「イライラする」「肌荒れが目立つ」「胸が張る」……。病気というほどではないけれど、何となく感じる不調。それが決まって月経前に起きるようなら、それはPMS(Premenstrual Syndrome: 月経前症候群)と考えていいかもしれない。AACクリニック銀座の浜中聡子院長に今回、PMSの症状とその対策について話を聞いてみた。○排卵期から月経前の間に起こるPMS女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類がある。下の表にあるように排卵期から月経までの間、すなわちエストロゲンよりプロゲステロンが優位になる期間にPMSの症状は現れる。女性ならば多かれ少なかれ、思い当たることがあるのではないだろうか。先ほども話したとおり、PMSになると心と身体に症状が現れてくることも。PMSの代表的な症状は以下の通りだ。心「イライラする」「気分が落ち込む」「涙もろくなる」「どんよりする」「集中できない」「張りつめた緊張感が続く」「気分のアップダウンが激しい」など。肌・体「肌荒れ」「ニキビ」「むくみ」「胸が張る」「体がだるい」「食欲が旺盛になる」「常に眠気がする」など。では、どのようにPMSに対処したらよいのかと疑問に思うかもしれないが、「すぐに大げさに考えることはなく、まずは毎日の生活習慣の見直しを図ることが先決」と浜中先生。○自分の月経周期を把握するその第一歩として、自分の月経周期を知ることから始めてみよう。基礎体温を計るのがベストだが、面倒なら月経日を手帳につけるだけでもOK。自分の月経周期を把握すれば、自ずとPMSの時期も予測ができ、その時期に向けて心も体もスタンバイできるということ。可能な範囲で「大事な用事を入れない」「仕事を詰め込み過ぎない」などスケジュールを調整すれば、さまざまなプレッシャーも軽減できる。次に大切なのは、偏らない食生活と十分な睡眠。アルコールやカフェイン、塩分の摂り過ぎは症状を悪化させる要因となるので、月経が始まる1週間前くらいから控えめにするように心掛けよう。ただ、この時期は精神的に不安定になりやすいため、それを食欲でカバーしたくなるのが現実。食欲をセーブしてしまうと、その行為自体がストレスとなるため、少しのご褒美は必要となる。特にチョコレートには、ハッピーな気持ちに導く「βエンドルフィン」の分泌を促す働きがあるため、本能的に欲してしまうもの。板チョコ1枚は肌荒れにもなりやすく食べ過ぎだが、ひとくち食べて気分が落ち着くのであれば、それもOK。コントロールが必要ではあるが、ストイックになり過ぎないことがポイントと言える。○日常生活に支障が出る「PMDD」このように健康な女性であれば、一定の周期でエストロゲンやプロゲステロンのバランスに変化があるのは当たり前のこと。つまり、多少のPMSの症状があるのは、正常なホルモン分泌がおこなわれている証しなのだ。ただ、問題となるのは仕事を休んだり、家事ができなくなったりするなど、日常生活に大きな支障が出る場合。これはPMSではなく、PMDD(Premenstrual Dysphoric Disorder: 月経前不快気分障害)という病気の可能性も考えられる。症状が重い場合は「月経前だから」で終わらせず、まずは婦人科を受診することが望ましい。今は低容量のピルなどでも症状を抑えることができるので、医師と相談してみてはいかがだろうか。からだエイジング
2016年05月08日生理前(月経前)になると女性にはイライラ感や憂鬱感、体の不調など心身にいろいろな影響が出てきますよね。これらの症状を総称して「PMS」(月経前症候群)と呼ぶのですが、女性のなかには睡眠に関してPMSの症状が現れる人もいるそうです。 PMS(月経前症候群)とは?PMS(月経前症候群)とは生理の1~2週間前から発生して、月経が始まるとともに症状が消えていく身体的・精神的症状を総称した症候群のことです。PMSの症状のなかでも特に有名なのが「生理前のイライラ」に代表される精神的不安定な状態です。それ以外にも体のだるさや肌トラブルなど症状の種類は多岐にわたり、人によって個人差もあります。テルモ株式会社が2008年2月に実施した「PMS(月経前症候群) に関するアンケート」によると、回答者の91%の女性が「生理前になんらかの身体的・精神的な不快症状を感じている」と答えたそうです。症状別のトップ5は以下のようになっています。1位精神的に不安定2位乳房が張る、痛い3位体のだるさ、疲労感4位体重が増える5位肌トラブル 生理前は眠気がひどい?それとも眠れない?上記のトップ5には入っていませんでしたが、なかには生理前になると、昼間の眠気がひどいと感じたり、反対に夜には眠れなかったりと、睡眠障害の症状が発生するという人もいるようです。このような生理前になるとひどい眠気を感じる睡眠障害のことを「月経前過眠症」といい、生理前になると眠れなくなる睡眠障害のことを「月経前不眠症」といいます。