○発足1年で50社以上のパートナーが加盟ルネサス エレクトロニクスは1月20日、都内で「第1回 R-INコンソーシアム フォーラム」を開催した。R-INコンソーシアムは2015年2月に設立され、産業分野に向けてルネサスの提供する産業用イーサネット搭載マイコン「R-IN32シリーズ」や、SoC「RZ/T1」を活用したソリューションを提供することを目的に活動を進めてきた。加盟パートナーは当初は7社であったが、2016年1月20日時点で53社へと増加している。第1回となる今回のテーマは「第4次産業革命への挑戦 次のフェーズへ」というもので、ルネサスそのものの産業分野への取り組みの紹介のほか、顧客企業やパートナー企業による業界動向および最新技術に関する講演、パートナー企業各社によるデモ展示などが行われた。ルネサスとしての第4次産業革命の捉え方について、「産業機器に搭載されているコンピュータを制御して、工場内の機器同士をつなげることまでは、これまでの技術でできているが、それを工場間の接続といった地球規模でできるようにするのが第4次産業革命。これを実現するためには、ルネサスだけでは不可能で、パートナーたちと協力して、一緒になってソリューションとして提供していき、ユーザーを全力で支えていくこと」と語るのは同社グローバル・セールス・マーケティング本部 マーケティングコミュニケーション統括部 パートナービジネス推進部 担当部長の吉岡桂子氏。注:吉岡氏の「吉」の字は正しくは土の下に口となります。R-INシリーズおよびRZ/T1シリーズは、一部の産業用プロトコルやリアルタイムOS(RTOS)の命令セットをハードIP化することで、処理速度の向上が図られており、従来、通信処理などをソフトウェア的に行っていたCPUの負荷を低減させることが可能。そうした空いたリソースについては、別のさまざまな活用法が考えられ、実際にルネサスでも那珂工場におけるプラズマエッチング工程におけるディープラーニングの試験的な実施などを行っている。一般的にディープラーニングでの制御というと、クラウドと接続して、ビッグデータはデータセンター側で処理して、それをエッジノード側にフィードバックして制御を行う、というイメージだが、今回の試験では、現場のデータを表に出したくない、という製造業特有のニーズを踏まえ、製造装置内部のみで活用可能な軽量なディープラーニング技術をパートナーと開発したとする。また、R-INコンソーシアムが、通常のパートナーアライアンスプログラムと比べて異なる点は、カスタマが受託開発会社を選ぶことが多い点。産業機器メーカーにとって、産業用イーサネットの搭載は必要ではあるものの、そこが他社との差別化要因になることはなく、注力すべき点は別に存在していることから、そうした開発は他社に任せる、といった流れができつつあるという。「規格やそれまでの実績などを加味して、受託企業を選定するだけでもカスタマにとっての負担となる。そこをルネサスがパートナーを通じて、課題に見合った企業を紹介することで、速やかな開発につなげることができるようになる。そうした意味では、1年やってきて、こういった案件はこういった企業にお願いするのが良いというのが見えてきて、緩やかな企業という枠を超えたそれぞれの案件に対する最適なチームというものが複数できつつあるという状況になってきた」(吉岡氏)。○展示会場で見たパートナー同士の連携こうした吉岡氏の話を裏付ける姿が、同フォーラムの展示会の各所で見ることができた。例えばインターファクトリーパートナーズのブースでは、ベルチャイルドと連携して、インターファクトリーパートナーズ開発のEtherCATデータ収集装置と、ベルチャイルドの遠隔地監視システムサービス「Secure Micro Cloud iBRESS」を組み合わせた「EtherCAT to Cloudシステム」の展示を行っていた。このEtherCATデータ収集装置は、ネットワーク上にパッシブノードとして存在するため、マスターやスレーブのCPUに影響を与えずに、ネットワークの接続デバイスのI/Oデータを可能とするもの。既設のネットワークの間にアドオンさせるだけで利用が可能で、かつソリューションとしては、セキュアなネットワークによって現場から収集したビッグデータをWebブラウザを用いて見える化することが可能になるため、カスタマはアプリケーションの設計などに注力することが可能になるという。また、その性能としても、半導体製造装置などで求めらえる5msでの制御にも対応しているとのことで、リアルタイム性も確保しているとする。このほか、イー・フォースのブースでは、JSLテクノロジーと共同で、2枚のRZ/T1の開発ボードを用いて、1枚をマスター、もう1枚をスレーブとして、スレーブからPCにイーサネット経由でPCにデータを送信するという「RZ/T1を使ったEtherCATおよびORiNとのネットワークデモ」を行っていた。同社によると、組み込み用プロセッサ+RTOSで初めて工場情報用ミドルウェア「ORiN(Open Resource interface for the Network)」を実装したとのことで、これにより工場内の各種装置に対し、メーカーや機種の違いを気にしないで、ORiNからの機器制御やOPC-UAを介してのクラウド側での情報収集を安価かつ高速に実現することが可能になったとする。また、日立超LSIシステムズはルネサスと共同という形で、R-INのソリューションと開発中の製造CIMソリューション「VCIM」および、製造装置とリアルタイムに双方向に情報を連携させることが可能な「VCIMBox」を組み合わせた設備の見える化デモを行っていた。これは、R-IN32エンジンから送られてくる各設備の電力データや稼働状況などをVCIMBoxが収集し、VCIMと連携させることで、遠隔地での設備状況の確認などを実現しようというもの。既設の設備に手を加えることなく、稼働状況などを遠隔地で監視することが可能なため、工場の統合オペレーションを容易に実現できるようになるという。こちらについて同社は、2016年中には提供を行いたいとしており、すでにアーリーアダプタによる評価も進めているという。加えて、ルネサスそのものもJSLテクノロジー、日本システムウエア(NSW)、アルゴシステム、テセラ・テクノロジー、acontis technologies、イー・フォース、デスクトップラボの6社と協力した「R-IN/RZ/T1を用いたミニ工場デモ」を展示していた。これは、4台のセンサノードの処理をRZ/T1で、通信のスレーブをR-INで、ソフトウェアRTOSと、R-INエンジンによるハードウェアRTOSで2台ずつ分割して行い、それぞれ指定された色のボールであった場合、そのボールを回収する、というもの。ルネサス1社だけでは開発するのにかなりの時間が必要であったが、パートナーたちの協力により実現できたという。なお、ルネサスとしては、今後もパートナー数は増やしていきたいとしており、新規パートナーとの面談を進めている。そうした新規パートナーについて吉岡氏は、「会いたいと思っているだけではダメで、この企業と付き合いたい、という思いをもって勧誘している」とのことで、自社製品を売り込む以上に、産業界の活性化に向けて、ルネサスとして邁進していくことを強調していた。
2016年01月21日ネットギアジャパンは1月19日、2015年末にリリースした「Nighthawk R7000ギガビットルーター(R7000)」のファームウェア(version1.0.6.28_1.1.83)に「Arlo(アーロ)」カメラのベースステーションとなる新機能を追加したと発表した。Arloは、同社が販売する100%ワイヤーフリー、電池駆動とWi-Fi通信により配線不要で屋内外どこにでも設置できる家庭用ネットワーク・セキュリティカメラシステム。これまで、Arloカメラを利用するにはルーターとは別にArlo専用の無線親機となるベースステーションが必要となっていた。今回、公開した新しいファームウェアをR7000にインストールすることで、専用のベースステーションを使うことなく、容易にカメラが使用できるようになる。すでに、R7000を利用中のユーザーはArloカメラのみを購入すれば、すぐにカメラの利用ができる。R7000の最新ファームウェアは、ウェブ管理画面(NETGEAR genie)にログインし、新しいバージョンを確認する機能でインストールが可能だ。
2016年01月19日玄人志向は14日、AMD Radeon R5 230を搭載したグラフィックスカード「RD-R5-230-E1GB/G2」を発表した。1月中旬から下旬の発売を予定し、店頭予想価格は税別4,980円前後。145mmのショート基盤を採用したコンパクトなグラフィックスカード。LowProfileファイルに対応し、小型PCの搭載に好適という。主な仕様は、コアクロックが625MHz、メモリクロックが1,000MHz、メモリは64bit接続のDDR3 1GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 2.1 x16。映像出力端子はHDMI×1、DVI-D×1、D-sub×1。補助電源はなし。本体サイズはW145×D69mm。
2016年01月14日ヤマハ発動機はこのほど、「TMAX530」シリーズの2016年モデルを26日に、カラーリングとグラフィックを変更した「YZF-R3 ABS」「YZF-R25 ABS」「YZF-R25」を2月1日に発売すると発表した。「TMAX530」シリーズ2016年モデルでは、「TMAX530 ABS アイアン マックス」の基本色を継続しながらゴールドホイールを新たに採用し、エンブレムもゴールドとして上質感を印象づけた。スエード調シート表皮、クロノウォッチイメージの専用メーター、アルミ製フットプレート等も継続採用されている。標準モデルの「TMAX530 ABS」には、軽快感とクオリティ感を備える新色「マットライトグレーメタリック3(マットシルバー)」を追加した。320ccの水冷・直列2気筒エンジン搭載の「YZF-R3 ABS」および、249ccの水冷・直列2気筒エンジン搭載の「YZF-R25 ABS」「YZF-R25」の新色では、クール感漂う「マットグレーメタリック3(マットグレー)」、躍動感あふれる「ホワイトメタリック6(ホワイト/レッド)」を設定。ヤマハレーシングカラーの「ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー/シルバー)」は基本色を継続してグラフィックを一新している。価格は、TMAX530 ABS アイアン マックスが109万800円、TMAX530 ABSが105万8,400円、YZF-R3 ABSが63万1,800円、YZF-R25 ABSが59万9,400円、YZF-R25が55万6,200円(いずれも税込)。
