俳優として数々のドラマや映画で活躍している相島一之(あいじま・かずゆき)さん。2020年度前期放送の連続テレビ小説『エール』(NHK)をはじめ、ドラマ『相棒』(日本テレビ系)シリーズなどでも注目を集めています。そんな相島一之さんが明かした病気や、SMAPの元メンバー稲垣吾郎(いながき・ごろう)さんとの共演、バンド活動、似ている俳優、ツイッターなど、さまざまな情報を紹介します!相島一之の病気『ジスト』とは?相島一之さんは2012年6月20日のブログで、自身が『GIST(ジスト)』という病気にかかっていることを公表しました。あいじまがかかった病気はGIST(ジスト・日本名 消化管間質腫瘍)と言います。とても珍しい病気でこの名前がついたのは最近のことです。以前は肉腫として治療されていました。悪性の腫瘍ですが普通の癌と違うところがいくつかあります。①消化器の表面ではなく筋肉層にできる②転移能力が癌より劣る③特効薬がある大雑把に言うとこんな感じのことを先生から聞きました。妻と結婚した翌年、重度の排便困難でようやくクリニックに出かけたら、悪性の腫瘍であることが判明。その日のうちに大病院に移り、一週間もたたないうちに癌の専門病院に移りました。それが良かったんでしょうね。CT検査をしてみると直腸に10cm大(野球ボールです!)の腫瘍があることがわかりました。あいじま ちょーブルーです。最悪骨盤内全摘出もあると言われました!!!相島一之オフィシャルブログーより引用『国立がん研究センター希少がんセンター』によれば、ジストは腫瘍(しゅよう)の一種ですが、がんとは異なるそうです。かかる割合は「年間に10万人に対して1人から2人くらい」とのことで、非常に珍しい病気なのだとか。『ジスト』との診断を受けた相島一之さんはブログに「運がよかった」とつづり、手術から回復までの歩みを報告しています。でもそこからが本当に運が良かった…検査の結果 GIST であると判明、転移も浸潤もなし。グリペックという特効薬を試してみたら効いた!!!しかも抗がん剤の副作用で苦しむ患者さんが多い中、あいじまは薬を服用しながら日常生活が送れました!そして、薬を4か月服用し10cmを4cm(ピンポン球!)にして開腹手術ではなく腹腔鏡手術で腫瘍を摘出しました!!!そしてそして、手術してくださった先生が本当に名医でした。そのおかげであいじま 人工肛門でなく自分の肛門でウンコできます!相島一之オフィシャルブログーより引用薬の副作用に苦しむことなく、無事に腫瘍の摘出に成功した相島一之さんは、医療関係者や家族に感謝。現在は、健康で過ごしていられることの幸せを噛み締めているようです。相島一之は『相棒』に出演朝ドラ『エール』にも相島一之さんは人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)に計3回の出演を果たしています。記念すべき初登場回は、2007年2月28日に放送された第18話『殺人の資格』。本編では交換殺人に巻き込まれそうになるルポライター・芝木を演じ、物語の要を担っていました。その後、2016年12月7日放送の『相棒』season15の第9話『あとぴん~角田課長の告白』に2回目のゲスト出演を果たすと、視聴者からは「最高でした」「面白かったです」との反応が。明日『相棒』出ます。伊丹刑事と。川ちゃんとも知り合って30年近くなるのか。早い。 pic.twitter.com/H2XwbgbUmH — 相島一之 (@aijima_kazuyuki) December 6, 2016 3回目は『相棒』season18の最終回スペシャル『ディープフェイク・エクスペリメント』に内閣官房長官の鶴田翁助役として出演。クセのある演技が話題となり、今後の出演にも期待が集まっています。相棒18最終回スペシャルに出演させていただきました!相棒は3回目㊗️シーズン18だからすごいドラマ‼️あいじま史上一番出世した役を演らせていただきました(笑)水谷豊さんとお芝居をさせていただくのはとてもスリリング。最高です!ありがとうございました pic.twitter.com/kWXO25lK3m — 相島一之 (@aijima_kazuyuki) March 18, 2020 そんな相島一之さんは、2020年度前期放送の連続テレビ小説『エール』(NHK)にも出演。窪田正孝さん演じる主人公・古山裕一を、陰ながら応援する銀行の支店長を演じています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by 連続テレビ小説「エール」 (@nhk_yell) on Apr 23, 2020 at 4:23pm PDT View this post on Instagram 川俣銀行に初めて訪れた音 うわさの文通相手との初対面に、テンションがあがっている川俣銀行メンバーです! ⠀⠀ #朝ドラエール #二階堂ふみ #相島一之 #松尾諭 #堀内敬子 #望月歩 A post shared by 連続テレビ小説「エール」 (@nhk_yell) on May 6, 2020 at 1:57am PDTこれまでにも連続テレビ小説への出演経験がある相島一之さんは、本作に出演するにあたって次のようにコメントしました。NHKの“朝ドラ”はもう100本を超える歴史があるんですね。この『エール』で102本目だとか! あいじまが初めて出演させてもらったのは安田成美さん主演の第52作『春よ、来い』。それから宮﨑あおいさん主演の第74作『純情きらり』、吉高由里子さん主演の第90作『花子とアン』。そして今回の『エール』になります。主演の窪田正孝さんとは『花子とアン』でも御一緒でした。素敵だった。家族揃ってご飯を食べながら観れる“朝ドラ”最高だなぁ。NHK連続テレビ小説『エール』オフィシャルサイトーより引用相島一之は稲垣吾郎と舞台で共演相島一之さんは2014年に舞台『恋と音楽Ⅱ~僕と彼女はマネージャー~』に出演。同作は2012年12月に上演された『恋と音楽』が好評だったことから制作され、前作よりさらにパワーアップした大人のミュージカルコメディとして人気を集めました。我らが座長、稲垣吾郎ちゃんの #君の輝く夜に 真飛聖ちゃんと行って来ました!楽しかった!吾郎ちゃんはとっても素敵でした! #恋と音楽2 マカベとキミちゃんとよこちん(これであってたよね?) pic.twitter.com/rYK3i21hKK — 相島一之 (@aijima_kazuyuki) September 19, 2019 主演を務めたのは『新しい地図』の稲垣吾郎さん。相島一之さんは稲垣吾郎さんとの共演について「本当に楽しかった」とコメントし、今でも出演舞台を観に行くなど交流を続けていることを報告しています。バンド『相島一之&The Blues Jumpers』って?相島一之さんは俳優業にとどまらず音楽の分野でも活躍中です。2000年にドラマで知り合った音楽監督・YASSさんと意気投合し、2010年3月にブルースバンド『相島一之&THE BLUES JUMPERS』を結成しています。相島一之さんはバンドで、ボーカルおよびブルースハープ、作詞を担当。オリジナル楽曲の制作に励みながら、数々のイベントやライブ活動を行なっています。相島一之作詞かたつむりのジャブ相島一之と似てる俳優は?俳優の山中崇(やまなか・たかし)さんが2014年7月29日に自身のツイッターを更新。相島一之さんとのツーショットとともに「最近、よく似てるといわれる」とコメントしています。相島一之さんと。最近、似てるねと良く言われます。 pic.twitter.com/jM3DXpiSFm — 山中崇 TakashiYamanaka (@berotower) July 29, 2014 投稿を見たファンは「確かに似てる!」「血縁関係があるの?」と大盛り上がり!また、「兄弟役をしてほしい」と2人の共演を望む声も多く寄せられています。相島一之はツイッターやインスタをやっているの?相島一之さんはツイッターを日々更新していますが、インスタグラムのアカウントは持っていないようです。そんな相島一之さんのツイッターでは出演情報や撮影オフショット、プライベートな情報などを公開。作品ではあまり見ることのできない、レアな表情でファンを楽しませています。日にち変わって昨日、あいじまの誕生日にメッセージをくださった皆さまありがとうございました!58歳ではありますがまだまだ風呂敷はたためません!いや、がんばって広げていきます!どうかよろしくお願いいたします! pic.twitter.com/wPR7vX8WhB — 相島一之 (@aijima_kazuyuki) November 30, 2019 浜崎なおこさん @Naoco607 からバトンを受けた #うたつなぎ あいじまは #スタンド・バイ・ミー を歌います。歌詞はあいじまのオリジナル。次のバトンはブルースハープの第一人者KOTEZさんに渡します! @KOTEZHARMONICA こんな世の中ハープで吹き飛ばして!! pic.twitter.com/dvexJiJCNt — 相島一之 (@aijima_kazuyuki) April 17, 2020 2015年11月19日の投稿では、特撮ヒーロドラマ『仮面ライダーゴースト』(テレビ朝日系)の主演を務めた西銘駿(にしめ・しゅん)さんとのツーショットを掲載。先日の東映大泉にて。仮面ライダーゴーストの主演、天空寺タケル役の西銘駿くんと!息子がゴーストの大ファンなのだ! pic.twitter.com/0hpevL2uRT — 相島一之 (@aijima_kazuyuki) November 19, 2015 これは仮面ライダーファンの息子を喜ばせるためだったことを明かし、父としての優しい一面を見せました。ドラマや映画、舞台、バンドと幅広く活躍している相島一之さん。これからも素敵な姿を見せてほしいですね!相島一之 プロフィール生年月日:1961年11月30日出身地:埼玉県血液型:A型身長:1763所属事務所:藤賀事務所立教大学の『劇団テアトルジュンヌ』で演劇を始め、劇団『東京サンシャインボーイズ』に参加。1991年に映画『12人の優しい日本人』でスクリーンデビューを果たして以降、数々の映像作品で名脇役として活躍している。俳優業のほかにも2010年3月にブルースバンド『相島一之&THE BLUES JUMPERS』を結成。ボーカルおよびブルースハープ、作詞を担当し、音楽活動に励んでいる。[文・構成/grape編集部]
2020年06月02日NHK連続テレビ小説『エール』(毎週月~土曜8時~放送中。※土曜は1週間を振り返ります)は、音楽が題材とあって、俳優陣もミュージカル界で活躍する人がいっぱい!「裕一と音の人生に大きな影響を与えていくだけに、実際に演じていただくキャストの皆さまも、お芝居はもとより歌が得意な方々となりました」ミュージカル俳優が多く起用された理由をそう語ったのは、『エール』制作総括の土屋勝裕さん。「実は、古山裕一さんのモデルとなった古関裕而さんは、日本での本格的なミュージカルの黎明期に、数多くの舞台の音楽監督を務め、日本のミュージカル発展に大きく貢献された方なのです」(土屋さん)そろった顔ぶれを見た演劇ライターの上村由紀子さんは「役どころに納得いく方ばかりで、キャスティングに愛を感じます」と称賛。あの気になるキャストは、舞台上ではどんな姿を見せるのか?上村さんにコメントをいただきました!■岩城新平役・吉原光夫(41)「劇団四季在籍時には、『ライオンキング』のシンバとその父・ムファサの2役を演じた稀有な俳優。懐が深く、人間力あふれる人柄で『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャンそのものという印象。『エール』では無骨な役柄でセリフも少なめですが、この先の展開が楽しみです」(上村さん・以下同)■御手洗清太郎役・古川雄大(32)「ミュージカル『テニスの王子様』で一躍有名に。少女漫画から抜け出たミステリアスな王子様というイメージです。舞台ではどちらかというと、シリアスで生活感がない役を演じることも多く、ミュージックティーチャー役はターニングポイントになりそう」■山藤太郎役・柿澤勇人(32)「高1のとき『ライオンキング』を見て舞台の世界を目指したそう。祖父、曽祖父が伝統芸能の人間国宝で、芸を極めることの厳しさを知っているため当初大反対。それをはね返した努力の人です。劇団四季在籍時から幅広い役柄に挑戦し、ファンの間では“カッキー”と呼ばれています」日本のミュージカルのDNAを引き継いだキャスト陣に今後も乞うご期待!「女性自身」2020年6月9日号 掲載