・月経前過眠症生理前になると日中でも強い眠気に襲われてしまうPMSの症状のひとつで、別名「月経関連過眠症」とも呼ばれています。いつも生理前になると眠くなる、眠気がひどいという人は、この月経前過眠症が原因となっている可能性が高いです。・月経前不眠症月経前過眠症とは反対に、生理前になると夜、眠れなくなってしまうというPMSの症状のひとつです。 また、月経前不眠症の女性は月経前過眠症も併発していることが多く、生理前になると「昼間は眠くて夜は眠れない」という、悪循環に陥ってしまうことが多いようです。 生理前は上手に睡眠をとろう月経前過眠症と月経前不眠症は、正反対の症状が現れる睡眠障害ですが、実はその原因はどちらも同じです。月経前の高温期は、体温が一日中高い状態に保たれるため、体にハッキリとした体温変化が起こらなくなり、睡眠に影響が出てしまいます。その結果、「朝体が目覚めにくくなって、日中に眠気に襲われる」「夜に体温が下がらないため、眠りにくくなってしまう」という、2種類の睡眠障害が同時に発生してしまうのです。PMSに関連した睡眠障害を改善するためには、ホルモンバランスを整えることが何より大切といわれています。生理前でも健康的な生活を送れるように日頃から規則正しい生活を心がけましょう。photo by pixabay
2016年04月13日●生理前は女性ホルモンのバランスが急激に変化する生理前になると、イライラして怒りっぽくなる、情緒不安定になる、肌が荒れる、乳房が張って痛む、何となくだるくなる……そんな女性の心と体に訪れる不調を「PMS(月経前症候群)」と呼びます。一般的に、10代後半ごろからPMSに悩む女性が増えますが、その後、年とともに症状に変化が起こると言われています。女性の年齢とPMSの関係を探ってみましょう。○20代は体に、30代は心に症状が出やすいなぜ生理が近づくと、女性の心や体にはつらい症状が起こるのでしょうか。その原因には、女性ホルモンが関わっていると考えられています。女性の体では、仮に生理周期を28日とすると、生理が始まる2週間前に排卵が起こります。排卵期を境に、卵胞ホルモンと黄体ホルモンという2つのホルモンのバランスが急激に変化。それが女性の心と体に影響し、PMSを引き起こすと考えられます。卵胞ホルモンと黄体ホルモンの分泌量やバランスは、年齢とともに変化するため、PMSの症状や程度も、年齢に左右される傾向があります。一般的にPMSの症状が現れるのは、10代後半から40代前半にかけてですが、もっとも症状が重く出やすいのは30代だと言われています。また、20代では乳房の張り、肌荒れ、腹痛、頭痛などの身体的な症状が出やすいのに対し、30代になると、それらに加えて、情緒不安定、イライラ、憂うつなどの精神的な症状が強くなる傾向があります。年齢のほか、出産経験の有無によっても、PMSの症状に違いが出ると言われています。出産経験のない女性は身体的な症状が出やすく、出産経験のある女性は精神的な症状が出やすい傾向があることも覚えておきましょう。●ピルで症状が緩和するケースも! 生理前に起こる不調の改善策○酒・タバコを控え、規則正しい生活を送るただしPMSは、ストレスや性格、食生活とも関係が深く、個人差が大きいものです。30代でPMSの症状に悩む人が多いのは、仕事でも家庭でも役割が増えて、毎日が忙しくストレスを感じやすいことにも一因があると言えるでしょう。PMSをすべて解消することは困難ですが、改善するための対策はあります。まず、PMSが起こりやすい時期には、「極力ストレスをなくす」「睡眠を十分にとる」「ミネラル・ビタミンが豊富でバランスのとれた食事を1日3食きちんととる」といったことを心がけ、規則正しい生活を送りましょう。また、お酒やタバコ、甘いものは症状を出やすくするので、この時期には控えるといいでしょう。生活を見直しても、日常生活に支障が出るほどの痛みや不調がある場合は、子宮内膜症などのほかの病気が関係している可能性もあるので、早めに婦人科へ。ピルや漢方薬でPMSの症状を改善する治療法もあります。つらいときは「ただのPMSだから」と1人で悩まず、婦人科の医師に相談してみましょう。※画像は本文と関係ありません○記事監修: 善方裕美医師日本産婦人科学会専門医、日本女性医学会専門医1993年高知医科大学を卒業。神奈川県横浜市港北区小机にて「よしかた産婦人科・副院長」を務める。また、横浜市立大学産婦人科にて、女性健康外来、成人病予防外来も担当。自身も3人の子どもを持つ現役のワーキング・ママでもある。主な著書・監修書籍『マタニティ&ベビーピラティス―ママになってもエクササイズ!(小学館)』『だって更年期なんだもーん―なんだ、そうだったの?この不調(主婦の友社)』『0~6歳 はじめての女の子の育児(ナツメ社)』など
