物理的に優先するものは変わりますし、いわゆる理想的なカップルの過ごし方ができないこともあります。でも、どちらも気持ちとして大切にしたら、接し方は変わっていくはず。それを明確に「こっちが大事だから無理」と突っぱねるということは、究極的にいえば「自分をとにかく大事にしたい。同時に、あなたからは好かれたいけど、あなたを大事にする気はない」と思っているのです。つ、辛い…。そんな男性のこと、絶対好きになりたくない! もっと言えば、縁すらつながっていたくないものです。ではそういった相手を間違えて好きにならないためにも、どこを見たら良いのか。2つのポイントをご紹介します。面倒なことから逃げがち女性を大事にしない男は、基本的に面倒ごとが嫌いです。付き合っている前からその傾向は読み取れると思います。例えばLINEであなたが落ち込んだり悩みを相談したりといった、ちょっと面倒な話になると返信が遅れたり途切れたりしていないでしょうか。「今忙しいから、後でしっかり返そうと思った」という言い分もあるかもしれませんが、そう思っているなら、後でホントにしっかり返しているはずです(笑)。少なくともあなたのことを人として大事にしていたら、その時できる誠意をするだろうし、それがいわゆるフォーマットに即していなくても、あなたは気持ちを感じられるでしょう。なんとなく欠けているなと思うなら、きっと彼はあなたを大事にしたいとは思っていないのです。相手からしてもらいっぱなし例えば彼はあなたから何かしてもらったとき「ありがとう」と言葉を発していますか? 予定をあわせてくれたとき、あなたが彼のために尽くしたとき、話を聞いてくれたとき、などなど。きちんと感謝が返ってくる感覚があったでしょうか。大事にしない男性の傾向として、親しい人に何かしてもらったときほど「感謝」を返さない傾向があります。一言で言えば相手の中にあなたへの「甘え」があるのです。でも同時に、根底には「大事にされたい」という切望感の強さもあるのかもしれません。でも、人間関係のバランスとして考えたとき、この「片方が与えて、片方が一方的に受け取って終わり」の関係性で恋愛を続けると、尽くす側はあっという間に疲れ果ててしまいます。だからこそ恋愛はお互い好き同士なのはもちろん「大事にしあう」ことができる関係性であることが重要なのです。今回は「女性を大事にしない男」について、いわゆるエネルギッシュないい男との違いをご紹介していきました。また、この女性を大事にしない男も、年齢を重ねたり、相手を変えたりすることで、全く違うタイプの素敵な男性に変わることもあります。だからこそ、女性側は今変わることを期待しがちなのですが、実際はあまり変わることは期待しないほうが得策です。まずは最初の一歩として、今日ご紹介した2つのポイントが彼にないか、彼はあなたや周りからエネルギーを搾取していないか、少し考えてみましょう。おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©SrdjanPav/Gettyimages©Hill Street Studios/Gettyimages©PhotoAlto/Frederic Cirou/Gettyimages
2020年07月30日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第46回は、大きな出来事のあと、パートナーに求めるものを見直した女性の声を3つご紹介します。1. 親が病気になり“とにかく健康な男性”がいい人【結婚引き寄せ隊】vol. 46仕事が大好きで、少しワーカホリック気味なくらいだったAさん。地方に住む両親のことを忘れたことはないものの、土日のどちらかにも仕事が入ることがあって毎日多忙だったため、だんだんと実家を気にかける機会が減っていったそうです。また、正月休みや夏休みがあっても、帰省せずに「自分自身へのご褒美」と称して女友達と海外旅行をするなど、ほとんど実家に帰ることがなくなりました。そんなあるとき、用事があって実家に連絡すると、父親の体調が悪いことを初めて知ります。東京で働くAさんに心配をかけまいと、Aさんの母親は、父親の具合を報告していませんでした。ただ、さすがに仕事にばかり意識を集中しているわけにはいかないと、Aさんはそれからちょくちょく実家に顔を出すようになり、だんだんと人生について考え始めたそうです。結婚についても真剣に考えたことのなかったAさんですが、両親の様子を見て、「仕事をするにしても、旅行するにしても、何よりもまず健康が一番」だと、実感。その後、時間に余裕のある仕事へと転職し、時間にも心にも余裕ができたそうです。そんなときAさんが心底思うのは、「結婚するなら“健康な人”であればいい!」ということ。身近な人が病気になると、健康であることにあらためて感謝したくなるものですよね。2. 都会より田舎暮らしで“素朴な男性”がいい人大学時代から東京で暮らしていたBさんは、もともとまわりに田畑があるような自然豊かな場所で育っていました。思春期の頃に触れたテレビや雑誌に、東京で流行っているファッションやスイーツがよく紹介されていて、見るたびに「早く東京に行きたい」「都会で暮らしたい」と、憧れていたのだとか。その憧れの通り、上京し、就職もして、おしゃれだといわれるショップで買い物をしたり、おいしいと評判のレストランへ足を運んだりしていたそうです。そうして何年も経ってくると、すっかり“東京の人”となったBさんでしたが、交友関係が広がるほど、おしゃれスポットに繰り出して人と会っていてもだんだんと都会の喧騒に疲れを感じてきました。あるとき、何気なくつけたテレビに、田舎で暮らす家族の姿を観て、おしゃれなものにもブランド品にもまったく興味がなく、ただ家族で美味しそうにご飯を食べているその様子がなぜか強烈に印象に残ったというBさん。もう十分すぎるぐらい都会を満喫してきたこともあったのか、「もういいかな」と思い、故郷へ戻ることにしたのだとか。以前は洗練された都会の男性が好みだったBさんですが、そこからはすっかり“自然が似合うような素朴な男性がいい”と、好みにも変化があったそうです。3. コロナ禍で“信頼できる男性”がいいと見直した人あまり恋愛をしたことがないという、女子校育ちのCさんは、女友達が結婚ラッシュを迎える時期でもとくに自分の結婚を焦ることもなく、のんびりと過ごしていました。それほど結婚願望もなかったCさんでしたが、まわりに婚活する女性が増えてくると、独身なので誘われて一緒に婚活パーティなどに参加するようになったのです。婚活友達は「いかに好条件の男性を見つけるか」という女性が多く、なんとなくCさんも、「私もみんなと同じで結婚するならエリートがいいのかな」と思っていたそう。そんなとき、コロナ禍で外出自粛制限がなされるという事態に。婚活はもちろん、普段の生活さえも外出することを控えるようになりました。婚活友達とも離れたCさんは、いかに普通の日常生活が大事かを実感。まわりに流されてエリート男性との結婚を夢見ていましたが、やっぱり条件より、どんな状況に陥ったとしても、「信頼できる関係を築ける男性」と結婚することが心から安心できる道だと思ったそうです。思いがけない大きな出来事を体験すると、結婚観や人生観に変化があることもありますよね。出会いを探していると、いろいろなタイプの人たちに会うこともあれば、自分自身を振り返ることもあるでしょう。みなさんにとって、良い出会いがありますように。©Corey Jenkins/Gettyimages©Aja Koska/Gettyimages©Robert Benson/Gettyimages
2020年07月30日彼氏がほしいとき「誰か紹介して!」と友達に助けを求める女子っていますよね。でもその一言が恥ずかしくて言えないなんて人もなかにはいます。きっと「言っても紹介してもらえないと思うし」という心理もあるのでしょうが、実はその先回りして相手と自分に線を引く心理が、恋愛にも影響しているかもしれません。文・おおしまりえ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 79彼氏がほしいのに「誰か紹介して」が言えない女子が恋愛ベタな理由彼氏がほしい! そんなときあなたはどうやって相手を探しますか? 最近はマッチングアプリなどで付き合う人も増えていますが、もう少し自然な感じで、できれば出会いたいですよね。そんなとき、「誰かいい人いたら紹介してください」と周りに呼びかけることも大切です。しかし、婚活中にも関わらず、周りに「誰か紹介して」の一言が言えない女子がいます。人脈もチャンスもフルで活用したいところなのに、勇気がなくて言えない。はたまた「言っても紹介できる人なんて多分いないし」なんて、言う前から諦めているのかもしれません。でも、ちょっと待って!実はそういった友達に対して手放しに助けを求められない心理は、人間関係の築き方が“恋愛向き”になっていない証拠かもしれません。ちょっとだけ立ち止まって、見直してみませんか。職場と紹介は恋愛の2大チャンス「誰か紹介して」が言えない心理を探る前に、そもそも婚活を効率的に進めるための大前提を説明します。それは、結婚相手と出会いやすい場所について。これは統計データですでに証明されているのですが、1位は職場、2位は友達の紹介です。つまり、女性ばかりの職場で、しかも周りの友達にも頼ることができない女子は、それだけで出会いのチャンスが減っているということを自覚しましょう。職場を変えろとまでは言いませんが、せめてできることを全部やる。自分で何か変えたほうがチャンスが増えるなら、可能な限り変えていく(無理して相手に合わせることとは違います)。そんな前向きさに、恋愛の神さまは微笑むのです。「言うだけタダ」ができない残念な心理とは大前提を説明したところで、本題である「誰か紹介して!」という宣言についてです。今回のコラムでは、友達が男性を実際に紹介してくれる(できる)かどうかが重要なのではありません。すでにいる友達に対して、「助けて宣言」をあなたが言えるかどうかの話です。つまり、あなたは困ったときに、周りに頼れるような人間関係を築いているかを見ています。このコラムを読んでいる人の中には、「ちょっと恥ずかしくて言えない」とか「どうせ言ったって笑われるだけだから言わない」なんて考える女子が多いのではないでしょうか。でもその心は、恋愛を遠ざける“残念な心理”が働いている証拠かもしれません。何が残念な心理なのかというと、友達を勝手にジャンル分けしたり、友達の枠や線引をしてしまう心理。もっと言えば、友達という存在を、「この人は仕事の話をする人。この人は恋愛トークする相手」といった、自分のニーズを満たすための関係にとどめている心理です。友達を無意識にジャンル分けすると起きる弊害友達と一言で言っても、当然ながら距離感はバラバラです。なんでも話せる友達から、仕事ならこの人、婚活の話をするならこの人…といった具合に、距離に合わせて話題を分けたりするものです。それ自体がダメなわけではないのですが、過剰にこのジャンル分けのような心理を持ち込むと、実は友達としての真の信頼関係を築くことが難しくなります。本来は信頼できる友達関係というのは、話すジャンルが限定されていても「心を許して、信じあえる関係」を指します。「この人とはこういうジャンルだけでのつながり」と自分で先に線引きをしすぎると、本当の意味で心を許したり、信じ合えたりする関係を築くのは難しくなります。その結果が、「困ったときに助け舟を求められない」といった弊害として現れるのです。よくある例として聞くのが、男友達にはなんとなく本音の恋愛相談ができないというパターンです。これは深層心理でその男性との恋愛チャンスを期待しているか、過度に恋愛に発展することを避けているときに起こります。つまりちょっと期待したり、過剰に怖がるから、その話題を避けて相手と距離を取る自分がいるのです。でもそういう関係は、信頼できる友達関係という点でも、あまり健康的とはいえないのです。シングル女子は人間関係の築き方を見直すチャンス誰も言える人がいない…そんな風に絶望してしまう女子は、今この瞬間から人との向き合い方を変えていくと、人間関係が広がるチャンスになるかもしれません。ポイントは、「相手を信頼して心を預けること」。先程の例でいうと「男友達にホンネで恋愛相談ができない」と考えるとき、「この人に恋愛相談をすると、弱さにつけこまれるかも?」「自分の恋愛ダメすぎて引かれるかも?」なんて過剰な警戒心が生まれています。でもこの過度な警戒心は、自分の中での思い込みです! その気持ちに気づき「きっとこの人との関係は、話しても大丈夫」と信じて相手に心を委ねられれば、その人との心の距離は近づくことになります。ちなみに信頼して心を預けるという行為は、当然誰にでもできることではありません。しかしこういった本当の意味での信頼を模索するために友達関係を見直すと、自然と1つずつの友達関係がよくなったり、なんとなく続いていた腐れ縁が終わったりします。その瞬間はストレスを感じるかもしれませんが、長い目でみれば良い人間関係だけが残っていくという好循環が起きます。そしてその良い人間関係の中では、当然良い恋愛も起こりやすくなるのです。友達関係がボロボロだけど、恋愛はいつでも絶好調…なんて人、実はいません。いても長く続かなかったりするものです。それは恋愛関係というものが、1番心が近くて濃い人間関係だから。逆に考えれば、友達関係すらも枠にはめたり線引したりするような状態なら、恋愛関係も「彼氏はこうあるべき」「彼女はこうあるべき」といった枠にとらわれているかもしれません。「誰か紹介して!」という一言はきっかけにすぎません。あなたは困ったときに、ありのままの自分をさらけ出して、友達に助けを求めることができますか?おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©laindiapiaroa/Gettyimages©skynesher/Gettyimages©LeoPatrizi/Gettyimages