2016年01月13日J(ジェイ)は、中国・QUESTYLE Audio Technologyのポータブルハイレゾプレーヤー「QP1R」を1月21日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は130,000円前後(税込)。カラーはゴールドとシルバーの2色。QP1Rは、Questyle独自の電流コントロール技術により、業界で初めてフルディスクリートの純A級アンプを搭載したポータブルハイレゾプレーヤー。バッテリーの容量は3,300mAhで、連続駆動時間は約10時間となっている。DACチップにはシーラスロジックの「CS4398」を採用し、PCM 192kHz/24bitやDSD 5.6MHzのネイティブ再生が可能。対応フォーマットは、WAV、FLAC、ALAC、APE、AIFF、ADPCM、LPCM、MP3、WMA、WMA Lossless、OGG、AAC、DFF、DSF。きょう体は、不要な共振を抑える一体成型のアルミ削り出し加工を採用。ガラス部は傷に強いゴリラガラスを使用した。内蔵ストレージの容量は32GBで、microSDカードスロット(最大128GB対応)を2基装備している。接続端子は、3.5mmステレオミニジャックのヘッドホン出力と、光デジタル音声出力を装備。本体サイズは、W65×D133.5×H15mmで、質量は約214g。エルゴノミクスデザインを採用し、片手に収まるサイズ設計となっている。
2015年12月28日●いざ試聴、まずはアンバランス接続で再生ハイレゾ対応ポータブルプレーヤー界に彗星のごとく現れたオンキヨー「DP-X1」とパイオニア「XDP-100R」。前編では両製品の共通点と相違点についてまとめたが、後編では実際に試聴したインプレッションをお届けしようと思う。前編で述べたとおり、キーワードは「バランス接続」。DP-X1とXDP-100R、どちらが自分に向いているのか、判断材料のひとつにしていただきたい。○いざ試聴、DP-X1とXDP-100Rの違いは?試聴には、バランス接続・アンバランス接続ともにShureの開放型ヘッドホン「SRH-1840」を利用した。このヘッドホンにはアンバランス型のケーブルしか付属しないが、MMCXコネクタを採用しているためケーブル交換(リケーブル)の余地がある。今回は、DP-X1のデモで使用されたORB製バランスケーブル(試作品)を借り受け対応した。まずはDP-X1とXDP-100Rの両方をアンバランス接続でテスト。ヘッドホン出力の場合、両機ともDSD再生はPCM変換されることもあり、Ralph Towner and John Abercrombieの「Five Years Later」やSteely Dan「Two Against Nature」などPCM音源(FLAC 96kHz/24bit)を中心に聴いた。当然、イコライザとアップサンプリングはオフ、ゲインはノーマルで試聴している。DP-X1は、一聴してわかるS/N感の高さが身上だ。Ralph Townerのアコースティックギターは一音一音が粒立ちよく、倍音成分も心地よく聴かせてくれる。中低域の音場感はリアルで、巻き弦の微妙なストロークも精緻に描かれる。Steely Danの曲ではスネアの音がパシッ、スパンと制動よく決まり、ベースラインも濁ることがない。再生機としての個性は主張しないが、筐体内の基板セパレーション構造など徹底したノイズ排除策が奏功したか、開放型ながらモニターライクなSRH-1840の特性が存分に発揮されているようだ。一方のXDP-100Rは、まとまりのよさが印象的。チャンネルセパレーションという点では、左右独立のフルバランス設計を採用するDP-X1に譲るが、S/N感の高さでは引けをとらない。ボーカルの定位とハリ、エレキベースのドライブ感とスピード感は際だっており、ESS製DAC「SABRE ES9018K2M」の使いこなしを実感させた。音色の傾向はDP-X1と類似しつつも、確とした個性を持たせることに成功している。●DP-X1でバランス接続を試す続いて、リケーブルののちDP-X1とXDP-100Rをバランス接続して試聴を開始。余談だが、試作品のORB製バランスケーブルはMMCXタイプとはいえ、SRH-1840との接続を事前に確認しないぶっつけ本番でのリケーブルであった。が、幸いコネクタ部分が細身だったため、ケーブルにテープを巻き嵌合の緩さを補強した程度で済んだ。バランス接続を検討しているのならば、このようなリスクを犯さず自分の愛機に適合するかどうか入念に確認してほしい。その出音だが、アンバランス接続のときと比較すると「見える世界が変わる」かのよう。ケーブル素材の違いはあるにせよ、音場のワイド感、中高域方向の解像感と伸び、一音一音の輪郭と佇まいにも違いがはっきりと現れる。リファレンス機として聴き慣れたSRH-1840の印象は一変、ひと皮向けたかのような新鮮味を覚えた。特筆すべきは「アクティブ・コントロール・グランド(ACG)駆動」だ。一般的なBTL駆動でも充分バランス接続のメリットを感じられるが、ACG駆動に切り替えると出音は明らかに精緻さを高め、ホーンセクションの艶もウッドベースの弦のたわみもリアルさを増す。BTL駆動と比較した再生クオリティ面でのメリットは明らかで、バッテリー消費量にも変化がほぼない。特段デメリットも見当たらないことから、バランスケーブルに交換したあとはACG駆動固定でもよさそう、というのが率直な感想だ。DSD 11.2MHz再生を試すべく、OTGケーブル経由でポータブルアンプ OPPO「HA-2」への出力も行った。注意点は特にないが、HA-2の場合DSD 11.2MHz再生はダイレクト転送時のみ(DoP非対応)となるため、事前に設定を確認しておきたい。なお、HA-2は4極バランス分離出力に対応するが、3.5mmの4極ステレオミニ端子を備えるケーブルが必要であり、今回は考慮しない。このDSD 11.2MHz再生は、DP-X1とXDP-100Rに共通するアドバンテージだ。もちろん、DSD 11.2MHz再生に対応するUSB DACを用意すればの話だが、両機ともにDSDネイティブ再生を堪能できる。値ごろ感のあるXDP-100Rでもまったく差異がないこともポイントだ。USB DACへの出力となるため、携帯性や機動性は一気に低下してしまうが、ポータブルオーディオとしての愉悦は深みを増すはずだ。最後に、DP-X1とXDP-100Rどちらを選ぶべきかだが、結局のところ「バランス接続を目指すかどうか」という話に集約される。直接のヘッドホン出力はPCM変換となるが、DP-X1のバランス接続、特にACG駆動はこのクラスのDAPとして明確な個性となる。その音も分離感といい解像感といい魅力的、というより明らかにステージが変わる。バランス接続を重視するならDP-X1で決まりだ。だが、DSD再生にこだわるのなら話は変わる。DP-X1とXDP-100Rとも一種のトランスポートとして動作させることになるため、最終的な出音は(DSDネイティブ再生に対応した)USB DAC次第となるからだ。アンバランス接続のヘッドホンで楽しもうという場合も、良好なS/Nとソリッドな音の傾向はXDP-100Rでも大きく変わらないため、そのコストパフォーマンスが際立つことになる。こちらも選択肢としてかなり魅力的だ。年の瀬に大いに迷っていただきたい。
2015年12月25日JVCケンウッドは12月22日、ハイビジョンメモリムービー「Everio R(エブリオ R)」シリーズの新製品として、防塵防水仕様の「GZ-RX600」と「GZ-R400」を発表した。発売は2016年1月下旬。いずれも価格はオープンで、推定市場価格(税別)はGZ-RX600が75,000円前後、GZ-R400が65,000円前後だ。GZ-RX600とGZ-R400は、IPX6/IPX8相当の防水性能、IP5X相当の防塵性能、1.5mまでの耐衝撃性能、-10℃までの耐低温性能を持つデジタルビデオカメラ。Everio Rシリーズはアウトドアやスポーツシーンに特化したモデルで、「R」は「Resistant(耐)」「Robust(強健な)」「Reliable(頼りになる)」の頭文字に由来する。連続撮影約5時間を実現するバッテリーを内蔵するほか、モバイルバッテリーからの充電にも対応する。液晶モニターを閉じたまま撮影可能で、JVCケンウッドではアクションカメラのような使い方も想定。自分の設定した画角にワンタッチで戻せる「ズームポジションメモリー機能」や、自動で録画・再生を繰り返す「セルフチェック機能」などを備える。GZ-RX600のみ、Wi-Fiに対応。専用アプリ「Everio sync.3」をインストールしたスマートフォンと接続し、遠隔操作が可能だ。GZ-RX600で撮影した動画や静止画をスマートフォンへ転送できる。主な仕様は、撮像素子が総画素数251万画素の1/5.8型裏面照射CMOSセンサー、光学ズームが40倍(ダイナミックズーム併用時:60倍、デジタルズーム併用時:200倍)、レンズはコニカミノルタHDレンズを採用。焦点距離は35mm判換算で動画撮影時が40.5~1,990mm(ダイナミックズームオフ時)、静止画撮影時が40.5~1,620mm(アスペクト比16:9時)、49.5~1,981mm(アスペクト比4:3時)に相当。F値がF1.8~6.3。動画撮影は1080p/60iに加え、1080p/60pに対応。記録方式は動画がAVCHD(MPEG-4 AVC/H.264)、静止画がJPEG。モニターには23万画素の3型液晶を採用する。GZ-RX600は64GB、GZ-R400は32GBのメモリーを内蔵するほか、記録メディアとしてSD/SDHC/SDXCメモリーカードを使用可能。本体サイズはW60×D127×H59.5mm、重量はGZ-RX600が295g、GZ-R400が290g(いずれもバッテリー含む)。カラーはGZ-RX600がオレンジ、カモフラージュ、ホワイト、ブラウンの4色、GZ-R400がイエロー、カモフラージュ、パールホワイト、ライトブラウンの4色。