2016年03月24日働く女性にとって生理とうまく付き合っていくことは死活問題。なかでも、生理痛やPMSの症状が重い人は、1か月のうちほとんどが、心や身体になにか不調を抱えている状態。でも、男性はもちろん、同じ女子にもその辛さって理解してもらいにくいもの。そこで、生理痛やPMSの症状が重い女性がどんな1か月を過ごしているのか、実際にPMSの辛さに悩んでいる筆者が解説します。■生理後、一週目「心身共に健康」生理が’終わってから一週間の間は、心身ともに健康な期間。気分も明るいし、身体も軽い。仕事が忙しくても気合を入れて頑張ることができます。さらに肌の調子もいいので、残業続きでもボロボロになることは少ないかも。多くの女性と同様、PMSが重い女子にとっても、生理後一週間目は、1か月のうちでもっとも調子のいい時期。ただ、問題なのは、そもそも調子のいい時期がこの生理後一週間だけということなんです……。■生理後、二週目「モヤモヤ期」調子のいい一週間が終わると、徐々に「あれ?」と思うことが増えていきます。なんとなく元気が出ない、疲れやすくなった、気持ちが沈む……というように、心身のバランスが崩れ始めてしまうんです。実は、この生理後二週間目が一番やっかいな時期。生理前の一週間は、きたる生理にむけて、実際に身体の調子が変わっていきます。だから、具合が悪くなっても「生理前だから」と割り切ることができるんです。でも、生理後二週間目は、感覚的には「この間生理が終わったばかり」という時期。それなのに、万全とはいえない自分の体調に戸惑って、そのこと自体がストレスに。そして、イライラが募ったり、気力が出にくくなったり「なんだかうまくいかないな」というモヤモヤした時期をすごさなければならないんです。■生理、一週間前「不安定MAX!」生理前は心身のバランスがめちゃくちゃになり、わけもなくイライラしたり、どうしようもなく泣きたくなったり、自分の心も身体も、まるで自分のものではないような感覚に陥ります。さらに、頭痛や腰痛、腹痛といった物理的な痛みを感じることも多く、辛さは倍増。そこに眠気も加わるので、正直仕事どころではないというのが本音。この時期は常に張り詰めている感じで、ちょっとした刺激で何かが爆発してしまいそうな緊張感を自分自身で感じています。なにか大きなショックやストレスを感じると、急に涙が出てきて止まらなくなってしまうこともあります。■生理中「ただただ不快」とにかく不快なこの時期。ただ、身体のダルさや生理痛の辛さが、生理前に感じていた心のモヤモヤやイライラよりひどくなるので精神的な辛さはすこしマシになるかも。というより、身体が辛すぎて沈んだり、泣いたりしている余裕はありません。もちろん身体への負担は重いので、とにかく安静にしていたい思います。■調子がいい日はとても少ないこのように、PMSや生理痛が重い人は、心身ともに健康な時期は1月あたり1週間、多くても10日くらいしかありません。もし職場に「いつも機嫌が悪そう」「常に気だるげにしている」という人がいても、それはやるきがないとか、気合いが足りないとかいうことではなくて、PMSの症状が辛いだけなのかも。本人も、自分の症状に振り回されて辛い思いをしているはずなので、厳しく責めたり、嫌味を言ったりするのはやめたほうがいいかも。ストレスがかかって余計に症状が悪化してしまう可能性があります。仕事に支障がでるようなら婦人科の受診や、PMSの症状を緩和する薬の服用をすすめてあげてください。
2016年03月01日ゼリア新薬工業はこのほど、月経前に感じている不快感について理解を深めてもらうための啓発動画を、PMS(月経前症候群)のOTC医薬品「プレフェミン」のブランドサイト内に公開した。PMS(月経前症候群)は、"Premenstrual Syndrome"という英語の略称。月経の3~10日ほど前から起こる気持ちや体の不調のことを指す。同社によれば、原因ははっきりしていないが、排卵後の2つの女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の急激な変動が関わっていると考えられているという。PMSの症状は、20代では乳房のはり、下腹部痛や頭痛など体の症状に強く出るのが特徴とのこと。一方の30代では、精神的に不安定になる、攻撃的になるなどの心の症状が強く出る傾向にあるとのこと。多くの女性がなんらかの症状を抱えているといわれているが、20~40代の女性1,033人を対象にした同社の調査によれば、PMSについて名前・内容ともに知っていた人は41.8%だった。今回公開される動画は、職業も家庭環境も違う4人の30代女性がPMSについて語るという内容で、それぞれの生活シーンの映像を背景にさまざまな症状が紹介される。「まずはPMSについて知ることがPMSと向き合う第一歩である」とメッセージを込めているという。