2020年07月23日人それぞれ、異性に対して好みのタイプはあると思います。でも、まったくタイプではない人を好きになり、付き合ってから後悔した経験がある人もいるでしょう。そこで今回は、“なんで好きだったんだろうと思う男の特徴”を女子の意見をもとにご紹介。今後の恋愛の参考にどうぞ。文・塚田牧夫だいぶ年上「5年くらい前、20歳上のお医者さんと付き合っていました。マンションも車もあるし、美味しいものもご馳走してくれるし、良かったんだけど……。話がまったく合いませんでした。私がずっと聞き手に回っていて……疲れました」ナツミ(仮名)/32歳やっぱり年上の経済力に惹かれることはありますよね。お姫様気分が味わえるのはいいことです。ただ、ずっと一緒に暮らせるかどうかという点では、ジェネレーションギャップなどが問題になることもあるでしょう。ある程度歩み寄ってくれる彼なら年上でも問題はないのですが、そのような相手なのか見極める必要はありそうです。ナルシスト「以前付き合っていた彼は、筋金入りのナルシストでした。確かにカッコ良かったんですけどね……。デートをしていると、ガラスに映る自分をしょっちゅう見ている人だったんです。この人は、私よりも自分の方が好きなんだろうなと思い、結局別れました」ナミ(仮名)/26歳彼の容姿がいいというのは、確かに大きな魅力です。最初のうちはなんでも許せてしまいますよね。ただ、一緒に過ごす時間が長くなると、それだけアラも見えやすくなります。彼に好意を抱けなくなることもありますよね。アクティブすぎた「マッチングアプリで、海外にいる日本人男性と知り合いになりました。日本に戻ってきたときに会って、私は恋に落ちました。彼はとてもアクティブでフットワークが軽く、いろんなところに連れて行ってくれたので楽しかったです。ただ、あまりにもアクティブすぎて……。あるとき急に海外に行ってしまい、それっきり連絡がつかなくなりました」ユイ(仮名)/25歳彼に振り回されている状態に、喜びを感じる女性は多いもの。でも、その思いが長く続くことは難しいでしょう。アクティブな人は、女性に束縛されることを嫌う傾向にあります。付き合う前に、彼に確認してみた方がいいかもしれませんね。ネガティブ「飲み会に参加したとき。ひとりで他の誰とも話していない、暗い感じの男性がいました。ちょっと興味が湧いたので、私から声を掛けたところ、思いがけず話が弾みました。それから彼と仲良くなり付き合ったんですが、彼はとてもネガティブでした。後ろ向きな発言ばかりで、まるで私の“そんなことないよ”というひと言を待っているように感じました。私までネガティブな性格になりそうだったので、思い切って別れました」マフミ(仮名)/28歳異性が自分に心を開いてくれたとき、大きな喜びを感じることがあります。その喜びを「彼に対する好意」と勘違いしてしまうケースもあるでしょう。交際前に、本当に彼でいいのか、しっかりと自分の胸に聞いてみましょう!ほかに本命がいる「元カレは、本命の女性が別にいる人でした。それは私も分かっていました。ただ、私は諦めきれず……。私のところに来てほしいという一心で頑張りました。でも、まったく彼の心は動かず……。今思えば、無駄な時間でしたね」キミエ(仮名)/27歳人は、手が届きそうで届かないものを見ると、無性に欲しくなるもの。今回もそのケースですね。また、既婚者の彼と交際する不倫も、根底には同じ欲求があります。くれぐれもご注意を……!以上、“なんで好きだったんだろうと思う男の特徴”をご紹介しました。たとえ別れたとしても、あとから思い返して「この人を好きでよかった」と感じたいもの。それが“いい恋”なのでしょう。皆さんも、例に挙げたような男性を好きになってしまったときは、気を付けてくださいね。©Westend61/gettyimages©Deagreez/gettyimages
2020年07月15日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第45回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その14をお届けします。1. 「忙しい」が口癖の男【結婚引き寄せ隊】vol. 44それは20代から30代の男女が集まる、飲み会に参加したときのこと。自己紹介もひと通り終わり、それぞれがまわりにいる人たちと打ち解けて、お酒もすすんで盛り上がってきた頃。「このお店は2時間制だから、あと1時間もしないうちに出なきゃいけない。話し足りない人がいないよう、自分から話しかけよう」と、その飲み会で一番年上だった30代半ばの男性が言いました。いや、まだ1時間あるよねと思いながらも、ちょっと強制的に誰かに話しかけにいかなくてはいけない雰囲気になり、正直なところ「このメンツではそこまでしたい人がいない……」と内心思っていた私。ですが、とりあえず、近場にいる30代前半の男性と話していると、あることに気づきました。その男性に仕事のことをたずねても「忙しいんだよね」、趣味をたずねても「忙しいから何もしていない」、家にいるときはどうしているのかをたずねても「いつも忙しいから、家とか会社とか関係ない」という返事。“忙しい人”を演出しているのか、それともこちらに気がないから、話すのが面倒で“忙しい推し”で逃げ切りたいのかどっちだろうと、ふと冷静になってしまいました。その後、その男性は他の女性と話していても、「毎日忙しい」を連発。総合的に考えて、どうやら“忙しい俺=有能でまわりからひっぱりだこの俺”をアピールしたかった様子。でも、本当に忙しかったら、この飲み会にも来るヒマないやん! と、心の中でツッコミながら、「忙しい」が口癖の男性とは距離を起きつつ、飲み会は終了。何事も、過度なアピールは逆効果だと思ったのでした。2. やたらとオシャレな店を選ぶ男それはある婚活サイトで出会った男性と、初めてふたりで会うことになったときのこと。都内の企業に務めるサラリーマンのその男性から、会う場所として提案されたのは、由緒あるホテルのカフェラウンジでした。その男性は、女性をエスコートするスマートさも持っているようで、これは婚活サイトの文面上だけでやりとりしているとわからなかったであろう、ソツのなさを発見。カフェラウンジのゴージャスさもあって、優雅な気持ちでお茶を楽しみ、「よかったら次に会うお店もボクが決めてまたご連絡しますね」と言われ、お任せすることにしました。数日後、連絡があり、指定されたのはオシャレ雑誌に載っていそうな、リゾート気分が味わえるような南国テイストのオシャレなお店。ここでもそれなりに食事を楽しんだものの、少しずつ、違和感を覚え始めたのです。それは、「ボクのセンスはスゴイでしょ」という、けっこうなドヤ顔が見えてきたこと。その男性は、なぜその店をチョイスしたのかを長々と説明する人でした。この日も無難に時間は過ぎて、後半はほとんど「はい」「そうですね」しか言っていなかった私でしたが、それが逆に良かったのか、その男性から「また次に会うお店を決めたら、ご連絡します」と言われ、店をあとにしました。よく考えてみると、その男性はこちらの食事の好みは聞いてこなくて、いかに自分がオシャレだと思っているお店に女性を連れていくかしか、頭にない様子。こちらから「こんなお店はどうですか」と言っても、「いや、それよりも、もっとイイお店知っています」と返されてしまうのですから。最初は、少しでもイイ場所に連れていこうと努力してくれているのかな、なんて思いましたが、そうではなかったんですよね。そう思うと、ちょっと違うな……と感じて、会うことも終了。その男性には、きっとなんでも「スゴーイ!」と盛り立ててくれる女性が合いそうだなと思ったのでした。3. すぐに家に来たがる男それはある婚活パーティに行ったときのこと。エリート男性が集まるという名目のそのパーティでは、いかにも“仕事がデキる感じの男性”や“小金を持っているからちょっと遊んじゃってます”という雰囲気を醸し出している男性など、いろいろなタイプの男性が参加していました。ほぼフリータイムのスタイルだったので、なんとなく近くにいる人と話す場合もあれば、目当ての人を決めてガンガン話しかけに行く人もいるなど、ざわざわとした会場は活気づいていました。そんななか、少し離れた場所にポツンとひとりで立っていた小麦色の肌の男性と目が合うと、その男性は私のところにつかつかとやってきました。その男性は、少し話すとすぐに、「じゃあこのあと、家に行ってもいいかな?」と聞いてくるのです。「は?」と、聞き間違えたかと思って聞き返すと、「きっと仲良くなれる気ががする」と言って笑っています。……怖! と思い、スーッとその場を離れて、私はトイレに行きました。仕切り直しだと思い、会場に戻ると、小麦色の肌の男性は女性と話していたかと思ったら、サーっと一緒にいた女性が離れていきました。たぶんまた家に行きたいと言って、ドン引きされて、それでポツンと状態が多いのに違いないと確信。初対面で相手の家に行きたがる発言は、距離の取り方が性急すぎて、ついていけないわと思ったのでした。婚活していると、思いがけずいろいろなタイプの人たちに会うこともあるかもしれません。くれぐれも、みなさんもお気をつけて、すてきな人を見つけてくださいね。©Johnce/Gettyimages©Koldunova_Anna/Gettyimages©Taiyou Nomachi/Gettyimages
2020年07月15日真剣に交際しているつもりだったのに、実は相手が既婚者だった…。そういったひどい話も、本当にあるようです。いつだまされていたのに気づいたのか、その後どのように別れたのか。経験談をうかがいました。文・西田彩花着歴が女性の名前だらけ…「もともとあまり干渉しないタイプなのが災いしてか、2か月ほど彼が既婚者だと気づかなかったことがあります。デートの最中、彼がスマホを触っていたんですよね。その時目に入ったのが着信履歴だったのですが、女性のあだ名らしきものがびっしり。もちろん浮気を疑いましたよ。問いただすと、本当は私が浮気相手だったみたいで。しかも妻は妊婦らしく言葉を失いました。その時は怒りや悲しみでいっぱいになって、何も言えなかったんです。気持ちの整理がついてから、もう一度彼を呼び出しました。『もう終わった話だろ』と面倒くさそうでしたが、『家庭や職場に伝える』と言うと態度が一変。『頼むから言わないでください』と懇願されました。結局あちらの家庭などには言っていませんが、最初から不倫なんてするな、と。一生罪悪感を背負ってくれれば良いのにと思っています」(カズミ«仮名»/28歳)残業するとLINEが来た瞬間に退社している姿を…「マッチングアプリで出会った人だったんです。外見もタイプだしすごく優しくて、まさにゾッコン状態。今思えば怪しいと思う言動も、当時は見過ごしていました。あまりに忙しい彼を不審に思ったのがきっかけです。休日出勤や残業が多すぎるというか。最初は心配していたんですけど、わざと私との時間を取らないようにしているのでは…と、だんだんそんな風に思うようになってきました。彼の職場近くに寄ったとき『今日は会える?』とLINEすると『忙しくて日付を越しそう』と返ってきたんですよね。そのときに彼が建物から出てきたんですよ。残業のはずじゃ…と思いながら彼に話しかけると、慌てた様子で私を避けたんです。周囲がザワつき、彼は職場に連れ戻され…。近くにいた女性が、彼は既婚者だと言い、私のことを慰めてくれました。その後連絡を絶ったのでどうなったのかはわかりませんが、痛い目を見ていればいいのにと思ってしまいます」(スズナ«仮名»/26歳)彼の妻から突然の電話が…「彼は、連絡がマメな方でした。なかなか予定が合わず、デートできる日が少なくても、きちんと連絡をくれるので安心していたんですよね。ある日、彼の妻だと名乗る女性から電話がかかってきて。もちろん寝耳に水ですよ。最初彼女は私のことを責めていましたが、本当に知らなかったと説明すると、なんとか納得してくれたんです。最終的に、『今夫は寝ているから一緒に復讐しよう』と言われ、彼女たちの家に。目覚めた彼は、見たこともない顔で驚き、私たち2人に土下座して謝っていましたね。その後、夫婦関係が冷え切っていたと彼女から聞かされました。子どもはいないし、離婚も視野に入れているとのこと。私のもとには彼から『もう会ってくれないんですか?』というLINEが来るし、本当にイライラしましたけど…。彼のような男性とは、一生関わりたくないです」(キョウカ«仮名»/32歳)既婚者でありながら違う相手を求めるなんて、最低のことです。ましてや相手を騙すとなると、どれだけの人を傷つけるのだろうと思ってしまいます。許されない行為をしているのだと自覚し、改心すれば良いのですが…。そして、傷ついてしまった人たちの心が癒えるのを願うばかりです。©Prostock-Studio/Gettyimages©SeventyFour/Gettyimages©RyanJLane/Gettyimages