2015年12月22日ルネサス エレクトロニクスがサンプル出荷を始めた、第3世代のR-Carシリーズのハイエンド商品「R-Car H3」(図1)は、自動運転を念頭にコグニティブコンピューティングを実現するSoCとしての位置づけを持っている。コグニティブコンピューティングは、将来ドライバーに成り代わりカメラによる自動認識を遅延なく実現するために使う。前方の物体が人かクルマか自転車かという違いを瞬時に判別するだけではなく、クルマだとしても乗用車かトラックか、SUVかなのかも判別する。複数のカメラで撮影した映像をパノラマ風に映し出したり、クラスタや複数のディスプレイに映し出したりすることにも使う。64ビットのARM Cortex-A53/A57コアを採用し、40,000DMIPSという非常にハイエンドなCPUマルチコアを用いるのは、コグニティブコンピューティングだけではなく、車載情報の処理を行い、ドライバーにその結果を的確に通知するためのHMI(Human Machine Interface)処理を行うためでもある。これらのコンピュータ処理を、64ビットのARM v8アーキテクチャ1本で実現できればソフトウェア開発の効率は上がる。さらにこのハイエンドのアーキテクチャをプラットフォームとして用意しておけば、高級車から中/小型の車種と要求仕様に応じて、ハイエンドから下方展開していくことが可能になる(図2)。ミッドレンジ向けのR-Car Mとエントリ向けのR-Car Eというシリーズも計画している。ルネサスはこれまで、特定用途向けのASSPをR-Carシリーズで実現してきた。車車間通信・車路間通信向けの「R-Car W2R」、車載カメラネットワーク向けの「R-Car T2」、周辺監視向け「R-Car V2H」をリリースしてきた。これらは機能を絞り、それぞれ専用のSoCとしてのR-Carシリーズだった。今回のR-Car H3は、コグニティブコンピューティング技術を使い、カメラ情報を処理、外部環境を把握し、ドライバーに代わる運転行動計画も算出する。さらに表示板のインテリジェント化により、いろいろな画面をクルマ情報だけではなく、ミラー情報、死角のなくすためのディスプレイ表示、さらにはHMD(ヘッドマウントディスプレイ)のようなフロントガラスにも映し出し、拡張現実(AR:Augmented Reality)という形で表示するなど、時にはクラウドも連携するインテリジェントなHMIを実現する(図3)。ハイエンドからミッドレンジ、エントリへと展開するためのプラットフォームとなる。もちろん、安全性とセキュリティも欠かせない。安全設計はISO26262に準拠する設計フローで開発できるようにしてASIL-Bに対応している。もちろん、故障した時は安全性を優先するフェイルセーフの考え方を踏襲する。さらにセキュリティに関してはCPUレベルにセキュアな領域(ゾーン)と通常レベルの部屋からなるARM Trust Zone技術を使う。セキュアなゾーンでは、アクセスする場合に認証を要求するオーセンティフィケーション(認証)をかけており、認証を得たものしかアクセスできない。その認証には暗号化手法を使うと見られ、暗号化エンジンも集積している。64ビットのARM v8アーキテクチャでCPUを走らせるだけではなく、リアルタイム処理用CPUコアである32ビットのCortex-R7コアも集積しており、それらを電力効率よく動かすためにbig.LITTLE構成を採っている。GPU回路は2種類、集積し、いろいろな映像を処理するための画像処理を使い分ける(図4)。例えば、ドアミラーやバックミラー、サラウンドビューの画像合成などでは魚眼レンズによる映像が入力されるが、その歪んだ映像をデカルト座標(X-Yの直交座標)に変換して歪を補正する。その後、特徴点を探すが、そのベクトル演算にはルネサス独自のGPUエンジンIMP-X5を使う。ここではパターンマッチングなどの処理を行う。もう1つのGPUはImagination Technologies(IMG)のグラフィックスIPである「PowerVR GX6650」である。これは画像・映像を作成し均一に色を塗る場合のような並列処理に利用する。CPUとIMP-X5で計算した後、ドライバーに表示する場合にはPowerVRを利用して一気にレンダリング処理を行う。加えて、高速コンピューティング処理にはCPUやGPUとメモリとの高速なやり取りが欠かせない。このためメモリバンド幅を広げるため、LP DDR4 SDRAMをメモリコントローラのすぐそばに置くモジュール構成を採った。従来のR-Car H2シリーズと比べ、メモリバンド幅を4倍の最大50GB/sに広げた。メモリそのものは最新のDDR4 SDRAM-3200をサポートしている。実装は、図1に示すようにR-Car H3チップの周りにDRAMを配置するモジュールのSiP構造を採っている。メモリサイズごとにシリーズ化することで、コストや性能のカスタマイズを図ることができる。最も手間のかかる高速動作設計をユーザーが行う必要がない。DDRメモリとSoCとの距離を最短としているため、輻射ノイズを削減し、安定な高速動作を確保する。R-CarシリーズはこれまでのようなASSPアプローチではなく本格的に汎用プラットフォーム的アプローチに代えた。しかもADAS、高精細クラスタ、カメラセンサの多用など安全性を高める機能を搭載することで、ソフトウェアは複雑になる一方だ(図5)。このため、同社はソフト開発や検証などサードパーティのエコシステムを構築してきた。現在173社が参加し、その数は増加し続けているという。さらにパートナーでもある顧客の持つアプリケーション資産を活かすため、AndroidやLinux、リアルタイムOSなどOSもサポートする(図6)。Green Hills SoftwareやQNXなどのRTOSをはじめ、Automotive Linuxもサポートする。さらにこれまでのR-Carシリーズとのソフトウェアの互換性も保っているという。顧客の要求によっては、これらを統合する仮想化技術もサポートするとしている。R-Car H3のソフト開発を迅速に進められるようにハードウェアの評価ボードもすでに製作している。この開発ボードを使ってOSのサポートとミドルウェアの開発などもできるようにエコシステムがある。
2015年12月09日ニコンは11月24日、研究用倒立顕微鏡「ECLIPSE Ts2R(エクリプスTs2R)」を発売すると発表した。ECLIPSE Ts2Rは、研究用倒立顕微鏡シリーズの新しいラインナップとなるもので、位相差観察、微分干渉観察、NAMC観察に加え、がん細胞や受精卵などの厚みのある標本でも自然なコントラストで観察できる「エンボスコントラスト観察」を開発。ガラス容器だけでなくプラスティック容器にも対応している。また、同社の研究用倒立顕微鏡「ECLIPSE Ti」と比較し、筐体の奥行きと高さを約10%小型化。そのほか、本体前面のボタンのみで透過/落射照明の切り替えとオン/オフが可能になるなど、操作性も向上した。位相差観察モデルの「ECLIPSE Ts2R」が113万3200円から、蛍光観察モデルの「ECLIPSE Ts2R-FL」が229万7100円から(いずれも税別)となっている。発売開始は2016年1月を予定。なお同製品は11月26日~27日に東京で開催される日本受精着床学会、12月1日~4日に神戸で開催される日本分子生物学会、12月12日~15日に米国・サンディエゴで開催される米国細胞生物学会「ASCB」に出展される。
2015年11月24日「明治プロビオヨーグルトR-1砂糖0」新発売株式会社明治は、「明治プロビオヨーグルトR-1」ブランドより「明治プロビオヨーグルトR-1砂糖0」を2015年11月10日から全国で発売する。「明治プロビオヨーグルトR-1砂糖0」は、同社の乳酸菌研究の中で選び抜かれたブルガリア菌の、1073R-1乳酸菌を使用している。この乳酸菌がつくりだすEPS(多糖体)は、新しい可能性を秘めた成分である。この度新たに発売するR-1初となる、砂糖不使用の食べるタイプのヨーグルトは、控えめな甘さで後味の良い自然な優しい味を実現した。商品概要・商品名:明治プロビオヨーグルトR-1砂糖0・希望小売価格129円(税別)・内容量:112g・種類別名称:はっ酵乳・成分組成:無脂乳固形分:9.5%、乳脂肪分:1.4%・発売日/発売地区:2015年11月10日/全国(プレスリリースより引用)継続しやすい低脂肪設計1個当たり55kcalで、たんぱく質4.0g、脂質1.6g、糖質10.7g、食物繊維0.8gと、健康や美容に気づかう人、カロリーや脂肪分が気になる人も継続しやすい低脂肪設計となっている。「R-1」カラーである赤色を基調としたパッケージに、機能感をイメージさせる黒色を上部に配色し、「砂糖0ゼロ」といった表記も黒で統一し視認性を高めた。現在ヨーグルト市場を牽引している「明治プロビオヨーグルトR-1」ブランドにて、今後もユーザーの幅広いニーズに応え、新たな商品を発売し、ユーザーの健康な毎日に貢献していく。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社明治プレスリリース