2020年05月30日NHK連続テレビ小説『エール』(毎週月~土曜8時~放送中。※土曜は1週間を振り返ります)は、音楽が題材とあって、俳優陣もミュージカル界で活躍する人がいっぱい!「裕一と音の人生に大きな影響を与えていくだけに、実際に演じていただくキャストの皆さまも、お芝居はもとより歌が得意な方々となりました」ミュージカル俳優が多く起用された理由をそう語ったのは、『エール』制作総括の土屋勝裕さん。「実は、古山裕一さんのモデルとなった古関裕而さんは、日本での本格的なミュージカルの黎明期に、数多くの舞台の音楽監督を務め、日本のミュージカル発展に大きく貢献された方なのです」(土屋さん)そろった顔ぶれを見た演劇ライターの上村由紀子さんは「役どころに納得いく方ばかりで、キャスティングに愛を感じます」と称賛。あの気になるキャストは、舞台上ではどんな姿を見せるのか?上村さんにコメントをいただきました!■佐藤久志役・山崎育三郎(34)「『レ・ミゼラブル』のマリウス役に憧れ、子役を経て役を勝ち取った実力者。真面目で人を巻き込む力があるミュージカル界のプリンスの1人です。久志役はクドくならないギリギリの線で攻めているところが面白いですよね。育三郎さんが映ると画面が華やかになります」(上村さん・以下同)■夏目千鶴子役・小南満佑子(23)「学生時代に『レ・ミゼラブル』のオーディションを受け、のちにコゼット役に。岩城新平役の吉原光夫さんとは『レ・ミゼラブル』で義理の親子役で共演。海外の声楽コンクールでも受賞歴の多い実力派です」■藤丸役・井上希美(28)「劇団四季での『美女と野獣』のベル役で知られています。『エール』では裕一との共演シーンが多いようですね。四季を退団されてまた違う存在感を見せてくれると思います」日本のミュージカルのDNAを引き継いだキャスト陣に今後も乞うご期待!「女性自身」2020年6月9日号 掲載
2020年05月30日NHKにて放送されるオムニバスリモートドラマ「Living」より、第1話と第2話にそれぞれ出演する、広瀬アリス、広瀬すず、永山瑛太、永山絢斗から収録を終えた感想を語るコメントが到着した。阿部サダヲ演じる小説家の想像の世界として、4組の家族模様を映し出していく本作。喋るドングリ(声:壇蜜)を交えながら、広瀬姉妹が出演する第1話、永山兄弟が出演する第2話、中尾明慶×仲里依紗夫婦出演の第3話、青木崇高×優香夫婦が出演する第4話が放送される。今回の姉妹共演についてアリスさんは「初めて二人でお芝居をやったので面白かったです。姉妹だからこそ自由にできる感じもあって、まさにリビングで会話しているようでした」と言い、「一度テストをやった後、ここはちょっとテンポアップしたいなって思ったところをお互い自然と修正していて、あぁやっぱり通じるんだなって。安心感がすごかったです」とコメント。またすずさんも「坂本さん独特のリズム感の二人芝居なので、大変かもしれないと思っていましたが、姉妹なので楽しく演じられました」とふり返る。第1話は、実は誰にも見せない“裏の顔”を持つ姉妹の物語を描くドラマ。見どころについては「姉妹でやるということもぜひ楽しみにしていただきたいですし、Livingという題名にしっかり合ったリビングでのゆるーいひとコマ、自然体なゆるーい掛け合いだったりを楽しんでいただければ良いなと思っております」(アリスさん)、「お芝居の中で私たち2人にすごく特殊な設定があるので、見ている方全員が突っ込みたくなるような会話や、私たちのシュールな葛藤をくすっと笑ってもらえたら嬉しいなと思います」(すずさん)とアピールしている。一方、“過去にはやった料理”を作ることを仕事にする兄弟を映し出す第2話に登場する瑛太さんは「兄弟だからといって特に意識することなくやれました」と話し、絢斗さんは「初めて兄貴と共演したので最初は照れましたけど、それはすぐになくなりましたね。セリフの量が多いので、買い物行くときも台本を手放せなかったですし、寝る時も枕元に置いて朝起きてもお風呂の中でもトイレの中でもセリフのことで頭グルグルしてました」と明かす。見どころについて瑛太さんは「兄弟姉妹夫婦という、実際の関係性が濃い2人がお芝居をするので、その2人の関係性を見るという面白さはあると思います。それと、坂元さんの本が素晴らしいので、本当に見て頂きたいです」と呼びかけ、絢斗さんも「僕も同じです。3話・4話の内容はまだ知らないので、そこは視聴者として楽しみにしている部分もありますが、撮影が楽しかったので、ちょっと今終わってしまって寂しいです」と語っている。また、放送決定時には明らかにされなかった第3話と第4話のあらすじも発表された。第3話(出演:中尾明慶×仲里依紗壇蜜(声)/阿部サダヲ)「妻より怖い存在はこの世にいません」――愛しているからこそ、妻に怒られ、捨てられることを恐れる一人の夫。そんな気弱な彼がある日、ちょっとした特殊能力を手に入れた。その能力とは…。第4話(出演:青木崇高×優香(声)壇蜜(声)/阿部サダヲ)出産直後の妻に風邪をうつさないよう、自室に籠もって過ごしている夫。会社を休み、ぼーっとテレビを見ていると、ある野球中継が目に留まる。野球の試合は自粛されているはずなのだが…。リモートドラマ「Living」第1話は5月30日(土)23時30分~、第2話は5月30日(土)23時45分~、第3話は6月6日(土)23時30分~、第4話は6月6日(土)23時45分~総合にて放送。(cinemacafe.net)
2020年05月27日「朝ドラ『エール』(NHK)はあくまでもドラマですから、古関裕而さんの実際の話しと違う部分もあるんですね。私がお会いした頃はすっかりお年を召していたのですが、書籍にまとめるにあたって調べると興味深い人物であることがわかりました。実は、古関さんはもともと音楽を専門に勉強をしていなかったんです」こう語るのは、元日本コロンビアのプロデューサーでエッセイストの飯塚恆雄さん。視聴率20%超えを次々と記録し、人気を博している朝ドラ『エール』。窪田正孝(31)演じる古山裕一のモデルとなったのが昭和を代表する作曲家・古関裕而さん(享年80)だ。日本コロンビアで古関さんを担当し、先日には『ニッポンのうたの夢織人たち』(愛育社)も上梓した飯塚さんに古山さんの素顔を聞いた。ドラマでは国際作曲コンクールで入賞したことをきっかけに音(二階堂ふみ・25)との文通を開始させた裕一。実際、古関さんが音のモデルである内山金子さんに送った内容はかなり“過激”なものだったという。「古関さんはイギリスの音学雑誌『CHESTERIAN』の管弦楽作品募集に応募し、5曲すべてが2等に入賞しました。日本でも大きなニュースとなり、女性たちからファンレターが殺到。他のファンレターには見向きもせずに名古屋に住んでいた金子さんにだけは返事を書いたんです。その中身を抜粋すると、『お写真を前にしてお手紙を読むと、貴女のそばにいて、お話をするようです。そして、あなたの手紙から貴女のお匂いが感じられます。確実に。本当に貴女の側にいるようです』『自分が生まれて以来、経験したことのない精神上の苦しみ恋のもだえ、自分一人で苦しみ、自分一人で、なぐさめてました』といった熱烈なものでした」ドラマでは恐慌による不況のため渡英をなくなく断念することになった裕一だが、実際は古関さんの金子さんへの“大きすぎる愛”が原因だったようだ。「入賞し、ロンドン留学の切符を手にしていた古関さんは旅費や諸経費として当時400ポンドの送金をイギリスから受けていました。ロンドンフィルが古関さんの書いた曲をレコーディングしてくれるという契約でしたから。でも1年間の渡英予定が結局金子さんへの思いが募りすぎて断念してしまうんですよ。この時期、日本ビクターがこのロンドンフィルの曲を日本で発売するという話もあったのにです」結局、古関さんは文通を始めた半年後に金子さんと結婚。しかし、イギリスから送られた400ポンドの返済が残っていた。そこで、大作曲家である山田耕筰の推薦で日本コロンビアと契約。職業作曲家としての人生をスタートさせる古関さんだが、最初から順調ではなかったようだ。「古関さんは300円(現在では上場企業の部長クラスの金額)もの契約が決まり、金子さんのお姉さんが暮らしていた東京の家で新婚生活をスタートさせます。やっと仕事を始めた古関さんに安堵した金子さんのお母さんも涙ながらに仏様に報告していたそうです。文通でしか会話してなかった男性がいきなり娘を連れて結婚してしまったわけですから、心配だったのでしょう。しかし、古関さんも契約から4年は鳴かず飛ばずで1曲もヒット曲がないまま。印税前払い契約だったので実質、借金してることになるのですが、そのことを知らなかった古関さんは相当慌てていたようです」山あり谷ありの駆け出し時代を送っていた古関さん。ドラマからもますます目が離せなさそうだ。
2020年05月23日NHKが5月19日、「リモートドラマ Living」の制作を発表した。本物の家族が出演する同ドラマ。すでに大きな話題となっている。NHKの公式サイトによると、「リモートドラマ Living」は15分×4本のオムニバスドラマ。広瀬アリス(25)と広瀬すず(21)姉妹、永山瑛太(37)と永山絢斗(31)兄弟、中尾明慶(31)と仲里依紗(30)夫妻、そして青木崇高(40)と優香(39)夫妻が出演する。また内容は17年の「カルテット」や18年の「anone」(日本テレビ系)でお馴染みの坂元裕二氏(53)が手がけるという。大きな反響を呼んだ「今だから、新作ドラマ作ってみました」に続いて、本当の家族をテーマにしたリモートドラマとは――。NHKドラマの公式Twitterアカウントが「Living」の制作を発表したところ、1.9万もの“いいね”を記録!そして期待の声がこう上がっている。《NHKの本気キャスティング強過ぎィ!!リモートで消化するには超絶勿体ないガチ家族夢の共演》《NHKのリモートドラマがガチの兄弟、姉妹、夫婦でドラマ作られてるのおもしろそう》《NHKのリモートドラマ第2弾は、本物の家族!兄弟姉妹や夫婦!これも見たい》さらに《実際の家族俳優使えば、家族以外との濃厚接触は避けて撮影できてだけどキャストを複数出せるというめちゃめちゃいいアイデアでは》《NHKさんの発想力本当に凄い。この間のリモートドラマも傑作だったなぁ》《今だからこそのソリューション》とその発想力に感嘆する声も上がっている。またNHKドラマのTwitterアカウントには《松田龍平×松田翔太 満島ひかり×満島真之介 も観てみたい》《柄本佑&安藤サクラご夫婦もお願いしたいです》《上白石姉妹もお願いしたいです!》《これ阿佐ヶ谷姉妹と叶姉妹も追加できんかな。ほぼ実の姉妹みたいなもんじゃない?》といったリクエストも続々届いている。その願いは叶うだろうか?