2020年07月12日有名人の不倫報道が日常化しているこの頃ですが「世の中の実際に不倫された妻たちはどのような決断を下したのか?」を、探偵社MRがリサーチしました。離婚、関係の再構築、その後の監視などの実態とは?文・三谷真美不倫された女性たちの決断とは?総合探偵社(株)MRが、30〜60歳の不倫された経験のある女性約200名に「不倫された後の決断」についてアンケートを実施しました。その結果は…。不倫された後、離婚しましたか?離婚しなかった 63%離婚した 37%夫に不倫されても、離婚せずに関係を再構築した女性が多い模様。不倫されて悲しかったり、悔しかったり、辛かったにも関わらず離婚を選ばなかった女性に、その理由を聞いてみました。離婚しなかった理由とは?※複数回答1位 「子どもがいたから」 57.9%2位 「経済的に苦しくなるから」 41.3%3位 「配偶者へ愛情が残っていた」 28.9%いろいろな要因はあるものの、半数以上の女性が、子どものことを考えて離婚を思いとどまったそう。「離婚することによって経済的に苦しくなる」などの現実的な意見が多いなか、約30%の女性は、夫への愛情を理由に関係の再構築を望んだとのこと。他には「配偶者が深く反省していたため」「離婚しないことが配偶者への復讐になるから」などの理由もありました。離婚した理由とは?※複数回答1位 「配偶者への愛情が失われた」 53.5%2位 「配偶者を信じられなくなった」 45.1%3位 「不倫以外の理由で以前から離婚したかった」 40.8%離婚した女性に理由を聞いたところ、配偶者への不信感から離婚を決断した女性が多いことがわかりました。他には「配偶者が離婚を希望したから」という何とも自分勝手な男性に振り回されてしまった女性が約20%もいます。配偶者が再び不倫しないように行ったことは?※複数回答1位 「何もしていない」 37.2%2位 「外出・飲み会出席の制限」 24.8%3位 「メール・LINEチェック」 24.0%配偶者の不倫を防ぐために、何も行動しなかった女性が約40%もいるという驚きの結果に。もう二度と不倫されたくはないけど、どんな行動を起こしたらいいのかわからないのかもしれません。防止策として「お小遣いの制限をした」「誓約書へ署名させた」などの女性もいました。不倫はハイリスクなのになくならない離婚することで、金銭的負担や孤独感は増大し、離婚をしなかったとしても、愛情や信頼など今まで築いてきた大切なものが壊れます。たくさんの犠牲を伴うとわかっていながらも不倫をやめられない人が多いのはなぜなのでしょう…。©Peter Dazeley/Gettyimages©Kate Kunz/Corbis/Gettyimages
2020年07月08日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第44回は、出会いを探していると、一定の確率で遭遇するかもしれない“ずるい男”についてご紹介。このタイプと付き合う女性は消耗してしまって危険! 最初に「この人は不誠実かも」と見極めて、ハマらなかった女性のエピソードを3つお届けします。1. 話すほどにナゾな身のうえ【結婚引き寄せ隊】vol. 45それは帰国子女のAさんが出会った、ある男性のことです。Aさんは知り合いが多い友達に誘われて、飲むことが好きな男女が集まる飲み会に参加した際、すみっこのほうでニコニコしながらお酒を飲んでいる、優しそうな男性が目に留まったのだとか。Aさんのほうからその男性のところへ行き、グラスを傾けながら、いろいろな世間話や身の上話をしていたときのこと。Aさんが帰国子女だという話になると、その男性が「ああ、俺たち気が合うねえ。俺も帰国子女」と言いだしました。「私はアメリカにいたけど、海外のどこに住んでいたの?」と聞くと、その男性は「まあ、海外ってことで」と話を切り上げます。その後も、Aさんが住む東京の街の話をすると、「ああ、それも近所かもしれない」と言い出す始末。物怖じしないAさんがどんどん男性にツッコンでいくと、「ちょっと前まで住んでた」と話が変わり、すぐに違う話に切り替えてくるのだそうです。妙だと思い、パッとそこから席を移ったAさん。しばらくして、ちらっとその男性を見ると、若い女性に囲まれて何やら楽しそう。ちょっと近くに寄って話を聞いていたAさん。なんとその男性は、さっきと同じ内容をその女性たちにも話していましたが、ツッコミもせず「へえーそうなんだねぇ」などと、和やかなムードの女性たちだったとか。しかも飲み会の後、ひとりの女性とその男性は消えてしまったそうです。Aさんのように、初対面でもおかしいなと思ったことには切り込むタイプだと、すぐに話の辻褄が合わないことに気づくはず。相手の話が作り話だったり、何かの理由で素性を隠して女性の気を引こうとする男性は、話のどこかにズレが出てきますから、そこで見極めていくことがポイントだといえるでしょう。2. いつも連絡が取りにくい彼氏が途切れたことのないBさんが出会った、ある男性のことです。さびしがり屋のBさんは、常にそばに誰かがいないとダメなタイプ。どこから見つけてくるのか、「あれ? この間と違う男性!?」という具合に、気づくといつも彼氏がいるのだそう。そんなBさんは、前の彼氏と別れて、まだ一週間しか経たないというのに、「早く彼氏を作らなきゃ」と焦っている様子。Bさんと仲の良いしっかり者の女友達は、「少しぐらいひとりでいてもいいのに」と、ちょっと心配していました。間もなく、Bさんは合コンで出会った年上の男性を気に入り、すぐに連絡先を交換しました。相手の男性もBさんを「好みだ」と言い、とんとん拍子にふたりの関係が進むと思いきや……。その男性と全く連絡が取れないのです。そのまま自然消滅かもという状況になると、忘れた頃に「スマホの調子が悪くて」と、向こうから連絡があるのだそう。でも、Bさんから連絡するとつかまらず、また絶妙なタイミングで向こうから連絡がくることの繰り返しに。その状態なのに男性から「付き合おう」という話が出て、Bさんは「OK」を出したものの、また連絡がつきづらい状態に突入。これで付き合っているというのなら、Bさんはまるで“キープ”されているような立場を疑う必要があるかもしれません。そして、最初からその男性を訝しんでいたBさんの女友達に、猛烈に交際を反対されたBさん。さびしがり屋のBさんもさすがにその男性は見送ったのだとか。寂しいときは、好意を見せてくれる男性にふらっとしてしまいそうになるかもしれませんが、あまりにも連絡が取れないなどは、すぐに飛びつかないほうが賢明でしょう。態度も含めて、自分に対して誠実かどうかを見極めたいものです。3. 急に連絡して会いたがる営業職をしているCさんが出会った、ある男性のことです。仕事の関係で知り合ったその男性とは、ときどき顔を合わせる程度でしたが、あるときCさんに「よかったら連絡してください」と言って、個人の連絡先を渡してきたのだとか。その男性に好印象を持っていたCさんは、ちょうど彼氏がいなかったこともあって、連絡してみると、さっそくデートすることに。デートではたわいもない話ばかりだったそうですが、その後も「会おう」と約束し、ウキウキしていたCさん。ですが、だいたいにおいてCさんが提案する日にちとその男性の予定が合わず、向こうから連絡がくるときは、急ながらなんとか身支度をして、短時間だけ会うこともしばしばだったそう。あるときは、夜遅くに「急に申し訳ないけど、会いたいから、家に来る?」と連絡があったことも。まだ付き合うかどうか曖昧な関係なのに、夜遅くに連絡してくることに疑問を持ったCさん。「あっちの都合で急に呼び出されるなんて、これは“都合のいい女”にされかけている」とピンときて、その男性とはキッパリと交流を断ったそうです。やっぱり、相手にだけ都合のよいやりとりがあると、その関係を見極めることが肝心だと思ったのでした。出会いを探していると、思いがけずいろいろなタイプの人たちに会うこともあるかもしれません。くれぐれも、みなさんもお気をつけて、すてきな人を見つけてくださいね。©Estradaanton/Gettyimages©valentinrussanov/Gettyimages©kupicoo/Gettyimages
2020年07月08日新婚やラブラブ期に「世界で一番幸せ」なんて思っていても、パートナーに不倫や浮気をされてしまったら一瞬で崩れ去ってしまいます。そこで、全部が最高ではないけど、きちんと信頼できる男性位の見極め方についてリサーチしました。文・三谷真美誠実な男性の特徴とは?ケチではなく金銭感覚が堅実な人「起業家の父親に子どもの頃からお金の大事さを教え込まれながら育った彼は、大胆に使う時とすごくケチる時とあります。彼は、彼女が悲しむからとか道徳的な理由ではなく、『お金や時間などのコストは、浮気に見合わない』との理由で浮気をしないそうです。デートや外食中に、セコいお金の話をするのですごく嫌なのですが、この性格が誠実さにつながっているなら仕方ないと受け入れています」(33歳・会社員)ハデに遊ぶわけでもなく、無駄な飲み会にお金を使うことを躊躇する男性であれば、不特定多数の女性との出会いが減り、お金目当てで近づいてくる女性を除外することもできそう。ただ、不倫は職場での出会いが多いと言われているので、それだけで回避できるのかは不明。“ケチ=誠実”というわけではありませんが、堅実な金銭感覚の持ち主であれば、浮気のリスクが少し減るのかもしれません。女性を喜ばせるのが得意でない「私の男友達は、ルックスやスタイルもいいし、収入もそこそこあるんです。だからすごくモテてもいいはずなのに…スポーツ一筋でロクに恋愛をしないまま大人になったせいか、女性を喜ばせることがとても下手です。明らかに言ったら喜ばれる言葉を伝えることもなく、彼女を楽しい場所に連れて行くなんてことも苦手。ただ、女性のほうからグイグイ引っ張っていけばその通りに行動するし、自分から行動しないので浮気もしません。性格もいいので、すごく優良物件だと思います」(32歳・医療関係)女性を喜ばせることに長けていたり、女性の変化に気づくなどのマメな男性は総じてモテるもの。女性の扱いは下手だけど、基本の性格はいいし浮気をしないような掘り出し物の男性を見つけましょう。最低なことをしない人を選ぶべき不倫や浮気によって、今まで大切に築き上げてきた関係性が壊れてしまうのは当たり前。最高な部分と最低な部分を持ち合わせる男性に振り回されるよりも、最低なことをしないで穏やかに過ごせる人を見つけたほうが幸せなのかもしれません。©PeopleImages/Gettyimages©prostooleh/Gettyimages