2015年11月07日ソニーは11月6日、4,240万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラ「RX1R II」を国内向けに発表した。型番は「DSC-RX1RM2」。12月中旬の発売を予定している。価格はオープンで、市場想定価格は税別430,000円前後。RX1R IIは同社のCyber-shotシリーズに属する高級コンパクト機。海外向けには10月14日に発表していた新機種だ。2012年発売のRX1、2013年発売のRX1Rと同様に35mmフルサイズのCMOSセンサーを搭載しているが、RX1R IIでは最新の裏面照射型「Exmor R」センサーに進化。有効画素数は先代2機種の2,430万画素に対して、RX1R IIでは4,240万画素と大幅にアップした。AFシステムにはミラーレス一眼「α7R II」と同様の「ファストハイブリッドAF」を採用。399点の像面位相差AFポイントと25点のコントラストAFポイントにより、AFスピードは初代RX1に比べ30%向上している。また、コンティニュアスAFモード「AF-C」を用意しており、AF追従しながら最高5コマの連写を可能としている。世界で初めて、光学式可変ローパスフィルターを搭載したことも大きな特徴だ。カメラの設定でローパスフィルターの効果を、オフ/標準/強の3段階に切り替えられる。また、電子ビューファインダー(EVF)を新搭載。約240万ドットの有機ELパネルを使い、ワンタッチで本体からポップアップする設計となっている。レンズは先代2機種と同じく、35mm単焦点で絞り開放F2の「ZEISS Sonnar T* 35mm F2」。画像処理エンジンには「BIONZ X」を搭載している。感度は標準でISO100~25600、拡張でISO50~102400まで対応するほか、14bitの非圧縮RAW出力を可能としている。背面の液晶モニターは3型・約120万ドットで、WhiteMagicと名付けられたもの。上方向に109度、下方向に41度のチルトを新たに可能とした。通信機能はWi-FiとNFCを備え、PlayMemories Camera Appsも利用できる。動画はフルHD・1920×1080ドット、60p/30p/24p、最高50Mbps・XAVC S形式での撮影をサポートする。本体サイズはW113.3×H65.4×D72.0mm、重量は約507g(バッテリーとメモリーカード含む)。バッテリーパックはNP-BX1で、背面モニター使用時で最大220枚、EVF使用時で最大200枚の撮影が可能だ。
2015年11月06日ウェザーニューズは9月15日、開発していた自社衛星「WNISAT-1R」を報道陣に公開した。50cm角の超小型衛星で、北極海の海氷観測が主な目的。地球温暖化により、北極海航路の利用が活発になると見られており、船舶の安全な運行に役立てる。ロシアの気象衛星との相乗りで、2016年3月~4月、ソユーズロケットにて打ち上げられる予定。衛星開発ベンチャーのアクセルスペースと共同で開発した。両社はすでに初号機である「WNISAT-1」を開発し、2013年11月に打ち上げていたが、搭載機器に不具合が発生したため、海氷観測ができなくなっていた。WNISAT-1Rは、その"リカバリー衛星"という位置づけである。開発費は打ち上げ込みで3億円程度。○北極海航路は欧州への近道WNISAT-1Rの大きさは524×524×507mm、重量は43kg。初号機が27cm角であったのに比べると、一回り以上大きくなった印象だ。メインカメラは4台に増え、サブカメラとして初号機と同型のカメラ2台を側面に搭載。観測データの送信用に、高速なXバンド通信機も備えており、観測衛星としての性能は大きくパワーアップした。メインカメラは4つの観測波長ごとに独立しており、可視光がパンクロ(白黒)、緑、赤の3台で、近赤外が1台。可視光と近赤外を使うのは、反射率の違いから、海氷と雲とを見分けるためだ。画素数は2,048×2,048。地上分解能は、近赤外/赤が400m(撮影幅は800km程度)、緑/パンクロが200m(同400km)となる。ウェザーニューズで衛星プロジェクトを率いてきた山本雅也氏は、「初号機のトラブルを受け、急遽WNISAT-1Rの開発に着手した。海運会社からは『早くして欲しい』という声も聞いている。ロケットの打ち上げが当初予定の2015年末から延びてしまったが、来年の北極海航路のシーズンにギリギリ間に合うタイミングなので、この衛星でリカバリーしていきたい」と意気込みを述べる。これまで、アジアと欧州を結ぶ航路としては、スエズ運河経由と喜望峰経由の2つの航路があったが、近年の地球温暖化により、第三の航路として北極海航路が出現。海氷の面積が縮小する夏限定の航路ではあるが、航海距離を、スエズ運河経由の約2/3、喜望峰経由の約半分と、大幅に短縮することが可能で、海運会社にとっては、燃料費を削減できるというメリットがある。Global Ice Centerの佐川玄輝リーダーによると、従来も海氷予測のために国内外の衛星データを活用してきたが、これにWNISAT-1Rが加わることで、より詳しく海氷の状況が分かるようになるという。また自社で運用する専用衛星ということで、撮影頻度が上がり、タイムラグが短くなる点も大きいそうだ。○緊急時には火山や台風の観測もWNISAT-1Rは通常、北極海の沿岸部を中心に撮影していくが、火山の噴火や台風の発生などの非常時には、臨時でその該当エリアの撮影も行う予定。上空の通過時、複数枚撮影するステレオ撮影で立体構造が分かるので、火山の噴煙高度や、台風の雲頂高度などが推測できるという。この観測データは、火山灰の拡散予測や、飛行機の安全航行などに活用する。メインカメラの地上分解能は近赤外/赤と緑/パンクロで異なっているのだが、理由が気になる人もいるかもしれない。海氷の観測に適しているのは近赤外と赤。海氷を見るには分解能は400mあれば良く、分解能を抑えた分、広い範囲を見ることができる。一方、火山や台風の観測では、撮影範囲はもっと狭くて良いから、分解能を上げたい。それで緑/パンクロの分解能は200mになっているというわけだ。また、こうした光学観測ミッションのほか、WNISAT-1Rでは、今後の衛星での採用が検討されている新規技術の実験を目的とした「GNSS-R」ミッションも用意されている。光学観測には、夜間や曇天時の観測ができないという弱点がある。これを補うため、大型衛星では、電波を出して地上からの反射波を受信するレーダー観測も利用されているが、大電力が必要になるので、超小型衛星では実現は非常に難しい。そこで、自分で電波は出さずに、GNSS衛星(GPSやグロナスなどの測位衛星)が出している電波を利用しようというのがGNSS-Rである。WNISAT-1Rには、GNSS-R受信システムを搭載。地上で反射された電波を受信して解析し、海氷の判別に利用できそうか、実現の可能性を調査する。受信アンテナの横にはサブカメラが設置されており、GNSS-Rの検証用に、電波受信時の海面の様子も撮影しておく。なお、このサブカメラには、メインカメラが使えなくなった時のバックアップとしての役割もある。ところでWNISAT-1Rがこのサイズになったのは、アクセルスペースが開発に関わった超小型衛星「ほどよし1号」の衛星バスがベースになっているからだ。本来は、ここまで大きくする必要は無かったそうだが、衛星バスから新規に開発していては時間がかかる。既存の衛星バスを利用したことで、開発期間の短縮を図った。ほどよし1号は2014年11月に打ち上げられ、現在も順調に運用中。衛星バスが共通のWNISAT-1Rにとって、これは心強いことだと言える。なお、ほどよし1号は高分解能の望遠鏡を搭載したリモートセンシング衛星となっており、撮影された画像の一部はコチラで見ることができる。○前回の不具合への対策は?初号機のプロジェクトには、約2億円の予算が投じられた。しかし、発生した不具合により、わずか数カ月でミッションの遂行が不可能になってしまった。利益を上げることが求められる民間企業としては、中止するという判断も有り得るところだが、山本氏は「1回失敗して止めるくらいなら最初からやっていない」と言い切る。宇宙開発にリスクは付きものだ。打ち上げに失敗することもあるし、国の大型衛星でも故障することがある。電子部品の小型軽量化・高性能化もあり、超小型衛星はようやく実用レベルになりつつあるが、まだ歴史は浅い。今後、さらに知見を積み重ねることで信頼性はより向上するだろうが、今はその途上。山本氏も「初号機も2号機も実験機的な位置付け。うまく行かなかったら再挑戦すればいい」と思っていたという。とは言え、初号機と同じ失敗を繰り返すわけにはいかない。どのような対策が取られたのかは気になるところだ。初号機では、2つの大きな不具合が発生した。1つはスタートラッカが使えなくなったこと。これで高精度な姿勢決定ができなくなり、オプション的な「レーザー照射実験」ミッションが不可能になった。スタートラッカに搭載されていたCCDが放射線によって故障したことが原因と推測されており、その後CCDを変更するという対策がとられた。新型スタートラッカは、ほどよし1号に採用されており、軌道上で動作は実証済みだ。もう1つは、ミッション系ストレージへのデータアクセスができなくなったこと。カメラは正常に動作しているものの、撮影画像をストレージへ保存できないため、観測ミッションが不可能になってしまったのだ。初号機では、地上と通信を行うバス系と、撮影を行うミッション系が、それぞれミッション系ストレージへアクセスできるように、スイッチで切り替えていた。不具合が発生したのは、このストレージかスイッチだと考えられる。こういった構成を採用したのは、初号機は27cm角と小さく、電力リソースの制約が大きかったことが理由。しかし、大型化により余裕ができたほどよし1号/WNISAT-1Rでは、スイッチを排除。バス系とミッション系を高速通信で結び、ミッション系ストレージに不具合が発生したときでも、バス系ストレージに直接、撮影画像を保存できるようにした。さらにバス系ストレージの冗長化も行った。海氷観測について、山本氏は「本格的な運用のためには、あと5機くらい必要になる」と見ており、「WNISAT-1Rがうまくいけば、次も上げていく計画」だという。ウェザーニューズは今後10年で、10機の自社衛星の打ち上げを目指すとしており、WNISAT-1Rに続く衛星にも注目だ。
2015年09月18日シャープは8月20日、液晶テレビ「AQUOS R30シリーズ」を発表した。ラインナップは32型の「LC-32R30」と40型の「LC-40R30」で、発売は9月10日。価格はいずれもオープンで、推定市場価格は、LC-32R30が150,000円前後で、LC-40R30が180,000円前後(いずれも税別)。R30シリーズは、2013年6月にリリースした「DR9シリーズ」の後継モデル。ブルーレイディスクドライブと容量1TBのHDDを内蔵したオールインワンタイプで、内蔵HDDへの番組録画、ブルーレイディスクへの録画、ブルーレイディスクの再生が行える。DR9シリーズで2基備えていた内蔵チューナーは3基に増加し(3波対応)、内蔵HDDへの2番組録画と、デジタル放送の視聴が同時に行えるようになった。また、内蔵HDDの容量も500GBから1TBに増加している。画質面では、スポーツ番組などの動きの速いシーンをくっきりと表現する「倍速液晶技術」と、再生中のシーンに応じてコントラストや色を自動調整する「高画質アクティブコンディショナー」を搭載。バックライトにはLEDを使用している。音響面では、実用最大出力20W(10W×2)の前向きボックススピーカーを備える。ネットワークにも対応しており、インターネット動画サービスなどを提供する「AQUOS City」を利用できる。また、DLNAプレーヤー機能を搭載しており、ホームネットワーク内のレコーダーやテレビなどに保存した動画や音楽、写真を再生する。このほか、番組情報とネット番組を一覧表示する「ビジュアルモーションガイド」を採用しており、見たいコンテンツを直感的な操作で探すことができる。入力端子はHDMI×2、D×1、RCAピンジャック×1。出力端子は光デジタル音声×1、アナログ音声×1。そのほかの接続端子は、HDD接続用のUSBポート×1、LANポート×1だ。本体カラーはブラックとホワイトの2色を用意している。