2020年05月21日新型コロナウイルスの感染拡大で撮影を休止しているNHK大河ドラマ「麒麟がくる」について、当初の予定どおり全44話で放送する方向であることを一部スポーツ紙が報じた。収録は4月1日から休止中。放送は6月7日の21話をもって一時休止となることが発表されている。記事によると収録再開は早くて6月末になる予定。そのため放送再開は8月下旬となり、最終回が来年になることは決定的。同局では1週で2話分放送する案や、年末年始に特番を組む案も検討中。視聴者の期待に応えるため、当初の予定通り全44話を大前提に制作を進めるというのだ。「昨年11月には出演予定だった沢尻エリカ(34)が薬物事件で逮捕・起訴され、川口春奈(25)が代役に決定しました。2週間遅れで初回がスタートするなどバタバタで進むなか、コロナ禍が直撃。制作サイドは頭を抱えています」(放送担当記者)そんななか、川口の快進撃が続いている。大河の放送開始後、川口はYouTubeの公式チャンネルを開設した。登録者数は99.6万人(20日午後6時現在)で、100万人突破目前だ。さらに、CMでも存在感を示すように。今年に入ってから「サントリー」など、4社との契約がスタートしているのだ。「かなりの勢いでCMが増えています。事務所公式サイトによると、現在の契約は11社。昨年のCM女王は渡辺直美さん(32)の16社。川口さんも射程圏内に入ったといえるでしょう」(芸能記者)
2020年05月20日俳優の窪田正孝が主演を務めるNHK連続テレビ小説『エール』(総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)の第35回が、あす15日に放送される。裕一(窪田正孝)の契約が小山田(志村けんさん)からの推薦で決まったことを知った裕一は、ある日サロンで偶然見かけた小山田に意を決して話しかけるが、あらためて自分がまだ曲を出せていない現実に直面する。早く結果を出さないと小山田の顔に泥をぬることになると、とりつかれたように仕事に没頭する裕一。一方、音(二階堂ふみ)は音楽学校の記念公演「椿姫」の主役選考会にチャレンジする…。日本を代表する西洋音楽の作曲家・小山田耕三役の志村さんは、第25回(5月1日)、第28回(5月6日)、第34回(5月14日)に続き、4回目の登場となる。朝ドラ102作目となる本作は、全国高等学校野球大会の歌「栄冠は君に輝く」や阪神タイガースの歌「六甲おろし」など、スポーツシーンを彩る応援歌の数々を手掛けた福島県出身の作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏をモデルに、音楽とともに生きた夫婦を描く物語。古関氏をモデルにした主人公・古山裕一を窪田、妻となる関内音を二階堂ふみが演じる。(C)NHK
2020年05月14日Official髭男dismが2019年に開催した「Official髭男dism one-man Tour 18/19」のNHKホール公演から、計7曲のライブ映像を公式YouTubeにて5月17日(日) 21時から期間限定でプレミア公開することが決定した。初めてサポートメンバーを加えた9人編成で開催された同ツアーから、今回は『ESCAPADE』『相思相愛』『Trailer』『LADY』『Clap Clap』『日曜日のラブレター』『異端なスター』の計7曲を公開予定。NHKホールのライブ映像のプレミア公開終了後には、2019年に出演した「METROCK 2019」「SWEET LOVE SHOWER 2019」「COUNT DOWN JAPAN 19/20」からも、各1曲ずつ公開される。また、過去のライブツアーや、フェス出演時のライブ映像を中心に構成された『パラボラ』のミュージックビデオも公開中。今回の発表に合わせて、そちらもチェックしてほしい。Official髭男dism BEST ARCHIVE 「one-man Tour 18/19 NHKホール」配信日時:5月17日(日)21:00から<楽曲一覧>1.ESCAPADE2.相思相愛3.Trailer4.LADY5.Clap Clap6.日曜日のラブレター7.異端なスター※期間限定公開の為、配信終了日は追って告知。公開URL髭男dism「パラボラ」作詞・作曲:藤原聡編曲:Official髭男dism※4月10日より各音楽配信サイトおよびストリーミングサービスで配信中。
2020年05月14日NHK連続テレビ小説「エール」では若き作曲家を演じている窪田正孝が、Mt.RAINIER-マウントレーニア-のTVCM「ほどいて、すすめ。」篇にて優しい歌声を披露している。窪田さんをイメージキャラクターに起用した新CMで、窪田さんはチームリーダーとして働くシステムエンジニア役として登場。朝から続く打ち合わせやデスク作業、後輩への指導など、めまぐるしい1日を過ごすなか、「マウントレーニア」とともに“心をちょっとやわらげる”ひと時を過ごす様子を描いている。仕事の合間にひと息入れる、窪田さんの“心ほどける表情”に注目。また、新CM挿入歌「風をあつめて」を歌うのは窪田さん本人。「頑張っているときのほどける瞬間を表現できるように、やわらかく、聴く人がほっとできればいいな、と意識しました」と語る“優しい歌声”は必聴。CM楽曲への参加が初挑戦となる窪田さんが、心を込めて歌う様子を収めたレコーディング動画も合わせて公開されている。システムエンジニア特有のタッチタイピングに「やばいできない!?」今回の新CMでは「仕事だったり、頑張っているときにふとほどける瞬間を描いているので、この世界観を崩さないように、力まないでリラックスしながら、少しでも見る人がほっとできるよう、意識して撮影に挑みました」と窪田さん。オフィスで働くシステムエンジニアを演じているが、演技指導として本物のシステムエンジニアからタッチタイピングを指導してもらったそう。システムエンジニアのタイピングは特徴的で素早く、初めて挑戦した窪田さんからは思わず「やばいできない!?」の声が。しかし、さすが窪田さん。撮影本番までにはしっかり習得し、本物のシステムエンジニアさながらの見事なタイピングを披露した。リーダーシップをとるも、優しい人柄が垣間見える窪田さん同僚を引っ張っていく立場を演じる窪田さん。芝居は基本、アドリブでセリフのやりとりとなった。指示を出すような場面でも、どこか優しい雰囲気を持って演じる窪田さんに、カットがかかるとみんな自然と笑顔に。カットが進むにつれ、生まれる連帯感。連続ドラマで続きが見てみたくなるような撮影風景となった。なお、WEB限定動画ではメガネ男子に。仕事に集中しているとき、ふとメガネを外し「マウントレーニア」をひとくち。そんなときめきのつまった6秒動画も同時公開。撮影に使ったメガネは窪田さんがひと目惚れしたメガネが使用された。レコーディング当日「練習はがんばりました」その成果は…?当初はプロの歌手へのオファーを予定していたというCM挿入歌。しかし、制作担当者が窪田さんの癒しの歌声がWEB上で話題という情報をキャッチ。その歌声に聴き惚れてオファーしたことで、本人の歌唱が実現した。楽曲は、日常に寄り添った歌詞で長きにわたり多くの人に親しまれている「はっぴいえんど」の「風をあつめて」を採用。新CMの伸びやかな世界観を演出している。そしてレコーディング当日、「練習はがんばりました」と少し心配げに登場した窪田さん。ところが、ワンフレーズを歌いはじめた途端、そのやさしく味わいのある歌声に現場の空気が一変し、監督からも即OKが。収録後、「大丈夫だった!?」という窪田さんの投げかけに監督が「良かったです」と応じるも、それでもまた「本当に大丈夫だった!?」と聞き返す、というチャーミングな窪田さんだった。Mt.RAINIER-マウントレーニアTVCM「ほどいて、すすめ。」篇15秒・30秒は全国にてオンエア中。(text:cinemacafe.net)
2020年05月14日新型コロナウイルスによる肺炎で3月29日に亡くなった志村けんさん(享年70)が、5月1日からNHK連続テレビ小説『エール』に登場している。主演・窪田正孝(31)演じる主人公のモデルになった古関裕而さんは、志村さんの母校・旧都立久留米高等学校の校歌を作曲しているという意外な縁もあった。志村さんにとって今回の朝ドラは20年ぶりの役者業。その背景には、尊敬する高倉健さん(享年83)への強い思いがあったという。「コントを心から愛していた志村さんは、役者業にはつい昨年まで積極的ではありませんでした。しかし、70歳を前に、亡き高倉健さんの言葉が脳裏によみがえったそうです。『あなたの演技には哀愁がある。役者としてぜひ、また共演したいね』と――」(映画関係者)2人の出会いは、’99年の映画『鉄道員』。降旗康男監督が志村さんを強く推薦し、高倉さんも志村さんとの初共演を心待ちにしていたという。「高倉さんは、志村さんの『寿司屋のおじいさんのコント』が昔から好きで、撮影の合間には、盟友の小林稔侍さんの前で、そのモノマネをしていたほど。一方、映画好きの志村さんにとって、高倉さんは雲の上の大スターで憧れの人。初対面の際は『生涯でいちばん緊張した』と苦笑いしていました」(前出・映画関係者)当時、志村さんは映画誌のインタビューで“憧れの高倉さん”とのエピソードを語っている。《北海道ロケの時に、初めてお会いしたんです。その時は、言葉で言い表せないぐらいに大きく感じました。その撮影に行く前の日に健さんから僕の携帯電話の留守電にメッセージが入っていたんです。内容は『弟子志望の高倉健です。こちらは寒いですから、風邪をひかないように、よろしくお願いします』というもので、それを聞いた時はビビりましたよ。いきなり『弟子志望』なんて、ギャグを飛ばしてきましたから…。そのメッセージは、しばらく消さずにいろんな人に聞かせて自慢していたんです(笑)》(『キネマ旬報』’99年6月15日号)炭鉱作業員役を演じた志村さん。真冬の夜9時から始まった撮影は氷点下20度の過酷な現場だった。「リハーサルでアドリブを連発する高倉さんに、志村さんも当意即妙で返す。現場は大変な熱気に包まれました。共演ロケは2日だけでしたが、高倉さんは役者としての志村さんを絶賛していました」(前出・映画関係者)実際、高倉さんは『キネマ旬報』のインタビューで、志村さんのことをこう評していた。「本当に凄いと思うんですよ。何かあの方のコントとかを観ていると、ヨーロッパの人みたいですね。日本の人とは違いますよ。ああいう人が日本映画に加わってほしい」(『キネマ旬報』’99年6月15日号)前出の映画関係者は続ける。「共演以来、高倉さんはプライベートで志村さんを飲みに誘うこともありました。毎年末には、お気に入りの甘酒やブランデーを志村さんに贈っていたんです。そこには直筆の手紙が添えられて、『また志村さんの演技が見たい』『いつかまた共演したい』と書かれていたそうです。志村さんは、そんな高倉さんの数々の手紙を大事に保管していたといいます」だが、高倉さんが切望していた共演の夢がかなうことはなかった。’14年11月、83歳で亡くなった高倉さん。突然の訃報に志村さんはブログで《悲しい寂しい辛いどんな言葉でも物足りない》と悲痛な胸中を吐露していた。志村さんは、高倉さんの死後も“直筆メッセージ”がずっと心に引っ掛かっていたようだ。「’20年に古希を迎えるタイミングで、役者のオファーを受けたことを“宿命”と感じたそうです。この年齢になれば今後、元気で仕事ができる時間は限られてくる。ならば、恩義ある高倉さんの思いに応えようと決心したのでしょう」(前出・番組関係者)志村さんは生前、『エール』での登場シーンに関して、NHKにこんなことを語っていた。《僕の出ているシーンは、困ったことにあまり笑いがないんですよ。いつもの志村けんらしくない、こんなこともやりますよってところを見てもらえれば、うれしいね》高倉健さんの“遺命”に応えた志村さんは今も魂の演技で、日本中に“エール”を送っている――。「女性自身」2020年5月26日号 掲載