2020年07月06日彼となんか一緒にいても楽しくない。安心はできるけど、愛情がうまく感じられない。そんな方は、マンネリ期に入っているかもしれません。では、そのマンネリはなぜ起きるのか、どうしたら脱することができるのか、少し考えてみましょう。文・おおしまりえ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 76彼とのマンネリはなぜ起きる? ラブラブがずっと続くためにできること彼といつまでもラブラブでいたい。でも、1年2年と付き合っていくと、なんか最近、何をしても安心感こそあれど、付き合いたてのような幸せが感じられないなーってことはないでしょうか。いわゆる“マンネリ”という状態ですが、マンネリは放っておくと良いことはありません。とはいえ、マンネリは誰にでも起きること。どうやったら回避したり克服したりできるのか、一緒に考えてみませんか。付き合ったばかりの頃は、LINEが来たらウキウキし、デートの約束が決まるとソワソワし……なんてはずだったのに、気づけば別にご飯を食べても一緒に寝ても、ドキドキワクワクしない。なんなら「退屈だなあ」と思うことすらある。でもそれ、半分は人として当たり前の反応なんです。恋愛初期というのは、興奮を司るホルモンが、私たちからドバドバ出ています。その結果、世界が虹色に見えるような幸福感が湧き上がり、彼とは何をしても楽しい! 大好き! ハッピー! という状態になるんですね。この状態は早い人では半年、遅くとも3年ほどで収束します。そうするとマンネリを感じ始めるのですが、マンネリは、このラブラブ興奮状態で本来築くべきものができていないとき、生まれやすくなります。興奮の嵐の最中に築くべきもの、それは「穏やかな信頼という愛」です。この人とわかり合いたいこの人と支え合いたいこの人と一緒にいたいこういった信頼の愛が、興奮と入れ替えで存在感を示せないと、マンネリはすぐにアナタの前に現れます。新しいことをするのはマンネリ打破にならない!?よくマンネリを打破するためには、新しいことをせよ! いつもと違うシチュエーションを求めよ! といったアドバイスを見かけますよね。でもこれ、実はあんまり意味がないんです。なぜなら、1回去った興奮という名のラブラブを呼び戻そうとしているだけだから。人間は前に進む生き物ですから、過去の状態には戻れません。もしマンネリ打破のために、新しい興奮を取り入れたとしても、すでに興奮状態は経験ずみです。長続きしなかったり、前ほどの興奮が味わえなかったりして、ガッカリすることになります。信頼という愛を見出すとマンネリは感じない恋愛関係も前に進ませないと、いずれマンネリは来てしまう。だからこそ、ラブラブの興奮期から、愛にあふれた信頼期というステップを踏めないと、人はその恋愛に飽きて(幸せを感じなくなって)しまいます。では、信頼はどうしたら生み出されやすくなるのかというと、2つのコツがあります。1:集中慣れた彼との関係、デートの時はお互い好き勝手スマホをいじり、決めた予定をこなすのみ。お互いのツボがわかるから、一緒にいると楽だけど、すごく楽しいわけじゃない。こんな人は、ズバリふたりの関係にぐっと集中してみましょう。彼の機嫌、自分の気持ち、会話やデートの内容はもちろん、一口食べる食事にも集中をしてみましょう。マンネリの多くは心が慣れてしまっている状態で起きますが、それはつまり、今この瞬間に集中できていないことの現れです。要するに、暇だから飽きを感じるのです。彼との恋愛、彼とのコミュニケーションに集中することで、新しい刺激が心に加わり、マンネリ打破へとつながります。ちなみに関係に集中すると、「あれ、私ってこの人のこと、好きじゃないかも」なんて感じる場合もあります。関係に集中した結果別れるというのも、また1つの選択です。2:与える多くの女子が「愛されたい」という欲求を恋愛にぶつけています。でも、愛されたかったら、自分から愛さないと物事は動き始めません。マンネリは信頼という愛がないから生まれるのであれば、まずは自分から相手を信頼し、愛を与えていくことで、関係が良くなっていく場合があります。普段なら彼任せのデートを自分がリードしてみたり、いつもしゃべってばかりなら、相手の話を集中して聞いてみたり。相手のために与えるという行動が習慣になると、自然と相手からもらえるモノも増え始めます。その結果、気づくとマンネリは消え、大きな信頼という愛のコミュニケーションが取れているかもしれません。マンネリは1日で解消することはできません。でもきっと、この記事を読んでいるということは、彼のことが好きという気持ちがあるから、打開策を探し、関係を良くしたいと思うんですよね。まずは、ふたりの関係への関わり方を変えること。そうすることで、きっと自分の気持ちも、相手の気持ちも、自然と交わり、より良い関係が築けるはずです。おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©hobo_018/Gettyimages©courtneyk/Gettyimages©Dimitri Otis/Gettyimages
2020年07月02日生涯を共にすると約束して結婚したはずなのに、不倫してしまう人があとを絶ちません。そこで、探偵社MRが不倫経験のある男女にさまざまなアンケートをおこないました。文・三谷真美不倫の始まりと終わり総合探偵社(株)MRが、不倫経験のある既婚男女にアンケートを実施。不倫を始めた時期から終わる時まで、赤裸々に教えてもらいました。不倫を始めたのは結婚何年目?1位 「1年以内」 32.1%「2年以内」 32.1%3位 「3年以内」 7.1%新婚生活中に不倫を始める人が多いことに驚きますが、「結婚前から不倫している」と回答した人が28.6%もいました。つまり、不倫する人の約90%は、結婚後2年以内に不倫を経験しているということ…。不倫を続けた年数は?1位 「1年」 54%2位 「2年」 20%3位 「3年」 16%90%の人が3年以内に不倫相手と別れているなか、「10年以上続いた」というツワモノも。別れ方は、直接会って話をする人が44%と最も多く、次いでメールが多いそうです。不倫が終わるきっかけは?1位 「バレた」 34%2位 「転勤・異動・引っ越しなど」 32%「冷めた」 32%不倫の終わるきっかけが「あった」、「なかった」は、それぞれ50%と半分でした。きっかけがあった人に理由を聞いてみると、「結婚相手にバレた」、「転勤・転居」、「妻に子どもができた」などの外的要因をが多いです。ちなみに不倫の始まりは、社内不倫をしている人の約80%が、飲み会や食事会をきっかけに一線を越えてしまったパターンでした。きっかけがあれば不倫をやめさせられる「不倫は長続きしない」とよく言いますが、別れるきっかけがなくだらだら不倫を続けている人が多いように感じます。もしも今まさにパートナーの不倫を怪しんでいるのなら、しっかりと「不倫をやめるきっかけ」を与えてあげれば、不倫をやめさせることができるかもしれません。©LightFieldStudios/Gettyimages©FluxFactory/Gettyimages
2020年07月01日どんな状況になっても不倫をやめることができない、むしろやめる気なんてない男性が一定数いる模様。そんな既婚男性たちに、不倫をするメリットや困ること、家族への罪悪感など、さまざまな本音を探偵社がリサーチしました。文・三谷真美不倫している男性の本音とは?総合探偵社(株)MRが、現在不倫している既婚男性にさまざまなアンケートを実施。不倫男性の赤裸々な本音とは…?不倫を始めたきっかけは?1位 「性的欲求」 36.5%2位 「相手のことを好きになった」 17.5%3位 「なりゆき」 17%性的欲求をきっかけに不倫をスタートするという、男性らしいとも言える結果になりました。他には「妻との不仲」や「夫婦間のマンネリ感」など、家庭内の不満をきっかけに不倫を始める男性も多くいます。不倫相手と過ごすメリットは?1位 「カラダの関係」 48.5%2位 「癒し」 37.5%3位 「時間の共有」 9%約半数の男性が「カラダの関係」と答えたのに対し、「癒し」の他にも「会話を楽しむ」など恋人に求めるような回答も目立ちました。逆に“不倫相手から求められて困ること”については、「会いたがられる」「メールが多い」「電話をかけてくる」との回答が約半数いました。家族への罪悪感は?1位 「誰に対しても心は痛んでない」 39.0%2位 「妻」 30.5%3位 「子ども」 23%罪悪感を感じることなく不倫を続けている男性が約40%もいることが発覚。不倫相手に申し訳なく思っている人は約6%と、すごく少数派でした。不倫男性の本音は自分勝手アンケートの結果をまとめると、不倫している男性の大多数が、不倫相手にカラダの関係を求めているものの、会いたがられると迷惑で、誰に対しても罪悪感を感じていないということ。とはいえ不倫に癒しを求めている人も一定数いるので、ひと言に「不倫」と言っても、ライトにカラダの関係を楽しんでいる人から、恋人関係のような気持ちで接している人もいるのでしょう。©PeopleImages/Gettyimages©Peter Cade/Gettyimages
2020年06月28日不倫をする人たちの気が知れませんが、当の本人たちにとっては、大事な関係でもあるようで…。自粛期間が不倫カップルにも影響を与えたものもあるみたいです。どんな影響があったのか、お話をうかがってみました。文・西田彩花家族の目を盗んでLINEを…「彼には家族がありますが、本当に好きで。私は独身ですけど、新しい相手を見つけたいとも思わないくらいです。自粛期間はなかなか会えずすごくつらかったですが、私にとって愛を再確認する時間にもなりました。彼の勤務状況が変わり、家にいることが増えたんですよね。普段は外から連絡してくれることが多かったので、連絡頻度が減ってしまったんです。だけど、家族の目を盗んでLINEをくれる彼に、愛を感じました。やっぱり好きじゃないと、連絡が途絶えてしまうんじゃないかなと思って…。頻度は減りましたが、一つひとつの言葉が嬉しかったです。『早く会いたいよ』なんて言われると、胸がキュンとしてしまって…。結果的に、私はこの人のことが本当に好きなんだなと改めて実感する期間でした」(モモ«仮名»/28歳)既婚者でなければ愛を再確認する期間になっても良いと思うのですが、相手は家庭を持っている人。たくさんの人を不幸にするという認識がないのは怖いです。身勝手としか言いようがありません。ワガママ炸裂で破局「彼女とは2年近くの付き合いでした。僕は既婚者なのですが、妻との関係がうまくいっておらず…。ちょっとした遊びのつもりでしたが、ずるずると関係を続けていたんです。彼女も僕に家庭があることは知っているので、そこも理解したうえでの付き合いだと思っていました。離婚してほしいだとか無茶なことは言ってこないし、お互い割り切った関係だと認識しているつもりだったのですが。自粛期間になって、急にワガママが炸裂したんですよね。こっちは家族の面倒を見る時間が増えて大変だというのに。『どうして連絡してくれないの?』『もう好きじゃないの?』といった質問攻めのLINEが怒涛のように…。面倒くさいのを通り越して恐怖を感じましたよ。彼女の本性を垣間見た気がして、関係は終わりにしました」(タクヤ«仮名»/36歳)そもそも家庭がありながら割り切った関係というのは、あってはならないはず。本性を見たからという理由で別れるというのもおかしな話です。むりやり正当化しているようで、なんだかモヤモヤします。出会った頃に戻ったみたい「彼は既婚者で、子どもはいません。共働きだそうで、自粛期間は夫婦ともに家にいる時間が増えたみたい。私は独身で、寂しい時間を過ごしていました。今は妻と一緒なんだと考えると、苦しい気持ちになりましたね。長らく会えない時間が続いたので、久々に会ったときはとても嬉しかったです。変わらず私を見てくれる彼に、安心しました。期間が空いたせいか、出会った頃に戻ったみたいで、お互いにちょっと照れてしまったり…。自粛前はマンネリ化していたのかもと思うくらい、今は燃えています。寂しい時間を乗り越えて良かったと思っちゃいますね。当たり前だと思っていたけれど、2人で会える時間がどんなに大切か、胸に刻んでいます」(ミサト«仮名»/31歳)不倫関係でありながら、2人で会える時間が大切だと思ってはいけないでしょう。自分本位の幸せを手にしようとしてはならないと思います。これからも関係を続けようとするのは、あまりにも自分勝手では。そもそも不倫関係を正当化しようとするのがおかしなこと。認識のズレが怖いように思いました。自粛期間が何らかの影響を与えたカップルもいるようですが、いろんな人を傷つけると自覚するべきです。©Westend61/Gettyimages©skynesher/Gettyimages©Image Source/Gettyimages