2015年08月20日玄人志向は18日、AMD Radeon R9/R7 300シリーズを搭載したグラフィックスカード「玄人志向 / STANDARDシリーズ / AMD PCI-Express」の4製品を発表した。出荷は6月中旬~下旬を予定する。Radeon R9/R7 300シリーズはAMDが発表したデスクトップ向け最新GPU。DirectX 12やOpenGL 4.5 Vulkanなどの次世代APIに対応する。○RD-R9-390X-E8GBRadeon R9 390X搭載グラフィックスカード。店頭予想価格は59,980円前後(税別)。冷却に3連ファンを搭載したクーラーを採用する。主な仕様は、GPUがRadeon R9 390X、コアクロックが最大1060MHz、メモリクロックが6000MHz、メモリが512bit接続のGDDR5 8GB、PCとの接続バスインタフェースがPCI Express3.0 x16。映像出力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×2、DisplayPort×1。補助電源コネクタは8ピン×1、6ピン×1。○RD-R9-390-E8GBAMD Radeon R9 390搭載グラフィックスカード。店頭予想価格は45,980円前後(税別)。主な仕様は、GPUがRadeon R9 390、コアクロックが最大1000MHz、メモリクロックが6000MHz、メモリが512bit接続のGDDR5 8GB、PCとの接続バスインタフェースがPCI Express3.0 x16。映像出力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×2、DisplayPort×1。補助電源コネクタは8ピン×1、6ピン×1。冷却は空冷ファン×3。○RD-R9-380-E2GBAMD Radeon R9 380搭載グラフィックスカード。店頭予想価格は28,480円前後(税別)。冷却に2連ファンを搭載したクーラーを採用する。主な仕様は、GPUがAMD Radeon R9 380、コアクロックが最大970MHz、メモリクロックが5500MHz、メモリが256bit接続のGDDR5 2GB、PCとの接続バスインタフェースがPCI Express3.0 x16。映像出力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×1、DVI-I×1、DisplayPort×1。補助電源コネクタは6ピン×2。○RD-R7-370-E2GBAMD Radeon R7 370搭載グラフィックスカード。店頭予想価格は20,980円前後(税別)。冷却に2連ファンを搭載したクーラーを採用する。主な仕様は、GPUがAMD Radeon R9 370、コアクロックが最大985MHz、メモリクロックが5700MHz、メモリが256bit接続のGDDR5 2GB、PCとの接続バスインタフェースがPCI Express3.0 x16。映像出力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×1、DVI-I×1、DisplayPort×1。補助電源コネクタは6ピン×1。○RD-R7-360-E2GBAMD Radeon R7 360搭載グラフィックスカード。店頭予想価格は14,980円前後(税別)。冷却に2連ファンを搭載したクーラーを採用する。主な仕様は、GPUがAMD Radeon R9 360、コアクロックが最大1060MHz、メモリクロックが6600MHz、メモリが128bit接続のGDDR5 2GB、PCとの接続バスインタフェースがPCI Express3.0 x16。映像出力インタフェースはHDMI×1、DVI-I×1、DisplayPort×1。補助電源コネクタは6ピン×1。
2015年06月19日CFD販売は18日、GIGABYTE製グラフィックスカードの新製品として、Radeon R9 390X搭載の「GV-R939XG1 GAMING-8GD」など6モデルを発売した。全モデルで独自の品質基準であるUltra Durable VGAに準拠。また、「GV-R939XG1 GAMING-8GD」「GV-R939G1 GAMING-8GD」「GV-R938G1 GAMING-4GD」「GV-R938WF2OC-2GD」「GV-R737WF2OC-2GD」の5モデルは、冷却システムとして2連ファンを備えた独自クーラー「WINDFORCE 2X」を搭載する。○GV-R939XG1 GAMING-8GD「Radeon R9 390X」搭載モデル。低負荷時にファンの動作を止める自動ファン停止機能を備える。主な仕様は、コアクロックが最大1,060MHz、メモリクロックが6,000MHz、メモリは512bit接続のGDDR5 8GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DL-DVI-D×1、DisplayPort×3。補助電源は8ピン×1と6ピン×1。価格は税別58,310円前後(以下、価格はすべて税別)。○GV-R939G1 GAMING-8GD「Radeon R9 390」搭載モデル。低負荷時にファンの動作を止める自動ファン停止機能を備える。主な仕様は、コアクロックが6,000MHz、メモリは512bit接続のGDDR5 8GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DL-DVI-D×1、DisplayPort×3。補助電源は8ピン×1と6ピン×1。価格は49,100円前後。○GV-R938G1 GAMING-4GD「Radeon R9 380」搭載モデル。主な仕様は、コアクロックが最大990MHz、メモリクロックが5,700MHz、メモリは256bit接続のGDDR5 4GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DL-DVI-D×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。補助電源は8ピン×1。価格は33,750円前後。○GV-R938WF2OC-2GD「Radeon R9 380」搭載モデル。主な仕様は、コアクロックが最大980MHz、メモリクロックが5,500MHz、メモリは256bit接続のGDDR5 2GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DL-DVI-D×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。補助電源は6ピン×1。価格は30,690円前後。○GV-R737WF2OC-2GD「Radeon R7 370」搭載モデル。主な仕様は、コアクロックが最大1,015MHz、メモリクロックが5,600MHz、メモリは256bit接続のGDDR5 2GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DL-DVI-D×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。補助電源は6ピン×1。価格は21,480円前後。○GV-R736OC-2GD「Radeon R7 360」搭載モデル。冷却に90mm LARGE FANを採用する。主な仕様は、コアクロックが最大1,200MHz、メモリクロックが6,000MHz、メモリは512bit接続のGDDR5 2GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DL-DVI-D×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。補助電源は6ピン×1。価格は16,870円前後。
2015年06月19日アスクは18日、AMDの最新GPU「Radeon R9/R7 300シリーズ」を搭載したSapphire Technology製グラフィックスカード8モデルを発表した。いずれの製品も19日の発売を予定する。○R9 390X 8G GDDR5 PCI-E DD/H/3DP TRI-X「Radeon R9 390X」を搭載したハイエンドモデル。直径10mmのヒートパイプとトリプルファンを組み合わせた「Tri-X」クーラーを搭載するほか、GPUの温度が52度以下になった際にファンの回転を徐々に減速、アイドル時にはファンの動作を止め、騒音を抑える「Intelligent Fan Control 2」機能に対応する。主な仕様は、SP数が2,816基、コアクロックが最大1.055MHz、メモリクロックが6,000MHz、メモリは512bit接続のGDDR5 8GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI 1.4a×1、DL-DVI-D×1、DisplayPort×3。補助電源は8ピン×2。本体サイズはW308×D127×H42.5mm。価格は税別6万円台後半。○SAPPHIRE NITRO R9 390 8G GDDR5 PCI-E DD/ H/3DP TRI-X「Radeon R9 390」搭載モデル。直径10mmのヒートパイプと高密度スタックフィンによるヒートシンクと、トリプルファンによる「Tri-Xクーリング」を搭載するほか、「Intelligent Fan Control 2」機能に対応する。