2020年05月12日明日5月10日に母の日を迎えるにあたって、NHK 連続テレビ小説『エール』出演の子供たちによる、“母に贈るエール”と題したGReeeeNの新曲 「星影のエール」リモートカバー動画が公開された。GReeeeNの「星影のエール」は、人と人との繋がり尊さを描いた楽曲。3月30日からスタートした連続テレビ小説『エール』の主題歌に起用され、好調なドラマ視聴率と合わせて、NHKのYouTubeチャンネルにて公開中の オープニング映像() も120万回再生を突破するなど、この楽曲にも注目が集まっている。この度公開された動画で「星影のエール」を歌唱しているのは、『エール』で主人公・裕一の子供時代を演じた石田星空、ヒロイン音の子供時代を演じた清水香帆。そして裕一の幼馴染・佐藤久志の子供時代を演じた山口太幹、村野鉄男の子供時代を演じた込江大牙の4人。伴奏は「星影のエール」の編曲を担当した島田昌典が担当している。この心あたたまるリモート歌唱動画をチェックして、自分の母親、そして母親だけでなく大切な人へ感謝の気持ちとともにエールを伝えよう。「星影のエール」は5月11日に主要音楽サイトにて配信リリース。詳しい情報は GReeeeN オフィシャルサイト() まで。「星影のエール」について GReeeeNコメント今回の主題歌のお話に、大きなご縁を感じております。僕たちGReeeeNメンバー4人は福島県で出会い、結成をしました。僕たちのゆかりの地、福島出身の偉大な作曲家・古関裕而さんをモデルとした作品に関われること、大変光栄です。来年、2021年は東日本大震災から10年となります。戦後、多くの方が古関さんの作られた音楽に支えられたように今作の主題歌「星影のエール」も、日々起こる人生の大事な場所で支えになれたらうれしいです。楽曲を書くにあたっては、ドラマの主人公・窪田正孝さん演じる裕一、二階堂ふみさん演じる音の夫婦の姿、そして、それぞれの人生の主人公である皆さんと、大切な誰かの姿を想像しました。時に支えあい、導き、ともに泣き笑い、夢を語り合い、落ち込んでは慰め、励ましあいまた前を向く。夫婦、親子、恋人、親友、それぞれ自分にとって大切な人の顔を想像しながら聴いてもらいたいです。そばにいる大事な人との人生を照らしあえる星影であれますように。2020年度前期連続テレビ小説『エール』【出演】窪田正孝、二階堂ふみ、薬師丸ひろ子、菊池桃子、光石研、中村蒼、山崎育三郎、森山直太朗、佐久本宝、松井玲奈、森七菜 / 柴咲コウ、風間杜夫、唐沢寿明ほか【放送】2020年3月30日(月)放送スタート(月)~(土)NHK総合前8 : 00~ほか ※土曜は一週間を振り返ります
2020年05月09日マイナス10歳の美肌を目指そう!2020年6月20日(土)、NHK文化センター札幌教室において、『【6月単発】大人のナチュラル美肌メイク&スキンケアレッスン 6/20』が開催される。講師は、一般社団法人日本パーソナルメイク協会代表理事の福井美余が務める。同講座では、マイナス10歳の肌が目指せるスキンケアと肌メイクをレクチャー。デモンストレーションと簡単な実践が予定されている。開催時間は10:00から12:00まで。受講料はNHKカルチャーの会員が4,576円(税込み)、一般が5,148円(税込み)。持ち物は「普段使っているメイク用品とスキンケア一式」「卓上鏡」 「髪を留めるピン」「フェイスタオル1枚から2枚」「筆記用具」となっている。申し込みはNHKカルチャーのウェブサイトに受け付けている。問い合わせはNHK文化センター札幌教室(011-222-5011)まで。予約がとれないメイク講師 福井美余福井美余は株式会社Excess Beauty 代表取締役社長、一般社団法人日本パーソナルメイク協会代表理事を務め、メイク講師として活躍。これまで1,500回以上のメイク講座を実施。指導した受講生の数は10,000人を超えている。オフィシャルブログのフォロワー数は13,000人以上。著書には『MAKE UP YOUR LIFE 綺麗の法則』『今あるコスメで上品で洗練された美人になれる』などがある。(画像は福井美余オフィシャルサイトより)【参考】※NHKカルチャー※福井美余オフィシャルサイト※福井美余オフィシャルブログ
2020年05月08日新型コロナウィルス感染拡大を受け、緊急事態宣言が5月31日まで延長された。各テレビ局も、ドラマ収録中断の延期を余儀なくされている。いっぽう、4日からオンエアされた新ドラマ『今だから、新作ドラマ作ってみました』(NHK総合)が注目を集めている。人同士が接触することなく、自宅を舞台にリモートトークが繰り広げられるドラマだ。第1話ではコロナ禍でハワイ挙式が中止になったカップルを、満島真之介(30)と前田亜季(34)が演じた。2人が言い争うシーンでは「俺の緊急事態だわ」や「いま流行のソーシャルディスタンス」といったタイムリーなワードも飛び出した。第2話では小日向文世(66)と竹下景子(66)による熟年夫婦が登場。画面越しの「あの世とこの世」で会話を繰り広げる斬新な設定だ。前代未聞ともいえる新ドラマだが、制作過程では並々ならぬ苦労があったという。「企画から1週間以内で許可が下りた異例のドラマです。全てオンライン上で打ち合わせをし、放送まで1カ月弱で仕上げたと聞きました。ドラマでは複数のカメラが入っていますが、スマホに三脚を立てたそうです。画面越しの指示も、場所を示す“こそあど言葉”が通用しなかったとも。演者は短期間で脚本を覚えるだけでなく、カメラの配置や衣装、小物も準備する奮闘ぶりだったそうです」(テレビ局関係者)このような新しい手法は、視聴者から好評を博している。《エンターテインメント界の底力をありがたく満喫してます。ありがとうございます。新しい手法の劇が生まれるところに立ち会った気分です》《第1夜、第2夜とも登場人物2人だけ、かつ場面もお家という限定的な要素しかないないのに1つのドラマになってるのが本当にすごい。派手さは一切ないけどそれですごく良かったです。 第3夜もとても楽しみです。何事もチャレンジだと思う》《良い脚本と良い役者そして演出この3つが揃えば制約された中でもここまでの物ができるのか》NHKでは4月1日からドラマ撮影が中止となった。各メディアによると、大河ドラマ『麒麟がくる』や連続テレビ小説『エール』は7月初旬でストックが切れるという。このような境遇でも、異例のスピードで新作に挑めるのはNHKの強みだろう。「制作費の財源を受信料で賄っている公共放送なので、民放のようにCMスポンサーの制約がありません。テレワークでは、制作費も低額で抑えられるそうです。4月1日から始まったネット同時配信サービスも利用者が増加しているといいます。3密を回避する『新しい生活様式』が提示されたので、民放でもNHKを参考にドラマ制作する可能性もあるでしょう」(前出・テレビ局関係者)
2020年05月07日NHKが大河ドラマ「麒麟がくる」の放送を6月に中断すると大筋で決めたという。5月1日に一部スポーツ紙が報じた。当初、NHKは4月1日から12日まで撮影を見合わせると発表していた。だが、政府が緊急事態宣言を発令した4月7日に休止期間を延長。5月7日以降に撮影再開する予定だった。記事によると、中断理由は安倍晋三首相(65)が緊急事態宣言延長の方針を示したことだという。収録されているのは、6月7日放送の第21話分まで。5月中に撮影再開できなければ、6月14日以降の放送に間に合わない計算。さらに中断期間が長期化すれば、放送が年内に収まらない可能性が。そのため、大河史上初の越年放送となる可能性も浮上しているという。「NHKの予算は国会で決まるため、基本的には政府の出した方針に従うことに。いくら現場が撮影スケジュールの窮状を訴えても、上層部の方針は変わらないでしょう」(全国紙社会部記者)正式な中断決定発表は、今月4日に宣言延長が発表されてからとみられている。そして、次回作にも多大なる影響が及びそうだという。「来年の大河は吉沢亮さん(26)主演の『青天を衝け』。例年ならば6月に撮影がスタートしますが、いつ始まるかも見えない状況。吉沢さん以外のキャストも、まだ発表できていません。出演者もこのまま後ろ倒しになれば、他の仕事に影響が出てきかねません。出演発表前に辞退するキャストも出てくるのではないでしょうか」(芸能記者)
2020年05月02日志村けんさん(享年70)が5月1日に放送された連続テレビ小説「エール」(NHK総合)に登場した。在りし日の演技に、視聴者は見入ったようだ。志村さんが演じたのは、童謡「赤とんぼ」の作曲者である山田耕筰をモデルにした小山田耕三。窪田正孝(31)演じる主人公・古山裕一の才能を認めながらも、その活躍を恐れているという役どころだ。各メディアによると志村さんは今回の役柄について「俺、譜面も読めないのに、役柄はみんなが憧れる作曲家で、ちょっと意地悪っぽいところもある」「いつもの志村けんらしくない、こんなこともやりますよってところを見てもらえれば、うれしいね」とコメントしていたという。作中で髭を生やし、威厳のある演技を披露した志村さん。ネットでは、その演技を讃える声が上がっている。《一癖ある演技がステキ、カッコいい 最後まで演じられるのを観たかった》《少しだけのシーンで威厳のある演技に見入ってしまった》《一瞬誰かわからなかった。声のトーンや演技で別人になれるんだね、すごいよ変なおじさんだし志村どうぶつ園園長もやってるのに。ほんと、惜しい方を失くしてしまったんだなぁ》志村さんはこれまで、テレビドラマに出演したことがなかった。そのため「エール」は初ドラマにして、最後のドラマ出演となった。「志村さんはドラマのオファーを全て断ってきたそうです。ですが今回はヒロインの二階堂ふみさん(25)にも惹かれ、出演を決断したと聞きました。生前の志村さんは気合い十分で、常に台本を持ち歩いているほどでした」(芸能関係者)今後も「エール」では、収録の済んだ志村さんの出演シーンを放送するという。その貴重な演技を堪能できそうだ。