2020年06月28日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第43回は、婚活中に見聞きしたエピソードです。なかでも、女性たちがいまでも印象に残っているという、付き合ったけど「サイテーだった男」のエピソード3選をお届けします。1. ほぼ「財布を忘れる」男【結婚引き寄せ隊】vol. 43バリバリと仕事をしている30代のAさんは、年下の彼氏との関係を終わらせたばかりでした。合コンで出会ったという年下の彼氏は、Aさんに一目惚れして、最初から「付き合ってください!」と積極的に向かってきて、彼氏のいなかったAさんは了承したそうです。ただ、最初のデートのときは年下の彼氏がごちそうしてくれたものの、2回目からはいつも「財布を忘れてきた」と言って、Aさんが支払ってばかりいました。経済力のあるAさんにとって、お茶や食事代を出すぐらいのことはなんてことはなかったものの、年下の彼氏が毎回「今日は絶対持ってこようと思ったのに」と言いながら必ず忘れるルーズさに嫌気がさしたと言います。次第にAさんは、「また今日もおごらされるかもしれない」と思うと、だんだんと年下の彼氏に会いたくなくなり、きっぱりと別れを告げたのだそう。「もしかして最初からヒモになりたかったのかも」と話すAさんでしたが、別れてさっぱりしているようでした。私も「財布を忘れる」男に遭遇したことがあるので、Aさんのスッキリした様子に共感。支払うか支払わないかというお金の問題というよりも、そのときの相手の性質が垣間見えることで、自分のことを大事に思っているのかいないのかが判断できます。やっぱり、大事にしてくれる人をパートナーに選びたいものですよね。2.「彼女は絶対に20代」という男30歳になったばかりのBさんは、長く付き合った30代後半の彼氏と別れたばかりでした。仕事関係で知り合ったという元カレとは、最初からお互いに好印象を抱いていて、付き合うまでも順調だったといいます。10歳ぐらい年上の彼氏は、年の離れたBさんに「これ似合うから」と言っては洋服やアクセサリーなどをプレゼントしてくれていたのだとか。Bさんも幸せなお付き合いが続き、「このままこの人と結婚できたらいいな」と考えるようになっていました。付き合い当初は20代だったBさんの、30歳の誕生日が近づいたある日。突然彼氏から「別れよう」と切り出され、ショックを受けたBさん。ですが、理由を問いただすと「……絶対に彼女は20代がいいから」と言われたそうです。そんな理由で!?と理解できなかったBさんですが、「年齢で相手を区切るような男だと見抜けなかった自分にも悔しい」と、2度とサイテー男に引っかからないと心に誓ったようです。年齢に限らず、相手の内面を見ないで、条件だけで人を判断するような人とは、関わりたくないと共感したのでした。3. 趣味の場に付き合わせる男アラフォーのCさんは、婚活で知り合ったサラリーマンの男性との関係を切ったばかりでした。出会ってすぐに意気投合したCさんと彼氏は、すぐに「付き合いましょう」という話になり、1度目のデートはイタリアンに行ったのだとか。ただ、だんだんと「行きたいところがあるんだけど」と言われ、Cさんが連れて行かれるのは彼の趣味の商品が販売されているスポーツ用品店。体を動かすことが好きで、ゴルフや山登りが趣味だとは聞いていたものの、デートとは名ばかりでほとんどが彼の趣味の店ばかりで会うことに。スポーツ用品店に行った帰りにごはんを食べると、彼はずっと趣味の話ばかりで、Cさんの趣味については一切聞いてもこなかったそうです。「いま思えば、私に興味があるんじゃなくて、自分の趣味の話を聞いてくれる相手がほしかっただけ」と話すCさんでしたが、やはり婚活のプロフィールだけでは相手のことを見抜けない点はたくさんあるなと思ったのでした。婚活していると、男女ともに、いろいろなタイプの人たちに出会うこともあります。みなさんもすてきな恋愛を謳歌してくださいね。©Ozge Emir/Gettyimages©Mixmike/Gettyimages©lostinbids/Gettyimages
2020年06月27日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第42回は、婚活中に見聞きした、ちょっと敬遠されがちな“クセ”のエピソードを3選お届けします。1. “クチャラー”になってしまうクセ【結婚引き寄せ隊】vol. 42出会いを探している男女がたくさんいるなかで、「いいな」と思うポイントは人それぞれですよね。それとは反対に、「いやだな」と感じるポイントも人によって違います。そのなかのひとつとして、食の好みが似ているか似ていないかを相手に求める人もいるようですが、食事をするときの振る舞いについても、おたがいの相性がわかることがあります。婚活サイトで出会いを探していたAさんは、理想の条件に合う男性を探し当て、何度かメッセージをやり取りして、とても好印象だったそう。スムーズにやり取りが続き、「今度はお食事でもいかがですか」と誘われ、実際に初対面することになったときのこと。婚活サイトのプロフィール写真で見た通りの好青年がAさんを出迎え、ふたりで席について、料理が運ばれてくるまでは「この人、当たりかも!」と思っていたのだとか。ところが……。食事の際、その男性は「クチャ、クチャ」と音を立てて食べたり、口に食べ物を入れたまましゃべり続けたりする、“クチャラー”だったのです。気にならない人にはそこまで重視することではないのでしょうが、気にする人にとっては、クチャラーとの食事の時間は憂うつになるもの。最終的にAさんのほうから、その男性とのやり取りをやめたそうです。ほかにも、婚活していた男性が女性の食べ方がいやで疎遠になったという話も。とくに出会ったときの第一印象がその後を左右する場において、“クチャラー”は男女問わず、ちょっと敬遠されがちなクセのひとつといえるでしょう。2. ついネガティブなことを言ってしまうクセそれは絶賛婚活中のBさんのこと。いつも控えめなBさんは、女子会でも端っこのほうに座ってまわりの話を聞いているような慎ましやかなタイプです。そんなBさんが婚活友達に連れられ、続けて合コンに行ったけれど「まったく成果がなかった」という話をしていました。最初は、ひかえめなBさんのことだから、あまり自分のことを出せなくて疲れてしまうのかなと思っていたのですが、よく話を聞くと「つい相談しちゃうんだよね」と言います。なんだろうと思ってさらに話を聞いてみると、「今日も会社でいやなことがあった」「あまりコミュニケーションを取るのがうまくないから、こんな私なんて……」などと、グチやネガティブなことを相手に言ってしまうのだとか。「でもあんまりなぐさめてもらえない」と話すBさんでしたが、初対面の男性に、突然ネガティブなことばかり話したら、相手のテンションは下がるばかりだということをBさんはよくわかっていない様子。Bさんだけでなく男女問わず、初めて会う相手から暗い話ばかりされても戸惑ってしまいますよね。出会いの場において、“ネガティブなことを言う”のはマイナスにしかならないなと思ったのでした。3. 無意識に上から目線になってしまうクセそれは結婚相手に、エリート男性を求めているCさんが、婚活パーティに参加したときのこと。そのパーティでは、年収が高く、ハイステータスの男性ばかりが集まる場で、張り切ってCさんはパーティ会場へ出かけたのだとか。相手にばかりスペックを求めるのではなく、Cさんの場合、自分自身も高学歴で高収入、身なりにもお金をかけていました。そんなCさんを男性が放っておくはずもなく、パーティでも「いま、いいですか?」と声をかけられては話すものの、ほんの数分話すとサッと相手の男性が離れていくのだそう。「原因がわからない」と話すCさんですが、男性との会話の内容や、普段のCさんの言動からも察しがつきました。それはつい“上から目線”で話してしまうこと。男性にも、「私はという会社で年収をこれぐらいもらっているけど、あなたは?」とストレートに年収や仕事内容、家柄などまで聞いてしまうようでした。Cさん自身は堂々と自分のプロフィールをアピールできるからこそ、同じように相手も話せるものだと思って聞いてしまうのですが、それを快く思わない男性も多いものです。また逆に、好条件の男性だからといって、出会ったときに見下したように話す男性は、女性からも敬遠されがち。無意識とはいえ、“上から目線”は印象がよくないなと思ったのでした。恋活や婚活をしていると、男女ともに、いろいろなタイプの人たちに出会うこともあります。くれぐれも、みなさん素晴らしい恋をしてくださいね。©Aja Koska/Gettyimages©Estradaanton/Gettyimages©praetorianphoto/Gettyimages
2020年06月26日気づくといつも彼の世話を焼いている。でも彼からはあんまり大事にされている感じがしないし、付き合い始めよりも、彼がダメ男になってるかも…。そんなあなたは、オカン系彼女になっているかも!?彼女が“お母さん”になると、なぜダメなのか。そこにはどんな問題があるのかご紹介します。文・おおしまりえ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 75オカン系彼女になってしまう女子が、抱える問題年下男子とお付き合いすることが多い。付き合うと彼の身の回りのことをいろいろやってあげることが多い。気づくとお母さんみたいな立場になっていることが多い。いつもこんな恋愛パターンを繰り返している方はいませんか? いわゆる「オカン系彼女」なんて呼ばれることが多いですが、実は恋愛においては、オカンポジションを取ることはあまり良いことではありません。なぜなら、本当のオカンは別でいますし、彼女のあなたがオカンになると、彼はバランスを取るために息子になってしまうからです。それは当然、恋愛関係において良いこととは言えません。では、どうしたらオカン系彼女をやめられるのか。それは「つい彼の面倒を手厚くみたくなる心」を、理解することで辞めていけるかもしれません。オカン系彼女が抱える3つの罠ではオカン系彼女が抱える3つのネックについて、それぞれ解説していきます。おそらく多くの人が3つ全部に思い当たるフシがあると思いますが、特に強いものはどこか、振り返りながら読んでいただければと思います。1:こうあってほしいという期待人は誰しも、他者に対して期待を持つ生き物です。ただ、オカン系になってしまう女子は、特にこの期待が彼氏に対して大きすぎるようです。また期待を抱いた結果、彼に依存的になる女子がいる一方で、オカン系はしっかり者なので「じゃあ私がなんとかしてあげる!」とばかりに奮起します。でも、彼のために何かしていると、「彼のためにしてあげたい」がだんだん不満に変わっていき、最終的には「なんでこんなにしてるのに、彼に響かないの?」といった苛立ちに変わっていませんか?これは彼と自分の境界線が曖昧になっているから起きる問題です。そもそもスタートは「彼のためになんとかしたい!」という自分の欲求から始まっています。つまり「自分がこうしたいからした(彼がそれをどう受け止めるかは関与しない)」で完結しなくては心が苦しくなってしまうのです。2:相手のためと言いながら、信頼感が欠如オカン系が行動するとき、それは当然「相手のため」を想ってのことです。しかしオカン系が何か行動しているとき、その多くは「相手が欲していそうなことを予測している」場合がほとんどだったりします。結果として、女性は別に頼まれてもいないのに家事をしたり、頼まれてもいないのに彼の疲れを気遣ったり、頼まれてもいないのにお金を出したり…といった行動に出がちです。でも、頼まれていないということは、本質的にその行為は相手に求められてはいないのです。ではなぜ女性側が先回りし、察していろいろしたがるのかというと、根底には彼に対する「信頼感のなさ」があるからです。彼がしっかりすること、頑張ること、行動することなどが信頼できないから、彼女は先回りして手を差し出してあげちゃうのです。言葉にするとわかりやすいですが、いわゆる過保護な親のモデルケースのようなもの。それをあなたも、彼に対してやっているかもしれませんよ。3:心配性なので相手を把握したい過保護な親を思い浮かべると、オカン系の落とし穴を見つけやすくなります。最後は、自分の心配を叶えるために、相手を把握したい、相手を思った通りに動かしたいという欲求についてです。例えばカップルならば、彼の疲れや忙しさを気遣うふりをして、仕事のスケジュールや人間関係を聞き出す女性っていませんか? これも1つの把握したい欲求の現れで、根底には自分の不安を解消させたいという気持ちが隠れています。全てを掌握したい気持ちは、当然愛ではありません。ただ自分の心配という気持ちを、解消させようとしているだけです。3つの落とし穴をご紹介しましたが、何より厄介なのは、表面上のあなたは非常に優しく甲斐甲斐しい行動や態度を取るため、自分も彼も、オカン系の落とし穴に陥っていることに気づかないことです。