2015年10月30日ゼリア新薬工業はこのほど、20~40代の女性を対象に実施した「PMSと人間関係に関する意識調査」の結果を明らかにした。調査は6月13日~14日にかけて行い、1,200名から有効回答を得た。PMSは、日本産科婦人科学会により「月経開始の3~10日位前から始まる精神的、身体的症状で月経開始とともに減退ないし消失するもの」と定義されている。生殖年齢の女性の約70~80%が、月経前に何らかの症状を伴うという。月経前に精神的、身体的症状を感じるか尋ねたところ、85.9%が何らかの症状を感じていると回答した。症状は1位が「イライラ」(51.3%)、2位が「怒りっぽくなる」(38.5%)、3位が「乳房のはり・痛み」(35.4%)となっている。月経前に家族や友人、恋人など身近な人への思いやりが欠けるか聞くと、57.4%が感じていると答えた。相手に対する思いやりや愛情は通常時と比較してどの程度になるかという問いでは、「通常時の59~40%」という回答が43.0%で最も多く、次いで「通常時の79~60%」(32.7%)だった。PMSが原因で同僚や部下に八つ当たりをしたことがあるか尋ねたところ、12.8%があると回答した。一方、職場の上司や同僚、部下のPMSによる機嫌の変化を感じたことがあるかという問いでは、33.3%が「ある」と答えている。自分や周囲のPMSが原因で、仕事上のトラブルになったことがあるという人は7.4%だった。具体的には「ミスが多くなる」「口論が多くなる」「体調が悪く仕事がおろそかになる」「被害妄想」「口調が強くなる」「悪質な意地悪をされた」「常に機嫌が悪く、話しかけられない」などが挙げられた。月経前の精神的、身体的症状に対しどのような対策をとっているか聞くと、42.3%が「特に対策をとっていない」と答えた。月経前に何らかの精神的、身体的症状を感じている人に対して「PMS」だと認識していたか尋ねると、46.6%が「いいえ」と回答。PMSだと認識していない、また症状に対する対策もとっていない人が多く存在することがわかった。
2015年07月10日排卵後から月経までの期間に、頭痛・めまい・集中力低下など様々な症状で女性を悩ませるPMS(月経前症候群)。最近は仕事のストレスが多くなっているせいか、20代女子でもPMSで悩む人が増えているようです。体の調子が悪いと、ちょっとしたことでイライラしてしまうもの。ゼリア新薬工業株式会社が実施した、PMSと人間関係に関する意識調査によると、「月経前にイライラを感じる」と回答した人は51.3%。PMSが原因で身近な人に八つ当たりをしたことがある人は、55.1%で、その後88.6%の人が自己嫌悪に陥っているようです。大切な人との衝突を極力避けるには、どうすればいいのでしょうか。今回は、PMSとの上手な付き合い方をまとめてみました。■彼氏への愛情は生理前になると4割減?同調査によれば、「月経前に家族や友人、恋人など身近な人への思いやりが欠ける」と感じる人は全体の57.4%に上り、「相手への愛情は通常時の6割以下になる」と答えた人が60.3%を占めました。また、「月経前はパートナーとのケンカの頻度が増える」と回答した人は、全体の58.0%。さらに4.4%のカップルが月経前のケンカが原因で破局していることが明らかになりました。生理前に気持ちを押さえられなくなり、つい彼氏に思ってもないようなことを言ってしまった経験は誰にでもあるでしょう。しかし毎月のように暴言を連発しすぎると、「ヒステリックな女」だと思われて、男性から別れを告げられてしまう女性もいるようです。■PMSを前向きに乗り切るには?毎月のようにやってくる体調不良。できることならPMSの苦痛を少しでも和らげたいものですよね。まわりの女性たちは、生理前の不調とどのように向き合っているのでしょうか。ここでは、アンケートで多く集まった対策をご紹介します。1位:安静にする26.6%2位:身体を温める24.5%3位:気を紛らわせる20.8%4位:マッサージをする12.4%5位:各症状別の市販薬を飲む11.2%体調不良を感じたら無理は禁物。身体のサインを早めに読み取り、なるべく休息を多めにとるようにしましょう。また、PMSの症状を見つめなおし、1か月に1度「イライラ期」がやってくることを彼氏にも理解してもらうことも大切。事前に「生理の1週間前は情緒不安定になりやすいの。だからちょっとしたことで怒っちゃうかもしれないけど、大目に見てね」と説明しておきましょう。PMSについて正しく理解してもらうことができれば、きっと彼はよき理解者になってくれるはずです。
2015年07月08日こんにちは、ライターの矢沢ゆうです。女性ならPMS(月経前症候群)という言葉を1回でも聞いたことがあるかと思います。生理前に腹痛が起きたり、イライラしたりと様々な症状が現れるあの嫌なヤツです。ハウコレ読者の女性にもPMSで悩んでいる方がいるのではないでしょうか。現代の恋愛事情では、このPMSが原因でカレと喧嘩をして別れてしまうというカップルが急増中。女性の身体的な現象で大好きなカレを失ってしまうのはとても辛いですよね。しかし、男性の中にも「PMSは甘えだ!」と考える人がいるのもまた事実です。そこで今回は、PMSが酷い時にカレと衝突しないポイントを、自分で改善できるものからカレと一緒に改善できるものまで、幅広く4つご紹介したいと思います。