2020年05月01日注目の新人シンガーソングライター・milet (ミレイ)が、5月27日にリリースする1stフルアルバム『eyes』を携えた全国ツアー「milet live tour 2020“eyes”」を発表した。ツアーは今年11月12日のNHK大阪ホールを皮切りに、東京は中野サンプラザ2DAYSを経て、全国7カ所9公演を開催する。また、ツアー発表と合わせてmiletオフィシャルモバイルファンクラブ「miles」も本日正式にオープン。「milet live tour “eyes”」チケット最速チケット先行受付がスタートした。なお、2020年3月から実施予定だった全国ツアー「milet live tour 2020 “Green Lights”」は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い全公演が中止となったが、「milet live tour 2020 “Green Lights”」チケット購入者専用の「milet live tour 2020“eyes”」チケット先行受付もスタートしている。詳細は オフィシャルサイト() まで。miletコメント私、miletの1st full album『eyes』のリリースにともない、2020年11月12日より全国ツアー「eyes」を開催します。これが正真正銘、私にとってのファースト全国ツアーとなります。デビュー曲からアルバム新録曲まで、様々な色を持つ曲たちを引き連れてまいります。歌自身が持つ力と歌に込める私の思いを、全身・全感覚で感じてください。私の「eyes」を、その目で、その心の目で目撃してください。ツアー情報milet live tour 2020 “eyes”大阪公演11月12日(木) 大阪・NHK大阪ホール 18:00 / 19:0011月13日(金) 大阪・NHK大阪ホール 18:00 / 19:00問) キョードーインフォメーション 0570-200-888東京公演11月23日(月・祝) 東京・中野サンプラザ 16:00 / 17:0011月24日(火) 東京・中野サンプラザ 18:00 / 19:00問) キョードー東京 0570-550-799 / クリエイティブマン 03-3499-6669名古屋公演12月5日(土) 愛知・日本特殊陶業市民会館ビレッジホール16:30 / 17:30問) サンデーフォークプロモーション052-320-9100福岡公演12月6日(日) 福岡・福岡国際会議場メインホール 16:30 / 17:30問) キョードー西日本 0570-09-2424札幌公演12月22日(火) 北海道・札幌PENNY LANE2418:30 / 19:00問) ウエス 011-614-9999仙台公演12月24日(木) 宮城・仙台Rensa 18:15 / 19:00問) キョードー東北 022-217-7788広島公演12月26日(土) 広島・LIVE VANQUISH 16:30 / 17:00問) 夢番地 082-249-3571チケット料金 :<ホール会場> 全席指定 5,500円(税込)※4才以上チケット必要。3才以下でもお席が必要な場合は有料。<ライブハウス会場> 全自由 5,500円(税込・整理番号付・1ドリンク別途)※6才以上チケット必要。5才以下入場不可チケット一般発売日 : 未定先行情報 :milet オフィシャルモバイルファンクラブ「miles」最速先行受付期間 5月1日(金)12:00~5月20日(水)23:59オフィシャルモバイルファンクラブ「miles」はこちら()リリース情報milet 1stフルアルバム『eyes』2020年5月27日(水)リリース初回生産限定盤A(CD+BD)品番 : SECL-2570~2571 / 価格:4,500円(税別)初回生産限定盤B(CD+DVD)品番 : SECL-2572~2573 / 価格:3,500円(税別)通常盤・初回仕様(CD only)品番 : SECL-2574 / 価格:2,900円(税別)CD収録内容:01. Again and Again (eyes mix)02. Parachute (新録曲)03. 航海前夜04. Somebody (新録曲)05. inside you06. Drown07. You & I08. タイトル未定 (新録曲)09. STAY (新録曲)10. Dome (新録曲)11. Tell me12. Wonderland13. us14. Prover15. Until I Die (新録曲)16. Without your love (新録曲)17. Fire Arrow18. The Love We’ve Made (新録曲)Blu-ray・DVD収録内容:1.ミュージックビデオ集 ※初回生産限定盤A・B共通2. milet first live“eye” ※初回生産限定盤Aのみタイアップ情報「STAY」: フジテレビ系「めざましどようび」テーマソング「inside you」: TVドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』OPテーマ「Again and Again」: TVドラマ『JOKER×FACE』メイン・テーマ「us」: TVドラマ『偽装不倫』主題歌「Wonderland」: 映画『バースデー・ワンダーランド』挿入歌・イメージソング「航海前夜」: 専門学校 首都医校・大阪医専・名古屋医専 CMソング / TBS系テレビ「CDTV」2019年4月・5月オープニングテーマ「Drown」:『ヴィンランド・サガ』2ndクールEDテーマ「You & I」: 花王「フレア フレグランス &SPORTS」CMソング「Prover」:『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』2ndクールEDテーマ「Tell me」:『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』SPテーマソング「Without your love」 :「グータンヌーボ2」エンディングテーマ / 三井アウトレットパーク ブランドCMソングmiletプロフィールハスキーかつ重厚感のある独特の唄声と、グローバルな存在感を放つソングライティングを兼ね揃えた女性シンガーソングライター・milet (ミレイ)。思春期をカナダで過ごし、2018年より本格的に音楽活動をスタート。2019年3月メジャーデビュー。Toru (ONE OK ROCK)プロデュースによるデビュー曲「inside you」は人気音楽配信サイト11サイトで1位を記録。8月には3rd EP『us』をリリースし、オリコンデジタルランキング初登場1位を記録したほか、Spotify・LINE MUSICなど7つのサブスクサービスで1位を記録。2019年末、「レコチョク年間ランキング2019」のダウンロード部門、ストリーミング部門で新人アーティストランキング1位を記録。デビュー曲「inside you」は「東京ドラマアウォード 2019」主題歌賞を受賞したほか、「桑田佳祐が選ぶ、2019年邦楽シングル・ベスト20」にて1位に選出される。2020年5月27日には1stフルアルバム『eyes』をリリースする。milet公式サイト()milet Twitter()milet Instagram()milet Official YouTube Channel()
2020年05月01日「博多華丸・大吉」とNHKアナウンサー・近江友里恵が司会を担当するNHKの朝の情報番組「あさイチ」の5月1日放送回は、YouTuberとしても活躍する草なぎ剛がメッセージ出演。“STAY HOME”中の大掃除で発見したあるモノが視聴者をざわつかせている。近江アナがスタジオで、華丸さん、大吉さんはサテライトで出演。草なぎさんが昨年末にゲスト出演した際の映像と動画コメントを組み合わせつつ番組は進行。「本当は舞台公演があったんですが、自宅でSTAY HOMEしております」と自宅から動画でコメントを寄せてくれた草なぎさん。草なぎさんによると自宅を大掃除をしていた際「グッチ(GUCCI)」の部屋履きを見つけたといい、「今朝見つけた」とグッチのローファーを画面に映し出して興奮気味にコメント。その様子に「へ……部屋ばき……???」「GUCCIの部屋ばきなん草なぎくん」「家を掃除したらグッチの靴出てくる草なぎさん…」など驚きの声が続々。デニム集めやギターなど多趣味な草なぎさんだけに「草なぎハウスは色んなお宝が隠れていそう」という声も。また自宅でも30分は運動を欠かさないという草なぎさん。「TVを見ながら脇を上げて動かすだけで血流がよくなる」と、ソファに座りながらできる簡単な運動を紹介。YouTubeで「健康つよぽん」と題し自宅でできる簡単なトレーニングを紹介している草なぎさんが動画を撮影する様子も紹介。「このね、ゆる~さがいい」「ユーチューバー草なぎの裏側が見れるなんて」「つよぽんユーチューバー向いてるわー好き」「あさいちで草なぎくん。NHKがこんな時に元気をくれる」などの感想もSNSに投稿されている。(笠緒)