でも、結果としてあなたは彼を意のままにしたいオカンになっていますし、彼はバランスを取るために、「世話の焼きがいのある息子」っぽく変化していきます。もし、彼がちょっと良くない変化をし始めていることに気づいたら、自分のふるまいを見つめてみましょう。好きなら勇気を持って「見守る」選択をジワジワと彼をダメ息子にしていくオカン系の彼女。でも一方で、「面倒見のいい彼女がいることで成長している彼氏」といった成功例もありますよね。その違いは何なのか。実はポイントは2つあります。1:「世話を焼きたい」という自分で終わらせる先程オカン系彼女は、相手のためを想いながら自分の欲求を満たすために世話を焼く、というお話をしました。うまくいっているカップルとの違いは、尽くし行動が自分の満足でちゃんと完結しているという点です。「彼のためにご飯を作ってあげたい」と思ったら、それは「彼のためにご飯を作れて楽しい」で終わればいいのです。「彼のためにご飯を作ったから、喜んでもらいたい」と思ってしまっては、そこに喜びという期待が上乗せされています。バランスの取れているカップルというのは、尽くす側の女性も、彼に期待をして尽くしているのではなく、尽くすという行動自体を楽しんでいるのです。2:好きなら「信頼して見守る」という選択を見守るって、実はすごく難しいことだったりします。だって見守るだけだと、こちらは手出しができないし、相手は自分と同じ方法で取り組むわけでもない。間違いをすることもある。それでも手を差し伸べることはできないんです。見守るとは、相手が自分のコントロールできない範囲にいってしまうことです。オカン系彼女には、さぞ辛い選択でしょう。だって手出しができないんですから。でも「かわいい子には旅をさせろ」というように、愛しているからこそ、相手を野放しにすることも大切です。もちろん気持ちだけは向けておいてほしいのですが、愛しているからこそ任せるという選択が取れると、あなたの優しさもぐっと深みを増すかもしれません。何を隠そう、筆者も過去にはこの誤ったオカン系を散々やってきた人間です(笑)。だからこそ、相手がなぜダメになるかがよくわかるし、自分が相手をいかに下に見ていたか、今なら痛いほどわかります。オカン系の最後は、大体がバッドエンドです。彼が意欲減退した魅力的でない男性になるか、彼が反抗期に突入してけんかが耐えなくなるか、悲しいかな別の女の子と浮気に走るかがほとんどです。そうならないためにも、ぜひオカン系彼女はとらえ方を改め、「面倒見のいい素敵な彼女」に変容していきましょう。おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Mixmike/Gettyimages©PeopleImages/Gettyimages©Carl Smith/Gettyimages
2020年06月25日今までは楽しく関係を続けていた「W不倫カップルに変化が訪れている」との噂を聞きつけ取材したところ、離婚を迫られている男性が多数いることが発覚。不倫相手の女性から届いた恐怖の困惑LINEとは…。文・三谷真美既婚男性が困惑しているLINEとは?私が別れたらいつ離婚してくれる?「僕も彼女も別のパートナーがいる、W不倫カップルです。今まではお互いに離婚なんて考えることなく平穏に過ごしていたのですが、おこもり生活になって彼女の家庭が変化しました。ずっと家にいる夫とモメることが増えて離婚を考えるようになったそうで、夫と喧嘩するたびに『もし私が離婚したら、あなたはいつ離婚できる?』と聞いてくるんです。しかも『私は待っていられるよ』など、逃げ道がないような言い回し。僕は離婚するつもりなんてないので困っています」(42歳・会社経営)四六時中、一緒にいることで夫婦の関係性に変化が起きている模様。その影響で不倫相手への気持ちが高まってしまい、今まで保たれていたバランスが崩れてしまっているのでしょう。同棲と即結婚どっちがいい?「付き合いたての頃、妻の愚痴を言いながら『本当は離婚したい。もしお前が離婚してくれるなら、俺も離婚して再婚しよう』と彼女に伝えていたんです。彼女は『私は子どももいるし離婚できない』と言っていたので、僕がカッコつけて言っていた部分もあったと思います。ですが最近、彼女が離婚話を進めているそうで『私と同棲したい? それともすぐ結婚したい?』と聞いてくるんです。離婚がリアルになっている彼女に『どっちもしたくない』なんて言ったら自宅に乗り込んできそうで怖いです」(40歳・会社員)「不倫相手の彼女だって離婚しないだろう」と思っていたからこそ、「離婚したい」「お前(不倫相手の女性)と結婚したい」などと口を滑らせてしまった男性。彼女が実際に離婚してしまう前に、穏便に距離を取る方法を模索しているそうです。不倫カップルに変化が…自粛生活の影響なのか、最近になって不倫相手から離婚を迫られている男性が少なからず存在している模様。自由な時間が多かったり、ほどよい距離感のおかげで続いていた不倫カップルは、新しい生活様式によってバランスを崩し始めているのかもしれません。©AntonioGuillem/Gettyimages
2020年06月21日不倫には良いことなんてない。頭ではわかっているのに、どうしても別れられない。そんな女子は、心の奥底で本当は不倫によって意外なメリットを得ていると感じているのかもしれません。でもそれ、本当にメリットなのでしょうか……少し振り返ってみましょう。文・おおしまりえ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 74今すぐやめたくなる! 不倫によって“実は”叶っている恐ろしいこと不倫なんてダメ! 不倫なんて意味ない! 頭ではわかっていても、なかなか気持ちの納得ができず、関係を続けてしまう人もいるでしょう。現在新型コロナウイルスにより、人間関係の整理が進んでいる方も多い模様。この勢いで、自分の身辺もキレイにしたい! というか、不倫を終わらせて人間関係をキレイにしたい! そんな風に思う方に向けて、実はあまり語られることのない、不倫関係が自分の希望を叶えている、という心の問題についてご紹介します。自分の心が無意識に抱いている問題を、開いてみませんか?物理的なデメリットは頭でしか納得しない!不倫は婚期が遅れるからダメ!妻にバレたら大変だからダメ!そんな関係意味がないからダメ!などは、不倫をやめるべき理由としてよく語られるでしょう。おそらく今不倫中のあなたは、これら理由は耳が痛くなるほど聞いており、さらに自分でも「わかってるっつーの!」って感じだと思います。今回は、このような物理的なデメリットには一切触れません。だって当たり前すぎるし、物理的なデメリットは頭で納得できるけど、心が納得できないから。人間、気持ちの納得感がないと、行動は起こせないものです。ではこれから紹介するデメリットはどんなことかというと、“不倫によって実は自分の希望が叶えられていること”です。「え? 不倫なんてできればやりたくないでしょ! 何も叶ってないよ」と思うかもしれませんが、無意識下ではもっと複雑なことを考えています。これから紹介することをデメリットと感じるなら、“実は無意識にもっている希望を叶えていること”をやめていく努力が必要です。不倫関係が叶える2つの無意識の考えではさっそく、不倫をすることで実は叶っている2つのことについてご紹介していきます。頭では「幸せになりたい!」と思っている人は、少し振り返ってみましょう。不倫関係は「私は大事にされない」という思い込みを叶える突然ですが、あなたは自己肯定感が高いと思いますか? 多分多くの人が、高くないと答えるでしょうし、実際日本人の半数以上は、自己肯定感が低めだというデータもあります。不倫関係に長期的にハマってしまう女子の多くは、無意識の中に「私はきっと大切にされない。私なんて、大事にされない」といった感覚が強く居座っていることが多々あります。この感覚は非常にやっかいです。なぜなら、自分が大事にされない現実を、知らず知らずのうちに生み出します。不倫というのはどんなに言葉や行為で愛されても、優先順位が2番手の立場です。つまり、どこまでいっても1番愛される存在ではありません。これほどまでに「大事にされない私」を具現化させるのにもってこいなシチュエーションってありませんよね。「心が変われば行動が変わり、現実が変わる」よく言われることですが、それは意識していない心すらも、気づかないうちに行動に反映させ、そして現実を変えてしまうパワーがあることを知ってほしいです。自己肯定感を今すぐ爆上げしろとは言いませんが、まずは「私なんて大事にされるはずない」という思い込みが自分にはないか、今すぐ振り返り、そしてやめていきましょう。1対1の深い信頼関係を結ばないことで、責任から逃げる深い信頼関係って、あなたはどういうモノを想像しますか?相手のことを理解し、自分も理解されるなんでも話せるし、なんでも受け入れる愛し愛される関係自然体でいられる関係など、人によっていろいろな解釈があると思います。これらは信頼関係のメリットですが、実はデメリットもあります。それは深い信頼関係というものには「逃げ場」がありません。たとえば先程「信頼関係=相手のことを理解し、自分も理解される」と考えたとしましょう。スムーズに理解し理解されればいいのですが、ときには話し合ったり、相手と長い時間向き合ったりしないと、理解しきれないことも起きます。そういった問題が起きたとき、実は1対1の信頼関係には逃げ場がありません。例えばあなたに、一生一緒にいたいと思う、大好きな独身の彼がいたとします。でも彼には、奨学金や家族をサポートするために重ねた500万円の借金がありました。この場合、大好きな彼との深い信頼関係があれば、あなたは結婚や将来を考えるために、この借金をどう整理していくか、2人で向き合っていくと思います。しかしこれが不倫だった場合、あなたはこの借金を良くも悪くも、背負ったりサポートする必要がありません。彼と深い関係を築かない代わりに、面倒な問題に向きあう必要がないのです。信頼とは心の話ですが、こういった物理的な問題にコミットする覚悟を生み出します。こうしたコミット力が少ないと、人はすぐに手短な幸せや安心に逃げてしまいがちです。その1つが不倫関係なんです。ちゃんとした幸せを手にしたいと思っているのに、不倫に落ち着いてしまう。それはつまり、心の奥底では、相手の責任を取りたくないという、信頼関係への逃げがあるかもしれません。今回は不倫が実は叶えている2つの願い、についてご紹介しました。無意識って、私たちが思っているよりずっと強い力を持っているんです。だからこそ、上手に付き合っていきたいですね。克服したいと思った女子は、まずは自分の胸に手をあて、今回のような、隠れた本心はないか、ちょっと振り返ってみましょう。おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©PeopleImages/Gettyimages©praetorianphoto/Gettyimages©PeopleImages/Gettyimages