また、高効率のブラックダイヤモンド・チョークや、長寿命の固体コンデンサといったコンポーネントを採用する。主な仕様は、SP数が2,560基、コアクロックが最大1.010MHz、メモリクロックが6,000MHz、メモリは512bit接続のGDDR5 8GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI 1.4a×1、DL-DVI-D×1、DisplayPort×3。補助電源は8ピン×2。本体サイズはW308×D127×H42.5mm。価格は税別5万円前後。○SAPPHIRE NITRO R9 380 4G GDDR5 PCI-E DI/DD/H/DP DUAL-X「Radeon R9 380」搭載モデル。2基の100mmファンによる「DUAL-Xクーリング」や銅製ヒートパイプを搭載するほか、「Intelligent Fan Control 2」機能に対応する。主な仕様は、SP数が1,792基、コアクロックが最大985MHz、メモリクロックが5,800MHz、メモリは256bit接続のGDDR5 4GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI 1.4a×1、DL-DVI-D×1、DL-DVI-I×1、DisplayPort×1。補助電源は6ピン×2。本体サイズはW237.5×D126.5×H37mm。価格は税別3万円台前半。○SAPPHIRE NITRO R9 380 4G GDDR5 PCI-E DI/DD/H/DP DUAL-X「Radeon R9 380」搭載モデル。2連ファンを搭載した「DUAL-X」クーラーを採用する。主な仕様は、SP数が1,792基、コアクロックが最大985MHz、メモリクロックが5,600MHz、メモリは256bit接続のGDDR5 2GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI 1.4a×1、DL-DVI-D×1、DL-DVI-I×1、DisplayPort×1。補助電源は6ピン×2。本体サイズはW263×D113.5×H35.5mm。価格は税別3万円前後。○R9 380 2G GDDR5 PCI-E H/D/2MDP ITX COMPACT「Radeon R9 380」搭載モデル。全長約170mmのコンパクトサイズで小型PCへの搭載に適しているという。主な仕様は、SP数が1,792基、コアクロックが最大980MHz、メモリクロックが5,600MHz、メモリは256bit接続のGDDR5 2GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI 1.4a×1、DL-DVI-I×1、DisplayPort×2。補助電源は8ピン×1。本体サイズはW170×D116.5×H37mm。価格は税別3万円台前半。○SAPPHIRE NITRO R7 370 4G GDDR5 PCI-E DI/DD/H/DP DUAL-X「Radeon R7 370」搭載モデル。デュアルファン仕様の「DUAL-Xクーリング」を搭載するほか、「Intelligent Fan Control 2」機能に対応する。また、高効率のブラックダイヤモンド・チョークや、長寿命の固体コンデンサといったコンポーネントを採用する。主な仕様は、SP数が1,024基、コアクロックが最大985MHz、メモリクロックが5,600MHz、メモリは256bit接続のGDDR5 4GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI 1.4a×1、DL-DVI-D×1、DL-DVI-I×1、DisplayPort×1。補助電源は6ピン×1。本体サイズはW211.5×D111.5×H36mm。価格は税別2万円台後半。○R7 370 2G GDDR5 PCI-E DI/DD/H/DP DUAL-X「Radeon R7 370」搭載モデル。2連ファンを搭載した「DUAL-X」クーラーを採用する。主な仕様は、SP数が1,024基、コアクロックが最大985MHz、メモリクロックが5,600MHz、メモリは256bit接続のGDDR5 2GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI 1.4a×1、DL-DVI-D×1、DL-DVI-I×1、DisplayPort×1。補助電源は6ピン×1。本体サイズはW228×D109×H35mm。価格は税別2万円台前半。○R7 360 2G GDDR5 PCI-E H/DI/DP「Radeon R7 360」搭載モデル。冷却に2ボールベアリングファンを搭載する。主な仕様は、SP数が768基、コアクロックが最大1,060MHz、メモリクロックが6,500MHz、メモリは128bit接続のGDDR5 2GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI 1.4a×1、DL-DVI-I×1、DisplayPort×1。補助電源は6ピン×1。本体サイズはW215×D111.5×H36mm。価格は税別1万円台後半。
2015年06月19日太陽誘電は6月11日、CD-RやDVD-Rといった光記録メディア製品事業から撤退することを決定したと発表した。同社は1988年のCD-R開発、翌1989年の販売開始降、DVD-R、BD-Rといったさまざまな光記録メディアを事業として展開してきたが、近年のHDDの大容量化、クラウドコンピューティングの普及などによる市場の縮小の影響から今回の決定に至ったという。なお、今後のスケジュールとしては2015年12月末をもって記録製品の販売を終了する予定としており、以降は電子部品、特に同社が成長戦略の要としているスーパーハイエンド商品に経営資源を集中していくとしている。
2015年06月11日アスクは14日、ZALMAN製PCケース「ZM-R1」の取り扱い開始を発表した。5月下旬の発売を予定し、店頭予想価格は税別7,980円前後。吸排気を最適化したケース設計とフレーム構造を採用する。前面と背面、上面に120mmファンを標準搭載し、オプションとして前面と上面にさらに120mmファンを1基ずつ増設できる。2チャンネルのファンコントローラを備え、ファンの動作を制御することができる。また、ほこりが侵入しやすい電源下部と前面の吸気部分には取り外し可能なフィルタを搭載する。上面のパネルは着脱が可能で大型ラジエータの取り付けに対応する。このほか、メタリック調の質感を持った前面パネルの裏側には防音パッドを装着し、静音性を高めている。搭載ベイは、5.25インチベイ×2、3.5インチベイ×2、3.5インチシャドウベイ×4、2.5インチシャドウベイ×1。このうち5.25インチドライブと3.5インチドライブのドライブベイはツールフリー設計で、ドライバーを使わずに取り付けできる。そのほか主な仕様は、拡張スロット数が7基、拡張カードスペースが最大360mmまで、外部インタフェース類はUSB 3.0×1基、USB 2.0×2基、オーディオポート。本体サイズはW192×D450×H465mm。対応フォームファクタはATX / マイクロATX / Mini-ITX。
2015年05月14日「東京ディズニーランド(R)」や「東京ディズニーシー(R)」は、何度足を運んでも楽しめる夢の世界です。園内にはたくさんのアトラクションがありますが、企業がスポンサーとしてついているものがあるというのをご存じでしょうか。今年7月1日から花王株式会社が、東京ディズニーランド(R)の「スプラッシュ・マウンテン」と、東京ディズニーシー(R)の「トイ・ストーリー・マニア!」のスポンサーになることが決定! 先日、調印式が行われました。花王が参加したことによって参加企業は、東京ディズニーランド(R)が27社、東京ディズニーシー(R)が24社となったそうです。東京ディズニーリゾート(R)は、ディズニー・テーマパークの基本理念に基づき、安全・安心で子どもの笑顔があふれるテーマパーク運営をめざしています。今回のスポンサーシップが成立した背景には、その東京ディズニーリゾート(R)の思いと、未来の担い手である子どもが笑顔で健やかに成長することを、清潔習慣をはぐくむことによって応援したいと願っている花王の思いが一致したことがあったそうです。花王がスポンサーについたことで、アトラクションにも何か新しい変化があるかもしれません。「スプラッシュ・マウンテン」といえば、ディズニー映画『南部の唄』の世界を丸太ボートでめぐるスリル満点のアトラクション。1992年、クリッターカントリーと同時にオープンし、東京ディズニーランド(R)の定番として長く人気を保っています。「トイ・ストーリー・マニア!」は、2012年に東京ディズニーシー(R)のアメリカンウォーターフロントに登場。「トラム」と呼ばれるライドに乗って進みながら、おもちゃの世界のシューティングゲームを楽しむことができます。平日でも2~3時間待ちが当然というほどの大人気アトラクションです。これらのアトラクション以外にも、子どもの成長を応援する、花王らしいさまざまな取り組みが検討されているそうです。どんな変化があるのか、これからますます行くのが楽しみになりそうですね! ・花王株式会社 公式サイト
2015年04月02日無理のないダイエットのために株式会社東洋新薬は『ポテイン(R)』に含まれる満腹成分(タンパク質)のアミノ酸配列を解明したことを発表した。『ポテイン(R)』は、北海道産のジャガイモ由来のダイエット素材。東洋新薬の独自素材で、脳に満腹感を伝える満腹ホルモンが分泌される時、満腹ホルモンの分泌を促進する作用がある。そのため従来のダイエットでストレスとなっていた空腹を感じにくくさせることができ、食べ過ぎを防ぎ無理のないダイエットが期待できるという。試験内容腹持ちのよい食材として古くから食されてきたジャガイモ。東洋新薬ではこのジャガイモの満腹感に着目し、ジャガイモの成分をタンパク質、糖質、食物繊維、その他(脂質など)の4つに分け、満腹感に及ぼす影響について研究を進め、その結果、タンパク質が満腹感に関与していることり確認した。ジャガイモ抽出物である『ポテイン(R)』のタンパク質を精製し、そのアミノ酸配列を化学的手法で解析。その結果、6種類のタンパク質が確認され、これらは、従来から知られているタンパク質の部分構造であり、今までに知られているタンパク質よりアミノ酸配列が短いという特徴を有していたという。そのため特異な活性を有している可能性が考えられ、今後の研究が期待される。【参考】・株式会社東洋新薬・株式会社東洋新薬ニュースリリース
