ネイルアートのシミュレーションネイルを始める前に、その仕上がりを想像する人は多いだろう。しかし、残念なことに、満足する出来映えになることは多くはない。ラメの質感や平面で見たときのデザインとの違いにがっかりしたことがあるはずだ。そんな悩みに応えるように、今ネイルアートのシミュレーションが人気だ。12月9日、VoxcellDesign(ボクセンデザイン)は、12月7日よりバーチャルネイルアートシステム「NailCanvas VR」を公開したと発表した。「NailCanvas VR」とは?「NailCanvas VR」は、バーチャルリアリティ用ヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」に対応。リアルな自分の手を動かすと、バーチャルの手も同じように動く。目の前に浮かぶデザインサンプル群はまるで近未来映画のようだ。これらのサンプルにタッチをすると、バーチャルの爪のデザインが変わる仕組みになっており、ネイルの仕上がりを疑似体験することができる。周辺景色も切り替えさらに、ネイルだけでなく、周囲の景色も切り替えることが可能だ。例えば、屋外と室内ではネイルの見え方が違うことがあり、結婚式場や南国の海など様々なシチュエーションを試せる。時間に追われる忙しい現代人にとって、すぐに完成ネイルを疑似体験できることは、実際のネイルをする上で時短効果が見込める。ネイルはバーチャル時代に突入した。(画像はプレスリリースより)【参考】・VoxcellDesign プレスリリース(@Press)
2014年12月14日VoxcellDesignは、同社開発のネイルアートシミュレーションアプリ「NailCanvas」の技術を基に、ヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」に対応したバーチャルネイルアートシステム「NailCanvas VR」を公開した。「NailCanvas VR」は、ヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」を装着し、センサー「Leap Motion」により指先の動きを検出することで、あたかも鑑賞者の爪のネイルデザインが変化するような疑似体験ができるというもの。目の前に手をかざすと、現実の自分の手の動きと同様にバーチャル上の手が動き、目の前に浮かび上がるデザインサンプルにタッチすると、すぐさま爪が選択したデザインに変化するという。また、ネイルのデザインは内部ツール「NailCanvas Pro」(2015年一般公開予定)でデザインしたデータを取り込んで表示。平面アートのほか、ラメなどの質感表現、ラインストーンなどの立体的なデコレーションに対応するほか、ネイルの形状や長さも変更できる。加えて、ネイルサロン内、結婚式場、森の中、南国の海など、周囲の景色を切り替えることで、さまざまなシチュエーションにおけるネイルアートの見え方を確かめることができる。なお、「NailCanvas」は、リアルタイムCGの技術を応用した3次元ネイルアートシミュレーションアプリ。2010年にWindows版を公開、その後2012年にはiOS版のアプリとしてリリース。2014年現在のiOS版「NailCanvas」のダウンロード数は9万9,000本(有料版および無料版含む)となっている。
2014年12月10日