2020年06月18日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第41回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その13をお届けします。1. 携帯電話を気にしすぎる男【結婚引き寄せ隊】vol. 41それは飲み会で知り合った男性と、初めてふたりでお茶をすることになったときのこと。IT関連の会社で働いているという、すらりとした長身のその男性は、待ち合わせの場所に早めに到着して、待っていてくれて好印象でした。ただ、お店に入る前にまずポケットから携帯を取り出したその男性は、何かをチェックしているのか画面を見たあと、席についてから自分の目の前に携帯を置きました。本来食事中は携帯電話を見ない、テーブルには置かないのがマナーだと思っていた私でしたが、仕事柄何かの連絡が入る場合は、携帯は欠かせないもの。そういった急ぎの案件でもあるのかもしれないと、とりあえず携帯のことは気にしないでいようと、そのままその男性と時間を過ごしていました。ですが、お茶を飲んでいる間も、ふたりで話している間も、チラチラと目の前の携帯を見る男性。正直、初めてふたりで会うというときに、断りもなしに携帯ばかり気にされていると、こちらのテンションも下がります。もう何度目?というぐらい携帯を何度もその男性がチラ見するので、思い切って、「仕事の電話が入るの?」とたずねると「あ、全然!」という返事。そのわりに携帯ばかり気にしていて、これはもうないな、と即座に心のシャッターを閉め、それからその男性とは疎遠に。仕事柄や緊急性のある連絡待ちがあるなら、まだ理解できるものの、ほぼ初対面の相手とデートするときに携帯を何度も見るのは、気がない証拠。もしただ単にクセだとしても節度がなく、人のふりみて我がふり直せじゃないですが、自分自身もうっかりマナー違反をしないよう、気をつけようと思ったのでした。2. 手をつなごうとしてくる男それはあるパーティでのこと。20代から30代の男女が集まり、みんなでおいしくごはんを食べるという趣旨の内容でした。一応“婚活パーティ”とは銘打っているものの、本気で結婚しようと思う人ばかりではなく、ちょっと恋活したいぐらいのノリの人も集まっているような感じの場所でした。受付順にグループ分けされて、男性3人、女性3人で、軽くごはんを食べながら飲んでいると、となりのグループのひとりの男性からの視線を感じました。ふとその視線のほうに振り向くと、20代であろう雰囲気の男性と、目が合いました。パーティが終わり、解散となったときに、目が合ったとなりのグループにいた男性が、「これからどこか行くんですか」と話しかけてきました。今日は帰宅することを伝えると、「じゃあ、駅まで一緒に帰りましょう!」と力強く言われ、それほど距離もなかったのでとりあえずふたりで駅に歩くと、なんか手が当たるなと思っていたらその次、がっつりと手をつなごうとしてきたのです。不意にパーソナルスペースにガッと入ってこられ、初対面のその男性に手をつながれそうになって、ゾッとした私は、もういいやと思い一気にダッシュしてサッサとひとりで電車に乗りました。その場のノリでくる男性は、同じようなノリの女性ならいいのでしょうが、真面目な結婚を目指していた私にはちょっと厳しいなと思ったのでした。3.「きれいな感じですね」という男それはある飲み会でのこと。30代の男女が集まり、仕事のことや趣味のことなどをざっくばらんに飲みながら話す、フレンドリーな場所でした。参加者はそれぞれ会社勤めの人ばかりで、飲み会だからといって気合を入れている服装の人もおらず、等身大で飲めるような雰囲気。はじめに隣りの席になった男性は、話していると「それにしてもきれいな感じですね」と、褒め言葉を口にし、ただのお世辞とはいえ悪い気はしません。ただ、その後、席替えをしてその男性の隣になった女性にも、同じく「きれいな感じですね」と褒め言葉が聞こえてきました。さらにその後も別の女性にも……。その男性の心のなかでは、“とりあえず女性を褒めておけ”というポリシーがあるようで、リップサービスがデフォルトだったのです。でも本心ではないため、きれいな“感じ”と必ずふんわりとした言葉……。結局その飲み会からは一組もカップルは誕生しませんでした。でもまあ、リップサービスでも、けなされるよりは褒められるほうがいいよね、と思ったのでした。婚活していると、思いがけずいろいろなタイプの人たちに会うこともあるかもしれません。くれぐれも、みなさんもお気をつけて、すてきな人を見つけてくださいね。©SolStock/Gettyimages©Mixmike/Gettyimages©PeopleImages/Gettyimages
2020年06月17日緊急事態宣言によって家で過ごす時間が増えたはずなのに、自粛期間中に愛を育てている不倫カップルもいるとの噂が…。そこで、不倫事情を熟知している探偵事務所に、最新の不倫カップルについて教えてもらいました。文・三谷真美自粛期間中の不倫事情とは?自粛生活後、不倫相手と会う頻度が増加!?総合探偵社(株)MRが、現在不倫をしている男女128名にアンケートをした結果、自粛生活になってから不倫相手と直接会う頻度が上がった人が18%もいることが発覚。さらに35.1%の人は週1回以上の頻度で会っていて、その中でも13.5%の人は週3回以上会っているという結果に。その理由とは…?在宅勤務で時間が増えたホテルが空いていた欲求不満だった燃え上がったから物理的な時間が増えたり、会えない環境下で気持ちが盛り上がった人が多い模様。浮気相手と会う時の配偶者への言い訳とは?1位 「会社に行く」 43.8%2位 「友人や親族との約束」 32.0%3位 「本当はないのに『出張』と嘘をつく」 19.5%職種によって差があるものの、特に営業職やサービス業の人に多い言い訳でした。さらに「マスクなど日用品を探しに行く」と言って不倫相手と会う人が18%もいるという結果に。ちなみに会う場所はホテルや飲食店が減り、愛人宅や自宅、車など、2人きりの環境下での浮気が多く、自粛前とほぼ変わらないようです。不倫は無くならない!?自由に会うことができなくなったはずの不倫カップルですが、その環境によってむしろ興奮してしまった人たちが少なからずいる模様。リモートワークで時間ができたり、夜の歓楽街での娯楽が減ったことにより不倫の勢いが増したのかもしれません。どんな状況下になっても、不倫から抜け出せない人たちが一定数は必ずいるのでしょう。©nd3000/Gettyimages©Vasyl Dolmatov/Gettyimages
2020年06月13日気づくといつも同じような恋愛をしている。そんなことってありませんか?なぜか同じような性格の人を選ぶ。彼氏といつも同じ理由で別れてしまう。その理由は、実は自分の心の中にあるかもしれません。文・おおしまりえ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 73いつも同じ失敗ばかり! 恋愛負のループが起きる仕組み「愛されて幸せになりたい!」恋愛をスタートする時の気持ちって、いつもこういったポジティブなものですよね。でも、気づけば毎回同じような相手と付き合っていたり、同じような理由で仲が微妙になっていく。はたまた、同じような理由で別れてしまう。そんなことはないでしょうか。明らかに原因は相手にあっても、なぜかパターンが似ている不思議。そんな負のループが起こっているとき、実は原因は自分の中にあるものです。その仕組みとはいったいどんなものか、ご紹介していきます。人間は「思い込み」を証明するために生きている!?私たちは、今より幸せな未来を目指して生きている。これってみんなが当たり前に信じている考えだと思います。でも実は、多くの人が心の底では「自分の中の思い込みを証明するために生きている」と言われています。幸せになるためではなく、自分の思い込みのために生きる。どういうことか、例をあげて説明していきます。例えばあるところに、男性にあまり縁のない女子がいたとします。見た目もだらしなくて、出会いを積極的に探すわけでもない。生活や行動を見ても、たしかにモテる感じではありません。本人は「私はこんな見た目だしインドアだからモテないんだ」と自分に対して思うことでしょう。でも実は、その人の見た目や行動がスタートとなって、現実を作っているのではありません。この場合「私は男性にあまり縁のない女だ」という心の中の思い込みが起点となり、行動も見た目もそれを叶えるためのものを取り込み、結果として本当にモテない女という現実を作り出しているんです。普段の生活で、私たちはこの「思い込み」に支配されている自分に、あまり気づいていません。私ってな性格だからその性格以外の自分を認めない私ってこういう男性がタイプなのそういう男性に注目する行動を取る私はこういう恋愛がしたい他の選択肢を排除するこんな発言、誰だってしますよね。実はこれも全部「思い込み」が生み出しているもので、その結果さまざまな行動を取っているのかもしれません。もちろん自分の傾向を把握するのは大事です。でも自覚することと、行動に反映させるかは別問題。せっかくまだ見ぬ幸せな未来を描くのに、今までの傾向をそのまま反映させる生き方で、本当に思い描く幸せな未来はたどり着けるのでしょうか。「わかる」には3種類あるあなたの現実の裏側にある「思い込み」。それを作っているのは、過去の経験から得た気づきです。人は経験したことから学び、そして同じ失敗を繰り返さないよう価値観や行動パターンを決めていきます。「幸せな未来」を夢見ているなら、見るべきなのは過去の思い込みやそこでできたパターンではなく、幸せな未来です。しかし残念ながら、人はどうしても過去の思い込みを基準に行動してしまいがち。そのギャップはどこにあるのかというと、1つは「わかる」という理解度の問題だったりします。「わかる」という状態、には実は3つの深さがあります。1:頭でわかる(理解する)2:気持ちでわかる(納得する)3:腹落ちする(見方が変わる)よく「わかっているけど、変えられない」と感じることってありますよね。これは頭で理解しても、気持ちや腹落ちに至っていないから行動が変えられないというジレンマがあるからだと言われています。例えば「相手に合わせてばかりなので、付き合う男性がいつもワガママになって疲れる」という悩みを抱えている女性がいるとします。彼女がすべきなのは、「彼に合わせてばかり」という自分の行動を変えることです。そして、彼の過剰なワガママを許さず、対等な関係を築くことです。しかし彼女は原因がわかっても、行動を変えられません。それは、「彼に合わせる付き合いをやめること」に対する、ネガティブな気持ちの納得ができていないからです。彼に合わせないと振られるかもしれないそんなことをしたら、今度は自分がワガママと言われるかももう彼氏ができないかもしれないなどなど、見えない未来に不安になる気持ち。ここを理解したうえで「やっぱり相手に合わせすぎるのは良くない」と納得できないと、行動を変えることは難しいのです。あなたの恋愛の負のループは、どこに原因がありますか? そして、その原因を解消するための気持ちのネックはどこにあるでしょう。少し振り返ってみませんか?負のループを抜け出すヒント負のループを抜け出すには、気持ちをしっかり観察することが大切です。でも、それって今すぐやるのは難しかったりします。そこで1つ手っ取り早く改善できる方法をご紹介します。少し手荒ですが、それは「あえて普段と逆の行動を取る」ということ。普段の行動はほとんど、あなたの思い込みから起こされています。だったら強制的に逆の行動を取れば、現実は変わっていきます。普段なら彼の言うことを聞くけど、今日は断ってみる。普段なら相手に合わせるんだけど、今日は自分の主張をあえてしてみる。普段なら避ける人と、今日は会ってみる。逆を取った行動が正しかったか、間違っていたか、どう感じるかの保証はできません。しかし、いつもと違う行動を取ることで、あなたのなかに新しい経験や気づきは溜まっていき、結果として気持ちの納得感もついてくることがあるかもしれません。あなたはそれでも、毎日過去を参考にした生き方を選びますか? それとも、幸せな未来を見すえながら生きていきますか? 理想どおりの未来は選ぶことができませんが、理想に近づくという行動の選択は、実はいつもあなたが選ぶことができるんです。おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©serts/Gettyimages©Westend61/Gettyimages©Robert Kneschke / EyeEm/Gettyimages©Portra/Gettyimages
2020年06月11日かわいいワガママであれば、男性もそれを叶えてあげたいと思うもの。でも明らかに人を利用したお願いは、自己中さを感じてドン引きします。内容によっては、今後の付き合いも考えるレベルでしょう。そこで今回は「男性が激萎えした女子からの頼みごと」についてご紹介します。文・和「××買って!」「アプリで知り合った女子とデートしたのですが、初対面で『のど渇いたからジュース買って』と自販機の前でねだられました。2回目のデートはコンビニで『ガム買ってきて』と言われ、3回目は『お土産にケーキがほしい』と……。俺はパシリかと思い、会うのをやめました」(33歳/保険)彼女ならまだしも、それ以外の女子からのおねだりは正直微妙。たとえ少額でもあまり印象はよくないでしょう。タダで仕事をおねだり「僕はフリーで映像関係の仕事をしているのですが、とある子から『友だちが結婚するからムービーを作ってほしい』と頼まれました。かなり安めの価格を提示したのですが、それでも『お金取るの!?』と言われてしまい……。結局『だったらいいや』と断られたけれど、何だか腑に落ちませんでしたね」(35歳/映像)タダでプロにお願いするなんて、さすがに図々しすぎますよね。悪気はなかったのかもしれませんが、断るほうも気を遣います。だからこそ「もう少し考えてから依頼してほしい」と思うようです。「これちょうだい!」「人が身に着けているアクセサリーやスマホカバーなど、節操なく何でも欲しがる子がいます。俺が『さすがにあげられないよ』と断ると『ケチ!』と言ってくるしマジで萎えます。たかられるのはウンザリなので、距離を置きました」(29歳/IT)百歩譲って相手が使わなくなったものなら、おねだりもアリかもしれません。でも、冗談だとしても、人が気に入っているものを欲しがるのは自分勝手。非常識だと思われても仕方ないでしょう。「誰かいい人紹介して!」「元カノから連絡が来たので何かと思ったら『××(俺の名前)って大手に勤めているんでしょ?』『誰かいい人いたら紹介してよ!』と言われました。速攻で連絡先をブロックしましたね」(34歳/商社)出会いに飢えるあまり、元カレや昔デートした男性に紹介をお願いしたくなることもあるでしょう。でも「なんで俺がそんなことしなきゃならないの?」とイラっとされるのがオチ。今でも友だちなら別かもしれませんが、一度恋愛に発展した男性に紹介を頼むのはやめたほうがいいかもしれません。以上“男性が激萎えした「女子からの頼みごと」”をご紹介しました。いずれも図々しすぎるお願いが、男性からの批判を浴びるようです。自分の欲だけでなく「相手がどう思うか」という点もしっかり考えて発言する癖をつけましょうね。©Antonio Guillem/shutterstock©Antonio Guillem/shutterstock