■1.PMSになりやすい食事があることを理解する「カフェインがPMSを悪化させる原因って分かって、コーヒーを1日1杯に制限をした。そしたらPMSが改善されたよ。」(24歳/事務職)カフェインの他にアルコールもPMSを悪化させる原因というのは聞いたことがあると思います。これらの他には意外にもお漬物やお味噌汁などの、塩分濃度が高いものがPMSを悪化させるものとして挙げられます。しかし、お味噌汁の塩分濃度の高さは主役のお味噌が大きく占めているというだけなので、具を多めに入れるだけでも減塩の効果があります。PMSの時は、お味噌汁の具をいつも以上に増やしてみるといいかもしれませんね。■2.自分のPMSがどんな症状で出るのか把握する「私はPMSの症状で肌が荒れるって分かったから、肌に気を遣うようにしている。自分の症状を知るのは大事。」(21歳/大学生)PMSの症状には「身体的なもの」と「精神的なもの」の2つに分かれます。むくみや肌荒れがひどくなったり、イライラしたり泣きそうになったり、その症状は様々。自分の症状を把握することで、何に気を遣えば良いかが見えてきます。身体的な症状が強く出る場合は、その部分に合った対処法を、精神的な症状が強く出る場合はとにかく「リラックス」を心がけてみましょう。■3.カレに生理の周期を伝える「私は彼に生理の周期を伝えた上でPMSの事を話した。生理の周期が分からないといつPMSが来るか分からないからね。」(26歳/飲食関係)ハードルが高いですが、これはとても大切です。大体、生理の1週間前~3日前にPMSの症状が出てきます。カレに生理の周期と共に「この時期からこんな風になり始める」ときちんと伝えれば、カレも素直に聞き入れてくれるはず。また、カレも「この時期はセックスを避けた方が良いかな?」と考えるようになると思います。このような情報共有ができるキッカケ作りを自分からしてみましょう。■4.自分の要望をカレに言う「彼女は『生理前は不機嫌になるから、ほっといていいよ』って言ってくれた。そう言ってくれると喧嘩を避けることが出来るから安心するよね。」(25歳/アパレル関係)PMSの時に「ほっといて欲しい」のか「優しく抱きしめて欲しい」のか、カレに望むことは人それぞれ違います。生理周期とセットで自分の要望をカレに伝えることで、さらにカレの理解も深まります。男性は女性の体のことは分からないことだらけなので、自分の口から素直な気持ちを話す勇気を持ちましょう。■おわりにPMSは本当に辛いです。だからこそついついカレに理解を求めてしまいがちに。しかし、カレに理解を求める前に自分自身が改善する姿勢を見せましょう。そうすることで、カレもすんなりPMSを受け入れてくれるかもしれませんよ。(矢沢ゆう/ハウコレ)
2015年06月09日MDパートナーズはこのほど、PMS・月経前症候群に悩む女性のための情報交換サイト「PMSマニア」をリリースした。PMS(月経前症候群)は、月経2週間前から心や体に起こるさまざまなトラブルのことで、女性ホルモンのバランスが崩れることが原因と言われている。強いイライラ、心が沈むといった精神面の変化のほか、頭痛・倦怠(けんたい)感といった身体的な変化など個人差があり、10代~40代の女性を中心に悩む人が増えている。PMSは、海外では治療法も確立されておりセルフケアを行う女性が多いが、日本ではPMSという言葉の認知率も低く、対策が行き届いていない。生理痛とは異なる期間に起きる悩みであるため、家族や友人・職場の人にも理解されにくく、一人で苦しむ女性も多いという。同サイトは、PMSに苦しむ女性をサポートするためにオープンした。「PMSを知る」「PMSを語る」という2つの大きなコンセプトに基づき作られており、PMSに関する情報の入手および交換ができる。専門家監修によるPMSチェックシートも用意。PMSに関する最新研究やニュースも公開している。また、自身のPMS体験やPMSを改善する方法を、掲示板に自由にトピック形式で書き込むこともできる。運営事務局が定期的にコンテンツパトロールを行っているため、安心してコンテンツを利用できるとのこと。会員登録をすれば、ユーザー同士で悩みを相談しあえるコンテンツ「お悩み相談室」も利用できる。そのほか、自分のリズムを把握できるためのカレンダー「月経リズム」も提供している。
2015年06月01日女性にしか分からない「PMS」の辛さ毎月訪れる「イライラ」「頭痛」「だるさ」・・・・・・月経による体調不良「PMS」が悩みの種になっている女性は多いのではないだろうか。株式会社MDパートナーズは、PMSや月経前症候群に悩む女性のための情報交換サイト「PMSマニア」を2015年5月28日(木)に公開した。対策サプリ販売のノウハウを活かしてサイトリリースへ同社では、PMS対策サプリを2010年から販売しており、サプリ使用者からPMSに関する生の声が寄せられてきた。その蓄積されてきたノウハウを活かし、今回の情報交換サイトの開設に至ったとのこと。日本ではまだ認知度の低い「PMS」「PMS」は海外では認知度も高く、治療法も確立されているため、セルフケアを行っている女性が多いというが、日本ではまだまだ認知度が低く、我慢をしたり、ひとりで悩みがちになってしまったりすることが多い。同サイトでは、「PMSを知る」「PMSを語る」という2つのコンセプトから作られており、PMSに関する基礎知識を知ったり、ユーザー同士で悩みを相談しあったりできる場を作ることで、PMSに悩む女性をサポートしていくとのこと。(画像はプレスリリースより)【参考】・PMSマニア・株式会社MDパートナーズ プレスリリース/PR TIMES