2015年03月21日冷蔵庫や冷凍庫での保存に活躍する「ジップロック(R)」から、「ジップロック(R) ディズニーキャラクターシリーズ」が限定発売になります。■ジップロック(R) スクリューロック(R)容器の側面に「ミッキーマウス」と「ミニーマウス」がカラフルなアイコン風になったデザインがプリントされており、キッチンが楽しくなるデザインです。フタを回転させて開けるため、汁ものや粉ものでも安心して保存可能。冷蔵・冷凍保存から電子レンジ加熱もできるので、調理にも役立ちます。300ml2個入り400円(税抜)と730ml1個入り400円(税抜)の2つのサイズがあり、300mlの容器は青フタと黄フタでデザインが異なります。お弁当箱として職場にも持参できそうなかわいらしさです。■ジップロック(R) フリーザーバッグ袋の片面に、顔をのぞかせた「ミニーマウス」とハート柄がプリントされています。密封性と使いやすさにこだわったダブルジッパーを採用。縦196×横177(mm)、18枚入り300円(税抜)。■ジップロック(R) イージージッパー(R)袋の片面に、「ミッキーマウス」がプリントされています。スライド式ジッパーを採用し、簡単で確実にスムーズな開閉が可能。縦177×横203(mm)、10枚入り300円(税抜)。このかわいらしさを目にすると、あまり料理に興味がない人でも思わずキッチンに置いておきたくなりますね。そこで、朝食にぴったりな、「スクリューロック(R)」を活用ししたレシピをご紹介。■朝食にぴったり! ミューズリー 調理時間10分!材料(1人分)「ジップロック(R) スクリューロック(R)(300ml)」オートミール:1/2カップ、牛乳(またはヨーグルト):1/2カップ、ドライフルーツ(2~3種):30g、ナッツ(2~3種):20g、好みのフルーツ:適量、はちみつ:適宜 ※1カップは200mlを基準としています。<作り方>1.「ジップロック(R) スクリューロック(R)(300ml)」にオートミール、牛乳、ドライフルーツ(大きいものはあらく刻む)を入れて混ぜ、フタをして冷蔵室で一晩ふやかす。2.(1)にあらく刻んだナッツを加え混ぜ、器に盛りつける。食べやすく切ったフルーツを飾り、お好みではちみつをかけていただく。ミッキーとミニーがかわいい「ジップロック(R) ディズニーキャラクターシリーズ」を使えば、朝食も、遅く帰宅したときの夕食も、自炊してカラダにいいものが食べられそうです。かわいいアイテムを使えば、気分もアガりますね。この春から自炊を始めようと思っている人は、こんなかわいいキッチンアイテムを揃えることからスタートするのもいいかもしれません。・旭化成ホームプロダクツ 公式サイト
2015年02月27日ヤマハ発動機は23日、ABS(アンチロックブレーキシステム)を標準装備した「YZF-R25 ABS」を4月20日に発売すると発表した。YZF-R25 ABSは、「毎日乗れるスーパーバイク」を具現化して2014年12月に発売した「YZF-R25」に、車輪に付けられたセンサーがスリップを感知すると、ブレーキを制御して車輪のロックを抑制するシステム「ABS」を標準装備したモデル。ベースとなったYZF-R25は、水冷4ストローク直列2気筒FI・DOHC直押し式4バルブの250ccエンジンを搭載し、クラス最高レベルというエンジン出力と、Rシリーズを継承する軽量な車体とデザインによって、高次元な走行性能とスタイルを具現化している。YZF-R25 ABSのカラーリングは、「ディープパープリッシュブルーメタリックC」「ブラックメタリックX」「ビビッドレッドカクテル1」の3色を展開し、価格は59万9,400円(税込)。
2015年02月23日デザイナー哀の劇場Rをご覧の皆様こんにちは。まずりんです。「デザイナー哀の劇場R」、とうとう最終回です!「デザイナー哀の劇場」は、デザイナー経験者としてデザイナーの卵さんたちに伝えたいことをマンガにしてきたのですが、現役デザイナーさんや他の業種の方からも大きな反響をいただきました。そんな声に呼び戻される形で、無印時代が終了した後、この続編「R(リターンズ)」の連載が始まったのでした。そして、それもようやく終わりを迎えます。しみじみ…。さて、最終回は「比較案として出したものが通ってしまった」というシチュエーションです。クライアントにデザインを提案する際、2種類のデザイン案を提案する時は、方向性が違う本命の案をひとつずつ出すことが多いんですが、3つ以上の提案となると、ふたつは本命で、残るひとつは冒険したものor本命を通すための比較用として出したりします。で、不思議な事に、長い時間をかけこだわりにこだわりを尽くして作った本命案より、急いで作ったやっつけの案や、マンガに登場した新人くんの案のような比較用に作ったものが通ることも多々あります。私も以前、まる1日かけて作った本命案を差し置いて、3分で作ったやっつけの案が通ったことがあり、それは今現在も商品のパッケージとして流通しています。とはいえ、クライアントにとっては目の前にあるデザイン案がすべてで、それがどれだけの時間をかけて作られているとか関係ないですからね。でも、ここで言ってる「やっつけ」案とは、けして「低レベル」な案という意味ではありません!手抜きのデザインを出して、それが通ってしまった時の「どうしよう…」感はすごいですからね。自分に恥じないようなクオリティのデザインを出すようにしていきましょう。さてさて、ほぼ1年かけてやって来た「デザイナー哀の劇場」、いかがでしたでしょうか?「哀の劇場」というだけあって、哀しいお話をたくさん描いてきました。デザイナーというのは、おそらくかなり厳しい部類に入る職業だと思いますが、決して哀しいことばかりではありません。いいデザインができた時の「よっしゃ!」感とか最高ですからね。これからもデザイナーの皆さんには、素敵なデザインを作り続けていただきたいと思います。それでは最後に一言…。「デザインは1日にしてならず」。デザインは筋力トレーニングと一緒で、少しサボるとあっという間に力が落ちていきます。アデ子さんのように日頃から精進して、どんどんいいデザインを生み出していきましょう~!まずりんデザイナー/マンガ家/イラストレーター。モーニング・アフタヌーン・イブニング合同Webコミックサイト「モアイ」(講談社)で「独身OLのすべて」を隔週連載中。「オモコロ」でも不定期でマンガを寄稿している。「独身OLのすべて」は単行本化されており、書籍/Kindle版が発売中。※この漫画はフィクションです。実在の人物、団体、事件などには一切関係ありません。
2015年02月02日ルネサス エレクトロニクスは1月27日、「R-INコンソーシアム」の設立に向けて、2月17日より、コンソーシアムメンバーの募集を開始すると発表した。R-IN(Renesas’s Platform for Industry)とは、産業分野に向けて同社が提供するプラットフォームである。まずは、産業用Ethernetをサポートした「R-IN32M3」シリーズ、R-INエンジンを搭載したネットワーク処理とリアルタイムを追求したモータ制御を融合させた「RZ/T1」グループによるプラットフォームを整備するという。新コンソーシアムでは、産業分野を中心に、世界中のユーザーに対して、同プラットフォームなど競争力のあるソリューションを提案・提供する機会をコンソーシアムメンバーに提供する。また、メンバー間の自律的な協業によって創生される幅広いソリューションラインナップにより、産業オートメーション市場を牽引し、ユーザーおよびコンソーシアムメンバーのグローバルなビジネス拡大に貢献することを目指し、4月より活動を開始する計画としている。そして、これに先立ち、同コンソーシアムメンバーとして、ルネサスの製品を使用した産業分野向けのソリューションを提供してもらうとともに、他のメンバーと協業することにより、コンソーシアムから発信されるソリューションの拡大に貢献できるメンバーを募集している。なお、入会金および年会費は無料。会員の地位は、退会や除名、解散などによりメンバーがその地位を喪失しない限り、入会日より1年ごとの自動延長となる。入会方法、規約などの詳細は、2月17日に開設予定の専用Webサイトにて発表される。
2015年01月28日ピン芸人たちが“ひとり芸日本一”を決める「R-1ぐらんぷり」が今年も開催。このほど今年も司会を務め、「R-1」の真剣勝負をいつも間近で見守ってきたお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之、蛍原徹の2人からコメントが到着した。「R-1ぐらんぷり」の「R」は、“落語(RAKUGO)”の頭文字。落語フィールド活性化のため「新型落語宣言」と称して2002年にスタート。そのため第1回大会は出場者全員が座布団の上で漫談を披露するというルールで行われたが、第2回以降はその規制がなくなり、1人で行う芸なら「何でもアリ」となり、効果音なども使えるようになった。また、出場者の芸歴は一切不問のため、アマチュアがベテラン芸人と同じ土俵で勝負するという、極めて稀な光景も見ることができる。第1回大会は当時ほとんど無名で、どこの事務所にも所属していなかった「だいたひかる」が、数々の人気芸人たちを押さえて優勝し、一躍その名を全国に知らしめ、最近の大会を見てみても「AMEMIYA」や「スギちゃん」といった新たなスターが誕生する場となっている。13回目を迎える今年の予選には3,751人と過去最多のエントリーがあり、1月22日(木)には3回戦が行われ、ひとり芸へのプライドを懸けた熱戦が繰り広げられている。ひとり芸ーーつまり壇上には“己のみ”という孤独な戦いとなるが、これにはコンビとして活躍する宮迫さんは「コンビでの大会も、もちろん緊張感はすごいですけど、横にもう一人いてるっていう安心感もあると思うんです。『R-1』は、全部が自分一人の責任なので、緊張感たるや半端じゃないんですよね」と語る。そんな孤高の戦いを繰り広げる芸人たちには、宮迫さんと蛍原さんからエールも。「本番のときに一番力を発揮できる人もいれば、全部を出し切れない人もいる。