2020年05月01日NHKでは、柴咲コウ、ムロツヨシ、高橋一生、満島真之介ら豪華俳優を迎えて“テレワーク”でドラマを制作。「今だから、新作ドラマ作ってみました」と題して5月上旬に3夜に渡って放送することが決定した。新型コロナウイルスの影響により、多くのドラマが当面の収録を見合わせている中、今回放送が決定したドラマは、打ち合わせやリハーサル、本番収録も直接会わずに制作。第1夜には、満島真之介と前田亜季が出演する「心はホノルル、彼にはピーナツバター」を放送。婚約中の神林五郎(満島真之介)と森本千明(前田亜季)は遠距離恋愛中、この春予定していたハワイでの結婚式は開催が中止に。そんな中、唯一の連絡手段となったビデオチャットで今日も2人のラブラブトークが始まるが…?続く第2夜は、小日向文世と竹下景子が夫婦役で出演する「さよならMyWay!!!」。宍戸道男(小日向文世)は40年連れ添った妻・舞子(竹下景子)を脳卒中で失ったばかり。そんな中、業務用のパソコンに一件のビデオ電話がかかってくる。画面の向こうにいるのは死んだはずの舞子。しかも画面越しに離婚届を舞子が突き付けてきて――というストーリー。そして第3夜は、柴咲さん、ムロさん、高橋さんが出演、「とんび」「天皇の料理番」「義母と娘のブルース」の森下佳子が手掛ける抱腹絶倒のファンタジー・コメディー「転・コウ・生」がラストを飾る。外出自粛で家に閉じこもっていると、“あの人に会いたいな”という気持ちが募る。するとなぜか、会いたいと思った人と魂が入れ替わる珍事が発生。シバサキコウがむろつよしと入れ替わり、今度はタカハシイッセイとも入れ替わって…という物語だ。「今だから、新作ドラマ作ってみました」は5月4日(月・祝)23時40分~NHK総合にて3夜放送。(cinemacafe.net)
2020年04月27日肺炎のため19日に緊急入院した元NHKアナウンサーで現在フリーの住吉美紀が、PCR検査の結果、陽性と判定され、新型コロナウイルスに感染していることが22日、明らかになった。所属事務所が公式サイトで発表した。サイトでは、「本日、4月19日のPCR検査の結果、陽性判定となり、新型コロナウイルスへの感染が確認されました」と報告。「今後は、医師のご指導のもと、一日も早い回復を目指し、引き続き入院治療に専念して参ります」と伝え、「ファンの皆様、リスナーの皆様よりの暖かいメッセージには、この場を借りまして厚く御礼申し上げます」とした。パーソナリティーを務めるTOKYO FM『Blue Ocean』(月~金曜9:00~11:00)は20日より欠席。元TBSでフリーの吉田明世アナが代役を務めている。
2020年04月22日「NHKでは新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月1日から大河や朝の連ドラの収録を中断しています。16日、緊急事態宣言が全都道府県に拡大したことで、撮影再開日をまったく定められない状態です」(NHK関係者)連続テレビ小説『エール』の主演・窪田正孝(31)は6年ぶりの男性主役に気合も十分。昨年9月から収録に臨んでいた。そこへ突然の悲報が窪田を見舞った。「初回放送の2時間後に志村けんさん(享年70)の訃報が流れました。日本を代表する作曲家という役どころでドラマ初出演。12月から収録に参加して現場を盛り上げていただけに、急逝を知った窪田さんも涙ぐんでいましたね」(ドラマ関係者)収録中断と志村さんの死。相次ぐ悲報に落ち込む窪田を励まし続けているのが、昨年9月に結婚した新妻の水川あさみ(36)だ。「朝ドラ収録は約1年がかりですから、体調管理は不可欠。毎日手料理で彼を支えているそうです。ガリガリくんを1日数十本食べるなど、窪田さんの偏食は有名。水川さんは“免疫力アップには発酵食品がいい”という考えで塩麹や味噌、糠漬け、豆腐など、すべて自家製。お米は酵素玄米。満を持して収録再開に臨めるようにしています」(制作関係者)愛妻だけではない。彼にはもう一人、頼もしい味方がいるという。同い年の吉高由里子(31)だ。「窪田さんと吉高さんは6年前の朝ドラ『花子とアン』で共演しています。窪田は吉高の先輩で幼いころから彼女を思い続ける幼なじみの朝市を演じました。泣きじゃくる主人公に朝市が手ぬぐいを渡すシーンがあったのですが、窪田さんのアドリブでした。彼の不意のやさしさに吉高さんは感極まって号泣。それ以来、打ち解けて仲よくなったそうです」(前出・ドラマ関係者)実は吉高と水川も、ハリセンボンの近藤春菜(37)が主宰する「春菜会」のメンバーでもある親友。「一昨年の水川さんの誕生日には、吉高さん、春菜さんがお祝いしています。メンバーの引っ越しの手伝いもしています」(春菜の知人)朝ドラの主役として“先輩”の吉高は、失意の窪田を温かく励ましているという。「窪田さんは結婚後、陽気な水川さんの影響を受け雰囲気が柔らかくなったそうです。『演技の幅も広がっているから大丈夫』と応援しているそうです」(映像関係者)吉高は自身のツイッターで、こんな名言を残している。《涙のあとには覚醒があるはず》。“吉高流エール”で、収録再開後の窪田の演技にさらに磨きがかかることだろう。「女性自身」2020年5月5日号 掲載
2020年04月22日幼少期から大人にバトンタッチした、第3週のNHK連続テレビ小説「エール」。その第15回が4月17日(金)に放送され、窪田正孝演じる主人公・古山裕一の幼なじみ・村野鉄男役を務める中村蒼の本格登場にネット上では反響が続々。さらに、20日(月)より放送の第4週のあらすじと場面写真も公開された。本作は、全国高等学校野球大会の歌「栄冠は君に輝く」や阪神タイガース応援歌「六甲おろし」など、数々の名曲を手掛けた作曲家・古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。主演を窪田さん、ヒロインを二階堂ふみが務めている。「待ってた」愛称の“乃木大将”でトレンド入りも幼少期より視聴者の心を鷲掴みにしていた雄一の幼なじみ・鉄男に扮する中村さんの本格登場に、視聴者からは「待ってたよ、中村蒼さん」「成長乃木大将かっこよ…」「ガキ大将きたー ! 嬉しい ! 」「鉄男がどんな人生歩んできたか気になる」「乃木大将推し ! 」「やっぱり乃木大将は根性あるいい男だ」「男っぷりが増して言葉がぐいぐい入ってくる」「筋を通す男、鉄男の登場痺れる」「裕一の言葉が鉄男の支えになっていて、今度は鉄男の言葉が裕一の支えになるの良き」などの反響が相次いだ。“鉄男”がリアルタイム検索上位、鉄男の愛称でもある“乃木大将”がトレンド入りするなど、注目度の高さがうかがえる。中村さんが演じる村野鉄男は、主人公・裕一の同級生で魚屋「魚治」の長男で、幼少期編から数々の印象的なエピソードを残している。幼少期の鉄男(込江大牙)はケンカが強く村一番のガキ大将で、周りの子どもたちからは日露戦争の名将にちなんで“乃木大将”と呼ばれ、一目置かれる存在。そんな鉄男は家業を手伝い、魚を売り歩く日々を送っていた。鉄男がいじめっ子から裕一を助ける第5回では、視聴者が歓喜しTwitterで“乃木大将”がトレンド入り。さらに第6回。鉄男に本を届けに来た裕一だったが、鉄男は怒りに任せて裕一のカバンを取り上げ地面に叩きつけ、裕一のハーモニカを壊してしまう。その翌日、カバンと壊れたハーモニカを直して裕一に渡した鉄男は、「俺は筋を通す男だ…悪かった」と深々と頭を下げたのだ。ガキ大将の素顔は、詩を愛する優しい少年実は鉄男は、「古今和歌集」を愛読する詩を愛する少年だった。「詩で飯は食えねえ」という鉄男だったが、鉄男が書いた詩に曲をつけると約束する裕一。しかし、「魚治」は不況の影響を受け、鉄男一家は借金取りに追われるようになり、夜逃げをしてしまう。約束通り鉄男の詩に曲をつけ、それを「浮世小路行進曲」と名付けた裕一だったが、その鉄男へのエールは直接鉄男に届けることはできなかった。そんな中でも、鉄男は担任の先生である藤堂先生(森山直太朗)に言われた「頼ることは恥ずかしいことじゃない。自分の才能から逃げるな、一生後悔する」と言われたことを思い出していた。正義感が強く、優しい鉄男の姿には多くの人が涙し、共感を寄せることに。裕一と鉄男の距離が近付いた温かくも切ない展開に「乃木大将の厳しい環境に泣かずにはいられない」「まっすぐな眼差しの奥にある優しさに泣けてしまう」「言っている事に筋が通っている、一言一言が胸に響く」「孤高で無類のかっこよさを誇る乃木大将(鉄男)」「鉄男ロス、乃木大将ロス」「いろんな意味で乃木大将が圧倒的」といった声が寄せられ、時に涙を誘う子どもたちの演技に引き込まれ、今後にも注目が高まっていたところだった。中村蒼演じる大人になった鉄男がついに初登場そして第15回。鉄男は藤堂先生の紹介で、地元紙の新聞配達から始めて現在は記者になっていた。鉄男は、「しがみつけば必ず道は開く」と子どもの頃に裕一から言われた言葉を信じて、いまも詩を書き続けていたのだ。再会したものの、「音楽は? なんで銀行なんかに勤めているんだ?」と音楽を辞めた裕一を問いただす鉄男。裕一からの言われた言葉が、子どものころに唯一励まされた言葉だったからこそ、いまでも詩を書き続けていた。自分が詩を書き、裕一が曲を作る、その歌がレコードになりみんなが聴く、そんな夢を描いていた鉄男だったが、裕一と自分の現状の違いに落胆する様子も…。まっすぐで正義感に溢れた鉄男の本格的な登場には、これからも多くの“エール”が送られることは必至だ。そんな鉄男について、中村さんは、「僕自身、ガキ大将という人生を歩んでこなかったので、役柄を聞いた時は驚きましたが、鉄男は、男らしく、ずるくなく、素直に他人の幸せを喜べる人で、僕もこういう人間でありたいと思いながら演じています」と語る。裕一と再会した鉄男の物語は新たな展開へ「音楽の力を再認識していく」4月20日(月)より放送の第4週「君はるか」では、裕一を訪ねてきた鉄男が、国際作曲コンクールの募集広告が載った雑誌を見せて挑戦するように話す。だが、ちゃんと見ようともしない裕一。勤め先の銀行の同僚にも励まされ応募を決意する裕一だったが、ブランクが長すぎたのか、曲は一向に作れず苦悩することに…。裕一と共に音楽の世界へ羽ばたく鉄男と、佐藤久志(山崎育三郎)との友情も大事なテーマの一つである本作。3人のシーンについて、「すごい才能の持ち主なのに、自信の持てない裕一を支える鉄男と久志。そんな鉄男や久志も夢があって、未来を語り合う前向きなシーンが多くて楽しいですね。音楽を通して人に喜んでもらえることを3人で知って、音楽の力を再認識していくシーンも印象的でした」と中村さん。成長した鉄男が、幼なじみの裕一、久志と今後どのような関係を築いていくのか。この組み合わせが後に「福島三羽ガラス」と呼ばれ、ヒット曲の数々を生み出していく、これからの展開に期待したい。第4週あらすじ将来の目標が見えない日々を送っている裕一(窪田正孝)。ある日、鉄男(中村蒼)が訪ねてきて「国際作曲コンクール」の話をする。一方、豊橋の関内家では音(二階堂ふみ)が幼少の頃に出会った双浦環(柴咲コウ)のような歌手になることを夢見て、御手洗清太郎先生(古川雄大)から声楽のレッスンを受けていた。音の姉の吟(松井玲奈)はお見合いを重ね、妹の梅(森七菜)は作家を目指していた。そんな関内家にある知らせが届くが…。連続テレビ小説「エール」はNHK総合8時~、再放送12時45分~、BSプレミアム・BS4K 7時30分~にて放送中。※土曜は1週間を振り返り(text:cinemacafe.net)