2015年05月30日生理前になると起こる身体の不調。時が経てば解決するとはいえ、プチ鬱やニキビ、便秘に悩まされるのは辛いですよね。PMSの原因は、まだはっきりとはわかっていないそうなのですが、ホルモンバランスの変化や栄養バランスによるものではないか?と言われています。PMSが辛いと感じている方、食生活を見直すことでPMSが軽くなるかも知れませんよ。■■生理前の不調はナゼ起こる?(1)イライラやプチ鬱生理前のイライラやプチ鬱は、ホルモンバランスの変化が原因ではないかと言われています。生理前に分泌が減少するエストロゲンには、ハッピー物質「セロトニン」の合成機能が低下し、セロトニンの濃度が下がってしまうため、イライラやプチ鬱が起こってしまうそうです。(2)ニキビ生理前に分泌が盛んになるプロゲステロン(黄体ホルモン)には、皮脂分泌を促す作用があるため、皮脂過剰になりニキビができやすくなってしまいます。(3)むくみや便秘プロゲステロンは、子宮内で赤ちゃんが育つことを想定して分泌されるため、身体に栄養などを溜めこむ性質があるそう。そのため、むくみや便秘といった何かを溜めこむ現象が起こってしまうのです。■■PMS対策におすすめの食べ物5つ(1)バナナバナナのビタミンB6の含有量は、フルーツの中ではダントツ。ビタミンB6は、エストロゲンの代謝に関わるビタミンで、ホルモンバランスを整える働きがあります。また、腸内で善玉菌のエサとなる水溶性食物繊維とオリゴ糖、腸のぜん動運動を刺激してスムーズな排出を促す不溶性食物繊維も含まれ便秘の解消にもおすすめ。(2)レモングラスティレモングラスの香りには、イライラを軽減させる効果、眠気を改善させる効果があることが判っています。鼻からの刺激は、感情やホルモンのコントロールをしている脳神経にダイレクトに働きかけるため、即効性があると言われています。お茶だけでなく、アロマテラピーなども活用してみて!(3)納豆大豆イソフラボンの宝庫「納豆」。納豆に含まれる大豆イソフラボンは、発酵過程で分解されているため吸収の良い大豆イソフラボン。生理前のイライラの原因の一つに、マグネシウムとカルシウム不足も考えられるそう。マグネシウムとカルシウムは、気持ちを安定させる神経の働きを正常に保つ効果があり、納豆には、マグネシウムもカルシウムも含まれミネラルチャージにもおすすめ。(4)ピスタチオピスタチオに含まれるビタミンB6は、ニンニクと同等!ビタミンB6は、必須アミノ酸「トリプトファン」がセロトニンに合成される際にも欠かせないビタミン。ピスタチオには、トリプトファンも含まれていて、セットで摂ることができます。(5)亜麻仁油亜麻仁油には、「リグナン」というフィトエストロゲンが含まれ、エストロゲンの働きをサポート。亜麻仁油は加熱すると成分が変わってしまいますから、ヨーグルトに混ぜたり、そのまま食べたり、サプリメント感覚で取り入れると良いでしょう。■■終わりに生理前のイライラやプチ鬱で、嫌な思いをした経験は誰にでもあるのではないでしょうか。仕方ない・・・と諦めず、生理前2週間だけでも食生活に気を付けてみて!(岩田麻奈未/ハウコレ)
2015年01月20日○PMSの原因は「女性ホルモンの急激な変化」生理が始まる前の約1~2週間の間に女性の体と心に起こる、肌荒れ、便秘、頭痛、イライラ、憂うつ……といったさまざまな不調のことを、PMS(月経前症候群)と言います。特に理由もなくイライラする症状に悩まされている女性は多いはず。原因として考えられているのは、排卵後の女性ホルモンの急激な変化です。ガマンできないほどつらいときは婦人科で、漢方薬などを処方してもらうことができますが、少し生活を変えてみるだけでPMSが大きく緩和・改善する場合もあります。悩んでいる人は、以下のような対策を試してみてくださいね。○食べ物に気をつかう朝食をきちんととり、毎回の食事の栄養バランスに気を配りましょう。PMSを緩和してくれるのは、緑黄色野菜や果物、玄米、豆類、海草類のような、ビタミン・ミネラルが豊富に含まれた食べ物です。最近は野菜がたっぷり含まれているメニューを取り扱うレストランも増えているので、リフレッシュも兼ねて友達と出掛けてみては?○軽い運動を楽しむじっと動かずにいると、余計に体調や気分の悪さが気になってしまいがち。もちろん体調の悪いときに無理は禁物ですが、大丈夫そうであれば、散歩、サイクリング、ジョギングなどの軽い運動をすると気分転換できます。