2020年06月06日彼のために……そう思ってやっていたのに、気づいたら彼が私に甘えっぱなし。そんな悪循環の尽くし行動をしたことはありませんか?彼がダメな男だったんだ……と思いがちですが、実はそれ、女子の行動にも問題があるんです。文・おおりまりえ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 71その行動が原因! 彼をダメにする女子の尽くし行動彼にもっと好かれたいから、彼のことが大好きだから、つい彼に尽くしてしまう女子も多いと思います。けなげでかわいらしいとは思うものの、実はその行動が、男性をダメな男の道に走らせていることもあります。・気づけば彼の自分への態度が雑になっていることがある・私が尽くしても相手のリアクションはいつも低い・なんか大事にされている気がしないこんな心当たりのある方は、もしかしたら「彼をダメにする尽くし行動」を取っている可能性があります。具体的に何がどう人をダメにしていくのか、説明していきます。頼まれていない尽くし行動は愛情を生まないそもそも男性に限らず、人間という生き物は楽なほうへと流されるものです。目の前にお菓子があったら食べてしまうし、何もしなくても「君のことが大好き! 愛してる!」っていつも声をかけてくれる人の愛情を、あなたは疑ったり努力して維持しようとはしないですよね。これは逆のことも言えます。目の前の大切な彼も、あなたからの尽くし行動が当たり前に感じていたら、そこに感謝はしても、愛情を感じることはありません。そう、感謝と愛情は、似ているようで全くの別物です!今回のテーマの「彼をダメにする尽くし行動」とは、彼が本心から望んでいないことを、彼のために勝手に行動することを指します。あなたはしていないでしょうか?風邪を引いてない人に風邪薬を渡していませんか?こういった頼まれていない尽くし行動をもう少し具体的に説明します。私はよくたとえ話として「風邪薬は、相手が風邪を引いたことに気づいて、薬を求めるまで渡しちゃいけない」とよく説明します。自分と彼のコミュニケーションをちょっと振り返ってみてください。「俺風邪かも」と彼が不調を認知した段階で、風邪薬を渡していませんか。はたまた、ゴホゴホと咳をする彼を見て、サッと状況判断して渡していませんか。最悪なのは、今日は寒くて体調を壊す人が増えているというニュースを見ただけで、彼のことが心配になり「くんは風邪とか大丈夫? これ持ってるから、あげるよ」と、先回りの先回りの先回りをして、風邪薬を渡していませんか(笑)。風邪薬とは、もちろん彼への尽くし行動です。こうして考えれば、どのシチュエーションで風邪薬を渡しても、「ありがとう」とはなっても「愛されているな」と彼が感じることはありませんよね。だって彼側は、求めていないものをもらっただけなのですから。正しく尽くすというのは、彼の要望をきちんと聞いてから、それに全力で向き合うことです。察して先回りして満足度を高めようというのは、愛情の観点でいえば全くズレた行動なのです。こうして男はダメになる! 実例2選ではもう少し具体的に、彼をダメにした実際の尽くし行動を3つご紹介します。シーン1:相手の忙しさを考えて勝手にスケジュール調整するA実彼が1番大切にしていることは仕事。だから彼に無理して時間を作ってもらうと、体調にも差し障りが出るかも……。そう考えたA実は、彼とデートの予定を決める際「仕事大丈夫? 無理して時間作らなくても、大丈夫だからね」と、優しく声をかけていたそうです。デートも本当はお泊りがしたくても、明日早いという彼のことを考え、夜に帰宅することも多かったとか。こうして彼を気遣うことで内助の功を発揮した気分でいたA実。でも実際彼は、忙しい合間に浮気をしていたそうです!(忙しいのは本当だったらしいです)浮気をした彼が悪いのですが、よくよく考えたら、男性も不憫です。だって「私は頻繁に時間を作ってもらわなくても大丈夫な女です」という態度を示し、一歩下がって彼を想う女性の気持ちを察せられるほど、男性は気遣いはできません。時間を作りたいと彼から頼まれてもいないのに、行動に起こしたA実も、残念だったのです。シーン2:ごちそうさまが言えなくて、財布を出すC美おごってもらうのは悪いから……そんな気持ちでお金を出すC美。でも不思議な現象が起きたといいます。「最初は彼が奢ろうとしてくれていたのですが、それも大変かなーと思い、『私も出すよ』と財布を出すのが当たり前になって数か月。気づくと『じゃあ3000円で』と、毎回当たり前のように半分請求する関係性になりました。別に嫌じゃないけど、なんかモヤモヤします」。ここで重要なのは、・「彼も大変かなー」とC美が勝手に考えて行動したこと・その結果、彼は奢ろうという気持ちを一切持たなくなったという2つの行動の変化です。「奢られたから愛されている」という話ではなく、実は彼を気遣ってお金を出すという行動は、彼が頑張ろうとする気持ちを打ち消す行動にもなっています。どう対応するのが正解だったのかは、彼との関係により異なりますが、女子がお財布を察して出すよりも先に「いつも奢ってくれているけど、大変じゃない? 私は心配になるの」と彼に伝えて話してみることが大切です。尽くすって難しいって思いましたか? 仕組み自体はシンプルです。・彼が本当に望んで、あなたに頼んできたことを全力でする・自分が心から彼にしたいと思うことだけを全力でする・見返りはいつも求めないこの3つだけ守れば、あなたの頑張りはしっかりと愛を育むことができるでしょう。彼が心配になったら「見守ることも愛」と自分に言い聞かせて、関係を楽しんでみましょう。おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Paul Bradbury/Gettyimages©wundervisuals/Gettyimages©g-stockstudio/Gettyimages
2020年06月01日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第39回は、婚活中に見聞きした、恋を逃しがちな女性たちのエピソードを3選お届けします。1. やたらと婚活状況を聞いてくる女性【結婚引き寄せ隊】vol. 39それは身近な友達に誘われた女子会に参加したときのこと。そこにいた女性たちは、彼氏がいる人もいれば、シングルの人もいて、仕事も趣味もバラバラでした。シングルの女性でも、特に彼氏が必要だと思っていない人もいれば、絶賛彼氏募集中という人もいてさまざま。そのため、婚活のことをしばし忘れて、純粋に女性たちとの食事とおしゃべりを楽しもうと思っていたのですが……。「いま婚活してるんだよね」という話をしたとたん、ものすごくその話に食いついてくる女性がいました。それは絶賛彼氏募集中の女性です。「彼氏募集中」と自分で言うぐらいなのだから、婚活で結婚相手を探しているという話にも興味があるのは納得できるものの、「いったい何から始めたの?」「そこで何人ぐらいに会ってる?」「結婚じゃなくて恋愛できそうな男はいるの?」「彼氏になってくれそうなイケメンもいるわけ?」と、根掘り葉掘り聞いてきます。彼氏募集中の女性はとにかく聞いてくる内容が細かく、きちんとこちらが答えているわりに「ふーん、それで〇〇は?」と、矢継ぎ早に質問してきて、「そこで何人ぐらいに会ってるんだっけ?」とまた同じ質問を繰り返すことも。聞かれたことにはその都度丁寧に答えていましたが、そのうちこちらも疲れてきたのと、ほかの女性たちとも話がしたかったので、違う話題に切り替えました。彼氏募集中の女性は、初対面でも私にそうしていたように、男性にもつい根掘り葉掘り聞いてしまうのだとか。初対面の男性のことを知りたくて、いろいろと質問するのは悪くないことだと思いますが、さすがに矢継ぎ早に聞きすぎると相手は引いてしまいますし、さらに聞いているわりに内容がまったく頭に入っていない姿はテンションを下げてしまう原因になってしまい、恋を逃しているんじゃないのかなあと思ったのでした。2. セクシーすぎる女性それは婚活合コンに参加したときのこと。30代の男女が集まる場だったため、年齢も近く、話がしやすい雰囲気で飲み会がスタートしました。「まずはビールですよね」と全員の意見も一致して、それぞれビールを飲みながら、和気あいあいとした空気に安心できました。お酒も食事もすすんできた中盤ごろになり、ひとりの参加女性が「ちょっと暑くなってきた」と言い、羽織っていたピンクのカーディガンを脱ぎ捨てました。すると、え? それ、下着? と二度見してしまうほどにセクシーなビスチェが目に入りました。その女性の目の前に座っていた私は、ビスチェの女性の両隣にいた男性たちが、急に顔がニヤけだしている状況を目撃し、他の男性たちもビスチェの女性に気づくと目の前にいる女性をよそにちらちらビスチェの女性に目をやる始末。ほかの参加女性もその状態を把握してからしばらく経った終盤になり、やっとビスチェの女性はおもむろにピンクのカーディガンを羽織りました。そこで男性たちがガッカリした雰囲気に満ちていたことを参加女性たちはみんな感じ取っていたはず。その後連絡先の交換をする場面になりましたが、セクシーな女性はビスチェ姿になってあれだけ男性たちの注目を集めていたのにもかかわらず、それほど男性陣からは連絡先を聞かれていない様子でした。あえてなのか、他意はないのかはわかりませんが、女性たちのひんしゅくを買ってでもセクシー路線を打ち出したのに空振りだったとしたら、やはりセクシーさは恋を逃す原因になっているのではと思ったのでした。3. 文句ばかり言う女性それはある婚活パーティに参加したときのこと。パーティでは残念ながら相手が見つからなかったものの、そのときに参加していた女性とパーティ終了後、お茶に行くことになりました。その女性は、アパレル関係で働いているという、茶色いロングヘアをなびかせている20後半の女性。昔ながらの喫茶店でお茶を飲みながら、その日のパーティの印象をお互いに語り合います。「最近、婚活始めたんですよね」と話すアパレル関係の女性。すでにアラフォーとなっても婚活していた私は、最近は20代という若さで婚活市場に参戦する女性が多くてアラフォーはさらに大変だ、という話をしていました。すると、アパレル関係の女性は「えー、若くてもそんなにメリットはないですよ」と不満げ。話を聞いてみると、「自分と同じ20代の婚活男性が圧倒的に少なくてガッカリしている」と言います。さらに、「カップリングしてデートしても、まだ20代だからまた出会いがあるよね」と言われて振られることもあるのだとか。若くて注目度は高いものの、そのメリットをいまはあまり感じていない様子でした。男性の経済力が武器になるように、女性の若さも武器になるものですが、アパレル関係の女性の口からはその後も愚痴ばかりがどんどん噴出。男性と一緒にいても、愚痴などのネガティブな言葉が出がちなようで、それだと宝の持ち腐れというか、恋を逃してしまうんじゃないのかなと思ったのでした。恋活や婚活をしていると、男女ともに、いろいろなタイプの人たちに出会うこともあります。くれぐれも、みなさん素晴らしい恋をしてくださいね。©andresr/Gettyimages©Robert Deutschman/Gettyimages©Henglein and Steets/Gettyimages
2020年05月12日