2020年04月18日3月30日にスタートしたNHK連続テレビ小説『エール』。新型コロナウイルスの影響で収録が中断、さらには主要キャストで出演していた志村けんさん(享年70)の逝去など波乱の絶えない状況にある。そうしたなかで注目を集めるのが、作品の語り(ナレーション)を担当する人気声優・津田健次郎(48)だ。今年2月に番組公式サイトで津田が語りを担当すると、本人の音声コメント付きで発表。声優ファンをはじめ、多くの反響を集めた。番組開始以降もTwitterでは《エールの津田健次郎がいい声すぎる》《津田健次郎さんのナレーション目当てで朝ドラのエールを見始めた》など、津田の語りを称賛する声が上がっている。「津田さんは、1995年にテレビアニメ『H2』で声優デビューしました。特徴的な低音ボイスが持ち味で、00年には『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の海馬瀬人役にも抜てき。それ以外にも、数々の人気キャラクターを演じてきました。最近では映画『スターウォーズ』新三部作ではアダム・ドライバー演じる重要キャラクター、カイロ・レンの吹き替えを担当しています」(映像関係者)声優としての知名度もさることながら、端正なルックスに惹かれるファンも多い。「津田さんはかつて映画への道を志し、明治大学文学部文学科で演劇学を専攻。卒業後は円・演劇研究所専攻科の門を叩きました。過去には俳優として00年のテレビドラマ『池袋ウェストゲートパーク』、02年の映画『自殺サークル』といった話題作にも出演しています」(前出・映像関係者)アンパンマンの声で知られる戸田恵子(62)をはじめ、ベテラン大物声優が本格的に実写作品へ活躍の場を広げていくケースはこれまでもある。最近だとスティーヴン・セガール(68)の吹き替えで知られる大塚明夫(60)が、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』に出演。大塚が所属する「劇団AUN」主宰でもある吉田鋼太郎(61)と顔をつき合わせる形で共演し、話題となった。津田は19年の『ドキュメンターテイメント AD-LIVE』で念願の映画監督デビューを果たした。その際、インタビューで以下のように語っている。《「演技以外では、今後、実写映画を撮っていきたいと思っています。自分にとって表現への道の原点なので。学生時代、ずっと何を撮りたいか悩み続けていました。今は撮りたいものが沢山あります。これからもジャンルをあまり限定せず、演技も含めて色んな表現ができたらなと思ってます」》(『朝日新聞デジタル&M』19年10月31日付)全国的に知名度の高い朝ドラへの起用は、表現者“津田健次郎”の大きな飛躍を予感させる。今後は実写作品でも目にすることが増え、お茶の間でもお馴染みの顔となるかも知れない。
2020年04月13日3月30日にスタートしたNHK連続テレビ小説『エール』は、生涯におよそ5千曲を作った天才作曲家・古関裕而(ゆうじ)と、妻の金子(きんこ)をモデルにした物語である。〈♪六甲颪に颯爽と~〉『阪神タイガースの歌』(通称『六甲おろし』)を裕而が作ったのが’36年。前年には、歌謡曲でも『船頭可愛や』がヒットして、名実ともに売れっ子作曲家に。2人の娘も生まれ、公私ともに充実した日々を送っていた裕而・金子夫妻だったが、やがて戦争の暗い影に音楽界も徐々に侵されていく。日中戦争が始まった’37年に発表された『露営の歌』など、いわゆる戦時歌謡を、裕而も次々に発表。やがて終戦を迎え、ホッと安堵したのもつかの間、別の不安が彼を襲う。戦争中に戦意高揚の作品を作ったことで、連合国側(GHQ)から“戦犯”として裁かれるのではないかと恐れたのだった。裕而の長男・小関正裕さん(73)はこう語る。「父は多くを話しませんでしたが、戦時歌謡の多くは、軍ではなく新聞社や映画会社に依頼されて作ったそうです。お国のためというより、兵隊さんを応援したいという、やはりエールの気持ちで作曲したのだと思います」結果的に、芸術家への連合国側の態度はおおむね寛容で、裕而は再び好きな作曲に邁進できる日々を取り戻し、こう誓う。「これからは、音楽で、戦争で傷ついたみんなを元気づけたい」終戦後の裕而は、劇作家の菊田一夫との名コンビで、NHKラジオドラマ『鐘の鳴る丘』の主題歌『とんがり帽子』で一世を風靡し、その後も『イヨマンテの夜』などヒット曲を連発していく。売れっ子だったころに見せた裕而の天才ぶりを、正裕さんは振り返る。「いちばん忙しかったころは、五線紙を縦に書いていくんですよ。メロディに和音をつけるのではなく、最初からオーケストラの全部の楽器の音が、頭の中にあるんですよね」また、父に関してこんなエピソードも。「僕が小学生のころは、世間ではスパルタ親父がはやっていたんですが、うちの父は常にやさしかった。でも、ある日、コップに水を張って楽器のようにしてたたいて遊んでいたんです。すると父が2階の仕事部屋からドスドスとものすごい勢いで下りてきて『うるさい!』とひっぱたかれた。あとにも先にも、手を上げられたのはあの一度きり。きっと、ズレた音階が、父には耐えられなかったのでしょう」無二の感性で、着々と作曲を続けた裕而。そして迎えた’64年。わが国初のオリンピックが開催されることになり、古関家に一大事が巻き起こる。「金子さん、金子さん。やったよ、オリンピックだ、東京五輪の行進曲の作曲を頼まれた」帰宅するなり玄関で、珍しく大声を上げた夫に、金子は、「おめでとうございます!」と、自分のことのように喜ぶのだった。こうして完成したのが、まさに日本中を音楽で鼓舞した『オリンピック・マーチ』だ。開会式当日、古関家では、父の作った曲が流れるのをテレビで見ていた。「お父さまの作った曲よ!」ブラウン管から流れてくる、裕而自ら「集大成」だというマーチを前に、金子の感極まった声が茶の間に響いた。こうした功績が認められ、裕而は’69年に紫綬褒章を授与され、名実ともに国民的作曲家となる。3カ月間の文通を経て結婚した妻・金子を生涯愛し、日本中に向けてあたたかい応援ソングを作った天才作曲家。そんな裕而らとの家族団らんの様子を思い出し、内孫の松本幸子さん(49)はこう振り返った。「夕食の後など、自然にリビングに集まって、祖父の裕而がハモンドオルガン、父の正裕がピアノを弾いて、そして金子おばあさま、母の直子、孫の私という女3代が歌うんです。祖父の曲だったり、童謡だったり、ときには『およげたいやきくん』だったり(笑)。音楽は家族を元気にしてくれるものだと、祖父母に教わりました」残した数多の『エール』は、朝ドラを通して、現代の日本にも届いていく――。「女性自身」2020年4月21日号 掲載
2020年04月13日新聞記事を読んだだけで熱烈なファンレターを送ってきて、文通だけの3カ月で結婚。NHK連続テレビ小説『エール』主人公モデルの作曲家・古関裕而(ゆうじ)の妻・金子(きんこ)という女性はとにかく強烈な個性の持ち主と、子や孫は口をそろえる。そんな夫婦の物語を、子や孫は「内助の功もないのに、なぜドラマ化?」と思っているが、温厚な裕而を支え続けたのは、やはり妻・金子だったのだ――。裕而は自伝で、金子についてこう綴っている。《妻は次第に家庭的に忙しくなり、残念ながら歌を歌う機会を逸してしまうが、家庭を守りながらも、私の仕事のよき理解者であり、よきアドバイザーであった》金子は声楽を学んでおり、帝国音楽大学へ入学した経歴の持ち主。息子の古関正裕さん(73)は、家事の合間に歌っていた金子の姿をよく覚えている。後年、その母は、正裕さんに向かってこんなことを言った。「あなたの子育てのおかげで、私は声楽をあきらめたのよ。私がベルトラメリ能子先生の一番弟子で、私だけが結婚もして、子育てもしながら頑張っていたのに」正裕さんは苦笑しながら、「いや、それは心外でしたよ。そんなことを言うのなら、いっそ続けていてほしかった」一方、正裕さんは両親と同じ音楽の道は選ばなかった。直子さん(72)と結婚し、長女の松本幸子さん(49)が誕生。裕而は、この内孫に、早速『幸子の子守唄』を作るほどの溺愛ぶりだった。ところが金子と直子さんの間で、孫の教育をめぐり、嫁姑問題が起きてしまう。「芸術家肌で、何事にもまっすぐな母でしたから、孫の世話も全力投球。少しでも泣かせると、『ミルク、ミルク。おなかがすいてるのがわからないの』と、私たち夫婦を、すごい剣幕で怒るんです」当の直子さん本人が語る。「しかし、義母は、裏表のない人でしたから、怒ったあとはケロリでした。親戚の集まりなどでは、『うちの嫁は体が弱いんだから、誰か椅子を持ってきてあげて』と言ってくれたり」孫の幸子さんも、祖父母との思い出を語ってくれた。「金子おばあさまは、真剣に『私とママとどっちが好き?』って聞くんです。それで『ママ』と答えようものなら、私の大事な物を隠したり(笑)。忖度も一切なし。祖父・裕而のことも、『うちの人は天才ですから』と、誰の前でも、しゃあしゃあと言ってのけましたから」その金子さんが、乳がんを患った末に68歳で亡くなったのが’80年。正裕さんが語る。「母亡きあとの父は、とにかく、がっくりきていました。夫婦としても、音楽を通じても、認め合っていた2人ですから。母の金子は、ずっと古関裕而のファン第1号だったんです」結婚以来続いた、夫婦の固い絆。こんな秘話も明かされた。「手紙ですが、実は父から母に宛てたものは、ほとんど残っていません。母が夫婦げんかの末に焼いたから、と聞きました。父が若い女性歌手の名付け親になったそうなんです。それを知った母が激怒して、手紙を燃やし、父は家を追い出されたとか(笑)。それほどのジェラシーというのも、実は母の父への愛情の裏返しなんですよね」2人が送り合った、こんな熱烈な手紙がある。《私もただ、あなたを愛するのみです。キス、キス。私はこのレター一面にキスします》(金子)《金子さん!貴女は、私の発想の源です》(裕而)裕而が、音楽と共に歩んだ80年の生涯を閉じたのは、元号が平成に変わった’89年8月18日。正裕さんには、忘れられない父との最後のやり取りがある。「父が生前、よく口にしたのが、『目をつぶれば、自然に音楽が湧いてくる』という言葉。入院中に尋ねたことがあったんです。『80歳になった今でも音楽は湧いてくるの?』と。そしたら、『うん』とひと言。入院中、いつもベッドで穏やかに目をつむっていたのは、一人で湧き上がる音楽を聴いていたのでしょう」裕而が生み出す名曲は、いつも「発想の源」たる金子へのラブレター。やがて天国で再会する妻に、とびきりのシンフォニーを捧げるため、夫は最期のときまで、病床でも曲を作り続けたのだ。「女性自身」2020年4月21日号 掲載