血行もよくなり、むくみや便秘の改善につながることも。外に出られないときは、部屋でストレッチする程度でもかまいせん。○とにかくリラックスするお風呂、マッサージ、音楽鑑賞などで頭を空っぽにして、心身を解放してあげましょう。アロマテラピーにも、イライラを解消したり心を落ち着かせたりする効果があると言われています。映画やドラマ、マンガなど好きな趣味に夢中になるのもいいですね。○仕事は無理せずマイペースで生理前は集中力が落ちる人も多いので、無理に頑張らず、できれば定時で切り上げるなど負担を減らす工夫を。家族がいる人は、不調であることを伝えて家事などを手伝ってもらうのもアリです。○NG行動にも注意!おすすめ行動のほかに、「これをやるとPMSが悪化する! 」というNG行動もあります。例えば、甘いものや塩分のとりすぎには注意。生理前は甘いお菓子がほしくなるかもしれませんが、糖分をとりすぎると血糖値が急激に上下するため、かえって気分が不安定になります。どうしても間食したいときは、昆布やナッツなど、甘くないものを選ぶといいでしょう。また塩分はむくみの原因になるので、いつもより控えめに。ほかにも、ストレス、不規則な生活、睡眠不足、飲酒、喫煙もPMSを助長するので気をつけて。イライラなどの不調を放置しておくと、仕事が手につかなかったり、パートナーや仕事仲間に当たってしまったりと、生活に影響が出ることがあります。周囲のためにも、自分自身のためにも、生理前の不調は最小限に食い止めましょう!※画像は本文と関係ありません○善方裕美医師日本産婦人科学会専門医、日本女性医学会専門医1993年高知医科大学を卒業。神奈川県横浜市港北区小机にて「よしかた産婦人科・副院長」を務める。また、横浜市立大学産婦人科にて、女性健康外来、成人病予防外来も担当。自身も3人の子どもを持つ現役のワーキング・ママでもある。主な著書・監修書籍『マタニティ&ベビーピラティス―ママになってもエクササイズ!(小学館)』『だって更年期なんだもーん―なんだ、そうだったの?この不調(主婦の友社)』『0~6歳 はじめての女の子の育児(ナツメ社)』など
2014年12月24日寒くなってくると、生理のたびのPMS(月経前症候群)も深刻になってきます。そんなハウコレ女子にお勧めなのが、アルコールの「桂花陳酒(けいかちんしゅ)」です。「桂花陳酒」とは、白ワインに 植物の金木犀(キンモクセイ)の蕾を入れて3年間熟成させた、上品な甘みを持つ混合酒です。酒屋さんでも安価で手に入ります。素敵な香りと適度な甘さを持ち合わせていて、あの世界三大美人のひとりである楊貴妃が愛し、命令して作らせたと言われています。ポリフェノールの含有も多く、現代の女子にも欠かせない飲み物です。秋の夜長に「桂花陳酒」をうっとり美味しくいただいて、効果的にPMSを予防・改善する飲み方を、東洋医学をベースに薬膳師マダム晴子がご紹介致します。■1.カクテル「楊貴妃」バーでお洒落に飲んでPMSを乗り切りたい人には、カクテル「楊貴妃」がお勧めです。桂花陳酒:30ml、ライチリキュール:10ml、グレープフルーツジュース:20ml、ブルーキュラソー5mlをシェイクして作るカクテル楊貴妃は世界でも有名過ぎるカクテルです。桂花陳酒とライチが冷えによる血行不良を温め、血液を補い、血流を良くし、痛みを止めてくれるという、女の子には嬉しい効果が詰まっています。■2.ホット桂花陳酒ある程度お酒が飲める人には、ホット桂花陳酒がお勧めです。桂花陳酒はアルコール度数が13~18%と高めなために酔いやすいお酒です。でもお酒が飲める人ならばストレートでいけるはずです。ちなみに中華料理店などに行くと、ロックで出されるケースが多いですが、PMS女子はお腹の中を冷やさないためにホット、もしくはストレート(常温)でいただくようにしましょう。■3.桂花陳酒のジンジャーエール割りPMSになると食欲が湧かなくなってしまう人や、末端冷え性に悩む人には桂花陳酒のジンジャーエール割りがお勧めです。桂花陳酒とジンジャーエールの割合を1:2で割りましょう。桂花陳酒とジンジャーが体を温めることでPMSが楽になります。氷は入れないでいただく方がPMSには効果的です。■4.桂花陳酒のグレープフルーツジュース割りPMSになると過食に走ったりする人にぴったりなのが、桂花陳酒のグレープフルーツ割り。桂花陳酒とグレープフルーツの割合を1:2の割合で割りましょう。デトックス効果もあり、血液の循環を良くすることができるでしょう。こちらも、氷は入れないでいただく方がPMSには効果的です。■5.桂花陳酒のウーロン茶割りPMSになると精神的に不安定になって、泣いてしまったり、怒ってしまったりする人にお勧めなのが桂花陳酒のウーロン茶割りです。桂花陳酒とウーロン茶を1:1の割合で割りましょう。口当たりの柔らかな飲みやすいお酒になります。お酒が弱い人にもお勧めです。氷は入れないでいただく方がPMSには効果的です。■おわりにいかがでしたか?桂花陳酒は中国4000年の歴史が誇る「名酒」です。美味しくうっとりお酒をいただいて、体の中からPMSを撃退しましょう。ぜひ秋の夜長に試してみてください。(マダム晴子/ハウコレ)