生放送での戦いなので、生で本番が見られるっていうのが、すごく魅力的な大会だと思います。優勝して、優勝賞金だけでなく、これを機にブレイクして売れて頂きたいので、ぜひ皆さん、死にもの狂いで頑張ってください!!」(宮迫さん)「僕たち、毎年楽しみに見させて頂いているんで、今年も楽しみです。本当に独特の空気感を持った人が、いつも決勝の舞台にはたくさんいてはるなと思います。ひとり芸ということで、特に当日の出来具合が色々変わってくるのを間近で僕らが見てるんで、僕ら自身も、毎回、緊張する大会ですね。1年目の新人から20年選手の人まで色々いてると思うんで、『R-1』が、出場者にとって何か世に出るきっかけになれたらうれしいです!!」(蛍原さん)果たして今年はどんな新たなスターが誕生するのか、熱戦に注目だ。「R-1ぐらんぷり2015」決勝戦は2月10日(火)19時~、関西テレビ・フジテレビ系全国ネットで生放送にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年01月24日セガは1月14日、知育エンターテインメントサービス「テレビーナ」が、ルネサス エレクトロニクスの車載情報端末向けSoC「R-Carシリーズ」への搭載が決定したと発表した。「テレビーナ」は、無線LANで接続されたテレビとスマートフォンの2つの機器で対応アプリを動作させて楽しむことができる、知育エンターテインメントサービスである。今回、同サービスに対応するプラットフォームを拡大して車載情報システムに搭載したことにより、自動車での移動中にも車内のセカンドモニタやスマホを使って「テレビーナ」で遊ぶことができるようになるという。今後、「テレビーナ」の対応アプリには、セガがこれまでの知育コンテンツやゲーム開発で培った技術やノウハウを投入した、知的好奇心を刺激する作品を取り揃え、さらにラインアップを拡充していく予定。また、「テレビーナ」は、ルネサスの「R-Carシリーズ」への搭載を皮切りに、各種車載向け製品への対応を拡大していく。さらに、家庭用テレビや自動車と、スマホを結びつけた今回の取り組みに加え、多種多様なシーンにおいて新しいエンターテインメントの世界を広げるべく、さまざまな施策を実施していく予定という。
2015年01月15日コトブキヤの展開するフィギュアシリーズ「ARTFX+R2」シリーズより、『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』に登場するドロイド「R2-M5」、「R2-C4」がフィギュア化され、2014年12月19日にコトブキヤ直営店(秋葉原館、日本橋、オンラインショップ)で発売されている。価格は各4,860円(税込)。「ARTFX+R2」は、1/10スケールながら各ディテールやシルエットを忠実に再現しつつも、全高約10.5センチとリーズナブルで集めやすいフィギュアをコンセプトとしたシリーズ。今回は『スター・ウォーズ エピソード 1 ファントム・メナス』の劇中で、ナブー・ロイヤル・スターシップに「R2-D2」と共に搭乗されていたドロイド「R2-M5」と、ナブー王室宇宙船隊に所属、ブラボー6ことギャヴィン・サイキスのドロイド「R2-C4」が立体化された。なお、本商品は2014年7月の海外イベントにて販売された限定品になるという。全高は各約105mmで、それぞれ限定のコレクターズコインが付属する。商品価格は各4,860円(税込)で、「コトブキヤオンラインショップ」でも購入可能。(C)& TM Lucasfilm Ltd.
2014年12月20日先行のホワイトとブラックに加え、『Nike + R.T. Air Force 1』コレクションのファミリーに加わる新色ベージュが2014年10月16日(木)より発売。今回リカルド・ティッシが 『Nike + R.T. Air Force 1』コレクションを制作した意図は、3世代にわたる忠実なファンの多様性を祝福するコレクションで、このトライブの特徴的な個性を表現するということ。ホワイト・コレクションはオリジナルの純粋さをそのまま生かすことで、Air Force 1 の伝統に対するティッシの敬意を表現し、ブラック・コレクションは機械のようなデザインで反動的なストリートカルチャーへの感心を表している。そしてベージュ・コレクションは Air Force 1 への頑なまでの愛情を持つトライブに加わる新しいメンバーへの手ほどき的存在となる。先行の2つのコレクションと同様、ベージュの『 Nike + R.T. Air Force 1』コレクションはプレミアムなレザーを使用した印象的な4つのスタイルから構成。快適さと耐久性を持つしなやかな素材と、タンブル・レザーのスウッシュが好対照を生み出している。同様にシュータンと踵には合皮のスエードを用いる一方、熱圧着で縫い目もないTPUのパネルや、オリジナルとは違うトーボックスの通気孔が強く激しい印象を高めている。新しい軽量ファイロンクッションの薄めのミッドソールが、ティッシらしい派手に連続的なカラーを使ったテキスタイルや素材を重ねたディテール、R.T. と Nike Air のブランディングを一つにまとめ上げている。さらにカップソール構造とノンマーキングラバーのアウトソールを用いてグリップ性や弾力性を高め、機能重視の姿勢を強調。これらの特徴を持つコレクションに含まれるのは、1982年に登場したバスケットボールの世界を変えたシューズに反抗的な表情を持たせた『 Nike + R.T. エアフォース 1 Low』、1990年代のクラシックをリミックスした 『Nike + R.T. エアフォース 1 Mid』、人気のストリートスポーツスタイルをベースに踵の仮面のような意匠とハイカットの高さを誇張させた 『Nike + R.T. エアフォース 1 Hi』、そしてウィメンズ向けにシューズを膝丈に伸ばしたアヴァンギャルドなデザインの『Nike + R.T. エアフォース 1 Boot』。画像左から『Nike + R.T. Air Force 1 Mid』26,000円(税抜)、『Nike + R.T. Air Force 1 Hi』32,000円(税抜)、『Nike + R.T. Air Force 1 Low』 23,000円(税抜)【商品概要】発売日:2014年10月16日(木)*NIKE.COM/NIKELAB のみ発売。10月18日(土)より NIKE LAB DSM GNZ や取扱店舗にて発売。それぞれのシューズは特製の『Nike + R.T. Air Force 1』パッケージに包装される。【問い合わせ先】NIKE カスタマーサービス電話番号:0120-6453-77NIKE.COM/NIKELAB元の記事を読む
2014年10月16日ASUSTeK Computerは10日、AMD Radeon R9 285を搭載するグラフィックスカード「STRIX-R9285-DC2OC-2GD5」を発表した。10月11日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は46,000円前後。AMD Radeon R9 285Xを搭載するグラフィックスカード。GPUの温度が上昇したときにのみファンを動作させる「ゼロノイズファン」機能を搭載。負荷が軽いときはファンを回さず、3Dゲームなどの重い処理はファンを回して冷却と安定性を高める。GPUクーラーには、ヒートパイプをGPUに密着させた「DirectCU II」を搭載する。マザーボード用のデジタル電源回路にも使われている「DIGI+ VRM」電源回路を搭載。構成は8フェーズで、最高15%の効率向上化を図り発熱量を減らしつつ、最大30%の電流ノイズを抑制している。コンデンサやコイルにはASUSがカスタマイズしたオリジナル部品を用いた。リアルタイムハードウェアモニタ&OCツール「GPU Tweak」も付属。Windows上からオーバークロックの設定などが行えるほか、ストリーミング動画配信機能を搭載・ゲーム画面などをリアルタイムで配信できる。主な仕様は、ストリームプロセッサ数が1,792、コアクロックが954MHz、メモリクロックが5,500MHz、メモリが256bit接続のGDDR5 2GB、PCとの接続バスインタフェースがPCI Express 3.0 x16。映像出力インタフェースはHDMI×1、DVI-I×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。補助電源コネクタは6ピン+6ピン。本体サイズは約W269×D140×H41mm。
2014年10月10日パナソニックは9月29日、Technics(テクニクス)ブランドのネットワークオーディオコントロールプレーヤー「SU-R1」を発表した。発売は2015年2月で、希望小売価格は税別838,000円。受注生産方式をとる。同社は9月4日にTechnicsブランドの復活を表明しており、SU-R1はその第一弾となる製品のひとつ。Technicsの音響技術を結集したハイエンドオーディオシステム「リファレンスシステム R1シリーズ」に属するネットワークオーディオコントロールプレーヤーだ。SB-U1は、同時発表のパワーアンプ「SE-R1」と"一対"で開発された製品。SU-R1にはネットワークオーディオプレーヤーとプリアンプ機能を収めてシグナルパスを最短化し、パワーアンプをSE-R1として別きょう体とすることで、ハイレゾ音源の再生に理想的な構成を実現した。SB-U1とSE-R1は新開発のデジタル信号伝送インタフェース「Technics Digital Link」で接続する。Technics Digital Linkは最大384kHz/32bitのLR独立伝送をサポートする。「Digital Noise Isolation Architecture」によって、NASやPC、USBメモリといったデジタル音源を提供する機器からのノイズを徹底的に遮断。ジッター対策も施し、透明度の高いサウンドを提供する。また、電源部には「Separated Analog/Digital Power Supply」と呼ばれる新回路を採用。低ノイズでレギュレーション特性に優れたRコアトランスをアナログ・デジタルそれぞれ専用に搭載する。サイズはW480×D391×H118mm、重量は約17kg。同社はリファレンスシステム R1シリーズに属する製品として、スピーカーシステム「SB-R1」も同時に発表した。
2014年09月29日