2020年04月13日4月10日(金)放送のNHK総合「あさイチ」の“プレミアムトーク”に俳優の唐沢寿明が生出演。司会の「博多華丸・大吉」やNHKアナウンサー・近江友里恵らと様々なトークを繰り広げる。90年代前半、トレンディドラマで注目され「美味しんぼ」『20世紀少年』などの人気シリーズや「白い巨塔」といった話題作を次々と世に送り出し、最近もコメディセンスで見る者を圧倒した「THE LAST COP/ラストコップ」やシリアスな法廷ドラマが展開した「グッドワイフ」、「ボイス 110緊急指令室」ではハードなアクションで魅了。『トイ・ストーリー』シリーズでは声優として声を担当するなど、実力派として日本のドラマ、映画界を牽引してきた唐沢さん。唐沢さんはこの春スタートした連続テレビ小説「エール」に窪田正孝演じる主人公・古山裕一の父で、長男と次男が相次いで亡くなり、家を継いで老舗呉服屋「喜多一(きたいち)」の4代目店主となった三郎役で出演。今回は「エール」の収録秘話や裏話などをはじめ、唐沢さんのプライベートに迫る様々な話題でトークが展開する模様。朝ドラファンはもちろん、唐沢さんの作品を愛してきた視聴者必見の放送回になりそう。連続テレビ小説「エール」は数々のヒット歌謡曲を手掛けた昭和を代表する作曲家・古関裕而(こせき ゆうじ)氏をモデルに、音楽とともに生きた夫婦を描いていく。日本が生糸輸出量世界一となった明治42年、急速に近代化がすすむ福島の老舗呉服屋に生まれた古山裕一が、老舗の跡取りとして育てられるも、音楽に出会いその喜びに目覚め、独学で作曲の才能を開花させていき、歌手を目指している関内音と知り合って結婚。不遇の時代を乗り越え、二人三脚で数々のヒット曲を生み出していくという物語。窪田さん、唐沢さんのほか、音役には二階堂ふみ。音の姉・吟に松井玲奈。妹・梅に森七菜。裕一の幼なじみ・佐藤久志に山崎育三郎。同じく幼なじみの村野鉄男に中村蒼。裕一の才能をいち早く見いだす恩師の藤堂清晴に森山直太朗。音に影響を与える歌手の双浦環に柴咲コウ。裕一の母・まさに菊池桃子。音の父・安隆に光石研。母の光子に薬師丸ひろ子といったキャスト。連続テレビ小説「エール」は毎週月曜~土曜の8時よりNHK総合ほかにて放送中。本作より土曜は1週間をふり返る放送となる。「あさイチ」は4月10日(金)8時15分~NHK総合で放送。(笠緒)
2020年04月09日「今年末の『紅白歌合戦』の総合司会に岡村隆史さんの名前が挙がっています。岡村さんはいまやNHKでは人気番組を支える“視聴率王”。その貢献度は局内で高く評価されており、三顧の礼で内々のオファーを出しているそうです」(NHK関係者)ナインティナインの岡村隆史(49)は同局で放送中の看板番組『チコちゃんに叱られる!』、さらに大河ドラマ『麒麟がくる』にも出演している。「例年、紅白司会の正式オファーは夏ですが、春ごろに制作側は所属事務所に年末の予定を聞くことが通例です。今回、制作サイドが真っ先にリサーチをかけているのが岡村さんなのです。『チコちゃん~』は番組開始から2年たちますが、子供や若い世代からの支持が高く、視聴率も15%前後と安定した人気をキープしていますから」(前出・NHK関係者)『麒麟がくる』では、岡村は謎の農民・菊丸を演じている。「3月15日の放送で菊丸が“忍び”だと明らかになると、ネット上では“菊丸=服部半蔵”説も飛び出し、一気に注目を集めました。岡村さんはドラマ終盤まで登場するキーパーソンのようです」(テレビ誌記者)岡村は、昨年の紅白にチコちゃんとともに登場。総合司会の内村光良(55)らとコントを繰り広げ、37.5%の瞬間最高視聴率(第一部)を記録した実績もある。「3年連続で総合司会を手堅く務めた内村さんですが、昨年は紅白が2部制になってからワーストの視聴率と低迷してしまいました。さらに今年は新型コロナの影響で東京五輪はじめ各種のイベントが中止や延期となり、国内のムードが暗くなっているのが実情です。そこでNHKとしては、同局の“福の神”であり、若年層の人気も高く“日本を明るく”というイメージに合う岡村さんに白羽の矢を立てたといいます」(制作関係者)岡村は菊丸役に抜擢された際、こう語っている。「ぼーっとNHKに来ていたらどえらい仕事が舞い込んできました(笑)。『チコちゃんに叱られる!』をやっていてよかったです。朝ドラを狙っていたので、まさか大河ドラマでオファーが来るとは思っていませんでした」岡村にとって、2020年は“節目の年”でもある。「7月に50歳になる岡村さんは、今年を“新たな挑戦の年”と位置付け、紅白司会にも意欲的。早くも水面下で内定しているとも聞いています」(前出・NHK関係者)たとえ4年連続総合司会を狙っていたウッチャンに叱られても、年忘れは明るく照らしてほしい!「女性自身」2020年4月21日号 掲載
2020年04月09日NHK連続テレビ小説『エール』に出演中の菊池桃子(51)。彼女が経産省の経済産業政策局長の新原浩朗氏(60)との再婚を発表したのは昨年11月だった。ある芸能関係者は言う。「再婚発表当時は、新原氏は東京都内のマンションに一人で生活していましたが、春ごろには新居で菊池との生活を始めるのではないかといわれていたのです」だが実際には5カ月たっても、“別居婚”は続いていた。その理由の1つは、夫・新原氏が以前よりも多忙になっているためだという。ちなみに“首相動静”によれば、3月18日から26日の9日間で、新原氏は首相に7回も面会している。特に新型コロナ対策担当大臣も兼任する西村康稔経済再生担当大臣と行動を共にすることが多いようだ。しかし菊池と新原氏の新婚生活を襲ったのは、コロナ禍だけではなかったのだ。「実は最近、新原さんのお母さんが骨折してしまったんです。お母さんが89歳、お父さんが90歳というご高齢の夫婦だったので、私たちも心配していたのですが……」そう語るのは新原氏の実家付近に住む主婦。実家は埼玉県県内にある一軒家で、仕事に忙殺される新原氏は一人息子。窮地に立たされた義理の両親のために、都内から車で1時間半ほどの道のりを駆け付けてきたのが菊池だった。前出の主婦が続ける。「菊池さんはこの3月にも何度もお見えになっていました。家事をお手伝いしたり、病院へ行くお母さんの介添えをしていたり、すごく親身になっている様子がはたから見てもわかりました。荷物の整理なども大変だったと思いますが……」新原氏の母の骨折を機に、実家はバリアフリー化されることになったという。「大きなトラックが来て、家財道具を運び出していきました。ゴミも大量に出ていましたが、そうした荷物整理作業も菊池さんはお手伝いしていたんです。新原さんのご両親は、とりあえず同じ市内にある老人ホームに入所されたそうです」本誌は新原氏に話を聞いた。――実家のお母さまが骨折されたと伺いました。「そうなんです。母が以前のように動けなくなってしまったので、家を改装するために、両親は一時避難の意味もあって老人ホームに入ってもらっています」――菊池さんが介護もされているそうですが?「彼女は結婚前から私の両親をいろいろ気遣ってくれていたんです。両親も彼女をとても頼りにしています。彼女も忙しいのに私の親の面倒まで見てくれて、本当に妻には感謝しています」同居できないまま、義母の介護も始まってしまった菊池だが、夫の笑顔と感謝の言葉は、彼女の励みにもなっているのだろう。「女性自身」2020年4月21日号 掲載
2020年04月08日“新妻”の活躍を確認してからの出勤だったのだろうか。4月上旬の朝、経済産業省の経済産業政策局長の新原浩朗氏(60)が自宅マンションから現れたのはNHK連続テレビ小説『エール』が終了してわずか数分後のこと。新原氏の妻・菊池桃子(51)は現在、このドラマに出演している。「彼女にとっては朝ドラ初挑戦となります。主人公・古山裕一(窪田正孝・31)の母・まさ役で、少し気弱な息子を温かく見守る姿が、『おっとりとした菊池桃子さんにピッタリで、朝から癒される』など、視聴者からも評判です」(テレビ局関係者)菊池が新原氏との再婚を発表したのは昨年11月。当時、新原氏の父は、息子の結婚について、本誌にこう語ってくれた。「(息子にはこれまでも)何度か縁談話もありましたが、まとまりませんでした。菊池さんには、もう大きなお子さんが2人いらっしゃるそうですが、今回ばかりは息子が結婚する気になったようです。いいご縁に恵まれて、親としてはうれしい限りですよ」またある芸能関係者は言う。「再婚発表当時は、新原氏は東京都内のマンションに一人で生活していましたが、春ごろには新居で菊池との生活を始めるのではないかといわれていたのです」だが実際には5カ月たっても、“別居婚”は続いていた。その理由について、政治ジャーナリストの有馬晴海さんは次のように語る。「安倍政権の特徴の1つは“経済産業省主導”という点です。そのなかでも政策局長である新原氏は、働き方改革や幼児教育無償化など、安倍首相の目玉政策を次々に実現させてきました。いま日本経済は、新型コロナウイルスの感染拡大により、大きなダメージを受け、さらに先行きが全く見えない状況になっています。どのような経済対策を講じていくのか、それを提言する立場にいるのが新原氏で、日々、激務に追われているのでしょう。引っ越しが進まないのもそのためではないでしょうか」ちなみに“首相動静”によれば、3月18日から26日の9日間で、新原氏は首相に7回も面会していた。夫婦同居はコロナ問題が終息後ということになりそうだ。「女性自身」2020年4月21日号 掲載
2020年04月08日新型コロナウイルスの影響により、NHKで放送予定だったドラマ3作品が放送延期になった。延期が発表されたのは、貫地谷しほり主演、現代日本の医療界の現実を抉りながら、医師たちの成長と挫折や喜び、悲しみを綴る感涙のヒューマンサスペンス「ディア・ペイシェント ~絆のカルテ~」(ドラマ10)。大森寿美男が書き下ろし、江口洋介、上白石萌歌、志尊淳、板谷由夏らが出演する土曜ドラマ「天使にリクエストを~人生最後の願い~」。ある4人が依頼者の“最期の願い”に向き合いながら、それぞれの心の傷を見つめ、新たな未来へと踏み出していく物語を描いていく。そして、内館牧子の同名新終活小説をドラマ化する三田佳子主演のプレミアムドラマ「すぐ死ぬんだから」。以上、3本の放送延期が発表された。なお、新たな放送日については決まり次第、ドラマ公式サイトなどにて発表となる。(cinemacafe.net)
2020年04月06日