2014年09月21日寒さの厳しい季節は、生理前に気持ちが不安定になったり肌荒れを引き起こすPMSや、生理痛に悩まされがちな時期でもあります。今回は、体の節々で滞りがちな気・血の巡りを改善するための、手軽で美味しいフルーツをご紹介します。フルーツそのものを丸ごといただくことも効果的ですが、コンビニで手に入るジュースや、ゼリー、ジャムといった加工品でももちろんOKです。美味しそうな物を選んで食べるだけでもストレス解消に繋がります。ぜひ参考にしてみてくださいね。■ストロベリー生理の周期が乱れがちで安定しないタイプのPMSにおすすめなのはストロベリー。ストロベリーは鉄分が豊富で経血の元となる血液を補うことができます。またストロベリーには胃の調子を健全にする働きがあるので、PMS期に過食に走る傾向がある人の食欲を正常にコントロールしたり、食べ過ぎてしまった時のデザートとしても、お腹の調子を整えてくれる効果があります。生理前、生理中はお腹を冷やすことが厳禁なので、ストロベリーアイスクリームを食べることは避けてください。PMSや生理痛を悪化させる原因になってしまいます。■ブルーベリー下半身の冷えがあり、腰回りや足などに重さやだるさを伴うタイプのPMSにおすすめなのはブルーベリー。ビタミンEが体の節々まで血行を改善します(それによって目に良いことでも有名ですね)。ブルーベリーは腎と肝の機能をアップさせる働きがあることで、婦人科系と泌尿科系をサポートします。PMSが原因の下半身の冷え症、そしてそれが原因によって引き起こされる膀胱炎なども予防することができるでしょう。■クランベリー婦人科系の悩みに効果絶大と欧米でも人気なのがクランベリー。クランベリーは血液をサラサラにすることで、血液の循環をサポートします。クランベリーにはカルシウムも含まれているので、PMS期のイライラにも効果的です。クランベリージュースには砂糖がたっぷり入っているので、ダイエット中などカロリーを気にする人はサプリメントでの摂取もおすすめです。■グレープフルーツ精神的に安定しないタイプのPMSにおすすめなのはグレープフルーツ。仕事や学校を休みたくなってしまうブルーな気分には、朝起き抜けのグレープフルーツジュースをいただくのが効果的です。グレープフルーツは血流を助け、血液をサラサラにする手助けをしてくれます。特にグレープフルーツを自分で絞ることでさわやかな柑橘系の香りが広がり、アロマ効果も期待できるのですっきり爽快な気分になります。※血圧の薬を飲んでいる人は、グレープフルーツをいただけない人もいるのでかかりつけのお医者さんに確認してくださいね。■おわりにいかがでしたか?憂鬱なPMS期に美味しいフルーツをいただいて、「気・血・水」の流れを改善することで、もうすぐはじまる生理痛も楽になります。精神的にも肉体的にも満足し、痛み止めの薬を飲まなくても快適に過ごせるようになるならば一石二鳥ですね。ぜひ試してみてください。(マダム晴子/ハウコレ)
2014年02月01日小林製薬は、インターネット調査で「2012年 PMS(月経前症候群)に関する男女の意識調査」を実施。女性の約9割がPMSを経験しており、男性の認知率は1割程度であることや、PMSで仕事を休める女性は1割以下だが、症状を知ると男性の約7割が理解を示すことなどがわかった。調査期間は4月13~14日。同調査ではまず、20代以上の女性5,000人を対象に予備調査を実施。「PMSを経験した」と答えた女性309人と、20代以上の有職男性309人を対象に実施した。その結果、女性の85.9%がPMSを経験しており、そのうち88.6%がPMSにストレスを感じていることがわかった。症状としては「胸が張る」「眠くなる」などの身体面のほか、「イライラする」「感情の起伏が激しくなる」など精神面での影響が多く見られる。PMSが原因で仕事を休みたいと思った女性は61.8%にのぼるものの、症状を勤め先に正直に申告して休むことができる、と答えた女性はわずか6.4%だった。また、PMSについて周囲の人に理解されないことに対し、ストレスを感じている女性は58.6%で、働く女性の84.8%が同僚の男性から理解を得られていないと感じている結果となった。一方、男性側にはPMSを抱える女性を理解しようとする姿勢が見られ、PMSの症状を説明した後では、73.4%の男性が「PMSを理由に仕事を休む女性を理解できる」と答えたほか、90.9%の男性が「PMSについて男性が理解することは良いことだと思う」と回答。しかしながら、パートナー(妻・恋人)がPMSだと気づいたら「やさしく接する」と答えた男性は55.3%、同僚の女性に対しては29.1%という結果に。同社では、理解する姿勢はまだ行動につながっていないと分析している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月06日